JP2022530303A - 迅速に展開可能なモジュール式シェルターシステム - Google Patents

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Abstract

モジュラー式テントフレームシステムは、シェルターが極端な環境条件で迅速に展開されること可能にする複数の折り畳みフレーム要素を含む。伸縮自在に摺動する脚部は、テントフレームが展開されることを可能にし、テント布はフレームに取り付けられ、フレームは地面上にあり、外側脚部要素を内側脚部要素の上へ摺動し、それによって強風時でも所望の高さにテントを持ち上げることにより、テントはその後持ち上げられ得る。

Description

本出願は、“RAPIDLY DEPLOYABLE MODULAR SHELTER SYSTEM”という名称の2016年1月26日に出願の米国仮特許整理番号62/287,313の35 U.S.C.§119(e)の下で保留して利益を主張し、並びに“Method and Apparatus for Automated Vertical Horticulture and Agriculture”という名称の2017年1月25日に出願の国際出願番号PCT/CA2017/050071の371である2018年7月23日に出願の“RAPIDLY DEPLOYABLE MODULAR SHELTER SYSTEM”という名称の米国特許出願番号16/072,124の一部継続出願であり、それらの全ては、この参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、折り畳み可能な構造体、特に、テント及びそれを支持するための折り畳み可能なフレーム等の布で覆われた構造体の分野に関する。
持ち運び可能で迅速に組み立て及び分解し得る、大規模な折り畳み可能な布で覆われた構造体のために、数多くの設計が開発されている。こうした構造体は、軍事用途で、資源探査のために、並びにコンサート及びフェスティバル等の大規模な公開イベントのために使用される。典型的には、こうした構造体に対するフレームは、複数の別個の部品で構成され、それらは、置き忘れられる可能性があり、組み立て、分解、及び輸送用の梱包が複雑である。それ故、大規模な折り畳み可能な構造体に対しては、より単純で効率的なフレームに対する必要性がある。
関連技術の前述の例及びそれらに関連する限定は、例示的であって、排他的ではないことが意図される。関連技術のその他の限定は、明細書を読み、図面を検討すると、当業者に明らかになるであろう。
以下の実施形態及びその態様は、範囲を限定せずに、例示的かつ説明的であることを意図するシステム、ツール、及び方法と併せて説明及び例証される。様々な実施形態において、上で説明した問題の内の1つ以上が低減又は排除されている一方で、他の実施形態は、他の改善に向けられる。
本発明は、それ故、折り畳みテントフレームシステムでの使用のための脚部要素を提供し、折り畳みテントフレームシステムは、複数の脚部要素を受けるように構成されたアーチブラケットを含むルーフフレームを有し、各脚部要素は、a)ベースと、ベース上に取り付けられた剛性垂直要素であって、複数の垂直方向に離間したラッチ受容スロットを有する該剛性垂直要素とを含む第1の内側脚部要素と、b)第1の内側脚部要素上で垂直方向に摺動可能に移動可能な第2の外側摺動脚部要素であって、それに固定された水平方向に延伸するリフティングバーと、内側脚部要素上の選択された垂直位置に外側摺動脚部要素を固定するためのばねバイアスラッチ要素とを含む該第2の外側摺動脚部要素とを含む。
更なる態様に従えば、折り畳みルーフフレームと、折り畳みルーフフレームと係合可能な複数の脚部要素とを含む折り畳みテントフレームが提供され、折り畳みルーフフレームは、複数の脚部要素を解放可能に受け固定するためのその周囲に設置された複数のアーチブラケットを含む。各アーチブラケットは、外側摺動脚部要素の内の1つを受けるためのその外側に開いた垂直通路と、外側摺動脚部要素の外面に対して支えるための対向する先細り内面とを含む。外側摺動脚部要素は、複数のアーチブラケットの先細り内面と係合するように構成された先細り外面を含み得る。上で説明した折り畳みテントフレームと、折り畳みテントフレームが展開されロックされた構成にある場合に折り畳みテントフレームから取り外し可能に吊り下げられる可撓性テント本体とを含むシェルターシステムが更に提供される。
更なる態様に従えば、シェルターを展開する方法が提供され、該シェルターは、上で説明したような折り畳みテントフレームと可撓性テント本体とを含み、方法は、a)ルーフフレームを展開し、展開された構成でルーフフレームを可逆的にロックし、展開されたルーフフレームを地面等の略水平面上に配置することと、b)複数のポイントで、展開されたルーフフレームに可撓性テント本体を取り外し可能に固定することと、c)複数の脚部要素を、展開されたルーフフレームのアーチブラケットに固定することであって、脚部要素は第1の下降構成にあり、それによって、展開されたルーフフレームの片側又は両側を略水平面の上方に持ち上げることと、d)複数の脚部要素の各外側摺動脚部要素を各第1の内側脚部要素上で垂直方向に摺動し、それによって各脚部要素を更に延伸された構成で固定することにより、ルーフフレームを略水平面の更に上方に持ち上げることと、e)展開されたルーフフレームが、選択された延伸した高さまで持ち上げられるまでステップd)を繰り返すことと、f)ステップc)、d)、又はe)の内の何れか1つの前又は途中で、複数の脚部要素の各ベースを略水平面に固定することと、g)可撓性テント本体をルーフフレームと、延伸された脚部要素と、略水平面とに更に固定することとのステップを含む。脚部要素のベースが開口部を含む場合、複数の脚部要素の各ベースは、開口部を貫通して略水平面中に延伸する杭を使用して、略水平面に固定され得る。外側摺動脚部要素は、水平方向に延伸するリフティングバーを持ち上げることによって、各第1の内側脚部要素上で垂直方向に摺動し得る。
