JP2022141262A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】I/Oユニットごとに縮退を設定することができる情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びシステムを提供する。【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、記憶部と、処理部と、を備える。記憶部は、所定の装置に接続するI/Oユニットごとに縮退を設定するテーブルを格納する。処理部は、前記I/Oユニットに接続して所定の処理を行い、前記I/Oユニットに異常が発生した場合、前記テーブルにおける、異常が発生した前記I/Oユニットの縮退の設定に従って前記所定の処理を継続又は停止する。【選択図】 図1
Description
本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びシステムに関する。
上下水道処理設備などにおいて、各種制御を行う処理モジュールが提供されている。処理モジュールは、自身に直接接続されている基本I/Oユニット及び伝送などによりリモートで接続されているリモートI/Oユニットを通じて各種の機器に接続する。
処理モジュールは、基本I/Oユニット又はリモートI/Oユニットに異常が生じると、エラーダウンするか、又は、異常が生じた基本I/Oユニット又はリモートI/Oユニットを縮退させて動作を継続する。
従来、処理モジュールは、基本I/Oユニット及びリモートI/Oユニットごとに縮退の有無を設定することができないという課題がある。
上記の課題を解決するため、I/Oユニットごとに縮退を設定することができる情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びシステムを提供する。
実施形態によれば、情報処理装置は、記憶部と、処理部と、を備える。記憶部は、所定の装置に接続するI/Oユニットごとに縮退を設定するテーブルを格納する。処理部は、前記I/Oユニットに接続して所定の処理を行い、前記I/Oユニットに異常が発生した場合、前記テーブルにおける、異常が発生した前記I/Oユニットの縮退の設定に従って前記所定の処理を継続又は停止する。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
実施形態に係るI/O(Input/Output)システムは、上下水道処理設備などにおいて各種の機器を制御する。たとえば、I/Oシステムは、各機器からの信号に従って各機器の動作を制御する。I/Oシステムは、各機器の動作を制御する基本ユニットを備える。基本ユニットは、I/Oユニットに接続する。基本ユニットは、I/Oユニットを通じて各機器とデータを送受信する。
実施形態に係るI/O(Input/Output)システムは、上下水道処理設備などにおいて各種の機器を制御する。たとえば、I/Oシステムは、各機器からの信号に従って各機器の動作を制御する。I/Oシステムは、各機器の動作を制御する基本ユニットを備える。基本ユニットは、I/Oユニットに接続する。基本ユニットは、I/Oユニットを通じて各機器とデータを送受信する。
図1は、実施形態に係るI/Oシステム1の構成例を示す。図1が示すように、I/Oシステム1は、基本ユニット10、基本I/Oユニット20及びリモートI/Oユニット30などを備える。ここでは、I/Oシステム1は、基本ユニット10として、第1の基本ユニット10a及び第2の基本ユニット10bを備える。また、I/Oシステム1は、リモートI/Oユニット30として、第1のリモートI/Oユニット30a及び第2のリモートI/Oユニット30bを備える。
第1の基本ユニット10a、第2の基本ユニット10b、第1のリモートI/Oユニット30a及び第2のリモートI/Oユニット30bは、リモートI/Oケーブル40によってループ接続する。
第1の基本ユニット10a及び第2の基本ユニット10bは、基本I/Oユニット20に接続する。第1の基本ユニット10a及び第2の基本ユニット10bは、トラッキングケーブル50で互いに接続する。
なお、I/Oシステム1は、図1が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、I/Oシステム1から特定の構成が除外されたりしてもよい。
基本I/Oユニット20(第1のI/Oユニット)は、所定の機器に接続されている。基本I/Oユニット20は、基本ユニット10と所定の機器との間の通信を中継する。基本I/Oユニット20は、所定の機器からの信号(センサ信号など)を基本ユニット10に送信する。また、基本I/Oユニット20は、基本ユニット10からの信号(制御信号など)を所定の機器に送信する。
