JP2022510078A - レポートハンドオーバー方法、端末装置及びネットワークデバイス - Google Patents

レポートハンドオーバー方法、端末装置及びネットワークデバイス Download PDF

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Abstract

本発明は、レポートハンドオーバー方法、端末装置、ネットワークデバイス、チップ、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムを開示する。レポートハンドオーバー方法は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功すると第一指示情報を送信すること、及び/又は端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗すると第二指示情報を送信することを含む。第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。

Description

本発明は、情報処理技術分野に関し、さらに具体的に、レポートハンドオーバー方法、端末装置、ネットワークデバイス、チップ、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムに関する。
移動通信処理において、ハンドオーバー過程はハンドオーバーの失敗を伴う可能性がある。既存のハンドオーバーにおいて、端末装置は、ハンドオーバーコマンドを受信すると、ソースネットワークデバイスとのデータ送信を停止する。複数のハンドオーバーシナリオが存在する場合、例えば、端末装置は、少なくとも1つの基地局から再構成メッセージを受信し、ハンドオーバー中にソース基地局との接続を維持し、どのように端末装置を制御して、ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗又は成功したことを示す情報をソースネットワークデバイスに指示することは解決すべき問題である。
上記の技術的問題を解決するために、本発明の実施形態は、レポートハンドオーバー方法、端末装置、ネットワークデバイス、チップ、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムを提供する。
第一態様では、本発明の実施形態は、端末装置に適用される、レポートハンドオーバー方法を提供する。この方法は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功すると第一指示情報を送信すること、及び/又は端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗すると第二指示情報を送信することを含む。第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
第二態様において、本発明の実施形態は、ソースネットワークデバイスに適用される、レポートハンドオーバー方法を提供する。この方法は、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信することを含む。第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
第三態様において、本発明の実施形態は、ターゲットネットワークデバイスに適用される、レポートハンドオーバー方法を提供する。この方法は、第一指示情報及び/又は第二指示情報をネットワーク側に送信すること、又は、第一指示情報及び/又は第二指示情報をソースネットワークデバイスに送信することを含む。第一指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
第四態様において、本発明の実施形態は、端末装置を提供する。端末装置は、第一通信ユニットを含む。第一通信ユニットは、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功すると第一指示情報を送信する、及び/又は端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗すると第二指示情報を送信するために用いられる。第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
第五態様において、本発明の実施形態は、ソースネットワークデバイスを提供する。ソースネットワークデバイスは、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信するために用いられる第二通信ユニットを含む。第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
第六態様において、本発明の実施形態は、ターゲットネットワークデバイスを提供する。ターゲットネットワークデバイスは、第三通信ユニットを含む。第三通信ユニットは、第一指示情報及び/又は第二指示情報をネットワーク側に送信するか、又は、第一指示情報及び/又は第二指示情報をソースネットワークデバイスに送信するために用いられる。第一指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
第七態様において、本発明の実施形態は、端末装置を提供する。端末装置は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、コンピュータプログラムを格納するために用いられる。プロセッサは、メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、第一態様の方法又は各実施形態の方法を実行するために用いられる。
第八態様において、本発明の実施形態は、ネットワークデバイスを提供する。ネットワークデバイスは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、コンピュータプログラムを格納するために用いられる。プロセッサは、メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、第二態様の方法又は各実施形態の方法を実行するために用いられる。
第九態様において、本発明の実施形態は、第一態様~第二態様のうちのうちのいずれか1つの態様又は各実施形態の方法を実行するために用いられるチップを提供する。
具体的には、チップはプロセッサを含む。プロセッサは、メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、チップを含むデバイスに第一態様~第二態様のうちのいずれか1つの態様又は各実施形態の方法を実行させるために用いられる。
第十態様において、通本発明の実施形態は、コンピュータプログラムを格納するために用いられるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータプログラムは、コンピュータに第一態様~第二態様のうちのいずれか1つの態様又は各実施形態の方法を実行させる。
第十一態様において、本発明の実施形態は、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム命令は、コンピュータに第一態様~第二態様のうちのいずれか1つの態様又は各実施形態の方法を実行させる。
第十二態様において、コンピュータプログラムが提供され、コンピュータがコンピュータプログラムを実行すると、コンピュータに第一態様~第二態様のうちのいずれか1つの態様又は各実施形態の方法を実行させる。
本発明の実施形態の技術方案によって、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続を確立する場合、ソースネットワークデバイスに第一指示情報又は第二指示情報を送信して、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したか否かをソースネットワークデバイスに通知することにより、さまざまなシナリオでソースネットワークデバイスに指示情報を送信することができ、様々なハンドオーバーシナリオに適用できる。
図1は、本発明の実施形態に係わる通信システムアーキテクチャを示す概略図である。 図2は、本発明の実施形態に係わるレポートハンドオーバー方法のフローチャートであるである。 図3は、本発明の実施形態に係わるハンドオーバー処理シナリオを示す概略図である。 図4は、本発明の別の実施形態に係わるレポートハンドオーバー方法のフローチャートであるである。 図5は、本発明の実施形態に係わる端末装置の構造を示す概略図である。 図6は、本発明の実施形態に係わるネットワークデバイスの構造を示す概略図である。 図7は、本発明の実施形態に係わる通信デバイスの構造を示す概略図である。 図8は、本発明の実施形態に係わるチップの構造を示すブロック図である。 図9は、本発明の別の実施形態に係わる通信システムアーキテクチャを示す概略図である。 図10は、本発明の実施形態に係わるデュアル接続(DC)アーキテクチャのプロトコルスタックを示す概略図である。
以下、本出願の実施形態の図面を参照しながら本出願の実施形態の技術方案を詳細に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本願の一部の実施形態だけのものであり、全ての実施形態ではない。本明細書に記載された実施形態に基づいて、当業者が創造的な努力なしに得ることができるすべての別の実施形態は、皆本願の範囲に属する。
本出願の実施形態の技術方案は、様々な通信システム、例えば、GSM(Global System of Mobile communication)システム、CDMA(Code Division Multiple Access)システム、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)システム、GPRS(General Packet Radio Service)システム、LTE(Long Term Evolution)システム、LTE FDD(Frequency Division Duplex)システム、LTE TDD(Time Division Duplex)システム、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)システム、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システム又は5Gシステムなどに適用することができる。
例示的に、本出願の実施形態に係わる通信システム100は、図1に示されている。通信システム100は、ネットワークデバイス110を含むことができる。ネットワークデバイス110は、端末装置120(通信端末又は端末とも呼ばれる)と通信することができる。ネットワークデバイス110は、特定の地理的領域に通信カバレッジを提供し、且つこのカバレッジ領域内の端末装置と通信することができる。選択的に、ネットワークデバイス110は、GSMシステム又はCDMAシステムにおけるネットワークデバイス(Base Transceiver Station,BTS)であることができ、WCDMAシステムにおけるネットワークデバイス(NodeB,NB)であることもでき、さらにLTEシステムにおける進化的ネットワークデバイス(Evolutional Node B,eNB又はeNodeB)であることができ、又はクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network,CRAN)の無線コントローラであることができる。ネットワークデバイスは、モバイルスイッチセンター、リレーステーション、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、ハブ、スイッチ、ネットワークブリッジ、ルーター、5Gネットワークのネットワーク側デバイス、又は将来進化PLMN(Public Land Mobile Network)のネットワークデバイスであることができる。
通信システム100は、ネットワークデバイス110のカバレッジエリア内に位置する少なくとも1つの端末装置120をさらに含む。端末装置は、有線回線によって接続されるか及び/又は無線インタフェースを介して別の端末装置と通信信号を受信/送信するデバイス、及び/又はIoT(Internet of Things,IoT)デバイスであることができるが、これらに限定されるものではない。有線回線は、例えば、公衆交換電話網(public switched telephone network, PSTN)、デジタル加入者線(digital subscriber line, DSL)、デジタルケーブル、直接接続ケーブル、及び/又は他のデータ接続ライン又はネットワーク接続ラインであることができる。無線インターフェースは、例えば、セルラーネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network,WLAN)、デジタルビデオ放送ハンドヘルド(digital video broadcasting handheld,DVB-H)ネットワークのようなデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、振幅変調周波数変調(amplitude modulation-frequency modulation, AM-FM)放送送信機であることができる。無線インタフェースを介して通信するように構成された端末装置は、「無線通信端末」、「無線端末」、又は「移動端末」と呼ぶことができる。移動端末の例としては、衛星又はセルラー電話、パーソナル通信システム(personal communication system,PCS)端末(セルラー無線電話とデータ処理、ファックス及びデータ通信能力を組み合わせることができる)、パーソナルデジタルアシスタント(Persona Digital Assistant, PDA)(無線電話(radio telephone)、ページャ(pager)、インターネット/イントラネットアクセス(Internet/Intranet access)、ウェブブラウジング(web browsing)、ノートブック(notebook)、カレンダー(calendar)及び/又は全地球測位システム(global positioning system, GPS)受信機を備えることができる)、及び通常のラップトップ型及び/又はハンドヘルド受信機、又は無線電話トランシーバを備えた他の電子デバイスを備えるが、それに限定されるものではない。端末装置は、アクセス端末、ユーザー機器(UE)、ユーザーユニット、ユーザーステーション、モバイルステーション、移動局、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザー端末、端末、無線通信機器、ユーザーエージェント、又はユーザーデバイスを指すことができる。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話、WLL(Wireless Local Loop)ステーション、PDA、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、又はワイヤレスモデムに接続されている他の処理装置、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークの端末装置又は将来の進化のPLMN内の端末装置などであることができる。
選択的に、端末装置120の間は、D2D(Device to Device)通信を行うことができる。
選択的に、5Gシステム又は5Gネットワークは、新しい無線(new radio,NR)システム又はNRネットワークと呼ばれることができる。
図1は、1つのネットワークデバイス及び2つの端末装置を示している。選択的には、通信システム100は複数のネットワークデバイスを含むことができ、各ネットワークデバイスのカバレッジエリア内に他の数量の端末装置が存在することができ、本出願の実施形態はこれに対して限定しない。
選択的には、通信システム100は、ネットワークコントローラ、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity,MME)などのような他のネットワークエンティティをさらに含むことができ、本出願の実施形態はこれに対して限定しない。
本出願の実施形態において、ネットワーク/システムにおける通信機能を有する装置は、通信デバイスと呼ぶことができる。例えば、図1に示された通信システム100において、通信デバイスは、通信機能を有するネットワークデバイス110及び端末装置120を含むことができる。ネットワークデバイス110及び端末装置120は、上述した具体的なデバイスであることができ、ここでは繰り返さない。通信デバイスは、通信システム100内の他のデバイスをさらに含むことができ、例えば、ネットワークコントローラ、MMEなどの他のネットワークエンティティであり、本出願の実施形態はこれに対して限定しない。
本明細書の「システム」及び「ネットワーク」という用語は、本明細書では互いに替えて使用することができる。本明細書の「及び/又は」という用語は、ただ関連対象の関連関係を説明し、3つの関係が存在することができ、例えば、「A及び/又はB」は、「Aのみが存在する」、「AとBが同時に存在する」、「Bのみが存在する」との3つの状況を示すことができる。なお、本明細書の符号「/」は、通常、前後の関連対象が「又は」の関係を有することを示す。
本発明の実施形態の特徴及び技術内容を詳細に了解するために、以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。添付された図面は参照用であり、本発明の実施形態を限定するものではない。
第一実施例
図2は、本発明の実施形態に係わるレポートハンドオーバー方法を示す。この方法は、端末装置に適用され、以下の内容を含む。
ステップ201:端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功すると第一指示情報を送信すること、及び/又は端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗すると第二指示情報を送信することを含み、第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられ、第二指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
ステップ201において、第一指示情報及び/又は第二指示情報の送信は前後順番に制限されず、実際の情況に応じて調整することができる。
端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功することは、第一ターゲットネットワークデバイスへの端末装置のランダムアクセスが成功すること、又は端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成されることを含む。
換言すると、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへのランダムアクセスを開始するとき、ランダムアクセスが成功すると、端末装置は第一指示情報を送信する。あるいは、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスにアップリンクメッセージを送信し、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成されると、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したと判断する。
本実施形態によって提供される技術方案は、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスが端末装置用に構成されているシナリオに適用可能である。具体的には、ステップ201を実行する前に、本実施形態によって提供される方法は、さらに、ソースネットワークデバイスから送信するハンドオーバーコマンドを受信することを含む。ハンドオーバーコマンドは、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスに関する構成情報を含み、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスは第一ターゲットネットワークデバイスを含む。
ハンドオーバーコマンドは、ソースネットワークデバイスを介して端末装置に送信することができ、ソースネットワークデバイスは、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから対応するターゲットネットワークデバイスの情報を取得することができる。
ハンドオーバー及び情報取得が図3に示されている。図3に示されたように、ハンドオーバは、ハンドオーバ準備段階、ハンドオーバ実行段階及びハンドオーバ完了段階を含む。
ハンドオーバー準備段階は、図3のステップ1~6を含む。ソースネットワークデバイスは端末装置に測定制御を送信する。端末装置は複数のネットワークデバイス又はセルに対して測定を実行した後、端末装置はソースネットワークデバイスに測定レポートを送信する。ソースネットワークデバイスは、受信した測定レポートに基づいて(又は無線リソース管理(RRM)情報と組み合わせて)ハンドオーバー決定を行う。ソースネットワークデバイスはターゲットネットワークデバイスにハンドオーバー要求を送信して、ターゲットネットワークデバイスがハンドオーバーを実行することを準備するようにする。ターゲットネットワークデバイスは、ハンドオーバー要求に応じてハンドオーバー許可制御を実行する。ターゲットネットワークデバイスがハンドオーバーを実行することを決定すると、ターゲットネットワークデバイスはソースネットワークデバイスにハンドオーバー要求確認を送信する。
次に、ハンドオーバー実行段階は、図3のステップ7~11を含む。具体的に以下の内容を含む。ターゲットネットワークデバイスはRRC情報を生成し、RRC接続再構成情報をソースネットワークデバイスに送信し、ソースネットワークデバイスはRRC接続再構成情報を端末装置に送信する。端末装置は、RRC接続再構成情報を受信すると、RRC接続再構成情報に基づいてハンドオーバー処理を実行する。次に、ソースネットワークデバイスはターゲットネットワークデバイスにSN状態変換(SN status transition)を送信する。端末装置はターゲットネットワークデバイスと同期し、ターゲットネットワークデバイスからアップリンク(UL)割り当てメッセージを受信し、ターゲットネットワークデバイスにRRC接続再構成完了メッセージを送信する。
