JP2022166378A - 障害通知支援装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】障害通知を保守担当者に気付き易くさせて、より迅速な障害対応を行わせるわせるための障害通知支援装置、システム、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】障害通知支援装置1は、所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録する登録部11と、情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信部12と、障害通知を受信した場合に、検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定部13と、特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信部14と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、障害通知支援装置、システム、方法及びプログラムに関し、特に、障害通知を支援するための障害通知支援装置、システム、方法及びプログラムに関する。
情報システムの保守の分野では、監視対象の情報システムで障害が発生した場合、遠隔地にいる保守担当者の携帯電話端末に対して障害通知を行うというオペレーションが行われている。例えば、特許文献1には、携帯電話端末を利用した遠隔保守システムに関する技術が開示されている。特許文献1にかかるオペレーション端末は、監視保守対象の装置からの障害情報をネットワークを介して受信し、障害情報の内容に応じて通知先保守者の携帯電話端末を選択して障害情報を送信する。
尚、特許文献2には、順番待ちをする顧客が、自分が呼び出されていることを容易に認識することができる順番管理システムに関する技術が開示されている。特許文献2にかかる順番管理システムは、順番が到来した顧客の携帯端末が所定の範囲内にあるとき、前記顧客の順番が到来した旨を音声で通知する。
特開2006-202084号公報 特開2017-167657号公報
ここで、特許文献1のように保守担当者の携帯電話端末に対して障害通知を行ったとしても保守担当者が障害通知に気付かない場合がある。例えば、保守担当者が自宅等にいる場合、障害通知用の携帯電話端末を常に所持しているとは限らないため、保守担当者が携帯電話端末の着信(障害通知)に気付かないことがある。また、携帯電話端末がマナーモードに設定されている場合には、保守担当者が障害通知に気付き難い。または、携帯電話端末の電池の充電が切れている、又は、電源が入っていない等の場合には、携帯電話端が障害通知を着信できないため、保守担当者が障害通知に気付くことができない。尚、特許文献2によっても上述した課題を解決することができない。
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、障害通知を保守担当者に気付き易くさせて、より迅速な障害対応を行わせるための障害通知支援装置、システム、方法及びプログラムを提供することにある。
本開示の第1の態様にかかる障害通知支援装置は、
所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録する登録部と、
前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信部と、
前記障害通知を受信した場合に、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定部と、
前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信部と、
を備える。
本開示の第2の態様にかかる障害通知支援システムは、
所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサと、当該人感センサが設置された領域と、当該領域に設置された1以上の被制御機器とを対応付けて記憶する記憶装置と、
障害通知支援装置とを備え、
前記障害通知支援装置は、
前記人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて前記記憶装置に登録する登録部と、
前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信部と、
前記障害通知を受信した場合に、前記記憶装置を参照して、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定部と、
前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信部と、
を備える。
本開示の第3の態様にかかる障害通知支援方法は、
コンピュータが、
所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、
当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録し、
前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行い、
前記障害通知を受信した場合に、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定し、
前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する。
本開示の第4の態様にかかる障害通知支援プログラムは、
所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録する登録処理と、
前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信処理と、
前記障害通知を受信した場合に、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定処理と、
前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信処理と、
をコンピュータに実行させる。
本開示により、障害通知を保守担当者に気付き易くさせて、より迅速な障害対応を行わせるための障害通知支援装置、システム、方法及びプログラムを提供することができる。
