JP2022145550A - 漏れ検出システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】有害な流体を漏らす可能性がある機器を囲むエンクロージャ内の漏れを検出するためのシステムおよび方法を提供する。【解決手段】漏れ検出システム(12)は、エンクロージャ(14)(例えば、ガスタービンエンジン(16)または発電プラント内の他の機器用)内の第1の壁部分(144)における第1の開口部に取り付けるように構成された第1の窓(142)が設けられる。漏れ検出システム(12)は、第1の窓(142)およびエンクロージャ(14)の内部を通してビームを伝送し、センサフィードバックを得るように構成された漏れセンサ(20)を含む。漏れ検出システム(12)は、センサフィードバックを評価し、エンクロージャ(14)内の有害な流体の漏れを監視するように構成されたコントローラ(18)を含む。【選択図】図2

Description

本開示は、一般に、燃料などの有害な流体についての漏れ検出に関する。特に、本開示は、有害な流体を漏らす可能性がある機器を囲むエンクロージャ内の漏れを検出するためのシステムおよび方法に関する。
エンクロージャは、圧縮機、ポンプ、タービン、バルブ、炉、ボイラ、ガス化装置、酸性ガス除去(AGR)システムおよび炭素捕捉システムなどのガス処理システム、ならびに様々な他の産業機器など、様々な機器を収容するために使用することができる。エンクロージャ内に配置されたこの機器および様々な流体ラインは、エンクロージャ内で漏れを発生する可能性があり得る。一例として、ガスタービンエンジンは、発電プラントを含む様々な用途で使用されている。ガスタービンエンジンは、固定または移動発電プラント内の発電機に結合することができる。ガスタービンエンジンは、1つまたは複数の燃焼器における燃焼のための燃料を受け取る。液体燃料またはガス燃料を含み得る燃料は、ガスタービンエンジンを収容するガスタービンエンクロージャ内で漏れる可能性があり得る。監視システムをガスタービンエンクロージャに流体結合して空気をサンプリングし(すなわち、1つまたは複数の流体ラインを通して空気を抽出する)、有害な流体の存在を検出することができる。残念ながら、特定の条件下では、これらの監視システムは発電ユニットを(例えば、流体ライン内の水分または氷により)トリップさせ、不必要に費用のかかるシャットダウンをもたらす可能性がある。この問題により、ある程度のオペレータは、監視システムを無効にし、ガスタービンエンクロージャ内の有害なガスの監視を取り止める可能性がある。同様の漏れの問題は、上記の機器などの他のタイプの機器にも存在する場合がある。結果として、そのような機器を囲むエンクロージャ内の漏れを検出するための改善された監視システムが必要とされている。
最初に特許請求する主題の範囲に相応する特定の実施形態を、以下に要約する。これらの実施形態は、特許請求する主題の範囲を限定することを意図しておらず、むしろ、これらの実施形態は、本出願に開示される主題の可能な形態の概要を提供することのみを意図している。実際、開示された主題は、以下に記載される実施形態と同様であっても異なっていてもよい様々な形態を包含し得る。
第1の実施形態では、システムは、エンクロージャ(例えば、ガスタービンエンジンまたは発電プラント内の他の機器用)内の第1の壁部分における第1の開口部に取り付けるように構成された第1の窓を有する漏れ検出システムが設けられる。漏れ検出システムは、第1の窓およびエンクロージャの内部を通してビームを伝送し、センサフィードバックを得るように構成された漏れセンサを含む。漏れ検出システムは、センサフィードバックを評価し、エンクロージャ内の有害な流体の漏れを監視するように構成されたコントローラを含む。
さらに、第1の実施形態に関連して、漏れセンサは、光センサを備える。
前の段落のいずれかに関連して、漏れセンサは、オープンパス赤外線(OPIR)センサを備える。
前の段落のいずれかに関連して、漏れセンサは、送信機と、受信機とを備える。
前の段落のいずれかに関連して、漏れ検出システムは、ガスタービンエンクロージャ内の第2の壁部分における第2の開口部に取り付けるように構成された第2の窓を含み、送信機は、第1の窓に隣接して配置され、受信機は、第2の窓に隣接して配置される。
前の段落のいずれかに関連して、漏れセンサは、トランシーバを備える。
前の段落のいずれかに関連して、漏れ検出システムは、第1の窓の反対側でガスタービンエンクロージャに結合するように構成されたリフレクタを備え、トランシーバは、第1の窓に隣接して配置され、トランシーバは、第1の窓を通してビームをリフレクタに向けて伝送するように構成され、リフレクタは、ビームを反射してトランシーバに戻すように構成される。
前の段落のいずれかに関連して、漏れ検出システムは、ガスタービンエンクロージャ内の第2の壁部分における第2の開口部に取り付けるように構成された第2の窓を含み、リフレクタは、第2の窓に隣接して配置される。
前の段落のいずれかに関連して、漏れセンサは、ガスタービンエンクロージャの排気口に隣接して取り付けるように構成される。
前の段落のいずれかに関連して、漏れセンサは、ガスタービンエンクロージャの取り外し可能な屋根パネルに取り付けるように構成される。
前の段落のいずれかに関連して、ガスタービンエンクロージャは、漏れ検出システムを含む。
前の段落のいずれかに関連して、システムは、ガスタービンエンクロージャ内に配置されたガスタービンエンジンを含む。
前の段落のいずれかに関連して、複数の漏れセンサは、複数の異なる位置でガスタービンエンクロージャに結合するように構成され、コントローラは、複数のセンサからのセンサフィードバックを評価し、ガスタービンエンクロージャ内の有害な流体の漏れを監視するように構成される。
前の段落のいずれかに関連して、コントローラは、複数のセンサからのセンサフィードバックに基づいて、漏れの位置を推定するように構成される。
前の段落のいずれかに関連して、複数の異なる位置の各位置は、複数の漏れセンサの少なくとも2つの漏れセンサを含む。
前の段落のいずれかに関連して、センサマウントは、漏れセンサをガスタービンエンクロージャに取り付けるように構成され、センサマウントは、保護ハウジング、熱制御システム、または振動ダンパの少なくとも1つを含み、漏れセンサは、内蔵型センサユニットである。
第2の実施形態では、システムは、エンクロージャ(例えば、ガスタービンエンジンまたは発電プラント内の他の機器用)であって、エンクロージャの第1の壁部分における第1の開口部に取り付けられた第1の窓を有するエンクロージャが設けられる。システムはまた、第1の窓に隣接してエンクロージャに取り付けられた漏れセンサを含み、漏れセンサは、第1の窓およびエンクロージャの内部を通してビームを伝送し、センサフィードバックを得るように構成される。センサフィードバックは、エンクロージャ内の有害な流体の漏れを監視するために評価される。
第2の実施形態を説明する前の段落に関連して、漏れセンサは、オープンパス赤外線(OPIR)センサを備える。
第2の実施形態を説明する前の段落のいずれかに関連して、ガスタービンエンジンは、ガスタービンエンクロージャ内に配置される。
第3の実施形態では、方法は、エンクロージャ(例えば、ガスタービンエンジンまたは発電プラント内の他の機器用)内の第1の壁部分における第1の開口部の第1の窓を通して、かつエンクロージャの内部を通してビームを伝送し、センサフィードバックを得ることを含む。方法はまた、コントローラを介して、センサフィードバックを評価し、エンクロージャ内の有害な流体の漏れを監視することを含む。