最後に、ハンドオーバー完了段階に入り、図3のステップ12~18を含む。具体的に以下の内容を含む。ターゲットネットワークデバイスはMMEにパス切替要求を送信して、端末装置がセル変更を実行することをMMEに通知する。MMEはサービスゲートウェイにベアラ調整要求を送信し、サービスゲートウェイはダウンリンクパス切替処理を実行する。サービスゲートウェイは処理を完了してからMMEにベアラ調整完了メッセージを送信し、MMEはターゲットネットワークデバイスにパス切替要求の確認メッセージを送信する。ターゲットネットワークデバイスは、ソースネットワークデバイスに端末装置のコンテキスト釈放を通知し、ソースネットワークデバイスはリソースを釈放する。
端末装置は、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスからハンドオーバーコマンドを受信すると、ハンドオーバーコマンドに基づいて、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第一ターゲットネットワークデバイスを選択してから、第一ターゲットネットワークデバイスへの接続を開始することができる。
具体的には、第一指示情報は、さらに、接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含む。第一ターゲットネットワークデバイスと少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる。
換言すると、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスの接続確立が成功すると、ソースネットワークデバイスに第一ターゲットネットワークデバイスのIDを送信する。
今回のハンドオーバー過程において、端末装置は、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する前に、第四ネットワークデバイス又は第五ネットワークデバイスなどの他のターゲットネットワークデバイスとの接続を確立しようとすることができる。 端末装置と他のターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した場合、端末装置は他のターゲットネットワークデバイスのIDを記録する。端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスのIDを他のターゲットネットワークデバイスのIDと一緒にソースネットワークデバイスに送信する。
本実施形態は、さらに別の処理シナリオを提供することができ、接続確立が失敗するたびに、端末装置はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。この場合、端末装置は、第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、第一指示情報に接続確立に成功した第一ターゲットネットワークデバイスのIDのみを携帯して、第一指示情報をソースネットワークデバイスに送信することができ、あるいは、端末装置は、第一指示情報に第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した他のターゲットネットワークデバイスのIDを携帯して、第一指示情報をソースネットワークデバイスに送信することができる。
第二指示情報は、さらに、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由及び/又は第一ターゲットネットワークデバイスのIDを含む。
第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由は、T304が期間切れになるか、T307が期間切れになるか、ランダムアクセスが再送信の最大回数に達するか、又はその他のハンドオーバーを招く理由を含むことができる。
T304及びT307は、プリセットタイマーである。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T304タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報は移動制御情報を含む。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T307タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報はSCG移動制御情報を含む。ハンドオーバーが成功すると、T304タイマーは停止する。PSCellへの端末装置のランダムアクセスが成功すると、T307タイマーは停止する。T304、T307が期間切れになると、ハンドオーバーは失敗したと見なされ、RRC再接続又はその他の情報通知などの対応する処理を実行し、ここでは詳しく説明しない。
ランダムアクセスの再送信の最大数は、実際の状況によって設定することができ、例えば、10回、又は10回より多いか又は少ないことができ、これに対して特に限定しない。
本実施形態において、第二指示情報を送信する場合、即ち端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、直接に端末装置用に構成された少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから新しいターゲットネットワークデバイスを選択することができ、例えば、直接に少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第二ターゲットネットワークデバイスを選択し、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続を試みる。この時、第二ターゲットネットワークデバイスを新しい第一ターゲットネットワークデバイスとして、本実施形態の上記の操作を繰り返すことができる。実際の状況によってターゲットネットワークデバイスの再選択回数の閾値を設定することができ、例えば、五回又は他の回数である。ターゲットネットワークデバイスの再選択回数が再選択回数の閾値に達すると、ハンドオーバーが失敗したと判断することができ、その後、RRC接続の再確立、アイドル状態などの他の状態に戻る操作を実行することができ、ここでは詳しく説明しない。
本実施形態によって提供される技術方案は、1つのターゲットネットワークデバイスが端末装置用に構成され、端末装置がソースネットワークデバイスに接続されたままであるシナリオにも適用可能である。この技術方案と上述した技術方案の区別は、第二指示情報は端末装置がハンドオーバーを行うための第二ターゲットネットワークデバイスを選択するようにソースネットワークデバイスに指示する情報をさらに含む。
つまり、ソースネットワークデバイスは端末装置のために複数のターゲットネットワークデバイスから第二ターゲットネットワークデバイスを再選択することができ、その結果、端末装置は第二ターゲットネットワークデバイスへのアクセスを開始することができる。この時、第二ターゲットネットワークデバイスを新しい第一ターゲットネットワークデバイスとして、上記の操作を繰り返すことができ、ここでは詳しく説明しない。第二ターゲットネットワークデバイスと第一ターゲットネットワークデバイスは異なる。さらに、ソースネットワークデバイスは再選択回数を制御することができ、具体的には、ソースネットワークデバイスは、予め設定された再選択回数閾値に基づいて再選択回数を制御することができ、例えば、実際の状況によって閾値は8回に設定されることができ、これに対して限定しない。
上記の説明に基づいて、本実施形態において、第一指示情報又は第二指示情報は、さらに端末装置の接続状態を含む。
端末装置の接続状態は、ソースネットワークデバイスとの接続状態、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続状態、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続状態のうちの少なくとも1つを含む。第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスは、端末装置がハンドオーバーを行うためのターゲットネットワークデバイスである。あるいは、第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスはセカンダリノード(secondary node,SN)であり、ソースネットワークデバイスはマスターノード(master node,MN)である。LTEシステムにおいて、SNはセカンダリセルグループ(secondary cell group,SCG)と呼ばれ、NRシステムではSNと呼ばれ、SCGとSNは同じ概念を指し、つまり、SNはデュアルコネクティビティ(dual connectivity,DC)シナリオのセカンドサービスネットワークデバイスである。
具体的には、端末装置の接続状態は、以下の内容のうちの1つを含む:端末装置は、ソースネットワークデバイスとの接続を維持し、ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗する;端末装置は、ソースネットワークデバイスから切断され、ターゲットネットワークデバイスに正常に接続される;端末装置がSCGへの接続に失敗し、SCG接続の変更が失敗する。もちろん、他のシナリオが存在する可能性があり、例えば、複数のSCGが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのSCGへの接続に失敗する;複数のターゲットセルが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのターゲットセルの接続に失敗する。他の適用可能なシナリオが存在する可能性があり、本実施形態は詳しく説明しない。
以下、第一指示情報及び第二指示情報を送信する方法を説明する。
無線リソース制御(radio resource control,RRC)シグナリングを介してソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信するか、又は非アクセス層(non-access stratum,NAS)シグナリングを介してネットワーク側に第一指示情報を送信する。
RRCシグナリングを介してソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信するか、又はNASシグナリングを介してネットワーク側に第二指示情報を送信する。
第一指示情報及び/又は第二指示情報は、ソースネットワークデバイスに送信することができ、又はネットワーク側(E-UTRAなど)に送信することができる。第一指示情報及び/又は第二指示情報は、ネットワーク側に送信された後、ネットワークの相互接続を介して、ソースネットワークデバイスに保存され得ることが理解され得る。
第一指示情報を送信することは、以下の内容のうちの1つを含む:直接にソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信する;第一ターゲットネットワークデバイスを介してソースネットワークデバイスに第一指示情報を転送する;ネットワーク側に第一指示情報を送信する。
第二指示情報を送信することは、以下の内容のうちの1つを含む:直接にソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信する;ネットワーク側に第二指示情報を送信する。
即ち、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、端末装置は直接にソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信して、接続の成功を通知することができる。又は、第一ターゲットネットワークデバイスからソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信することができる。又は、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに第一指示情報を送信してから、第一ターゲットネットワークデバイスによってソースネットワークデバイスに第一指示情報を転送することができる。又は、E-UTRAなどのネットワーク側に第一指示情報を送信することもできる。端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに第一指示情報を送信してから、第一ターゲットネットワークデバイスはソースネットワークデバイス及び/又はネットワーク側に第一指示情報を送信する。
端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗した場合、端末装置は直接にソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗したことを通知することができるか、又は端末装置はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。あるいは、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗した場合、第一ターゲットネットワークデバイスからソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信することもできる。この場合、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間に接続が確立されていないので、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスに第二指示情報を送信することができない。
第一指示情報及び/又は第二指示情報は、ハンドオーバ中に取得した測定情報をさらに含むことができる。ネットワーク側又はソース基地局は、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信した後、その後のネットワーク最適化のために測定情報を使用することができる。ハンドオーバーに失敗した時に取得した第二指示情報の測定情報は、その後のネットワーク最適化のためにネットワーク側で使用することができる。
本実施形態によって提供される別のシナリオは、二重接続(DC)アーキテクチャにおけるハンドオーバー処理である。端末装置がソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーするとき、ソース基地局は、第一ターゲットネットワークデバイスをソースネットワークデバイスのSNとして追加することができる。図10は、DCアーキテクチャにおけるマスターセルグループ(Master Cell Group,MCG)ベアラ及びMCGスプリットベアラ(MCG split bearer)のプロトコルスタックを示す概略図である。図10に示されたように、サービングセルは端末装置のMNのプロトコルスタックと見なすことができ、ターゲットセルは第一ターゲットネットワークデバイスのプロトコルスタック、即ちSNのプロトコルスタックと見なすことができる。
端末装置は、現在、MNに接続されている場合、端末装置がハンドオーバーを行うとき、端末装置はソースネットワークデバイスのSNをMNとする。ソースネットワークデバイスのSNは第一ターゲットネットワークデバイスであり、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する。
端末装置は、ハンドオーバーコマンドを受信すると、ハンドオーバーを行うことができ、ソースネットワークデバイスのSN、即ち第一ターゲットネットワークデバイスを直接にMNに切り替えて、ゼロ遅延ハンドオーバーを達成する。ソースネットワークデバイスのSNをMNとする場合、ソースネットワークデバイスを第一ターゲットネットワークデバイスのSNとすることができる。
即ち、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスにハンドオーバーした場合、第一ターゲットネットワークデバイスはMNとして機能し、ソースネットワークデバイスは第一ターゲットネットワークデバイスのSNとして機能する。
この場合、SNがMNへの切り替えに失敗した場合、即ち第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、RRC接続再確立をトリガーすることができる。具体的には、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立に失敗すると(MCGのベアラ失敗、例えば、MCGベアラによって載せるデータのRLC ARQ(automatic retransmission request)が予め設定された再送信回数の閾値に達する)、RRC接続再確立をトリガーすることができる。
あるいは、SNがMNへの切り替えに失敗した場合、即ち第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、第二指示情報を送信することができる。
第二指示情報は直接にソースネットワークデバイスに送信されるか、又はネットワーク側に送信されることができる。DCアーキテクチャでは、ソースネットワークデバイスはハンドオーバー前のMNであると理解することができる。
第二指示情報の送信をトリガーするトリガー条件は以下の内容のうちの1つを含むことができる:セカンダリセルグループ(Secondary Cell Group,SCG)の失敗;MCGスプリットベアラ(MCG split bearer)によって載せるデータのARQが予め設定された再送信回数の閾値を超える;SCGスプリットベアラ(SCG split bearer)によって載せるデータのARQが予め設定された再送信回数の閾値を超える。
第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を開始するとき、端末装置はソースネットワークデバイスとの接続を保持することもできる。例えば、端末装置はソースネットワークデバイスに関連された第一プロトコルスタック及び第一関連キーを保持し、且つ第一ターゲットネットワークデバイスに関連された第二プロトコルスタック及び第二関連キーを維持する。第一関連キーと第二関連キーとは異なる。第二関連キーは第一関連キーから生成することができる。
第一プロトコルスタックと第二プロトコルスタックは、同じでもよく、異なってよく、少なくとも部分的に異なってもよい。例えば、5Gシステムの場合、端末装置とソースネットワークデバイスとの間、及び端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間では、異なるサービスデータ適応プロトコル(service data adaption protocol,SDAP)、異なるパケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol,PDCP)、異なる無線リンク制御(radio link control,RLC)プロトコル、異なるメディアアクセス制御(media access control,MAC)エンティティ、異なる下位層(low layer)エンティティを維持することができる。4Gシステムの場合、端末装置とソースネットワークデバイスとの間、及び端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間では、異なるパケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol,PDCP)、異なる無線リンク制御(radio link control,RLC)プロトコル、異なるメディアアクセス制御(media access control,MAC)エンティティ、異なる下位層(low layer)エンティティを維持することができる。さらに、本実施例によって提供される技術方案において、異なるキーを使用することを確保するために、第一プロトコルスタックのPDCPと第二プロトコルスタックのPDCPはきっと異なる。第一プロトコルスタック及び第二プロトコルスタックにおいて、SDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層のうちの少なくとも1つは、同じでもよく、異なってもよい。他の実施例では、第一プロトコルスタック及び第二プロトコルスタックは、SDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層のうちの少なくとも1つを共有することができるか、又は別々にSDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層を有することができる。
上記の技術方案によって、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する場合、ソースネットワークデバイスに第一指示情報及び/又は第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したか否かをソースネットワークデバイスに通知することができ、従って異なるハンドオーバーシナリオでソースネットワークデバイスに指示情報を送信することができ、様々なハンドオーバーシナリオに適用できる。
第二実施例
図4は、本発明の実施形態に係わるレポートハンドオーバー方法を示す。この方法は、ソースネットワークデバイスに適用され、以下の内容を含む。
ステップ401:第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信し、第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられ、第二指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功することは、第一ターゲットネットワークデバイスへの端末装置のランダムアクセスが成功すること、又は端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成されることを含む。
換言すると、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへのランダムアクセスを開始するとき、ランダムアクセスが成功すると、端末装置は第一指示情報を送信する。あるいは、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスにアップリンクメッセージを送信し、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成されると、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したと判断する。
