JP2022531062A - ランダムアクセスプロシージャにおいて情報を示す方法、装置、およびシステム - Google Patents

ランダムアクセスプロシージャにおいて情報を示す方法、装置、およびシステム Download PDF

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Abstract

ランダムアクセスプロシージャにおいて情報を示す方法、装置、およびシステム。一実施形態において、無線通信デバイスによって実施される方法が、開示される。方法は、無線通信ノードに、無線通信ノードへのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを含む第1のメッセージを伝送することと、無線通信ノードから、第1のメッセージに対する応答を備えている第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、複数のタイプから選択される応答のタイプを示す指示を含む、こととを含む。

Description

本開示は、概して、無線通信に関し、より具体的に、無線通信におけるランダムアクセスプロシージャにおいて情報を示す方法、装置、およびシステムに関する。
第4世代(4G)新しい無線(NR)モバイルネットワークおよび第5世代(5G)新しい無線(NR)モバイルネットワークの両方において、ユーザ機器(UE)が、基地局(BS)にデータを送信する前、UEは、BSとのアップリンク同期化およびダウンリンク同期化を取得する必要がある。アップリンクタイミングの同期化が、ランダムアクセスプロシージャを実施することによって達成され得る。
例示的な4ステップのランダムアクセスプロシージャ100が、図1に示される。図1に示されるように、UE110が、動作101において、メッセージ(Msg)1内のプリアンブルをBS120に伝送する。プリアンブルがBS120によって正常に受信されると、BS120は、動作102において、その中に媒体アクセス制御(MAC)ランダムアクセス応答(RAR)がプリアンブルに対する応答として含まれるMsg 2をUE110に返信するであろう。MAC RARは、アップリンク(UL)グラントと、一時セル無線ネットワーク一時識別子(TC-RNTI)とを含み得る。MAC RARが、受信された後、UE110は、動作103において、MAC RAR内で搬送された物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)グラントを用いてMsg 3をBS120に伝送する。Msg 3が、受信された後、BS120は、動作104において、Msg 4をUE110に返信し、その中に、ある種類の競合解決識別(ID)が、競合解決の目的のために含まれるであろう。上で述べられるように単に初期アクセスプロシージャに依存する通信システムが、待ち時間を誘発し、将来的なネットワーク開発におけるより高速かつより新しい通信のニーズを充足させることはできないであろう。
したがって、無線通信においてランダムアクセスプロシージャを実施するための既存のシステムおよび方法は、完全に満足の行くものではない。
本明細書に開示される例示的実施形態は、従来技術において提示される問題のうちの1つ以上のものに関する課題を解決すること、および付随の図面と併せて以下の発明を実施するための形態を参照することによって容易に明白な状態となるであろう、追加の特徴を提供することを対象とする。種々の実施形態によると、例示的システム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が、本明細書に開示される。しかしながら、これらの実施形態が、限定ではなく、例として提示されること、および開示される実施形態への種々の修正が、成されながら、本開示の範囲内に留まり得ることが、本開示を熟読する当業者に明白であろうことを理解されたい。
一実施形態において、無線通信デバイスによって実施される方法が、開示される。方法は、無線通信ノードに、無線通信ノードへのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを含む第1のメッセージを伝送することと、無線通信ノードから、第1のメッセージに対する応答を含む第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、複数のタイプから選択される応答のタイプを示す指示を含む、こととを含む。
別の実施形態において、無線通信ノードによって実施される方法が、開示される。方法は、無線通信デバイスから、無線通信ノードへのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを含む第1のメッセージを受信することと、無線通信デバイスに、第1のメッセージに対する応答を含む第2のメッセージを伝送することであって、第2のメッセージは、複数のタイプから選択される応答のタイプを示す指示を含む、こととを含む。
異なる実施形態において、ある実施形態における開示された方法を行うように構成された無線通信ノードが、開示される。別の実施形態において、ある実施形態における開示された方法を行うように構成された無線通信デバイスが、開示される。さらに別の実施形態において、ある実施形態における開示された方法を行うためのコンピュータ実行可能命令をその上に記憶している非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体が、開示される。
本開示の種々の例示的実施形態は、以下の図を参照して、下記に詳細に説明される。図面は、例証の目的のためのみに提供され、読者の本開示の理解を促進するように本開示の例示的実施形態を描写するにすぎない。したがって、図面は、本開示の範疇、範囲、または可用性を限定するものと見なされるべきではない。例証の明確化およびし易さのために、これらの図面が、必ずしも縮尺通りに描かれているわけではないことに留意されたい。
図1は、例示的な4ステップのランダムアクセスプロシージャを図示する。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的な2ステップのランダムアクセスプロシージャを図示する。
図3は、本開示のいくつかの実施形態による、基地局(BS)のブロック図を図示する。
図4は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャを実施するためにBSによって実施される方法に関するフローチャートを図示する。
図5は、本開示のいくつかの実施形態による、ユーザ機器(UE)のブロック図を図示する。
図6は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャを実施するためにUEによって実施される方法に関するフローチャートを図示する。
図7は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャを実施するための例示的方法を図示する。
図8は、ランダムアクセスプロシージャにおけるメッセージのための基本的媒体アクセス制御(MAC)構造を図示する。
図9は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャにおけるメッセージのための詳細な例示的MAC構造を図示する。
図10は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャを実施するための別の例示的方法を図示する。
本開示の種々の例示的実施形態は、当業者が本開示を作製および使用することを可能にするように、付随の図を参照して下記に説明される。当業者に明白となるであろうように、本開示を熟読した後、本明細書に説明される例の種々の変更または修正が、本開示の範囲から逸脱することなく成され得る。したがって、本開示は、本明細書に説明および図示される例示的実施形態および用途に限定されない。加えて、本明細書に開示される方法におけるステップの具体的順序および/または階層は、例示的アプローチにすぎない。設計選好に基づいて、開示される方法またはプロセスのステップの具体的順序または階層は、再配列されながら、本開示の範囲内に留まることができる。したがって、当業者は、本明細書に開示される方法および技法が、サンプル順序で種々のステップまたは行為を提示すること、および本開示が、別様に明示的に記述されない限り、提示される具体的順序または階層に限定されないことを理解するであろう。
典型的無線通信ネットワークは、各々が地理的無線カバレッジを提供する1つ以上の基地局(典型的に、「BS」として公知である)と、無線カバレッジ内でデータを伝送および受信し得る1つ以上の無線ユーザ機器デバイス(典型的に、「UE」として公知である)とを含む。無線通信ネットワークでは、BSおよびUEは、通信リンクを介して、例えば、BSからUEまでのダウンリンク無線フレームを介して、またはUEからBSまでのアップリンク無線フレームを介して、互いに通信することができる。
