JP2022147405A - Transport device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、運搬装置に関する。 The present invention relates to a transport device.
工場や物流倉庫では、パレットや台車等を使用して物を搬送することが一般的である。前記のような運搬形態での搬送を運搬装置の一例であるAGV(Automatic Guided Vehicle)で自動化する際には、運搬対象物の置かれている位置を正確に認識し、確実に接続することが安全上重要である。また、工場や物流倉庫内ではパレットと台車が混在している事例が多くある。また、台車には、カゴ台車や6輪台車等、様々な形態のものが存在する。そのような工場、物流倉庫における搬送工程をAGVで自動化する場合、パレットを搬送するフォークリフト型AGV、ハンドパレット型AGV、台車を牽引する牽引型AGVがそれぞれ必要となる。 In factories and distribution warehouses, it is common to use pallets, trolleys, and the like to transport goods. When automating the transportation in the above-described transportation mode with an AGV (Automatic Guided Vehicle), which is an example of a transportation device, it is necessary to accurately recognize the position where the object to be transported is placed and connect it reliably. Important for safety. In addition, there are many cases where pallets and carts are mixed in factories and distribution warehouses. In addition, there are various types of trucks, such as basket trucks and six-wheeled trucks. When automating the transportation process in such factories and distribution warehouses with AGVs, a forklift type AGV for transporting pallets, a hand pallet type AGV, and a traction type AGV for towing carts are required.
しかしながら、従来、運搬対象物の位置を認識する際、運搬物との接続部(例えば、フォーク)がある方を向いたセンサを1つのみ使用している。その場合、AGVの接続部を運搬対象物の方を向けないと正確に運搬対象物の位置が認識できなくなる。また、センサの検知エリアが180°以上のセンサを使用し、横方向への検知ができた場合でも、1つで180度以上を死角なく検知可能に配置することに工夫が必要になる。 However, conventionally, when recognizing the position of an object to be transported, only one sensor is used that faces the connection part (for example, fork) with the object to be transported. In that case, the position of the object to be transported cannot be accurately recognized unless the connecting portion of the AGV is directed toward the object to be transported. In addition, even if a sensor with a detection area of 180° or more is used and can detect in the lateral direction, it is necessary to devise an arrangement in which a single sensor can detect 180° or more without blind spots.
実際の工場や物流倉庫では、AGVが走行する通路幅を広く確保することが難しい場合もあり、AGVが接続部を運搬対象物の方を向けてから確実に挿し込める位置に移動するだけの通路幅を確保できない場合が考えられる。 In actual factories and distribution warehouses, it is sometimes difficult to secure a wide passageway for the AGV to travel. Width may not be secured.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、狭い通路でも運搬対象物の対して正しく接続可能な位置にAGVをアプローチすることが可能な運搬装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a conveying apparatus capable of approaching an AGV to a position where it can be correctly connected to an object to be conveyed even in a narrow passage.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、駆動車輪を有する本体と、前記本体から所定方向に延在する、運搬対象物を持ち上げるための一対のフォークと、前記一対のフォークのそれぞれの先端に設けられる従動車輪と、前記一対のフォークを昇降させる昇降装置と、前記昇降装置による前記フォークの昇降に応じて、前記従動車輪と前記フォークとの相対距離を変更して前記従動車輪の接地を維持する移動部と、前記本体に設けられ、運搬対象物の位置を検出可能な複数個のセンサと、を備える。 In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, the present invention provides a main body having driving wheels, a pair of forks extending in a predetermined direction from the main body for lifting an object to be transported, and the pair of a driven wheel provided at each tip of the forks; a lifting device for lifting and lowering the pair of forks; A moving part that keeps the driven wheel grounded, and a plurality of sensors that are provided on the main body and are capable of detecting the position of the object to be transported.
