JP2022533428A - 核燃料集合体底部ノズル用のデブリ濾過装置及びそれを含む底部ノズル - Google Patents

核燃料集合体底部ノズル用のデブリ濾過装置及びそれを含む底部ノズル Download PDF

Info

Publication number
JP2022533428A
JP2022533428A JP2021569228A JP2021569228A JP2022533428A JP 2022533428 A JP2022533428 A JP 2022533428A JP 2021569228 A JP2021569228 A JP 2021569228A JP 2021569228 A JP2021569228 A JP 2021569228A JP 2022533428 A JP2022533428 A JP 2022533428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
debris
filtering device
debris filter
bottom nozzle
lattice structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021569228A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020237074A5 (ja
Inventor
アレシン アルテミ
アレシン ユリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Westinghouse Electric Co LLC
Original Assignee
Westinghouse Electric Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Co LLC filed Critical Westinghouse Electric Co LLC
Publication of JP2022533428A publication Critical patent/JP2022533428A/ja
Publication of JPWO2020237074A5 publication Critical patent/JPWO2020237074A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/33Supporting or hanging of elements in the bundle; Means forming part of the bundle for inserting it into, or removing it from, the core; Means for coupling adjacent bundles
    • G21C3/3305Lower nozzle
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C1/00Reactor types
    • G21C1/04Thermal reactors ; Epithermal reactors
    • G21C1/06Heterogeneous reactors, i.e. in which fuel and moderator are separated
    • G21C1/08Heterogeneous reactors, i.e. in which fuel and moderator are separated moderator being highly pressurised, e.g. boiling water reactor, integral super-heat reactor, pressurised water reactor
    • G21C1/086Pressurised water reactors
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/3206Means associated with the fuel bundle for filtering the coolant, e.g. nozzles, grids
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/322Means to influence the coolant flow through or around the bundles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

原子炉内の燃料集合体の底部ノズルにおいて使用するための濾過装置は、頂面と、底面と、概して正方形のグリッド状パターンで配置されており、底面と頂面との間に延在しており、且つ、底面と頂面との間にこの装置を経由して延在する複数の非円形通路を画定している、複数の垂直壁部分と、複数の第1のデブリフィルタであって、各デブリフィルタが、複数の通路のそれぞれ1つに概して架け渡されるように頂面と底面との間に位置決めされている、複数の第1のデブリフィルタと、を備える。

Description

関連出願の相互参照
この出願は、その内容の全てがあらゆる目的のために引用により本明細書に組み込まれる、2019年5月22日に出願され、核燃料集合体底部ノズル用のデブリ濾過装置及びそれを含む底部ノズル(DEBRIS FILTERING ARRANGEMENT FOR NUCLEAR FUEL ASSEMBLY BOTTOM NOZZLE AND BOTTOM NOZZLE INCLUDING SAME)と題された米国特許出願第16/419,620号の優先権を主張する。
