JP2022142749A - 水処理システム - Google Patents

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周平 野田
Shuhei Noda
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錦陽 胡
Jinyang Hu
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武士 松代
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Shinobu Shigeniwa
伸浩 大月
Nobuhiro Otsuki
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Abstract

Figure 2022142749000001
【課題】水処理タンクの内部の照度を上げて、撮像部により撮像される画像に大量のノイズが発生したり、撮像部によって平板の画像を撮像できなかったりすることを防止する。
【解決手段】実施形態の水処理システムは、微生物が付着した平板を、一部が原水に浸漬するように回転させながら、微生物によって原水を浄化する水処理システムであって、平板の画像を撮像する撮像部と、撮像部により撮像される画像に基づいて、平板に対する微生物の付着量を算出する算出部と、算出部により算出される付着量に基づいて、水処理システムの運転を制御するコントローラと、平板に対して光を照射する照明部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、水処理システムに関する。
微生物が付着した平板を、一部が原水に浸漬するように回転させながら、微生物によって原水を浄化する水処理システムにおいて、平板に付着している微生物の付着量を、カメラ等の非接触センサを用いて算出し、その算出結果に基づいて、水処理システムの運転を自動制御する技術が開発されている。
特開2016-163855号公報 特開2020-97023号公報
ところで、水処理システムの運転を自動制御する技術においては、平板に対する微生物の付着量の算出精度を向上させることが求められている。
実施形態の水処理システムは、微生物が付着した平板を、一部が原水に浸漬するように回転させながら、微生物によって原水を浄化する水処理システムであって、平板の画像を撮像する撮像部と、撮像部により撮像される画像に基づいて、平板に対する微生物の付着量を算出する算出部と、算出部により算出される付着量に基づいて、水処理システムの運転を制御するコントローラと、平板に対して光を照射する照明部と、を備える。
図1は、第1実施形態の水処理方法が適用された水処理システムの構成例を示す概念図である。 図2は、第1実施形態の水処理システムの部分的な構成例を示す概念図である。 図3は、第1実施形態の水処理システムにおけるコントローラおよび監視装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、第1実施形態にかかる水処理システムにおけるコントローラによる撮像部および照明部の制御処理の一例を説明するための図である。 図5は、第1実施形態にかかる水処理システムの監視装置において撮像される円板体領域および当該円板体領域のエッジの検知結果の一例を説明するための図である。 図6は、第1実施形態にかかる水処理システムにおける付着量の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、第1実施形態にかかる水処理システムにおける付着量算出処理の流れの他の例を示すフローチャートである。 図8は、第2実施形態にかかる水処理システムにおけるコントローラおよび監視装置の構成例を示すブロック図である。 図9は、第2実施形態にかかる水処理システムにおける平均情報量の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、第3実施形態にかかる水処理システムにおけるコントローラおよび監視装置の構成例を示すブロック図である。 図11は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいて得られる画像の一例を説明するための図である。 図12は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス0に分類される注視領域の一例を説明するための図である。 図13は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス1に分類される注視領域の一例を説明するための図である。 図14は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス2に分類される注視領域の一例を説明するための図である。 図15は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス3に分類される注視領域の一例を説明するための図である。 図16は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス4に分類される注視領域の一例を説明するための図である。 図17は、第3実施形態にかかる水処理システムにより分類された結果の一例を示す図である。
