JP2022178119A - 光レセプタクルおよび光モジュール - Google Patents

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Abstract

Figure 2022178119000001
【課題】光伝送体の端面からの戻り光を低減することができる光レセプタクルを提供すること。
【解決手段】本発明の光レセプタクル140は、発光素子122と光伝送体160の端面とを光学的に結合するための光レセプタクルであって、発光素子から出射された光を入射させる第1光学面141と、第1光学面で入射した光を光伝送体の端面に向けて出射させる第2光学面142と、を有する。第2光学面は、光レセプタクルの内部から第2光学面にコリメート光が入射した場合に、X軸の方向に沿って見たときに観察される第1焦点と、Y軸の方向に沿って見たときに第1焦点よりも前記第2光学面側に観察される第2焦点と、が形成されるように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、光レセプタクルおよび光モジュールに関する。
従来、光ファイバーや光導波路などの光伝送体を用いた光通信には、光電変換素子(発光素子または受光素子)および光レセプタクルを備えた光モジュールが使用されている。光モジュールが送信用の光モジュールとして使用される場合、光モジュールでは、発光素子から出射された通信情報を含む光が、光レセプタクルを経由して光伝送体(例えば光ファイバー)の端面に入射する。このとき、光伝送体の端面に到達した光の一部は、端面で反射して発光素子に戻る。このように光の一部が発光素子に戻ると、発光素子からの光の出射が乱れて、光通信に悪影響をおよぼすことがある。特許文献1は、このような反射戻り光を低減するために、複数の光ファイバーの端部を保持するフェルールの端面に無反射コーティングされているガラスを固定するか、フェルールの端面を斜めに研磨するか、またはフェルールの端面を有限の曲率半径を有する曲面に研磨することを開示している。
特開平5-297245号公報
上記のとおり、特許文献1に記載の光モジュール(多芯半導体レーザモジュール)では、光レセプタクル(レンズアレイ)ではなくフェルールを加工することで、光伝送体の端面からの戻り光を低減している。したがって、特許文献1に記載の光モジュールには、フェルールの構成が複雑で、製造コストが増大するという問題がある。
本発明の目的は、光伝送体の端面からの戻り光を低減することができる光レセプタクルおよび当該光レセプタクルを有する光モジュールを提供することである。
本発明に係る光レセプタクルは、発光素子と光伝送体との間に配置され、前記発光素子と前記光伝送体の端面とを光学的に結合するための光レセプタクルであって、前記発光素子から出射された光を入射させる第1光学面と、前記第1光学面で入射した光を前記光伝送体の端面に向けて出射させる第2光学面と、を有し、前記第2光学面の光軸と前記第2光学面との交点を原点、前記第2光学面の光軸をZ軸、前記原点を通り前記Z軸に垂直な軸をX軸、前記原点を通り前記Z軸および前記X軸に垂直な軸をY軸としたとき、前記第2光学面は、前記光レセプタクルの内部から前記第2光学面にコリメート光が入射した場合に、前記X軸の方向に沿って見たときに観察される第1焦点と、前記Y軸の方向に沿って見たときに前記第1焦点よりも前記第2光学面側に観察される第2焦点と、が形成されるように構成されている。
本発明に係る光モジュールは、発光素子と、上記の光レセプタクルと、を有する。
本発明によれば、光伝送体からの戻り光を低減することができる光レセプタクルおよび当該光レセプタクルを有する光モジュールを提供することができる。
図1は、実施の形態に係る光モジュールを示す図である。 図2A~Eは、実施の形態に係る光レセプタクルを示す図である。 図3A、B、Cは、実施の形態に係る光モジュールの光路を示す図である。 図4A、B、Cは、比較例に係る光モジュールの光路を示す図である。 図5Aは、比較例に係る光モジュールにおけるシミュレーションの結果を示し、図5Bは、実施の形態に係る光モジュールにおけるシミュレーション結果を示す。
以下、本発明の一実施の形態に係る光モジュールについて、図面を参照して詳細に説明する。
(光モジュールの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る光モジュール100の構成を示す図である。図1では、光モジュール100のうち、送信用の光モジュールとして機能する部分の断面を示している。
