JP2022140270A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Go Takehi
卓矢 増田
Takuya Masuda
素樹 ▲高▼田
Motoki Takada
大輔 上和野
Daisuke Kamiwano
基治 青木
Motoharu Aoki
聡 天野
Satoshi Amano
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Abstract

【課題】顧客の肌に適した接客者又はカウンセラを選択する。【解決手段】化粧品の顧客と、顧客に対して美容に関するカウンセリングを実施するカウンセラと、をマッチングさせる情報処理装置は、第1顧客の将来の肌の問題に関する第1顧客肌情報と、複数のカウンセラのそれぞれの過去又は現在の肌の問題に関するカウンセラ肌情報と、を参照して、第1顧客と各カウンセラとの第1類似度を計算する手段を備え、第1類似度に基づいて、第1顧客にカウンセリングを実施すべき第1カウンセラを識別するカウンセラ識別情報を選択する手段を備え、第1顧客を識別する第1顧客識別情報と、カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する手段を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
従来、種々の店舗において、販売員等(以下、接客者ともいう)は、店舗を訪れた顧客に対して接客を行っている。例えば、化粧品を販売している店舗では、美容部員が、顧客の肌の状態を測定したり、顧客の肌のカウンセリングをしたりしている。
顧客への適切な対応者の割り当てを支援するために、特許文献1では、対応実績と対応状況とに少なくとも基づいて複数の対応者の中から顧客に対応する対応者を提案している。
特開2017-174096号公報
しかしながら、従来の手法では、顧客は、顧客の肌の悩みを身をもって理解してくれる接客者に接客してもらえる機会が少なかった。
そこで、本発明では、顧客の肌に適した接客者又はカウンセラを選択することを目的とする。
本発明の一実施形態は、
化粧品の顧客と、前記顧客に対して美容に関するカウンセリングを実施するカウンセラと、をマッチングさせる情報処理装置であって、
第1顧客の将来の肌の問題に関する第1顧客肌情報と、複数のカウンセラのそれぞれの過去又は現在の肌の問題に関するカウンセラ肌情報と、を参照して、前記第1顧客と各カウンセラとの第1類似度を計算する手段を備え、
前記第1類似度に基づいて、前記第1顧客にカウンセリングを実施すべき第1カウンセラを識別するカウンセラ識別情報を選択する手段を備え、
前記第1顧客を識別する第1顧客識別情報と、前記カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する手段を備える、
情報処理装置である。
本発明によれば、顧客の肌に適した接客者又はカウンセラを選択することができる。
第1実施形態に係る全体の構成図である。 第1実施形態に係る人物選択装置10の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る遺伝子に基づいて特定される肌の特徴について説明するための図である。 第1実施形態に係る遺伝子に基づいて特定される肌の特徴について説明するための図である。 第1実施形態に係る人物選択処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る人物選択装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る顧客端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態の概要の説明図である。 第2実施形態の顧客情報データベース及びカウンセラ情報データベースのデータ構造を示す図である。 第2実施形態のカウンセラ選択処理のシーケンス図である。 図10の情報処理で表示される画面の例を示す図である。 第3実施形態の概要の説明図である。 第3実施形態のカウンセラ選択処理のシーケンス図である。 第4実施形態の概要の説明図である。 第4実施形態の顧客化粧ログ情報データベース及びカウンセラ化粧ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。 第4実施形態の顧客行動ログ情報データベース及びカウンセラ行動ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。 第4実施形態の顧客肌診断ログ情報データベース及びカウンセラ肌診断ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。 第4実施形態の顧客環境ログ情報データベース及びカウンセラ環境ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。 第4実施形態の顧客生体ログ情報データベース及びカウンセラ生体ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。 第5実施形態の概要の説明図である。 第5実施形態のカウンセラ選択処理のシーケンス図である。 第6実施形態の概要の説明図である。 第6実施形態のカウンセラ選択処理のシーケンス図である。 第7実施形態の概要の説明図である。 第7実施形態のレコメンド処理のシーケンス図である。 図25の情報処理において表示される画面例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
