JP2022532574A - 2段階rachリソース構成のための基準座標 - Google Patents

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Abstract

基準SCSに基づくランダムアクセス構成情報により、2段階RACH手順のための時間周波数リソース構成を記述する、基地局およびUEによって使われる統一座標系が可能になり得る。装置は、基地局から、基地局についてのランダムアクセス構成情報を受信する。装置は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と、第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンクBWPに関連付けられた基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルのための第1の持続時間を判断する。装置は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのペイロードのための第2の持続時間を判断する。装置は、ランダムアクセス手順を開始するために、第1のメッセージを基地局へ送信する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2019年5月13日に出願された「Reference Coordinates for Two-Step RACH Resource Configuration」と題する米国仮出願第62/847,117号、および2020年4月22日に出願された「Reference Coordinates for Two-Step RACH Resource Configuration」と題する米国特許出願第16/855,420号の利益を主張する。
本開示は、全般に通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス通信ネットワークにおけるランダムアクセス手順に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を利用することがある。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムがある。
これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。例示的な電気通信規格は5G新無線(NR)である。5G NRは、レイテンシ、信頼性、セキュリティ、(たとえば、モノのインターネット(IoT)を伴う)スケーラビリティに関連する新たな要件、および他の要件に適合するように、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表された継続的なモバイルブロードバンド進化の一部である。5G NRは、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、大規模機械タイプ通信(mMTC)、および超高信頼低遅延通信(URLLC)に関連付けられたサービスを含む。5G NRのいくつかの態様は、4Gロングタームエボリューション(LTE)規格に基づくことがある。5G NR技術にはさらなる改善が必要である。これらの改善はまた、他の多元接続技術、およびこれらの技術を利用する電気通信規格にも適用可能であり得る。
以下は、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。本概要は、すべての企図される態様の包括的な概説ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでもなく、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
ユーザ機器(UE)と基地局との間で、ランダムアクセスまたはランダムアクセスチャネル(RACH)手順が、UEが基地局と接続するか、または初期化するために実施され得る。UEは、基地局によって提供されるセルへの初回アクセス、あるセルから別のセルへのハンドオーバシーケンス中、または基地局と同期し直すための、基地局との再初期化など、多くの異なる条件の下で、基地局とのRACH手順を実施することができる。
RACH手順は、UEと基地局との間のメッセージの交換を含み得る。たとえば、あるタイプのRACH手順は、UEと基地局との間での4つのメッセージの交換を含む場合があり、「4段階RACH手順」と呼ばれ得る。別のタイプのRACH手順は、UEと基地局との間での2つのメッセージの交換を含む場合があり、「2段階RACH手順」と呼ばれ得る。
2段階RACH手順では、UEは、2段階RACH手順を開始するために、プリアンブル部分およびペイロード部分の形のアップリンクランダムアクセスメッセージを、基地局へ送り得る。基地局は、UEからのメッセージを処理し、UEからのメッセージの処理結果に基づいて、基地局は、応答またはダウンリンクメッセージをUEへ送信すればよい。ただし、いくつかの事例では、プリアンブル部分およびペイロード部分は、異なる送信構成を使って、UEによって基地局へ送信される場合があり、それにより、基地局は、UEからのアップリンクメッセージを処理するために、追加または複数の処理ステップを実施しなければならない場合がある。さらに、基地局によってUEへ送信される応答またはダウンリンクメッセージは、UEに、ダウンリンクメッセージを処理するために追加または複数の処理ステップを実施させる場合もある。これは、実装の複雑さの増大および/またはシグナリングオーバーヘッドの増大につながり得る。本明細書において提示する態様は、2段階RACH手順におけるメッセージのための時間周波数リソース構成が構成されるやり方を改良することによって、2段階RACH手順中に受信されたメッセージを処理するために、UEおよび/または基地局によって実施される処理ステップの増大という問題への解決策を提供する。いくつかの態様では、RACHメッセージのための時間周波数リソース構成は、時間周波数リソース構成を判断するために、UEと基地局の両方によって使用される基準座標系を定義することによって最適化され得る。
本開示のある態様では、RACH手順のための基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、ランダムアクセスメッセージングを判断するための方法、コンピュータ可読媒体、および装置が提供される。装置は、UEにおけるデバイスであってよい。デバイスは、UEにおけるプロセッサおよび/もしくはモデムまたはUE自体であってよい。装置は、基地局から、基地局についてのランダムアクセス構成情報を受信する。装置は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と、第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルのための第1の持続時間を判断する。装置は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのペイロードのための第2の持続時間を判断する。装置は、ランダムアクセス手順を開始するために、第1のランダムアクセスメッセージを基地局へ送信する。
本開示のある態様では、方法、コンピュータ可読媒体、および装置が提供される。装置は、基地局におけるデバイスであってよい。デバイスは、基地局におけるプロセッサおよび/もしくはモデムまたは基地局自体であってよい。装置は、第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、ランダムアクセス手順のためのランダムアクセス構成情報をユーザ機器(UE)へ送信する。装置は、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順を開始するために、第1のランダムアクセスメッセージをUEから受信する。第1のランダムアクセスメッセージは、プリアンブルおよびペイロードを含む。プリアンブルの第1の持続時間およびペイロードの第2の持続時間は、基準SCSに基づく。装置は、第1のランダムアクセスメッセージを処理する。装置は、第1のランダムアクセスメッセージに応答して、第2のランダムアクセス応答メッセージを生成する。装置は、第2のランダムアクセス応答メッセージをUEへ送信する。
上記の関係する目的の達成のために、1つまたは複数の態様が、以下で十分に説明されるとともに特に特許請求の範囲において指摘される特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が利用され得る様々な方法のうちのほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの等価物を含むものとする。
ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワークの例を示す図である。 第1の5G/NRフレームの例を示す図である。 5G/NRサブフレーム内のDLチャネルの例を示す図である。 第2の5G/NRフレームの例を示す図である。 5G/NRサブフレーム内のULチャネルの例を示す図である。 アクセスネットワーク中の基地局およびユーザ機器(UE)の例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、msgAチャネル構造の例を示す図である。 2段階ランダムアクセス手順のための例示的通信フローを示す図である。 本開示のいくつかの態様によるリソースマッピングの例を示す図である。 本開示のいくつかの態様によるリソースマッピングの例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ランダムアクセスメッセージのための送信チェーン方式を示す図である。 本開示のいくつかの態様によるPRUインデックス付けおよびPRUグループ化の例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、2段階RACH手順の例を示すコールフロー図である。 本開示のいくつかの態様による、2段階RACH手順の例を示すコールフロー図である。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 例示的な装置の中の異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図である。 処理システムを利用する装置のハードウェア実装形態の例を示す図である。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 例示的装置の中の異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図である。 処理システムを利用する装置のハードウェア実装形態の例を示す図である。
添付の図面に関して以下に記載する発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明される概念が実践され得る唯一の構成を表すものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与える目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることは、当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、よく知られている構造および構成要素は、そのような概念を不明瞭にすることを避けるためにブロック図の形で示される。
電気通信システムのいくつかの態様が、ここで様々な装置および方法を参照しながら提示される。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明において説明され、(「要素」と総称される)様々なブロック、構成要素、回路、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面において示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装される場合がある。そのような要素がハードウェアとして実装されるのかそれともソフトウェアとして実装されるのかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」として実装されることがある。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィックス処理ユニット(GPU)、中央処理ユニット(CPU)、アプリケーションプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、システムオンチップ(SoC)、ベースバンドプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって記載される様々な機能性を実施するように構成された他の適切なハードウェアが含まれる。処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサがソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外の名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア構成要素、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装されることがある。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶され得るか、またはコンピュータ可読媒体上に1つもしくは複数の命令もしくはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、他の磁気ストレージデバイス、上述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、または、コンピュータによってアクセス可能な命令もしくはデータ構造の形態のコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用可能な任意の他の媒体を備え得る。
図1は、ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワーク100の例を示す図である。ワイヤレス通信システム(ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)とも呼ばれる)は、基地局102、UE104、発展型パケットコア(EPC)160、および別のコアネットワーク190(たとえば、5Gコア(5GC))を含む。基地局102は、マクロセル(大電力セルラー基地局)および/またはスモールセル(小電力セルラー基地局)を含み得る。マクロセルは基地局を含む。スモールセルは、フェムトセル、ピコセル、およびマイクロセルを含む。
4G LTE(発展型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)と総称される)のために構成された基地局102は、第1のバックホールリンク132(たとえば、S1インターフェース)を通してEPC160とインターフェースし得る。5G NR(次世代RAN(NG-RAN)と総称される)のために構成された基地局102は、第2のバックホールリンク184を介してコアネットワーク190とインターフェースし得る。他の機能に加えて、基地局102は、ユーザデータの転送、無線チャネルの暗号化および解読、完全性保護、ヘッダ圧縮、モビリティ制御機能(たとえば、ハンドオーバ、デュアル接続性)、セル間干渉協調、接続セットアップおよび解放、負荷分散、非アクセス層(NAS)メッセージのための分配、NASノード選択、同期、無線アクセスネットワーク(RAN)共有、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)、加入者および機器の追跡、RAN情報管理(RIM)、ページング、測位、ならびに警告メッセージの配信という機能のうちの1つまたは複数を実施することができる。基地局102は、第3のバックホールリンク134(たとえば、X2インターフェース)を介して互いと直接または間接的に(たとえば、EPC160またはコアネットワーク190を通して)通信し得る。第3のバックホールリンク134はワイヤードまたはワイヤレスであり得る。
基地局102は、UE104とワイヤレス通信し得る。基地局102の各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供することができる。重複する地理的カバレージエリア110が存在する場合がある。たとえば、スモールセル102'は、1つまたは複数のマクロ基地局102のカバレージエリア110と重複するカバレージエリア110'を有する場合がある。スモールセルとマクロセルの両方を含むネットワークは、異種ネットワークと呼ばれることがある。異種ネットワークは、限定加入者グループ(CSG)として知られる限定グループにサービスを提供し得るホーム発展型ノードB(eNB)(HeNB)を含むこともある。基地局102とUE104との間の通信リンク120は、UE104から基地局102へのアップリンク(UL)(逆方向リンクとも呼ばれる)送信、および/または基地局102からUE104へのダウンリンク(DL)(順方向リンクとも呼ばれる)送信を含んでよい。通信リンク120は、空間多重化、ビームフォーミング、および/または送信ダイバーシティを含む、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用することがある。通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを通したものであり得る。基地局102/UE104は、各方向における送信のために使用される合計Yx MHz(x個のコンポーネントキャリア)までのキャリアアグリゲーションにおいて割り振られた、キャリア当たりY MHz(たとえば、5、10、15、20、100、400MHzなど)までの帯域幅のスペクトルを使用し得る。キャリアは、互いに隣接してもしなくてもよい。キャリアの割振りは、DLおよびULに関して非対称であってよい(たとえば、DLに対してULよりも多いか、または少ないキャリアが割り振られてよい)。コンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアおよび1つまたは複数の2次コンポーネントキャリアを含んでよい。1次コンポーネントキャリアは1次セル(PCell)と呼ばれる場合があり、2次コンポーネントキャリアは2次セル(SCell)と呼ばれる場合がある。
