JP2022142581A - Exhaust system, dryer and image formation system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、筐体の内部から外部に空気を排気する排気装置、乾燥装置および画像形成システムに関する。 The present invention relates to an exhaust device for exhausting air from the inside of a housing to the outside, a drying device, and an image forming system.
画像形成装置の定着装置を冷却するための冷却構造が知られている(特許文献1)。この冷却構造は長手方向に延在したハウジングとカバーとがダクトを形成し、ダクト内は冷却用ダクトと分岐用ダクトとに仕切られ、ダクトの排気口には排気ファン(吸引)が設けられている。冷却用ダクトは、電磁誘導加熱コイルと仕切り部材とで画定された空間で構成されている。分岐用ダクトは、仕切り部材外側に位置し、排気口寄りで冷却用ダクトに合流するように形成されている。この構造によって、定着装置の電磁誘導加熱コイルが冷却される。 A cooling structure for cooling a fixing device of an image forming apparatus is known (Patent Document 1). In this cooling structure, a longitudinally extending housing and a cover form a duct, the interior of the duct is partitioned into a cooling duct and a branch duct, and an exhaust fan (suction) is provided at the exhaust port of the duct. there is The cooling duct is composed of a space defined by an electromagnetic induction heating coil and a partition member. The branch duct is positioned outside the partition member and is formed to join the cooling duct near the exhaust port. This structure cools the electromagnetic induction heating coil of the fixing device.
しかしながら、上記した冷却構造では、排気(熱風)によって排気ファンが過剰に加熱され、故障する虞があった。つまり、排気ファンの寿命について十分に考慮されていなかった。 However, in the cooling structure described above, there is a risk that the exhaust fan will be excessively heated by the exhaust air (hot air), resulting in failure. In other words, sufficient consideration was not given to the life of the exhaust fan.
本発明は、上記事情を考慮し、吸引ファンの過剰な加熱を抑制することができる排気装置、乾燥装置および画像形成システムを提供する。 SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above circumstances, the present invention provides an exhaust device, a drying device, and an image forming system capable of suppressing excessive heating of a suction fan.
本発明は、筐体の内部で搬送されるシートを加熱する加熱部の周囲に発生した水分を含む空気を前記筐体の外部に排気する排気装置であって、前記空気の熱を吸収しながら前記空気を前記筐体の外部に誘導するダクトと、前記空気を前記ダクトの内部に吸引する吸引ファンと、前記ダクトを流通する前記空気の熱を吸収する冷却フィンと、を備えた。 The present invention is an exhaust device that exhausts air containing moisture generated around a heating unit that heats a sheet conveyed inside a housing to the outside of the housing, wherein the air is heated while absorbing the heat of the air. A duct for guiding the air to the outside of the housing, a suction fan for sucking the air into the duct, and cooling fins for absorbing heat of the air flowing through the duct.
この場合、前記冷却フィンよりも前記空気の流通方向の下流側において前記ダクトの内部に外気を送り込む送風ファンを更に備えてもよい。 In this case, a blower fan for sending outside air into the duct may be further provided downstream of the cooling fins in the air circulation direction.
この場合、前記ダクトに設けられ、前記ダクトの内部において前記空気に含まれる水分が結露することで生じた水を貯留する貯水部を更に備えてもよい。 In this case, a water storage part may be provided in the duct for storing water generated by condensation of water contained in the air inside the duct.
この場合、前記筐体に着脱可能に設けられ、前記貯水部に貯留された水が廃棄される廃棄タンクを更に備えてもよい。 In this case, a disposal tank may be provided detachably on the housing, for discarding the water stored in the water reservoir.
本発明の乾燥装置は、インクが着弾したシートを搬送する搬送部と、前記搬送部に対向し、前記インクを乾燥させる加熱部と、上記のいずれかの排気装置と、を備えた。 A drying apparatus according to the present invention includes a conveying section that conveys a sheet on which ink has landed, a heating section that faces the conveying section and dries the ink, and any one of the exhaust devices described above.
この場合、前記排気装置は、前記シートの搬送方向に沿って複数配置され、前記ダクトを流通する前記空気の流量は、搬送方向の下流側に設けられた前記排気装置ほど多くなっていてもよい。 In this case, a plurality of the exhaust devices may be arranged along the conveying direction of the sheet, and the flow rate of the air flowing through the duct may be larger for the exhaust devices provided on the downstream side in the conveying direction. .