本実施形態1にかかる障害通知支援装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態1にかかる障害通知支援方法の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる障害通知支援システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態2にかかる障害通知支援装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態2にかかる保守担当者情報の構成例を示す図である。 本実施形態2にかかる部屋情報の構成例を示す図である。 本実施形態2にかかるセンサ情報の構成例を示す図である。 本実施形態2にかかるIoT機器情報の構成例を示す図である。 本実施形態2にかかる応答記録情報の構成例を示す図である。 本実施形態2にかかる初期情報登録処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかるセンサ情報更新処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる障害通知処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかるIoT機器特定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる応答率更新処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1にかかる障害通知支援装置1の構成を示すブロック図である。障害通知支援装置1は、所定の情報システムにおいて発生した障害の障害通知を保守担当者へ通知することを支援するための情報処理装置である。障害通知支援装置1は、通信回線を介して上記情報システムと接続されている。また、保守担当者は、情報システムの監視システム(不図示)とは離れた場所にある建屋に滞在(待機)することになっているものとする。ここで、建屋は複数の領域に区切られているものとする。領域とは例えば部屋である。そして、各領域のそれぞれには、人感センサと1以上の被制御機器とが設置されているものとする。そして、各領域の人感センサと1以上の被制御機器とは、通信回線を介して障害通知支援装置1と接続されている。また、保守担当者は、障害通知を受信(着信)するための携帯電話端末を所持することになっているものとする。そして、携帯電話端末は、携帯電話網を介して障害通知支援装置1と接続されている。
障害通知支援装置1は、登録部11と、発信部12と、特定部13と、送信部14とを備える。登録部11は、所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得する。そして、登録部11は、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録する。
発信部12は、情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う。特定部13は、障害通知を受信した場合に、検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する。送信部14は、特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する。
図2は、本実施形態1にかかる障害通知支援方法の流れを示すフローチャートである。まず、登録部11は、所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得する(S11)。次に、登録部11は、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録する(S12)。
その後、障害通知支援装置1は、情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信する(S13)。障害通知を受信した場合、発信部12は、当該障害通知に対応する保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う(S14)。また、障害通知を受信した場合、特定部13は、検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する(S15)。そして、送信部14は、特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する(S16)。
このように本実施形態では、障害通知支援装置1は、保守担当者が滞在している可能性がある領域内の人感センサによる検出結果と当該領域とを対応付けて事前に登録しておく。その後に監視対象の情報システムにおいて障害が発生した場合、障害通知支援装置1は、情報システム自身又は監視システムから通信回線を介して障害通知を受信する。障害通知を受信した場合、障害通知支援装置1は、保守担当者の携帯電話端末へ発信すると共に、人感センサで検出された領域の被制御機器に対する制御を行う。ここで、保守担当者は、携帯電話端末を所持していない場合やマナーモードである場合、携帯電話端末に対する着信に気付き難いことがある。しかし、人感センサで検出された領域には、保守担当者が滞在している可能性が高い。そのため、障害通知支援装置1が当該領域に設置された被制御機器に対して所定の制御を行うことで、保守担当者が障害通知に気付き易い。例えば、被制御機器が鳴動することにより、保守担当者が異変に気付き、自身が保持する携帯電話端末の着信に気付く可能性がある。そのため、保守担当者は、携帯電話端末の着信に応答して、障害対応を行うことができる。よって、本実施形態により障害通知を保守担当者に気付き易くさせて、より迅速な障害対応を行わせることができる。
尚、障害通知支援装置1は、図示しない構成としてプロセッサ、メモリ及び記憶装置を備えるものである。また、当該記憶装置には、本実施形態にかかる運用支援方法の処理が実装されたコンピュータプログラムが記憶されている。そして、当該プロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムを前記メモリへ読み込ませ、当該コンピュータプログラムを実行する。これにより、前記プロセッサは、登録部11、発信部12、特定部13及び送信部14の機能を実現する。
または、障害通知支援装置1の各構成要素は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry)、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されてもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、量子プロセッサ(量子コンピュータ制御チップ)等を用いることができる。
また、障害通知支援装置1の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、障害通知支援装置1の機能がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。
<実施形態2>
ここで、本実施形態が解決しようとする課題について詳述する。
まず、情報システムの保守の分野では、監視対象の情報システムで障害が発生した場合、監視オペレータから当該情報システムの保守担当者へ電話で障害発生の旨を連絡するオペレーションがある。このとき、監視オペレータは、保守担当者のリストを参考に、担当者が電話に出るまで電話をかけ続けていた。例えば、ある保守担当者が電話に出ない場合には、リストの次の担当者の電話番号へ電話をかけ、応答するまでそれを繰り返す必要があった。このようなオペレーションは、監視オペレータの負荷の増大を招く。また、保守担当者にとっても、電話に出られない可能性が常にあり、精神的負荷が高い。
尚、例えば特許文献1のように、障害発生時に監視システムが自動的に障害通知を行い、オペレーション端末が保守担当者の携帯電話端末へ障害通知を送信することはできる。しかしながら、上述したように、保守担当者が携帯電話端末に対する障害通知に確実に気付けるとは限らない。そのため、保守担当者が携帯電話端末に対する障害通知に気付き難く、また、精神的負荷が高いという問題点がある。尚、特許文献2では、通知を受ける人が、施設などの大きな範囲で近距離無線通信の信号の送受信により携帯端末が所定の範囲内にあるかないかを判断し、通知する先の判断をしている。しかし自宅などの狭い範囲の場合、通信範囲が常に範囲内になってしまう点、そもそも携帯電話を持ち歩かない場合に通知に気付き難いという問題点があった。