以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる水処理システムの一例について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1実施形態の水処理方法が適用された水処理システムの構成例を示す概念図である。
水処理システム110は、下水、農業排水、および工場排水等の有機排水のような原水wを、バチルス菌のような微生物を活用した微生物処理によって浄化するシステムであって、図1に例示するように、回転円板装置10と、モータ20と、コントローラ40と、監視装置50と、撮像部71と、照明部80と、を備えている。
図1は、回転円板装置10を、上側から見た構成例を示しており、回転円板装置10は、原水wが導入される水処理タンク11の中に、一定の間隔Lで平行に配置された複数の回転円板体12を備えている。
図2は、回転円板装置を前面側(図1における原水導入側)から見た構成例を含む、第1実施形態の水処理システムの部分的な構成例を示す概念図である。
水処理タンク11の底面には、汚泥引抜配管60が接続され、汚泥引抜配管60には、汚泥引抜弁61が設けられている。また、水処理タンク11の上部は、筐体カバー70によって覆われており、筐体カバー70の内側に形成される空間に、撮像部71、および照明部80が設けられている。
ここで、撮像部71は、CCD(Charge Coupled Device)等であり、回転円板体12の画像を撮像する撮像部(光学センサ)の一例である。また、撮像部71は、広角レンズまたは魚眼レンズを有し、回転円板体12を連続して撮像可能な撮像部であることが好ましい。
照明部80は、回転円板体12に光を照射する照明部の一例である。照明部80は、回転円板体12に光を照射可能であれば良く、例えば、LED(Light Emitting Diode)、蛍光灯、有機EL(Electro Luminescence)である。また、照明部80は、可視光を照射する照明部に限定されず、紫外光、赤外光、白色光等、特定の波長の光を照射する照明部であっても良い。本実施の形態では、水処理システム110は、1つの照明部80を有しているが、複数の照明部80を有していても良いし、撮像部71および照明部80を1つのユニットとして有していても良い。
各回転円板体12は、円の中心に貫通穴が設けられており、該貫通穴に挿入されたシャフト13に固定される。これによって、各回転円板体12は、シャフト13の長軸方向に沿って、一定の間隔Lを保ってそれぞれ平行に配置される。
各回転円板体12の表面には、バチルス菌のような微生物を、優占的に付着し易くするための接触体14(例えば、海綿体)が配置されている。すなわち、本実施形態では、回転円板体12が、微生物が付着する平板の一例として機能する。
水処理タンク11には、原水wが導入されるが、各回転円板体12は、全体が原水wによって浸漬されるのではなく、下側である一部のみが原水wによって浸漬され、原水wによって浸漬されている部分よりも上側は気相中にあるように水処理タンク11内に設置される。これによって、各回転円板体12は、上側が空気に接し、下側が原水wによって浸漬される。このような構成は、例えば、シャフト13を、水処理タンク11の上縁高さとほぼ同じ高さに、水平に配置することによって達成される。これによって、水処理タンク11が原水wによって満水になっても、回転円板体12は、下側半分しか原水wによって浸漬されないので、少なくとも上側半分は、空気に接することになる。
シャフト13は、モータ20からの駆動力によって回転し、これによって、各回転円板体12も、図2に示す矢印Rに示すように、シャフト13を中心として回転する。すなわち、各回転円板体12は、各回転円板体12の中心を通って各回転円板体12の端面12aと直交する中心線15を中心に回転する。この回転速度は、水処理システム100の通常運転時において、例えば10rpmである。
このように、各回転円板体12が、シャフト13の回転とともに図2に示す矢印Rに示すように回転することによって、接触体14に付着した微生物は、気相中においては、空気中の酸素を取り込み、原水wに浸漬されている間は、原水w中の有機物や窒素成分を酸化分解する。これによって、原水wから有機物や窒素成分を除去された処理水xが、水処理タンク11から排出される。
しかしながら、このような浄化運転の継続に伴い、接触体14、つまり回転円板体12の表面に付着している微生物が増殖する。回転円板体12に付着している微生物が過剰に増殖すると、回転円板体12に付着している微生物に十分な酸素が行き渡らなくなり、浄化性能が低下する。さらには、原水wに含まれる汚泥の嫌気化により臭気が増加したり、処理水xの透視度が低下したりするといった悪影響が生じる場合もある。