この場合、前記排気装置は、前記シートの搬送方向に沿って3つ以上配置され、隣接する前記排気装置同士の間隔が、搬送方向の下流側に行くほど狭くなっていてもよい。 In this case, three or more of the exhaust devices may be arranged along the sheet conveying direction, and an interval between the adjacent exhaust devices may narrow toward the downstream side in the conveying direction.
本発明の画像形成システムは、シートにインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置と、上記のいずれかの乾燥装置と、を備えた。 An image forming system of the present invention includes an inkjet recording apparatus that forms an image by ejecting ink onto a sheet, and any one of the drying apparatuses described above.
本発明によれば、吸引ファンの過剰な加熱を抑制することができる。 According to the present invention, excessive heating of the suction fan can be suppressed.
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示すU、Lo、L、R、Fr、Rrは、上、下、左、右、前、後を示している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. Note that U, Lo, L, R, Fr, and Rr shown in the drawings indicate up, down, left, right, front, and rear. Terms indicating direction and position are used in this specification, but these terms are used for convenience of description and are not intended to limit the technical scope of the present invention.
[画像形成システム]
図1および図2を参照して、画像形成システム100について説明する。図1は画像形成システム100の外観を示す斜視図である。図2は画像形成システム100の内部の概略を示す正面図である。
[Image forming system]
An
画像形成システム100は、給紙装置110と、プリンター1と、乾燥装置120と、後処理装置130と、を備えている。給紙装置110は、数千枚のシートSを収容可能な大容量の収容部を備え、必要に応じて、プリンター1にシートSを供給する。プリンター1は、シートSにインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置である。乾燥装置120は、シートSに吐出されたインクを加熱して乾燥させる。後処理装置130は、シートSに穿孔、ステープル綴じ、折畳み等の後処理を施す。
The
[プリンター]
図2および図3を参照して、プリンター1について説明する。図3はプリンター1および乾燥装置120の電気的構成を示すブロック図である。
[printer]
The printer 1 will be described with reference to FIGS. 2 and 3. FIG. FIG. 3 is a block diagram showing the electrical configuration of the printer 1 and the
プリンター1は、直方体状の筐体3を備えている。筐体3の内部下側には、普通紙、コート紙等の枚葉のシートSが収容される給紙カセット4が着脱可能に設けられている。給紙カセット4の近傍には、シートSを送り出す給紙ローラー5が設けられている。給紙カセット4の上方には、シートSを吸着してY方向(左方向)に搬送する搬送ユニット7が設けられている。搬送ユニット7の上方には、複数のインクジェットヘッド(図示せず)を備える作像ユニット6が設けられている。筐体3の左側面には排出口9が設けられ、搬送ユニット7の左方には画像形成されたシートSを排出口9から乾燥装置120に向かって排出する排出ローラー対8が設けられている。なお、給紙カセット4の左方には、作像ユニット6にインクを供給するインクコンテナ13が設けられている。
The printer 1 has a rectangular parallelepiped housing 3 . A paper feed cassette 4 for storing sheets S such as plain paper and coated paper is detachably provided in the lower part of the inside of the housing 3 . A paper feed roller 5 for feeding the sheet S is provided near the paper feed cassette 4 . Above the paper feeding cassette 4, a conveying unit 7 is provided that attracts the sheet S and conveys it in the Y direction (leftward direction). An
