以下に説明される図1乃至図16、及びこの特許明細書における本開示の原理を説明するために用いられる各種実施例はただ説明のためのことであり、どんな方式でも本開示の範囲を制限する方式に解釈されてはいけない。本開示の原理は任意の適切に構成されたシステム又は装置で具現されることができるということを当業者は理解することができるだろう。
次の文献、すなわち、3GPP TS 38.211 v15.3.0、“NR;Physical channels and modulation;” 3GPP TS 38.212 v15.3.0、“NR;Multiplexing and Channel coding;” 3GPP TS 38.213 v15.3.0、“NR;Physical Layer Procedures for Control;” 3GPP TS 38.214 v15.3.0、“NR;Physical Layer Procedures for Data;” 3GPP TS 38.321 v15.3.0、“NR;Medium Access Control(MAC) protocol specification;” 及び 3GPP TS 38.331 v15.3.0、“NR;Radio Resource Control(RRC) Protocol Specification”は本明細書で完全に説明されたように参照として本開示に統合される。
以下の図1乃至図3においては、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)又はOFDMA(orthogonal frequency division multiple access)通信技術を用いて無線通信システムで具現される多様な実施例に対して説明する。図1乃至図3の説明は異なる実施例が具現されることができる方式に対する物理的又は構造的制限を意味しない。本開示の他の実施例は任意の適切に構成された通信システムに具現されることもできる。
図1は、本開示の実施例による、例示的な無線ネットワークを示す図面である。図1に示された無線ネットワークの実施例はただ説明のためのことである。無線ネットワーク100に対する他の実施例が本開示の範囲を逸脱せず範囲内で用いられることができる。
図1に示されたように、無線ネットワークはgNB101、gNB102、及びgNB103を含む。gNB101はgNB102及びgNB103と通信する。また、gNB101は少なくとも一つのネットワーク130、例えば、インターネット、専用IP(Internet Protocol)ネットワーク、又は他のデータネットワークとも通信する。
gNB102はgNB102のカバレッジ領域120内にある第1複数のユーザ装備(UE)に、ネットワーク130への無線広帯域アクセスを提供する。第1複数のUEは中小企業(SB)に位置することができるUE111;大企業(E)に位置することができるUE112;ワイファイホットスポット(HS)に位置することができるUE113;第1住居地域(R)に位置することができるUE114;第2住居地域(R)に位置することができるUE115;及び携帯電話、無線ラップトップ、無線PDAなどのようなモバイル装置(M)であれば良いUE116を含む。gNB103はgNB103のカバレッジ領域125内にある第2複数のUEに、ネットワーク130への無線広帯域アクセスを提供する。第2複数のUEはUE115及びUE116を含む。いくつかの実施例で、gNB101−103のうちの一つ以上のgNBは5G、LTE、LTE−A、WiMAX、WiFi又は他の無線通信技術を用いて互い通信し、UE111−116と通信することができる。
ネットワークタイプによって“基地局”又は“BS”という用語は、ネットワークに無線アクセスを提供するように構成されたコンポネント(又はコンポネント集合)、例えば、送信ポイント(TP)、送−受信ポイント(TRP)、向上された基地局(eNodeB又はeNB)、5G基地局(gNB)、マクロセル、フェムトセル、WiFiアクセスポイント(AP)又はその他の無線可能装置を指称することができる。基地局は一つ以上の無線通信プロトコル、例えば、5G 3GPP新しい無線インターフェース/アクセス(NR)、LTE(long term evolution)、LTE−A(LTE−advanced)、HSPA(high speed packet access)、Wi−Fi802.11a/b/g/n/acなどによって無線アクセスを提供することができる。便宜上、用語“BS”及び“TRP”は本特許明細書で遠隔端末に対する無線アクセスを提供するネットワークインフラストラクチャーを示すために相互交換的に用いられる。さらに、ネットワークタイプによって、“ユーザ装備”又は“UE”という用語は“移動局”、“加入者局”、“遠隔端末”、“無線端末”、“受信ポイント”又は“ユーザ装置”のような任意のコンポネントを指称することができる。便宜上、用語“ユーザ装備”及び“UE”は、UEが移動装置(例えば、携帯電話機又はスマートフォン)でも一般的に考慮される固定装置(例えば、デスクトップコンピューター又はベンディングマシン)でも、BSに無線にアクセスする遠隔無線装備を指称することで本特許明細書では用いられる。
点線は、ただ例示及び説明の目的でおおよその原型で示されたカバレッジ領域120及び125の大略的な範囲を示す。gNBと連関されたカバレッジ領域、例えば、カバレッジ領域120及び125はgNBの構成、及び自然及び人工障害物に係る無線環境の変化によって、不規則な形態を含む他の形態を有することができることを明確に理解しなければならない。
以下でより詳しく説明されるように、UE111−116のうちの一つ以上は進歩された無線通信システムにおいてデータ及び制御情報に対する受信信頼性のための回路、プログラミング又はこれらの組み合せを含む。特定実施例で、一つ以上のgNB101−103は進歩された無線通信システムにおいて効率的に減少された電力消費のための回路、プログラミング、又はこれらの組み合せを含む。
図1が無線ネットワークの一例を示されだが、多様な変化が図1に対して行われることができる。例えば、無線ネットワークは任意の適切な配列で任意の個数のgNB及び任意の個数のUEを含むことができる。また、gNB101は任意の個数のUEと直接通信し、このUEにネットワーク130への無線広帯域アクセスを提供することができる。これと類似に、各gNB102−103はネットワーク130と直接通信し、UEにネットワーク130への直接無線広帯域アクセスを提供することができる。また、gNB101、102、及び/又は103は外部電話ネットワーク又は他のタイプのデータネットワークのような他の又は追加の外部ネットワークへのアクセスを提供することができる。
図2は、本開示の実施例による、例示的gNB102を示す図面である。図2に示されたgNB102の実施例はただ説明のためのことであり、図1のgNB101及び103は同一又は類似の構成を有することができる。しかし、gNBは各種の多様な構成からなり、図2はgNBに対する任意の特定具現で本開示の範囲を制限しない。
図2に示されたように、gNB102は複数のアンテナ205a−205n、複数のRF送受信機210a−210n、送信(TX)処理回路215、及び受信(RX)処理回路220を含む。また、gNB102はコントローラー/プロセッサ225、メモリー230、バックホール又はネットワークインターフェース235を含む。
RF送受信機210a−210nは、アンテナ205a−205nから、ネットワーク100内でUEによって送信される信号のような内向(incoming)RF信号を受信する。RF送受信機210a−210nは内向RF信号をダウン変換(down−convert)し、IF又は基底帯域信号を生成する。IF又は基底帯域信号は、基底帯域又はIF信号をフィルタリングし、デコーディングし、及び/又はデジタル化することによって処理された基底帯域信号を生成するRX処理回路220に送信される。RX処理回路220はこの処理された基底帯域信号を、追加の処理のためにコントローラー/プロセッサ225に送信する。
TX処理回路215は、コントローラー/プロセッサ225からアナログ又はデジタルデータ(例えば、音声データ、ウェブデータ、電子メール、又は双方向ビデオゲームデータ)を受信する。TX処理回路215は、外向(outgoing)基底帯域データをエンコーディング、マルチプレクシング 、及び/又はデジタル化し、処理された基底帯域又はIF信号を生成する。RF送受信機210a−210nはTX処理回路215から、外向処理された基底帯域又はIF信号を受信し、その基底帯域又はIF信号を、アンテナ205a−205nを介して送信されるRF信号でアップ変換する。
コントローラー/プロセッサ225はgNB102の全般的な動作を制御する一つ以上のプロセッサ又は他の処理装置を含むことができる。例えば、コントローラー/プロセッサ225は、よく知られた原理によってRF送受信機210a−210n、RX処理回路220、及びTX処理回路215によって順方向チャンネル信号の受信及び逆方向チャンネル信号の送信を制御することができる。コントローラー/プロセッサ225はより進歩された無線通信機能のような追加機能もサポートすることができる。例えば、コントローラー/プロセッサ225は複数のアンテナ205a−205nからの外向信号が望む方向に効果的に操るために異なるように加重処理されるビームフォーミング又は指向性ラウティング動作をサポートすることができる。多様な他の機能のうちの任意の機能がコントローラー/プロセッサ225によってgNB102でサポートされることができる。
また、コントローラー/プロセッサ225はメモリー230に常住するプログラム及び他のプロセス、例えば、OSを行うことができる。コントローラー/プロセッサ225は実行プロセスによる要求によりデータをメモリー230内又は外部に移動させることができる。
また、コントローラー/プロセッサ225はバックホール又はネットワークインターフェース235にカップリングされる。バックホール又はネットワークインターフェース235は、gNB102がバックホール接続を介して又はネットワークを介して他の装置又はシステムと通信することができるようにする。インターフェース235は任意の適切な有線又は無線接続を通じる通信をサポートすることができる。例えば、gNB102がセルラ通信システム(例えば、5G、LTE、又はLTE−Aをサポートすること)の一部として具現される場合、インターフェース235は、gNB102が有線又は無線バックホール接続を介して他のgNBと通信することが可能にすることができる。gNB102がアクセスポイントとして具現される場合、インターフェース235は、gNB102が有線又は無線ローカル領域ネットワークを介して、若しくは有線又は無線接続を介してより大きいネットワーク(例えば、インターネット)で送信することを可能とする。インターフェース235は有線又は無線接続、例えば、イーサネット又はRF送受信機を通じる通信をサポートする任意の適切な構造を含む。
メモリー230はコントローラー/プロセッサ225にカップリングされる。メモリー230の一部はRAMを含むことができ、メモリー230の他の一部はフラッシュメモリー又は他のROMを含むことができる。
図2がgNB102の一例を図示しているが、多様な変化が図2に対して行われることができる。例えば、gNB102は図2に示された各コンポネントに対する任意の個数を含むことができる。一特定例として、アクセスポイントは多数のインターフェース235を含むことができ、コントローラー/プロセッサ225は異なるネットワーク住所の間でデータをラウティングするラウティング機能をサポートすることができる。他の特定例として、単一インスタンスのTX処理回路215及び単一インスタンスのRX処理回路220を含むことで図示されているが、gNB102はそれぞれに対する複数のインスタンスを含むことができる(例えば、RF送受信機当たり一つ)。また、図2の各種コンポネントが組み合せたり、より細分化されたり、省略されることができ、特定必要により追加のコンポネントが付加されることもできる。
図3は、本開示の実施例による、例示的UE116を示す図面である。図3に示されたUE116の実施例はただ説明のためのことであり、図1のUE111−115は同一又は類似の構成を有することができる。しかし、UEは各種の多様な構成からなり、図3はUEに対する任意の特定具現で本開示の範囲を制限しない。
図3に示されたように、UE116はアンテナ305、無線周波数(radio frequency、RF)送受信機310、TX処理回路315、マイクロフォン320、及び受信(RX)処理回路325を含む。また、UE116はスピーカー330、プロセッサ340、入/出力(I/O)インターフェース(IF)345、タッチスクリーン350、ディスプレー355、及びメモリー360を含む。メモリー360はOS361及び一つ以上のアプリケーション362を含む。
RF送受信機310はネットワーク100のgNBによって送信される内向RF信号をアンテナ305から受信する。RF送受信機310は内向RF信号をダウン−変換し、中間周波数(intermediate frequency、IF)又は基底帯域信号を生成する。IF又は基底帯域信号は、その基底帯域又はIF信号をフィルタリングし、デコーディングし、及び/又はデジタル化することによって処理された基底帯域信号を生成するRX処理回路325へ送信される。RX処理回路325はその処理された基底帯域信号を、スピーカー330へ送信するか(例えば、音声データ)、又は追加処理のためにプロセッサ340へ送信する(例えば、ウェブブラウジングデータ)。
TX処理回路315はマイクロフォン320からアナログ又はデジタル音声データを受信するか又はプロセッサ340から他の外向基底帯域データ(例えば、ウェブデータ、電子メール、又は双方向ビデオゲームデータ)を受信する。TX処理回路315はその外向基底帯域データをエンコーディング、マルチプレクシング、及び/又はデジタル化し、処理された基底帯域又はIF信号を生成する。RF送受信機310はTX処理回路315から外向処理された基底帯域又はIF信号を受信し、その基底帯域又はIF信号を、アンテナ305を介して送信されるRF信号でアップ変換する。
