JP2022150786A - Notification system - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、熱中症の予防に用いられる報知システムに関する。 The present disclosure relates to a notification system used to prevent heatstroke.
近年、高温の作業場所での作業により熱中症になる作業員が増加するリスクが生じているという問題があった。
特許文献1には、熱中症の対策として、熱中症の警報を発する機器が内蔵されている耳栓型の熱中症警報装置が記載されている(特許文献1参照。)。
In recent years, there has been a problem that there is a risk of an increase in the number of workers suffering from heatstroke due to working in high-temperature work places.
しかしながら、耳栓による音による報知では、聴覚による認知であるため、特に騒音が生じる場所では、熱中症のリスクを認知しにくいという問題があった。
本開示は、熱中症になるリスクをより認知しやすくする報知システムに関する技術を提供することを目的とする。
However, there is a problem that it is difficult to perceive the risk of heat stroke, especially in a noisy place, because the sound notification by the earplugs is based on auditory perception.
An object of the present disclosure is to provide a technology related to a notification system that makes it easier to recognize the risk of heatstroke.
本開示の一態様は、報知システムであって、取得部と、演算部と、報知部と、を備える。取得部は、作業員ごとの脱水状態の情報及び体温の情報の少なくとも一方を取得する。演算部は、取得部により取得された、作業員ごとの脱水状態の情報及び体温の情報の少なくとも一方に基づいて作業員の体力値を演算する。報知部は、演算部により演算された作業員の体力値の表示による報知を行う。 One aspect of the present disclosure is a notification system that includes an acquisition unit, a calculation unit, and a notification unit. The acquisition unit acquires at least one of dehydration state information and body temperature information for each worker. The computing unit computes the physical fitness value of the worker based on at least one of the dehydration state information and the body temperature information of each worker acquired by the acquiring unit. The notification unit performs notification by displaying the physical strength value of the worker calculated by the calculation unit.
このような構成によれば、報知部による表示による報知が行われ、表示された作業員の体力値から熱中症のリスクが判定でき、熱中症のリスクを認知しやすくなる。
本開示の一態様では、あらかじめ決められた警報条件を満たした場合に、警報の報知を行う警報報知部を備えてもよい。警報条件には、演算部により演算された作業員の体力値があらかじめ決められた閾値未満であることが含まれてもよい。
According to such a configuration, notification is performed by display by the notification unit, the risk of heat stroke can be determined from the displayed physical strength value of the worker, and the risk of heat stroke can be easily recognized.
An aspect of the present disclosure may include an alarm notification unit that issues an alarm when a predetermined alarm condition is satisfied. The warning condition may include that the worker's physical fitness value calculated by the calculation unit is less than a predetermined threshold.
このような構成によれば、警報条件を満たす場合に警報の報知が行われることで、警報を受けて、作業員の体力値が閾値以下であることが判定することができるため、熱中症のリスクを判定することができる。 According to such a configuration, the warning is issued when the warning condition is satisfied, so that it can be determined that the physical strength value of the worker is equal to or less than the threshold value upon receiving the warning. Risk can be determined.
本開示の一態様では、演算部は、作業員の初期の体力値である初期体力値を、作業時間の経過に従って、減算することにより体力値を算出させてもよい。
このような構成によれば、作業時間の経過に従って、算出された体力値に基づいた報知がなされるため、作業時間の経過に伴う作業員の熱中症のリスクの変化を確認することができる。
In one aspect of the present disclosure, the calculation unit may calculate the physical strength value by subtracting the initial physical strength value, which is the initial physical strength value of the worker, as the working time elapses.
According to such a configuration, since notification based on the calculated physical fitness value is given as the working time elapses, it is possible to confirm the change in the worker's risk of heat stroke as the working time elapses.
本開示の一態様では、演算部は、所定の単位時間の経過ごとに、体力値の減算を行うことにより、体力値の算出を行ってもよい。
このような構成によれば、所定の単位時間ごとに体力値の減算を行うことで体力値が算出されるため、単位時間が経過するごとの体力値の変化を確認することができる。
In one aspect of the present disclosure, the calculation unit may calculate the physical strength value by subtracting the physical strength value each time a predetermined unit time elapses.
According to such a configuration, since the physical strength value is calculated by subtracting the physical strength value every predetermined unit time, it is possible to check the change in the physical strength value each time the unit time passes.
本開示の一態様では、演算部は、単位時間が経過するごとの体力値の減算において、単位時間当たりの体力値の減算量は、単位時間中の発汗量が多くなるにしたがって大きくなるように構成されてもよい。 In one aspect of the present disclosure, the calculation unit, in the subtraction of the physical strength value per unit time, increases the amount of subtraction of the physical strength value per unit time as the amount of perspiration in the unit time increases. may be configured.
このような構成によれば、単位時間中の発汗量が多くなるにしたがって体力値の減算量が多くなる。このため、発汗量が多い場合に熱中症のリスクが高くなっていることを確認することができる。 According to such a configuration, the amount of subtraction from the physical strength value increases as the amount of perspiration per unit time increases. Therefore, it can be confirmed that the risk of heat stroke is high when the amount of perspiration is large.
本開示の一態様では、演算部は、単位時間が経過するごとの体力値の減算において、単位時間当たりの体力値の減算量は、単位時間中の体温が高くなるにしたがって大きくなるように構成されてもよい。 In one aspect of the present disclosure, the calculation unit is configured such that, in the subtraction of the physical strength value per unit time, the subtraction amount of the physical strength value per unit time increases as the body temperature increases during the unit time. may be
このような構成によれば、単位時間中の体温が高くなるにしたがって体力値の減算量が多くなる。このため、体温が高い場合に熱中症のリスクが高くなっていることを確認することができる。 According to such a configuration, the amount of subtraction from the physical strength value increases as the body temperature per unit time increases. Therefore, it can be confirmed that the risk of heat stroke is high when the body temperature is high.