いくつかのUE104は、デバイスツーデバイス(D2D)通信リンク158を使用して、互いに通信し得る。D2D通信リンク158はDL/UL WWANスペクトルを使用し得る。D2D通信リンク158は、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、および物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)など、1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使用し得る。D2D通信は、たとえば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth、ZigBee、IEEE802.11規格に基づくWi-Fi、LTE、またはNRなど、様々なワイヤレスD2D通信システムを通したものであり得る。
ワイヤレス通信システムは、5GHz無認可周波数スペクトル内で通信リンク154を介してWi-Fi局(STA)152と通信しているWi-Fiアクセスポイント(AP)150をさらに含む場合がある。無認可周波数スペクトル内で通信するとき、STA152/AP150は、チャネルが利用可能であるかどうかを判断するために、通信するより前にクリアチャネルアセスメント(CCA)を実施することができる。
スモールセル102'は、認可および/または無認可周波数スペクトルにおいて動作し得る。無認可周波数スペクトル内で動作しているとき、スモールセル102'は、NRを利用し、Wi-Fi AP150によって使用されるのと同じ5GHz無認可周波数スペクトルを使用してよい。無認可周波数スペクトルにおいてNRを利用するスモールセル102'は、アクセスネットワークへのカバレージを増強し、かつ/またはアクセスネットワークの容量を増大させ得る。
基地局102は、スモールセル102'それともラージセル(たとえば、マクロ基地局)であるかにかかわらず、eNB、gノードB(gNB)、または別のタイプの基地局を含み、かつ/またはそのように呼ばれ得る。gNB180など、いくつかの基地局は、UE104と通信するときに従来のサブ6GHzスペクトル、ミリメートル波(mmW)周波数、および/または準mmW周波数で動作し得る。gNB180がmmW周波数または準mmW周波数で動作するとき、gNB180はmmW基地局と呼ばれ得る。極高周波数(EHF)は、電磁スペクトルにおけるRFの一部である。EHFは、30GHz~300GHzの範囲および1ミリメートルから10ミリメートルの間の波長を有する。その帯域における電波は、ミリ波と呼ばれることがある。準mmWは、100ミリメートルの波長を有する3GHzの周波数まで下へ広がり得る。超高周波数(SHF)帯域は、センチメートル波とも呼ばれ、3GHzから30GHzの間に広がる。mmW/準mmW無線周波数帯域(たとえば、3GHz~300GHz)を使用する通信は、経路損失が極めて大きく距離が短い。mmW基地局180は、極めて高い経路損失および短距離を補償するために、UE104に対してビームフォーミング182を使用し得る。基地局180およびUE104は、各々、ビームフォーミングを容易にするための、アンテナ要素、アンテナパネル、および/またはアンテナアレイなど、複数のアンテナを含み得る。
基地局180は、1つまたは複数の送信方向182'においてUE104にビームフォーミングされた信号を送信することがある。UE104は、1つまたは複数の受信方向182''において基地局180からビームフォーミングされた信号を受信することがある。UE104はまた、1つまたは複数の送信方向において基地局180にビームフォーミングされた信号を送信することがある。基地局180は、1つまたは複数の受信方向においてUE104からビームフォーミングされた信号を受信することがある。基地局180/UE104は、基地局180/UE104の各々に対する最良の受信方向および送信方向を決定するためにビーム訓練を実施し得る。基地局180に対する送信方向および受信方向は、同じであることも同じではないこともある。UE104に対する送信方向および受信方向は、同じであることも同じではないこともある。
EPC160は、モビリティ管理エンティティ(MME)162、他のMME164、サービングゲートウェイ166、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ168、ブロードキャストマルチキャストサービスセンタ(BM-SC)170、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ172を含み得る。MME162は、ホーム加入者サーバ(HSS)174と通信していることがある。MME162は、UE104とEPC160との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME162はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザインターネットプロトコル(IP)パケットは、サービングゲートウェイ166を通して転送され、サービングゲートウェイ166自体は、PDNゲートウェイ172に接続される。PDNゲートウェイ172は、UE IPアドレス割振りならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ172およびBM-SC170は、IPサービス176に接続される。IPサービス176は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス、および/または他のIPサービスを含み得る。BM-SC170は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を提供することができる。BM-SC170は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして機能することがあり、公衆陸上移動網(PLMN)内のMBMSベアラサービスを認可および開始するために使用されることがあり、MBMS送信をスケジュールするために使用されることがある。MBMSゲートウェイ168は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属する基地局102にMBMSトラフィックを配信するために使用される場合があり、セッション管理(開始/停止)およびeMBMS関係の課金情報を収集することに関与する場合がある。
コアネットワーク190は、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)192、他のAMF193、セッション管理機能(SMF)194、ならびにユーザプレーン機能(UPF)195を含み得る。AMF192は、統合データ管理(UDM)196と通信している場合がある。AMF192は、UE104とコアネットワーク190との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、AMF192は、QoSフローおよびセッション管理を提供する。すべてのユーザインターネットプロトコル(IP)パケットは、UPF195を通して転送される。UPF195は、UE IPアドレス割振りならびに他の機能を提供する。UPF195は、IPサービス197に接続される。IPサービス197は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス、および/または他のIPサービスを含み得る。
基地局は、gNB、ノードB、eNB、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、送受信ポイント(TRP)、または他の何らかの好適な用語を含み、かつ/またはそのように呼ばれ得る。基地局102は、EPC160またはコアネットワーク190へのアクセスポイントをUE104に提供する。UE104の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス、車両、電気メータ、ガスポンプ、大型または小型の調理家電、健康管理デバイス、インプラント、センサー/アクチュエータ、ディスプレイ、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE104のいくつかは、IoTデバイス(たとえば、パーキングメータ、ガスポンプ、トースター、車両、心臓モニタなど)と呼ばれる場合がある。UE104は、局、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、移動加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの好適な用語で呼ばれることもある。
図1を再度参照すると、いくつかの態様では、UE104は、2段階RACHリソース構成におけるシグナリングオーバーヘッドを削減するために、時間周波数グリッドでの基準座標系を使用するように構成され得る。たとえば、図1のUE104は、少なくとも基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルのための持続時間を判断するように構成された判断構成要素198を含む。UEが、プリアンブルのための持続時間を判断する際に基準SCSを使用することにより、統一座標系が、2段階RACH手順のための時間周波数リソース構成を記述できるようになる。
図1を再度参照すると、いくつかの態様では、基地局102/180は、2段階RACHリソース構成におけるシグナリングオーバーヘッドを削減するために、時間周波数グリッドでの基準座標系を提供するように構成され得る。たとえば、図1の基地局102/180は、ランダムアクセス構成情報を送信するように構成されたランダムアクセス構成要素199を含む。ランダムアクセス構成情報は、基地局およびUEによって使われ得る統一座標系が、2段階RACH手順のための時間周波数リソース構成を記述できるようにするための基準SCSに基づき得る。
以下の説明では、5G NRに焦点を当てる場合があるが、本明細書に記載する概念は、LTE、LTE-A、CDMA、GSM、および他のワイヤレス技術など、他の同様の分野に適用可能であり得る。
図2Aは、5G/NRフレーム構造内の第1のサブフレームの例を示す図200である。図2Bは、5G/NRサブフレーム内のDLチャネルの例を示す図230である。図2Cは、5G/NRフレーム構造内の第2のサブフレームの例を示す図250である。図2Dは、5G/NRサブフレーム内のULチャネルの例を示す図280である。5G/NRフレーム構造は、サブキャリアの特定のセット(キャリアシステム帯域幅)に対してサブキャリアのセット内のサブフレームがDLまたはULのいずれかに専用であるFDDであってもよく、または、サブキャリアの特定のセット(キャリアシステム帯域幅)に対してサブキャリアのセット内のサブフレームがDLとULの両方に専用であるTDDであってもよい。図2A、図2Cによって与えられる例では、5G/NRフレーム構造はTDDであると想定され、サブフレーム4はスロットフォーマット28を有して(大抵はDLを有して)構成され、ここでDはDLであり、UはULであり、Xは、DL/ULの間での使用に柔軟であり、サブフレーム3はスロットフォーマット34を有して(大抵はULを有して)構成される。サブフレーム3、4は、それぞれ、スロットフォーマット34、28を有して示されるが、どの特定のサブフレームが、様々な利用可能スロットフォーマット0~61のうちのいずれを有して構成されてもよい。スロットフォーマット0、1は、それぞれ、すべてDL、ULである。他のスロットフォーマット2~61は、DL、UL、および柔軟なシンボルの混合を含む。UEは、受信されたスロットフォーマットインジケータ(SFI)を通して、スロットフォーマットを有して(DL制御情報(DCI)を通して動的に、または無線リソース制御(RRC)シグナリングを通して半静的に/静的に)構成される。以下の説明はTDDである5G/NRフレーム構造にも当てはまることに留意されたい。
他のワイヤレス通信技術は、異なるフレーム構造および/または異なるチャネルを有することがある。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレーム(1ms)に分割され得る。各サブフレームは、1つまたは複数のタイムスロットを含み得る。サブフレームは、7、4、または2つのシンボルを含み得るミニスロットも含み得る。各スロットは、スロット構成に応じて7個または14個のシンボルを含むことがある。スロット構成0では、各スロットは14個のシンボルを含むことがあり、スロット構成1では、各スロットは7個のシンボルを含むことがある。DL上のシンボルは、サイクリックプレフィックス(CP)OFDM(CP-OFDM)シンボルであってよい。UL上のシンボルは、CP-OFDMシンボル(高スループットシナリオ用)または離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDM(DFT-s-OFDM)シンボル(シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)シンボルとも呼ばれる)(電力制限シナリオ用であって、単一のストリーム送信に限定される)であってよい。サブフレーム内のスロットの数は、スロット構成およびヌメロロジーに基づく。スロット構成0では、異なるヌメロロジーμ0~5がそれぞれ、サブフレーム当たり1個、2個、4個、8個、16個、および32個のスロットを許容する。スロット構成1では、異なるヌメロロジー0~2がそれぞれ、サブフレーム当たり2個、4個、および8個のスロットを許容する。したがって、スロット構成0およびヌメロロジーμ用に、14個のシンボル/スロットおよび2μ個のスロット/サブフレームがある。サブキャリア間隔およびシンボル長/持続時間は、ヌメロロジーに依存する。サブキャリア間隔は2μ*15kHzに等しくてよく、ここで、μはヌメロロジー0~5である。したがって、ヌメロロジーμ=0は15kHzのサブキャリア間隔を有し、ヌメロロジーμ=5は480kHzのサブキャリア間隔を有する。シンボル長/持続時間は、サブキャリア間隔とは逆関係にある。図2A~図2Dは、スロット当たり14個のシンボルがあるスロット構成0およびサブフレーム当たり4個のスロットがあるヌメロロジーμ=2の例を与える。スロット持続時間は0.25msであり、サブキャリア間隔は60kHzであり、シンボル持続時間はほぼ16.67μsである。
リソースグリッドは、フレーム構造を表すために使用され得る。各タイムスロットは、12個の連続するサブキャリアに及ぶリソースブロック(RB)(物理RB(PRB)とも呼ばれる)を含む。リソースグリッドは複数のリソース要素(RE)に分割される。各REによって搬送されるビット数は、変調方式に依存する。
図2Aに示すように、REのうちのいくつかは、UE用の基準(パイロット)信号(RS)を搬送する。RSは、UEにおけるチャネル推定のために、復調RS(DM-RS)(100xがポート番号である、1つの特定の構成用にRxとして示されるが、他のDM-RS構成が可能である)と、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)とを含み得る。RSはまた、ビーム測定RS(BRS)、ビーム改善RS(BRRS)、および位相追跡RS(PT-RS)を含んでよい。
図2Bは、フレームのサブフレーム内の様々なDLチャネルの例を示す。物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、1つまたは複数の制御チャネル要素(CCE)内でDCIを搬送し、各CCEは9つのREグループ(REG)を含み、各REGはOFDMシンボルに4つの連続するREを含む。1次同期信号(PSS)は、フレームの特定のサブフレームのシンボル2内にあり得る。PSSは、サブフレーム/シンボルタイミングおよび物理レイヤ識別情報を決定するためにUE104によって使用される。2次同期信号(SSS)は、フレームの特定のサブフレームのシンボル4内にあり得る。SSSは、物理レイヤセル識別情報グループ番号および無線フレームタイミングを決定するためにUEによって使用される。物理レイヤ識別情報および物理レイヤセル識別情報グループ番号に基づいて、UEは物理セル識別子(PCI)を決定することができる。PCIに基づいて、UEは上述のDM-RSのロケーションを決定することができる。マスタ情報ブロック(MIB)を搬送する物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、PSSおよびSSSと論理的にグループ化されて、同期信号(SS)/PBCHブロックを形成し得る。MIBは、システム帯域幅の中のRBの数およびシステムフレーム番号(SFN)を提供する。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、ユーザデータと、システム情報ブロック(SIB)などのPBCHを通して送信されないブロードキャストシステム情報と、ページングメッセージとを搬送する。
図2Cに示されるように、REのうちのいくつかが、基地局におけるチャネル推定のためのDM-RS(1つの特定の構成用にRとして示されるが、他のDM-RS構成が可能である)を運ぶ。UEは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)用にDM-RSを、および物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)用にDM-RSを送信し得る。PUSCH DM-RSは、PUSCHの最初の1つまたは2つのシンボル中で送信され得る。PUCCH DM-RSは、短い、それとも長いPUCCHが送信されるかに依存して、および使われる特定のPUCCHフォーマットに依存して、異なる構成の中で送信され得る。UEは、サウンディング基準信号(SRS)を送信し得る。SRSは、サブフレームの最後のシンボル中に送信され得る。SRSはコム構造を有してよく、UEは、コムのうちの1つにおいてSRSを送信してよい。SRSは、UL上での周波数依存スケジューリングを可能にするためのチャネル品質推定のために基地局によって使用され得る。
図2Dは、フレームのサブフレーム内の様々なULチャネルの例を示す。PUCCHは、一構成では、図示されるように位置し得る。PUCCHは、スケジューリング要求、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、およびHARQ ACK/NACKフィードバックなどのアップリンク制御情報(UCI)を搬送する。PUSCHは、データを搬送し、バッファステータス報告(BSR)、パワーヘッドルーム報告(PHR)、および/またはUCIを搬送するためにさらに使用されることがある。