本開示は、端末またはUEが2ステップのランダムアクセスチャネル(RACH)プロシージャによってBSへのアクセスを完了し、初期アクセスプロシージャ全体を加速し、通信ネットワークの全体的な初期アクセス待ち時間を大きく短縮する方法を提供する。2ステップのRACHプロシージャは、2つのステップにおいてランダムアクセスを完了するであろう。一実施形態において、UEは、第1のステップにおいて、プリアンブルとペイロードとの両方を含む(Msg Aと称される)第1のメッセージをBSに伝送する。BSは、次いで、第1のメッセージに応答して、(Msg Bと称される)第2のメッセージをUEに伝送し、アクセスを完了するであろう。言い換えると、2ステップのRACHのMsg Aが、4ステップのRACHのMsg 1およびMsg 3の同等のコンテンツを融合し、2ステップのRACHのMsg Bが、4ステップのRACHのMsg 2およびMsg 4の同等のコンテンツを融合する。
いくつかの実施形態において、UEがMsg Aをネットワークに伝送した後、UEは、Msg Bにおいて応答を受信し、それは、Msg B内の各MAC RARのタイプまたは機能に関するタイプまたは機能を含む。指示は、ダウンリンク制御情報(DCI)、またはMAC RAR、またはMACサブヘッダ内で搬送され得る。MAC RARのタイプに関する指示がMAC RAR内で搬送される場合、指示ビットは、通常のRARコンテンツの前に設置され得る。
Msg B内のMAC RARのタイプは、以下の選択肢のうちの少なくとも1つから選択され得る:通常の競合解決に関する応答、フォールバックモードに関する応答、NACK指示に関する応答、および4ステップのRACHのMsg 2に関する応答。競合解決のためのMAC RARは、Msg Aのペイロード内で搬送される競合解決IDを含み得る。フォールバックモードのためのMAC RARは、Msg 3スケジューリングメッセージを含み得る。
種々の実施形態において、BSは、ネットワーク側ノードと称され得、次世代ノードB(gNB)、E-UTRANノードB(eNB)、伝送受信ポイント(TRP)、アクセスポイント(AP)、ドナーノード(DN)、中継ノード、コアネットワーク(CN)ノード、RANノード、マスタノード、二次ノード、分散型ユニット(DU)、集中型ユニット(CU)等を含むか、または、それとして実装されることができる。本開示におけるUEは、端末と称されることができ、移動局(MS)、ステーション(STA)等を含むか、または、それとして実装されることができる。BSおよびUEは、本明細書において、「無線通信ノード」の非限定的例として説明され得、UEは、本明細書において、「無線通信デバイス」の非限定的例として説明され得る。BSおよびUEは、本明細書に開示される方法を実践することができ、本開示の種々の実施形態に従って、無線および/または有線通信を行うことが可能であり得る。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的な2ステップのランダムアクセスプロシージャ200を図示する。2ステップのRACHプロシージャは、2つのメッセージまたは2つのステップにおいて、図1の4つのステップを完了するであろう。言い換えると、4ステップのRACH内のMsg 1およびMsg 3の少なくとも一部のコンテンツが、2ステップのRACHのMsg A内に含まれ、Msg 2およびMsg 4の少なくとも一部のコンテンツが、2ステップのRACHのMsg B内に含まれる。図2に示されるように、UE210が、動作201において、BS220へのアクセスのために、プリアンブルとペイロードとの両方を含むMsg AをBS220に伝送する。次いで、動作202において、BS220は、Msg Aに応答して、Msg BをUE210に伝送する。
一実施形態において、Msg Aのチャネル構造は、プリアンブルと、少なくとも、従来的な4ステップのRACH内のMsg 3のコンテンツを含むPUSCH搬送ペイロードとを含む。Msg Bは、4ステップのRACHのMsg 2およびMsg 4のコンテンツと同等であるコンテンツを含み、2ステップのRACHのための競合解決機能に対処し得る。
UEが、Msg Aを送信するとき、BSは、ランダムアクセス(RA)タイプを区別し、UEが、2ステップのCBRA(競合ベースのRACH)から開始するか、4ステップのCBRAから開始するかを決定する必要がある。そうでなければ、BSは、各ペイロード機会においてペイロードを常にデコーディングしようとし、プリアンブルが正常に検出されているとき、RAR窓が、著しく影響を及ぼされ、それは、待ち時間およびエネルギー効率の観点から合理的ではない。RACHタイプが、使用されるプリアンブル時間または周波数リソースに基づいて示され得る。システムは、2ステップのCBRAおよび4ステップのCBRAに関して、個々に、異なる利用可能な時間/周波数リソース機会(RO)を配分し、それは、BSがRACHのタイプを区別することに役立つことができる。PRACH(物理ランダムアクセスチャネル)構成の2組のパラメータ、すなわち、2ステップのRACHのための一方の組と、4ステップのRACHのための他方の組とが、存在し得る。Msg A内のプリアンブルが検出された場合、Msg Bが、BSからUEに送信されるであろう。Msg A内のペイロードが正常にデコーディングされるかどうかに応じて、Msg Bのコンテンツは、異なり得る。さらなる詳細が、図7を参照して以降に説明されるであろう。
図3は、本開示のいくつかの実施形態による、基地局(BS)300のブロック図を図示する。BS300は、本明細書に説明される種々の方法を実装するように構成され得るノードのある例である。図3に示されるように、BS300は、筐体340を含み、筐体340は、システムクロック302と、プロセッサ304と、メモリ306と、伝送機312および受信機314を含む送受信機310と、電力モジュール308と、ランダムアクセスメッセージ分析器320と、ランダムアクセスメッセージ発生器322と、応答タイプ構成器324と、障害およびフォールバック演算器326とを含む。
本実施形態において、システムクロック302は、BS300の全ての動作のタイミングを制御するためのタイミング信号をプロセッサ304に提供する。プロセッサ304は、BS300の一般的動作を制御し、中央処理ユニット(CPU)、および/または、以下のものの任意の組み合わせ等の1つ以上の処理回路またはモジュールを含むことができる:汎用目的マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート型論理、離散ハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限状態機械、または、データの計算または他の操作を実施し得る任意の他の好適な回路、デバイスおよび/または構造。
読み取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)との両方を含み得るメモリ306は、命令およびデータをプロセッサ304に提供することができる。メモリ306の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むこともできる。プロセッサ304は、典型的に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理および算術演算を実施する。メモリ306内に記憶された命令(すなわち、ソフトウェア)は、本明細書に説明される方法を実施するようにプロセッサ304によって実行されることができる。プロセッサ304およびメモリ306は、ソフトウェアを記憶および実行する処理システムを一緒に形成する。本明細書で使用されるように、「ソフトウェア」は、1つ以上の所望の機能またはプロセスを実施するように機械またはデバイスを構成し得るソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード等と称されるかどうかにかかわらず、任意のタイプの命令を意味する。命令は、(例えば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、またはコードの任意の他の好適な形式における)コードを含むことができる。命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、処理システムに、本明細書に説明される種々の機能を実施させる。
伝送機312と受信機314とを含む送受信機310は、BS300が、データを遠隔デバイス(例えば、別のBSまたはUE)に伝送し、それから受信することを可能にする。アンテナ350が、典型的に、筐体340に取り付けられ、送受信機310に電気的に結合される。種々の実施形態において、BS300は、複数の伝送機と、複数の受信機と、複数の送受信機とを含む(図示せず)。一実施形態において、アンテナ350は、マルチアンテナアレイ350と置換され、マルチアンテナアレイ350は、複数のビームを形成し得、それらの各々は、異なる方向に向いている。伝送機312は、異なるパケットタイプまたは機能を有するパケットを無線で伝送するように構成されることができ、そのようなパケットは、プロセッサ304によって発生させられる。同様に、受信機314は、異なるパケットタイプまたは機能を有するパケットを受信するように構成され、プロセッサ304は、複数の異なるパケットタイプのパケットを処理するように構成される。例えば、プロセッサ304は、パケットのタイプを決定することと、適宜、パケットおよび/またはパケットのフィールドを処理することとを行うように構成されることができる。