したがって、回転円板体12に微生物が過剰に付着しないように管理する必要がある。このため、コントローラ40は、回転円板体12に付着している微生物の付着量を推定し、微生物が過剰に付着しているとの推定結果が得られた場合には、回転円板体12に付着している微生物の付着量が、適切な範囲内に保たれるように、水処理システム110の運転を制御する。このようなコントローラ40の構成の詳細について、図3を用いて説明する。
図3は、第1実施形態の水処理システムにおけるコントローラおよび監視装置の構成例を示すブロック図である。
コントローラ40は、監視装置50により算出される回転円板体12への微生物の付着量に基づいて、水処理システム110の運転を制御するコントローラの一例である。
ところで、水処理タンク11の上部が筐体カバー70によって覆われている場合、水処理タンク11の内部の照度は低い。このような低照度の条件で、撮像部71によって回転円板体12を撮像した場合、照度不足によって、撮像部71により撮像される画像に大量のノイズが発生したり、撮像部71によって回転円板体12の画像を撮像できなかったりする。そのため、撮像部71により撮像される画像に基づいて回転円板体12に対する微生物の付着量を算出(推定)する場合、微生物の付着量の算出精度が著しく低下する可能性がある。
そこで、本実施形態では、水処理システム110は、上述したように、回転円板体12に光を照射する照明部80を有する。これにより、水処理タンク11の内部の照度を上げて、撮像部71により撮像される画像に大量のノイズが発生したり、撮像部71によって回転円板体12の画像を撮像できなかったりすることを防止できる。その結果、撮像部71により撮像される画像に基づいて回転円板体12に対する微生物の付着量を算出する場合、微生物の付着量の算出精度が低下することを抑制できる。
ところで、水処理タンク11内に照明部80を設けて点灯させた場合、水処理タンク11には以下のような問題が発生する可能性がある。
1.藻の発生(水処理タンク11内部は水分および栄養が共に多いため、常時、光が照射される環境になると、藻が光合成して大量発生し、有用微生物の優占化を阻害する可能性がある)
2.虫の侵入
3.無駄な電力の消費
4.照明装置の寿命の低下
そのため、水処理タンク11内の照明部80の点灯は最小限にすることが好ましい。そこで、コントローラ40は、撮像部71による画像の撮像開始および撮像停止と、照明部80の点灯および消灯と、を制御する。これにより、水処理タンク11内の照明部80の点灯を最小限にすることが可能となるので、水処理タンク11内で上記のような問題が発生する可能性を低減することができる。具体的には、回転円板体12への微生物の付着量は、急激に増加することは無いため、1時間に一度程度、撮像部71により回転円板体12を撮像すれば足りる。また、回転円板体12を10rpmで回転させている場合、撮像部71は6秒で回転円板体12の全周を撮像することができるので、コントローラ40は、1時間に6秒程度、照明部80を点灯させれば良い。また、コントローラ40は、撮像部71も同様に、常時、回転円板体12の画像を撮像する必要が無くなるので、撮像部71により撮像する画像の記憶に要する記憶容量を節約することができる。
本実施形態では、コントローラ40は、所定の時刻に、撮像部71の撮像開始、および照明部80の点灯を指示する。ここで、所定の時刻は、予め設定された時刻であり、例えば、毎時0分や夜間である。例えば、コントローラ40は、所定の時刻に、所定の期間T、撮像部71により画像を撮像しかつ照明部80を点灯させる。ここで、所定の期間Tは、予め設定された期間であり、例えば、予め設定された秒数である。
また、本実施形態では、コントローラ40は、所定の間隔で、撮像部71の撮像開始、および照明部80の点灯を指示することも可能である。ここで、所定の間隔は、予め設定された間隔であり、例えば、30分である。例えば、コントローラ40は、所定の間隔で、所定の期間T、撮像部71により画像を撮像しかつ照明部80を点灯させる。
また、本実施形態では、コントローラ40は、所定のイベントが発生した際に、撮像部71の撮像および照明部80の点灯を指示することも可能である。ここで、所定のイベントは、予め設定されたイベントであり、例えば、水処理システム110の洗浄処理が実行された場合、水処理システム110のメンテナンスが行われた場合、外部装置から指示があった場合である。例えば、コントローラ40は、所定のイベントが発生した場合に、所定の期間T、撮像部71により画像を撮像しかつ照明部80を点灯させる。
本実施形態では、コントローラ40は、撮像部71により画像の撮像および照明部80の光の点灯を同じタイミングで行うものとするが、撮像部71の撮像開始から撮像停止までの期間と、照明部80の点灯から消灯までの期間と、が異なっていても良い。例えば、コントローラ40は、撮像部71により画像を撮像する時間を5秒とし、照明部80を点灯させる時間を10秒としても良い。すなわち、コントローラ40は、撮像部71の撮像開始から撮像停止までの期間と、照明部80の点灯から消灯までの期間と、が完全に一致する必要はなく、少なくとも一部において重なっていれば良い。
