JP2022518839A - 両耳聴覚装置システムを介した2つの補助装置の間のデータ通信を提供する方法及びシステム - Google Patents

両耳聴覚装置システムを介した2つの補助装置の間のデータ通信を提供する方法及びシステム Download PDF

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Abstract

両耳聴覚装置システム、及びデータの通信を提供する方法が提供される。前記方法は、第1補助装置と第2補助装置の間のデータの第3通信を提供することを含み、前記データの第3通信を提供する工程は、前記第1補助装置と両耳聴覚装置システムの第1聴覚装置の間の第3プライマリRF通信を提供すること、前記第2補助装置と第2聴覚装置の間の第3セカンダリRF通信を提供すること、及び、前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置の間の第3ターシャリ通信を提供することを含み、前記第3プライマリRF通信を提供する工程は、前記第1聴覚装置の第1RF送受信機を利用することを含み、前記第3セカンダリRF通信を提供する工程は、前記第2聴覚装置の第2RF送受信機を利用することを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、聴覚装置と補助装置の間のデータ通信に関する。
2つの装置、例えば第1装置と第2装置の間でワイヤレスにデータ通信する場合、2つの装置の間の接続を確立するためにブルートゥース・ロー・エナジー(Bluetooth(登録商標) Low Energy)のような無線通信プロトコルが利用されうる。このようなプロトコルは、そのプロトコルを利用した接続が2つの装置の間で確立されるときに、2つの装置のうちの1つ、例えば第1装置がマスター装置として動作し、他の装置、例えば第2装置がスレーブ装置として動作することを要求しうる。さらに、このプロトコルは、マスター装置がいくつかのスレーブ装置に同時に接続しうる一方で、スレーブ装置はいかなるときも2以上のマスター装置には接続しないことを支持しうる。そのため、プロトコルが第1装置と第3装置の間の接続を確立するために利用されうる前に、マスター装置とスレーブ装置の間の接続が解除されることが要求されうる。さらに、それぞれがマスターとして動作する2つの装置は、それぞれのスレーブとの通信に利用されるそれぞれの通信プロトコル及び/又は伝送方式を同期させることを許可されない場合がある。
本産業における上記及び他の欠点を克服することへの要望がある。
本発明によれば、上記の第2装置は補聴器のような聴覚装置であってよく、上記の第1装置は、スマートフォンやタブレットのようなコンピューティング装置またはモバイル装置のような補助装置であってもよい。
本発明の目的は、聴覚装置と補助装置の間のデータ無線通信を容易にすることであり得る。無線通信は双方向であってよい。データ通信はデータ送信を意味しうる。第1聴覚装置と第1補助装置の間のRF通信を利用した、改善された/代替の機能を提供することが本発明の目的であってよい。第2聴覚装置と第1補助装置の間のデータ通信のために、第1聴覚装置と第1補助装置の間のRF通信を利用することが本発明の目的であり得る。第1聴覚装置と第1補助装置の間のRF通信、及び第1聴覚装置と第2聴覚装置の間の通信を含む、第1補助装置と第2聴覚装置の間のデータ通信を可能にするための方法及び第1聴覚装置を提供することが本発明の目的であり得る。
上記の目的及び/又はさらなる目的の1つ以上を達成するために、本発明は下記のいずれかの態様にしたがって提供され得る。
本発明の第1の態様によれば、第1RF送受信機を備える第1聴覚装置が提供される。第1聴覚装置は、第1補助装置と第2聴覚装置の間のデータの第1通信を促進するように構成される。データの第1通信は、第1聴覚装置と第1補助装置の間の第1プライマリRF通信、及び第1聴覚装置と第2聴覚装置の間の第1セカンダリ通信を備え、第1プライマリRF通信は第1RF送受信機を利用する。
本発明の第2の態様によれば、例えば第1の態様による第1聴覚装置と、例えば第1の態様に関連して説明したような第2聴覚装置とを備える両耳聴覚装置システムが提供される。第2聴覚装置は、第2RF送受信機を備えていてよい。両耳聴覚装置システムは、無線両耳聴覚装置システムを意味しうる。第2聴覚装置は、第2補助装置と通信するように構成されていてもよい。
本発明の第3の態様によれば、第1補助装置と第2聴覚装置の間のデータの第1通信を提供することを含み、データの第1通信を提供する工程は、第1聴覚装置と第1補助装置の間の第1プライマリRF通信を提供すること、及び、第1聴覚装置と第2聴覚装置の間の第1セカンダリ通信を提供することを含み、第1プライマリRF通信を提供する工程は、第1聴覚装置の第1RF送受信機を利用することを含む、データの通信を提供する方法が提供される。
本発明の第4の態様によれば、両耳聴覚装置システムと遠隔マイクロフォン装置のような第1補助装置とを備え、両耳聴覚装置システムが2つの補助装置に同時にワイヤレスに接続するように構成され、2つの補助装置が第1補助装置と第2補助装置を含むシステムが提供される。
本発明は、2つの装置の間でデータのいかなるダイレクト通信も必要とせず、これらの2つの装置の間のデータ通信を可能としうる。第2聴覚装置は、第2聴覚装置と第1補助装置の間のデータ通信のために、第1聴覚装置との通信及び/又は共通の通信プロトコルを利用しうるため、本発明は、2つの装置の間のデータ通信のための要件を緩和しうる。
前述の一般的な説明及び次の詳細な説明の両方は例示的なものであり、特許請求の範囲に記載された発明のさらなる説明を提供することを意図したものであることを理解されたい。本発明の他のシステム、方法及び特徴は、以下の図面及び詳細な説明を検討することにより当業者にとって明らかであり、または明らかとなる。そのような追加のシステム、方法及び特徴は、本明細書に含まれること、本発明の範囲内であること、及び添付の特許請求の範囲によって保護されることが意図されている。
添付図面は発明のさらなる理解を提供するために含まれており、本明細書に組み込まれ、かつ本明細書の一部を構成する。図面は発明の実施形態を図示し、詳細な説明とともに、発明の原理を説明する。
図面は、実施形態の設計と有用性を図示し、図面中において同様の要素は共通の参照番号を付して参照される。図面は必ずしも原寸どおりに描画されていない。上述した、及び、他の利点及び対象がどのように得られるかをより良く理解するため、さらに具体的な実施形態の説明がなされ、それらは添付図面中に図示される。これらの図面は典型的な実施形態のみを図示している場合があり、そのため、その範囲に限定するものとみなすべきでない。
以下では、本発明の実施形態を添付図面を参照してより詳細に説明する。
発明の実施形態による第1聴覚装置を模式的に図示する。 発明の実施形態による両耳聴覚装置システムを模式的に図示する。 本発明によるデータの通信を提供する方法のそれぞれの様々な実施形態を模式的に図示する。 本発明によるデータの通信を提供する方法のそれぞれの様々な実施形態を模式的に図示する。 本発明によるデータの通信を提供する方法のそれぞれの様々な実施形態を模式的に図示する。 本発明によるデータの通信を提供する方法のそれぞれの様々な実施形態を模式的に図示する。 本発明によるデータの通信を提供する方法のそれぞれの様々な実施形態を模式的に図示する。 本発明によるデータの通信を提供する方法のそれぞれの様々な実施形態を模式的に図示する。 本発明によるデータの通信を提供する方法のそれぞれの様々な実施形態を模式的に図示する。 本発明によるデータの通信を提供する方法のそれぞれの様々な実施形態を模式的に図示する。 発明の第2実施形態による両耳聴覚装置システムを模式的に図示する。
下記の定義の1つ以上、またはすべては、ここに開示される実施形態の特徴に適用される用語を解釈するために適用され、開示内の要素の定義にのみ用いられる。特許請求の範囲の中で使用される用語に対する限定は、これによって必ずしも意図しておらず、または必ずしも限定を与えるべきではない。添付の特許請求の範囲の中で使用される用語は、適用可能な技術分野における、それらの慣習的な意味によってのみ限定され得る、または限定されるべきである。
本開示を通じて、用語「第1」、「第2」及び「第3」と、用語「プライマリ」、「セカンダリ」及び「ターシャリ」と、いかなるこれらの組み合わせも、それぞれのイベントまたは工程のいかなるタイミング及び/又は優先順位を必ずしも示すものではない。したがって、あるイベント、例えば第1イベントは、他のイベント、例えば第2イベントの前、第2イベントの間、または第2イベントの後に起こる場合がある。または、あるイベントが、他のイベントの前、間及び後のいずれかの組み合わせにおいて起こってよい。
第2装置、例えば第2聴覚装置と、第1装置、例えば第1補助装置との間のデータ通信は、データが第1装置から第2装置へ移動される、及び/又はその逆を意味しうる。移動または送信は、第1聴覚装置のような他の装置を介してよい。
第1補助装置と第2聴覚装置のような2つの装置間のデータ通信を促進するように構成された他の第3装置、例えば第1聴覚装置は、データがその2つの装置のうちの一方から他方へ第3装置を介して移動されうるよう、第3装置が2つの他の装置のそれぞれと通信するように構成されることを意味しうる。
第1補助装置と第2聴覚装置の間のデータの第1通信は、第1補助装置と第2聴覚装置の間の第1データの通信を意味しうる。
第1聴覚装置と第2聴覚装置の間の第1セカンダリ通信は、第1データの通信を含みうる。
第1聴覚装置と第1補助装置の間の第1プライマリRF通信は、第1データの通信を含みうる。第1プライマリRF通信は、第2聴覚装置向けを意図していなく、及び/又は、第2聴覚装置発でなくてよい第1プライマリデータの通信を含みうる。第1プライマリデータは、第1聴覚装置向けであることを意図していてよく、及び/又は、第1聴覚装置において生成されてよい。
RF通信は、1つ以上のRF高周波、例えばRF搬送波を利用した通信を意味しうる。RF通信のためのRF高周波は、300メガヘルツ(MHz)から3ギガヘルツ(GHz)の間の周波数を意味しうる。
第2装置、例えば第2聴覚装置と、第1装置、例えば第1補助装置との間のデータ通信の提供は、例えば第1聴覚装置のような第3装置を介して第1装置及び第2装置の一方から他方へデータ送信する工程を意味しうる。
第1セカンダリ通信は、第1聴覚装置と第2聴覚装置の間の第1セカンダリRF通信を含みうる。第1セカンダリRF通信は、第1RF送受信機を利用しうる。第1プライマリRF通信と第1セカンダリ通信の両方に第1RF送受信機を利用することは、第1聴覚装置におけるさらなる送受信機の必要性を緩和し、したがってコストを削減し、及び/又は、それぞれの聴覚装置における専用ハードウェアの特別な必要性を削減しうる。さらに、データフォーマットの変換及び/又は転送は、第1プライマリRF通信の提供の工程と第1セカンダリ通信の提供の工程の間で緩和され得る。
聴覚装置と補助装置の間のデータ通信は、例えば、聴覚装置の自動フィッティング、聴覚装置のデバッギング、聴覚装置の制御、聴覚装置のモニタリング、聴覚装置への又は聴覚装置からの音声データの提供、及び聴覚装置への処理電力の提供、のいずれか1つ以上に利用されうる。
いずれのRF送受信機も、対応するRFアンテナを備えていてよい。
第1聴覚装置は、第1セカンダリRF送受信機を備えていてよい。第2聴覚装置は、第2セカンダリRF送受信機を備えていてよい。第1聴覚装置は、それにより、第1RF送受信機及び第1セカンダリRF送受信機を備えていてよい。第1RF送受信機及び第1セカンダリRF送受信機は、異なるRF技術を利用していてよい。第2聴覚装置は、それによって第2RF送受信機と第2セカンダリRF送受信機を備えていてよい。第1RF送受信機及び第2セカンダリRF送受信機は、異なるRF技術を利用してよい。
第1セカンダリRF送受信機及び/又は第2セカンダリRF送受信機は、2つの聴覚装置、例えば2つの補聴器間のNFMI通信用に構成されてよい。
第1セカンダリRF送受信機及び/又は第2セカンダリRF送受信機は、第1セカンダリRF通信、及び/又は、第2セカンダリRF通信、及び/又は、第3ターシャリRF通信用に構成されてよい。
第1聴覚装置と第2聴覚装置の間の通信は、例えば、第1聴覚装置の第1セカンダリRF送受信機及び第2聴覚装置の第2セカンダリRF送受信機を介して、例えば、それぞれの聴覚装置のそれぞれの送受信機の一部をNFMI通信向けに構成した、それぞれの送信機を介した近距離磁気誘導通信(NFMI)を含んでいてよい。NFMI通信用に構成されたそれぞれの送信機及び/又は送受信機は、それぞれの聴覚装置のそれぞれのNF送受信機を備えていてよい。NF送受信機は、例えば、それぞれのNFアンテナを介したNFMI通信用に構成された送受信機として理解されうる。第1セカンダリ通信、及び/又は、第2セカンダリ通信、及び/又は、第3ターシャリ通信は、NFMI通信を含んでいてよい。
第1聴覚装置は、第1NF送受信機を備えていてよい。第2聴覚装置は、第2NF送受信機を備えていてよい。これらのNF送受信機は、第1聴覚装置と第2聴覚装置の間のNFリンク/接続を提供するために利用されてよい。
