本出願は、2019年5月6日に中国国家知的所有権庁に出願され、「ELECTRONIC DEVICE WITH CURVED SCREEN」と題された中国特許出願第201910372616.4号に対する優先権を主張し、その全体が本明細書に参照援用される。
本出願は、エレクトロニクス及び通信技術の分野に関し、特に画面技術の分野に関する。
一般に、画面は、テレビジョンセット、スマート画面、ウェアラブルデバイス、およびパーソナルモバイル端末のような現在の電子デバイスに設けられる。画面は、画像などの情報をユーザに提示するための重要なウィンドウである。図1に示すように、画面の縁部には黒い境界が存在する。
黒い境界は、画面のケーブル取り回し領域であり、画像を表示することはできないが、画面の表面上の一定領域を占める。一般に、より良い視覚体験を追求するために、ユーザは、電子デバイスの、画像を表示することができる部品の面積ができるだけ広いことを期待する。一般に、画面のケーブル取り回し領域は無くすことができない。従って、黒い境界がある場合にユーザの視覚体験をどのように改善するかは、現在解決されるべき緊急の問題である。
この観点から、本出願の実施形態は、曲がった画面及び曲がった画面を有する電子デバイスを提供し、ユーザの視覚的な体験を改善する。
第1の態様によれば、このアプリケーションは、曲がった画面アセンブリの実施形態を提供する。前記曲がった画面アセンブリは曲がった画面とカバーパネルとを有し、前記曲がった画面は前記カバーパネルに取り付けられ、前記曲がった画面は主ディスプレイパネルと複数の側面ディスプレイパネルとを有し、前記カバーパネルは箱形構造であり、前記主ディスプレイパネルは前記箱形構造の底面に取り付けられ、前記側面ディスプレイパネルは前記箱形構造の側面に取り付けられ、前記カバーパネルの中にある前記曲がった画面は、前記底面に垂直な方向に全体として閉じた円形又は準円形の多角形の形態である。
画面の縁部は曲げられ、ケーブル取り回し領域の大部分は、電子デバイスの側面にあり、主面上のケーブル取り回し領域によって占有される領域を減少させる。このようにして、主面の表示に使用できる領域の面積を増やすことができ、顧客体験を向上させることができる。
曲がった画面アセンブリの一実施形態では、前記主ディスプレイパネルのエッジはストレートエッジであり、前記主ディスプレイパネルは複数のストレートエッジを有し、隣接する2つのストレートエッジが交差する部分がコーナーであり、各ストレートエッジは1つの側面ディスプレイパネルに対応して接続され、前記側面ディスプレイパネルのエッジであり、前記ストレートエッジと交差するエッジは内側エッジであり、前記側面ディスプレイパネルの前記縁部には前記内側エッジと前記外側エッジがあり、前記外側エッジは前記曲がった画面の前記縁部にあり、前記内側エッジと前記外側エッジの両方は前記主ディスプレイパネルの前記コーナーに接続され、前記外側エッジと前記コーナーとを接続するセグメントは弧状トランジションエッジである。
側面ディスプレイパネルの外側エッジとコーナーとを接続する部分は、弧状のトランジションエッジであり、側面ディスプレイパネルを電子デバイスの側面に曲げると、コーナーが大きく伸びて折れが生じない。また、弧状のトランジションエッジの遷移は視覚的に自然であるため、主要な曲がった画面の縁線が滑らでなり、使用経験が向上する。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)では、前記主ディスプレイパネルの任意のコーナーに対して、前記コーナーの両側の弧状トランジションエッジの曲げラジアンは等しくない。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、前記弧状トランジションエッジの全ての部分のラジアンは等しくない。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のうちのいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、前記弧状トランジションエッジは各基準断面上の1つの円弧として示され、前記基準断面は前記側面ディスプレイパネルの厚さ方向に垂直な断面である。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、前記弧状トランジションエッジの弧であって1つの基準断面上にある弧の全ての部分のラジアンは等しくない。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、異なる基準断面上にある弧状トランジションエッジの弧のラジアンは等しくない。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つまたは複数と組み合わせることができる)において、主ディスプレイパネルは、矩形のパネル形状であり、矩形のパネル形状の主ディスプレイパネルは、4つのストレートエッジを有し、対向する2つのストレートエッジが一方のグループに属し、一方のストレートエッジのグループに接続された側面ディスプレイパネルは対称的に配置され、他方のストレートエッジのグループに接続された側面ディスプレイパネルは非対称的に配置される。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、主ディスプレイパネルは、対称な多角形のパネル形状であり、幅方向の中央位置における曲がった画面の断面は、第1の画面断面であり、長さ方向の中央位置における曲がった画面の断面は、第2の画面断面である。曲がった画面は、以下の全体的な形態を有することができる。
形態1:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態2:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態3:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態4:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態5:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態6:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態7:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態8:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
第2の態様によれば、本出願は電子デバイスの一実施形態をさらに提供する。前記電子デバイスは、カバーパネル、中間フレームコンポーネント、リアハウジング、回路基板、電力モジュール、及び曲がった画面を有し、前記中間フレームコンポーネントはフレーム形状構造であり、前記カバーパネル及び前記リアハウジングは前記中間フレームコンポーネントの両側に別々に固定され、前記電子デバイスのハウジングは、前記中間フレームコンポーネント、前記カバーパネル、及び前記リアハウジングによって包囲され、前記回路基板及び前記電力モジュールは、前記電子デバイスの前記ハウジング内に配置され、前記電力モジュールは、前記曲がった画面及び前記回路基板に電力を供給するように構成され、作動回路が前記回路基板内に配置され、前記作動回路は前記曲がった画面に表示命令を送信するように構成され、前記曲がった画面は主ディスプレイパネル及び複数の側面ディスプレイパネルを備え、前記曲がった画面は前記カバーパネルに取り付けられ、前記電子デバイスの使用中にユーザにコンテンツを提示する最大の表示面が主面であり、前記主面の縁部に接続された1つ以上の面が側面であり、前記曲がった画面の主ディスプレイパネルは前記電子デバイスの前記主面上にあり、前記曲がった画面の前記側面ディスプレイパネルは前記電子デバイスの前記側面上にあり、前記主ディスプレイパネルは多角形であり、前記曲がった画面が全体として前記主面に垂直な方向に、閉じた円形または準円形の多角形の形状である。
第2の態様の電子デバイスの実施形態では、第1の態様の曲がった画面アセンブリにおける曲がった画面及びカバーパネルの種々の実装を、曲がった画面及びカバーパネルのために使用することができる。
第2の態様の第1の可能な実施形態では、前記カバーパネルは、底面パネル、ラウンドコーナー、及び側面パネルを有し、前記底面パネルの前記縁部に複数のストレートエッジを有し、前記側面パネルは前記底面パネルの前記ストレートエッジに接続され、前記底面パネルの隣接するストレートエッジが交差する位置が前記ラウンドコーナーに接続され、前記ラウンドコーナーは三次元弧状構造であり、前記ラウンドコーナーの両側が前記側面パネルに接続され、前記側面ディスプレイパネルは前記カバーパネルの前記側面パネルに取り付けられ、前記主ディスプレイパネルは前記カバーパネルの前記底面パネルに取り付けられ、前記コーナーは前記底面パネルの隣接する2つのストレートエッジが交差する位置に取り付けられ、前記中間フレーム部は複数の細長い側面エッジを有し、前記複数の細長い側面エッジは互いに接続されてフレームを形成し、前記カバーパネルの前記側面パネルと前記中間フレームコンポーネントの前記側面エッジとは一緒に組み立てられる。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実施形態に関して、第2の可能な実施形態において、カバーパネルの側面パネルの幅は、側面ディスプレイパネルの幅と等しいか又はそれよりも大きい。
第2の態様および第2の態様の第1および第2の可能な実施形態のうち任意の1つを参照して、第3の可能な実施形態では、ラウンドコーナーの内面は円弧面であり、ラウンドコーナーの外面も円弧面である。
コーナーは、底面パネルの隣接する2つのストレートエッジが交差する位置に取り付けられ、コーナーは、電子デバイスの主面上にある。すなわち、主ディスプレイパネルのコーナーはラウンドコーナーの内面には取り付けられておらず、ラウンドコーナーの内面が曲がっているように曲がっておらず、ラウンドコーナーの内面が2方向に同時に曲がっているときに、主ディスプレイパネルのコーナーが2方向に曲がらないようにしている。
第2の態様および第2の態様の第1から第3の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第4の可能な実施形態では、ラウンドコーナーの内面の円弧面の全ての部分のラジアンは等しくなくてよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
第2の態様および第2の態様の第1から第3の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第5の可能な実施形態において、ラウンドコーナーの外面の弧面の全ての部分のラジアンは等しくなくてよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
第2の態様及び第2の態様の第1から第5の可能な実施形態の第1から第5の可能な実施形態の任意の1つに関し、第6の可能な実施形態では、底面パネルの内面又は外面に平行な方向のラウンドコーナーの位置の断面は第1のラウンドコーナー断面であり、ラウンドコーナーの外面は第1のラウンドコーナーの各断面上に1つの円弧として示され、ラウンドコーナーの内面は第1のラウンドコーナーの各断面上に1つの円弧として示される。
第2の態様及び第2の態様の第1から第6の態様のうちの任意の1つを参照すると、第7の可能な実施形態では、ラウンドコーナーに接続された2つのストレートエッジに別々に垂直なラウンドコーナーの位置の断面は、第2のラウンドコーナーの断面と第3のラウンドコーナーの断面とであり、ラウンドコーナーの外面は、第2のラウンドコーナーの断面の各々に1つの円弧として示され、ラウンドコーナーの内面は、第2のラウンドコーナーの断面の各々に1つの円弧として示され、ラウンドコーナーの外面は、第3のラウンドコーナーの断面の各々に1つの円弧として示され、ラウンドコーナーの内面は、第3のラウンドコーナーの断面の各々に1つの円弧として示される。
第2の態様及び第2の態様の第1から第7の可能な実施形態のうちの任意の1つを参照すると、第8の可能な実施形態では、矩形の底面パネルを有するカバーパネルについては、底面パネルは、4つのストレートエッジを有し、対向する2つのストレートエッジが1つのグループに属し、ストレートエッジの1つのグループに接続された側面パネルは、対称的に配置され、ストレートエッジの他のグループに接続された側面パネルは、非対称的に配置される。
第2の態様の第9の可能な実施形態では、前記中間フレームコンポーネントはラップコーナー及びラップエッジを含み、前記中間フレームコンポーネントフレーム形状の構造であり、前記ラップコーナーは前記フレーム形状の構造のコーナー位置にあり、前記ラップエッジは隣接するラップコーナーの間に接続され、前記ラップコーナーは三次元弧状の構造であり、前記カバーパネルは底面壁及び複数の側面壁を有し、前記底面壁の前記縁部に複数のストレートエッジがあり、前記底面壁の各ストレートエッジは1つの側面壁に対応して接続され、前記底面壁の各ストレートエッジは1つの側面壁に対応して接続され、前記底面壁の隣接する2つのストレートエッジが交差する部分はカバーパネルコーナーであり、前記側面壁の前記縁部にはカバーパネル内側エッジ及びカバーパネル外側エッジがあり、前記カバーパネル内側エッジは前記底面壁の前記ストレートエッジに接続され、前記カバーパネル外側エッジは前記カバーパネルの前記縁部にあり、前記側面壁のカバーパネル内側エッジ及び前記カバーパネル外側エッジの両方は前記カバーパネルコーナーに接続され、前記カバーパネル外側エッジと前記カバーパネルコーナーとを接続するセグメントは弧状のトランジションエッジであり、主ディスプレイパネルは前記カバーパネルの前記底面壁に取り付けられ、側面ディスプレイパネルは前記カバーパネルの前記側面壁に取り付けられ、前記主ディスプレイパネルの前記コーナーは前記カバーパネルコーナーの位置にあり、前記中間フレームコンポーネントの前記ラップコーナーは前記カバーパネルの前記カバーパネルコーナーに固定され、前記中間フレームコンポーネントの前記ラップエッジは前記カバーパネルの前記側面壁に固定される。
第2の態様又は第2の態様の第9の可能な実施形態を参照すると、第10の可能な実施形態において、カバーパネルの側面壁の幅は、側面ディスプレイパネルの幅と等しいか又はそれよりも大きい。
第2の態様および第2の態様の第9および第10の可能な実施形態のうちの任意の1つに関して、第11の可能な実施形態では、ラップコーナーの内面は弧面であり、ラップコーナーの外面も弧面である。
第2の態様および第2の態様の第9から第11の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第12の可能な実施形態において、ラップコーナーの内面の全ての部分のラジアンは等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