開示された主題のこれらおよび他の特徴、態様、および利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読解すれば、よりよく理解されよう。添付の図面では、図面全体を通して同様の符号は同様の部分を表す。
複数のセンサを備えた漏れ検出システムを有するガスタービンシステムの一実施形態の概略図である。 ガスタービンエンクロージャの第1の壁部分における第1の窓に配置された第1のセンサ(例えば、送信機)と、第2の壁部分における第2の窓に配置された第2のセンサ(例えば、受信機)とを有する漏れ検出システムの一実施形態の概略図である。 ガスタービンエンクロージャの第1の壁部分における第1の窓に配置された複数の第1のセンサ(例えば、送信機)と、第2の壁部分における第2の窓に配置された複数の第2のセンサ(例えば、受信機)とを有する漏れ検出システムの一実施形態の概略図である。 ガスタービンエンクロージャの第1の壁部分における第1の窓に配置されたセンサ(例えば、トランシーバ)と、第2の壁部分における第2の窓に配置されたリフレクタとを有する漏れ検出システムの一実施形態の概略図である。 ガスタービンエンクロージャの第1の壁部分における第1の窓に配置された複数のセンサ(例えば、トランシーバ)と、第2の壁部分における第2の窓に配置されたリフレクタとを有する漏れ検出システムの一実施形態の概略図である。 ガスタービンエンクロージャに結合された複数の異なる構成のセンサ(例えば、送信機、受信機、トランシーバ、およびリフレクタ)を有する漏れ検出システムの一実施形態の概略図である。
以下、開示された主題の1つまたは複数の具体的な実施形態について説明する。これらの実施形態に関する簡潔な説明を提供するために、実際の実施態様に関するすべての特徴について本明細書に説明するわけではない。エンジニアリングまたは設計プロジェクトなどの実際の実施態様の開発においては、開発者の特定の目的を達成するために、例えばシステム関連および事業関連の制約条件への対応など実施態様に特有の決定を数多くしなければならないし、また、これらの制約条件は実施態様ごとに異なる可能性があることを理解されたい。さらに、このような開発作業は複雑で時間がかかるかもしれないが、それでもなお本開示の利益を得る当業者にとっては、設計、製作、および製造の日常的な仕事であることを理解されたい。
開示された主題の様々な実施形態の要素を導入するとき、冠詞「1つの(a、an)」、「この(the)」、および「前記(said)」は、その要素が1つまたは複数存在することを意味することを意図している。「備える(comprising)」、「含む(including)」、および「有する(having)」という用語は、包括的なものであり、列挙された要素以外のさらなる要素が存在してよいことを意味することを意図している。
図1は、ガスタービンエンジン16を収容するガスタービンエンクロージャ14に結合された漏れ検出システム12を有するガスタービンシステム10の一実施形態の概略図である。図示の実施形態では、漏れ検出システム12は、1つまたは複数の通信ライン22を介して複数の漏れセンサ20(例えば、オープンパス赤外線(OPIR)センサまたは他のタイプの光学/光センサ)に通信可能に結合されたコントローラ18を含む。漏れ検出システム12は、ガス燃料または液体燃料の漏れなどのガスタービンエンクロージャ14内の燃料漏れ(または他の有害な流体漏れ)の識別を容易にするために、漏れセンサ20からセンサフィードバックを得るように構成される。しかし、漏れ検出システム12はまた、ガスタービンエンクロージャ14内の望ましくないガスの他のタイプの漏れを検出するように構成されてもよい。
漏れセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14内からの空気のサンプリングを必要とせず、かつ漏れセンサは、ガスタービンエンクロージャ14内の空気との接触を必要としない。結果として、漏れセンサ20は、空気サンプリング導管のための潜在的な漏れ経路を形成することなく、ガスタービンエンクロージャ14の完全に外側に取り付けることができる。図示の実施形態はコントローラ18と様々な漏れセンサ20との間に延びる通信ライン22を示すが、漏れ検出システム12の特定の実施形態は、漏れセンサ20からセンサデータを得るために無線通信を使用することができる。
図示のコントローラ18は、プロセッサ24と、メモリ26と、メモリに格納され、漏れ検出分析および制御を実施するためにプロセッサ24によって実行可能な命令30とを含む。コントローラ18はまた、通信回路32と、データ処理回路34と、ガスタービンエンクロージャ14内の検出された漏れまたは他の状態に応答する1つまたは複数の制御アクション36とを含む。通信回路32は、漏れセンサ20と通信し、センサデータを取得する有線および/または無線通信回路を含むことができる。
データ処理回路34は、漏れが発生したかもしくは発生しているかどうか、漏れが経時的に悪化しているかどうか、漏れが特定の位置にあるかどうか、漏れが特定のタイプの流体(例えば、ガス燃料または液体燃料)に起因するかどうか、および/または漏れがガスタービンシステム10で発生する別の事象に起因するかどうかを決定するために、漏れセンサ20からのセンサデータを処理し、センサデータに対して1つまたは複数の分析を実施するように構成される。制御アクション36は、警報をトリガすること、ガスタービンエンジン16の動作パラメータを修正すること、液体燃料およびガス燃料などの異なるタイプの燃料を切り替えること、またはガスタービンエンジン16の動作を停止することを含むことができる。コントローラ18によって開始される特定の制御アクション36は、漏れセンサ20から取得されるフィードバックのタイプに依存し得る。例えば、漏れセンサ20が液体燃料の漏れを示す場合、制御アクション36は、液体燃料動作からガス燃料動作への変更をトリガすることができる。センサフィードバックが、ガスタービンエンクロージャ14内の漏れの量が徐々に増加していること、および/または1つまたは複数の閾値を超える漏れレベルを示す場合、制御アクション36は、警報、是正アクション、および/またはガスタービンエンジン16のシャットダウンをトリガすることができる。
以下でさらに詳細に説明するように、漏れセンサ20は、光学/光センサ(例えば、オープンパス赤外線(OPIR)センサ)などの様々なセンサタイプを含むことができる。図示された各センサ20は、1つまたは複数のトランシーバ(例えば、OPIRトランシーバ)、または送信機と受信機の1つまたは複数のペア(例えば、OPIR送信機および受信機)を含むことができる。漏れ検出システム12の詳細は、ガスタービンシステム10の状況を提供した後に以下でさらに詳細に説明される。
図示のガスタービンエンジン16は、吸気セクション40、圧縮機セクション42、燃焼器セクション44、タービンセクション46、排気セクション48、および1つまたは複数の負荷50を含む。吸気セクション40は、ガスタービンエンクロージャ14の外部からガスタービンエンクロージャ14に延びて圧縮機セクション42と接続する吸気ダクト54内に配置された空気処理システム52を含む。空気処理システム52は、1つまたは複数のエアフィルタ56と、1つまたは複数のサイレンサ58と、防氷システム60とを含む。吸気セクション40は、吸気ダクト54を通して空気流62を圧縮機セクション42に送る一方、1つまたは複数のエアフィルタ56で空気流62をフィルタリングし、1つまたは複数のサイレンサ58で吸気セクション40における騒音を低減し、防氷システム60で空気流62における氷形成を抑制する。次いで、空気流62は、単段または多段圧縮機64を含む圧縮機セクション42を通過する。図示の実施形態では、圧縮機64は、外側圧縮機ケーシング70内の圧縮機シャフト68に結合された複数段の圧縮機ブレード66を有する。図示の実施形態は4つの圧縮機段を示しているが、圧縮機64は、燃焼器セクション44に入る前に空気流62を圧縮する1~28個以上の圧縮機段を含んでもよい。