本発明によれば、狭い通路でも運搬対象物の対して正しく接続可能な位置にAGVをアプローチすることが可能となる、という効果を奏する。 According to the present invention, it is possible to approach the AGV to a position where it can be correctly connected to an object to be transported even in a narrow passage.
以下に添付図面を参照して、運搬装置の実施の形態を詳細に説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。 Exemplary embodiments of the carrier will be described in detail below with reference to the accompanying drawings. In order to facilitate understanding of the description, the same constituent elements in each drawing are denoted by the same reference numerals as much as possible, and overlapping descriptions are omitted.
なお、以下の説明において、x方向、y方向、z方向は互いに垂直な方向である。x方向及びy方向は典型的には水平方向であり、z方向は典型的には鉛直方向である。x方向は一対のフォーク6の長手方向である。y方向は、一対のフォーク6の配列方向であり、一対のフォーク6の開閉方向である。また、以下で説明では、説明の便宜上、x負方向側を前側、x正方向側を後側、y正方向側を右側、y負方向側を左側、z正方向側を上側、z負方向側を下側とも表現する場合がある。
In the following description, x-direction, y-direction, and z-direction are directions perpendicular to each other. The x and y directions are typically horizontal and the z direction is typically vertical. The x direction is the longitudinal direction of the pair of
本実施の形態にかかる運搬装置1は、パレット31(図4参照)や、かご台車、六輪台車、ドーリー等の台車41(図5等参照)を保持することができ、パレット31や台車41を保持した状態で自律的に移動することでパレット31や、被搬送物(運搬対象物)としての台車41を所望の位置まで運搬することができる。なお、運搬装置1が対象とする被搬送物は、台車41以外の車輪を有する物が含まれる。
The
図1~3を参照して、本実施の形態にかかる運搬装置1の構成の一例について説明する。図1は、本実施の形態にかかる運搬装置の斜視図である。図2は、本実施の形態にかかる運搬装置の側面図である。図3は、本実施の形態にかかる運搬装置が有するリンク機構の概略の側面図である。図1に示すように、運搬装置1は、本体2と、駆動車輪3と、駆動モータ4と、一対の従動車輪5と、一対のフォーク6と、昇降装置7と、昇降モータ8と、開閉装置9と、測距センサ11と、を備える。
An example of the configuration of a
駆動車輪3は、例えば、一対の駆動車輪3が本体2のy方向中央に配置される。駆動車輪3は、進行方向が可変である。駆動モータ4は、駆動車輪3を駆動する。駆動モータ4は、例えば、図1に示すように、一対の駆動車輪3のそれぞれに個別に設置される。なお、駆動車輪3および駆動モータ4は1個ずつでもよい。
As for the
一対のフォーク6は、本体2から所定方向の一例であるx正方向(後方側)に延在する長尺上の部材である。一対のフォーク6のそれぞれは所定の間隔を空けて平行に配置されている。一対のフォーク6は、駆動車輪3の後方に設けられる。一対のフォーク6は、運搬対象物としてのパレット31を持ち上げるためのものである。
The pair of
一対の従動車輪5は、一対のフォーク6のそれぞれの先端に設けられる。すなわち、一対の従動車輪5も、駆動車輪3の後方に設けられる。従動車輪5は、y軸方向に沿った回転軸を有する。
A pair of driven
昇降装置7は、一対のフォーク6をz方向に沿って昇降させる。昇降モータ8は、昇降装置7を駆動する。昇降装置7は、例えば、昇降モータ8によってボールねじを回転させ、ボールねじのナットと締結等によって固定された昇降装置7を昇降するような機構が考えられるが、昇降装置7の形態や機構はこれに限定されるものでない。
The