上で説明した例示的な態様及び実施形態に加えて、更なる態様及び実施形態は、図面を参照することによって、及び以下の詳細な説明を検討することによって明らかになるであろう。
例示的な実施形態は、図面の参照図で説明される。本明細書に開示される実施形態及び図は、限定的ではなく、むしろ説明的であるとみなされるべきであることが意図される。
発明の一実施形態に従った1ベイ構造体に対する展開され組み立てられたフレームの斜視図である。 展開されたフレーム構成要素を用いて拡張した、図1のフレームに対する上部折り畳みアセンブリの斜視図である。 梱包のために折り畳まれた、図2に示したようなフレームに対する上部折り畳みアセンブリの斜視図である。 部分的に展開された、図2に示したようなフレームに対する上部折り畳みアセンブリの斜視図である。 更に展開された、図2に示したようなフレームに対する上部折り畳みアセンブリの斜視図である。 更に展開され、直立した、図2に示したようなフレームに対する上部折り畳みアセンブリの斜視図である。 更に展開され、直立した、図2に示したようなフレームに対する上部折り畳みアセンブリの斜視図である。 完全に展開され、直立した、図2に示したようなフレームに対する上部折り畳みアセンブリの斜視図である。 ピークブラケットの斜視図である。 部分的に断面の図9に示したピークブラケットの斜視図であり、コード(chord)接続、ピークヒンジ、及びロックアウト機構を有する摺動ロックメカニズムを示す。 ロックアウト機構を有する摺動ロックメカニズムの詳細の斜視図である。 コードニー(knee)ブラケットの斜視図である。 図12のコードニーブラケットの部分的に断面の斜視図であり、ロックアウト機構を有する摺動ロックメカニズムを示す。 母屋ニーブラケットの斜視図である。 図14の母屋ニーブラケットの部分的に断面の詳細な正面斜視図であり、ロックアウト機構はない摺動ロックメカニズムを有する。 軒ブラケットの詳細な背面斜視図である。 図16の軒ブラケットの部分的に断面の詳細な斜視図である。 脚部が挿入された図16の軒ブラケットの詳細な正面斜視図である。 上部脚部ボス上の所定の位置に置かれていることが示された、脚部が挿入された図18の軒ブラケットの部分的断面の詳細な正面斜視図である。 脚部アセンブリの詳細な正面斜視図である。 図20Aの脚部アセンブリの上部分の詳細な正面斜視図であり、ピン留めされたボスと、カバー接続のための片帆(close haul)ワイヤフックとを示す。 脚部ニージョイントの詳細な正面図である。 ロッキングスライダーを示す部分的に断面の図21Aの脚部ニージョイントの詳細な正面図である。 クイックリリースフットアセンブリの斜視詳細図である。 クイックリリースフットアセンブリの斜視詳細図である。 ミッドスパンコードの斜視図である。 ミッドスパンコードニージョイントの詳細な斜視図である。 ロックスライダーを有するミッドスパンコードニージョイントを示す部分的に断面の詳細な斜視図である。 部分的に折り畳まれたミッドスパンコードの斜視図である。 完全に折り畳まれたミッドスパンコードの斜視図である。 伸縮式ウィンドキット支柱の斜視図である。 ウィンドキット支柱接続の詳細な斜視図である。 ウィンドキット支柱の接続ブラケットの隔離した詳細な斜視図である。 ウィンドキット支柱に対するコード上の接続ファスナの隔離した詳細な斜視図である。 ウィンドキットフットの詳細な斜視図である。 発明の実施形態に従った2ベイ構造体に対する展開され組み立てられたフレームの斜視図である。 発明の実施形態に従った4ベイ構造体に対する展開され組み立てられたフレームの斜視図である。 1ベイ構造体に対する完成したカバーの斜視図である。 図36に示したカバーに対する1つの端壁の詳細な斜視図である。 図36に示したカバーに対するバレルセクションの詳細な斜視図である。 図36に示したカバーに対する第2の端壁の詳細な斜視図である。 図36に示したカバーに対するソフトドアアセンブリの外部の詳細な斜視図である。 図36に示したカバーに対するソフトドアアセンブリの内部の詳細な斜視図である。 2ベイ構造体に対する完成したカバーの斜視図である。 4ベイ構造体に対する完成したカバーの斜視図である。 単一ベイ構造体に対する取り外し可能な絶縁(isolation)パッケージの斜視図である。 図44に示した取り外し可能な絶縁パッケージに対する端壁の斜視図であり、両方の端壁は同じである。 図44に示した取り外し可能な絶縁パッケージに対するバレルの斜視図である。 2ベイ構造体に対する取り外し可能な絶縁パッケージの斜視図である。 4ベイ構造体に対する取り外し可能な絶縁パッケージの斜視図である。 