基本I/Oユニット20は、基本ユニット10と比較的近距離に設置されている。基本I/Oユニット20は、基本ユニット10に直接接続されている。たとえば、基本I/Oユニット20は、基本ユニット10と一体的に形成されるものであってもよい。
リモートI/Oユニット30(第2のI/Oユニット)は、所定の装置に接続されている。リモートI/Oユニット30は、基本ユニット10と所定の機器との間の通信を中継する。基本I/Oユニット20は、所定の機器からの信号(センサ信号など)を基本ユニット10に送信する。また、基本I/Oユニット20は、基本ユニット10からの信号(制御信号など)を所定の機器に送信する。
リモートI/Oユニット30は、基本ユニット10と比較的遠距離に設置されている。たとえば、リモートI/Oユニット30は、基本ユニット10と数メートルから数百メートル程度離れた位置に設置されている。リモートI/Oユニット30は、光ファイバ等から構成されるリモートI/Oケーブル40を介して基本ユニット10に接続する。
たとえば、基本I/Oユニット20及びリモートI/Oユニット30に接続する所定の装置は、水槽などの水位を測定するセンサ、水温を測定するセンサ、又は、水槽などから水をくみ上げるポンプなどである。なお、所定の装置の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
基本ユニット10(情報処理装置)は、基本I/Oユニット20及びリモートI/Oユニット30に接続する所定の装置を管理する。たとえば、基本ユニット10は、所定の装置としてのセンサなどからセンサ信号を受信する。基本ユニット10は、センサ信号に基づいて、所定の装置としてのポンプなどに制御信号を送信する。
次に、基本ユニット10の構成例について説明する。第1の基本ユニット10aと第2の基本ユニット10bとは、同様の構成であるため基本ユニット10として説明する。
基本ユニット10は、処理モジュール11(11a及び11b)、インターフェースモジュール13(13a及び13b)及び電源モジュール14(14a及び14b)などを備える。処理モジュール11は、インターフェースモジュール13に接続する。
なお、基本ユニット10は、図1が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、基本ユニット10から特定の構成が除外されたりしてもよい。
処理モジュール11(処理部)は、基本ユニット10全体を制御する。たとえば、処理モジュール11は、所定の装置からのセンサ信号などに従って他の所定の装置に制御信号を送信する。ここでは、処理モジュール11は、所定の装置を用いて上下水道処理設備に関連する動作を行う。
処理モジュール11は、リモートI/Oケーブル40を介してリモートI/Oユニット30に接続する。ここでは、処理モジュール11a、処理モジュール11b、第1のリモートI/Oユニット30a及び第2のリモートI/Oユニット30bは、リモートI/Oケーブル40を介してループ接続する。
また、処理モジュール11aと処理モジュール11bとは、トラッキングケーブル50を介して互いに接続する。
たとえば、処理モジュール11は、PLC(Programmable Logic Controller)などから構成される。また、処理モジュール11は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などから構成されるものであってもよい。また、処理モジュール11は、FPGA(Field Programmable Gate Array)などから構成されるものであってもよい。また、処理モジュール11は、CPUなどから構成されるものであってもよい。
処理モジュール11は、メモリ12(記憶部)を備える。
メモリ12は、種々のデータを格納する。
メモリ12は、種々のデータを格納する。
たとえば、メモリ12は、非一時的記憶媒体として、制御プログラム及び制御データなどを記憶する。制御プログラム及び制御データは、基本ユニット10の仕様に応じて予め組み込まれる。たとえば、制御プログラムは、基本ユニット10で実現する機能をサポートするプログラムなどである。
また、メモリ12は、一時的記憶媒体として、処理モジュール11の処理中のデータなどを一時的に格納する。また、メモリ12は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
たとえば、メモリ12は、レジスタなどから構成される。
たとえば、メモリ12は、レジスタなどから構成される。