1つ以上のUEにサービス提供し得るBS300を含む通信システムでは、BS300は、UEから、BS300へのアクセスのためのランダムアクセス要求を受信し得る。一実施形態において、ランダムアクセスメッセージ分析器320は、UEから受信機314を介して、BS300へのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを含む第1のメッセージを受信し得る。ランダムアクセスメッセージ分析器320は、第1のメッセージを分析し、応答を発生させるために、第1のメッセージについてランダムアクセスメッセージ発生器322に通知し得る。
一実施形態において、ランダムアクセスメッセージ発生器322は、第1のメッセージに対する応答を含む第2のメッセージを発生させ得る。ランダムアクセスメッセージ発生器322は、第2のメッセージを伝送機312を介してUEに伝送し得る。一実施形態において、第2のメッセージは、複数のタイプから選択される応答のタイプを示す指示を含む。
一実施形態において、指示は、ダウンリンク制御情報(DCI)内で搬送される。別の実施形態において、指示は、第2のメッセージのヘッダ内のサブヘッダ内で搬送される。ヘッダは、少なくとも1つのサブヘッダを含む。一例では、指示は、サブヘッダの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される。別の例では、指示は、サブヘッダ内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される。
別の実施形態において、指示は、第2のメッセージ内のランダムアクセス応答(RAR)内で搬送される。例えば、指示は、RAR内の通常のRARコンテンツの前に位置する。通常のRARコンテンツは、競合解決識別(ID)および/または4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報を含み得る。一例では、指示は、RARの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される。別の例では、指示は、RAR内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される。
一実施形態において、第2のメッセージは、第2のメッセージのダウンリンク制御チャネルをスクランブルするために使用される無線ネットワーク一時識別子(RNTI)と、第2のメッセージ内のサブヘッダ内のランダムアクセスプリアンブル(RAP)IDとの群から選択される少なくとも1つに基づいて、第2のメッセージが、2ステップのランダムアクセスのためのものであるか、4ステップのランダムアクセスのためのものであるかを示す。
この例における応答タイプ構成器324は、BS300へのアクセスのための競合解決に関する応答を構成し、構成することに基づいて、応答のタイプを決定し得る。この場合、応答は、第1のメッセージのペイロード内で搬送される競合解決識別(ID)を含み得る。
別の実施形態において、応答タイプ構成器324は、4ステップのランダムアクセスへのフォールバックのため、および2ステップのランダムアクセスをサポートするUEのための応答を構成し、構成することに基づいて、応答のタイプを決定し得る。この場合、応答は、4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報を含み得る。
別の実施形態において、応答タイプ構成器324は、第1のメッセージのペイロードの再伝送のための否定応答(NACK)指示のための応答を構成し得る。別の実施形態において、複数のタイプのうちの1つは、4ステップのランダムアクセスをサポートするUEのために構成された応答に対応する。
この例における障害およびフォールバック演算器326は、障害またはフォールバックの決定に応答して、1つ以上の演算を実施し得る。一実施形態において、障害およびフォールバック演算器326は、ペイロードのデコーディングエラーに応答して、第1のメッセージのペイロードの再伝送のための否定応答(NACK)インジケータを発生させ得る。障害およびフォールバック演算器326は、NACKインジケータに基づいて第2のメッセージを発生させるように、ランダムアクセスメッセージ発生器322に通知し得る。次いで、障害およびフォールバック演算器326は、再びUEから伝送される全く同じペイロードを受信し得る。この場合におけるMAC層エンティティは、依然として、2ステップのランダムアクセスのためのものである。
別の実施形態において、障害およびフォールバック演算器326は、ペイロードのデコーディングエラーに応答して、4ステップのランダムアクセスへのフォールバックに関する指示を発生させ、フォールバック指示に基づいて第2のメッセージを発生させるように、ランダムアクセスメッセージ発生器322に通知する。次いで、障害およびフォールバック演算器326は、UEから伝送される第2のペイロードを受信し得る。第2のペイロードは、第1のメッセージMsg A内で伝送される元のペイロードと同じであることも、同じでないこともある。この場合におけるMAC層エンティティは、4ステップのランダムアクセスに適合するように切り替わる。
電力モジュール308は、1つ以上のバッテリ等の電源と、調整された電力を図3の上で説明されるモジュールの各々に提供するための電力レギュレータとを含むことができる。いくつかの実施形態において、BS300が、専用外部電源(例えば、壁の電気コンセント)に結合される場合、電力モジュール308は、変圧器と、電力レギュレータとを含むことができる。
上記に議論される種々のモジュールは、バスシステム330によって一緒に結合される。バスシステム330は、データバスと、例えば、電力バス、制御信号バス、および/またはデータバスに加えて、ステータス信号バスとを含むことができる。BS300のモジュールが、任意の好適な技法および媒体を使用して、互いに動作可能に結合され得ることを理解されたい。
本明細書で使用される場合、用語「層」は、階層化モデルの抽象化層、例えば、通信システムを抽象化層に分割する開放型システム間相互接続(OSI)モデルを指す。層は、その上方の隣接する上位層にサービス提供し、その下方の隣接する下位層によってサービス提供される。
いくつかの別個のモジュールまたはコンポーネントが、図3に図示されるが、当業者は、モジュールのうちの1つ以上が、組み合わせられ得ること、または一般的に実装され得ることを理解するであろう。例えば、プロセッサ304は、プロセッサ304に関して上で説明される機能性を実装するのみならず、ランダムアクセスメッセージ分析器320に関して上で説明される機能性を実装することもできる。逆に、図3に図示されるモジュールの各々は、複数の別個のコンポーネントまたは要素を使用して実装されることができる。
図4は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャを実施するために、BS、例えば、図3のBS300によって実施される、方法400に関するフローチャートを図示する。動作410において、BSは、BSへのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを含む第1のメッセージをUEから受信し、分析する。動作420において、BSは、第1のメッセージに対する応答と、応答のタイプを示す指示とを発生させる。動作430において、BSは、応答と、指示とを含む第2のメッセージをUEに伝送する。動作440において、BSは、随意に、障害またはフォールバックの決定に応答して、演算を実施する。種々の実施形態に従って、上記の動作の順序は、変更され得る。
図5は、本開示のいくつかの実施形態による、ユーザ機器(UE)500のブロック図を図示する。UE500は、本明細書に説明される種々の方法を実装するように構成され得るデバイスのある例である。図5に示されるように、BS500は、筐体540を含み、筐体540は、システムクロック502と、プロセッサ504と、メモリ506と、伝送機512および受信機514を含む送受信機510と、電力モジュール508と、ランダムアクセスメッセージ発生器520と、ランダムアクセスメッセージ分析器522と、応答タイプ決定器524と、障害およびフォールバック演算器526とを含む。
本実施形態において、システムクロック502、プロセッサ504、メモリ506、送受信機510、および電力モジュール508は、BS300内のシステムクロック302、プロセッサ304、メモリ306、送受信機310、および電力モジュール308と同様に稼働する。アンテナ550またはマルチアンテナアレイ550が、典型的に、筐体540に取り付けられ、送受信機510に電気的に結合される。
通信システムにおいて、UE500は、データ転送のためにBSにアクセスすることを欲し得る。一実施形態において、ランダムアクセスメッセージ発生器520が、BSへのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを含む第1のメッセージを発生させ得る。ランダムアクセスメッセージ発生器520は、伝送機512を介してBSに第1のメッセージを伝送し得る。ランダムアクセスメッセージ発生器520は、ランダムアクセスメッセージ分析器522が、BSからの応答を監視するであろうように、第1のメッセージについてランダムアクセスメッセージ分析器522に通知し得る。
