JP2022166725A - Link mechanism - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、アクチュエータによって駆動される関節を備えたリンク機構に関する。 The present invention relates to a link mechanism with joints driven by actuators.
リンク機構として、特許文献1に記載されたものが知られている。このリンク機構は、関節によって結合された一対のメインリンクと、関節に設けられた2つのアクチュエータと、回動バー上に設けられたスライダと、スライダに連結されたAリンク機構及びBリンク機構と、回動バーに連結された一対のコイルばねなどを備えている。
As a link mechanism, the one described in
このリンク機構では、関節が2つのアクチュエータによって駆動されることによって、メインリンクの一方が他方に対して回動する。また、2つのアクチュエータによって、Aリンク機構及びBリンク機構が駆動されることにより、回動バー上におけるスライダの位置が変更される。その結果、外力に対する関節の剛性が変更される。 In this link mechanism, one of the main links rotates with respect to the other by driving the joints with two actuators. Further, the two actuators drive the A link mechanism and the B link mechanism to change the position of the slider on the rotating bar. As a result, the stiffness of the joint against external forces is changed.
上記従来のリンク機構によれば、構成上の理由により、外力に対する関節の剛性を変更する際、2つのアクチュエータが必要となるので、リンク機構がn個の関節を備えている場合、2n個のアクチュエータが必要になる。その結果、装置の重量及びサイズの増大化を招き、製造コストの上昇を招いてしまう。 According to the above-mentioned conventional link mechanism, two actuators are required to change the stiffness of the joints against external force due to the configuration. Requires an actuator. As a result, an increase in the weight and size of the device is caused, resulting in an increase in manufacturing cost.
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、外力に対する関節の剛性を変更可能な場合において、アクチュエータの必要数を低減することができるリンク機構を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a link mechanism capable of reducing the required number of actuators when the rigidity of joints against external forces can be changed.
上記目的を達成するために、請求項1に係るリンク機構1,1Aは、機構本体(筐体11)と、機構本体に設けられ、各々が本体部12a及び駆動部(駆動プーリ12b)を有する複数の第1アクチュエータ12と、複数の第1アクチュエータ12の駆動部によってそれぞれ駆動され、複数のリンク2aを結合する複数の関節2bと、機構本体に設けられ、複数の第1アクチュエータ12の本体部12aの各々を回動自在に支持する軸受12cと、複数の第1アクチュエータ12の本体部12aに連結され、本体部12aを所定方向に回転させるような外力が本体部12aに作用したときに外力に対する反力を発生するとともに、複数の関節2bの剛性を変更するように構成された可変剛性機構20,30と、を備え、可変剛性機構20,30は、外力が複数の第1アクチュエータ12の本体部12aに作用したときに外力に抗しながら弾性変形する複数の弾性部材(板ばね24、ねじりコイルばね35)と、位置を直線状に変更可能に構成され、位置変更により、複数の弾性部材の各々の弾性変形に起因して発生する反力を変更可能な複数の移動部材(ローラ22d、直動軸受33)と、複数の第1アクチュエータ12とは別個に設けられ、複数の移動部材を同時に駆動することにより、複数の移動部材の位置を変更する1つの第2アクチュエータ21と、を有することを特徴とする。
In order to achieve the above object, the
このリンク機構によれば、軸受によって、複数の第1アクチュエータの本体部の各々が回動自在に支持されており、本体部を所定方向に回転させるような外力が本体部に作用したときに、可変剛性機構における複数の弾性部材が外力に抗しながら弾性変形する。また、第2アクチュエータが移動部材の位置を変更することにより、複数の弾性部材の各々の弾性変形に起因して発生する反力が変更され、それにより、外力に対する複数の関節の剛性が同時に変更されることになる。 According to this link mechanism, the main bodies of the plurality of first actuators are rotatably supported by the bearings, and when an external force that rotates the main bodies in a predetermined direction acts on the main bodies, A plurality of elastic members in the variable rigidity mechanism elastically deform while resisting external force. Further, by changing the position of the moving member by the second actuator, the reaction force generated due to the elastic deformation of each of the plurality of elastic members is changed, thereby simultaneously changing the rigidity of the plurality of joints against external force. will be
このように、複数の関節を備えたリンク機構において、1つの第2アクチュエータにより、外力に対する複数の関節の剛性を同時に変更することができる。したがって、n個の第1アクチュエータと、1個の第2アクチュエータとによって、リンク機構におけるn個の関節の剛性を同時に変更することができる。その結果、n個の関節を備えたリンク機構において、n個の関節の剛性を変更する際に2n個のアクチュエータが必要な従来の場合と比べて、アクチュエータの必要数をn-1個分、低減することができる。それにより、装置の軽量化及びサイズの小型化を図ることができ、製造コストを低減することができる。なお、本明細書における2つの部材を「連結する」ことは、2つの部材同士を直接、連結することに限らず、2つの部材を他の部材を介して間接的に連結することも含む。 Thus, in a link mechanism having multiple joints, one second actuator can simultaneously change the stiffness of multiple joints against external forces. Therefore, the n first actuators and one second actuator can simultaneously change the stiffness of n joints in the link mechanism. As a result, in a link mechanism with n joints, compared to the conventional case where 2n actuators are required to change the stiffness of n joints, the required number of actuators can be reduced by n-1, can be reduced. As a result, the weight and size of the device can be reduced, and the manufacturing cost can be reduced. Note that "connecting" two members in this specification is not limited to directly connecting two members to each other, but includes indirectly connecting two members via another member.