次いで、圧縮空気は、矢印74によって示されるように、燃焼器セクション44の複数の燃焼器72に導かれる。燃焼器セクション44内の各燃焼器72は、1つまたは複数の燃料ノズル76を含むことができる。燃料ノズル76は、圧縮空気74を、デュアル燃料システム82の液体燃料システム80から液体燃料ライン78(または液体燃料回路もしくは流路)に沿って送達される液体燃料、および/またはデュアル燃料システム82のガス燃料システム86からガス燃料ライン84(またはガス燃料回路もしくは流路)に沿って送達されるガス燃料など、1つまたは複数の燃料と混合するように構成される。燃料ノズル76は、液体燃料またはガス燃料の一方のみをそれぞれ液体燃料動作またはガス燃料動作に使用するように構成されてもよい。しかし、燃料ノズル76はまた、例えば、液体燃料動作とガス燃料動作との間の移行中、燃焼器72における燃焼のために液体燃料とガス燃料の両方を同時に使用するように構成されてもよい。
液体燃料およびガス燃料は、様々な燃料タイプおよび組成から選択することができる。例えば、ガス燃料は、天然ガス、合成ガス(またはシンガス)、水素、メタン、または別の適切なガスタービン燃料を含んでもよい。燃焼器72で使用されている特定のタイプの燃料にかかわらず、燃料ノズル76は燃料を圧縮空気74と混合し、燃料-空気混合物は燃焼室88内で点火して高温燃焼ガス90を生成し、次いで高温燃焼ガスはガスタービンセクション46に導かれる。
ガスタービンセクション46は、タービンケーシング98内のタービンシャフト96に結合されたタービンブレード94の1つまたは複数の段を含む、単段または多段タービン92を含むことができる。例えば、特定の実施形態では、タービン92は、1~28個のタービンブレード94のタービン段を含んでもよい。高温燃焼ガス90がタービンセクション46を通って流れると、ガス90は、タービンブレード94およびタービンシャフト96の回転を駆動する。次に、タービンシャフト96の回転は、圧縮機シャフト68に結合された中間シャフト100を介して圧縮機64の回転を駆動し、シャフト102を介して負荷50の回転を駆動する。別々のシャフト68、96、100、および102をガスタービンエンジン16と共に使用することができるが、ガスタービンエンジン16の特定の実施形態は、圧縮機セクション42、タービンセクション46、および負荷50の間に1つまたは複数の共通のシャフトを含むことができる。負荷50は、発電機、産業機械、車両推進システム、または任意の他の適切な機器を含んでもよい。
ガスタービンエンクロージャ14は、一般に、ガスタービンエンジン16を囲み、ガスタービンエンジン16の周りに保護バリアを提供する。例えば、ガスタービンエンクロージャ14は、燃焼器セクション44における燃焼によって生成された熱を実質的に含むことができ、ガスタービンエンクロージャ14は、安全上の理由から格納容器を提供することができる。ガスタービンシステム10はまた、ガスタービンエンクロージャ14に結合された換気システム104を含む。図示のように、換気システム104は、ガスタービンエンクロージャ14に結合された吸気口106および排気口108を含む。吸気口106は、吸気ダクト114内に配置された1つまたは複数のエアフィルタ110および1つまたは複数のファン112を含み、それによって矢印116によって示されるように、空気流をガスタービンエンクロージャ14に導いてフィルタリングする。同様に、排気口108は、排気ダクト120内に配置された1つまたは複数のファン118を含み、矢印122によって示されるように、ガスタービンエンクロージャ14から換気流を送る。吸気口106および排気口108は各々ファン112および118を含むことができるが、特定の実施形態では、ファンは、吸気口106または排気口108の一方のみに配置されてもよい。動作中、換気システム104は、矢印116および122によって示されるように、ガスタービンエンクロージャ14を通して空気流を循環させ、それによってガスタービンエンクロージャ14から熱および/または漏れた流体(例えば、漏れた燃料)を引き出す。しかし、漏れがガスタービンエンクロージャ14内で発生した場合、漏れ検出システム12は、漏れを識別し、特定の制御アクション36を可能にするように構成される。
漏れ検出システム12は、ガスタービンシステム10のガスタービンエンクロージャ14に結合された複数の漏れセンサ20に、およびターボ機械126を収容するエンクロージャ124に結合された1つまたは複数のセンサ20に通信可能に結合される。特定の実施形態では、ターボ機械126は、ガスタービンエンクロージャ14内に配置されたガスタービンエンジン16と同様の追加のガスタービンエンジンを含むことができる。しかし、ターボ機械126はまた、燃焼システム、ガス圧縮機、往復ピストンシリンダ燃焼エンジン、ボイラ、ガス化装置(例えば、石炭または別の燃料原料を使用する)によって生成されたシンガスを処理するためのガス処理システム(例えば、硫黄除去ユニット)、または燃料もしくは有害なガスの漏れの可能性を有する他の機器など、他の機器を含むことができる。
漏れ検出システム12は、これらのシステムの各々に配置された漏れセンサ20からのセンサフィードバックを同時に監視し、適切な制御アクション36を提供するように構成される。ガスタービンエンジン16およびターボ機械126が、発電プラントなどのより大きなシステムの一部として互いに機能的に関連および/または依存している場合、漏れ検出システム12は、ガスタービンエンジン16とターボ機械126との間の制御アクション36を調整することができる。しかし、特定の実施形態では、ガスタービンエンジン16およびターボ機械126は、漏れ検出システム12が独立した制御アクション36をガスタービンエンジン16および様々なターボ機械126に提供することができるように、互いに独立していてもよい。
これらのシステムの各々において、漏れセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14の周りの異なる位置に分散させることができ、これにより、センサ測定値に冗長性を提供することができ、また、特定のエンクロージャ(例えば、14および124)で発生する潜在的な漏れの位置に関する追加の情報を提供することができる。例えば、ガスタービンエンクロージャ14に示されるように、漏れセンサ20は、ガス燃料ライン84および液体燃料ライン78、燃焼器72、ならびに排気口108に沿った様々な位置に分散されている。さらなる例として、漏れセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14の取り外し可能な屋根パネル15(または他の取り外し可能なアクセスパネル)に結合することができる。したがって、漏れセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14の特定の位置における漏れのより大きいまたはより小さい存在を示すセンサフィードバックを得ることができ、それによりコントローラ18は、漏れの特定の位置、漏れを有する可能性のある構成要素、可能な是正措置、および漏れを是正することができない場合の可能な制御アクション36を推定することができる。以下でさらに詳細に説明するように、漏れセンサ20はまた、液体燃料またはガス燃料のタイプなど、特定のタイプの燃料漏れを識別するように構成されてもよい。