この例におけるランダムアクセスメッセージ分析器522は、BSから受信機514を介して、第1のメッセージに対する応答を含む第2のメッセージを受信し得る。ランダムアクセスメッセージ分析器522は、第2のメッセージを分析し、第2のメッセージが複数のタイプから選択される応答のタイプを示す指示を含むことを決定し得る。
一実施形態において、指示は、ダウンリンク制御情報(DCI)内で搬送される。別の実施形態において、指示は、第2のメッセージのヘッダ内のサブヘッダ内で搬送される。ヘッダは、少なくとも1つのサブヘッダを含む。一例では、指示は、サブヘッダの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される。別の例では、指示は、サブヘッダ内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される。
別の実施形態において、指示は、第2のメッセージ内のランダムアクセス応答(RAR)内で搬送される。例えば、指示は、RAR内の通常のRARコンテンツの前に位置する。通常のRARコンテンツは、4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのための競合解決識別(ID)および/またはスケジューリング情報を含み得る。一例では、指示は、RARの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される。別の例では、指示は、RAR内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される。
一実施形態において、第2のメッセージは、第2のメッセージのダウンリンク制御チャネルをスクランブルするために使用される無線ネットワーク一時識別子(RNTI)と、第2のメッセージ内のサブヘッダ内のランダムアクセスプリアンブル(RAP)IDとの群から選択される少なくとも1つに基づいて、第2のメッセージが、2ステップのランダムアクセスのためのものであるか、4ステップのランダムアクセスのためのものであるかを示す。
この例における応答タイプ決定器524は、応答のタイプに基づいて、応答が、BSへのアクセスのための競合解決に関して構成されていることを決定し得る。この場合、応答は、第1のメッセージのペイロード内で搬送される競合解決識別(ID)を含み得る。
別の実施形態において、応答タイプ決定器524は、応答のタイプに基づいて、応答が、4ステップのランダムアクセスへのフォールバックのために構成され、および、2ステップのランダムアクセスをサポートするUEのために構成されていることを決定し得る。この場合、応答は、4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報を含み得る。
別の実施形態において、応答タイプ決定器524は、応答のタイプに基づいて、応答が、第1のメッセージのペイロードの再伝送のための否定応答(NACK)指示のために構成されていることを決定し得る。別の実施形態において、複数のタイプのうちの1つが、4ステップのランダムアクセスをサポートするUEに関して構成される応答に対応する。
この例における障害およびフォールバック演算器526は、障害またはフォールバックの指示に応答して、1つ以上の演算を実施し得る。一実施形態において、障害およびフォールバック演算器326は、ペイロードのデコーディングエラーに応答した第1のメッセージのペイロードの再伝送のための第2のメッセージ内の否定応答(NACK)インジケータが存在することを決定し得る。障害およびフォールバック演算器526は、第2のメッセージ内のNACKインジケータに応答して、伝送機512を介してBSに、再び、全く同じペイロードを再伝送するように、ランダムアクセスメッセージ発生器520に通知し得る。MAC層エンティティは、この場合、依然として、2ステップのランダムアクセスのためのものである。
別の実施形態において、障害およびフォールバック演算器526は、ペイロードのデコーディングエラーに応答した第2のメッセージ内に4ステップのランダムアクセスへのフォールバックに関する指示が存在することを決定し得る。障害およびフォールバック演算器526は、フォールバック指示に応答して、第3のメッセージを発生させ、伝送機512を介してそれをBSに伝送し得る。第3のメッセージは、第2のペイロードを含み、それは、第1のメッセージ内で伝送された元のペイロードと同じであることも、同じでないこともある。この場合におけるMAC層エンティティは、4ステップのランダムアクセスに適合するように切り替わる。
上記に議論される種々のモジュールは、バスシステム530によって一緒に結合される。バスシステム530は、データバスと、例えば、電力バス、制御信号バス、および/またはデータバスに加えてステータス信号バスとを含むことができる。UE500のモジュールが、任意の好適な技法および媒体を使用して、互いに動作可能に結合され得ることを理解されたい。
いくつかの別個のモジュールまたはコンポーネントが、図5に図示されるが、当業者は、モジュールのうちの1つ以上のものが組み合わせられ得ること、または一般的に実装され得ることを理解するであろう。例えば、プロセッサ504は、プロセッサ504に関して上で説明される機能性を実装するだけではなく、ランダムアクセスメッセージ発生器520に関して上で説明される機能性を実装することもできる。逆に、図5に図示されるモジュールの各々は、複数の別個のコンポーネントまたは要素を使用して実装されることができる。
図6は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャを実施するために、UE、例えば、図5のUE500によって実施される方法600に関するフローチャートを図示する。動作610において、UEは、プリアンブルとペイロードとを含む第1のメッセージを発生させ、BSに伝送する。動作620において、UEは、BSから、第1のメッセージに対する応答を含む第2のメッセージを受信し、分析する。動作630において、UEは、第2のメッセージ内の指示に基づいて、応答のタイプを決定する。動作640において、UEは、随意に、障害またはフォールバック指示に応答して、演算を実施する。種々の実施形態に従って、上記の動作の順序は、変更され得る。
本開示の異なる実施形態が、ここで、以降、詳細に説明されるであろう。本開示における実施形態および例の特徴が、矛盾を伴わない任意の様式で互いに組み合わせられ得ることに留意されたい。
図7は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャを実施するための例示的方法700を図示する。図7に示されるように、UE710は、動作730において、BS720へのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとの両方を含むMsg AをBS720に伝送する。次いで、動作731において、BS720は、ペイロードが正常に検出されるかどうかを決定する。該当する場合、BS720は、動作732において、Msg Aに応答して、競合解決IDを含むMsg BをUE710に伝送する。すなわち、Msg Aのプリアンブルおよびペイロードの両方が正常に検出およびデコーディングされる場合に関して、Msg Bは、2ステップのRACH競合解決に関するものである。ペイロード内に開示されるC-RNTIまたはTC-RNTIが、競合解決目的を良好に果たすことができる。バッファ状態レポート(BSR)がMsg A内に報告されている場合、ULグラントが、RACHプロシージャの直後に可能なアップリンクデータパケットをスケジューリングするために使用され得る。
動作731において、ペイロードが正常に検出されないことをBS720が決定した場合、BS720は、動作742において、UE710に、4ステップのRACH内のMsg 2と同じコンテンツを含むMsg Bを伝送する。次いで、UE710は、動作743において、PUSCHグラントを含むMsg 3をBS720に伝送する。それに応答して、BS720は、動作744において、競合解決IDを含むMsg 4をUE710に伝送する。すなわち、プリアンブルが正常に検出されるが、ペイロードが正常にデコーディングされない場合に関して、RACHプロシージャは、従来的な4ステップのRACHに戻るであろう。第2のステップにおいて送信されるMsg Bは、旧来のMsg 2と同じであり得る。Msg Bのコンテンツは、ランダムアクセスプリアンブル識別(RAPID)およびTC-RNTIを含む従来的なRARを含み得る。フォールバックモードにおけるULグラントは、旧来の4ステップのRACHにおけるように、Msg 3スケジューリングのためのものである。