筐体3の内部には、給紙カセット4から搬送ユニット7を経て排出口9に至る搬送路10が設けられている。搬送路10には、シートSを搬送する複数の搬送ローラー対11が設けられている。作像ユニット6よりも搬送方向の上流側には、レジストローラー対12が設けられている。
Inside the housing 3 , a
プリンター1の各部は、制御部2によって制御される。図3に示すように、制御部2は、記憶部14と、演算処理部15と、通信部16と、を有している。記憶部14は、半導体メモリー等の記憶媒体であって、プログラムやデータ等を記憶する。演算処理部15は、プログラム等に従って演算処理を実行する。通信部16は、後述する乾燥装置120の制御部33に電気的に接続され、制御部33との間で通信を行う。なお、制御部2は、ソフトウェアを用いない集積回路によって実現されてもよい。
Each unit of the printer 1 is controlled by the
[画像形成処理]
ここで、プリンター1の基本的な画像形成動作について説明する。例えば、外部端末等からプリンター1に印刷ジョブが入力されると、給紙ローラー5は給紙カセット4から取り出したシートSを搬送路10に送り出す。レジストローラー対12は、シートSを一時的に塞き止めてスキュー補正し、所定のタイミングでシートSを搬送ユニット7のベルト上に送り出す。搬送ユニット7は、シートSをベルト上に吸着しながらY方向に搬送する。作像ユニット6(インクジェットヘッド)は、ベルト上のシートSにインク滴を吐出し、フルカラーの画像を形成する(印刷する)。排出ローラー対8は、画像形成されたシートSを排出口9から排出する。
[Image formation processing]
Here, a basic image forming operation of the printer 1 will be described. For example, when a print job is input to the printer 1 from an external terminal or the like, the paper feed roller 5 feeds the sheet S taken out from the paper feed cassette 4 to the
[乾燥装置]
次に、図2ないし図5を参照して、乾燥装置120について説明する。図4は乾燥装置120の内部の概略を示す平面図である。図5は排気装置32の概略を示す側面図である。
[Drying device]
Next, the
図2に示すように、乾燥装置120は、直方体状の筐体20を備えている。筐体20の右側面には搬入口21が設けられ、筐体20の左側面には搬出口22が設けられている。筐体20の内部には、搬入口21から搬出口22に至る搬送路23が設けられている。搬送路23の搬送方向の下流側には、搬送ローラー対24が設けられている。
As shown in FIG. 2 , the
図2および図4に示すように、乾燥装置120は、搬送部30と、加熱部31と、複数の排気装置32と、制御部33と、を備えている。搬送部30は、インクが着弾した(画像形成された)シートSを搬送する。加熱部31は、搬送部30の上部に対向し、シートS上のインクを乾燥させる。各々の排気装置32は、加熱部31の周囲に発生した水分を含む空気を筐体20の外部に排気する。制御部33は、乾燥装置120の各部を制御する。なお、搬送部30の右端部は、搬入口21から筐体20の外側に突き出しており、プリンター1の排出口9に挿入されている。これにより、プリンター1の搬送路10と乾燥装置120の搬送路23とが接続されている。
As shown in FIGS. 2 and 4 , the
<搬送部>
図2に示すように、搬送部30は、筐体20の内部中央付近(搬送路23の中間部)に設けられている。搬送部30は、搬送ベルト34と、搬送板35と、吸引部36と、を有している。搬送ベルト34は、無端状に形成され、駆動ローラー34Aと従動ローラー34Bに巻き掛けられている。搬送板35は、その上面を搬送ベルト34の内面に接触させている。搬送ベルト34および搬送板35には、多数の通気孔(図示せず)が形成されている。吸引部36は、通気孔を介して搬送ベルト34上のシートSに吸引力を作用させる。駆動ローラー34A、従動ローラー34B、搬送板35および吸引部36等は、前後一対の搬送フレーム30F(図4参照)に支持されている。駆動ローラー34Aがモーター(図示せず)によって回転駆動されると、搬送ベルト34は反時計回り方向に回転し、シートSを吸着しながらY方向に搬送する。
<Conveyor>
As shown in FIG. 2, the
<加熱部>