[1.構成]
報知システム1は、図1に示すように、複数のウェアラブル端末10と管理端末20とを主に備える。
[1. Constitution]
The
複数のウェアラブル端末10のそれぞれを区別する際には、複数のウェアラブル端末10をそれぞれウェアラブル端末10a、ウェアラブル端末10b、ウェアラブル端末10cと記載する。
When distinguishing between the plurality of
<ウェアラブル端末>
ウェアラブル端末10は、ウェアラブル端末10を装着している作業員の情報およびウェアラブル端末10の周囲の環境の情報を測定し、管理端末20と通信を行い、測定結果を送信する。
<Wearable terminal>
The
なお、本実施形態では、ウェアラブル端末10は、例えば、腕時計型の端末である例に適用して説明する。
ウェアラブル端末10のハードウェア構成について図2を用いて説明する。
In addition, in this embodiment, the
A hardware configuration of the
ウェアラブル端末10は、センサ類11と、表示画面13と、タッチパネル15と、通信モジュール17と、マイコン19と、を備える。
センサ類11は、ウェアラブル端末10を装着している作業員と、ウェアラブル端末10の周囲の環境との情報を取得するセンサである。
The
The
本実施形態では、センサ類11には、体温センサ111、発汗量センサ113、心拍センサ115、気温・湿度センサ117が含まれる例に適用して説明する。
体温センサ111は、ウェアラブル端末10を装着している作業員の体温を測定するセンサである。
In this embodiment, an example in which the
The
発汗量センサ113は、ウェアラブル端末10を装着している作業員の皮膚から蒸散する水分量を発汗量として測定するセンサである。
心拍センサ115は、ウェアラブル端末10を装着している作業員の心拍数を測定するセンサである。
The
The
気温・湿度センサ117は、ウェアラブル端末10の周囲の気温および湿度を測定するセンサである。
表示画面13は、ウェアラブル端末10を装着している作業員に対する表示による報知を行う。
The temperature/
The
タッチパネル15は、ウェアラブル端末10に配置され、装着している作業者によるタッチ操作等が入力可能に構成される。
通信モジュール17は、少なくとも管理端末20との通信に用いられる。ウェアラブル端末10と管理端末20との通信は特に限定されないが、本実施形態では、インターネットを通じた通信である例に適用して説明する。
The
The communication module 17 is used for communication with at least the
マイコン19は、ウェアラブル端末10が行う種々の処理を実行する。
マイコン19は、CPU191と、メモリ193とを備える。
CPU191は、所定のプログラムを実行する。
The microcomputer 19 executes various processes performed by the
The microcomputer 19 has a
メモリ193は、CPU191により実行されるプログラムおよび種々の情報を記憶する。メモリ193は、具体的には、図3に示すように、プロフィール領域193aと、睡眠時間領域193bと、プログラム領域193cと、履歴領域193dと、を有する。
プロフィール領域193aには、ウェアラブル端末10を装着する作業員のプロフィール情報が記憶される。プロフィール領域193aに記憶される作業員のプロフィール情報としては、例えば、作業員の年齢、性別が記憶されてもよい。
Profile information of the worker wearing the
睡眠時間領域193bは、作業員の睡眠時間を記憶する領域である。作業員の睡眠時間は、例えば、タッチパネル15による入力操作により入力されるものであってもよい。
プログラム領域193cは、CPU191により実行されるプログラムが記憶される。本実施形態では、CPU191により実行されるプログラムとしては、管理端末20からの要求に応じて、センサ類11により測定された情報およびメモリ193に記憶された情報を、通信モジュール17を用いて管理端末20に送信する処理が含まれる例に適用して説明する。
The
A program to be executed by the
履歴領域193dは、センサ類11により測定された測定結果の履歴が記憶される領域である。
<管理端末>
管理端末20は、複数のウェアラブル端末10と通信し、ウェアラブル端末10において測定された情報を取得する端末である。管理端末20としては、例えば、いわゆるタブレット端末が用いられてもよい。
The
<Management terminal>
The
管理端末20は、図4に示すように、表示画面21と、通信モジュール23と、マイコン25と、を備える。
表示画面21は、管理端末20に配置され、マイコン25による処理に応じて表示を行う。
The
The
通信モジュール23は、少なくともウェアラブル端末10との通信に用いられる。ウェアラブル端末10と管理端末20との通信は特に限定されないがインターネットを通じた通信であってもよい。
The
マイコン25は、管理端末20が行う種々の処理を実行する。
マイコン25は、CPU251とメモリ252とを備える。
CPU251は、メモリ252に記憶されたプログラムを少なくとも実行する。
The
The
The
メモリ252は、CPU251により実行されるプログラムを記憶する。メモリ252に記憶されるプログラムとしては後述する表示処理を実行するためのプログラムが含まれる。
The
[2.作用]
<表示処理>
ここで、管理端末20のCPU251が実行する表示処理について、図5を用いて説明する。
[2. action]
<Display processing>
Display processing executed by the
なお、表示処理は、管理端末20の表示画面21に、作業員の体力に関する情報を表示する処理である。
S110で、CPU251は、当該実行された表示処理が初回の表示処理であるか否かを判定する。
Note that the display process is a process of displaying information about the physical strength of the worker on the
In S110, the
本実施形態での初回の表示処理とは、当該作業日の作業開始時刻の後に最初に開始される表示処理である例に適用して説明する。
CPU251は、S110で、当該実行された表示処理が初回の表示処理であると判定した場合には、S120に処理を移行する。
The first display process in the present embodiment is applied to an example in which the first display process is started after the work start time of the work day.