プロセッサ340は一つ以上のプロセッサ又は他の処理装置を含むことができ、メモリー360に記憶されたOS361を行うことによってUE116の全般的な動作を制御することができる。例えば、プロセッサ340はよく知られた原理によってRF送受信機310、RX処理回路325、及びTX処理回路315によって順方向チャンネル信号の受信及び逆方向チャンネル信号を送信を制御することができる。いくつかの実施例で、プロセッサ340は少なくとも一つのマイクロプロセッサー又はマイクロコントローラーを含む。
プロセッサ340はさらにビーム管理のためのプロセスのようなメモリー360に常住する他のプロセス及びプログラムを行うことができる。プロセッサ340は実行プロセスによる要求によりメモリー360内又は外部にデータを移動することができる。いくつかの実施例で、プロセッサ340はOS361に基づいて又はgNB又はオペレーターから受信された信号によってアプリケーション362を行うように構成される。さらに、プロセッサ340は、ラップトップコンピューター及び携帯用コンピューターのような他の装置に接続される能力をUE116に提供するI/Oインターフェース345にカップリングされている。I/Oインターフェース345はこの周辺機器とプロセッサ340の間の通信経路である。
また、プロセッサ340はタッチスクリーン350及びディスプレー355にカップリングされる。UE116のオペレーターはタッチスクリーン350を用いてUE116にデータを入力することができる。ディスプレー355は例えば、ウェブサイトからのテキスト及び/又は少なくとも制限されたグラフィックをレンダリングすることができる液晶表示装置、発光ダイオードディスプレー、又は他のディスプレーであれば良い。
メモリー360はプロセッサ340にカップリングされる。メモリー360の一部はランダムアクセスメモリー(RAM)を含むことができ、メモリー360の他の一部はフラッシュメモリー又は他の判読専用メモリー(ROM)を含むことができる。
図3がUE116の一例を図示しているが、多様な変化が図3に対して行われることができる。例えば、図3の各種コンポネントは組み合せたり、より細分化されたり、省略されることができ、特定必要により追加コンポネントが付加されることもできる。一特定例として、プロセッサ340は複数のプロセッサ、例えば一つ以上の中央処理ユニット(CPU)及び一つ以上のグラフィック処理ユニット(GPU)に分割されることができる。さらに、図3がモバイル電話機やスマートフォンのように構成されたUE116を図示しているが、UEは他のタイプのモバイル又は固定装置として動作するように構成されることもできる。
通信システムは、基地局又は1つ以上の送信ポイントからUEへの送信を示すダウンリンク(DL)及びUEで基地局又は1つ以上の受信ポイントへの送信を示すアップリンク(UL)を含む。
4G通信システムの構築以後の増加する無線データトラフィック需要を満たすために、改善された5G又はpre−5G通信システムを開発するための努力が行われている。このような理由で、5G又はpre−5G通信システムはさらに‘ビヨンド(Beyond)4Gネットワーク’又は‘ポスト(Post)LTEシステム’と呼ばれている。5G無線通信システムはより高いデータ送信率を達成するためにより高い周波数(mmWave)帯域(例えば、60GHz帯域)で具現されていることで見なされる。無線波の伝播損失を減らし、送信距離を増加させるために、5G無線通信システムではビームフォーミング(beamforming)、巨大配列多重入出力(massive MIMO)、全次元多重入出力(Full Dimensional MIMO、FD−MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミンググ(analog beam−forming)、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術が論議されている。さらに、システムネットワーク改善のために5G通信システムでは改善された小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra−dense network)、D2D(Device to Device)通信、無線バックホール(wireless backhaul)、移動ネットワーク(moving network)、協力通信、CoMP(coordinated multi−point)、及び受信端干渉除去などの技術開発が行われている。
セルでのDLシグナリング又はULシグナリングのための時間ユニットをスロットと言い、これは一つ以上のシンボルを含むことができる。シンボルは追加時間ユニットでも用いることができる。周波数(又は帯域幅(BW))ユニットをリソースブロック(RB)と言う。一つのRBは多数のサブキャリア(SC)を含む。例えば、スロットは14個のシンボルを含み、1ミリー秒又は0.5ミリー秒の持続時間を有することができ、RBは180kHz又は360kHzのBWを有することができ、それぞれの15kHz又は30kHzのSCの間の間隔を有する12個のSCを含むことができる。
DL信号は情報コンテンツを伝達するデータ信号、DL制御情報(DCI)フォーマットを伝達する制御信号及び基準信号(RS)を含む。gNBはそれぞれの物理的DL共有チャンネル(PDSCH)又は物理的DL制御チャンネル(PDCCH)を介してデータ情報(例えば、送信ブロック)又はDCIフォーマットを送信することができる。gNBはチャンネル状態情報 RS(CSI−RS)及び復調 RS(DMRS)を含む多くの類型のRSのうちの一つ以上を送信することができる。CSI−RSはUEがチャンネル状態情報(CSI)を測定するか移動性サポートに係る測定のような他の測定を行うためのことである。DMRSは各PDCCH又はPDSCHのBWでだけ送信されることができ、UEはDMRSを用いてデータを復調するか情報を制御することができる。
UL信号はさらに情報コンテンツを伝達するデータ信号、UL制御情報を伝達する制御信号及びRSを含む。UEはそれぞれのPUSCH(physical UL shared channel)又はPUCCH(physical UL control channel)を介してデータ情報又はUCIを送信する。UEがデータ情報とUCIを同時に送信する場合、UEはPUSCHでいずれもを多重化するか、或いはそれぞれのPUSCH及びPUCCHで個別的に送信することができる。UCIはUEによるデータ送信ブロック(TB)の正確な又は不正確な検出を示すHARQ−ACK(hybrid automatic repeat request acknowledgement)情報、UEが自分のバッファーにデータを有しているか否かを示すスケジューリングリクエスト(SR)、及びgNBにUEに対するPDSCH又はPDCCH送信用の適切なパラメーターを選択することができるCSI報告を含む。
UEからのCSIレポートはUEが予め決定されたBLER(predetermined block error rate)(例えば、10%BLER)でデータTBを検出するためのMCS(Modulation and Coding Scheme)をgNBに通知するチャンネル品質インジケーター(CQI)、UEにシグナリングをプリーコーディングする方法をgNBに通知するプリーコーディングマトリックスインジケーター(PMI)、及びPDSCHに対する送信ランクを示すランクインジケーター(RI)を含む。UL RSはDMRS及びサウンディングRS(SRS)を含む。DMRSはそれぞれのPUSCH又はPUCCH送信のBWでだけ送信される。gNBはDMRSを用いてそれぞれのPUSCH又はPUCCHで情報を復調することができる。SRSがUEによって送信されることによってgNBにULCSIを提供し、TDD又はフレキシブルデュプレックスシステムの場合、DL送信のためのPMIも提供する。UL DMRS又はSRS送信は例えば、ZC(Zadoff−Chu)シーケンス又は一般的にはCAZACシーケンスの送信に基盤することができる。
DL送信及びUL送信はDFT−拡散−OFDMと知られたDFTプリーコーディングを用いる変形を含む直交周波数分割多重化(OFDM)波形を基盤とすることができる。
図4は、本開示の実施例によるOFDMを用いる例示的な送信機構造400を示す図面である。図4に示された送信機構造400の実施例はただ例示のためのことである。図4に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか、一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
DCIビット又はデータビットのような情報ビット410がエンコーダー420によってエンコーディングされ、レートマッチング器430によって割り当てられた時間/周波数リソースにレートマッチングされ、変調器440によって変調される。次に、変調されたエンコーディングシンボルとDMRS又はCSI−RS450がSCマッピングユニット465によってSC460にマッピングされ、逆高速フーリエ変換(IFFT)がフィルター470によって行われ、CP挿入ユニット480によってサイクリックプレフィックスCPが追加され、結果信号がフィルター490によってフィルタリングされて無線周波数(RF)ユニット495によって送信される。
図5は、本開示の実施例によるOFDMを用いる例示的な受信機構造500を示す図面である。図5に示された受信機構造500の実施例はただ説明のためのことである。図5に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか、又は一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
受信信号510がフィルター520によってフィルタリングされ、CP除去ユニットがCP530を除去し、フィルター540が高速フーリエ変換(FFT)を適用し、SCディマッピングユニット550がBW選択器ユニット555によって選択されたSCをディマッピングし、受信シンボルがチャンネル推定器及び復調器ユニット560によって復調され、レートデマッチング器570がレートマッチングを復元し、さらにデコーダー580が結果ビットをデコーディングして情報ビット590を提供する。
UEは一般的にスロットでそれぞれの候補DCIフォーマットをデコーディングするためにそれぞれの潜在的なPDCCH受信(PDCCH候補)に対して多くの候補位置をモニタリングする。この位置は各DCIフォーマットに対する探索空間によって決定される。PDCCH候補をモニタリングすることはUEが受信するように構成されたDCIフォーマットによってPDCCH候補を受信してデコーディングすることを意味する。DCIフォーマットはUEがDCIフォーマットの正確な検出を確認するようにCRC(Cyclic Redundancy Check)ビットを含む。DCIフォーマットタイプはCRCビットをスクランブルするRNTI(radio network temporary identifier)によって識別される。PDSCH又はPUSCHを単一UEにスケジューリングするDCIフォーマットの場合、RNTIはC−RNTI(Cell RNTI)であってもよく、UE識別子の役目をする。
例えば、システム情報(SI)を伝達するPDSCHをスケジューリングするDCIフォーマットの場合、RNTIはSI−RNTIであれば良い。RAR(Random Access Response)を提供するPDSCHをスケジューリングするDCIフォーマットの場合、RNTIはRA−RNTIであれば良い。UEがサービングgNBとRRC接続を確立する前に単一UEに対するPDSCH又はPUSCHをスケジューリングするDCIフォーマットの場合、RNTIは臨時C−RNTI(TC−RNTI)であれば良い。UEグループにTPC命令を提供するDCIフォーマットの場合、RNTIはTPC−PUSCH−RNTI又はTPC−PUCCH−RNTIであれば良い。各RNTIタイプはRRCシグナリングのような上位階層シグナリングを介してUEに構成されることができる。UEへのPDSCH受信をスケジューリングするDCIフォーマットはDL DCIフォーマット又はDL割り当てとも言い、UEからPUSCH送信をスケジューリングするDCIフォーマットはULDCIフォーマット又はULグラントとも言う。
PDCCH送信が物理的RB(PRB)のセット内にあり得る。gNBはPDCCH受信のために、制御リソースセット(CORESET)とも呼ばれる一つ以上のPRBセットをUEに構成することができる。PDCCH受信は制御リソースセットに含まれた制御チャンネル要素(CCE)で行われることができる。UEはユニキャストPDSCH受信又はPUSCH送信をスケジューリングするためにUE特定RRCシグナリングによってUEに構成されたRNTI(例えば、C−RNTI)によってスクランブリングされたCRCを有するDCIフォーマットと連関されたPDCCH候補に対するUE特定探索空間(USS)、及び他のRNTIによってスクランブリングされるCRCを有するDCIフォーマットと連関されたPDCCH候補に対する共通探索空間(CSS)のような探索空間を基盤でPDCCH受信のためのCCEを決定する。UEに対するPDCCH送信に用いられることができるCCEのセットがPDCCH候補位置を定義する。制御リソースセットの特性はPDCCH受信のためのDMRSアンテナポートの疑似コロケーション(quasi co−location)情報を提供するTCI(Transmission Configuration Indicator)状態である。
図6は、本開示の実施例によるDCIフォーマットに対する例示的なエンコーディングプロセス600を示す図面である。図6に示されたエンコーディングプロセス600の実施例はただ説明のためのことである。図6に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか、又は一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