加熱部31は、乾燥ハウジング37と、複数の光源38と、を有している。乾燥ハウジング37は、下面を開口させた直方体状に形成されている。各々の光源38は、ハロゲンヒーター、カーボンヒーターまたは赤外線発光ダイオード等で構成され、乾燥ハウジング37の内側に収容されている。各々の光源38は前後方向を長手方向とする棒状または帯状に形成され、光源38の前後両端が乾燥ハウジング37に固定されている。複数(例えば12本)の光源38は、搬送方向(左右方向)に等間隔に並べられている。加熱部31が筐体20の内部で搬送されるシートSを加熱すると、シートS上のインクも加熱され、インクの水分が蒸発する。これにより、インクの顔料がシートS上に定着する。なお、加熱部31には、乾燥ハウジング37内の温度や各々の光源38の温度を計測する計測部(図示せず)が設けられている。
<Heating unit>
The
<排気装置>
図4に示すように、複数(例えば3つ)の排気装置32は、搬送部30や加熱部31の後方に配置されている。複数の排気装置32は、シートSの搬送方向(左右方向)に沿って等間隔に配置されている。排気装置32は、インクから蒸発した水分を含んだ空気を筐体20の外部に排出することで、搬送部30と加熱部31との周囲の温度と湿度とを低下させる。
<Exhaust device>
As shown in FIG. 4 , a plurality of (for example, three)
各々の排気装置32は、ダクト40と、吸引ファン41と、冷却フィン42と、送風ファン43と、廃棄タンク44(図5参照)と、を備えている。なお、複数の排気装置32は、同一構造であるため、以下、1つの排気装置32について説明する
Each
(ダクト)
図5に示すように、ダクト40は、加熱部31付近から筐体20の背面までの間に設けられている。ダクト40は、加熱部31付近と筐体20の外部とを連通させている。ダクト40は、例えば、円形断面を有するアルミ合金製の管路である。ダクト40は、合成樹脂等よりも熱伝導率の高いアルミ合金製であるため、流通する空気の熱を吸収しながら空気を筐体20の外部に誘導する。なお、以下の説明では、「流通方向」とはダクト40の内部を流れる空気の方向を指し、「上流・下流」とは流通方向の上流・下流を指す。
(duct)
As shown in FIG. 5 , the
ダクト40の一端には、空気をダクト40内に取り込むための吸気口40Aが開口し、ダクト40の他端には、空気を筐体20の外部に排出するための排気口40Bが開口している。吸気口40Aは、搬送部30と加熱部31との隙間に向けて開口している。したがって、搬送ベルト34上で加熱部31によって加熱された空気(以下、「高温空気」ともいう。)が吸気口40Aからダクト40内に取り込まれる。排気口40Bは、筐体20の背面に開口している。ダクト40の中間部は、下方に向かって突き出すように湾曲している。つまり、ダクト40はU字状に形成され、そのU字部分の底部は貯水部45となっている。詳細は後述するが、貯水部45は、ダクト40の内部において空気に含まれる水分が結露することで生じた水Wを貯留する機能を有している。
One end of the
(吸引ファン)
吸引ファン41は、例えば、プロペラファンを軸周りに回転させる電動式の軸流送風機である。吸引ファン41は、ダクト40の排気口40Bの近傍に固定されている。吸引ファン41は、高温空気をダクト40の内部に吸引する。
(suction fan)
The
(冷却フィン)
冷却フィン42は、例えば、アルミ合金で構成された複数の板材50を有する吸熱・放熱部品である。冷却フィン42は、貯水部45よりも上流側、具体的には吸気口40A付近において、ダクト40の内部に設けられている。各々の板材50は、ダクト40内での空気の流通を妨げないように、空気の流通方向に沿って延びている。複数の板材50は、ダクト40の径方向に間隔をあけて並べられ、ダクト40を径方向に貫通する柱部材51に固定されている。冷却フィン42は、ダクト40を流通する高熱空気の熱を吸収する。
(cooling fin)
The cooling
(送風ファン)
送風ファン43は、吸引ファン41と同様であって、電動式の軸流送風機である。送風ファン43は、貯水部45よりも上流側、且つ冷却フィン42よりも下流側においてダクト40に開口した送風口52に固定されている。送風口52は、給気ダクト53を介して筐体20の外部(背面)に連通している。給気ダクト53は、例えば、円形断面を有するアルミ合金製の管路である。送風ファン43は、冷却フィン42よりも下流側においてダクト40の内部に外気を送り込む。
(Blower fan)
The
(廃棄タンク)
廃棄タンク44は、筐体20に着脱可能に設けられている。廃棄タンク44は、チューブ48を介してダクト40の貯水部45に接続されている。詳細は後述するが、廃棄タンク44には、貯水部45に貯留された水Wが廃棄される。
(waste tank)
The
<制御部>
図3に示すように、制御部33は、プリンター1の制御部2と同様であって、記憶部54、演算処理部55および通信部56を有している。通信部56は制御部2の通信部16と電気的に接続され、制御部2と制御部33とは相互に情報通信を行う。吸引ファン41および送風ファン43は、それぞれ、駆動回路(図示せず)を介して制御部33に電気的に接続され、制御部33に駆動制御される。なお、制御部33は、ソフトウェアを用いない集積回路によって実現されてもよい。
<Control unit>
As shown in FIG. 3 , the
[乾燥装置の作用]
ここで、図6を参照して、乾燥装置120の基本的な動作について説明する。図6は乾燥装置120の動作を説明するフローチャートである。
[Action of drying device]
