関連出願の相互参照
本願は、2020年01月03日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号202010005825.8、発明の名称「映像配信時効の決定方法及び装置」の中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てが参照によって本願に組み込まれる。
本願は、データ処理分野における映像配信技術に関し、特に、映像配信時効の決定方法及び装置に関する。
情報ストリーム推薦システムは、ユーザに絶えず更新されるメディアリソースを提供するために用いられ、その中で、映像の割合が高く、映像に対する自発的なサーチと異なって、情報ストリーム推薦システムがユーザに推薦する映像は、ユーザに時代遅れの感じをさせない映像であるべきである。つまり、各映像は、その配信に適合する時効期間を有すべきであり、この時効期間が経った後、推薦システムは、対応する映像の配信を停止すべきである。
従来技術では、手動方式で全ての映像の時効性を標記し、例えば、モデレータは、主観的な経験に基づいて、ある映像の時効性を高時効性と標記し、推薦システムは、さらにこの高時効性に対応する期間内に当該映像を配信する。
しかしながら、手動標記の方式では主観的要因による干渉が顕著であり、異なるモデレータの同一の映像に対する標記結果が異なる可能性があり、標記品質が安定せず、かつ、映像の規模が巨大であり、手動標記の方式は効率が低い。
映像配信時効の決定方法及び装置を提供する。
第1の側面によれば、映像配信時効の決定方法を提供し、映像配信時効の決定装置に適用され、この方法は、配信待ち映像を解析し、前記配信待ち映像の映像関連情報を得ることと、前記映像関連情報に基づき、前記配信待ち映像に対応する有効期間を表すための前記配信待ち映像の時効周期を決定することと、前記配信待ち映像の初回リリース時間及び前記時効周期に基づき、前記配信待ち映像の時効終了時間を決定することと、を含む。
上記方法が装置により実行され、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
選択的に、前記映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含む。
選択的に、前記映像関連情報に基づき、前記配信待ち映像の時効周期を決定することは、前記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定することと、前記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定することと、前記音声、前記字幕、前記人物及び前記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定することと、前記作者に基づき、第4の周期を決定することと、前記第1の周期、前記第2の周期、前記第3の周期及び前記第4の周期のうち期間が最も短い周期を前記配信待ち映像の時効周期として決定することと、を含む。
映像関連情報における各情報がいずれも1つの有効期間に対応する可能性があるため、本願は、上記した4つの周期決定方式を提供し、それぞれこの4つの方式で対応する周期を決定した後、4つの周期を参照して配信待ち映像の時効周期を最終的に決定し、単一の方式で最終的な時効周期を決定することで正確度が高くない問題が解決される。
選択的に、前記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定することは、迅速テキスト分類モデルにより前記タイトルを分類し、前記タイトルに対応するテキスト類別を得ることと、前記タイトルに対応するテキスト類別、及びテキスト類別と周期の対応関係を特徴付ける第1のマッピング関係に基づき、前記第1の周期を決定することと、を含む。
選択的に、前記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定することは、ニューラルネットワークモデルにより前記映像を識別し、前記映像に対応する映像タイプを得ることと、前記映像に対応する映像タイプ、及び映像タイプと周期の対応関係を特徴付ける第2のマッピング関係に基づき、前記第2の周期を決定することと、を含む。
選択的に、前記第2のマッピング関係における映像タイプは、ニュース類を含み、ニュース類映像に対応する周期は最も短い。
選択的に、前記音声、前記字幕、前記人物及び前記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定することは、音声識別技術により前記音声を第1の文字情報に変換することと、画像文字識別技術により前記字幕を第2の文字情報に変換することと、前記人物、前記タイトルシンタックス分析、前記第1の文字情報及び前記第2の文字情報のうちの少なくとも1つのキー単語を識別し、少なくとも1つのキー単語を得ることと、前記少なくとも1つのキー単語及び第3のマッピング関係に基づき、前記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期を決定することと、前記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期のうち期間が最も短い周期を前記第3の周期として決定することと、を含む。
選択的に、前記作者に基づき、第4の周期を決定することは、前記配信待ち映像の作者、及び作者と周期の対応関係を特徴付ける第4のマッピング関係に基づき、前記第4の周期を決定することを含む。
第2の側面によれば、本願は、映像配信時効の決定装置を提供し、配信待ち映像を解析し、前記配信待ち映像の映像関連情報を得るための解析モジュールと、前記映像関連情報に基づき、前記配信待ち映像に対応する有効期間を表すための前記配信待ち映像の時効周期を決定するための時効性ストラテジーモジュールと、前記配信待ち映像の初回リリース時間及び前記時効周期に基づき、前記配信待ち映像の時効終了時間を決定するための時効性決定モジュールと、を備える。
選択的に、前記映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含む。
選択的に、前記時効性ストラテジーモジュールは、タイトルテキスト分類ユニットと、ニュース識別ユニットと、キー単語識別ユニットと、作者識別ユニットと、決定ユニットとを含み、前記タイトルテキスト分類ユニットは、前記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定するために用いられ、前記ニュース識別ユニットは、前記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定するために用いられ、前記キー単語識別ユニットは、前記音声、前記字幕、前記人物及び前記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定するために用いられ、前記作者識別ユニットは、前記作者に基づき、第4の周期を決定するために用いられる。
前記決定ユニットは、前記第1の周期、前記第2の周期、前記第3の周期及び前記第4の周期のうち期間が最も短い周期を前記配信待ち映像の時効周期として決定するために用いられる。
選択的に、前記タイトルテキスト分類ユニットは、具体的に、迅速テキスト分類モデルにより前記タイトルを分類し、前記タイトルに対応するテキスト類別を得ることと、前記タイトルに対応するテキスト類別、及びテキスト類別と周期の対応関係を特徴付ける第1のマッピング関係に基づき、前記第1の周期を決定することと、に用いられる。
選択的に、前記ニュース識別ユニットは、具体的に、ニューラルネットワークモデルにより前記映像を識別し、前記映像に対応する映像タイプを得ることと、前記映像に対応する映像タイプ、及び映像タイプと周期の対応関係を特徴付ける第2のマッピング関係に基づき、前記第2の周期を決定することと、に用いられる。
選択的に、前記第2のマッピング関係における映像タイプは、ニュース類を含み、ニュース類映像に対応する周期は最も短い。
選択的に、前記キー単語識別ユニットは、具体的に、音声識別技術により前記音声を第1の文字情報に変換することと、画像文字識別技術により前記字幕を第2の文字情報に変換することと、前記人物、前記タイトルシンタックス分析、前記第1の文字情報及び前記第2の文字情報のうちの少なくとも1つのキー単語を識別し、少なくとも1つのキー単語を得ることと、前記少なくとも1つのキー単語及び第3のマッピング関係に基づき、前記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期を決定することと、前記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期のうち期間が最も短い周期を前記第3の周期として決定することと、に用いられる。
選択的に、前記作者識別ユニットは、具体的に、前記配信待ち映像の作者、及び作者と周期の対応関係を特徴付ける第4のマッピング関係に基づき、前記第4の周期を決定するために用いられる。
第3の側面によれば、本願は、電子機器を提供し、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に接続されるメモリと、を備え、前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサが上記映像配信時効の決定方法を実行できるように、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行される。
第4の側面によれば、本願は、コンピュータ命令が記憶された非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに上記映像配信時効の決定方法を実行させるために用いられる。
本願により提供される映像配信時効の決定方法及び装置では、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
なお、この部分に記載されている内容は、本願の実施例の肝心な又は重要な特徴を特定することを意図しておらず、本願の範囲を限定するものでもない。本願の他の特徴は、以下の説明を通じて容易に理解される。
図面は、本技術案をよりよく理解するために使用され、本願を限定するものではない。
本願により提供される映像配信時効の決定方法の実施例1のフロー模式図である。
本願により提供される映像配信時効の決定方法の実施例2のフロー模式図である。
本願により提供される第1のマッピング関係の模式図である。