gNBがそれぞれのPDCCHで各DCIフォーマットを個別的にエンコーディングして送信する。UEがDCIフォーマットを識別することができるようにするためにRNTIがDCIフォーマットコードワードのCRCをマスキングする。例えば、CRC及びRNTIは16ビット又は24ビットを含むことができる。(非−コーディングされた)DCIフォーマットビット610のCRCがCRC計算ユニット620を用いて決定され、CRCビットとRNTIビット640の間に排他的OR(XOR)演算ユニット630を用いてCRCがマスキングされる。XOR演算はXOR(0,0)=0、XOR(0,1)=1、XOR(1,0)=1、XOR(1,1)=0で定義される。CRC追加ユニット650を用いてマスキングされたCRCビットがDCIフォーマット情報ビットに追加される。エンコーダー660がチャンネルコーディング(例えば、テール−バイティングコンボリューショナルコーディング又はポーラーコーディング)を行い、その後にレートマッチング器670による割り当てリソースに対するレートマッチングがつながる。インタリービング及び変調ユニット680がQPSKのようなインタリービング及び変調を適用し、出力制御信号690が送信される。
図7は、本開示の実施例によるUEと共に用いるためのDCIフォーマットに対する例示的なデコーディングプロセス700を示す図面である。図7に示されたデコーディングプロセス700の実施例はただ例示のためのことである。図7に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか、又は一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
受信された制御信号710が復調器及びデインターリーバ72によって復調及び、デインタリーブされる。gNB送信機で適用されたレートマッチングがレートマッチング器730によって復元され、結果ビットがデコーダー740によってデコーディングされる。デコーディング以後に、CRC抽出器750がCRCビットを抽出し、DCIフォーマット情報ビット760を提供する。DCIフォーマット情報ビットがRNTI780(適用可能な場合)を用いてXOR演算によってデマスキングされ(770)、ユニット790によってCRC検査が行われる。CRC検査が成功すると(チェックサムが0である)、DCIフォーマット情報ビットが有効なことで見なされる。CRC検査が成功することができなければ、DCIフォーマット情報ビットが有効ではないことで見なされる。
サービングセルでUEに構成される各DL帯域幅部分(BWP)に対し、UEは多数の制御リソースセットをシグナリングする上位階層によって提供されることができる。各制御リソースセットに対して、UEは次が提供される:制御リソースセットインデックスp;DM−RS(demodulation reference−signal)スクランブリングシーケンス初期化値;UEが同一なDM−RSプリコーダーの使用を仮定することができる周波数で多数のREGに対するプリコーダーグラニュラリティ;多数の連続シンボル;リソースブロックセット;CCE−REGマッピングパラメーター;PDCCH受信のためのDM−RSアンテナポートのQCL(quasi co−location)情報を示す、アンテナポートQCLセット中のアンテナポートQCL;及び制御リソースセットpにおいてPDCCH受信で多重化されるDCIフォーマット1_1に対する送信構成表示(transmission configuration indication、TCI)フィールドの存在又は不存在に対して、示す。
サービングセルでUEに構成される各DL BWPに対し、UEは多数の探索空間セットを上位階層によって提供され、ここで、多数の探索空間セット中の各探索空間セットに対し、UEは次が提供される:探索空間セットインデックスs;探索空間セットsと制御リソースセットpの間の連関;k
p,sスロットのPDCCHモニタリング周期及びo
p,sスロットのPDCCHモニタリングオフセット;PDCCHモニタリングのためのスロット内の制御リソースセットの第1シンボルを示す、スロット内のPDCCHモニタリングパターン;CCEアグリゲーションレベルL当たりPDCCH候補個数
及び探索空間セットsが共通探索空間セットであるか又はUE特定探索空間セットであるかの表示。
制御リソースセットpと連関された探索空間セットsに対し、アグリゲーションレベルLに対するCCEインデックス;キャリアインジケーターフィールド値n
CI(探索空間ともする)に対応するサービングセルに対するスロット
内の探索空間セットのPDCCH候補
に対応することは次の数式1のように与えられる:
数式1で、任意の共通探索空間に対し、
であり;UE特定探索空間に対して、
pmod3=0に対し、A
0=39827、pmod3=1に対してA
1=39829、pmod3=2に対し、A
2=39839及びD=65537であり;i=0,…,L−1であり;N
CCE,pは制御リソースセットpから0からN
CCE,p−1まで番号が付けられたCCEの数であり;n
CIはUEにキャリアインジケーターフィールドが構成された場合、キャリアインジケーターフィールド値であり;そうではない場合、任意の共通探索空間に対し、n
CI=0;
を含み、ここで
はUEがn
CI及び探索空間セットsに対応するサービングセルに対するアグリゲーションレベルLをモニタリングするように構成されるPDCCH候補個数であり;任意の共通探索空間に対し、
であり;UE特定探索空間に対し、
は制御リソースセットp内の探索空間セットsのCCEアグリゲーションレベルLに対して構成されたすべてのn
CI値にかけた
の最大値であり;さらにn
RNTI対して用いられるRNTI値。
UEが4個のサービングセルより大きいキャリアアグリゲーション能力を示す場合、UEが4個より多いセルに対するキャリアアグリゲーション動作のために構成される時のスロット当たり非重複CCE及び最大PDCCH候補個数をモニタリングすることができるDLセル個数
をUEが示す。
UEにSCS構成μを有するDL BWPがある
ダウンリンクセルが構成された場合
UEはスケジューリングセルの活性DL BWPで、各スケジューリングされたセルに対するスロット当たり
より多い非重複CCE又は
より多いPDCCH候補をモニタリングする必要がなく、ここで
及び
はそれぞれのUEがSCS構成μのためにスロット当たりモニタリング/処理することができる最大PDCCH候補個数及び最大非重複CCE個数である。
UEにSCS構成μを有するDL BWP
があるダウンリンクセルが構成され
活性化されたセルのDL BWPが活性化されたセルの活性DL BWPであり、非活性化されたセルのDL BWPが非活性化されたセルに対して上位階層によって提供されるインデックスを有するDL BWPの場合、UEは
ダウンリンクセルからスケジューリングセルの活性DL BWPでスロット当たり
より多い非重複CCE又は
より多いPDCCH候補をモニタリングする必要がない。
PUCCHは多くのPUCCHフォーマットのうちの一つによって送信されることができる。互いに異なるUCIペイロードが関連UCI BLERを改善するために互いに異なるPUCCH送信構造を必要とするからPUCCHフォーマットは特定UCIペイロード範囲のために設計された構造に該当する。PUCCH送信はさらにPUCCH送信のための空間ドメインフィルターを提供する送信構成インジケーター(TCI)状態に係る。PUCCHはHARQ−ACK情報、SR又は周期的/半持続的のCSI及びこれらの組み合せを伝達するのに用いられる。
UEはDLシステムBW(DL BW)又はULシステムBW(UL BWP)で多重帯域幅部分(BWP)で作動するように構成されることができる。与えられた時間に、ただ一つのDL BWPと、ただ一つのUL BWPだけがUEに対して活性化される。したがって、DL受信が活性DL BWPで行われ、UL送信は活性UL BWPで行なわれる。さらに、一つより多いDL BWP又はUL BWPが同時に活性化された後に一つより多いDL受信又はUL送信がそれぞれの一つより多いDL BWP又はUL BWPで同時に発生することができる。PDCCH受信のための探索空間セット構成又はPUCCH送信のためのPUCCHリソースのような多様なパラメーターの構成がそれぞれのBWPに対して個別的に提供されることができる。
BWP動作の主な目的はUEの電力節減を可能とすることである。UEが送信又は受信するデータを有している場合、大きいBWPを用いることができ、例えば、短いモニタリング周期で2つ以上の探索空間セットを構成することができる。UEが送信又は受信するデータを有していない場合、小さいBWPを用いることができ、例えば、より長いモニタリング周期で単一探索空間セットを構成することができる。
UE電力節減のためのまた他のメカニズムはUEがサービングgNBとRRC接続(例えば、RRC_CONNECTEDモード)を有する時の不連続受信(例えば、C−DRX動作)を有する動作であれば良い。UEがRRC_CONNECTEDモードにある場合、UEは“オンデュレーション(on duration)”及び“非活性タイマー(inactivity timer)”パラメーターに係るC−DRXモードで動作する。“オンデュレーション”期間の間、UEは構成された探索空間セットでPDCCHをモニタリングする(DCIフォーマット検出試み)。UEが“オンデュレーション”期間の間のPDSCH受信又はPUSCH送信をスケジューリングするDCIフォーマットを検出する場合、UEは“非活性タイマー”を開始して“非活性タイマー”が満了されてUEが電力節減のためにスリップモードに入るまでPDCCHを継続モニタリングする。
“オンデュレーション”及び“非活性タイマー”の値に対する構成はサービングgNBによって決定され、選好値に対するUEフィードバックがない。例えば、特定キャリア又はBWPに対する電力レベル又は電力消費に基づいて、UEは“オンデュレーション”及び“非活性タイマー”に対する値を提案することができる。例えば、バッテリー電力の低いUEは“オンデュレーション”期間に対してより大きい値を提案し、“非活性タイマー”に対してより小さい値を提案することができる。
大部分のUEモデム電力はデータトラフィックアプリケーションによってPDCCHをモニタリングする時の消耗する場合が多いが、多くのC−DRX期間でUEはDCIフォーマットを検出することができず、 その上、UEがDCIフォーマットを検出するC−DRX期間でも、非活性タイマーはUEが異なるDCIフォーマットを検出すること無しに満了する。このような理由で、UEは各C−DRX期間が開始される時の自動でそのように行うか次のC−DRX期間が開始されるまで又はUEが当該WUSを検出するまでPDCCHモニタリングを中止する代りに、WUS(wake−up signalling)又はGTS(go−to−sleep)シグナリングの使用を考慮することによってPDCCHをウエークアップしてモニタリングを開始するようにそれぞれUEに示されている。
特定周波数帯域場合、UEは4個の受信機アンテナで動作をサポートしなければならない。このような多くの数の受信機アンテナはUE電力消耗を増加させ、UEが小さいデータパケットを受信するか、又はUEが良好なカバレッジにあるか、又はUEのバッテリー電力が低い場合に不必要であるか好ましくないこともある。直接又は間接的に好ましい個数の受信機アンテナに対するUEの推薦はさらに減少されたUE電力消耗を促進することができる。
UE受信機アンテナ個数適応と類似に、UEに対する活性化セカンダリーセル(SCell)の個数がUEに対するバッファー状態によって適応されることができる。既存のネットワークはMAC階層シグナリングによるSCellの活性化/非活性化をサポートするが、特にSCellが活性化された以後にCSI測定及びフィードバックに対して物理的遅延の必要な場合が多く、このような理由のため、この機能はgNBがSCellを非活性化(後に活性化)するインセンティブがないからサービングgNBによって使用されない場合が多い。代りに、サービングgNBは一般的にUEへの送信のためのバッファーにデータがない場合にも活性化状態のUEに対して構成されるSCellを維持する。
PDSCH受信又はPUSCH送信の交差スロットスケジューリングさらにUE電力節減を可能とするために考慮される。UEはスケジューリングPDCCHとスケジューリングされたPDSCH/PUSCH受信/送信の間の遅延に表示される期間(それぞれのK0/K2で表示される)うちにライトスリップを行うことができる。しかし、電力節減期間は次のPDCCHモニタリングオケージョンの開始によって制限される。UEは現在K0/K2に係るタイマーが満了されるか否かに関わらず、次のPDCCHモニタリングオケージョンが開始される限り、ライトスリップモードから一般活性モードに切り替えることができる。
NRはUEが一つのPUCCH又はPUSCH送信で一連のPDSCH受信オケージョンに対するHARQ−ACK情報を提供する反静的(タイプ−1)及び動的(タイプ−2)HARQ−ACKコードブック決定をサポートする。これはHARQ−ACK情報を提供するためのPUCCH送信の数を減らすことによってUEが電力を節減することができるようにするし、非ペアリングスペクトラム動作の場合、DLでの受信とULでの送信の間の転換のためのオーバーヘッドを減少させる。半静的HARQ−ACKコードブックに対し、UEはHARQ−ACK情報を有するPUCCH送信に対するスロットタイミング値セットK1によってHARQ−ACKコードブック大きさを決定する。UEはDCIフォーマット1_1に対し、dl_DataTo_UL_ACKのような上位階層パラメーターによるスロットタイミング値セット K1が提供されることができる。