メモリ12は、縮退設定テーブルを予め格納する。縮退設定テーブルについては、後述する。
インターフェースモジュール13は、基本I/Oユニット20とデータを送受信するためのインターフェースである。インターフェースモジュール13は、基本I/Oユニット20からの信号を処理モジュール11に送信する。また、インターフェースモジュール13は、処理モジュール11からの信号を基本I/Oユニット20に送信する。
電源モジュール14は、処理モジュール11及びインターフェースモジュール13などの各部に電力を供給する。電源モジュール14は、商用電源などに接続する。電源モジュール14は、商用電源からの電力を所定の電圧に変換して各部に供給する。
なお、I/Oシステム1は、3つ以上のリモートI/Oユニット30を備えるものであってもよい。また、I/Oシステム1は、1つのリモートI/Oユニット30を備えるものであってもよい。
また、I/Oシステム1は、2つ以上の基本I/Oユニット20を備えるものであってもよい。
また、I/Oシステム1は、3つ以上の基本ユニット10を備えるものであってもよい。また、I/Oシステム1は、1つの基本ユニット10を備えるものであってもよい。
また、I/Oシステム1は、3つ以上の基本ユニット10を備えるものであってもよい。また、I/Oシステム1は、1つの基本ユニット10を備えるものであってもよい。
次に、基本I/Oユニット20について説明する。
図2は、基本I/Oユニット20の構成例を示す。図2が示すように、基本I/Oユニット20は、I/Oモジュール21、インターフェースモジュール23及び電源モジュール24などを備える。I/Oモジュール21は、インターフェースモジュール23に接続する。
図2は、基本I/Oユニット20の構成例を示す。図2が示すように、基本I/Oユニット20は、I/Oモジュール21、インターフェースモジュール23及び電源モジュール24などを備える。I/Oモジュール21は、インターフェースモジュール23に接続する。
なお、基本I/Oユニット20は、図2が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、基本I/Oユニット20から特定の構成が除外されたりしてもよい。
I/Oモジュール21は、基本I/Oユニット20全体を制御する。
たとえば、I/Oモジュール21は、PLCなどから構成される。また、I/Oモジュール21は、ASICなどから構成されるものであってもよい。また、I/Oモジュール21は、FPGAなどから構成されるものであってもよい。また、I/Oモジュール21は、CPUなどから構成されるものであってもよい。
たとえば、I/Oモジュール21は、PLCなどから構成される。また、I/Oモジュール21は、ASICなどから構成されるものであってもよい。また、I/Oモジュール21は、FPGAなどから構成されるものであってもよい。また、I/Oモジュール21は、CPUなどから構成されるものであってもよい。
インターフェースモジュール23は、基本ユニット10とデータを送受信するためのインターフェースである。インターフェースモジュール23は、インターフェースモジュール13を介して処理モジュール11に接続する。インターフェースモジュール23は、基本ユニット10からの信号をI/Oモジュール21に送信する。また、インターフェースモジュール23は、I/Oモジュール21からの信号を基本ユニット10の処理モジュール11に送信する。
電源モジュール24(第1の電源モジュール)は、I/Oモジュール21及びインターフェースモジュール23などの各部に電力を供給する。電源モジュール24は、商用電源などに接続する。電源モジュール24は、商用電源からの電力を所定の電圧に変換して各部に供給する。
I/Oモジュール21は、インターフェースモジュール23を介して基本ユニット10とデータを送受信する。I/Oモジュール21は、基本ユニット10からの信号に従って所定の装置を制御する。また、I/Oモジュール21は、所定の装置からの信号(センサ信号など)を基本ユニット10に送信する。
また、I/Oモジュール21は、異常の有無を示す信号を基本ユニット10に送信する。たとえば、I/Oモジュール21は、自身に接続する所定の装置に異常が発生した場合、又は、自身に異常が発生した場合、異常の発生を示す信号を基本ユニット10に送信する。たとえば、異常は、点検又は故障などによる電源モジュール24の停止、I/Oモジュール21の故障、又は、I/Oモジュール21に接続する所定の装置の停止若しくは故障などである。
I/Oモジュール21は、基本ユニット10からリクエストに対して異常の有無を示す信号を送信してもよい。異常が発生していない場合、I/Oモジュール21は、異常がないことを示す信号を基本ユニット10に送信してもよい。