NFMI通信は、装置の間の通信に非伝播磁場を利用することを意味しうる。例えば、使用時に、第1聴覚装置などの一つの装置の磁場アンテナ、例えばコイルが非伝播磁場を変調し、それが他の装置の磁場アンテナによって受信され、検知される。NFMI通信用に構成された磁場アンテナなどのアンテナ、例えばコイルは、NFアンテナと表記されうる。第1聴覚装置は、第1NFアンテナを備えていてよい。第2聴覚装置は、第2NFアンテナを備えていてよい。
NFMI通信を使用する場合、第1セカンダリ通信、及び/又は、第2セカンダリ通信、及び/又は、第3ターシャリ通信は、100MHz未満、例えば1MHz~50MHzの範囲内、5MHz~25MHzの範囲内、または3MHz~15MHzの範囲内の1つ以上の周波数を利用した通信を意味しうる。NFMI通信は、NF通信と表記されうる。NFMI及びNFの略語は、置き換え可能に用いられる。第1聴覚装置と第2聴覚装置の間でNF通信を使用することの一つの利点は、例えば、聴覚装置のユーザのそれぞれの耳に装置が装着されているときに、RF通信よりも通信がより安定しうることである。なぜなら、RF通信は、NF通信よりも聴覚装置のユーザの頭によって弱められることがあるからである。第1聴覚装置と第2聴覚装置の間でNF通信を用いることの他の利点は、それぞれの聴覚装置とそれぞれの補助装置との間で異なる周波数を用いることによるRF通信の妨害がないことである。
第1聴覚装置は、第1RF送受信機に接続された第1通信コントローラを備えていてよい。第1通信コントローラは、第1RF送受信機を制御するように構成されていてよい。本発明は、第1聴覚装置の第1通信コントローラを用いて第1RF送受信機を制御することを含んでいてよい。第1通信コントローラは、第1NF送受信機を制御するように構成されていてよい。本発明は、第1聴覚装置の第1通信コントローラを用いて第1NF送受信機を制御することを含んでいてもよい。
第2聴覚装置は、第2RF送受信機に接続された第2通信コントローラを備えていてよい。第2通信コントローラは、第2RF送受信機を制御するように構成されていてよい。本発明は、第2聴覚装置の第2通信コントローラを用いて第2RF送受信機を制御することを含んでいてよい。第2通信コントローラは、第2NF送受信機を制御するように構成されていてよい。本発明は、第2聴覚装置の第2通信コントローラを用いて第2NF送受信機を制御することを含んでいてよい。
データの第1通信は、第1RF送受信機を介した第1補助装置及び第2聴覚装置のいずれか一方から他方へのデータの第1中継を含んでいてよい。データの第1中継は、第1プライマリRF通信と、第1セカンダリ通信、例えば第1セカンダリRF通信を含む。データの第1通信を提供する工程は、第1RF送受信機を介した第1補助装置及び第2聴覚装置のいずれか一方から他方へのデータの第1中継を含んでいてよい。データの第1中継は、第1プライマリRF通信と第1セカンダリ通信を含む。
本開示を通じて、例えば、一の装置(例えば伝送元装置)から他の装置(例えば伝送先装置)への1つ以上の中継装置を介したデータの通信に関連して使用される「データの中継」という表現は、一の装置からのデータの少なくともいくつかが1つ以上の中継装置において変換されないことを意味しうる。例えば、第1RF送受信機及びそれにより第1聴覚装置を介した、第1補助装置及び第2聴覚装置の一方から他方へのデータの中継は、第1聴覚装置によって受信されたデータの少なくともいくつかは第1聴覚装置によって変換されないことを意味しうる、及び/又は、データの少なくともいくつかは無変化で転送されることを意味しうる。データの中継は、改善された転送速度を促進しうる、及び/又は、1つ以上の中継装置における処理を削減しうる。データフォーマットは受信時のまま送信されるため、中継装置、例えば第2聴覚装置と第1補助装置の間のデータを中継する場合の第1聴覚装置における処理が削減されうる。したがって、データ中継は、1つ以上の中継装置、例えば第1聴覚装置における消費電力を削減しうる。
聴覚装置における信号処理を含む処理は、専用ハードウェア又は信号プロセッサによって実行されてよく、または専用ハードウェアと1つ以上の信号プロセッサの組み合わせによって実行されてよい。ここで使用されるように、用語「プロセッサ」、「セントラルプロセッサ」、「メッセージプロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」などは、CPU関連の実体、すなわちハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア又は実行中のソフトウェアを意味することを意図している。例えば、「プロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」などは、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、及び/又はプログラム上で実行されるプロセスに限定されてよいし、又は限定されなくてもよい。実例として、用語「プロセッサ」、「セントラルプロセッサ」、「メッセージプロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」などは、プロセッサ上で実行されるアプリケーションとハードウェアプロセッサの両方を指してよい。1つ以上の「プロセッサ」、「セントラルプロセッサ」、「メッセージプロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」など、又はこれらのいかなる組み合わせは、プロセス及び/又は実行スレッド内に存在していてよく、1つ以上の「プロセッサ」、「セントラルプロセッサ」、「メッセージプロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」など又はこれらのいかなる組み合わせは、他のハードウェア回路と組み合わされ得る一つのハードウェアプロセッサに局在化していてもよく、及び/又は、他のハードウェア回路と組み合わされ得る2以上のハードウェアプロセッサ間で分散していてもよい。
用語「コントローラ」は、1つ以上のRF送受信機、及び/又は、1つ以上のNF送受信機のような、1つ以上の送受信機の動作に関連する様々な装置を説明する場合がある。コントローラは、ここに論じられる様々な機能を実行するために、多数の方法によって(例えば、専用ハードウェアとともに)実装されてよい。「プロセッサ」は、ここに論じられる様々な機能を実行するためのソフトウェア(例えば、マイクロコード)を用いてプログラムされうる1つ以上のマイクロプロセッサを利用するコントローラの一例である。コントローラは、プロセッサを伴って、又は伴わずに実装されることができ、及び/又は、いくつかの機能を実行するための専用ハードウェアと他の機能を実行するためのプロセッサ(例えば、1つ以上のプログラムされたマイクロプロセッサと関連回路)の組み合わせによって実装されてよい。本開示の様々な実施形態に用いられ得るコントローラ構成要素の例は、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASICs)、及びフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGAs)を含むが、これらに限定されない。いくつかの実装例では、プロセッサ又はコントローラは、1つ以上の記憶媒体(ここでは一般的に「メモリ」、例えば、RAM、PROM、EPROM、及びEEPROMのような揮発性及び不揮発性コンピュータメモリを意味する)と関連づけられてよい。いくつかの実装例では、記憶媒体は、1つ以上のプロセッサ及び/又はコントローラにおいて実行されることで、ここに論じられる機能のうちの少なくともいくつかを実行する1つ以上のプログラムがコードされていてよい。ここに論じられる本発明の様々な態様を実行すべく記憶媒体に格納された1つ以上のプログラムがプロセッサ又はコントローラに読み出し可能なように、様々な記憶媒体が、プロセッサ又はコントローラに固定されていてよく、又は、可搬であってよい。用語「プログラム」又は「コンピュータプログラム」は、ここでは、一般的な意味において、1つ以上のプロセッサ又はコントローラをプログラムするために用いられるあらゆる種類のコンピュータコード(例えば、ソフトウェア又はマイクロコード)を意味するものとして用いられる。
第2聴覚装置は、第2補助装置と第1聴覚装置の間のデータの第2通信を促進するように構成されていてよい。データの第2通信は、第2聴覚装置と第2補助装置の間の第2プライマリRF通信であって、第2RF送受信機を利用してよい第2プライマリRF通信、及び、第2聴覚装置と第2聴覚装置の間の第2セカンダリ通信を含んでいてよい。
第2セカンダリ通信は、第2聴覚装置と第1聴覚装置の間の第2セカンダリRF通信を含んでいてよい。第2セカンダリRF通信は、第2RF送受信機を利用してよい。
データの第1通信と、データの第2通信は、異なるデータの通信を含んでいてよい。
データの第2通信は、データの第1通信と共存していてよい。例えば、第2プライマリRF通信は、第1プライマリRF通信と共存していてよい。
共存とは、それぞれの通信及び/又はイベントの少なくとも一部が同時に存在することを意味してよい。
第2補助装置と第1聴覚装置の間のデータの第2通信は、第2補助装置と第1聴覚装置の間の第2データの通信を意味してよい。
第1聴覚装置と第2聴覚装置の間の第2セカンダリ通信は、第2データの通信を含んでいてよい。第2セカンダリ通信は、第1セカンダリ通信又はその一部を含んでもよい。例えば、第1セカンダリ通信は、一方向、例えば第2聴覚装置から第1聴覚装置への第1データの送信、及び他方向への第1受領確認の送信を含んでいてよい。第1聴覚装置から第2聴覚装置へ第1受領確認を送信する間に、第2データの送信が含まれてもよい。
第2聴覚装置と第2補助装置の間の第2プライマリRF通信は、第2データの通信を含んでいてよい。第2プライマリRF通信は、第2プライマリデータの通信を含んでいてよく、第2プライマリデータは、第1聴覚装置向けを意図したものでなくてよく、及び/又は、第1聴覚装置からのものでなくてよい。第2プライマリデータは、第2聴覚装置向けを意図したものであってよく、及び/又は、第2聴覚装置において生成されてよい。
本発明によるデータの第1通信を促進するように構成され、かつ、本発明によるデータの第2通信を促進するように構成された方法及び/又は両耳聴覚装置の提供は、第1及び第2聴覚装置の両方が2つの補助装置に同時にアクセスしうることを可能にしうる。
本発明によるデータの第1通信を促進するように構成され、かつ、本発明によるデータの第2通信を促進するように構成された方法及び/又は両耳聴覚装置の提供は、電力消費の削減を可能としうる。なぜなら、例えば、第1及び第2聴覚装置の各々がそれぞれ一つの補助装置とだけ通信すればよいからである。第1及び第2聴覚装置の間の通信は、次の理由のうちのいずれか1つ以上の理由により、より少ない電力消費であり得る。標準プロトコルに代えて、第1及び第2聴覚装置向けに設計されたプロトコルが利用されうること、各補助装置と各聴覚装置との距離よりも第1及び第2聴覚装置が互いに近くありうること。
データの第2通信は、第2RF送受信機を介した第2補助装置及び第1聴覚装置のうちの一方から他方へのデータの第2中継を含んでもよい。データの第2中継は、第2プライマリRF通信を含んでいてよい。データの第2中継は、第2セカンダリ通信、例えば第2セカンダリRF通信を含んでいてよい。
両耳聴覚装置は、第1補助装置と第2補助装置の間のデータの第3通信を促進するように構成されていてよい。データの第3通信は、第1聴覚装置と第1補助装置の間の第3プライマリRF通信であって、第1RF送受信機を利用してよい第3プライマリRF通信、第2聴覚装置と第2補助装置の間の第3セカンダリRF通信であって、第2RF送受信機を利用してよい第3セカンダリRF通信、及び、第2聴覚装置と第1聴覚装置の間の第3ターシャリ通信を含んでいてよい。
第3ターシャリ通信は、第2聴覚装置と第1聴覚装置の間の第3ターシャリRF通信を含んでいてよい。第3ターシャリRF通信は、第1RF送受信機及び第2RF送受信機を利用してよい。
第3ターシャリ通信は、第2聴覚装置と第1聴覚装置の間の第3ターシャリNF通信を含んでいてよい。第3ターシャリNF通信は、第1NF送受信機及び第2NF送受信機を利用してよい。
第1補助装置と第2補助装置の間のデータの第3通信はデータの第1通信を含んでいてよく、第3プライマリRF通信は第1プライマリRF通信を含み、かつ、第3ターシャリ通信は第1セカンダリ通信を含む。
しかしながら、1つ以上の実施形態によれば、データの第3通信は、データの第1通信、及び/又は、データの第2通信の存在を意味しない。
第1補助装置と第2補助装置の間のデータの第3通信は、第1補助装置と第2補助装置の間の第3データの通信を意味する。
第3データの存在は、第1データ及び/又は第2データの存在を必ずしも意味しない。
第1聴覚装置と第1補助装置の間の第3プライマリRF通信は、第3データの通信を含んでいてよい。
第2聴覚装置と第2補助装置の間の第3セカンダリRF通信は、第3データの通信を含んでいてよい。
第2聴覚装置と第1聴覚装置の間の第3ターシャリ通信は、第3データの通信を含んでいてよい。