図4は、第1実施形態にかかる水処理システムにおけるコントローラによる撮像部および照明部の制御処理の一例を説明するための図である。例えば、コントローラ40は、図4に示すように、照明部80に対して点灯を指示してからM1秒後に、撮像部71に対して撮像開始を指示する。その後、撮像部71に対して撮像開始を指示してからS秒が経過すると、コントローラ40は、図4に示すように、撮像部71に対して撮像停止を指示する。そして、撮像部71に対して撮像停止を指示してから、M2秒経過した後、コントローラ40は、図4に示すように、照明部80に対して消灯を指示する。
図3に戻り、本実施形態では、コントローラ40は、撮像部71によって、常時、画像を撮像させ、かつ、所定の時刻にまたは所定の間隔で、照明部80に対して点灯を指示することも可能である。この場合、後述する付着量算出部51dは、照明部80が点灯している間に、撮像部71により撮像される画像に基づいて、回転円板体12に対する微生物の付着量を算出するものとする。
監視装置50は、画像処理部53を有する。画像処理部53は、回転円板体12への微生物の付着量を推定するための付着量推定部51と、撮像部71により撮像される画像を記憶する記憶部52と、を有する。
記憶部52は、上述したように、撮像部71により撮像される画像を記憶する。記憶部52に記憶される画像は、付着量推定部51による微生物の付着量の推定に用いられる。記憶部52に記憶される画像は、逐次、付着量推定部51に送信されても良いし、予め設定された枚数N(Nは、1以上の整数)が記憶部52に記憶された後、当該記憶部52に記憶されるN枚の画像をまとめて付着量推定部51に送信されても良い。
付着量推定部51は、図3に示すように、エリア検知部51a、エッジ検知部51b、エッジカウント部51c、付着量算出部51d、および統合部51eを有する。
エリア検知部51aは、記憶部52に記憶される画像から、回転円板体12の領域である円板体領域(平板画像領域の一例)を検知する領域検知部の一例である。撮像部71により撮像される画像には、回転円板体12以外の被写体の画像も含まれる。そのため、エリア検知部51aは、記憶部52に記憶される画像から、円板体領域を検知する。
例えば、回転円板体12と撮像部71との相対位置が固定して、画像の常に同じ位置に円板体領域が写るようにする。そして、エリア検知部51aは、画像の予め設定されたマスク領域を、円板体領域として検知しても良い。また、例えば、エリア検知部51aは、テンプレートマッチング等の画像認識技術を用いて、画像から、円板体領域を検知しても良い。本実施形態では、エリア検知部51aによって、画像から、円板体領域を検知しているが、画像全体が円板体領域である場合には、エリア検知部51aによる円板体領域の検知処理を実行しなくても良い。
エッジ検知部51bは、エリア検知部51aにより検知される円板体領域のエッジを検知するエッジ検知部の一例である。言い換えると、エッジ検知部51bは、円板体領域に含まれるエッジの画像を特定する。例えば、エッジ検知部51bは、canny等によって、円板体領域の中から、エッジが存在する画素を検知する。または、エッジ検知部51bは、sobelフィルタ、robertsフィルタ等を用いて、円板体領域の勾配を算出し、勾配の算出結果に基づいて、円板体領域に対して二値化処理を実行した後、円板体領域内においてエッジが存在する画素を検知しても良い。
図5は、第1実施形態にかかる水処理システムの監視装置において撮像される円板体領域および当該円板体領域のエッジの検知結果の一例を説明するための図である。図5(a)、図5(b)、および図5(c)は、微生物の付着量が異なる円板体領域および当該円板体領域のエッジの検知結果(白画素で示す)を示している。図5に示すように、回転円板体12に対する微生物の付着量が多くなるに従い、エッジが少なくなり、回転円板体12に対する微生物の付着量が少なくなるに従い、エッジが多くなる。
図3に戻り、エッジカウント部51cは、エッジ検知部51bにより検知されるエッジをカウントする。
付着量算出部51dは、円板体領域と、エッジ検知部51bによるエッジの検知結果と、に基づいて、回転円板体12に対する微生物の付着量を算出(推定)する付着量算出部の一例である。本実施の形態では、付着量算出部51dは、円板体領域と、エッジカウント部51cによるエッジのカウント結果と、に基づいて、回転円板体12に対する微生物の付着量を算出する。例えば、付着量算出部51dは、下記の式(1)を用いて、回転円板体12に対する微生物の付着量を算出する。 付着量=1-(エッジの画素数/円板体領域の画素数)・・・(1)
