JP2022152404A - Axis deviation detection device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ライダなどの車載検出器の出力軸のずれ量を検出する軸ずれ検出装置に関する。
BACKGROUND OF THE
この種の装置として、従来、車両に搭載されたライダユニットの前方に光軸調整用装置を配置して、ライダユニットから光軸調整用装置にレーザ光を照射するとともに、照射結果に基づいて光軸のずれを検出するようにした装置が記載されている(例えば特許文献1参照)。 As a device of this type, conventionally, an optical axis adjusting device is arranged in front of a rider unit mounted on a vehicle, a laser beam is emitted from the lidar unit to the optical axis adjusting device, and light is emitted based on the irradiation result. A device adapted to detect axial misalignment has been described (see, for example, US Pat.
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、光軸(出力軸)のずれを検出するために、光軸調整用装置と称される特殊な治具を準備する必要があり、軸ずれを容易に検出することができない。
However, in the device described in
本発明の一態様である軸ずれ検出装置は、車両の周辺状況を検出するとともに、車体の一部である対象物が検出範囲に含まれるように設けられた検出器と、検出器により検出された対象物の表面の複数の点の位置に基づいて、検出器の出力軸の基準である基準軸からの軸ずれ量を算出する軸ずれ算出部と、を備える。 A shaft deviation detection device that is one aspect of the present invention detects a surrounding situation of a vehicle, and includes a detector that is provided so that an object that is a part of the vehicle body is included in a detection range; an axis deviation calculator for calculating the amount of axis deviation from a reference axis, which is the reference of the output axis of the detector, based on the positions of the plurality of points on the surface of the object.
本発明によれば、車両に搭載された検出器の軸ずれを容易に検出することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the axis deviation of the detector mounted in the vehicle can be detected easily.
以下、図1~図10を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る軸ずれ検出装置は車両に搭載される。図1は、本発明の実施形態に係る軸ずれ検出装置を有する車両100を斜め前方から見た車両全体の斜視図である。なお、図1には、車両100の前後方向(長さ方向)、左右方向(幅方向)および上下方向(高さ方向)を矢印で示す。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 to 10. FIG. A shaft deviation detection device according to an embodiment of the present invention is mounted on a vehicle. FIG. 1 is a perspective view of a
車両100は、例えば自動運転機能を有する自動運転車両あるいは運転支援機能を有する車両として構成される。このため、車両100には、他の車両や歩行者、自転車、ガードレール、中央分離帯等、車両100の周囲の動的および静的な物体(対象物)を検出する検出器が設けられる。検出器には、パルス状のレーザ光を照射するとともに対象物にて反射した反射光を検出することにより、対象物までの距離や方向を測定するライダ(LiDAR)と、電磁波を照射し反射波を検出することで対象物までの距離や方向を検出するレーダ(Radar)と、CCDやCMOS等の撮像素子を有し、車両周囲を撮像するカメラとが含まれる。軸ずれ検出装置は、これら検出器の軸ずれ量を検出するために用いられる。以下では、軸ずれ検出装置が適用される検出器がライダであるものとして説明する。
The
図1に示すように、車内の天井部1の前端部かつ左右方向中央部には、フロントガラス2に面してライダ10が取り付けられ、ライダ10によりフロントガラス2を介して車両前方の物体が検出される。ライダ10は、車両100の工場出荷時に、光軸調整を行って正規の位置に取り付けられる。すなわち、ライダ10の光軸がライダ10の前面から所定方向(基準方向)に向けて延びるように光軸調整(例えばライダ10の取付位置の調整)が行われ、これにより基準方向を中心として所定範囲内に含まれる物体の位置を精度よく検出することが可能となる。なお、基準方向は、例えば前方または前方かつやや斜め下方である。