ここで、近年では、家電製品のIoT(Internet of Things)機器が普及しつつあり、家電製品がネットワークに接続し、様々な情報をクラウド上に通知したり、ネットワーク越しに制御を行う事ができるようになっている。
そこで、本実施形態2は、上述した実施形態1の具体的な一実施例であり、以下では上述した課題の少なくとも一部を解決するものについて説明する。本実施形態2では、保守担当者が滞在する建屋(自宅等)の各部屋に設置された人感センサとIoT家電(機器)を活用するものである。すなわち、障害通知に応じて保守担当者の携帯電話端末へ発信すると共に、人感センサで人が検出された部屋を手掛かりに保守担当者の居場所を推測する。具体的には、検出日時が直近である人感センサが設置された部屋に保守担当者がいる可能性が高いと判定し、同じ部屋に設置されたIoT機器を動作させる。つまり、障害通知に応じて保守担当者の携帯電話端末への発信と並行して、人感センサで検出された部屋に設置されたIoT機器を動作させる。これにより、保守担当者に障害通知を気付き易くするものである。
図3は、本実施形態2にかかる障害通知支援システム1000の全体構成を示すブロック図である。障害通知支援システム1000は、情報システム100において発生した障害の障害通知を保守担当者Uへ通知することを支援するための情報処理システムである。障害通知支援システム1000は、情報システム100、障害通知支援装置200、人感センサ311等、IoT機器312等、並びに、携帯電話端末400を備える。情報システム100、障害通知支援装置200、人感センサ311等、IoT機器312等は、通信網Nを介して接続されている。但し、情報システム100は、少なくとも障害通知支援装置200と通信可能に接続されていれば良い。ここで、通信網Nは、インターネット等の通信ネットワークであり、有線又は無線の通信網を含む。また、障害通知支援装置200と携帯電話端末400とは、携帯電話網N2を介して接続されている。尚、通信網Nは携帯電話網N2を含んでも良い。その場合、携帯電話端末400は、通信網Nを介して障害通知支援装置200と接続される。情報システム100は、監視又は保守対象のシステムであり、1以上の情報処理装置又はネットワーク機器を含む。また、保守担当者Uは、情報システム100の障害時の保守を担当する保守担当者の一人であるものとする。
建屋300は、情報システム100の保守担当者Uが滞在すべき建物である。尚、情報システム100は、建屋300内に存在してもよい。建屋300は、複数の領域の例として部屋310から330を含む。尚、建屋300は、2以上の部屋を有すればよい。部屋310には、人感センサ311、IoT機器312及び313が設置されている。部屋320には、人感センサ321、IoT機器322及び323が設置されている。部屋330には、人感センサ331、IoT機器332及び333が設置されている。尚、部屋310から330のそれぞれには、少なくとも1以上の人感センサと1以上のIoT機器が設置されていればよい。
人感センサ311等は、人間等の移動体の存在を検出し、検出結果を通信網Nを介して障害通知支援装置200へ送信する。人感センサ311等は、例えば、人感センサ付きのライトであってもよい。検出結果は、センサの識別情報及び検出日時を少なくとも含む。検出結果はさらに、建屋300の識別情報を含んでも良い。
IoT機器312等は、上述した被制御機器の一例である。IoT機器312等は、障害通知支援装置200から通信網Nを介して所定の制御命令を受信した場合に、制御命令に応じた動作を行う。例えば、IoT機器312等は、制御開始命令に応じて動作を開始し、制御終了命令に応じて動作を終了する。IoT機器312等は、例えば、目覚まし時計、テレビ、スマートスピーカ等であるが、これらに限定されない。
携帯電話端末400は、保守担当者Uが障害通知用に所持している無線電話機である。携帯電話端末400は、携帯型電話機、スマートフォン等である。携帯電話端末400は、電話の着信を障害通知としてもよい。または、携帯電話端末400は、着信に応答した際に流れる音声メッセージを障害通知としてもよい。または、携帯電話端末400は、電子メールやSMS(Short Message Service)等による通知を障害通知としてもよい。
障害通知支援装置200は、上述した障害通知支援装置1の一例である。障害通知支援装置200は、各人感センサによる検出結果と部屋との記録、障害通知に応じた携帯電話端末への発信及び保守担当者がいる可能性の高い部屋のIoT機器の制御、IoT機器ごとの応答率の更新等を行う情報処理装置である。障害通知支援装置200は、複数台のサーバに冗長化されてもよく、各機能ブロックが複数台のコンピュータで実現されてもよい。
図4は、本実施形態2にかかる障害通知支援装置200の構成を示すブロック図である。障害通知支援装置200は、記憶部210、メモリ220、通信部230及び制御部240を備える。記憶部210は、ハードディスク、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置の一例である。記憶部210は、プログラム211、保守担当者情報212、部屋情報213、センサ情報214、IoT機器情報215及び応答記録情報216を記憶する。プログラム211は、本実施形態2にかかる障害通知支援方法の処理が実装されたコンピュータプログラムである。
保守担当者情報212は、情報システム100の保守担当者に関する登録情報である。図5は、本実施形態2にかかる保守担当者情報212の構成例を示す図である。保守担当者情報212は、保守担当者ID2121、保守サーバ名2122、携帯電話番号2123及び建屋ID2124を対応付けた情報である。保守担当者ID2121は、保守担当者の識別情報である。尚、保守担当者情報212は、担当者ID2121と併せて、保守担当者の個人情報、例えば氏名や所属等を含んでも良い。保守サーバ名2122は、保守担当者が保守を担当するサーバの名称、例えば、ホスト名である。尚、保守サーバ名2122の代わりに、IPアドレス等、サーバの識別情報を用いても良い。携帯電話番号2123は、保守担当者が障害通知用に所持する携帯電話端末の電話番号である。尚、携帯電話番号2123は、障害通知の通知先を示す情報であってもよい。障害通知の通知先を示す情報は、例えば、携帯電話端末の識別情報や携帯電話端末が受信可能な電子メールアドレス等であってもよい。
続いて、部屋情報213は、建屋とその中の部屋を定義した情報である。図6は、本実施形態2にかかる部屋情報213の構成例を示す図である。部屋情報213は、建屋ID2131、部屋ID2132及び部屋位置2133を対応付けた情報である。建屋ID2131は、建屋の識別情報である。部屋ID2132は、部屋の識別情報である。部屋位置2133は、建屋内の部屋の位置を示す情報である。尚、部屋情報213は、必ずしも建屋ID2131を含まなくても良い。
