JP2022181960A - Information processing apparatus and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報処理装置、およびプログラムに関する。 The present invention relates to an information processing device and a program.
タッチパネル等が設けられた情報処理装置は、ユーザがタッチパネル上で所定の操作を行うことで、その操作に対応した処理が実行される(特許文献1参照)。例えば、情報処理装置は、タッチパネルに対するユーザのスワイプやフリック等のジェスチャ入力を受けた際、画面をスクロールさせたりアプリケーションを切り替えたりすることができる。 2. Description of the Related Art In an information processing apparatus provided with a touch panel or the like, when a user performs a predetermined operation on the touch panel, processing corresponding to the operation is executed (see Patent Document 1). For example, the information processing apparatus can scroll the screen or switch applications when receiving a user's gesture input such as swiping or flicking on the touch panel.
特許文献1の情報処理装置では、複数のジェスチャを受け付ける画面の場合、ユーザの意図しない処理が実行されてしまうことがある。そこで本開示では、ユーザの意に反する処理が実行されることを抑制可能な技術を提供することを目的とする。
In the information processing apparatus of
本発明の一態様のプログラムは、タッチパネルを備える情報処理装置のコンピュータを、前記タッチパネルの表示部に画面を表示させる表示制御手段と、スクロール可能なスクロール領域が設けられているか判定する判定手段と、ユーザによるジェスチャが所定のナビゲーションジェスチャに対応する場合、前記ジェスチャに応答して、前記所定のナビゲーションジェスチャに割り当てられている所定の処理を実行させる処理手段と、として機能させ、ユーザによるジェスチャが前記所定のナビゲーションジェスチャに対応し、前記スクロール領域が設けられている画面において前記ジェスチャが受け付けられた場合、前記ジェスチャに応答して、前記所定のナビゲーションジェスチャに割り当てられている前記所定の処理は実行されないプログラム。 A program according to one aspect of the present invention comprises: display control means for causing a computer of an information processing apparatus having a touch panel to display a screen on a display portion of the touch panel; determination means for determining whether a scrollable scroll area is provided; and a processing means for executing a predetermined process assigned to the predetermined navigation gesture in response to the gesture when the gesture by the user corresponds to the predetermined navigation gesture, wherein the gesture by the user is the predetermined navigation gesture. corresponding to the navigation gesture of the above, when the gesture is accepted on a screen provided with the scroll area, the predetermined processing assigned to the predetermined navigation gesture is not executed in response to the gesture. .
本発明の一態様により、ユーザの意に反する処理が実行されることを抑制可能となる。 According to one aspect of the present invention, it is possible to suppress execution of processing against the user's will.
以下に図面を参照して、本開示の実施形態を例示的に説明する。ただし、本開示については、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下に記載する実施形態に対して適宜変更、改良が加えられたものについても本開示の範囲に入ることが理解されるべきである。 Embodiments of the present disclosure will be exemplified below with reference to the drawings. However, with regard to the present disclosure, any modifications and improvements made to the embodiments described below based on the ordinary knowledge of those skilled in the art are also within the scope of the present disclosure without departing from the spirit of the present disclosure. Enter should be understood.
<第1実施形態>
(情報処理装置100の構成)
図1を用いて情報処理装置100の構成を説明する。情報処理装置100は、PDA(Personal Digital Assistant)などの個人情報端末、スマートフォン、タブレット端末、ノートPCなど、タッチスクリーンを有する装置である。以下では、情報処理装置の一例としてスマートフォンを例に説明する。スマートフォンとは、携帯電話機能に加え、カメラ機能やインターネットブラウザ機能、メール機能などを搭載した多機能型の携帯電話である。
<First Embodiment>
(Configuration of information processing device 100)
The configuration of the
図1(a)は、情報処理装置100のハードウエア構成を示している。情報処理装置100は、情報処理装置100の各処理や表示制御などを含む全体制御を行うCPU201、操作部202、情報処理装置100をネットワークに接続するネットワークインターフェイス203、メモリ204、表示部205、記憶装置206を備える。
FIG. 1A shows the hardware configuration of the
ネットワークインターフェイス203は、外部の通信装置と接続してデータ通信を実行するための通信部である。通信方式としては、例えば、IEEE802.11シリーズ(IEEE802.11a、IEEE802.11n(Wi-Fi 4)、IEEE802.11ac(Wi-Fi 5)、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)等)に準拠した通信方式を用いることができる。また、Bluetooth(登録商標)規格やNFC規格に則った無線通信を用いてもよい。さらに、携帯電話回線網などの移動体通信をすることもできる。また、USBなどの有線接続や赤外線通信などを用いてもよい。