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のリンク機構1において、複数の弾性部材の各々は、本体部12aに連結された板ばね24で構成され、複数の移動部材の各々は、板ばねの本体部12aとの連結部分以外の部位を両側から挟持する一対の挟持部材(ローラ22d)であり、可変剛性機構20は、一対の挟持部材を1組として1組以上の挟持部材が設けられ、板ばねの延設方向に移動可能な駆動部材(スライダ22)をさらに有しており、第2アクチュエータ21は、駆動部材を板ばねの延設方向に駆動することにより、1組以上の挟持部材が板ばねを挟持する位置を変更することを特徴とする。
The invention according to
このリンク機構によれば、第2アクチュエータによって、駆動部材が板ばねの延設方向に駆動されることにより、1組以上の挟持部材が板ばねを挟持する位置が変更される。すなわち板ばねが1組の挟持部材によって挟持される部位と、本体部に連結された部分との間の長さが変更されることにより、外力が複数の板ばねに入力された際の、外力に抗する反力が変更され、複数の関節の剛性が変更されることになる。このように、複数の板ばね及び1組以上の挟持部材が設けられた駆動部材という比較的、簡易な構成によって、複数の関節の剛性を同時に変更することができる。それにより、装置の軽量化及びサイズの小型化を図ることができ、リンク機構の製造コストをさらに低減することができる。 According to this link mechanism, the drive member is driven in the extension direction of the plate spring by the second actuator, thereby changing the position at which the one or more holding members hold the plate spring. That is, by changing the length between the portion where the leaf spring is held by a set of holding members and the portion connected to the main body, when an external force is input to the plurality of leaf springs, the external force The reaction force resisting is changed, and the stiffness of multiple joints is changed. In this manner, the rigidity of a plurality of joints can be changed at the same time with a relatively simple configuration of a drive member provided with a plurality of leaf springs and one or more pairs of clamping members. As a result, the weight and size of the device can be reduced, and the manufacturing cost of the link mechanism can be further reduced.
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のリンク機構1において、板ばね24は、複数の板ばね材24aを重ね合わせて構成されており、複数の板ばね材24aにおける隣り合う2つの板ばね材24a,24aの間には、グリースが充填されていることを特徴とする。
The invention according to
このリンク機構によれば、2枚の板ばね材の間に充填されたグリースの粘性抵抗により、板ばねが弾性変形した後の振動を適切に減衰させることができる。 According to this link mechanism, the viscous resistance of the grease filled between the two leaf spring materials can appropriately attenuate the vibration after the leaf spring is elastically deformed.
請求項4に係る発明は、請求項1に記載のリンク機構1Aにおいて、複数の弾性部材は、本体部12aに一端部が固定された一対のばね(ねじりコイルばね35,35)を1組として1組以上のばねで構成され、可変剛性機構30は、1組以上のばねの他端部がそれぞれ連結されるとともに、複数の移動部材(直動軸受33)に対して相対的に移動可能にそれぞれ連結された複数の連結部材(アーム34)と、複数の移動部材(直動軸受33)が回動自在に連結された駆動部材(ナット32)と、をさらに有しており、第2アクチュエータ21は、駆動部材(ナット32)を駆動し、複数の移動部材の各々と複数の連結部材の各々との位置関係を変更することにより、外力が本体部12aに作用した際に発生する反力のモーメントを変更することを特徴とする。
According to a fourth aspect of the present invention, in the
このリンク機構によれば、第2アクチュエータによって、駆動部材が駆動され、複数の移動部材の各々と複数の連結部材の各々との位置関係が変更されることにより、外力が本体部に作用した際に発生する反力のモーメントが変更される。それにより、複数の関節の剛性を同時に変更することができる。 According to this link mechanism, the driving member is driven by the second actuator, and the positional relationship between each of the plurality of moving members and each of the plurality of connecting members is changed. The moment of the reaction force generated at is changed. Thereby, the stiffness of a plurality of joints can be changed simultaneously.