この方法は、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信する前に、端末装置にハンドオーバコマンドを送信することをさらに含む。ハンドオーバーコマンドは、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスに関する構成情報を含み、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスは第一ターゲットネットワークデバイスを含む。
ソースネットワークデバイスは、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから対応するターゲットネットワークデバイスの情報を取得することができる。ハンドオーバー及び情報取得が図3に示されている。図3に示されたように、ハンドオーバは、ハンドオーバ準備段階、ハンドオーバ実行段階及びハンドオーバ完了段階を含む。
ハンドオーバー準備段階は、図3のステップ1~6を含む。ソースネットワークデバイスは端末装置に測定制御を送信する。端末装置は複数のネットワークデバイス又はセルに対して測定を実行した後、端末装置はソースネットワークデバイスに測定レポートを送信する。ソースネットワークデバイスは、受信した測定レポートに基づいて(又は無線リソース管理(RRM)情報と組み合わせて)ハンドオーバー決定を行う。ソースネットワークデバイスはターゲットネットワークデバイスにハンドオーバー要求を送信して、ターゲットネットワークデバイスがハンドオーバーを実行することを準備するようにする。ターゲットネットワークデバイスは、ハンドオーバー要求に応じてハンドオーバー許可制御を実行する。ターゲットネットワークデバイスがハンドオーバーを実行することを決定すると、ターゲットネットワークデバイスはソースネットワークデバイスにハンドオーバー要求確認を送信する。
次に、ハンドオーバー実行段階は、図3のステップ7~11を含む。具体的に以下の内容を含む。ターゲットネットワークデバイスはRRC情報を生成し、RRC接続再構成情報をソースネットワークデバイスに送信し、ソースネットワークデバイスはRRC接続再構成情報を端末装置に送信する。端末装置は、RRC接続再構成情報を受信すると、RRC接続再構成情報に基づいてハンドオーバー処理を実行する。次に、ソースネットワークデバイスはターゲットネットワークデバイスにSN状態変換(SN status transition)を送信する。端末装置はターゲットネットワークデバイスと同期し、ターゲットネットワークデバイスからアップリンク(UL)割り当てを受信し、ターゲットネットワークデバイスにRRC接続再構成完了メッセージを送信する。
最後に、ハンドオーバー完了段階に入り、図3のステップ12~18を含む。具体的に以下の内容を含む。ターゲットネットワークデバイスはMMEにパス切替要求を送信して、端末装置がセル変更を実行することをMMEに通知する。MMEはサービスゲートウェイにベアラ調整要求を送信し、サービスゲートウェイはダウンリンクパス切替処理を実行する。サービスゲートウェイは処理を完了してからMMEにベアラ調整完了メッセージを送信し、MMEはターゲットネットワークデバイスにパス切替要求の確認メッセージを送信する。ターゲットネットワークデバイスは、ソースネットワークデバイスに端末装置のコンテキスト釈放を通知し、ソースネットワークデバイスはリソースを釈放する。
端末装置は、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスのハンドオーバーコマンドを受信すると、ハンドオーバーコマンドに基づいて、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第一ターゲットネットワークデバイスを選択してから、第一ターゲットネットワークデバイスへの接続を開始することができる。
具体的には、第一指示情報は、さらに、接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含む。第一ターゲットネットワークデバイスと少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる。
換言すると、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が成功した場合、ソースネットワークデバイスに第一ターゲットネットワークデバイスのIDを送信する。
今回のハンドオーバー過程において、端末装置は、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する前に、第四ネットワークデバイス又は第五ネットワークデバイスなどの他のターゲットネットワークデバイスとの接続を確立しようとすることができる。 端末装置と他のターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した場合、端末装置は他のターゲットネットワークデバイスのIDを記録する。端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスのIDを他のターゲットネットワークデバイスのIDと一緒にソースネットワークデバイスに送信する。
本実施形態は、さらに別の処理シナリオを提供することができ、接続確立が失敗するたびに、端末装置はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。この場合、端末装置は、第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、第一指示情報に接続確立に成功した第一ターゲットネットワークデバイスのIDのみをキャリーして、第一指示情報をソースネットワークデバイスに送信することができ、あるいは、端末装置は、第一指示情報に第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した他のターゲットネットワークデバイスのIDをキャリーして、第一指示情報をソースネットワークデバイスに送信することができる。
第二指示情報は、さらに、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由及び第一ターゲットネットワークデバイスのIDのうちの少なくとも1つを含む。
第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由は、T304が期間切れになるか、T307が期間切れになるか、ランダムアクセスが再送信の最大数に達するか、又はその他のハンドオーバーを招く理由を含むことができる。
T304及びT307は、プリセットタイマーである。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T304タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報は移動制御情報を含む。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T307タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報はSCG移動制御情報を含む。ハンドオーバーが成功すると、T304タイマーは停止する。PSCellへの端末装置のランダムアクセスが成功すると、T307タイマーは停止する。T304、T307が期間切れになると、ハンドオーバーは失敗したと見なされ、RRC再接続又はその他の情報通知などの対応する処理を実行し、ここでは詳しく説明しない。
ランダムアクセスの再送信の最大数は、実際の状況によって設定することができ、例えば、10回、又は10回より多いか又は少ないことができ、これに対して特に限定しない。
本実施形態において、第二指示情報を送信する場合、即ち第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、直接に端末装置用に構成された少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから新しいターゲットネットワークデバイスを選択することができ、例えば、直接に少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第二ターゲットネットワークデバイスを選択してから、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続を試みる。この時、第二ターゲットネットワークデバイスを新しい第一ターゲットネットワークデバイスとして、本実施形態の上記の操作を繰り返すことができる。実際の状況によってターゲットネットワークデバイスの再選択回数の閾値を設定することができ、例えば、五回又は他の回数である。ターゲットネットワークデバイスの再選択回数が再選択回数の閾値に達すると、ハンドオーバーが失敗したと判断することができ、その後、RRC接続の再確立、アイドル状態などの他の状態に戻る操作を実行することができ、ここでは詳しく説明しない。
本実施形態によって提供される技術方案は、1つのターゲットネットワークデバイスが端末装置用に構成され、端末装置がソースネットワークデバイスに接続されたままであるシナリオにも適用可能である。この技術方案と上述した技術方案の区別は、第二指示情報は端末装置がハンドオーバーを行うための第二ターゲットネットワークデバイスを選択するようにソースネットワークデバイスに指示する情報をさらに含む。この時、この方法は、さらに以下の内容を含み、即ち第二指示情報を受信した後、第二指示情報に基づいて少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第二ターゲットネットワークデバイスを選択し、その選択結果を端末装置に送信する。
つまり、ソースネットワークデバイスは複数のターゲットネットワークデバイスから端末装置用の第二ターゲットネットワークデバイスを選択することができ、その結果、端末装置は第二ターゲットネットワークデバイスへのアクセスを開始することができる。この時、第二ターゲットネットワークデバイスを新しい第一ターゲットネットワークデバイスとして、上記の操作を繰り返すことができ、ここでは詳しく説明しない。第二ターゲットネットワークデバイスと第一ターゲットネットワークデバイスは異なる。さらに、ソースネットワークデバイスは再選択回数を制御することができ、具体的には、ソースネットワークデバイスは、予め設定された再選択回数閾値に基づいて再選択回数を制御することができ、例えば、実際の状況によって閾値は8回に設定されることができ、これに対して限定しない。
上記の説明に基づいて、本実施形態において、第一指示情報又は第二指示情報は、さらに端末装置の接続状態を含む。
端末装置の接続状態は、ソースネットワークデバイスとの接続状態、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続状態、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続状態のうちの少なくとも1つを含む。第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスは、端末装置がハンドオーバーを行うためのターゲットネットワークデバイスである。あるいは、第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスはセカンダリノード(secondary node,SN)であり、ソースネットワークデバイスはマスターノード(master node,MN)である。LTEシステムにおいて、SNはセカンダリセルグループ(secondary cell group,SCG)と呼ばれ、NRシステムではSNと呼ばれ、SCGとSNは同じ概念を指し、つまり、SNはデュアルコネクティビティ(dual connectivity,DC)シナリオのセカンドサービスネットワークデバイスである。
具体的には、端末装置の接続状態は、以下の内容のうちの1つを含む:端末装置は、ソースネットワークデバイスとの接続を維持し、ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗する;端末装置は、ソースネットワークデバイスから切断され、ターゲットネットワークデバイスに正常に接続される;端末装置がSCGへの接続に失敗し、SCG接続の変更が失敗する。もちろん、他のシナリオが存在する可能性があり、例えば、複数のSCGが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのSCGへの接続に失敗する;複数のターゲットセルが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのターゲットセルの接続に失敗する。他の適用可能なシナリオが存在する可能性があり、本実施形態は詳しく説明しない。
以下、第一指示情報及び第二指示情報を受信する方法を説明する。
具体的には、無線リソース制御(radio resource control,RRC)シグナリングを介して第一指示情報を受信するか、又は非アクセス層(non-access stratum,NAS)シグナリングを介してネットワーク側からの第一指示情報を受信する。
RRCシグナリングを介して第二指示情報を受信するか、又はNASシグナリングを介してネットワーク側からの第二指示情報を受信する。
第一指示情報を受信することは、以下の内容のうちの1つを含む:端末装置が直接にソースネットワークデバイスに送信する第一指示情報を受信する;第一ターゲットネットワークデバイスを介してソースネットワークデバイスに転送する第一指示情報を受信する;ネットワーク側から第一指示情報を取得する。
第二指示情報を受信することは、以下の内容のうちの1つを含む:端末装置が直接にソースネットワークデバイスに送信する第二指示情報を受信する;第一ターゲットネットワークデバイスから送信する第二指示情報を受信する;ネットワーク側から第二指示情報を取得する。
即ち、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、端末装置は直接にソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信して、接続の成功を通知することができる。又は、第一ターゲットネットワークデバイスからソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信することができる。又は、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに第一指示情報を送信してから、第一ターゲットネットワークデバイスによってソースネットワークデバイスに第一指示情報を転送することができる。又は、E-UTRAなどのネットワーク側に第一指示情報を送信することもできる。
端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗した場合、端末装置は直接にソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗したことを通知することができるか、又は端末装置はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。あるいは、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗した場合、第一ターゲットネットワークデバイスからソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信することもできる。この場合、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間に接続が確立されていないので、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスに第二指示情報を送信することができない。
ソースネットワークデバイスは、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信した後、第一指示情報及び/又は第二指示情報をネットワーク側に送信することができる。その送信方式は、NASシグナリングを介して送信することができ、ここでは具体的に説明しない。
第一指示情報及び/又は第二指示情報は、ハンドオーバ中に取得した測定情報をさらに含むことができる。ネットワーク側又はソース基地局は、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信した後、その後のネットワーク最適化のために測定情報を使用することができる。ハンドオーバーに失敗した時に取得した第二指示情報の測定情報は、その後のネットワーク最適化のためにネットワーク側で使用することができる。
本実施形態によって提供される別のシナリオは、二重接続(DC)アーキテクチャにおけるハンドオーバー処理である。端末装置がソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーするとき、ソース基地局は、第一ターゲットネットワークデバイスをソースネットワークデバイスのSNとして追加することができる。図10は、DCアーキテクチャにおけるマスターセルグループ(Master Cell Group,MCG)ベアラ及びMCGスプリットベアラ(MCG split bearer)のプロトコルスタックを示す概略図である。図10に示されたように、サービングセルは端末装置のMNのプロトコルスタックと見なすことができ、ターゲットセルは第一ターゲットネットワークデバイスのプロトコルスタック、即ちSNのプロトコルスタックと見なすことができる。MNからSNに切り替えると、PDCPのデータをターゲットセルのRLCに直接に送信することができる。
DCアーキテクチャでは、ハンドオーバーが成功した後、ソースネットワークデバイス、即ち第一ターゲットネットワークデバイスのSNとして機能するソースネットワークデバイスを削除することができる。ハンドオーバーが失敗した場合、端末装置又は第一ターゲットネットワークデバイスから送信する第二指示情報を受信することができる。
端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を開始するとき、端末装置はソースネットワークデバイスとの接続を保持することもできる。例えば、端末装置とソースネットワークデバイスとの間の第一プロトコルスタック及び第一関連キーを保持し、且つ端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の第二プロトコルスタック及び第二関連キーを維持する。
第一関連キーと第二関連キーとは異なる。第二関連キーは第一関連キーから生成することができる。
第一プロトコルスタックと第二プロトコルスタックは、同じでもよく、異なってよく、少なくとも部分的に異なってもよい。例えば、5Gシステムの場合、端末装置とソースネットワークデバイスとの間、及び端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間では、異なるサービスデータ適応プロトコル(service data adaption protocol,SDAP)、異なるパケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol,PDCP)、異なる無線リンク制御(radio link control,RLC)プロトコル、異なるメディアアクセス制御(media access control,MAC)エンティティ、異なる下位層(low layer)エンティティを維持することができる。4Gシステムの場合、端末装置とソースネットワークデバイスとの間、及び端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間では、異なるパケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol,PDCP)、異なる無線リンク制御(radio link control,RLC)プロトコル、異なるメディアアクセス制御(media access control,MAC)エンティティ、異なる下位層(low layer)エンティティを維持することができる。さらに、本実施例によって提供される技術方案において、異なるキーを使用することを確保するために、第一プロトコルスタックのPDCPと第二プロトコルスタックのPDCPはきっと異なる。第一プロトコルスタック及び第二プロトコルスタックにおいて、SDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層のうちの少なくとも1つは、同じでもよく、異なってもよい。他の実施例では、第一プロトコルスタック及び第二プロトコルスタックは、SDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層のうちの少なくとも1つを共有することができるか、又は別々にSDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層を有することができる。
上記の技術方案によって、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する場合、ソースネットワークデバイスに第一指示情報及び/又は第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したか否かをソースネットワークデバイスに通知することができ、従って異なるハンドオーバーシナリオでソースネットワークデバイスに指示情報を送信することができ、様々なハンドオーバーシナリオに適用できる。
第三実施例
本発明の実施形態は、ターゲットネットワークデバイスに適用される、レポートハンドオーバー方法を提供する。この方法は、以下の内容を含む。
第一指示情報及び/又は第二指示情報をネットワーク側に送信するか、又は第一指示情報及び/又は第二指示情報をソース基地局に送信する。第一指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
具体的には、第一指示情報は、さらに、接続確立が成功したターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は接続確立が成功したターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含む。ターゲットネットワークデバイスと少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる。