Now, with reference to FIG. 6, the basic operation of the
制御部33は、プリンター1に印刷ジョブが入力されたか否かを判定する(ステップS1)。具体的には、プリンター1に印刷ジョブが入力されると、プリンター1の制御部2は、印刷ジョブが入力された旨の通知を乾燥装置120の制御部33に送信する。制御部33が当該通知を受信した場合(ステップS1:YES)、制御部33は暖機運転を開始する(ステップS2)。一方で、制御部33が当該通知を受信しない場合(ステップS1:NO)、制御部33は印刷ジョブが入力されたか否かの判定を繰り返す。なお、制御部33は、暖機運転中には排気装置32を作動させない。
The
次に、制御部33は、暖機が完了したか(計測部が所定値を検知したか)否かを判定する(ステップS3)。暖機が完了した場合(ステップS3:YES)、制御部33は暖機が完了した旨の通知(暖機完了通知)を制御部2に送信する(ステップS4)。制御部2は暖機完了通知を受信すると印刷ジョブを実行し、画像形成されたシートSが乾燥装置120に送り出される。一方で、暖機が完了していない場合(ステップS3:NO)、暖機が完了したか否かの判定を繰り返す。
Next, the
次に、制御部33は、搬送部30、加熱部31および排気装置32を作動させ、乾燥処理および排気処理を開始する(ステップS5)。具体的には、制御部33は、駆動ローラー34Aを駆動して搬送ベルト34を回転させ、光源38を点灯させ、吸引ファン41および送風ファン43を回転駆動させる。加熱部31は、搬送ベルト34上に吸着されながら搬送されるシートSおよびインクを加熱し、インクを乾燥させる。この熱によって、搬送ベルト34と加熱部31との隙間の空気も加熱され、高温空気となる。また、加熱されたインクの水分は蒸発するため、高温空気中の水蒸気の量が増加する。
Next, the
制御部33は、印刷ジョブが終了したか否かの問い合わせを制御部2に送信する(ステップS6)。制御部33は、印刷ジョブが終了していない旨の返信を制御部2から受信した場合(ステップS6:NO)、乾燥処理等を継続する。一方、制御部33は、印刷ジョブ終了した旨の返信を制御部2から受信した場合(ステップS6:YES)、加熱部31および排気装置32を停止させ、乾燥処理および排気処理を終了する(ステップS7)。
The
[排気装置の作用]
次に、図5を参照して、排気装置32の作用(排気処理)について説明する。
[Action of exhaust device]
Next, the action (exhaust processing) of the
上記したとおり、排気装置32による高温空気の排気処理は乾燥処置と同時期に行われる。制御部33が吸引ファン41等を駆動させると、ダクト40の内部には吸気口40Aから排気口40Bに向かう気流が発生する(図5に示す矢印参照)。高温空気は、吸気口40Aからダクト40の内部に吸引され、ダクト40の内面と冷却フィン42(板材50)とに接触することで熱を奪われながら下流へと流れて行く。つまり、ダクト40および冷却フィン42は、高温空気から吸熱し、高温空気の温度を低下させる。ここで、高温空気の冷却が進むと、高温空気に含まれた水蒸気が飽和水蒸気量を超え始め、飽和水蒸気量を超えた余分な水蒸気が水W(水滴WD)に変わり始める。つまり、結露が発生し始める。
As described above, the high-temperature air exhausting process by the
また、制御部33が送風ファン43を駆動させると、給気ダクト53を通じて外気がダクト40の内部に取り込まれる(図5に示す矢印参照)。冷却フィン42を通過した高温空気は、送風ファン43によって送り込まれた外気と合流することで急激に冷やされ、結露が促進される。
Further, when the
主にダクト40のU字部分は、結露が発生し易い範囲であり、結露によって生じた水W(水滴WD)は、主にダクト40の内面に沿って落下し、貯水部45(U字部分の底部)に溜まる。貯水部45に溜まった水Wは、チューブ48を通じて廃棄タンク44に回収される。この構成によれば、廃棄タンク44が満杯になった場合、ユーザーは廃棄タンク44を筐体20から取り外し、回収された水Wを容易に廃棄することができる。
Mainly, the U-shaped portion of the
貯水部45を通過した空気は、貯水部45を通過する前の空気よりも、低温かつ低湿となっている。この低温となった空気は、吸引ファン41が発生させる気流によってダクト40の下流側を通過し、排気口40Bから筐体20の外部に排出される。
The air that has passed through the
以上説明した本実施形態に係る排気装置32によれば、ダクト40および冷却フィン42が、例えば合成樹脂等に比べて熱伝導率の高いアルミ合金製(金属製)であるため、ダクト40を流通する高温空気の熱を効率良く吸収することができる。これにより、ダクト40を流通する空気の温度を下げることができるため、吸引ファン41の過剰な加熱を抑制することができる。その結果、吸引ファン41が過剰に加熱されて故障することがなくなり、吸引ファン41の寿命を延ばすことができる。
According to the