図3は、アクセスネットワークにおいてUE350と通信している基地局310のブロック図である。DLでは、EPC160からのIPパケットがコントローラ/プロセッサ375に提供されることがある。コントローラ/プロセッサ375は、レイヤ3およびレイヤ2の機能性を実装する。レイヤ3は無線リソース制御(RRC)レイヤを含み、レイヤ2は、サービスデータ適応プロトコル(SDAP)レイヤ、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、および媒体アクセス制御(MAC)レイヤを含む。コントローラ/プロセッサ375は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)のブロードキャスティング、RRC接続制御(たとえば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続修正、およびRRC接続解放)、無線アクセス技術(RAT)間モビリティ、ならびにUE測定報告のための測定構成に関連するRRCレイヤ機能性と、ヘッダ圧縮/解凍、セキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)、およびハンドオーバサポート機能に関連するPDCPレイヤ機能性と、上位レイヤパケットデータユニット(PDU)の転送、ARQを介した誤り訂正、RLCサービスデータユニット(SDU)の連結、セグメンテーション、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメンテーション、ならびにRLCデータPDUの並べ替えに関連するRLCレイヤ機能性と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、トランスポートブロック(TB)上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを介した誤り訂正、優先度処理、および論理チャネル優先順位付けに関連するMACレイヤ機能性とを提供する。
送信(TX)プロセッサ316および受信(RX)プロセッサ370は、様々な信号処理機能に関連付けられたレイヤ1の機能性を実装する。物理(PHY)レイヤを含むレイヤ1は、トランスポートチャネル上の誤り検出、トランスポートチャネルの前方誤り訂正(FEC)コーディング/復号、インターリービング、レートマッチング、物理チャネル上へのマッピング、物理チャネルの変調/復調、およびMIMOアンテナ処理を含んでよい。TXプロセッサ316は、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-PSK)、M相直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングを処理する。次いで、コード化および被変調シンボルは、並列ストリームに分離され得る。各ストリームは、次いで、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成し得る。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器374からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、かつ空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE350によって送信された基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機318TXを介して異なるアンテナ320に提供されることがある。各送信機318TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調し得る。
UE350において、各受信機354RXは、そのそれぞれのアンテナ352を通して信号を受信する。各受信機354RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ356に提供する。TXプロセッサ368およびRXプロセッサ356は、様々な信号処理機能に関連付けられたレイヤ1の機能性を実装する。RXプロセッサ356は、UE350に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実施することができる。複数の空間ストリームは、UE350に宛てられている場合、RXプロセッサ356によって単一のOFDMシンボルストリームへと合成され得る。次いで、RXプロセッサ356は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域にコンバートする。周波数領域信号は、OFDM信号の各サブキャリアに対して別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、基地局310によって送信された最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって、復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器358によって算出されたチャネル推定値に基づいてよい。軟判定は、次いで、復号およびデインターリーブされて、物理チャネル上で基地局310によって当初送信されたデータおよび制御信号を復元する。データおよび制御信号は、次いで、レイヤ3およびレイヤ2の機能性を実装するコントローラ/プロセッサ359に提供される。
コントローラ/プロセッサ359は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ360に関連付けられ得る。メモリ360は、コンピュータ可読媒体と呼ばれる場合がある。ULでは、コントローラ/プロセッサ359は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケットリアセンブリ、解読、ヘッダ解凍、および制御信号処理を行って、EPC160からのIPパケットを復元する。コントローラ/プロセッサ359はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出に関与する。
基地局310によるDL送信に関して説明された機能性と同様に、コントローラ/プロセッサ359は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)収集、RRC接続、および測定報告に関連するRRCレイヤ機能性と、ヘッダ圧縮/解凍およびセキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)に関連するPDCPレイヤ機能性と、上位レイヤPDUの転送、ARQを介した誤り訂正、RLC SDUの連結、セグメンテーション、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメンテーション、ならびにRLCデータPDUの並べ替えに関連するRLCレイヤ機能性と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、TB上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを介した誤り訂正、優先度処理、および論理チャネル優先順位付けに関連するMACレイヤ機能性とを提供する。
基地局310によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器358によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択し、空間的処理を容易にするために、TXプロセッサ368によって使用され得る。TXプロセッサ368によって生成された空間ストリームは、別個の送信機354TXを介して異なるアンテナ352に提供され得る。各送信機354TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
UL送信は、UE350における受信機機能に関して説明された方法と同様の方法で基地局310において処理される。各受信機318RXは、そのそれぞれのアンテナ320を通して信号を受信する。各受信機318RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ370に与える。
コントローラ/プロセッサ375は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ376に関連付けられ得る。メモリ376は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ375は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケットリアセンブリ、解読、ヘッダ解凍、制御信号処理を行って、UE350からのIPパケットを復元する。コントローラ/プロセッサ375からのIPパケットは、EPC160に提供され得る。コントローラ/プロセッサ375はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出に関与する。
TXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359のうちの少なくとも1つが、図1の198に関連した態様を実施するように構成され得る。
TXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375のうちの少なくとも1つが、図1の199に関連した態様を実施するように構成され得る。
UEは、ネットワークのために、アップリンク同期を獲得し、かつ/またはアップリンク許可を獲得するために2段階RACH手順を実施し得る。図4Bは、2段階ランダムアクセス手順の一部としての、UE452と基地局454との間の例示的通信フロー450を示す。2段階RACHプロセスの開始に先立って、UE452は、基地局454からランダムアクセス構成情報456を受信し得る。たとえば、UE452は、基地局454によってブロードキャストされた、SSB、SIB、および/または基準信号を受信し得る。UE452は、これらの信号およびチャネルを処理し、2段階RACHのための構成を判断することができる。たとえば、UE452は、458において、SSB、SIB、もしくは基準信号のうちの少なくとも1つに基づくダウンリンク同期、復号情報、または基地局454とのランダムアクセスのための他の測定情報のうちのいずれかを判断することができる。ランダムアクセスのためのこの構成は、メッセージングチャネル構造および他の関連手順を含み得る。この構成情報は、システム情報(SI)によって搬送され得る。いくつかの態様では、UE452がRRC接続されたときなどに、2段階RACH手順のための構成情報は、SIBとSSBの両方によって搬送され得る。UE452が構成情報を取得した後、UE452は、段階1送信461を生成し、送信してよい。段階1送信461は、UE452から基地局454へのアップリンク送信を含み得る。段階1送信461は、msgA送信と呼ばれ得る。msgA送信は、2つの部分、すなわちプリアンブル460およびペイロード462を含み得る。プリアンブル460が最初に送信されてよく、ペイロード462が続く。ペイロード462は、何らかのMAC-CE、RRCメッセージング、またはデータを含み得る。
msgAが基地局454に届くと、基地局454は、プリアンブル460を、464において最初に、次いで、ペイロード462を、466において処理する。たとえば、プリアンブル460の処理が成功した場合、基地局454は、ペイロード462を処理し続けてよい。基地局454は次いで、msgB468をUE452へ送信すればよい。プリアンブル460およびペイロード462の復号が成功したとき、基地局454によってUE452へ送信されるmsgB468は、競合解決情報を含み得る。競合解決情報は、UEの一意の識別子を含むか、またはそれに基づき得る。
2段階ランダムアクセスは、異なるセルサイズおよび異なるRRC状態に対して、周波数範囲1(FR1)、たとえば、450MHz~6000MHzおよび周波数範囲2(FR2)(たとえば、24.25GHz~52.6GHz)の中で実施され得る。たとえば、2段階ランダムアクセスが、RRCアイドル状態、RRC非アクティブ状態、およびRRC接続状態にあるUEによって実施されることが可能であることが有用であり得る。2段階ランダムアクセスが、有効なタイミングアドバンス(TA)を有するUEおよび有効なTAをもたないUE向けに実施されることが可能であることが有用であり得る。FR1およびFR2の中で使われるヌメロロジーは異なってよく、それにより、チャネル伝搬確率も異なる。したがって、異なる時間周波数リソース割振りが、2段階ランダムアクセス用に使われてよい。したがって、2段階ランダムアクセスが、msgAおよびmsgBチャネル構造設計および手順設計における、柔軟な時間周波数リソース割振りおよび柔軟なヌメロロジー構成をサポートするように構成されることが有用であり得る。FR1とFR2との間の異なる伝搬環境を受け入れるために、ならびに異なるセルをサポートするために、msgAプリアンブルとペイロードとの間に送信ギャップがあってよい。
図4Aは、msgA402の論理チャネル構造を示す。図400のmsgAは、2つの部分、すなわちmsgAプリアンブル404およびmsgAペイロード406を含む。msgA402は、ガード帯域408をさらに含む。さらに、プリアンブル404およびペイロード406の各々は、送信終了部分にガード時間410を含み得る。プリアンブル404とペイロード406との間には、送信ギャップ412(TxG)がある。TxG412の長さは、Tgによって記される。TxG412のこの値は、構成可能であり得る。たとえば、いくつかの態様では、たとえば低レイテンシケースのために、TxG412は、ゼロにセットされてよい。他の態様では、プリアンブル404およびペイロード406は、異なる帯域幅パート(BWP)の異なるヌメロロジーを使うときなどに、異なる電力制御方式を有し得る。TxG412の包含は、プリアンブル404とペイロード406との間のチューニングギャップとして機能し得る。プリアンブル、ペイロード、および送信ギャップの持続時間は、基準SCSに基づいて指定されてよく、基準SCSは、システム情報(SI)の中でハードコーディングまたはブロードキャストされ得る。たとえば、異なる基準SCSがFR1およびFR2の中でサポートされてよく、たとえば、FR1中での基準SCSは15kHzであってよく、FR2中での基準SCSは60kHzまたは120kHzであってよい。プリアンブルおよび/またはペイロードによって使われる実際のヌメロロジーは、SIまたはRRC中でブロードキャストされ、これらは、基準SCSとは異なり得る。ガード時間およびガード帯域がペイロード送信用に構成されると、持続時間および帯域幅も、基準SCSに基づいて指定され得る。いくつかの態様では、送信ギャップおよびガード時間の持続時間はN個のシンボルであってよく、ガード帯域のBWはM個のトーンであってよい。
プリアンブルとペイロードとの間の構成可能送信ギャップが有利な場合がある。たとえば、送信ギャップは、プリアンブルとペイロードとの間のヌメロロジーが異なる事例の原因であり得る。展開シナリオによっては、プリアンブルヌメロロジーは、1.25kHz、5kHz、15kHz、またはそれ以上のサブキャリア間隔を使用し得る。主にDMRSおよびPUSCHであるペイロードに関して、ペイロード側ヌメロロジーのためのサブキャリア間隔は、15kHzの倍数、たとえば、15kHz、30kHz、60kHz、120kHzであり得る。さらに、時間周波数リソース割振りは、プリアンブルとペイロードとの間で異なり得る。図4の線図は、プリアンブルおよびペイロードが合わせて多重化されるような、プリアンブルおよびペイロードの論理構造の例を与える。ただし、時間周波数マッピングに関して、プリアンブルおよびペイロードは異なり得る。たとえば、プリアンブルは複数のスロットを占める場合があり、ペイロードは断片スロットを使うだけである場合がある。帯域幅に関して、プリアンブルは、たとえば、1MHzを占める場合があり、ペイロードは、たとえば、5Hzを占める場合がある。また、msgA初回送信、再送信、またはmsgAフォールバックのためのBWP構成は、同じであっても異なってもよい。
msgAおよび/またはmsgBのリソース構成は、ある程度の非効率および/または曖昧性につながり得る。そのような曖昧性の結果、たとえば、UEおよび/または基地局が複数および/または追加の処理を実施することになる場合があり、これにより実装の複雑さが増す場合があり、いくつかの事例では、フォールスアラームおよび/または不検出につながる場合がある。したがって、基地局およびUEが、時間周波数リソース構成を記述するための統一座標系として基準座標系を使うことができるような、時間周波数グリッドにおいて何らかの基準SCSまたは時間周波数構造を定義し得る基準座標系を有することが望ましい場合がある。少なくとも1つの利点は、統一座標系が、2段階RACH手順において、シグナリングオーバーヘッドを削減し、ならびに非効率および/または曖昧性を削減し得ることである。さらに、基準SCSを使用することで、シグナリングオーバーヘッドを削減することができ、というのは、UEは、基準SCSの代わりに使われる実際のSCSに基づくいかなる算出も実施する必要がなくなるからである。
図5は、時間周波数リソースマッピングの例500、520を示す図である。基準SCSに基づいて、UEは、どのようにしてガード帯域、ガード時間、および送信ギャップを構成するか、ならびにどのようにしてその実際の送信時間にインデックス付けするかを、基地局から知ることができる。UEは、プリアンブルおよびペイロード用に、異なる持続時間および異なる帯域幅を構成するように構成され得る。異なるヌメロロジーが使われる場合、記述はあまりにも複雑になる場合があるが、システムが基準SCSを使用した場合、時間周波数ドメインの中で、どこで、およびいつ、msgA(たとえば、502、504、506、508)が送信されるかに関して、基準スロット構造が定義されてよく、基準スロットインデックスおよび基準PRBインデックスとの関係で指定されてもよい。たとえば、ネットワークが、特定の周波数ロケーションにおいて、および特定の時間ロケーションにおいて送信するようなUEを構成した場合、そうすることによってUEが異なるヌメロロジーを使う場合、統一された記述を与えるのが難しいことがあるが、何らかの基準SCSを定義し、何らかの基準座標系に基づかせた場合、どこで、およびいつ、そのUEが送信されるかが指定され、この基準座標に関連させることができ、UEについて曖昧性は存在しなくなる。