回転円板体12に対する微生物の付着量が少ない状態では、回転円板体12を構成する接触体14(海綿体等)が露出しているため、円板体領域のエッジ成分が多くなる。一方、回転円板体12に対する微生物の付着量が多くなると、回転円板体12を構成する接触体14が微生物で覆われて、円板体領域のエッジ成分が減少する。そこで、本実施形態では、付着量算出部51dは、円板体領域内におけるエッジの割合に基づいて、回転円板体12に対する微生物の付着量を数値化する。これにより、回転円板体12を撮像した画像を用いた当該回転円板体12に対する微生物の付着量の算出精度を向上させることができる。
本実施形態では、付着量算出部51dは、円板体領域とエッジの検知結果とに基づいて、回転円板体12に対する微生物の付着量を算出しているが、円板体領域内の曲線の画像に基づいて、回転円板体12に対する微生物の付着量を算出しても良い。例えば、付着量算出部51dは、円板体領域内の曲線の画像が少なくなるに従って、回転円板体12に対する微生物の付着量が多いと判断する。
統合部51eは、複数の画像(円板体領域)のそれぞれに基づいて算出した付着量を統合する。例えば、統合部51eは、複数の画像(例えば、予め設定された枚数Mの画像)のそれぞれに基づいて算出した付着量の平均値、中央値、最頻値、最大値、最小値、四分位値等を算出する。
図6は、第1実施形態にかかる水処理システムにおける付着量の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。次に、図6を用いて、本実施形態にかかる水処理システム110における付着量の算出処理の流れの一例について説明する。
まず、エリア検知部51aが、記憶部52に記憶される画像から、円板体領域を検知する(ステップS601)。次に、エッジ検知部51bが、エリア検知部51aにより検知される円板体領域から、エッジを検知する(ステップS602)。次に、エッジカウント部51cは、エッジ検知部51bにより円板体領域から検知されるエッジをカウントする(ステップS603)。そして、付着量算出部51dは、円板体領域と、エッジカウント部51cによるエッジのカウント結果と、に基づいて、回転円板体12に対する微生物の付着量を算出する(ステップS604)。
図7は、第1実施形態にかかる水処理システムにおける付着量算出処理の流れの他の例を示すフローチャートである。次に、図7を用いて、本実施形態にかかる水処理システム110における付着量の算出処理の流れの他の例について説明する。
まず、付着量推定部51は、記憶部52から画像を取得する(ステップS701)。次に、付着量推定部51は、予め設定された枚数Mの画像に基づいて、付着量の算出処理を実行したか否かを判断する(ステップS702)。
予め設定された枚数Mの画像に基づいて付着量を算出していない場合(ステップS702:No)、付着量推定部51は、図6に示す付着量算出処理(ステップS601~ステップS604)と同様にして、付着量を算出する(ステップS703)。一方、予め設定された枚数Mの画像に基づいて付着量を算出した場合(ステップS702:Yes)、統合部51eは、予め設定された枚数Mの画像それぞれに基づいて算出した付着量の統合処理を実行する(ステップS704)。
このように、第1実施形態にかかる水処理システム110によれば、水処理タンク11の内部の照度を上げて、撮像部71により撮像される画像に大量のノイズが発生したり、撮像部71によって回転円板体12の画像を撮像できなかったりすることを防止できる。その結果、撮像部71により撮像される画像に基づいて回転円板体12に対する微生物の付着量を算出する場合、微生物の付着量の算出精度が低下することを抑制できる。また、第1実施形態にかかる水処理システム110によれば、円板体領域内におけるエッジの割合に基づいて、回転円板体12に対する微生物の付着量を数値化することにより、回転円板体12を撮像した画像を用いた当該回転円板体12に対する微生物の付着量の算出精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、円板体領域の平均情報量に基づいて、水処理システムの運転を制御する例である。以下の説明では、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図8は、第2実施形態にかかる水処理システムにおけるコントローラおよび監視装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態にかかる水処理システム110は、図8に示すように、コントローラ801と、監視装置50と、を有する。
コントローラ801は、監視装置50により算出される円板体領域の平均情報量に基づいて、水処理システム110の運転を制御する。
監視装置50は、画像処理部803を有する。画像処理部803は、付着量推定部804と、記憶部52と、を有する。付着量推定部804は、エリア検知部51a、および情報量算出部804aを有する。
