JP2022174738A - 光通信コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】アップグレード費用の削減及び/又はアップグレードの簡素化を支援する光通信コネクタを提供する。【解決手段】光通信コネクタは、突出位置ないし引込み位置で作動可能でありかつコネクタと別のコネクタとの位置を合わせる引込み可能位置合わせピンを有するフェルールを含む。コネクタは、光ファイバを有する内側ハウジングアセンブリと、内側ハウジングアセンブリの上に配置されかつ取り外し可能に形成された外側ハウジングと、を含み得る。内側ハウジングアセンブリは、位置合わせピンに機械的に連結されかつ第1の位置(オスに対応)から第2の位置(メスに対応)にスライドし得る可動ピンクランプを有する。通信コネクタの極性を変えるように、通信コネクタに関して第1の位置から第2の位置へ移動されて作動され得る非対称極性変更機能を含むため、ジェンダー変更とは別個に又はジェンダー変更と組み合わせて、通信コネクタの極性を変え得る。【選択図】図5
Description
関連出願の相互参照
本出願は、2020年5月8日に出願された米国特許出願第16/870,119号の一部継続出願であり、これは、2017年9月27日に出願された米国特許出願第15/716,770号の継続出願であり、これは、2017年10月24日に米国特許第9,798,094号として発行された2017年3月29日に出願された米国特許出願第15/472,526号の継続出願であり、これは、2017年5月2日に米国特許第9,638,872号として発行された2016年9月12日に出願された米国特許出願第15/262,636号の継続出願であり、これは、2016年9月13日に米国特許第9,442,256号として発行された2014年1月27日に出願された米国特許出願第14/165,028号の継続出願であり、これは、2014年1月28日に米国特許第8,636,424号として発行された2010年10月22日に出願された米国特許出願第12/909,974号の継続出願であり、これらの全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、2020年5月8日に出願された米国特許出願第16/870,119号の一部継続出願であり、これは、2017年9月27日に出願された米国特許出願第15/716,770号の継続出願であり、これは、2017年10月24日に米国特許第9,798,094号として発行された2017年3月29日に出願された米国特許出願第15/472,526号の継続出願であり、これは、2017年5月2日に米国特許第9,638,872号として発行された2016年9月12日に出願された米国特許出願第15/262,636号の継続出願であり、これは、2016年9月13日に米国特許第9,442,256号として発行された2014年1月27日に出願された米国特許出願第14/165,028号の継続出願であり、これは、2014年1月28日に米国特許第8,636,424号として発行された2010年10月22日に出願された米国特許出願第12/909,974号の継続出願であり、これらの全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする。
本発明は、概して、通信コネクタに関し、より具体的には、構成可能な極性及び/又はジェンダーを有する光通信コネクタに関する。
光ケーブル技術は向上し続け、より高い伝送速度及びより良い信頼性をもたらすことから、既存のデータセンタは一般に、より新しい技術を活用するためにインフラストラクチャをアップグレードするか否かを決定する必要がある。これには、アップグレードにより得られる便益がアップグレードの費用を上回るか否かを特定する費用便益分析が伴う。
検討すべき1つの費用は、アップグレードの範囲である。限られた数のコンポーネントを、既存のインフラストラクチャとインターフェース可能なアップグレード版コンポーネントと交換するなど、範囲の小さいアップグレードと比べて、インフラストラクチャ全体交換などの広範囲なアップグレードは、(機器費用及び設置工数において)さらに費用が掛かる可能性が高い。データセンタは一般に、費用削減のために、可能な場合は既存のケーブルインフラストラクチャを再利用することを試みる。
別の費用は、各コンポーネントのアップグレードの複雑さに関係する。アップグレードが行われる場合、設置者は、アップグレード版コンポーネントが、いずれの設置済みのネットワーク機器及び中間リンクとも正確にインターフェースするように、アップグレード版コンポーネントを設置する必要がある。これには、ケーブル及び/又はコネクタの伝送速度性能、極性、及び/又はジェンダーをマッチングさせることが含まれ得る。ネットワーク機器、ケーブル、及びコネクタの複雑さが増すと、対応して設置の複雑さが増すことが付随して生じ得る。