第2の態様および第2の態様の第9から第11の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第13の可能な実施形態において、ラップコーナーの外面の全ての部分のラジアンは等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
第2の態様及び第9から第13の可能な態様の実施形態のうちの任意の1つに関して、第14の可能な実施形態では、電子デバイスの主表面に平行な方向におけるラップコーナーの位置の断面は、第1のラップコーナー断面であり、ラップコーナーの外面は、各第1のラップコーナー断面上の1つの円弧として示され、ラップコーナーの内面は、各第1のラップコーナー断面上の1つの円弧として示される。
第2の態様及び第2の態様の第9から14の可能な実施形態のうちの任意の1つに関し、第15の可能な実施形態では、ラップコーナーに接続された2つのラップエッジの長手方向に別々に垂直なラップコーナーの位置の断面は、第2のラップコーナー断面及び第3のラップコーナー断面であり、ラップコーナーの外面は、各第2のラップコーナー断面上に1つの円弧として示され、ラップコーナーの内面は、各第2のラップコーナー断面上に1つの円弧として示され、ラップコーナーの外面は、各第3のラップコーナー断面上に1つの円弧として示され、ラップコーナーの内面は、各第3のラップコーナー断面上に1つの円弧として示される。
第2の態様および第2の態様の第9から第15の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第16の可能な実施形態では、底面壁の任意のカバーパネルコーナーについて、カバーパネルコーナーの両側の弧状トランジションエッジの曲げラジアンは等しくなくてもよい。
第2の態様および第2の態様の第9から第16の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第17の可能な実施形態では、弧状のトランジションエッジの全ての部分のラジアンは等しくない。
第2の態様および第2の態様の第9から第17の可能な実施形態のうちの任意の1つに関して、第18の可能な実施形態では、弧状のトランジションエッジは、各第1の断面上に1つの円弧として示され、第1の断面は、側面壁の厚さ方向に垂直な断面である。
第2の態様および第2の態様の第9から第17の可能な実施形態の任意の1つに関して、第19の可能な実施形態では、弧状のトランジションエッジは、各第1の断面上に1つの円弧として示され、第1の断面は、側面壁の厚さ方向に垂直な断面であり、弧状のトランジションエッジの弧であって、1つの第1の断面上にある弧の全ての部分のラジアンは等しくない。
第2の態様および第2の態様の第9から第19の可能な実施形態のうちの任意の1つに関して、第20の可能な実施形態では、弧状のトランジションエッジは、各第1の断面上に1つの円弧として示され、第1の断面は、側面壁の厚さ方向に垂直な断面であり、異なる第1の断面上に配置される弧状のトランジションエッジのラジアンは等しくなくてもよい。
第2の態様及び第2の態様の第9から第20の可能な実施形態のうちの任意の1つを参照すると、第21の可能な実施形態では、矩形の底面壁を有するカバーパネルについては、底面壁は、4つのストレートエッジを有し、対向する2つのストレートエッジは、1つのグループに属し、ストレートエッジの1つのグループに接続された側面壁は、対称的に配置されてもよく、ストレートエッジの他のグループに接続された側面壁は、非対称的に配置されてもよい。
第2の態様および第2の態様の第1から第21の可能な実施形態のうちの任意の1つを参照して、第22の可能な実施形態では、曲がった画面が作動状態にある場合、主ディスプレイパネルは、表示命令に従って対応するコンテンツを表示するように構成される。
第2の態様及び第2の態様の第1から第22の可能な実施形態のうちの任意の1つを参照すると、第23の可能な実施形態では、主面は多角形であり、複数のストレートエッジを有し、2つの隣接するストレートエッジが交差する位置がコーナーであり、曲がった画面が作動状態にある場合、主表面のストレートエッジの位置は、黒い境界を有しないか、またはコーナーのみに黒い境界を有する。
第2の態様及び第2の態様の第1から第23の可能な実施形態のいずれか1つを参照すると、第24の可能な実施形態では、主ディスプレイパネルのコーナーにギャップはない。
従来技術における画面の黒い境界の概略図である。
本出願の一実施形態による、曲がった画面の主ディスプレイパネルおよび側面ディスプレイパネルの概略図である。
本出願の一実施形態による、曲がった画面の側面ディスプレイパネルの非曲がった状態および曲がった状態の概略図である。
折り紙の例において、4つの縁部を曲げた状態を示し、側面ディスプレイパネルを曲げたときにコーナーに折れが発生する傾向があることを示す。
折り紙の例において、4つの縁部を曲げた状態を示し、側面ディスプレイパネルを曲げたときにコーナーに折れが発生する傾向があることを示す。
本出願の一実施形態による、曲がった画面をカバーパネルの内側に取り付ける概略図であり、主図、底面図、上面図、左側面図、および右側面図が含まれている。
本出願の一実施形態による、曲がった画面、カバーパネル、および中間フレームコンポーネントを電子デバイスに組み込む概略図であり、主図、底面図、上面図、左側面図、および右側面図が含まれている。
本出願の一実施形態による、曲がった画面をカバーパネルの内側に取り付ける別の実施形態の概略図である。
本出願の一実施形態による、曲がった画面、カバーパネル、および中間フレームコンポーネントを電子デバイスに組み込む別の実施形態の概略図であり、主図、底面図、上面図、左側面図、および右側面図が含まれる。 添付の図面における要素の参照番号は、以下の通りである: 曲がった画面1 主ディスプレイパネル11 ストレートエッジ111 コーナー112 側面ディスプレイパネル12 内側エッジ121 外側エッジ122 カバーパネル2 底面パネル21 ストレートエッジ211 側面パネル22 ラウンドコーナー23 底面壁24 ストレートエッジ241 カバーパネルコーナー242 側面壁25 カバーパネル内側エッジ251 カバーパネル外側エッジ252 中間フレームコンポーネント3 側面エッジ31 ラップコーナー32 ラップエッジ33 リアハウジング4
本出願の実施形態は、画面を備えた種々の電子デバイスに適用することができる。電子デバイスは、テレビジョンセット、スマート画面、ウェアラブルデバイス、車載端末、パーソナルモバイル端末、パーソナルコンピュータ、マルチメディアプレーヤ、電子リーダ、スマートホームデバイス、ロボット等であり得る。パーソナルモバイル端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ等でもよい。ウェアラブルデバイスは、スマートバンド、インテリジェント医療デバイス、ヘッドマウント端末などでもよい。ヘッドマウント端末装置は、仮想現実端末、拡張現実端末などであってもよい。インテリジェント医療デバイスは、インテリジェントな血圧測定装置、インテリジェントな血糖測定装置等であってもよい。スマートホームデバイスはインテリジェントアクセス制御システム等であってもよい。ロボットは、人の指示に従ってその人にサービスする任意の電子デバイスであってもよい。
一般的に、電子デバイスの画面には、LCD (Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)、リジッドOLED (Organic Light-Emitting Display、有機発光ディスプレイ)、フレキシブルOLEDの3種類がある。
画面は、カバーパネルの内側に取り付けられており、画面の一方のパターンを表示する側面はカバーパネルに面し、カバーパネルは透明であり、画面上に表示されたパターンは、カバーパネルを通して見ることができる。電子デバイスのハウジングとして、カバーパネルは、電子デバイスの外面上に配置される。あるいは、画面をカバーパネルの外面に取り付けてもよい。
本出願の実施形態において、曲がった画面は、フレキシブルOLEDであってもよい。画面の縁部のケーブル取り回し領域(すなわち、黒い境界)の幅は、肉眼で認識されてもよく、無視することはできない。例えば、一部の画面の黒い境界の幅は、0.8mmに達することがある。
電子デバイスの全体的な形状は、フラットパネル、カラム、ボール、リング、ヘルメットなどであってもよい。電子デバイスの使用中にユーザにコンテンツを提示する最大のディスプレイ表面は、主面と定義され、主要表面の縁部に接続された1つ以上の表面は、側面と定義される。主面と側面との間の角度は、80度から150度の範囲にあり、例えば90度である。主面は多角形であり、複数のストレートエッジを有し、隣接する2つのストレートエッジが交差する位置がコーナーである。
本出願の実施形態において、画面の縁部は曲げられ、その結果、ケーブル取り回し領域の大部分は、主面上のケーブル取り回し領域によって占有される領域を減少させるため電子デバイスの側面にある。このようにして、主面の表示用に使用できる領域の面積を増やして、それにより、顧客体験を向上させることができる。
図2及び図3に示すように、曲がった画面1は、主ディスプレイパネル11及び複数の側面ディスプレイパネル12を含み、主ディスプレイパネル11は、電子デバイスの主面に配置される。図2に示す側面ディスプレイパネル12は、電子デバイスの側面に対して屈曲しておらず、曲がった画面1は、全体として、平坦なパネル形状の構造である。図3は、2つの状態を示す。右図は、側面ディスプレイパネル12が電子デバイスの側面に曲がっていない状態を示し、左図は、側面ディスプレイパネル12が電子デバイスの側面に曲がっている状態を示す。しかし、図3の2つの図における状態は、主ディスプレイパネル11に対して垂直な方向から見られる。側面ディスプレイパネル12が電子デバイスの側面に曲げられた後、主ディスプレイパネル11と側面ディスプレイパネル12との間の角度は、80度から150度の範囲にあり、例えば90度である。主ディスプレイパネル11は画像を表示するために使用されてもよく、側面ディスプレイパネル12は画像を表示するために使用されていない。確かに、代替的に、主ディスプレイパネル11および側面ディスプレイパネル12の両方を使用して、画像を表示することができる。
カバーパネルは、箱形構造に配置され、主ディスプレイパネルは、箱形構造の底面に取り付けられ、側面ディスプレイパネルは、箱形構造の側面に取り付けられる。カバーパネルの底面が多角形である場合、カバーパネルの外側から、カバーパネルの内側に配置された曲がった画面は、全体として、カバーパネルの底面に垂直な方向に、閉じた円形または準円形の多角形の形態である。カバーパネルの底面が、カバーパネルの外側から矩形である場合、カバーパネルの内側に配置された曲がった画面は、全体として、カバーパネルの底面に垂直な方向に、閉じた円形または準円形の矩形の形態である。換言すれば、カバーパネルの底面が多角形である場合、曲がった画面は、底面に対して垂直な方向に、全体として閉じた円形または準円形の多角形の形態である。カバーパネルの底面が矩形である場合、曲がった画面は、底面に垂直な方向に、全体として閉じた円形または準円形の矩形の形態をとる。カバーパネルの底面の形状及び寸法は、主ディスプレイパネルの形状及び寸法と基本的に同じである。
図2を参照すると、主ディスプレイパネル11のエッジは、ストレートエッジ111であり、主ディスプレイパネルは、複数のストレートエッジ111を有し、2つの隣接したストレートエッジ111が交差する部分は、コーナー112である。図2は、コーナー112近傍の領域の部分拡大図である。Dで示された位置がコーナーであり、2つの部分A及びBが側面ディスプレイパネル12である。
主ディスプレイパネル11の各ストレートエッジ111は、側面ディスプレイパネル12に対応して接続され、側面ディスプレイパネルのエッジであってストレートエッジと交差するエッジは、内側エッジであり、側面ディスプレイパネル12がストレートエッジ111に接続される位置は、弧状の面取りを用いた接続形態で配置されてもよい。
側面ディスプレイパネル12の縁部には、内側エッジ121及び外側エッジ122があり、外側エッジ122は、曲がった画面1の縁部に位置し、側面ディスプレイパネル12の内側エッジ121及び外側エッジ122は共に、主ディスプレイパネル11のコーナー112に接続され、外側エッジ122とコーナー112とを接続するセグメントは、弧状トランジションエッジである。内側エッジ121は、ストレートエッジであってもよいし、曲がったエッジであってもよい。外側エッジ122の部分であって2つの弧状トランジションエッジの間にある部分は、内側エッジ121に平行に配置されてもよく、外側エッジ122の部分であって2つの弧状トランジションエッジの間にある部分は、内側エッジ121に平行に配置されなくてもよい。
主ディスプレイパネル11のいずれのコーナー112についても、コーナー112の両側の弧状トランジションエッジの曲げラジアンは等しくても等しくなくてもよい。
図2の部分拡大図では、aおよびbで示される部分は、弧状トランジションエッジであり、弧状トランジションエッジの全ての部分のにあるは等しくてもよく、または、弧状トランジションエッジの全ての部分のラジアンは、等しくなくてもよい。
曲がった画面1はある厚さを有するので、図2の弧状トランジションエッジaおよびbは、各基準断面上の1つの円弧として示されている。基準断面は、側面ディスプレイパネル12の厚さ方向に垂直な断面である。弧状トランジションエッジの弧であって、一つの基準断面上にある弧の全部分のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。異なる基準断面上にある弧状トランジションエッジの円弧のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。
主ディスプレイパネル11のストレートエッジ111は、直線に沿って延びるエッジである。ストレートエッジは、肉眼の視点から直線に沿って伸びるエッジであるが、ある程度曲がっていても、または微視的視点からは一定ラジアンを有していてもよい。
図3に示すように、図中の曲がった画面上にパターンが表示される。左側の図は、側面ディスプレイパネルを電子デバイスの側面に曲げた後、電子デバイスの主面上の主ディスプレイパネル11のコーナー112にのみ黒い境界が存在し、他の位置には黒い境界が存在しないことを示している。図3に示す実施形態では、主ディスプレイパネル11のストレートエッジ111が側面ディスプレイパネル12に接続される位置は、弧状の面取りを用いた接続の形態である。したがって、図3の左側の図には、ストレートエッジ111とコーナー112は示されていない。