本願により提供される第2のマッピング関係の模式図である。
本願により提供される第3のマッピング関係の模式図である。
本願により提供される第4のマッピング関係の模式図である。
本願により提供される映像配信時効の決定装置の実施例の構造模式図である。
本願により提供される電子機器のブロック図である。
以下、図面を組み合わせて本願の例示的な実施例を説明するが、理解を容易にするためにその中には本願の実施例の様々な詳細事項が含まれており、それらは単なる例示的なものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本願の範囲及び精神から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができる。同様に、わかりやすくかつ簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造の説明を省略する。
情報ストリーム推薦システムがユーザに推薦した映像は、ユーザに時代遅れの感じをさせない映像であるべきであり、このような推薦効果を達成するために、従来技術では、手動方式で各映像に時効性標記を行い、推薦システムは、さらに手動標記の時効性に基づいて映像の配信を完成し、例えば、モデレータは、主観的な経験に基づいて、ある映像の時効性を高時効性と標記し、推薦システムは、さらにこの高時効性に対応する期間内に当該映像を配信する。
しかしながら、手動標記の方式では、以下の問題が存在する。主観的要因による干渉が顕著であり、異なるモデレータの同一の映像に対する標記結果が異なる可能性があり、標記品質が安定しない。柔軟性が低く、新しい映像リソースの導入と標記基準の変化によって、いずれも改めてモデレータに対してトレーニングする必要があり、大量の人的資源と物的資源が浪費される。映像規模が巨大であり、手動標記の方式は効率が低い。
従来技術における上記技術問題を考慮した上で、本願は、映像配信時効の決定方法及び装置を提供し、当該時効決定装置は、情報ストリーム推薦システムに集積されることができ、配信待ち映像を当該装置に入力した後、当該装置は、本願により提供される映像配信時効の決定方法を実行することにより、配信待ち映像の時効を決定し、当該時効を情報ストリーム推薦システムの映像配信用モジュールに伝達し、当該モジュールにより映像の配信を完成することができ、全プロセスで手動干渉を必要とせず、従来技術における上記技術問題を解決することができる。
以上に記載の時効決定装置を利用して本願により提供される時効決定方法を実行することで配信待ち映像の時効を決定するプロセスについての説明は、以下の通りである。時効決定装置は配信待ち映像を受信した後、解析して配信待ち映像の映像関連情報を得て、例えば、タイトル、作者、音声、映像と字幕などであり、これらの映像関連情報における各情報がいずれも1つの周期に対応する可能性があるため、これらの映像関連情報に基づき、複数の周期を決定することができ、続いて、そのうち期間が最も短い周期を配信待ち映像の時効周期とし、最後に、配信待ち映像の初回リリース時間と組み合わせて、配信待ち映像の時効終了時間を決定し、かつ、当該時効終了時間を映像配信用モジュールに伝達することで、当該モジュールが当該時効終了時間の前に上記配信待ち映像の配信を完成する。従来技術において時効性を手動で標記することに比べて、上記方法は装置により実行され、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
以下、具体的な実施例を参照しながら、本願により提供される映像配信時効の決定方法の実現形態について詳しく説明する。
実施例1
図1は、本願により提供される映像配信時効の決定方法の実施例1のフロー模式図である。本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、前述した時効決定装置により実行されることができる。図1に示すように、本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、以下のステップを含む。
ステップS101では、配信待ち映像を解析し、当該配信待ち映像の映像関連情報を得る。
選択的に、配信待ち映像の映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含むことができる。
1つの可能な実現形態において、ユーザが配信待ち映像を時効決定装置にアップロードした後、当該時効決定装置は、配信待ち映像のファイル名称を解析して配信待ち映像のタイトル及び作者を得て、配信待ち映像を解析して配信待ち映像の音声、字幕及び映像を得て、その中で、解析して得られた当該映像は、音声と字幕が付けられた配信待ち映像自体であってもよく、音声と字幕がないアニメーションクリップであってもよい。解析してタイトルを得た上で、自然言語処理(Natural Language Processing,NLPと略称する)を採用してタイトルを処理し、タイトルシンタックス分析を得て、解析して映像を得た上で、ニューラルネットワークを採用して映像における人物に対して顔識別を行い、人物を得る。
選択的に、タイトル、作者、人物及びタイトルシンタックス分析に対応するファイルフォーマットは、テキストフォーマットであり、例えば、.txt、.doc、.docx、.wpsなどである。音声に対応するファイルフォーマットは、オーディオフォーマットであり、例えば、MP3、MIDI、WMA、VQF、AMRなどである。字幕に対応するファイルフォーマットは、画像フォーマットであり、例えば、bmp、jpg、png、tif、gifなどである。映像に対応するファイルフォーマットは、映像フォーマットであり、例えば、wmv、asf、asxなどである。
映像を解析して上記種々の情報を得る解析原理は、従来技術を参照することができ、本願はここで繰り返して説明しない。
ステップS102では、上記映像関連情報に基づき、上記配信待ち映像に対応する有効期間を表すための上記配信待ち映像の時効周期を決定する。
1つの実現可能な形態において、ステップS101で解析して得られたタイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析における各情報に基づき、対応する周期を決定し、複数の周期を得た後、そのうち期間が最も短い周期をステップS102における配信待ち映像の時効周期とする事ができる。
具体的には、テキスト分類、ニュース識別、キー単語識別及び作者識別などの方法により上記各情報に対応する周期を決定することができる。
ステップS103では、上記配信待ち映像の初回リリース時間及び上記時効周期に基づき、上記配信待ち映像の時効終了時間を決定する。
なお、本ステップS103における初回リリース時間は、配信待ち映像を解析する時に得られてもよく、解析してタイトル、作者、人物などの情報を得た後に、これらの情報からサーチキーワードを抽出して、サーチエンジンで当該キーワードをサーチして問い合わせて得られてもよい。
以下、例を挙げて説明する。
配信待ち映像の初回リリース時間が2019年10月1日であり、ステップS102で決定して得られた配信待ち映像の時効周期が2日間である場合、時効終了時間は、初回リリース時間に2日間を足し、即ち、2019年10月3日となる。
本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、ユーザがアップロードした配信待ち映像を受信した後、当該配信待ち映像を解析し、配信待ち映像の映像関連情報を得て、続いて、当該映像関連情報に基づき、配信待ち映像の時効周期を決定し、最後に、配信待ち映像の初回リリース時間及び上記時効周期に基づき、配信待ち映像の時効終了時間を決定し、従来技術において時効性を手動で標記することに比べて、上記方法は装置により実行され、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
実施例2
図2は、本願により提供される映像配信時効の決定方法の実施例2のフロー模式図である。図2に示すように、本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、以下のステップを含む。
ステップS201では、配信待ち映像を解析し、上記配信待ち映像の映像関連情報を得る。
上記映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含む。ステップS201の実現形態は、実施例1を参照することができ、本願はここで繰り返して説明しない。
以下、ステップS202~ステップS205を通じて、異なる映像関連情報に対応する周期の決定プロセスを説明する。
ステップS202では、上記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定する。
具体的には、まず、迅速テキスト分類モデルにより上記タイトルを分類し、上記タイトルに対応するテキスト類別を得る。続いて、上記タイトルに対応するテキスト類別、及びテキスト類別と周期の対応関係を特徴付ける第1のマッピング関係に基づき、上記第1の周期を決定する。
以下、本実現形態について例を挙げて説明する。
図3は、第1のマッピング関係の模式図である。図3を参照すると、テキスト類別は、例えば、感情、軍事、政治、教育及び娯楽などを含むことができる。ステップS201で解析して配信待ち映像のタイトルを得た後、当該タイトルを迅速テキスト分類モデルに入力し、迅速テキスト分類モデルにより出力したテキスト類別が娯楽であると仮定し、図3に示す第1のマッピング関係において娯楽とマッチングするのが高時効性であり、高時効性の周期が3日間であり、このとき、第1の周期が3日間であると決定することができる。
ステップS203では、上記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定する。
具体的には、まず、ニューラルネットワークモデルにより上記映像を識別し、上記映像に対応する映像タイプを得る。続いて、上記映像に対応する映像タイプ、及び映像タイプと周期の対応関係を特徴付ける第2のマッピング関係に基づき、上記第2の周期を決定する。
以下、本実現形態について例を挙げて説明する。
図4は、第2のマッピング関係の模式図である。図4を参照すると、映像タイプは、例えば、バラエティー類、ニュース類、天気予報類及び映画・テレビドラマ類などを含むことができる。ステップS201で解析して配信待ち映像の映像を得た後、当該映像をニューラルネットワークモデルに入力し、ニューラルネットワークモデルにより出力した映像タイプがニュース類であると仮定し、図4に示す第2のマッピング関係においてニュース類とマッチングするのが超高時効性であり、超高時効性の周期が2日間であり、このとき、第2の周期が2日間であると決定することができる。