データの第3通信は、第1RF送受信機及び第2RF送受信機を介した第1補助装置及び第2補助装置の一方から他方へのデータの第3中継を含んでいてよい。データの第3中継は、第3プライマリRF通信、第3セカンダリRF通信及び第3ターシャリ通信を含んでいてよい。
本発明は、第1聴覚装置と第1補助装置の間の第1プライマリ無線接続を確立、及び/又は、利用することを含んでよい。第1プライマリ無線接続は、双方向無線接続であり得る。双方向無線接続は、双方向通信のために構成された無線接続を意味しうる。第1プライマリ無線接続は、第1プライマリ無線通信プロトコルを利用してよい。第1プライマリRF通信は、第1プライマリ無線通信プロトコルを利用してよく、及び/又は、第1プライマリ無線接続を利用してよい。
本発明は、第2聴覚装置と第2補助装置の間の第2プライマリ無線通信を確立、及び/又は、利用してよい。第2プライマリ無線接続は、双方向無線接続であってよい。第2プライマリ無線接続は、第2プライマリ無線通信プロトコルを利用してよい。第2プライマリRF通信は、第2プライマリ無線通信プロトコルを利用してよく、及び/又は、第2プライマリ無線接続を利用してよい。第2プライマリ無線通信プロトコルは、第1プライマリ無線通信プロトコルと同じであってよい。
第1プライマリ無線通信プロトコル及び/又は第2プライマリ無線通信プロトコルは、標準プロトコルであってよい。
第1プライマリ無線通信プロトコル及び/又は第2プライマリ無線通信プロトコルは、Bluetooth、Bluetooth low energy (略称:Bluetooth LE又はBLE)、Wi-Fi(登録商標)、及びZigBee(登録商標)のいずれか1以上と互換性を有してよく、及び/又は、含んでいてもよい。Bluetooth Low Energyは、Bluetooth4.0コア仕様のサブセットを意味してよい。
本発明は、第1聴覚装置と第2聴覚装置間のセカンダリ無線接続を確立、及び/又は、利用することを含んでよい。セカンダリ無線接続は双方向無線接続であってよい。セカンダリ無線接続は、セカンダリ無線通信プロトコルを利用してよい。セカンダリ無線通信プロトコルは、第2プライマリ無線通信プロトコルと異なっていてよく、及び/又は、第1プライマリ無線通信と異なっていてもよい。セカンダリ無線通信プロトコルは、非標準プロプライエタリ・プロトコルのような非標準プロトコルであってよい。第2セカンダリRF通信は、セカンダリ無線通信プロトコルを利用してよく、及び/又は、セカンダリ無線接続を利用してもよい。第1セカンダリRF通信は、セカンダリ無線通信プロトコルを利用してよく、及び/又は、セカンダリ無線接続を利用してもよい。
2つの装置の間の無線接続は、2つの装置の間で確立された無線リンクを意味しうる。
第1プライマリ無線接続は、第1セカンダリRF通信の間、維持又は維持が要求されてよい。
第2プライマリ無線接続は、第2セカンダリRF通信の間、維持又は維持が要求されてよい。
第1プライマリ無線接続は、例えばデータの第1通信の間に第1プライマリ無線接続が不注意により解除された場合には、復旧されてよい。
第2プライマリ無線接続は、例えばデータの第2通信の間に第2プライマリ無線接続が不注意により解除された場合には、復旧されてよい。
第1補助装置は中央装置として動作するように構成されてよいし、第1聴覚装置は周辺装置として動作するように構成されてよい。第1補助装置はマスター装置として動作するように構成されてよいし、第1聴覚装置はスレーブ装置として動作するように構成されてよい。
第2補助装置は中央装置として動作するように構成されてよいし、第2聴覚装置は周辺装置として動作するように構成されてよい。第2補助装置はマスター装置として動作するように構成されてよいし、第2聴覚装置はスレーブ装置として動作するように構成されてよい。
例えばBLEを無線通信プロトコルとして利用する1つ以上の実施形態では、いったん専用接続が確立すると、BLE周辺装置は、通常、一度に一つのBLE中央装置のみに接続可能であり、接続後にそれらはそれぞれ、BLEスレーブ装置及びBLEマスター装置と称される。したがって、他のBLE中央/マスター装置と他の接続を確立するには、各接続は、通常、それぞれのBLEスレーブごとに解除しなくてはならない。しかしながら、本発明は、各聴覚装置、例えば第1聴覚装置と各補助装置(例えば第1補助装置)間の通信に利用される各無線プロトコルとは異なる無線通信プロトコルを第1聴覚装置と第2聴覚装置の間で利用しうるため、各装置の間のすべての通信が同じ搬送波を使用したとしても、第1聴覚装置及び第2聴覚装置の間の通信中に、各聴覚装置と各補助装置の間の各BLE接続を必ずしも解除する必要はない。
例えば、第1プライマリRF通信、第1セカンダリRF通信、第2プライマリRF通信及び第2セカンダリRF通信の1つ以上に利用されうる搬送波は、例えば、2.4GHzであってよいし、各RF送受信機及び/又はRFアンテナがサポートするならば他のRF搬送波であってよい。第1プライマリRF通信及び第1セカンダリRF通信は、2.4GHzのような同一搬送波を利用してよい。
第1プライマリRF通信は、第1プライマリ無線送信スキームを利用してよい。第1セカンダリRF通信は、セカンダリ無線送信スキームを利用してよい。
第2プライマリRF通信は、第2プライマリ無線送信スキームを利用してよい。第2セカンダリRF通信は、セカンダリ無線送信スキームを利用してよい。
第1聴覚装置は、例えば、第1プライマリ無線送信スキームとセカンダリ無線送信スキームの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、第1プライマリ無線送信スキームに応答してセカンダリ無線送信スキームが提供及び/又は調整されることを促進するように構成されていてよい。
接続イベントの共存は、時間ドメイン及び/又は周波数ドメインにおける共存を意味する。したがって、もし時間ドメイン及び周波数ドメインの少なくとも一方、例えば、両方に共存がなければ、共存が回避されているものと理解してよい。
第1聴覚装置は、例えば、第1プライマリ無線送信スキームとセカンダリ無線送信スキームの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、セカンダリ無線送信スキーム及び第1プライマリ無線送信スキームが互いに連携して提供及び/又は調整されることを促進するように構成されていてよい。
両耳聴覚装置システムは、例えば、第2プライマリ無線送信スキームとセカンダリ無線送信スキームの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、第2プライマリ無線送信スキームに応答してセカンダリ無線送信スキームが提供及び/又は調整されることを促進するように構成されていてよい。
両耳聴覚装置システムは、例えば、第2プライマリ無線送信スキームとセカンダリ無線送信スキームの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、セカンダリ無線送信スキーム及び第2プライマリ無線送信スキームが互いに連携して提供及び/又は調整されることを促進するように構成されていてよい。
両耳聴覚装置システムは、例えば、第1プライマリ無線送信スキームと第2プライマリ無線送信スキームの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、第1プライマリ無線送信スキーム及び第2プライマリ無線送信スキームが互いに連携して提供及び/又は調整されることを促進するように構成されていてよい。
両耳聴覚装置システムは、第1プライマリ無線送信スキーム及び第2プライマリ無線送信スキームと連携した提供及び/又は調整のために、セカンダリ無線接続を促進するように構成されていてよい。
第1聴覚装置及び/又は第2聴覚装置は、それぞれ、BTE、RIE、ITE、ITC、またはCIC補聴器などの補聴器を備えていてよい。第1聴覚装置及び/又は第2聴覚装置は、それぞれ、各ヘッドセット、ヘッドフォン、イヤホン、イヤディフェンダ、又はイヤマフなど、例えば、イヤフック型(Ear-Hook)、イン・イヤ型(In-Ear)、オン・イヤ型(On-Ear)、オーバーイヤ型(Over-the-Ear)、首掛け型(Behind-the-Neck)、ヘルメット又はヘッドガード等を備えていてよい。典型的には、聴覚装置の電源からは、非常に限られた量の電力しか利用できない。例えば、典型的には、電力は補聴器内の従来のZnOバッテリから供給される。補聴器の設計では、サイズ及び消費電力は重要な検討事項である。
第1聴覚装置は、第1マイクロフォンと、第1レシーバと、第1聴力喪失プロセッサを有する第1補聴器を備えていてよい。第1レシーバは、第1スピーカを備えていてもよい。第1マイクロフォンは、音の受信、及び受信した音を対応する音声信号に変換するために構成されていてもよい。第1聴力喪失プロセッサは、例えば所定の信号処理アルゴリズムにしたがって、音声信号を第1補聴器のユーザの聴力喪失を補償する音声信号へと処理するように構成されていてもよい。第1レシーバ又は第1スピーカは、聴力喪失補償済み音声信号を第1補聴器のユーザ、例えばユーザの第1の耳に提供される出力音声信号に変換するために、第1聴力喪失プロセッサの出力に接続されてよい。
第1通信コントローラは、第1聴力喪失プロセッサと一体化され、あるいは第1聴力喪失プロセッサ内に一体化され、又は、第1聴力喪失プロセッサと結合又は接続されてよい。第1聴力喪失プロセッサは、第1通信コントローラを備えていてよい。
第1聴覚装置は、第1RFアンテナを備えていてよい。第1プライマリRF通信は、第1RFアンテナを利用してよい。第1セカンダリRF通信は、第1RFアンテナを利用してよい。
第2聴覚装置は、第2マイクロフォンと、第2レシーバと、第2聴力喪失プロセッサを有する第2補聴器を備えていてよい。第2レシーバは、第2スピーカを備えていてよい。第2マイクロフォンは、音の受信、及び受信した音を対応する音声信号に変換するために構成されていてよい。第2聴力喪失プロセッサは、例えば所定の信号処理アルゴリズムにしたがって、音声信号を第2補聴器のユーザの聴力喪失を補償する音声信号へと処理するように構成されていてよい。第2レシーバ又は第2スピーカは、聴力喪失補償済み音声信号を第2補聴器のユーザ、例えばユーザの第2の耳に提供される出力音声信号に変換するために、第2聴力喪失プロセッサの出力に接続されてよい。
第2通信コントローラは、第2聴力喪失プロセッサと一体化され、あるいは第2聴力喪失プロセッサ内に一体化され、又は、第2聴力喪失プロセッサと結合又は接続されてよい。第2聴力喪失プロセッサは、第2通信コントローラを備えていてよい。
第2聴覚装置は、第2RFアンテナを備えていてよい。第2プライマリRF通信は、第2RFアンテナを利用してよい。第2セカンダリRF通信は、第2RFアンテナを利用してよい。
第1及び第2補聴器の各々は、それぞれのレシーバを介して、バイノーラルに(両耳用に)に処理された聴力補償済み音声信号をユーザ又は患者に受信及び伝達してよい。
データの第1通信は、第1補聴器及び/又は第2補聴器の動作のフィッティング、及び/又はデバッギング、及び/又は制御、及び/又はモニタリングのためのデータの通信を含んでいてよい。
データの第2通信は、第1補聴器及び/又は第2補聴器の動作のフィッティング、及び/又はデバッギング、及び/又は制御、及び/又はモニタリングのためのデータの通信を含んでいてよい。
データの第3通信は、第1又は第2補助装置の動作の制御、及び/又はモニタリングのための、例えば第3データと表記されるデータの通信を含んでいてよい。
第1補助装置は、例えば補聴器の分野において知られているような、第1遠隔マイクロフォン装置を備えていてよい。第2補助装置は、例えば補聴器の分野において知られているような、第2遠隔マイクロフォン装置を備えていてよい。遠隔マイクロフォン装置は、スパウスマイクロフォン装置(spouse microphone device)として知られているものであってよい。遠隔マイクロフォン装置は、一対一の会話、及び/又は一人対多数のスピーチのために構成されてよい。代替的に又は追加で、遠隔マイクロフォン装置は、例えばテレビのようなマルチメディア装置の音声を送信するために構成されていてよい。遠隔マイクロフォン装置は、聴覚装置のユーザから比較的遠くに配置されてよい。遠隔マイクロフォン装置は、指向性マイクロフォンを備えていてよい。遠隔マイクロフォン装置は、例えば、ここでの指向性マイクロフォンが意図した機能を提供するように、例えば意図された向きで話者によって装着されてよい。したがって、遠隔マイクロフォン装置からのスピーチを含む信号の受信端における聴覚装置ユーザは、例えば、各聴覚装置のマイクロフォンを介して受信するスピーチを含む音に比べて、改善された音質及び/又はより良い音質を体験しうる。