続いて、センサ情報214は、人感センサによる検出結果に関する情報である。センサ情報214は、人感センサによる検出結果と人感センサが設置された部屋とを対応付けた情報である。図7は、本実施形態2にかかるセンサ情報214の構成例を示す図である。センサ情報214は、センサID2141、センサ名2142、部屋ID2143及び検出日時2144を対応付けた情報である。センサID2141は、人感センサの識別情報である。センサ名2142は、人感センサの名称を示す文字列である。部屋ID2143は、人感センサが設置された部屋の識別情報である。部屋ID2143は、上述した部屋ID2132に対応する情報である。検出日時2144は、人感センサにより人等の移動体が検出された日時を示す情報である。
続いて、IoT機器情報215は、IoT機器の定義、制御命令、応答に関する統計情報を含む情報である。図8は、本実施形態2にかかるIoT機器情報215の構成例を示す図である。IoT機器情報215は、機器ID2151、機器名2152、種別2153、部屋ID2154、開始アクション2155、終了アクション2156、制御回数2157、応答回数2158及び応答率2159を対応付けた情報である。機器ID2151は、IoT機器の識別情報である。機器名2152は、IoT機器の名称を示す文字列である。種別2153は、IoT機器の種別を示す情報である。例えば、種別2153は、目覚まし時計、テレビ、スマートスピーカ等を識別する情報である。部屋ID2154は、IoT機器が設置された部屋の識別情報であり、上述した部屋ID2132や部屋ID2143と対応する情報である。開始アクション2155は、IoT機器の制御して動作を開始させるための制御開始命令である。終了アクション2156は、IoT機器の制御して動作を終了させるための制御終了命令である。尚、開始アクション2155及び終了アクション2156は、IoT機器の種別に応じた制御命令の一例である。開始アクション2155及び終了アクション2156は、IoT機器を制御するためのAPI(Application Programming Interface)を呼び出すコマンドであってもよい。制御回数2157は、障害通知支援装置200がIoT機器を制御した回数である。応答回数2158は、障害通知に応じてIoT機器が制御された場合に、同じ障害通知に応じて発信された携帯電話端末から応答があった回数である。応答率2159は、IoT機器に対して所定の制御命令が送信されたことに応じた携帯電話端末からの応答率である。言い換えると、応答率2159は、障害通知に応じてIoT機器が制御された場合に、同じ障害通知に応じて発信された携帯電話端末から応答があったことの応答率である。具体的には、応答率2159は、制御回数2157当たりの応答回数2158の割合である。尚、応答率2159は、障害通知に応じてIoT機器が制御された場合に、同じ障害通知に応じて発信された携帯電話端末から応答に関する他の統計情報を用いても良い。また、IoT機器情報215は、必ずしも制御回数2157及び応答回数2158を含まなくても良い。尚、センサ情報214とIoT機器情報215は、部屋IDを介してセンサIDと機器IDとが対応付けられている。つまり、センサ情報214とIoT機器情報215は、人感センサと、当該人感センサが設置された領域と、当該領域に設置された1以上の被制御機器とを対応付けた情報といえる。
続いて、応答記録情報216は、障害通知に応じてIoT機器が制御された場合に同じ障害通知に応じて発信された携帯電話端末からの応答に関する記録である。図9は、本実施形態2にかかる応答記録情報216の構成例を示す図である。応答記録情報216は、発信日時2161、機器ID2162、部屋ID2163及び応答有無2164を対応付けた情報である。発信日時2161は、障害通知に応じて携帯電話端末に対して発信された日時である。機器ID2162は、携帯電話端末への発信と並行して制御命令が送信されたIoT機器の識別情報である。機器ID2162は、上述した機器ID2151に対応する情報である。部屋ID2163は、IoT機器が設置された部屋の識別情報である。部屋ID2163は、上述した部屋ID2132、部屋ID2143、部屋ID2154に対応する情報である。応答有無2164は、障害通知に応じてIoT機器が制御された場合に、同じ障害通知に応じて発信された携帯電話端末からの一定時間内の応答有無を示す情報である。
メモリ220は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部240の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。通信部230は、通信網N及び携帯電話網N2との通信インタフェースである。
制御部240は、障害通知支援装置200の各構成を制御するプロセッサつまり制御装置である。制御部240は、記憶部210からプログラム211をメモリ220へ読み込ませ、プログラム211を実行する。これにより、制御部240は、登録部241、受信部242、発信部243、特定部244、送信部245及び算出部246の機能を実現する。
登録部241は、上述した登録部11の一例である。登録部241は、初期情報登録処理及びセンサ情報更新処理を行う。すなわち、登録部241は、保守担当者情報212、部屋情報213を取得し、記憶部210に登録する。また、登録部241は、センサ情報214及びIoT機器情報215の初期情報を取得し、記憶部210に登録する。すなわち、登録部241は、人感センサによる検出結果と当該人感センサが設置された部屋とを対応付けてセンサ情報214に登録する。また、登録部241は、建屋300内の複数のIoT機器のそれぞれについて、当該IoT機器が設置された部屋と、当該IoT機器の種別に応じた制御命令とを対応付けてIoT機器情報215に登録する。尚、登録部241は、障害通知支援装置200と直接接続された入力装置(キーボードやマウス等)を介してオペレータにより入力された情報を取得してもよい。または、登録部241は、オペレータ端末(不図示)から通信網Nを介してオペレータにより入力された情報を取得してもよい。
また、登録部241は、人感センサ311等から通信網Nを介して検出結果及びセンサIDを取得し、センサIDに対応するセンサ情報214へ検出結果を登録する。また、登録部241は、障害通知に応じて発信された携帯電話端末からの一定時間内の応答有無を応答記録情報216に記録する。例えば、登録部241は、障害通知に応じた発信に対して携帯電話端末から応答があった場合、制御命令が送信されたIoT機器と応答記録とを対応付けて登録する。また、登録部241は、各IoT機器と算出部246により算出された応答率とを対応付けて応答記録情報216に登録(更新)する。
受信部242は、情報システム100から通信網Nを介して、障害通知を受信する。障害通知は、電子メールや所定のプロトコルに従ったメッセージであるとよい。また、受信部242は、障害通知に応じて発信された携帯電話端末からの応答を受信する。応答は、電話応答又は電子メールやSMSの返信等であってもよい。
発信部243は、上述した発信部12の一例である。発信部243は、受信部242により障害通知が受信された場合に、当該障害通知に対応する保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う。尚、発信部243は、携帯電話端末に対して電話発信の代わりに、電子メールやSMSによる通知を行っても良い。