測距センサ11は、例えば、深度カメラ、測域センサ、3D-LiDAR等、本体2に設けられかつ運搬対象物の位置を検出可能なセンサの一例である。この測距センサ11は、フォーク6に設置され、フォーク6と共にy方向、z方向に可動であってもよい。測距センサ11は、フォーク6に設けられ、フォーク6と同期して高さが可変である。また、測距センサ11は、複数個設置されていてもよい。例えば、本体2の右方向(右側)に少なくとも一つ、本体2の左方向(左側)に少なくとも一つ設置されている場合もあれば、本体2のy方向中央に少なくとも一つ設置される場合もある。また、測距センサ11は、認識(検出)範囲内に運搬対象物の検出位置があれば、x,y,z方向のそれぞれの位置は問わない。また、運搬装置1は、測距センサ11によって、運搬対象物のy方向(幅方向)の長さを認識し、その長さに応じて開閉装置9による一対のフォーク6の間隔の変更を実行する。また、複数個の測距センサ11のうち少なくとも1つは、障害物を検知するセンサであることが好ましく、当該センサは、一対のフォーク6が延在する方向の障害物を検出することが好ましい。
The
また、従動車輪5は、昇降装置7によって昇降する一対のフォーク6との相対位置が変化するように、その回転軸がリンク機構21を介してフォーク6に取り付けられている。リンク機構21は、本体2およびフォーク6の内部に設置され、内蔵されるフォーク6と、このフォーク6に取り付けられる従動車輪5との相対的な高さ位置を変更するよう動作する。リンク機構21(図3参照)の動作によって、フォーク6の昇降によらず従動車輪5を常時地面に接地させることができる。すなわち、リンク機構21は、昇降装置7によるフォーク6の昇降に応じて、従動車輪5とフォーク6との相対距離を変更して従動車輪5の設置を維持する移動部の一例である。
The driven
図3に示すように、リンク機構21は、4つのリンク部材22、23、24、25を有する。リンク部材22は、一方の端部22Aが本体2に接続され、他方の端部がリンク部材23に接続される。リンク部材23は、一端がリンク部材22に接続され、他端がフォーク6およびリンク部材24に接続される。リンク部材24は、一端がリンク部材23に接続され、他端がリンク部材25に接続される。リンク部材25は、一端がリンク部材24およびフォーク6に接続され、他端が従動車輪5に接続される。昇降装置7によってフォーク6が昇降されることにより、リンク部材23とリンク部材25がフォーク6との接続部26、27を中心に回転され、一対のフォーク6と、一対の従動車輪5との相対位置を変化させる。リンク部材22の一方の端部22Aは、本体2に連結されるので、フォーク6の昇降によらず同じ高さ位置となる。接続部26、27は、フォーク6の昇降に応じて高さ位置が変更される。
As shown in FIG. 3 , the
また、運搬装置1は、開閉装置9と開閉モータ10を備える。開閉装置9は、一対のフォーク6(およびフォーク6に設けられる従動車輪5)の間隔を可変にする。開閉モータ10は、開閉装置9を駆動する。図1に示した開閉装置9は、一対の従動車輪5を保持するフォーク6、あるいは一対の従動車輪5を保持するフォーク6を昇降するための昇降装置7に、ラックギヤを設けた構造部材を取り付け、ラックギヤと噛み合ったギヤを開閉モータ10で回転させることで開閉を実現するような機構が考えられるが、一対の従動車輪5の間隔、あるいは一対の従動車輪5を保持するフォーク6の間隔を可変にできる機構であれば、その形態は限定されない。
The
本実施の形態では、運搬装置1は、本体2を前にして進行する場合、つまりx負方向側への移動を前進とし、一対のフォーク6を前にして進行する場合、つまりx正方向側への移動を後進とする。すなわち、運搬装置1は、本体2側が前、一対のフォーク6側が後ろとなる。
In the present embodiment, the carrying
また、運搬装置1は、例えば、AGV(Automatic Guided Vehicle:無人搬送車)など、操作者からの操作入力なしに自律的に走行できる自律走行機能を備えるのが好ましい。また、これらの自律走行機能、運搬対象物との自動連結制御機能により、運搬装置1は、作業者の手を借りずに、パレット31や台車41を自動運搬することが可能となり、運搬装置1の利便性や汎用性を向上できる。なお、上記の自動連結制御機能や自律走行機能は、運搬装置1の本体2の内部に設置されるコンピュータ等の制御装置によって実施される。制御装置は、運搬装置1の外部に設置され、運搬装置1と有線または無線で通信可能に接続されてもよい。
In addition, the
図4および図5を参照して、本実施の形態にかかる運搬装置1が運搬する対象の運搬対象物を説明する。図4は、本実施の形態にかかる運搬装置が運搬する運搬対象物の一例であるパレットの形態の一例を示す斜視図である。パレット31は、荷物を乗せるデッキボード32と、床に接地するアンダーデッキ33と、デッキボード32とアンダーデッキ33を接続する桁34で構成される。パレット31の側面は、複数の桁34の間隙がフォーク6を挿入可能な挿込み口35として機能する。パレット31の種類によって、アンダーデッキ33が存在しなかったり、デッキボード32やアンダーデッキ33に肉抜きがされていたりするものもある。また、パレット31の材質は、木材、プラスチック、ダンボール等がある。
