JP2022149806A - モップ - Google Patents

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JP2022149806A
JP2022149806A JP2021052118A JP2021052118A JP2022149806A JP 2022149806 A JP2022149806 A JP 2022149806A JP 2021052118 A JP2021052118 A JP 2021052118A JP 2021052118 A JP2021052118 A JP 2021052118A JP 2022149806 A JP2022149806 A JP 2022149806A
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蒔 沖野
Toki Okino
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Duskin Co Ltd
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Abstract

【課題】吸水性、保水性、及び速乾性の全ての性能が満足できるほどに優れているモップを、提供すること。【解決手段】払拭布3と芯材布4と取付用布5とがこの順に積層されて構成された払拭体1と、取付用布5に着脱自在に取り付けられたハンドルと、を有しており、芯材布4が、2枚のマイクロファイバー布41、42と1枚の不織布43とが積層されてなる三層構造を、有している、ことを特徴とする、モップである。【選択図】図3

Description

本発明は、モップに関し、特に、湿式清掃したり床面にこぼれた液体を拭取ったりするためのウェットモップに関する。
モップ、特にウェットモップ、においては、吸水性及び保水性だけでなく、速乾性も優れていることが、望まれる。
特開2012-24594号公報 特開2005-137836号公報 特開2004-305473号公報
そこで、吸水性、保水性、及び速乾性の全てが優れたモップの開発が試みられているが、それらの性能の全てについて満足できるモップは、得られていない。
本発明は、吸水性、保水性、及び速乾性の全ての性能が満足できるほどに優れているモップを、提供することを、目的としている。
本発明は、払拭布と芯材布と取付用布とがこの順に積層されて構成された払拭体と、前記取付用布に着脱自在に取り付けられたハンドルと、を有しており、前記芯材布が、2枚のマイクロファイバー布と1枚の不織布とが積層されてなる三層構造を、有している、ことを特徴とする、モップである。
本発明によれば、吸水性、保水性、及び速乾性の全てにおいて満足できる程度の性能を発揮できる。
本発明の一実施形態のモップを示す斜視図である。 図1のモップの側面部分図である。 払拭体の断面側面図であり、部分拡大図を含んでいる。 図3のIV矢視図である。 図3のV矢視図である。 図2のハンドル体の取付体の下面図である。
図1は、本発明の一実施形態のモップを示す斜視図である。図2は、図1のモップの側面部分図である。このモップ10は、湿式清掃したり床面にこぼれた液体を拭取ったりするためのウェットモップである。モップ10は、払拭体1とハンドル2とからなっている。払拭体1は、平板状の形態を有している。ハンドル2は、棒状の柄部21と、払拭体1への取付体22と、からなっている。取付体22は、平板状の形態を有している。柄部21は、取付体22の上面222の中央に、回動機構30を介して連結されている。柄部21は、回動機構30によって、取付体22に対して、長手方向Xに、且つ、長手方向Xに対して直交した幅方向Yに、自在に傾くことができるようになっている。
図3は、払拭体1の断面側面図であり、部分拡大図を含んでいる。払拭体1は、払拭布3と芯材布4と取付用布5とが下からこの順に積層されて構成されている。
払拭布3は、ポリエステルマイクロファイバーとポリプロピレンモノフィラメントとからなる編物である。
芯材布4は、2枚のマイクロファイバー布と1枚の不織布とが積層されてなる三層構造を、有している。具体的には、芯材布4は、払拭布3側から、マイクロファイバー布41とマイクロファイバー布42と不織布43とがこの順に積層されて構成されている。マイクロファイバー布41、42及び不織布43は、ポリエステルでできている。芯材布4は、払拭布3によって縁取り(縁取り部300)されている。