A
表示部205はLCD(LCD:Liquid Crystal Display)方式の表示機構を備えたディスプレイである。ただし、ディスプレイはLCD方式の他に、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro-Luminescence Display)でもよい。また無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro-Luminescence Display)でもよく、任意の方式でよい。
The
操作部202は、タッチパネル方式の操作機構を備えており、ユーザの押下等の入力に基づく信号を検出する。以下では、操作部202と表示部205とを含む構成をタッチパネルとも呼ぶ。操作部202は、タッチパネル表面に対する指又はペン等の接触を検出する。また、操作部202は、複数の指又はペン等がタッチパネル表面に接触した位置を検出することができる。操作部202の検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下の説明では、説明を簡単にするため、ユーザは、情報処理装置100であるスマートフォンを操作するために指を用いるものとする。情報処理装置100は、操作部202により検出された接触、接触が検出された位置、接触が検出された位置の変化、接触が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいて、ジェスチャの種別を判別する。
The
メモリ204は、CPU201の作業領域としてのランダムアクセスメモリ(RAM)である。記憶装置206は、アプリケーション、オペレーティングシステム等の各種制御プログラムを格納するメモリである。ネットワークインターフェイス203はネットワークに接続され、ネットワークを介して情報処理装置100をプリンタなどの外部機器やインターネットと接続している。
A
図1(b)は、情報処理装置100のソフトウエア構成を示す。情報処理装置100は、オペレーティングシステム207(以下、OSとも呼ぶ)、アプリケーション208(以下、アプリ208とも呼ぶ)を備えている。アプリ208はOS207を介して動作する。これらのソフトウエアは記憶装置206に格納されており、メモリ204に展開されてCPU201によって実行される。なお、ここではアプリケーションとして1つのアプリ208のみを示しているが、情報処理装置100には複数のアプリケーションがインストールされていてもよい。
FIG. 1B shows the software configuration of the
(ユーザ操作と画面遷移)
以下、情報処理装置100に対するユーザ操作と情報処理装置100の画面遷移の関係について説明する。図2は、本実施形態の情報処理装置100の画面の一例を示す模式図である。図2(a)は、情報処理装置100にインストールされている複数のアプリケーションが一覧表示されているホーム画面を示す。なお、表示部103は図1の表示部205に対応し、操作部104は図1の操作部202に対応する。
(User operations and screen transitions)
A relationship between user operations on the
図2(a)のホーム画面には、各アプリケーションのアイコン105が表示されており、ユーザがアイコン105を押下することにより、該当するアプリケーションが起動する。また、情報処理装置100はホームボタン101が表示されており、ユーザがホームボタン101を押下することにより、起動中のアプリケーションの画面を閉じられ、ホーム画面に戻ることができる。また、情報処理装置100にはバックボタン102が表示されており、ユーザがバックボタン102を押下することにより一つ手前の画面に遷移することができる。つまりバックボタン102の操作により、今まで表示されてきた画面をさかのぼって順番に画面を戻ることができる。以下、ホームボタン101およびバックボタン102をナビゲーションボタンとも呼ぶ。また図2(a)のように、情報処理装置100がナビゲーションボタンを表示している状態をボタンモードと表現することがある。ナビゲーションボタン押下時の挙動は、情報処理装置上のOSにより制御されため、アプリケーションの種類に依らず、情報処理装置100内では共通の挙動となる。
The
以上のように、情報処理装置100の表示部103にアプリケーションのアイコン105、ホームボタン101、およびバックボタン102などのGUIアイテムが表示され、ユーザはこのGUIアイテムを操作することでそのGUIアイテムが示す機能を使用することができる。なお、本例では、ホームボタン101およびバックボタン102のナビゲーションボタンは、表示部103にボタン状のGUIアイテムとして表示しているが、情報処理装置100に備えられた物理ボタンであってもよい。
As described above, GUI items such as the
ここで、ジェスチャについて説明する。ジェスチャは、タッチパネルに対するユーザ操作である。情報処理装置100によって判別されるジェスチャは、例えば、「タッチ」、「リリース」、「スワイプ」、「ドラッグ」、及び「フリック」を含むがこれらに限定されない。「タッチ」は、タッチパネルに指が触れるジェスチャである。情報処理装置100は、タッチパネルに指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。「リリース」は、指がタッチパネルから離れるジェスチャである。情報処理装置100は、指がタッチパネルから離れるジェスチャをリリースとして判別する。
Now, gestures will be described. A gesture is a user operation on the touch panel. Gestures determined by the
「スワイプ」は、指がタッチパネルに接触したままで移動するジェスチャである。情報処理装置100は、指がタッチパネルに接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。「フリック」は、指がタッチパネルに触れた後に移動しながら操作部104から離れるジェスチャである。すなわち、「フリック」は、タッチに続いて指が移動しながらリリースが行われるジェスチャである。情報処理装置100は、指が、操作部104に触れた後移動しながら操作部104から離れるジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が一方方向へ移動しながら行われることが多い。フリックは、指が画面の上方向へ移動する「上フリック」、指が画面の下方向へ移動する「下フリック」、指が画面の右方向へ移動する「右フリック」、指が画面の左方向へ移動する「左フリック」等を含む。
A “swipe” is a gesture of moving a finger while touching the touch panel. The
なお、スワイプは画面をスライドさせることを意図する場合が多いため、フリックに比べて指を長い距離移動させるが、フリックはある点を起点として指で画面をはじくように短い距離移動させる。また、フリックにおける指の移動は、スワイプにおける指の移動よりも素早いことが多い。 Since swiping is often intended to slide the screen, the finger moves a longer distance than flicking, but flicking moves a short distance by flicking the screen with a finger starting from a certain point. Also, finger movement in flicking is often faster than finger movement in swiping.