第1補助装置はスマートフォンやタブレットなどのモバイル装置を含む一方で第2補助装置は遠隔マイクロフォン装置を含み、又は、その逆でもよい。第1補助装置はスマートフォンやタブレットなどのモバイル装置又は遠隔マイクロフォン装置を含む一方で第2補助装置は聴覚装置を操作するために構成された装置を含み、又は、その逆でもよい。聴覚装置を操作するための装置は、聴覚装置との無線RF通信のために構成され、かつ、聴覚装置及び/又は1以上の他の聴覚装置のプログラミング、フィッティング及びデバッギングの1つ以上のために構成された装置を備えていてよい。聴覚装置の操作のために構成された装置は、補聴器のようなBluetooth Low Energy(BLE)対応聴覚装置のプログラミング、フィッティング及び/又はデバッギングのための業界標準の装置を備えていてよい。聴覚装置の操作のために構成された装置は、聴覚装置とコンピューティング装置の間の無線インタフェースを提供し、及び/又は無線インタフェースとして利用されてよく、コンピューティング装置は、プログラミングプログラム、フィッティングプログラム、デバッギングプログラム、アプリケーションソフトウェア、又はこれらのいずれかの組み合わせを備えていてよい。
第3データは、一の補助装置からの制御データのような制御データを含んでいてよく、制御データは、他の補助装置の制御、例えば調整を含むために構成されていてよい。第3データは、他の補助装置の1以上のマイクロフォンの1以上のプロパティを制御するように構成されていてよい。1以上のプロパティは、サウンドバランス及び/又は指向性を含んでいてよい。
したがって、一の補助装置、例えば第1補助装置が、ユーザ、例えば第2補助装置のような他の補助装置を操作する聴覚装置のユーザによって制御されてよい。
したがって、このような制御は、2つの補助装置の間のダイレクト通信を一切必要とせず提供され得る、及び/又は、第3の通信、すなわち2つの聴覚装置を介して提供される通信以外の2つの補助装置の間でのいかなる通信も必要としなくてよい。
さらに、一の補助装置、例えば第1補助装置は、たとえ制御される補助装置がユーザの手の届く範囲にない場合であっても、及び/又は、制御される補助装置がユーザからの直接のユーザ入力を受け取るために不十分な手段しか有さない場合であっても、ユーザ、例えば他の補助装置(例えば第2補助装置)を操作する聴覚装置のユーザによって制御されてよい。
第1補助装置が遠隔マイクロフォン装置を備える一方で、第2補助装置は、スマートフォン又はタブレットのようなモバイル装置を備えていてよい。第1補助装置が聴覚装置のユーザから比較的遠く、すなわち手の届く範囲を超えて置かれている一方で、第2補助装置、例えばスマートフォンは、聴覚装置のユーザによって操作されてよい。したがって、所望の及び/又は改善された音質、例えば第1補助装置からの改善された了解度を得るために、聴覚装置のユーザは、第1補助装置、例えば遠隔マイクロフォン装置を制御するために第2補助装置を利用してよい。これは、第2補助装置が手の届く範囲外にあっても、及び/又は、第2補助装置がユーザ入力を受け取るための十分でない手段しか有さない場合であっても達成され得る。
第3データは、音環境の状態データのような状態データを含んでいてよい。一の補助装置、例えば第1補助装置(例えば遠隔マイクロフォン装置)の状態データは、他の補助装置、例えば第2補助装置(例えばモバイル装置)の画面を利用した画像出力として聴覚装置のユーザに提供されてよい。一の補助装置の状態データは、第3データを利用した他の補助装置を用いた一の補助装置の制御の前、及び/又は、制御の間、及び/又は、制御の後に、他の補助装置に提供されてよい。
第3データは、例えば非リアルタイムの音声信号のストリームを含んでいてよい。一の補助装置、例えば第1補助装置から提供されるそのような音声信号のストリームは、本発明にしたがって、他方の補助装置、例えば第2補助装置に通信されてもよく、かつ、第2補助装置によって処理されてもよい。そのような処理は、テキスト及び/又は他の言語への変換及び/又は翻訳を含んでいてよく、それらは、その後、対応する音声のユーザへの提示のために両耳聴覚装置システムに提供されてよい。そのような変換及び/又は翻訳は、音声信号のストリームを受信する補助装置のインテリジェント・バーチャル・アシスタント(intelligent virtual assistant)を利用して提供されてよい。代替的に又は追加で、音声信号のストリームは、例えば、音声信号のストリームを受信する補助装置のインテリジェント・バーチャル・アシスタントを用いて、音声信号のストリームを受信する補助装置を制御するために利用されてよい。音声信号のストリームは、例えば20秒未満、例えば10秒未満、例えば5秒未満の期間を有してよい。短い期間は、データの通信を容易にしうる。
第1及び/又は第2補助装置は、聴覚装置と異なる他の種類のバッテリ駆動装置、例えば、実質的により大容量のバッテリを利用するものを備えていてよい。したがって、聴覚装置の1つ以上の電力消費動作は、補助装置によって実行されうることが要望されてよい。したがって、処理すべきデータの聴覚装置から補助装置へ通信すること、及び、それに続く対応する処理済みデータを補助装置から聴覚装置へ通信することの要望があってもよい。第1及び/又は第2補助装置は、例えば、スマートフォン、遠隔マイクロフォンアレイ、遠隔信号プロセッサなどを備えていてよい。
図1を参照する。図1は、第1RF送受信機34L、及び、第1RF送受信機34Lに接続された第1通信コントローラ26Lを備える第1聴覚装置10Lの第1実施形態を模式的に図示している。第1聴覚装置10Lは、第1補助装置50Lと第2聴覚装置10R間のデータの第1通信を促進するように構成されている。データの第1通信は、第1RF送受信機34Lを利用する第1聴覚装置10L及び第1補助装置50L間の第1プライマリRF通信、及び、第1RF送受信機34Lを利用する第1聴覚装置10L及び第2聴覚装置10R間の第1セカンダリRF通信を含む。
第1聴覚装置10Lは、第1RFアンテナ44Lを備える。第1聴覚装置10Lは、第1プライマリRF通信が第1RFアンテナ44Lを利用し、第1セカンダリRF通信が第1RFアンテナを利用することを促進するように構成されている。
第1聴覚装置10Lは、第1マイクロフォン16L、第1レシーバ32L及び第1聴力損失プロセッサ24Lを備える第1補聴器を備える。第1聴力喪失プロセッサ24L、第1通信コントローラ26L及び第1RF送受信機34Lは、第1補聴器の第1回路14Lによって提供される。第1回路14Lは、第1マイクロフォン16L、第1レシーバ32L及び第1RFアンテナ44Lへの各接続を備える。
第2聴覚装置10Rは、第2RF送受信機34Rと、第2RF送受信機34Rに接続された第2通信コントローラ26Rを備える。第2聴覚装置10Rは、第2RFアンテナ44Rを備える。
第2聴覚装置10Rは、第2マイクロフォン16R、第2レシーバ32R及び第2聴力喪失プロセッサ24Rを備える第2補聴器を備える。第2聴力喪失プロセッサ24R、第2通信コントローラ26R及び第2RF送受信機34Rは、第2補聴器の第2回路14Rによって提供される。第2回路14Rは、第2マイクロフォン16R、第2レシーバ32R、及び第2RFアンテナ44Rとの各接続を備える。
第1聴覚装置10Lは、第1聴覚装置と第1補助装置50Lの間の第1プライマリ無線接続12Lを確立及び/又は利用するように構成されている。第1聴覚装置10Lは、第1プライマリRF通信のために第1プライマリ無線接続12Lを利用するように構成されている。
第1聴覚装置10Lは、第1聴覚装置10Lと第2聴覚装置10Rの間のセカンダリ無線接続12Eを確立及び/又は利用するように構成されている。
第1聴覚装置10Lは、第1セカンダリRF通信のためにセカンダリ無線接続12Eを利用するように構成されている。
第1補助装置50Lは、プロセッシングユニット52L、例えば第1補助装置の一体部分を形成するRFアンテナ53L、RF送受信機54L及び通信コントローラ56Lを備える。本開示を通じて、RFアンテナ、RF送受信機又は通信コントローラに言及するときはいつも、特に断らない限り、第1又は第2聴覚装置におけるそれらを参照するものとする。
図2を参照する。図2は、図1と関連して説明したように第1聴覚装置10L及び第2聴覚装置10Rを備える両耳聴覚装置システムの第1実施形態を模式的に図示し、第2聴覚装置10Rは、第2聴覚装置10Rと第2補助装置50Rの間の第2プライマリ無線接続12Rを介した第2補助装置50Rとの通信のために構成されている。
第2補助装置50Rは、プロセッシングユニット52R、例えば第2補助装置の一体部分を形成するRFアンテナ53R、RF送受信機54R、及び通信コントローラ56Rを備える。
図11を参照する。図11は、両耳聴覚装置システムの第2実勢形態を模式的に図示する。図11の実施形態は、NF送受信機及びNFアンテナをそれぞれ備えることにおいて図2の実施形態と異なる。第2聴覚装置110Rは、第2通信コントローラ26Rに接続された第2NF送受信機35Rを有する第2回路114Rを備える。第2聴覚装置110Rは、第2NFアンテナ45Rを備える。第1聴覚装置110Lは、第1通信コントローラ26Lに接続された第1NF送受信機35Lを有する第1回路114Lを備える。第1聴覚装置110Lは、第1NFアンテナ45Lを備える。図11の実施形態は、破線によって示されるセカンダリ無線接続12Eをオプションとして有することにおいて図2の実施形態と異なる。
図11に図示される両耳聴覚装置システムは、第1補助装置50Lと第2補助装置50Rの間のデータの第3通信を促進するように構成されている。データの第3通信は、第1聴覚装置110Lと第1補助装置50Lの間の第3プライマリRF通信を含み、第3プライマリ通信は、第1RF送受信機34Lを利用する。データの第3通信は、第2聴覚装置110Rと第2補助装置50Rの間の第3セカンダリRF通信を含み、第3セカンダリRF通信は、第2RF送受信機34Rを利用する。データの第3通信は、第2聴覚装置110Rと第1聴覚装置110Lの間の第3ターシャリ通信を含み、第3ターシャリ通信は、第2聴覚装置と第1聴覚装置の間の第3ターシャリNF通信を含み、第3ターシャリNF通信は、第1NF送受信機35L及び第2NF送受信機35Rを利用する。
図3を参照する。図3は、データの通信を提供する方法60の第1実施形態を模式的に図示する。方法60は、第1補助装置と第2聴覚装置の間のデータの第1通信を提供する工程62を備え、データの第1通信を提供する工程62は、第1聴覚装置と第1補助装置の間の第1プライマリRF通信を提供する工程64、及び、第1聴覚装置と第2聴覚装置の間の第1セカンダリ通信を提供する工程66を備え、工程64は、第1聴覚装置の第1RF送受信機を利用し、かつ、方法60は、第1聴覚装置の第1通信コントローラを用いて第1RF送受信機を制御することを含んでよい。
図3に矢印で示されるように、工程64は工程66の前に実行される。したがって、方法60は第1補助装置から第2聴覚装置への第1聴覚装置を介したデータの第1通信を提供することを含む。
図3に破線の長方形で示されるように、工程62は、第1補助装置から第2聴覚装置へのデータの第1中継を提供する工程68を含んでよく、工程68は、工程64と工程66を含む。
図4を参照する。図4は、データの通信を提供する方法460の第2実施形態を模式的に図示する。方法460は、工程64と工程66の順序が入れ替わっている点において方法60と異なる。
図4に矢印で示されるように、工程66は工程64の前に実行される。したがって、方法460は、第2聴覚装置から第1補助装置への第1聴覚装置を介したデータの第1通信を提供することを含む。
図4に破線の長方形で示されるように、第1補助装置と第2聴覚装置の間のデータの第1通信を提供する工程462は、第2聴覚装置から第1補助装置へのデータの第1中継を提供する工程468を含んでよく、工程468は、工程66と工程64を含む。
図5を参照する。図5は、データの通信を提供する方法560の第3実施形態を模式的に図示する。方法560は、図3と関連づけて説明したような工程62、及び/又は、図4と関連づけて説明したような工程462を含む。さらに、方法560は、第2補助装置と第1聴覚装置の間のデータの第2通信を提供する工程72を含み、工程72は、第2聴覚装置と第2補助装置の間で第2プライマリRF通信を提供する工程74と、第2聴覚装置と第1聴覚装置の間で第2セカンダリ通信を提供する工程76を含み、工程74は、第2聴覚装置の第2RF送受信機を利用することを含む。
図5に矢印で示されるように、工程76は工程74の前に実行される。したがって、方法560は、第1聴覚装置から第2補助装置への第2聴覚装置を介したデータの第2通信を提供することを含む。
図5に破線の長方形で示されるように、工程72は、第1聴覚装置から第2補助装置へのデータの第2中継を提供する工程78を含んでよく、工程78は、工程76と工程74を含む。
工程62及び/又は462は、データの第2通信を提供する工程の前に、及び/又は、間に、及び/又は、後に実行されてよい。
図6を参照する。図6は、データの通信を提供する方法660の第4実施形態を模式的に図示する。方法660は、工程74と工程76の順序が入れ替わっている点において方法560と異なる。
図6に矢印で示されるように、工程74は工程76の前に実行される。したがって、方法660は、第2補助装置から第1聴覚装置への第2聴覚装置を介したデータの第2通信を提供することを含む。
図6に破線の長方形で示されるように、第2補助装置と第1聴覚装置の間のデータの第2通信を提供する工程672は、第2補助装置から第1聴覚装置へのデータの第2中継を提供する工程678を含んでよく、工程678は、工程76と工程74を含む。