さらに別の費用は、注文及び設置しなければならない固有部品の数に関係する。この費用は、複雑さと密接に関連する。数多くの固有部品(ケーブル及びコネクタなど)を必要とするアップグレードでは、より複雑な部品表(BOM)が作成される。次に、設置者は、これらの固有部品のそれぞれを輸送して設置する必要がある。固有部品の数が多いと、部品が誤った場所に設置される(例えば部品が逆極性で設置される)リスクが高くなる可能性がある。
従って、アップグレード費用の削減を支援する、及び/又はアップグレードの簡素化を支援する光通信コネクタが望まれる。
下記の説明によれば、光通信コネクタは、突出位置ないし引込み位置で作動可能である引込み可能位置合わせピンを有するフェルールを含む。例えば、コネクタは、光ファイバを有する内側ハウジングアセンブリと、内側ハウジングアセンブリの上に配置された外側ハウジングと、を含み得る。外側ハウジングは、内側ハウジングアセンブリから取り外し可能に形成され、内側ハウジングアセンブリは、コネクタと別のコネクタとの位置を合わせる位置合わせピンに機械的に連結された可動ピンクランプを有する。ピンクランプは、第1の位置(オスに対応)から第2の位置(メスに対応)にスライドし得る。
内側ハウジングアセンブリは、好ましくは、オスに対応する第1の位置及びメスに対応する第2の位置を画定する停止面を有する。さらに、可動ピンクランプは、好ましくは、可撓タブを有し、これは、停止面に対して第1の位置から第2の位置にスライドして、コネクタのジェンダーを変え得る。
一実施形態では、外側ハウジングを取り外すことなくピンクランプを作動させることができるように、外側ハウジングが構造化される(例えばピンクランプにアクセスすることができるスロットを備える)。
本明細書で説明される別の特徴は、コネクタの極性を変えることに関する。外側ハウジングは、好ましくは、外側ハウジング上に配置された極性キーを有する。外側ハウジングをコネクタのフェルールの前面に直交する軸に沿って180度回転させると、極性キーは、これに応じて、第1の極性に対応した第1の位置から第2の極性に対応した第2の位置に回転する。内側ハウジングアセンブリは、好ましくは、外側ハウジングが内側ハウジングアセンブリ上をスライドする時に極性キーを受け入れるようにそれぞれ形成された少なくとも2つの凹状形体を有する。
通信コネクタは、通信コネクタの極性を変えるように設置者により作動可能な非対称極性変更機能を含むため、通常、通信コネクタの極性は変えてもよい。このような機能は、通信コネクタに関して第1の位置から第2の位置へ移動されることにより、作動され得る。
1つ以上の実施形態の下記の説明を添付図面と併せて参照することにより、上記及び他の特徴及び利点、並びにこれらの実現方法がより明らかになり、技術がよりよく理解されるであろう。
対応する参照文字は、いくつかの図にわたり対応する部分を示す。本明細書に記載の例示は、本発明の1つ以上の好ましい実施形態を示し、このような例示は、いかなる方法でも本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
例示的な実施態様のコンテキスト
本明細書の論述の多くに関するコンテキストを提供するために、図1及び図2は、Telecommunications Industries Associationによる2008年6月1日発行の「Optical Fiber Cabling Components Standard」C版(TIA-568-C.3)における方法Aに基づいた、典型的なクロスコネクトシステム100(図1)及び同じクロスコネクトシステム200の典型的なアップグレードバージョン(図2)の実施例を示す。
本明細書の論述の多くに関するコンテキストを提供するために、図1及び図2は、Telecommunications Industries Associationによる2008年6月1日発行の「Optical Fiber Cabling Components Standard」C版(TIA-568-C.3)における方法Aに基づいた、典型的なクロスコネクトシステム100(図1)及び同じクロスコネクトシステム200の典型的なアップグレードバージョン(図2)の実施例を示す。
図1を参照して分かるように、第1のネットワーク機器102は、一連のポート、ケーブル、及びカセットを含む光通信経路を介して、第2のネットワーク機器104と通信する。図1では左から開始して右へ進むと、第1のネットワーク機器102は、第1のLC機器コード114を介して第1のカセット116に接続するLCトランシーバポート106を有する。第1のMPO(マルチファイバプッシュオン)パッチコード/トランクケーブル110は、第1のカセット116を第2のカセット118にリンクする。LCクロスコネクトコード120は、第2のカセット118を第3のカセット122に接続する。第2のMPOパッチコード/トランクケーブル112は、第3のカセット122を第4のカセット124にリンクする。第2のLC機器コード126は、第4のカセット124を第2のネットワーク機器104に、第2のネットワーク機器104のLCトランシーバポート108を介して接続する。