例えば、スロットタイミング値セットK1は0から15又は31範囲の値を有する8個の要素を含むことができる。しかし、スロットタイミング値の反静的構成は異なるデータトラフィック負荷に適応するのに効率的でないこともある。また、UE電力節減利得は異なるニューマロロジーに対してバランシングされない。例えば、スロットタイミング値に対して同一な構成を用いる場合、周波数範囲2(FR2−6GHz以上のキャリア周波数)で動作するUEは、周波数範囲1(FR1−6GHz未満のキャリア周波数)で動作するUEよりさらに多い電力消耗を要する。これはHARQ−ACK情報のより頻繁な送信と、FR2のような非ペアリングスペクトラム動作の場合、DLでULへの転換に対するオーバーヘッド増加によって発生する。
PDCCH候補が占める非重複CCEの数を減らすために、数式1のような探索空間決定によって決定される、ネスト(nested)探索空間が用いられることができる。例えば、ネスト探索空間の場合、予め決定されたPDCCH候補に対する探索空間は数式1によって決定されることができ、残りPDCCH候補に対する探索空間は数式1又は一部他の構造を用いて予め決定されたPDCCH候補のCCEのみを含むことができる。
例えば、予め決定されたPDCCH候補は最も大きいCCEアグリゲーションレベルを有する(0ではない)PDCCH候補であれば良い。例えば、予め決定されたPDCCH候補は最も多い数のCCEを要することであればよく、例えば、4個のCCEのアグリゲーションレベルを有する4個のPDCCH候補は、1個のCCEのアグリゲーションレベルを有する1個のPDCCH候補によって必要な8個のCCEより多い16個のCCEを要する。
ネスト探索空間と数式1による探索空間の間のトレードオフは、前者が非重複CCEの数を減少させて後者はPDCCH送信に対する遮断確率を減少させることである。したがって、gNBがUEに対するトレードオフの前者部分を優先順位に置くか又は後者部分を優先順位に置くか否かによってgNBがUEに対する探索空間選択を調整するようにし、その上に、gNBがトレードオフの両方のいずれも部分を適用するようにする必要がある。
したがって、多数のC−DRX期間の間又はC−DRX期間内の多数のPDCCHモニタリングオケージョンの間にPDCCH候補をモニタリングするか否かをUEに表示する必要がある。
送信及び受信のためのサービングgNB選好構成を表示するための手段をUEに提供するまた他の必要がある。
UEが早いSCell活性化及び非活性化を行うようにするまた他の必要性がある。
ネットワーク動作に不利益を与えないながらUE電力節減ができるようにするUEとサービングgNBの間の通信のための新しい動作モードを設計するまた他の必要がある。
多数の活性SCell及び対応するサブキャリア間隔構成に対する反静的及び動的HARQ−ACKコードブック決定のいずれもに対してスロットタイミング値セットK1を適応させるまた他の必要がある。
UEがスロット当たりモニタリングすることが予想されるPDCCH候補の個数とUEがスロット当たりチャンネル推定を行うことができることが予想される非重複CCEの個数に対してMN、SN及びUEが同一な理解を有するためのまた他の必要がある。
最後に、PDSCH/PUSCHをスケジューリングするための処理時間を設定し、スケジューリングのための処理時間に対する動的適応と共にセカンダリーキャリアの活性化/非活性化を組み合わせる必要がある。
本開示は、LTE(Long Term Evolution)のような4G(4th−generation)通信システムを越してより高いデータレートをサポートするために提供されるpre−5G又は5G通信システムに関する。本開示はC−DRX期間の間の又はC−DRX期間内のPDCCHモニタリングオケージョンの間のPDCCH候補をモニタリングするか否かをUEに表示することに関する。本開示はさらに送信及び受信のためのサービングgNB選好構成を表示するための手段をUEに提供することに関する。本開示はさらにUEが速やかなSCell活性化及び非活性化を行うようにすることに関する。本開示はさらにネットワーク動作に不利益を与えないながらUE電力節減ができるようにするUEとサービングgNBの間の通信のための新しい動作モードを設計することに関する。
本開示はさらに多数の活性SCell及び対応するサブキャリア間隔構成に対して半静的及び動的HARQ−ACKコードブック決定のいずれものためにスロットタイミング値K1セットを適応させることに関する。本開示はさらにUEがスロット当たりモニタリングすることが予想されるPDCCH候補の個数及びUEがスロット当たりチャンネル推定を行うことができることが予想される非重複CCEの個数に対してMN、SN及びUEの間に同一な理解を確立することに関する。本開示はさらにPDSCH/PUSCHをスケジューリングするための処理時間を設定し、スケジューリングのための処理時間に対する動的適応と共にセカンダリーキャリアの活性化/非活性化を組み合わせることに関する。
一実施例で、多数のC−DRXサイクルの間のPDCCHモニタリングをスキップするか、C−DRXサイクル内でPDCCHモニタリングをスキップするか、多数のC−DRXサイクルに対するパラメーターを調整するようにUEに表示するためのシグナリング設計が提供される。
探索空間セットでUEがモニタリングする構成されたPDCCH候補個数に対する調整に対する表示がDCIフォーマットによって提供されることができる。DCIフォーマットは共通探索空間で受信されるPDCCHで多くのUE(UE共通DCIフォーマット)によってデコーディングされることができるか、UE特定探索空間で受信されるPDCCHでUE特定したことであれば良い。もうDCIフォーマットの構造及びUEによるPDCCHモニタリングに係って提供する情報に対する内容の改善に対して説明する。
UE共通DCIフォーマットの場合、UEにはDCIフォーマットに対し、例えば、PS−RNTIと指称されるRNTIと、DCIフォーマットに連続的なビット数を含むフィールドに対する位置が構成される。UEには例えば、上位階層によって表示されることができる一つのセル又はセルグループに対応する一つの位置/フィールドが構成されることができるか、若しくはそれぞれの多重セル又は多重セルグループに対応する多重位置/フィールドが構成されることができる。簡略化のために、DCIフォーマットをDCIフォーマットPと言う。
UEに対するC−DRX期間当たりPDCCHモニタリングの表示のために、UEはC−DRX期間が開始される時にだけ又はC−DRX期間が開始される前に(例えば、C−DRX期間が開始される1msec以前に)上位階層によって提供される一つ以上の時間/オケージョンである時のDCIフォーマットPに対するPDCCHをモニタリングし、これによりC−DRX期間の開始時にDCIフォーマットPによる表示を適用するに十分な処理時間をUEに提供してC−DRX期間が開始される前に潜在的にCSI−RS測定を行ってCSI報告を提供する。
DCIフォーマットPに対するPDCCH受信のためのCCEアグリゲーションレベル当たりPDCCH候補個数をUEに構成するか、又はデコーディング作業数を減らし、DCIフォーマットPのデコーディングを促進し、関連UE電力消耗を最小化するために、DCIフォーマットPを有するPDCCHをモニタリングするために一つ又は2つのCCEアグリゲーションレベルをUEに構成することができ、CCEアグリゲーションレベルに対するPDCCH候補個数を2又は4のように予め決定された最大個数まで構成することができるか、又はシステム動作で定義することができる。DCIフォーマットPを含むPDCCHに対する一つ又は2つのCCEアグリゲーションレベルがさらにシステム動作で定義されることができる。
フィールド内のビット数(UE特定DCIフォーマット又はUE共通DCIフォーマット)は一つ以上であれば良い。1ビットの場合、この表示は、UEが上位階層シグナリングによって予め提供される多くのC−DRX期間で又は次のC−DRX期間でUEがPDCCHモニタリングをスキップするか否かであれば良い。例えば、“0”値はPDCCHモニタリングスキップを示すことができ、“1”値は次のC−DRX期間でのPDCCHモニタリングを示すことができる。
多重ビットの場合、一実施例で、この表示は、UEが上位階層によって予め提供される対応する値セットから“オンデュレーション”パラメーター及び“非活性タイマー”パラメーターに対する値を表示することによるC−DRX期間のパラメーターに対する調整を含むことができる。この表示はさらにPDSCH受信又はPUSCH送信をスケジューリングするDCIフォーマットを検出するためにUEがモニタリングするように構成されるPDCCH候補個数に対する調整を含むことができる。
例えば、2ビットの場合、“00”値は次のC−DRX期間にPDCCHモニタリングをスキップするようにUEに表示することができ、“01”、“10”又は“11”値はそれぞれの第1、第2、第3の“オンデュレーション、非活性タイマー”値のセットを表示することができ、ここで“オンデュレーション、非活性タイマー”値のセットは上位階層によってUEに予め提供されたものである。
他の実施例で、この表示はUEが上位階層シグナリングによって予め提供されるかシステム動作で定義される、UEがPDCCHモニタリングをスキップするスロット個数セットからのC−DRX期間のスロット個数であれば良い。例えば、2ビットの場合、“00”値はC−DRX期間のすべてのスロットでPDCCHをモニタリングすることをUEに表示することができ(すなわち、PDCCHモニタリングをスキップせず)、“01”、“10”又は“11”値はN1、N2、又はN3スロットに対するPDCCHモニタリングをスキップするようにUEにそれぞれに表示することができ、ここでN1、N2及びN3の値は上位階層によってUEに提供される。
例えば、NスロットのDCIフォーマットP受信周期及び2ビットの場合、“00”値はC−DRX期間のすべてのスロットでPDCCHをモニタリングすることをUEに表示することができ(すなわち、PDCCHモニタリングをスキップせず)、“01”“10”又は“11”値は次のN個のスロット(DCIフォーマットP受信のスロットを含むか除外)の毎4番目のスロットで、次のN個のスロットの毎2番目のスロットで、又はすべての次のN個のスロットでPDCCHモニタリングをスキップするようにそれぞれのUEに表示することができ、ここでNは上位階層によってUEに提供されることができるかC−DRX期間内の残っているすべてのスロットを含むことができる。UEがPDCCHモニタリングをスキップするPDCCHモニタリングオケージョンの場合にも、UEは相変らず非活性タイマーを増加させる。
UEはさらにDCIフォーマットP受信のために周期を上位階層によって構成されることができ、UEは次のDCIフォーマットP受信に対応するC−DRX期間までのすべてのC−DRX期間に対する“オンデュレーション、非活性タイマー”値のセットに対して当該構成を適用する。UEが当該モニタリングオケージョンでDCIフォーマットPを検出することができない場合、UEはオンデュレーション及び非活性タイマーに対し、構成された値のうちの最大値を仮定する。これはPDCCHモニタリングオケージョンがDCIフォーマットPに表示されることの上位セットとなり、UEがgNBからのPDCCH送信受信をミスしないように保障する。
代案的に、UEは“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第1セットと同一な、構成された値セットから予め決定された値セットを仮定することができ、UEがDCIフォーマットPを検出することができない場合、最大値と同一な適切な値を保障するようにするgNB具現まで可能であれば良い。交差キャリアスケジューリングの場合、同一なスケジューリングセルを有するそれぞれのスケジューリングされたセルに対応する各探索空間セットに対して同一なセットの“オンデュレーション、非活性タイマー”値が適用されることができる。
図8は、本開示の実施例によってUEがC−DRX期間の間のパラメーターを調整する方法800のフローチャートを示す図面である。図8に示された方法800の実施例はただ説明のためのことである。図8に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
上位階層シグナリングを用い、gNBは段階810でDCIフォーマットPに対するRNTI、DCIフォーマットP受信に対する周期、DCIフォーマットPに対するDRXサイクル開始前のPDCCHモニタリングのための一つ以上のオフセットを、そしてDCIフォーマットPの次の受信までのC−DRX期間に対する“オンデュレーション”及び“非活性タイマー”パラメーターに対する値セットに対する構成を示すDCIフォーマットPのフィールドの位置をUEに構成する。UEは段階820で構成された受信時間にDCIフォーマットPを検出したか否かを決定する。UEがDCIフォーマットPを検出することができない場合、UEは段階830で“オンデュレーション、非活性タイマー”値のセットに対し、構成された各値中の最大値を仮定する。UEがDCIフォーマットPを検出する場合、UEは段階840でDCIフォーマットPでUEに対する当該フィールドが表示する“オンデュレーション、非活性タイマー”値のセットによってC−DRX期間でPDCCHをモニタリングする。フィールドが“00”のような予め決定された値を示す場合、UEはDCIフォーマットPに対する次のモニタリングオケージョンまですべてのC−DRX期間の間のPDCCHデコーディングをスキップすることができる。
“オンデュレーション、非活性タイマー”値の各セットはUEが上位階層によって予め構成される探索空間セットのセットと連関されるように構成されることができる。例えば、UEはUE特定DCIフォーマットを伝達するPDCCH受信に対してC−DRX期間で最大4個の探索空間セットをモニタリングするように構成されることができ、“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第1、第2及び第3セットは、探索空間セットのセットの第1、第2及び第3サブセットと上位階層シグナリングによってそれぞれ連関されることができる。