図7を参照する。図7はデータの通信を提供する方法760の第5実施形態を模式的に図示する。方法760は、図3と関連づけて説明したような工程62、及び/又は、図4と関連づけて説明したような工程462を含む。さらに、方法760は、図5と関連づけて説明したような工程72、及び/又は、図6と関連づけて説明したような工程672を含んでもよい。さらに、方法760は、第1補助装置と第2補助装置の間のデータの第3通信を提供する工程82を含む。工程82は、第1聴覚装置と第1補助装置の間で第3プライマリRF通信を提供する工程84と、第2聴覚装置と第2補助装置の間で第3セカンダリRF通信を提供する工程86と、第2聴覚装置と第1聴覚装置の間で第3ターシャリ通信を提供する工程87を含み、工程84は第1RF送受信機を利用することを含み、工程86は第2RF送受信機を利用することを含む。
図7における矢印は、各工程の順序を示している。したがって、方法760は、第1補助装置から第2補助装置への第1聴覚装置及び第2聴覚装置を介したデータの第3通信を提供することを含む。
図7において符号88が付された破線の長方形で示されるように、工程82は、第1補助装置から第2補助装置へのデータの第3中継を提供する工程88を含んでよく、工程88は、工程84、工程87及び工程86を含む。
工程62及び/又は462は、データの第3通信を提供する工程の前に、及び/又は、間に、及び/又は後に実行されてよい。
工程72及び/又は672は、データの第3通信を提供する工程の前に、及び/又は、間に、及び/又は後に実行されてよい。
図8を参照する。図8は、データの通信を提供する方法860の第6実施形態を模式的に図示する。矢印で示されるように、方法860は、工程86、87及び84の順序において方法760と異なっている。
したがって、方法860は、第2補助装置から第1補助装置への、第2聴覚装置及び第1聴覚装置を介したデータの第3通信を提供することを含む。
図8において符号888が付された破線の長方形で示されるように、第1補助装置と第2補助装置の間のデータの第3通信を提供する工程882は、第2補助装置から第1補助装置へのデータの第3中継を提供する工程888を含んでよく、工程888は、工程84、工程87及び工程86を含む。
図9を参照する。図9は、データの通信の方法960の第7実施形態を模式的に図示する。方法960は、第1補助装置と第2補助装置の間のデータの第3通信を提供する工程982を含み、工程982は、第1聴覚装置と第1補助装置の間の第3プライマリRF通信を提供する工程984、第2聴覚装置と第2補助装置の間で第3セカンダリRF通信を提供する工程86及び第2聴覚装置と第1聴覚装置の間で第3ターシャリ通信を提供する工程987を含み、第3プライマリRF通信を提供する工程は、第1聴覚装置の第1RF送受信機を利用することを含み、第3セカンダリRF通信を提供する工程は、第2聴覚装置の第2RF送受信機を利用することを含む。
工程982は、図4と関連付けて説明されたデータの第1通信を提供する工程を含む。工程984は、工程64を含む。工程987は、工程66を含む。
方法960は、第2補助装置から第1補助装置への、第2聴覚装置及び第1聴覚装置を介したデータの第3通信を提供することを含む。
図9に符号988を付した破線の長方形で示されるように、工程982は、第2補助装置から第1補助装置へのデータの第3中継を提供する工程988を含んでよく、工程988は、工程984、工程987及び工程86を含む。
図10を参照する。図10は、データの通信の方法1060の第8実施形態を模式的に図示する。矢印で示されるように、方法1060は、工程86、987及び984の順序において方法960と異なっている。
したがって、方法1060は、第1補助装置から第2補助装置への、第1聴覚装置及び第2聴覚装置を介したデータの第3通信を提供することを含む。
図10に符号1088を付した破線の長方形で示されるように、第1補助装置と第2補助装置の間のデータの第3通信を提供する工程1082は、第1補助装置から第2補助装置へのデータの第3中継を提供する工程1088を含んでよく、工程1088は、工程984、工程987及び工程86を含む。
本発明は、以下の項目のいずれか一つ又はいずれかの組み合わせによって提供されてよい。
1.第1RF送受信機と、前記第1RF送受信機に接続された第1通信コントローラと、を備える第1聴覚装置であって、
前記第1聴覚装置は、第1補助装置と第2聴覚装置間のデータの第1通信を促進するように構成されており、
前記データの第1通信は、
前記第1聴覚装置と前記第1補助装置間の第1プライマリRF通信であって、前記第1RF送受信機を利用する前記第1プライマリRF通信と、
前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置間の第1セカンダリRF通信であって、前記第1RF送受信機を利用する前記第1セカンダリRF通信と、を備える、第1聴覚装置。
2.前記データの第1通信は、前記第1補助装置及び前記第2聴覚装置の一方から他方への前記第1RF送受信機を介したデータの第1中継を備え、
前記データの第1中継は、前記第1プライマリRF通信及び前記第1セカンダリRF通信を備える、項目1に記載の第1聴覚装置。
3.第1RF送受信機と、前記第1RF送受信機に接続された第1通信コントローラと、を備える第1聴覚装置であって、
前記第1聴覚装置は、第1補助装置と第2聴覚装置間のデータの第1通信を促進するように構成されており、
前記データの第1通信は、
前記第1聴覚装置と前記第1補助装置間の第1プライマリRF通信であって、前記第1RF送受信機を利用する前記第1プライマリRF通信と、
前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置との間の第1セカンダリ通信と、
前記第1補助装置及び前記第2聴覚装置の一方から他方への前記第1RF送受信機を介したデータの第1中継であって、前記第1プライマリRF通信及び前記第1セカンダリ通信を備える前記データの第1中継と、を備える、第1聴覚装置。
4.前記第1セカンダリ通信は、前記第1聴覚装置と前記前記第2聴覚装置間の第1セカンダリRF通信を備え、
前記第1セカンダリRF通信は、前記第1RF送受信機を利用する、項目3に記載の第1聴覚装置。
5.前記第1プライマリRF通信は、第1プライマリ無線通信プロトコルを利用する、先行する項目のいずれかに記載の第1聴覚装置。
6.前記第1プライマリ無線通信プロトコルは、Bluetooth4.0コア仕様のサブセットによって定義されるようなBluetooth Low Energyと互換性があり、及び/又は、
前記第1プライマリ無線通信プロトコルが、Bluetooth、Bluetooth Low Energy、Wi-Fi、及びZigBeeのいずれか1以上を含む、項目5に記載の第1聴覚装置。
7.前記第1補助装置は、中央装置として動作するように構成されており、
前記第1聴覚装置は、周辺装置として動作するように構成されている、項目5又は6に記載の第1聴覚装置。
8.前記第1プライマリRF通信は、前記第1補助装置と前記第1聴覚装置間の第1プライマリ無線接続を利用する、先行する項目のいずれかに記載の第1聴覚装置。
9.前記第1補助装置は、マスター装置として動作するように構成され、
前記第1聴覚装置は、スレーブ装置として動作するように構成されている、項目8に記載の第1聴覚装置。
10.前記第1プライマリRF通信は、前記第1プライマリ無線接続を確立することを含む、項目8又は9に記載の第1聴覚装置。
11.前記第1セカンダリRF通信の間、前記第1プライマリ無線接続が、維持又は維持が要求される、項目1又は4に従属する項目8~10のいずれかに記載の第1聴覚装置。
12.前記第1プライマリ無線接続が前記データの第1通信の間に不注意により解除された場合に、前記第1プライマリ無線接続が復旧される、項目8~11のいずれかに記載の第1聴覚装置。
13.前記第1セカンダリRF通信は、セカンダリ無線通信プロトコルを利用し、
前記セカンダリ無線通信プロトコルは、前記第1プライマリ無線通信プロトコルとは異なる、項目5及び項目1又は4に従属する先行する項目のいずれかに記載の第1聴覚装置。
14.前記第1プライマリ無線通信プロトコルは標準プロトコルであり、前記セカンダリ無線通信プロトコルは非標準プロトコルである、項目13に記載の第1聴覚装置。
15.前記第1プライマリRF通信及び前記第1セカンダリRF通信は、2.4GHz又は各RF送受信機によってサポートされる他のRF搬送波のような同じ搬送波を利用する、項目13又は14に記載の第1聴覚装置。
16.前記第1プライマリRF通信が第1プライマリ無線送信スキームを利用し、前記第1セカンダリRF通信がセカンダリ無線送信スキームを利用する、項目1又は4に従属する先行する項目のいずれかに記載の第1聴覚装置。
17.前記第1プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記第1プライマリ無線送信スキームに応答して前記セカンダリ無線送信スキームが提供及び/又は調整されることを促進するように前記第1聴覚装置が構成されている、項目16に記載の第1聴覚装置。
18.前記第1プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記セカンダリ無線送信スキームと前記第1プライマリ無線送信スキームが互いに協調して提供及び/又は調整されることを促進するように前記第1聴覚装置が構成されている、項目16又は17に記載の第1聴覚装置。
19.前記第1聴覚装置が第1補聴器を備え、前記第1補聴器が第1マイクロフォンと第1レシーバと第1聴覚喪失プロセッサとを備える、先行する項目のいずれかに記載の第1聴覚装置。
20.前記第1聴覚喪失プロセッサは、前記第1通信コントローラを備える、項目19に記載の第1聴覚装置。
21.第1RFアンテナを備え、前記第1プライマリRF通信が前記第1RFアンテナを利用し、前記第1セカンダリRF通信が前記第1RFアンテナを利用する、項目1又は4に従属する先行する項目のいずれかに記載の第1聴覚装置。
22.先行する項目のいずれかに記載の前記第1聴覚装置と、前記第2聴覚装置とを備え、
前記第2聴覚装置は、第2RF送受信機及び第2RF送受信機に接続された第2通信コトンローラを備え、
前記第2聴覚装置が、第2補助装置との通信のために構成されてもよい、両耳聴覚装置システム。
23.前記第2聴覚装置は、前記第2補助装置と前記第1聴覚装置間のデータの第2通信を促進するように構成され、
前記データの第2通信は、
前記第2聴覚装置と前記第2補助装置間の第2プライマリRF通信であって、前記第2RF送受信機を利用する前記第2プライマリRF通信と
前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置との間の第2セカンダリ通信と、を備える、項目22に記載の両耳聴覚装置システム。
24.前記第2セカンダリ通信は、前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置間の第2セカンダリRF通信を含み、
前記第2セカンダリRF通信は、前記第2RF送受信機を利用する、項目23に記載の両耳聴覚装置システム。
25.前記データの第2通信は、前記第2補助装置及び前記第1聴覚装置の一方から他方への前記第2RF送受信機を介したデータの第2中継を含み、
前記データの第2中継が、前記第2プライマリRF通信及び前記第2セカンダリ通信を含む、項目23又は24に記載の両耳聴覚装置システム。
26.前記第2プライマリRF通信は、第2プライマリ無線通信プロトコルを利用する、項目23~25のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
27.前記第2プライマリ無線通信プロトコルが、Bluetooth4.0コア仕様のサブセットによって定義されるようなBluetooth Low Energyと互換性があり、及び/又は、
前記第2プライマリ無線通信プロトコルが、Bluetooth、Bluetooth Low Energy、Wi-Fi、及びZigBeeのいずれか1以上を含む、項目26に記載の両耳聴覚装置システム。
28.前記第2プライマリ無線通信プロトコルが、前記第1プライマリ無線通信プロトコルと同じである、項目5に従属する項目26又は27に記載の両耳聴覚装置システム。
29.前記第2補助装置が中央装置として動作するように構成され、前記第2聴覚装置が周辺装置として動作するように構成されている、項目26~28のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
30.前記第2プライマリRF通信は、前記第2補助装置と前記第2聴覚装置間の第2プライマリ無線接続を利用する、項目23~29のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
31.前記第2補助装置がマスター装置として動作するように構成され、前記第2聴覚装置がスレーブ装置として動作するように構成されている、項目30に記載の両耳聴覚装置システム。
32.前記第2プライマリRF通信は、前記第2プライマリ無線接続を確立することを含む、項目30又は31に記載の両耳聴覚装置システム。
33.前記第2セカンダリRF通信の間、前記第2プライマリ無線接続が維持又は維持が要求される、項目30~32のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