本発明は、概して原子炉に関し、より詳細には、加圧水炉(pressurized water reactor:PWR)において用いられるような核燃料集合体で使用するための底部ノズル用のデブリ濾過装置に関する。
原子炉冷却材循環系を構成する構成要素の製造、並びに、その後の設置及び補修の間にわたり、様々な運転条件下で当該循環系を経由して冷却材を循環させる、炉容器及びそれに纏わる系から、全てのデブリの除去を確実に行うように鋭意努力がなされている。確実なデブリ除去を促すために入念な手続きを行っても、このような除去を行うために使用される安全措置にもかかわらず、金属片及び金属粒子といった何らかの少量のデブリがなお、系内に潜んだままであることが、経験上示されている。デブリのほとんどは、燃料取り替え過程中における、蒸気発生器の補修若しくは交換後に、又は同様のタイプのプラント改修後に、おそらくは一次系に残っていた金属ワイヤ、金属片、及び金属切削屑から成る。このタイプのデブリがプラント運転中に燃料領域内に入り込まないよう保証することが望ましい。
特に、最下部グリッドにおいて捕集されるデブリによる燃料集合体の損傷が、これまでにいくつかの炉において指摘されている。デブリは、プラントの起動時に、下部炉心支持プレートの冷却材流通開口部から、燃料集合体底部ノズル流通孔を経由して進入する。デブリは、燃料集合体の最下部支持グリッドにおいて、このグリッドの「エッグクレート」形状のセル壁と燃料棒管の下端部分との間の空間内に滞留する傾向にある。損傷は、燃料管の外部に接触したデブリの擦過により生じる、燃料棒管の穿孔から成る。デブリは、ノズルプレート孔内で絡み合う恐れもあり、冷却材が流れることによってデブリを旋転させ、このデブリが燃料棒のクラッディングを突き通す傾向にある。
原子炉からデブリの除去を行うための、いくつかの異なるアプローチが提案され試行されてきた。これらのアプローチの多くは、Mayersらによる米国特許第4,096,032号において論じられている。Shallenbergerらによる米国特許第4,900,507号は、別のアプローチを例示している。さらに他のアプローチは、ノズルの本体から突出した尖塔形メッシュ(mesh spire)を使用している。しかしながら、このような設計は、燃料棒に干渉するリスクを冒しており、搬送及び組み付け中に潜在的に損傷し得るデブリ捕捉特徴を有している。
上述のアプローチのうちのいくつかは、合理的に良好に働き、それらが設計された運転条件の範囲下で、その目的を概して達成するが、原子炉内のデブリ濾過の問題に対しては、改良された解決策がなお必要とされる。新たなアプローチは、炉の構成要素の既存の構造及び動作と両立可能であること、炉の運転サイクルの全体にわたって効果的であること、並びに、いかなる追加コストにも勝る総合的利益を少なくとももたらすこと、が必須である。
本明細書に記載されるような概念の実施形態は、加圧水炉(PWR)において使用されるような、燃料集合体のための改良されたデブリ捕捉特徴であって、同時に、既存の底部ノズル設計と比較すると圧力降下を最小化する、デブリ捕捉特徴を提供する。この発明の実施形態は、流路を層流化(streamline)して、それによって圧力損失係数の減少を結果的に生じるようにも設計された、特有のデブリ捕捉特徴を利用している。この設計は、標準的な商業用PWR原子炉が通常運転条件中に経験する条件に纏わる、より高い流量に際して、特に効果的である。
1つの態様として、原子炉内の燃料集合体の底部ノズルにおいて使用するための濾過装置が提供される。濾過装置は、頂面と、底面と、概して正方形のグリッド状パターンで配置されており、底面と頂面との間に延在しており、且つ、底面と頂面との間にこの装置を経由して延在する複数の非円形通路を画定している、複数の垂直壁部分と、複数の第1のデブリフィルであって、各デブリフィルタが、複数の通路のそれぞれ1つに概して架け渡されるように頂面と底面との間に位置決めされている、複数の第1のデブリフィルタと、を備える。
複数の第1のデブリフィルタのそれぞれは、格子構造で形成される中空の角錐状又は中空の円錐状の構造を備えていてもよく、格子構造は、格子構造を通過する冷却材流に関して抵抗を最小化するようにサイズ決定され且つ構成されていてもよい。
濾過装置の真上から又は濾過装置の真下から見たときに、複数の第1のデブリフィルタのそれぞれの格子構造は、第1の正方形のグリッド状パターンを形成するように配置されていてもよい。
少なくとも1つの第1のデブリフィルタは、底部から頂部にかけて狭くなっていてもよい。
少なくとも1つの第1のデブリフィルタは、頂部から底部にかけて狭くなっていてもよい。
濾過装置は、各々が、複数の通路のそれぞれ1つに概して架け渡されるように頂面と第1のデブリフィルタとの間に位置決めされている複数の第2のデブリフィルタをさらに備えていてもよい。
複数の第1のデブリフィルタのそれぞれは、格子構造で形成された中空の角錐状又は中空の円錐状の構造を備えていてもよく、その格子構造は、格子構造を通過する冷却材流に関して抵抗を最小化するようにサイズ決定され且つ構成されていてもよく、また、複数の第2のデブリフィルタのそれぞれは、格子構造で形成された中空の角錐状又は中空の円錐状の構造を備えていてもよく、その格子構造は、格子構造を通過する冷却材流に関して抵抗を最小化するようにサイズ決定され且つ構成されていてもよい。