換言すると、ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が成功した場合、ターゲットネットワークデバイスは、ターゲットネットワークデバイスのIDをソースネットワークデバイスに送信する。
第二指示情報は、さらに、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した理由及び/又はターゲットネットワークデバイスのIDを含む。
第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由は、T304が期間切れになるか、T307が期間切れになるか、ランダムアクセスが再送信の最大数に達するか、又はその他のハンドオーバーを招く理由を含むことができる。
T304及びT307は、プリセットタイマーである。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T304タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報は移動制御情報を含む。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T307タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報はSCG移動制御情報を含む。ハンドオーバーが成功すると、T304タイマーは停止する。PSCellへの端末装置のランダムアクセスが成功すると、T307タイマーは停止する。T304、T307が期間切れになると、ハンドオーバーは失敗したと見なされ、RRC再接続又はその他の情報通知手順などの対応する処理を実行し、ここでは詳しく説明しない。
上記の説明に基づいて、本実施形態において、第一指示情報又は第二指示情報は、さらに端末装置の接続状態を含む。
端末装置の接続状態は、ソースネットワークデバイスとの接続状態、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続状態、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続状態のうちの少なくとも1つを含む。第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスは、端末装置がハンドオーバーを行うためのターゲットネットワークデバイスである。あるいは、第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスはセカンダリノード(secondary node,SN)であり、ソースネットワークデバイスはマスターノード(master node,MN)である。LTEシステムにおいて、SNはセカンダリセルグループ(secondary cell group,SCG)と呼ばれ、NRシステムではSNと呼ばれ、SCGとSNは同じ概念を指し、つまり、SNはデュアルコネクティビティ(dual connectivity,DC)シナリオのセカンドサービスネットワークデバイスである。
具体的には、端末装置の接続状態は、以下の内容のうちの1つを含む:端末装置は、ソースネットワークデバイスとの接続を維持し、ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗する;端末装置は、ソースネットワークデバイスから切断され、ターゲットネットワークデバイスに正常に接続される;端末装置がSCGへの接続に失敗し、SCG接続の変更が失敗する。もちろん、他のシナリオが存在する可能性があり、例えば、複数のSCGが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのSCGへの接続に失敗する;複数のターゲットセルが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのターゲットセルの接続に失敗する。他の適用可能なシナリオが存在する可能性があり、本実施形態は詳しく説明しない。
以下、第一指示情報及び第二指示情報を送信する方法を説明する。
第一指示情報及び/又は第二指示情報は、NASシグナリングを介してネットワーク側に送信される。
あるいは、第一指示情報及び/又は第二指示情報は、RRCシグナリングを介してソース基地局に送信される。
この方法は、さらに以下の内容のうちの1つを含む:端末装置から直接送信する第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信する;ネットワーク側によって第一指示情報及び/又は第二指示情報を取得する。
即ち、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功した場合、端末装置は直接に第一ターゲットネットワークデバイスに第一指示情報を送信することができ、次に、第一ターゲットネットワークデバイスによってソースネットワークデバイスに第一指示情報を転送することができる。又は、E-UTRAなどのネットワーク側に第一指示情報を送信することもできる。
端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した場合、ターゲットネットワークデバイスは端末装置との接続に成功したか否かを判断することができ、第二指示情報をネットワーク側又はソース基地局に送信することができる。
第一指示情報及び/又は第二指示情報は、ハンドオーバ中に取得した測定情報をさらに含むことができる。ネットワーク側又はソース基地局は、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信した後、その後のネットワーク最適化のために測定情報を使用することができる。ハンドオーバーに失敗した時に取得した第二指示情報の測定情報は、その後のネットワーク最適化のためにネットワーク側で使用することができる。
本実施形態によって提供される別のシナリオは、二重接続(DC)アーキテクチャにおけるハンドオーバー処理である。端末装置がソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーするとき、ソース基地局は、第一ターゲットネットワークデバイスをソースネットワークデバイスのSNとして追加することができる。図10は、DCアーキテクチャにおけるマスターセルグループ(Master Cell Group,MCG)ベアラ及びMCGスプリットベアラ(MCG split bearer)のプロトコルスタックを示す概略図である。図10に示されたように、サービングセルは端末装置のMNのプロトコルスタックと見なすことができ、ターゲットセルは第一ターゲットネットワークデバイスのプロトコルスタック、即ちSNのプロトコルスタックと見なすことができる。
DCアーキテクチャでは、ハンドオーバーが成功した後、ソースネットワークデバイス、即ち第一ターゲットネットワークデバイスのSNとして機能するソースネットワークデバイスを削除することができる。ハンドオーバーが失敗した場合、第一ターゲットネットワークデバイスはソースネットワークデバイス及び/又はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。
上記の技術方案によって、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する場合、ソースネットワークデバイスに第一指示情報及び/又は第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したか否かをソースネットワークデバイスに通知することができ、従って異なるハンドオーバーシナリオでソースネットワークデバイスに指示情報を送信することができ、様々なハンドオーバーシナリオに適用できる。
第四実施例
本発明の実施形態は、端末装置を提供する。図5に示されたように、端末装置は、第一通信ユニット51及び第一処理ユニット52を含む。
第一通信ユニット51は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功すると第一指示情報を送信する、及び/又は端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗すると第二指示情報を送信するために用いられる。第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
第一処理ユニット52は、第一ターゲットネットワークデバイスへの端末装置のランダムアクセスが成功するか、又は端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成されると、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したと判断する。
換言すると、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへのランダムアクセスを開始するとき、ランダムアクセスが成功すると、端末装置は第一指示情報を送信する。あるいは、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスにアップリンクメッセージを送信し、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成されると、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したと判断する。
本実施形態によって提供される技術方案は、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスが端末装置用に構成されているシナリオに適用可能である。具体的には、第一通信ユニット51は、ソースネットワークデバイスから送信するハンドオーバーコマンドを受信する。ハンドオーバーコマンドは、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスに関する構成情報を含み、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスは第一ターゲットネットワークデバイスを含む。
ハンドオーバーコマンドは、ソースネットワークデバイスを介して端末装置に送信することができ、ソースネットワークデバイスは、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから対応するターゲットネットワークデバイスの情報を取得することができる。ハンドオーバー及び情報取得が図3に示されている。図3に示されたように、ハンドオーバは、ハンドオーバ準備段階、ハンドオーバ実行段階及びハンドオーバ完了段階を含む。
ハンドオーバー準備段階は、図3のステップ1~6を含む。ソースネットワークデバイスは端末装置に測定制御を送信する。端末装置は複数のネットワークデバイス又はセルに対して測定を実行した後、端末装置はソースネットワークデバイスに測定レポートを送信する。ソースネットワークデバイスは、受信した測定レポートに基づいて(又は無線リソース管理(RRM)情報と組み合わせて)ハンドオーバー決定を行う。ソースネットワークデバイスはターゲットネットワークデバイスにハンドオーバー要求を送信して、ターゲットネットワークデバイスがハンドオーバーを実行することを準備するようにする。ターゲットネットワークデバイスは、ハンドオーバー要求に応じてハンドオーバー許可制御を実行する。ターゲットネットワークデバイスがハンドオーバーを実行することを決定すると、ターゲットネットワークデバイスはソースネットワークデバイスにハンドオーバー要求確認を送信する。
次に、ハンドオーバー実行段階は、図3のステップ7~11を含む。具体的に以下の内容を含む。ターゲットネットワークデバイスはRRC情報を生成し、RRC接続再構成情報をソースネットワークデバイスに送信し、ソースネットワークデバイスはRRC接続再構成情報を端末装置に送信する。端末装置は、RRC接続再構成情報を受信すると、RRC接続再構成情報に基づいてハンドオーバー処理を実行する。次に、ソースネットワークデバイスはターゲットネットワークデバイスにSN状態変換(SN status transition)を送信する。端末装置はターゲットネットワークデバイスと同期し、ターゲットネットワークデバイスからアップリンク(UL)割り当てを受信し、ターゲットネットワークデバイスにRRC接続再構成完了メッセージを送信する。
最後に、ハンドオーバー完了段階に入り、図3のステップ12~18を含む。具体的に以下の内容を含む。ターゲットネットワークデバイスはMMEにパス切替要求を送信して、端末装置がセル変更を実行することをMMEに通知する。MMEはサービスゲートウェイにベアラ調整要求を送信し、サービスゲートウェイはダウンリンクパス切替処理を実行する。サービスゲートウェイは処理を完了してからMMEにベアラ調整完了メッセージを送信し、MMEはターゲットネットワークデバイスにパス切替要求の確認メッセージを送信する。ターゲットネットワークデバイスは、ソースネットワークデバイスに端末装置のコンテキスト釈放を通知し、ソースネットワークデバイスはリソースを釈放する。
端末装置は、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスからハンドオーバーコマンドを受信すると、ハンドオーバーコマンドに基づいて、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第一ターゲットネットワークデバイスを選択してから、第一ターゲットネットワークデバイスへの接続を開始することができる。
具体的には、第一指示情報は、さらに、接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含む。第一ターゲットネットワークデバイスと少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる。
換言すると、第一ターゲットネットワークデバイスと接続確立が成功した場合、ソースネットワークデバイスに第一ターゲットネットワークデバイスのIDを送信する。
今回のハンドオーバー過程において、端末装置は、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する前に、第四ネットワークデバイス又は第五ネットワークデバイスなどの他のターゲットネットワークデバイスとの接続を確立しようとすることができる。 端末装置と他のターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した場合、端末装置は他のターゲットネットワークデバイスのIDを記録する。端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されるまで、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスのIDを他のターゲットネットワークデバイスのIDと一緒にソースネットワークデバイスに送信する。
本実施形態は、さらに別の処理シナリオを提供することができ、接続確立が失敗するたびに、端末装置はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。この場合、端末装置は、第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、第一指示情報に接続確立に成功した第一ターゲットネットワークデバイスのIDのみをキャリーして、第一指示情報をソースネットワークデバイスに送信することができ、あるいは、端末装置は、第一指示情報に第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した他のターゲットネットワークデバイスのIDをキャリーして、第一指示情報をソースネットワークデバイスに送信することができる。
第二指示情報は、さらに、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由及び第一ターゲットネットワークデバイスのIDのうちの少なくとも1つを含む。
第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由は、T304が期間切れになるか、T307が期間切れになるか、ランダムアクセスが再送信の最大数に達するか、又はその他のハンドオーバーを招く理由を含むことができる。
T304及びT307は、プリセットタイマーである。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T304タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報は移動制御情報を含む。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T307タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報はSCG移動制御情報を含む。ハンドオーバーが成功すると、T304タイマーは停止する。PSCellへの端末装置のランダムアクセスが成功すると、T307タイマーは停止する。T304、T307が期間切れになると、ハンドオーバーは失敗したと見なされ、RRC再接続又はその他の情報通知手順などの対応する処理を実行し、ここでは詳しく説明しない。
ランダムアクセスの再送信の最大数は、実際の状況によって設定することができ、例えば、10回、又は10回より多いか又は少ないことができ、これに対して特に限定しない。
本実施形態において、第二指示情報を送信する場合、即ち第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、直接に端末装置用に構成された少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから新しいターゲットネットワークデバイスを選択することができ、例えば、直接に少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第二ターゲットネットワークデバイスを選択してから、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続を試みる。この時、第二ターゲットネットワークデバイスを新しい第一ターゲットネットワークデバイスとして、本実施形態の上記の操作を繰り返すことができる。実際の状況によってターゲットネットワークデバイスの再選択回数の閾値を設定することができ、例えば、五回又は他の回数である。ターゲットネットワークデバイスの再選択回数が再選択回数の閾値に達すると、ハンドオーバーが失敗したと判断することができ、その後、RRC接続の再確立、アイドル状態などの他の状態に戻る操作を実行することができ、ここでは詳しく説明しない。
本実施形態によって提供される技術方案は、1つのターゲットネットワークデバイスが端末装置用に構成され、端末装置がソースネットワークデバイスに接続されたままであるシナリオにも適用可能である。この技術方案と上述した技術方案の区別は、第二指示情報は端末装置がハンドオーバーを行うための第二ターゲットネットワークデバイスを選択するようにソースネットワークデバイスに指示する情報をさらに含む。
つまり、ソースネットワークデバイスは複数のターゲットネットワークデバイスから端末装置の第二ターゲットネットワークデバイスを選択することができ、その結果、端末装置は第二ターゲットネットワークデバイスへのアクセスを開始することができる。この時、第二ターゲットネットワークデバイスを新しい第一ターゲットネットワークデバイスとして、上記の操作を繰り返すことができ、ここでは詳しく説明しない。第二ターゲットネットワークデバイスと第一ターゲットネットワークデバイスは異なる。さらに、ソースネットワークデバイスは再選択回数を制御することができ、具体的には、ソースネットワークデバイスは、予め設定された再選択回数閾値に基づいて再選択回数を制御することができ、例えば、実際の状況によって閾値は8回に設定されることができ、これに対して限定しない。
上記の説明に基づいて、本実施形態において、第一指示情報又は第二指示情報は、さらに端末装置の接続状態を含む。
端末装置の接続状態は、ソースネットワークデバイスとの接続状態、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続状態、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続状態のうちの少なくとも1つを含む。第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスは、端末装置がハンドオーバーを行うためのターゲットネットワークデバイスである。あるいは、第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスはセカンダリノード(secondary node,SN)であり、ソースネットワークデバイスはマスターノード(master node,MN)である。LTEシステムにおいて、SNはセカンダリセルグループ(secondary cell group,SCG)と呼ばれ、NRシステムではSNと呼ばれ、SCGとSNは同じ概念を指し、つまり、SNはデュアルコネクティビティ(dual connectivity,DC)シナリオのセカンドサービスネットワークデバイスである。
具体的には、端末装置の接続状態は、以下の内容のうちの1つを含む:端末装置は、ソースネットワークデバイスとの接続を維持し、ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗する;端末装置は、ソースネットワークデバイスから切断され、ターゲットネットワークデバイスに正常に接続される;端末装置がSCGへの接続に失敗し、SCG接続の変更が失敗する。もちろん、他のシナリオが存在する可能性があり、例えば、複数のSCGが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのSCGへの接続に失敗する;複数のターゲットセルが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのターゲットセルの接続に失敗する。他の適用可能なシナリオが存在する可能性があり、本実施形態は詳しく説明しない。
以下、第一指示情報及び第二指示情報を送信する方法を説明する。
第一通信ユニット51は、無線リソース制御(radio resource control,RRC)シグナリングを介してソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信するか、又は非アクセス層(non-access stratum,NAS)シグナリングを介してネットワーク側に第一指示情報を送信する。