また、本実施形態に係る排気装置32によれば、送風ファン43によって送り込まれた外気が冷却フィン42よりも下流側でダクト40内の高温空気と合流するため、冷却フィン42を通過した空気の温度を更に下げることができる。また、ダクト40を流通する高温空気が送風ファン43によって送り込まれた外気によって冷やされるため、ダクト40の内部で空気中の余分な水分を強制的に結露させることができる。これにより、余分な水分が除去した空気が吸引ファン41に触れるため、空気中の水分の付着による吸引ファン41の故障を予防することができる。
Further, according to the
また、本実施形態に係る排気装置32によれば、ダクト40には貯水部45が設けられているため、ダクト40内で結露した水滴WDを貯水部45に溜めることができる。これにより、水滴WDが加熱部31に逆流したり吸引ファン41に付着したりすることを抑制することができる。
Further, according to the
ところで、シートSや搬送ベルト34は加熱部31に加熱されながら移動するため、搬送方向の上流側から下流側に向かって加熱時間が積算されることになる。したがって、1つのシートSに着目すると、搬送方向の上流端に位置したシートSは最も低温で、搬送方向の下流端まで移動したシートSは最も高温になる。シートSや搬送ベルト34等からの輻射熱を考慮すると、搬送ベルト34と加熱部31との隙間の空気も搬送方向の下流側で最も高温となる。
By the way, since the sheet S and the conveying
そこで、この乾燥装置120では、ダクト40を流通する空気の流量が、搬送方向の下流側に設けられた排気装置32ほど多くなるように設定されている。具体的には、吸引ファン41の回転速度が、搬送方向の下流側に設けられた排気装置32ほど高速に設定されている。更に具体的には、搬送方向の最上流に配置された排気装置32の吸引ファン41が低速回転に設定され、搬送方向の最下流に配置された排気装置32の吸引ファン41が高速回転に設定され、上記2つの排気装置32の間に配置された排気装置32の吸引ファン41が中速回転(低速回転と高速回転の中間)に設定されている。なお、吸引ファン41の回転速度に比例するように、送風ファン43の回転速度が、搬送方向の下流側に設けられた排気装置32ほど高速に設定されてもよい。
Therefore, in the
以上説明した本実施形態に係る乾燥装置120によれば、複数の排気装置32の排気量(ダクト40を流通する空気の流量)は搬送方向の下流側に向かうに従って増加するため、加熱部31の周囲の温度を搬送方向の上流から下流にわたって概ね均一にすることができる。これにより、搬送部30や加熱部31等の一部分のみが過剰に加熱されることを予防することができる。なお、本実施形態に係る乾燥装置120では、複数の吸引ファン41(送風ファン43)の回転速度が配置によって変更されていたが、これに限らず、複数の吸引ファン41等の回転速度が全て同一であっても構わない。
According to the
なお、本実施形態に係る排気装置32では、ダクト40および給気ダクト53が円形断面を有するアルミ合金製であったが、本発明はこれに限定されない。ダクト40と給気ダクト53との断面形状は、楕円形状であってもよいし、四角形等の多角形状であってもよい(図示せず)。また、ダクト40と給気ダクト53との素材は、亜鉛鉄板、鋼板、ステンレス鋼板等でもよい。ダクト40の素材は、合成樹脂等の熱伝導率が低いとされている素材と比較して、熱伝導率の高い素材であれば如何なるものでもよい。一方で、給気ダクト53の素材は、合成樹脂等であってもよい。また、ダクト40等の素材は、腐食し難い素材であることが好ましい。さらに、腐食の予防や水滴WDの流れを良くするために、ダクト40等の内周面にフッ素等でコーティングがなされてもよい。
In addition, in the
また、本実施形態に係る排気装置32では、ダクト40をU字状に湾曲させることで貯水部45が形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ダクト40をV字状に屈曲させることで貯水部45が形成されてもよい(図示せず)。他にも、図7に示すように、貯水部46は、ダクト40の底面に形成された凹みであってもよい(第1変形例)。また、貯水部45がダクト40の一部として形成されていたが、これに限らず、図8に示すように、貯水部47がダクト40とは別の部材で形成され、ダクト40に着脱可能に設けられてもよい(第2変形例)。この場合、ダクト40の底面に穴があけられ、その穴を覆うように貯水部47が取り付けられることが好ましい。また、この場合、廃棄タンク44やチューブ48は省略されてもよい。なお、第1および第2変形例の場合、ダクト40は、貯水部46,47に向かって下り勾配となるように設けることが好ましい(図示せず)。
Further, in the
また、本実施形態に係る排気装置32では、ダクト40の排気口40Bが筐体20の背面に開口していたが、これに限らず、例えば、筐体20の上面等に開口していてもよい(図示せず)。また、給気ダクト53の外気の取り込み口が、筐体20の背面に開口していたが、これに限らず、例えば、筐体20の上面等に開口していてもよい(図示せず)。
Further, in the
また、本実施形態に係る排気装置32では、送風ファン43が、貯水部45よりも上流側、且つ冷却フィン42よりも下流側に配置されていたが、本発明はこれに限定されない。送風ファン43は冷却フィン42よりも下流側においてダクト40の内部に外気を送り込むことができればよいため、例えば、図9に示すように、送風ファン43(送風口52、給気ダクト53)は、貯水部45よりも下流側に設けられてもよい(第3変形例)。また、例えば、送風ファン43等は、貯水部45を挟んで上流側と下流側とに2つ以上設けられてもよい(図示せず)。