例えば、“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第1セットは初めの2つの探索空間セット(構成手順で)と連関されることができ、“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第2セットは初めの3つの探索空間セットと連関されることができ、“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第3セットは4つの探索空間セットのいずれもと連関されることができる。
“オンデュレーション、非活性タイマー”値の各セットはUEが上位階層によって予め構成されるPDCCH候補のパーセンテージ(又は割合)と連関されるように構成されることができる。例えば、UEはC−DRX期間内の多数の探索空間セットでPDSCH受信又はPUSCH送信のスケジューリングのためにPDCCH候補をモニタリングするように構成されることができる。“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第1、第2、及び第3セットはそれぞれ上位階層シグナリングによって探索空間セット当たりCCEアグリゲーションレベル毎に対するPDCCH候補個数の第1、第2及び第3のパーセンテージと連関されることができ、ここでパーセンテージが探索空間セットの各CCEアグリゲーションレベルに対するPDCCH候補の整数個数にならない場合、フロア(floor)関数又はシーリング(Ceiling)関数が適用されることができる。
例えば、“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第1セットは各探索空間セットでCCEアグリゲーションレベル当たりすべてのPDCCH候補と連関されることができ、“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第2セットは各探索空間セットのCCEアグリゲーションレベル当たりPDCCH候補の2/3と連関されることができ、“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第3セットは各探索空間セットのCCEアグリゲーションレベル当たりPDCCH候補の1/3と連関されることができる。
割合は常に1であれば良い第1の値を除いては以前の例のように予め決定される代わりに上位階層によって構成されることもできる。一代案として、探索空間セット当たりCCEアグリゲーションレベル毎に対するPDCCH候補のそれぞれの第1、第2及び第3割合と連関される“オンデュレーション、非活性タイマー”値の第1、第2及び第3のセット代りに、探索空間セット当たりCCEアグリゲーションレベル毎に対するPDCCH候補の3つの個別構成が提供されることができ、“オンデュレーション、非活性タイマー”値の3個の当該セットと連関されることができる。
UEが対応するPDCCHモニタリングオケージョンでDCIフォーマットPを検出することができない場合、UEは各探索空間セットに対するCCEアグリゲーションレベル当たりPDCCH候補個数に対する、CCEアグリゲーションレベル当たり及び探索空間セット当たり最大候補個数を有する構成(又は1の割合値に対応する構成)のような、第1の構成によってデフォルト設定によって当該C−DRX期間の間のPDCCHをモニタリングする。
図9は、本開示の実施例によってUEがCCEアグリゲーションレベル当たり及び探索空間セット当たりPDCCH候補個数を調整する方法900のフローチャートを示す図面である。図9に示された方法900の実施例はただ説明のためのことである。図9に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
上位階層シグナリングを用い、gNBは段階910で各探索空間セットに対するCCEアグリゲーションレベル当たり、構成されたPDCCH候補個数に対する、各“オンデュレーション、非活性タイマー”値セットとPDCCH候補の割合の間の連関をUEに構成する。
UEは段階920で、構成された受信時間にDCIフォーマットPを検出するか否かを決定する。UEがDCIフォーマットPを検出することができない場合、UEは段階930で各探索空間セットに対するCCEアグリゲーションレベル当たり構成されるPDCCH候補個数を仮定する。UEがDCIフォーマットPを検出する場合、UEは例えば、図8に説明されたように“オンデュレーション、非活性タイマー”値のセットを決定し、PDCCH候補の割合との当該連関に基づいて、UEは段階940で各探索空間セットに対するCCEアグリゲーションレベル当たりPDCCH候補個数を決定する。
DCIフォーマットPに係るオーバーヘッドを最小化するか又はDCIフォーマットPが処理することができるUE個数又はDCIフォーマットPが提供することができる情報の量を増やすために、DCIフォーマットPに対するCRC長さは、PDSCH受信又はPUSCH送信をスケジューリングするDCIフォーマットのような他のDCIフォーマットに対するCRC長さよりもさらに小さいことがある。
例えば、DCIフォーマットPに対するCRC長さは8ビット又は16ビットとなることができる一方、他のDCIフォーマットに対するCRC長さは24ビットとなることができる。サービングgNBがDCIフォーマットPを送信せずUEが誤ったCRC検査によってDCIフォーマットPを過ち検出する場合、最悪の結果はUEがPDCCHをモニタリングすることでサービングgNBが予想するC−DRX期間の間のUEがPDCCHをモニタリングしないこともあり、gNBがUEにPDSCH受信をスケジューリングする場合、当該HARQ−ACK情報を伝達するPUCCHのDTX検出を介してこれを実現するか又はgNBがUEにPUSCH送信をスケジューリングする場合、PUSCH受信のDTX検出を介してこれを実現することができる。
UEがキャリアアグリゲーションで動作するように構成された場合、UEは対応するセル又はセルグループの個数と同一なDCIフォーマットPのフィールド個数が構成されることができ、単一セル動作のためのDCIフォーマットPの以前に説明された機能がキャリアアグリゲーションを用いる動作でセル又はセルグループ個数に対応するフィールド個数に対して並列化されることができる。セルグループ内のセルは上位階層によって予め構成されるか又はセルインデックス及びセルグループ内のセル個数によって暗示的に決定されることができる。
C−DRXサイクルに対する“オンデュレーション、非活性タイマー”値のセットの適応はさらにUEによる受信に用いられるDL BWPに依存することができる。例えば、“オンデュレーション、非活性タイマー”値のセットに対する構成は各BWPに対し、又は第1BWP及び残りのBWPに対して独立的に提供されることができる。
例えば、“オンデュレーション”及び“非活性タイマー”に対するより小さい値が、gNBがUEに対するgNBバッファーに多い量のデータを有していなく高いデータレートを要しない時に用いられる第1DL BWPで構成されることができ、“オンデュレーション”及び “非活性タイマー”に対するより大きい値が、gNBがUEに対して高いデータレートを達成しようとする時に用いられる第2DL BWPで構成されることができる。
図10は、本開示の実施例によって対応するDL BWPに依存するCCEアグリゲーションレベル当たり及び探索空間セット当たりPDCCH候補個数に対するUE決定のための方法1000のフローチャートを示す図面である。図10に示された方法1000の実施例はただ説明のためのことである。図10に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
gNBは段階1010で上位階層シグナリングを用い、第1DL BWPのC−DRX期間に係る“オンデュレーション”に対する第1値と“非活性タイマー”に対する第1値及び第2DL BWPのC−DRX期間に係る“オンデュレーション”に対する第2値と“非活性タイマー”に対する第2値を構成する。UEは段階1020で活性化されたDL BWPが第1DL BWPであるか又は第2DL BWPであるか否かを決定する。活性化されたDL BWPが第1DL BWPの場合、UEは段階1030でC−DRX期間に対する“オンデュレーション”及び“非活性タイマー”パラメーターに対する第1値を用いる。活性化されたDL BWPが第2DL BWPの場合、UEは段階1040でC−DRX期間に対する“オンデュレーション”及び“非活性タイマー”パラメーターに対する第2値を用いる。
DCIフォーマットP(DCIフォーマット0_1又はDCIフォーマット1_1のようなUE共通又はUE特定であれば良い)による表示は、UEが自分の無線周波数を活性化して少なくとも一つのDCIフォーマットをデコーディングしなければならないからUEが共通探索空間でPDCCHをさらにモニタリングするスロット又はPDCCHモニタリングオケージョンで適用されないこともある。これはSI−RNTI又はRA−RNTI又はP−RNTIによってスクランブルされるCRCを用いるDCIフォーマットのような、PDSCH受信をスケジューリングするDCIフォーマットに対応する共通探索空間にさらに制限されることができ、TPC−PUSCH−RNTI、TPC−PUCCH−RNTI又はSFI−RNTIによってスクランブルされたCRCを用いるDCIフォーマットのような、PDSCH受信をスケジューリングせずDCIフォーマットにおいて、UEはPDSCH受信を準備する必要がないから続いて電力を節減することができる。したがって、UEは少なくともPDCCHモニタリングオケージョン又はUEがPDSCH受信をスケジューリングするUE共通CIフォーマットをデコーディングするスロットでUE特定DCIフォーマットをデコーディングすることができる。
セカンダリーセルの動的活性化
セカンダリーセルの活性化のためのプライマリー遅延ソースはUEがセカンダリーセルに対するサービングgNBにCSIフィードバックを提供する遅延に係る。また、このCSIフィードバックはgNBがセカンダリーセルでUEに対するPDSCH送信をスケジューリングするに十分ではないチャンネル品質を示すことができる。その次のgNBがUEに対する他のセカンダリーセルセットを活性化し、当該CSIフィードバックを得て、充分に良好なCSIフィードバックと連関されないセルを非活性化するための追加レイテンシが必要である。
セカンダリーセルを活性化する時にこのような遅延問題を防止するために、LTE動作は新しいSCell状態(いわゆる、休眠状態)を導入し、ここではUEがSCellに対する周期的CSIフィードバックを測定及び報告することができ、この新しいSCell状態は非活性化された状態と同一であり、UEは当該SCellに対するPDCCHをモニタリングしないか他のシグナリングを送/受信しない。しかし、サブフレームごとにCRSが存在するか周期的CSI−RSが存在して予め決定された時間インスタンスで周期的CSI測定が可能なLTEと異なる、新しい無線システムではCRS又は周期的CSI−RSが存在しないこともある。すると、UEがCSIを測定してgNBにCSI報告を提供するため、UEは当該非活性化されたSCellに対してノン−ゼロ電力CSI−RS(NZP CSI−RS)構成がシグナリングされなければならない。
UEは簡略化のためにDCIフォーマットCに指称されるDCIフォーマットのCRCをスクランブリングするためのCSI−RS−RNTIを上位階層によって構成されることができる。UEはさらにDCIフォーマットCの各フィールドに対する一つ以上の位置を上位階層によって構成され、ここで各フィールドはSCell又はSCellグループに対応して各SCellインデックス又はSCellグループの各SCellインデックスは上位階層によって構成される。
このフィールドは構成されたすべてのセル又は活性化されないすべてのセルを含むことができる当該SCell又はSCellグループでUEによるNZP CSI−RS受信のためのNZP CSI−RSリソース構成を示すのに用いられる。NZP CSI−RS受信はSCell又はSCellグループに対するCSIを測定及び報告するためにUEによって用いられる。
このフィールドはceil(log2(nNZP+1))と同一なビット数を含むことができ、ここでceil()は数字を次の大きい整数に四捨五入するシーリング関数であり、nNZPはSCellに対してDCIフォーマットCで表示されることができるNZP CSI−RS リソース構成の数である。例えば、NZP CSI−RSリソース構成が1と制限されると、DCIフォーマットCのフィールドは例えば、“0”値が当該SCell(又はSCellグループ)に対するNZP CSI−RS受信がなく、したがって、CSI測定及び報告がないことを示し、“1”値が当該SCellに対するNZP CSI−RS受信を示す、1ビットを含む。
UEがTセルを介して同時に受信することができ、UEがA活性セルを有している場合、UEはT−AセルでNZP CSI−RSを同時に受信することができる。NZP CSI−RS受信のためにDCIフォーマットCによってUEに表示されるSCell個数がT−Aより大きくない場合、UEは各NZP CSI−RSリソース構成によって表示されるSCellでNZP CSI−RSを同時に受信することができる。
例えば、NZP CSI−RS受信は同一なスロットの同一なシンボルを介して行われることができる。NZP CSI−RS受信のためにDCIフォーマットCによってUEに表示されるSCell個数がT−Aより大きい場合、UEはそれぞれのセルインデックスによってそしてそれぞれのNZP CSI−RSリソース構成によって、第1のT−A SCellでNZP CSI−RSを同時に受信し、次のT−A SCellを続くことができ、その他、これと同じである。UEが表示されたすべてのSCellで同時にNZP CSI−RSを受信することができなくUEが自分の無線周波数を再調整しなければならない場合、連続的なT−A SCellでのNZP CSI−RS受信はZP CSI−RS受信をサポートする互いに異なる連続スロットで行われることができる(例えば、アップリングクではないスロット)。非活性化されたセルでNZP CSI−RS受信のためのDL BWPはそれぞれのSCellに対して上位階層によって表示される初期DL BWPのような基準DL BWPであれば良い。