情報処理装置100は、操作部104が受信した信号に基づきOSが判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。このため、ユーザにとって直感的な操作性が実現される。なお、判別されるジェスチャに従って情報処理装置100が行う動作は、表示部103に表示されている画面に応じて異なることがある。
The
図2(b)では、このようなジェスチャにより、情報処理装置100が実行する処理を説明する。具体的には、図2(a)のナビゲーションボタン押下により実行されるバックなどの所定処理が、図2(b)ではジェスチャにより実行される。以降の説明では、ジェスチャによりバック処理などの所定処理が実行される状態をジェスチャモードと表現する。また、所定の処理を実行するためのジェスチャをナビゲーションジェスチャとも記載する。ナビゲーションジェスチャは、ナビゲーションボタン押下で実行されるバック処理などの所定処理と同じ処理を行わせるだけでなく、アプリケーションの切り替え処理や、実行中の処理のキャンセルなど、OSが既定する他の処理を行わせてもよい。
FIG. 2B illustrates processing executed by the
情報処理装置100はボタンモードとジェスチャモードとを選択的に実行可能である。情報処理装置100がジェスチャモードで動作中においては、情報処理装置100上の表示部103にはジェスチャボタン106が表示される。これによりユーザは、情報処理装置100の動作状態がジェスチャモードであることを認識することができる。ジェスチャボタン106の形状は図2(b)に示す形状に限らず、正円や四角形などの形状でもよい。もしくはジェスチャボタン106を表示しない形態でもよい。
The
図3を用いて、情報処理装置100がボタンモードとジェスチャモードの場合におけるユーザの操作方法の一例(ホーム画面に戻るための操作)を説明する。なお、以下ではアプリ208の例として印刷アプリの例を示すが、本実施形態はこれに限定されず、カメラアプリ、メッセージアプリ、SNSアプリ等、どのようなアプリでもよい。
An example of the user's operation method (operation for returning to the home screen) when the
図3(a)は、ボタンモードにおける、ホーム画面とアプリ208の画面との間の画面遷移を示す。図3(a)の左図に示すホーム画面において、ユーザがアプリ208のアイコン105をタップするとアプリ208が起動し、図3(a)の右図に示すアプリ208の画面が表示される。アプリ208の画面には、写真印刷機能ボタン108などの各機能を示すアイテムが含まれ、各アイテムをタップすることにより、対応する機能を使用することができる。情報処理装置100がボタンモードの場合、ユーザは、アプリ208の画面表示中にホームボタン101をタップすることにより起動中のアプリ208の画面は閉じられ、ホーム画面へ戻る。
FIG. 3A shows screen transitions between the home screen and the screen of the
図3(b)は、ジェスチャモードにおける、ホーム画面とアプリ208の画面との間の画面遷移を示す。図3(b)においても、左図に示すホーム画面において、ユーザがアプリ208のアイコン105をタップするとアプリ208が起動し、図3(b)の右図に示すアプリ208の画面が表示される。しかしながら、ジェスチャモードの場合、ホーム画面への戻るためのユーザ操作がボタンモードと異なる。ジェスチャモードでは、ユーザは所定のナビゲーションジェスチャを行うことにより、起動中のアプリ208の画面を閉じ、ホーム画面に戻ることができる。つまり、情報処理装置100は、ユーザのジェスチャに基づきホーム画面を表示する処理を行う。
FIG. 3B shows screen transitions between the home screen and the screen of the
このホーム画面表示のためのナビゲーションジェスチャとしては、例えば、表示部103の下部領域に設けられたジェスチャボタン領域107におけるユーザの上フリックがある。情報処理装置100は、操作部104が上フリックを検出すると、この上フリックがジェスチャボタン領域107において行われた場合に、ホーム画面表示処理と判定する。そして、この判定結果に基づき、情報処理装置100はホーム画面を表示する処理を実行する。なお、図3(b)では、ホーム画面表示のためのナビゲーションジェスチャであると判定されるジェスチャボタン領域107は、ジェスチャボタン106を含む領域としているが、これに限らず表示部103の上端左部や上端右部であってもよい。また、ホーム画面を表示するためのジェスチャは上フリックに限らず、ジェスチャボタン領域107における下フリックやタッチが割り当てられていてもよい。
Navigation gestures for displaying the home screen include, for example, a user's upward flick in the
次に、図4を用いて、情報処理装置100がボタンモードとジェスチャモードの場合におけるユーザの操作方法の一例(1つ前の画面に戻るための操作)を説明する。図4の左図は、アプリ208の画面(図3の右図)において写真印刷機能ボタン108が押下された場合に表示される写真選択画面(複数の画像の中からユーザに画像を選択させるための画面)である。図4の右図は、写真選択画面において選択された写真の印刷プレビューを示すプレビュー画面である。
Next, an example of a user's operation method (operation for returning to the previous screen) when the
図4(a)は、ボタンモード動作時における、写真選択画面とプレビュー画面との間の画面遷移を示す。写真選択画面においてユーザにより画像が選択された後、「次へ」ボタン1107の押下を操作部104が検出した場合、次の画面としてプレビュー画面が表示される。ボタンモードの場合、プレビュー画面において、情報処理装置100は、バックボタン102の押下を操作部104が検出した場合、1つ前の画面である写真選択画面を表示部103に表示する。つまり、情報処理装置100は、バックボタン102が押下されたことに応答して、表示部103の表示は、直前の画面(一つ前の画面)に戻る。
FIG. 4A shows screen transitions between the photo selection screen and the preview screen during button mode operation. After the user selects an image on the photo selection screen, when the
図4(b)は、ジェスチャモード動作における、写真選択画面とプレビュー画面との間の画面遷移を示す。図4(b)においても、左図に示す写真選択画面においてユーザにより画像が選択された後、「次へ」ボタン1107の押下を操作部104が検出した場合、次の画面としてプレビュー画面が表示される。しかしながら、ジェスチャモードの場合、一つ前の画面へ戻るためのユーザ操作がボタンモードと異なる。ジェスチャモードでは、ユーザは所定のナビゲーションジェスチャを行うことにより、プレビュー画面から、一つ前の画面である写真選択画面へ戻ることができる。つまり、情報処理装置100は、ユーザのジェスチャに基づき一つ前の画面を表示する処理を行う。
FIG. 4(b) shows the screen transition between the photo selection screen and the preview screen in gesture mode operation. In FIG. 4B as well, when the
この一つ前の画面を表示するためのナビゲーションジェスチャとしては、例えば、表示部103の左端領域に設けられたジェスチャ領域1108における右フリックがある。情報処理装置100は、操作部104が、右フリックを検出すると、この右フリックがジェスチャ領域1108において行われた場合に、1つ前の画面に戻る処理と判定する。そして、この判定結果に基づき、情報処理装置100は、直近に表示部103に表示していた画面(一つ前の画面)を表示する処理を実行する。
As a navigation gesture for displaying the previous screen, for example, there is a right flick in the
なお、表示部103の右端部領域に設けられたジェスチャ領域1108において左フリックが行われた場合も一つ前の画面を表示するためのナビゲーションジェスチャと判定されてもよい。また、図4(b)ではジェスチャ領域1108は表示部103の左右両端に設けられた領域としているが、これに限らない。表示部103の上下両端領域でもよく、あらかじめ設定されたいずれかの領域でもよい。また、一つ前の画面へ戻るためのナビゲーションジェスチャをジェスチャ領域1108における右フリックとしているが、これに限らず、下フリックや右スワイプなどジャスチャが割り当てられていてもよい。