次に、リモートI/Oユニット30について説明する。
第1のリモートI/Oユニット30aと第2のリモートI/Oユニット30bとは、同様の構成であるため、リモートI/Oユニット30として説明する。
第1のリモートI/Oユニット30aと第2のリモートI/Oユニット30bとは、同様の構成であるため、リモートI/Oユニット30として説明する。
図3は、リモートI/Oユニット30の構成例を示す。図3が示すように、リモートI/Oユニット30は、I/Oモジュール31、インターフェースモジュール33及び電源モジュール34などを備える。I/Oモジュール31は、インターフェースモジュール33に接続する。
なお、リモートI/Oユニット30は、図3が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、リモートI/Oユニット30から特定の構成が除外されたりしてもよい。
I/Oモジュール31は、リモートI/Oユニット30全体を制御する。
たとえば、I/Oモジュール31は、PLCなどから構成される。また、I/Oモジュール31は、ASICなどから構成されるものであってもよい。また、I/Oモジュール31は、FPGAなどから構成されるものであってもよい。また、I/Oモジュール31は、CPUなどから構成されるものであってもよい。
たとえば、I/Oモジュール31は、PLCなどから構成される。また、I/Oモジュール31は、ASICなどから構成されるものであってもよい。また、I/Oモジュール31は、FPGAなどから構成されるものであってもよい。また、I/Oモジュール31は、CPUなどから構成されるものであってもよい。
インターフェースモジュール33は、基本ユニット10とデータを送受信するためのインターフェースである。インターフェースモジュール33は、リモートI/Oケーブル40を介して基本ユニット10の処理モジュール11に接続する。インターフェースモジュール33は、基本ユニット10からの信号をI/Oモジュール31に送信する。また、インターフェースモジュール33は、I/Oモジュール31からの信号を基本ユニット10の処理モジュール11に送信する。
電源モジュール34(第2の電源モジュール)は、I/Oモジュール31及びインターフェースモジュール33などの各部に電力を供給する。電源モジュール34は、商用電源などに接続する。電源モジュール34は、商用電源からの電力を所定の電圧に変換して各部に供給する。ここでは、電源モジュール34は、電源モジュール24とは異なるモジュールである。即ち、電源モジュール34は、電源モジュール24の異常に影響されない。
I/Oモジュール31は、インターフェースモジュール33を介して基本ユニット10とデータを送受信する。I/Oモジュール31は、基本ユニット10からの信号に従って所定の装置を制御する。また、I/Oモジュール31は、所定の装置からの信号(センサ信号など)を基本ユニット10に送信する。
また、I/Oモジュール31は、異常の有無を示す信号を基本ユニット10に送信する。たとえば、I/Oモジュール31は、自身に接続する所定の装置に異常が発生した場合、又は、自身に異常が発生した場合、異常の発生を示す信号を基本ユニット10に送信する。たとえば、異常は、点検又は故障などによる電源モジュール34の停止、I/Oモジュール31の故障、又は、I/Oモジュール31に接続する所定の装置の停止若しくは故障などである。
I/Oモジュール31は、基本ユニット10から異常の有無を確認するためのリクエストに対して異常の有無を示す信号を送信してもよい。異常が発生していない場合、I/Oモジュール31は、異常がないことを示す信号を基本ユニット10に送信してもよい。
また、I/Oモジュール31は、リモートI/Oユニット30を介して他のリモートI/Oユニット30から信号を受信し、受信された信号を他のリモートI/Oケーブル40に供給するものであってもよい。即ち、I/Oモジュール31は、リモートI/Oケーブル40において環状に信号が流れるように信号をリモートI/Oケーブル40に供給するものであってもよい。
次に、縮退設定テーブルについて説明する。
前述の通り、縮退設定テーブルは、処理モジュール11のメモリ12に予め格納されている。たとえば、縮退設定テーブルは、オペレータの操作などに基づいてメモリ12に予め格納される。
前述の通り、縮退設定テーブルは、処理モジュール11のメモリ12に予め格納されている。たとえば、縮退設定テーブルは、オペレータの操作などに基づいてメモリ12に予め格納される。
縮退設定テーブルは、I/Oユニット(基本I/Oユニット20又はリモートI/Oユニット30)ごとに縮退を設定するテーブルである。