DCIフォーマットCはさらにUEがPUCCHで連関されたCSI報告を送信するためのPUCCHリソース(DCIフォーマットCの受信のためのスロットに対するスロット時間オフセット含み)及びPUCCHの送信電力を調整するためのTPCコマンドを含むことができる。
図11は、本開示の実施例によってUEがセルセットに対するCSIを測定及び報告する方法1100のフローチャートを示す図面である。図11に示された方法1100の実施例はただ説明のためのことである。図11に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
段階1410でgNBはDCIフォーマットCに対するRNTI、DCIフォーマットC受信の周期を含む探索空間セット、及びNZP−CSI−RS受信のための構成又は上位階層シグナリングによって予め提供された単一構成だけある場合、CSI−RS受信活性化のための構成を示すDCIフォーマットCのフィールド位置をUEに構成する。CSI−RS受信の活性化に加え、このフィールド又は追加的な各フィールドは、それらが上位階層によって予め構成されるか指定されない場合、一つ以上のCSI報告を含むPUCCH送信のための電力を決定するためのTPCコマンド、対応するPUCCHリソース、及びスロットタイミングオフセットを含むことができる。
CSI受信の活性化はすべてのセルに対して行われることができるか、又は活性化されないセルに対してだけ行われることができるか、又は一つ以上のセルを含んで上位階層によって構成されるセルグループに対してだけ行われることができる。DCIフォーマットCの検出時に、UEは段階1420で当該フィールドがセルに対するCSI−RS受信活性化を示すか否かを決定する。そのような場合、UEは段階1430でCSI−RSを基盤で測定を行い、CSIを獲得し、TPCコマンドと表示されたPUCCH リソース及びスロットタイミングオフセットを用いて決定される電力でUEが送信するPUCCHで適用されることができるセルに対するCSIを報告する。
選好する構成報告
UEは例えば、UEの電力状態によって、UEにより選好されるサービングgNBへの送信又はサービングgNBからの受信のための一つ以上の構成を報告することができる。例えば、UEが全体バッテリー電力を有するか電力供給装置に接続される時、UEは例えば、カバレッジ又はデータレート増加に有利することができる第1構成をリクエストすることができる。例えば、UEが低いバッテリー電力を有する場合、UEは例えばデータレート増加よりUE電力消耗減少に優先順位を置くことができる第2構成をリクエストすることができる。一構成のパラメーターは送信機アンテナ又は空間階層個数、受信機アンテナ又は空間階層個数、活性化されたセル個数、PDCCHモニタリング周期などを含むことができる。
UEがサービングgNBに報告する一つ以上の構成それぞれはフィールドの値で表現されることができる。例えば、2ビットのフィールドを用いて“00”、“01”、“10”及び“11”の各値で次の4つの構成、すなわち、{受信機アンテナ2個、空間階層1個、第1グループの活性化されたセル}、{受信機アンテナ4個、空間階層2個、第1グループの活性化されたセル}、{受信機アンテナ4個、空間階層2個、第2グループの活性化されたセル}、{受信機アンテナ2個、空間階層2個、第3グループの活性化されたセル}のうちのいずれか一つを示すことができる。
UEが報告することができる選好構成の個数は例えば、一つの構成のように、システム動作で予め決定されることができるか、上位階層によってUEに構成されることができる。UEが2つ以上の選好構成を報告するように構成された場合、選好順序では報告での当該フィールド手順によることができる。一つ以上の選好されるUE構成の報告は周期的であるかUE又はgNBによってトリガーされることができる。
周期的報告のために、UEには報告周期及びその報告を含むPUCCHの送信のためのPUCCHリソースが構成されることができる。選好される構成の周期的報告は周期が同一であるかより小さくても周期的/半持続的CSI報告と一致することができ、UEは同一なPUCCHで2つの報告を結合することができる。PUCCHリソースで使用可能なRE(DMRS送信に用いられるRE 除外)の個数がそれぞれのPUCCH送信での制御情報に不十分で、例えば、UEが上位階層によって構成されたターゲットコードレートを達成することができない場合、UEはCSI報告送信より構成報告送信に優先順位を置くことができる。
トリガーされる報告の場合、UEは自分がPUSCHで送信するMAC制御要素(MAC CE)に報告を含むことができる。これはさらにサービングgNBが(関連された送信ブロックの受信に対するCRC検事を行うことによって)報告が正しく受信されたか否かを決定することができるようにする。報告がさらに例えば、DCIフォーマット0_1又はDCIフォーマット1_1のような、DCIフォーマットのフィールドを介してサービングgNBによってリクエストされることができる。
サービングgNBはUEへのPDSCH送信でMAC CEによってUEに選択された構成を示すことができる。この構成はUEが新しい構成を適用するのに必要な時間によって決定される特定期間の以後に適用されることができる。例えば、この時間はMAC CEによって表示される新しいTCI状態をUEが適用するのに必要な時間と同一であれば良い。UEが減少された受信機アンテナ個数の構成を用いる場合、カバレッジの急な変更によってUEがカバレッジを外れないように保障するために、UEが4個の受信機アンテナのような最大受信機アンテナ個数を用いるように転換されることができ、周期がサービングgNBから上位階層によってUEに構成されることができる。例えば、40個のスロット又は毎40msecのように、スロット数当たり1つ以上のスロットで、UEはすべての受信機アンテナを活性化した後のサービングgNBによって表示された構成に基づいて一部受信機アンテナを非活性化することができる。スロット数は上位階層によってUEに構成されるかシステム動作のNR仕様で定義されることができる。
例えば、UE設計又はUE配置/配向のような外部要人又は受信信号に対する人間の遮断又はその他の干渉により、互いに異なる受信機アンテナが互いに異なる経路損失を経験することができるので、UEは受信機アンテナごとに対する又は受信機アンテナのサブセット毎に対するCQI又はSINR/RSRPをgNBに提供する。この報告はPCellのような基準セル又は、UEがCQI又はRSRPを報告する任意のセルに対することであれば良い。例えば、この報告はRSRPが最大のアンテナのような第1受信機アンテナに対するRSRPと、例えば、残り受信機アンテナに対する3dBの量子化されたステップの差分的RSRPを含むことができる。例えば、この報告は4個の受信機アンテナに対するCQI、2個の受信機アンテナに対するCQI又は1個の受信機アンテナに対するCQIを含むことができる。これはUEの受信機アンテナ(及び送信機アンテナ)個数に対する構成を決定するための追加情報をサービングgNBに提供することができる。
例えば、第2アンテナに対するRSRPが第1アンテナに対するRSRPより少なくとも6dB小さな場合、gNBは第2受信機アンテナを非活性化するようにUEに表示することができる。UEが一つの受信機アンテナに対するRSRPが異なる受信機アンテナのRSRPに比べて予め決定されたしきい値未満と決定する場合、UEがgNBに通知せず独立的にそのような決定を下すことも可能である。
図12は、本開示の実施例によるUE受信機アンテナ個数に対する構成を決定するためのUE報告に対する方法1200フローチャートを示す図面である。図12に示された方法1200の実施例はただ説明のためのことである。図12に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか、一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
UEはN個の受信機アンテナを備えている。UEは段階1210でN個の受信機アンテナそれぞれに対する又はN個の受信機アンテナグループに対する、RSRP又はCQIのような受信品質を測定する。UEは段階1220でN個の受信機アンテナ又はN個の受信機アンテナグループに対するRSRP又はCQIをgNBに報告する。UEは段階1230でUEがgNBから送信を受信するための、受信機アンテナ又は受信機アンテナグループに対する個数の構成をgNBから受信する。この構成が受信機アンテナ個数を提供する場合、受信機アンテナはその個数と同一であり、より大きい報告RSRPを有することである。
構成はさらに動作条件によってUEによって暗示的に決定されることができる。例えば、UEがデフォルトBWP又は初期BWPのような第1BWPから第2BWPに切り替える場合、UEはさらに第1構成から第2構成に切り替えることができる。BWPは任意の活性セルに係ることであるかプライマリーセルだけに対することであれば良い。例えば、UEはDL BWPが高いデータレートをサポートする大きいDL BWPのような第1DL BWPの場合、4個の受信機アンテナで動作することができ、DL BWPがUEに対する小さいデータパケットの送信をサポートする小さいDL BWPのような第2DL BWPの場合、2個の受信機アンテナで動作することができる。このようなUE動作は上位階層による個別構成を介してサービングgNBによってイネーブルされることができる。
図13は、本開示の実施例による対応するDL BWPに寄り掛かるUE 受信機アンテナ個数に対するUE 決定のための方法1300のフローチャートを示す図面である。図13に示された方法1300の実施例はただ説明のためのことである。図13に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか、一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
図13に示されたように、UEは段階1310で第1DL BWPが活性化されたDL BWPの場合、第1受信機アンテナ個数に対する構成を受信し、第2DL BWPが活性化されたDL BWPの場合、第2受信機アンテナ個数に対する構成を受信する。UEは段階1320で活性化されたDL BWPが第1ダウンリンクBWPであるか第2DL BWPであるか否かを判定する。活性化されたDL BWPが第1DL BWPの場合、UEは段階1330で第1個数の受信機アンテナを用いる。活性化されたDL BWPが第2ダウンリンクBWPの場合、UEは段階1340で第2個数の受信機アンテナを用いる。UEはより大きいRSRPを測定する受信機アンテナに対応することになるように第1個数及び第2個数をさらに選択することができる。
gNBはMAC CE又はRRCのような上位階層シグナリング又は階層1(物理的階層)シグナリングを用いてUEによる送/受信構成に対する適応を提供することができる。後者は構成適応のための最小レイテンシがその適応から大部分の利得を得るのに重要な場合、好ましい。UEによる送/受信構成に対する適応を提供するのに必要なビット数が少なくないか適応が頻繁ではない場合、適応を示すためのUE特定DCIフォーマットの再解釈はUE共通DCIフォーマット又はUE特定DCIフォーマットで一つ以上のフィールドを用いるよりもさらに効率的な選択であることができる。この理由はそういうフィールドの実際使用が頻繁ではない場合、UE共通DCIフォーマット又はUE特定DCIフォーマットでUEに対する構成の適応を示すために常にフィールドを予備する代りに、gNBによってリクエストによってUEへ送信されることができるからである。
PDSCH受信又はPUSCH送信をスケジューリングする代わりにUEに対する構成の適応を示すためのUE特定DCIフォーマットの再解釈は1ビットの明示的フィールドによって又はUE特定DCIフォーマットの既存フィールドを特定値で設定することによって行われることができる。例えば、DCIフォーマット0_1では、UL−SCH(Uplink Shared Channel)送信無しを示すフィールドが設定されることができ(UL−SCH無し)、A−CSI報告リクエストを示すフィールドが設定されないこともある(A−CSIJ報告無し)。
例えば、RV(redundancy version)を示すフィールドがRV3又はRV1を示すように設定されることができ、NDI(new transport block)の送信を示すフィールドが新しい送信ブロックを示すように設定されることができる。DCIフォーマットがUEに対する送/受信パラメーターに対する構成の適応を伝達するように解釈される場合、DCIフォーマットの残りビット(解釈に用いられるビット及びCRCビット以外のこと)を用いて適応を表示することができ、DCIフォーマットの残りビットより少ないビットで適応が表示されることができる場合、一部ビットが予備されるか使用しない。
適応された構成は受信機アンテナ個数、送信機アンテナ個数、階層個数、活性化されたセル又はBWP個数、C−DRX期間に対するパラメーター(オンデュレーション及び非活性タイマー)、PDCCHモニタリングに対するパラメーター、PDCCH候補のスケーリングのような探索空間セットの構成に係る他のパラメーターなどを含むことができる。構成の適応は直ちに有効又はUEがDCIフォーマット検出に応答してHARQ−ACK情報を提供した時点から予め決定された時間以後に有効であれば良い。
潜在的なエラーから復旧するためのフォールバック動作が以前に上位階層で提供されるか予め決定されるか構成された時間期間(例えば、40msecごとに)でデフォルトであるか、又はUEが共通探索空間でUE特定DCIフォーマットをモニタリングする時などに送/受信のための構成を用いてUEによってサポートされることができる。
PDSCH/PUSCH数/送信スケジューリングに係る処理時間(例えば、N0/N2シンボル)が設定されることができる。N0又はN2はUEがPDSCHを受信するかPUSCHを送信するのに必要な最小処理時間をそれぞれ示す。PDCCHと関連PDSCH/PUSCH数/送信の間の遅延(すなわち、K1/K2)はN0/N2より大きくなければならない。N0/N2のデフォルト値はシステム動作で予め定義されるか上位階層シグナリングを介してUEに提供されることができる。例えば、N0/N2のデフォルト値は1個のスロットであれば良い。UEは電力を節減するためにPDCCHで当該DCIフォーマットを検出した後のN0/N2より大きくない期間の間のライトスリップ状態に入ることができる。