情報量算出部804aは、エリア検知部51aにより検知される円板体領域の平均情報量を算出する情報量算出部の一例である。例えば、円板体領域が8bit(256階調)の画像である場合、情報量算出部804aは、下記の式(2)を用いて、円板体領域の平均情報量Eを算出する。 E=-Σp_i*lоg2(p_i)・・・(2) ここで、iは、0~255の階調である。また、p_iは、(円板体領域内において輝度値がiである画素の個数)/(円板体領域内の画素数)であり、すなわち、円板体領域内において輝度値がiの画素の割合である。
本実施形態では、情報量算出部804aは、エリア検知部51aにより検知される円板体領域をそのまま用いて平均情報量Eを算出しているが、sobelフィルタ、ガウスフィルタ等のフィルタ処理によって円板体領域の勾配を求め、かつ当該勾配に基づいて円板体領域に対して二値化処理等を実行した後、当該円板体領域の平均情報量Eを算出しても良い。すなわち、情報量算出部804aは、円板体領域に対して予め設定された画像処理(例えば、フィルタ処理、二値化処理)を実行した後、当該平板画像領域の平均情報量Eを算出しても良い。
図9は、第2実施形態にかかる水処理システムにおける平均情報量の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。次に、図9を用いて、本実施形態にかかる水処理システム110における平均情報量Eの算出処理の流れの一例について説明する。
情報量算出部804aは、まず、iを0に設定し、Eを0に設定する(ステップS901)。次に、情報量算出部804aは、iが255以下であるか否かを判断する(ステップS902)。
次いで、情報量算出部804aは、p_iを算出する(ステップS903)。そして、p_iが0より大きい場合(ステップS904:Yes)、情報量算出部804aは、平均情報量E=E-p_i*lоg2(p_i)を算出し(ステップS905)、ステップS902に戻る。一方、p_iが0以下である場合(ステップS904:No)、情報量算出部804aは、ステップS902に戻る。
その後、iが255より大きくなると(ステップS902:No)、情報量算出部804aは、平均情報量Eの算出結果をコントローラ801に出力する(ステップS906)。
このように、第2実施形態にかかる水処理システム800によれば、円板体領域の平均情報量に基づいて、水処理システム110の運転を制御することにより、回転円板体12に対する微生物の付着量に応じた、水処理システム110の運転の自動制御が可能となる。
(第3実施形態)
本実施形態は、円板体領域の特徴量と、回転円板体に対する微生物の付着量と、の関係を表すモデルを学習し、当該学習したモデルを用いて、円板体領域の特徴量に対応する付着量を推定する例である。以下の説明では、上述の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図10は、第3実施形態にかかる水処理システムにおけるコントローラおよび監視装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態にかかる水処理システム110の監視装置50は、画像処理部1002を有する。画像処理部1002は、付着量推定部1003と、記憶部52と、を有する。付着量推定部1004は、エリア検知部51a、および画像認識部1005を有する。画像認識部1005は、特徴抽出部1005a、学習部1005b、および推定部1005cを有する。
特徴抽出部1005aは、エリア検知部51aにより検知される円板体領域から、特徴量(以下、画像特徴量と言う)を抽出する。例えば、特徴抽出部1005aは、高次自己局所相関特徴、Hog(Histogram of Gradient)、円板体領域の画像そのまま等を、画像特徴量として抽出しても良い。
学習部1005bは、画像特徴量と、回転円板体12に対する微生物の付着量と、の関係を表すモデルを学習する学習部の一例である。例えば、学習部1005bは、重回帰分析、DNN(Deep Neural Net)、CNN(Convolutional Neural Net)等により、画像特徴量と付着量との関係を表すモデルを学習する。
推定部1005cは、学習部1005bにより学習されるモデルを用いて、画像特徴量に対応する付着量を推定する推定部の一例として機能する。
本実施形態にかかる水処理システム110における付着量の推定処理の流れの一例について説明する。本実施形態では、一例としてDNN(Deep Neural Net)を採用する。
図11は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいて得られる画像の一例を説明するための図である。まず、撮像部71から得られる画像に注視領域1010を1つ以上設定する。本実施形態では、注視領域1010を矩形としたが、円形等の別の形状であってもよい。また、画像全体を注視領域1010としてもよい。注視領域1010は1つに限定されるものではなく複数であってもよい。注視領域1010を複数とする場合、注視領域1010同士に重複する領域があってもよい。本実施形態では、注視領域1010を高さ80ピクセル、幅80ピクセルの正方形とする。