Msg AとMsg 1とのための時間/周波数リソースは、異なるので、第2のステップメッセージの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)をスクランブルするために使用されるRNTIも、異なる。2ステップのRACHに関して、第2のステップメッセージは、Msg Bであり、そのPDCCHは、2ステップのRA-RNTIによってスクランブルされる。4ステップのRACHに関して、第2のステップメッセージは、Msg 2であり、そのPDCCHは、従来的なRA-RNTIによってスクランブルされる。2ステップのRA-RNTIは、少なくとも、Msg Aの時間/周波数リソースから導出される一方、4ステップのRACHのためのRA-RNTIは、少なくとも、Msg 1の時間/周波数リソースから導出される。前に議論されるように、Msg Aの時間/周波数リソースとMsg 1の時間/周波数リソースとは、異なる。したがって、2ステップのRA-RNTIは、RA-RNTIと異なる。2ステップのRACHのMsg Bのコンテンツは、旧来のMsg 2のコンテンツと同一であり得るが、Msg Bは、4ステップのRACHの実際のMsg 2と異なる。Msg BのためのMAC層エンティティは、この場合、依然として、2ステップのRACHに関するものである。
Msg Bは、2ステップの競合ベースのRACHのために使用される一方、Msg 2は、4ステップのRACHのために使用される。UEは、PDCCHスクランブルコードが、2ステップのRA-RNTIであるか、RA-RNTIであるかの決定に基づいて、第2のメッセージが、Msg Aに応答したMsg Bであるか、Msg 1に応答したMsg 2であるかを区別し得る。
図8は、ランダムアクセスプロシージャにおけるメッセージのための基本的媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)構造800を図示する。図8に示されるように、Msg Bの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)によって搬送されるMAC PDU800は、MACヘッダ810と、MAC RAR821、822、823(MACペイロード)と、パディング830とを含み得る。PDSCHは、Msg BのDCIによってスケジューリングされる。MACヘッダ810は、RAPIDサブヘッダを含み、RAPIDサブヘッダは、この例では、少なくとも、MAC RAR k 821、822、823に対応する検出されたRAPID k 811、812、813(k=1、2、・・・、nである)を含む。すなわち、Msg Bは、同じMsg A時間/周波数リソース内の検出されたプリアンブルインデックス(RAPID)の数に応じて、1つまたは複数のMAC RARを含む。
ネットワークは、全てのMsg Aのペイロードがデコーディングされることを保証することはできない。1つの可能性は、いくつかのUEのプリアンブルが検出されるが、それらのペイロードがデコーディングされず、いくつかの他のUEのプリアンブルおよびペイロードの両方が正常に検出およびデコーディングされることである。上で述べられるUEのMsg A応答の全てが同じMsg B内で搬送される必要がない場合、異なるRAPIDに対応するカスケードされたMAC RARは、異なり得る。いくつかは、競合解決に関するが、他は、フォールバックモードに関する。
したがって、MAC RARのタイプまたは機能に関して、少なくとも2つの選択肢が、存在する。ペイロードが正常にデコーディングされる限り、1つの選択肢は、通常の競合解決に関するものである(競合解決は、MAC RARが、Msg Aのペイロード内で搬送される競合解決IDを含むことを意味する)。他の選択肢は、プリアンブルが正常に検出されるが、ペイロードが正常にデコーディングされないときのフォールバックモードに関する。フォールバックモードは、MAC RARが、Msg 3スケジューリングメッセージを含むことを意味する。
ネットワークは、Msg Bにおいて、MAC RARがどの選択肢に対応するかをUEに示し、ペイロードが正常にデコーディングされるかどうか、または、MAC RARがフォールバックモードに関するか、または、ペイロードのNACK指示に関するかを示すことができ、それは、図10を参照して詳細に説明されるであろう。指示がなければ、UEは、もはやMAC RARのタイプまたは機能を区別しないこともあり、MAC RARのコンテンツを誤って理解することもある。MAC RARのタイプまたは機能に関する指示は、Msg BのDCI(ダウンリンク制御情報)内で搬送されるか、または、MACヘッダまたはMAC RARコンテンツ内で搬送されることができる。
DCI内で搬送される指示は、一般的に、Msg B内のMAC RARの全てのために使用される。従って、Msg Bが1つのみのMAC RARを含むとき、この種類の指示が、好適である。複数のMAC RARがMsg B内に含まれるとき、MAC RARのタイプまたは機能に関する指示が、各MAC RARのタイプまたは機能を個々に示し得るMAC RAR自体またはMACサブヘッダ内で搬送されることが、好ましい。指示ビットがMACサブヘッダ内にある場合、指示ビットは、従来的なMACサブヘッダ内の予備ビットを使用するか、または、従来的なMACサブヘッダの中に追加されるいくつかの新しいビットを使用し得る。指示ビットが、MAC RAR内で搬送される場合、指示ビットは、競合解決IDまたはMsg 3スケジューリングメッセージの詳細を含む通常のRARコンテンツの前に設置され得る。指示ビットは、MAC RAR内の予備ビット、またはMAC RAR内の新たに追加されるビットを再利用することができる。
図9は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャにおけるメッセージのための詳細な例示的MAC PDU構造900を図示する。図9に示されるように、Msg BのPDSCHによって搬送されるMAC PDU900は、MACヘッダ910と、MAC RAR921、922、923(MACペイロード)と、パディング930とを含み得る。MACヘッダ910は、RAPIDサブヘッダ911、912、913を含み、この例では、それらの各々は、MAC RAR921、922、923のうちの対応するものに関するRAPIDと、 RAR タイプ指示とを含み得る。種々の実施形態によると、サブヘッダ911、912、913のうちの1つ以上は、RARタイプ指示を含む一方、他のサブヘッダは、含まない。加えて、MAC RAR921、922、923の各々は、RAR自体に関するRARタイプ指示を含み得る。種々の実施形態によると、MAC RAR921、922、923のうちの1つ以上は、RARタイプ指示を含む一方、他のMAC RARは、含まない。
MAC RARのタイプに関する上記の2つの選択肢に加えて、MAC RARは、プリアンブルが正常に検出されるが、ペイロードが正常にデコーディングされないとき、UEにNACKを示すことも行い得る。UEが、NACK指示を得ると、UEは、再び、全く同じペイロードを再伝送するであろうが、プリアンブルを伴わない。図10は、本開示のいくつかの実施形態による、ランダムアクセスプロシージャを実施するための別の例示的方法1000を図示する。図10に示されるように、UE1010は、動作1001において、BS1020へのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとの両方を含むMsg AをBS1020に伝送する。次いで、動作1002において、BS1020は、Msg Aに応答して、BS1020が、プリアンブルが正常に検出されるが、ペイロードが正常にデコーディングされないことを決定した後、NACKインジケータを含むMsg BをUE1010に伝送する。動作1003において、UE1010は、Msg Aにおいて、同じペイロードをBS1020に再伝送する。次いで、動作1004において、BS1020は、競合解決に関するメッセージをUE1010に伝送する。
上記で議論されるように、Msg AとMsg 1とのための時間/周波数リソースが異なるとき、第2のステップメッセージのPDCCHをスクランブルするために使用されるRNTIも、異なる。UEは、PDCCHスクランブルコードに基づいて、Msg AまたはMsg 1の応答に関する第2のメッセージが、Msg BおよびMsg 2であるかどうかを区別し得る。但し、Msg AおよびMsg 1のための時間/周波数リソースが、同じである場合、第2のステップメッセージのPDCCHをスクランブルするために使用される、RNTIは、Msg BとMsg 2とを区別するために使用されることはできない。その場合、UEは、Msg AおよびMsg 1のために使用される異なるプリアンブルインデックスに基づいて、Msg BとMsg 2とを区別し得る。例えば、1つの群のプリアンブルインデックスが、Msg A、Msg B、および2ステップのRACHのために使用される一方、別の群のプリアンブルインデックスが、Msg 1、Msg 2、および4ステップのRACHのために使用されることが、予め決定され得る。