上記に基づいて、スロットインデックス付けのための共通基準時点が存在してよく、これは、UEに、そのmsgAをいつ送信するべきかを知らせることができる。具体的には、そのプリアンブルをいつ送信するべきか、およびそのペイロードをいつ送信するべきかである。それらの時間ドメインロケーションは、基準スロットインデックスに関して指定され、そのスロットインデックス算出は基準SCSに基づく。同様に、周波数ドメインにおいて、基地局は、UEに、周波数ドメイン中でmsgAチャネル構造をどのようにして構成するかに関して有し得る選択肢を伝える必要がある。PRBインデックス付けは、基準SCSに基づいて算出されてもよい。時間周波数ドメイン中での基準座標系、msgAおよびMsgBの時間周波数マッピングは、曖昧性なしで指定され得る。基本的に、msgAプリアンブルおよびペイロードの周波数ドメインマッピングは、同じまたは異なるPRBインデックスにおいて開始し、終了し、図5の例500、520に示すように、同じまたは異なる帯域幅を占め得る。msgAプリアンブルおよびペイロードについての時間ドメインマッピングも、同じまたは異なるスロットインデックスにおいて開始し、終了してよく、このスロットインデックスは、基準スロットインデックスであり、異なる数のスロットに渡り得る。スロットは、整数個のスロットでも、分数スロットでもよい。図6に示すように、基本的にPDCCH部分(たとえば、602、606)およびPDSCH部分(たとえば、604、608)を含むmsgBについて、それらの部分は、異なる帯域幅を有してよく、異なる持続時間を有してよい。この基準座標系を使うことによって、基地局が、同じスロット送信、異なるスロット送信、同じ帯域幅、異なる帯域幅を、UEに伝える必要があるとき、それははるかに簡単にされ、というのは、UEおよび基地局は、スロットインデックス、すなわちこのPRBインデックスを参照するとき、定義された基準SCSを尊重するだけでよいからである。
図5を参照すると、2段階RACH UEは、最初にROを選択し、そのプリアンブルをRO(たとえば、502、506)において送信し得る。プリアンブルが送信された後、UEは、PRUを選択し、ペイロードをPRU(たとえば、504、508)において送信し得る。展開、ペイロードサイズ、およびMCSによっては、プリアンブルおよびペイロードについての時間周波数マッピング関係はかなり異なり得る。
図7および図8は、本開示のいくつかの態様によるPUSCHリソースユニット(PRU)インデックス付けおよびPRUグループ化に関連する。2段階RACHでは、各PRUは、DMRSアンテナポートおよびDMRSシーケンスを有して構成され得る。DMRSシーケンスは、DMRSシーケンス生成に関わるスクランブリングIDであってよい。DMRSに加え、PRUは、PUSCH送信に割り振られたPUSCH時間周波数リソースも含み得る。
プリアンブルとPRUとの間の所与のマッピング規則に対して、DMRSシーケンス生成のスクランブリングIDは、図7に示すように、プリアンブルシーケンスIDを入力パラメータとして使い得る。図7に示すように、msgAペイロードは、702において、CRCでパッチされ得る。次いで、704において、ペイロードは、低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダによって符号化されてよく、これは、信頼できないか、またはノイズのある通信チャネルを介したデータ送信におけるエラーを制御するための手段を提供し得る。その後、706において、何らかのビットレベルスクランブリングが起こる。2段階RACHは、すべてのRRC状態にあるUEを、RRCアイドル状態にあるUEであってもサポートする必要があるので、そのようなUEは、基地局との確立されたRRC接続をまだ有しておらず、したがって、有効なセル無線ネットワーク一時識別子(c-rnti)を有していない。この点において、ビットスクランブリングはc-rntiによる測度である場合があり、RRC接続UEにのみ有効なので、ビットスクランブリングにおけるいくつかの変更が必要とされ得る。RRC接続UEのみが4段階RACHにおいて許可されるが、ここで我々は、2段階RACHを構成したい。そのことは、UEが、有効なc-rntiを取得することができる前に、PUSCHペイロード部分をデータに送信する必要があることを意味する。ビットスクランブリングを作用するようにするため、およびRRCアイドルUEおよび非アクティブUEが基地局によって認識されるために、スクランブリングIDがビットスクランブリングにおいて必要とされ得る。
スクランブリング706の後、線形変調710があり、何らかの波形がある場合、変換プリコーディング712があり、いくつかの事例では、変換プリコーディングはスキップされてよい。その後、IFFT714があり、次いで、DMRS720およびUCI718とともに何らかの多重化がある。msgAプリアンブルおよびペイロードは一緒に送信されるので、UEがプリアンブルを選択した後、DMRSは独立ではない。したがって、プリアンブルシーケンスとDMRSシーケンスとの間に、何らかの関連付けがあるはずである。というのは、基地局が、プリアンブルを処理し、プリアンブルを処理した結果を、DMRSおよびPUSCHを処理するのに使うからである。プリアンブルシーケンスおよびDMRSシーケンスが別々に構成または生成される場合、プリアンブルの処理結果は、ペイロード処理を実施するのに有用でない場合がある。したがって、プリアンブルとDMRSとの間に、関連付けまたはマッピング規則があり得る。そのため、これらの2つは相関され得る。プリアンブルが検出された後、プリアンブルは、基地局がこのペイロードを処理するため、およびUE用のチャネル推定を行うためのサイズ決定情報を提供し得る。相関により、DMRSシーケンスを生成するために、DMRSは、プリアンブルシーケンスインデックスを入力パラメータとして使ってよく、これは当然、msgAプリアンブルとmsgAペイロードとの間の関連付けである。
PRUがインデックスを有するために、PRUは、コードドメインインデックスを有し得る。PRUは、別のグループインデックスも有し得る。各PRUは、DMRSアンテナポートおよびDMRSシーケンス(たとえば、スクランブリングID)、ならびにPUSCH時間周波数リソースを有して構成され得る。プリアンブルとPRUとの間の所与のマッピング規則のために、DMRSスクランブリングIDは、プリアンブルシーケンスインデックスを入力パラメータとして使い得る。したがって、PRUのインデックス付けは、プリアンブルシーケンスインデックスまたはDMRSリソースインデックスに基づいて、コードドメイン中で最初に行われ得る。たとえば、PRU向けのコードインデックスは、以下の式を使って定義され得る。
CodeIndex_PRU=K1*Index_DMRS_Port+K2*Index_DMRS_ScramblingID+K3*Index_Preamble
上記式において、K1、K2、およびK3は、ゼロ以上であってよく、スケーリング整数である。公式に示すように、プリアンブルインデックスは、PRUのコードインデックスを生成または算出する際のパラメータになる。K1、K2、K3は、スケーリング整数であり、マッピング規則が固定されると、定数であるはずである。K1、K2、K3および公式は、システム情報中でも、基地局からUEへシグナリングされ得る。
複数のPRUに対して、1つのPRUが、1つのDMRSアンテナポート、DMRSシーケンス、およびPUSCH時間周波数リソースであるが、複数のPRUがコードドメイン、時間ドメイン、および周波数ドメイン中で多重化されてよく、これらは、それぞれ、CDMA、TDMA、およびFDMAに転換し得る。コードドメイン中で多重化される複数のPRUに対して、コードインデックス公式が使用されてよい。ただし、複数のPRUが時間周波数ドメイン中で指定されてよく、そのPRUにもグループインデックスが与えられてよい。このことは、時間周波数ドメインにわたって、各PRUが2次元配列によって指定され得ることを意味する。配列の最初の要素はグループインデックスであってよく、そうすることによって、グループインデックスが周波数ドメインの最初のソーティングに続いてよく、時間ドメインソーティングが続き、またはその逆でよい。いくつかの事例では、時間ドメインソーティングが最初であってよく、周波数ドメインソーティングが続く。2次元配列は、UEによってmsgA送信用に使われるべきPRUを識別する。本開示は、特定のプリアンブルに関連付けられたPRUを指定するやり方を採り入れ、どのようにプリアンブルリソースが、およびどのようにペイロードリソースがマップされ得るか、ならびにどのようにこのマッピング関係が基準座標系に基づいて確立され得るかを記述する。
図8は、PRUインデックス付けおよびPRUグループ化の例を与える。図8を参照すると、例800は、ペイロード機会(PO)を共有する複数のPRU(たとえば、804-1~804-Q)の例を示し、ここで、PRUは、PRUグループ(たとえば、802)内でコードインデックスによって順序付けられ得る。例820は、時間周波数ドメイン中で構成され得る複数のPRUグループ(たとえば、806~816)を示す。PRUグループのインデックス付けは、本明細書で開示したどの順序に従ってもよい。各PRUは、2次元配列によって、たとえば、PRUグループインデックスに基づいて、およびPRUコードインデックスによって識別され得る。
図9A~図9Bは、本開示のいくつかの態様による、2段階RACH手順での、UEと基地局との間のシグナリングのコールフロー図900を示す。図9A~図9Bの線図900は、UE902および基地局904を含む。基地局904は、セルを提供するように構成され得る。たとえば、図1のコンテキストでは、基地局904は基地局102/180に対応してよく、したがって、セルは、通信カバレージが提供される地理的カバレージエリア110および/またはカバレージエリア110'を有するスモールセル102'を含み得る。さらに、UE902は、少なくともUE104に対応し得る。別の例では、図3のコンテキストにおいて、基地局904は基地局310に対応してよく、UE902はUE350に対応してよい。任意選択の態様が、破線で示される。
UE902は、アップリンク同期を獲得し、ネットワークのためのアップリンク許可を獲得するため、および/またはネットワークへペイロードを送信するために、2段階RACH手順を実施し得る。様々な構成において、UE902は、2段階RACH手順を通してUE902のアイデンティティまたはIDを指示することができ、さらに、基地局904は、2段階RACH手順を通して、UE902のIDを確認することができる。
2段階RACH手順の始まりに先立って、UEは、基地局から、基地局についてのランダムアクセス構成情報(たとえば、906)を受信し得る。基地局によって送信されるランダムアクセス構成情報は、ダウンリンク基準信号(RS)および/または同期信号ブロック(SSB)もしくはシステム情報ブロック(SIB)などの物理チャネルの形であってよい。UEは、ランダムアクセス構成情報を受信し、2段階RACHの構成を判断するために処理し得る。ランダムアクセス構成情報(たとえば、SSB、SIB、およびRS)は、2段階RACHプロセスのためのmsgAおよびmsgBのチャネル構造、関連付けられた手順、ならびに関連閾などのRACHプロセス構成パラメータを含み得る。いくつかの態様では、ランダムアクセス構成情報は、2段階RACH手順においてメッセージ用の時間周波数リソース構成を識別するための基準として使用され得る基準サブキャリア間隔(SCS)に基づき得る。SCSは、あらかじめ定義され、UE902と基地局904の両方によって知られていてよい。基準SCSは、第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンクBWPに関連付けられ得る。いくつかの態様では、基地局は、たとえば、参照され得る、基準SCSについての情報を実際のSCS、907として送信し得る。UE(たとえば、902)と基地局(たとえば、904)の両方が、基準SCSを、時間周波数リソース構成を記述する基準座標系として使用するように構成されてよい。
2段階RACH手順は、UE902と基地局904との間での2つのメッセージの交換を含み得る。UE902は、2段階RACH手順を第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、402、924)で開始してよく、これはmsgAと呼ばれ得る。msgAは、プリアンブル(たとえば、404、926)およびペイロード(たとえば、406、928)を含み得る。基地局904は、2段階RACH手順を第2のランダムアクセスメッセージ(たとえば、938)で完了することができ、これはmsgBと呼ばれ得る。
ランダムアクセス構成情報を受信し、処理した後、UEはプリアンブルを生成し得る。UEは、ランダムアクセス構成情報中で示された構成情報に基づいて、プリアンブルを判断することができる。UEは、908において、1つまたは複数のキャリア周波数において基地局(たとえば、904)から受信されたランダムアクセス構成情報と、第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンクBWPに関連付けられた基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、402、924)のプリアンブル(たとえば、404、926)のための第1の持続時間を判断するように構成されてよい。
UEは、第1のランダムアクセスメッセージ用のペイロードを生成することもできる。たとえば、910において、UEは、1つまたは複数のキャリア周波数において基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と、基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのペイロード(たとえば、406、928)のための第2の持続時間を判断するように構成され得る。
いくつかの態様では、UEは、912において、第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブル(たとえば、404、926)とペイロード(たとえば、406、928)との間のガード時間(たとえば、410)のための第3の持続時間を判断するように構成されてよい。いくつかの態様では、ガード時間の第3の持続時間は、基地局からのランダムアクセス構成情報(たとえば、906)と、基準SCSとに基づいて判断され得る。いくつかの態様では、プリアンブルまたはペイロードのうちの少なくとも1つが、ガード時間410を含み得る。ただし、いくつかの態様では、プリアンブルおよびペイロードの各々がガード時間410を含み得る。さらにいくつかの態様では、プリアンブルに関連付けられたガード時間の持続時間は、ペイロードに関連付けられたガード時間の持続時間と同じである場合も、異なる場合もある。
いくつかの態様では、914においてUEは、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージについての、ガード帯域(たとえば、408)の帯域幅およびガード期間の持続時間を判断するように構成されてよい。いくつかの態様では、プリアンブルまたはペイロードのうちの少なくとも1つが、ガード帯域を使って送信され得る。
いくつかの態様では、916においてUEは、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて、プリアンブルとペイロードとの間の送信ギャップ(たとえば、412)のためのギャップ持続時間を判断するように構成されてよい。送信ギャップは、プリアンブルの送信の終了と、ペイロードの送信の開始との間の持続時間であってよい。送信ギャップの持続時間は、構成可能であり得る。たとえば、低レイテンシケースでは、送信ギャップはゼロにセットされ得る。ただし、いくつかの態様では、プリアンブルおよびペイロードが、異なるヌメロロジーまたは異なる帯域幅パート(BWP)を使うときなどには、プリアンブルおよびペイロードは異なる電力制御方式を有することになる。したがって、UEが、UE送信を容易にするか、または簡単にするために、送信ギャップがもち込まれてよい。送信ギャップは、プリアンブルとペイロードとの間のチューニングギャップとして機能し得る。さらに、送信ギャップは、基地局にいくつかの利点も与え得る。たとえば、2段階RACHにおいて、基地局は、プリアンブルを最初に処理し、基地局がプリアンブルを検出し、処理した後、基地局は、処理から導出された情報を、ペイロードを処理するのに使うことになる。送信ギャップは、基地局処理を簡単にし得る、時間のギャップも与える。
いくつかの態様では、918においてUEは、第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアクティブアップリンクBWPに関連付けられた基準SCSに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断するように構成されてよい。いくつかの態様では、1つまたは複数のキャリア周波数上での第1のランダムアクセスメッセージの時間ドメインマッピングは、共通基準スロットインデックスに基づき得る。
いくつかの態様では、920においてUEは、基準SCSに基づいて、1つまたは複数のキャリア周波数に対する、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準物理リソースブロック(PRB)を判断するように構成されてよい。いくつかの態様では、1つまたは複数のキャリア周波数上での、第1のランダムアクセスメッセージの周波数ドメインマッピングは、共通基準PRBに基づき得る。さらにいくつかの態様では、第1のランダムアクセスメッセージの送信は、共通基準スロットインデックスまたは共通基準PRBのうちの少なくとも1つに基づき得る。
いくつかの態様では、922においてUEは、ペイロード用の少なくとも1つの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)リソースユニットを判断するように構成されてよい。PUSCHリソースユニット(PRU)は、復調基準信号(DMRS)アンテナポートおよびDMRSスクランブリング識別子(ID)に関連付けられてよい。DMRSスクランブリングIDは、プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づき得る。いくつかの態様では、少なくとも1つのPRUは、コードドメインインデックスを含み得る。コードドメインインデックスは、DMRSアンテナポート、DMRSスクランブリングID、およびプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づき得る。
UEは、第1のランダムアクセスメッセージ924を基地局へ送信するように構成され得る。第1のランダムアクセスメッセージ924は、プリアンブル926およびペイロード928を含み得る。UEは、ランダムアクセス手順を開始するために、1つまたは複数のキャリア周波数上で第1のランダムアクセスメッセージを基地局へ送信し得る。
基地局904は、RACH手順を開始するために、1つまたは複数のキャリア周波数上で第1のランダムアクセスメッセージをUEから受信し得る。いくつかの態様では、第1のランダムアクセスメッセージは、プリアンブルおよびペイロードを含むことができ、プリアンブルの第1の持続時間およびペイロードの第2の持続時間は基準SCSに基づき得る。