34.前記データの第2通信の間に前記第2プライマリ無線接続が不注意により解除された場合に、前記第2プライマリ無線接続が復旧される、項目33に記載の両耳聴覚装置システム。
35.前記第2セカンダリRF通信が前記セカンダリ無線通信プロトコルを利用し、前記セカンダリ無線通信プロトコルは前記第2プライマリ無線通信プロトコルと異なる、項目13及び26に従属する項目23~34のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
36.前記第2プライマリ無線通信プロトコルは標準プロトコルであり、前記セカンダリ無線通信プロトコルは非標準プロトコルである、項目35に記載の両耳聴覚装置システム。
37.前記第2プライマリRF通信及び前記第2セカンダリRF通信は、2.4GHz又は各RF送受信機によってサポートされる他のRF搬送波のような同じ搬送波を利用する、項目35又は36に記載の両耳聴覚装置システム。
38.前記第2プライマリRF通信が第2プライマリ無線送信スキームを利用し、前記第2セカンダリRF通信がセカンダリ無線送信スキームを利用する、項目16に従属する項目23~37のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
39.前記第2プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記第2プライマリ無線送信スキームに応答して前記セカンダリ無線送信スキームが提供及び/又は調整されることを促進するように前記両耳聴覚装置システムが構成されている、項目38に記載の両耳聴覚装置システム。
40.前記第2プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記セカンダリ無線送信スキームと前記第2プライマリ無線送信スキームが互いに協調して提供及び/又は調整されることを促進するように前記両耳聴覚装置システムが構成されている、項目38又は39に記載の両耳聴覚装置システム。
41.前記第1プライマリ無線送信スキームと前記第2プライマリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が目指される及び/又は提供されるように、前記第1プライマリ無線送信スキームと前記第2プライマリ無線送信スキームが互いに協調して提供及び/又は調整されることを促進するように前記両耳聴覚装置システムが構成されている、項目38~40のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
42.前記両耳聴覚装置システムは、前記第1プライマリ無線送信スキーム及び前記第2プライマリ無線送信スキームの提供及び/又は前記第1プライマリ無線送信スキーム及び前記第2プライマリ無線送信スキームの協調による調整のために、前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置間のセカンダリ無線接続を利用するように構成されている、項目41に記載の両耳聴覚装置システム。
43.前記第2聴覚装置が第2補聴器を備え、前記第2補聴器が第2マイクロフォンと第2レシーバと第2聴覚喪失プロセッサとを備える、項目19に従属する項目22~42のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
44.前記第2聴覚喪失プロセッサは、前記第2通信コントローラを備える、項目43に記載の両耳聴覚装置システム。
45.前記第2聴覚装置が第2RFアンテナを備える、項目22~42のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
46.前記第2プライマリRF通信が前記第2RFアンテナを利用し、前記第2セカンダリRF通信が前記第2RFアンテナを利用する、項目23に従属する項目45に記載の両耳聴覚装置システム。
47.前記両耳聴覚装置システムは、前記第1補助装置と前記第2補助装置間のデータの第3通信を促進するように構成され、
前記データの第3通信は、
前記第1聴覚装置と前記第1補助装置間の第3プライマリRF通信であって、前記第1RF送受信機を利用する前記第3プライマリRF通信と、
前記第2聴覚装置と前記第2補助装置間の第3セカンダリRF通信であって、前記第2RF送受信機を利用する前記第3セカンダリRF通信と、
前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置との間の第3ターシャリ通信と、を含む、項目22~46のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
48.前記第3ターシャリ通信は、前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置間の第3ターシャリRF通信を含み、
前記第3ターシャリRF通信は、前記第1RF送受信機及び前記第2RF送受信機を利用する、項目47に記載の両耳聴覚装置システム。
49.前記データの第3通信は、前記第1補助装置及び前記第2聴覚装置の一方から他方への前記第1RF送受信機を介したデータの第3中継を備え、
前記データの第3中継は、前記第3プライマリRF通信、前記第3セカンダリRF通信及び前記第3ターシャリ通信を備える、項目47又は48に記載の両耳聴覚装置システム。
50.前記第1補助装置は第1遠隔マイクロフォン装置を備え、前記第2補助装置は第2遠隔マイクロフォン装置を備える、項目23に従属する項目22~48のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
51.前記データの第1通信が、
前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器のフィッティングのためのデータの通信、
前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器のデバッギングのためのデータの通信、
前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器の制御のためのデータの通信、
前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器の動作のモニタリングのためのデータの通信、のいずれか1以上を含む、項目43に従属する項目22~50のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
52.前記データの第2通信が、
前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器のフィッティングのためのデータの通信、
前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器のデバッギングのためのデータの通信、
前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器の制御のためのデータの通信、
前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器の動作のモニタリングのためのデータの通信、のいずれか1以上を含む、項目51に記載の両耳聴覚装置システム。
本発明は、下記の条項のうちのいずれか一つ又はいずれかの組み合わせにしたがって提供されてもよい。
1.第1補助装置と第2聴覚装置間のデータの第1通信を提供することを含む、データの通信を提供する方法であって、
前記データの第1通信を提供する工程が、
第1聴覚装置と前記第1補助装置間の第1プライマリRFを提供することと、
前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置間の第1セカンダリRF通信を提供することを含み、
前記第1プライマリRF通信を提供する工程が、前記第1聴覚装置の第1RF送受信機を利用することを含み、
前記第1セカンダリRF通信を提供する工程が、前記第1RF送受信機を利用することを含み、
前記方法が、前記第1聴覚装置の第1通信コントローラを用いて前記第1RF送受信機を制御することを含んでよい、方法。
2.前記データの第1通信を提供する工程が、前記第1補助装置及び前記第2聴覚装置の一方から他方へ前記第1RF送受信機を介したデータの第1中継を提供することを含み、
前記データの第1中継を提供する工程が、第1プライマリRF通信を提供する工程と第1セカンダリRF通信を提供する工程を含む、条項1に記載の方法。
3.第1補助装置と第2聴覚装置間のデータの第1通信を提供することを含む、データの通信を提供する方法であって、
前記データの第1通信を提供する工程が、
第1聴覚装置と前記第1補助装置間の第1プライマリRFを提供することと、
前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置間の第1セカンダリRF通信を提供することと、
前記第1補助装置及び前記第2聴覚装置の一方から他方へ前記第1RF送受信機を介したデータの第1中継を提供すること、を含み、
前記データの第1中継を提供する工程が、第1プライマリRF通信を提供する工程と、第1セカンダリ通信を提供する工程とを含み、
前記第1プライマリRF通信を提供する工程が、前記第1聴覚装置の第1RF送受信機を利用することを含み、
前記方法が、前記第1聴覚装置の第1通信コントローラを用いて前記第1RF送受信機を制御することを含んでよい、方法。
4.前記第1セカンダリ通信を提供する工程は、前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置間の第1セカンダリRF通信を提供することを含み、
前記第1セカンダリRF通信を提供する工程は、前記第1RF送受信機を利用することを含む、条項3に記載の方法。
5.前記第1プライマリRF通信を提供する工程は、第1プライマリ無線通信プロトコルを利用することを含む、先行する条項のいずれかに記載の方法。
6.前記第1プライマリ無線通信プロトコルは、Bluetooth 4.0コア仕様のサブセットによって定義されるようなBluetooth Low Energyと互換性があり、及び/又は、
前記第1プライマリ無線通信プロトコルが、Bluetooth、Bluetooth Low Energy、Wi-Fi、及びZigBeeのいずれか1以上を含む、条項5に記載の方法。
7.前記第1補助装置を中央装置として動作させること、及び、前記第1聴覚装置を周辺装置として動作させること、を含む、条項5又は6に記載の方法。
8.前記第1プライマリRF通信を提供する工程は、前記第1補助装置と前記第1聴覚装置間の第1プライマリ無線接続を利用することを含む、先行する条項のいずれかに記載の方法。
9.前記第1補助装置をマスター装置として動作させること、及び、前記第1聴覚装置をスレーブ装置として動作させること、を含む、条項8に記載の方法。
10.前記第1プライマリRF通信を提供する工程は、前記第1プライマリ無線接続を確立することを含む、条項8又は9に記載の方法。
11.前記第1セカンダリRF通信の間、前記第1プライマリ無線接続を維持又は維持を要求することを含む、条項1又は4に従属する条項8~10のいずれかに記載の方法。
12.前記第1プライマリ無線接続が前記データの第1通信を提供する工程の間に不注意により解除された場合に、前記第1プライマリ無線接続を復旧することを含む、条項8~11のいずれかに記載の方法。
13.前記第1セカンダリRF通信を提供する工程は、セカンダリ無線通信プロトコルを利用することを含み、
前記セカンダリ無線通信プロトコルが、前記第1プライマリ無線通信プロトコルとは異なる、条項5及び条項1又は4に従属する先行する条項のいずれかに記載の方法。
14.前記第1プライマリ無線通信プロトコルは標準プロトコルであり、前記セカンダリ無線通信プロトコルは非標準プロトコルである、条項13に記載の方法。
15.前記第1プライマリRF通信及び前記第1セカンダリRF通信のために、2.4GHz又は各RF送受信機によってサポートされる他のRF搬送波のような同じ搬送波を利用することを含む、条項13又は14に記載の方法。
16.前記第1プライマリRF通信を提供する工程が第1プライマリ無線送信スキームを利用することを含み、前記第1セカンダリRF通信を提供する工程がセカンダリ無線送信スキームを利用することを含む、条項1又は4に従属する、先行する条項のいずれかに記載の方法。
17.前記第1プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記第1プライマリ無線送信スキームに応答して前記セカンダリ無線送信スキームを提供及び/又は調整することを含む、条項16に記載の方法。
18.前記第1プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記セカンダリ無線送信スキームと前記第1プライマリ無線送信スキームを互いに協調して提供及び/又は調整することを含む、条項16又は17に記載の方法。
19.前記第1聴覚装置が第1補聴器を備え、前記第1補聴器が第1マイクロフォンと第1レシーバと第1聴覚喪失プロセッサとを備える、先行する条項のいずれかに記載の方法。