特定部244は、上述した特定部13の一例である。特定部244は、受信部242により受信された障害通知を解析して、通知先を特定する。通知先は、障害通知に対応する保守担当者の携帯電話端末と、保守担当者が滞在すべき建屋の建屋IDを含む。また、特定部244は、特定した通知先に基づいて後述するIoT機器特定処理を行い、制御対象のIoT機器及び制御命令を特定する。すなわち、特定部244は、検出結果に対応付けられた部屋を特定し、当該部屋に対応付けられたIoT機器及び制御命令を特定する。
特定部244は、検出結果のうち検出日時が最新のものを特定し、当該特定された検出結果に対応付けられた部屋に設置された1以上のIoT機器を特定する。特定部244は、特定されたIoT機器の種別に応じた制御命令をさらに特定する。特に、検出結果に対応付けられた部屋に設置されたIoT機器が2以上存在する場合、特定部244は、応答記録情報216に基づいてIoT機器を特定する。具体的には、特定部244は、検出結果に対応付けられた部屋に設置されたIoT機器が2以上存在する場合、応答率がより高いものを優先してIoT機器を特定する。また、特定部244は、検出結果のうち検出日時が直近から所定期間内であるものが存在しない場合、複数の部屋のいずれかに設置された各IoT機器の中から、対応付けられた応答率がより高いものを優先して制御対象のIoT機器を特定する。
送信部245は、上述した送信部14の一例である。送信部245は、特定部244により特定されたIoT機器に対して、特定された制御命令を送信する。
算出部246は、所定のタイミングで起動し、応答記録情報216に基づいてIoT機器ごとの制御回数、応答回数及び応答率を算出する。すなわち、算出部246は、特定されたIoT機器に対して所定の制御命令が送信されたことに応じた携帯電話端末からの応答率を、応答記録情報216に基づいてIoT機器ごとに算出する。
図10は、本実施形態2にかかる初期情報登録処理の流れを示すフローチャートである。まず、障害通知支援システム1000の管理者又はオペレータは、オペレータ端末を用いて、障害通知支援装置200に初期情報を登録する。例えば、オペレータ端末は、管理者等により入力された保守担当者情報及び部屋情報を、通信網Nを介して障害通知支援装置200へ送信する。また、オペレータ端末は、管理者等により入力されたセンサ情報のうちセンサID、センサ名及び部屋IDの組を、通信網Nを介して障害通知支援装置200へ送信する。また、オペレータ端末は、管理者等により入力されたIoT機器情報のうち機器ID、機器名、種別、部屋ID、開始アクション及び終了アクションの組を、通信網Nを介して障害通知支援装置200へ送信する。
これに応じて、障害通知支援装置200の登録部241は、通信網Nを介して保守担当者情報、部屋情報、センサ情報及びIoT機器情報の初期情報を取得する(S111)。そして、登録部241は、取得した初期情報について、保守担当者情報212、部屋情報213、センサ情報214及びIoT機器情報215を記憶部210へ登録する(S112)。例えば、登録部241は、人感センサ311のセンサIDに部屋310の部屋IDを対応付けてセンサ情報214のレコードとして登録する。また、登録部241は、IoT機器312の機器IDに部屋310の部屋IDを対応付けてIoT機器情報215のレコードとして登録する。同様に、登録部241は、IoT機器313の機器IDに部屋310の部屋IDを対応付けてIoT機器情報215の他のレコードとして登録する。尚、この時点では、センサ情報214の検出日時2144は、nullであってもよい。また、IoT機器情報215の制御回数2157、応答回数2158及び応答率2159は、nullであってもよい。または、登録部241は、IoT機器ごとに応答率2159のデフォルト値を設定してもよい。
図11は、本実施形態2にかかるセンサ情報更新処理の流れを示すフローチャートである。例えば、携帯電話端末400を所持した保守担当者Uが建屋300内の部屋330へ移動したものとする。このとき、部屋330に設置された人感センサ331は、移動体を検出し、検出日時及び人感センサ331のセンサIDの組を、通信網Nを介して障害通知支援装置200へ送信する。
これに応じて、障害通知支援装置200の登録部241は、通信網Nを介して人感センサ331で検出された検出結果(検出日時)及びセンサIDを取得する(S121)。そして、登録部241は、取得したセンサID2141を含むセンサ情報214に、取得した検出日時2144を(追加して)登録(更新)する(S122)。尚、センサ情報更新処理は、随時実行されるため、センサ情報214の異なるレコードに異なる検出日時が登録されることとなる。
図12は、本実施形態2にかかる障害通知処理の流れを示すフローチャートである。まず、情報システム100において障害が発生し、情報システム100から通信網Nを介して障害通知支援装置200へ障害通知が送信されたものとする。例えば、情報システム100又は障害を検知した監視システムは、発生した障害に応じた障害通知を電子メールで障害通知支援装置200へ送信する。障害通知の電子メールには、障害が発生したサーバ名、障害が検出されたメッセージID、メッセージ内容、重要度(クリティカル、異常、警告、正常など)等が含まれる。但し、障害通知の内容は、これらに限定されない。尚、監視システム等が情報システム100の障害を検知し、障害通知支援装置200へ障害通知を送信する処理は、公知技術を用いることができる。
これに応じて、障害通知支援装置200の受信部242は、通信網Nを介して障害通知を受信する(S131)。障害通知は、例えば、保守サーバ名「srv001」、メッセージID「000」、メッセージ内容「会計処理バッチXXが異常終了しました。」、重要度「異常」といった内容を含む。
そして、特定部244は、障害通知を解析して通知先を特定する(S132)。例えば、特定部244は、障害通知から保守サーバ名を抽出し、保守担当者情報212の中から保守サーバ名2122に対応付けられた携帯電話番号2123及び建屋ID2124を通知先として特定する。ここでは、保守サーバ名「srv001」の保守担当が保守担当者Uとし、特定部244は、携帯電話端末400の携帯電話番号及び保守担当者Uが滞在することになっている建屋300の建屋IDを特定するものとする。
そこで、発信部243は、特定した携帯電話番号に対して発信する(S133)。例えば、発信部243は、携帯電話網N2を介して携帯電話端末400に対して発信を行う。ステップS133と並行して、特定部244は、IoT機器特定処理を行う(S134)。
図13は、本実施形態2にかかるIoT機器特定処理の流れを示すフローチャートである。まず、特定部244は、センサ情報214の各レコードの検出日時2144が直近から所定期間以内のものを検索する(S141)。そして、特定部244は、該当するセンサIDが存在するか否かを判定する(S142)。
該当するセンサID(検出日時2144が直近から所定期間以内のレコード)が存在する場合、特定部244は、検出日時2144が最新であるセンサID2141に対応付けられた部屋ID2143を特定する(S143)。例えば、人感センサ331のセンサIDが該当し、部屋330の部屋IDが特定されたものとする。そして、特定部244は、IoT機器情報215の中に、特定した部屋ID2154に対応付けられた機器ID2151が複数存在するか否かを判定する(S144)。例えば、部屋330には2つのIoT機器332及び333が設置されているため、該当する機器IDが複数存在すると判定される。