以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態に係るリンク機構について説明する。なお、以下の説明では、便宜上、図1中の矢印Y1-Y2のY1側を「左」、Y2側を「右」といい、矢印Y3-Y4のY3側を「前」、Y4側を「後ろ」という。 A link mechanism according to a first embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the following description, for convenience, the Y1 side of the arrow Y1-Y2 in FIG. behind.
図1に示すように、リンク機構1は、4つのリンク部2と、4つのリンク部2を駆動する駆動機構10とを備えている。
As shown in FIG. 1 , the
4つのリンク部2の各々は、一対のリンク2a,2aと、これらのリンク2a,2aの間を結合した関節2bとを備えており、これらの関節2bは、ワイヤ3を介して、駆動機構10に連結されている。リンク部2では、関節2bが駆動機構10によって駆動されることにより、関節2bの角度が変更される。
Each of the four
図1~3に示すように、駆動機構10は、筐体11と、その前面側に設けられた可変剛性機構20などを備えている。筐体11(機構本体)は、箱状に形成され、図示しない固定部に固定されている。筐体11の内部には、4つの第1アクチュエータ12が、前後方向に沿う姿勢で、左右方向に互いに並ぶように設けられている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
各第1アクチュエータ12は、リンク部2の関節2bを駆動するためのものであり、具体的には、電動機で構成されている。第1アクチュエータ12は、本体部12a及び駆動プーリ12b(図3参照)を備えている。本体部12aは、円筒状に構成され、その前端部及び後端部が軸受12c,12cに嵌合している。
Each
これらの軸受12c,12cは、例えば、転がり軸受で構成され、筐体11に固定されている。それにより、本体部12aは、軸受12c,12cを介して、本体部12aの中心軸周りに回動自在な状態で筐体11に支持されている。
These
また、駆動プーリ12b(駆動部)は、本体部12aの後端側に設けられ、アクチュエータ12の回転軸12d(図3参照)の先端部に連結されている。それにより、駆動プーリ12bは、アクチュエータ12によって回転駆動される。
The
また、駆動プーリ12bは、ワイヤ3を介して、リンク部2の関節2bに連結されている。以上の構成により、アクチュエータ12の作動時、アクチュエータ12の動力がワイヤ3を介してリンク部2の関節2bに伝達され、それにより、関節2bの角度が変更される。
Further, the
さらに、本体部12aの前端部には、固定部12eが設けられている。この固定部12eは、本体部12aから前方に延びるとともに、その先端部には、可変剛性機構20の後述する板ばね24が固定されている。この固定部12eは、本体部12aと一体に形成されており、本体部12aが中心軸周りに回動する際に、本体部12aと一体に回動する。
Further, a fixing
次に、前述した可変剛性機構20について説明する。この可変剛性機構20は、後述するように、リンク部2の関節2bの剛性を変更するものである。
Next, the aforementioned
可変剛性機構20は、第2アクチュエータ21、スライダ22及び4つの板ばね24などを備えている。
The
第2アクチュエータ21は、スライダ22を駆動することによって、リンク部2の関節2bの剛性を変更するためのものであり、具体的には、電動機で構成されている。第2アクチュエータ21は、第1アクチュエータ12に平行な姿勢で、筐体11の内部に設けられている。
The
第2アクチュエータ21は、本体部21a及びロッカ21bを備えている。本体部21aは、円筒状に構成され、筐体11に固定されている。
The
また、ロッカ21bは、本体部21aの前端側に設けられ、第2アクチュエータ21の回転軸21c(図3参照)の先端部に連結されているとともに、軸受21dによって回動自在に支持されている。それにより、ロッカ21bは、第2アクチュエータ21によって回転駆動される。
The
ロッカ21bは、正面視円形に形成され、外周方向に突出する連結部21eを有している。このロッカ21bの連結部21eは、ロッド21fを介して、スライダ22に連結されている。
The
このロッド21fの左端部は、ピンを介して連結部21eに回動自在に連結され、右端部は、ピンを介してスライダ22に回動自在に連結されている。以上の構成により、後述するように、第2アクチュエータ21の作動時、ロッカ21bを介して、スライダ22が左右方向に駆動される。
The
スライダ22は、上下一対のスライド部22a,22aと、前側連結部22b及び4つの連結部22cを備えている。上下のスライド部22a,22aの各々は、左右方向に延び、スライド自在かつ抜け止め状態で筐体11に取り付けられている。
The
前側連結部22bは、上下方向に延び、その上下端部が上下のスライド部22a,22aに固定されている。また、前側連結部22bの上下方向の中央部には、前述したロッド21fの右端部が回動自在に連結されている。
The front connecting
4つの連結部22cは、左右方向に等間隔で配置され、上下方向に延びるとともに、その上下端部が上下のスライド部22a,22aに固定されている。各連結部22cの上下方向の中央部には、4つのローラ22d~22dが内蔵されている。なお、本実施形態では、ローラ22dが移動部材及び挟持部材に相当する。
The four connecting
これらの4つのローラ22d~22dは、前後方向に延びる中心軸周りに回動自在に設けられており、各々の回転中心が正面視したときに長方形の頂点に位置するように配置されている。さらに、2つの上側ローラ22d,22dと、2つの下側ローラ22d,22dとの間には、板ばね24が挟持されている。
These four
板ばね24(弾性部材)は、水平な状態で左右方向に延び、その右端部が前述した固定部12eに固定されている。