濾過装置の真上から又は濾過装置の真下から見たときに、福栖の第2のデブリフィルタのそれぞれの格子構造は、第2の正方形のグリッド状パターンを形成するように配置されていてもよい。
上から見たときに、第2の正方形のグリッド状パターンは、第1の正方形のグリッド状パターンから或る距離だけオフセットされていてもよい。
少なくとも1つの第1のデブリフィルタは、底部から頂部にかけて狭くなっていてもよく、また、少なくとも1つの第2のデブリフィルタは、底部から頂部にかけて狭くなっていてもよい。
少なくとも1つの第1のデブリフィルタは、頂部から底部にかけて狭くなっていてもよく、また、少なくとも1つの第2のデブリフィルタは、頂部から底部にかけて狭くなっていてもよい。
別の態様として、原子炉内の燃料集合体において使用するための底部ノズルアセンブリが提供される。底部ノズルアセンブリは、概して矩形のスカート部と、概して矩形の基部に結合される、以前に記載された濾過装置と、を備える。
本発明のこれらの及び他の目的、特徴、及び特性に加え、構造の関連要素の操作方法及び機能、並びに、部品と製造の経済との組み合わせは、その全てがこの明細書の一部を成す添付の図面を参照して、以下の説明及び添付の特許請求の範囲を考察すると、より明らかになるであろう。これらの図面では、同様の参照番号が、様々な図中の対応する部品を指し示す。しかしながら、図面が例示及び説明のみを目的としており、本発明の限定の定義として意図されていないことをはっきりと理解されるべきである。
本発明は、好ましい実施形態の以下の説明を添付の図面と一緒に読むことにより、さらに理解することができる。
従来のデブリフィルタ底部ノズルを含む従来の燃料集合体の部分断面正面図であり、明瞭にするために当該集合体を部分切り欠きの状態において垂直に短縮した形で例示している。
図1の燃料集合体の従来のデブリフィルタ底部ノズルの等角図である。
図2に示されたようなデブリフィルタ底部ノズルの、概して中央部分の断面図であり、例示的な燃料棒(概略的に断面で示す)が、底部ノズルの流通プレート上に配設されている状態で、これらの燃料棒の周りに配設され且つこの流通プレート上に載置された支持グリッドのストラップと共に示されている。
本発明の例示的な一実施形態に従った濾過装置の斜視図である。
図4の線5-5に沿って切断した状態で示された、図4の濾過装置の別の斜視図である。
図4の濾過装置の上面図である。
図6の線7-7に沿って取った、図4の濾過装置の断面正面図である。
図6の線8-8に沿って取った、図4の濾過装置の別の断面正面図である。
図4の濾過装置の9で示されるような代表的な反復単位の拡大斜視図である。
図9の反復単位の上面図である。
図10の線11-11に沿って取った、図9の反復単位の断面正面図である。
図10の線12-12に沿って取った、図9の反復単位の断面正面図である。
本発明の別の例示的な実施形態に従った、別の濾過装置の斜視図である。
図13の線14-14に沿って切断した状態で示された、図13の濾過装置の別の斜視図である。
図13の濾過装置の上面図である。
図15の線16-16に沿って取った、図13の濾過装置の断面正面図である。
図13の濾過装置の17で示されるような代表的な反復単位の拡大斜視図である。
図17の反復単位の上面図である。
図18の線19-19に沿って取った、図17の反復単位の断面正面図である。
以下の説明において、同様の参照文字は、図面のいくつかの図にわたって同様の部品又は対応する部品を指し示す。また、以下の説明では、「前方」、「後方」、「左」、「右」、「上方に」、「下方に」等といった用語が便宜上の語であって、限定する用語として解釈されるべきではないことが理解されるべきである。
次に図面を参照すると、図1は、垂直に短縮した形で表されるとともに数字10により包括的に指し示され、本発明の実施形態が用いられ得る、先行技術の燃料集合体の正面図を示す。燃料集合体10は、加圧水炉内で使用されるタイプのものであり、その下端に、米国特許第4,900,507号に記載されたようなデブリフィルタ底部ノズル12を含む構造骨格を有している。底部ノズル12は、炉の炉心領域(図示せず)内の下部炉心支持プレート14上で燃料集合体10を支持している。燃料集合体10の構造骨格は、底部ノズル12に加え、その上端に頂部ノズル16、及び、底部ノズル12と頂部ノズル16との間に長手方向に延在するとともにそれらに両端が取り付けられている複数個の案内管又は案内シンブル18も含む。
燃料集合体10はさらに、案内シンブル18に沿って軸方向に離間されるとともに案内シンブル18に装着される複数の横方向グリッド20と、グリッド20により横方向に離間されるとともに支持される細長い燃料棒22の組織化されたアレイを含む。また、集合体10は、その中心に位置付けられているとともに底部ノズル12と頂部ノズル16との間に延在してそれらに装着される計装管24も有する。部品のこのような配置により、燃料集合体10は、集合体の部品に損傷を与えることなく適宜取り扱われることが可能な一体型ユニットを形成する。
上述のように、集合体10におけるアレイ内の燃料棒22は、燃料集合体の長さに沿って離間されたグリッド20により、互いに離間された関係で保持されている。各燃料棒22は、核燃料ペレット26を含み、その両端において上端栓28及び下端栓30によって閉鎖されている。ペレット26は、上端栓28とペレットスタックの頂部との間に配設されるプレナムスプリング32により、スタック内に維持されている。核分裂性物質で構成される燃料ペレット26は、炉の反応出力の生成を担う。下部炉心プレート14の複数の流通開口部(番号付さず)を経由して上方に、水又はホウ素含有水といった液体減速材/冷却材が燃料集合体に圧出される。燃料集合体10の底部ノズル12は、集合体の燃料棒22に沿って冷却材流を通すが、その目的は、有用な作用を生じるよう、そこで発生した熱を抽出することである。