ここでは、縮退は、I/Oユニットに異常が発生した場合であっても基本ユニット10の処理モジュール11が処理を停止せずに継続する動作である。
図4は、縮退設定テーブルの構成例を示す。図4が示すように、縮退設定テーブルは、I/Oユニットごとに縮退の有無を示す。
縮退設定は、基本ユニット10が縮退を行うか否かを示す。縮退設定は、「有」又は「無」の何れかである。
「有」は、I/Oユニットに縮退が設定されていることを示す。即ち、「有」は、対応するI/Oユニットに異常が発生した場合であっても基本ユニット10の処理モジュール11が処理を停止せずに継続することを示す。
また、「無」は、I/Oユニットに縮退が設定されていないことを示す。即ち、「無」は、対応するI/Oユニットに異常が発生した場合に基本ユニット10の処理モジュール11が処理を停止することを示す。
縮退設定テーブルは、基本ユニット10、第1のリモートI/Oユニット30a及び第2のリモートI/Oユニット30bについて縮退の有無を示す。
次に、基本ユニット10が実現する機能について説明する。第1の基本ユニット10aが実現する機能と第2の基本ユニット10bが実現する機能とは、同様であるため、基本ユニット10が実現する機能として説明する。
基本ユニット10が実現する機能は、処理モジュール11がメモリ12又は他の内部メモリなどに格納されるプログラムを実行することで実現される。
まず、処理モジュール11は、I/Oユニットに異常が発生しているかを判定する機能を有する。
処理モジュール11は、インターフェースモジュール13を通じて基本I/Oユニット20に接続しているかを判定する。基本I/Oユニット20に接続していると判定した場合、処理モジュール11は、インターフェースモジュール13を通じて所定の間隔で異常の有無を確認するためのリクエストを基本I/Oユニット20に送信する。
処理モジュール11は、インターフェースモジュール13を通じて異常の発生を示す信号を基本I/Oユニット20から受信した場合、基本I/Oユニット20に異常が発生していると判定する。また、処理モジュール11は、当該リクエストを送信してから所定の時間が経過するまでの間に基本I/Oユニット20から応答を受信しない場合、基本I/Oユニット20に異常が発生していると判定する。
また、処理モジュール11は、リモートI/Oユニット30に接続しているかを判定する。リモートI/Oユニット30に接続していると判定した場合、処理モジュール11は、所定の間隔で異常の有無を確認するためのリクエストをリモートI/Oユニット30に送信する。
処理モジュール11は、異常の発生を示す信号をリモートI/Oユニット30から受信した場合、リモートI/Oユニット30に異常が発生していると判定する。また、処理モジュール11は、当該リクエストを送信してから所定の時間が経過するまでの間にリモートI/Oユニット30から応答を受信しない場合、リモートI/Oユニット30に異常が発生していると判定する。
また、処理モジュール11は、I/Oユニットに異常が発生している場合、縮退設定テーブルに従って処理を継続又は処理を終了する機能を有する。
ここでは、処理モジュール11は、I/Oユニットに接続している所定の装置を用いて所定の処理を行っているものとする。たとえば、処理モジュール11は、上下水道処理設備に関連する処理を行っているものとする。
処理モジュール11は、基本I/Oユニット20に異常が発生している場合、縮退設定テーブルから異常が発生している基本I/Oユニット20の縮退設定を取得する。
異常が発生している基本I/Oユニット20の縮退設定が「有」である場合、処理モジュール11は、処理を継続する。たとえば、処理モジュール11は、異常が発生している基本I/Oユニット20に接続している所定の装置を無視して処理を継続する。
異常が発生している基本I/Oユニット20の縮退設定が「無」である場合、処理モジュール11は、エラーダウンとして処理を終了する。
処理モジュール11は、リモートI/Oユニット30に異常が発生している場合、縮退設定テーブルから異常が発生しているリモートI/Oユニット30の縮退設定を取得する。
異常が発生しているリモートI/Oユニット30の縮退設定が「有」である場合、処理モジュール11は、処理を継続する。たとえば、処理モジュール11は、異常が発生しているリモートI/Oユニット30に接続している所定の装置を無視して処理を継続する。
異常が発生しているリモートI/Oユニット30の縮退設定が「無」である場合、処理モジュール11は、エラーダウンとして処理を終了する。
次に、基本ユニット10の動作例について説明する。
図5は、基本ユニット10の動作例について説明するためのフローチャートである。