該当する機器IDが複数存在する場合、特定部244は、該当する複数の機器の中から、応答率2159に基づき、より優先度の高い機器を制御対象として特定する(S145)。具体的には、特定部244は、部屋330の部屋IDを含むIoT機器情報215のレコードの中から、応答率2159を取得する。そして、特定部244は、応答率の高い順にソートして、応答率が一番高い機器IDから順に、配列に格納する。そして、特定部244は、1番目の配列から機器IDを取得し、当該機器IDに対応するIoT機器を制御対象として特定する。例えば、特定部244は、IoT機器332と333の応答率を取得し、応答率の降順で機器IDを配列に格納する。ここでは、配列の1番目にIoT機器333の機器IDが格納されており、特定部244は、IoT機器333を制御対象として特定したものとする。尚、特定部244は、取得した応答率に基づいて制御対象としての優先順位を付与してもよい。具体的には、特定部244は、応答率が高い順にソートし、ソートの最上位から優先順位を1位、2位と付与するとよい。この場合、特定部244は、優先順位と機器IDとの組をメモリ220や記憶部210に保持してもよい。
ステップS144で該当する機器IDが複数存在しない場合、つまり、該当する機器IDが1つである場合、特定部244は、該当する機器を制御対象として特定する(S146)。例えば、人感センサと同じ部屋に設置されたIoT機器が1つの場合が該当する。
ステップS142で該当するセンサIDが存在しない場合、特定部244は、IoT機器情報215の各レコードの中から、応答率2159に基づき、より優先度の高い機器を制御対象として特定する(S147)。つまり、直近から所定期間以内に建屋300の人感センサ311、321及び331のいずれにも検出されなかった場合が該当する。例えば、前日の検出結果が最新である場合、現時点で保守担当者Uが建屋300内に滞在していない可能性がある。または、保守担当者Uが建屋300内に滞在しているが、何らかの事情で直近では検出されなかった場合が該当する。
ステップS145、S146又はS147の後、特定部244は、特定した機器に対応付けられた制御開始命令を特定する(S148)。具体的には、特定部244は、特定した機器ID2151に対応付けられた開始アクション2155を特定する。
図12に戻り説明を続ける。ステップS134の後、送信部245は、特定したIoT機器に対して、特定した制御開始命令を送信する(S135)。例えば、特定したIoT機器333が目覚まし時計である場合、特定部244は、開始アクション2155としてアラーム開始命令を、通信網Nを介してIoT機器333へ送信する。これに応じて、IoT機器333は、通信網Nを介して開始アクション2155を受信し、受信したアラーム開始命令に応じてアラームを鳴らす動作を開始する。
その後、受信部242は、発信先の携帯電話端末から一定時間内に応答があったか否かを判定する(S136)。例えば、保守担当者Uは、ステップS133による発信に応じて、携帯電話端末400の着信に応答する。または、保守担当者Uは、携帯電話端末400の着信に気付かないとしても、IoT機器333のアラームの鳴動をきかっかけに携帯電話端末400の着信に気付いて、応答する。または、保守担当者Uは、携帯電話端末400を別の部屋に置いていたとしても、IoT機器333のアラームの鳴動をきかっかけにその部屋へ移動し、携帯電話端末400の着信に応答する。これらのいずれかに応じて、一定時間内に受信部242が携帯電話端末からの応答を受信した場合、ステップS137へ進む。一方、一定時間内に受信部242が携帯電話端末からの応答を受信しなかった場合、ステップS139へ進む。例えば、保守担当者UがIoT機器333のアラームの鳴動によっても、携帯電話端末400の着信に気付かない場合が該当する。または、ステップS147により優先度の高いIoT機器に対して制御を行ったとしても、そのIoT機器が設置された部屋に保守担当者Uがいないか、その部屋に保守担当者Uがいたとしても気付かなかった場合が該当する。
ステップS136で一定時間内に応答があった場合、登録部241は、制御開始命令が送信されたIoT機器と応答記録とを対応付けて登録する(S137)。例えば、登録部241は、IoT機器333の機器ID2162、ステップS133の発信日時2161、部屋330の部屋ID2163の組に、応答有として応答有無2164を対応付けて応答記録情報216に登録する。尚、発信日時2161の代わりに応答日時を用いても良い。その後、特定部244は、特定した機器ID2151に対応付けられた終了アクション2156を特定する。そして、送信部245は、特定したIoT機器に対して、特定した制御終了命令を送信する(S138)。例えば、送信部245は、終了アクション2156としてアラーム終了(停止)命令を、通信網Nを介してIoT機器333へ送信する。これに応じて、IoT機器333は、通信網Nを介して終了アクション2156を受信し、受信したアラーム終了命令に応じてアラームを鳴らす動作を終了する。
ステップS136で一定時間内に応答があった場合、登録部241は、制御終了命令が送信されたIoT機器と応答記録とを対応付けて登録する(S139)。例えば、登録部241は、IoT機器333の機器ID2162、ステップS133の発信日時2161、部屋330の部屋ID2163の組に、応答無として応答有無2164を対応付けて応答記録情報216に登録する。
続いて、特定部244は、優先度が次のIoT機器を特定する(S140)。具体的には、特定部244は、2番目の配列から機器IDを取得し、制御対象として特定し、当該機器IDに対応付けられた開始アクション2155を特定する。または、特定部244は、メモリ220等に保持された優先順位が2番目の機器IDを取得し、制御対象として特定し、当該機器IDに対応付けられた開始アクション2155を特定する。例えば、特定部244は、部屋330内でIoT機器333の次に優先順位が高いIoT機器332を制御対象として特定し、IoT機器332の開始アクション2155を特定する。その後、ステップS135を再度実行する。以後、ステップS136でYESと判定されるまで、繰り返す。
図14は、本実施形態2にかかる応答率更新処理の流れを示すフローチャートである。障害通知処理が1回以上行われた後、算出部246は、所定のタイミングで起動する(S151)。所定のタイミングとは例えば、毎日、特定の時刻や1時間ごと等である。次に、算出部246は、応答記録情報216から、IoT機器ごとに制御回数及び応答回数をカウントする(S152)。具体的には、算出部246は、応答記録情報216の各レコードのうち同一の機器ID2162を含むレコード数を累算して、制御回数を算出する。また、算出部246は、応答記録情報216の各レコードのうち同一の機器ID2162かつ応答有無2164が応答有であるレコード数を累算して、応答回数を算出する。尚、算出部246は、応答記録情報216内の全レコードを対象としてカウントする必要はない。例えば、算出部246は、累算の対象となるレコードの発信日時2161を直近から1か月以内、所定期間に絞って算出してもよい。そして、障害通知支援装置200は、管理者等から所定期間の指定を受け付け、記憶部210に保存してもよい。
そして、算出部246は、制御回数及び応答回数から、IoT機器ごとに応答率を算出する(S153)。具体的には、算出部246は、IoT機器ごとに算出された応答回数を制御回数で除算して、応答率を算出する。