The plate spring 24 (elastic member) extends in the left-right direction in a horizontal state, and its right end portion is fixed to the fixing
次に、図4~8を参照しながら、以上のように構成された可変剛性機構20の動作について説明する。図4~8は、可変剛性機構20の動作を説明するために、可変剛性機構20の構成を模式的に示したものである。
Next, the operation of the
図4及び図5に示すように、可変剛性機構20では、4つの板ばね24において、4つのローラ22d~22dによって挟持されている部位と、第1アクチュエータ12の固定部12eとの間の長さLx(図4参照)が互いに同一になるように構成されている。この長さLxは、後述するように、外力が作用した際に板ばね24の弾性変形する部分の長さに相当するので、以下、この長さLxを「板ばね変形長さLx」という。
As shown in FIGS. 4 and 5, in the
また、図5に示すように、リンク部2からの外力が第1アクチュエータ12に作用していない場合、板ばね24は正面から見て左右方向に直線状に延びる状態となる。
Further, as shown in FIG. 5, when the external force from the
この状態で、例えば、外力が4つのリンク部2の各々に作用した場合、これらの外力が各リンク部2の関節2b及びワイヤ3を介して、駆動プーリ12bに伝達され、トルクとして作用することにより、第1アクチュエータ12の本体部12aを中心軸周りに回転させる。
In this state, for example, when an external force acts on each of the four
この本体部12aの回転に伴い、図6に示すように、第1アクチュエータ12の固定部12eは、本体部12aの中心軸周りに回転しながら、板ばね24を弾性変形させる。それにより、板ばね24は、弾性変形しながら外力に対する反力を発生させる。その結果、関節2bは、このような反力を発生する剛性を有していることになる。言い換えれば、可変剛性機構20によって、剛性が関節2bに付与されている状態となる。
As the
また、第2アクチュエータ21が回転し、スライダ22を左右方向に移動させた場合、板ばね24において、前述した板ばね変形長さLxが変化する。この板ばね変形長さLxの変化により、板ばね24が発生する反力が変化し、結果的に、関節2bの剛性が変化することになる。以上の原理により、可変剛性機構20では、第2アクチュエータ21がスライダ22を左右方向に移動させることで、関節2bの剛性が変更される。
Further, when the
この可変剛性機構20の場合、スライダ22の左右方向の移動により、板ばね変形長さLxは、図7に示す最大長と図8に示す最小長との間で変更可能に構成されている。この場合、板ばね変形長さLxが最大長のときには、関節2bの剛性が最も低い状態となる一方、板ばね変形長さLxが最小長のときには、関節2bの剛性が最も高い状態となる。
In the case of this
以上のように、第1実施形態のリンク機構1によれば、4つの第1アクチュエータ12の本体部12aが軸受12c,12cによって、回動自在にそれぞれ支持されている。本体部12aを回転させるような外力が本体部12aに作用した際、可変剛性機構20における4つの板ばね24が外力に抗しながら弾性変形し、反力を発生する。
As described above, according to the
4つの板ばね24の各々は、2つの上側ローラ22d、22dと、2つの下側ローラ22d、22dとによって上下方向から挟持されており、これら4つのローラ22d~22dが各板ばね24を挟持する位置が、第2アクチュエータ21によって変更される。すなわち、各板ばね24の板ばね変形長さLxが同時に変更される。それにより、各板ばね24の弾性変形に起因して発生する反力が変更され、それにより、外力に対する4つの関節2bの剛性が同時に変更されることになる。
Each of the four
このように、4つの関節2bを備えたリンク機構1において、1つの第2アクチュエータ21により、外力に対する4つの関節2bの剛性を同時に変更することができる。したがって、4個の第1アクチュエータと、1個の第2アクチュエータ21とによって、リンク機構1における4個の関節の剛性を同時に変更できることになる。その結果、4個の関節を備えたリンク機構において4個の関節の剛性を変更する際に、8個のアクチュエータが必要な従来の場合と比べて、アクチュエータの必要数を3個分、低減することができる。それにより、装置の軽量化及びサイズの小型化を図ることができ、製造コストを低減することができる。
Thus, in the
なお、関節2bの数は、第1実施形態の4個に限らず、n(nは複数)個であればよい。その場合、n個の板ばね24及び4n個のローラ22dを備えたスライダ22という比較的、簡易な構成によって、n個の関節2bの剛性を同時に変更することができる。
The number of
また、板ばね24を、図9に示すように、複数枚(図9では4枚)の板ばね材24aを重ね合わせるとともに、グリースを隣接する板ばね材24a,24aの間に充填するように構成してもよい。板ばね24をこのように構成した場合、板ばね24が弾性変形した後の振動をグリースの粘性抵抗によって適切に減衰させることができる。この場合、板ばね材24aの枚数は、図9の4個に限らず、複数であればよい。
Also, as shown in FIG. 9, the
また、板ばね24の振動を減衰する手法は、上記の手法に限らず、振動を機械的に減衰できる手法(例えば、摩擦を利用する手法、又は流体を利用する手法)であればよい。
Further, the method for damping the vibration of the
さらに、可変剛性機構20の4つの板ばね24において、板ばね24の厚さを互いに異なるように構成してもよい。このように構成した場合、4つの関節2bの剛性を互いに異なる値に設定することができるとともに、それらの剛性を同時に変更することができる。
Furthermore, the four