特定の実施形態では、漏れセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14の外側に配置された、光学センサなどの非侵入性、非接触のセンサである。例えば、漏れセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14の内部を通して光学ビーム(例えば、光または放射線ビーム)を送受信することができ、それにより光学ビームの特性における変化を分析し、漏れがガスタービンエンクロージャ14内で発生しているかどうかを決定することができる。例えば、コントローラ18の漏れセンサ20および/またはデータ処理回路34は、ガスタービンエンクロージャ14を通過する光学ビームにおける変化を分析し、ガスタービンエンクロージャ14内の流体漏れの組成を決定するように構成することができる。
センサ20は、赤外線(IR)光センサ、レーザセンサ、電磁放射センサ、または任意の他の適切な光学ベースのセンサを含んでもよい。特に、開示された漏れセンサ20は、オープンパス赤外線(OPIR)センサを含むことができる。OPIRセンサ20は、送信機と受信機のペア、またはトランシーバとリフレクタ(例えば、リトロリフレクタ)のペアを含むことができる。リフレクタは、基板層および反射層(例えば、ミラー層)を有する反射パネルを含むことができる。センサ20の詳細は、図2~図5を参照して以下でさらに詳細に説明される。
OPIRセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14を通して赤外光ビームを導くように構成される。ガスタービンエンクロージャ14内の潜在的な燃料漏れの存在は、赤外光ビームにおける赤外波長の吸収に起因して検出することができる。例えば、特定の赤外波長は、ガスタービンエンクロージャ14内の特定の液体燃料、特定のガス燃料、または他の有害な流体など、特定の燃料タイプに対応することができる。したがって、OPIRセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14内の特定のタイプの漏れを検出するように構成され、それによりコントローラ18は、ガスタービンエンジン16に対する可能な是正アクション36を識別することができる。
図2、図3、図4、および図5は、ガスタービンエンジン16を収容するガスタービンエンクロージャ14の外部に結合されたセンサ20の実施形態の概略図である。例えば、センサ20は、排気口108の近傍のガスタービンエンクロージャ14の対向する側に配置することができる。しかし、センサ20は、図1に示されるように、ガスタービンエンクロージャ14の他の壁部分に配置されてもよい。
図2に示されるように、漏れセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14の第1の壁部分144における第1の窓142に隣接して配置された送信機140と、ガスタービンエンクロージャ14の第2の壁部分150における第2の窓148に隣接して配置された受信機146とを含むことができる。例えば、送信機140は、IR送信機、レーザ送信機、またはOPIR送信機などの光学または光送信機を含んでもよい。同様に、受信機146は、それぞれIR受信機、レーザ受信機、またはOPIR受信機などの光学または光受信機を含んでもよい。
第1の窓142は、第1の壁部分144内の開口部または切り欠き152において配置され、第2の窓148は、第2の壁部分150内の開口部または切り欠き154において配置される。窓142および148の各々は、ガラスシートまたはパネル(例えば、サファイア窓パネル)などの透明材料シートであってもよい。窓142および148は、透明材料の単一の層または複数の層を含むことができる。第1および第2の窓142および148は、光学ビーム156(例えば、光ビーム、赤外線ビーム、レーザビームなど)が送信機140から、第1の窓142を通ってエンクロージャ14内の内部空間158を横切り、第2の窓148を通って受信機146に入ることを可能にするように構成される。このようにして、送信機140および受信機146は、送信機140および受信機146がガスタービンエンクロージャ14内のより高い温度に曝されないように、ガスタービンエンクロージャ14の内部空間158から完全に外部にある。加えて、送信機140および受信機146の外部位置は、設置、検査、およびメンテナンスのためのより容易なアクセスを容易にする。
第1の窓142は、第1の壁部分144と第1の窓142の両方に締結され得る、矩形または環状フランジなどの1つまたは複数のマウント160を介して第1の壁部分144に取り付けられてもよい。例えば、マウント160は、複数のねじ留め具162(例えば、ボルト)で第1の壁部分144に締結されてもよく、マウント160は、複数のねじ留め具164(例えば、ボルト)で第1の窓142に締結されてもよい。同様に、第2の窓148は、矩形または環状フランジなどの1つまたは複数のマウント166を介して第2の壁部分150に取り付けられてもよい。例えば、マウント166は、複数のねじ留め具168(例えば、ボルト)を介して第2の壁部分150に締結されてもよく、マウント166は、複数のねじ留め具170(例えば、ボルト)で第2の窓148に締結されてもよい。図示の実施形態はマウント160および166のためにねじ留め具162、164、168、および170を使用しているが、特定の実施形態は、溶接継手、ヒンジ継手、ラッチ、ダブテール継手、締まり嵌めもしくは焼き嵌め、接着剤、および/または任意の適切な固定もしくは取り外し可能な継手など、他の留め具もしくは継手を含んでもよい。
送信機140は、取り付けシステム171で第1の壁部分144に結合されてもよい。図示の取り付けシステム171は、少なくとも1つのマウント172を含むことができ、マウント172は、複数のねじ留め具174(例えば、ボルト)で第1の壁部分144に締結することができる。マウント172はまた、複数のねじ留め具176(例えば、ボルト)で送信機140に締結されてもよい。いくつかの実施形態では、ねじ留め具174および176は、溶接継手、ヒンジ継手、ラッチ、ダブテール継手、締まり嵌めもしくは焼き嵌め、接着剤、および/または任意の適切な固定もしくは取り外し可能な継手など、他の留め具によって置き換えるか補足することができる。図示の実施形態では、マウント172は、中央本体180から外側に延びる傾斜アーム178を有する。中央本体180は、送信機140の周りに配置され、中央本体180はまた、振動ダンパまたはショックアブソーバ182を含むことができる。例えば、振動ダンパ182は、1つまたは複数のばね、衝撃吸収材料、ピストンシリンダアセンブリ、またはそれらの組み合わせを含み得る。振動ダンパ182は、ガスタービンエンジン16の動作に関連する振動を低減するように構成することができる。しかし、マウント172の特定の実施形態は、振動ダンパ182を除外してもよい。