核分裂過程を制御するために、複数個の制御棒34が、燃料集合体10内の所定の位置に位置付けられる案内シンブル18内において相互に可動である。具体的には、頂部ノズル16の上方に位置決めされる棒クラスタ制御機構36が、制御棒34を支持している。この制御機構は、径方向に延在する複数の爪又はアーム38を有する雌ねじ付き円筒部材37を有する。各アーム38は、制御機構36が案内シンブル18内で制御棒を垂直に動かして、それにより燃料集合体10内の核分裂過程を制御するよう動作可能であるように、制御棒34と相互接続されており、このことは全て、周知の方式で行われる。
上述のように、最下部グリッド20において又は最下部グリッド20の下方で捕集されたデブリによる燃料集合体の損傷が、問題となることが分かっている。したがって、このような損傷の発生を防止するために、このようなデブリが底部ノズル流通孔を通過すること、及び、燃料バンドル領域に到達することを防止することが極めて望ましい。
次に図2を参照すると、従来の底部ノズル12は、概して矩形のスカート部分44から延在する複数の隅脚42の形での支持手段を含む。隅脚42は、下部炉心プレート14上において燃料集合体10を支持する。底部ノズル12はさらに、溶接によるなど、好適にスカート部分44に取り付けられる概して矩形の平面プレート46を含む。図2及び図3に見られるように、従来の底部ノズル12は、離間された複数の流通孔48を有するプレート46を有している。流通孔48は、損傷を与えるサイズのデブリを「濾過して除去する」ようにサイズ決定されている。このような設計は、プレート46及び燃料集合体10を経由する流れ又は圧力降下に対して認め得るほどの影響を及ぼすことなく、このような濾過を実施することが意図されている。
図3のプレート46の部分断面図に示されるように、流通孔48の直径は、最下部支持グリッド20内で典型的に捕えられるサイズのデブリを通過させない。デブリがこれらのプレート流通孔48を通過するほど小さい場合、このデブリはグリッド20も通過する可能性があるが、その理由は、流通孔48の直径が、支持グリッド20のセルを経由する非占有空間の最大断面寸法よりも小さいためである。このような非占有空間は、典型的に、グリッド20を構成する交互配置されたストラップにより形成される隣接した隅角において見受けられる。デブリがグリッド空間を通過するほど小さいことを保証することにより、従来のデブリフィルタ底部ノズル12は、それによって、デブリにより誘発される燃料棒破損の潜在性を有意に減少させる。しかしながら、従来のデブリフィルタ底部ノズル12は、その意図された目的については概して好適であるものの、~0.200インチ以下の最小寸法を有するデブリの通過を許容し、なお改良の余地がある。
本発明の実施形態は概して、図1~図3の従来のデブリフィルタ底部ノズル12のプレート46を、従来のプレート46と比較して結果的に生じる圧力降下がより少ない装置に置き換え、また、濾過能力の改良も行う。加えて、本発明の実施形態は、既存の燃料集合体底部ノズルの圧力降下に合致するために調整され得る濾過装置を提供する。
本発明の実施形態によりさらに改良される従来の装置について、このように説明してきたので、次に、本発明の1つの例示的な実施形態に従った、改良された濾過装置100の例示的な一実施形態について、濾過装置100及びその一部分の様々な代表的な図を示す図4~図12を併用して説明する。
まず、図4~図8を参照すると、本発明の1つの例示的な実施形態に従った、改良された濾過装置100の代表的部分の様々な図が示されている。装置100の全体は、概して平面構造として形成されており、この平面構造は、使用時に、スカート部分44といったスカート部分(図1~図3に関して以前に論じ、図7及び図8に概略的に示す)に、溶接又は他の好適な1つ以上の機構を介して結合されるように構造化されている。装置100は、底面102と、底面102に平行に配設された頂面104と、底面102と頂面104との間に高さh1だけ延在する複数の垂直壁部分106を含む。図6の上面図においておそらく最も良好に示されるように、壁部分106は、底面102と頂面104との間に装置100を経由して延在する複数の非円形通路108を画定する、概して正方形のグリッド状パターンに、概して配置されている。壁部分106が交差しているグリッド状パターンのエリア110は概して、任意の流通孔112(即ち、面取り部を有したベンチュリ孔又は真っ直ぐな孔)(例えば、約0.020インチから約0.200インチの範囲の直径を有するが、これに限定されない)の形成を見込んで僅かに厚くされており、これらの流通孔112は、装置100を経由して垂直に延在するとともに、各々が、その上方に位置決めされた対応する燃料棒の端部の下において中心合わせされるように位置決めされている。本明細書で使用されるような「グリッド状」は、グリッドのパターンと同様の方式で割り付けられた要素の配置を指すために使用するものとする。ベンチュリ流通孔112の各々は、そこを通過する流体の望ましくない乱流及び/又は圧力降下を最小化するために、テーパされた入口及び出口を含み得る。認識されるべきこととして、これまでに記載してきた濾過装置100の一般的な構造は、剛性構造を提供しているが、この剛性構造によって潜在的に妨げられる冷却材流の面積を概して最小化している。