LCトランシーバポート106及び108、LC機器コード114及び126、LCクロスコネクトコード120、及びカセット116、118、122、及び124は、LCコネクタを介して互いにインターフェースする。LCコネクタは、標準のRJ-45電話プラグハウジング(シンプレックス又はデュプレックス構成)に直径1.25mmのセラミックフェルールを使用したスモールフォームファクタのファイバコネクタである。示される実施例では、接合点として機能するカセット116、118、122、及び124は、前面にLCポート(LC機器コード114及び126、並びにクロスコネクトコード120とのインターフェース用)と、背面にMPOポート(MPOパッチコード/トランクケーブル110及び112とのインターフェース用)と、を含む。例示のパッチコード/トランクケーブル110及び112は、タイプAのメスMPO-メスMPOであり、カセット116、118、122、及び124の背面にあるオスMPOポートとインターフェースする。図1及び図2の両方において、「F」は、「メスMPO」を表し、「M」は「オスMPO」(位置合わせピン付き)を表す。
論述目的で、MPOパッチコード/トランクケーブル110及び112は、例示的なシステム100に対し提案されたアップグレードにおいて、再利用される常設リンクであると仮定する。LCコンポーネントは、複数のファイバ(例えば最大24ストランド)を介した通信を含む/サポートするMPOコンポーネントにアップグレードされる。このようなアップグレードは、例えば40Gデータレートを実施するためのものであり得る。従って、図2に示されるように、MPOパッチコード/トランクケーブル110及び112は、実施例のアップグレードバージョン200に依然として存在する。図1及び図2の実施例のコンポーネント及び再利用部分の選択は、完全に任意であり、本明細書で説明される教示を利用して、他の構成及びアップグレードを実現してもよい。
図2を参照して分かるように、第1のアップグレード版ネットワーク機器202は、MPOパッチコード/トランクケーブル214を介して第1のFAP(ファイバアダプタパネル)216にインターフェースするためのMPOポート206を備えた並列光トランシーバを含む。第1のFAP216は、第1の再利用MPOパッチコード/トランクケーブル110を介して第2のFAP218にリンクされる。第2のFAP218は、第2のMPOパッチコード/トランクケーブル220を介して第3のFAP222にリンクされる。第3のFAP222は、第2の再利用MPOパッチコード/トランクケーブル112を介して第4のFAP224にリンクされる。第4のFAP224は、第3のMPOパッチコード/トランクケーブル226を介して、第2のアップグレード版ネットワーク機器204上のMPOポート208を備えた並列光トランシーバにリンクされる。
図1及び図2を比較すると、実施例100からアップグレードバージョン200へのアップグレードの結果、第1のネットワーク機器102及び第2のネットワーク機器104は、それぞれの並列光MPOトランシーバポートを有する第1のアップグレード版ネットワーク機器202及び第2のアップグレード版ネットワーク機器204に、アップグレードされた。第1のLC機器コード114は、タイプAのメスMPO-オスMPOのパッチコード/トランクケーブル214にアップグレードされた。第2のLCクロスコネクトコード120は、タイプAのオスMPO-オスMPOのパッチコード/トランクケーブル220にアップグレードされた。第2のLC機器コード126は、タイプBのメスMPO-オスMPOのパッチコード/トランクケーブル226にアップグレードされた。カセット116、118、122、及び124は、それぞれのMPOアダプタを有するFAP216、218、222、及び224にアップグレードされた。前述のように、MPOパッチコード/トランクケーブル110及び112は、例示的アップグレードで再利用された常設リンクである。
従って、上記のアップグレードのBOM(部品表)では、3つの別個のMPO-MPOケーブルアセンブリ(既存の再利用ケーブル110及び112を含まない)が列挙される。
ケーブル214:タイプAのメスMPO-オスMPOパッチコード/トランクケーブル
ケーブル220:タイプAのオスMPO-オスMPOパッチコード/トランクケーブル
ケーブル226:タイプBのメスMPO-オスMPOパッチコード/トランクケーブル
ケーブル214:タイプAのメスMPO-オスMPOパッチコード/トランクケーブル
ケーブル220:タイプAのオスMPO-オスMPOパッチコード/トランクケーブル
ケーブル226:タイプBのメスMPO-オスMPOパッチコード/トランクケーブル
概要
本明細書に記載の1つ以上の実施形態によれば、設置者は、外側ハウジングを取り外して、ケーブルのジェンダーに対応する位置合わせピンを引込ませる(又は突出させる)ことにより、MPOパッチコード/トランクケーブルコネクタなどの光通信コネクタのジェンダーを、オスからメスに(又はその逆に)変えることができる。その結果、必要となる固有コンポーネントの種類は少なくなる。これにより、同じケーブル(場合によっては長さは異なる)が使用されることから、部品番号のバリエーションが少なくなるため、BOMは簡素化される。さらに、部品はより一般的であり、必要に応じて設置の特定の部品に適合することができるため、設置が容易になる。設置者は、現場でコネクタのジェンダーを都合よく変えることができる。