Further, in the
また、本実施形態に係る排気装置32では、吸引ファン41および送風ファン43が軸流送風機であったが、これに限らず、例えば、シロッコファン等の遠心送風機であってもよい(図示せず)。
Further, in the
また、本実施形態に係る排気装置32では、吸気口40Aから取り入れた高温空気が、送風ファン43(送風口52)から取り入れた外気と合流することで強制的に冷却される構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、送風ファン43、送風口52および給気ダクト53が省略され、吸気口40Aから取り込まれた高温空気がダクト40を通過する間に自然に冷やされて結露する構成としてもよい(図示せず)。
Further, in the
また、本実施形態に係る排気装置32では、冷却フィン42がアルミ合金製であったが、本発明はこれに限定されない。冷却フィン42の素材は、ダクト40等と同様であって、合成樹脂等の熱伝導率が低いとされている素材と比較して、熱伝導率の高い素材であれば如何なるものでもよい。また、冷却フィン42は、腐食し難い素材で構成されてもよいし、腐食の予防や水滴WDの流れを良くするために表面にフッ素等でコーティングがなされてもよい。さらに、冷却フィン42は、複数の板材50を有していたが、これに限らず、複数の棒状の部材を有していてもよい(図示せず)。この場合でも、棒状の部材は空気の流通方向に延びた姿勢とすることが好ましい。
Further, in the
また、本実施形態に係る排気装置32では、廃棄タンク44が設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、貯水部45に貯留される水Wが少ない等、貯水部45の水Wを回収する必要性が低い場合には、廃棄タンク44は省略されてもよい。
Moreover, although the
なお、本実施形態に係る乾燥装置120には、3つの排気装置32が設けられていたが、本発明はこれに限定されない。排気装置32は少なくとも1つ設けられていればよく、排気装置32の数は搬送部30や加熱部31の搬送方向の長さ等に応じて自由に変更することができる。
Although the
また、本実施形態に係る乾燥装置120では、吸引ファン41の回転速度を変更することで、ダクト40を流通する空気の流量が、搬送方向の下流側に設けられた排気装置32ほど多くなるように設定されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10に示すように、複数の排気装置32の吸引ファン41の回転速度を同一とし、ダクト40の内径(または断面積)を変更することで、ダクト40を流通する空気の流量を変えてもよい(第4変形例)。すなわち、ダクト40の内径等が、搬送方向の下流側に設けられた排気装置32ほど大きく設定されてもよい。この場合、ダクト40の内径等に比例するように、吸引ファン41のプロペラファンの外径を変更してもよい(図示せず)。
In addition, in the
また、本実施形態に係る乾燥装置120では、複数の排気装置32が搬送方向に等間隔に配置されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、排気の流量が同一となる3つ以上(例えば図10では4つ)の排気装置32が搬送方向に沿って配置され、隣接する排気装置32同士の間隔が搬送方向の下流側に行くほど狭くなるように設定されてもよい(第5変形例)。この構成によっても、搬送方向の下流側での排気量を増加させることができる。なお、第4変形例および第5変形例に係る乾燥装置120でも、吸引ファン41の回転速度を搬送方向の下流側に設けられた排気装置32ほど高速に設定してもよい。
Further, in the
また、本実施形態に係る乾燥装置120では、搬送部30がベルト搬送方式であったが、これに限らず、例えば、複数のローラー対が搬送路23に沿って設けられてもよい(図示せず)。
In addition, in the
また、本実施形態の説明では、一例として、排気装置32をシートS上のインクを乾燥させる乾燥装置120に適用した場合を示したが、これに限らず、例えば、排気装置32を電子写真方式の画像形成装置(図示せず)に適用してもよい。この場合、排気装置32は、シートSにトナー像を熱定着させる定着装置の周囲の空気を適切に外部に排出することができる。
In addition, in the description of the present embodiment, as an example, the case where the