引き続き図4~図8を参照すると、濾過装置100はさらに、複数のデブリフィルタ120を含み、デブリフィルタ120の各々は、それぞれの通路108内に位置決めされているが、各デブリフィルタ120の位置決めは、各特定の通路108を画定する壁部分106間の各通路108に概して架け渡されるように行われる。各デブリフィルタ120は、格子構造122から形成された中空の角錐状又は中空の円錐状の構造(或いは他の好適な三次元配置)として概して形成されており、格子構造122は、この格子構造122を通過する冷却材流に関して抵抗を最小化するように、よって圧力降下を最小化するように、また、所定のサイズ(例えば、約0.040インチから0.100インチの範囲内だがこれに限定されない)よりも大きなデブリが格子構造122により画定される複数のアパーチャ124を通過することも禁じるように、サイズ決定され且つ構成されている。本概念の例示的な実施形態では、約0.005インチから約0.075インチの範囲の幅(水平方向に測定)と、約0.010インチから0.100インチの範囲の厚さ(垂直方向に測定)を有する格子構造が用いられてきたが、本概念の範囲から逸脱することなく、他の寸法の格子構造が用いられてよい。
各デブリフィルタ120は、概して底面102に一致ししていてもよいし、底面102から上方に位置付けられていてもよいその基部126から、頂面104に又は頂面104よりも下方に配設されていてもよい頂点部分128まで、高さh2だけ上方に延在している。換言すると、各デブリフィルタ120は、表面102及び104のいずれも越えて突出しないように、よって、濾過装置100の高さh1未満又は最大でも高さh1に等しい高さh2を有するように、底面102と頂面104との間に位置決めされている。本明細書の例示的な実施形態が「先端が上向きの(tip up)」配向を有する(即ち、底部から頂部にかけて狭くなっている)ものとして例示されているが、認識されるべきこととして、各デブリフィルタは代替的に、開示された概念の範囲から逸脱することなく、「先端が下向きの(tip down)」配向で配向されて(即ち、頂部から下向きに狭くなって)いてもよい。
本概念の例示的な実施形態では、約0.250インチから約0.600インチの範囲の高さh2を有するデブリフィルタ120が用いられてきたが、本概念の範囲から逸脱することなく、他の高さが用いられてもよい。そのため、図6に示す装置100の上面図において見たときに、各デブリフィルタ120(図6ではそのうちの3つのみを包括的に標識付けしている)は、図の外方に(即ち、取り囲む壁部分106間における紙面から上方に)延在している。図6の上面図から認識できるように、デブリフィルタ120の各々を形成する格子構造122は、装置100を通過する冷却材の一般的な流れに平行な方向において見たときに、正方形のグリッド状パターンを形成するように形成されている。本概念の例示的な実施形態では、約0.250インチ×0.250インチから約1.000インチ×1.000インチの範囲のグリッド寸法が用いられてきたが、本概念の範囲から逸脱することなく、他のサイズが用いられてもよい。認識されるべきこととして、このようなグリッド状パターンは平面ではなく、むしろ、単一面内に配設されないように三次元の方式で「歪ませて」又は「伸張させて」いる。
図9、図10、図11及び図12には、このような例示的な実施形態の紹介を助けるために、その壁部分106を画定する単一の通路108と、デブリフィルタ120の拡大図を示す。
図13~図16に、別の例示的な実施形態に従った濾過装置200の別の例示的な実施形態を示し、図17~図19に、その拡大された反復単位を示す。濾過装置200は、濾過装置100と同様の配置を有しており、よって同様の要素は、以前に論じたものと同じ番号付けを使用して識別しており、よって、濾過装置200についての同様の要素は、再び詳細に説明しない。
単一のデブリフィルタ120を利用した濾過装置100とは対照的に、濾過装置200は、デブリフィルタ120から上方又は下方に位置決めされるとともに、デブリフィルタ120から約0.050インチから約0.250インチの範囲内で(典型的には、入れ子タイプの配置で)概して垂直に離間された、第2のデブリフィルタ220を含んでおり、よって、向上したデブリ濾過をもたらす。図13~図19に例示された例示的な実施形態において、第2のデブリフィルタ220は、デブリフィルタ120と同様の形状及び構造を有しており、よって、同じく、格子構造222から形成された中空の角錐状又は中空の円錐状の構造(或いは他の好適な三次元配置)として概して形成されており、格子構造222は、この格子構造222を通過する冷却材流に関して抵抗を最小化するように、よって圧力降下を最小化するように、また、所定のサイズ(例えば、約0.010インチから0.100インチの範囲内だがこれに限定されない)よりも大きなデブリが格子構造222により画定される複数のアパーチャ224を通過することも禁じるように、サイズ決定され且つ構成されている。本概念の例示的な実施形態では、約0.005インチから約0.075インチの範囲の幅(水平方向に測定)と、約0.010インチから0.100インチの範囲の厚さ(垂直方向に測定)を有する格子構造が用いられてきたが、本概念の範囲から逸脱することなく、他の寸法の格子構造が用いられてもよい。