特定の実施形態では、マウント172はまた、送信機140の周りに配置された保護ハウジング184を含むことができる。保護ハウジング184は、熱、電気的干渉、または衝撃損傷から送信機140を保護するように構成することができる。例えば、保護ハウジング184は、電気絶縁、熱絶縁、および構造保護の1つまたは複数の層を含み得る。送信機140はまた、保護ハウジング184を通して換気および/または熱流(例えば、冷却流および/または加熱流)を提供するように構成された熱制御システム186を含むことができる。熱制御システム186は、1つまたは複数のファン、1つまたは複数のポンプおよび熱交換器を有する液体熱制御システム(例えば、液体加熱/冷却システム)、電気ヒータ、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。熱制御システム186は、所望の温度範囲内(すなわち、上限温度閾値と下限温度閾値との間)に、保護ハウジング184および送信機140の内部の温度を維持するように(例えば、加熱および/または冷却によって)構成することができる。熱制御システム186は、窓(例えば、第1の窓142)に対して熱流(例えば、洗浄流体ジェット、冷却流、および/または加熱流)を導くように構成された1つまたは複数の流体注入ダクト187を含むことができる。例えば、ダクト187からの熱流は、破片、水分、氷、または他の汚染物質を窓から除去するように構成されてもよい。熱制御システム186は、1つまたは複数の制御ライン188を介して漏れ検出システム12に通信可能に結合される。しかし、マウント172の特定の実施形態は、保護ハウジング184および/または熱制御システム186を除外してもよい。例えば、特定の実施形態では、送信機140は、周囲温度および天候(例えば、風、雨、雪、および/または雹)が送信機140の適切な温度を維持するのに役立つように、環境に少なくとも部分的にまたは全体的に曝されてもよい(すなわち、保護ハウジング184および熱制御システム186なしで)。送信機140はまた、ガスタービンエンクロージャ14から送信機140への熱および振動の伝達を低減するのに十分な距離141だけ、第1の窓142から離間してもよい。
図示の実施形態では、受信機146は、送信機140と実質的に同じ取り付けシステム171を有する。特に、それぞれの留め具174および176を介して第2の壁部分150および受信機146に結合され得るマウント172は、傾斜アーム178と、振動ダンパ182を有する中央本体180とを含む。加えて、送信機140と同様に、受信機146は保護ハウジング184を有し、熱制御システム186は、1つまたは複数の制御ライン188を介して漏れ検出システム12に通信可能に結合される。熱制御システム186は、窓(例えば、第2の窓148)に対して熱流(例えば、洗浄流体ジェット、冷却流、および/または加熱流)を導くように構成された1つまたは複数の流体注入ダクト187を含むことができる。したがって、受信機146は、送信機140についての取り付けシステム171を参照して上述したのと実質的に同じ特徴を有する。
送信機140と同様に、マウント172の特定の実施形態は、受信機146のための保護ハウジング184および/または熱制御システム186を除外してもよい。例えば、特定の実施形態では、受信機146は、周囲温度および天候(例えば、風、雨、雪、および/または雹)が受信機146の適切な温度を維持するのに役立つように、環境に少なくとも部分的にまたは全体的に曝されてもよい(すなわち、保護ハウジング184および熱制御システム186なしで)。受信機146はまた、ガスタービンエンクロージャ14から受信機146への熱および振動の伝達を低減するのに十分な距離147だけ、第2の窓148から離間してもよい。
送信機140および受信機146の各々は内蔵型ユニット(すなわち、予めパッケージ化されたユニット)であり、すべての電子機器、回路、光学素子、レンズ、メモリ、プロセッサなどは、それぞれの送信機140または受信機146の専用センサハウジング149に収容される。したがって、保護ハウジング184、熱制御システム186、および振動ダンパ182は、ガスタービンシステム10の環境で使用するために送信機140および受信機146を適合させて強化するように構成される。図2のセンサ20の構成は、図1に示されるセンサ位置のいずれか1つまたは複数で使用することができる。
図3は、ガスタービンエンクロージャ14の第1および第2の壁部分144および150上に配置されたセンサ20を有する漏れ検出システム12の一実施形態の概略図であり、各センサ20は、第1の壁部分144上の複数の送信機140と、第2の壁部分150上の複数の受信機146とを含む。違いを除けば、図3の実施形態は、図2の実施形態と実質的に同じである。したがって、図2および図3では、図2を参照して上述したのと同じ構成要素を図示するために同じ参照番号が使用されている。以下、相違点について詳細に説明する。
第1の壁部分144において、マウント172は、マウントの中央本体180が傾斜アーム178の間に延びる中間支持体190を有することを除いて、図2に図示されるものと実質的に同じである。中間支持体190は、複数の送信機140の端部を支持するように構成された複数の凹部192を画定する。2つの送信機140のみが図3には図示されているが、図示の実施形態は、マウント172内に配置された任意の数の送信機140(例えば、2、3、4、5、6、またはそれ以上)を含んでもよい。第2の壁部分150において受信機146を支持するマウント172は、第1の壁部分144において送信機140を支持するマウント172と実質的に同じである。図示のように、受信機146を支持するマウント172は、傾斜アーム178の間に延びる中間支持体190を有し、中間支持体190は、複数の受信機146の端部を支持するように構成された複数の凹部192を含む。
図示の実施形態では、送信機140および受信機146のためのマウント172は、互いに実質的に同じである。しかし、送信機140および受信機146の異なるサイズまたは構成に対応するために、特定の修正を行うことができる。図示の実施形態では、送信機140および受信機146は、互いに対して均一または不均一な間隔で離間してもよい。複数の送信機140および受信機146は、ガスタービンエンクロージャ14の特定の位置で冗長測定値を得るように構成されてもよく、または複数の送信機140および受信機146は、ガスタービンエンクロージャ14の特に敏感な領域でのセンサ測定値に関する追加の空間情報を提供するように構成されてもよい。図3のセンサ20の構成は、図1に示されるセンサ位置のいずれか1つまたは複数で使用することができる。
図4は、ガスタービンエンクロージャ14に結合された漏れセンサ20を有する漏れ検出システム12の一実施形態の概略図である。図4の実施形態は、送信機140が第1の壁部分144でトランシーバ200に置き換えられ、受信機146が第2の壁部分150でリフレクタ202に置き換えられていることを除いて、上述した図2の実施形態と同様である。したがって、第1の壁部分144における取り付けシステム171は、図2を参照して上述したのと実質的に同じである。トランシーバ200は、傾斜アーム178を備えた中央本体180を有するマウント172で第1の壁部分144に取り付けられる。中央本体180はまた、上述したように振動ダンパ182を含む。トランシーバ200は、保護ハウジング184によって保護され、熱制御システム186によって熱流(例えば、冷却流および/または加熱流)が提供される。熱制御システム186は、窓(例えば、第1の窓142)に対して熱流(例えば、洗浄流体ジェット、冷却流、および/または加熱流)を導くように構成された1つまたは複数の流体注入ダクト187を含むことができる。第1の窓142は、マウント160およびねじ留め具162および164で第1の壁部分144に取り付けられる。
上述したように、マウント172の特定の実施形態は、保護ハウジング184および/または熱制御システム186を除外してもよい。例えば、特定の実施形態では、トランシーバ200は、周囲温度および天候(例えば、風、雨、雪、および/または雹)がトランシーバ200の適切な温度を維持するのに役立つように、環境に少なくとも部分的にまたは全体的に曝されてもよい(すなわち、保護ハウジング184および熱制御システム186なしで)。トランシーバ200はまた、ガスタービンエンクロージャ14からトランシーバ200への熱および振動の伝達を低減するのに十分な距離141だけ、第1の窓142から離間してもよい。