図36に示したシェルターでの使用のための日よけの斜視図である。 図36に示したシェルターでの使用のためのウィンターフライの斜視図である。 悪環境条件下で実施するための迅速な組み立て及び移動性のために設計されたテントベースのシェルターシステムの更なる実施形態の斜視図である。 図51に示したようなテントベースのシェルターシステムで使用される2モジュールフレームの斜視図である。 分離したセクションを有する、図51に示したようなテントベースのシェルターシステムで使用される2モジュールフレームに対するテント本体の斜視図である。 図51に示したようなテントベースのシェルターシステムで使用される2モジュールフレームに対する組み立てられたテント本体の斜視図である。 図51に示したような2モジュールシェルターに対するシェルターフライの斜視図である。 ピークブラケットの詳細な斜視図である。 下降位置にある脚部要素350の斜視図である。 半上昇の位置にある脚部要素350の斜視図である。 完全上昇の位置にある脚部要素350の斜視図である。 アーチの端部にあるフレーム脚部ソケットの詳細な斜視図である。 脚部要素が所定の位置にある、図60に示したフレーム脚部ソケットの詳細な斜視図である。 2モジュールシェルターに対する組み立てプロセスの初期ステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対する組み立てプロセスの初期ステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対する組み立てプロセスの初期ステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対する組み立てプロセスの初期ステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対する組み立てプロセスの初期ステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対する組み立てプロセスの初期ステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対するテントフレームの持ち上げのステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対するテントフレームの持ち上げのステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対するテントフレームの持ち上げのステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対するテントフレームの持ち上げのステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対するテントフレームの持ち上げのステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対するテントフレームの持ち上げのステップを説明する一連の概略図である。 2モジュールシェルターに対するテントフレームの持ち上げのステップを説明する一連の概略図である。
以下の説明全体通じて、当業者により完全な理解を提供するために、具体的詳細が記載されている。しかしながら、開示を不必要に曖昧にすることを避けるために、周知の要素が詳細には示されていないことがあり、又は説明されていないことがある。したがって、説明及び図面は、限定的な意味ではなく、むしろ例示的な意味にみなされるべきである。
図1を参照すると、発明の実施形態に従った1ベイ構造体に対する展開されたフレームアセンブリ10が示されている。発明の実施形態に従った2ベイ構造体及び4ベイ構造体に対する展開されたフレームアセンブリ100及び200は、図34及び35に示されている。各フレームアセンブリ10は、完全に取り付けられた折り畳み母屋14を含む上部セクションアセンブリ12(図2)を含む。フレームアセンブリ10はまた、ピークブラケット16、軒ブラケット17、コード18、脚部20、ウィンドキット支柱22、ミッドスパンコード24、コードニージョイント26、母屋ニージョイント28、及び脚部ニージョイント30を含む。こうしたジョイントは、以下に説明するようなセルフリセット式のロックメカニズムを含む。セットアップの間、それらは触れる必要なしにジョイントを所定の位置にロックする。一旦ロック解除されると、それらは、次のセットアップでジョイントを所定の位置に自動的にロックするようにリセットされる。
ピークブラケットとコードジョイントロックは、ジョイントが曲がるまでジョイントがロック解除位置にセットされることを可能にする二次的機構を含み、ジョイントが曲がる時には、ロックがリセットされ、次のセットアップでジョイントを所定の位置にロックする用意がなされる。このことは、複数のジョイントロックが同時に手動でロック解除されるままにされる必要がないため、梱包手順を容易にする。
図3は、梱包のために折り畳まれた、図1及び図2に示したようなフレームに対する上部折り畳みアセンブリ12を示す。図4では、2つの折り畳まれたコード18のセットと2つの折り畳まれた母屋14とから分離するために、2つの折り畳まれたコード18のセットと1つの折り畳まれた母屋14とがヒンジ付きピークブラケット16の周りを回転させられる。図5では、コード18は、コードニージョイント26において回転することによって展開される。図6では、部分的に展開された上部フレームアセンブリが直立位置に配置され、図7に示されるように、母屋14は、ヒンジ付き母屋ニージョイント28の周りで展開され、図8に示される展開構成に到達する。