ステップS204では、上記音声、上記字幕、上記人物及び上記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定する。
なお、本実現形態において、音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちのいずれか1項のキー単語を識別することにより、第3の周期を決定することができ、例えば、音声のキー単語のみを識別することにより、第3の周期を決定する。音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの任意の2つ又はそれ以上のキー単語を識別することにより、第3の周期を決定してもよく、例えば、音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析の全てのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定する。異なるキー単語が異なる周期に対応するため、識別したキー単語が複数である場合、複数の周期が得られ、複数の周期のうち期間が最も短いのを第3の周期とすることができる。
具体的には、まず、音声識別技術により音声を第1の文字情報に変換し、画像文字識別技術により字幕を第2の文字情報に変換し、続いて、人物、タイトルシンタックス分析、第1の文字情報及び第2の文字情報のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、少なくとも1つのキー単語を得て、続いて、識別した少なくとも1つのキー単語及び第3のマッピング関係に基づき、少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期を決定し、そのうち期間が最も短い周期を第3の周期として決定する。
以下、本実現形態について例を挙げて説明する。
図5は、第3のマッピング関係の模式図である。図5を参照すると、キー単語は、例えば、財政と経済、自動車、美食、ゲーム、旅行、バフェット、下落などを含むことができる。ステップS201で解析して配信待ち映像の音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析を得た後、音声識別技術により音声を第1の文字情報に変換し、画像文字識別技術により字幕を第2の文字情報に変換し、第1の文字情報を識別して得られたキー単語は財政と経済であると仮定し、第2の文字情報を識別して得られたキー単語は自動車であり、人物を識別して得られたキー単語はバフェットであり、タイトルシンタックス分析に対して識別したキー単語は下落である。第3のマッピング関係に基づき、財政と経済及び下落に対応する周期が2日間であり、自動車及びバフェットに対応する周期が3日間であると決定することができる。そうすれば、期間が最も短い周期、即ち2日間を第3の周期として決定することができる。
なお、上記の例は、音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析の全てにキー単語識別を行うことを例として、第3の周期の決定プロセスを説明したが、前述したように、そのうちの一つ又は複数を選択して第3の周期を決定してもよく、本願はこれに対して繰り返して説明しない。
ステップS205では、上記作者に基づき、第4の周期を決定する。
具体的には、上記配信待ち映像の作者、及び作者と周期の対応関係を特徴付ける第4のマッピング関係に基づき、上記第4の周期を決定する。
以下、本実現形態について例を挙げて説明する。
図6は、第1のマッピング関係の模式図である。図6を参照すると、作者は、例えば作者A、作者B、作者C及び作者Dを含むことができ、ステップS201で解析して配信待ち映像の作者を得た後、まず、当該作者が図6に示されるマッピング関係に含まれているか否かを判定し、含まれている場合、引き続き図6に示されるマッピング関係に基づき、対応する周期を決定し、配信待ち映像を解析して得られた作者が作者Aであるとすれば、図6を参照すると、作者Aに対応する周期が2日間であると決定することができ、そうすれば第4の周期は2日間である。
なお、図3~図6における時効性なしとは、配信待ち映像に時効要求がなく、どのくらいの期間内で配信されてもよいことを指す。
ステップS206では、上記第1の周期、上記第2の周期、上記第3の周期及び上記第4の周期のうち期間が最も短い周期を上記配信待ち映像の時効周期として決定する。
以下、例を挙げて説明する。
上記の例を参照すると、タイトルに対してテキスト分類を行うことにより決定した第1の周期は3日間であり、映像に対してニュース識別を行うことにより決定した第2の周期は2日間であり、音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより決定した第3の周期は2日間であり、作者に基づいて決定した第4の周期は2日間である。その中で、期間が最も短い周期は2日間であり、配信待ち映像の時効周期を2日間として決定することができる。
ステップS207では、上記配信待ち映像の初回リリース時間及び上記時効周期に基づき、上記配信待ち映像の時効終了時間を決定する。
ステップS207の実現形態は、上記実施例のステップS103を参照することができ、本願はここで繰り返して説明しない。
本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、異なる映像関連情報に基づいて対応する周期を決定することを実現可能な形態を提供し、複数の周期を決定した上で、当該複数の周期を参照して配信待ち映像の時効周期を最終的に決定し、単一の方式で最終的な時効周期を決定することで正確度が高くない問題が解決される。
図7は、本願により提供される映像配信時効の決定装置700の実施例の構造模式図である。図7に示すように、本実施例により提供される映像配信時効の決定装置700は、配信待ち映像を解析し、上記配信待ち映像の映像関連情報を得るための解析モジュール701と、上記映像関連情報に基づき、上記配信待ち映像に対応する有効期間を表すための上記配信待ち映像の時効周期を決定するための時効性ストラテジーモジュール702と、上記配信待ち映像の初回リリース時間及び上記時効周期に基づき、上記配信待ち映像の時効終了時間を決定するための時効性決定モジュール703と、を備える。
選択的に、上記映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含む。
選択的に、時効性ストラテジーモジュール702は、タイトルテキスト分類ユニット7021と、ニュース識別ユニット7022と、キー単語識別ユニット7023と、作者識別ユニット7024と、決定ユニット7025と、を含み、タイトルテキスト分類ユニット7021は、上記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定するために用いられ、ニュース識別ユニット7022は、上記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定するために用いられ、キー単語識別ユニット7023は、上記音声、上記字幕、上記人物及び上記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定するために用いられ、作者識別ユニット7024は、上記作者に基づき、第4の周期を決定するために用いられる。
決定ユニット7025は、上記第1の周期、上記第2の周期、上記第3の周期及び上記第4の周期のうち期間が最も短い周期を上記配信待ち映像の時効周期として決定するために用いられる。
選択的に、タイトルテキスト分類ユニット7021は、具体的に、迅速テキスト分類モデルにより上記タイトルを分類し、上記タイトルに対応するテキスト類別を得ることと、上記タイトルに対応するテキスト類別、及びテキスト類別と周期の対応関係を特徴付ける第1のマッピング関係に基づき、上記第1の周期を決定することと、に用いられる。
選択的に、ニュース識別ユニット7022は、具体的に、ニューラルネットワークモデルにより上記映像を識別し、上記映像に対応する映像タイプを得ることと、上記映像に対応する映像タイプ、及び映像タイプと周期の対応関係を特徴付ける第2のマッピング関係に基づき、上記第2の周期を決定することと、に用いられる。
選択的に、上記第2のマッピング関係における映像タイプは、ニュース類を含み、ニュース類映像に対応する周期は最も短い。
選択的に、キー単語識別ユニット7023は、具体的に、音声識別技術により上記音声を第1の文字情報に変換することと、画像文字識別技術により上記字幕を第2の文字情報に変換することと、上記人物、上記タイトルシンタックス分析、上記第1の文字情報及び上記第2の文字情報のうちの少なくとも1つのキー単語を識別し、少なくとも1つのキー単語を得ることと、上記少なくとも1つのキー単語及び第3のマッピング関係に基づき、上記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期を決定することと、上記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期のうち期間が最も短い周期を上記第3の周期として決定することと、に用いられる。
選択的に、作者識別ユニット7024は、具体的に、上記配信待ち映像の作者、及び作者と周期の対応関係を特徴付ける第4のマッピング関係に基づき、上記第4の周期を決定することに用いられる。
本実施例により提供される映像配信時効の決定装置は、上記のいずれか1つの方法の実施例における対応するステップを実行するために用いられることができ、その実現原理と技術効果は類似するため、ここで繰り返して説明しない。
本願の実施例によれば、本願は、さらに電子機器及び読み取り可能な記憶媒体を提供する。
図8に示すように、本願の実施例による映像配信時効の決定方法の電子機器のブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタルプロセス、セルラ電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の類似するコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、及びそれらの機能は単なる例であり、本明細書の説明及び/又は要求される本願の実施を制限することを意図したものではない。