取付用布5は、具体的には面ファスナー布であり、フックとループとが係合することによって面接合するファスナーの一方である。取付用布5は、ここでは、上面501に、多数のループを有している。取付用布5は、芯材布4のみに接触するように、縁取りされた芯材布4上に積層されている。
図4は、図3のIV矢視図である。すなわち、図4は、払拭体1の上面図である。払拭布3と芯材布4と取付用布5とは、一体となるように、例えば縫い目101、102に示されるように、縫製されている。
図5は、図3のV矢視図である。すなわち、図4は、払拭体1の下面図である。払拭布3は、下面301に2種類の領域31、32を有している。領域31は、長手方向にギザギザ状に延びた領域であり、ポリプロピレンモノフィラメントで構成されている。領域32は、領域31以外の領域であり、ポリエステルマイクロファイバーで構成されている。
図6は、図2のハンドル体2の取付体22の下面図である。取付体22の下面221には、払拭体1の取付用布5のループに係合するフックを有する面ファスナー部23が設けられている。面ファスナー部23は、下面221の幅方向Yの両側に且つ長手方向Xに渡って、設けられている。これにより、取付体22を払拭体1の上面501に押し付けると、取付体22の面ファスナー部23が払拭体1の取付用布5の上面501に接合するので、ハンドル2を払拭体1に取り付けることができる。
上記構成のモップ10によれば、次のような作用効果を発揮できる。
(1)芯材布4が2枚のマイクロファイバー布41、42と1枚の不織布43とを積層して構成されているので、吸水性及び保水性において満足できる程度の性能を発揮でき、また、芯材布4が2枚のマイクロファイバー布41、42を有しているので、速乾性において満足できる程度の性能を発揮できる。したがって、モップ10の払拭体1は、吸水性、保水性、及び速乾性の全てにおいて満足できる程度の性能を発揮できる。
(2)芯材布4が2枚のマイクロファイバー布41、42を有しているので、芯材布4ひいては払拭体1の耐久性を向上できる。
(3)不織布43が取付用布5に近接しているので、不織布43を取付用布5によって補強できる。よって、この点からも、芯材布4ひいては払拭体1の耐久性を向上できる。
(4)芯材布4が払拭布3によって縁取りされているので、この点からも、芯材布4ひいては払拭体1の耐久性を向上でき、特に、洗濯耐久性を向上できる。
(5)払拭布3が水分を吸うと、ポリエステルマイクロファイバーで構成された領域32においてファイバーが柔らかくなってヘタルので、領域32と領域31との間に高低差が生じる。そのため、払拭布3の下面301に凹凸ができ、その結果、払拭布3による汚れ取り効果が向上する。
[実施例及び比較例]
上記実施形態である実施例1のモップと、比較例1~4のモップと、を用意した。そして、それぞれについて、吸水性試験、保水性試験、及び速乾性試験を、実施した。
(実施例1)
上記実施形態と同じ構成を有するモップである。
払拭体1の芯材布4のマイクロファイバー布41、42及び不織布43の具体的物性は、次のとおりである。なお、Gは、ゲージであり、針/インチである。
・マイクロファイバー布41、42
・素材…ポリエステル
・編物
・密度…14G
・生地厚…1.2mm
・不織布43
・素材…ポリエステル
・不織布
・密度…120g/m
・生地厚…1.0mm
(比較例1)
実施例1とは次の点のみが異なっている。すなわち、芯材布4としてマイクロファイバー布を1枚だけ用いた。
マイクロファイバー布の具体的物性は、実施例1と同じである。
(比較例2)
実施例1とは次の点のみが異なっている。すなわち、芯材布4として不織布を1枚だけ用いた。
不織布の具体的物性は、実施例1と同じである。
(比較例3)
実施例1とは次の点のみが異なっている。すなわち、芯材布4として、1枚のマイクロファイバー布と1枚の不織布とを用いた。なお、マイクロファイバー布は、払拭布3側に配置した。
マイクロファイバー布及び不織布の具体的物性は、実施例1と同じである。
(比較例4)
実施例1とは次の点のみが異なっている。すなわち、芯材布4として、1枚のマイクロファイバー布と2枚の不織布とを用いた。なお、マイクロファイバー布は、払拭布3側に配置した。
マイクロファイバー布及び不織布の具体的物性は、実施例1と同じである。
[性能試験]