その後、登録部241は、IoT機器ごとに制御回数、応答回数及び応答率を更新する(S154)。具体的には、登録部241は、機器ID2151に、ステップS152及びS153で算出した制御回数2157、応答回数2158及び応答率2159を対応付けてIoT機器情報215を更新する。
以上のことから、本実施形態2により実施形態1と同様に、障害通知を保守担当者に気付き易くさせて、より迅速な障害対応を行わせることができる。特に実施形態2では、直近で人感センサにより移動体が検出された部屋に複数のIoT機器がある場合、過去の応答実績からの優先順位に応じて、制御対象のIoT機器を特定する。そのため、保守担当者が障害通知に気付く確率を高くし、より早く気付き易くなる。
また、本実施形態2では、直近に人感センサでの検出がなかった場合には、過去の応答実績から、建屋内の全IoT機器の中から優先順位に応じて、制御対象のIoT機器を特定する。そのため、仮に人感センサの検出が不十分であったとしても、保守担当者が気づく確率の高いIoT機器を優先的に制御させることができる。
尚、障害通知支援装置200は、障害通知に対応する保守担当者の携帯電話端末の位置情報を取得し、当該位置情報が建屋から所定範囲外である場合に、送信部245による所定の制御命令の送信を抑止するようにしてもよい。このように、携帯電話端末の位置情報と組み合わせることで、IoT機器の不要な制御を避けて、効率的な呼び出しを実現できる。
<その他の実施形態>
尚、上述の各実施形態は、情報システムの保守運用の現場に限定されず、工場、エレベータ、防犯カメラ等の機器の保守や、建屋が自宅外のオフィスである場合にも適用可能である。
尚、上述の実施形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録する登録部と、
前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信部と、
前記障害通知を受信した場合に、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定部と、
前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信部と、
を備える障害通知支援装置。
(付記A2)
前記特定部は、
前記検出結果のうち検出日時が最新のものを特定し、
当該特定された検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する
付記A1に記載の障害通知支援装置。
(付記A3)
前記特定部は、前記特定された被制御機器の種別に応じた制御命令をさらに特定し、
前記送信部は、前記特定された制御命令を前記所定の制御命令として送信する
付記A1又はA2に記載の障害通知支援装置。
(付記A4)
前記登録部は、前記建屋内の複数の前記被制御機器のそれぞれについて、当該被制御機器が設置された領域と、当該被制御機器の種別に応じた制御命令とを対応付けて登録し、
前記特定部は、前記検出結果に対応付けられた領域を特定し、当該領域に対応付けられた被制御機器及び制御命令を特定する
付記A3に記載の障害通知支援装置。
(付記A5)
前記登録部は、前記発信に対して前記携帯電話端末から応答があった場合、前記制御命令が送信された被制御機器と応答記録とを対応付けて登録し、
前記特定部は、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された被制御機器が2以上存在する場合、前記応答記録に基づいて前記被制御機器を特定する
付記A1乃至A4のいずれか1項に記載の障害通知支援装置。
(付記A6)
前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令が送信されたことに応じた前記携帯電話端末からの応答率を、前記応答記録に基づいて被制御機器ごとに算出する算出部をさらに備え、
前記登録部は、各被制御機器と前記算出された応答率とを対応付けて登録し、
前記特定部は、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された被制御機器が2以上存在する場合、前記応答率がより高いものを優先して前記被制御機器を特定する
付記A5に記載の障害通知支援装置。
(付記A7)
前記特定部は、
前記検出結果のうち検出日時が直近から所定期間内であるものが存在しない場合、前記複数の領域のいずれかに設置された各被制御機器の中から、対応付けられた前記応答率がより高いものを優先して前記被制御機器を特定する
付記A6に記載の障害通知支援装置。
(付記A8)
前記障害通知支援装置は、
前記障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末の位置情報を取得し、
当該位置情報が前記建屋から所定範囲外である場合に、前記送信部による前記所定の制御命令の送信を抑止する
付記A1乃至A7のいずれか1項に記載の障害通知支援装置。
(付記B1)
所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサと、当該人感センサが設置された領域と、当該領域に設置された1以上の被制御機器とを対応付けて記憶する記憶装置と、
障害通知支援装置とを備え、
前記障害通知支援装置は、
前記人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて前記記憶装置に登録する登録部と、
前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信部と、
前記障害通知を受信した場合に、前記記憶装置を参照して、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定部と、
前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信部と、
を備える障害通知支援システム。
(付記B2)
前記特定部は、
前記検出結果のうち検出日時が最新のものを特定し、
当該特定された検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する
付記B1に記載の障害通知支援システム。
(付記C1)
コンピュータが、
所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、
当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録し、
前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行い、
前記障害通知を受信した場合に、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定し、
前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する
障害通知支援方法。
(付記D1)
所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録する登録処理と、
前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信処理と、
前記障害通知を受信した場合に、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定処理と、
前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信処理と、