Note that a left flick performed in the
また、図3及び図4では、情報処理装置100がジェスチャモード動作時において、ナビゲーションジェスチャに基づき実行される処理の例として、ホーム画面に戻るための処理及び一つ前の画面へ戻るための処理を説明したが、これに以外もあり得る。例えば、複数のアプリを起動中の場合に、あるアプリから別のアプリに切り替えるための処理や、画面回転処理などの処理が含まれていてもよい。
3 and 4 show processing for returning to the home screen and processing for returning to the previous screen as examples of the processing executed based on the navigation gesture when the
なお、情報処理装置100がボタンモードを実行している状態において、例えば、一つ前の画面へ戻るためのナビゲーションジェスチャとしてジェスチャ領域1108上での右フリックが受け付けられたとしても、一つ前の画面へは戻らない。つまり、ボタンモードではナビゲーションジェスチャとして認識されない。つまり、ボタンモードでは単にスクロール処理として認識される。
Note that, while the
一方で、情報処理装置100がジェスチャモードとボタンモードのいずれであっても、ナビゲーションジェスチャとは異なるジェスチャは認識される。例えば、表示部103の中央領域において、右フリックが受け付けられた場合、ジェスチャモードとボタンモードのいずれであっても、右方向にスクロールするための操作として認識される。これは、ユーザにとって便利な一方、ジェスチャモードにおける誤認識を引き起こす場合がある。
On the other hand, gestures other than navigation gestures are recognized regardless of whether the
例えば、ユーザが表示部103の左端に近い領域で右フリックした場合を例に説明する。この例の場合、ジェスチャモードでは、一つ前の画面に戻るためのナビゲーションジェスチャと認識されるパターンと、画面内に設定された領域をスクロールするためのジェスチャと認識されるパターンと、があり得る。つまり、ユーザが、後者の画面内の領域のスクロールを意図してスワイプしたとしても、一つ前の画面に戻るためのナビゲーションジェスチャとして誤認識されることがある。その結果、ユーザの意図しない画面遷移が実行されてしまう。そこで、以下では、このような誤認識を抑制するための方法を説明する。
For example, a case where the user right-flicks an area near the left end of the
(処理方法)
以下では、アプリ208の写真選択画面(元の画面301)から、フリック及びスワイプ操作を受け付けるプレビュー画面(遷移先の画面302)へ遷移した後の動作について図5~図7を用いて説明する。
(Processing method)
The operation after transition from the photo selection screen (original screen 301) of the
図5は、ジェスチャモードで動作中の情報処理装置100におけるユーザの操作と画面遷移の関係を説明するための図である。情報処理装置100のボタンモードとジェスチャモードとの切り替えは、OS207が制御する。例えば、情報処理装置100に対するユーザの入力に従ってOS207がジェスチャモードとボタンモードとを切り替える方法でもよく、OS207がデフォルトでジェスチャモードに設定していてもよい。
FIG. 5 is a diagram for explaining the relationship between user operations and screen transitions in the
元の画面301である写真選択画面は、情報処理装置100に記憶されている画像ファイル(サムネイル画像)の一覧を表示する。ユーザは画面301上で複数の画像を選択することができる。ユーザは所望の画像を選択後、「次へ」ボタン1107を押下することにより、選択された画像をプレビューとして表示するプレビュー画面である画面302へ遷移する。図5では、ユーザが2枚の画像を選択した場合の画面301及び画面302を示している。
The photo selection screen, which is the
ここで遷移先の画面302は、フリック又はスワイプ操作により、領域がスクロール可能なスクロール領域303を有するものとする。
Here, the
アプリ208は、スクロール領域303内には、ユーザにより選択された複数の画像を表示する。具体的には、まず、アプリ208は、スクロール領域303内のページ304に、ユーザにより選択された画像のうち1つ目の画像を表示する。この状態で、アプリ208は、スクロール領域303内でフリック又はスワイプを検出した場合、スクロール領域303内の表示をページ304からページ305に切り替える。ページ305には、ユーザにより選択された2つ目の画像が表示される。つまり、この例のスクロール領域303は、タッチパネルの幅よりも長い幅の領域が設定されており、この長い幅の領域にページ304とページ305が含まれているものとする。つまり、スクロール領域303内でのフリック又はスワイプによって、画面が切り替わっているのではなく、1つのスクロール領域303内における位置が移動(スクロール)していることになる。なお、スクロール領域303内に表示されるページはページ304とページ305の二つに限らず、画面301で選択された画像の数に応じて変更され得る。つまり、スクロール領域303内の表示は任意のページ数でよい。このようなフリック又はスワイプに基づくスクロール処理により、ユーザはスクロール領域303をスクロールでき、選択した複数の画像を見ることができる。
図7は、図5に示す画面を提供するアプリ208において実行される処理のフローチャートである。アイコン105タップ等によりアプリ208が起動したことに応じて図7のフローチャートは開始される。つまり、アプリ208起動中は常に図7に示す処理が行われる。以降、アプリ208を、各処理の主体として説明するが、実際には、対応するプログラムをCPU201が実行することで、対応する機能が実現されることになる。なお、全ての処理は必ずしも一つのプロセス上で逐次的に実行されるものではなく、一度OS側に処理が移り、再度OSから呼び出されるようなケースや、OSに処理を指示するケースもあり得る。
FIG. 7 is a flowchart of processing executed by the
S501では、アプリ208は、情報処理装置100がジェスチャモードで動作中か否かの判定を行う。この判定により、情報処理装置100がジェスチャモードの場合、操作部104はナビゲーションジェスチャ入力を認識することができる。なお、ジェスチャモードか否かの判定自体はOSにより実行され、アプリ208はその判定結果を取得してもよい。情報処理装置100がジェスチャモードで動作中の場合、S502を実行する。一方、情報処理装置100がボタンモードで動作中の場合、図7のフローは終了する。つまり、ボタンモード動作中の場合は、ボタンモードとしての通常通りのジェスチャ判定をする。
In S501, the
S502では、アプリ208は、ナビゲーションジェスチャが検出されたか判定する。具体的には、操作部104がOS207により設定されているナビゲーションジェスチャに該当するジェスチャ入力を検出したか否かを判定する。
At S502, the
ここで、図5の画面302が表示されている状態においてS502が実行された場合を例に、このS502の判定の詳細を説明する。画面302において、例えば、一つ前の画面に戻りたいユーザが、一つ前の画面を表示するための処理(以下、バック処理とも呼ぶ)に対応するナビゲーションジェスチャをタッチパネルに対して行ったとする。この場合、アプリ208は、バック処理に対応するナビゲーションジェスチャを検出したと判定する。具体的には、アプリ208が画面302に設けられた端部領域のジェスチャ領域1108内において右フリック又は右スワイプが行われた場合、バック処理に対応するナビゲーションジェスチャが行われたと判定する。なお、バック処理に対応するナビゲーションジェスチャはOSによりあらかじめ定められているものとする。
Here, details of the determination in S502 will be described, taking as an example the case where S502 is executed while the
一方、画面302において、例えば、画面302のスクロール領域303のページをスクロールしたいユーザが、スクロール処理に対応するジェスチャ(スクロール領域303の中央領域における右フリック又は右スワイプ)をタッチパネルに対して行ったとする。この場合、アプリ208は、ナビゲーションジェスチャを検出していないと判定する。