When the
S120で、CPU251は、初期取得処理を実行する。
ここで、初期取得処理とは、ウェアラブル端末10を付ける作業員ごとの初期体力値Ps及び最大体力値Pmaxを算出するために用いられる情報を取得する処理である。初期取得処理の詳細は後述する。
In S120, the
Here, the initial acquisition process is a process of acquiring information used for calculating the initial physical strength value Ps and the maximum physical strength value Pmax for each worker wearing the
S130で、CPU251は、初期演算処理を実行する。
ここで、初期演算処理とは、ウェアラブル端末10を付ける作業員ごとの初期体力値Ps及び最大体力値Pmaxを演算する処理である。初期演算処理の詳細は後述する。
In S130, the
Here, the initial calculation processing is processing for calculating the initial physical strength value Ps and the maximum physical strength value Pmax for each worker wearing the
一方、CPU251は、S110で、当該実行された表示処理が初回の表示処理ではないと判定した場合には、S140に処理を移行する。
S140で、CPU251は、取得処理を実行する。取得処理は、ウェアラブル端末10からウェアラブル端末10を身につけている作業員の現在の体力を演算するために用いられるデータを取得する。ここで、作業員の体力を演算するためのデータとしては、例えば、作業員の体温、発汗量、心拍数並びに作業員の周囲の気温および湿度に関するデータである例に適用して説明する。
On the other hand, when the
In S140, the
S150で、CPU251は、演算処理を実行する。演算処理は、S140での取得処理により取得したウェアラブル端末10を身につけている作業員の現在の体力値Pを演算するための処理である。なお、ここでいう体力値Pとは、ウェアラブル端末10を身につけている作業員の体力に関連する値である。体力値Pは、小さくなるほど、熱中症のリスクが高くなる値が用いられる例に適用して説明する。演算処理の詳細は後述する。なお、ウェアラブル端末10を身につけている作業員が複数存在する場合には、作業員ごとに、体力値Pを演算する。
In S150, the
S160で、CPU251は、報知処理を実行し、S140に戻り以降の処理を実行する。報知処理は、演算結果の表示を含む。演算結果の表示は、具体的には、図6に示すように、作業員ごとに体力値Pを表す棒グラフで表されるように表示されてもよい。各棒グラフは、最大体力値Pmaxに対する体力値の割合を表す例に適用して説明する。なお、棒グラフの報知部分の色を体力値Pに応じて色分けして表示するものであってもよい。
In S160, the
なお、S140での処理が取得部としての処理の一例に相当し、S150での処理が演算部としての処理の一例に相当し、S160での処理が報知部としての処理の一例に相当する。 The processing in S140 corresponds to an example of processing as an acquisition unit, the processing in S150 corresponds to an example of processing as a calculation unit, and the processing in S160 corresponds to an example of processing as a notification unit.
<初期取得処理>
次に、表示処理のS120で実行される初期取得処理の詳細について図7を用いて説明する。
<Initial Acquisition Processing>
Next, details of the initial acquisition process executed in S120 of the display process will be described with reference to FIG.
S210で、CPU251は、ウェアラブル端末10のプロフィール領域193aに記憶されたプロフィール情報を取得する。ここでいうプロフィール情報とは、作業員の身長及び体重などの体力値Pの演算に用いられる値である。
In S<b>210 , the
S220で、CPU251は、ウェアラブル端末10の睡眠時間領域193bに記憶された作業員の睡眠時間を取得する。ここで、睡眠時間領域193bへの作業員の睡眠時間の記憶は、ウェアラブル端末10が起動した際に、入力するように求めるものであってもよい。
In S<b>220 , the
CPU251は、S220での処理を実行した後、初期取得処理を終了する。
<初期演算処理>
次に、表示処理のS130で実行される初期演算処理の詳細について図8を用いて説明する。
After executing the process in S220, the
<Initial calculation processing>
Next, the details of the initial calculation process executed in S130 of the display process will be described with reference to FIG.
S310で、CPU251は、最大体力値Pmaxを演算する。ここで、最大体力値Pmaxは、例えば、ウェアラブル端末10を付けた作業員と同じようなプロフィールをもつ人間が有する体力の平均値が用いられてもよい。最大体力値Pmaxは、例えば、その作業員が平均的な体力を有する者であった場合に、体調が良好である場合に有する体力に対応した値が設定されてもよい。最大体力値Pmaxの値としては、500から1000までの値が設定されてもよい。
In S310, the
プロフィール情報に基づく最大体力値Pmaxの演算は、公知の方法を用いることによりなされる例に適用して説明する。
S320で、CPU251は、初期体力値Psを演算する。ここで、初期体力値Psは、その日の体力の初期値、言い換えると、作業開始時の体力の値、作業により体力を消耗していない状態での体力の値である。初期体力値Psは、例えば、最大体力値Pmaxとその日の作業員の睡眠時間とに応じた値が設定されてもよい。具体的には、睡眠時間が6時間以上である場合には、最大体力値Pmaxを初期体力値Psとして設定し、睡眠時間が6時間未満である場合には、最大体力値Pmaxに係数0.8を乗算して初期体力値Psとして設定してもよい。さらに睡眠時間が3時間未満である場合には、最大体力値Pmaxに係数0.5を乗算して初期体力値Psとして設定してもよい。なお、睡眠時間に応じた係数は、適宜設定されてもよい。
The calculation of the maximum physical strength value Pmax based on the profile information will be described by applying an example of using a known method.