さらに、図3から分かることは、側面ディスプレイパネルの外側エッジ122とコーナー112とを接続する部分は、弧状のトランジションエッジであることが分かり、側面ディスプレイパネルが電子デバイスの側面に曲げられると、コーナー112が大きく伸びて折れが生じない。また、主ディスプレイパネルのコーナーには隙間がない。弧状トランジションエッジの遷移は視覚的に自然であり、従って、主ディスプレイパネル11の縁線は滑らかであり、それによって、使用経験を改善している。画面は、曲げることができるが、技術的な制約により、画面は、一方向のみに曲げることができ、同時に2つ以上の方向に曲げることはできない。従って、処理が不適切である場合、折れ曲がりがコーナーに発生する傾向がある。この実施形態では、側面ディスプレイパネルは、ストレートエッジに沿って曲げられ、コーナーは、既に最も限界的な部分であり、側面ディスプレイパネルの外側エッジとコーナーとを接続する部分は、弧状トランジションエッジであるため、折れ曲がることはない。
側面ディスプレイパネルを折り曲げたときに、コーナーにスタッキングや曲がりが発生しやすい理由は、紙片を用いて説明することができる。図4および図5に示すように、図4は、紙片の4つのエッジが一方向で破線に沿って曲げられることを示す。コーナーには余分な紙があることが分かる。余分な紙は黒い部分である。余分な紙が積み重なり、折れが生じる。
本願の実施形態では、図2に示すように、部分A、Bをストレートエッジ111に沿って曲げた場合、点Dが弧状エッジに接続されているため、点Dの外側から突出する部分がない。それゆえ、点Dには折れが生じない。
図7および図9は、曲がった画面が電子デバイス上に取り付けられた状態を示す。主ディスプレイパネル11の周囲の側面ディスプレイパネル12は、電子デバイスの側面に曲げられる。この場合、側面ディスプレイパネル12上にある黒い境界が電子デバイスの側面にあり、主ディスプレイパネル11のコーナー112の位置の黒い境界のみが電子デバイスの主面上にある。しかし、コーナー112の位置は非常に小さいので、コーナー112の黒い境界も非常に小さい。電子デバイスの主面上の主ディスプレイパネルのみが画像を表示すると、基本的には、電子デバイスの主面上に黒い境界が見えず、主面上には基本的にフルスクリーンが実現する、すなわち、基本的に、主面上の曲がった画面上には表示可能な領域のみが存在し、表示に使えない黒い境界はほとんど見えない。
曲がった画面は、コーナー112の両側に弧状トランジションエッジを有する。従って、電子デバイスの主面に垂直な方向において、曲がった画面の縁線は完全かつ連続的であり、遷移は自然であり、線は伸張され滑らかである。主ディスプレイパネルが多角形である場合、電子デバイスの外側から、カバーパネルの内側にある曲がった画面は、電子デバイスの主面に垂直な方向に全体として閉じた円形または準円形の形態である。主ディスプレイパネルが矩形である場合、電子デバイスの外側から、カバーパネルの内側にある曲がった画面は、電子デバイスの主面に垂直な方向に全体として閉じた丸いまたは準丸い矩形の形態である。換言すれば、主ディスプレイパネルが多角形である場合、曲がった画面は、全体として、主面に垂直な方向に閉じた円形または準円形の多角形の形態である。主ディスプレイパネルが矩形である場合、曲がった画面は、全体として、主面に対して垂直な方向に閉じた円形または準円形の矩形の形態である。主ディスプレイパネルは、多角形のパネル形状であってもよい。具体的には、主ディスプレイパネルは、対称な多角形のパネル形状、例えば、矩形または六角形のパネル形状であってもよい。
側面ディスプレイパネルが電子デバイスの側面に曲がった曲がった画面の場合、矩形の主ディスプレイパネルは、4つのストレートエッジを有し、対向する2つのストレートエッジは、1つのグループになる。ストレートエッジの1つのグループに接続された側面ディスプレイパネルは、対称的に配置されてもよく、ストレートエッジの他のグループに接続された側面ディスプレイパネルは、対称的に配置されてもよく、または非対称的に配置されてもよい。
図7および図9に示すように、図7および図9は、完全な電子デバイスを示す。通常、電子デバイス上には中間フレームコンポーネント3が配置され、中間フレームコンポーネント3は、電子デバイスのカバーパネル及びリアハウジング4を固定するために使用される。中間フレームコンポーネント3は、フレーム形状の構造であり、カバーパネル及びリアハウジング4は、中間フレームコンポーネント3の両側に別々に固定されており、電子デバイスのハウジングは、中間フレームコンポーネント3、カバーパネル、リアハウジング4によって一体に囲まれている。回路基板および電力モジュールは、電子デバイスのハウジング内に配置される。電力モジュールは、曲がった画面及び回路基板に電力を供給するように構成され、回路基板内に作動回路が配置され、作動回路は、曲がった画面に表示命令を送信するように構成され、曲がった画面が作動状態にある場合、主ディスプレイパネルは、表示命令に従って対応する内容を表示する。曲がった画面が作動状態にあるとき、側面ディスプレイパネルは、回路基板によって送信される表示命令に従って、対応するコンテンツを表示することもできる。曲がった画面が作動状態にある場合、主ディスプレイパネルはコーナーにのみ黒い境界が表示される。主面のストレートエッジの位置には黒い境界はなく、またはコーナーのみに黒い境界がある。
中間フレームコンポーネント3及びリアハウジング4は、一体構造として配置することもできる。
中間フレームコンポーネントの設計形態は、通常、カバーパネルの設計形態に関連する。以下に、2つの例を用いて、中間フレームコンポーネントとカバーパネルの2つの設計形態を説明する。
形態1:
図6及び図7に示すように、図6では曲がった画面上にパターンが存在し、曲がった画面には黒い境界がある。図6において、曲がった画面は、カバーパネルの内側に固定される。従って、図はカバーパネルと曲がった画面の2つのコンポーネントを示している。しかし、カバーパネルは透明であるため、曲がった画面はカバーパネルの外側から見える。表示を容易にするために、正面図、上面図、底面図、左側面図、および右側面図を図6に示す。図7は、電子デバイスの全体構成図であり、図の電子デバイスは携帯電話である。図7は、電子デバイスの正面図、上面図、底面図、左側面図、および右側面図を示す。図7では、曲がった画面、カバーパネル、中間フレームコンポーネント3、リアハウジング4が見え、カバーパネルは透明であるため、電子デバイスの外側から曲がった画面が見える。
図6および図7に示すように、カバーパネルは、底面パネル21、ラウンドコーナー23、および側面パネル22を含む。底面パネル21の縁部には複数のストレートエッジ211があり、側面パネル22は底面パネル21のストレートエッジ211に接続されている。底面パネル21と側面パネル22との間の角度は、80度から150度の範囲であり、例えば90度である。側面パネル22が底面パネル21のストレートエッジ211に接続される位置は、弧状の面取りを用いた接続の形態で配置されてもよい。図6及び図7に示す実施形態では、側面パネル22が底面パネル21のストレートエッジ211に接続される位置は、弧状の面取りを使用する接続の形態である。従って、ストレートエッジ211は、図6及び図7の主要図には示されておらず、ストレートエッジ211は、上面図、下面図、左側面図、及び右側面図に見ることができる。確かに、曲がった画面のストレートエッジ111は、主要図にも見ることができず、ストレートエッジ111は、上面図、底面図、左側面図、および右側面図に見ることができる。
底面パネル21の隣接するストレートエッジ211が交差する位置は、ラウンドコーナー23に接続され、ラウンドコーナー23は、三次元の弧状構造になっている。ラウンドコーナー23の両側は、側面パネル22に接続されている。ラウンドコーナー23の内面は円弧面であり、ラウンドコーナー23の外面も円弧面である。しかし、内面の弧面のラジアンと外面の弧面のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。ラウンドコーナー23の内面の弧面の全ての部分のラジアンは、等しくてもよい。あるいは、ラウンドコーナーの内面の弧面の全ての部分のラジアンは、等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁位置のラジアンが小さい。ラウンドコーナーの外面の弧面の全ての部分のラジアンは、等しくてもよい。あるいは、ラウンドコーナーの外側表面の弧面の全ての部分のラジアンは、等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁位置のラジアンが小さい。
底面パネル21の内面または外面に平行な方向のラウンドコーナー23の位置の断面は、第1のラウンドコーナーの断面である。ラウンドコーナー23の位置の断面は、ラウンドコーナー23に接続された2つのストレートエッジ211に別々に垂直であるが、第2のラウンドコーナーの断面と第3のラウンドコーナーの断面とである。
ラウンドコーナー23の外面は、第1のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示され、ラウンドコーナー23の内面は、第1のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示される。ラウンドコーナー23の外面は、第2のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示され、ラウンドコーナー23の内面は、第2のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示される。ラウンドコーナー23の外面は、第3のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示され、ラウンドコーナー23の内面は、第3のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示される。
図6に示すように、曲がった画面は、カバーパネルの内側または外側に取り付けられる。具体的には、側面ディスプレイパネル12は、カバーパネルの側面パネル22の内側または外側に取り付けられ、主ディスプレイパネル11は、カバーパネルの底面パネル21の内側または外側に取り付けられ、コーナー112は、底面パネル21の2つの隣接するストレートエッジ211が交差する位置に取り付けられ、コーナー112は、電子デバイスの主面に配置される。換言すれば、主ディスプレイパネル11のコーナー112は、ラウンドコーナー23の内面に取り付けられておらず、コーナー112は、ラウンドコーナー23の内面が曲がっているため、曲がっておらず、ラウンドコーナー23の内面が同時に2方向に曲がっていると、主ディスプレイパネル11のコーナー112が2方向に曲がることを防いでいる。カバーパネルの底面パネル21の形状及び寸法は、主ディスプレイパネル11の形状及び寸法と一致しているので、主ディスプレイパネル11は、底面パネル21全体を完全に覆い、底面パネル21から突出する部分はない。例えば、カバーパネルの底面パネル21の形状及び寸法は、基本的に主ディスプレイパネル11の形状及び寸法と同じである。
カバーパネルの側面パネル22の幅は、側面ディスプレイパネル12の幅と等しくしてもよい。
図6及び図7に示すように、カバーパネルの側面パネル22の幅は、側面ディスプレイパネル12の幅よりも大きくすることができ、カバーパネルの側面パネル22の縁部は、側面ディスプレイパネル12の縁部から突出する。この場合、図7に示すように、中間フレームコンポーネント3に組み付けられるとき、カバーパネルの側面パネル22の縁部は、側面ディスプレイパネル12の縁部に接触しにくい。
底面パネル21は、多角形のパネル形状であってもよい。具体的には、底面パネル21は、対称な多角形のパネル形状、例えば、矩形または六角形のパネル形状であってもよい。一般に、底面パネル21の形状は、主ディスプレイパネル11の形状と同じである。例えば、主ディスプレイパネル11が矩形である場合、通常、底面パネル21の形状も矩形である。
底面パネル21のストレートエッジ211は、直線に沿って延びるエッジである。ストレートエッジは、肉眼の視点からは直線に沿って延在するが、ある程度曲がってもよく、または微視的には一定のラジアンを有することができるエッジである。
矩形の底面パネル21を有するカバーパネルの場合、底面パネル21は、4つのストレートエッジ211を有し、対向する2つのストレートエッジ211は、1つのグループになる。ストレートエッジ211の一方のグループに接続された側面パネル22は、対称的に配置されてもよく、ストレートエッジ211の他方のグループに接続された側面パネル22は、対称的に配置されてもよく、または非対称的に配置されてもよい。
この実施形態では、中間フレームコンポーネント3は、複数の細長い側面エッジ31を含み、複数の細長い側面エッジ31は互いに接続されてフレームを形成する。カバーパネルの側面パネル22と側面エッジ31は一緒に組み立てられている。
態様2:
図8及び図9に示すように、図8の右側の図は、曲がっていない画面(この場合は、画面は、全体としてフラットパネル型構造である)の三次元図であり、左側の図は、カバーパネルの内側に取り付けられた、曲がった画面の三次元図である。曲がった画面の形状、寸法は、基本的にカバーパネルと同じである。図9は、電子デバイスの全体構成図であり、図中の電子デバイスは、携帯電話である。図9は、電子デバイスの正面図、上面図、底面図、左側面図、および右側面図を示す。図9では、曲がった画面、カバーパネル、中間フレームコンポーネント3、リアハウジング4が見え、カバーパネルが透明であるため、外側から曲がった画面が見える。
図9を参照すると、中間フレームコンポーネント3は、ラップコーナー32とラップエッジ33とを含む。中間フレームコンポーネント3は、フレーム形状構造であり、ラップコーナー32は、フレーム形状構造のコーナー位置にあり、ラップエッジ33は、隣接するラップコーナー32間に接続される。ラップコーナー32は、三次元弧状構造になっている。ラップコーナー32の内面は弧面であり、ラップコーナー32の外面も弧面である。しかし、内面と外面のラジアンは等しくても等しくなくてもよい。ラップコーナー32の内面の全ての部分のラジアンは、等しくてもよい。あるいは、ラップコーナー32の内面の全ての部分のラジアンは等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。ラップコーナー32の外面の全ての部分のラジアンは、等しくてもよい。あるいは、ラップコーナー32の外面の全ての部分のラジアンは等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きい、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
電子デバイスの主面に平行な方向におけるラップコーナー32の位置の断面は、第1のラップコーナー断面である。ラップコーナー32に接続された2つのラップエッジ33の長手方向に対して別々に垂直であるラップコーナーの位置の断面は、第2のラップコーナー断面と第3のラップコーナー断面とである。