別の実施形態において、プリアンブルインデックスが、Msg B MACサブヘッダ内に含まれるであろうから、それは、Msg B内のMAC RARのうちの1つが、従来的な4ステップのRACHのためのMAC RARであり得ることを意味する。すなわち、Msg B内のMAC RARのタイプまたは機能のための別の選択肢は、Msg B内のMAC RARが、Msg 2の従来的なMAC RARであることである。これは、4ステップのRACHのみをサポートし得るUEのために構成され得る。BSが、複数のUEにサービス提供し、UEのうちのいくつかが、2ステップのRACHをサポートする一方、他のUEが、4ステップのRACHをサポートすることが、可能性である。Msg 2の従来的なMAC RARは、時間前進(TA)、Msg 3のULグラント、およびTC-RNTI等を含む。
本開示の種々の実施形態が、上で説明されているが、それらが、限定としてではなく、例としてのみ提示されていることを理解されたい。同様に、種々の略図は、当業者が本開示の例示的特徴および機能を理解することを可能にするように提供される例示的アーキテクチャまたは構成を描写し得る。しかしながら、そのような当業者は、本開示が図示される例示的アーキテクチャまたは構成に制限されず、種々の代替アーキテクチャおよび構成を使用して実装され得ることを理解するであろう。加えて、当業者によって理解されるであろうように、一実施形態の1つ以上の特徴が、本明細書に説明される別の実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせられることができる。したがって、本開示の範疇および範囲は、上で説明される例示的実施形態のうちのいずれかによって限定されるべきではない。
「第1の」、「第2の」等の指定を使用する本明細書の要素の任意の言及が、概して、それらの要素の数量または順序を限定しないことも理解されたい。むしろ、これらの指定は、本明細書では、2つ以上の要素または要素のインスタンスを区別する便宜的な手段として使用されることができる。したがって、第1および第2の要素の言及は、2つのみの要素が採用され得ること、または第1の要素がある様式で第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
加えて、当業者は、情報および信号が、種々の異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。例えば、上記の説明で参照され得る、例えば、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、およびシンボルは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または粒子、またはそれらの任意の組み合わせによって表されることができる。
当業者は、本明細書に開示される側面に関連して説明される種々の例証的論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、方法、および機能のうちのいずれかが、電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装、または2つの組み合わせ)、ファームウェア、命令を組み込むプログラムまたは設計コードの種々の形態(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と称され得る)、またはこれらの技法の任意の組み合わせによって実装され得ることをさらに理解するであろう。
ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの互換性を明確に例証するために、種々の例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、それらの機能性の観点から上で説明されている。そのような機能性が、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェア、またはこれらの技法の組み合わせとして実装されるかどうかは、全体的システムに課される特定の用途および設計制約に依存する。当業者は、特定の用途毎に種々の方法で説明される機能性を実装することができるが、そのような実装決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こさない。種々の実施形態によると、プロセッサ、デバイス、コンポーネント、回路、構造、機械、モジュール等が、本明細書に説明される機能のうちの1つ以上のものを実施するように構成されることができる。規定動作または機能に関して本明細書で使用されるような用語「~するように構成される」または「~するために構成される」は、規定動作または機能を実施するように物理的に構築され、プログラムされ、および/または配列されるプロセッサ、デバイス、コンポーネント、回路、構造、機械、モジュール等を指す。
さらに、当業者は、本明細書に説明される種々の例証的論理ブロック、モジュール、デバイス、コンポーネント、および回路が、汎用目的プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る集積回路(IC)内に実装され得ること、またはそれによって実施され得ることを理解するであろう。論理ブロック、モジュール、および回路は、ネットワーク内またはデバイス内の種々のコンポーネントと通信するためのアンテナおよび/または送受信機をさらに含むことができる。汎用目的プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、本明細書に説明される機能を実施するように、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併せた1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他の好適な構成として実装されることもできる。
ソフトウェアにおいて実装された場合、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体上に1つ以上の命令またはコードとして記憶されることができる。したがって、本明細書に開示される方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ読み取り可能な媒体上に記憶されたソフトウェアとして実装されることができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、1つの場所から別の場所にコンピュータプログラムまたはコードを転送することを可能にされ得る任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体と、通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、または命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むことができる。
本書では、本明細書で使用されるような用語「モジュール」は、本明細書に説明される関連付けられる機能を実施するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、およびこれらの要素の任意の組み合わせを指す。加えて、議論の目的のために、種々のモジュールは、離散モジュールとして説明されるが、しかしながら、当業者に明白となるであろうように、2つ以上のモジュールが、本開示の実施形態による、関連付けられる機能を実施する、単一のモジュールを形成するように組み合わせられ得る。
加えて、メモリまたは他の記憶装置、および通信コンポーネントが、本開示の実施形態において採用され得る。明確化の目的のために、上記の説明が、異なる機能ユニットおよびプロセッサを参照して本開示の実施形態を説明していることを理解されたい。しかしながら、異なる機能ユニット、処理論理要素、またはドメインの間での機能性の任意の好適な分配が、本開示から逸脱することなく使用され得ることが明白となるであろう。例えば、別個の処理論理要素またはコントローラによって実施されることが例証される機能性が、同一の処理論理要素またはコントローラによって実施され得る。故に、具体的機能ユニットの言及は、厳密な論理または物理的構造または編成を示すのではなく、説明される機能性を提供するための好適な手段の言及にすぎない。
本開示において説明される実装への種々の修正が、当業者に容易に明白となり、本明細書で定義される一般的原理が、本開示の範囲から逸脱することなく、他の実装に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書に示される実装に限定されることを意図するものではなく、下記の請求項において列挙されるような、本明細書に開示される新規の特徴および原理と一貫した、最も広い範囲を与えられるべきである。
異なる実施形態において、ある実施形態における開示された方法を行うように構成された無線通信ノードが、開示される。別の実施形態において、ある実施形態における開示された方法を行うように構成された無線通信デバイスが、開示される。さらに別の実施形態において、ある実施形態における開示された方法を行うためのコンピュータ実行可能命令をその上に記憶している非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体が、開示される。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