図8に示すように、当該電子機器は、1つ又は複数のプロセッサ801と、メモリ802と、高速インタフェース及び低速インタフェースを含む各コンポーネントを接続するためのインタフェースと、を含む。各コンポーネントは、異なるバスで相互に接続され、共通のマザーボードに取り付けられるか、又は必要に応じて他の方式で取り付けることができる。プロセッサは、電子機器内で実行される命令を処理することができ、当該命令は、外部入力/出力装置(例えば、インタフェースに結合されたディスプレイデバイスなど)にGUIの図形情報をディスプレイするためにメモリ内又はメモリに記憶されている命令を含む。他の実施形態では、必要に応じて、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスを、複数のメモリと複数のメモリと一緒に使用することができる。同様に、複数の電子機器を接続することができ、各機器は、一部の必要な操作(例えば、サーバアレイ、1グループのブレードサーバ、又はマルチプロセッサシステムとする)を提供することができる。図8では、1つのプロセッサ801を例とする。
メモリ802は、本願により提供される非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。その中で、上記メモリには、上記少なくとも1つのプロセッサに本願により提供される映像配信時効の決定方法を実行させるように、上記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されている。本願の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータに本願により提供される映像配信時効の決定方法を実行させるためのコンピュータ命令が記憶されている。
メモリ802は、非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、本願の実施例における映像配信時効の決定方法に対応するプログラム命令/モジュール(例えば、図7に示される解析モジュール701、時効性ストラテジーモジュール702及び時効性決定モジュール703)のような、非一時的ソフトウェアプログラム、非一時的コンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを記憶するために用いられることができる。プロセッサ801は、メモリ802に記憶されている非一時的ソフトウェアプログラム、命令及びモジュールを実行することによって、サーバの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、即ち、上記の方法の実施例における映像配信時効の決定方法を実現する。
メモリ802は、ストレージプログラムエリアとストレージデータエリアとを含むことができ、その中で、ストレージプログラムエリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、ストレージデータエリアは、映像配信時効の決定方法を実現するための電子機器の使用によって作成されたデータなどを記憶することができる。また、メモリ802は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、非一時的メモリをさらに含むことができ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非一時的ソリッドステートストレージデバイスである。いくつかの実施例では、メモリ802は、プロセッサ801に対して遠隔に設定されたメモリを選択的に含むことができ、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して映像配信時効の決定方法を実現するための電子機器に接続されることができる。上記のネットワークの例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びその組み合わせを含むが、これらに限定されない。
映像配信時効の決定方法の電子機器は、入力装置803と出力装置804とをさらに含むことができる。プロセッサ801、メモリ802、入力装置803、及び出力装置804は、バス又は他の方式を介して接続することができ、図8では、バスを介して接続することを例とする。
入力装置803は、入力された数字又は文字情報を受信し、映像配信時効の決定方法を実現するための電子機器のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、ポインティングスティック、1つ又は複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置804は、ディスプレイデバイス、補助照明装置(例えば、LED)、及び触覚フィードバックデバイス(例えば、振動モータ)などを含むことができる。当該ディスプレイデバイスは、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、及びプラズマディスプレイを含むことができるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイスはタッチスクリーンであってもよい。
本明細書で説明されるシステムと技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施形態は、1つ又は複数のコンピュータプログラムで実施され、当該1つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラム可能なシステムで実行及び/又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、専用又は汎用のプログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも1つの入力装置、及び当該少なくとも1つの出力装置に伝送することができる。
これらのコンピューティングプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとも呼ばれる)は、プログラマブルプロセッサの機械命令を含み、高レベルのプロセス及び/又は対象指向プログラミング言語、及び/又はアセンブリ/機械言語でこれらのコンピューティングプログラムを実施することができる。本明細書に使用されるような、「機械読み取り可能な媒体」及び「コンピュータ読み取り可能な媒体」の用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意のコンピュータプログラム製品、機器、及び/又は装置(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指し、機械読み取り可能な信号である機械命令を受信する機械読み取り可能な媒体を含む。「機械読み取り可能な信号」の用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意の信号を指す。
ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータ上で、ここで説明されているシステム及び技術を実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、任意の形態(音響入力と、音声入力と、触覚入力とを含む)でユーザからの入力を受信することができる。
ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータであり、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施形態とインタラクションする)、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムで実施することができる。任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によってシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)と、ワイドエリアネットワーク(WAN)と、インターネットとを含む。
コンピュータシステムは、クライアントとサーバとを含むことができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、かつ互いにクライアント-サーバの関係を有するコンピュータプログラムによって、クライアントとサーバとの関係が生成される。
本願の実施例の技術案によれば、従来技術において時効性を手動で標記することに比べて、本願の実施例の技術案は装置により実行され、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
上記に示される様々な形態のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、又は削除ことができる。例えば、本願に記載されている各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次的に実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本願で開示されている技術案が所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定しない。
上記の発明を実施するための形態は、本願の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要件と他の要因に基づいて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び代替を行うことができる。本願の精神と原則内で行われる任意の修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。
関連出願の相互参照
本願は、2020年01月03日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号202010005825.8、発明の名称「映像配信時効の決定方法及び装置」の中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てが参照によって本願に組み込まれる。
本願は、データ処理分野における映像配信技術に関し、特に、映像配信時効の決定方法及び装置に関する。