On the other hand, on the
このように、S502にてナビゲーションジェスチャが検出されたと判定された場合はS503へ進み、ナビゲーションジェスチャが検出されなかった場合はS402を繰り返す。なお、上述のとおり、画面302においてスクロール領域303の中央領域における右フリック又は右スワイプが行なわれた場合は、ナビゲーションジェスチャではなく、単なるスクロール処理であるとして、スクロール領域303のスクロールが実行される。つまり、スクロール領域303内において表示されるページが変わる。
In this way, if it is determined in S502 that the navigation gesture has been detected, the process proceeds to S503, and if the navigation gesture has not been detected, S402 is repeated. As described above, when a right flick or a right swipe is performed on the central area of the
なお、ナビゲーションジェスチャが行われたかの判定は、アプリ208ではなくOSが実行してもよい。そして、アプリ208はその判定結果を取得することにより、ナビゲーションジェスチャであると判定してもよい。
It should be noted that the OS, instead of the
S503では、アプリ208は、表示部103上にスクロール領域303が表示されているか否かを判定する。例えば、画面302にはスクロール領域303が表示されているため、YESと判定される。一方、画面301のような画面ではスクロール領域303は表示されていないため、NOと判定される。S503にてYESと判定された場合、S504へ進む。一方、S503にてNOと判定された場合、S506へ進む。
In S<b>503 , the
S504では、アプリ208は表示部103に確認画面401を表示する。図6は確認画面401を示す模式図である。この確認画面401は、ユーザに対してナビゲーションジェスチャに対応する処理として設定されている所定の処理(ナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理)の実行を許可するかの確認をユーザに求めるための画面である。図6では、確認画面401に、前の画面に戻ってよいかをユーザに確認するため情報が含まれている。さらに、確認画面401には、前の画面に戻るかどうかをユーザに入力させるための選択肢を含む。なお、確認画面401の内容はこれに限定されない。例えば、元の画面を識別可能な情報を含んでいてもよい。また、プレビュー画面から遷移することをユーザに確認する画面でもよい。
In S<b>504 , the
S505では、アプリ208は、ナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理の実行を許可することを示す入力があったかを判定する。具体的には、アプリ208は、確認画面401におけるボタンの入力をもとに判定を行う。なお、判定のための入力はボタン入力に限らず、音声入力の形式であっても良い。ここでは、確認画面401において「はい」が選択された場合、ナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理の実行を許可することを示す入力があったとしてYESと判定され、確認画面401において「いいえ」が選択された場合、NOと判定される。S505においてYESと判定された場合はS506へ進み、S505においてNOと判定された場合はS507へ進む。
In S505, the
S506にて、アプリ208は、ナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理を実行する。例えば、ナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理がバック処理の場合、アプリ208は、画面302から画面301に遷移する。つまり、表示部103の表示を元の画面301へ戻す。
In S506,
S507では、アプリ208はナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理を無効にする。例えば、ナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理がバック処理の場合、このバック処理は実行しない。具体的には、バック処理を実行せずに、確認画面401を非表示にして、画面302の表示を継続する。
In S507, the
以上説明したように、本実施形態では、スクロール領域303が設けられている画面においてナビゲーションジェスチャが検出された場合、確認画面401におけるユーザ入力に基づき、ナビゲーションジェスチャを無効とすることが可能となる。これにより、画面302内でのスクロール領域303に対するスクロールを意図したユーザのジェスチャに対して、前の画面に戻るバック処理が実行されることを抑制することができる。
As described above, in this embodiment, when a navigation gesture is detected on the screen on which the
なお、ナビゲーションジェスチャを無効にした場合、スクロール処理が実行されてもよい。これにより、ユーザの意図と異なり、ユーザのジェスチャがS502でナビゲーションジェスチャと判定された場合であっても、ユーザの意図通りの処理が行われる場合がある。例えば、画面302において、画面302のスクロール領域303のページをスクロールしたいユーザが、表示部103の端部のジェスチャ領域1108において右フリック又は右スワイプを行ったとする。この場合、アプリ208は、ユーザの意図と異なり、S502において、ナビゲーションジェスチャを検出したと判定する。しかしながら、この場合であっても、S507において、ナビゲーションジェスチャを無効にし、スクロール処理が実行されれば、ユーザの意図通りの処理となる。つまり、スクロール領域303が右スクロールされ1ページ目が表示される。
Note that scrolling may be performed when navigation gestures are disabled. As a result, even if the user's gesture is determined to be a navigation gesture in S502, unlike the user's intention, processing may be performed as the user's intention. For example, on the
ただし、スクロール処理を実行するか否かはスクロール領域303に表示されているページに応じて変えてもよい。つまり、スクロール領域303に1ページ目が表示されている状態で、上述のような判定でスクロール領域303を右にスクロールしても1ページ目より左にページはない。よって、この場合は単にナビゲーションジェスチャを無効とするだけでよい。
However, whether or not to execute scroll processing may be changed according to the page displayed in the
また、S501において、情報処理装置100がジェスチャモードではないと判定された場合、アプリ208はナビゲーションジェスチャを受け付けることが無いため、S502以降の処理は行わない。これにより、情報処理装置100がジェスチャモードの時のみ、ユーザの意図しない操作が実行されることを抑制することができる。なお、情報処理装置100がジェスチャモードのみを有している場合(つまりボタンモードの設定がない場合)もある。この場合は、S501の判定は行わず、S502からの処理を実行するフローでもよい。
Further, when it is determined in S501 that the
また、本実施形態では、スクロール領域を有さない画面においては、ナビゲーションジェスチャが検出された場合、S504~S505の処理を実行することなく、S506において、ナビゲーションジェスチャが実行される。これにより、スクロール領域を有さない画面におけるユーザビリティを向上することができる。 Further, in this embodiment, when a navigation gesture is detected on a screen that does not have a scroll area, the navigation gesture is executed in S506 without executing the processing of S504 to S505. This can improve the usability of a screen that does not have a scroll area.