As shown in FIG. 1, a
しかし、ライダ10は、車両100の使用年数の経過に伴い、あるいは車両100に何らかの衝撃が作用したことに伴い、取付位置のずれ等が生じるおそれがある。その結果、ライダ10の光軸の基準方向からの位置ずれが生じ、検出精度が低下するおそれがある。このような場合、ライダ10の検出値の校正を行う必要があるが、そのためには、ライダ10の光軸の基準軸からのずれ量を精度よく求める必要がある。このずれ量の検出を、例えば車両100の前方に特殊な治具を設置して行ったのでは、治具の準備にコストと手間がかかる。また、車両100が傾斜姿勢である場合には、車両100から離れて置かれた治具との相対位置関係がずれるため、ずれ量の検出を精度よく行うことが困難であり、ずれ量の検出作業時における制約が大きい。
However, as the
そこで、本実施形態では、治具を用いることなく、以下のようにしてライダ10の光軸のずれ量を検出する。具体的には、図1に検出イメージを示すように、ライダ10は、車両前方の物体だけでなく、車体の一部、すなわちボンネット3を検出範囲に含めるように設けられる。
Therefore, in the present embodiment, the displacement amount of the optical axis of the
図2は、ライダ10からの視点による、検出可能範囲を示す図であり、図2の矩形状の枠内が検出可能範囲AR1である。検出可能範囲AR1は、フロントガラス2の一部または全部の領域に相当する。図2に示すように、検出可能範囲AR1には、ボンネット3の上面の一部が含まれる。より詳しくは、ボンネット3の上面の最前部の左右全域が含まれる。なお、図2では、ボンネット3の前方の物体の図示を省略する。
FIG. 2 is a diagram showing the detectable range from the viewpoint from the
ライダ10は、ボンネット3の上面の凹凸状の複数の点P(特徴点)の位置を検出する。すなわち、ライダ10から各特徴点Pまでの距離と方向とを検出する。特徴点Pには、ボンネット3の左右両端角部におけるエッジ点P1,P2が含まれる。
The
図3は、車内から前方を見たときのライダ10とエッジ点P1,P2との位置関係の一例を模式的に示す図である。図3は、特に工場出荷時における位置関係を示す。このため、ライダ10は正規の位置に取り付けられ、ライダ10の光軸の方向は基準方向に一致する。このとき、ライダ10の姿勢を示す基準線(例えば水平方向に延在する基準線La)と、エッジ点P1,P2を結ぶ線分L0とは、平行である。
FIG. 3 is a diagram schematically showing an example of the positional relationship between the
図4Aは、経年劣化等によりライダ10の取付位置がずれた状態(例えば取付位置が左右方向に傾いた状態)を示す図である。図4Aでは、基準線Laは、エッジ点P1,P2を結ぶ線分L1に対して平行ではなく、傾いている。このため、ライダ10の光軸の方向が基準方向からずれている。
FIG. 4A is a diagram showing a state in which the mounting position of the
図4Bの実線は、基準線Laが傾いた状態のライダ10(図4A)から見た、すなわちライダ10を基準としたエッジ点P1,P2の位置を示す図である。なお、図4Bの点線は、基準線Laが傾く前の初期状態(図3)を示す。図4Bに示すように、ライダ10の取付位置がずれると、ライダ10により検出されるエッジ点P1,P2、すなわちライダ基準のエッジ点P1,P2の位置がずれる。このため、エッジ点P1,P2を結ぶ線分L1が線分L0に対して傾く。この場合の線分L0に対する線分L1のずれ量が、ライダ10の光軸のずれ量に相当する。このずれ量は、車載コントローラでの処理により、例えば以下のようにして算出することができる。
The solid lines in FIG. 4B show the positions of the edge points P1 and P2 as viewed from the rider 10 (FIG. 4A) with the reference line La tilted, that is, with the
まず、車両100の工場出荷時の検査工程において、コントローラは、ライダ10により検出された特徴点の中からエッジ点P1,P2を特定し、エッジ点P1,P2の3次元の位置座標を取得する(図3)。エッジ点P1,P2は、例えばライダ10からの距離が所定距離Lx内である複数の特徴点Pの中から、隣り合って位置する特徴点間の位置座標の変化が大きいかものを抽出することによって特定できる。なお、所定距離Lxは、ライダ10からボンネット3までの距離L3に所定長さΔL(例えば数cmないし数十cm)を足した距離に相当する。すなわち、所定距離Lxは、少なくともエッジ点P1,P2が含まれるような距離である。次いで、コントローラは、エッジ点P1,P2を結ぶ線分L0に沿ったベクトルv0(x0,y0,z0)を算出する。なお、線分L0に沿ったベクトルv0を基準ベクトルと呼ぶ。算出された基準ベクトルv0は、車載コントローラのメモリに記憶される。
First, in an inspection process when the