情報ストリーム推薦システムは、ユーザに絶えず更新されるメディアリソースを提供するために用いられ、その中で、映像の割合が高く、映像に対する自発的なサーチと異なって、情報ストリーム推薦システムがユーザに推薦する映像は、ユーザに時代遅れの感じをさせない映像であるべきである。つまり、各映像は、その配信に適合する時効期間を有すべきであり、この時効期間が経った後、情報ストリーム推薦システムは、対応する映像の配信を停止すべきである。
従来技術では、手動方式で全ての映像の時効性を標記し、例えば、モデレータは、主観的な経験に基づいて、ある映像の時効性を高時効性と標記し、情報ストリーム推薦システムは、さらにこの高時効性に対応する期間内に当該映像を配信する。
しかしながら、手動標記の方式では主観的要因による干渉が顕著であり、異なるモデレータの同一の映像に対する標記結果が異なる可能性があり、標記品質が安定せず、かつ、映像の規模が巨大であり、手動標記の方式は効率が低い。
映像配信時効の決定方法及び装置を提供する。
第1の側面によれば、映像配信時効の決定方法を提供し、映像配信時効の決定装置に適用され、この方法は、配信待ち映像を解析し、前記配信待ち映像の映像関連情報を得ることと、前記映像関連情報に基づき、前記配信待ち映像に対応する有効期間を表すための前記配信待ち映像の時効周期を決定することと、前記配信待ち映像の初回リリース時間及び前記時効周期に基づき、前記配信待ち映像の時効終了時間を決定することと、を含む。
上記方法が装置により実行され、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
選択的に、前記映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含む。
選択的に、前記映像関連情報に基づき、前記配信待ち映像の時効周期を決定することは、前記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定することと、前記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定することと、前記音声、前記字幕、前記人物及び前記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定することと、前記作者に基づき、第4の周期を決定することと、前記第1の周期、前記第2の周期、前記第3の周期及び前記第4の周期のうち期間が最も短い周期を前記配信待ち映像の時効周期として決定することと、を含む。
映像関連情報における各情報がいずれも1つの有効期間に対応する可能性があるため、本願は、上記した4つの周期決定方式を提供し、それぞれこの4つの方式で対応する周期を決定した後、4つの周期を参照して配信待ち映像の時効周期を最終的に決定し、単一の方式で最終的な時効周期を決定することで正確度が高くない問題が解決される。
選択的に、前記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定することは、迅速テキスト分類モデルにより前記タイトルを分類し、前記タイトルに対応するテキスト類別を得ることと、前記タイトルに対応するテキスト類別、及びテキスト類別と周期の対応関係を特徴付ける第1のマッピング関係に基づき、前記第1の周期を決定することと、を含む。
選択的に、前記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定することは、ニューラルネットワークモデルにより前記映像を識別し、前記映像に対応する映像タイプを得ることと、前記映像に対応する映像タイプ、及び映像タイプと周期の対応関係を特徴付ける第2のマッピング関係に基づき、前記第2の周期を決定することと、を含む。
選択的に、前記第2のマッピング関係における映像タイプは、ニュース類を含み、ニュース類映像に対応する周期は最も短い。
選択的に、前記音声、前記字幕、前記人物及び前記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定することは、音声識別技術により前記音声を第1の文字情報に変換することと、画像文字識別技術により前記字幕を第2の文字情報に変換することと、前記人物、前記タイトルシンタックス分析、前記第1の文字情報及び前記第2の文字情報のうちの少なくとも1つのキー単語を識別し、少なくとも1つのキー単語を得ることと、前記少なくとも1つのキー単語及び第3のマッピング関係に基づき、前記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期を決定することと、前記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期のうち期間が最も短い周期を前記第3の周期として決定することと、を含む。
選択的に、前記作者に基づき、第4の周期を決定することは、前記配信待ち映像の作者、及び作者と周期の対応関係を特徴付ける第4のマッピング関係に基づき、前記第4の周期を決定することを含む。
第2の側面によれば、本願は、映像配信時効の決定装置を提供し、配信待ち映像を解析し、前記配信待ち映像の映像関連情報を得るための解析モジュールと、前記映像関連情報に基づき、前記配信待ち映像に対応する有効期間を表すための前記配信待ち映像の時効周期を決定するための時効性ストラテジーモジュールと、前記配信待ち映像の初回リリース時間及び前記時効周期に基づき、前記配信待ち映像の時効終了時間を決定するための時効性決定モジュールと、を備える。
選択的に、前記映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含む。
選択的に、前記時効性ストラテジーモジュールは、タイトルテキスト分類ユニットと、ニュース識別ユニットと、キー単語識別ユニットと、作者識別ユニットと、決定ユニットとを含み、前記タイトルテキスト分類ユニットは、前記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定するために用いられ、前記ニュース識別ユニットは、前記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定するために用いられ、前記キー単語識別ユニットは、前記音声、前記字幕、前記人物及び前記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定するために用いられ、前記作者識別ユニットは、前記作者に基づき、第4の周期を決定するために用いられる。
前記決定ユニットは、前記第1の周期、前記第2の周期、前記第3の周期及び前記第4の周期のうち期間が最も短い周期を前記配信待ち映像の時効周期として決定するために用いられる。
選択的に、前記タイトルテキスト分類ユニットは、具体的に、迅速テキスト分類モデルにより前記タイトルを分類し、前記タイトルに対応するテキスト類別を得ることと、前記タイトルに対応するテキスト類別、及びテキスト類別と周期の対応関係を特徴付ける第1のマッピング関係に基づき、前記第1の周期を決定することと、に用いられる。
選択的に、前記ニュース識別ユニットは、具体的に、ニューラルネットワークモデルにより前記映像を識別し、前記映像に対応する映像タイプを得ることと、前記映像に対応する映像タイプ、及び映像タイプと周期の対応関係を特徴付ける第2のマッピング関係に基づき、前記第2の周期を決定することと、に用いられる。
選択的に、前記第2のマッピング関係における映像タイプは、ニュース類を含み、ニュース類映像に対応する周期は最も短い。
選択的に、前記キー単語識別ユニットは、具体的に、音声識別技術により前記音声を第1の文字情報に変換することと、画像文字識別技術により前記字幕を第2の文字情報に変換することと、前記人物、前記タイトルシンタックス分析、前記第1の文字情報及び前記第2の文字情報のうちの少なくとも1つのキー単語を識別し、少なくとも1つのキー単語を得ることと、前記少なくとも1つのキー単語及び第3のマッピング関係に基づき、前記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期を決定することと、前記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期のうち期間が最も短い周期を前記第3の周期として決定することと、に用いられる。
選択的に、前記作者識別ユニットは、具体的に、前記配信待ち映像の作者、及び作者と周期の対応関係を特徴付ける第4のマッピング関係に基づき、前記第4の周期を決定するために用いられる。
第3の側面によれば、本願は、電子機器を提供し、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に接続されるメモリと、を備え、前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサが上記映像配信時効の決定方法を実行できるように、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行される。
第4の側面によれば、本願は、コンピュータ命令が記憶された非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、コンピュータに上記映像配信時効の決定方法を実行させるために用いられる。
第5の側面によれば、本願の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され、電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することによって、前記電子機器に上記映像配信時効の決定方法を実行させる。
本願により提供される映像配信時効の決定方法及び装置では、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
なお、この部分に記載されている内容は、本願の実施例の肝心な又は重要な特徴を特定することを意図しておらず、本願の範囲を限定するものでもない。本願の他の特徴は、以下の説明を通じて容易に理解される。
図面は、本技術案をよりよく理解するために使用され、本願を限定するものではない。
本願により提供される映像配信時効の決定方法の実施例1のフロー模式図である。
本願により提供される映像配信時効の決定方法の実施例2のフロー模式図である。
本願により提供される第1のマッピング関係の模式図である。
本願により提供される第2のマッピング関係の模式図である。