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る排気装置、乾燥装置および画像形成システムにおける一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施態様に限定されるものではない。本発明は技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよく、特許請求の範囲は技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様を含んでいる。 It should be noted that the description of the above embodiment shows one aspect of the exhaust device, the drying device, and the image forming system according to the present invention, and the technical scope of the present invention is not limited to the above embodiment. The present invention may be changed, replaced, and modified in various ways without departing from the spirit of the technical idea, and the claims include all embodiments that can be included within the scope of the technical idea.
1 プリンター(インクジェット記録装置)
20 筐体
30 搬送部
31 加熱部
32 排気装置
40 ダクト
41 吸引ファン
42 冷却フィン
43 送風ファン
44 廃棄タンク
45,46,47 貯水部
100 画像形成システム
120 乾燥装置
S シート
1 Printer (inkjet recording device)
20
Claims (8)
前記空気の熱を吸収しながら前記空気を前記筐体の外部に誘導するダクトと、
前記空気を前記ダクトの内部に吸引する吸引ファンと、
前記ダクトを流通する前記空気の熱を吸収する冷却フィンと、を備えたことを特徴とする排気装置。 An exhaust device for exhausting air containing moisture generated around a heating unit that heats a sheet conveyed inside a housing to the outside of the housing,
a duct that guides the air to the outside of the housing while absorbing the heat of the air;
a suction fan for sucking the air into the duct;
and cooling fins for absorbing heat of the air flowing through the duct.
前記搬送部に対向し、前記インクを乾燥させる加熱部と、
請求項1ないし4のいずれか1項に記載の排気装置と、を備えたことを特徴とする乾燥装置。 a conveying unit that conveys a sheet on which ink has landed;
a heating unit that faces the transport unit and dries the ink;
A drying apparatus comprising the exhaust apparatus according to any one of claims 1 to 4.
前記ダクトを流通する前記空気の流量は、搬送方向の下流側に設けられた前記排気装置ほど多いことを特徴とする請求項5に記載の乾燥装置。 A plurality of the exhaust devices are arranged along the conveying direction of the sheet,
6. The drying device according to claim 5, wherein the flow rate of the air flowing through the duct is greater in the downstream side of the conveying direction of the exhaust device.
隣接する前記排気装置同士の間隔が、搬送方向の下流側に行くほど狭いことを特徴とする請求項5または6に記載の乾燥装置。 three or more of the exhaust devices are arranged along the conveying direction of the sheet;
7. The drying apparatus according to claim 5 or 6, wherein the distance between adjacent exhaust devices becomes narrower toward the downstream side in the conveying direction.
請求項5ないし7のいずれか1項に記載の乾燥装置と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。 an inkjet recording device that forms an image by ejecting ink onto a sheet;
An image forming system comprising the drying device according to any one of claims 5 to 7.
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