ラップコーナー32の外面は、第1のラップコーナー断面の各々の1つの円弧として示され、ラップコーナー32の内面は、第1のラップコーナー断面の各々の1つの円弧として示される。ラップコーナー32の外面は、第2のラップコーナー断面の各々の1つのアークとして示され、ラップコーナー32の内面は、第2のラップコーナー断面の各々の1つのアークとして示される。ラップコーナー32の外面は、第3のラップコーナー断面の各々の1つのアークとして示され、ラップコーナー32の内面は、第3のラップコーナー断面の各々の1つのアークとして示される。
図8および図9に示すように、カバーパネルは、底面壁24および複数の側面壁25を含む。底面壁24は、電子デバイスの主面上に位置し、側面壁25は、電子デバイスの側面上にある。底面壁24と側面壁25との間に含まれる角度は、80度から150度の範囲にあり、例えば90度である。底面壁24の縁部には複数のストレートエッジ241があり、各ストレートエッジ241は1つの側面壁25に対応して接続されている。側面壁25が底面壁24のストレートエッジ241に接続される位置は、弧状の面取り面を用いた接続の形態で配置されてもよい。図8及び図9に示す実施形態では、側面壁25が底面壁24のストレートエッジ241に接続される位置は、弧状の面取り面を使用する接続の形態である。したがって、図9の主要図には、ストレートエッジ241は示されておらず、ストレートエッジ241は、上面図、下面図、左側面図、右側面図で見ることができる。確かに、曲がった画面のストレートエッジ111は、主要図では見ることができず、ストレートエッジ111は、上面図、下面図、左側面図、および右側面図で見ることができる。
底面壁24の2つの隣接するストレートエッジ241が交差する部分がカバーパネルコーナー242である。側面壁25の縁部にはカバーパネル内側エッジ251及びカバーパネル外側エッジ252が設けられており、カバーパネル内側エッジ251は底面壁24のストレートエッジ241に接続され、カバーパネル外側エッジ252はカバーパネル2の縁部にある。側面壁25のカバーパネル内側エッジ251及びカバーパネル外側エッジ252の両方は、カバーパネルコーナー242に接続され、カバーパネル外側エッジ252とカバーパネルコーナー242とを接続するセグメントは、弧状トランジションエッジである。
底面壁24の任意のカバーパネルコーナー242に対して、カバーパネルコーナー242の両側の弧状トランジションエッジの曲げラジアンは等しくても等しくなくてもよい。弧状のトランジションエッジの全ての部分のラジアンは、等しくてもよく、または弧状のトランジションエッジの全ての部分のラジアンは、等しくなくてもよい。
側面壁25はある厚さを有するので、弧状のトランジションエッジは、第1の断面の各々に1つの円弧として示され、第1の断面は、側面壁25の厚さ方向に垂直な断面である。弧状トランジションエッジの弧であって、1つの第1の断面上にある弧の全ての部分のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。異なる第1の断面上にある弧状トランジションエッジの弧のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。
底面壁24は多角形のパネル形状であってもよい。具体的には、底面壁24は、対称な多角形のパネル形状、例えば、矩形または六角形のパネル形状であってもよい。一般に、底面壁24の形状は、主ディスプレイパネル11の形状と同じである。例えば、主ディスプレイパネル11が矩形である場合には、通常、底面壁24の形状も矩形である。
底面壁24のストレートエッジ241は、直線に沿って延在するエッジである。ストレートエッジ241は、肉眼の視点から直線に沿って延在するエッジであるが、ある程度曲がっていても、または微視的に一定のラジアンを有してもよい。
矩形の底面壁24を有するカバーパネルの場合、底面壁24は、4つのストレートエッジ241を有し、対向する2つのストレートエッジ241は、1つのグループになる。ストレートエッジ241の一方のグループに接続された側面壁25は、対称的に配置されてもよく、ストレートエッジ241の他方のグループに接続された側面壁25は、対称的に配置されてもよく、または非対称的に配置されてもよい。
図9に示すように、曲がった画面は、カバーパネルの内側または外側に取り付けられる。具体的には、主ディスプレイパネル11は、カバーパネルの底面壁24の内側又は外側に取り付けられ、側面ディスプレイパネル12は、カバーパネルの側面壁25の内側又は外側に取り付けられ、主ディスプレイパネル11のコーナー112は、カバーパネルコーナー242の位置にあり、コーナー112は、ユーザ機器の主面上にある。カバーパネルの底面壁24の形状及び寸法は、主ディスプレイパネル11の形状及び寸法と一致しているので、主ディスプレイパネル11は、底面壁24全体を完全に覆い、底面壁24から突出する部分はない。例えば、カバーパネルの底面壁24の形状、寸法は、主ディスプレイパネル11の形状、寸法と基本的に同じである。
カバーパネルと中間フレームコンポーネントは、一緒に組み立てられる。中間フレームコンポーネント3のラップコーナー32は、カバーパネルのカバーパネルコーナー242に固定され、中間フレームコンポーネント3のラップエッジ33は、カバーパネルの側面壁25に固定される。カバーパネルの側面壁25の幅は、側面ディスプレイパネル12の幅と等しくすることができる。この場合、中間フレームコンポーネント3は、カバーパネルの側面壁25と、曲がった画面の側面ディスプレイパネル12とを固定することができる。
あるいは、カバーパネルの側面壁25の幅は、側面ディスプレイパネル12の幅よりも大きくてもよい。この場合、カバーパネルの側面壁25の縁部は、側面ディスプレイパネル12の縁部から突出しており、中間フレームコンポーネント3と組み合わされると、カバーパネルの側面壁25の縁部は、側面ディスプレイパネル12の縁部と接触しにくくなる。
以上の曲がった画面の種々の実施形態によれば、対称な多角形(例えば、矩形)の主ディスプレイパネルを有する曲がった画面において、側面ディスプレイパネルが電子デバイスの側面に曲げられている場合、幅方向の中央位置における曲がった画面の断面は第1の画面断面であり、長さ方向の中央位置における曲がった画面の断面は第2の画面断面である。曲がった画面は、以下の全体的な形態を有することができる:
形態1:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態2:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態3:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態4:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態5:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態6:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態7:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態8:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
上述のカバーパネルの種々の実施形態によれば、対称な多角形(例えば、矩形)の底面壁又は底面パネルを有するカバーパネルの場合、幅方向の中央位置におけるカバーパネルの断面は第1のカバーパネルの断面であり、長さ方向の中央位置におけるカバーパネルの断面は第2のカバーパネルの断面である。カバーパネルは、以下の全体的な形態を有することができる:
形態1:第1カバーパネル断面の両側にある側面パネルの部分又は側面壁は第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある側面パネルの部分又は側面壁は第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態2:第1カバーパネル断面の両側にある側面パネルの部分又は側面壁は、第1カバーパネル断面に対して非対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある側面パネルの部分又は側面壁は、第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態3:第1カバーパネル断面の両側にある側面パネル又は側面壁の部分が第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある側面パネル又は側面壁の部分が第2カバーパネル断面に対して非対称である。
形態4は、第1カバーパネル断面の両側にある側面パネル又は側面壁の部分が第1カバーパネル断面に対して非対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある側面パネル又は側面壁の部分が第2カバーパネル断面に対して非対称である。
形態5:第1カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態6:第1カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は、第1カバーパネル断面に対して非対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は、第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態7:第1カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は第2カバーパネル断面に対して非対称である。
形態8:第1カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は、第1カバーパネル断面に対して非対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は、第2カバーパネル断面に対して非対称である。
形態9:第1カバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態10:第1のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第1のカバーパネル断面に対して非対称であり、第2のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第2のカバーパネル断面に対して対称である。
形態11:第1のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第1のカバーパネル断面に対して対称であり、第2のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第2のカバーパネル断面に対して非対称である。
形態12:第1のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第1のカバーパネル断面に対して非対称であり、第2のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第2のカバーパネル断面に対して非対称である。
前述の中間フレームコンポーネントの種々の構成によれば、対称な多角形(例えば、矩形)の主面を有する電子デバイスでは、電子デバイスの幅方向の中央位置の断面を第1基準断面とし、電子デバイスの長手方向の中央位置の断面を第2基準断面とする。中間フレームコンポーネントは、以下の全体的な形態を有することができる:
形態1:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第1基準断面に対して対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第2基準断面に対して対称である。
形態2:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは第1基準断面に対して対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは第2基準断面に対して非対称である。
形態3:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第1基準断面に対して非対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第2基準断面に対して対称である。
形態4:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第1基準断面に対して非対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第2基準断面に対して非対称である。
形態5:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第1基準断面に対して対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第2基準断面に対して対称である。
形態6:第1の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第1の基準断面に対して対称であり、第2の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第2の基準断面に対して非対称である。
形態7:第1の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第1の基準断面に対して非対称であり、第2の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第2の基準断面に対して対称である。
形態8:第1の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第1の基準断面に対して非対称であり、第2の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第2の基準断面に対して非対称である。
用語「第1の」及び「第2の」は、単に説明目的に過ぎず、相対的重要性の表示若しくは黙示又は表示された技術的特徴の数の黙示として理解すべきではな。「第1の」又は「第2の」によって限定される特徴は、1又は複数の特徴を明示的又は黙示的に含むことがある。
本明細書の説明において、説明した特定の特徴、構造、材料、または特徴は、実施形態または実施例のいずれか1つ以上において、適切な方法で組み合わせることができる。