ピークブラケット16は、軸30の周りでコード18にヒンジで接続される。図9及び図10に示した展開位置にある場合、コード18は、内部摺動ロッキングフレーム34上に取り付けられ、コード18の側面内のスロット36を通ってスロット38中に延伸するピン32によって所定の位置にロックされる。ピン32は、ばね40によって図9に示されるロック位置にバイアスされる。ケーブル42を引っ張ると、サブフレーム34がピークブラケット16から離れて摺動し、ピン32をスロット38から解放し、コード18が回転することを可能にする。
したがって、ピークブラケットジョイント、コードニージョイント、母屋ニージョイント、及び脚部ニージョイントは全て、セルフリセット式のロックメカニズムを含む。セットアップの間、それらは、触れる必要なしにジョイントを所定の位置にロックする。一旦ロック解除されると、それらは、次のセットアップでジョイントを所定の位置に自動的にロックするようにリセットされる。
前述のように、ピークブラケット16及びコードニージョイント26は、ジョイントが曲がるまでジョイントがロック解除位置にセットされることを可能にする二次的ロックアウト機構を含み、ジョイントが曲がる時には、ロックがリセットされ、次のセットアップでジョイントを所定の位置にロックする用意がなされる。このことは、複数のジョイントロックが同時に手動でロック解除されたままにされる必要がないため、梱包手順を助力する。ロックアウトバー44は、コード18が、ロックされることなく延伸した展開位置に維持されることを可能にする。図11を参照すると、ロックアウトバー44は、摺動ロッキングフレーム34上のピン32上にヒンジで取り付けられる。それは、ばね48によって上向きの位置にバイアスされる。ヘッド46は、コードニージョイント26のスロット50又はピークブラケット16のスロット52中に上向きに移動するように寸法合わせされる。ケーブル42を引っ張ることによって、オペレータは、ジョイントを展開されたままにしている間にジョイントが再ロックするのを防ぐためにヘッド46がスロット50/52中に延伸することを可能にすることによって、ジョイントをロック解除し得る。ジョイントが一旦曲げられると、ヘッド46はスロット50/52から出て、その時、ロックはリセットされ、次のセットアップでジョイントを所定の位置にロックする用意がなされる。
図12及び13に示したコードニーブラケットは、摺動ロッキングフレーム34を使用して、ピークブラケット16と同じ方法で動作する。
母屋ニージョイント28及び脚部ニージョイント30は、二次的ロックアウト機構なしに、コードニーブラケット26及びピークブラケット16と同じ方法で動作する。母屋ニーブラケット28を図14に示す。母屋セクション60、62は、軸64の周りにヒンジで接続される。図14及び図15に示した展開位置にある場合、母屋セクション60、62は、ピン66によって所定の位置にロックされ、ピン66は、内部摺動ロッキングフレーム68上に取り付けられ、母屋の側面にあるスロット70を通じてスロット72中に延伸する。ピン66は、ばね67によって図14に示したロック位置にバイアスされる。ケーブル69を引っ張ると、ロッキングフレーム68は摺動し、ピン66をスロット72から解放し、母屋セクション60、62が回転することを可能にする。
軒ブラケット17は、開口部23を通じて脚部20の上端部21を受ける。ブラケット17の下面25は、脚部が所定の位置にある場合に、上部脚部ボス27上に置かれる。図19及び図20Bに示すように、脚部20は、カバー接続のために片帆ワイヤJフック29を備え得る。上述のように、脚部ニージョイント30は、二次的ロックアウト機構なしに、コードニーブラケット26及びピークブラケット16と同じ方法で動作する。脚部ニージョイント30を図21A及び図21Bに示す。脚部セクション31、33は、軸35の周りにヒンジで接続される。図21A及び図21Bに示した展開位置にある場合、脚部セクション31、33は、内部摺動ロッキングフレーム39上に取り付けられ、脚部20の側面内のスロット41を通ってスロット43中に延伸するピン37によって所定の位置にロックされる。ピン37は、ばね45によって、図21Aに示したロック位置にバイアスされる。ボス47を引っ張ると、ロッキングフレーム39が摺動し、ピン37をスロット43から解放し、脚部セクション31、33が回転することを可能にする。このロックメカニズムは、シェルターを下げる場合に両手での把持を可能にする。