また、可変剛性機構20において、4つの板ばね24における板ばね変形長さLxが互いに異なる値になるように、ローラ22d~22dと、固定部12eとの位置関係を設定してもよい。このように構成した場合、4つの関節2bの剛性を互いに異なる値に設定することができるとともに、それらの剛性を同時に変更することができる。
Further, in the
さらに、第1実施形態は、可変剛性機構20において、第2アクチュエータ21がスライダ22を駆動することにより、板ばね24とローラの位置関係を変更するように構成した例であるが、これに代えて、第2アクチュエータ21の作動に伴い、油圧又は空気圧がローラに供給され、それにより、板ばね24とローラの位置関係が変更されるように構成してもよい。
Furthermore, the first embodiment is an example in which the
また、第2アクチュエータ21によってワイヤを駆動するとともに、このワイヤの動力によって、板ばね24とローラの位置関係が変更されるように構成してもよい。
Alternatively, the wire may be driven by the
第1実施形態は、第2アクチュエータ21として、回転タイプのアクチュエータを用いた例であるが、これに代えて、直動タイプのアクチュエータを第2アクチュエータとして用い、スライダ22をこの第2アクチュエータによって左右方向に駆動するように構成してもよい。
The first embodiment is an example of using a rotary type actuator as the
例えば、第2アクチュエータ21の回転軸をボールねじ機構のねじ軸に直結し、ボールねじ機構のナットをスライダ22に連結することにより、第2アクチュエータ21によって、スライダ22を左右方向に駆動するように構成してもよい。
For example, by directly connecting the rotating shaft of the
さらに、第1実施形態の可変剛性機構20は、第2アクチュエータ21及びスライダ22をロッド21fによって連結した例であるが、バックドライブを回避する観点から、可変剛性機構20を以下に述べるように構成してもよい。例えば、バックドライブが発生しない歯車機構によって第2アクチュエータ21とスライダ22の間を連結し、両者の間でバックドライブが発生しないように構成してもよい。
Furthermore, the
また、第1実施形態は、機構本体を1つの筐体11とした例であるが、これに代えて、複数の筐体11を組み合わせて機構本体としてもよく、その場合には、4つの第1アクチュエータ及び第2アクチュエータを、複数の筐体11内に分けて配置すればよい。
In addition, the first embodiment is an example in which one
さらに、第1実施形態は、2つの上側ローラ22d,22dと2つの下側ローラ22d,22dとによって、板ばね24を挟持するように構成した例であるが、これに代えて、一対の上下ローラ22d,22dによって板ばね24を挟持するように構成してもよく、3つ以上の上側ローラ22dと、3つ以上の下側ローラ22dとによって、板ばね24を挟持するように構成してもよい。
Furthermore, the first embodiment is an example in which the
また、第1実施形態は、複数の移動部材として、4つのローラ22dを用いた例であるが、本発明の複数の移動部材は、これらに限らず、直線状の位置の変更により、複数の弾性部材の各々の弾性変形に起因して発生する反力を変更可能なものであればよい。例えば、複数の移動部材として、位置を直線状に変更可能に構成された複数の丸棒、複数の角棒又は複数の板材を用いてもよい。
Further, the first embodiment is an example of using four
また、第1実施形態は、一対の挟持部材として、上下のローラ22d,22dを用いた例であるが、本発明の一対の挟持部材は、これらに限らず、板ばねを両側から挟持するものであればよい。例えば、一対の挟持部材として、一対の丸棒、一対の角棒又は一対の板材を用いてもよい。また、ローラ22dに代えて、直動軸受によって板ばね24を挟持するように構成してもよい。
In the first embodiment, the upper and
さらに、第1実施形態は、第1アクチュエータ12の駆動部として駆動プーリ12bを用いた例であるが、これに代えて、歯車などを駆動部として用いてもよく、その場合には、歯車の動力が機械的に関節2bに伝達されるように構成すればよい。
Furthermore, the first embodiment is an example in which the driving
一方、第1実施形態は、軸受として、転がり軸受タイプの軸受12cを用いた例であるが、本発明の軸受は、これに限らず、第1アクチュエータの本体部を回動自在に支持するものであればよい。 On the other hand, the first embodiment is an example in which the rolling bearing type bearing 12c is used as the bearing, but the bearing of the present invention is not limited to this, and supports the main body of the first actuator so as to be rotatable. If it is
また、第1実施形態は、駆動部材として、スライダ22を用いた例であるが、本発明の駆動部材は、これに限らず、複数組の挟持部材が設けられ、板ばねの延設方向に移動可能なものであればよい。例えば、複数組の挟持部材が設けられた、板状又は棒状の部材を駆動部材として用いてもよい。
Further, although the first embodiment is an example using the
以下、図10~15を参照しながら、本発明の第2実施形態に係るリンク機構1Aについて説明する。本実施形態のリンク機構1Aは、第1実施形態のリンク機構1と比較した場合、可変剛性機構20に代えて、可変剛性機構30を備えている点のみが異なっている。
A