基地局は、930において、第1のランダムアクセスメッセージを処理するように構成され得る。上述したように、プリアンブルが最初に処理され、次いで、ペイロードである。プリアンブルが適正に受信され、復号された場合、基地局は、ペイロードを検出し、処理することができる。いくつかの態様では、基地局は、プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに基づくDMRSスクランブリングIDを使って、第1のランダムアクセスメッセージを処理するように構成され得る。
基地局は、936において、第1のランダムアクセスメッセージに応答して、第2のランダムアクセス応答メッセージを生成し得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージは、1つまたは複数のキャリア周波数上の、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含み得る。1つまたは複数のキャリア周波数上のタイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、基準SCSに基づき得る。いくつかの態様では、タイミングアドバンス指示とアップリンク許可指示の両方が基準SCSに基づき得る。ただし、いくつかの態様では、1つまたは複数のキャリア周波数上のタイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、第1のランダムアクセスメッセージ中に含まれるペイロードの送信において使われる実際のSCS(たとえば、907)に基づき得る。さらにいくつかの態様では、タイミングアドバンス指示およびアップリンク許可指示は、第1のランダムアクセスメッセージ中に含まれるペイロードの送信において使われる実際のSCSに基づき得る。いくつかの態様では、1つまたは複数のキャリア周波数上のタイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、初期アップリンクBWP用のネットワーク構成に基づき得る。いくつかの態様では、1つまたは複数のキャリア周波数上のタイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、アクティブアップリンクBWPに基づき得る。
いくつかの態様では、基地局は、932において、UEのRACH手順能力に関連付けられた基準SCSに基づいて、第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断するように構成され得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは、共通基準スロットインデックスに基づき得る。
いくつかの態様では、基地局は、934において、基準SCSに基づいて、第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準PRBを判断するように構成され得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは、共通基準PRBに基づき得る。いくつかの態様では、1つまたは複数のキャリア周波数上での第2のランダムアクセス応答メッセージの送信は、共通基準スロットインデックスまたは共通基準PRBのうちの少なくとも1つに基づき得る。
いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージは、第1のランダムアクセスメッセージの再送信をトリガするように構成され得る。たとえば、基地局が、プリアンブルおよび/またはペイロードを適正に復号しないときである。いくつかの態様では、プリアンブル検出および/またはペイロード処理は失敗し得る。そのような事例では、基地局は、プリアンブルの復号または処理に成功することができず、その結果、基地局は、ペイロード処理の実施に成功することができない場合がある。失敗したプリアンブル復号および/または失敗したペイロード処理は、2段階RACH手順を失敗させる場合があり、したがって、UEは2段階RACH手順を再試行し得る。
図10は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1000である。この方法は、UEあるいはUEの構成要素(たとえば、UE104、350、902、1450、装置1102/1102'、メモリ360を含み得るとともにUE全体またはTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、および/もしくはコントローラ/プロセッサ359など、UEの構成要素であってよい処理システム1214)によって実施され得る。説明される動作のうちの1つまたは複数が、省略され、入れ替えられ、または同時発生する場合がある。図10では、任意選択の態様が破線で示される。方法は、UEが、2段階RACH手順のための時間周波数リソース構成を記述するのに、統一座標基準を使用することを可能にし得る。
1002において、UEは、ランダムアクセス構成情報(たとえば、906)を受信し得る。たとえば、1002は、装置1102のランダムアクセス構成構成要素1106によって実施され得る。UEは、基地局から、基地局についてのランダムアクセス構成情報を受信し得る。ランダムアクセス構成情報は、図4および図9との関連で記載した、406、906および/または907に対応し得る。
1004において、UEは、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、402、924)のプリアンブル(たとえば、404、926)のための第1の持続時間(たとえば、908)を判断し得る。たとえば、1004は、装置1102のプリアンブル持続時間構成要素1108によって実施され得る。UEは、1つまたは複数のキャリア周波数上で基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と、複数のキャリア周波数に共通する基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルのための第1の持続時間を判断することができる。基準SCSは、第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられ得る。
1006において、UEは、第1のランダムアクセスメッセージのペイロード(たとえば、406、928)についての第2の持続時間(たとえば、910)を判断し得る。たとえば、1006は、装置1102のペイロード持続時間構成要素1110によって実施され得る。UEは、1つまたは複数のキャリア周波数において基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と、基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのペイロードのための第2の持続時間を判断し得る。プリアンブルおよびペイロードは、同じヌメロロジーまたは異なるヌメロロジーに基づき得る。プリアンブルおよびペイロードは、同じ時間周波数リソース割振りまたは異なる時間周波数リソース割振りに基づき得る。ランダムアクセス構成情報は、基準SCSに関して、ペイロードおよびプリアンブルの時間および/もしくは周波数割振りまたはヌメロロジーに関する情報を示し得る。基準SCSは、あらかじめ定義され、UEおよび基地局に知られていてよい。いくつかの態様では、基地局は、UEによって使われるべき基準SCSについての情報を送信し得る。
いくつかの態様では、たとえば、1008において、UEは、第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブル(たとえば、404、926)とペイロード(たとえば、406、928)との間のガード時間(たとえば、410)のための第3の持続時間(たとえば、912)を判断し得る。たとえば、1008は、装置1102のガード時間構成要素1112によって実施され得る。ガード時間の第3の持続時間は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて判断され得る。いくつかの態様では、プリアンブルまたはペイロードのうちの少なくとも1つが、ガード時間を含み得る。
いくつかの態様では、たとえば、1010において、UEは、第1のランダムアクセスメッセージ用のガード帯域(たとえば、408)の帯域幅(たとえば、914)およびガード期間(たとえば、410)の持続時間を判断し得る。たとえば、1010は、装置1102のガード帯域構成要素1114によって実施され得る。UEは、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージ用のガード帯域の帯域幅およびガード期間の持続時間を判断し得る。いくつかの態様では、プリアンブルまたはペイロードのうちの少なくとも1つが、ガード帯域を使って送信され得る。
いくつかの態様では、たとえば、1012において、UEは、プリアンブルとペイロードとの間の送信ギャップ(たとえば、412)のためのギャップ持続時間(たとえば、916)を判断し得る。たとえば、1012は、装置1102のギャップ時間構成要素1116によって実施され得る。UEは、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて、プリアンブルとペイロードとの間の送信ギャップのためのギャップ持続時間を判断し得る。
いくつかの態様では、たとえば、1014において、UEは、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準スロットインデックス(たとえば、918)を判断し得る。たとえば、1014は、装置1102の共通基準スロットインデックス構成要素1118によって実施され得る。UEは、1つまたは複数のキャリア周波数についての基準SCSに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断し得る。いくつかの態様では、1つまたは複数のキャリア周波数上での第1のランダムアクセスメッセージの時間ドメインマッピングは、共通基準スロットインデックスに基づき得る。
いくつかの態様では、たとえば、1016において、UEは、1つまたは複数のキャリア周波数に対して、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準PRB(たとえば、920)を判断し得る。たとえば、1016は、装置1102の共通基準PRB構成要素1120によって実施され得る。UEは、基準SCSに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準PRBを判断し得る。いくつかの態様では、基地局は、異なるヌメロロジー、異なるスロットフォーマット、および/または異なるPOサイズに対して、msgAプリアンブル機会(RO)とmsgAペイロード機会(PO)との間の時間/周波数オフセットを指定してよい。いくつかの態様では、1つまたは複数のキャリア周波数上での、第1のランダムアクセスメッセージの周波数ドメインマッピングは、共通基準PRBに基づき得る。いくつかの態様では、第1のランダムアクセスメッセージの送信は、共通基準スロットインデックスまたは共通基準PRBのうちの少なくとも1つに基づき得る。
いくつかの態様では、たとえば、1018において、UEは、ペイロード用の少なくとも1つのPRUを判断し得る(たとえば、922)。たとえば、1018は、装置1102のPRU構成要素1122によって実施され得る。少なくとも1つのPRUは、DMRSアンテナポートおよびDMRSスクランブリングIDに関連付けられ得る。DMRSスクランブリングIDは、プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づき得る。いくつかの態様では、少なくとも1つのPRUは、コードドメインインデックスを含み得る。コードドメインインデックスは、DMRSアンテナポート、DMRSスクランブリングID、またはプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づき得る。
1020において、UEは、ランダムアクセス手順を開始するために、1つまたは複数のキャリア周波数上で、第1のメッセージ(たとえば、402、924)を基地局(たとえば、904)へ送信し得る。たとえば、1020は、装置1102の送信構成要素1124によって実施され得る。
いくつかの態様では、たとえば、1022において、UEは、第1のランダムアクセスメッセージに応答して、1つまたは複数のキャリア周波数上で、基地局から第2のランダムアクセス応答メッセージを受信し得る。たとえば、1022は、装置1102の受信構成要素1104によって実施され得る。第2のランダムアクセス応答メッセージは、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは、共通基準スロットインデックスに基づき得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは、共通基準PRBに基づき得る。いくつかの態様では、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、基準SCSに基づき得る。いくつかの態様では、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つが、第1のランダムアクセスメッセージ中に含まれるペイロードの送信において使われる実際のSCSに基づき得る。いくつかの態様では、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、初期アップリンクBWP用のネットワーク構成に基づき得る。いくつかの態様では、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、アクティブアップリンクBWPに基づき得る。UEは、基準SCS、基準PRBインデックス、および/または基準スロットインデックスに基づいて、基地局からのTAおよび/またはアップリンク許可指示を解釈し得る。基準SCSは、あらかじめ定義されてよい。別の例では、SCSは、第1のランダムアクセスメッセージペイロード送信においてUEによって使われるSCSに基づき得る。TAおよび/またはアップリンク許可指示は、初期アップリンクBWP用のネットワーク構成に基づき得る。TAおよび/またはアップリンク許可は、アクティブアップリンクBWPに基づき得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは、共通基準スロットインデックスに基づき得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは、共通基準PRBに基づき得る。
図11は、例示的な装置1102の中の様々な手段/構成要素の間のデータフローを示す概念的なデータフロー図1100である。装置は、UEまたはUEの構成要素であってよい。装置は、たとえば、図10の1022との関連で記載したように、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、924)に応答して第2のランダムアクセス応答メッセージ(たとえば、938)を受信し得る受信構成要素1104を含む。第2のランダムアクセス応答メッセージは、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含み得る。装置は、たとえば、図10の1002との関連で記載したように、基地局(たとえば、904)から、基地局についてのランダムアクセス構成情報(たとえば、906)を受信し得るランダムアクセス構成構成要素1106を含む。装置は、たとえば、図10の1004との関連で記載したように、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、402、924)のプリアンブル(たとえば、404、926)についての第1の持続時間(たとえば、908)を判断し得るプリアンブル持続時間構成要素1108を含む。装置は、たとえば、図10の1006との関連で記載したように、第1のランダムアクセスのペイロード(たとえば、406、928)のための第2の持続時間(たとえば、910)を判断することができるペイロード持続時間構成要素1110を含む。装置は、たとえば、図10の1008との関連で記載したように、第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブル(たとえば、404、926)とペイロード(たとえば、406、928)との間のガード時間(たとえば、410)のための第3の持続時間(たとえば、912)を判断することができるガード時間構成要素1112を含む。ガード時間の第3の持続時間は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて判断され得る。装置は、たとえば、図10の1010との関連で記載したように、第1のランダムアクセスメッセージ用のガード帯域(たとえば、408)の帯域幅(たとえば、914)およびガード期間の持続時間を判断することができるガード帯域構成要素1114を含む。装置は、たとえば、図10の1012との関連で記載したように、プリアンブルとペイロードとの間の送信ギャップ(たとえば、412)のためのギャップ持続時間(たとえば、916)を判断することができるギャップ時間構成要素1116を含む。装置は、たとえば、図10の1014との関連で記載したように、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準スロットインデックス(たとえば、918)を判断することができる共通基準スロットインデックス構成要素1118を含む。装置は、たとえば、図10の1016との関連で記載したように、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準PRB(たとえば、920)を判断することができる共通基準PRB構成要素1120を含む。装置は、たとえば、図10の1018との関連で記載したように、ペイロードについての少なくとも1つのPRU(たとえば、922)を判断することができるPRU構成要素1122を含む。装置は、たとえば、図10の1020との関連で記載したように、第1のメッセージ(たとえば、402、924)を基地局(たとえば、904)へ送信することができる送信構成要素1124を含む。