図22及び23は、脚部20への取り付けのためのクイックリリースフットアセンブリ80を示す。こうしたクイックリリースフットは、強風のセットアップ及び分解手順を可能にし、セットアップの前にフット80は脚部20から取り外され、シェルターの床に取り付けられ、開口部84を通じて地面にしっかりと定着させられる。フレームが組み立てられた場合、脚部20上の水平円筒形延長部(図示せず)は、ばねでバイアスされたヒンジ付きアーム83によって所定の位置に保持されるように、事前に定着されたフット80内のスロット86中にスナップし、人員の負傷又は設備の損傷のリスクを大幅に低減する。強風による降ろしは、設置の反対であり、フットを使用してアーム83を強制的に開くことによって、シェルターのフットを脚部アセンブリから解放し得、このことは、常に両手で安定して脚部を把持することを可能にする。歩行者又は通常のタイヤで運転する車両を支持可能な任意の地面がシェルターを支持するのに十分であるように、フットパッド80はまた、雪が積もったシェルターであっても、十分に低い接地圧を可能にするように寸法合わせされる。
ミッドスパンコード24を図24~図28に示す。各コード24は、単一の折り畳み要素を含み、それは、図24に示したように展開された場合に、上部フレームアセンブリ12上に置かれ、その中央ヒンジ25はピーク母屋ブラケット28上にあり、その端部は、より下方の母屋ブラケット28上にある。ミッドスパンコードニージョイント27は、母屋ニージョイント28と同じ方法で、ジョイントをロック解除するためにケーブル129を使用して、コードセクション91、93、95、97を折り畳み、及びロック/ロック解除する。
伸縮式ウィンドキット支柱110を図29~図33に示す。こうした支柱は、以下のように、カバーを構造体に固定するのを助力するために、フレーム10の何れかの端部においてコード18に取り付けられ得る。各支柱110は、伸縮式垂直支柱112を有し、内部伸縮式セクションは、その下端がウィンドキット支柱フット116に固定される。支柱112は、その上端部において、コード18上のボルト120と係合する鍵穴スロット118を有するブラケット113を備える。
図34及び35に示すように、モジュラー式構造体のサイズは、脚部20及びミッドスパンコード24の数の増加に比例して、上部フレームアセンブリ12内のコード18、母屋14、及びピークブラケット16の数を増加させることによって増加させ得る。結果として得られる構造体は、それによって、設備保管のために2つ又は4つのベイを収容し得る。
図36は、フレーム10が図1に示されている1ベイ構造体に対する完成した布カバー220を説明する。それは、図37に示した端壁222、図38に示したバレルセクション224、及び図39に示した第2の端壁226を含む。ソフトドアアセンブリ227は、ドア228のために使用され得、その外部は図40に示され、内部は図41に示される。図42に示した2ベイ構造体に対しては、2つのバレルセクション224が使用され、図43に示した4ベイ構造体に対しては4つが使用される。
単一ベイ構造体に対する図44に示すような構造体に絶縁材240が追加され得る。それは、図45に示した取り外し可能な絶縁パッケージに対する2つの絶縁端壁242を含み、両方の端壁は同じである。取り外し可能な絶縁パッケージに対するバレル244を図46に示す。ここでも、図47に示したような2ベイ構造体に対しては、2つのバレルセクション244が使用され、図48に示した4ベイ構造体に対しては4つが使用される。
図49は、図36に示した1ベイシェルターでの使用のための日よけ250を説明し、図50は、1ベイシェルターでの使用のためのウィンターフライ252を説明する。両アセンブリは、角の脚部上のフットに定着されている放物線状に湾曲したワイヤーロープを用いて切妻端部だけに張力がかかる。このワイヤーロープは、反転するのみで、張力ブリッジ内のメインサポートケーブルと同様に作用する。このことは、取り付けと適切な張力調整とをより簡単にさせる。
フレームが組み立てられた後、布カバー220が取り付けられ得る。布カバー220は、フック又はフックアンドループファスナ221等のファスナと、特に前述のような軒における片帆Jフック29とを使用して、フレーム要素から吊り下げられ得る。布ドライバッグスタイルのポートクロージャーが推奨される。PALS(ポーチアタッチメントラダーシステム)/モジュラー軽量耐荷重設備、すなわち、ユニバーサルハードウェアマウントとしてのPALS/MOLLEウェビングアタッチメントパッチが組み込まれ得る。ユニバーサルウェビングストリップ/パッチは、空気分散ダクト、照明、部屋の仕切り等の付属品を取り付けるために、天井に縫い付けられ得る。暗闇で光る、リバーシブルの布製誘導灯が使用され得る。二重層の窓は、カバーと絶縁層との間の絶縁エアギャップを失うことなく視認性を可能にする。
図51~図63は、迅速に展開可能なフレーム要素を使用したテントベースのシェルターシステムの更なるバリエーションを説明する。この実施形態では、脚部要素は、特に強風時にシェルターのセットアップを容易にするように修正される。脚部要素は、折り畳み要素ではなくむしろ摺動要素を含む。脚部の主本体は常に全長であり、ルーフフレームが取り付けられる脚部の部分は、脚部の主本体を上下に摺動可能である。この方法では、ルーフセクションと、取り付けられたテント布とは、地面レベルで組み立てられ得、メイン脚部セクションがそれらのベースで地面に固定されると共に、摺動可能な脚部セクションに下降位置で取り付けられ得る。摺動可能な脚部セクションをメイン脚部セクションの上へ摺動させることによって、ルーフ及びテントアセンブリがその後持ち上げられ得る。このことは、特に強風時にテントを組み立てることを容易にする。また、このバリエーションでは、ミッドスパンコードは、ルーフフレーム内で、以前に開示されたミッドスパンコードとは反対方向に走る取り外し可能な母屋に置き換えられる。