An object to be transported by the transporting
図5は、本実施の形態にかかる運搬装置が運搬する運搬対象物の一例である台車の一例としてのかご台車の斜視図である。台車41は、床に対して平行なベース板42と、ベース板42を保持するベース板フレーム43と、ベース板フレーム43に設けられる車輪44と、を備える。台車41は、種類によっては(例えば、かご台車の場合に)、ベース板42に設けられた柵45を有する場合もある。本実施の形態において運搬対象物とする台車41は、物流倉庫や工場で一般的に使用されている、車輪付きの台車である。なお、車輪の数や、それらが旋回自在車輪であるか固定車輪であるかは問わない。この台車41の例を挙げると、かご台車、六輪カート、ドーリー等がある。例えば、かご台車の場合は、四輪構成が一般的だが、その四輪のうち二輪が旋回自在車輪、残り二輪が固定車輪であることもあれば、四輪全てが旋回自在車輪である場合もある。また、六輪台車は六輪構成で、中央二輪が固定車輪、残り四輪が旋回自在車輪であることが一般的である。このように台車の種類によって車輪構成の形態が異なるが、本実施の形態の運搬装置1では、台車41の車輪構成の形態によらず、運搬することが可能である。また、ドーリー等のように、ベース板42と、ベース板フレーム43が同一部材となっているものもある。
FIG. 5 is a perspective view of a cage truck as an example of a truck that is an example of an object to be transported by the transporter according to the present embodiment. The
図6Aおよび図6Bは、本実施の形態にかかる運搬装置が運搬対象物の一例であるパレットの位置を認識する場合の平面図である。運搬装置1は、WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)などの運搬物の情報を持っている外部システムから、運搬装置1が運搬する運搬対象物の情報を取得する手段が設けられている。したがって、走行路の左右どちらに運搬対象物があるかという情報も把握可能である。例えば、運搬装置1は、図6Aに示すように、本体2の右側にパレット31がある場合は、本体2の右方向に取り付けた測距センサ11で運搬対象物の位置を認識する。運搬装置1は、図6Bに示すように、本体2の左側にパレット31がある場合は、本体2の左方向に取り付けた測距センサ11で運搬対象物の位置を認識する。運搬装置1は、運搬対象物がパレット31である場合、測距センサ11によって、パレット31の正面に設けられた3本の桁34を検出し、その3本のうちの中央の桁34の中心位置を算出することによって、パレット31の中心を認識し、パレット31の位置を特定する。また、運搬装置1は、パレット31の正面に設けられた3本の桁34を検出し、その3本のうちの中央の桁34の幅を算出することによってパレット31の挿込み口の内幅と認識し、また、左右(両端)の桁34の内幅をパレット31の挿込み口の外幅と認識する。
6A and 6B are plan views when the transport device according to the present embodiment recognizes the position of a pallet, which is an example of an object to be transported. The
図7は、本実施の形態にかかる運搬装置によるパレットの位置検出動作の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、図7は、運搬装置1が、運搬対象物の一例のパレット31のおおよその位置情報を取得してから、測距センサ11によってパレット31の桁34を検出し、パレット31の中心を認識する動作のフローチャートである。
FIG. 7 is a flowchart showing an example of the flow of the pallet position detection operation by the transport device according to the present embodiment. Specifically, in FIG. 7, after the