無線通信デバイスによって実施される方法であって、前記方法は、
前記無線通信ノードに、前記無線通信ノードへのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを備えている第1のメッセージを伝送することと、
前記無線通信ノードから、前記第1のメッセージに対する応答を備えている第2のメッセージを受信することと
を含み、
前記第2のメッセージは、複数のタイプから選択された前記応答のタイプを示す指示を備えている、方法。
(項目2)
前記指示は、ダウンリンク制御情報(DCI)内で搬送される、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記指示は、前記第2のメッセージのヘッダ内のサブヘッダ内で搬送され、前記ヘッダは、少なくとも1つのサブヘッダを備えている、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記指示は、前記サブヘッダの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記指示は、前記サブヘッダ内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される、項目3に記載の方法。
(項目6)
前記指示は、前記第2のメッセージ内のランダムアクセス応答(RAR)内で搬送される、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記指示は、前記RAR内の通常のRARコンテンツの前に位置し、前記通常のRARコンテンツは、競合解決識別(ID)と、4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報との群から選択された少なくとも1つを備えている、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記指示は、前記RARの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される、項目6に記載の方法。
(項目9)
前記指示は、前記RAR内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される、項目6に記載の方法。
(項目10)
前記応答のタイプに基づいて、前記応答が前記無線通信ノードへの前記アクセスのための競合解決のために構成されていることを決定することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記応答は、前記第1のメッセージのペイロード内で搬送された競合解決識別(ID)を含む、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記応答のタイプに基づいて、前記応答が4ステップのランダムアクセスへのフォールバックのために構成され、および、2ステップのランダムアクセスをサポートする無線通信デバイスのために構成されていることを決定することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記応答は、前記4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報を備えている、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記応答のタイプに基づいて、前記応答が前記第1のメッセージのペイロードの再伝送のための否定応答(NACK)指示のために構成されていることを決定することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目15)
前記複数のタイプのうちの1つが、4ステップのランダムアクセスをサポートする無線通信デバイスのために構成された応答に対応する、項目1に記載の方法。
(項目16)
前記第2のメッセージは、
前記第2のメッセージのダウンリンク制御チャネルをスクランブルするために使用される、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)と、
前記第2のメッセージ内のサブヘッダ内のランダムアクセスプリアンブル(RAP)IDと
の前記群から選択される少なくとも1つに基づいて、前記第2のメッセージが、2ステップのランダムアクセスのためのものであるか、4ステップのランダムアクセスのためのものであるかを示す、項目1に記載の方法。
(項目17)
無線通信ノードによって実施される方法であって、前記方法は、
無線通信デバイスから、前記無線通信ノードへのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを備えている第1のメッセージを受信することと、
前記無線通信デバイスに、前記第1のメッセージに対する応答を備えている第2のメッセージを伝送することと
を含み、
前記第2のメッセージは、複数のタイプから選択された前記応答のタイプを示す指示を備えている、方法。
(項目18)
前記指示は、ダウンリンク制御情報(DCI)内で搬送される、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記指示は、前記第2のメッセージのヘッダ内のサブヘッダ内で搬送され、前記ヘッダは、少なくとも1つのサブヘッダを備えている、項目17に記載の方法。
(項目20)
前記指示は、前記サブヘッダの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記指示は、前記サブヘッダ内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される、項目19に記載の方法。
(項目22)
前記指示は、前記第2のメッセージ内のランダムアクセス応答(RAR)内で搬送される、項目17に記載の方法。
(項目23)
前記指示は、前記RAR内の通常のRARコンテンツの前に位置し、前記通常のRARコンテンツは、競合解決識別(ID)と、4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報との前記群から選択された少なくとも1つを備えている、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記指示は、前記RARの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される、項目22に記載の方法。
(項目25)
前記指示は、前記RAR内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される、項目22に記載の方法。
(項目26)
前記無線通信ノードへの前記アクセスのための競合解決のための前記応答を構成することと、
前記構成することに基づいて、前記応答のタイプを決定することと
をさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目27)
前記応答は、前記第1のメッセージのペイロード内で搬送される競合解決識別(ID)を備えている、項目26に記載の方法。
(項目28)
4ステップのランダムアクセスへのフォールバックのための、および2ステップのランダムアクセスをサポートする無線通信デバイスのための前記応答を構成することと、
前記構成することに基づいて、前記応答のタイプを決定することと
をさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目29)
前記応答は、前記4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報を備えている、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記第1のメッセージのペイロードの再伝送のための否定応答(NACK)指示に関する前記応答を構成することをさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目31)
前記複数のタイプのうちの1つが、4ステップのランダムアクセスをサポートする無線通信デバイスのために構成された応答に対応する、項目17に記載の方法。
(項目32)
前記第2のメッセージは、
前記第2のメッセージのダウンリンク制御チャネルをスクランブルするために使用される無線ネットワーク一時識別子(RNTI)と、
前記第2のメッセージ内のサブヘッダ内のランダムアクセスプリアンブル(RAP)IDと
の前記群から選択される少なくとも1つに基づいて、前記第2のメッセージが2ステップのランダムアクセスのためのものであるか、4ステップのランダムアクセスのためのものであるかを示す、項目17に記載の方法。
(項目33)
無線通信デバイスであって、項目1から16のうちのいずれか1項に記載の方法を行うように構成された無線通信デバイス。
(項目34)
無線通信ノードであって、項目17から32のうちのいずれか1項に記載の方法を行うように構成された無線通信ノード。
(項目35)