その後、工場出荷から所定期間の経過後の現在において、コントローラは、ライダ10により検出されたエッジ点P1,P2の位置座標を用いて、エッジ点P1,P2を結ぶ線分L1のベクトルv1(x1,y1,z1)を算出する(図4A)。そして、コントローラは、記憶された基準ベクトルv0(x0,y0,z0)と、算出されたベクトルv1(x1,y1,z1)とを用いて軸ずれ量α1(φ,θ,ψ)を算出する。例えばベクトルv0,v1を以下の行列式(I)に当てはめ、上記3変数に対する3本の式を解くことにより、軸ずれ量α1を算出する。
以上のようにして、左右のエッジ点P1,P2を結ぶベクトルv0,v1を用いて、軸ずれ量α1を算出できる。なお、これをエッジ点ベクトル基準による軸ずれ量α1の算出と呼ぶ。他の手法により、コントローラがライダ10の軸ずれ量を算出することもできる。例えばボンネット3の法線ベクトルを用いて、すなわち法線ベクトル基準により軸ずれ量α2を算出することもできる。
As described above, the axis deviation amount α1 can be calculated using the vectors v0 and v1 connecting the left and right edge points P1 and P2. Note that this is called calculation of the axis deviation amount α1 based on the edge point vector. The controller can also calculate the amount of misalignment of the
図5~図6Bを用いて、法線ベクトル基準による軸ずれ量α2の算出について説明する。図5は、車両側方から見た、ライダ10とボンネット3上の特徴点Pとの位置関係の一例を模式的に示す図である。なお、図5には、ライダ10による検出可能範囲AR2を模式的に三角形(二点鎖線)で示す。図5は、図3と同様、車両100の工場出荷時の位置関係を示す。この場合のライダ10の姿勢は、例えば前後方向に延びる基準線Lbで表される。なお、ライダ10の光軸の基準軸の方向は、例えば基準線Lbの方向に一致する。
Calculation of the axis deviation amount α2 based on the normal vector will be described with reference to FIGS. 5 to 6B. FIG. 5 is a diagram schematically showing an example of the positional relationship between the
図5に示すように、検出可能範囲AR2には、複数の特徴点Pが含まれる。なお、図示は省略するが、検出可能範囲AR2には、ボンネット3の前後方向だけでなく左右方向の全域にわたって複数の特徴点Pが含まれる。これら複数の特徴点Pの点群データにより、ボンネット3の上面に沿った検出面(基準面と呼ぶ)を生成することができる。図5には、この基準面に対する法線ベクトル(基準法線ベクトルと呼ぶ)n0が模式的に示される。
As shown in FIG. 5, a plurality of feature points P are included in the detectable range AR2. Although illustration is omitted, the detectable range AR2 includes a plurality of characteristic points P not only in the longitudinal direction of the
図6Aは、経年劣化等によりライダ10の取付位置がずれた状態(例えば取付位置が下方に傾いた状態)を示す図である。図6Aでは、基準線Lbの傾きは図5のものと異なる。このため、ライダ10の光軸の方向が基準方向からずれ、検出可能範囲AR2内の特徴点Pにより、図5の基準面とは異なる検出面が生成される。したがって、検出面に対する法線ベクトルn1は、図5の基準法線ベクトルn0とは異なる。
FIG. 6A is a diagram showing a state in which the mounting position of the
図6Bの実線は、基準線Lbが傾いた状態のライダ10(図6A)から見た特徴点Pの位置を示す図である。なお、図6Bの点線は、基準線Lbが傾く前の初期状態(図5)を示す。図6Bに示すように、ライダ10の取付位置がずれると、ライダ10により検出される特徴点Pの位置がずれる。このため、複数の特徴点Pによって得られる法線ベクトルn1が基準法線ベクトルn0に対してずれる。この場合の基準法線ベクトルn0に対する法線ベクトルn1のずれ量が、ライダ10の光軸のずれ量に相当する。このずれ量は、車載コントローラでの処理により、例えば以下のようにして算出することができる。
A solid line in FIG. 6B indicates the position of the feature point P as seen from the rider 10 (FIG. 6A) with the reference line Lb tilted. Note that the dotted line in FIG. 6B indicates the initial state (FIG. 5) before the reference line Lb is tilted. As shown in FIG. 6B, when the mounting position of the