本出願は、エレクトロニクス及び通信技術の分野に関し、特に画面技術の分野に関する。
一般に、画面は、テレビジョンセット、スマート画面、ウェアラブルデバイス、およびパーソナルモバイル端末のような現在の電子デバイスに設けられる。画面は、画像などの情報をユーザに提示するための重要なウィンドウである。図1に示すように、画面の縁部には黒い境界が存在する。
黒い境界は、画面のケーブル取り回し領域であり、画像を表示することはできないが、画面の表面上の一定領域を占める。一般に、より良い視覚体験を追求するために、ユーザは、電子デバイスの、画像を表示することができる部品の面積ができるだけ広いことを期待する。一般に、画面のケーブル取り回し領域は無くすことができない。従って、黒い境界がある場合にユーザの視覚体験をどのように改善するかは、現在解決されるべき緊急の問題である。
この観点から、本出願の実施形態は、曲がった画面及び曲がった画面を有する電子デバイスを提供し、ユーザの視覚的な体験を改善する。
第1の態様によれば、このアプリケーションは、曲がった画面アセンブリの実施形態を提供する。前記曲がった画面アセンブリは曲がった画面とカバーパネルとを有し、前記曲がった画面は前記カバーパネルに取り付けられ、前記曲がった画面は主ディスプレイパネルと複数の側面ディスプレイパネルとを有し、前記カバーパネルは箱形構造であり、前記主ディスプレイパネルは前記箱形構造の底面に取り付けられ、前記側面ディスプレイパネルは前記箱形構造の側面に取り付けられ、前記カバーパネルの中にある前記曲がった画面は、前記底面に垂直な方向に全体として閉じた円形又は準円形の多角形の形態である。
画面の縁部は曲げられ、ケーブル取り回し領域の大部分は、電子デバイスの側面にあり、主面上のケーブル取り回し領域によって占有される領域を減少させる。このようにして、主面の表示に使用できる領域の面積を増やすことができ、顧客体験を向上させることができる。
曲がった画面アセンブリの一実施形態では、前記主ディスプレイパネルのエッジはストレートエッジであり、前記主ディスプレイパネルは複数のストレートエッジを有し、隣接する2つのストレートエッジが交差する部分がコーナーであり、各ストレートエッジは1つの側面ディスプレイパネルに対応して接続され、前記側面ディスプレイパネルのエッジであり、前記ストレートエッジと交差するエッジは内側エッジであり、前記側面ディスプレイパネルの前記縁部には前記内側エッジと前記外側エッジがあり、前記外側エッジは前記曲がった画面の前記縁部にあり、前記内側エッジと前記外側エッジの両方は前記主ディスプレイパネルの前記コーナーに接続され、前記外側エッジと前記コーナーとを接続するセグメントは弧状トランジションエッジである。
側面ディスプレイパネルの外側エッジとコーナーとを接続する部分は、弧状のトランジションエッジであり、側面ディスプレイパネルを電子デバイスの側面に曲げると、コーナーが大きく伸びて折れが生じない。また、弧状のトランジションエッジの遷移は視覚的に自然であるため、主ディスプレイパネルの縁線が滑らでなり、使用経験が向上する。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)では、前記主ディスプレイパネルの任意のコーナーに対して、前記コーナーの両側の弧状トランジションエッジの曲げラジアンは等しくない。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、前記弧状トランジションエッジの全ての部分のラジアンは等しくない。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のうちのいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、前記弧状トランジションエッジは各基準断面上の1つの円弧として示され、前記基準断面は前記側面ディスプレイパネルの厚さ方向に垂直な断面である。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、前記弧状トランジションエッジの弧であって1つの基準断面上にある弧の全ての部分のラジアンは等しくない。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、異なる基準断面上にある弧状トランジションエッジの弧のラジアンは等しくない。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つまたは複数と組み合わせることができる)において、主ディスプレイパネルは、矩形のパネル形状であり、矩形のパネル形状の主ディスプレイパネルは、4つのストレートエッジを有し、対向する2つのストレートエッジが一方のグループに属し、一方のストレートエッジのグループに接続された側面ディスプレイパネルは対称的に配置され、他方のストレートエッジのグループに接続された側面ディスプレイパネルは非対称的に配置される。
曲がった画面アセンブリの一実施形態(この実施形態は、曲がった画面の前述の実施形態のいずれか1つ以上と組み合わせることができる)において、主ディスプレイパネルは、対称な多角形のパネル形状であり、幅方向の中央位置における曲がった画面の断面は、第1の画面断面であり、長さ方向の中央位置における曲がった画面の断面は、第2の画面断面である。曲がった画面は、以下の全体的な形態を有することができる。
形態1:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態2:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態3:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態4:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態5:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態6:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態7:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態8:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
第2の態様によれば、本出願は電子デバイスの一実施形態をさらに提供する。前記電子デバイスは、カバーパネル、中間フレームコンポーネント、リアハウジング、回路基板、電力モジュール、及び曲がった画面を有し、前記中間フレームコンポーネントはフレーム形状構造であり、前記カバーパネル及び前記リアハウジングは前記中間フレームコンポーネントの両側に別々に固定され、前記電子デバイスのハウジングは、前記中間フレームコンポーネント、前記カバーパネル、及び前記リアハウジングによって包囲され、前記回路基板及び前記電力モジュールは、前記電子デバイスの前記ハウジング内に配置され、前記電力モジュールは、前記曲がった画面及び前記回路基板に電力を供給するように構成され、作動回路が前記回路基板内に配置され、前記作動回路は前記曲がった画面に表示命令を送信するように構成され、前記曲がった画面は主ディスプレイパネル及び複数の側面ディスプレイパネルを備え、前記曲がった画面は前記カバーパネルに取り付けられ、前記電子デバイスの使用中にユーザにコンテンツを提示する最大の表示面が主面であり、前記主面の縁部に接続された1つ以上の面が側面であり、前記曲がった画面の主ディスプレイパネルは前記電子デバイスの前記主面上にあり、前記曲がった画面の前記側面ディスプレイパネルは前記電子デバイスの前記側面上にあり、前記主ディスプレイパネルは多角形であり、前記曲がった画面が全体として前記主面に垂直な方向に、閉じた円形または準円形の多角形の形状である。
第2の態様の電子デバイスの実施形態では、第1の態様の曲がった画面アセンブリにおける曲がった画面及びカバーパネルの種々の実装を、曲がった画面及びカバーパネルのために使用することができる。
第2の態様の第1の可能な実施形態では、前記カバーパネルは、底面パネル、ラウンドコーナー、及び側面パネルを有し、前記底面パネルの前記縁部に複数のストレートエッジを有し、前記側面パネルは前記底面パネルの前記ストレートエッジに接続され、前記底面パネルの隣接するストレートエッジが交差する位置が前記ラウンドコーナーに接続され、前記ラウンドコーナーは三次元弧状構造であり、前記ラウンドコーナーの両側が前記側面パネルに接続され、前記側面ディスプレイパネルは前記カバーパネルの前記側面パネルに取り付けられ、前記主ディスプレイパネルは前記カバーパネルの前記底面パネルに取り付けられ、前記コーナーは前記底面パネルの隣接する2つのストレートエッジが交差する位置に取り付けられ、前記中間フレーム部は複数の細長い側面エッジを有し、前記複数の細長い側面エッジは互いに接続されてフレームを形成し、前記カバーパネルの前記側面パネルと前記中間フレームコンポーネントの前記側面エッジとは一緒に組み立てられる。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実施形態に関して、第2の可能な実施形態において、カバーパネルの側面パネルの幅は、側面ディスプレイパネルの幅と等しいか又はそれよりも大きい。
第2の態様および第2の態様の第1および第2の可能な実施形態のうち任意の1つを参照して、第3の可能な実施形態では、ラウンドコーナーの内面は円弧面であり、ラウンドコーナーの外面も円弧面である。
コーナーは、底面パネルの隣接する2つのストレートエッジが交差する位置に取り付けられ、コーナーは、電子デバイスの主面上にある。すなわち、主ディスプレイパネルのコーナーはラウンドコーナーの内面には取り付けられておらず、ラウンドコーナーの内面が曲がっているように曲がっておらず、ラウンドコーナーの内面が2方向に同時に曲がっているときに、主ディスプレイパネルのコーナーが2方向に曲がらないようにしている。
第2の態様および第2の態様の第1から第3の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第4の可能な実施形態では、ラウンドコーナーの内面の円弧面の全ての部分のラジアンは等しくなくてよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
第2の態様および第2の態様の第1から第3の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第5の可能な実施形態において、ラウンドコーナーの外面の弧面の全ての部分のラジアンは等しくなくてよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
第2の態様及び第2の態様の第1から第5の可能な実施形態の第1から第5の可能な実施形態の任意の1つに関し、第6の可能な実施形態では、底面パネルの内面又は外面に平行な方向のラウンドコーナーの位置の断面は第1のラウンドコーナー断面であり、ラウンドコーナーの外面は第1のラウンドコーナーの各断面上に1つの円弧として示され、ラウンドコーナーの内面は第1のラウンドコーナーの各断面上に1つの円弧として示される。
第2の態様及び第2の態様の第1から第6の態様のうちの任意の1つを参照すると、第7の可能な実施形態では、ラウンドコーナーに接続された2つのストレートエッジに別々に垂直なラウンドコーナーの位置の断面は、第2のラウンドコーナーの断面と第3のラウンドコーナーの断面とであり、ラウンドコーナーの外面は、第2のラウンドコーナーの断面の各々に1つの円弧として示され、ラウンドコーナーの内面は、第2のラウンドコーナーの断面の各々に1つの円弧として示され、ラウンドコーナーの外面は、第3のラウンドコーナーの断面の各々に1つの円弧として示され、ラウンドコーナーの内面は、第3のラウンドコーナーの断面の各々に1つの円弧として示される。
第2の態様及び第2の態様の第1から第7の可能な実施形態のうちの任意の1つを参照すると、第8の可能な実施形態では、矩形の底面パネルを有するカバーパネルについては、底面パネルは、4つのストレートエッジを有し、対向する2つのストレートエッジが1つのグループに属し、ストレートエッジの1つのグループに接続された側面パネルは、対称的に配置され、ストレートエッジの他のグループに接続された側面パネルは、非対称的に配置される。
第2の態様の第9の可能な実施形態では、前記中間フレームコンポーネントはラップコーナー及びラップエッジを含み、前記中間フレームコンポーネントフレーム形状の構造であり、前記ラップコーナーは前記フレーム形状の構造のコーナー位置にあり、前記ラップエッジは隣接するラップコーナーの間に接続され、前記ラップコーナーは三次元弧状の構造であり、前記カバーパネルは底面壁及び複数の側面壁を有し、前記底面壁の前記縁部に複数のストレートエッジがあり、前記底面壁の各ストレートエッジは1つの側面壁に対応して接続され、前記底面壁の各ストレートエッジは1つの側面壁に対応して接続され、前記底面壁の隣接する2つのストレートエッジが交差する部分はカバーパネルコーナーであり、前記側面壁の前記縁部にはカバーパネル内側エッジ及びカバーパネル外側エッジがあり、前記カバーパネル内側エッジは前記底面壁の前記ストレートエッジに接続され、前記カバーパネル外側エッジは前記カバーパネルの前記縁部にあり、前記側面壁のカバーパネル内側エッジ及び前記カバーパネル外側エッジの両方は前記カバーパネルコーナーに接続され、前記カバーパネル外側エッジと前記カバーパネルコーナーとを接続するセグメントは弧状のトランジションエッジであり、主ディスプレイパネルは前記カバーパネルの前記底面壁に取り付けられ、側面ディスプレイパネルは前記カバーパネルの前記側面壁に取り付けられ、前記主ディスプレイパネルの前記コーナーは前記カバーパネルコーナーの位置にあり、前記中間フレームコンポーネントの前記ラップコーナーは前記カバーパネルの前記カバーパネルコーナーに固定され、前記中間フレームコンポーネントの前記ラップエッジは前記カバーパネルの前記側面壁に固定される。
第2の態様又は第2の態様の第9の可能な実施形態を参照すると、第10の可能な実施形態において、カバーパネルの側面壁の幅は、側面ディスプレイパネルの幅と等しいか又はそれよりも大きい。
第2の態様および第2の態様の第9および第10の可能な実施形態のうちの任意の1つに関して、第11の可能な実施形態では、ラップコーナーの内面は弧面であり、ラップコーナーの外面も弧面である。
第2の態様および第2の態様の第9から第11の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第12の可能な実施形態において、ラップコーナーの内面の全ての部分のラジアンは等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