第2の壁部分150は、リフレクタ202(例えば、第1の実施形態では、外部に取り付けられたリフレクタ)またはリフレクタ203(例えば、第2の実施形態では、内部に取り付けられたリフレクタ)で構成されてもよい。第2の壁部分150上にリフレクタ202を有する第1の実施形態では、第2の窓148およびリフレクタ202は、図2を参照して上述したのと同様に、第2の壁部分150に取り付けられてもよい。特に、第2の窓148は、開口部または切り欠き154において配置され、リフレクタ202は、第2の窓148の外面に対して配置され、マウント204(例えば、矩形または環状フランジ)は、第2の窓148とリフレクタ202の両方を第2の壁部分150に固定する。図示のように、マウント204は、複数のねじ留め具206(例えば、ボルト)で第2の壁部分150に結合され、マウント204は、複数のねじ留め具208(例えば、ボルト)で第2の窓148およびリフレクタ202に結合される。図示の実施形態はマウント160および204のためにねじ留め具162、164、206、および208を使用しているが、特定の実施形態は、溶接継手、ヒンジ継手、ラッチ、ダブテール継手、締まり嵌めもしくは焼き嵌め、接着剤、および/または任意の適切な固定もしくは取り外し可能な継手など、他の留め具もしくは継手を含んでもよい。
第1の実施形態の動作において、トランシーバ200は、第1の窓142を通して、内部空間158を通して、第2の窓148を通して、リフレクタ202に対して光学ビーム210を伝送するように構成され、次にリフレクタ202は、戻り光学ビーム212を反射してトランシーバ200に戻す。次いで、受信されたビーム212は、トランシーバ200および/またはコントローラ18によって処理され、漏れがガスタービンエンクロージャ14内で発生しているかどうかを評価する。
トランシーバ200は、IRトランシーバ、レーザトランシーバ、またはOPIRトランシーバなどの光学または光トランシーバを含むことができる。図示のトランシーバ200は内蔵型トランシーバユニット(すなわち、予めパッケージ化されたユニット)であり、すべての電子機器、回路、光学素子、レンズ、メモリ、プロセッサなどは、トランシーバ200の専用センサハウジングに収容される。したがって、保護ハウジング184、熱制御システム186、および振動ダンパ182は、ガスタービンシステム10の環境で使用するために図示のトランシーバ200を適合させて強化するように構成される。図4のセンサ20の構成は、図1に示されるセンサ位置のいずれか1つまたは複数で使用することができる。
リフレクタ202ではなくリフレクタ203を有する第2の実施形態では、リフレクタ203は、マウント205(例えば、矩形または環状フランジ)および複数のねじ留め具207(例えば、ボルト)を介して、第2の壁部分150の内面に取り付けられてもよい。加えて、開口部または切り欠き154、第2の窓148、リフレクタ202、マウント204、およびねじ留め具206および208は、リフレクタ203を使用する際に除外されてもよく、それによって第2の壁部分150におけるいかなる潜在的な漏れ経路も排除される。第2の実施形態の動作において、トランシーバ200は、第1の窓142を通して、内部空間158を通して、リフレクタ203に対して光学ビーム210を伝送するように構成され、次にリフレクタ203は、戻り光学ビーム212を反射してトランシーバ200に戻す。次いで、受信されたビーム212は、トランシーバ200および/またはコントローラ18によって処理され、漏れがガスタービンエンクロージャ14内で発生しているかどうかを評価する。
図5は、ガスタービンエンクロージャ14内の燃料漏れを検出するように構成されたセンサ20を有する漏れ検出システム12の一実施形態の概略図である。図示の実施形態では、第1の壁部分144上に配置された取り付けシステム172およびセンサ20の構成は、図4を参照して説明したように送信機140がトランシーバ200に置き換えられていることを除いて、図3を参照して上述したのと実質的に同じである。したがって、図5のトランシーバ200は、図3の実質的に同じマウント172に配置される。マウント172は、振動ダンパ182を有する中央本体180から延びる傾斜アーム178を含む。マウント172はまた、複数のトランシーバ200を支持するように構成された複数の凹部192を有する中間支持体190を含む。トランシーバ200はまた、熱制御システム186を有する保護ハウジング184によって保護される。熱制御システム186は、窓(例えば、第1の窓142)に対して熱流(例えば、洗浄流体ジェット、冷却流、および/または加熱流)を導くように構成された1つまたは複数の流体注入ダクト187を含むことができる。
特定の実施形態では、マウント172は、保護ハウジング184および/または熱制御システム186を除外してもよい。第1の壁部分144はまた、開口部または切り欠き152において配置された第1の窓142を有し、第1の窓142は、マウント160およびねじ留め具162および164で第1の壁部分144に結合される。トランシーバ200はまた、ガスタービンエンクロージャ14からトランシーバ200への熱および振動の伝達を低減するのに十分な距離141だけ、第1の窓142から離間してもよい。
第2の壁部分150は、図4を参照して上述したのと同様の構成を有し、リフレクタ202(例えば、第1の実施形態では、外部に取り付けられたリフレクタ)またはリフレクタ203(例えば、第2の実施形態では、内部に取り付けられたリフレクタ)を含んでもよい。リフレクタ202を有する第1の実施形態では、第2の窓148は、第2の壁部分150内の開口部または切り欠き154において配置され、リフレクタ202は、第2の窓148の外面に対して配置され、マウント204は、第2の窓148とリフレクタ202の両方を第2の壁部分150に結合する。図4と同様に、マウント204は、複数のねじ留め具206で第2の壁部分150に結合され、マウント204は、複数のねじ留め具208で第2の窓148およびリフレクタ202に結合される。
第1の実施形態では、トランシーバ200およびリフレクタ202は、図4を参照して上述したのと実質的に同じように動作する。特に、各トランシーバ200は、第1の窓142を通して、内部空間158を通して、第2の窓148を通して、リフレクタ202に対して光学ビーム210を伝送するように構成され、次にリフレクタ202は、戻り光学ビーム212を反射してトランシーバ200に戻す。次いで、トランシーバ200および/またはコントローラ18は、受信された光学ビーム212を処理し、燃料漏れがガスタービンエンクロージャ14内で発生しているかどうかを評価する。
図3と同様に、トランシーバ200は、互いに対して均一または不均一に離間されている。トランシーバ200は、ガスタービンエンクロージャ14内の潜在的な漏れに関する空間情報を提供する1つまたは複数の冗長測定値を提供するように構成することができる。図5のセンサ20の構成は、図1に示されるセンサ位置のいずれか1つまたは複数で使用することができる。
リフレクタ202ではなくリフレクタ203を有する第2の実施形態では、リフレクタ203は、マウント205およびねじ留め具207(例えば、ボルト)を介して、第2の壁部分150の内面に取り付けられてもよい。加えて、開口部または切り欠き154、第2の窓148、リフレクタ202、マウント204、およびねじ留め具206および208は、リフレクタ203を使用する際に除外されてもよく、それによって第2の壁部分150におけるいかなる潜在的な漏れ経路も排除される。第2の実施形態の動作において、トランシーバ200は、第1の窓142を通して、内部空間158を通して、リフレクタ203に対して光学ビーム210を伝送するように構成され、次にリフレクタ203は、戻り光学ビーム212を反射してトランシーバ200に戻す。次いで、受信されたビーム212は、トランシーバ200および/またはコントローラ18によって処理され、漏れがガスタービンエンクロージャ14内で発生しているかどうかを評価する。