図1に示されるように、光モジュール100は、発光素子122および受光素子を含む基板実装型の光電変換装置120と、光レセプタクル140とを有する。本実施の形態では、光モジュール100は、送信および受信用の光モジュールであり、光レセプタクル140に複数の光伝送体160が結合(以下、接続ともいう)されて使用される。
光電変換装置120は、基板121と、発光素子122と、受光素子(図示省略)を有する。
基板121は、発光素子122および受光素子を支持するとともに、光レセプタクル140に対して固定される。基板121は、例えば、ガラスコンポジット基板やガラスエポキシ基板、フレキブシル基板などである。基板121上には、発光素子122および受光素子が配置されている。
発光素子122は、光伝送体160の端面125に向かう光を出射する。発光素子122は、例えば、垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)である。発光素子122の数は、特に限定されず、光レセプタクル140の構成に合わせて選択される。本実施の形態では、発光素子122の数は、1つである。発光素子122は、発光面123が光レセプタクル140の第1光学面141の焦点と一致するように配置されることが好ましい。
受光素子は、光伝送体160の端面125から出射された光を検出する。受光素子は、例えば、フォトディテクタである。受光素子の数は、特に限定されず、光レセプタクル140の構成に合わせて選択される。本実施の形態では、受光素子の数は、1つである。受光素子は、受光面が光レセプタクル140の第1光学面141の焦点と一致するように配置されることが好ましい。
光レセプタクル140は、光電変換装置120の基板121上に配置されている。光レセプタクル140は、発光素子122と光伝送体160との間に配置された状態で、発光素子122の発光面123と、光伝送体160の端面125とを光学的に結合させる。本実施の形態では、光レセプタクル140は、1つの発光素子122の発光面123と、1つの光伝送体160の端面125とを光学的に結合させ、1つの受光素子の受光面と、1つの光伝送体160の端面125とを光学的に結合させるが、光レセプタクル140は、1つの発光素子122の発光面123と、1つの光伝送体160の端面125との間のみを光学的に結合させてもよい。光レセプタクル140の構成については、別途詳細に説明する。
光伝送体160の種類は、特に限定されない。光伝送体160の種類の例には、光ファイバー、光導波路が含まれる。本実施の形態では、光伝送体160は、光ファイバーである。光伝送体160の数は、特に限定されず、光レセプタクル140の構成に合わせて選択される。光伝送体160の数は、1つでもよいし、複数でもよい。本実施の形態では、光伝送体160の数は、2つである。
(光レセプタクルの構成)
図2A~Eは、本発明の実施の形態に係る光レセプタクル140の構成を示す図である。図2Aは、光レセプタクル140の平面図であり、図2Bは正面図であり、図2Cは底面図であり、図2Dは、図2AのD-D線の断面図であり、図2Eは、図2BのE-E線の断面図である。
前述のとおり、本実施の形態では、光モジュール100は、送信および受信用の光モジュールである。図2A~Cにおいて、光レセプタクル140の左側半分は、送信用の光モジュールの一部として機能し、光レセプタクル140の右側半分は、受信用の光モジュールの一部として機能する。本実施の形態では、光レセプタクル140の左側半分と右側半分とでは、第2光学面142の形状が異なっている。図2D、Eでは、図1と同様に、送信用の光モジュールの一部として機能する部分の断面を示している。
光レセプタクル140は、透光性を有し、第1光学面141と、第2光学面142を有する。また、本実施の形態において、光レセプタクル140は、第1光学面141と第2光学面142との間の光路上に配置された反射面143をさらに有する。なお、反射面143は任意の構成要素であり、なくてもよい。反射面143がない場合、第1光学面141と第2光学面142とは互いに対向するように配置される。また、本実施の形態では、第1光学面141、および第2光学面142の数は、それぞれ複数である。