図51を参照すると、以前の実施形態と同様に、悪環境条件下で実施するための迅速な組み立てと移動性とのために設計されたテントベースのシェルターシステムが開示される。システムは、例えば、展開可能なコマンド支柱、宿泊施設、医療施設として、又は災害救援のための運用及びコマンドセンターとして例えば構成され得る。シェルターシステムは、取り扱いと収納のために、ユーザーが持ち運び及び梱包を行うのに十分に小さくて軽い様々な梱包バッグ中に分解される。
共通の構成要素を使用して、システムに提供される異なるシェルターモジュールが標準構成で図51に示されているが、特定の配置は、展開の特定の要件に合わせて変更され得る。システムは、次のシェルターモジュール:4モジュールシェルター300、2モジュールシェルター302、1モジュールシェルター304、シェルター相互接続用の4ドアハブ306、車両インターフェースシェルター308、及び入口玄関310を含む。以前の実施形態のように、シェルターシステムは、自立型の外部フレーム全天候型テントシステムである。テントフレームはシェルターの構造体構成要素であり、テントの外部にあり、テント本体はフレームの下に吊り下げられる。この外部フレーム設計は、展開と分解とのタイミングに大きな利点を提供する。様々なモジュールに対するフレームは、最小限の数のユニークな部品で設計される。2モジュールフレーム301が例示として図52に示されているが、アセンブリの概念は全てのフレームに対して同じである。様々なフレーム間の主な差異は、シェルターの長さを収容するために使用されるアーチセクションと脚部との数である。説明される2モジュールシェルターフレーム301は、6つの伸縮式脚部350と4つの端支柱326とで支持された3アーチ折り畳みフレーム301を示す。折り畳みフレームは、アーチ316、リッジビーム312、及び軒ビーム314を含む。各アーチ及びビームセクションは、収納のために折り畳むことが可能なようにヒンジ固定される。フレーム301は、軽量化と腐食防止のために、粉末塗装されたアルミニウムで構築されることが好ましい。
この実施形態における基本的フレームアセンブリ301は、折り畳みビーム(リッジビーム312及び軒ビーム314を形成する水平要素)と、折り畳みアーチ316(リッジビーム及び軒ビーム312、314を結合する傾斜ビーム)とからなる。各ビーム及びアーチは、図62Aに示すように、輸送及び保管のためにそのサイズを最小限にするためにアセンブリ全体を折り畳むことが可能にその中間点にラッチヒンジ318、320を有する。アーチ316は、ピークブラケット328でリッジビーム312にヒンジで接続される。展開の間にメインフレームが一旦展開されると、別個の取り外し可能な母屋322がアーチ316の間に固定されて、ルーフ布に対するフレーム及び支持点に追加の剛性を提供する。ビーム及びアーチラッチヒンジ318、320は、組み立ての間に自動的に所定の位置にロックする自動ばね式ラッチを含む。これらは、以前の実施形態で開示されたように構築される。アーチラッチは、分解の間に“自由”位置を有し、フレームが完全に折り畳まれた場合に、その後の展開のためにプライム位置にそれ自体をリセットする。図9~図13を参照。ビームラッチは、最初に折り畳まれている間は開いたままにされなければならない。図25、図26を参照。
フレーム310は、各アーチと軒ビーム316、314との接合部でブラケット368(図60)に挿入することによって取り付ける脚部350上で支持される。別個の端壁支柱326は、端壁に対する追加の支持を提供するために、シェルターの各端部に取り付けられる。モジュール式母屋322は、軒及びリッジビーム312、314と平行に、アーチ316の間に設置されたビーム要素である。母屋322は、フレーム剛性と、テント布に対する支持とを提供する。端壁における端壁支柱326は、設置される場合に、テント布及びハードドアに対する追加の支持を提供する。
図53の2モジュールシェルターに対して示されるようなテント本体330は、好ましくは軍用グレードの布で作製され、壁セクションとルーフセクションとを統合する。1モジュール、2モジュール、及び4モジュールのシェルターは、図53に示すように、マルチパート布本体を使用する。マルチパート本体は、長さを追加する必要がある場合に、端壁セクション332とバレルセクション334とで構成される。1モジュールシェルターは、相互に直接結合された2つの端壁セクション332を使用する。2モジュールシェルターは、(説明されるような)必要な長さを提供するために端壁セクション332の間に1つのバレルセクション334を使用し、4モジュールシェルターは、3つのバレルセクション334を使用する。ルーフピーク338において開始する頑丈なジッパー336を使用して、端壁セクションとバレルセクションとが結合される。セクションルーフパネルのエッジは、同一の端壁セクション及びバレルセクション332、334を有するモジュラー設計を容易にするために傾けられる。各端壁とバレルとの接続エッジは、任意の順序でそれらが結合され得るように同一であり、前面又は背面の向きはない。この設計は、方向性のある接続を有して、組み立てるために特定の方向に向けなければならない他のシステムと比較して、展開を簡素化する。