In S320, the
CPU251は、S320での処理を実行した後、初期演算処理を終了する。
<取得処理>
次に、表示処理のS140で実行される取得処理の詳細について、図9を用いて説明する。
After executing the processing in S320, the
<Acquisition processing>
Next, details of the acquisition process executed in S140 of the display process will be described with reference to FIG.
S410で、CPU251は、環境情報を取得する。ここでいう環境情報とは、ウェアラブル端末10の周囲の環境に関する情報であり、例えば、ウェアラブル端末10の周囲の気温および湿度が含まれる例に適用して説明する。なお、気温および湿度の情報は、ウェアラブル端末10が備える、気温・湿度センサ117により測定される例に適用して説明する。ここで取得される気温および湿度の情報は、所定の単位時間内の気温および湿度の平均値である例に適用して説明する。
In S410, the
S420で、CPU251は、体温情報を取得する。ここでいう体温情報とは、ウェアラブル端末10を付けた作業者の体温の情報である。体温情報は、ウェアラブル端末10に配置された体温センサ111により測定されてもよい。ここで取得される体温情報が表す体温は、所定の単位時間内の体温の平均値である例に適用して説明する。
In S420, the
S430で、CPU251は、発汗量情報を取得する。ここでいう発汗量情報とは、ウェアラブル端末10を付けた作業者の発汗量に関する情報である。発汗量情報は、ウェアラブル端末10に配置された発汗量センサ113により測定されたものが用いられる例に適用して説明する。ここで取得される発汗量情報が表す発汗量は、所定の単位時間内の発汗量の合計である例に適用して説明する。
In S430, the
S440で、CPU251は、心拍数情報を取得し、取得処理を終了する。ここでいう心拍数情報とは、ウェアラブル端末10を付けた作業者の心拍数の情報である。心拍数情報は、ウェアラブル端末10に配置された心拍センサ115により測定されたものが用いられる例に適用して説明する。
In S440, the
<演算処理>
次に、表示処理のS150で実行される演算処理の詳細について、図10を用いて説明する。
<Calculation processing>
Next, details of the arithmetic processing executed in S150 of the display processing will be described with reference to FIG.
S510で、CPU251は、体力値Pを設定する。ここで設定される体力値Pは、初回は、S320で演算された初期体力値Psが設定される。また、2回目以降は、直近の演算処理のS520で演算された体力値Pが設定される。
In S510, the
S520で、CPU251は、体力値Pを演算する。ここで、体力値Pの演算は、作業時間に基づいて減算することにより算出される。体力値Pの演算の詳細は後述する。
S530で、CPU251は、警告条件を満たすか否かを判定する。ここでいう警告条件とは、作業を中断し、休憩すべき状況であるか否かを判定するための条件である。
In S520, the
In S530, the
具体的には、例えば、S520で演算された体力値Pがあらかじめ決められた閾値未満となった場合に警告条件を満たすと判定されてもよい。
CPU251は、S530で、警告条件を満たすと判定した場合には、S540に処理を移行する。
Specifically, for example, it may be determined that the warning condition is satisfied when the physical fitness value P calculated in S520 is less than a predetermined threshold value.
When the
S540で、CPU251は、警告をオンに設定する。
一方、CPU251は、S530で、警告条件を満たさないと判定した場合には、演算処理を終了する。すなわち、警告をオフの状態のまま、演算処理を終了する。
In S540, the
On the other hand, when the
<体力値の演算>
体力値Pの演算については、例えば、次のように演算される例に適用して説明する。
体力値P=過去の体力値Pp―10×単位作業時間T×作業係数
ここで、作業係数は、体温、発汗量、心拍数、気温・湿度のデータに基づいて設定される。作業係数は、初期値として1が設定され、体温、発汗量、心拍数、気温・湿度のデータに応じて乗算されることにより演算されてもよい。
<Physical strength value calculation>
Calculation of the physical fitness value P will be described by applying it to an example of calculation as follows, for example.
Physical fitness value P=past physical fitness value Pp-10*unit work time T*work coefficient Here, the work coefficient is set based on body temperature, perspiration amount, heart rate, and temperature/humidity data. The work coefficient may be calculated by setting 1 as an initial value and multiplying it according to the data of body temperature, perspiration amount, heart rate, and temperature/humidity.
例えば、体温が36.9℃以下である場合、作業係数に1を乗算し、37.0℃以上37.9℃以下である場合に、作業係数に1.5を乗算する。38.0℃以上で作業係数に2.0を乗算する。 For example, if the body temperature is 36.9° C. or less, the work coefficient is multiplied by 1, and if the body temperature is 37.0° C. or more and 37.9° C. or less, the work coefficient is multiplied by 1.5. Multiply the work factor by 2.0 above 38.0°C.
発汗量が、1時間当たり1リットル未満である場合には、作業係数に1を乗算し、1時間当たり1リットル以上2リットル未満である場合には作業係数に1.5を乗算する。また、1時間当たり2リットル以上である場合には作業係数に2.0を乗算する。 If the perspiration is less than 1 liter per hour, the work factor is multiplied by 1; if it is 1 liter or more and less than 2 liters per hour, the work factor is multiplied by 1.5. Also, if it is 2 liters or more per hour, the work factor is multiplied by 2.0.