実施例1及び比較例1~4のモップの払拭体について、吸水性試験、保水性試験、及び速乾性試験を、実施した。
(吸水性試験)
試験前のモップの払拭体の重量(重量A)を測定した。一方、50℃の水50mlをタイル表面にシリンジで均一に散布した。次に、タイル表面に散布された水に対して、モップを自重で接触させて引き離すという作業を、10回実施した。次に、実施後のモップの払拭体の重量(重量B)を測定し、重量Bと重量Aとの差を、吸水量として求めた。そして、「吸水量」を「水50mlの重量」で除して、吸水率を求めた。表1は、吸水性試験の結果を示している。
Figure 2022149806000002
(保水性試験)
まず、試験前のモップの払拭体の重量(重量A)を測定した。次に、水を貯めた容器にモップの払拭体を投入し、30秒以上放置して、払拭体に吸水させた。次に、モップの払拭体を、容器から取り出して、払拭面側を下方に向けて保持して、払拭体から水を落下させ、水の落下が無くなるのを待った。次に、水の落下が無くなった払拭体の重量(重量C)を測定し、重量Cと重量Aとの差を、保水量として求めた。そして、「保水量」を「重量A」で除して、保水率を求めた。表2は、保水性試験の結果を示している。
Figure 2022149806000003
(速乾性試験)
まず、試験前のモップの払拭体の重量(重量A)を測定した。次に、保水性試験で求めた保水量を、払拭体に吸水させ、吸水後の払拭体の重量(重量C)を測定した。そして、重量Cと重量Aとの差を、保水量として求めた。次に、吸水後の払拭体を、乾燥試験室内のハンガーに取り付けて24時間静置した。次に、静置後の払拭体の重量(重量D)を測定した。そして、重量Cと重量Dとの差を、蒸発量として求めた。そして、「蒸発量」を「保水量」で除して、乾燥率を求めた。表3は、速乾性試験の結果を示している。
Figure 2022149806000004
(評価)
実施例1のモップの払拭体は、吸水率、保水率、及び乾燥率の全てにおいて満足できる値を示している。よって、実施例1のモップ10の払拭体1は、吸水性、保水性、及び速乾性の全てにおいて満足できる程度の性能を発揮できる。
[別の実施形態]
(1)上記実施形態は、ウェットモップに関するものであるが、本発明は、ウェットモップに限らず、その他一般のモップにも、適用できる。
(2)上記実施形態では、芯材布4は、払拭布3側から、マイクロファイバー布41とマイクロファイバー布42と不織布43とがこの順に積層されて構成されているが、本発明は、この順以外の順で積層されてなる芯材布を、含んでもよい。
(3)取付用布5として用いる面ファスナー布は、上面に、ループではなくフックを有してもよい。
(4)取付用布5としては、面ファスナー布のフックとループとからなる接合機構以外の接合機構を有する布を、用いてもよい。
本発明のモップは、吸水性、保水性、及び速乾性の全てにおいて満足できる程度の性能を発揮できるので、産業上の利用価値が大である。
1 払拭体
2 ハンドル
3 払拭布
300 縁取り部
4 芯材布
41、42 マイクロファイバー布
43 不織布
5 取付用布

Claims (7)

  1. 払拭布と芯材布と取付用布とがこの順に積層されて構成された払拭体と、
    前記取付用布に着脱自在に取り付けられたハンドルと、
    を有しており、
    前記芯材布が、2枚のマイクロファイバー布と1枚の不織布とが積層されてなる三層構造を、有している、
    ことを特徴とする、モップ。
  2. 前記芯材布は、前記払拭布側から、前記マイクロファイバー布と前記マイクロファイバー布と前記不織布とがこの順で積層されて構成されている、
    請求項1記載のモップ。
  3. 前記払拭体において、前記芯材布が前記払拭布によって縁取りされている、
    請求項1又は2に記載のモップ。
  4. 前記マイクロファイバー布及び前記不織布は、ポリエステルでできている、
    請求項1~3の何れか一つに記載のモップ。
  5. 前記払拭布は、ポリエステルマイクロファイバーとポリプロピレンモノフィラメントとからなる編物である、
    請求項1~4の何れか一つに記載のモップ。
  6. 前記取付用布が面ファスナー布である、
    請求項1~5の何れか一つに記載のモップ。
  7. ウェットモップである、
    請求項1~6の何れか一つに記載のモップ。
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