UE電力節減利得を改善するために、サービングgNBは異なる電力節減利得目標又は異なるレイテンシ要件に適応するためにN0/N2の動的アップデートを示すUE制御情報を送信することができる。例えば、制御情報が1ビットの場合、“0”はN0=2x N0_default又はN2=2x N0_defaultのように、予め決定された値に比べてN0/N2の2倍を示すことができ、“1”はN0= max(N0/2、N0_default)又はN2=(N2/2、N2_default)を示すことができる。N0_default及びN2_defaultは上位階層でUEに提供されるかシステム動作で予め決定されるN0及びN2の値である。
UEがCAと共に動作するように構成される場合、SCellの活性化/非活性化がN0/N2に対する適応と組み合せることができる。N0/N2がしきい値T^N0/T^N2より大きい場合、スケジューリングセルでPDCCHモニタリング期間にUEに対するスケジューリングされたPDSCH/PUSCH受/送信がないSCellは非活性化されることができる。反対に、UEがスケジューリングセルで受信したPDCCHでDCIフォーマットを検出してSCellでPDSCH/PUSCH受/送信をスケジューリングする場合、UEはSCellを活性化する。UEはさらにUEがSCellでCSI−RS受信又はSRS送信のためにトリガーされるか構成されるごとにSCellを活性化することもできる。
図14は、本開示の実施例によってSCellの活性化又は非活性化と組み合せるSCellでPDSCH/PUSCH数/送信をスケジューリングするための処理時間の適応に対する方法1400のフローチャートを示す図面である。図14に示された方法1400の実施例はただ説明のためのことである。図14に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
プライマリーセル及び15KHzのSCSとだけ連関されたスロットタイミング値セットK1に対するデフォルト構成がパラメーターdl_DataTo_UL_ACKのように、上位階層によってUEに提供されることができる。サービングgNBがSCS_jを有する活性BWPでSCS_iを有する活性BWPで切り替えるようにUEに表示する場合、|K1|で表示されるK1の大きさ/カーディナリティが|K1|*(SCS_j/SCS_i)で調整されることができ、K1値セット [0、v_i]の要素範囲が[0、v_j]*(SCS_j/SCS_i)で調整されることができる。
K1のスロットタイミング値は活性化されたセル個数によって表示されるトラフィック負荷に当たるように調整されることができる。いくつかの活性化されたセルが予め定義されることができ、“CAレベル”に対応することができる。例えば、L^CA_0/L^CA_1/L^CA_2/L^CA_3/L^CA_4で表示されるCAレベル0/CAレベル1/CAレベル2/CAレベル3/CAレベル4がそれぞれの1/2/4/8/16個の活性化されたセルと連関されることに予め定義されることができる。互いに異なるトラフィック負荷に適応するためのセルの活性化又は非活性化によってCAレベルがL^CA_iからL^CA_jに変更される場合、|K1|で表示されるK1の大きさ/カーディナリティが|K1|*(L^CA_j/L^CA_i)で調整されることができ、K1値セット[0、v_i]の要素範囲は[0、v_j]*(L^CA_j/L^CA_i)で調整されることができる。
図14に示されたように、UEは段階1410でPDSCH/PUSCH、N0/N2のスケジューリングでデフォルト処理時間に対する構成を受信し、N0/N2より大きいK1/K2を期待しない。段階1420で、UEはN0/N2スケーリングのためのL1制御情報を受信する。段階1430で、UEはN0/N2 > T^N0/T^N2であることで決定する。段階1430でN0/N2 > T^N0/T^N2の場合、段階1440でUEはPDSCH/PUSCHスケジューリングのために表示されないSCellを非活性化し、PDSCH/PUSCHスケジューリングのために表示されたSCellを活性化する。
図15は、本開示の実施例によるBWP 転換及び SCell 活性化/非活性化とともにスロットタイミング値 K1の適応のための方法1500のフローチャートを示す図面である。図15に示された方法1500の実施例はただ説明のためのことである。図15に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
UEが二重接続(DC)で動作するように構成された場合、マスターセルグループ(MCG)に対するgNBとセカンダリーセルグループ(SCG)に対するgNBが独立的に動作してUEに対する送/受信パラメーターの構成に対する適応が一般的にMCGとSCGのいずれもで必要になる。例えば、MCGとSCGが6GHz未満のような同一な周波数範囲で動作する場合、UEはMCGとSCGのいずれもで2個のRxアンテナ又は4個のRxアンテナで動作しなければならなく、多数のUE受信機アンテナに対するMCGとSCGの間の調整を必要とする。
PDCCHモニタリングオケージョンがMCG又はSCGで適応される場合、UEがMCGとSCGで同時にPDCCHをモニタリングするか又はMCGとSCGで同時にスリップモードにあるように、それぞれSCG又はMCGで類似の適応を有することが有利である。例えば、MCG及びSCGがUEに対するそれぞれのC−DRXサイクルをバックホールリンクを介して交換することができるか又はMCGがUEに対するC−DRXサイクル構成をSCGに示すことができる。また、MCGとSCGはUEがMCGとSCGのいずれもでC−DRX活性時間にある時の測定を行うようにUEを構成するのが有利である。例えば、MCGとSCGがバックホールリンクを介してCSI−RSパターンを交換することができるか又はMCGがSCGによってMCGに表示される一連のCSI−RSパターンからCSI−RSパターンを選択してSCGに表示することができる。
UEがMCG及びSCGへの送信で電力が制限される可能性を減らすために、MCGとSCGがバックホールリンクを介して周期的又は半持続的PUSCH、PUCCH又はSRS送信用のPUSCH、PUCCH又はSRS送信パターンを交換することができる。その次、UEが少なくとも一つのCGに対して小さないRSRP(大きい経路損失)を報告する場合のように、UEがMCG及びSCGへの送信のために電力が制限されることができる大きい可能性がある場合、SCG(又はMCG)はMCG上の当該パターンと時間的に重ならない周期的又は半持続的PUSCH、PUCCH又はSRS送信のためのパターンを選択することができる。
反対に、UEが2つのCGのいずれもに対して大きいRSRP(小さい経路損失)を報告する場合のように、UEがMCG及びSCGへの送信のために電力が制限されることができる小さな可能性がある場合、SCG(又はMCG)はMCG上の当該パターンと時間的に重なる周期的又は半持続的PUSCH、PUCCH又はSRS送信のためのパターンを選択することができ、これによりUEは送信しない時間を増やすことができる(動的にトリガーされる送信を除く)。
UEが送/受信パラメーターの適応に係るサポート情報を提供する場合、UEはMCGとSCGに個別的なサポート情報を提供することができ、又はUEはMCG/SCGの構成に係るリソース情報をSCG/MCGに提供することができる。前者の場合、SCG/MCGはバックホールをリンクを介してMCG/SCGとサポート情報を交換することができる。MCGだけが適応構成を決定することができる場合、SCGはバックホールリンクを介してMCGに適応構成をリクエストすることができる。リクエストに従って又は一般的に、MCGの独立的な決定に従って、MCGはSCGに適応された構成を通知することができる。
DC動作のために構成されたUEに対する送/受信のための構成の適応に対する一例で、MCG又はSCGは構成の適応をUEにシグナリングすることができ、それぞれバックホールシグナリングを介してSCG又はMCGに通知することができる。適応された構成を用いてCGがUEと通信する遅延を減らすために、C−DRXサイクルのPDCCHモニタリング周期又はC−DRX構成のパラメーターに対する構成のような一部構成は一つの構成が他の構成の上位セット又は下位セットであるネスト構造を有しても良い。
例えば、PDCCHモニタリング周期は0.5msec、1msec、2msec又は4msec(又は30kHz SCSの場合、1スロット、2スロット、4スロット又は8スロット)であれば良く、適応にかかわらずCGはUEが4msecごとに(又は30kHz SCSの場合、8スロットごとに)PDCCHをモニタリングするということが分かっている。このような方式で、CGはUEが適応された構成を適用するということをCGに通知するまで少なくとも各構成に対するパラメーターの共通値を用いてUEを継続スケジューリングすることができる。例えば、SCell個数のように構成がCG特定的な場合、適応プロセスがCG内に含まれることができる。受信機アンテナ個数のように構成がパラメーターに対することである場合、CGはできれば少ない数の受信機アンテナに対する保守的な仮定が実質的に正当化されることができるがUEが適用する構成に対してどんな仮定をすることができる。
DC動作のために構成されたUEに対する送/受信のための構成の適応に対する一例で、MCG又はSCGは構成の適応をUEに表示することができる。バックホールシグナリングに係る遅延を減らすため、UEは2つのCGの間の中継役目がすることができ、一つのCGから受信した適応された構成を他のCGにシグナリングすることができる。
シグナリングを容易にするために、可能な構成がシステム動作の仕様によって又は上位階層シグナリングによって構成セットで予め決定されることができ、UEは構成セット中の要素をシグナリングすることができる。例えば、構成には探索空間セット個数、各探索空間セットに対するパラメーター、受信機アンテナ個数などが含まれることができる。
例えば、4個の構成を有するセットの場合、UEは4個の構成のうちの一つの構成を示すために2ビットをシグナリングすることができる。UEはCGによって表示されたリソース及びスロットオフセットに対するPUCCH送信又はCGのPUSCH送信で適応された構成をCGに報告することができる。PUCCHリソースオーバーヘッドを最小化するため、構成の適応はフレーム0から開始されるか又は上位階層によってUEに提供されるフレーム0のスロット0に対する予め決定されたスロットオフセット又はフレームオフセットから開始して10 msecごとに又は40msecごとにのような予め決定された時間インスタンスで発生するように制限されることができる。
UEは他のCGとの通信に係る追加情報を一つのCGに提供することができる。例えば、第1CGに対するバッファー状態報告(BSR)と共に、UEは第2CGに対するBSRを第1CGに提供することができる。第2CGに対するBSRはUEが第2CGと活性通信を行う可能性を決定するのに用いられることができるから、第1CGは第2CGに対するBSRの情報を用いてUEからの送/受信のための構成の適応を決定することができる。また、UEに対するBSRはバックホールリンクを介してMNとSNの間に交換されることができる。
例えば、第1CGでの受信のための各受信機アンテナに対するRSRP報告と共に、UEは第2CGでの受信のための各受信機アンテナに対するRSRP報告を第1CGに提供することができる。第1CGは受信機アンテナ個数に対する適応を決定するために第2CGに対するRSRP報告の情報を用いることができる。
DCによる動作のために、MCGはバックホールシグナリングを介してスロット当たりモニタリングされる最大PDCCH候補個数MPDCCH,SCG及びスロット当たり重ならない最大CCE個数CPDCCH,SCGをSCGに表示することができる。MCGはさらにSCGに対するスロット当たりモニタリングされる最大PDCCH候補個数及びスロット当たり重ならない最大CCE個数をUEに表示することができ、UEはMCGに対する当該最大個数MPDCCH,MCG及びCPDCCH,MCGを、MPDCCH,MCG=MPDCCH−MPDCCH,SCG及びCPDCCH,MCG=CPDCCH−CPDCCH,SCGとして、該当するスロット当たりすべて最大個数に対する差MPDCCH及びCPDCCHから導出することができ、又はMPDCCH,MCG及びCPDCCH,MCGがUEにシグナリングされることができる。
例えば、MCG及びSCGはスロット当たりモニタリングされるPDCCH候補及びスロット当たり重ならないCCEに対する対応する最大個数をUEに提供することができる。すると、MCGはUEがSCGでPDCCHをモニタリングする時点を制御することができ、MCGとSCGの間にPDCCH候補及び非重複CCEの個数を分割することができる。
例えば、SCGのセルが例えば、TDD UL/DL構成を用いることのように非ペアリングスペクトラムで動作する場合、MCGはモニタリングされるPDCCH候補及び非重複CCEの最大個数をSCGに割り当ててスロットがSCGのセルでUL方向を有する時のUEがMCGでPDCCHをモニタリングするように探索空間セットを構成してモニタリングされるPDCCH候補及び非重複CCEの最大個数を継続用いることができる(これはSCGがMCGに通知すること無しにUL/DL構成を変更しないと仮定)。一般的に、対応するCORESETがULシンボルを含むセルに対するPDCCHモニタリングオケージョンで、UEは対応するPDCCHモニタリング能力を一つ以上の他のセルに割り当てることができる。
例えば、MCGはMCGで用いるためにスロット当たりモニタリングされるPDCCH候補個数とスロット当たり重ならないCCE個数を予備し、スロット当たりモニタリングされる最大PDCCH候補個数に対する、スロット当たりモニタリングされる最大PDCCH候補個数、及びスロット当たり重ならない最大CCE個数に対する、スロット当たり重ならない最大CCE個数をSCGに割り当てることができる。