装置は、図10の上述のフローチャート内のアルゴリズムのブロックの各々を実施するさらなる構成要素を含む場合がある。したがって、図10の上述のフローチャート内の各ブロックは、1つの構成要素によって実施される場合があり、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含む場合がある。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実施するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図12は、処理システム1214を利用する装置1102'のハードウェア実装形態の例を示す図1200である。処理システム1214は、バス1224によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1224は、処理システム1214の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含んでもよい。バス1224は、プロセッサ1204、構成要素1104、1106、1108、1110、1112、1114、1116、1118、1120、1122、1124、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1206によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素を含む、様々な回路を互いにリンクさせる。バス1224はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、それらは当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上は説明されない。
処理システム1214は、トランシーバ1210に結合され得る。トランシーバ1210は、1つまたは複数のアンテナ1220に結合される。トランシーバ1210は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1210は、1つまたは複数のアンテナ1220から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1214に、詳細には受信構成要素1104に提供する。加えて、トランシーバ1210は、処理システム1214、詳細には送信構成要素1124から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1220に印加されるべき信号を生成する。処理システム1214は、コンピュータ可読媒体/メモリ1206に結合されたプロセッサ1204を含む。プロセッサ1204は、コンピュータ可読媒体/メモリ1206上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1204によって実行されると、任意の特定の装置に対して上で説明された様々な機能を処理システム1214に実施させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1206は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1204によって操作されるデータを記憶するためにも使用される場合がある。処理システム1214は、構成要素1104、1106、1108、1110、1112、1114、1116、1118、1120、1122、1124のうちの少なくとも1つをさらに含む。構成要素は、プロセッサ1204の中で稼働するとともにコンピュータ可読媒体/メモリ1206の中に常駐する/記憶されるソフトウェア構成要素、プロセッサ1204に結合された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらのいくつかの組合せであってよい。処理システム1214は、UE350の構成要素であってよく、メモリ360ならびに/またはTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359のうちの少なくとも1つを含み得る。代替として、処理システム1214はUE全体(たとえば、図3の350参照)であってよい。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置1102/1102'は、基地局から、基地局についてのランダムアクセス構成情報を受信するための手段を含む。装置は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と、第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンクBWPに関連付けられた基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルのための第1の持続時間を判断するための手段を含む。装置は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージのペイロードのための第2の持続時間を判断するための手段を含む。装置は、ランダムアクセス手順を開始するために、第1のメッセージを基地局へ送信するための手段を含む。装置は、第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルとペイロードとの間のガード時間のための第3の持続時間を判断するための手段をさらに含む。ガード時間の第3の持続時間は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて判断され得る。装置は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージ用のガード帯域の帯域幅およびガード期間の持続時間を判断するための手段をさらに含む。装置は、基地局から受信されたランダムアクセス構成情報と基準SCSとに基づいて、プリアンブルとペイロードとの間の送信ギャップのためのギャップ持続時間を判断するための手段をさらに含む。装置は、1つまたは複数のキャリア周波数についての基準SCSに基づいて、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断するための手段をさらに含む。装置は、基準SCSに基づいて、1つまたは複数のキャリア周波数に対して、第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準PRBを判断するための手段をさらに含む。装置は、第1のランダムアクセスメッセージに応答して、1つまたは複数のキャリア周波数上で、基地局から第2のランダムアクセス応答メッセージを受信するための手段をさらに含む。第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは、共通基準スロットインデックスに基づき得る。第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは、共通基準PRBに基づき得る。装置は、少なくとも1つのPRUを判断するための手段をさらに含む。PRUは、DMRSアンテナポートおよびDMRSスクランブリングIDに関連付けられてよい。DMRSスクランブリングIDは、プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づき得る。装置は、第1のランダムアクセスメッセージに応答して、基地局から、1つまたは複数のキャリア周波数上で第2のランダムアクセス応答メッセージを受信するための手段をさらに含む。第2のランダムアクセス応答メッセージは、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含み得る。上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実施するように構成された装置1102および/または装置1102'の処理システム1214の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明されたように、処理システム1214は、TXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359を含む場合がある。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実施するように構成されたTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359であってよい。
図13は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1300である。この方法は、基地局あるいは基地局の構成要素(たとえば、基地局102、180、310、904、1150、装置1402/1402'、メモリ376を含み得るとともに基地局全体またはTXプロセッサ316、RXプロセッサ370、および/もしくはコントローラ/プロセッサ375など、基地局の構成要素であってよい処理システム1514)によって実施され得る。説明される動作のうちの1つまたは複数が、省略され、入れ替えられ、または同時発生する場合がある。図13では、任意選択の態様が破線で示される。方法は、基地局が、2段階RACH手順のための時間周波数リソース構成を記述するための統一座標基準を提供および/または使用することを可能にし得る。
1302において、基地局は、1つまたは複数のキャリア周波数上で、ランダムアクセス手順のためのランダムアクセス構成情報(たとえば、906)をUEへ送信し得る。たとえば、1302は、装置1402のランダムアクセス構成要素1406によって実施され得る。ランダムアクセス構成情報は、第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンクBWPに関連付けられた基準SCSに基づいてよい。ランダムアクセス構成情報は、図4および図9との関連で記載した、406、906および/または907に対応し得る。
1304において、基地局は、RACH手順を開始するために、1つまたは複数のキャリア周波数上で、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、402、924)をUE(たとえば、902)から受信し得る。たとえば、1304は、装置1402の受信構成要素1404によって実施され得る。第1のランダムアクセスメッセージは、プリアンブル(たとえば、404、926)およびペイロード(たとえば、406、928)を含み得る。プリアンブルは、基準SCSに基づく第1の持続時間を含み得る。ペイロードは、基準SCSに基づく第2の持続時間を含み得る。
1306において、基地局は、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、402、930)を処理し得る。たとえば、1306は、装置1402のプロセッサ構成要素1408によって実施され得る。いくつかの態様では、第1のランダムアクセスメッセージを処理することは、プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づくDMRSスクランブリングIDを使うことを含み得る。
いくつかの態様では、たとえば、1308において、基地局は、第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準スロットインデックス(たとえば、932)を判断し得る。たとえば、1308は、装置1402の共通基準スロットインデックス構成要素1410によって実施され得る。基地局は、UEのRACH手順能力に関連付けられた基準SCSに基づいて、第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断し得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは、共通基準スロットインデックスに基づき得る。
いくつかの態様では、たとえば、1310において、基地局は、第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準PRB(たとえば、934)を判断し得る。たとえば、1310は、装置1402の共通基準PRB構成要素1412によって実施され得る。基地局は、基準SCSに基づいて、第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準PRBを判断し得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは、共通基準PRBに基づき得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージの送信は、共通基準スロットインデックスまたは共通基準PRBのうちの少なくとも1つに基づき得る。
1312において、基地局は、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、402、924)に応答して、第2のランダムアクセス応答メッセージ(たとえば、936)を生成し得る。たとえば、1312は、装置1402の生成構成要素1414によって実施され得る。
1314において、基地局は、1つまたは複数のキャリア周波数上で、第2のランダムアクセス応答メッセージ(たとえば、938)をUE(たとえば、902)へ送信し得る。たとえば、1314は、装置1402の送信構成要素1416によって実施され得る。いくつかの態様では、第2のランダムアクセス応答メッセージは、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの態様では、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、基準SCSに基づき得る。いくつかの態様では、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、第1のランダムアクセスメッセージ中に含まれるペイロードの送信において使われる実際のSCSに基づき得る。いくつかの態様では、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、初期アップリンクBWP用のネットワーク構成に基づき得る。いくつかの態様では、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つは、アクティブアップリンクBWPに基づき得る。
図14は、例示的な装置1402の中の様々な手段/構成要素の間のデータフローを示す概念的なデータフロー図1400である。装置は、基地局または基地局の構成要素であってよい。装置は、たとえば、図13の1304との関連で記載したように、RACH手順を開始するために、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、924)をUE(たとえば、902)から受信し得る受信構成要素1404を含む。装置は、たとえば、図13の1302との関連で記載したように、ランダムアクセス手順のためのランダムアクセス構成情報をUEへ送信することができるランダムアクセス構成要素1406を含む。装置は、たとえば、図13の1306との関連で記載したように、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、930)を処理することができるプロセッサ構成要素1408を含む。装置は、たとえば、図13の1308との関連で記載したように、第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準スロットインデックス(たとえば、932)を判断することができる共通基準スロットインデックス構成要素1410を含む。装置は、たとえば、図13の1310との関連で記載したように、第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準PRB(たとえば、934)を判断することができる共通基準PRB構成要素1412を含む。装置は、たとえば、図13の1312との関連で記載したように、第1のランダムアクセスメッセージ(たとえば、924)に応答して第2のランダムアクセス応答メッセージ(たとえば、936)を生成し得る生成構成要素1414を含む。装置は、たとえば、図13の1314との関連で記載したように、第2のランダムアクセス応答メッセージ(たとえば、938)をUE(たとえば、902)へ送信することができる送信構成要素1416を含む。
装置は、図13の上述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実施する追加構成要素を含み得る。したがって、図13の上述のフローチャートにおける各ブロックは構成要素によって実施されてよく、装置はそれらの構成要素のうちの1つまたは複数を含んでよい。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実施するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図15は、処理システム1514を利用する装置1402'のハードウェア実装形態の例を示す図1500である。処理システム1514は、バス1524によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1524は、処理システム1514の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス1524は、プロセッサ1504、構成要素1404、1406、1408、1410、1412、1414、1416、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1506によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素を含む、様々な回路を互いにリンクする。バス1524はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクし得るが、それらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は説明されない。