心拍数が、1分間当たり60回未満である場合には、作業係数に1を乗算し、1分間当たり60回以上90回未満である場合には作業係数に1.5を乗算する。また、1分間当たり90回以上である場合には作業係数に2.0を乗算する。 If the heart rate is less than 60 beats per minute, multiply the work factor by 1; if it is greater than or equal to 60 beats per minute and less than 90 beats per minute, multiply the work factor by 1.5. Also, if the number is 90 or more per minute, the work coefficient is multiplied by 2.0.
気温が、25℃未満である場合には、作業係数に1.0を乗算し、25℃以上30℃未満である場合には、作業係数に1.5を乗算する。また、気温が30℃以上である場合には、作業係数に2.0を乗算する。 If the air temperature is less than 25°C, the work factor is multiplied by 1.0; Also, if the air temperature is 30° C. or higher, the work coefficient is multiplied by 2.0.
単位作業時間Tは、例えば、体力値Pが更新される周期に対応した時間が設定されてもよく、例えば10分間を1として設定されてもよい。すなわち、例えば、作業計数が1である場合には、10分ごとに10ずつ体力値Pが減少するように演算されてもよい。 The unit work time T may be set, for example, to a time corresponding to the period in which the physical fitness value P is updated, and may be set to 1, for example, 10 minutes. That is, for example, when the work count is 1, the physical strength value P may be calculated to decrease by 10 every 10 minutes.
<報知処理>
次に、表示処理のS150で実行される演算処理の詳細について、図11を用いて説明する。
<Notification processing>
Next, details of the arithmetic processing executed in S150 of the display processing will be described with reference to FIG.
S610で、CPU251は、警告がオンに設定されているか否か判定する。ここでいう警告がオンであるとは、演算処理のS540で警告設定がオンに設定されていることをいう。
In S610, the
CPU251は、S610で、警告がオンではない、言い換えると警告がオフに設定されていると判定した場合にはS620に処理を移行する。
S620で、CPU251は、後述するS630で体力値Pを表示する際の表示態様を設定する。ここで、体力値Pの表示態様は、最大体力値Pmaxに対する体力値Pの割合に応じて設定される例に適用して説明する。具体的には、体力値Pが30%未満であれば赤、30%以上50%未満であれば黄色、50%以上であれば緑色といったように色分けするように設定されてもよい。
When the
In S620, the
S630で、CPU251は、S620で設定された表示態様にしたがって、体力値Pを管理端末20の表示画面21に表示する。ここで、ウェアラブル端末10が複数存在する場合には、ウェアラブル端末10ごと、すなわちウェアラブル端末10を装着している作業員ごとのデータが、表示画面21に表示される。CPU251は、S630の後、報知処理を終了する。
At S630, the
S610に戻り、CPU251は、S610で、警告がオンに設定されていると判定した場合には、S640に処理を移行する。
S640で、CPU251は、管理端末20の表示画面21に警告表示を実行する。ここでいう警告表示とは、作業員が熱中症にかかる可能性が高いことを表す表示である。なお、S640では、強調表示とあわせて、当該警告がオンとなるトリガーとなった作業員のデータが見やすいように強調表示してもよい。具体的には、複数の作業員のデータがあり、そのうちに熱中症にかかる可能性が高い作業員のデータが存在する場合には、その熱中症にかかる可能性が高い作業員を特定できるように強調して表示してもよい。
Returning to S610, when the
In S<b>640 , the
S650で、CPU251は、ウェアラブル端末10に警告報知を行うように通信する。警告報知は、ウェアラブル端末10を装着している作業員に対して、熱中症の危険があることを通知する報知である。
In S650, the
S650での処理の後、CPU251は、S620に処理を移行し、以降の処理を実行する。
[3.効果]
本実施形態の報知システム1は取得部と、演算部と、報知部と、を備える。取得部は、作業員ごとの脱水状態の情報及び体温の情報の少なくとも一方を取得する。演算部は、取得部により取得された、作業員ごとの脱水状態の情報及び体温の情報の少なくとも一方に基づいて作業員の体力値を演算する。報知部は、演算部により演算された作業員の体力値の表示による報知を行う。
After the processing in S650, the
[3. effect]
The
このような構成によれば、表示された作業員の体力値から熱中症のリスクが判定できる。
本開示の一態様では、あらかじめ決められた警報条件を満たした場合に、警報の報知を行う警報報知部を備えてもよい。警報条件には、演算部により演算された作業員の体力値があらかじめ決められた閾値未満であることが含まれてもよい。
According to such a configuration, the risk of heat stroke can be determined from the displayed physical fitness value of the worker.
An aspect of the present disclosure may include an alarm notification unit that issues an alarm when a predetermined alarm condition is satisfied. The warning condition may include that the worker's physical fitness value calculated by the calculation unit is less than a predetermined threshold.
このような構成によれば、警報条件を満たす場合に警報の報知が行われることで、警報を受けて、作業員の体力値が閾値以下であることが判定することができるため、熱中症のリスクを判定することができる。 According to such a configuration, the warning is issued when the warning condition is satisfied, so that it can be determined that the physical strength value of the worker is equal to or less than the threshold value upon receiving the warning. Risk can be determined.
本開示の一態様では、演算部は、作業員の初期の体力値である初期体力値を、作業時間の経過に従って、減算することにより体力値を算出させてもよい。
このような構成によれば、作業時間の経過に従って、算出された体力値に基づいた報知がなされるため、作業時間の経過に伴う作業員の熱中症のリスクの変化を確認することができる。
In one aspect of the present disclosure, the calculation unit may calculate the physical strength value by subtracting the initial physical strength value, which is the initial physical strength value of the worker, as the working time elapses.
According to such a configuration, since notification based on the calculated physical fitness value is given as the working time elapses, it is possible to confirm the change in the worker's risk of heat stroke as the working time elapses.