まず、車両100の工場出荷時の検査工程において、コントローラは、ライダ10によって検出された特徴点の中から、所定距離Lx内に位置する複数の特徴点P、すなわちボンネット3の上面の複数の特徴点P(図5)を選択する。そして、コントローラは、選択された複数の特徴点Pによりボンネット3の上面に沿った基準面を生成するとともに、基準面に対する基準法線ベクトルn0(xn0,yn0,zno)を算出し、基準法線ベクトルn0を車載コントローラのメモリに記憶する。
First, in an inspection process when the
その後、工場出荷から所定期間の経過後の現在において、コントローラは、ライダ10により検出されたボンネット3の上面の複数の特徴点Pを用いて検出面を生成するとともに、検出面に対する法線ベクトルn1(xn1,yn1,zn1)を算出する(図6A)。そして、コントローラは、記憶された基準法線ベクトルn0(xn0,yn0,zno)と、算出された法線ベクトルn1(xn1,yn1,zn1)とを用いて軸ずれ量(φ,θ,ψ)を算出する。例えば上式(I)の行列式の(xo,y0,z0),(x1,y1,z1)を、(xn0,yn0,zn0),(xn1,yn1,zn1)にそれぞれ置き換えることにより、軸ずれ量α2を算出する。
Thereafter, at present, after a predetermined period of time has passed since the shipment from the factory, the controller generates a detection plane using a plurality of feature points P on the upper surface of the
図7は、本実施形態に係る軸ずれ検出装置101の要部構成を示すブロック図である。図7に示すように、軸ずれ検出装置101は、ライダ10とコントローラ50とを有する。コントローラ50は、CPU,ROM,RAMおよび他の周辺回路を有するコンピュータを含んで構成され、機能的構成として、軸ずれ算出部51と、校正部52と、記憶部53とを有する。
FIG. 7 is a block diagram showing the main configuration of the shaft
記憶部53には、予め工場出荷時の検査工程においてライダ10により検出された検出値に基づいて算出された基準値、すなわち、エッジ点P1,P2を結んで得られる基準ベクトルv0(図3)と、複数の特徴点Pにより生成される基準面の基準法線ベクトルn0(図5)とが記憶される。記憶部53には、所定距離Lx等、各種閾値も記憶される。
The
軸ずれ算出部51は、上述したエッジ点ベクトル基準(図4B)および法線ベクトル基準(図6B)によりライダ10の光軸の軸ずれ量α1,α2をそれぞれ算出する。すなわち、予め記憶部53に記憶された基準ベクトルv0と、現時点でライダ10により検出されたエッジ点P1,P2を結んで得られるベクトルv1とに基づいて、軸ずれ量α1を算出する。また、予め記憶部53に記憶された基準法線ベクトルn0と、現時点でライダ10により検出された特徴点Pにより得られる法線ベクトルn1とに基づいて、軸ずれ量α2を算出する。そして、これら2つの軸ずれ量α1、α2の平均値を算出し、これを現在の軸ずれ量α3として記憶部53に記憶する。
The
校正部52は、記憶部53に記憶された軸ずれ量α3を用いて、ライダ10の検出値を校正する。すなわち、ライダ10により検出された特徴点の座標を、軸ずれ量α3に基づいて座標変換する。
The calibrating
図8,図9A,図9Bは、ライダ10から車両前方を見たときの様子を示す正面図である。なお、図8は、図3、図5と同様、車両100の工場出荷時に対応する正面図である。すなわち、ライダ10が正規の位置に取り付けられているときの正面図であり、図9Aは、ライダ10の取付位置が反時計回りにずれた場合の正面図、図9Bは、ライダ10の取付位置が下方にずれた場合の正面図である。
8, 9A, and 9B are front views showing how the front of the vehicle is viewed from the
図8に示すように、ライダ10の検出可能範囲AR1の内側に、実際の検出範囲AR3が設定される。図9A,図9Bに示すように、ライダ10の取付位置がずれると検出範囲AR3もずれる。校正部52は、このずれに応じて校正を行うことで、検出範囲AR3を修正する。すなわち、図9Aの例では、検出範囲AR3を時計回りに修正し、図9Bの例では、検出範囲AR3を上向きに修正する。
As shown in FIG. 8 , an actual detection range AR3 is set inside the detectable range AR1 of the
図10は、図7のコントローラ50の主に軸ずれ算出部51で実行される処理(軸ずれ検出処理)の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えばユーザにより軸ずれ検出指令が入力される開始される。ユーザからの指令によらずに、所定周期で軸ずれ検出処理を行うようにしてもよい。軸ずれ検出処理は、車両100の電源スイッチがオンされた後、車両100の走行開始前に行うことが好ましい。
FIG. 10 is a flowchart showing an example of processing (axis deviation detection processing) mainly executed by the