・本実施形態では、化粧品の販売での接客の実施形態を主に説明するが、これに限られず、サプリメント・健康食品やドリンクの販売での接客、美容機器の販売での接客、エステティックサロンでの接客等の場合にも適用することができる。
・本実施形態では、店頭での接客やインターネット上での接客の実施形態を主に説明するが、これに限られず、電話での接客の場合にも適用することができる。
・本実施形態では、接客時に接客者を選択する実施形態を主に説明するが、これに限られず、接客の予約時に接客者を選択する場合にも適用することができる。
・本実施形態の「化粧」は、メイキャップ及びスキンケアの両方を含む。
・本実施形態の「化粧品」は、メイキャップ商品及びスキンケア商品の両方を含む。
(1)第1実施形態
第1実施形態を説明する。
(1.1)第1実施形態の全体の構成
第1実施形態の全体の構成を説明する。図1は、第1実施形態に係る全体の構成図である。
<実施例1>
第1実施形態では、店頭での接客における接客者を選び出すことができる。具体的には、人物選択装置10は、店舗を訪れた顧客21の肌の特徴と同一の肌の特徴、または、顧客21の肌の特徴と類似する肌の特徴を有する接客者11を、複数の接客者のなかから選択する。その後、選び出された接客者が顧客に対して接客を行う。
<実施例2>
第1実施形態では、インターネット上での接客(例えば、チャット、メッセージ、メール等による接客)における接客者を選び出すことができる。具体的には、顧客21は、顧客端末20を用いて、化粧品等を販売しているウェブサイトにアクセスする。そして、顧客21は、顧客端末20を用いて、インターネット上での接客を要求したとする。そうすると、人物選択装置10は、顧客21の肌の特徴と同一の肌の特徴、または、顧客21の肌の特徴と類似する肌の特徴を有する接客者11を、複数の接客者の中から選択する。その後、選び出された接客者が顧客に対して接客を行う。
(1.2)第1実施形態の人物選択装置の機能ブロック
第1実施形態の人物選択装置の機能ブロックを説明する。図2は、第1実施形態に係る人物選択装置10の機能ブロック図である。
図2に示されるように、人物選択装置10は、特定部101と、選択部102と、顧客肌特徴記憶部103と、接客者肌特徴記憶部104と、を備えることができる。また、人物選択装置10は、プログラムを実行することで、特定部101、選択部102として機能することができる。
なお、例えば、第1の人物(例えば、顧客、又は、化粧品の顧客)は、第2の人物(例えば、美容部員等の接客者、又は、顧客に対して美容に関するカウンセリングを実施するカウンセラ)に対して美容に関する相談をする者である。また、例えば、第2の人物は、第1の人物から美容に関する相談を受ける者である。
特定部101は、第1の人物の肌の特徴を特定する。例えば、特定部101は、第1の人物を識別するための情報(例えば、顧客ID、顧客の氏名など)を取得する。また、特定部101は、該第1の人物を識別するための情報をもとに、顧客肌特徴記憶部103内で、第1の人物の肌の特徴を参照する。
選択部102は、複数の第2の人物(例えば、店頭にいる複数の接客者)から、特定部101が特定した第1の人物の肌の特徴と同一の肌の特徴、または、特定部101が特定した第1の人物の肌の特徴と類似する肌の特徴を有する者を選択する。選択部102は、選択した第2の人物の情報を出力(例えば、表示)する。
なお、選択部102は、第1の人物の肌の特徴と類似する肌の特徴を有する複数の者を、より類似している者から順に選択して出力することができる。また、選択部102は、複数の第2の人物のうち、接客可能な者(例えば、接客中ではない者)を選択することができる。また、選択部102は、複数の第2の人物のうち、第1の人物よりも年齢が上の者(つまり、過去の自身の肌の変化に対応した経験に基づき、第1の人物の将来の肌の変化へのアドバイスをできる者)を選択することができる。
顧客肌特徴記憶部103には、第1の人物の肌の特徴に関する情報が記憶されている。例えば、顧客肌特徴記憶部103には、第1の人物の遺伝子の情報が記憶さている。また、例えば、顧客肌特徴記憶部103には、第1の人物の肌の状態の測定値が記憶されている。また、例えば、顧客肌特徴記憶部103には、第1の人物の肌に関する問診の結果が記憶されている。
接客者肌特徴記憶部104には、第2の人物の肌の特徴に関する情報が記憶されている。例えば、接客者肌特徴記憶部104には、第2の人物の遺伝子の情報が記憶さている。また、例えば、接客者肌特徴記憶部104には、第2の人物の肌の状態の測定値が記憶されている。また、例えば、接客者肌特徴記憶部104には、第2の人物の肌に関する問診の結果が記憶されている。
なお、第1の人物の遺伝子の情報等および第2の人物の遺伝子の情報等が記憶されることについて、事前に許可または承諾が得られていることとする。
(1.3)第1実施形態の肌の特徴の特定
第1実施形態の肌の特徴の特定について説明する。以下、遺伝子に基づく特定、肌の状態の測定値に基づく特定、及び、肌に関する問診の結果に基づく特定に分けて説明する。
(1.3.1)第1実施形態の遺伝子に基づく特定
第1実施形態では、第1の人物および第2の人物の肌の特徴は、遺伝子に基づいて特定される。例えば、肌の特徴は、遺伝子のSNP(Single Nucleotide Polymorphism(一塩基多型とも呼ばれる))に基づいて特定される。例えば、遺伝子は、角層うるおいと、真皮コラーゲン分解と、血管機能と、肌の紫外線感受性と、肌の抗酸化と、肌トラブルと、体臭およびニキビと、に関する遺伝子である。以下、図3および図4を参照しながら詳細に説明する。