第2の態様および第2の態様の第9から第11の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第13の可能な実施形態において、ラップコーナーの外面の全ての部分のラジアンは等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
第2の態様及び第9から第13の可能な態様の実施形態のうちの任意の1つに関して、第14の可能な実施形態では、電子デバイスの主表面に平行な方向におけるラップコーナーの位置の断面は、第1のラップコーナー断面であり、ラップコーナーの外面は、各第1のラップコーナー断面上の1つの円弧として示され、ラップコーナーの内面は、各第1のラップコーナー断面上の1つの円弧として示される。
第2の態様及び第2の態様の第9から14の可能な実施形態のうちの任意の1つに関し、第15の可能な実施形態では、ラップコーナーに接続された2つのラップエッジの長手方向に別々に垂直なラップコーナーの位置の断面は、第2のラップコーナー断面及び第3のラップコーナー断面であり、ラップコーナーの外面は、各第2のラップコーナー断面上に1つの円弧として示され、ラップコーナーの内面は、各第2のラップコーナー断面上に1つの円弧として示され、ラップコーナーの外面は、各第3のラップコーナー断面上に1つの円弧として示され、ラップコーナーの内面は、各第3のラップコーナー断面上に1つの円弧として示される。
第2の態様および第2の態様の第9から第15の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第16の可能な実施形態では、底面壁の任意のカバーパネルコーナーについて、カバーパネルコーナーの両側の弧状トランジションエッジの曲げラジアンは等しくなくてもよい。
第2の態様および第2の態様の第9から第16の可能な実施形態のいずれか1つに関して、第17の可能な実施形態では、弧状のトランジションエッジの全ての部分のラジアンは等しくない。
第2の態様および第2の態様の第9から第17の可能な実施形態のうちの任意の1つに関して、第18の可能な実施形態では、弧状のトランジションエッジは、各第1の断面上に1つの円弧として示され、第1の断面は、側面壁の厚さ方向に垂直な断面である。
第2の態様および第2の態様の第9から第17の可能な実施形態の任意の1つに関して、第19の可能な実施形態では、弧状のトランジションエッジは、各第1の断面上に1つの円弧として示され、第1の断面は、側面壁の厚さ方向に垂直な断面であり、弧状のトランジションエッジの弧であって、1つの第1の断面上にある弧の全ての部分のラジアンは等しくない。
第2の態様および第2の態様の第9から第19の可能な実施形態のうちの任意の1つに関して、第20の可能な実施形態では、弧状のトランジションエッジは、各第1の断面上に1つの円弧として示され、第1の断面は、側面壁の厚さ方向に垂直な断面であり、異なる第1の断面上に配置される弧状のトランジションエッジのラジアンは等しくなくてもよい。
第2の態様及び第2の態様の第9から第20の可能な実施形態のうちの任意の1つを参照すると、第21の可能な実施形態では、矩形の底面壁を有するカバーパネルについては、底面壁は、4つのストレートエッジを有し、対向する2つのストレートエッジは、1つのグループに属し、ストレートエッジの1つのグループに接続された側面壁は、対称的に配置されてもよく、ストレートエッジの他のグループに接続された側面壁は、非対称的に配置されてもよい。
第2の態様および第2の態様の第1から第21の可能な実施形態のうちの任意の1つを参照して、第22の可能な実施形態では、曲がった画面が作動状態にある場合、主ディスプレイパネルは、表示命令に従って対応するコンテンツを表示するように構成される。
第2の態様及び第2の態様の第1から第22の可能な実施形態のうちの任意の1つを参照すると、第23の可能な実施形態では、主面は多角形であり、複数のストレートエッジを有し、2つの隣接するストレートエッジが交差する位置がコーナーであり、曲がった画面が作動状態にある場合、主表面のストレートエッジの位置は、黒い境界を有しないか、またはコーナーのみに黒い境界を有する。
第2の態様及び第2の態様の第1から第23の可能な実施形態のいずれか1つを参照すると、第24の可能な実施形態では、主ディスプレイパネルのコーナーにギャップはない。
従来技術における画面の黒い境界の概略図である。
本出願の一実施形態による、曲がった画面の主ディスプレイパネルおよび側面ディスプレイパネルの概略図である。
本出願の一実施形態による、曲がった画面の側面ディスプレイパネルの非曲がった状態および曲がった状態の概略図である。
折り紙の例において、4つの縁部を曲げた状態を示し、側面ディスプレイパネルを曲げたときにコーナーに折れが発生する傾向があることを示す。
折り紙の例において、4つの縁部を曲げた状態を示し、側面ディスプレイパネルを曲げたときにコーナーに折れが発生する傾向があることを示す。
本出願の一実施形態による、曲がった画面をカバーパネルの内側に取り付ける概略図であり、主図、底面図、上面図、左側面図、および右側面図が含まれている。
本出願の一実施形態による、曲がった画面、カバーパネル、および中間フレームコンポーネントを電子デバイスに組み込む概略図であり、主図、底面図、上面図、左側面図、および右側面図が含まれている。
本出願の一実施形態による、曲がった画面をカバーパネルの内側に取り付ける別の実施形態の概略図である。
本出願の一実施形態による、曲がった画面、カバーパネル、および中間フレームコンポーネントを電子デバイスに組み込む別の実施形態の概略図であり、主図、底面図、上面図、左側面図、および右側面図が含まれる。 添付の図面における要素の参照番号は、以下の通りである: 曲がった画面1 主ディスプレイパネル11 ストレートエッジ111 コーナー112 側面ディスプレイパネル12 内側エッジ121 外側エッジ122 カバーパネル2 底面パネル21 ストレートエッジ211 側面パネル22 ラウンドコーナー23 底面壁24 ストレートエッジ241 カバーパネルコーナー242 側面壁25 カバーパネル内側エッジ251 カバーパネル外側エッジ252 中間フレームコンポーネント3 側面エッジ31 ラップコーナー32 ラップエッジ33 リアハウジング4
本出願の実施形態は、画面を備えた種々の電子デバイスに適用することができる。電子デバイスは、テレビジョンセット、スマート画面、ウェアラブルデバイス、車載端末、パーソナルモバイル端末、パーソナルコンピュータ、マルチメディアプレーヤ、電子リーダ、スマートホームデバイス、ロボット等であり得る。パーソナルモバイル端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ等でもよい。ウェアラブルデバイスは、スマートバンド、インテリジェント医療デバイス、ヘッドマウント端末などでもよい。ヘッドマウント端末は、仮想現実端末、拡張現実端末などであってもよい。インテリジェント医療デバイスは、インテリジェントな血圧測定装置、インテリジェントな血糖測定装置等であってもよい。スマートホームデバイスはインテリジェントアクセス制御システム等であってもよい。ロボットは、人の指示に従ってその人にサービスする任意の電子デバイスであってもよい。
一般的に、電子デバイスの画面には、LCD (Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)、リジッドOLED (Organic Light-Emitting Display、有機発光ディスプレイ)、フレキシブルOLEDの3種類がある。
画面は、カバーパネルの内側に取り付けられており、画面の一方のパターンを表示する側面はカバーパネルに面し、カバーパネルは透明であり、画面上に表示されたパターンは、カバーパネルを通して見ることができる。電子デバイスのハウジングとして、カバーパネルは、電子デバイスの外面上に配置される。あるいは、画面をカバーパネルの外面に取り付けてもよい。
本出願の実施形態において、曲がった画面は、フレキシブルOLEDであってもよい。画面の縁部のケーブル取り回し領域(すなわち、黒い境界)の幅は、肉眼で認識されてもよく、無視することはできない。例えば、一部の画面の黒い境界の幅は、0.8mmに達することがある。
電子デバイスの全体的な形状は、フラットパネル、カラム、ボール、リング、ヘルメットなどであってもよい。電子デバイスの使用中にユーザにコンテンツを提示する最大のディスプレイ表面は、主面と定義され、主要表面の縁部に接続された1つ以上の表面は、側面と定義される。主面と側面との間の角度は、80度から150度の範囲にあり、例えば90度である。主面は多角形であり、複数のストレートエッジを有し、隣接する2つのストレートエッジが交差する位置がコーナーである。
本出願の実施形態において、画面の縁部は曲げられ、その結果、ケーブル取り回し領域の大部分は、主面上のケーブル取り回し領域によって占有される領域を減少させるため電子デバイスの側面にある。このようにして、主面の表示用に使用できる領域の面積を増やして、それにより、顧客体験を向上させることができる。
図2及び図3に示すように、曲がった画面1は、主ディスプレイパネル11及び複数の側面ディスプレイパネル12を含み、主ディスプレイパネル11は、電子デバイスの主面に配置される。図2に示す側面ディスプレイパネル12は、電子デバイスの側面に対して屈曲しておらず、曲がった画面1は、全体として、平坦なパネル形状の構造である。図3は、2つの状態を示す。右図は、側面ディスプレイパネル12が電子デバイスの側面に曲がっていない状態を示し、左図は、側面ディスプレイパネル12が電子デバイスの側面に曲がっている状態を示す。しかし、図3の2つの図における状態は、主ディスプレイパネル11に対して垂直な方向から見られる。側面ディスプレイパネル12が電子デバイスの側面に曲げられた後、主ディスプレイパネル11と側面ディスプレイパネル12との間の角度は、80度から150度の範囲にあり、例えば90度である。主ディスプレイパネル11は画像を表示するために使用されてもよく、側面ディスプレイパネル12は画像を表示するために使用されていない。確かに、代替的に、主ディスプレイパネル11および側面ディスプレイパネル12の両方を使用して、画像を表示することができる。
カバーパネルは、箱形構造に配置され、主ディスプレイパネルは、箱形構造の底面に取り付けられ、側面ディスプレイパネルは、箱形構造の側面に取り付けられる。カバーパネルの底面が多角形である場合、カバーパネルの外側から、カバーパネルの内側に配置された曲がった画面は、全体として、カバーパネルの底面に垂直な方向に、閉じた円形または準円形の多角形の形態である。カバーパネルの底面が、カバーパネルの外側から矩形である場合、カバーパネルの内側に配置された曲がった画面は、全体として、カバーパネルの底面に垂直な方向に、閉じた円形または準円形の矩形の形態である。換言すれば、カバーパネルの底面が多角形である場合、曲がった画面は、底面に対して垂直な方向に、全体として閉じた円形または準円形の多角形の形態である。カバーパネルの底面が矩形である場合、曲がった画面は、底面に垂直な方向に、全体として閉じた円形または準円形の矩形の形態をとる。カバーパネルの底面の形状及び寸法は、主ディスプレイパネルの形状及び寸法と基本的に同じである。
図2を参照すると、主ディスプレイパネル11のエッジは、ストレートエッジ111であり、主ディスプレイパネルは、複数のストレートエッジ111を有し、2つの隣接したストレートエッジ111が交差する部分は、コーナー112である。図2は、コーナー112近傍の領域の部分拡大図である。Dで示された位置がコーナーであり、2つの部分A及びBが側面ディスプレイパネル12である。
主ディスプレイパネル11の各ストレートエッジ111は、側面ディスプレイパネル12に対応して接続され、側面ディスプレイパネルのエッジであってストレートエッジと交差するエッジは、内側エッジであり、側面ディスプレイパネル12がストレートエッジ111に接続される位置は、弧状の面取りを用いた接続形態で配置されてもよい。
側面ディスプレイパネル12の縁部には、内側エッジ121及び外側エッジ122があり、外側エッジ122は、曲がった画面1の縁部に位置し、側面ディスプレイパネル12の内側エッジ121及び外側エッジ122は共に、主ディスプレイパネル11のコーナー112に接続され、外側エッジ122とコーナー112とを接続するセグメントは、弧状トランジションエッジである。内側エッジ121は、ストレートエッジであってもよいし、曲がったエッジであってもよい。外側エッジ122の部分であって2つの弧状トランジションエッジの間にある部分は、内側エッジ121に平行に配置されてもよく、外側エッジ122の部分であって2つの弧状トランジションエッジの間にある部分は、内側エッジ121に平行に配置されなくてもよい。
主ディスプレイパネル11のいずれのコーナー112についても、コーナー112の両側の弧状トランジションエッジの曲げラジアンは等しくても等しくなくてもよい。
図2の部分拡大図では、aおよびbで示される部分は、弧状トランジションエッジであり、弧状トランジションエッジの全ての部分のにあるは等しくてもよく、または、弧状トランジションエッジの全ての部分のラジアンは、等しくなくてもよい。
曲がった画面1はある厚さを有するので、図2の弧状トランジションエッジaおよびbは、各基準断面上の1つの円弧として示されている。基準断面は、側面ディスプレイパネル12の厚さ方向に垂直な断面である。弧状トランジションエッジの弧であって、一つの基準断面上にある弧の全部分のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。異なる基準断面上にある弧状トランジションエッジの円弧のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。
主ディスプレイパネル11のストレートエッジ111は、直線に沿って延びるエッジである。ストレートエッジは、肉眼の視点から直線に沿って伸びるエッジであるが、ある程度曲がっていても、または微視的視点からは一定ラジアンを有していてもよい。
図3に示すように、図中の曲がった画面上にパターンが表示される。左側の図は、側面ディスプレイパネルを電子デバイスの側面に曲げた後、電子デバイスの主面上の主ディスプレイパネル11のコーナー112にのみ黒い境界が存在し、他の位置には黒い境界が存在しないことを示している。図3に示す実施形態では、主ディスプレイパネル11のストレートエッジ111が側面ディスプレイパネル12に接続される位置は、弧状の面取りを用いた接続の形態である。したがって、図3の左側の図には、ストレートエッジ111とコーナー112は示されていない。