本開示の一態様では、演算部は、所定の単位時間経過ごとに、体力値の減算を行うことにより、体力値の算出を行ってもよい。
このような構成によれば、所定の単位時間ごとに体力値の減算を行うことで体力値が算出されるため、単位時間が経過するごとの体力値の変化を確認することができる。
In one aspect of the present disclosure, the calculation unit may calculate the physical strength value by subtracting the physical strength value each time a predetermined unit time elapses.
According to such a configuration, since the physical strength value is calculated by subtracting the physical strength value every predetermined unit time, it is possible to check the change in the physical strength value each time the unit time passes.
本開示の一態様では、演算部は、単位時間が経過するごとの体力値の減算において、単位時間当たりの体力値の減算量は、単位時間中の発汗量が多くなるにしたがって大きくなるように構成されてもよい。 In one aspect of the present disclosure, the calculation unit, in the subtraction of the physical strength value per unit time, increases the amount of subtraction of the physical strength value per unit time as the amount of perspiration in the unit time increases. may be configured.
このような構成によれば、単位時間中の発汗量が多くなるにしたがって体力値の減算量が多くなる。このため、発汗量が多い場合に熱中症のリスクが高くなっていることを確認することができる。 According to such a configuration, the amount of subtraction from the physical strength value increases as the amount of perspiration per unit time increases. Therefore, it can be confirmed that the risk of heat stroke is high when the amount of perspiration is large.
本開示の一態様では、演算部は、単位時間が経過するごとの体力値の減算において、単位時間当たりの体力値の減算量は、単位時間中の体温が高くなるにしたがって大きくなるように構成されてもよい。 In one aspect of the present disclosure, the calculation unit is configured such that, in the subtraction of the physical strength value per unit time, the subtraction amount of the physical strength value per unit time increases as the body temperature increases during the unit time. may be
このような構成によれば、単位時間中の体温が高くなるにしたがって体力値の減算量が多くなる。このため、体温が高い場合に熱中症のリスクが高くなっていることを確認することができる。 According to such a configuration, the amount of subtraction from the physical strength value increases as the body temperature per unit time increases. Therefore, it can be confirmed that the risk of heat stroke is high when the body temperature is high.
[4.他の実施形態]
(1)上記実施形態では、警告条件は体力値Pがあらかじめ決められた閾値以下である場合に警告条件を満たすと判定した。しかしながら警告条件は、体力値Pに基づくものに限定されるものではない。例えば、取得された環境情報が表す気温が作業を継続することができる気温以上の気温であった場合に、警告条件を満たすものと判定されてもよい。また、体温センサ111、発汗量センサ113や心拍センサ115等から取得される値が、熱中症の前兆症状であると判定される場合に、警告条件を満たすものと判定されてもよい。例えば、体温センサ111において取得される作業員の体温が、37℃以上などのあらかじめ決められた閾値以上である場合に警告条件を満たすと判定されてもよい。
[4. Other embodiments]
(1) In the above embodiment, it is determined that the warning condition is satisfied when the physical strength value P is equal to or less than a predetermined threshold value. However, the warning conditions are not limited to those based on the physical fitness value P. For example, it may be determined that the warning condition is satisfied when the temperature represented by the acquired environmental information is equal to or higher than the temperature at which work can be continued. Further, when the values obtained from the
(2)また、ウェアラブル端末10に配置されたセンサ類11のうち、複数のセンサから警告条件を満たすか否かを判定するものであってもよい。例えば、発汗量センサ113において測定された発汗量が減少し、かつ、気温・湿度センサ117が示す気温が低下していない場合などに警告条件を満たすと判定するものであってもよい。すなわち、熱中症の前兆において、発汗量が減少するとの症状が起こりうるため、このような症状と対応した警告条件が設定されてもよい。
(2) Moreover, among the
(3)また、図12に示すように、上記実施形態の報知システム1に、さらに、管理端末20と通信可能なサーバ30が設けられてもよい。サーバ30は、例えば、熱中症にかかる可能性が高いか否かを判定するために必要な情報を記憶したものであってもよい。具体的にはサーバ30には、過去の熱中症の事例などの情報が記憶されてもよい。例えば、過去の熱中症の事例において、熱中症になる前兆となる体温情報や発汗量の情報が記憶されていてもよい。また、熱中症になる可能性が高いと考えられる環境情報が記憶されていてもよい。
(3) Further, as shown in FIG. 12, the
(4)またサーバ30は、熱中症に関連する情報を他の報知システム1が有するサーバ30と共有するように構成されてもよい。具体的にはインターネットなどのネットワークを通じて情報の送受信を行うように構成されてもよい。
(4) The
(5)サーバ30は、過去の作業員が熱中症になった際のセンサのデータから、熱中症にかかる場合のデータの値について、学習する構成を有していてもよい。
(6)さらに、サーバ30は、上記実施形態において、ウェアラブル端末10又は管理端末20が実行している処理の少なくとも一部を実行するものであってもよい。具体的には、演算処理をサーバ30で実行することにより、管理端末20の処理負荷を軽減するものであってもよい。このような場合、演算処理に必要なデータは、ウェアラブル端末10又は管理端末20からサーバ30に送信されるものであってもよい。
(5) The
(6) Furthermore, the
(7)上記実施形態では、作業を行うことにより体力値Pが減算される例に適用して説明した。体力値Pは、休憩により加算されるものであってもよい。休憩による体力値Pの加算は、休憩時間の長さや、休憩中の作業員の周囲の環境に応じて加算されるものであってもよい。すなわち、休憩時間が長いほど、体力値Pが加算されるものであってもよく、休憩中の作業員の周囲の温度が適温であるほど、体力値Pを加算するものであってもよい。休憩時間の開始は、管理端末20の操作により設定されてもよい。休憩時間中の体力値Pの加算量は、ウェアラブル端末10のセンサ類11により取得される情報に応じて設定されてもよい。また、管理端末20の端末の操作により体力値Pが一定量加算するように構成されてもよい。