本願により提供される第3のマッピング関係の模式図である。
本願により提供される第4のマッピング関係の模式図である。
本願により提供される映像配信時効の決定装置の実施例の構造模式図である。
本願により提供される電子機器のブロック図である。
以下、図面を組み合わせて本願の例示的な実施例を説明するが、理解を容易にするためにその中には本願の実施例の様々な詳細事項が含まれており、それらは単なる例示的なものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本願の範囲及び精神から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができる。同様に、わかりやすくかつ簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造の説明を省略する。
情報ストリーム推薦システムがユーザに推薦した映像は、ユーザに時代遅れの感じをさせない映像であるべきであり、このような推薦効果を達成するために、従来技術では、手動方式で各映像に時効性標記を行い、情報ストリーム推薦システムは、さらに手動標記の時効性に基づいて映像の配信を完成し、例えば、モデレータは、主観的な経験に基づいて、ある映像の時効性を高時効性と標記し、情報ストリーム推薦システムは、さらにこの高時効性に対応する期間内に当該映像を配信する。
しかしながら、手動標記の方式では、以下の問題が存在する。主観的要因による干渉が顕著であり、異なるモデレータの同一の映像に対する標記結果が異なる可能性があり、標記品質が安定しない。柔軟性が低く、新しい映像リソースの導入と標記基準の変化によって、いずれも改めてモデレータに対してトレーニングする必要があり、大量の人的資源と物的資源が浪費される。映像規模が巨大であり、手動標記の方式は効率が低い。
従来技術における上記技術問題を考慮した上で、本願は、映像配信時効の決定方法及び装置を提供し、当該時効決定装置は、情報ストリーム推薦システムに集積されることができ、配信待ち映像を当該装置に入力した後、当該装置は、本願により提供される映像配信時効の決定方法を実行することにより、配信待ち映像の時効を決定し、当該時効を情報ストリーム推薦システムの映像配信用モジュールに伝達し、当該モジュールにより映像の配信を完成することができ、全プロセスで手動干渉を必要とせず、従来技術における上記技術問題を解決することができる。
以上に記載の時効決定装置を利用して本願により提供される時効決定方法を実行することで配信待ち映像の時効を決定するプロセスについての説明は、以下の通りである。時効決定装置は配信待ち映像を受信した後、解析して配信待ち映像の映像関連情報を得て、例えば、タイトル、作者、音声、映像と字幕などであり、これらの映像関連情報における各情報がいずれも1つの周期に対応する可能性があるため、これらの映像関連情報に基づき、複数の周期を決定することができ、続いて、そのうち期間が最も短い周期を配信待ち映像の時効周期とし、最後に、配信待ち映像の初回リリース時間と組み合わせて、配信待ち映像の時効終了時間を決定し、かつ、当該時効終了時間を映像配信用モジュールに伝達することで、当該モジュールが当該時効終了時間の前に上記配信待ち映像の配信を完成する。従来技術において時効性を手動で標記することに比べて、上記方法は装置により実行され、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
以下、具体的な実施例を参照しながら、本願により提供される映像配信時効の決定方法の実現形態について詳しく説明する。
実施例1
図1は、本願により提供される映像配信時効の決定方法の実施例1のフロー模式図である。本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、前述した時効決定装置により実行されることができる。図1に示すように、本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、以下のステップを含む。
ステップS101では、配信待ち映像を解析し、当該配信待ち映像の映像関連情報を得る。
選択的に、配信待ち映像の映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含むことができる。
1つの可能な実現形態において、ユーザが配信待ち映像を時効決定装置にアップロードした後、当該時効決定装置は、配信待ち映像のファイル名称を解析して配信待ち映像のタイトル及び作者を得て、配信待ち映像を解析して配信待ち映像の音声、字幕及び映像を得て、その中で、解析して得られた当該映像は、音声と字幕が付けられた配信待ち映像自体であってもよく、音声と字幕がないアニメーションクリップであってもよい。解析してタイトルを得た上で、自然言語処理(Natural Language Processing,NLPと略称する)を採用してタイトルを処理し、タイトルシンタックス分析を得て、解析して映像を得た上で、ニューラルネットワークを採用して映像における人物に対して顔識別を行い、人物を得る。
選択的に、タイトル、作者、人物及びタイトルシンタックス分析に対応するファイルフォーマットは、テキストフォーマットであり、例えば、.txt、.doc、.docx、.wpsなどである。音声に対応するファイルフォーマットは、オーディオフォーマットであり、例えば、MP3、MIDI、WMA、VQF、AMRなどである。字幕に対応するファイルフォーマットは、画像フォーマットであり、例えば、bmp、jpg、png、tif、gifなどである。映像に対応するファイルフォーマットは、映像フォーマットであり、例えば、wmv、asf、asxなどである。
映像を解析して上記種々の情報を得る解析原理は、従来技術を参照することができ、本願はここで繰り返して説明しない。
ステップS102では、上記映像関連情報に基づき、上記配信待ち映像に対応する有効期間を表すための上記配信待ち映像の時効周期を決定する。
1つの実現可能な形態において、ステップS101で解析して得られたタイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析における各情報に基づき、対応する周期を決定し、複数の周期を得た後、そのうち期間が最も短い周期をステップS102における配信待ち映像の時効周期とする事ができる。
具体的には、テキスト分類、ニュース識別、キー単語識別及び作者識別などの方法により上記各情報に対応する周期を決定することができる。
ステップS103では、上記配信待ち映像の初回リリース時間及び上記時効周期に基づき、上記配信待ち映像の時効終了時間を決定する。
なお、本ステップS103における初回リリース時間は、配信待ち映像を解析する時に得られてもよく、解析してタイトル、作者、人物などの情報を得た後に、これらの情報からサーチキーワードを抽出して、サーチエンジンで当該キーワードをサーチして問い合わせて得られてもよい。
以下、例を挙げて説明する。
配信待ち映像の初回リリース時間が2019年10月1日であり、ステップS102で決定して得られた配信待ち映像の時効周期が2日間である場合、時効終了時間は、初回リリース時間に2日間を足し、即ち、2019年10月3日となる。
本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、ユーザがアップロードした配信待ち映像を受信した後、当該配信待ち映像を解析し、配信待ち映像の映像関連情報を得て、続いて、当該映像関連情報に基づき、配信待ち映像の時効周期を決定し、最後に、配信待ち映像の初回リリース時間及び上記時効周期に基づき、配信待ち映像の時効終了時間を決定し、従来技術において時効性を手動で標記することに比べて、上記方法は装置により実行され、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
実施例2
図2は、本願により提供される映像配信時効の決定方法の実施例2のフロー模式図である。図2に示すように、本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、以下のステップを含む。
ステップS201では、配信待ち映像を解析し、上記配信待ち映像の映像関連情報を得る。
上記映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含む。ステップS201の実現形態は、実施例1を参照することができ、本願はここで繰り返して説明しない。
以下、ステップS202~ステップS205を通じて、異なる映像関連情報に対応する周期の決定プロセスを説明する。
ステップS202では、上記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定する。
具体的には、まず、迅速テキスト分類モデルにより上記タイトルを分類し、上記タイトルに対応するテキスト類別を得る。続いて、上記タイトルに対応するテキスト類別、及びテキスト類別と周期の対応関係を特徴付ける第1のマッピング関係に基づき、上記第1の周期を決定する。
以下、本実現形態について例を挙げて説明する。
図3は、第1のマッピング関係の模式図である。図3を参照すると、テキスト類別は、例えば、感情、軍事、政治、教育及び娯楽などを含むことができる。ステップS201で解析して配信待ち映像のタイトルを得た後、当該タイトルを迅速テキスト分類モデルに入力し、迅速テキスト分類モデルにより出力したテキスト類別が娯楽であると仮定し、図3に示す第1のマッピング関係において娯楽とマッチングするのが高時効性であり、高時効性の周期が3日間であり、このとき、第1の周期が3日間であると決定することができる。
ステップS203では、上記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定する。
具体的には、まず、ニューラルネットワークモデルにより上記映像を識別し、上記映像に対応する映像タイプを得る。続いて、上記映像に対応する映像タイプ、及び映像タイプと周期の対応関係を特徴付ける第2のマッピング関係に基づき、上記第2の周期を決定する。
以下、本実現形態について例を挙げて説明する。
図4は、第2のマッピング関係の模式図である。図4を参照すると、映像タイプは、例えば、バラエティー類、ニュース類、天気予報類及び映画・テレビドラマ類などを含むことができる。ステップS201で解析して配信待ち映像の映像を得た後、当該映像をニューラルネットワークモデルに入力し、ニューラルネットワークモデルにより出力した映像タイプがニュース類であると仮定し、図4に示す第2のマッピング関係においてニュース類とマッチングするのが超高時効性であり、超高時効性の周期が2日間であり、このとき、第2の周期が2日間であると決定することができる。