処理システム1514は、トランシーバ1510に結合され得る。トランシーバ1510は、1つまたは複数のアンテナ1520に結合される。トランシーバ1510は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を構成する。トランシーバ1510は、1つまたは複数のアンテナ1520から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1514に、詳細には受信構成要素1404に提供する。加えて、トランシーバ1510は、処理システム1514、詳細には送信構成要素1416から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1520に印加されるべき信号を生成する。処理システム1514は、コンピュータ可読媒体/メモリ1506に結合されたプロセッサ1504を含む。プロセッサ1504は、コンピュータ可読媒体/メモリ1506上に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1504によって実行されると、任意の特定の装置に対して上で説明された様々な機能を処理システム1514に実施させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1506は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1504によって操作されるデータを記憶するためにも使用される場合がある。処理システム1514は、構成要素1404、1406、1408、1410、1412、1414、1416のうちの少なくとも1つをさらに含む。構成要素は、プロセッサ1504の中で稼働するとともにコンピュータ可読媒体/メモリ1506の中に常駐する/記憶されるソフトウェア構成要素、プロセッサ1504に結合された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらのいくつかの組合せであってよい。処理システム1514は、基地局310の構成要素であってよく、メモリ376ならびに/またはTXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375のうちの少なくとも1つを含み得る。代替として、処理システム1514は基地局全体(たとえば、図3の310を参照)であってよい。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置1402/1402'は、1つまたは複数のキャリア周波数上で、UEのランダムアクセス手順のためのランダムアクセス構成情報を送信するための手段を含む。ランダムアクセス構成情報は、基準SCSに基づき得る。装置は、RACH手順を開始するために、1つまたは複数のキャリア周波数上で第1のランダムアクセスメッセージをUEから受信するための手段を含む。第1のランダムアクセスメッセージは、プリアンブルおよびペイロードを含み得る。プリアンブルは、基準SCSに基づく第1の持続時間を含み得る。ペイロードは、基準SCSに基づく第2の持続時間を含み得る。装置は、第1のランダムアクセスメッセージを処理するための手段を含む。装置は、第1のランダムアクセスメッセージに応答して、第2のランダムアクセス応答メッセージを生成するための手段を含む。装置は、1つまたは複数のキャリア周波数上で第2のランダムアクセス応答メッセージをUEへ送信するための手段を含む。装置は、UEのRACH手順能力に関連付けられた基準SCSに基づいて、第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断するための手段をさらに含み得る。装置は、基準SCSに基づいて、第2のランダムアクセス応答メッセージのための共通基準PRBを判断するための手段をさらに含み得る。上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実施するように構成された装置1402および/または装置1402'の処理システム1514の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明されたように、処理システム1514は、TXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375を含む場合がある。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実施するように構成されたTXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375であってよい。
開示されたプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は例示的手法の例示であることを理解されたい。設計選好に基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は、並べ替えられる場合があることを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わされるかまたは省略される場合がある。添付の方法クレームは、様々なブロックの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
上記の説明は、本明細書において説明された種々の態様を任意の当業者が実践できるようにするために提供される。これらの態様に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示す態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない最大の範囲を与えられるべきであり、単数形での要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という語は、「例、事例、または例示として働くこと」を意味するために本明細書で使用される。本明細書で「例示的」として説明されるいずれの態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいかまたは有利であると解釈されるべきでない。別段特に述べられない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであってもよく、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含んでもよい。当業者に知られているか、または後で知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素の、すべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。その上、本明細書に開示するものはいずれも、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではない。「モジュール」、「機構」、「要素」、「デバイス」などの単語は、「手段」という単語の代用ではない場合がある。したがって、いかなるクレーム要素も、要素が「ための手段」という句を使用して明確に列挙されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
100 アクセスネットワーク
102 基地局、マクロ基地局
102' スモールセル
104 UE
110 地理的カバレージエリア、カバレージエリア
110' カバレージエリア
120 通信リンク
132 第1のバックホールリンク
134 第3のバックホールリンク
150 Wi-Fiアクセスポイント(AP)
152 Wi-Fi局(STA)
154 通信リンク
158 デバイスツーデバイス(D2D)通信リンク
160 発展型パケットコア(EPC)
162 モビリティ管理エンティティ(MME)
164 他のMME
166 サービングゲートウェイ
168 マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ
170 ブロードキャストマルチキャストサービスセンタ(BM-SC)
172 パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ
174 ホーム加入者サーバ(HSS)
176 IPサービス
180 gNB、基地局
184 第2のバックホールリンク
190 コアネットワーク
192 アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)
193 他のAMF
194 セッション管理機能(SMF)
195 ユーザプレーン機能(UPF)
196 統合データ管理(UDM)
197 IPサービス
198 判断構成要素
199 ランダムアクセス構成要素
310 基地局
316 送信(TX)プロセッサ
318RX 受信機
318TX 送信機
320 アンテナ
350 UE
352 アンテナ
354RX 受信機
354TX 送信機
356 受信(RX)プロセッサ
358 チャネル推定器
359 コントローラ/プロセッサ
360 メモリ
368 TXプロセッサ
370 受信(RX)プロセッサ
374 チャネル推定器
375 コントローラ/プロセッサ
376 メモリ
452 UE
454 基地局
902 UE
904 基地局
1102 装置
1102' 装置
1104 受信構成要素、構成要素
1106 ランダムアクセス構成構成要素、構成要素
1108 プリアンブル持続時間構成要素、構成要素
1110 ペイロード持続時間構成要素、構成要素
1112 ガード時間構成要素、構成要素
1114 ガード帯域構成要素、構成要素
1116 ギャップ時間構成要素、構成要素
1118 共通基準スロットインデックス構成要素、構成要素
1120 共通基準PRB構成要素、構成要素
1122 PRU構成要素、構成要素
1124 送信構成要素、構成要素
1150 基地局
1204 プロセッサ
1206 コンピュータ可読媒体/メモリ
1210 トランシーバ
1214 処理システム
1220 アンテナ
1224 バス
1402 装置
1402' 装置
1404 受信構成要素、構成要素
1406 ランダムアクセス構成要素、構成要素
1408 プロセッサ構成要素、構成要素
1410 共通基準スロットインデックス構成要素、構成要素
1412 共通基準PRB構成要素、構成要素
1414 生成構成要素、構成要素
1416 送信構成要素、構成要素
1450 UE
1504 プロセッサ
1506 コンピュータ可読媒体/メモリ
1510 トランシーバ
1514 処理システム
1520 アンテナ
1524 バス

Claims (70)

  1. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信の方法であって、
    基地局から、前記基地局についてのランダムアクセス構成情報を受信するステップと、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報、および第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルのための第1の持続時間を判断するステップと、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージのペイロードのための第2の持続時間を判断するステップと、
    ランダムアクセス手順を開始するために、第1のメッセージを前記基地局へ送信するステップとを含む方法。
  2. 前記第1のランダムアクセスメッセージの前記プリアンブルと前記ペイロードとの間のガード時間のための第3の持続時間を判断するステップであって、前記ガード時間の前記第3の持続時間は、前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて判断される、ステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プリアンブルまたは前記ペイロードのうちの少なくとも1つは前記ガード時間を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージ用のガード帯域の帯域幅およびガード期間の持続時間を判断するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記プリアンブルまたは前記ペイロードのうちの少なくとも1つは、前記ガード帯域を使って送信される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記プリアンブルとペイロードとの間の送信ギャップのためのギャップ持続時間を判断するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアクティブアップリンクBWPに関連付けられた前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断するステップ、または
    前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準物理リソースブロック(PRB)を判断するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のランダムアクセスメッセージの時間ドメインマッピングは、前記共通基準スロットインデックスに基づく、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のランダムアクセスメッセージの周波数ドメインマッピングは前記共通基準PRBに基づく、請求項7に記載の方法。
  10. 前記第1のランダムアクセスメッセージの前記送信は、前記共通基準スロットインデックスまたは前記共通基準PRBのうちの少なくとも1つに基づく、請求項7に記載の方法。
  11. 前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、前記基地局から、第2のランダムアクセス応答メッセージを受信するステップであって、前記第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは前記共通基準スロットインデックスに基づき、または前記第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは前記共通基準PRBに基づく、ステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  12. 前記ペイロード用の少なくとも1つの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)リソースユニットを判断するステップであって、前記PUSCHリソースユニット(PRU)は、復調基準信号(DMRS)アンテナポートおよびDMRSスクランブリング識別子(ID)に関連付けられる、ステップをさらに含み、
    前記DMRSスクランブリングIDは前記プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づく、請求項1に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つのPRUはコードドメインインデックスを含み、前記コードドメインインデックスは、前記DMRSアンテナポート、前記DMRSスクランブリングID、または前記プリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づく、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、前記基地局から、第2のランダムアクセス応答メッセージを受信するステップであって、前記第2のランダムアクセス応答メッセージは、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含む、ステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  15. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは前記基準SCSに基づく、請求項14に記載の方法。
  16. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、前記第1のランダムアクセスメッセージ中に含まれる前記ペイロードの送信において使われる実際のSCSに基づく、請求項14に記載の方法。
  17. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、初期アップリンクBWP用のネットワーク構成に基づく、請求項14に記載の方法。
  18. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、アクティブアップリンクBWPに基づく、請求項14に記載の方法。
  19. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
    基地局から、前記基地局についてのランダムアクセス構成情報を受信するための手段と、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報、および第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルのための第1の持続時間を判断するための手段と、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージのペイロードのための第2の持続時間を判断するための手段と、
    ランダムアクセス手順を開始するために、第1のメッセージを前記基地局へ送信するための手段とを備える装置。
  20. 前記第1のランダムアクセスメッセージの前記プリアンブルと前記ペイロードとの間のガード時間のための第3の持続時間を判断するための手段であって、前記ガード時間の前記第3の持続時間は、前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて判断される、手段をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記プリアンブルまたは前記ペイロードのうちの少なくとも1つは前記ガード時間を含む、請求項20に記載の装置。
  22. 前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージ用のガード帯域の帯域幅およびガード期間の持続時間を判断するための手段をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  23. 前記プリアンブルまたは前記ペイロードのうちの少なくとも1つは、前記ガード帯域を使って送信される、請求項22に記載の装置。
  24. 前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記プリアンブルとペイロードとの間の送信ギャップのためのギャップ持続時間を判断するための手段をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  25. 前記第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアクティブアップリンクBWPに関連付けられた前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断するための手段、または
    前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準物理リソースブロック(PRB)を判断するための手段をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  26. 前記第1のランダムアクセスメッセージの時間ドメインマッピングは、前記共通基準スロットインデックスに基づく、請求項25に記載の装置。
  27. 前記第1のランダムアクセスメッセージの周波数ドメインマッピングは前記共通基準PRBに基づく、請求項25に記載の装置。