図6は、ガスタービンエンクロージャに結合された複数の異なる構成のセンサ20(例えば、送信機140、受信機146、トランシーバ200、およびリフレクタ220)を有する漏れ検出システム12の一実施形態の概略図である。送信機140、受信機146、およびトランシーバ200は、窓142および148、取り付けシステム171、保護ハウジング184、振動ダンパ182、保護ハウジング184、および熱制御システム186を含む、図1~図5を参照して詳細に上述したのと実質的に同じ特徴を有することができる。しかし、特定の実施形態では、送信機140、受信機146、およびトランシーバ200は、保護ハウジング184および/または熱制御システム186を除外してもよい。リフレクタ220は、リフレクタ202(例えば、第1の実施形態では、窓の外側で外部に取り付けられたリフレクタ)またはリフレクタ203(例えば、第2の実施形態では、内部に取り付けられたリフレクタ)を含んでもよい。図示の実施形態では、漏れ検出システム12は、第1のセンサ構成222、第2のセンサ構成224、第3のセンサ構成226、第4のセンサ構成228、および第5のセンサ構成230を含む。これらのセンサ構成222、224、226、228、および230は、互いに独立して、または互いに様々な組み合わせで使用することができる。
第1のセンサ構成222は、図2および図3を参照して上述したのと実質的に同じであってもよく、ガスタービンエンクロージャ14の対向する側に送信機140および受信機146を含む。第2のセンサ構成224は、図4および図5を参照して上述したのと実質的に同じであってもよく、ガスタービンエンクロージャ14の対向する側にトランシーバ200およびリフレクタ220(例えば、リフレクタ202または203)を含む。第3のセンサ構成226は、第1の壁部分144上に送信機140および受信機146を有し、第2の壁部分150上にリフレクタ220を有する第1のセンサセット232と、第2の壁部分150上に送信機140および受信機146を有し、第1の壁部分144上にリフレクタ220を有する第2のセンサセット234とを含む。各センサセット232および234は、1~170度、2~120度、3~90度、4~60度、または10~30度などの角度236でリフレクタ220から光学ビーム156を反射する。
第4のセンサ構成228は、第3のセンサ構成226にさらなる改良を加える。第4のセンサ構成228では、リフレクタ220は、送信機140を有する第1の壁部分144および受信機146を有する第2の壁部分150とは異なる壁部分238上に配置される。各送信機140からの光学ビーム156は、ビームスプリッタ244によってそれぞれの第1および第2の光学ビーム240および242に分割され、それにより第1の光学ビーム240は送信機140と受信機146との間を直接通過するが、第2の光学ビーム242は、送信機140と受信機146との間の角度246でリフレクタ220から反射する。角度246は、送信機140および受信機146のセットごとに同じであっても異なっていてもよい。角度246は、20~175度、30~150度、40~120度、50~100度、または60~90度であってもよい。受信機146の各々は、それぞれの送信機140から第1および第2の光学ビーム240および242を独立して受信してもよく、またはビームコンバイナ250は、第1および第2の光学ビーム240および242を単一の光学ビームとして受信機146の各々に結合してもよい。特定の実施形態では、ビームスプリッタ244は、それぞれの送信機140に統合されてもよく、またはビームスプリッタ244は、それぞれの送信機140とは別々であってもよい(例えば、窓142上に取り付けられる)。加えて、ビームコンバイナ250は、それぞれの受信機146に統合されてもよく、またはビームコンバイナ250は、それぞれの受信機146とは別々であってもよい(例えば、窓148上に取り付けられる)。
第5のセンサ構成230は、図4および図5を参照して上述したのと実質的に同じであってもよく、ガスタービンエンクロージャ14の対向する側にトランシーバ200およびリフレクタ220(例えば、リフレクタ202または203)を含む。しかし、図示の実施形態では、トランシーバ200は、リフレクタ220を有する壁部分238とは反対側の壁部分252上に配置され、この壁部分はまた、第1、第2、および第3のセンサ構成222、224、および226の送信機140、受信機146、トランシーバ200、およびリフレクタ220、ならびに第4のセンサ構成228の送信機140および受信機146を有する第1および第2の壁部分144および150とは異なる。結果として、第5のセンサ構成230に関連する光学ビーム(例えば、210、212)は、第1、第2、第3、および第4のセンサ構成222、224、226、および228に関連する光学ビーム(例えば、156、210、および212)に対して横方向にガスタービンエンクロージャ14を通過し、それによってガスタービンエンクロージャ14の内側に光学ビームの光学測定グリッド254を画定する。図示の光学ビームのグリッド254は、ガスタービンエンクロージャ14内の漏れ測定値を改善することができる。
図6の漏れ検出システム12は、図1~図5を参照して詳細に上述したのと実質的に同じように動作する。したがって、漏れ検出システム12は、ガスタービンエンクロージャ14の内側の流体(例えば、ガス燃料蒸気または液体燃料蒸気)の漏れに関連する光学ビームにおける変化を監視するように構成される。様々なセンサ構成222、224、226、228、および230は、漏れ検出測定値の冗長性、漏れ検出測定値の精度の改善、および/またはガスタービンエンクロージャ14内の漏れに関連する位置固有データを提供するために、単独でまたは互いに組み合わせて使用することができる。
開示された主題の技術的効果は、ガスタービンエンクロージャ14内からの空気のサンプリングを必要としない非侵入性、非接触の漏れ測定技術を含む。特に、ガスタービンエンクロージャ14から空気サンプルを抽出するのではなく、開示された測定技術は、ガスタービンエンクロージャ14における窓(例えば、142、148)に配置された1つまたは複数の漏れセンサ20を使用する。したがって、漏れセンサ20は、ガスタービンエンクロージャ14の完全に外側にあり、窓は、漏れセンサ20がガスタービンエンクロージャ14の内部空間158を通してビーム(例えば、光学ビーム、光ビーム、IRビームなど)を送受信し、漏れがガスタービンエンクロージャ14内で発生しているかどうかを評価することを可能にする。漏れセンサ20はまた、ガスタービンシステム10で使用するためにセンサ20を適合させる1つまたは複数の特徴を含むことができる。例えば、漏れセンサ20は、保護ハウジング184、流体注入ダクト187を備えた熱制御システム186、および/または振動ダンパ182を含むことができる。
本明細書は、開示された主題の様々な実施形態を最良の態様を含めて説明すると共に、あらゆる装置またはシステムの作製および使用ならびにあらゆる関連の方法の実施を含む開示された主題の実践を当業者にとって可能にするために、実施例を使用している。本主題の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。そのような他の実施例は、特許請求の範囲の文言と異ならない構造要素を有する場合、または特許請求の範囲の文言との実質的な差異を有さない等価な構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることを意図している。
10 ガスタービンシステム
12 漏れ検出システム
14 ガスタービンエンクロージャ
15 取り外し可能な屋根パネル
16 ガスタービンエンジン