ステップS204では、上記音声、上記字幕、上記人物及び上記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定する。
なお、本実現形態において、音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちのいずれか1項のキー単語を識別することにより、第3の周期を決定することができ、例えば、音声のキー単語のみを識別することにより、第3の周期を決定する。音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの任意の2つ又はそれ以上のキー単語を識別することにより、第3の周期を決定してもよく、例えば、音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析の全てのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定する。異なるキー単語が異なる周期に対応するため、識別したキー単語が複数である場合、複数の周期が得られ、複数の周期のうち期間が最も短いのを第3の周期とすることができる。
具体的には、まず、音声識別技術により音声を第1の文字情報に変換し、画像文字識別技術により字幕を第2の文字情報に変換し、続いて、人物、タイトルシンタックス分析、第1の文字情報及び第2の文字情報のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、少なくとも1つのキー単語を得て、続いて、識別した少なくとも1つのキー単語及び第3のマッピング関係に基づき、少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期を決定し、そのうち期間が最も短い周期を第3の周期として決定する。
以下、本実現形態について例を挙げて説明する。
図5は、第3のマッピング関係の模式図である。図5を参照すると、キー単語は、例えば、財政と経済、自動車、美食、ゲーム、バフェット、下落などを含むことができる。ステップS201で解析して配信待ち映像の音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析を得た後、音声識別技術により音声を第1の文字情報に変換し、画像文字識別技術により字幕を第2の文字情報に変換し、第1の文字情報を識別して得られたキー単語は財政と経済であると仮定し、第2の文字情報を識別して得られたキー単語は自動車であり、人物を識別して得られたキー単語はバフェットであり、タイトルシンタックス分析に対して識別したキー単語は下落である。第3のマッピング関係に基づき、財政と経済及び下落に対応する周期が2日間であり、自動車及びバフェットに対応する周期が3日間であると決定することができる。そうすれば、期間が最も短い周期、即ち2日間を第3の周期として決定することができる。
なお、上記の例は、音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析の全てにキー単語識別を行うことを例として、第3の周期の決定プロセスを説明したが、前述したように、そのうちの一つ又は複数を選択して第3の周期を決定してもよく、本願はこれに対して繰り返して説明しない。
ステップS205では、上記作者に基づき、第4の周期を決定する。
具体的には、上記配信待ち映像の作者、及び作者と周期の対応関係を特徴付ける第4のマッピング関係に基づき、上記第4の周期を決定する。
以下、本実現形態について例を挙げて説明する。
図6は、第4のマッピング関係の模式図である。図6を参照すると、作者は、例えば作者A、作者B、作者C及び作者Dを含むことができ、ステップS201で解析して配信待ち映像の作者を得た後、まず、当該作者が図6に示されるマッピング関係に含まれているか否かを判定し、含まれている場合、引き続き図6に示されるマッピング関係に基づき、対応する周期を決定し、配信待ち映像を解析して得られた作者が作者Aであるとすれば、図6を参照すると、作者Aに対応する周期が2日間であると決定することができ、そうすれば第4の周期は2日間である。
なお、図3~図6における時効性なしとは、配信待ち映像に時効要求がなく、どのくらいの期間内で配信されてもよいことを指す。
ステップS206では、上記第1の周期、上記第2の周期、上記第3の周期及び上記第4の周期のうち期間が最も短い周期を上記配信待ち映像の時効周期として決定する。
以下、例を挙げて説明する。
上記の例を参照すると、タイトルに対してテキスト分類を行うことにより決定した第1の周期は3日間であり、映像に対してニュース識別を行うことにより決定した第2の周期は2日間であり、音声、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより決定した第3の周期は2日間であり、作者に基づいて決定した第4の周期は2日間である。その中で、期間が最も短い周期は2日間であり、配信待ち映像の時効周期を2日間として決定することができる。
ステップS207では、上記配信待ち映像の初回リリース時間及び上記時効周期に基づき、上記配信待ち映像の時効終了時間を決定する。
ステップS207の実現形態は、上記実施例のステップS103を参照することができ、本願はここで繰り返して説明しない。
本実施例により提供される映像配信時効の決定方法は、異なる映像関連情報に基づいて対応する周期を決定することを実現可能な形態を提供し、複数の周期を決定した上で、当該複数の周期を参照して配信待ち映像の時効周期を最終的に決定し、単一の方式で最終的な時効周期を決定することで正確度が高くない問題が解決される。
図7は、本願により提供される映像配信時効の決定装置700の実施例の構造模式図である。図7に示すように、本実施例により提供される映像配信時効の決定装置700は、配信待ち映像を解析し、上記配信待ち映像の映像関連情報を得るための解析モジュール701と、上記映像関連情報に基づき、上記配信待ち映像に対応する有効期間を表すための上記配信待ち映像の時効周期を決定するための時効性ストラテジーモジュール702と、上記配信待ち映像の初回リリース時間及び上記時効周期に基づき、上記配信待ち映像の時効終了時間を決定するための時効性決定モジュール703と、を備える。
選択的に、上記映像関連情報は、タイトル、作者、音声、映像、字幕、人物及びタイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つの情報を含む。
選択的に、時効性ストラテジーモジュール702は、タイトルテキスト分類ユニット7021と、ニュース識別ユニット7022と、キー単語識別ユニット7023と、作者識別ユニット7024と、決定ユニット7025と、を含み、タイトルテキスト分類ユニット7021は、上記タイトルに対してテキスト分類を行うことにより、第1の周期を決定するために用いられ、ニュース識別ユニット7022は、上記映像に対してニュース識別を行うことにより、第2の周期を決定するために用いられ、キー単語識別ユニット7023は、上記音声、上記字幕、上記人物及び上記タイトルシンタックス分析のうちの少なくとも1つのキー単語を識別することにより、第3の周期を決定するために用いられ、作者識別ユニット7024は、上記作者に基づき、第4の周期を決定するために用いられる。
決定ユニット7025は、上記第1の周期、上記第2の周期、上記第3の周期及び上記第4の周期のうち期間が最も短い周期を上記配信待ち映像の時効周期として決定するために用いられる。
選択的に、タイトルテキスト分類ユニット7021は、具体的に、迅速テキスト分類モデルにより上記タイトルを分類し、上記タイトルに対応するテキスト類別を得ることと、上記タイトルに対応するテキスト類別、及びテキスト類別と周期の対応関係を特徴付ける第1のマッピング関係に基づき、上記第1の周期を決定することと、に用いられる。
選択的に、ニュース識別ユニット7022は、具体的に、ニューラルネットワークモデルにより上記映像を識別し、上記映像に対応する映像タイプを得ることと、上記映像に対応する映像タイプ、及び映像タイプと周期の対応関係を特徴付ける第2のマッピング関係に基づき、上記第2の周期を決定することと、に用いられる。
選択的に、上記第2のマッピング関係における映像タイプは、ニュース類を含み、ニュース類映像に対応する周期は最も短い。
選択的に、キー単語識別ユニット7023は、具体的に、音声識別技術により上記音声を第1の文字情報に変換することと、画像文字識別技術により上記字幕を第2の文字情報に変換することと、上記人物、上記タイトルシンタックス分析、上記第1の文字情報及び上記第2の文字情報のうちの少なくとも1つのキー単語を識別し、少なくとも1つのキー単語を得ることと、上記少なくとも1つのキー単語及び第3のマッピング関係に基づき、上記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期を決定することと、上記少なくとも1つのキー単語のそれぞれに対応する周期のうち期間が最も短い周期を上記第3の周期として決定することと、に用いられる。
選択的に、作者識別ユニット7024は、具体的に、上記配信待ち映像の作者、及び作者と周期の対応関係を特徴付ける第4のマッピング関係に基づき、上記第4の周期を決定することに用いられる。
本実施例により提供される映像配信時効の決定装置は、上記のいずれか1つの方法の実施例における対応するステップを実行するために用いられることができ、その実現原理と技術効果は類似するため、ここで繰り返して説明しない。
本願の実施例によれば、本願は、さらに電子機器及び読み取り可能な記憶媒体を提供する。
図8に示すように、本願の実施例による映像配信時効の決定方法の電子機器のブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタルアシスタント、セルラ電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の類似するコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、及びそれらの機能は単なる例であり、本明細書の説明及び/又は要求される本願の実施を制限することを意図したものではない。