さらに、図3から分かることは、側面ディスプレイパネルの外側エッジ122とコーナー112とを接続する部分は、弧状のトランジションエッジであることが分かり、側面ディスプレイパネルが電子デバイスの側面に曲げられると、コーナー112が大きく伸びて折れが生じない。また、主ディスプレイパネルのコーナーには隙間がない。弧状トランジションエッジの遷移は視覚的に自然であり、従って、主ディスプレイパネル11の縁線は滑らかであり、それによって、使用経験を改善している。画面は、曲げることができるが、技術的な制約により、画面は、一方向のみに曲げることができ、同時に2つ以上の方向に曲げることはできない。従って、処理が不適切である場合、折れ曲がりがコーナーに発生する傾向がある。この実施形態では、側面ディスプレイパネルは、ストレートエッジに沿って曲げられ、コーナーは、既に最も限界的な部分であり、側面ディスプレイパネルの外側エッジとコーナーとを接続する部分は、弧状トランジションエッジであるため、折れ曲がることはない。
側面ディスプレイパネルを折り曲げたときに、コーナーにスタッキングや曲がりが発生しやすい理由は、紙片を用いて説明することができる。図4および図5に示すように、図4は、紙片の4つのエッジが一方向で破線に沿って曲げられることを示す。コーナーには余分な紙があることが分かる。余分な紙は黒い部分である。余分な紙が積み重なり、折れが生じる。
本願の実施形態では、図2に示すように、部分A、Bをストレートエッジ111に沿って曲げた場合、点Dが弧状エッジに接続されているため、点Dの外側から突出する部分がない。それゆえ、点Dには折れが生じない。
図7および図9は、曲がった画面が電子デバイス上に取り付けられた状態を示す。主ディスプレイパネル11の周囲の側面ディスプレイパネル12は、電子デバイスの側面に曲げられる。この場合、側面ディスプレイパネル12上にある黒い境界が電子デバイスの側面にあり、主ディスプレイパネル11のコーナー112の位置の黒い境界のみが電子デバイスの主面上にある。しかし、コーナー112の位置は非常に小さいので、コーナー112の黒い境界も非常に小さい。電子デバイスの主面上の主ディスプレイパネルのみが画像を表示すると、基本的には、電子デバイスの主面上に黒い境界が見えず、主面上には基本的にフルスクリーンが実現する、すなわち、基本的に、主面上の曲がった画面上には表示可能な領域のみが存在し、表示に使えない黒い境界はほとんど見えない。
曲がった画面は、コーナー112の両側に弧状トランジションエッジを有する。従って、電子デバイスの主面に垂直な方向において、曲がった画面の縁線は完全かつ連続的であり、遷移は自然であり、線は伸張され滑らかである。主ディスプレイパネルが多角形である場合、電子デバイスの外側から、カバーパネルの内側にある曲がった画面は、電子デバイスの主面に垂直な方向に全体として閉じた円形または準円形の形態である。主ディスプレイパネルが矩形である場合、電子デバイスの外側から、カバーパネルの内側にある曲がった画面は、電子デバイスの主面に垂直な方向に全体として閉じた丸いまたは準丸い矩形の形態である。換言すれば、主ディスプレイパネルが多角形である場合、曲がった画面は、全体として、主面に垂直な方向に閉じた円形または準円形の多角形の形態である。主ディスプレイパネルが矩形である場合、曲がった画面は、全体として、主面に対して垂直な方向に閉じた円形または準円形の矩形の形態である。主ディスプレイパネルは、多角形のパネル形状であってもよい。具体的には、主ディスプレイパネルは、対称な多角形のパネル形状、例えば、矩形または六角形のパネル形状であってもよい。
側面ディスプレイパネルが電子デバイスの側面に曲がった曲がった画面の場合、矩形の主ディスプレイパネルは、4つのストレートエッジを有し、対向する2つのストレートエッジは、1つのグループになる。ストレートエッジの1つのグループに接続された側面ディスプレイパネルは、対称的に配置されてもよく、ストレートエッジの他のグループに接続された側面ディスプレイパネルは、対称的に配置されてもよく、または非対称的に配置されてもよい。
図7および図9は、完全な電子デバイスを示す。通常、電子デバイス上には中間フレームコンポーネント3が配置され、中間フレームコンポーネント3は、電子デバイスのカバーパネル及びリアハウジング4を固定するために使用される。中間フレームコンポーネント3は、フレーム形状の構造であり、カバーパネル及びリアハウジング4は、中間フレームコンポーネント3の両側に別々に固定されており、電子デバイスのハウジングは、中間フレームコンポーネント3、カバーパネル、リアハウジング4によって一体に囲まれている。回路基板および電力モジュールは、電子デバイスのハウジング内に配置される。電力モジュールは、曲がった画面及び回路基板に電力を供給するように構成され、回路基板内に作動回路が配置され、作動回路は、曲がった画面に表示命令を送信するように構成され、曲がった画面が作動状態にある場合、主ディスプレイパネルは、表示命令に従って対応する内容を表示する。曲がった画面が作動状態にあるとき、側面ディスプレイパネルは、回路基板によって送信される表示命令に従って、対応するコンテンツを表示することもできる。曲がった画面が作動状態にある場合、主ディスプレイパネルはコーナーにのみ黒い境界が表示される。主面のストレートエッジの位置には黒い境界はなく、またはコーナーのみに黒い境界がある。
中間フレームコンポーネント3及びリアハウジング4は、一体構造として配置することもできる。
中間フレームコンポーネントの設計形態は、通常、カバーパネルの設計形態に関連する。以下に、2つの例を用いて、中間フレームコンポーネントとカバーパネルの2つの設計形態を説明する。
形態1:
図6及び図7に示すように、図6では曲がった画面上にパターンが存在し、曲がった画面には黒い境界がある。図6において、曲がった画面は、カバーパネルの内側に固定される。従って、図はカバーパネルと曲がった画面の2つのコンポーネントを示している。しかし、カバーパネルは透明であるため、曲がった画面はカバーパネルの外側から見える。表示を容易にするために、正面図、上面図、底面図、左側面図、および右側面図を図6に示す。図7は、電子デバイスの全体構成図であり、図の電子デバイスは携帯電話である。図7は、電子デバイスの正面図、上面図、底面図、左側面図、および右側面図を示す。図7では、曲がった画面、カバーパネル、中間フレームコンポーネント3、リアハウジング4が見え、カバーパネルは透明であるため、電子デバイスの外側から曲がった画面が見える。
図6および図7に示すように、カバーパネルは、底面パネル21、ラウンドコーナー23、および側面パネル22を含む。底面パネル21の縁部には複数のストレートエッジ211があり、側面パネル22は底面パネル21のストレートエッジ211に接続されている。底面パネル21と側面パネル22との間の角度は、80度から150度の範囲であり、例えば90度である。側面パネル22が底面パネル21のストレートエッジ211に接続される位置は、弧状の面取りを用いた接続の形態で配置されてもよい。図6及び図7に示す実施形態では、側面パネル22が底面パネル21のストレートエッジ211に接続される位置は、弧状の面取りを使用する接続の形態である。従って、ストレートエッジ211は、図6及び図7の主要図には示されておらず、ストレートエッジ211は、上面図、下面図、左側面図、及び右側面図に見ることができる。確かに、曲がった画面のストレートエッジ111は、主要図にも見ることができず、ストレートエッジ111は、上面図、底面図、左側面図、および右側面図に見ることができる。
底面パネル21の隣接するストレートエッジ211が交差する位置は、ラウンドコーナー23に接続され、ラウンドコーナー23は、三次元の弧状構造になっている。ラウンドコーナー23の両側は、側面パネル22に接続されている。ラウンドコーナー23の内面は円弧面であり、ラウンドコーナー23の外面も円弧面である。しかし、内面の弧面のラジアンと外面の弧面のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。ラウンドコーナー23の内面の弧面の全ての部分のラジアンは、等しくてもよい。あるいは、ラウンドコーナーの内面の弧面の全ての部分のラジアンは、等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁位置のラジアンが小さい。ラウンドコーナーの外面の弧面の全ての部分のラジアンは、等しくてもよい。あるいは、ラウンドコーナーの外側表面の弧面の全ての部分のラジアンは、等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁位置のラジアンが小さい。
底面パネル21の内面または外面に平行な方向のラウンドコーナー23の位置の断面は、第1のラウンドコーナーの断面である。ラウンドコーナー23の位置の断面は、ラウンドコーナー23に接続された2つのストレートエッジ211に別々に垂直であるが、第2のラウンドコーナーの断面と第3のラウンドコーナーの断面とである。
ラウンドコーナー23の外面は、第1のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示され、ラウンドコーナー23の内面は、第1のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示される。ラウンドコーナー23の外面は、第2のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示され、ラウンドコーナー23の内面は、第2のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示される。ラウンドコーナー23の外面は、第3のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示され、ラウンドコーナー23の内面は、第3のラウンドコーナー断面の各々の1つの円弧として示される。
図6に示すように、曲がった画面は、カバーパネルの内側または外側に取り付けられる。具体的には、側面ディスプレイパネル12は、カバーパネルの側面パネル22の内側または外側に取り付けられ、主ディスプレイパネル11は、カバーパネルの底面パネル21の内側または外側に取り付けられ、コーナー112は、底面パネル21の2つの隣接するストレートエッジ211が交差する位置に取り付けられ、コーナー112は、電子デバイスの主面に配置される。換言すれば、主ディスプレイパネル11のコーナー112は、ラウンドコーナー23の内面に取り付けられておらず、コーナー112は、ラウンドコーナー23の内面が曲がっているため、曲がっておらず、ラウンドコーナー23の内面が同時に2方向に曲がっていると、主ディスプレイパネル11のコーナー112が2方向に曲がることを防いでいる。カバーパネルの底面パネル21の形状及び寸法は、主ディスプレイパネル11の形状及び寸法と一致しているので、主ディスプレイパネル11は、底面パネル21全体を完全に覆い、底面パネル21から突出する部分はない。例えば、カバーパネルの底面パネル21の形状及び寸法は、基本的に主ディスプレイパネル11の形状及び寸法と同じである。
カバーパネルの側面パネル22の幅は、側面ディスプレイパネル12の幅と等しくしてもよい。
図6及び図7に示すように、カバーパネルの側面パネル22の幅は、側面ディスプレイパネル12の幅よりも大きくすることができ、カバーパネルの側面パネル22の縁部は、側面ディスプレイパネル12の縁部から突出する。この場合、図7に示すように、中間フレームコンポーネント3に組み付けられるとき、カバーパネルの側面パネル22の縁部は、側面ディスプレイパネル12の縁部に接触しにくい。
底面パネル21は、多角形のパネル形状であってもよい。具体的には、底面パネル21は、対称な多角形のパネル形状、例えば、矩形または六角形のパネル形状であってもよい。一般に、底面パネル21の形状は、主ディスプレイパネル11の形状と同じである。例えば、主ディスプレイパネル11が矩形である場合、通常、底面パネル21の形状も矩形である。
底面パネル21のストレートエッジ211は、直線に沿って延びるエッジである。ストレートエッジは、肉眼の視点からは直線に沿って延在するが、ある程度曲がってもよく、または微視的には一定のラジアンを有することができるエッジである。
矩形の底面パネル21を有するカバーパネルの場合、底面パネル21は、4つのストレートエッジ211を有し、対向する2つのストレートエッジ211は、1つのグループになる。ストレートエッジ211の一方のグループに接続された側面パネル22は、対称的に配置されてもよく、ストレートエッジ211の他方のグループに接続された側面パネル22は、対称的に配置されてもよく、または非対称的に配置されてもよい。
この実施形態では、中間フレームコンポーネント3は、複数の細長い側面エッジ31を含み、複数の細長い側面エッジ31は互いに接続されてフレームを形成する。カバーパネルの側面パネル22と側面エッジ31は一緒に組み立てられている。
態様2:
図8及び図9に示すように、図8の右側の図は、曲がっていない画面(この場合は、画面は、全体としてフラットパネル型構造である)の三次元図であり、左側の図は、カバーパネルの内側に取り付けられた、曲がった画面の三次元図である。曲がった画面の形状、寸法は、基本的にカバーパネルと同じである。図9は、電子デバイスの全体構成図であり、図中の電子デバイスは、携帯電話である。図9は、電子デバイスの正面図、上面図、底面図、左側面図、および右側面図を示す。図9では、曲がった画面、カバーパネル、中間フレームコンポーネント3、リアハウジング4が見え、カバーパネルが透明であるため、外側から曲がった画面が見える。
図9を参照すると、中間フレームコンポーネント3は、ラップコーナー32とラップエッジ33とを含む。中間フレームコンポーネント3は、フレーム形状構造であり、ラップコーナー32は、フレーム形状構造のコーナー位置にあり、ラップエッジ33は、隣接するラップコーナー32間に接続される。ラップコーナー32は、三次元弧状構造になっている。ラップコーナー32の内面は弧面であり、ラップコーナー32の外面も弧面である。しかし、内面と外面のラジアンは等しくても等しくなくてもよい。ラップコーナー32の内面の全ての部分のラジアンは、等しくてもよい。あるいは、ラップコーナー32の内面の全ての部分のラジアンは等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きいか、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。ラップコーナー32の外面の全ての部分のラジアンは、等しくてもよい。あるいは、ラップコーナー32の外面の全ての部分のラジアンは等しくなくてもよい。例えば、中央位置のラジアンが小さく、縁部位置のラジアンが大きい、または中央位置のラジアンが大きく、縁部位置のラジアンが小さい。
電子デバイスの主面に平行な方向におけるラップコーナー32の位置の断面は、第1のラップコーナー断面である。ラップコーナー32に接続された2つのラップエッジ33の長手方向に対して別々に垂直であるラップコーナーの位置の断面は、第2のラップコーナー断面と第3のラップコーナー断面とである。