本明細書に記載の1つ以上の実施形態によれば、設置者は、外側ハウジングを取り外して、ケーブルのジェンダーに対応する位置合わせピンを引込ませる(又は突出させる)ことにより、MPOパッチコード/トランクケーブルコネクタなどの光通信コネクタのジェンダーを、オスからメスに(又はその逆に)変えることができる。その結果、必要となる固有コンポーネントの種類は少なくなる。これにより、同じケーブル(場合によっては長さは異なる)が使用されることから、部品番号のバリエーションが少なくなるため、BOMは簡素化される。さらに、部品はより一般的であり、必要に応じて設置の特定の部品に適合することができるため、設置が容易になる。設置者は、現場でコネクタのジェンダーを都合よく変えることができる。
本明細書に記載の1つ以上の実施形態によれば、設置者は、極性キーの構成を逆にすることにより、MPOパッチコード/トランクケーブルコネクタなどの光通信コネクタの極性を、第1の極性から第2の極性に変えることができる。従って、単一のコンポーネントをどちらの極性にも使用することができ、これにより、通常の設置に必要となる特有コンポーネントの種類の数は削減され、BOMは簡素化され、設置が容易になる。
上記の概要の引込み可能位置合わせピン及び可逆極性キーは、別個に、又は組み合わせて、実施され得る。
引込み可能位置合わせピン
図3を参照して分かるように、オス配向のMPOコネクタ300(光コネクタの実施例)は、内側ハウジングアセンブリ400と、外側ハウジング500と、フェルール600と、通信用の光ファイバを含むフェルール600から外側に突出する位置合わせピン602と、を含む。同様に、図4は、位置合わせピン602が位置合わせピンキャビティ604に引込められたメス配向のMPOコネクタ300を示す。従って、位置合わせピン602の突出又は引込みをそれぞれ行うことにより、同一のMPOコネクタ300をオス配向及びメス配向の両方で使用することができる。
図3を参照して分かるように、オス配向のMPOコネクタ300(光コネクタの実施例)は、内側ハウジングアセンブリ400と、外側ハウジング500と、フェルール600と、通信用の光ファイバを含むフェルール600から外側に突出する位置合わせピン602と、を含む。同様に、図4は、位置合わせピン602が位置合わせピンキャビティ604に引込められたメス配向のMPOコネクタ300を示す。従って、位置合わせピン602の突出又は引込みをそれぞれ行うことにより、同一のMPOコネクタ300をオス配向及びメス配向の両方で使用することができる。
図5は、引込み可能ピンクランプ402を露出させるために外側ハウジング500が取り外されたMPOコネクタ300の一部を示す。引込み可能ピンクランプ402は、フェルール600を介して位置合わせピン602に機械的に連結(好ましくは固定)される。引込み可能ピンクランプ402は、好ましくは、ツールが係合するための穴406をそれぞれ有する1つ以上のタブ404を含む。内側ハウジングアセンブリ400内に配置された1つ以上のスペーサ407は、1つ以上のタブ404に隣接した1つ以上の対応停止面408を含み、引込み可能ピンクランプ402の第1の位置(オス位置)及び第2の位置(メス位置)を画定する。図6及び図7は、図5に示されるMPOコネクタ300の部分断面側面図であり、好ましい実施形態による、第1の位置及び第2の位置の引込み可能ピンクランプ402をそれぞれ示す。
ここで、コネクタのジェンダーを変えるためのプロセスが図5~図7を参照して説明され、図5~図7は、引込み可能ピンクランプ402が、穴406をそれぞれ有する2つのタブ404を有し、スペーサ407が2つの停止面408を有する、好ましい実施形態を示す。MPOコネクタ300から外側ハウジング500を取り外した後、設置者は、引込み可能ピンクランプ402を、フェルール600の前面412に直交するz軸410に沿ってスライドさせて、位置合わせピン602をオス構成とメス構成との間で移動させ得る。このようにするために、設置者は、2つの穴406をツール(2つの穴406と噛み合う2つのペグを有するプライヤのようなツールなど)と係合させることにより、タブ404を内側に(互いに向かって)撓ませて、引込み可能ピンクランプ402(及び連結された位置合わせピン602)をz軸410に沿って第1の位置(オス位置)と第2の位置(メス位置)との間をスライドさせる。設置者は、ツールを解放して、引込み可能ピンクランプ402を、停止面408の反対側のz軸410に沿った位置にロックする。次に、設置者は、コネクタが反対のジェンダーのコネクタに嵌合可能な状態になるように、外側ハウジング500を再び取り付け得る。
本発明の他の実施形態では、ジェンダー変更をもたらすのに、ツールは必要ではない。例えば、図5を参照すると、穴406は、指先で作動させるためのポストと置き換えることができる。