第一通信ユニット51は、RRCシグナリングを介してソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信するか、又はNASシグナリングを介してネットワーク側に第二指示情報を送信する。
第一指示情報及び/又は第二指示情報は、ソースネットワークデバイスに送信することができ、又はネットワーク側(E-UTRAなど)に送信することができる。第一指示情報及び/又は第二指示情報は、ネットワーク側に送信された後、ネットワークの相互接続を介して、ソースネットワークデバイスに保存され得ることが理解され得る。
第一通信ユニット51は、以下のうちの1つを実行する:直接にソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信する;第一ターゲットネットワークデバイスを介してソースネットワークデバイスに第一指示情報を転送する;ネットワーク側に第一指示情報を送信する。
第一通信ユニット51は、以下のうちの1つを実行する:直接にソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信する;ネットワーク側に第二指示情報を送信する。
即ち、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、端末装置は直接にソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信して、接続の成功を通知することができる。又は、第一ターゲットネットワークデバイスからソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信することができる。又は、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに第一指示情報を送信してから、第一ターゲットネットワークデバイスによってソースネットワークデバイスに第一指示情報を転送することができる。又は、E-UTRAなどのネットワーク側に第一指示情報を送信することもできる。端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに第一指示情報を送信してから、第一ターゲットネットワークデバイスはソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信し、及び/又は第一ターゲットネットワークデバイスはネットワーク側に第一指示情報を送信する。
端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗した場合、端末装置は直接にソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗したことを通知することができるか、又は端末装置はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。あるいは、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗した場合、第一ターゲットネットワークデバイスからソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信することもできる。この場合、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間に接続が確立されていないので、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスに第二指示情報を送信することができない。
本実施形態によって提供される別のシナリオは、二重接続(DC)アーキテクチャにおけるハンドオーバー処理である。端末装置がソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーするとき、第一処理ユニット52は、第一ターゲットネットワークデバイスをソースネットワークデバイスのSNとして追加することができる。図10は、DCアーキテクチャにおけるマスターセルグループ(Master Cell Group,MCG)ベアラ及びMCGスプリットベアラ(MCG split bearer)のプロトコルスタックを示す概略図である。図10に示されたように、サービングセルは端末装置のMNのプロトコルスタックと見なすことができ、ターゲットセルは第一ターゲットネットワークデバイスのプロトコルスタック、即ちSNのプロトコルスタックと見なすことができる。
端末装置は、現在、MNに接続されている場合、端末装置がハンドオーバーを行うとき、第一処理ユニット52は、ソースネットワークデバイスのSNをMNとする。ソースネットワークデバイスのSNは第一ターゲットネットワークデバイスである。第一通信ユニット51は、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する。
端末装置は、ハンドオーバーコマンドを受信すると、ハンドオーバーを行うことができ、ソースネットワークデバイスのSN、即ち第一ターゲットネットワークデバイスを直接にMNに切り替えて、ゼロ遅延ハンドオーバーを達成する。第一処理ユニット52は、ソースネットワークデバイスのSNをMNとする場合、ソースネットワークデバイスを第一ターゲットネットワークデバイスのSNとすることができる。
即ち、第一ターゲットネットワークデバイスのハンドオーバーに成功した場合、第一ターゲットネットワークデバイスはMNとして機能し、ソースネットワークデバイスは第一ターゲットネットワークデバイスのSNとして機能する。
この場合、SNがMNへの切り替えに失敗した場合、即ち第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、RRC接続再確立をトリガーすることができる。具体的には、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立に失敗すると(MCGのベアラ失敗、例えば、MCGベアラによってキャリーするデータのRLC ARQが予め設定された再送信回数の閾値に達する)、RRC接続再確立をトリガーすることができる。
あるいは、SNがMNへの切り替えに失敗した場合、即ち第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、第二指示情報を送信することができる。
第二指示情報について、直接にソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信することができ、ネットワーク側に第二指示情報を送信することもできる。DCアーキテクチャでは、ソースネットワークデバイスはハンドオーバー前のMNであると理解することができる。
第一通信ユニット51は、次の場合に第二指示情報を送信する:セカンダリセルグループ(Secondary Cell Group,SCG)の失敗;MCGスプリットベアラ(MCG split bearer)によってキャリーするデータのARQが予め設定された再送信回数の閾値を超える;SCGスプリットベアラ(SCG split bearer)によってキャリーするデータのARQが予め設定された再送信回数の閾値を超える。
第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を開始するとき、端末装置はソースネットワークデバイスとの接続を保持することもできる。例えば、端末装置とソースネットワークデバイスとの間の第一プロトコルスタック及び第一関連キーを保持し、且つ端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の第二プロトコルスタック及び第二関連キーを維持する。第一関連キーと第二関連キーとは異なる。第二関連キーは第一関連キーから生成することができる。
第一プロトコルスタックと第二プロトコルスタックは、同じでもよく、異なってよく、少なくとも部分的に異なってもよい。例えば、5Gシステムの場合、端末装置とソースネットワークデバイスとの間、及び端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間では、異なるサービスデータ適応プロトコル(service data adaption protocol,SDAP)、異なるパケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol,PDCP)、異なる無線リンク制御(radio link control,RLC)プロトコル、異なるメディアアクセス制御(media access control,MAC)エンティティ、異なる下位層(low layer)エンティティを維持することができる。4Gシステムの場合、端末装置とソースネットワークデバイスとの間、及び端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間では、異なるパケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol,PDCP)、異なる無線リンク制御(radio link control,RLC)プロトコル、異なるメディアアクセス制御(media access control,MAC)エンティティ、異なる下位層(low layer)エンティティを維持することができる。さらに、本実施例によって提供される技術方案において、異なるキーを使用することを確保するために、第一プロトコルスタックのPDCPと第二プロトコルスタックのPDCPはきっと異なる。第一プロトコルスタック及び第二プロトコルスタックにおいて、SDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層のうちの少なくとも1つは、同じでもよく、異なってもよい。他の実施例では、第一プロトコルスタック及び第二プロトコルスタックは、SDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層のうちの少なくとも1つを共有することができるか、又は別々にSDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層を有することができる。
上記の技術方案によって、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する場合、ソースネットワークデバイスに第一指示情報及び/又は第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したか否かをソースネットワークデバイスに通知することができ、従って異なるハンドオーバーシナリオでソースネットワークデバイスに指示情報を送信することができ、様々なハンドオーバーシナリオに適用できる。
第五実施例
本発明の実施形態は、ソースネットワークデバイスを提供する。図6に示されたように、ソースネットワークデバイスは、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信するために用いられる第二通信ユニット61を含む。第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
第一ターゲットネットワークデバイスへの端末装置のランダムアクセスが成功した場合、又は端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成された場合、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したと確定する。
換言すると、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへのランダムアクセスを開始するとき、ランダムアクセスが成功すると、端末装置は第一指示情報を送信する。あるいは、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスにアップリンクメッセージを送信し、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成されると、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したと判断する。
本実施形態の技術方案では、第二通信ユニット61は、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信する前に、端末装置にハンドオーバコマンドを送信する。ハンドオーバーコマンドは、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスに関する構成情報を含み、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスは第一ターゲットネットワークデバイスを含む。
ソースネットワークデバイスは、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから対応するターゲットネットワークデバイスの情報を取得することができる。ハンドオーバー及び情報取得が図3に示されている。図3に示されたように、ハンドオーバは、ハンドオーバ準備段階、ハンドオーバ実行段階及びハンドオーバ完了段階を含む。
ハンドオーバー準備段階は、図3のステップ1~6を含む。ソースネットワークデバイスは端末装置に測定制御を送信する。端末装置は複数のネットワークデバイス又はセルに対して測定を実行した後、端末装置はソースネットワークデバイスに測定レポートを送信する。ソースネットワークデバイスは、受信した測定レポートに基づいて(又は無線リソース管理(RRM)情報と組み合わせて)ハンドオーバー決定を行う。ソースネットワークデバイスはターゲットネットワークデバイスにハンドオーバー要求を送信して、ターゲットネットワークデバイスがハンドオーバーを実行することを準備するようにする。ターゲットネットワークデバイスは、ハンドオーバー要求に応じてハンドオーバー許可制御を実行する。ターゲットネットワークデバイスがハンドオーバーを実行することを決定すると、ターゲットネットワークデバイスはソースネットワークデバイスにハンドオーバー要求確認を送信する。
次に、ハンドオーバー実行段階は、図3のステップ7~11を含む。具体的に以下の内容を含む。ターゲットネットワークデバイスはRRC情報を生成し、RRC接続再構成情報をソースネットワークデバイスに送信し、ソースネットワークデバイスはRRC接続再構成情報を端末装置に送信する。端末装置は、RRC接続再構成情報を受信すると、RRC接続再構成情報に基づいてハンドオーバー処理を実行する。次に、ソースネットワークデバイスはターゲットネットワークデバイスにSN状態変換(SN status transition)を送信する。端末装置はターゲットネットワークデバイスと同期し、ターゲットネットワークデバイスからアップリンク(UL)割り当てを受信し、ターゲットネットワークデバイスにRRC接続再構成完了メッセージを送信する。
最後に、ハンドオーバー完了段階に入り、図3のステップ12~18を含む。具体的に以下の内容を含む。ターゲットネットワークデバイスはMMEにパス切替要求を送信して、端末装置がセル変更を実行することをMMEに通知する。MMEはサービスゲートウェイにベアラ調整要求を送信し、サービスゲートウェイはダウンリンクパス切替処理を実行する。サービスゲートウェイは処理を完了してからMMEにベアラ調整完了メッセージを送信し、MMEはターゲットネットワークデバイスにパス切替要求の確認メッセージを送信する。ターゲットネットワークデバイスは、ソースネットワークデバイスに端末装置のコンテキスト釈放を通知し、ソースネットワークデバイスはリソースを釈放する。
端末装置は、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスのハンドオーバーコマンドを受信すると、ハンドオーバーコマンドに基づいて、少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第一ターゲットネットワークデバイスを選択してから、第一ターゲットネットワークデバイスへの接続を開始することができる。
具体的には、第一指示情報は、さらに、接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含む。第一ターゲットネットワークデバイスと少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる。
換言すると、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が成功した場合、ソースネットワークデバイスに第一ターゲットネットワークデバイスのIDを送信する。
今回のハンドオーバー過程において、端末装置は、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する前に、第四ネットワークデバイス又は第五ネットワークデバイスなどの他のターゲットネットワークデバイスとの接続を確立しようとすることができる。 端末装置と他のターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した場合、端末装置は他のターゲットネットワークデバイスのIDを記録する。端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されるまで、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスのIDを他のターゲットネットワークデバイスのIDと一緒にソースネットワークデバイスに送信する。
本実施形態は、さらに別の処理シナリオを提供することができ、接続確立が失敗するたびに、端末装置はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。この場合、端末装置は、第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、第一指示情報に接続確立に成功した第一ターゲットネットワークデバイスのIDのみをキャリーして、第一指示情報をソースネットワークデバイスに送信することができ、あるいは、端末装置は、第一指示情報に第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した他のターゲットネットワークデバイスのIDをキャリーして、第一指示情報をソースネットワークデバイスに送信することができる。
第二指示情報は、さらに、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由及び第一ターゲットネットワークデバイスのIDのうちの少なくとも1つを含む。
第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由は、T304が期間切れになるか、T307が期間切れになるか、ランダムアクセスが再送信の最大数に達するか、又はその他のハンドオーバーを招く理由を含むことができる。
T304及びT307は、プリセットタイマーである。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T304タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報は移動制御情報を含む。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T307タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報はSCG移動制御情報を含む。ハンドオーバーが成功すると、T304タイマーは停止する。PSCellへの端末装置のランダムアクセスが成功すると、T307タイマーは停止する。T304、T307が期間切れになると、ハンドオーバーは失敗したと見なされ、RRC再接続又はその他の情報通知手順などの対応する処理を実行し、ここでは詳しく説明しない。
ランダムアクセスの再送信の最大数は、実際の状況によって設定することができ、例えば、10回、又は10回より多いか又は少ないことができ、これに対して特に限定しない。
本実施形態において、第二指示情報を送信する場合、即ち第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、直接に端末装置用に構成された少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから新しいターゲットネットワークデバイスを選択することができ、例えば、直接に少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第二ターゲットネットワークデバイスを選択してから、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続を試みる。この時、第二ターゲットネットワークデバイスを新しい第一ターゲットネットワークデバイスとして、本実施形態の上記の操作を繰り返すことができる。実際の状況によってターゲットネットワークデバイスの再選択回数の閾値を設定することができ、例えば、五回又は他の回数である。ターゲットネットワークデバイスの再選択回数が再選択回数の閾値に達すると、ハンドオーバーが失敗したと判断することができ、その後、RRC接続の再確立、アイドル状態などの他の状態に戻る操作を実行することができ、ここでは詳しく説明しない。
本実施形態によって提供される技術方案は、1つのターゲットネットワークデバイスが端末装置用に構成され、端末装置がソースネットワークデバイスに接続されたままであるシナリオにも適用可能である。この技術方案と上述した技術方案の区別は、第二指示情報は端末装置がハンドオーバーを行うための第二ターゲットネットワークデバイスを選択するようにソースネットワークデバイスに指示する情報をさらに含む。この時、ソースネットワークデバイスは、さらに第二処理ユニット62を含む。
第二指示情報を受信した後、第二処理ユニット62は第二指示情報に基づいて少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第二ターゲットネットワークデバイスを選択し、選択結果は第二通信ユニット61によって端末装置に送信される。