図3は、第1実施形態に係る遺伝子に基づいて特定される肌の特徴について説明するための図である。第1実施形態では、図3に示される7つの遺伝子(具体的には、角層うるおいと、真皮コラーゲン分解と、血管機能と、肌の紫外線感受性と、肌の抗酸化と、肌トラブルと、体臭およびニキビと、に関する遺伝子)をもとに、第1の人物および第2の人物を2187(=3(7つの遺伝子のそれぞれに3グループあるため))のグループに分ける。
<<番号1>>
図3の番号1について説明する。遺伝子は「BLMH」であり、SNP(RS番号)は「rs1050565」であり、機能は「角層うるおい」である。「Homo1」と「Hetero」と「Homo2」の3グループがある。
<<番号2>>
図3の番号2について説明する。遺伝子は「MMP-1」であり、SNP(RS番号)は「rs1799750」であり、機能は「真皮コラーゲン分解」である。「Homo1
」と「Hetero」と「Homo2」の3グループがある。
<<番号3>>
図3の番号3について説明する。遺伝子は「VEGFA」であり、SNP(RS番号)は「rs833061」であり、機能は「血管機能」である。「Homo1」と「Hetero」と「Homo2」の3グループがある。
<<番号4>>
図3の番号4について説明する。遺伝子は「OCA2」であり、SNP(RS番号)は「rs74653330」であり、機能は「肌の紫外線感受性」である。「Homo1」と「Hetero」と「Homo2」の3グループがある。
<<番号5>>
図3の番号5について説明する。遺伝子は「S0D2」であり、SNP(RS番号)は「rs4880」であり、機能は「肌の抗酸化」である。「Homo1」と「Hetero」と「Homo2」の3グループがある。
<<番号6>>
図3の番号6について説明する。遺伝子は「TNF(a)」であり、SNP(RS番号)は「rs1799724」であり、機能は「肌トラブル」である。「Homo1」と「Hetero」と「Homo2」の3グループがある。
<<番号7>>
図3の番号7について説明する。遺伝子は「ABCC11」であり、SNP(RS番号)は「rs17822931」であり、機能は「体臭、ニキビ」である。「Homo1」と「Hetero」と「Homo2」の3グループがある。
図4は、第1実施形態に係る遺伝子に基づいて特定される肌の特徴について説明するための図である。図4に示されるように、第1の人物および第2の人物を2187(=3(7つの遺伝子のそれぞれに3グループあるため))のグループに分ける。
このように、7桁の数字にすることによって、グループ間での遺伝子の類似性が一目瞭然となる。どのSNPが一致し、どのSNPが異なるかがよく分かる。例えば、「1111111」、「1111112」、「1111113」は、6種類のSNPが一致し、1種類のSNP(7番目のSNP)のみが異なる(「1111111」は7番目がHomo1であることを示し、「1111112」は7番目がHeteroであることを示し、「1111113」は7番目がHomo2であることを示す)。
遺伝子に基づく特定の場合、選択部102は、第1の人物のグループ(つまり、7桁の数字の全部)と第2の人物のグループ(つまり、7桁の数字の全部)とが同一であった場合には、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴は同一であると判断する。また、選択部102は、第1の人物の所定の個数の数字(つまり、7桁の数字の一部)と第2の人物の所定の個数の数字(つまり、7桁の数字の一部)とが同一であった場合には、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴は類似していると判断する。選択部102は、7桁の数字のうち同一の数字の個数が多いほど、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴は類似していると判断することができる。
なお、各遺伝子に重み付けを行う(例えば、角層うるおいに関する遺伝子が同一である場合には真皮コラーゲン分解に関する遺伝子が同一である場合よりも、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴が類似していると判断する)ようにしてもよい。
(1.3.2)第1実施形態の肌の状態の測定値に基づく特定
第1実施形態では、第1の人物および第2の人物の肌の特徴は、肌の状態を測定した値に基づいて特定される。例えば、肌の状態を測定した値は、以下の各項目について測定した値である。
・肌状態:皮脂量、毛穴の大きさ、角層水分量、角層バリア(経表皮水分蒸散量)等
・肌形状:シワの深さ、シワの長さ、シワの面積、目袋の大きさ、ほうれい線の目立ち、たるみ度等
・肌の色特性:肌色、シミの大きさ、シミの数、シミの濃さ、くすみ度、目周りのくま度等
肌の状態の測定値に基づく特定の場合、選択部102は、第1の人物の全項目の測定値と第2の人物の全項目の測定値とが同一であった場合には、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴は同一であると判断する。また、選択部102は、第1の人物の所定の個数以上の項目の測定値と第2の人物の所定の個数以上の項目の測定値とが同一であった場合には、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴は類似していると判断する。選択部102は、測定値が同一である項目の数が多いほど、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴は類似していると判断することができる。