20.前記第1聴覚喪失プロセッサは、前記第1通信コントローラを備える、条項19に記載の方法。
21.前記第1聴覚装置が第1RFアンテナを備え、前記第1プライマリRF通信を提供する工程が前記第1RFアンテナを利用することを含み、前記第1セカンダリRF通信を提供する工程が前記第1RFアンテナを利用することを含む、条項1又は4に従属する先行する条項のいずれかに記載の方法。
22.前記第2聴覚装置は、第2RF送受信機及び第2RF送受信機に接続された第2通信コトンローラを備え、
前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置が、一つの両耳聴覚装置システムのものであり、
前記第2聴覚装置が第2補助装置との通信のために構成されてよい、先行する条項のいずれかに記載の方法。
23.前記第2補助装置と前記第1聴覚装置間のデータの第2通信を提供することを含み、
前記データの第2通信を提供する工程は、
前記第2聴覚装置と前記第2補助装置間の第2プライマリRF通信を提供することと、
前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置間の第2セカンダリ通信を提供すること、を備え、
前記第2プライマリ RF通信を提供する工程は、前記第2RF送受信機を利用することを含む、条項22に記載の方法。
24.前記第2セカンダリ通信を提供する工程は、前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置間の第2セカンダリRF通信を提供することを含み、
前記第2セカンダリRF通信を提供する工程は、前記第2RF送受信機を利用することを含む、条項23に記載の方法。
25.前記データの第2通信を提供する工程は、前記第2補助装置及び前記第1聴覚装置の一方から他方への前記第2RF送受信機を介したデータの第2中継を提供することを含み、
前記データの第2中継を提供する工程は、前記第2プライマリRF通信を提供する工程及び前記第2セカンダリ通信を提供する工程を含む、条項23又は24に記載の方法。
26.前記第2プライマリRF通信を提供する工程は、第2プライマリ無線通信プロトコルを利用することを含む、条項23~25のいずれかに記載の方法。
27.前記第2プライマリ無線通信プロトコルが、Bluetooth 4.0コア仕様のサブセットによって定義されるようなBluetooth Low Energyと互換性があり、及び/又は、
前記第2プライマリ無線通信プロトコルが、Bluetooth、Bluetooth Low Energy、Wi-Fi、及びZigBeeのいずれか1以上を含む、条項26に記載の方法。
28.前記第2プライマリ無線通信プロトコルが、前記第1プライマリ無線通信プロトコルと同じである、条項5に従属する条項26又は27に記載の方法。
29.前記第2補助装置を中央装置として動作させること、及び、前記第2聴覚装置を周辺装置として動作させること、を含む、条項26~28のいずれかに記載の方法。
30.前記第2プライマリRF通信を提供する工程は、前記第2補助装置と前記第2聴覚装置間の第2プライマリ無線接続を利用することを含む、条項23~29のいずれかに記載の方法。
31.前記第2補助装置をマスター装置として動作させること、及び、前記第2聴覚装置をスレーブ装置として動作させること、を含む、条項30に記載の方法。
32.前記第2プライマリRF通信を提供する工程は、前記第2プライマリ無線接続を確立することを含む、条項30又は31に記載の方法。
33.前記第2セカンダリRF通信の間、前記第2プライマリ無線接続を維持又は維持を要求することを含む、条項30~32のいずれかに記載の方法。
34.前記データの第2通信を提供する工程の間に前記第2プライマリ無線接続が不注意により解除された場合に、前記第2プライマリ無線接続を復旧することを含む、項目33に記載の方法。
35.前記第2セカンダリRF通信を提供する工程が前記セカンダリ無線通信プロトコルを利用することを含み、前記セカンダリ無線通信プロトコルは前記第2プライマリ無線通信プロトコルと異なる、条項13及び26に従属する条項23~34のいずれかに記載の方法。
36.前記第2プライマリ無線通信プロトコルは標準プロトコルであり、前記セカンダリ無線通信プロトコルは非標準プロトコルである、条項35に記載の方法。
37.前記第2プライマリRF通信及び前記第2セカンダリRF通信のために、2.4GHz又は各RF送受信機によってサポートされる他のRF搬送波のような同じ搬送波を利用することを含む、条項35又は36に記載の方法。
38.前記第2プライマリRF通信を提供する工程が第2プライマリ無線送信スキームを利用することを含み、前記第2セカンダリRF通信を提供する工程がセカンダリ無線送信スキームを利用することを含む、条項16に従属する条項23~37のいずれかに記載の方法。
39.前記第2プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記第2プライマリ無線送信スキームに応答して前記セカンダリ無線送信スキームを提供及び/又は調整することを含む、条項38に記載の方法。
40.前記第2プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記セカンダリ無線送信スキームと前記第2プライマリ無線送信スキームを互いに協調して提供及び/又は調整することを含む、条項38又は39に記載の方法。
41.前記第1プライマリ無線送信スキームと前記第2プライマリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が目指される及び/又は提供されるように、前記第1プライマリ無線送信スキームと前記第2プライマリ無線送信スキームを互いに協調して提供及び/又は調整することを含む、条項38~40のいずれかに記載の方法。
42.前記第1プライマリ無線送信スキーム及び前記第2プライマリ無線送信スキームの提供及び/又は前記第1プライマリ無線送信スキーム及び前記第2プライマリ無線送信スキームの協調による調整のために、前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置間のセカンダリ無線接続を利用することを含む、条項41に記載の方法。
43.前記第2聴覚装置が第2補聴器を備え、前記第2補聴器が第2マイクロフォンと第2レシーバと第2聴覚喪失プロセッサとを備える、条項19に従属する条項22~42のいずれかに記載の方法。
44.前記第2聴覚喪失プロセッサは、前記第2通信コントローラを備える、条項43に記載の方法。
45.前記第2聴覚装置が第2RFアンテナを備える、条項22~42のいずれかに記載の方法。
46.前記第2プライマリRF通信を提供する工程が前記第2RFアンテナを利用することを含み、前記第2セカンダリRF通信を提供する工程が前記第2RFアンテナを利用することを含む、条項23に従属する、条項45に記載の方法。
47.前記第1補助装置と前記第2補助装置間のデータの第3通信を提供することを含み、
前記データの第3通信は、
前記第1聴覚装置と前記第1補助装置との間の第3プライマリRF通信を提供することと、
前記第2聴覚装置と前記第2補助装置との間の第3セカンダリRF通信を提供することと、
前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置との間の第3ターシャリ通信を提供すること、を含み、
前記第3プライマリRF通信を提供する工程は、前記第1RF送受信機を利用することを含み、
前記第3セカンダリRF通信を提供する工程は、前記第2RF送受信機を利用することを含む、条項22~46のいずれかに記載の方法。
48.前記第3ターシャリ通信を提供する工程は、前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置間の第3ターシャリRF通信を提供することを含み、
前記第3ターシャリRF通信を提供する工程は、前記第1RF送受信機及び前記第2RF送受信機を利用することを含む、条項47に記載の方法。
49.前記データの第3通信を提供する工程は、前記第1補助装置及び前記第2聴覚装置の一方から他方への前記第1RF送受信機を介したデータの第3中継を提供することを含み、
前記データの第3中継を提供する工程は、前記第3プライマリRF通信を提供する工程、前記第3セカンダリRF通信を提供する工程及び前記第3ターシャリ通信を提供する工程を備える、条項47又は48に記載の方法。
50.前記第1補助装置は第1遠隔マイクロフォン装置を備え、前記第2補助装置は第2遠隔マイクロフォン装置を備える、条項23に従属する条項22~48のいずれかに記載の方法。
51.前記データの第1通信を提供する工程が、前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器のフィッティング及び/又はデバッギング及び/又は動作のモニタリングのためのデータの通信を提供することを含む、条項43に従属する条項22~50のいずれかに記載の方法。
52.前記データの第2通信を提供する工程が、前記第1補聴器及び/又は前記第2補聴器のフィッティング及び/又はデバッギング及び/又は動作のモニタリングのためのデータの通信を提供することを含む、条項51に記載の方法。
特定の実施形態について図示及び説明したが、それらは特許請求の範囲に記載された発明を限定することを意図したものでないことが理解されるであろう。また、特許請求の範囲に記載された発明の範囲から逸脱することなく種々の変更及び変形がなしうることは当業者にとって明らかになるであろう。明細書及び図面は、したがって、限定的な意味というよりは例示的なものとみなされる。特許請求の範囲に記載された発明は、代替物、変形例、及び均等物を包含することを意図している。
本発明は、下記の例のいずれか一つ又はいずれかの組み合わせによって提供されうる:
1.第1RF送受信機と、前記第1RF送受信機に接続された第1通信コントローラと、を備える第1聴覚装置であって、
前記第1聴覚装置は、第1補助装置と第2聴覚装置間のデータの第1通信を促進するように構成されており、
前記データの第1通信は、
前記第1聴覚装置と前記第1補助装置間の第1プライマリRF通信であって、前記第1RF送受信機を利用する前記第1プライマリRF通信と、
前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置間の第1セカンダリRF通信であって、前記第1RF送受信機を利用する前記第1セカンダリRF通信と、を備える、第1聴覚装置。
2.前記データの第1通信は、前記第1補助装置及び前記第2聴覚装置の一方から他方への前記第1RF送受信機を介したデータの第1中継を備え、
前記データの第1中継は、前記第1プライマリRF通信及び前記第1セカンダリRF通信を備える、項目1に記載の第1聴覚装置。
3.前記第1プライマリRF通信は、Bluetooth4.0コア仕様のサブセットによって定義されるようなBluetooth Low Energyと互換性のある第1プライマリ無線通信プロトコルを利用する、先行する例のいずれかに記載の第1聴覚装置。
4.前記第1プライマリRF通信は、前記第1補助装置と前記第1聴覚装置間の第1プライマリ無線通信プロトコルを利用し、
前記第1補助装置がマスター装置として動作するように構成され、前記第1聴覚装置がスレーブ装置として動作するように構成されている、先行する例のいずれかに記載の第1聴覚装置。
5.前記第1プライマリRF通信は、第1プライマリ無線送信スキームを利用し、
前記第1セカンダリRF通信は、セカンダリ無線送信スキームを利用し、
前記第1聴覚装置は、前記第1プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記セカンダリ無線送信スキームが前記第1プライマリ無線送信スキームと協調して提供されることを促進するように構成されている、先行する例のいずれかに記載の第1聴覚装置。
6.前記第1聴覚装置は第1補聴器を備え、前記第1補聴器は第1マイクロフォン第1レシーバ及び第1聴覚喪失プロセッサを備える、先行する例のいずれかに記載の第1聴覚装置。
7.先行する例のいずれかに記載の前記第1聴覚装置及び前記第2聴覚装置を備え、
前記第2聴覚装置は、第2RF送受信機と、前記第2RF送受信機に接続された第2通信コントローラを備え、
前記第2聴覚装置は、第2補助装置との通信のために構成されている、両耳聴覚装置システム。
8.前記第2聴覚装置は、前記第2補助装置と前記第1聴覚装置間のデータの第2通信を促進するように構成されており、
前記データの第2通信は、
前記第2聴覚装置と前記第2補助装置間の第2プライマリRF通信であって、前記第2RF送受信機を利用する前記第2プライマリRF通信と、
前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置間の第2セカンダリRF通信であって、前記第2RF送受信機を利用する前記第2セカンダリRF通信と、を含む、例7に記載の両耳聴覚装置システム。
9.前記第2プライマリRF通信は、前記第2補助装置と前記第2聴覚装置間の第2プライマリ無線接続を利用することを含み、
前記第2補助装置は、マスター装置として動作するように構成され、