  28. 前記第1のランダムアクセスメッセージの前記送信は、前記共通基準スロットインデックスまたは前記共通基準PRBのうちの少なくとも1つに基づく、請求項25に記載の装置。
  29. 前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、前記基地局から、第2のランダムアクセス応答メッセージを受信するための手段であって、前記第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは前記共通基準スロットインデックスに基づき、または前記第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは前記共通基準PRBに基づく、手段をさらに備える、請求項25に記載の装置。
  30. 前記ペイロード用の少なくとも1つの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)リソースユニットを判断するための手段であって、前記PUSCHリソースユニット(PRU)は、復調基準信号(DMRS)アンテナポートおよびDMRSスクランブリング識別子(ID)に関連付けられる、手段をさらに備え、
    前記DMRSスクランブリングIDは前記プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づく、請求項19に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのPRUはコードドメインインデックスを含み、前記コードドメインインデックスは、前記DMRSアンテナポート、前記DMRSスクランブリングID、または前記プリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づく、請求項30に記載の装置。
  32. 前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、前記基地局から、第2のランダムアクセス応答メッセージを受信するための手段であって、前記第2のランダムアクセス応答メッセージは、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含む、手段をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  33. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは前記基準SCSに基づく、請求項32に記載の装置。
  34. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、前記第1のランダムアクセスメッセージ中に含まれる前記ペイロードの送信において使われる実際のSCSに基づく、請求項32に記載の装置。
  35. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、初期アップリンクBWP用のネットワーク構成に基づく、請求項32に記載の装置。
  36. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、アクティブアップリンクBWPに基づく、請求項32に記載の装置。
  37. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    基地局から、前記基地局についてのランダムアクセス構成情報を受信することと、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報、および第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルのための第1の持続時間を判断することと、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージのペイロードのための第2の持続時間を判断することと、
    ランダムアクセス手順を開始するために、第1のメッセージを前記基地局へ送信することとを行うように構成される、装置。
  38. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のランダムアクセスメッセージの前記プリアンブルと前記ペイロードとの間のガード時間のための第3の持続時間を判断することであって、前記ガード時間の前記第3の持続時間は、前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて判断される、ことを行うようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  39. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージ用のガード帯域の帯域幅およびガード期間の持続時間を判断するようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  40. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記プリアンブルとペイロードとの間の送信ギャップのためのギャップ持続時間を判断するようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  41. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアクティブアップリンクBWPに関連付けられた前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断すること、または
    前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージ用の共通基準物理リソースブロック(PRB)を判断することを行うようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  42. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、前記基地局から、第2のランダムアクセス応答メッセージを受信することであって、前記第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは前記共通基準スロットインデックスに基づき、または前記第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは前記共通基準PRBに基づく、ことを行うようにさらに構成される、請求項41に記載の装置。
  43. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ペイロード用の少なくとも1つの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)リソースユニットを判断することであって、前記PUSCHリソースユニット(PRU)は、復調基準信号(DMRS)アンテナポートおよびDMRSスクランブリング識別子(ID)に関連付けられる、ことを行うようにさらに構成され、
    前記DMRSスクランブリングIDは前記プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づく、請求項37に記載の装置。
  44. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、前記基地局から、第2のランダムアクセス応答メッセージを受信することであって、前記第2のランダムアクセス応答メッセージは、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含む、ことを行うようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  45. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードは、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、
    基地局から、前記基地局についてのランダムアクセス構成情報を受信することと、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報、および第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージのプリアンブルのための第1の持続時間を判断することと、
    前記基地局から受信された前記ランダムアクセス構成情報および前記基準SCSに基づいて、前記第1のランダムアクセスメッセージのペイロードのための第2の持続時間を判断することと、
    ランダムアクセス手順を開始するために、第1のメッセージを前記基地局へ送信することとを行わせる、コンピュータ可読記憶媒体。
  46. 基地局におけるワイヤレス通信の方法であって、
    第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、ランダムアクセス手順のためのランダムアクセス構成情報をユーザ機器(UE)へ送信するステップと、
    ランダムアクセスチャネル(RACH)手順を開始するために、前記第1のランダムアクセスメッセージを前記UEから受信するステップであって、前記第1のランダムアクセスメッセージは、プリアンブルおよびペイロードを含み、前記プリアンブルの第1の持続時間および前記ペイロードの第2の持続時間は前記基準SCSに基づく、ステップと、
    前記第1のランダムアクセスメッセージを処理するステップと、
    前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、第2のランダムアクセス応答メッセージを生成するステップと、
    前記第2のランダムアクセス応答メッセージを前記UEへ送信するステップとを含む方法。
  47. 前記UEの前記RACH手順能力に関連付けられた基準SCSに基づいて、前記第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断するステップ、または
    前記基準SCSに基づいて、前記第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準物理リソースブロック(PRB)を判断するステップをさらに含む、請求項46に記載の方法。
  48. 前記第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは、前記共通基準スロットインデックスに基づく、請求項47に記載の方法。
  49. 前記第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは前記共通基準PRBに基づく、請求項47に記載の方法。
  50. 前記第2のランダムアクセス応答メッセージの前記送信は、前記共通基準スロットインデックスまたは前記共通基準PRBのうちの少なくとも1つに基づく、請求項47に記載の方法。
  51. 前記第1のランダムアクセスメッセージを処理するステップは、前記プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づいて、復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)を使うステップを含む、請求項46に記載の方法。
  52. 前記第2のランダムアクセス応答メッセージは、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含む、請求項46に記載の方法。
  53. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは前記基準SCSに基づく、請求項52に記載の方法。
  54. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、前記第1のランダムアクセスメッセージ中に含まれる前記ペイロードの送信において使われる実際のSCSに基づく、請求項52に記載の方法。
  55. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、初期アップリンクBWP用のネットワーク構成に基づく、請求項52に記載の方法。
  56. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、アクティブアップリンクBWPに基づく、請求項52に記載の方法。
  57. 基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、ランダムアクセス手順のためのランダムアクセス構成情報をユーザ機器(UE)へ送信するための手段と、
    ランダムアクセスチャネル(RACH)手順を開始するために、第1のランダムアクセスメッセージをUEから受信するための手段であって、前記第1のランダムアクセスメッセージは、プリアンブルおよびペイロードを含み、前記プリアンブルの第1の持続時間および前記ペイロードの第2の持続時間は前記基準SCSに基づく、手段と、
    前記第1のランダムアクセスメッセージを処理するための手段と、
    前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、第2のランダムアクセス応答メッセージを生成するための手段と、
    前記第2のランダムアクセス応答メッセージを前記UEへ送信するための手段とを備える装置。
  58. 前記UEの前記RACH手順能力に関連付けられた基準SCSに基づいて、前記第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断するための手段、または
    前記基準SCSに基づいて、前記第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準物理リソースブロック(PRB)を判断するための手段をさらに備える、請求項57に記載の装置。
  59. 前記第2のランダムアクセス応答メッセージの時間ドメインマッピングは、前記共通基準スロットインデックスに基づく、請求項58に記載の装置。
  60. 前記第2のランダムアクセス応答メッセージの周波数ドメインマッピングは前記共通基準PRBに基づく、請求項58に記載の装置。
  61. 前記第2のランダムアクセス応答メッセージの前記送信は、前記共通基準スロットインデックスまたは前記共通基準PRBのうちの少なくとも1つに基づく、請求項58に記載の装置。
  62. 前記第1のランダムアクセスメッセージを処理することは、前記プリアンブルのプリアンブルシーケンスインデックスに少なくとも基づいて、復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)を使うことを含む、請求項57に記載の装置。
  63. 前記第2のランダムアクセス応答メッセージは、タイミングアドバンス指示またはアップリンク許可指示のうちの少なくとも1つを含む、請求項57に記載の装置。
  64. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは前記基準SCSに基づく、請求項63に記載の装置。
  65. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、前記第1のランダムアクセスメッセージ中に含まれる前記ペイロードの送信において使われる実際のSCSに基づく、請求項63に記載の装置。
  66. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、初期アップリンク帯域幅パート(BWP)についてのネットワーク構成に基づく、請求項63に記載の装置。
  67. 前記タイミングアドバンス指示または前記アップリンク許可指示のうちの前記少なくとも1つは、アクティブアップリンクBWPに基づく、請求項63に記載の装置。
  68. 基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、ランダムアクセス手順のためのランダムアクセス構成情報をユーザ機器(UE)へ送信することと、
    ランダムアクセスチャネル(RACH)手順を開始するために、第1のランダムアクセスメッセージを前記UEから受信することであって、前記第1のランダムアクセスメッセージは、プリアンブルおよびペイロードを含み、前記プリアンブルの第1の持続時間および前記ペイロードの第2の持続時間は前記基準SCSに基づく、ことと、
    前記第1のランダムアクセスメッセージを処理することと、
    前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、第2のランダムアクセス応答メッセージを生成することと、
    前記第2のランダムアクセス応答メッセージを前記UEへ送信することとを行うように構成される、装置。
  69. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記UEの前記RACH手順能力に関連付けられた基準SCSに基づいて、前記第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準スロットインデックスを判断すること、または
    前記基準SCSに基づいて、前記第2のランダムアクセス応答メッセージ用の共通基準物理リソースブロック(PRB)を判断することを行うようにさらに構成される、請求項68に記載の装置。
  70. 基地局におけるワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードは、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、
    第1のランダムアクセスメッセージ用に構成されたアップリンク帯域幅パート(BWP)に関連付けられた基準サブキャリア間隔(SCS)に基づいて、ランダムアクセス手順のためのランダムアクセス構成情報をユーザ機器(UE)へ送信することと、
    ランダムアクセスチャネル(RACH)手順を開始するために、第1のランダムアクセスメッセージを前記UEから受信することであって、前記第1のランダムアクセスメッセージは、プリアンブルおよびペイロードを含み、前記プリアンブルの第1の持続時間および前記ペイロードの第2の持続時間は前記基準SCSに基づく、ことと、
    前記第1のランダムアクセスメッセージを処理することと、
    前記第1のランダムアクセスメッセージに応答して、第2のランダムアクセス応答メッセージを生成することと、
    前記第2のランダムアクセス応答メッセージを前記UEへ送信することとを行わせる、コンピュータ可読記憶媒体。
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