各第2のデブリフィルタ220は、底面102から上方に離間されたその基部226(図19)から、頂面104に又は頂面104よりも下方に配設されていてもよい頂点部分228まで、高さh3だけ上方に延在している。換言すると、デブリフィルタ120及びデブリフィルタ220の組み合わされた二重層構造は、デブリフィルタ120及びデブリフィルタ220のいずれもが、表面102及び104のいずれも越えて突出しないように、底面102と頂面104との間に位置決めされている。本概念の例示的な実施形態では、約0.125インチから約0.600インチの範囲の高さh3を有する第2のデブリフィルタ220が用いられてきたが、本概念の範囲から逸脱することなく、他の高さが用いられてもよい。図15の上面図及び図18の拡大上面図から認識できるように、第2のデブリフィルタ220の各々を形成する格子構造222は、同じく、装置200を通過する冷却材の一般的な流れに平行な方向において見たときに、正方形のグリッド状パターンを形成するように形成されている。本概念の例示的な実施形態では、約0.250インチ×0.250インチから約1.000インチ×1.000インチの範囲のグリッド寸法が用いられてきたが、本概念の範囲から逸脱することなく、他のサイズが用いられてもよい。
図18及び図19に示されるように、第2のデブリフィルタ220は、格子構造122及び222の各々のグリッドが互いを概して二分するように、「x」方向及び「y」方向の両方に概して距離dだけ側方にオフセットされている。このようなオフセットにより、第1のデブリフィルタ120と一緒に第2のデブリフィルタ220を単に使用することによりもたらされるものを超越した、なおさらに向上したデブリ捕捉能力がもたらされる。
本発明の例示的な実施形態は、付加的な製造過程を介して生産されている。そのため、装置100又は200のいくつか又は全ては、単一のまとまった要素として形成されてもよい。例示的な一実施形態では、Inconel(登録商標)材料から本発明の実施形態を形成するために、直接金属レーザ溶融が用いられてきた。しかしながら、認識されるべきこととして、他の好適な方法及び/又は材料(例えば、ステンレス鋼、チタンだが、これらに限定されない)が、本発明の範囲から逸脱することなく用いられてもよい。
そのため、認識されるべきこととして、本明細書に提示される発明は、層流の設計を組み込んだ、完全に新規で斬新な設計であり、当該層流の設計は、底部ノズルの主体/支持構造内に安全に収納されることができ、よって、底部ノズルの主体/支持構造により概して遮蔽されることができる、デブリ捕捉尖塔形ファインメッシュ特徴を組み込みながら、底部ノズルの主体/支持構造内の流れ面積を最大化する。このような配置により、現在の底部ノズル設計における小さな流通孔によって本質的に主導される圧力降下に悪影響を及ぼすことなく、効果的なデブリ捕捉特徴が可能になる。高度な尖塔形ファインメッシュデブリ濾過底部ノズル設計を用いると、付加的な製造過程により、所望の底部ノズル設計特徴、即ち、デブリ捕捉、少ない圧力降下、及び、堅牢な設計、の各々が全て、既存の従来の製造過程の使用では容易に達成し得ない1つの高度な底部ノズル設計に統合されることを可能にする。よって、この高度な尖塔形ファインメッシュデブリ濾過底部ノズル設計は、核燃料設計において使用するための、完全に新規で斬新な設計である。
本発明の特定の実施形態について詳細に説明してきたが、それらの詳細に対する様々な変形物及び代替物が、本開示の教示全体に鑑みて開発され得ることを当業者は認識するであろう。そのため、開示された特定の実施形態は、例示的であることのみを意味し、本発明の範囲に関して限定的であることを意味しない。本発明の範囲には、添付の特許請求の範囲と、そのあらゆる全ての均等物の最大の広さが与えられるべきである。

Claims (13)

  1. 原子炉内の燃料集合体の底部ノズルにおいて使用する濾過装置であって、
    頂面と、
    底面と、
    概して正方形のグリッド状パターンで配置されており、前記底面と前記頂面との間に延在しており、且つ、前記底面と前記頂面との間に前記装置を経由して延在する複数の非円形通路を画定している複数の垂直壁部分と、
    複数の第1のデブリフィルタであって、各デブリフィルタが、前記複数の通路のそれぞれ1つに概して架け渡されるように前記頂面と前記底面との間に位置決めされている、前記複数の第1のデブリフィルタと、を備える、濾過装置。
  2. 前記複数の第1のデブリフィルタのそれぞれは、格子構造で形成される中空の角錐状又は中空の円錐状の構造を備え、前記格子構造が、前記格子構造を通過する冷却材流に関して抵抗を最小化するようにサイズ決定され且つ構成されている、請求項1に記載の濾過装置。
  3. 前記濾過装置の真上から又は前記濾過装置の真下から見たときに、前記複数の第1のデブリフィルタのそれぞれの前記格子構造は、第1の正方形のグリッド状パターンを形成するように配置されている、請求項2に記載の濾過装置。
  4. 少なくとも1つの第1のデブリフィルタは、底部から頂部にかけて狭くなっている、請求項2に記載の濾過装置。
  5. 少なくとも1つの第1のデブリフィルタは、頂部から底部にかけて狭くなっている、請求項2に記載の濾過装置。
  6. 複数の第2のデブリフィルタをさらに備え、
    前記複数の第2のデブリフィルタのそれぞれは、前記複数の通路のそれぞれ1つに概して架け渡されるように前記頂面と前記第1のデブリフィルタとの間に位置決めされている、請求項1の濾過装置。
  7. 前記複数の第1のデブリフィルタのそれぞれは、格子構造で形成される中空の角錐状又は中空の円錐状の構造を備え、当該格子構造が、前記格子構造を通過する冷却材流に関して抵抗を最小化するようにサイズ決定され且つ構成されており、
    前記複数の第2のデブリフィルタのそれぞれは、格子構造で形成される中空の角錐状又は中空の円錐状の構造を備え、当該格子構造が、前記格子構造を通過する冷却材流に関して抵抗を最小化するようにサイズ決定され且つ構成されている、請求項6に記載の濾過装置。