まず、運搬装置1は、次の運搬対象物の情報を受信する(ステップS201)。ここで受信する情報は、パレット31や台車41などの運搬対象物の種類、運搬対象物の位置座標、走行路の左右のどちらに運搬対象物が存在するかを示す存在情報、などの情報である。次に、運搬装置1は、運搬対象物の位置座標に基づいて、移動して、運搬対象物に接近する(ステップS202)。運搬対象物に接近していない場合(ステップS202:No)、運搬装置1は、運搬対象物が接近しているか否かの判断を継続する。一方、運搬対象物に接近している場合(ステップS202:Yes)、運搬装置1は、存在情報に基づいて、存在情報が示す方向にある測距センサ11を用いて、運搬対象物の周囲のデータを取得する(ステップS203)。すなわち、運搬装置1は、予め、運搬対象物が走行路の左方向および右方向のどちらにあるかを認識し、走行路において運搬対象物が存在する方向(当該認識した方向)を検知可能な測距センサ11を選択して、運搬対象物の周囲のデータを取得する。
First, the
次いで、運搬装置1は、運搬対象物の周囲のデータに基づいて、パレット31の正面にある3本の桁34を検出する(ステップS204)。また、運搬装置1は、3本の桁34が検出できたかどうかを判定する(ステップS205)。3本の桁34が正常に検出された場合は(ステップS205:Yes)、ステップS206へ遷移する。3本の桁34が正常に検出されずに異常と判定された場合は(ステップS205:No)、ステップS208へ遷移する。ここでの判定は、3本の桁34が正常に判断されたか否かを判定しているが、例えば、2本の桁34しか検出されない場合でも、後述するパレット31の中心位置と挿し込みの内幅/外幅が決定可能であれば、桁34が正常に検出されたと判定してもよい。
Next, the
次に、運搬装置1は、運搬対象物の位置座標から最も近い桁34を中央の桁34とし、中央の桁34の中心位置からパレット31の中心位置と、中央の桁34の幅から挿し込み時の内幅を決定する(ステップS206)。また、運搬装置1は、左右の桁34の位置と幅から、挿し込み時の外幅を決定する(ステップS207)。さらに、運搬装置1は、桁34が正常に検出されなかった場合、桁34の位置の検出異常として、警報灯の点灯、警報音の発報等の通報(例えば、サーバ等の上位システムへ通報)等のエラー処理を実行する(ステップS208)。
Next, the conveying
図8Aおよび図8Bは、本実施の形態にかかる運搬装置が運搬対象物の台車の位置を認識する場合の平面図である。運搬対象物が台車41の場合であっても、運搬装置1は、WMS等の運搬対象物の情報を持っている外部システムから、運搬装置1が運搬する運搬対象物の情報を取得する手段が設けられているため、運搬装置1の走行路の左右どちらに運搬対象物があるかという情報も把握可能である。
8A and 8B are plan views when the transport device according to the present embodiment recognizes the position of the carriage of the object to be transported. Even if the object to be transported is the
例えば、運搬装置1は、図8Aに示すように、台車41が本体2の右側にある場合は、本体2の右方向に取り付けた測距センサ11で運搬対象物の位置を認識する。また、運搬装置1は、図8Bに示すように、台車41が本体2の左側にある場合は、本体2の左方向に取り付けた測距センサ11で運搬対象物の位置を認識する。運搬装置1は、測距センサ11によって、台車41の正面に設けられた2つの車輪44を検出し、その2つの車輪44のそれぞれの中心点間を結ぶ線分の中点の位置を算出することによって、台車41の中心を認識し、運搬対象物の位置を特定する。また、運搬装置1は、台車41の正面に設けられた2つの車輪44を検出し、その2つの車輪44のそれぞれの中心点間を台車41の内幅の長さを算出することによって台車41の挿込み幅を特定(認識)する。
For example, as shown in FIG. 8A, when the
図9は、本実施の形態にかかる運搬装置による台車の位置検出動作の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、図9は、運搬装置1が、運搬対象物の一例の台車41のおおよその位置情報を取得してから、測距センサ11によって台車41の車輪444を検出し、台車41の中心を認識する動作のフローチャートである。以下の説明では、図9に示すステップS401~S403は、図7に示すステップS201~S203と同様であるため、説明を省略する。
FIG. 9 is a flow chart showing an example of the flow of the carriage position detection operation by the carrier device according to the present embodiment. Specifically, in FIG. 9, after the