したがって、以下、可変剛性機構30を中心に説明するとともに、第1実施形態と同一の構成に対しては同じ符号を付すとともに、その説明を省略する。なお、図10~11では、1つの第1アクチュエータ12の周辺の構成が示されているが、他の第1アクチュエータ12においても、その周辺は同様に構成されている(図示せず)。
Therefore, the
本実施形態の可変剛性機構30は、ねじ軸31、ナット32、直動軸受33、アーム34及び一対のねじりコイルばね35,35(図11参照)などを備えている。これらのねじ軸31及びナット32は、ボールねじ機構を構成している。この場合、ボールねじ機構に代えて、第1実施形態のスライダ22と同じ駆動方式の機構を用いてもよい。
The
ねじ軸31は、4つの第1アクチュエータ12間に延びているとともに、その一端部が第2アクチュエータ21に連結されている。それにより、ねじ軸31は、第2アクチュエータ21の作動中、第2アクチュエータ21によって中心軸周りに回転駆動される。
The
また、ナット32(駆動部材)は、ねじ軸31に対して回動自在に螺合しているとともに、後述するように直動軸受33に連結されている。以上の構成により、ねじ軸31が第2アクチュエータ21によって正逆回転方向に駆動されることにより、ナット32はねじ軸31上を左右方向に移動する。
A nut 32 (driving member) is rotatably screwed onto the
また、直動軸受33(移動部材)は、回転軸36を介してナット32に連結されている。それにより、直動軸受33は、ナット32に対して前後方向に延びる回転軸36の中心軸AX1の周りに回動可能に構成されている。
Also, the linear motion bearing 33 (moving member) is connected to the
一方、アーム34(連結部材)は、直動軸受33に摺動自在(又は転動自在)に嵌合しているとともに、その右端部が回転軸37を介して、第1アクチュエータ12の固定部12eに連結されている。それにより、アーム34は、第1アクチュエータ12の固定部12eに対して、前後方向に延びる回転軸37の中心軸AX2の周りに回動可能に構成されている。
On the other hand, the arm 34 (connecting member) is slidably (or rollably) fitted to the linear motion bearing 33 , and its right end is connected to the fixed portion of the
さらに、2つのねじりコイルばね35,35(弾性部材)は、アーム34の回転軸37よりの部位と、第1アクチュエータ12の本体部12aとの間に連結されている。これらのねじりコイルばね35,35の付勢力により、リンク部2からの外力が第1アクチュエータ12に作用していない場合、図11に示すように、アーム34は、ねじ軸31と平行な状態に保持される。
Furthermore, two torsion coil springs 35 , 35 (elastic members) are connected between a portion of the
一方、上記の状態でリンク部2からの外力が第1アクチュエータ12に作用した場合、外力がモーメントとして第1アクチュエータ12に作用することにより、図12に示すように、第1アクチュエータ12の本体部12aがその中心軸AX3の周りに回転する。
On the other hand, when an external force from the
この本体部12aの回転に伴い、アーム34は、その右端部が固定部12eに連結されていることで、固定部12eに対して、中心軸AX2の周りに回動すると同時に、ねじ軸31に対して、中心軸AX1の周りに回動する。その際、アーム34は、直動軸受33内を摺動(又は転動)しながら、直動軸受33を中心軸AX1の周りに回動させる。
With this rotation of the
それと同時に、アーム34は、図12の右側のねじりコイルばね35を圧縮させ、図12の左側のねじりコイルばね35を伸張させながら回動する。これらのねじりコイルばね35,35の弾性変形に伴い、外力のモーメントに対する反力のモーメントが発生する。すなわち、関節2bは、このような反力を発生する剛性を有していることになる。言い換えれば、可変剛性機構30によって、所定の剛性が関節2bに付与されている状態となる。
At the same time, the
次に、可変剛性機構30による剛性の変更動作について説明する。まず、第2アクチュエータ21がねじ軸31を回転駆動することにより、ナット32が図10,11に示す位置から図13,14に示す位置まで左方に移動した場合、これと同時に、直動軸受33は、アーム34上を摺動し、図13,14に示す位置まで左方に移動する。
Next, the stiffness changing operation by the
可変剛性機構30が図13,14に示す状態にある場合において、リンク部2からの外力が第1アクチュエータ12に作用した際、外力がモーメントとして第1アクチュエータ12に作用することにより、図15に示すように、第1アクチュエータ12の本体部12aがその中心軸AX3の周りに回転する。
When the
この本体部12aの回転に伴い、アーム34は、固定部12eに対して、中心軸AX2の周りに回動すると同時に、ねじ軸31に対して、中心軸AX1の周りに回動する。さらに、アーム34は、直動軸受33内を摺動(又は転動)しながら、直動軸受33を中心軸AX1の周りに回動させる。
As the
それと同時に、アーム34は、図15の右側のねじりコイルばね35を圧縮させ、図15の左側のねじりコイルばね35を伸張させながら回動する。これらのねじりコイルばね35,35の弾性変形に伴い、外力のモーメントに対する反力のモーメントが発生する。
At the same time, the
その結果、ナット32が図10に示す位置から図13に示す位置まで移動することにより、可変剛性機構30によって関節2bに付与されている剛性がより低い状態になる。言い換えれば、ナット32が図13に示す位置から図10に示す位置まで移動することにより、可変剛性機構30によって関節2bに付与されている剛性がより高い状態になる。