第1の位置(オス位置)及び第2の位置(メス位置)は、停止面408の寸法により、具体的には停止面408間のz軸の長さにより、画定される。好ましくは、この長さは、位置合わせピン602のうちの1つのピンがフェルール600の前面412から突出する長さの約2倍を超えるべきである。これにより、2つの反対のジェンダーのコネクタ300が完全にインターフェースできることが確保され、よって、オスコネクタ300の突出した位置合わせピン602は、メスコネクタ300の引込まれた位置合わせピン602を収容する対応キャビティ604内に完全に係合する。停止面408により位置合わせピン602が突出する及び引込まれる距離を設定することに加えて、スペーサ407はまた、ばね606からフェルール600に荷重を伝達して、引込み可能ピンクランプ402を分離することも促進する。
上記の説明は、変更可能なジェンダーを有するコネクタの好ましい実施態様に関係するが、他の実施態様も可能である。例えば、1つの例示的な実施態様は、単一の停止面408の下へ移動するように撓まされる単一のタブ404のみを利用する。別の例示的な実施態様は、3つ以上のタブ404及び/又は3つ以上の停止面408を利用する。さらに別の例示的な実施態様では、引込み可能ピンクランプ402は、位置合わせピン602に固定されるのではなく、作動した引込み可能ピンクランプ402の変位よりも大きい変位の位置合わせピン602の突出又は引込みを生じる他の種類の機械的リンク機構により、位置合わせピン602に連結される。さらに別の代替的な実施態様では、停止面408は、内側ハウジングアセンブリ400の一部ではない。本明細書で特許請求されるコネクタを実施するために、数多くの他の代替案が可能である。
図8及び図9は、前述のコネクタ300などの光コネクタのジェンダーを、オスからメスに、及びメスからオスに、それぞれ変えるための方法1800及び1900を示すフロー図である。
方法1800では、ブロック1802に示されるように、設置者は、コネクタ300から外側ハウジング500を取り外す。設置者は、ブロック1804に示されるように、引込み可能ピンクランプ402上の1つ以上のタブ404を内側に撓ませ、ブロック1806に示されるように、引込み可能ピンクランプ402をオス位置からメス位置にスライドさせて、位置合わせピン602をフェルール600内に引込ませる。設置者は、ブロック1808に示されるように、タブを解放し、ブロック1810に示されるように、外側ハウジング500を元に戻す。方法1900は、設置者が引込み可能ピンクランプ402をメス位置からオス位置にスライドさせ、位置合わせピン602をフェルール600から突出させるブロック1906においてのみ、方法1800と異なる。方法1900のブロック1902、1904、1908、及び1910は、方法1800のブロック1802、1804、1808、及び1810にそれぞれ対応する。本発明の実施形態による方法では、コネクタアセンブリは無傷の状態が保たれ、コネクタ内のファイバは、再構成中に損傷を受ける又は処理されることはない。
可逆極性キー
ジェンダーに加えて、アップグレード中に設置者により検討されるべき別のパラメータは、コネクタの極性である。極性は、光コネクタの具体的な種類(例えば機械的構成)に応じて、ジェンダーとは別個に、又はジェンダーと組み合わせて検討され得る。
ジェンダーに加えて、アップグレード中に設置者により検討されるべき別のパラメータは、コネクタの極性である。極性は、光コネクタの具体的な種類(例えば機械的構成)に応じて、ジェンダーとは別個に、又はジェンダーと組み合わせて検討され得る。
参照によりその全体が本明細書に組み込まれるTelecommunications Industries Associationによる2008年6月1日発行の「Optical Fiber Cabling Components Standard」C版(TIA-568-C.3)による接続方法Aが利用されると仮定すると、MPOポートを備えた並列光トランシーバを利用するために、リンクに少なくとも1つのタイプBのMPO-MPOパッチコードが存在する必要がある。明確にするために図10~図12が提供される。図10は、提供された12個のファイバチャネルのうちの8個を介して通信する2つのコネクタのトランシーバマッピングを示す簡略化された概略図である。図11及び図12は、タイプA及びタイプBそれぞれのパッチコード/コネクタケーブルの簡略化された平面図である。図10~図12を参照するとわかるように、リンクに少なくとも1つのタイプBのMPO-MPOパッチコードを含めることで、チャネル1がチャネル12に、チャネル2がチャネル11に、チャネル3がチャネル10に、チャネル4がチャネル9に、効果的にルーティングされ、送信(Tx)が受信(Rx)に効果的にルーティングされる。トランシーバ700aのファイバ番号9~12は、1つ以上の通信信号を、トランシーバ700bのファイバ番号1~4に送信し(Tx)、トランシーバ700bのファイバ番号1~4は、これらの4つのファイバを介して、対応する信号(複数可)を受信する(Rx)。トランシーバ700aのファイバ番号1~4は、信号(複数可)を、トランシーバ700bのファイバ番号9~12から受信し(Rx)、トランシーバ700bのファイバ番号9~12は、これらの4つのファイバを介して、対応する信号(複数可)を送信する(Tx)。図10~図12を参照して示され説明されるファイバスキームは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる工業技術仕様書「Four Channel Pluggable Optical Transceiver Multi-Source Agreement」のPOP4 MSAにより確立された「トランシーバMPOコネクタ」送信/受信構成と、互換性がある。