次に、撮像部71から得られる画像から注視領域1010を切り出し、切り出された注視領域1010をクラス0からクラス4までの5つのクラスに分類する。
図12は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス0に分類される注視領域の一例を説明するための図である。
図13は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス1に分類される注視領域の一例を説明するための図である。
図14は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス2に分類される注視領域の一例を説明するための図である。
図15は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス3に分類される注視領域の一例を説明するための図である。
図16は、第3実施形態にかかる水処理システムにおいてクラス4に分類される注視領域の一例を説明するための図である。
撮像部71から得られる画像から切り出された注視領域1010は、微生物又は生物膜の付着量に基づきクラス0からクラス4までに分類される。微生物又は生物膜が回転円板体12に薄っすらと付着しているが、微生物又は生物膜の塊はほぼ付着していない状態である場合には、クラス0に分類される。微生物又は生物膜の塊が回転円板体12に、1~2割程度、3~5割程度、6~8割程度、または9割以上付着している状態である場合には、それぞれクラス1、クラス2、クラス3、またはクラス4に分類される。
上記の分類方法は一例であり、画像から切り出された注視領域1010は2つ以上のクラスに分類されればよい。例えば、微生物又は生物膜の塊が3割以下である場合にはクラス0に分類され、微生物又は生物膜の塊が3割を超過し7割以下である場合にはクラス1に分類され、微生物又は生物膜の塊が7割を超過する場合にはクラス2に分類されるように、3つのクラスに分類されてもよい。また、本実施形態では目視により分類を行ったが、微生物又は生物膜の量を別の手段で測定し、測定された結果に基づいて分類してもよい。
本実施形態では、各クラス100枚ずつ、計500枚の画像を収集した。各クラス50枚、計250枚をDNNの学習に用い、残りの250枚を評価に用いた。本実施形態のDNNのネットワークは、11つの畳み込み層と、4つのプーリング層と、2つの全結合層と、からなる。本実施形態では、ロス関数にSoftmax Cross Entropyを用いて学習を行った。ネットワークの構成、層、およびロス関数は上記に限定されるものではなく、一般的にDNN(Deep Neural Net)に使用されるものであればよい。
図17は、第3実施形態にかかる水処理システムにより分類された結果の一例を示す図である。図17に示す行列の行は正解クラスを示しており、列は本実施形態にかかる水処理システム110により分類されたクラスを示している。学習したモデルで評価データを分類した結果、82.4%の正解率が得られた。上記の結果から、本アルゴリズムによって精度良く5つのクラスに分類できることが示された。
上記の分類結果を用いた付着量の算出方法を説明する。まず、回転円板体12を撮像し、撮像して得られた画像から1枚以上(例えばN枚)の注視領域を切り出し、上記のDNN(Deep Neural Net)により分類された結果がN個得られる。そして、クラス0に分類された画像は付着量S=0.00、クラス1に分類された画像は付着量S=0.25、クラス2に分類された画像は付着量S=0.50、クラス3に分類された画像は付着量S=0.75、クラス4に分類された画像は付着量S=1.00として、N個の結果を統合する。ここで、上記の分類された結果と付着量との対応は一例であり、他の対応方法であってもよい。
このように、第3実施形態にかかる水処理システム110によれば、円板体領域の画像特徴量と、回転円板体12に対する微生物の付着量との関係を表すモデルを用いて、回転円板体12に対する微生物の付着量を算出することにより、回転円板体12を撮像した画像を用いた当該回転円板体12に対する微生物の付着量の算出精度を向上させることができる。
以上説明したとおり、第1から第3の実施形態によれば、撮像部71により撮像される画像に基づいて回転円板体12に対する微生物の付着量を算出する場合、微生物の付着量の算出精度が低下することを抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 回転円板装置
12 回転円板体
20 モータ
40,801 コントローラ
50 監視装置
51,804,1003 付着量推定部
51a エリア検知部
51b エッジ検知部
51c エッジカウント部
51d 付着量算出部
51e 統合部
52 記憶部
53,1002 画像処理部
71 撮像部
80 照明部
110 水処理システム
804a 情報量算出部
1005 画像認識部
1005a 特徴抽出部