まず、ステップS1で、ライダ10により検出された特徴点のデータを取得する。次いで、ステップS2で、ステップS1で取得された特徴点のうち、ライダ10からの距離が所定距離Lx内である特徴点Pを抽出する。次いで、ステップS3で、ステップS2で抽出された特徴点Pの中からエッジ点P1,P2を特定し、エッジ点P1,P2を結ぶベクトルv1を算出する。次いで、ステップS4で、算出されたベクトルv1と、予め記憶された基準ベクトルv0とを用いて、エッジ点ベクトル基準による軸ずれ量α1を算出する。
First, in step S1, data of feature points detected by the
次いで、ステップS5で、ステップS2で抽出された特徴点Pを用いてボンネット3の上面に対応する基準面を生成するとともに、基準面に垂直な法線ベクトルn1を算出する。次いで、ステップS6で、算出された法線ベクトルn1と、予め記憶された基準法線ベクトルn0とを用いて、法線ベクトル基準による軸ずれ量α2を算出する。次いで、ステップS7で、軸ずれ量α1とα2との平均値である軸ずれ量α3を算出する。最後に、軸ずれ量α3をメモリに記憶し、軸ずれ検出処理を終了する。以降、記憶された軸ずれ量α3を用いてライダ10の検出値の校正が行われる。
Next, in step S5, a reference plane corresponding to the upper surface of the
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態に係る軸ずれ検出装置101は、車両100の周辺状況を検出するとともに、車体の一部であるボンネット3が検出範囲に含まれるように設けられたライダ10と、ライダ10により検出されたボンネット3の表面の複数の特徴点Pの位置に基づいて、ライダ10の光軸の基準である基準軸からのずれ量を算出する軸ずれ算出部51と、を備える(図7)。
According to this embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The axis
これにより、経年劣化等によりライダ10の取付位置がずれた場合に、軸ずれ検出用の治具などを別途用いることなく、軸ずれ量を容易に算出することができる。このため、低コストで軸ずれ量を検出することができる。また、ライダ10により検出された車体の一部(ボンネット3)の上面の検出データに基づいて軸ずれ量を検出するので、車両100の姿勢が変化したとしてもその姿勢変化の影響を受けずに軸ずれ量を検出することができ、軸ずれ量の検出を容易に行うことができる。
As a result, when the mounting position of the
(2)軸ずれ検出装置101は、車両100の前後方向および左右方向に延在するボンネット3上の特徴点を基準にして軸ずれ量を検出する。このように比較的面積の広いボンネット3を基準にするため、軸ずれ量の検出の誤差が小さい。
(2) The axis
(3)ライダ10により検出されるボンネット上の複数の特徴点Pは、ボンネット3の左右両縁部のエッジ点P1,P2を含む(図2)。軸ずれ算出部51は、左右のエッジ点P1,P2を結んで得られるベクトルv0,v1に基づいて軸ずれ量α1を算出する(図10)。これにより軸ずれ量を容易かつ精度よく算出することができる。
(3) A plurality of feature points P on the hood detected by the
(4)ライダ10により検出されるボンネット上の複数の特徴点Pは、ボンネット3の表面形状に対応した面(基準面、検出面)を生成する点群である(図2,図5,図6A)。軸ずれ算出部51は、この点群の位置に基づいて算出される面に対する法線ベクトルn0,n1に基づいて軸ずれ量α2を算出する(図10)。これにより軸ずれ量を容易かつ精度よく算出することができる。
(4) A plurality of feature points P on the hood detected by the
上記実施形態は、種々の形態に変更することができる。以下、いくつかの変形例について説明する。上記実施形態では、車両100の周辺状況を検出する検出器としてライダ10を用い、ライダ10により車体の一部であるボンネット3の位置を検出するようにしたが、ライダ10により検出される対象物はボンネット以外のカバー部材であってもよい。カバー部材以外の車体の一部を対象物として、ライダが対象物の位置を検出するようにしてもよい。
The above embodiment can be modified in various forms. Some modifications will be described below. In the above embodiment, the
上記実施形態では、車内の前部にライダ10を設けるようにしたが、車内の後部や車外等、ライダ10を他の位置に設けることもできる。すなわち、車体の一部である対象物が検出範囲に含まれるように設けられるのであれば、ライダの取付位置は上述したものに限らない。上記実施形態では、ライダ10の光軸(出力軸)のずれ量を検出するようにしたが、他の検出器(例えばレーダ)の出力軸のずれ量を検出するようにしてもよい。したがって、本発明が適用される検出器はライダに限らない。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、軸ずれ算出部51が、ボンネット3の左右方向対称位置にある左右両端部の角部の点(エッジ点P1,P2)を結んで得られるベクトルv0,v1に基づいて、あるいは、ボンネット3の点群データにより求められるボンネット3の上面に対する法線ベクトルn0,n1に基づいて、軸ずれ量α1、α2を算出するようにしたが、軸ずれ算出部の構成はこれに限らない。すなわち、検出器により検出された対象物の表面の複数の点の位置に基づいて、検出器の出力軸の基準である基準軸からの軸ずれ量を算出するのであれば、軸ずれ算出部の構成はいかなるものでもよい。軸ずれ量α1、α2の平均値を求めるのではなく、軸ずれ量α1またはα2をそのまま軸ずれ量α3として設定してもよい。