  8. 前記濾過装置の真上から又は前記濾過装置の真下から見たときに、前記複数の第2のデブリフィルタのそれぞれの前記格子構造は、第2の正方形のグリッド状パターンを形成するように配置されている、請求項7に記載の濾過装置。
  9. 上から見たときに、前記第2の正方形のグリッド状パターンは、前記第1の正方形のグリッド状パターンから或る距離だけオフセットされている、請求項8に記載の濾過装置。
  10. 少なくとも1つの第1のデブリフィルタは、底部から頂部にかけて狭くなっており、
    少なくとも1つの第2のデブリフィルタは、底部から頂部にかけて狭くなっている、請求項7に記載の濾過装置。
  11. 少なくとも1つの第1のデブリフィルタは、頂部から底部にかけて狭くなっており、
    少なくとも1つの第2のデブリフィルタは、頂部から底部にかけて狭くなっている、請求項7に記載の濾過装置。
  12. 原子炉内の燃料集合体において使用する底部ノズルアセンブリであって、
    概して矩形のスカート部と、
    概して矩形の基部に結合される請求項1に記載の濾過装置と、を備える底部ノズルアセンブリ。
  13. 原子炉内の燃料集合体において使用する底部ノズルアセンブリであって、
    概して矩形のスカート部と、
    概して矩形の基部に結合される請求項6に記載の濾過装置と、を備える底部ノズルアセンブリ。
JP2021569228A 2019-05-22 2020-05-21 核燃料集合体底部ノズル用のデブリ濾過装置及びそれを含む底部ノズル Pending JP2022533428A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US16/419,620 2019-05-22
US16/419,620 US20200373025A1 (en) 2019-05-22 2019-05-22 Debris filtering arrangement for nuclear fuel assembly bottom nozzle and bottom nozzle including same
PCT/US2020/034043 WO2020237074A2 (en) 2019-05-22 2020-05-21 Debris filtering arrangement for nuclear fuel assembly bottom nozzle and bottom nozzle including same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022533428A true JP2022533428A (ja) 2022-07-22
JPWO2020237074A5 JPWO2020237074A5 (ja) 2023-05-29

Family

ID=71070058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021569228A Pending JP2022533428A (ja) 2019-05-22 2020-05-21 核燃料集合体底部ノズル用のデブリ濾過装置及びそれを含む底部ノズル

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20200373025A1 (ja)
EP (1) EP3956908A2 (ja)
JP (1) JP2022533428A (ja)
KR (1) KR20220008908A (ja)
BR (1) BR112021023297A2 (ja)
TW (1) TWI734492B (ja)
WO (1) WO2020237074A2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113851243B (zh) * 2021-10-19 2024-01-30 上海核工程研究设计院股份有限公司 一种核电站内具有碎片收集功能的围堰装置
US11817226B2 (en) 2021-11-10 2023-11-14 Westinghouse Electric Company Llc Bottom nozzle with protective insert
FR3140703A1 (fr) * 2022-10-07 2024-04-12 Framatome Filtre anti-débris pour embout inférieur d’assemblage de combustible nucléaire avec épaisseur variable

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1032668A (en) 1974-05-20 1978-06-06 John M. Shallenberger Modular in-core flow filter for a nuclear reactor
US4684496A (en) * 1984-11-16 1987-08-04 Westinghouse Electric Corp. Debris trap for a pressurized water nuclear reactor
US4684495A (en) * 1984-11-16 1987-08-04 Westinghouse Electric Corp. Fuel assembly bottom nozzle with integral debris trap