図5は、基本ユニット10の動作例について説明するためのフローチャートである。
ここでは、基本ユニット10の処理モジュール11は、I/Oユニットに接続している所定の装置を用いて所定の処理を行っているものとする。
まず、処理モジュール11は、基本I/Oユニット20に接続しているかを判定する(S11)。基本I/Oユニット20に接続していると判定すると(S11、YES)、処理モジュール11は、基本I/Oユニット20に異常が発生しているかを判定する(S12)。
基本I/Oユニット20に異常が発生していると判定すると(S12、YES)、処理モジュール11は、縮退設定テーブルから異常が発生している基本I/Oユニット20の縮退設定を取得する(S13)。縮退設定を取得すると、処理モジュール11は、縮退設定が「有」であるかを判定する(S14)。
基本I/Oユニット20に異常が発生していないと判定した場合(S12、NO)、又は、縮退設定が「有」であると判定した場合(S14、YES)、処理モジュール11は、リモートI/Oユニット30に接続しているかを判定する(S15)。
リモートI/Oユニット30に接続していると判定すると(S15、YES)、処理モジュール11は、リモートI/Oユニット30に異常が発生しているかを判定する(S16)。
リモートI/Oユニット30に異常が発生していると判定すると(S16、YES)、処理モジュール11は、縮退設定テーブルから異常が発生しているリモートI/Oユニット30の縮退設定を取得する(S17)。縮退設定を取得すると、処理モジュール11は、縮退設定が「有」であるかを判定する(S18)。
リモートI/Oユニット30に接続していないと判定した場合(S15、NO)、リモートI/Oユニット30に異常が発生していないと判定した場合(S16、NO)、又は、縮退設定が「有」であると判定した場合(S18、YES)、処理モジュール11は、S11に戻る。
縮退設定が「無」であると判定した場合(S14、NO)、又は、縮退設定が「無」であると判定した場合(S18、NO)、処理モジュール11は、処理を停止する(S19)。処理を停止すると、処理モジュール11は、動作を終了する。
なお、リモートI/Oユニット30は、基本ユニット10のインターフェースモジュール13に接続するものであってもよい。
また、処理モジュール11aと処理モジュール11bとは、トラッキングケーブル50を介して互いにデータを共有するものであってもよい。
また、処理モジュール11aと処理モジュール11bとは、トラッキングケーブル50を介して互いにデータを共有するものであってもよい。
また、処理モジュール11は、リモートI/Oユニット30からの信号をリモートI/Oケーブル40を介して他の処理モジュール11に送信するものであってもよい。処理モジュール11は、リモートI/Oケーブル40に環状に信号が流れるようにリモートI/Oケーブル40に信号を供給するものであってもよい。
また、メモリ12は、処理モジュール11の外部に形成されるものであってもよい。
また、メモリ12は、処理モジュール11の外部に形成されるものであってもよい。
次に、I/Oシステム1の変形例について説明する。
変形例は、リモートI/Oユニット30がバス接続される点でI/Oシステム1と異なる。従って、その他の点については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
変形例は、リモートI/Oユニット30がバス接続される点でI/Oシステム1と異なる。従って、その他の点については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6は、I/Oシステム1の変形例であるI/Oシステム1’を示す。図6が示すように、処理モジュール11は、リモートI/Oケーブル40を介して第1のリモートI/Oユニット30aに接続する。また、第1のリモートI/Oユニット30aは、リモートI/Oケーブル40を介して第2のリモートI/Oユニット30bに接続する。第2のリモートI/Oユニット30bは、処理モジュール11に接続しない。
第1のリモートI/Oユニット30aは、リモートI/Oケーブル40を介して処理モジュール11からの信号を第2のリモートI/Oユニット30bに送信する。また、第1のリモートI/Oユニット30aは、リモートI/Oケーブル40を介して第2のリモートI/Oユニット30bからの信号を処理モジュール11に送信する。