(7) In the above-described embodiment, an example in which the physical strength value P is subtracted by performing work has been described. The physical strength value P may be added by resting. The addition of the physical strength value P due to the break may be added according to the length of the break time and the surrounding environment of the worker during the break. That is, the physical strength value P may be increased as the break time is longer, or the physical strength value P may be increased as the ambient temperature of the worker during the break is more appropriate. The start of the rest period may be set by operating the
(8)上記実施形態では、体力値Pを表す表示は棒グラフのように表示されるとしたが、体力値Pを表す表示は棒グラフのように表示されるものに限定されるものではなく、図13のように円形のグラフで表されるものであってもよい。この円形のグラフでは、図14に示すように体力値Pの大きさに応じて、円グラフの面積が大きくなるように表示されてもよい。また、体力値Pが棒グラフで表現されていた場合と同様に、体力値Pを表しているグラフの表示態様が最大体力値Pmaxに対する体力値Pの割合に応じて、変更されてもよい。 (8) In the above embodiment, the physical strength value P is displayed like a bar graph, but the physical strength value P is not limited to being displayed like a bar graph. 13 may be represented by a circular graph. This circular graph may be displayed so that the area of the circular graph increases according to the magnitude of the physical fitness value P, as shown in FIG. 14 . Further, similarly to the case where the physical strength value P is represented by a bar graph, the display mode of the graph representing the physical strength value P may be changed according to the ratio of the physical strength value P to the maximum physical strength value Pmax.
(9)上記実施形態では、ウェアラブル端末10と管理端末20とがインターネットを通じて通信を行う例に適用して説明した。しかしながら、ウェアラブル端末10と管理端末20とは直接通信を行う構成に限定されるものではない。例えば、作業者が所持しているスマートフォンなどの通信端末を経由して通信を行うものであってもよい。
(9) In the above embodiment, an example was described in which the
(10)上記実施形態の初期取得処理のプロフィール情報取得において、体内の含水率を取得するものであってもよい。
体内の含水率は、筋肉量から算出されるものであってもよい。筋肉量は、体組成計などから取得されるものが用いられてもよい。
(10) In acquiring profile information in the initial acquisition process of the above embodiment, the water content in the body may be acquired.
The water content in the body may be calculated from muscle mass. The muscle mass obtained from a body composition meter or the like may be used.
また、体内の含水率が高い者に対しては、熱中症であると判断されにくくなるように構成されてもよい。
具体的には、例えば、初期演算処理において、基礎体力値又は最大体力値が高く設定されるように構成されてもよい。また、演算処理の体力値の演算において、体力値の減少幅が小さくなるように構成されてもよい。
Moreover, it may be configured such that it is difficult to determine that a person with a high moisture content in the body is suffering from heat stroke.
Specifically, for example, in the initial calculation process, the basic physical strength value or the maximum physical strength value may be set high. Further, in the calculation of the physical strength value in the arithmetic processing, the reduction width of the physical strength value may be reduced.
(11)上記実施形態の初期取得処理のプロフィール情報取得において、体脂肪率を取得するものであってもよい。
体脂肪率は、体組成計などから通信などにより取得されるものが用いられてもよい。
(11) Body fat percentage may be acquired in the acquisition of profile information in the initial acquisition process of the above embodiment.
The body fat percentage obtained by communication from a body composition meter or the like may be used.
また、体脂肪率が高い者に対しては、皮下脂肪が多く、皮膚温が上昇しにくいため、放熱しにくい、このため、熱中症であると判断されやすくなるように構成されてもよい。
具体的には、例えば、初期演算処理において、基礎体力値又は最大体力値を低く設定されるように構成されてもよい。また、演算処理の体力値の演算において、体力値の減少幅が大きくなるように構成されてもよい。
For a person with a high body fat percentage, there is a lot of subcutaneous fat and the skin temperature does not rise easily, so it is difficult to dissipate heat.
Specifically, for example, in the initial calculation process, the basic physical strength value or maximum physical strength value may be set low. Further, in the calculation of the physical strength value in the arithmetic processing, the physical strength value may be configured to decrease by a large amount.
(12)上記実施形態の取得処理において、発汗量の情報を取得し、発汗量が多いほど体力値を減少させた。しかしながら、発汗量だけでなく排尿量に応じて体力値を減少させるように構成されてもよい。 (12) In the acquisition process of the above embodiment, information on the amount of perspiration is acquired, and the physical strength value is decreased as the amount of perspiration increases. However, the physical strength value may be decreased according to not only the amount of perspiration but also the amount of urination.
(13)また、発汗量及び排尿量は、体重又は体の水分量、水分率の情報を用いて測定されるものであってもよい。
(14)上記実施形態において、発汗量及び排尿量は、直接算出されるものに限定されるものではなく、作業者の発汗能力又は排尿能力に応じて算出されるものであってもよい。
(13) Further, the amount of perspiration and the amount of urination may be measured using information on body weight or body water content and water content.
(14) In the above embodiment, the amount of perspiration and the amount of urination are not limited to being calculated directly, and may be calculated according to the perspiration ability or urination ability of the worker.