運搬装置1は、運搬対象物の周囲のデータに基づいて、台車41(かご車)の正面にある2つの車輪を検出する(ステップS404)。ここで、3つ以上の車輪が検出された場合は、ステップS401で受信した位置座標に最も近い2つの車輪を運搬対象物である台車41(かご車)の車輪として検出する。次に、運搬装置1は、2つの車輪が検出できたかどうかを判定する(ステップS405)。2つの車輪が正常に検出されたと判定された場合は(ステップS405:Yes)、ステップS406へ遷移する。2つの車輪が正常に検出されず異常と判定された場合は(ステップS405:No)、ステップS407へ遷移する。
The
次に、運搬装置1は、2つの車輪の中央値から台車41の中心位置、2つの車輪の間隔から挿し込み時の内幅を算出(決定)する(ステップS406)。また、運搬装置1は、2つの車輪が検出されず異常と判定された場合、警報灯の点灯、警報音の発報等の通報(例えば、サーバ等の上位システムへ通報を行う。)等のエラー処理を実行する(ステップS407)。
Next, the
図10A~10Dは、本実施の形態にかかる運搬装置が運搬対象物の位置を認識した後にその運搬対象物に対してフォークを挿し込める位置にアプローチをする際の軌跡の一例を説明するための図である。本実施の形態では、運搬装置1は、弧を描いて後退することによって、運搬対象物に対して一対のフォーク6を挿し込める位置にアプローチを実施する。点Aは、運搬装置1が運搬対象物(例えば、パレット31)の位置を認識する際の一対の従動車輪5の中心である。運搬装置1が運搬対象物の位置を認識した後、運搬装置1は、図10Bに示すように、一対のフォーク6の幅方向の中心(図10Dに示す点D)と運搬対象物の正面幅方向の中心が一致するような円弧アプローチの軌跡データを計算する。
10A to 10D are for explaining an example of a trajectory when the transportation device according to the present embodiment recognizes the position of the object to be transported and then approaches the object to be transported to a position where the fork can be inserted. It is a diagram. In the present embodiment, the transporting
その後、図10Aに示すように、運搬装置1は、一対の従動車輪5の中心が点Aから点Bに移動することで、その弧の始点に到着する。この時、運搬装置1は、開閉装置9によって一対のフォーク6の幅を運搬対象物の挿し込みに適した幅に変更しても良い。なお、一対のフォーク6の幅を変更するのは、運搬装置1が運搬対象物の位置、幅を認識してから、運搬対象物に接続するまで間であればタイミングは限定されない。運搬装置1は、一対の従動車輪5の中心が弧の始点である点Bに移動させた後、図10B~10Dに示すように、一対のフォーク6の幅方向の中心が、計算した円弧アプローチの軌跡データを描くように、一対のフォーク6が運搬対象物の方向を向くように後退し、一対の従動車輪5の中心を、点Cを経て点Dに位置させる。
Thereafter, as shown in FIG. 10A, the
図11は、本実施の形態にかかる運搬装置が有する測距センサの障害物の検知範囲を表す図である。本実施の形態にかかる運搬装置1が有する測距センサ11は、運搬装置1の周囲に存在する障害物の検知手段としても使用できる。一対のフォーク6に運搬対象物を積載した状態である場合、本体2の後方は、障害物の検知が困難となる。ところが、測距センサ11の検出面をフォーク6より下側となるように測距センサ11を設置することにより、運搬対象物の積載の有無によらず本体2の後方の障害物の検知を有効にすることができる。フォーク6の下方から障害物を検出しようとする場合、一対の従動車輪5が死角になる範囲ができる。そこで、測距センサ11を複数設置することにより、一つの測距センサ11にできる死角を、その他の測距センサ11によってなくすことが可能となる。
FIG. 11 is a diagram showing an obstacle detection range of a range sensor included in the transportation device according to the present embodiment. The
このように、本実施の形態にかかる運搬装置1によれば、運搬対象物の位置を認識する測距センサ11を複数設けることにより、主に、測距センサ11の横方向の検知エリアを広げ、運搬対象物がAGVの横方向に置かれている状態でも運搬対象物の位置を認識可能にすることができるので、狭い通路でも運搬対象物の対して正しく接続可能な位置にAGVをアプローチすることが可能となる。