光レセプタクル140は、光通信に用いられる波長の光に対して透光性を有する材料を用いて形成される。そのような材料の例には、ポリエーテルイミド(PEI)や環状オレフィン樹脂などの透明な樹脂が含まれる。また、光レセプタクル140は、例えば、射出成形により製造される。
送信用の光モジュールの一部として機能する部分では、第1光学面141は、発光素子122から出射された光を光レセプタクル140の内部に入射させる光学面である。また、受信用の光モジュールの一部として機能する部分では、第1光学面141は、第2光学面142で入射し、光レセプタクル140の内部を進行してきた光を受光素子に向けて出射させる光学面である。
送信用の光モジュールの一部として機能する部分では、第1光学面141は、発光素子122から出射された光を、コリメート光、収束光、または拡散光に変換させうる。本実施の形態では、第1光学面141は、発光素子122から出射された光をコリメート光となるように、その光束を狭めるように変換する。狭められた光束は、後述するように、反射面143で全反射された後に第2光学面142へ向かう。
受信用の光モジュールの一部として機能する部分では、第1光学面141は、光レセプタクル140の内部を進行してきた光を収束光に変換させうる。本実施の形態では、第1光学面141は、光レセプタクル140の内部を進行してきた光を収束光となるように、その光束を狭めるように変換する。狭められた光束は、受光素子の受光面へ向かう。
本実施の形態では、第1光学面141は、発光素子122に向かって凸状の凸レンズ面である。また、本実施の形態では、第1光学面141は、その中心軸CAに対して回転対称(円対称)である。
第1光学面141の大きさは、特に限定されないが、発光素子122の発光面123の大きさと同じかそれよりも大きいことが好ましい。第1光学面141の中心軸CAは、発光素子122の発光面123(または受光素子の受光面)に対して垂直であることが好ましい。第1光学面141の中心軸CAは、発光素子122の発光面123から出射された光の光軸OA(または受光素子の受光面に入射する光の光軸OA)と一致することが好ましい。
反射面143は、光レセプタクル140に形成された傾斜面であり、第1光学面141と第2光学面142との間の光路上に配置されている。なお、本実施の形態において反射面143は光レセプタクル140の底面側に配置されている。送信用の光モジュールの一部として機能する部分では、反射面143は、第1光学面141で入射した光(発光素子122から出射された光)を、第2光学面142に向かって反射させる。受信用の光モジュールの一部として機能する部分では、反射面143は、第2光学面142で入射した光(光伝送体160の端面125から出射された光)を、第1光学面141に向かって反射させる。
反射面143は、平面でもよいし、曲面でもよい。本実施の形態では、反射面143は、平面である。反射面143は、光レセプタクル140の天面から底面に向かうにつれて、光伝送体160(第2光学面142)に近づくように傾斜している。本実施の形態では、反射面143の傾斜角度は、第1光学面141で入射した光の光軸(または第2光学面142で入射した光の光軸)に対して45°である。反射面143には、第1光学面141で入射した光(または第2光学面142で入射した光)が、臨界角より大きな入射角で内部入射する。これにより、反射面143は、入射した光を基板121の表面に対して平行(または垂直)になるように全反射させる。
送信用の光モジュールの一部として機能する部分では、第2光学面142は、第1光学面141で入射し、光レセプタクル140の内部を進行してきた光を、光伝送体160の端面125に向けて出射させる光学面である。また、受信用の光モジュールの一部として機能する部分では、第2光学面142は、光伝送体160の端面125から出射された光を光レセプタクル140の内部に入射させる光学面である。本実施の形態では、第2光学面142は、光伝送体160の端面125と対向するように配置されている。
本実施の形態では、第2光学面142は、光伝送体160の端面125向かって凸状の凸レンズ面である。また、受信用の光モジュールの一部として機能する部分では、第2光学面142は、その中心軸に対して回転対称(円対称)である。一方、送信用の光モジュールの一部として機能する部分では、第2光学面142は、その中心軸に対して回転対称(2回対称)である。本実施の形態に係る光レセプタクル140は、送信用の光モジュールの一部として機能する部分における第2光学面142の形状に一つの特徴を有する。そこで、この第2光学面142の形状について説明する。