前記第2聴覚装置は、スレーブ装置として動作するように構成されている、例8に記載の両耳聴覚装置システム。
10.前記第2プライマリRF通信は、第2プライマリ無線送信スキームを利用し、
前記第2セカンダリRF通信は、前記セカンダリ無線送信スキームを利用し、
前記両耳聴覚装置システムは、前記第2プライマリ無線送信スキームと前記セカンダリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記セカンダリ無線送信スキームが前記第2プライマリ無線送信スキームと協調して提供されることを促進するように構成されており、
前記両耳聴覚装置システムは、前記第1プライマリ無線送信スキームと前記第2プライマリ無線送信スキームとの接続イベントの共存が回避又は緩和されるように、前記第1プライマリ無線送信スキームと前記第2プライマリ無線送信スキームとが互いに協調して提供されることを促進するように構成されており、
前記両耳聴覚装置システムは、前記第1プライマリ無線送信スキームと前記第2無線送信スキームの協調による前記提供のために、前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置間のセカンダリ無線接続を利用するように構成されている、例5に従属する例8~9のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
11.前記第2聴覚装置は第2補聴器を備え、前記第2補聴器は第2マイクロフォンと第2レシーバ及び第2聴覚喪失プロセッサを備える、例6に従属する例7~10のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
12.前記両耳聴覚装置システムは、前記第1補助装置と前記第2補助装置間のデータの第3通信を促進するように構成され、
前記データの第3通信は、
前記第1聴覚装置と前記第1補助装置間の第3プライマリRF通信であって、前記第1RF送受信機を利用する前記第3プライマリRF通信と、
前記第2聴覚装置と前記第2補助装置間の第3セカンダリRF通信であって、前記第2RF送受信機を利用する前記第3セカンダリRF通信と、
前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置間の第3ターシャリ通信であって、前記第1RF送受信機及び前記第2RF送受信機を利用する前記第3ターシャリRF通信と、を含む、例7~11のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
13.前記第1補助装置は第1遠隔マイクロフォン装置を備え、前記第2補助装置は第2遠隔マイクロフォン装置を備える、例7~12のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
14.前記データの第1通信は、
前記第1補聴器及び/又は第2補聴器のフィッティングのためのデータの通信、
前記第1補聴器及び/又は第2補聴器のデバッギングのためのデータの通信、
前記第1補聴器及び/又は第2補聴器の制御のためのデータの通信、及び
前記第1補聴器及び/又は第2補聴器の動作のモニタリングのためのデータの通信、
のいずれか1以上を含む、例11に従属する例7~13のいずれかに記載の両耳聴覚装置システム。
15.第1補助装置と第2聴覚装置間のデータの第1通信を提供することを含む、データの通信を提供する方法であって、
前記データの第1通信を提供する工程は、
第1聴覚装置と前記第1補助装置との間で第1プライマリRF通信を提供することと、
前記第1聴覚装置と前記第2聴覚装置との間の第1セカンダリRF通信を提供すること、を含み
前記第1プライマリRF通信を提供する工程は、前記第1聴覚装置の第1RF送受信機を利用することを含み、
前記第1セカンダリRF通信を提供する工程は前記第1RF送受信機を利用することを含み、
前記方法は、前記第1聴覚装置の第1通信コントローラを用いて前記第1RF送受信機を制御することを含む、方法。
下記は添付図面中に用いられた符号のリストを示す。符号10、110、14、114、16、24、26、32、34、35、44、45、50、52、53、54、及び56は、「L」又は「R」を接尾辞として有してよく、接尾辞「L」は、第1、例えば左を示してよく、接尾辞「R」は、第2、例えば右を示してもよい。
10: 聴覚装置、例えば補聴器
110: 聴覚装置、例えば補聴器
12: 例えば双方向通信のための無線接続(例:示された通信チャネル又はリンク)
12L: 第1プライマリ無線接続
12R: 第2プライマリ無線接続
12E: セカンダリ無線接続
14: 聴覚装置の回路、例えば補聴器の回路
114: 聴覚装置の回路、例えば補聴器の回路
16: 聴覚装置のマイクロフォン
24: 聴覚装置の聴覚喪失プロセッサ
26: 聴覚装置の通信コントローラ
32: 聴覚装置のレシーバ、例えばスピーカ
34: 聴覚装置のRF送受信機
35: 聴覚装置のNF送受信機
44: 聴覚装置のRFアンテナ
45: 聴覚装置のNFアンテナ
50: 補助装置
52: 補助装置のプロセッシングユニット
53: 例えば各補助装置の一体部分を形成する、補助装置のRFアンテナ
54: 補助装置のRF送受信機
56: 補助装置の通信コントローラ
60、460、560、660、760、860、960、1060: データの通信を提供する方法
62、462: データの第1通信
64: 第1プライマリRF通信
66: 第1セカンダリRF通信を含んでもよい第1セカンダリ通信
68: データの第1中継
72、672: データの第2中継
74: 第2プライマリRF通信
76: 第2セカンダリRF通信を含んでもよい第2セカンダリ通信
78、678: データの第2中継
82、882、982、1082: データの第3通信
84、984: 第3プライマリRF通信
86: 第3セカンダリRF通信
87、987: 第3ターシャリRF通信を含んでもよい第3ターシャリ通信
88、888、988、1088: データの第3中継

Claims (15)

  1. 第1聴覚装置及び第2聴覚装置を備える両耳聴覚装置システムであって、
    前記第1聴覚装置は、第1RF送受信機と、前記第1RF送受信機に接続された第1通信コントローラと、を備え、
    前記第1聴覚装置は、第1補助装置との通信のために構成されており、
    前記第2聴覚装置は、第2RF送受信機と、前記第2RF送受信機に接続された第2通信コントローラと、を備え、
    前記第2聴覚装置は、第2補助装置との通信のために構成されており、
    前記両耳聴覚装置システムは、前記第1補助装置と前記第2補助装置の間のデータの第3通信を促進するために構成されており、
    前記データの第3通信は、
    前記第1聴覚装置と前記第1補助装置の間の第3プライマリRF通信であって、前記第1RF送受信機を利用する前記第3プライマリRF通信と、
    前記第2聴覚装置と前記第2補助装置の間の第3セカンダリRF通信であって、前記第2RF送受信機を利用する前記第3セカンダリRF通信と、
    前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置の間の第3ターシャリ通信と、を備える、両耳聴覚装置システム。
  2. 前記第1聴覚装置は、前記第1通信コントローラに接続された第1NF送受信機を備え、
    前記第2聴覚装置は、前記第2通信コントローラに接続された第2NF送受信機を備え、
    前記第3ターシャリ通信は、前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置の間の第3ターシャリNF通信を含み、
    前記第3ターシャリNF通信は、前記第1NF送受信機及び前記第2NF送受信機を利用する、請求項1に記載の両耳聴覚装置システム。
  3. 前記第3ターシャリ通信は、前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置の間の第3ターシャリRF通信を含み、
    前記第3ターシャリRF通信は、前記第1RF送受信機及び前記第2RF送受信機を利用する、請求項1又は2に記載の両耳聴覚装置システム。
  4. 前記データの第3通信は、前記第1補助装置及び前記第2補助装置の一方から他方への前記第1RF送受信機及び前記第2RF送受信機を介したデータの第3中継を含み、
    前記データの第3中継は、前記第3プライマリRF通信、前記第3セカンダリRF通信、及び前記第3ターシャリ通信を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の両耳聴覚装置システム。
  5. 前記第1聴覚装置が第1補聴器を有しており、
    前記第1補聴器は、第1マイクロフォンと第1レシーバと第1聴覚喪失プロセッサを備え、
    前記第2聴覚装置が第2補聴器を有しており、
    前記第2補聴器は、第2マイクロフォンと第2レシーバと第2聴覚喪失プロセッサを備える、請求項1~4のいずれか一項に記載の両耳聴覚装置システム。
  6. 前記第1補助装置は第1遠隔マイクロフォン装置を備える、請求項1~5のいずれか一項に記載の両耳聴覚装置システム。
  7. 前記データの第3通信は、前記第1補助装置及び前記第2補助装置の一方から他方への制御データの通信を含み、
    前記制御データは、前記第1補助装置及び前記第2補助装置のうちの他方の制御のために構成されている、請求項1~6のいずれか一項に記載の両耳聴覚装置システム。
  8. データの通信を提供する方法であって、
    前記方法は、第1補助装置と第2補助装置の間でデータの第3通信を提供することを含み、
    前記データの第3通信を提供する工程は、
    前記第1補助装置と両耳聴覚装置システムの第1聴覚装置の間の第3プライマリRF通信を提供することと、
    前記第2補助装置と前記両耳聴覚装置システムの第2聴覚装置の間の第3セカンダリRF通信を提供することと、
    前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置の間の第3ターシャリ通信を提供すること、を含み、
    前記第3プライマリRF通信を提供する工程は、前記第1聴覚装置の第1RF送受信機を利用することを含み、
    前記第3セカンダリRF通信を提供する工程は、前記第2聴覚装置の第2RF送受信機を利用することを含む、方法。
  9. 前記第3ターシャリ通信を提供する工程は、前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置の間の第3ターシャリNF通信を提供することを含み、
    前記第3ターシャリNF通信を提供する工程は、前記第1聴覚装置の第1NF送受信機と前記第2聴覚装置の第2NF送受信機を利用することを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第3ターシャリ通信を提供する工程は、前記第2聴覚装置と前記第1聴覚装置の間の第3ターシャリRF通信を提供することを含み、
    前記第3ターシャリRF通信を提供する工程は、前記第1RF送受信機及び前記第2RF送受信機を利用することを含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記データの第3通信を提供する工程は、前記第1補助装置及び前記第2補助装置の一方から他方への前記第1RF送受信機及び前記第2RF送受信機を介したデータの第3中継を提供することを含み、
    前記データの第3中継を提供する工程は、
    第3プライマリRF通信を提供する工程と、
    第3セカンダリRF通信を提供する工程と、
    第3ターシャリ通信を提供する工程と、を含む、請求項8~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1聴覚装置が第1補聴器を有しており、
    前記第1補聴器は、第1マイクロフォンと第1レシーバと第1聴覚喪失プロセッサを備え、
    前記第2聴覚装置た第2補聴器を有しており、
    前記第2補聴器は、第2マイクロフォンと第2レシーバと第2聴覚喪失プロセッサを備える、請求項8~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1補助装置は、第1遠隔マイクロフォン装置を備える、請求項8~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記データの第3通信は、前記第1補助装置及び前記第2補助装置の一方から他方への制御データの通信を含み、
    前記制御データは、前記第1補助装置及び前記第2補助装置のうちの他方の制御のために構成されている、請求項8~13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記データの第3通信は、前記第1補助装置及び前記第2補助装置の一方から他方への状態データの通信を含み、
    前記状態データは、前記第1補助装置及び前記第2補助装置のうちの前記一方の状態データを含む、請求項8~14のいずれか一項に記載の方法。
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