図16は、本開示の実施例によってUEと通信するためのそれぞれの構成を決定するために情報を交換するためのMCG及びSCGに対する信号フロー1600を示す図面である。図16に示されたコールフロー1600の実施例はただ説明のためのことである。図16に示された一つ以上の構成要素は言及された機能を行うように構成された特殊回路で具現されることができるか一つ以上の構成要素は言及された機能を行うための命令語を行う一つ以上のプロセッサによって具現されることができる。他の実施例が本開示の範囲を逸脱せずに用いられる。
MCGは段階1610でSCGとDC動作するようにUEを構成し、バックホールリンクを介してSCGにMCGでUEによる送/受信のための構成を提供する。この構成は例えば、アンテナ個数、C−DRXサイクルに対するパラメーターセット、UEがSCGでモニタリングするように構成されたすべてPDCCH候補個数などを含むことができる。SCGは段階1620でSCGでのUEによる送/受信のための構成を決定するためにリクエストされる構成又はパラメーターをバックホールリンクを介してMCGに提供する。MCGは段階1630でUEと通信するために用いるSCGに対する一つ以上の構成セットをバックホールリンクを介して提供する。セットに一つより多い構成が含まれた場合、SCGは段階1640で選択された構成をMCGに通知することができる。
DCで動作するために、MCGがマスターノード(MN)によって制御され、SCGはセカンダリーノード(SN)によって制御される。UEがDC動作で構成された場合、MN、SN 及びUEは、UEがスロット当たりモニタリングすることが予想されるPDCCH候補個数とUEがスロット当たりチャンネル推定を行うことができることが予想される非重複CCE個数に対して同一な理解を有しなければならない。
第1接近方式はMNとSNがそれらの間で
を分割することであり、ここで
の能力はMNによって用いられ、
の能力はSNによって用いられる
この実施例は
の値に対するMNからSNへのバックホールシグナリング及びUEへの上位階層シグナリングを要する
の値が例えば、
が可能とするために上位階層シグナリングに別に含まれることもできる。
すると、MN上の
セル及びSN上の
セルに対するPDCCH(活性BWPで)をモニタリングすることができるUEの能力のために、UEはSCS構成μを有するMNの
セルを介してスロット別で互いに異なる大きさ及び/又は互いに異なる当該DM−RSスクランブリングシーケンスを有するDCIフォーマットに対する総
PDCCH候補をモニタリングすることが予想される。
UEはSCS構成μを有するSNの
セルを介してスロット別で互いに異なる大きさ及び/又は互いに異なる当該DM−RSスクランブリングシーケンスを有するDCIフォーマットに対する総
PDCCH候補をモニタリングすることが予想される。
類似に、UEはSCS構成μを有するMN
のセルを通じるPDCCH受信スケジューリングのために総
非重複CCEをモニタリングすることが予想される。
UEはSCS構成μを有するSNのセル
を通じるPDCCH受信スケジューリングのために総
非重複CCEをモニタリングすることが予想される。
UEに対する上位階層シグナリングを避ける第2接近方式はMNとSNがUEに対する
及び
の各値を交換するか、又はMNが
の値をSNに表示することである。すると、
であり、UEはSCS構成μを有するセルでモニタリングすることが予想されるPDCCH候補個数又は非重複CCE個数を決定するためにセルが単一CGにあることのようにすべてのセルを処理することができる。
例えば、
及び
である。SNはさらにMN又はUEから
を獲得する。
第2実施例の問題点はBWP転換がDCIフォーマットによってトリガーされることができる場合、活性DL帯域幅部分(BWP)のSCS構成μがセルに対する基準として用いられることができるか否かである。一つのセルグループは他のセルグループのセルでDCIフォーマットによってトリガーされるBWP転換が分かることができないので、セルに対するSCS基準構成を提供する活性DL BWPを有することは問題となることができる。
代案的な例はセルに対するSCS基準構成を提供するDL BWPが上位階層シグナリングによって決定される限り、上位階層パラメーターfirstActiveDownlinkBWPによってUEに表示されるBWPに対するSCS構成、最も小さいインデックスを有するBWPに対するSCS構成などの使用を含む。反対に、単一CGで動作する場合、セルに対するSCS基準構成は活性DL BWPに対応することであれば良い。
第3接近方式はUEがDC動作で構成される時のUEに構成されることができる総セル個数を、UEが少なくとも一つのセルグループでキャリアアグリゲーション(CA)から構成される時の最小UE能力と見なされる4個以下で制限することである。すなわち、UEは4個より多いセルでPDSCH又はPUSCHをスケジューリングするPDCCH処理を予想しない。UEがDC動作で構成されずCA動作のみのために構成されている場合、セル個数制限は4個より多いものになることができる。
MN及びSNがそれぞれのCG(MCG及びSCGで動作するためにUEに構成/活性化された対応するニューマロロジーで多数の各セルを交換する代りに、機能的に同等な接近方式はMNで用いるために予備されるかSNで使用可能なPDCCH候補個数及び/又は非重複CCE個数をMNがSNに通知することである。
この個数はすべてのSCS構成にかけた総個数であるかSCS構成当たり個数である。前者の場合、SNはUE能力から決定された総個数でMNが通知した対応個数を差引することによってCGで用いることができるPDCCH候補個数及び/又は非重複CCE個数を導出することができる。SNはさらにそれぞれのCGでの通信のためにUEに割り当てられる対応するPDCCH候補個数及び/又は非重複CCE個数をMNに通知することができる。
一例として、{0、1、2、3}のSCS構成μに対してスロット当たり4x{44、36、22、20}PDCCH候補をモニタリングするUE能力に対し、MNはSNがSCGのセルに対して最大 {2x44、3x36、4x22、4x20}PDCCH候補をUEに構成することができるということをSNに通知することができる。例えば、{0、1、2、3}のSCS構成μに対してスロット当たり4x{44、36、22、20}PDCCH候補をモニタリングするUE能力に対し、MNはSNが最大 {100、50、4x22、4x20}PDCCH候補をUEに構成することができるということをSNに通知することができる。例えば、{0、1、2、3}のSCS構成μに対してスロット当たり4x{44、36、22、20}PDCCH候補をモニタリングするUE能力に対し、MNはSNがUE能力に係ってPDCCH候補に対して最大 {50%、50%、100%、100%}をUEに構成することができるということをSNに通知することができ、このシグナリングはスロット当たり非重複CCE個数の割り当てと類似に、{0、15、30、45、60、75、90、100}%に対する3ビットシグナリングマッピングのように予め決定されたパーセンテージセットでマッピングされることができる。
モニタリングする探索空間セットを決定するため、少なくとも第2接近方式に対し、UEはMCGから開始して交互にMCGのPCell及びSCGのPSCellに対して探索空間セットを割り当てる。例えば、次のような疑似コードを用いてUEがモニタリングされるPDCCH候補をSCS構成をμ有する活性DL BWPを有するPSCell用及びPCell用のUSSセットに割り当てることができる。
インデックスcgを有するCGの探索空間セットSuss(j,cg)に対する非重複CCEセットをVCCE(Suss(j,cg))で表示して(ここでMCGに対してcg=0であり、SCGに対してcg=1である)、インデックスcgを有するCGのVCCE(Suss(j,cg))カーディナリティをC(VCCE(Suss(j,cg)))で表示し、ここで探索空間セットSuss(j,cg)に対する非重複CCEはCSSセットに対してモニタリングされたPDCCH候補及びすべての探索空間セットSuss(k,cg)、0≦k≦jに対してモニタリングされたPDCCH候補を考慮して決定される。表1は一部構成を見せる。
表2は、一部条件によるUEの動作を見せる。
表2に例示されたように、PDCCH候補に対するUE動作は類似の方式で非重複CCEにも適用される。表2に例示されたように、UE動作はULシンボルである第1の活性化されたセル上のスロットのすべてのシンボルに対して追加で条件化されることができる。表2に例示されたように、UE動作はMCG及びSCGのすべてのスケジューリングセル上の少なくとも同一なSCS構成に対する同期動作の場合にMCG(又はSCG)の活性化されたセルに対して拡張されることができる。すなわち、MCG(又はSCG)の活性化されたセルのためのスロットがULシンボルのみを含む場合、スロットに少なくとも一つのPDCCHモニタリングオケージョンを含むMCG(又はSCG)の互いに活性化されたセル(少なくとも一つのPDCCHモニタリングオケージョンに対する各シンボルはDLシンボル又はフレキシブルシンボルである)にはスロット内のSCGのセルに対してUEが
個のPDCCH候補を割り当てることができる(又はスロット内のMCGのセルに対して
個のPDCCH候補を割り当てることができる)スロット当たり最大PDCCH候補個数が割り当てられる。
MCGとSCGの間にPDCCHモニタリングのためのUE能力を分割すること以外に、CGの間に分割しなければならないまた他のUE能力は、UEがMCG及びSCGのすべてのセルで獲得して提供することができる最大同時CSI報告個数である。例えば、CA動作の場合、UEは上位階層パラメーターsimultaneousCSI−ReportsAllCCの値
によってすべてのセルにかけて最大同時CSI報告(CSI−RS測定遂行)個数を処理する能力を宣言/報告することができる。
二重接続動作の場合、UEは例えば、MNから、UEがMCGのすべてのセルにかけて処理可能ではなければならない最大同時CSI報告個数を示す上位階層パラメーターsimultaneousCSI−ReportsAllCC_MCGに対する値
及びUEがSCGのすべてのセルにかけて処理可能ではなければならない最大同時CSI報告個数を示す上位階層パラメーターsimultaneousCSI−ReportsAllCC_SCGに対する値
が提供されることができる。
MNはさらに例えば、バックホールシグナリングを介して上位階層パラメーターsimultaneousCSI−ReportsAllCC_SCGの値
及び、可能には、上位階層パラメーターsimultaneousCSI−ReportsAllCC_MCGの値
をSNに通知することができる。
例えば、
である。二重接続で動作する場合、UEはMCG及びSCGに対して個別能力を報告してUEがMCG及びSCGのすべてのセルにそれぞれの提供することができる最大同時CSI報告個数を表示することもできる。これはさらにUEがスロット当たり及びセル当たり最大PDCCH候補個数をモニタリングすることができる、MCG及びSCGの多数のセルに対する上位階層パラメーターPDCCH−BlindDetectionCA_MCG及び上位階層パラメーターPDCCH−BlindDetectionCA_SCGをそれぞれの報告することができるPDCCHモニタリング能力にも適用されることができる。例えば、UEは上位階層パラメーターsynchronousCSI−ReportsAllCCMCG_UEに対する値
と上位階層パラメーターsynchronousCSI−ReportsAllCCSCG_UEに対する値
を報告することができる。例えば、
である。例えば、UEは上位階層パラメーターPDCCH−BlindDetectionCA_MCGに対する値
と上位階層パラメーターPDCCH−BlindDetectionCA_SCGに対する値
を報告することができる。
gNBはUEに対する探索空間セットの構成に探索空間決定を含むことができる。例えば、探索空間決定は数式1又はネスト探索空間によって行われることができる。第1探索空間セットは対応するPDCCH候補に対するCCE決定のための第1探索空間で構成されることができ(例えば、数式1)、第2探索空間は対応するPDCCH候補のためのCCEの決定のための第2探索空間(例えば、ネスト探索空間)で構成されることができる。
探索空間決定の構成はさらにMBB(multicast−broadcast broadband) サービス及び URLLC(ultra−reliability low latency communication)サービスのような多重サービスをサポートするUEで条件化されることができる。すると、UEがMBBサービスに係るDCIフォーマットを用いてPDCCHをモニタリングしてURLLC サービスに係るDCIフォーマットを用いてPDCCHをモニタリングするように構成されるか、又はURLLCサービスとだけ関連するDCIフォーマットを用いてPDCCHをモニタリングするように構成されるUE特定探索空間セット(USS セット)で、UEはネスト探索空間を用いてMBBサービスとだけ関連するDCIフォーマットでPDCCHをモニタリングするように構成されたUSSセットにあるうちにPDCCH候補に対するCCEを決定することができ、UEは数式1による探索空間を用いてPDCCH候補に対するCCEを決定することができる。
本開示が例示的な実施例で説明されたが、多様な変更及び修正が当業者に提案されることができる。本開示は添付された請求範囲の範疇内にあるこのような変更及び修正を含むことで意図される。
本願の説明中のどれも任意の特定要素、段階、又は機能が必須要素であることを示すことに読解されてはならなく、これは請求範囲に含まれなければならない。本発明の範囲は請求範囲によってだけ規定される。また、正確な単語“〜のための手段”が次に分詞構文がつながらない限り、本請求項のいずれかの項も35U.S.C.§112(f)を適用することで意図されない。