US4900507A (en) 1987-05-05 1990-02-13 Westinghouse Electric Corp. Nuclear fuel assembly debris filter bottom nozzle
US4832905A (en) * 1988-04-15 1989-05-23 Combustion Engineering, Inc. Lower end fitting debris collector
US5094802A (en) * 1989-10-13 1992-03-10 B&W Fuel Company Nuclear fuel assembly debris filter
US5488634A (en) * 1994-02-10 1996-01-30 General Electric Company Lower tie plate debris catcher for a nuclear reactor
US5539793A (en) * 1994-10-27 1996-07-23 General Electric Company Lower tie plate debris catcher for a nuclear reactor
JPH10253786A (ja) * 1997-03-11 1998-09-25 Hitachi Ltd 燃料集合体
US8317035B2 (en) * 2004-12-30 2012-11-27 Global Nuclear Fuel-Americas, Llc. Debris filter
CN102651243B (zh) * 2012-05-14 2015-08-05 中科华核电技术研究院有限公司 一种下管座及底部装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR112021023297A2 (pt) 2022-01-04
KR20220008908A (ko) 2022-01-21
US20200373025A1 (en) 2020-11-26
TW202046342A (zh) 2020-12-16
WO2020237074A2 (en) 2020-11-26
TWI734492B (zh) 2021-07-21
EP3956908A2 (en) 2022-02-23
WO2020237074A3 (en) 2020-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4828791A (en) Nuclear fuel assembly debris resistant bottom nozzle
EP3596735B1 (en) Nuclear fuel assembly debris filtering bottom nozzle
JP2022533428A (ja) 核燃料集合体底部ノズル用のデブリ濾過装置及びそれを含む底部ノズル
US4652425A (en) Bottom grid mounted debris trap for a fuel assembly
EP0289829B1 (en) Nuclear fuel assembly with a debris-filter bottom nozzle
US20110164719A1 (en) Nuclear fuel assembly debris filter bottom nozzle
US6608880B2 (en) Reduced pressure drop debris filter bottom nozzle for a fuel assembly of a nuclear reactor
JPH03118497A (ja) 燃料集合体における異物フィルタ下部ノズル
US20050157836A1 (en) Nuclear fuel assembly debris filter bottom nozzle
US7889829B2 (en) Nuclear fuel assembly protective grid
US20100310034A1 (en) Nuclear fuel assembly protective bottom grid
US5230861A (en) Fuel assembly for a light-water nuclear reactor
EP0206163B1 (en) Nuclear fuel assembly
US5949839A (en) Fuel assembly for a boiling water reactor
SE470485B (sv) Reaktorhärd för en kärnreaktor av kokarvattentyp
EP0319744B1 (en) Fuel-rod mini-bundle for use in a bwr fuel assembly
JPH11505926A (ja) 沸騰水型原子炉の燃料集合体
JPS5857718B2 (ja) 複合燃料集合体
KR20170015986A (ko) 내압궤성 핵연료 집합체 지지 그리드
US20220215971A1 (en) Debris filtering skirt arrangement for nuclear fuel assembly bottom nozzle and bottom nozzle including same
JPH09211161A (ja) 燃料組立体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230519

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240424