図54は、端壁セクション332の間に1つのバレルセクション334を使用する組み立てられた2モジュールシェルター330を説明する。端壁セクション332は、好ましくは、2つのソフトドア331を有し、1つは端面上に、1つは側壁セクション上にあり、各々、窓パネル及び窓はドアの両側に開く。ソフトドアは、必要に応じてハードドアに交換され得る。端壁セクション332は、外部の加熱又は空調ダクトを収容するために2つの大きなスリーブ333を組み込み得る。シェルターに電源ケーブル及び通信ケーブルを出し入れするために、2つの小さなスリーブ335も組み込まれ得る。各バレルセクション334は、好ましくは、密封されたままであり得、窓として、又は複合体内の他のモジュールへの接続として使用されたままであり得る2つのソフトドア331も有する。2モジュールシェルターに対するシェルターフライの例を図55に340として示す。
ピークブラケット328の詳細な斜視図を図56に示す。それは、示されているように2モジュールシェルターフレームの、又は潜在的に4モジュールシェルターフレームに対する延長フレームのリッジビーム312の端部を受け、リッジビーム312を受け入れ、ヒッチピン344によってそれらを固定するための開口部342が提供される。図57、図58、及び図59は、それぞれ、下降、半上昇、及び完全上昇の位置における脚部要素350の斜視図である。脚部要素350は、リフティングハンドル354及びばね式リフトハンドルラッチ356を有する外側摺動脚部エレメント352と、ベース開口部364を有するベース362上に取り付けられたラッチスロット360を有する内側脚部要素358とからなる。上部支持水平脚部ラッチバー351は、フレーム脚部ソケット368からの脚部350の取り外しを容易にするために軸353の周りを回転するT字型ばね式レバー355の上端部を形成する。外側摺動脚部要素352が内側脚部要素358の上へ摺動すると、リフトハンドルラッチ356は、以前のラッチスロット360の外部に摺動し、次のより高いラッチスロット360にその後バイアスされ、そこでは、それは、再び上向きに移動するまで、脚部要素352を固定する。図60は、アーチ316上のフレーム脚部ソケット368の詳細な斜視図である。図61に示すように、バーラッチ351がソケットラッチフランジ372と係合するように、それは、脚部350を受けるために前面370を開いている。アーチブラケット368と、取り付けられたフレーム310とが摺動脚部要素352上にしっかりと支持されるように、摺動脚部要素352の外面は、フレーム脚部ソケット368の先細り内面374と係合する。図61では、摺動脚部要素352は、内側脚部要素358上の完全な上昇位置に上向きに摺動されている。アイボルト366は、フレームの角を杭に固定するために、取り付けられたラチェットストラップ367を用いて内側脚部要素358の上部エッジにボルト固定され得る。
以下に、2モジュールシェルターに対する組み立てプロセスを説明する。組み立てプロセスは、全てのシェルターに対して基本的に同じであるが、前庭、4ドアハブ、及び車両インターフェースシェルターが特定のワンピースカバーを使用する点が異なり、1モジュール、2モジュール、及び4モジュールのシェルターは、2つの端壁セクション332と0個、1つ、又は2つのバレルセクション334とを使用する。最初に、シェルター布セクションは、それらの意図する場所で地面上に敷かれ、ルーフピークにおける中間のジッパー開始点で揃えられ、ジッパーを短距離閉じることによって結合される。布の残りの部分を結合することに進む前に、折り畳まれたルーフフレーム(図62A)がその後展開される。フレームは、布に渡って拡張されることを可能にするために、敷かれたシェルター布の一方の端部に隣接する地面上に展開される(図62B)。フレームを片側に置くと共に、アーチヒンジがしっかりとロックされるように、アーチは、中央ヒンジでそれらの全長になるまでルーフピークヒンジにおいて展開される(図62C)。図62Dに示すように、展開されたフレームは軒のビーム端部に立てられる。図62Eのようにアーチが引き離され、図62Fに示されるようにビームヒンジがしっかりとロックされるように、ビームセクションを展開する。アーチケーブルはアーチの下端の間に固定され、ルーフ布は、軒ビーム14(図示せず)を結合するアーチの下側のスロット内のケーブルフックと係合することによって、テントルーフから個別のアーチの端部までケーブルを接続することにより、ルーフビームに部分的に固定される。テント布は、ルーフアタッチメントストラップによってルーフビームDリング(図示せず)に固定される。
図52及び図62Fを参照すると、8つのモジュラー母屋322がアーチ316の間にその後設置される。各母屋の端部は、アーチ316の側面の固定スロット中に摺動するためのT字型ヘッドを有し得る。ルーフ布は、フレームアーチ316及び母屋322にその後更に固定され、フライ340は、フレーム310の上方の中心にある。フレーム301の持ち上がりは、図63A~図63Gに説明されている。布が取り付けられたフレームは、図63Aに示すように地面上に位置付けられる。フレームの第1の側が持ち上げられ、上部ラッチ351がソケットラッチフランジ372に位置付けられるように、折り畳まれた脚部350がフレームアーチブラケット368に挿入される(図63B)。フレームの第2の側が持ち上げられ、折り畳まれた脚部350は、同様に、フレームの第2の側のフレームアーチブラケット368に挿入される(図63C)。ここで、フレーム301は、図63Dに示すように、シェルター布が下に吊り下げられると共に、地面から離れて支持される。脚部350のベース362は、必要に応じて、各ベースの開口部364を貫通する杭を使用して、セットアップの各段階で地面に固定され得る。脚部350上のハンドル354を使用して、フレームが更に持ち上げられ、ラッチ356が脚部管スロット360と完全に係合することを確実にする(図63E)。シェルターは、持ち上げることが可能な人員の数に応じて、一度に片側を、又は完全に一度に両側を、図63F及び図63Gに示す位置まで段階的に持ち上げられ得る。絶縁材及び日よけは、以前の実施形態で説明したように設置される。