図3Aは、送信用の光モジュールの一部として機能する部分において、第2光学面142に光レセプタクル140の内部からコリメート光を入射させたときの様子を示す図である。図3Aに示されるように、コリメート光が第2光学面142に入射すると、第1焦点と第2焦点とに収束する。
より具体的には、第2光学面142は以下のように構成されている。すなわち、第2光学面142は、第2光学面142の光軸と第2光学面142との交点を原点、第2光学面142の光軸をZ軸、原点を通りZ軸に垂直な軸をX軸、原点を通りZ軸およびX軸に垂直な軸をY軸としたとき、第2光学面142は、光レセプタクル140の内部から第2光学面142にコリメート光が入射した場合に、X軸の方向に沿って見たときに観察される第1焦点と、Y軸の方向に沿って見たときに第1焦点よりも第2光学面142側に観察される第2焦点と、が形成されるように構成されている。逆に言えば、上記のように第1焦点および第2焦点が観察されるように、X軸およびY軸が設定される。
前述のとおり、本実施の形態では、第2光学面142は凸レンズ面であり、以下のような形状を有する。すなわち、第2光学面142では、XZ平面における曲率が、YZ平面における曲率よりも大きい(図3B、C参照)。このような形状を有することで、上記の様に第2光学面142に入射したコリメート光が第1焦点および第2焦点を形成することができる。第1焦点と第2焦点との間の距離は、戻り光を低減するという観点からは、0.05mm以上であることが好ましく、0.1mm以上であることがより好ましい。一方、第1焦点と第2焦点との間の距離は、発光素子122と光伝送体160の端面125との結合効率を維持する観点からは、0.4mm以下であることが好ましく、0.25mm以下であることがより好ましい。
また、第2光学面142から出射された光を光伝送体160内を適切に伝搬させる観点からは、第2光学面142のXZ平面で見たときの開口数(NAx)およびYZ平面で見たときの開口数(NAy)は、以下の式(1)および式(2)を満たすことが好ましい。ここでθxは、XZ平面で見たときの第2光学面142から光伝送体160の端面に入射する光の光軸OAに対する最大角度である。θyは、YZ平面で見たときの第2光学面142から光伝送体160の端面に入射する光の光軸OAに対する最大角度である。
NAx=1・sinθx<0.2 …式(1)
NAy=1・sinθy<0.2 …式(2)
なお、上記では、送信および受信用の光モジュール100について説明したが、本発明に係る光モジュールは、送信専用の光モジュールであってもよい。この場合、光電変換装置120は、受光素子を有する必要はなく、光レセプタクル140は、受信用の第1光学面141および第2光学面142を有する必要もない。
また、上記では、第2光学面142が凸レンズ面である例を説明したが、第2光学面142の構成は、上記の第1焦点および第2焦点を形成することができれば特に制限されない。第2光学面142は、例えば回折レンズであってもよい。
(シミュレーション)
実施の形態に係る光モジュールおよび比較例に係る光モジュールについて、結合効率と戻り光との関係を図3A~図5Bを参照しつつ以下に説明する。
上記のとおり、実施の形態に係る光モジュール110では、光レセプタクル140の第2光学面142は、2回対称であり、XZ平面における曲率がYZ平面における曲率よりも大きくなるように構成されている。一方、比較例に係る光モジュール100’では、光レセプタクル140’の第2光学面142’は、円対称であり、XZ平面における曲率とYZ平面における曲率が同じとなるように構成されている。
図4Aは比較例に係る光モジュール100’において、第2光学面142’に光レセプタクル140’の内部からコリメート光を入射させたときの様子を示す図である。図4Aに示されるように、コリメート光が第2光学面142’に入射すると、1つの焦点に収束する。これは比較例に係る光モジュール100’において、第2光学面142’がZ軸に対して円対称であり、XZ平面における曲率がYZ平面における曲率と同じだからである(図4B、C参照)。
図5Aは、図4A、B、Cに示される比較例に係る光モジュール100’における、光伝送体160の端面125の位置と、光の結合効率および戻り光との関係を示すグラフである。図5Bは、図3A、B、Cに示される実施の形態に係る光モジュール100における、光伝送体160の端面125の位置と、光の結合効率および戻り光との関係を示すグラフである。