図11及び図12に示される極性キー800は、図13~図17に関連して下記で論述される。本質的に、極性キー800は、極性を識別し、かつ隣接するコネクタ間の適切なインターフェースを確保するための機械的手段を提供する。
パッチコードの1つのコネクタの極性を変えることは、タイプAからタイプBに、又はその逆に、実質的に極性を変える。下記で詳細に説明されるように、設置者は、極性キーの構成を逆にすることにより、MPOパッチコード/トランクケーブルコネクタなどの光通信コネクタの極性を、第1の極性から第2の極性に変えることができる。従って、単一のコンポーネントをどちらの極性にも使用することができ、これにより、通常の設置に必要となる特有コンポーネントの種類の数は削減され、BOMは簡素化され、設置が容易になる。複数のパッチコードを使用する設置では、1種類のパッチコードのみが注文されればよく、設置時、極性は必要に応じて変えることができるため、各ケーブル端末はどこに配置されてもよい。さらに、極性変更動作中に、コネクタ内部(ファイバ及びフェルールを含む)が損傷を受けることはない。
図13~図17は、コネクタ300及び関連コンポーネントを、組み立てられた構成及び部分的に分解された構成の両方で示す斜視図である。これらの図では、類似の参照番号は、類似のコンポーネントを指す。
極性キー800は、外側ハウジング500に統合される。例えば、外側ハウジング500は、その中に極性キー800が一体的に形成され得る。或いは、極性キー800は、好適な留め具又は接着剤により外側ハウジング500に取り付けられた別個の部品であり得る。
極性キー800は、その底部に、極性キータブ802を含む。ブランクタブ804が、極性キータブ802の反対側に形成され、外側ハウジング500に統合される(一体的に形成される、又は個別に固定される)。極性キータブ802及びブランクタブ804は、z軸410に沿って外側に延在する。後述されるように、極性キータブ802と異なって、ブランクタブ804は、極性キーを含まず、代わりにフィラーとして機能し、よって、実質的にブランクタブ804に極性キー800は存在しない。
内側ハウジングアセンブリ400は、内側ハウジングアセンブリ400内でフェルール600が配置される場所の両側に、2つの対称的な凹状形体806を1つずつ含む。凹状形体806は、極性キータブ802(及び関連する極性キー800)及びブランクタブ804を受け入れるように形成及び構成される。好ましい実施形態によれば、外側ハウジング500を取り外して、フェルール600のz軸410を中心に180度回転させて、外側ハウジング500をアセンブリ400に再び取り付けることにより、コネクタ300の極性は逆にされる。極性キータブ802及びブランクタブ804は、180度回転前に存在していた場所とは反対の凹状形体806内に収まる。結果、外側ハウジング500のみが取り外される。内側ハウジングアセンブリ400は取り外されず、これにより、高感度ばね606、フェルール600、光ファイバ、及びばね押しアセンブリ810を阻害することを防止する。内側ハウジングアセンブリ400を取り外すと、光ファイバも露出することになり、これは望ましくない。
内側ハウジングアセンブリ400の好ましくは対称的な設計により、外側ハウジング500を反転させ、再び取り付けて、極性を変更することが可能となる。図16に示されるように、内側ハウジングアセンブリ400上の凹状形体806により、設置者が、外側ハウジング500上の極性キータブ802及びブランクタブ804の幾何学形状の位置を特定し、固定することが促進される。極性キー800及び/又は極性キータブ802上の側壁812は、対応する極性キー側壁リテーナ814と連結して、極性キータブ802及びブランクキータブ804のx軸方向414への移動を制御する。同様の側壁が、ブランクタブ804上に配置されている。極性キータブ802のy軸方向416への移動を制御するために、極性キータブ802及びブランクキータブは、両方とも平面突起816を含むことが好ましく、平面突起816は、凹状形体806の一部として内側ハウジングアセンブリ400上に配置された突起リテーナ818と重なる。よって、図13~図16に示されるように、突起リテーナ818は、外側ハウジング500が自身の極性キータブ802及びブランクタブ804を介してスライドし得る進路のガイドとして機能する。