ラップコーナー32の外面は、第1のラップコーナー断面の各々の1つの円弧として示され、ラップコーナー32の内面は、第1のラップコーナー断面の各々の1つの円弧として示される。ラップコーナー32の外面は、第2のラップコーナー断面の各々の1つのアークとして示され、ラップコーナー32の内面は、第2のラップコーナー断面の各々の1つのアークとして示される。ラップコーナー32の外面は、第3のラップコーナー断面の各々の1つのアークとして示され、ラップコーナー32の内面は、第3のラップコーナー断面の各々の1つのアークとして示される。
図8および図9に示すように、カバーパネルは、底面壁24および複数の側面壁25を含む。底面壁24は、電子デバイスの主面上に位置し、側面壁25は、電子デバイスの側面上にある。底面壁24と側面壁25との間に含まれる角度は、80度から150度の範囲にあり、例えば90度である。底面壁24の縁部には複数のストレートエッジ241があり、各ストレートエッジ241は1つの側面壁25に対応して接続されている。側面壁25が底面壁24のストレートエッジ241に接続される位置は、弧状の面取り面を用いた接続の形態で配置されてもよい。図8及び図9に示す実施形態では、側面壁25が底面壁24のストレートエッジ241に接続される位置は、弧状の面取り面を使用する接続の形態である。したがって、図9の主要図には、ストレートエッジ241は示されておらず、ストレートエッジ241は、上面図、下面図、左側面図、右側面図で見ることができる。確かに、曲がった画面のストレートエッジ111は、主要図では見ることができず、ストレートエッジ111は、上面図、下面図、左側面図、および右側面図で見ることができる。
底面壁24の2つの隣接するストレートエッジ241が交差する部分がカバーパネルコーナー242である。側面壁25の縁部にはカバーパネル内側エッジ251及びカバーパネル外側エッジ252が設けられており、カバーパネル内側エッジ251は底面壁24のストレートエッジ241に接続され、カバーパネル外側エッジ252はカバーパネル2の縁部にある。側面壁25のカバーパネル内側エッジ251及びカバーパネル外側エッジ252の両方は、カバーパネルコーナー242に接続され、カバーパネル外側エッジ252とカバーパネルコーナー242とを接続するセグメントは、弧状トランジションエッジである。
底面壁24の任意のカバーパネルコーナー242に対して、カバーパネルコーナー242の両側の弧状トランジションエッジの曲げラジアンは等しくても等しくなくてもよい。弧状のトランジションエッジの全ての部分のラジアンは、等しくてもよく、または弧状のトランジションエッジの全ての部分のラジアンは、等しくなくてもよい。
側面壁25はある厚さを有するので、弧状のトランジションエッジは、第1の断面の各々に1つの円弧として示され、第1の断面は、側面壁25の厚さ方向に垂直な断面である。弧状トランジションエッジの弧であって、1つの第1の断面上にある弧の全ての部分のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。異なる第1の断面上にある弧状トランジションエッジの弧のラジアンは、等しくても等しくなくてもよい。
底面壁24は多角形のパネル形状であってもよい。具体的には、底面壁24は、対称な多角形のパネル形状、例えば、矩形または六角形のパネル形状であってもよい。一般に、底面壁24の形状は、主ディスプレイパネル11の形状と同じである。例えば、主ディスプレイパネル11が矩形である場合には、通常、底面壁24の形状も矩形である。
底面壁24のストレートエッジ241は、直線に沿って延在するエッジである。ストレートエッジ241は、肉眼の視点から直線に沿って延在するエッジであるが、ある程度曲がっていても、または微視的に一定のラジアンを有してもよい。
矩形の底面壁24を有するカバーパネルの場合、底面壁24は、4つのストレートエッジ241を有し、対向する2つのストレートエッジ241は、1つのグループになる。ストレートエッジ241の一方のグループに接続された側面壁25は、対称的に配置されてもよく、ストレートエッジ241の他方のグループに接続された側面壁25は、対称的に配置されてもよく、または非対称的に配置されてもよい。
図9に示すように、曲がった画面は、カバーパネルの内側または外側に取り付けられる。具体的には、主ディスプレイパネル11は、カバーパネルの底面壁24の内側又は外側に取り付けられ、側面ディスプレイパネル12は、カバーパネルの側面壁25の内側又は外側に取り付けられ、主ディスプレイパネル11のコーナー112は、カバーパネルコーナー242の位置にあり、コーナー112は、電子デバイスの主面上にある。カバーパネルの底面壁24の形状及び寸法は、主ディスプレイパネル11の形状及び寸法と一致しているので、主ディスプレイパネル11は、底面壁24全体を完全に覆い、底面壁24から突出する部分はない。例えば、カバーパネルの底面壁24の形状、寸法は、主ディスプレイパネル11の形状、寸法と基本的に同じである。
カバーパネルと中間フレームコンポーネントは、一緒に組み立てられる。中間フレームコンポーネント3のラップコーナー32は、カバーパネルのカバーパネルコーナー242に固定され、中間フレームコンポーネント3のラップエッジ33は、カバーパネルの側面壁25に固定される。カバーパネルの側面壁25の幅は、側面ディスプレイパネル12の幅と等しくすることができる。この場合、中間フレームコンポーネント3は、カバーパネルの側面壁25と、曲がった画面の側面ディスプレイパネル12とを固定することができる。
あるいは、カバーパネルの側面壁25の幅は、側面ディスプレイパネル12の幅よりも大きくてもよい。この場合、カバーパネルの側面壁25の縁部は、側面ディスプレイパネル12の縁部から突出しており、中間フレームコンポーネント3と組み合わされると、カバーパネルの側面壁25の縁部は、側面ディスプレイパネル12の縁部と接触しにくくなる。
以上の曲がった画面の種々の実施形態によれば、対称な多角形(例えば、矩形)の主ディスプレイパネルを有する曲がった画面において、側面ディスプレイパネルが電子デバイスの側面に曲げられている場合、幅方向の中央位置における曲がった画面の断面は第1の画面断面であり、長さ方向の中央位置における曲がった画面の断面は第2の画面断面である。曲がった画面は、以下の全体的な形態を有することができる:
形態1:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態2:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態3:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態4:第1の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある側面ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態5:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態6:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して対称である。
形態7:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
形態8:第1の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第1の画面断面に対して非対称であり、第2の画面断面の両側にある主ディスプレイパネルの部分は、第2の画面断面に対して非対称である。
上述のカバーパネルの種々の実施形態によれば、対称な多角形(例えば、矩形)の底面壁又は底面パネルを有するカバーパネルの場合、幅方向の中央位置におけるカバーパネルの断面は第1のカバーパネルの断面であり、長さ方向の中央位置におけるカバーパネルの断面は第2のカバーパネルの断面である。カバーパネルは、以下の全体的な形態を有することができる:
形態1:第1カバーパネル断面の両側にある側面パネルの部分又は側面壁は第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある側面パネルの部分又は側面壁は第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態2:第1カバーパネル断面の両側にある側面パネルの部分又は側面壁は、第1カバーパネル断面に対して非対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある側面パネルの部分又は側面壁は、第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態3:第1カバーパネル断面の両側にある側面パネル又は側面壁の部分が第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある側面パネル又は側面壁の部分が第2カバーパネル断面に対して非対称である。
形態4は、第1カバーパネル断面の両側にある側面パネル又は側面壁の部分が第1カバーパネル断面に対して非対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある側面パネル又は側面壁の部分が第2カバーパネル断面に対して非対称である。
形態5:第1カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態6:第1カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は、第1カバーパネル断面に対して非対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は、第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態7:第1カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は第2カバーパネル断面に対して非対称である。
形態8:第1カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は、第1カバーパネル断面に対して非対称であり、第2カバーパネル断面の両側にある底面パネル又は底面壁の部分は、第2カバーパネル断面に対して非対称である。
形態9:第1カバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第1カバーパネル断面に対して対称であり、第2カバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第2カバーパネル断面に対して対称である。
形態10:第1のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第1のカバーパネル断面に対して非対称であり、第2のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第2のカバーパネル断面に対して対称である。
形態11:第1のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第1のカバーパネル断面に対して対称であり、第2のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第2のカバーパネル断面に対して非対称である。
形態12:第1のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第1のカバーパネル断面に対して非対称であり、第2のカバーパネル断面の両側にあるラウンドコーナーは、第2のカバーパネル断面に対して非対称である。
前述の中間フレームコンポーネントの種々の構成によれば、対称な多角形(例えば、矩形)の主面を有する電子デバイスでは、電子デバイスの幅方向の中央位置の断面を第1基準断面とし、電子デバイスの長手方向の中央位置の断面を第2基準断面とする。中間フレームコンポーネントは、以下の全体的な形態を有することができる:
形態1:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第1基準断面に対して対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第2基準断面に対して対称である。
形態2:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは第1基準断面に対して対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは第2基準断面に対して非対称である。
形態3:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第1基準断面に対して非対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第2基準断面に対して対称である。
形態4:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第1基準断面に対して非対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントの側面エッジ又はラップエッジは、第2基準断面に対して非対称である。
形態5:第1基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第1基準断面に対して対称であり、第2基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第2基準断面に対して対称である。
形態6:第1の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第1の基準断面に対して対称であり、第2の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第2の基準断面に対して非対称である。
形態7:第1の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第1の基準断面に対して非対称であり、第2の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第2の基準断面に対して対称である。
形態8:第1の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第1の基準断面に対して非対称であり、第2の基準断面の両側にある中間フレームコンポーネントのラップコーナーは、第2の基準断面に対して非対称である。
用語「第1の」及び「第2の」は、単に説明目的に過ぎず、相対的重要性の表示若しくは黙示又は表示された技術的特徴の数の黙示として理解すべきではな。「第1の」又は「第2の」によって限定される特徴は、1又は複数の特徴を明示的又は黙示的に含むことがある。
本明細書の説明において、説明した特定の特徴、構造、材料、または特徴は、実施形態または実施例のいずれか1つ以上において、適切な方法で組み合わせることができる。