As a result, the
以上の原理により、本実施形態の可変剛性機構30によれば、第2アクチュエータ21によってナット32を左右方向に駆動することにより、4つの関節2b~2bに付与される剛性を同時に変更することができる。
Based on the above principle, according to the
なお、第2実施形態の可変剛性機構30は、弾性部材として、1組のねじりコイルばね35,35を用いた例であるが、これらに換えて、2組以上のねじりコイルばねを用いてもよい。
The
さらに、第2実施形態は、ばねとして、ねじりコイルばね35を用いた例であるが、本発明のばねは、これに限らず、付勢力を発生するものであればよい。例えば、ばねとして、渦巻きばね又は板ばねを用いてもよい。
Furthermore, the second embodiment is an example of using the
また、第1及び第2実施形態のリンク機構1,1Aは、ロボット、電動義足、電動義手及び組立機器等の様々な産業機器に適用可能である。
Also, the
1 リンク機構
2a リンク
2b 関節
11 筐体(機構本体)
12 第1アクチュエータ
12a 本体部
12b 駆動プーリ(駆動部)
12c 軸受
20 可変剛性機構
21 第2アクチュエータ
22 スライダ(駆動部材)
22d ローラ(移動部材、挟持部材)
24 板ばね(弾性部材)
24a 板ばね材
1A リンク機構
30 可変剛性機構
32 ナット(駆動部材)
33 直動軸受(移動部材)
34 アーム(連結部材)
35 ねじりコイルばね(弾性部材、ばね)
1
12
12c bearing 20
22d roller (moving member, pinching member)
24 leaf spring (elastic member)
24a
33 linear motion bearing (moving member)
34 arm (connecting member)
35 torsion coil spring (elastic member, spring)
次に、可変剛性機構30による剛性の変更動作について説明する。まず、第2アクチュエータ21がねじ軸31を回転駆動することにより、ナット32が図10,11に示す位置から図13,14に示す位置まで左方に移動した場合、これと同時に、直動軸受33は、アーム34上を摺動(又は転動)し、図13,14に示す位置まで左方に移動する。
Next, the stiffness changing operation by the
Claims (4)
当該機構本体に設けられ、各々が本体部及び駆動部を有する複数の第1アクチュエータと、
当該複数の第1アクチュエータの前記駆動部によってそれぞれ駆動され、複数のリンクを結合する複数の関節と、
前記機構本体に設けられ、前記複数の第1アクチュエータの前記本体部の各々を回動自在に支持する軸受と、
前記複数の第1アクチュエータの前記本体部に連結され、当該本体部を所定方向に回転させるような外力が当該本体部に作用したときに当該外力に対する反力を発生するとともに、前記複数の関節の剛性を変更するように構成された可変剛性機構と、を備え、
当該可変剛性機構は、
外力が前記複数の第1アクチュエータの前記本体部に作用したときに当該外力に抗しながら弾性変形する複数の弾性部材と、
位置を直線状に変更可能に構成され、当該位置変更により、前記複数の弾性部材の各々の弾性変形に起因して発生する前記反力を変更可能な複数の移動部材と、
前記複数の第1アクチュエータとは別個に設けられ、前記複数の移動部材を同時に駆動することにより、複数の移動部材の位置を変更する1つの第2アクチュエータと、
を有することを特徴とするリンク機構。 a mechanism body;
a plurality of first actuators provided in the mechanism main body, each having a main body portion and a driving portion;
a plurality of joints that are respectively driven by the drive units of the plurality of first actuators and that couple a plurality of links;
a bearing provided in the mechanism main body for rotatably supporting each of the main body portions of the plurality of first actuators;
connected to the body portions of the plurality of first actuators, and generates a reaction force against the external force acting on the body portions to rotate the body portions in a predetermined direction; a variable stiffness mechanism configured to change stiffness;
The variable stiffness mechanism is
a plurality of elastic members that elastically deform while resisting the external force when an external force acts on the body portions of the plurality of first actuators;
a plurality of moving members configured to be linearly changeable in position and capable of changing the reaction force generated due to elastic deformation of each of the plurality of elastic members by changing the position;