つまり、ソースネットワークデバイスは複数のターゲットネットワークデバイスから端末装置用の第二ターゲットネットワークデバイスを選択することができ、その結果、端末装置は第二ターゲットネットワークデバイスへのアクセスを開始することができる。この時、第二ターゲットネットワークデバイスを新しい第一ターゲットネットワークデバイスとして、上記の操作を繰り返すことができ、ここでは詳しく説明しない。第二ターゲットネットワークデバイスと第一ターゲットネットワークデバイスは異なる。さらに、ソースネットワークデバイスは再選択回数を制御することができ、具体的には、ソースネットワークデバイスは、予め設定された再選択回数閾値に基づいて再選択回数を制御することができ、例えば、実際の状況によって閾値は8回に設定されることができ、これに対して限定しない。
上記の説明に基づいて、本実施形態において、第一指示情報又は第二指示情報は、さらに端末装置の接続状態を含む。
端末装置の接続状態は、ソースネットワークデバイスとの接続状態、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続状態、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続状態のうちの少なくとも1つを含む。第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスは、端末装置がハンドオーバーを行うためのターゲットネットワークデバイスである。あるいは、第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスはセカンダリノード(secondary node,SN)であり、ソースネットワークデバイスはマスターノード(master node,MN)である。LTEシステムにおいて、SNはセカンダリセルグループ(secondary cell group,SCG)と呼ばれ、NRシステムではSNと呼ばれ、SCGとSNは同じ概念を指し、つまり、SNはデュアルコネクティビティ(dual connectivity,DC)シナリオのセカンドサービスネットワークデバイスである。
具体的には、端末装置の接続状態は、以下の内容のうちの1つを含む:端末装置は、ソースネットワークデバイスとの接続を維持し、ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗する;端末装置は、ソースネットワークデバイスから切断され、ターゲットネットワークデバイスに正常に接続される;端末装置がSCGへの接続に失敗し、SCG接続の変更が失敗する。もちろん、他のシナリオが存在する可能性があり、例えば、複数のSCGが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのSCGへの接続に失敗する;複数のターゲットセルが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのターゲットセルの接続に失敗する。他の適用可能なシナリオが存在する可能性があり、本実施形態は詳しく説明しない。
無線リソース制御(radio resource control,RRC)シグナリングを介して第一指示情報を受信するか、又は非アクセス層(non-access stratum,NAS)シグナリングを介してネットワーク側からの第一指示情報を受信する。
RRCシグナリングを介して第二指示情報を受信するか、又はNASシグナリングを介してネットワーク側からの第二指示情報を受信する。
第一指示情報を受信することは、以下のうちの1つを含む:端末装置が直接にソースネットワークデバイスに送信する第一指示情報を受信する;第一ターゲットネットワークデバイスを介してソースネットワークデバイスに転送する第一指示情報を受信する;ネットワーク側から第一指示情報を取得する。
第二指示情報を送信することは、以下の内容のうちの1つを含む:端末装置が直接にソースネットワークデバイスに送信する第二指示情報を受信する;第一ターゲットネットワークデバイスから送信する第二指示情報を受信する;ネットワーク側から第二指示情報を取得する。
即ち、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに正常に接続されると、端末装置は直接にソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信して、接続の成功を通知することができる。又は、第一ターゲットネットワークデバイスからソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信することができる。又は、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスに第一指示情報を送信してから、第一ターゲットネットワークデバイスによってソースネットワークデバイスに第一指示情報を転送することができる。又は、E-UTRAなどのネットワーク側に第一指示情報を送信することもできる。
端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗した場合、端末装置は直接にソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗したことを通知することができるか、又は端末装置はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。あるいは、端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗した場合、第一ターゲットネットワークデバイスからソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信することもできる。この場合、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間に接続が確立されていないので、端末装置は第一ターゲットネットワークデバイスに第二指示情報を送信することができない。
ソースネットワークデバイスは、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信した後、受信された第一指示情報及び/又は第二指示情報をネットワーク側に送信することができる。その送信方式は、NASシグナリングを介して送信することができ、ここでは具体的に説明しない。
本実施形態によって提供される別のシナリオは、二重接続(DC)アーキテクチャにおけるハンドオーバー処理である。端末装置がソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーするとき、ソース基地局は、第一ターゲットネットワークデバイスをソースネットワークデバイスのSNとして追加することができる。図10は、DCアーキテクチャにおけるマスターセルグループ(Master Cell Group,MCG)ベアラ及びMCGスプリットベアラ(MCG split bearer)のプロトコルスタックを示す概略図である。図10に示されたように、サービングセルは端末装置のMNのプロトコルスタックと見なすことができ、ターゲットセルは第一ターゲットネットワークデバイスのプロトコルスタック、即ちSNのプロトコルスタックと見なすことができる。MNからSNに切り替えると、PDCPのデータをターゲットセルのRLCに直接に送信することができる。
DCアーキテクチャでは、ハンドオーバーが成功した後、ソースネットワークデバイス、即ち第一ターゲットネットワークデバイスのSNとして機能するソースネットワークデバイスを削除することができる。ハンドオーバーが失敗した場合、端末装置又は第一ターゲットネットワークデバイスから送信する第二指示情報を受信することができる。
端末装置が第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を開始するとき、端末装置はソースネットワークデバイスとの接続を保持することもできる。例えば、端末装置とソースネットワークデバイスとの間の第一プロトコルスタック及び第一関連キーを保持し、且つ端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の第二プロトコルスタック及び第二関連キーを維持する。
第一関連キーと第二関連キーとは異なる。第二関連キーは第一関連キーから生成することができる。
第一プロトコルスタックと第二プロトコルスタックは、同じでもよく、異なってよく、少なくとも部分的に異なってもよい。例えば、5Gシステムの場合、端末装置とソースネットワークデバイスとの間、及び端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間では、異なるサービスデータ適応プロトコル(service data adaption protocol,SDAP)、異なるパケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol,PDCP)、異なる無線リンク制御(radio link control,RLC)プロトコル、異なるメディアアクセス制御(media access control,MAC)エンティティ、異なる下位層(low layer)エンティティを維持することができる。4Gシステムの場合、端末装置とソースネットワークデバイスとの間、及び端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間では、異なるパケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol,PDCP)、異なる無線リンク制御(radio link control,RLC)プロトコル、異なるメディアアクセス制御(media access control,MAC)エンティティ、異なる下位層(low layer)エンティティを維持することができる。さらに、本実施例によって提供される技術方案において、異なるキーを使用することを確保するために、第一プロトコルスタックのPDCPと第二プロトコルスタックのPDCPはきっと異なる。第一プロトコルスタック及び第二プロトコルスタックにおいて、SDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層のうちの少なくとも1つは、同じでもよく、異なってもよい。他の実施例では、第一プロトコルスタック及び第二プロトコルスタックは、SDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層のうちの少なくとも1つを共有することができるか、又は別々にSDAP、RLCプロトコル、MACエンティティ及び物理層を有することができる。
上記の技術方案によって、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する場合、ソースネットワークデバイスに第一指示情報及び/又は第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したか否かをソースネットワークデバイスに通知することができ、従って異なるハンドオーバーシナリオでソースネットワークデバイスに指示情報を送信することができ、様々なハンドオーバーシナリオに適用できる。
第六実施例
本発明の実施形態は、ターゲットネットワークデバイスを提供する。ターゲットネットワークデバイスは、第三通信ユニットを含む。第三通信ユニットは、第一指示情報及び/又は第二指示情報をネットワーク側に送信するか、又は、第一指示情報及び/又は第二指示情報をソース基地局に送信するために用いられる。第一指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。第二指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられる。
具体的には、第一指示情報は、さらに、接続確立が成功したターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は接続確立が成功したターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含む。ターゲットネットワークデバイスと少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる。
換言すると、ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が成功した場合、ターゲットネットワークデバイスは、ターゲットネットワークデバイスのIDをソースネットワークデバイスに送信する。
第二指示情報は、さらに、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した理由及びターゲットネットワークデバイスのIDのうちの少なくとも1つを含む。
第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由は、T304が期間切れになるか、T307が期間切れになるか、ランダムアクセスが再送信の最大数に達するか、又はその他のハンドオーバーを招く理由を含むことができる。
T304及びT307は、プリセットタイマーである。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T304タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報は移動制御情報を含む。端末装置がRRC接続再構成情報を受信すると、T307タイマーをトリガーすることができ、RRC接続再構成情報はSCG移動制御情報を含む。ハンドオーバーが成功すると、T304タイマーは停止する。PSCellへの端末装置のランダムアクセスが成功すると、T307タイマーは停止する。T304、T307が期間切れになると、ハンドオーバーは失敗したと見なされ、RRC再接続又はその他の情報通知手順などの対応する処理を実行し、ここでは詳しく説明しない。
上記の説明に基づいて、本実施形態において、第一指示情報又は第二指示情報は、さらに端末装置の接続状態を含む。
端末装置の接続状態は、ソースネットワークデバイスとの接続状態、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続状態、第二ターゲットネットワークデバイスとの接続状態のうちの少なくとも1つを含む。第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスは、端末装置がハンドオーバーを行うためのターゲットネットワークデバイスである。あるいは、第一ターゲットネットワークデバイス及び第二ターゲットネットワークデバイスはセカンダリノード(secondary node,SN)であり、ソースネットワークデバイスはマスターノード(master node,MN)である。LTEシステムにおいて、SNはセカンダリセルグループ(secondary cell group,SCG)と呼ばれ、NRシステムではSNと呼ばれ、SCGとSNは同じ概念を指し、つまり、SNはデュアルコネクティビティ(dual connectivity,DC)シナリオのセカンドサービスネットワークデバイスである。
具体的には、端末装置の接続状態は、以下の内容のうちの1つを含む:端末装置は、ソースネットワークデバイスとの接続を維持し、ターゲットネットワークデバイスへの接続に失敗する;端末装置は、ソースネットワークデバイスから切断され、ターゲットネットワークデバイスに正常に接続される;端末装置がSCGへの接続に失敗し、SCG接続の変更が失敗する。もちろん、他のシナリオが存在する可能性があり、例えば、複数のSCGが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのSCGへの接続に失敗する;複数のターゲットセルが構成されているシナリオでは、端末装置は1つのターゲットセルの接続に失敗する。他の適用可能なシナリオが存在する可能性があり、本実施形態は詳しく説明しない。
以下、第一指示情報及び第二指示情報を送受信する方法を説明する。
第三通信ユニットは、NASシグナリングを介して第一指示情報及び/又は第二指示情報をネットワーク側に送信するか、又は、RRCシグナリングを介して第一指示情報及び/又は第二指示情報をソース基地局に送信する。
第三ユニットは、さらに以下のうちの1つを実行する:端末装置から直接送信する第一指示情報及び第二指示情報のうちの少なくとも1つを受信する;ネットワーク側によって第一指示情報及び第二指示情報のうちの少なくとも1つを取得する。
即ち、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功した場合、端末装置は直接に第一ターゲットネットワークデバイスに第一指示情報を送信することができ、次に、第一ターゲットネットワークデバイスによってソースネットワークデバイスに第一指示情報を転送することができる。又は、E-UTRAなどのネットワーク側に第一指示情報を送信することもできる。
端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した場合、ターゲットネットワークデバイスは端末装置との接続に成功したか否かを判断することができ、第二指示情報をネットワーク側又はソース基地局に送信することができる。
第一指示情報及び/又は第二指示情報は、ハンドオーバ中に取得した測定情報をさらに含むことができる。ネットワーク側又はソース基地局は、第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信した後、その後のネットワーク最適化のために測定情報を使用することができる。ハンドオーバーに失敗した時に取得した第二指示情報の測定情報は、その後のネットワーク最適化のためにネットワーク側で使用することができる。
本実施形態によって提供される別のシナリオは、二重接続(DC)アーキテクチャにおけるハンドオーバー処理である。端末装置がソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーするとき、ソース基地局は、第一ターゲットネットワークデバイスをソースネットワークデバイスのSNとして追加することができる。図10は、DCアーキテクチャにおけるマスターセルグループ(Master Cell Group,MCG)ベアラ及びMCGスプリットベアラ(MCG split bearer)のプロトコルスタックを示す概略図である。図10に示されたように、サービングセルは端末装置のMNのプロトコルスタックと見なすことができ、ターゲットセルは第一ターゲットネットワークデバイスのプロトコルスタック、即ちSNのプロトコルスタックと見なすことができる。MNからSNに切り替えると、PDCPのデータをターゲットセルのRLCに直接に送信することができる。
DCアーキテクチャでは、ハンドオーバーが成功した後、ソースネットワークデバイス、即ち第一ターゲットネットワークデバイスのSNとして機能するソースネットワークデバイスを削除することができる。ハンドオーバーが失敗した場合、第一ターゲットネットワークデバイスはソースネットワークデバイス及び/又はネットワーク側に第二指示情報を送信することができる。
上記の技術方案によって、第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立する場合、ソースネットワークデバイスに第一指示情報及び/又は第二指示情報を送信して、第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したか否かをソースネットワークデバイスに通知することができ、従って異なるハンドオーバーシナリオでソースネットワークデバイスに指示情報を送信することができ、様々なハンドオーバーシナリオに適用できる。
図7は、本出願の実施形態に係わる通信デバイス700の構造を示す概略図である。通信デバイス700は、上述した端末装置又はネットワークデバイスであることができる。図7に示されたように、通信デバイス700は、プロセッサ710を含む。プロセッサ710は、メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本出願の実施形態の方法を実行することができる。
選択的に、図7に示されたように、通信デバイス700は、メモリ720をさらに含むことができる。プロセッサ710は、メモリ720に格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本出願の実施形態の方法を実行することができる。
メモリ720は、プロセッサ710から独立した別個のデバイスであることができるか、又はプロセッサ710に統合されてもよい。
選択的に、 図7に示されたように、通信デバイス700は、トランシーバ730をさらに含むことができる。プロセッサ710は、トランシーバ730が他のデバイスと通信するように制御することができ、具体的には、他のデバイスに情報又はデータを送信するか、又は他のバイスから送信される情報又はデータを受信する。
トランシーバ730は、送信機及び受信機を含むことができる。トランシーバ730は、アンテナをさらに含むことができる。アンテナの数量は、1つ又は複数であることができる。
選択的に、通信デバイス700は、具体的には、本出願の実施形態に係わるネットワークデバイスであることができ、通信デバイス700は、本出願の実施形態の各方法におけるネットワークデバイスによって実施される対応するプロセスを実施することができ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
選択的に、通信デバイス700は、具体的には、本出願の実施形態に係わる端末装置又は移動端末であることができ、通信デバイス700は、本出願の実施形態の各方法における移動端末/端末装置によって実施される対応するプロセスを実施することができ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
図8は、本出願の実施形態に係わるチップの構造を示す概略図である。図8に示されたチップ800はプロセッサ810を含み、プロセッサ810はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本出願の実施形態の方法を実現することができる。
選択的に、図8に示されたように、チップ800はメモリ820をさらに含むことができる。プロセッサ810は、メモリ820からコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本出願の実施形態の方法を実施することができる。
メモリ820は、プロセッサ810から独立した別個のデバイスであることができるか、又はプロセッサ810に統合されてもよい。
選択的に、チップ800は、入力インターフェース830をさらに含むことができる。プロセッサ810は、入力インターフェース830と他のデバイス又はチップが通信するように制御することができ、具体的には、他のデバイス又はチップから送信する情報又はデータを取得することができる。