また、上述の処理では、アプリ208による制御の例を示したが、図7に示すフローは必ずしもアプリ208が実行する必要はなく、OS207が実行してもよい。OS207が実行することにより、例えば、複数のアプリがインストールされ得るスマートフォンのような情報処理装置100においても、アプリ間においてユーザのジェスチャ時の操作感が異なることを防ぐことができる。具体的には、本実施形態の方法を実施するアプリと実施しないアプリとでは、スクロール領域を有する画面におけるナビゲーションジェスチャ入力時の画面遷移が異なってくる。しかしながら、OS207により図7のフローを実行することにより、使用アプリによるナビゲーションジェスチャ時の画面挙動の違いがないため、ユーザビリティが向上する。
Also, in the above-described processing, an example of control by the
また、上述の例では、ナビゲーションジェスチャに割り当てられた例としてバック処理を例に説明したが、他のナビゲーションジェスチャでもよい。例えば、上フリック又は上スワップは、上方向のスクロール処理を意図したジェスチャと、ホーム画面を表示する処理が割り当てられたナビゲーションジェスチャと、で誤認識される可能性がある。よって、このような場合でも上記制御を行うことにより、ユーザの意図しない処理を抑制することができる。つまり、S507において、ナビゲーションジェスチャが無効となることにより、図3(b)で説明したジェスチャボタン領域107での上フリック又は上スワップ(ホーム画面表示処理が割り当てられたナビゲーションジェスチャ)は無効となる。これにより、ジェスチャボタン領域107で上フリック又は上スワップが行われても、上方向のスクロール処理と判定される。他にも、起動中の複数アプリの中から表示したいアプリを選択するため処理などに適用可能である。
Also, in the above example, the back process has been described as an example assigned to the navigation gesture, but other navigation gestures may be used. For example, an up flick or up swap may be misrecognized as a gesture intended to scroll up and a navigation gesture assigned to display the home screen. Therefore, even in such a case, it is possible to suppress processing unintended by the user by performing the above control. In other words, by disabling the navigation gesture in S507, the up flick or up swap (navigation gesture to which home screen display processing is assigned) in the
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、操作部104がナビゲーションジェスチャを検出した場合に、S504において確認画面401を表示し、ナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理の実行可否をユーザに選択させた。本実施形態では、スクロール領域303が表示されている場合は、ユーザ選択なしにナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理を無効にする。本実施形態の場合、スクロール領域303とナビゲーションジェスチャを受け付けるジェスチャ領域1108とがかぶっている場合でも、ユーザが意図したスクロール操作が簡易に実行される。なお、第1実施形態と共通する説明は省略し、異なる点について主に説明する。以下、本実施形態の処理を詳細に説明する。
<Second embodiment>
Next, a second embodiment will be described. In the first embodiment, when the
図8は、アプリ208において実行される処理のフローチャートである。アイコン105タップ等によりアプリ208が起動したときに図8のフローチャートは開始される。つまり、アプリ208起動中は常に図8に示す処理が行われる。以降、アプリ208を、各処理の主体として説明するが、実際には、対応するプログラムをCPU201が実行することで、対応する機能が実現されることになる。なお、全ての処理は必ずしも一つのプロセス上で逐次的に実行されるものではなく、一度OS側に処理が移り、再度OSから呼び出されるようなケースや、OSに処理を指示するケースもあり得る。以下では、アプリ208が表示する画面の一例として、画面301と画面302との間の画面遷移を挙げている。
FIG. 8 is a flow chart of processing executed by the
S601においてアプリ208は情報処理装置100がジェスチャモードで動作中か否かの判定を行う。この判定により、情報処理装置100がジェスチャモードの場合、操作部104はナビゲーションジェスチャ入力を認識することができる。なお、ジェスチャモードか否かの判定自体はOSにより実行され、アプリ208はその判定結果を取得してもよい。S601においてアプリ208は情報処理装置100がジェスチャモードと判定した場合、S602を実行する。
In S601, the
S602にて、アプリは表示部103上にスクロール領域303が表示されているか否かを判定する。例えば、画面302にはスクロール領域303が表示されているため、YESと判定される。一方、画面301のような画面ではスクロール領域303は表示されていないため、NOと判定される。S602においてYESと判定された場合、操作部104はナビゲーションジェスチャ入力を認識しないモードとなる。S602にて表示部103上にスクロール領域303が表示されていると判定された場合、S603へ進む。
In S<b>602 , the application determines whether
S603にて、アプリ208は画面302上での操作部104に対するナビゲーションジェスチャ入力を無効にする。これにより、スクロール領域303にジェスチャ領域1108が重なっている場合でも、スクロール領域へのスクロール処理を容易にすることが可能となる。つまり、S603にてナビゲーションジェスチャ入力が無効となることにより、例えばタッチパネル上において右スワイプや右フリック操作を受け付けた場合、アプリ208は、右スクロール処理の指示と判定する。
In S<b>603 ,
S604にて、アプリ208は、表示部103に図9に示すようなナビゲーションジェスチャ代替ボタン701を表示する。ナビゲーションジェスチャ代替ボタン701は、ナビゲーションジェスチャの代わりに、ナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理と同じ処理の指示を受け付けるためのアイテムである。本例では、バック処理を受け付けるためのボタンである。具体的には、操作部104が、画面302においてナビゲーションジェスチャ代替ボタン701の押下を検出した場合、アプリ208は、画面301を表示するためのバック処理実行をOS207に対して命令する。OS207はアプリ208からの命令を受けて、画面301を表示部103に表示する。このように、ナビゲーションジェスチャ入力が無効にされた場合でも、ナビゲーションジェスチャ代替ボタン701により、ユーザはナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理(ここではバック処理)を指示可能にすることができる。
In S<b>604 ,