one second actuator that is provided separately from the plurality of first actuators and that simultaneously drives the plurality of moving members to change the positions of the plurality of moving members;
A link mechanism characterized by having
前記複数の弾性部材の各々は、前記本体部に連結された板ばねで構成され、
前記複数の移動部材の各々は、前記板ばねの前記本体部との連結部分以外の部位を両側から挟持する一対の挟持部材であり、
前記可変剛性機構は、当該一対の挟持部材を1組として1組以上の挟持部材が設けられ、前記板ばねの延設方向に移動可能な駆動部材をさらに有しており、
前記第2アクチュエータは、前記駆動部材を前記板ばねの延設方向に駆動することにより、前記1組以上の挟持部材が前記板ばねを挟持する位置を変更することを特徴とするリンク機構。 The link mechanism according to claim 1, wherein
each of the plurality of elastic members is composed of a leaf spring connected to the main body,
each of the plurality of moving members is a pair of clamping members that clamp a portion of the leaf spring other than the connecting portion with the main body from both sides;
The variable-rigidity mechanism further includes a driving member provided with one or more pairs of holding members, the pair of holding members being one set, and movable in the extending direction of the plate spring,
A link mechanism, wherein the second actuator changes a position where the one or more clamping members clamp the leaf spring by driving the driving member in the extending direction of the leaf spring.
前記板ばねは、複数の板ばね材を重ね合わせて構成されており、
当該複数の板ばね材における隣り合う2つの板ばね材の間には、グリースが充填されていることを特徴とするリンク機構。 In the link mechanism according to claim 2,
The leaf spring is configured by stacking a plurality of leaf spring materials,
A link mechanism, wherein grease is filled between two adjacent leaf spring members in the plurality of leaf spring members.
前記複数の弾性部材は、前記本体部に一端部が固定された一対のばねを1組として1組以上のばねで構成され、
前記可変剛性機構は、
前記1組以上のばねの他端部がそれぞれ連結されるとともに、前記複数の移動部材に対して相対的に移動可能にそれぞれ連結された複数の連結部材と、
前記複数の移動部材が回動自在に連結された駆動部材と、をさらに有しており、
前記第2アクチュエータは、前記駆動部材を駆動し、前記複数の移動部材の各々と前記複数の連結部材の各々との位置関係を変更することにより、前記外力が前記本体部に作用した際に発生する反力のモーメントを変更することを特徴とするリンク機構。 The link mechanism according to claim 1, wherein
The plurality of elastic members are composed of one or more pairs of springs, one of which is a pair of springs having one end fixed to the main body, and
The variable stiffness mechanism is
a plurality of connecting members each connected to the other end of the one or more sets of springs and connected to the plurality of moving members so as to be relatively movable;
a driving member to which the plurality of moving members are rotatably connected;
The second actuator drives the driving member and changes the positional relationship between each of the plurality of moving members and each of the plurality of connecting members, thereby generating when the external force acts on the main body. A link mechanism characterized in that it changes the moment of the reaction force applied.
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