18 コントローラ
20 漏れセンサ、オープンパス赤外線(OPIR)センサ
22 通信ライン
24 プロセッサ
26 メモリ
30 命令
32 通信回路
34 データ処理回路
36 制御アクション、是正アクション
40 吸気セクション
42 圧縮機セクション
44 燃焼器セクション
46 ガスタービンセクション
48 排気セクション
50 負荷
52 空気処理システム
54 吸気ダクト
56 エアフィルタ
58 サイレンサ
60 防氷システム
62 空気流
64 単段または多段圧縮機
66 圧縮機ブレード
68 圧縮機シャフト
70 外側圧縮機ケーシング
72 燃焼器
74 圧縮空気、矢印
76 燃料ノズル
78 液体燃料ライン
80 液体燃料システム
82 デュアル燃料システム
84 ガス燃料ライン
86 ガス燃料システム
88 燃焼室
90 高温燃焼ガス
92 単段または多段タービン
94 タービンブレード
96 タービンシャフト
98 タービンケーシング
100 中間シャフト
102 シャフト
104 換気システム
106 吸気口
108 排気口
110 エアフィルタ
112 ファン
114 吸気ダクト
116 矢印
118 ファン
120 排気ダクト
122 矢印
124 エンクロージャ
126 ターボ機械
140 送信機
141 距離
142 第1の窓
144 第1の壁部分
146 受信機
147 距離
148 第2の窓
149 専用センサハウジング
150 第2の壁部分
152 開口部または切り欠き
154 開口部または切り欠き
156 光学ビーム
158 内部空間
160 マウント
162 ねじ留め具
164 ねじ留め具
166 マウント
168 ねじ留め具
170 ねじ留め具
171 取り付けシステム
172 マウント、取り付けシステム
174 ねじ留め具
176 ねじ留め具
178 傾斜アーム
180 中央本体
182 振動ダンパ、ショックアブソーバ
184 保護ハウジング
186 熱制御システム
187 流体注入ダクト
188 制御ライン
190 中間支持体
192 凹部
200 トランシーバ
202 リフレクタ
203 リフレクタ
204 マウント
205 マウント
206 ねじ留め具
207 ねじ留め具
208 ねじ留め具
210 光学ビーム
212 戻り光学ビーム
220 リフレクタ
222 第1のセンサ構成
224 第2のセンサ構成
226 第3のセンサ構成
228 第4のセンサ構成
230 第5のセンサ構成
232 第1のセンサセット
234 第2のセンサセット
236 角度
238 壁部分
240 第1の光学ビーム
242 第2の光学ビーム
244 ビームスプリッタ
246 角度
250 ビームコンバイナ
252 壁部分
254 光学測定グリッド

Claims (12)

  1. ガスタービンエンクロージャ(14)内の第1の壁部分(144)における第1の開口部に取り付けるように構成された第1の窓(142)と、
    前記第1の窓(142)および前記ガスタービンエンクロージャ(14)の内部を通してビームを伝送し、センサフィードバックを得るように構成された漏れセンサ(20)と、
    前記センサフィードバックを評価し、前記ガスタービンエンクロージャ(14)内の有害な流体の漏れを監視するように構成されたコントローラ(18)と
    を備える漏れ検出システム(12)
    を備える、システム(10)。
  2. 前記漏れセンサ(20)は、光センサまたはオープンパス赤外線(OPIR)センサを備える、請求項1に記載のシステム(10)。
  3. 前記漏れセンサ(20)は、送信機(140)と、受信機(146)とを備え、前記漏れ検出システム(12)は、前記ガスタービンエンクロージャ(14)内の第2の壁部分(150)における第2の開口部に取り付けるように構成された第2の窓(148)を備え、前記送信機(140)は、前記第1の窓(142)に隣接して配置され、前記受信機(146)は、前記第2の窓(148)に隣接して配置される、請求項1に記載のシステム(10)。
  4. 前記漏れセンサ(20)は、トランシーバ(200)を備え、前記漏れ検出システム(12)は、前記第1の窓(142)の反対側で前記ガスタービンエンクロージャ(14)に結合するように構成されたリフレクタ(202)を備え、前記トランシーバ(200)は、前記第1の窓(142)に隣接して配置され、前記トランシーバ(200)は、前記第1の窓(142)を通して前記ビームを前記リフレクタ(202)に向けて伝送するように構成され、前記リフレクタ(202)は、前記ビームを反射して前記トランシーバ(200)に戻すように構成される、請求項1に記載のシステム(10)。
  5. 前記漏れ検出システム(12)は、前記ガスタービンエンクロージャ(14)内の第2の壁部分(150)における第2の開口部に取り付けるように構成された第2の窓(148)を備え、前記リフレクタ(202)は、前記第2の窓(148)に隣接して配置される、請求項4に記載のシステム(10)。
  6. 複数の異なる位置で前記ガスタービンエンクロージャ(14)に結合するように構成された複数の前記漏れセンサ(20)を備え、前記コントローラ(18)は、前記複数のセンサ(20)からのセンサフィードバックを評価し、前記ガスタービンエンクロージャ(14)内の前記有害な流体の前記漏れを監視するように構成され、前記複数のセンサ(20)からの前記センサフィードバックに基づいて、前記コントローラ(18)は、前記有害な流体の前記漏れの位置を推定するように構成される、請求項1に記載のシステム(10)。
  7. 前記複数の異なる位置の各位置は、前記複数の漏れセンサ(20)の少なくとも2つの漏れセンサ(20)を含む、請求項6に記載のシステム(10)。
  8. 前記漏れセンサ(20)を前記ガスタービンエンクロージャ(14)に取り付けるように構成されたセンサマウント(172)を備え、前記センサマウント(172)は、保護ハウジング(184)、熱制御システム(186)、または振動ダンパ(182)の少なくとも1つを備え、前記漏れセンサ(20)は、内蔵型センサユニットである、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のシステム(10)。
  9. 前記漏れセンサ(20)は、前記ガスタービンエンクロージャ(14)の排気口(108)に隣接して、または前記ガスタービンエンクロージャ(14)の取り外し可能な屋根パネル(15)に取り付けるように構成される、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のシステム(10)。
  10. 前記漏れ検出システム(12)を有する前記ガスタービンエンクロージャ(14)を備える、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシステム(10)。
  11. 前記ガスタービンエンクロージャ(14)内に配置されたガスタービンエンジン(16)を備える、請求項10に記載のシステム(10)。
  12. ガスタービンエンクロージャ(14)内の有害な流体の漏れを検出する方法であって、
    漏れセンサ(20)を介して、前記ガスタービンエンクロージャ(14)内の第1の壁部分(144)における第1の開口部の第1の窓(142)を通して、かつ前記ガスタービンエンクロージャ(14)の内部を通してビームを伝送し、センサフィードバックを得ることと、
    コントローラ(18)を介して、前記センサフィードバックを評価し、前記ガスタービンエンクロージャ(14)内の前記有害な流体の漏れを監視することと
    を含む、方法。
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