図17は、好ましい実施形態による、外側ハウジング500の背面(すなわち極性キー800の反対側)を示す背面斜視図である。外側ハウジング500は、それぞれの圧縮ばねウェル822内の圧縮ばね位置合わせポスト824上に配置された2つの圧縮ばね820を含む。小さなクラッシュリブ826が、位置合わせポスト824上に配置される。組み立て中に、圧縮ばね820は、位置合わせポスト824の周りのクラッシュリブ826にわたり押圧され、従って、クラッシュリブ826との締め代により所定の位置に保持される。外側ハウジング500が内側ハウジングアセンブリ400上に組み立てられる時、内側ハウジングアセンブリ400の外側にある停止ポスト828は、圧縮ばねウェル822と連結する。停止ポスト828は、外側ハウジングを前方に(フェルール末端部に向かって)押し出すように圧縮ばね820が作用する(圧迫する)表面を提供する。外側ハウジングのリブ831は、内側ハウジングアセンブリ400の戻り止め833と係合して、圧縮ばねにより外側ハウジング500が内側ハウジングアセンブリ400から分離することを防ぐ。
図18は、前述のコネクタ300などの光コネクタの極性を変えるための方法2800を示すフロー図である。方法2800では、ブロック2802に示されるように、設置者は、コネクタ300から外側ハウジング500を取り外す。設置者は、ブロック2804に示されるように、z軸(フェルール600の前面に直交する軸)を中心に外側ハウジングを180度回転させ、ブロック2806に示されるように、外側ハウジング500を元に戻す。
図19は、前述のコネクタ300などの光コネクタのジェンダー及び極性を変えるための方法2900を示すフロー図である。方法2900では、ブロック2902に示されるように、設置者は、コネクタ300から外側ハウジング500を取り外す。設置者は、ブロック2904に示されるように、引込み可能ピンクランプ402上の1つ以上のタブ404を内側に撓ませ、ブロック2906に示されるように、必要に応じて、引込み可能ピンクランプ402を好適なジェンダー位置(停止面408(複数可)に対する位置により画定されるオス位置又はメス位置)にスライドさせて、位置合わせピン602をフェルール600内に引込ませる、又はフェルール600から突出させる。ブロック2908に示されるように、設置者は、タブ404を解放する。次に、設置者は、ブロック2910に示されるように、z軸(フェルール600の前面に直交する軸)を中心に外側ハウジング500を180度回転させ、ブロック2912に示されるように、外側ハウジング500を元に戻す。
図20は、外側ハウジング2000に設けられた撓みラッチフラップ2002及び内側ハウジングアセンブリ2001に設けられたラッチランプ2004を使用して、外側ハウジング2000が内側ハウジングアセンブリ2001にラッチする、本発明の別の実施形態の斜視図である。図21は、この実施形態の側面図である。極性キー800の位置は、外側ハウジング2000を内側ハウジングアセンブリ2001に取り付ける前に、外側ハウジングを反転させることにより、コネクタの上部と下部とで交換され得る。図22は、この実施形態の組み立てられたコネクタの斜視図である。この実施形態では、外側ハウジング2000は、外側ハウジングを側面から圧迫することによりラッチを外すことができる。この時、外側ハウジング2000の側面に沿った隙間により、外側ハウジングの上部及び下部が外側に曲がることが可能になり、ラッチを外すことができる。
図23~図25は、極性変更可能コネクタ及びツールの一実施形態を示す。コネクタのジェンダー変更機能は、ツール3004を利用し、これは、コネクタをメスコネクタからオスコネクタに変えるのに使用される。ガイドピン3012の存在/位置により、MPOコネクタがオス又はメスのどちらの種類であるかが特定される。メスMPOコネクタは、ピン3012が引込められたフェルールのガイドピン穴を示し、これによりメスコネクタは、ガイドピン3012を受け入れることができる。オスコネクタは、フェルールから突出したガイドピン3012を有する。アダプタに嵌合させると、オスコネクタ上のガイドピン3012はメスコネクタ内に収容されて、コネクタは正確に中心に配置され、2つのコネクタは確実に嵌合する。コネクタ3001は、ユーザがガイドピン3012を保持するスレッド機構3013を動かして、コネクタをオスコネクタからメスコネクタに変えることを可能にする。ツール3004は、突起3041を特徴とし、突起3041は、スレッド機構3013の円形開口部3131内に配置されて、スレッド機構3013を「メス」位置又は「オス」位置のいずれかに引くために使用される。ショルダーフランジ3042は、突起3041がコネクタアセンブリに挿入されすぎることを防ぎ、コネクタアセンブリ内のファイバを保護する。
図26~図29はさらに、コネクタ3001の要素を強調する。コネクタ3001は、内側ハウジング3014、及び外側ハウジング3015を利用する。2つのばね3151がコネクタの側面に配置され、外側ハウジング3015上に保持される。2つのばね3151により、外側ハウジング3015は、内側ハウジング3014に対して移動することが可能となり、これにより、コネクタをアダプタから取り外すことが可能になる。内側ハウジングは、ばね3151の止め具3141として機能する特徴を有する。