幾つかの例示的な態様及び実施形態が上で論じられているが、当業者は、それらのある一定の修正、並び替え、追加、及びサブコンビネーションを認識するであろう。それ故、発明は、それらの真の精神及び範囲内にあるような全てのそうした修正、並び替え、追加、及びサブコンビネーションを含むと解釈されることが意図される。

Claims (10)

  1. 折り畳みテントフレームシステムであって、複数の脚部要素を受けるように構成されたアーチブラケットを含むルーフフレームを有する前記折り畳みテントフレームシステムでの使用のための前記脚部要素であって、各前記脚部要素は、
    a)ベースと、前記ベース上に取り付けられた剛性垂直要素であって、複数の垂直方向に離間したラッチ受容スロットを有する前記剛性垂直要素とを含む第1の内側脚部要素と、
    b)前記第1の内側脚部要素上で垂直方向に摺動可能に移動可能な第2の外側摺動脚部要素であって、それに固定された水平方向に延伸するリフティングバーと、前記内側脚部要素上の選択された垂直位置に前記外側摺動脚部要素を固定するためのばねバイアスラッチ要素とを含む前記第2の外側摺動脚部要素と
    を含む、脚部要素。
  2. 前記第2の外側摺動脚部要素は、その上端部に隣接して、中心水平軸の周りで回転可能であり、その上端部に水平バーを形成するばねバイアスT字形レバーを更に含む、請求項1に記載の脚部要素。
  3. 折り畳みルーフフレームと、前記折り畳みルーフフレームと係合可能な請求項1に従った複数の脚部要素とを含み、前記折り畳みルーフフレームは、前記複数の脚部要素を解放可能に受け固定するためのその周囲に設置された複数のアーチブラケットを含む、折り畳みテントフレーム。
  4. 各前記アーチブラケットは、前記外側摺動脚部要素の内の1つを受けるためのその外側に開いた垂直通路と、前記外側摺動脚部要素の外面に対して支えるための対向する先細り内面とを含む、請求項3に記載の折り畳みテントフレーム。
  5. 各前記アーチブラケットは、前記T字型レバーの前記水平ラッチバーを取り外し可能に受けるためのフランジを含む、請求項3に記載の折り畳みテントフレーム。
  6. 前記外側摺動脚部要素は、前記複数のアーチブラケットの前記先細り内面と係合するように構成された先細り外面を含む、請求項3に記載の折り畳みテントフレーム。
  7. 請求項3に従った折り畳みテントフレームと、前記折り畳みテントフレームが展開されてロックされた構成にある場合に、前記折り畳みテントフレームから取り外し可能に吊り下げられる可撓性テント本体とを含む、シェルターシステム。
  8. シェルターを展開する方法であって、前記シェルターは、請求項3に従った折り畳みテントフレームと可撓性テント本体とを含み、
    a)前記ルーフフレームを展開し、前記ルーフフレームを展開された構成で可逆的にロックし、前記展開されたルーフフレームを地面等の略水平面上に配置することと、
    b)前記可撓性テント本体を複数のポイントで前記展開されたルーフフレームに取り外し可能に固定することと、
    c)前記複数の脚部要素を前記展開されたルーフフレームの前記アーチブラケットに固定することであって、前記脚部要素は、第1の下降構成にあり、それによって、前記展開されたルーフフレームの片側又は両側を前記面の上方に持ち上げることと、
    d)前記複数の脚部要素の各前記外側摺動脚部要素を各前記第1の内側脚部要素上で垂直方向に摺動し、それによって各前記脚部要素を更に延伸された構成で固定することにより、前記面の更に上方に前記ルーフフレームを持ち上げることと、
    e)前記展開されたルーフフレームが選択された延伸した高さまで持ち上げられるまで、ステップd)を繰り返すことと、
    f)ステップc)、d)、又はe)の内の何れか1つの前又はその途中で、前記複数の脚部要素の各ベースを前記略水平面に固定することと、
    g)前記可撓性テント本体を前記ルーフフレームと、延伸された脚部要素と、前記略水平面とに更に固定することと
    のステップを含む、方法。
  9. 前記脚部要素の前記ベースは開口部を含み、ステップf)において、前記複数の脚部要素の各ベースは、前記開口部を貫通して前記面中に延伸する杭を使用して前記面に固定される、請求項8に記載の方法。
  10. ステップd)において、前記外側摺動脚部要素は、前記水平方向に延伸するリフティングバーを持ち上げることによって、各前記第1の内側脚部要素上で垂直方向に摺動される、請求項8に記載の方法。
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