(15)上記実施形態の演算処理において、警告条件を満たす場合に警告オンとなるが、警告条件には、血圧が所定の値よりも低下している場合を含めてもよい。熱中症のリスクが高い場合には、体温上昇により、皮膚血管が拡張し、血圧が低下するため、このような構成に寄れば、熱中症のリスクが高い場合に警告を行うことができる。 (15) In the arithmetic processing of the above embodiment, the warning is turned on when the warning condition is satisfied, but the warning condition may include the case where the blood pressure is lower than a predetermined value. When the risk of heat stroke is high, skin blood vessels dilate and blood pressure drops due to an increase in body temperature. Therefore, with such a configuration, it is possible to issue a warning when the risk of heat stroke is high.
(16)上記実施形態の初期取得処理及び取得処理において、他の機器から作業者の情報等を取得するものであってもよい。
このような構成によれば、作業者が入力を行う必要がなく、より簡単に、初期取得処理及び取得処理を実行させることができる。
(16) In the initial acquisition process and the acquisition process of the above embodiments, the worker information and the like may be acquired from other devices.
According to such a configuration, the initial acquisition process and the acquisition process can be executed more easily without the need for input by the operator.
(17)上記実施形態において、例えば、作業員の装備によって、演算処理で実行される体力値の減少幅を変更するものであってもよい。具体的には、冷却ファン付き作業服である空冷服を着用している作業員の体力値の減少幅が小さくなるように構成されてもよい。 (17) In the above embodiment, for example, the reduction range of the physical strength value executed in the arithmetic processing may be changed depending on the worker's equipment. Specifically, it may be configured such that the amount of decrease in the physical strength value of the worker wearing air-cooled clothes, which are work clothes with a cooling fan, is reduced.
(18)本開示に記載の報知システム1及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の報知システム1及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の報知システム1及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。報知システム1に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
(18) The
(19)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。 (19) A plurality of functions possessed by one component in the above embodiment may be realized by a plurality of components, or a function possessed by one component may be realized by a plurality of components. . Also, a plurality of functions possessed by a plurality of components may be realized by a single component, or a function realized by a plurality of components may be realized by a single component. Also, part of the configuration of the above embodiment may be omitted. Moreover, at least part of the configuration of the above embodiment may be added or replaced with respect to the configuration of the other above embodiment.
(20)上述した報知システム1の他、当該報知システム1を構成要素とするシステム、当該報知システム1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、報知方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
(20) In addition to the
1…報知システム、10,10a,10b,10c…ウェアラブル端末、11…センサ類、13,21…表示画面、15…タッチパネル、17,23…通信モジュール、19,25…マイコン、20…管理端末、30…サーバ、111…体温センサ、113…発汗量センサ、115…心拍センサ、117…気温・湿度センサ、191,251…CPU、193,252…メモリ、193a…プロフィール領域、193b…睡眠時間領域、193c…プログラム領域、193d…履歴領域。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記取得部により取得された、前記作業員ごとの脱水状態の情報及び体温の情報の少なくとも一方に基づいて前記作業員の体力値を演算する演算部と、
前記演算部により演算された前記作業員の体力値の表示による報知を行う報知部と、
を備える、報知システム。 an acquisition unit that acquires at least one of dehydration state information and body temperature information for each worker; and the work based on at least one of the dehydration state information and body temperature information for each worker acquired by the acquisition unit. A calculation unit that calculates the physical strength value of the member,
a notification unit that performs notification by displaying the physical fitness value of the worker calculated by the calculation unit;
A notification system comprising:
あらかじめ決められた警報条件を満たした場合に、警報の報知を行う警報報知部を備え、
前記警報条件には、前記演算部により演算された前記作業員の体力値があらかじめ決められた閾値未満であることが含まれる、報知システム。 The notification system according to claim 1,
Equipped with an alarm notification unit that issues an alarm when predetermined alarm conditions are met,
The notification system, wherein the warning condition includes that the physical fitness value of the worker calculated by the calculation unit is less than a predetermined threshold.
前記演算部は、前記作業員の初期の体力値である初期体力値を、作業時間の経過に従って、減算することにより前記体力値を算出させる、報知システム。 The notification system according to claim 1 or claim 2,
The notification system, wherein the calculation unit calculates the physical strength value by subtracting an initial physical strength value, which is an initial physical strength value of the worker, as the working time elapses.
前記演算部は、所定の単位時間の経過ごとに、前記体力値の減算を行うことにより、前記作業時間の経過に従った、前記体力値の算出を行う、報知システム。 The notification system according to claim 3,
The notification system, wherein the calculation unit calculates the physical strength value according to the progress of the work time by subtracting the physical strength value each time a predetermined unit time elapses.
前記演算部は、前記単位時間が経過するごとの前記体力値の減算において、前記単位時間当たりの体力値の減算量は、前記単位時間中の前記作業員の発汗量が多くなるにしたがって大きくなるように構成された、報知システム。 The notification system according to claim 4,
In the subtraction of the physical strength value each time the unit time elapses, the calculation unit increases the amount of subtraction of the physical strength value per unit time as the amount of perspiration of the worker increases during the unit time. A notification system configured to:
前記演算部は、前記単位時間が経過するごとの前記体力値の減算において、前記単位時間当たりの前記体力値の減算量は、前記単位時間中の前記作業員の体温が高くなるにしたがって大きくなるように構成された、報知システム。 The notification system according to claim 4 or claim 5,
In the subtraction of the physical strength value each time the unit time elapses, the calculation unit increases the amount of subtraction of the physical strength value per unit time as the body temperature of the worker during the unit time increases. A notification system configured to:
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