をコンピュータに実行させる障害通知支援プログラム。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 障害通知支援装置
11 登録部
12 発信部
13 特定部
14 送信部
1000 障害通知支援システム
100 情報システム
200 障害通知支援装置
210 記憶部
211 プログラム
212 保守担当者情報
2121 保守担当者ID
2122 保守サーバ名
2123 携帯電話番号
2124 建屋ID
213 部屋情報
2131 建屋ID
2132 部屋ID
2133 部屋位置
214 センサ情報
2141 センサID
2142 センサ名
2143 部屋ID
2144 検出日時
215 IoT機器情報
2151 機器ID
2152 機器名
2153 種別
2154 部屋ID
2155 開始アクション
2156 終了アクション
2157 制御回数
2158 応答回数
2159 応答率
216 応答記録情報
2161 発信日時
2162 機器ID
2163 部屋ID
2164 応答有無
220 メモリ
230 通信部
240 制御部
241 登録部
242 受信部
243 発信部
244 特定部
245 送信部
246 算出部
300 建屋
310 部屋
311 人感センサ
312 IoT機器
313 IoT機器
320 部屋
321 人感センサ
322 IoT機器
323 IoT機器
330 部屋
331 人感センサ
332 IoT機器
333 IoT機器
400 携帯電話端末
U 保守担当者
N 通信網
N2 携帯電話網

Claims (10)

  1. 所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録する登録部と、
    前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信部と、
    前記障害通知を受信した場合に、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定部と、
    前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信部と、
    を備える障害通知支援装置。
  2. 前記特定部は、
    前記検出結果のうち検出日時が最新のものを特定し、
    当該特定された検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する
    請求項1に記載の障害通知支援装置。
  3. 前記特定部は、前記特定された被制御機器の種別に応じた制御命令をさらに特定し、
    前記送信部は、前記特定された制御命令を前記所定の制御命令として送信する
    請求項1又は2に記載の障害通知支援装置。
  4. 前記登録部は、前記建屋内の複数の前記被制御機器のそれぞれについて、当該被制御機器が設置された領域と、当該被制御機器の種別に応じた制御命令とを対応付けて登録し、
    前記特定部は、前記検出結果に対応付けられた領域を特定し、当該領域に対応付けられた被制御機器及び制御命令を特定する
    請求項3に記載の障害通知支援装置。
  5. 前記登録部は、前記発信に対して前記携帯電話端末から応答があった場合、前記制御命令が送信された被制御機器と応答記録とを対応付けて登録し、
    前記特定部は、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された被制御機器が2以上存在する場合、前記応答記録に基づいて前記被制御機器を特定する
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の障害通知支援装置。
  6. 前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令が送信されたことに応じた前記携帯電話端末からの応答率を、前記応答記録に基づいて被制御機器ごとに算出する算出部をさらに備え、
    前記登録部は、各被制御機器と前記算出された応答率とを対応付けて登録し、
    前記特定部は、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された被制御機器が2以上存在する場合、前記応答率がより高いものを優先して前記被制御機器を特定する
    請求項5に記載の障害通知支援装置。
  7. 前記特定部は、
    前記検出結果のうち検出日時が直近から所定期間内であるものが存在しない場合、前記複数の領域のいずれかに設置された各被制御機器の中から、対応付けられた前記応答率がより高いものを優先して前記被制御機器を特定する
    請求項6に記載の障害通知支援装置。
  8. 所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサと、当該人感センサが設置された領域と、当該領域に設置された1以上の被制御機器とを対応付けて記憶する記憶装置と、
    障害通知支援装置とを備え、
    前記障害通知支援装置は、
    前記人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて前記記憶装置に登録する登録部と、
    前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信部と、
    前記障害通知を受信した場合に、前記記憶装置を参照して、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定部と、
    前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信部と、
    を備える障害通知支援システム。
  9. コンピュータが、
    所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、
    当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録し、
    前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行い、
    前記障害通知を受信した場合に、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定し、
    前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する
    障害通知支援方法。
  10. 所定の情報システムの保守担当者が滞在すべき建屋内の複数の領域のそれぞれに設置された人感センサによる検出結果を取得し、当該検出結果と当該人感センサが設置された領域とを対応付けて登録する登録処理と、
    前記情報システムにおいて発生した障害の障害通知を受信した場合に、当該障害通知に対応する前記保守担当者の携帯電話端末に対して発信を行う発信処理と、
    前記障害通知を受信した場合に、前記検出結果に対応付けられた領域に設置された1以上の被制御機器を特定する特定処理と、
    前記特定された被制御機器に対して所定の制御命令を送信する送信処理と、
    をコンピュータに実行させる障害通知支援プログラム。
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