図5Aのグラフにおいて、横軸は、第2光学面142’に対する光伝送体160の端面125の位置を示している。図4Aに示されるように、第2光学面142’の焦点を基準位置(Z=0)とし、光伝送体160の端面125を第2光学面142’に近づけた場合が負の値(Z<0)、遠ざけた場合が正の値(Z>0)となるように、第2光学面142’の焦点に対する光伝送体160の端面125の位置を示している。
同様に、図5Bのグラフにおいて、横軸は、第2光学面142に対する光伝送体160の端面125の位置を示している。図3Aに示されるように、第2光学面142の第2焦点を基準位置(Z=0)とし、光伝送体160の端面125を第2光学面142に近づけた場合が負の値(Z<0)、遠ざけた場合が正の値(Z>0)となるように、第2光学面142の焦点に対する光伝送体160の端面125の位置を示している。
図5Aからわかるように、比較例の光モジュール100’では、Z=0のときに結合効率が最大であるが、戻り光も最大となる。よって、結合効率の向上と戻り光の低減を両立することができず、発光素子122からの光の出射が乱れる恐れがある。
これに対して、図5Bからわかるように、実施の形態の光モジュール100では、0≦Z≦0.05のときに結合効率が略最大であるが、戻り光は最大とはならない。戻り光が略最大となるのは、0.06≦Z≦0.07のときである。よって、実施の形態の光モジュール100では、結合効率の向上と戻り光の低減を両立することができ、より正確な情報伝達が可能となる。
(効果)
本発明の光レセプタクルおよび光モジュールによれば、光伝送体からの戻り光を低減することができるので、安定した光通信を行うことができる。
本発明に係る光レセプタクルおよび光モジュールは、光伝送体を用いた光通信に有用である。
100、100’ 光モジュール
120 光電変換装置
121 基板
122 発光素子
123 発光面
125 端面
140、140’ 光レセプタクル
141 第1光学面
142、142’ 第2光学面
143 反射面
160 光伝送体(光ファイバー)

Claims (6)

  1. 発光素子と光伝送体との間に配置され、前記発光素子と前記光伝送体の端面とを光学的に結合するための光レセプタクルであって、
    前記発光素子から出射された光を入射させる第1光学面と、
    前記第1光学面で入射した光を前記光伝送体の端面に向けて出射させる第2光学面と、
    を有し、
    前記第2光学面の光軸と前記第2光学面との交点を原点、前記第2光学面の光軸をZ軸、前記原点を通り前記Z軸に垂直な軸をX軸、前記原点を通り前記Z軸および前記X軸に垂直な軸をY軸としたとき、
    前記第2光学面は、前記光レセプタクルの内部から前記第2光学面にコリメート光が入射した場合に、前記X軸の方向に沿って見たときに観察される第1焦点と、前記Y軸の方向に沿って見たときに前記第1焦点よりも前記第2光学面側に観察される第2焦点と、が形成されるように構成されている、
    光レセプタクル。
  2. 前記第2光学面は、XZ平面における曲率が、YZ平面における曲率よりも大きい凸レンズ面である、請求項1に記載の光レセプタクル。
  3. 前記第1焦点と前記第2焦点との間の距離は、0.05mm以上0.4mm以下である、請求項1または請求項2に記載の光レセプタクル。
  4. 前記第1光学面と前記第2光学面との間の光路上に配置され、前記第1光学面で入射した光を前記第2光学面に向けて反射させる反射面をさらに有する、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の光レセプタクル。
  5. 前記光伝送体の端面が、前記第1焦点と一致する位置から前記第2焦点と一致する位置までの間に配置されるように構成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の光レセプタクル。
  6. 発光素子と、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の光レセプタクルと、
    を有する、光モジュール。
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