項目1から32のいずれか1項に記載の方法を行うためのコンピュータ実行可能命令をその上に記憶している非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体。

Claims (35)

  1. 無線通信デバイスによって実施される方法であって、前記方法は、
    前記無線通信ノードに、前記無線通信ノードへのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを備えている第1のメッセージを伝送することと、
    前記無線通信ノードから、前記第1のメッセージに対する応答を備えている第2のメッセージを受信することと
    を含み、
    前記第2のメッセージは、複数のタイプから選択された前記応答のタイプを示す指示を備えている、方法。
  2. 前記指示は、ダウンリンク制御情報(DCI)内で搬送される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記指示は、前記第2のメッセージのヘッダ内のサブヘッダ内で搬送され、前記ヘッダは、少なくとも1つのサブヘッダを備えている、請求項1に記載の方法。
  4. 前記指示は、前記サブヘッダの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記指示は、前記サブヘッダ内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される、請求項3に記載の方法。
  6. 前記指示は、前記第2のメッセージ内のランダムアクセス応答(RAR)内で搬送される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記指示は、前記RAR内の通常のRARコンテンツの前に位置し、前記通常のRARコンテンツは、競合解決識別(ID)と、4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報との群から選択された少なくとも1つを備えている、請求項6に記載の方法。
  8. 前記指示は、前記RARの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される、請求項6に記載の方法。
  9. 前記指示は、前記RAR内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される、請求項6に記載の方法。
  10. 前記応答のタイプに基づいて、前記応答が前記無線通信ノードへの前記アクセスのための競合解決のために構成されていることを決定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記応答は、前記第1のメッセージのペイロード内で搬送された競合解決識別(ID)を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記応答のタイプに基づいて、前記応答が4ステップのランダムアクセスへのフォールバックのために構成され、および、2ステップのランダムアクセスをサポートする無線通信デバイスのために構成されていることを決定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記応答は、前記4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報を備えている、請求項12に記載の方法。
  14. 前記応答のタイプに基づいて、前記応答が前記第1のメッセージのペイロードの再伝送のための否定応答(NACK)指示のために構成されていることを決定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  15. 前記複数のタイプのうちの1つが、4ステップのランダムアクセスをサポートする無線通信デバイスのために構成された応答に対応する、請求項1に記載の方法。
  16. 前記第2のメッセージは、
    前記第2のメッセージのダウンリンク制御チャネルをスクランブルするために使用される、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)と、
    前記第2のメッセージ内のサブヘッダ内のランダムアクセスプリアンブル(RAP)IDと
    の前記群から選択される少なくとも1つに基づいて、前記第2のメッセージが、2ステップのランダムアクセスのためのものであるか、4ステップのランダムアクセスのためのものであるかを示す、請求項1に記載の方法。
  17. 無線通信ノードによって実施される方法であって、前記方法は、
    無線通信デバイスから、前記無線通信ノードへのアクセスのためのプリアンブルとペイロードとを備えている第1のメッセージを受信することと、
    前記無線通信デバイスに、前記第1のメッセージに対する応答を備えている第2のメッセージを伝送することと
    を含み、
    前記第2のメッセージは、複数のタイプから選択された前記応答のタイプを示す指示を備えている、方法。
  18. 前記指示は、ダウンリンク制御情報(DCI)内で搬送される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記指示は、前記第2のメッセージのヘッダ内のサブヘッダ内で搬送され、前記ヘッダは、少なくとも1つのサブヘッダを備えている、請求項17に記載の方法。
  20. 前記指示は、前記サブヘッダの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記指示は、前記サブヘッダ内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される、請求項19に記載の方法。
  22. 前記指示は、前記第2のメッセージ内のランダムアクセス応答(RAR)内で搬送される、請求項17に記載の方法。
  23. 前記指示は、前記RAR内の通常のRARコンテンツの前に位置し、前記通常のRARコンテンツは、競合解決識別(ID)と、4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報との前記群から選択された少なくとも1つを備えている、請求項22に記載の方法。
  24. 前記指示は、前記RARの中に追加される少なくとも1つの追加のビットによって搬送される、請求項22に記載の方法。
  25. 前記指示は、前記RAR内の少なくとも1つの予備ビットによって搬送される、請求項22に記載の方法。
  26. 前記無線通信ノードへの前記アクセスのための競合解決のための前記応答を構成することと、
    前記構成することに基づいて、前記応答のタイプを決定することと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  27. 前記応答は、前記第1のメッセージのペイロード内で搬送される競合解決識別(ID)を備えている、請求項26に記載の方法。
  28. 4ステップのランダムアクセスへのフォールバックのための、および2ステップのランダムアクセスをサポートする無線通信デバイスのための前記応答を構成することと、
    前記構成することに基づいて、前記応答のタイプを決定することと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  29. 前記応答は、前記4ステップのランダムアクセスの第3のメッセージのためのスケジューリング情報を備えている、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1のメッセージのペイロードの再伝送のための否定応答(NACK)指示に関する前記応答を構成することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  31. 前記複数のタイプのうちの1つが、4ステップのランダムアクセスをサポートする無線通信デバイスのために構成された応答に対応する、請求項17に記載の方法。
  32. 前記第2のメッセージは、
    前記第2のメッセージのダウンリンク制御チャネルをスクランブルするために使用される無線ネットワーク一時識別子(RNTI)と、
    前記第2のメッセージ内のサブヘッダ内のランダムアクセスプリアンブル(RAP)IDと
    の前記群から選択される少なくとも1つに基づいて、前記第2のメッセージが2ステップのランダムアクセスのためのものであるか、4ステップのランダムアクセスのためのものであるかを示す、請求項17に記載の方法。
  33. 無線通信デバイスであって、請求項1から16のうちのいずれか1項に記載の方法を行うように構成された無線通信デバイス。
  34. 無線通信ノードであって、請求項17から32のうちのいずれか1項に記載の方法を行うように構成された無線通信ノード。
  35. 請求項1から32のいずれか1項に記載の方法を行うためのコンピュータ実行可能命令をその上に記憶している非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体。
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