1005b 学習部
1005c 推定部

Claims (15)

  1. 微生物が付着した平板を、一部が原水に浸漬するように回転させながら、前記微生物によって前記原水を浄化する水処理システムであって、
    前記平板の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像される前記画像に基づいて、前記平板に対する前記微生物の付着量を算出する算出部と、
    前記算出部により算出される前記付着量に基づいて、前記水処理システムの運転を制御するコントローラと、
    前記平板に対して光を照射する照明部と、
    を備える水処理システム。
  2. 前記コントローラは、さらに、前記撮像部の撮像開始および撮像停止と、前記照明部の点灯および消灯と、を制御する、請求項1に記載の水処理システム。
  3. 前記コントローラは、予め設定された時刻に、前記撮像部の撮像開始および前記照明部の点灯を指示する、請求項2に記載の水処理システム。
  4. 前記コントローラは、予め設定された間隔で、前記撮像部の撮像開始および前記照明部の点灯を指示する、請求項2に記載の水処理システム。
  5. 前記コントローラは、前記撮像部の撮像開始から撮像停止までの期間と、前記照明部の点灯から消灯までの期間と、を少なくとも一部で重ねる、請求項2に記載の水処理システム。
  6. 前記予め設定された時刻は、夜間である、請求項3に記載の水処理システム。
  7. 前記コントローラは、所定のイベントが発生した際に、前記撮像部の撮像開始および前記照明部の点灯を指示する、請求項2に記載の水処理システム。
  8. 前記算出部は、
    前記画像から、前記平板の平板画像領域を検知する領域検知部と、
    前記平板画像領域のエッジを検知するエッジ検知部と、
    前記平板画像領域と、前記エッジの検知結果と、に基づいて、前記平板に対する前記微生物の付着量を算出する付着量算出部と、
    を備える、請求項1に記載の水処理システム。
  9. 前記算出部は、
    前記画像から、前記平板の平板画像領域を検知する領域検知部と、
    前記平板画像領域の平均情報量を算出する情報量算出部と、
    を備える、請求項1に記載の水処理システム。
  10. 前記情報量算出部は、前記平板画像領域に対して予め設定された画像処理を実行した後、当該平板画像領域の前記平均情報量を算出する、請求項9に記載の水処理システム。
  11. 前記算出部は、
    前記画像から、前記平板の平板画像領域を検知する領域検知部と、
    前記平板画像領域の特徴量と、前記平板に対する前記微生物の付着量と、の関係を表すモデルを学習する学習部と、
    前記学習部により学習される前記モデルを用いて、前記平板画像領域の特徴量に対応する前記付着量を推定する推定部と、
    を備える、請求項1に記載の水処理システム。
  12. 微生物が付着した平板を、一部が原水に浸漬するように回転させながら、前記微生物によって前記原水を浄化する水処理システムであって、
    前記平板の画像を撮像する撮像部と、
    前記画像から、前記平板の平板画像領域を検知する領域検知部と、
    前記平板画像領域のエッジを検知するエッジ検知部と、
    前記平板画像領域と、前記エッジの検知結果と、に基づいて、前記平板に対する前記微生物の付着量を算出する付着量算出部と、
    前記付着量に基づいて、前記水処理システムの運転を制御するコントローラと、
    を備える水処理システム。
  13. 微生物が付着した平板を、一部が原水に浸漬するように回転させながら、前記微生物によって前記原水を浄化する水処理システムであって、
    前記平板の画像を撮像する撮像部と、
    前記画像から、前記平板の平板画像領域を検知する領域検知部と、
    前記平板画像領域の平均情報量を算出する情報量算出部と、
    前記平均情報量に基づいて、前記水処理システムの運転を制御するコントローラと、
    を備える水処理システム。
  14. 前記情報量算出部は、前記平板画像領域に対して予め設定された画像処理を実行した後、当該平板画像領域の前記平均情報量を算出する、請求項13に記載の水処理システム。
  15. 微生物が付着した平板を、一部が原水に浸漬するように回転させながら、前記微生物によって前記原水を浄化する水処理システムであって、
    前記平板の画像を撮像する撮像部と、
    前記画像から、前記平板の平板画像領域を検知する領域検知部と、
    前記平板画像領域の特徴量と、前記平板に対する前記微生物の付着量と、の関係を表すモデルを学習する学習部と、
    前記学習部により学習される前記モデルを用いて、前記平板画像領域の特徴量に対応する前記付着量を推定する推定部と、
    前記付着量に基づいて、前記水処理システムの運転を制御するコントローラと、
    を備える水処理システム。
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