図8に示すように、当該電子機器は、1つ又は複数のプロセッサ801と、メモリ802と、高速インタフェース及び低速インタフェースを含む各コンポーネントを接続するためのインタフェースと、を含む。各コンポーネントは、異なるバスで相互に接続され、共通のマザーボードに取り付けられるか、又は必要に応じて他の方式で取り付けることができる。プロセッサは、電子機器内で実行される命令を処理することができ、当該命令は、外部入力/出力装置(例えば、インタフェースに結合されたディスプレイデバイスなど)にGUIの図形情報をディスプレイするためにメモリ内又はメモリに記憶されている命令を含む。他の実施形態では、必要に応じて、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスを、複数のメモリと一緒に使用することができる。同様に、複数の電子機器を接続することができ、各機器は、一部の必要な操作(例えば、サーバアレイ、1グループのブレードサーバ、又はマルチプロセッサシステムとする)を提供することができる。図8では、1つのプロセッサ801を例とする。
メモリ802は、本願により提供される非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。その中で、上記メモリには、上記少なくとも1つのプロセッサに本願により提供される映像配信時効の決定方法を実行させるように、上記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されている。本願の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータに本願により提供される映像配信時効の決定方法を実行させるためのコンピュータ命令が記憶されている。
メモリ802は、非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、本願の実施例における映像配信時効の決定方法に対応するプログラム命令/モジュール(例えば、図7に示される解析モジュール701、時効性ストラテジーモジュール702及び時効性決定モジュール703)のような、非一時的ソフトウェアプログラム、非一時的コンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを記憶するために用いられることができる。プロセッサ801は、メモリ802に記憶されている非一時的ソフトウェアプログラム、命令及びモジュールを実行することによって、サーバの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、即ち、上記の方法の実施例における映像配信時効の決定方法を実現する。
メモリ802は、ストレージプログラムエリアとストレージデータエリアとを含むことができ、その中で、ストレージプログラムエリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、ストレージデータエリアは、映像配信時効の決定方法を実現するための電子機器の使用によって作成されたデータなどを記憶することができる。また、メモリ802は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、非一時的メモリをさらに含むことができ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非一時的ソリッドステートストレージデバイスである。いくつかの実施例では、メモリ802は、プロセッサ801に対して遠隔に設定されたメモリを選択的に含むことができ、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して映像配信時効の決定方法を実現するための電子機器に接続されることができる。上記のネットワークの例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びその組み合わせを含むが、これらに限定されない。
映像配信時効の決定方法の電子機器は、入力装置803と出力装置804とをさらに含むことができる。プロセッサ801、メモリ802、入力装置803、及び出力装置804は、バス又は他の方式を介して接続することができ、図8では、バスを介して接続することを例とする。
入力装置803は、入力された数字又は文字情報を受信し、映像配信時効の決定方法を実現するための電子機器のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、ポインティングスティック、1つ又は複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置804は、ディスプレイデバイス、補助照明装置(例えば、LED)、及び触覚フィードバックデバイス(例えば、振動モータ)などを含むことができる。当該ディスプレイデバイスは、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、及びプラズマディスプレイを含むことができるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイスはタッチスクリーンであってもよい。
本願の実施例により、コンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され、電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取ることができ、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムを実行することによって、電子機器に上記実施例に記載の方法を実行させる。
本明細書で説明されるシステムと技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施形態は、1つ又は複数のコンピュータプログラムで実施され、当該1つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラム可能なシステムで実行及び/又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、専用又は汎用のプログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも1つの入力装置、及び当該少なくとも1つの出力装置に伝送することができる。
これらのコンピューティングプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとも呼ばれる)は、プログラマブルプロセッサの機械命令を含み、高レベルのプロセス及び/又は対象指向プログラミング言語、及び/又はアセンブリ/機械言語でこれらのコンピューティングプログラムを実施することができる。本明細書に使用されるような、「機械読み取り可能な媒体」及び「コンピュータ読み取り可能な媒体」の用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意のコンピュータプログラム製品、機器、及び/又は装置(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指し、機械読み取り可能な信号である機械命令を受信する機械読み取り可能な媒体を含む。「機械読み取り可能な信号」の用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意の信号を指す。
ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータ上で、ここで説明されているシステム及び技術を実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、任意の形態(音響入力と、音声入力と、触覚入力とを含む)でユーザからの入力を受信することができる。
ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバ)、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータであり、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施形態とインタラクションする)、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムで実施することができる。任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によってシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)と、ワイドエリアネットワーク(WAN)と、インターネットとを含む。
コンピュータシステムは、クライアントとサーバとを含むことができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、かつ互いにクライアント-サーバの関係を有するコンピュータプログラムによって、クライアントとサーバとの関係が生成される。
本願の実施例の技術案によれば、従来技術において時効性を手動で標記することに比べて、本願の実施例の技術案は装置により実行され、モデレータの時効性標記経験に頼らないため、モデレータの主観的要因によって干渉されず、標記品質が安定し、モデレータに対してトレーニングする必要もなく、人的資源と物的資源が節約されると同時に、映像時効の決定効率が高められる。
上記に示される様々な形態のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、又は削除ことができる。例えば、本願に記載されている各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次的に実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本願で開示されている技術案が所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定しない。
上記の発明を実施するための形態は、本願の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要件と他の要因に基づいて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び代替を行うことができる。本願の精神と原則内で行われる任意の修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。