なお、本例では、ナビゲーションジェスチャに割り当てられた処理としてバック処理を例に説明したが、他のナビゲーションジェスチャでもよい。例えば、S603において、ナビゲーションジェスチャが無効となることにより、図3(b)で説明したジェスチャボタン領域107での上フリック又は上スワップ(ホーム画面表示処理が割り当てられたナビゲーションジェスチャ)は無効となる。これにより、ジェスチャボタン領域107で上フリック又は上スワップが行われても、上方向のスクロール処理と判定される。さらに、S604において、ホーム画面表示処理のためのアイテムが表示されることにより、ユーザはホーム画面にも容易に戻ることが可能となる。他にも、ナビゲーションジェスチャの例として、起動中の複数アプリから表示したいアプリを選択するため処理などに適用可能である。
Note that, in this example, the back process has been described as an example of the process assigned to the navigation gesture, but other navigation gestures may be used. For example, by disabling the navigation gesture in S603, the up flick or up swap (navigation gesture to which home screen display processing is assigned) in the
また、S601において、情報処理装置100がジェスチャモードではないと判定された場合、アプリ208はナビゲーションジェスチャ入力を受け付けることが無いため、S502以降の処理は行わない。これにより、情報処理装置100がジェスチャモードの時のみ、ユーザの意図しない操作が実行されることを抑制することができる。なお、情報処理装置100がジェスチャモードのみを有している場合(つまりボタンモードの設定がない場合)もある。その場合は、S601の判定は行わず、S602からの処理を実行するフローでも良い。
Further, when it is determined in S601 that the
以上のように、本実施形態では、アプリ208が、表示部103上にスクロール領域を有している状態では、ナビゲーションジェスチャ入力を無効にし、ナビゲーションジェスチャを代替するボタン701を表示する。これにより、スクロール領域とナビゲーションジェスチャを受け付ける領域とが重なっている場合でも、スクロール領域への操作を可能しつつナビゲーションジェスチャに既定された操作を実行することも可能としている。
As described above, in the present embodiment, when the
また、スクロール領域を有さない画面においてはナビゲーションジェスチャを無効にすることはしないため、ユーザはナビゲーションジェスチャによる情報処理装置100の操作を引き続き行うことができる。これらの方法により、スクロール領域とナビゲーションジェスチャを受け付ける領域が重なっている場合でも、ユーザビリティを向上することができる。
Also, since the navigation gesture is not disabled on a screen that does not have a scroll area, the user can continue to operate the
以上、アプリ208によるナビゲーションジェスチャの実行制御の例を示したが、図8に示すフローは必ずしもアプリ208が実行する必要はなく、OS207が実行してもよい。OS207が実行することにより、例えば、複数のアプリがインストールされ得るスマートフォンのような情報処理装置100においても、アプリ間においてユーザのジェスチャ時の操作感が異なることを防ぐことができる。具体的には、本実施形態の方法を実施するアプリと実施しないアプリとでは、スクロール領域を有する画面におけるナビゲーションジェスチャ入力時の画面遷移が異なってくる。しかしながら、OS207により図8のフローを実行することにより、使用アプリによるナビゲーションジェスチャ時の画面挙動の違いがないため、ユーザビリティが向上する。
An example of the execution control of navigation gestures by the
<他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
<Other embodiments>
The present invention supplies a program that implements one or more functions of the above-described embodiments to a system or apparatus via a network or a storage medium, and one or more processors in the computer of the system or apparatus reads and executes the program. It can also be realized by processing to It can also be implemented by a circuit (for example, ASIC) that implements one or more functions.
100 情報処理装置
207 オペレーティングシステム
208 アプリケーション
100
Claims (14)
前記タッチパネルの表示部に画面を表示させる表示制御手段と、
スクロール可能なスクロール領域が設けられているか判定する判定手段と、
ユーザによるジェスチャが所定のナビゲーションジェスチャに対応する場合、前記ジェスチャに応答して、前記所定のナビゲーションジェスチャに割り当てられている所定の処理を実行させる処理手段と、
として機能させ、
ユーザによるジェスチャが前記所定のナビゲーションジェスチャに対応し、前記スクロール領域が設けられている画面において前記ジェスチャが受け付けられた場合、前記ジェスチャに応答して、前記所定のナビゲーションジェスチャに割り当てられている前記所定の処理は実行されないことを特徴とするプログラム。 A computer of an information processing device equipped with a touch panel,
Display control means for displaying a screen on the display unit of the touch panel;
determining means for determining whether a scrollable scroll area is provided;
processing means for, in response to said gesture, executing a predetermined process assigned to said predetermined navigation gesture, if the gesture by the user corresponds to said predetermined navigation gesture;
function as
When a gesture by the user corresponds to the predetermined navigation gesture and the gesture is accepted on the screen provided with the scroll area, the predetermined navigation gesture assigned to the predetermined navigation gesture is responded to the gesture. is not executed.