選択的に、チップ800は、出力インターフェース840をさらに含むことができる。プロセッサ810は、出力インターフェース840と他のデバイス又はチップが通信するように制御することができ、具体的には、他のデバイス又はチップに情報又はデータを出力することができる。
選択的に、チップは、本出願の実施形態に係わるネットワークデバイスに適用されることができ、チップは、本出願の実施形態の各方法におけるネットワークデバイスによって実施される対応するプロセスを実施することができ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
選択的に、チップは、本出願の実施形態に係わる端末装置に適用されることができ、チップは、本出願の実施形態の各方法における端末装置によって実施される対応するプロセスを実施することができ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
本出願の実施形態で言及されるチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム、又はシステムオンチップと呼ばれることもあることを理解されたい。
図9は、本発明の実施形態に係わる通信システム900の構造を示すブロック図である。図9に示されたように、通信システム900は端末装置910及びネットワークデバイス920を含む。
端末装置910は、上述した方法における端末装置の対応する機能を実現するために用いられることができ、ネットワークデバイス920は、上述した方法におけるネットワークデバイスの対応する機能を実装するために用いられることができ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
本出願の実施形態のプロセッサは、信号処理能力を有する集積回路チップであることができる。実施過程において、上述した方法実施例の各ステップは、プロセッサのハードウェア形態の集積論理回路(integrated logic circuit)又はソフトウェア形態の命令によって完成することができる。上述したプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor,DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array,FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであることができる。プロセッサは、本出願の実施例で開示された方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又は任意の従来のプロセッサなどであることができる。本出願の実施例で開示された方法のステップは、直接にハードウェア復号化プロセッサによって実行及び完成することができるか、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組合せによって実行及び完成することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能な読み取り専用メモリ、又は電気的に消去可能なプログラム可能なメモリ、レジスタなど本技術分野の成熟した記憶媒体内にあることができる。記憶媒体は、メモリ内にある。プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアとともに上述したの方法のステップを完成する。
本出願の実施形態のメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであることができるか、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含むことができる。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(Programmable Read-Only Memory, PROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory, EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory, EEPROM)、フラッシュメモリ(Flash Memory)であることができる。揮発性メモリは、外部高速キャッシュとして機能するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)であることができる。例示的であるが限定的ではない例として、多い形式のRAMが利用可能であり、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static Random Access Memory,SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic Random Access Memory,DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous Dynamic Random Access Memory,SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory,DDRSDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced Synchronous Dynamic Random Access Memory,ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synch-link Dynamic Random Access Memory,SLDRAM)、ダイレクトランバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus Random Access Memory,DRRAM)である。本明細書に記載されたシステム及び方法のメモリは、これら及び他の任意の適切なタイプのメモリを含
むことができるが、これらに限定されない。
上述したメモリは例示的なものであるが限定的ではないことを理解されたい。例えば、本出願の実施形態のメモリは、スタティックランダムアクセスメモリ(Static Random Access Memory,SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic Random Access Memory,DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous Dynamic Random Access Memory,SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory,DDRSDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced Synchronous Dynamic Random Access Memory,ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synch-link Dynamic Random Access Memory,SLDRAM)及びダイレクトランバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus Random Access Memory,DR RAM)などであることができる。即ち、本出願の実施形態のメモリは、これら及び他の任意の適切なタイプのメモリを含むことができるが、これらに限定されない。
本出願の実施形態は、さらに、コンピュータプログラムを格納するために用いられるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
選択的に、コンピュータ可読記憶媒体は、本出願の実施形態のネットワークデバイスに適用されることができ、コンピュータプログラムは、コンピュータに本出願の実施形態の各方法におけるネットワークデバイスによって実施される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
選択的に、コンピュータ可読記憶媒体は、本出願の実施形態の端末装置に適用されることができ、コンピュータプログラムは、コンピュータに本出願の実施形態の各方法における移動端末/端末装置によって実施される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
本出願の実施形態は、さらにコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
選択的に、コンピュータプログラム製品は、本出願の実施形態のネットワークデバイスに適用されることができ、コンピュータプログラム命令は、コンピュータに本出願の実施形態の各方法におけるネットワークデバイスによって実施される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
選択的に、コンピュータプログラム製品は、本出願の実施形態の移動端末/端末装置に適用されることができ、コンピュータプログラム命令は、コンピュータに本出願の実施形態の各方法における移動端末/端末装置によって実施される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
本出願の実施形態は、さらにコンピュータプログラムを提供する。
選択的に、コンピュータプログラムは、本出願の実施形態のネットワークデバイスに適用されることができる。コンピュータでコンピュータプログラムを実行するとき、コンピュータに本実施形態の各方法におけるネットワークデバイスによって実施される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
選択的に、コンピュータプログラムは、本出願の実施形態の移動端末/端末装置に適用されることができる。コンピュータでコンピュータプログラムを実行するとき、コンピュータに本実施形態の各方法における移動端末/端末装置によって実施される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返さない。
本明細書に開示された実施形態と組み合わせて記載される各例示のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータープログラムと電子ハードウェアとの組み合わせにより実現され得ることは、当業者とって明らかである。これらの機能は、ハードウェアにより実行されるか又はソフトウェアにより実行されるかについて、技術方案の特定の応用場合や設計の制限条件などによって決められる。専門技術人員は、特定応用ごとに異なる方法を使用して記載される機能を実現できるが、これらの実現は、本発明の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者であれば、便利に簡潔に説明するために、上述したシステム、デバイス及びユニットの具体的な作動過程は、上述した方法の実施形態の対応するプロセスを参照できることを理解することができ、ここでは繰り返さない。
本願によって提供される幾つかの実施形態において、開示されるシステム、デバイス及び方法は、他の形態により実現され得ると理解されるべきである。例えば、上記に説明されたデバイスの実施例は、例示するためのものに過ぎない。例えば、ユニットの分割は、ロジック機能の分割に過ぎず、実際に実現するときに別の分割形態を有してもよい。例えば、複数のユニット又は部品を組み合わせ、又は別のシステムに集積し、又は若干の特徴を無視し、又は実行しなくてもよい。さらに、図示又は検討する相互間の結合や直接結合や通信接続は、いくつかのインタフェース、装置、又はユニットの間接結合や通信接続であってもよいし、電気、機械や他の形態であってもよい。
分離部品として記載されたユニットは、物理的に分離してもよいし、分離しなくてもよい。ユニットとして表示される部品は、物理的なユニットであってもよいし、物理的なユニットではなくておもよい。即ち、一つの箇所に設置してもよいし、複数のネットワークユニットに設置してもよい。実際の要求に応じて一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術方案の目的を実現することができる。
また、本発明に係る各実施例の各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されてもよいし、物理的に分離された複数のユニットとして存在してもよいし、2つ以上のユニットは1つのユニットに集積してもよい。
前記機能は、ソフトウェアの機能ユニットとして実現され、かつ、独立の製品として販売されたり使用されたりする場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されてもよい。この理解によれば、本出願の技術方案について、本質的な部分、又は従来技術に貢献できた部分、又は該技術方案の一部は、ソフトウェア製品として表現され得る。このコンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、1つのコンピュータ(パソコン、サーバー、又はネットワークデバイスなどであってもよい)に本出願の各実施例に係る方法の全部又は一部の過程を実行するための複数のコマンドが含まれている。前記した記憶媒体は、フラッシュメモリー、ポータブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどの各種のプログラムコードを記憶可能な媒体を含む。
上述したのは、ただ本発明の具体的な実施形態であり、本発明の保護範囲はこれに限定されるものではない。当業者であれば、本発明に開示された技術範囲内で変更又は置換を容易に想到しうることであり、全て本出願の範囲内に含まれるべきである。従って本願の保護範囲は特許請求の範囲によって決めるべきである。

Claims (65)

  1. 端末装置に適用されるレポートハンドオーバー方法であって、
    端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功すると第一指示情報を送信すること、及び前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗すると第二指示情報を送信することのうちの少なくとも1つを含み、
    前記第一指示情報は、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられ、前記第二指示情報は、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことを前記ソースネットワークデバイスに指示するために用いられる、
    ことを特徴とするレポートハンドオーバー方法。
  2. 端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功することは、
    前記第一ターゲットネットワークデバイスへの前記端末装置のランダムアクセスが成功した場合、又は前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成された場合、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功すると確定することを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、
    前記ソースネットワークデバイスから送信するハンドオーバーコマンドを受信することをさらに含み、
    前記ハンドオーバーコマンドは少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスに関する構成情報を含み、前記少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスは前記第一ターゲットネットワークデバイスを含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第一指示情報は、さらに、接続確立が成功した前記第一ターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は接続確立が成功した前記第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含み、前記第一ターゲットネットワークデバイスと前記少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記第二指示情報は、さらに、前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由及び/又は前記第一ターゲットネットワークデバイスのIDを含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記第二指示情報は、さらに、前記端末装置がハンドオーバーを行うための第二ターゲットネットワークデバイスを選択するように前記ソースネットワークデバイスに指示する情報をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記第一指示情報又は前記第二指示情報は、さらに前記端末装置の接続状態を含む、
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して前記ソースネットワークデバイスに前記第一指示情報を送信するか、又は非アクセス層(NAS)シグナリングを介してネットワーク側に前記第一指示情報を送信し、
    RRCシグナリングを介して前記ソースネットワークデバイスに前記第二指示情報を送信するか、又はNASシグナリングを介してネットワーク側に前記第二指示情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記第一指示情報を送信することは、以下の内容のうちの1つを含む:直接に前記ソースネットワークデバイスに前記第一指示情報を送信する;前記第一ターゲットネットワークデバイスを介して前記ソースネットワークデバイスに前記第一指示情報を転送する; 前記ネットワーク側に前記第一指示情報を送信する、
    前記第二指示情報を送信することは、以下の内容のうちの1つを含む:直接に前記ソースネットワークデバイスに前記第二指示情報を送信する;前記ネットワーク側に前記第二指示情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記方法は、
    前記端末装置がハンドオーバーを行うとき、前記端末装置は前記ソースネットワークデバイスのセカンダリノード(SN)をマスターノード(MN)として、前記ソースネットワークデバイスのSNは第一ターゲットネットワークデバイスであることと、
    前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立することと、
    をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記ソースネットワークデバイスのSNをMNとする場合、前記方法は、
    前記ソースネットワークデバイスを前記第一ターゲットネットワークデバイスのSNとすることをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記端末装置がハンドオーバーする前に、前記方法は、
    前記第一ターゲットネットワークデバイスを前記ソースネットワークデバイスのSNとして追加することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立するとき、前記方法は、
    前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、RRC接続再確立を実行することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項10~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立するとき、前記方法は、
    前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した場合、前記第二指示情報を送信することをさらに含み、
    前記第二指示情報を送信することは、以下のうちの1つを含む:直接に前記ソースネットワークデバイスに前記第二指示情報を送信する;ネットワーク側に前記第二指示情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項10~12のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第二指示情報の送信をトリガーするトリガー条件は、以下の内容のうちの1つを含む:
    セカンダリセルグループ(SCG)の失敗;
    マスターセルグループ(MCG)スプリットベアラによってキャリーするデータの自動再送信リクエストが予め設定された再送信回数の閾値を超える;
    SCGスプリットベアラによってキャリーするデータの自動再送信リクエストが予め設定された再送信回数の閾値を超える、
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. ソースネットワークデバイスに適用される、レポートハンドオーバー方法であって、
    第一指示情報及び第二指示情報のうちの少なくとも1つを受信することを含み、
    前記第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことを前記ソースネットワークデバイスに指示するために用いられ、前記第二指示情報は、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことを前記ソースネットワークデバイスに指示するために用いられる、
    ことを特徴とするレポートハンドオーバー方法。
  17. 第一指示情報及び第二指示情報のうちの少なくとも1つを受信する前に、前記方法は、
    前記端末装置にハンドオーバコマンドを送信することをさらに含み、
    前記ハンドオーバーコマンドは少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスに関する構成情報を含み、前記少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスは前記第一ターゲットネットワークデバイスを含む、
    ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記第一指示情報は、さらに、端末装置との接続確立が成功した前記第一ターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は端末装置との接続確立が成功した前記第一ターゲットネットワークデバイスのID及び端末装置との接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含み、前記第一ターゲットネットワークデバイスと前記少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる、
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記第二指示情報は、さらに、前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由及び前記第一ターゲットネットワークデバイスのIDのうちの少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 前記第二指示情報は前記端末装置がハンドオーバーを行うための第二ターゲットネットワークデバイスを選択するように前記ソースネットワークデバイスに指示する情報をさらに含み、
    前記方法は、前記第二指示情報を受信した後、前記第二指示情報に基づいて少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第二ターゲットネットワークデバイスを選択し、その選択結果を前記端末装置に送信することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記第一指示情報又は前記第二指示情報は、さらに前記端末装置の接続状態を含む、
    ことを特徴とする請求項16~20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して前記第一指示情報を受信するか、又は非アクセス層(NAS)シグナリングを介して前記第一指示情報を受信し、
    RRCシグナリングを介して前記第二指示情報を受信するか、又はNASシグナリングを介して前記第二指示情報を受信する、
    ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記第一指示情報を受信することは、以下のうちの1つを含む:前記端末装置が直接に前記ソースネットワークデバイスに送信する前記第一指示情報を受信する;前記第一ターゲットネットワークデバイスを介して前記ソースネットワークデバイスに転送する前記第一指示情報を受信する;ネットワーク側から前記第一指示情報を取得する、
    前記第二指示情報を受信することは、以下の内容のうちの1つを含む:前記端末装置が直接に前記ソースネットワークデバイスに送信する前記第二指示情報を受信する;前記第一ターゲットネットワークデバイスから送信する前記第二指示情報を受信する;前記ネットワーク側から前記第二指示情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信してから、前記方法は、
    前記第一指示情報及び/又は前記第二指示情報を前記ネットワーク側に送信することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項16~23のいずれか一項に記載の方法。
  25. ターゲットネットワークデバイスに適用される、レポートハンドオーバー方法であって、
    第一指示情報及び/又は第二指示情報のうちをネットワーク側に送信すること、又は、第一指示情報及び/又は第二指示情報をソースネットワークデバイスに送信することを含み、
    前記第一指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられ、前記第二指示情報は、前記端末装置と前記ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことを前記ソースネットワークデバイスに指示するために用いられる、
    ことを特徴とするレポートハンドオーバー方法。
  26. 前記第一指示情報又は前記第二指示情報は、さらに前記端末装置の接続状態を含む、
    ことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記第二指示情報は、さらに、前記端末装置と前記ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した理由及び/又は前記ターゲットネットワークデバイスのIDを含む、
    ことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  28. 第一指示情報及び/又は第二指示情報をネットワーク側に送信することは、NASシグナリングを介して第一指示情報及び/又は第二指示情報を前記ネットワーク側に送信することを含み、
    第一指示情報及び/又は第二指示情報をソースネットワークデバイスに送信することは、RRCシグナリングを介して前記第一指示情報及び/又は前記第二指示情報をソースネットワークデバイスに送信することを含む、
    ことを特徴とする請求項25~27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記方法は、さらに以下の内容のうちの1つを含む:
    前記端末装置から直接送信する第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信する;
    前記ネットワーク側によって第一指示情報及び/又は第二指示情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項25~28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 端末装置であって、
    前記端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功すると第一指示情報を送信する、及び/又は前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗すると第二指示情報を送信するために用いられる第一通信ユニットを含み、
    前記第一指示情報は、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられ、前記第二指示情報は、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことを前記ソースネットワークデバイスに指示するために用いられる、
    ことを特徴とする端末装置。
  31. 前記端末装置は、第一処理ユニットをさらに含み、
    前記第一処理ユニットは、前記第一ターゲットネットワークデバイスへの前記端末装置のランダムアクセスが成功するか、又は前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の同期が達成されると、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したと判断する、
    ことを特徴とする請求項30に記載の端末装置。
  32. 前記第一通信ユニットは、前記ソースネットワークデバイスから送信するハンドオーバーコマンドを受信し、前記ハンドオーバーコマンドは少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスに関する構成情報を含み、前記少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスは前記第一ターゲットネットワークデバイスを含む、
    ことを特徴とする請求項30又は31の端末装置。
  33. 前記第一指示情報は、さらに、接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は接続確立が成功した第一ターゲットネットワークデバイスのID及び接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含み、前記第一ターゲットネットワークデバイスと前記少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる、
    ことを特徴とする請求項32に記載の端末装置。
  34. 前記第二指示情報は、さらに、前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由及び/又は前記第一ターゲットネットワークデバイスのIDを含む、
    ことを特徴とする請求項32に記載の端末装置。
  35. 前記第二指示情報は、前記端末装置がハンドオーバーを行うための第二ターゲットネットワークデバイスを選択するように前記ソースネットワークデバイスに指示する情報をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項34に記載の端末装置。
  36. 前記第一指示情報又は前記第二指示情報は、さらに前記端末装置の接続状態を含む、
    ことを特徴とする請求項30~35のいずれか一項に記載の端末装置。
  37. 前記第一通信ユニットは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して前記ソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信するか、又は非アクセス層(NAS)シグナリングを介してネットワーク側に第一指示情報を送信し、及び/又は、RRCシグナリングを介して前記ソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信するか、又はNASシグナリングを介して前記ネットワーク側に第二指示情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項36に記載の端末装置。
  38. 前記第一通信ユニットは、以下のうちの1つを実行する:
    直接に前記ソースネットワークデバイスに第一指示情報を送信する;
    前記第一ターゲットネットワークデバイスを介して前記ソースネットワークデバイスに第一指示情報を転送する;
    ネットワーク側に第一指示情報を送信する;
    直接に前記ソースネットワークデバイスに第二指示情報を送信する;
    前記ネットワーク側に第二指示情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項37に記載の端末装置。
  39. 前記端末装置は、第一処理ユニットをさらに含み、
    前記第一処理ユニットは、前記端末装置がハンドオーバーを行うとき、前記ソースネットワークデバイスのSNをMNとするために用いられ、前記ソースネットワークデバイスのSNは第一ターゲットネットワークデバイスであり、
    前記第一通信ユニットは、前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続を確立するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項30に記載の端末装置。
  40. 前記第一処理ユニットは、前記ソースネットワークデバイスのSNをMNとする場合、前記ソースネットワークデバイスを前記第一ターゲットネットワークデバイスのSNとする、
    ことを特徴とする請求項39に記載の端末装置。
  41. 前記第一処理ユニットは、ハンドオーバーする前に、前記第一ターゲットネットワークデバイスを前記ソースネットワークデバイスのSNとして追加する、
    ことを特徴とする請求項39又は40に記載の端末装置。
  42. 前記第一通信ユニットは、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した場合、RRC接続再確立を実行する、
    ことを特徴とする請求項39~41のいずれか一項に記載の端末装置。
  43. 前記第一通信ユニットは、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した場合、第二指示情報を送信し、
    前記第二指示情報の送信について、直接に前記ソースネットワークデバイスに前記第二指示情報を送信するか、又はネットワーク側に前記第二指示情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項39~41のいずれか一項に記載の端末装置。
  44. 前記第一通信ユニットは、次の場合に第二指示情報を送信する:
    セカンダリセルグループ(SCG)の失敗;
    マスターセルグループ(MCG)スプリットベアラによってキャリーするデータの自動再送信リクエストが予め設定された再送信回数の閾値を超える;
    SCGスプリットベアラによってキャリーするデータの自動再送信リクエストが予め設定された再送信回数の閾値を超える、
    ことを特徴とする請求項43に記載の端末装置。
  45. ソースネットワークデバイスであって、
    第一指示情報及び/又は第二指示情報を受信するために用いられる第二通信ユニットを含み、
    前記第一指示情報は、端末装置と第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられ、前記第二指示情報は、前記端末装置と前記第一ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことを前記ソースネットワークデバイスに指示するために用いられる、
    ことを特徴とするソースネットワークデバイス。
  46. 前記第二通信ユニットは、前記端末装置にハンドオーバコマンドを送信し、
    前記ハンドオーバーコマンドは少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスに関する構成情報を含み、前記少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスは前記第一ターゲットネットワークデバイスを含む、
    ことを特徴とする請求項45に記載のソースネットワークデバイス。
  47. 前記第一指示情報は、さらに、前記端末装置との接続確立が成功した前記第一ターゲットネットワークデバイスの識別子(ID)、又は前記端末装置との接続確立が成功した前記第一ターゲットネットワークデバイスのID及び前記端末装置との接続確立が失敗した少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスのIDを含み、前記第一ターゲットネットワークデバイスと前記少なくとも1つの他のターゲットネットワークデバイスは異なる、
    ことを特徴とするの請求項46に記載のソースネットワークデバイス。
  48. 前記第二指示情報は、さらに、前記第一ターゲットネットワークデバイスとの接続確立が失敗した理由及び/又は前記第一ターゲットネットワークデバイスのIDを含む、
    ことを特徴とする請求項47に記載のソースネットワークデバイス。
  49. 前記第二指示情報は前記端末装置がハンドオーバーを行うための第二ターゲットネットワークデバイスを選択するように前記ソースネットワークデバイスに指示する情報をさらに含み、
    前記ソースネットワークデバイスは第二処理ユニットをさらに含み、
    前記第二指示情報を受信した後、前記第二処理ユニットは前記第二指示情報に基づいて少なくとも1つのターゲットネットワークデバイスから第二ターゲットネットワークデバイスを選択し、前記第二通信ユニットによってその選択結果を前記端末装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項48に記載のソースネットワークデバイス。
  50. 前記第一指示情報又は前記第二指示情報は、さらに前記端末装置の接続状態を含む
    ことを特徴とする請求項45~49のいずれか一項に記載のソースネットワークデバイス。
  51. 前記第二通信ユニットは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して前記第一指示情報を受信するか、又は非アクセス層(NAS)シグナリングを介して前記第一指示情報を受信し、及び/又は、RRCシグナリングを介して前記第二指示情報を受信するか、又はNASシグナリングを介して前記第二指示情報を受信する、
    ことを特徴とする請求項50に記載のソースネットワークデバイス。
  52. 前記第二通信ユニットは、以下のうちの1つを実行する:
    前記端末装置が直接に前記ソースネットワークデバイスに送信する第一指示情報を受信する;
    前記第一ターゲットネットワークデバイスによって転送する第一指示情報を受信する;
    ネットワーク側から第一指示情報を取得する;
    前記端末装置が直接に前記ソースネットワークデバイスに送信する第二指示情報を受信する;
    前記第一ターゲットネットワークデバイスから送信する第二指示情報を受信する;
    前記ネットワーク側から第二指示情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項51に記載のソースネットワークデバイス。
  53. 前記第二通信ユニットは、前記第一指示情報及び/又は前記第二指示情報をネットワーク側に送信する、
    ことを特徴とする請求項45~52のいずれか一項に記載のソースネットワークデバイス。
  54. ターゲットネットワークデバイスであって、
    第一指示情報及び/又は第二指示情報をネットワーク側に送信するか、又は、前記第一指示情報及び/又は前記第二指示情報をソースネットワークデバイスに送信するために用いられる第三通信ユニットを含み、
    前記第一指示情報は、端末装置とターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が成功したことをソースネットワークデバイスに指示するために用いられ、前記第二指示情報は、前記端末装置と前記ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗したことを前記ソースネットワークデバイスに指示するために用いられる、
    ことを特徴とするターゲットネットワークデバイス。
  55. 前記第一指示情報は、端末装置の接続状態をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項54に記載のターゲットネットワークデバイス。
  56. 前記第二指示情報は、さらに、前記端末装置と前記ターゲットネットワークデバイスとの間の接続確立が失敗した理由及び/又は前記ターゲットネットワークデバイスのIDを含む、
    ことを特徴とする請求項54に記載のターゲットネットワークデバイス。
  57. 前記第三通信ユニットは、NASシグナリングを介して前記第一指示情報及び/又は前記第二指示情報をネットワーク側に送信するか、又は、RRCシグナリングを介して前記第一指示情報及び/又は前記第二指示情報を前記ソースネットワークデバイスに送信する、
    ことを特徴とする請求項54~56のいずれか一項に記載のターゲットネットワークデバイス。
  58. 前記第三ユニットは、以下のうちの1つを実行する:
    前記端末装置から直接送信する前記第一指示情報及び/又は前記第二指示情報を受信する;
    前記ネットワーク側によって前記第一指示情報及び/又は前記第二指示情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項54~56のいずれか一項に記載のターゲットネットワークデバイス。
  59. 端末装置であって、
    プロセッサと、前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを格納するために用いられるメモリと、を含み、
    前記メモリはコンピュータプログラムを格納するために用いられ、前記プロセッサは前記メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項1~15のいずれか一項に記載の方法を実行するために用いられる、
    ことを特徴とする端末装置。
  60. ネットワークデバイスであって、
    プロセッサと、前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを格納するために用いられるメモリと、を含み、
    前記メモリはコンピュータプログラムを格納するために用いられ、前記プロセッサは前記メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項16~28のいずれか一項に記載の方法を実行するために用いられる、
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  61. プロセッサを含むチップであって、
    前記プロセッサはメモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、前記チップを含むデバイスに請求項1~15のいずれか一項に記載の方法を実行させる、
    ことを特徴とするチップ。
  62. プロセッサを含むチップであって、
    前記プロセッサはメモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、前記チップを含むデバイスに請求項16~28のいずれか一項に記載の方法を実行させる、
    ことを特徴とするチップ。
  63. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    コンピュータプログラムを格納するために用いられ、前記コンピュータプログラムはコンピュータに請求項1~28のいずれか一項に記載の方法を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  64. コンピュータプログラム製品であって、
    コンピュータプログラム命令を含み、前記コンピュータプログラム命令はコンピュータに請求項1~28のいずれか一項に記載の方法を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
  65. コンピュータプログラムであって、
    コンピュータに請求項1~28のいずれか一項に記載の方法を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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