以上のように構成されたI/Oシステムは、I/Oユニットごとに縮退の有無を設定することができる。I/Oシステムは、I/Oユニットに異常が発生した場合、縮退の有無に従って処理を継続又は停止する。その結果、I/Oシステムは、異常が発生したI/Oユニットに応じて処理の継続又は停止を選択することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…I/Oシステム、1’…I/Oシステム、10…基本ユニット、10a…第1の基本ユニット、10b…第2の基本ユニット、11(11a及び11b)…処理モジュール、12(12a及び12b)…メモリ、13(13a及び13b)…インターフェースモジュール、14(14a及び14b)…電源モジュール、20…基本I/Oユニット、21…I/Oモジュール、23…インターフェースモジュール、24…電源モジュール、30…リモートI/Oユニット、30a…第1のリモートI/Oユニット、30b…第2のリモートI/Oユニット、31…I/Oモジュール、33…インターフェースモジュール、34…電源モジュール、40…リモートI/Oケーブル、50…トラッキングケーブル。
Claims (9)
- 所定の装置に接続するI/Oユニットごとに縮退を設定するテーブルを格納する記憶部と、
前記I/Oユニットに接続して所定の処理を行い、
前記I/Oユニットに異常が発生した場合、前記テーブルにおける、異常が発生した前記I/Oユニットの縮退の設定に従って前記所定の処理を継続又は停止する、
処理部と、
を備える情報処理装置。 - 前記I/Oユニットは、第1の電源モジュールを備える第1のI/Oユニットと前記第1の電源モジュールと異なる第2の電源モジュールを備える第2のI/Oユニットとから構成される、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2のI/Oユニットは、前記処理部とループ接続する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記第2のI/Oユニットは、前記処理部とバス接続する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記処理部は、前記I/Oユニットにリクエストを送信し、前記リクエストを送信してから所定の時間が経過する間までに前記I/Oユニットから信号を受信しない場合、前記テーブルにおける、異常が発生した前記I/Oユニットの縮退の設定に従って前記所定の処理を継続又は停止する、
請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記処理部は、PLCから構成され、
前記記憶部は、前記PLCのレジスタである、
請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 処理部によって実行される情報処理方法であって、
所定の装置に接続するI/Oユニットに接続して所定の処理を行い、
前記I/Oユニットに異常が発生した場合、前記I/Oユニットごとに縮退を設定するテーブルにおける、異常が発生した前記I/Oユニットの縮退の設定に従って前記所定の処理を継続又は停止する、
情報処理方法。 - 処理部によって実行されるプログラムであって、
前記処理部に、
所定の装置に接続するI/Oユニットに接続して所定の処理を行う機能と、
前記I/Oユニットに異常が発生した場合、前記I/Oユニットごとに縮退を設定するテーブルにおける、異常が発生した前記I/Oユニットの縮退の設定に従って前記所定の処理を継続又は停止する機能と、
を実現させるプログラム。 - 情報処理装置とI/Oユニットとを備えるシステムであって、
前記I/Oユニットは、
前記情報処理装置に接続するインターフェースモジュールと、
所定の装置に接続するI/Oモジュールと、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記I/Oユニットごとに縮退を設定するテーブルを格納する記憶部と、
前記I/Oユニットに接続して所定の処理を行い、
前記I/Oユニットに異常が発生した場合、前記テーブルにおける、異常が発生した前記I/Oユニットの縮退の設定に従って前記所定の処理を継続又は停止する、
処理部と、
を備える、
システム。
Priority Applications (1)
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JP2021041484A JP2022141262A (ja) | 2021-03-15 | 2021-03-15 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びシステム |
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