前記ジェスチャが前記所定のナビゲーションジェスチャに対応し、前記スクロール領域が設けられていない画面において前記ジェスチャが受け付けられた場合、前記バック処理が実行されることにより、前記ジェスチャが受け付けられた画面から、前記ジェスチャが受け付けられた画面の前に表示されていた画面に遷移し、
前記ジェスチャが前記所定のナビゲーションジェスチャに対応し、前記スクロール領域が設けられている画面において前記ジェスチャが受け付けられた場合、前記ジェスチャに応答して前記バック処理が実行されないため、前記異なる画面に遷移しないことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム。 Back processing is assigned as the predetermined processing,
When the gesture corresponds to the predetermined navigation gesture and the gesture is accepted on the screen on which the scroll area is not provided, the back process is executed to move the gesture from the screen on which the gesture was accepted to the navigation gesture. Transition to the screen that was displayed before the screen where the gesture was accepted,
When the gesture corresponds to the predetermined navigation gesture and the gesture is received on the screen on which the scroll area is provided, the back process is not executed in response to the gesture, so the transition to the different screen does not occur. 4. The program according to any one of claims 1 to 3, characterized by:
前記ジェスチャが前記所定のナビゲーションジェスチャに対応し、前記スクロール領域が設けられていない画面において前記ジェスチャが受け付けられた場合、前記ジェスチャに応答して前記ホーム画面を表示する処理が実行されることにより、前記ジェスチャが受け付けられた画面が閉じて前記ホーム画面が表示され、
前記ジェスチャが前記所定のナビゲーションジェスチャに対応し、前記スクロール領域が設けられている画面において前記ジェスチャが受け付けられた場合、前記ジェスチャに応答して前記ホーム画面を表示する処理が実行されないため、前記ホーム画面は表示されないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプログラム。 A process of displaying a home screen is assigned as the predetermined process,
When the gesture corresponds to the predetermined navigation gesture and the gesture is accepted on a screen on which the scroll area is not provided, a process of displaying the home screen in response to the gesture is executed, closing the screen on which the gesture was accepted and displaying the home screen;
When the gesture corresponds to the predetermined navigation gesture and the gesture is accepted on the screen provided with the scroll area, the process of displaying the home screen in response to the gesture is not executed. 4. The program according to any one of claims 1 to 3, wherein the screen is not displayed.
前記情報処理装置が前記ボタンモードで動作している状態では、前記ジェスチャとして前記タッチパネルの端部領域においてスワイプ又はフリックされた場合であっても、前記ジェスチャに基づきスクロール処理が実行されることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のプログラム。 The information processing device is capable of selectively executing a gesture mode and a button mode,
In a state where the information processing device is operating in the button mode, scroll processing is executed based on the gesture even if the gesture is swiped or flicked on an edge region of the touch panel. The program according to any one of claims 1 to 8, wherein:
前記情報処理装置が前記ボタンモードで動作している状態では、前記ジェスチャとして前記タッチパネルの下部領域においてスワイプ又はフリックされた場合であっても、前記ジェスチャに基づきスクロール処理が実行されることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のプログラム。 The information processing device is capable of selectively executing a gesture mode and a button mode,
In a state where the information processing device is operating in the button mode, scroll processing is executed based on the gesture even if the gesture is swiped or flicked in the lower region of the touch panel. 11. The program according to any one of claims 1 to 10.
前記確認画面において第1指示が行われた場合は、前記ジェスチャに応答して前記所定の処理は実行されず、前記確認画面において前記第1指示と異なる第2指示が行われた場合は、前記ジェスチャに応答して前記所定の処理が実行されることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のプログラム。 displaying a confirmation screen when a user's gesture corresponds to a predetermined navigation gesture and the gesture is accepted on the screen on which the scroll area is provided;
When the first instruction is performed on the confirmation screen, the predetermined process is not executed in response to the gesture, and when the second instruction different from the first instruction is performed on the confirmation screen, the 12. The program according to any one of claims 1 to 11, wherein said predetermined processing is executed in response to a gesture.
前記タッチパネルの表示部に画面を表示させる表示制御手段と、
スクロール可能なスクロール領域が設けられているか判定する判定手段と、
ユーザによるジェスチャが所定のナビゲーションジェスチャに対応する場合、前記ジェスチャに応答して、前記所定のナビゲーションジェスチャに割り当てられている所定の処理を実行させる処理手段と、
を備え、
ユーザによるジェスチャが前記所定のナビゲーションジェスチャに対応し、前記スクロール領域が設けられている画面において前記ジェスチャが受け付けられた場合、前記ジェスチャに応答して、前記所定のナビゲーションジェスチャに割り当てられている前記所定の処理は実行されないことを特徴とする情報処理装置。 An information processing device comprising a touch panel,
Display control means for displaying a screen on the display unit of the touch panel;
determining means for determining whether a scrollable scroll area is provided;
processing means for, in response to said gesture, executing a predetermined process assigned to said predetermined navigation gesture, if the gesture by the user corresponds to said predetermined navigation gesture;
with
When a gesture by the user corresponds to the predetermined navigation gesture and the gesture is accepted on the screen provided with the scroll area, the predetermined navigation gesture assigned to the predetermined navigation gesture is responded to the gesture. is not executed.
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JP2021089218A JP2022181960A (en) | 2021-05-27 | 2021-05-27 | Information processing apparatus and program |
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