As described above, according to the transporting
1 運搬装置
2 本体
3 駆動車輪
4 駆動モータ
5 従動車輪
6 フォーク
7 昇降装置
8 昇降モータ
9 開閉装置
11 測距センサ
21 リンク機構
22,23,24,25 リンク部材
26,27 接続部
31 パレット
32 デッキボード
33 アンダーデッキ
34 桁
35 挿込み口
41 台車
42 ベース板
43 ベース板フレーム
44 車輪
45 柵
Claims (12)
前記本体から所定方向に延在する、運搬対象物を持ち上げるための一対のフォークと、
前記一対のフォークのそれぞれの先端に設けられる従動車輪と、
前記一対のフォークを昇降させる昇降装置と、
前記昇降装置による前記フォークの昇降に応じて、前記従動車輪と前記フォークとの相対距離を変更して前記従動車輪の接地を維持する移動部と、
前記本体に設けられ、運搬対象物の位置を検出可能な複数個のセンサと、
を備える運搬装置。 a body having drive wheels;
a pair of forks extending in a predetermined direction from the body for lifting an object to be transported;
a driven wheel provided at each tip of the pair of forks;
A lifting device for lifting and lowering the pair of forks;
a moving unit that changes the relative distance between the driven wheel and the fork according to the lifting and lowering of the fork by the lifting device and maintains the ground contact of the driven wheel;
a plurality of sensors provided on the main body and capable of detecting the position of an object to be transported;
A transporting device comprising a
前記複数個のセンサのうち少なくとも一つは、前記本体の左側に設けられた、請求項1または2に記載の運搬装置。 at least one of the plurality of sensors is provided on the right side of the main body;
3. The carrying device according to claim 1 or 2, wherein at least one of said plurality of sensors is provided on the left side of said main body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021048633A JP2022147405A (en) | 2021-03-23 | 2021-03-23 | Transport device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021048633A JP2022147405A (en) | 2021-03-23 | 2021-03-23 | Transport device |
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JP2022147405A true JP2022147405A (en) | 2022-10-06 |
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ID=83462629
Family Applications (1)
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JP2021048633A Pending JP2022147405A (en) | 2021-03-23 | 2021-03-23 | Transport device |
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2021
- 2021-03-23 JP JP2021048633A patent/JP2022147405A/en active Pending
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