図30~図34は、設置面積がより狭いコネクタの実施形態を示す。幅のより狭いコネクタ3005は、ばねの位置を、直接内側ハウジング3052の側面ではなく、外側ハウジング3051内の対向する隅に移動させる。ばね3151の移動により、外側ハウジングの側壁3511を狭くすることが可能となる。内側ハウジング停止機能3521も移動され、新しいばね位置に対し、正しい停止位置が提供される。このコネクタは、最も幅の広い箇所で0.50インチ未満であり、競合他社に対抗できるほど非常に優れている。
図35~図36は、極性を変えるためのツールをコネクタの外側ハウジングに統合した極性変更可能コネクタの一実施形態を示す。突起を有する外部ツール3004を使用してコネクタのジェンダーを変える代わりに、外側ハウジングを使用してコネクタのジェンダーを変えることができるように、コネクタの外側ハウジング3051は、外側ハウジング3051に配置された突起を有する。外側ハウジングの4つのコーナーのうちの1つは、穴3516を有する。この穴3516の中に、小径のピン3512(直径約0.03インチ)が、穴3516の深さにより制御された特定の深さまで挿入される。穴3516の直径はピン3512の直径よりわずかに小さいため、ピン3512は、穴3516に圧入されて、所定の位置に保持される。ショルダー3517も外側ハウジング3051に成形されるため、ピンがコネクタ内を進入する距離を制御して、コネクタ内のファイバを保護する。代替的な実施形態では、外側ハウジングがピン3512の周りを外側被覆して、外側ハウジング内でピンは正しい距離に保持され得る。
図37~図42は、プッシュ/プル機能を実施することを可能にする、外側ハウジングに接続されたブーツを備えたコネクタの一実施形態を示す。プッシュプルブーツの前半部4011は、ブーツの後半部よりも柔軟性の低い材料から成形又は製造される。前半部4011は、機能を使用可能にするために、より強力な素材で作成される必要がある。ブーツの前半部は、プッシュプルブーツ4001をコネクタの外側ハウジングに取り付けるのに必要なラッチ幾何学形状4111を含む。プッシュプルブーツの後半部4012は、ブーツの前半部4011よりも柔らかく弾性のある材料から成形又は製造される。ブーツの後半部4012は、コネクタの後ろから出るケーブルと一緒に曲がることにより、ケーブルにストレインリリーフを適切に提供することが、主な目的である。プッシュプルブーツの後半4012は、ブーツの側面に配置された長方形の穴4121を有する。これらの長方形の穴4121により、ブーツの前半部4011に配置された長方形の突出部4112が所定の位置に留まることが可能になる。この接続は永続的であることを目標とする。環状の突出部4113が前部品の背面に見られる。これらの突出部は、前半部と後半部との締まり嵌めに使用される。後半部4012が前半部4011上にスライドされる時、前半部4011のより硬い材料により、環状突出部が後半部4012のより柔らかい弾性材料に食い込むことが可能となる。付け加えられた締め代により、ブーツ4001を引き裂くことなく、後半部4012を抜くことが可能である。
本発明は好ましい設計を有すると説明されてきたが、本開示の趣旨及び範囲内で、本発明をさらに変更することができる。従って、本発明の一般原理を使用した本発明のいずれの変形形態、使用形態、又は適合形態も、本出願に含まれることが意図される。さらに、本発明が関係し、添付の特許請求の範囲内に入る当技術分野の既知行為又は慣例行為を伴うような本開示からの逸脱は、本出願に含まれることが意図される。
Claims (4)
- 光通信コネクタであって、
外側ハウジングと、
前記外側ハウジングに機械的に連結されたブーツと、
突出位置ないし引込み位置で作動可能である引込み可能位置合わせピンを有するフェルールと、
を備え、
前記突出位置では、前記位置合わせピンが前記フェルールの前面から第1の変位距離だけ突出し、これにより前記コネクタはオス構成になり、
前記引込み位置では、前記フェルールの前記前面からの前記第1の変位距離以上の距離だけ、前記位置合わせピンが前記フェルール内の位置合わせピンキャビティに引込まれ、これにより前記コネクタはメス構成になり、よって、前記光通信コネクタが反対ジェンダーの光通信コネクタと嵌合する時、前記反対ジェンダーの光通信コネクタの第2の位置合わせピンが前記位置合わせピンキャビティと係合する、前記光通信コネクタ。 - 前記ブーツは、前半部及び後半部を備え、前記前半部は、前記後半部よりも柔らかい材料から成る、請求項1に記載の光通信コネクタ。
- 前記位置合わせピンは、前記コネクタに統合されたツールを利用して突出させられる、又は引込まれる、請求項1に記載の光通信コネクタ。
- コネクタに統合されたツールを使用して、ジェンダーをオスからメスに変えることができる、光通信コネクタ。
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