In the above embodiment, the
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。 The above description is merely an example, and the present invention is not limited by the above-described embodiments and modifications as long as the features of the present invention are not impaired. It is also possible to arbitrarily combine one or more of the above embodiments and modifications, and it is also possible to combine modifications with each other.
3 ボンネット、10 ライダ、50 コントローラ、51 軸ずれ算出部、100 車両、101 軸ずれ検出装置、P 特徴点、P1,P2 エッジ点、v0 基準ベクトル、v1 ベクトル、n0 基準法線ベクトル、n1 法線ベクトル、α1,α2,α3 軸ずれ量
3
Claims (4)
前記検出器により検出された前記対象物の表面の複数の点の位置に基づいて、前記検出器の出力軸の基準である基準軸からの軸ずれ量を算出する軸ずれ算出部と、を備えることを特徴とする軸ずれ検出装置。 a detector that detects the surrounding conditions of the vehicle and is provided so that an object that is a part of the vehicle body is included in the detection range;
an axis deviation calculator that calculates an axis deviation amount from a reference axis, which is a reference of the output axis of the detector, based on the positions of the plurality of points on the surface of the object detected by the detector. An axis deviation detection device characterized by:
前記対象物は、前記車両の前後方向および左右方向に延在するカバー部材であることを特徴とする軸ずれ検出装置。 In the axis deviation detection device according to claim 1,
The shaft deviation detection device, wherein the object is a cover member extending in the front-rear direction and the left-right direction of the vehicle.
前記複数の点は、前記カバー部材の左右両縁部の点を含み、
前記軸ずれ算出部は、前記左右両縁部の点を結んで得られるベクトルに基づいて軸ずれ量を算出することを特徴とする軸ずれ検出装置。 In the axis deviation detection device according to claim 2,
The plurality of points include points on both left and right edges of the cover member,
The axis deviation detection device, wherein the axis deviation calculator calculates the amount of axis deviation based on a vector obtained by connecting points of the left and right edges.
前記複数の点は、前記カバー部材の表面形状に対応した面を生成する点群であり、
前記軸ずれ算出部は、前記点群の位置に基づいて算出される前記面に対する法線ベクトルに基づいて軸ずれ量を算出することを特徴とする軸ずれ検出装置。 In the axis deviation detection device according to claim 2,
the plurality of points is a point group that generates a surface corresponding to the surface shape of the cover member;
The axis deviation detection device, wherein the axis deviation calculation unit calculates the axis deviation amount based on a normal vector to the surface calculated based on the position of the point group.
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