なお、各項目に重み付けを行う(例えば、項目1の測定値が同一である場合には項目2の測定値が同一である場合よりも、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴が類似していると判断する)ようにしてもよい。
(1.3.3)第1実施形態の肌に関する問診の結果に基づく特定
第1実施形態では、第1の人物および第2の人物の肌の特徴は、肌に関する問診の結果に基づいて特定される。例えば、問診は、日焼けをした場合の変化と、肌質と、肌のトラブルと、耳あかの状態と、に関する問診である。
肌に関する問診の結果に基づく特定の場合、選択部102は、第1の人物の全問診の回答と第2の人物の全問診の回答とが同一であった場合には、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴は同一であると判断する。また、選択部102は、第1の人物の所定の個数以上の問診の回答と第2の人物の所定の個数以上の問診の回答とが同一であった場合には、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴は類似していると判断する。選択部102は、回答が同一である問診の数が多いほど、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴は類似していると判断することができる。
なお、各問診に重み付けを行う(例えば、問診1の回答が同一である場合には問診2の回答が同一である場合よりも、第1の人物の肌の特徴と第2の人物の肌の特徴が類似していると判断する)ようにしてもよい。
以下、肌に関する問診の一例である。各問診事項において、回答1が最も肌の特徴がネガティブである(つまり、肌の問題が起きやすい)回答である。
問診1.あなたの肌は、日焼けをした場合、どのような変化しますか。以下の中から、最もあてはまるものをひとつだけ選んでください。
回答1.赤くならず、黒くなる
回答2.ほとんど赤くならず、黒くなる
回答3.あまり赤くならず、すぐ黒くなる
回答4.赤くなった後、黒くなる
回答5.すぐに赤くなった後、わずかに黒くなる
回答6.すぐに赤くなりやすいが、黒くならない
肌質についてお伺い致します。
問診2.あなたの「普段の顔の肌の状態」についてあてはまるものをひとつ選んでください。
回答1.脂性肌(うるおいはあるがべたつきやすい)
回答2.乾燥型脂性肌(脂っぽいのにかさつく)
回答3.乾燥肌(かさついてあれやすい)
回答4.普通肌(うるいおいがありみずみずしい)
回答5.わからない
問診3.幼少期にアトピー性皮膚炎といわれたことはありましたか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診4.あなたの肌のお肌について、あてはまるものを以下の中からすべて選んでください。
回答1.過去に化粧品トラブルで皮膚科への通院・治療経験がある
回答2.過去に肌荒れやかぶれ(花粉症からのトラブルも含む)で通院・治療経験がある
回答3.化粧品で(新しいものに変えたときなど)、赤み、ブツブツ、腫れなどの症状が出現したことがある
回答4.化粧品で(新しいものに変えたときなど)、かゆみ、ヒリヒリ、チクチクなどの症状が出現したことがある
回答5.アクセサリーなどの貴金属の接触で赤みや痒み、かぶれなどの症状が出たことがある
回答6.20代以降に、アトピー性皮膚炎と診断されたことがある
回答7.20代よりも前に、アトピー性皮膚炎と診断されたことがある
回答8.顔のお肌に、大きなほくろ・あざ・傷・やけど跡がある
回答9.日にあたったときに湿疹や蕁麻疹などの症状が出たことがある
回答10.家族(親・兄弟・子供)にアトピー性皮膚炎と診断された者がいる
回答11.あてはまるものはない
問診5.あなたの肌のお肌は敏感ですか。
回答1.とても敏感
回答2.敏感
回答3.普通
回答4.少し
問診6.あなたの肌は荒れやすいですか。
回答1.とても荒れやすい
回答2.やや荒れやすい
回答3.普通
回答4.荒れにくい
問診7.あなたの顔の肌の現在のお肌の色み傾向について、最もあてはまるものを選んでください。
回答1.白いと思う
回答2.黒いと思う
回答3.黄色いと思う
回答4.赤いと思う
回答5.青いと思う
回答6.その他
問診8.あなたの肌の地肌(日に当たらない部分、腹等)の色みの傾向について、最もあてはまるものを選んでください。
回答1.白いと思う
回答2.黒いと思う
回答3.黄色いと思う
回答4.赤いと思う
回答5.青いと思う
回答6.その他
肌のトラブルについてお伺い致します。
問診9.あなたの顔の肌に「くすみ」はありますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診10.あなたの肌には「シミ」がありますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診11.あなたの肌には「しわ」ができていますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診12.あなたの肌には、鼻を中心として、目立つ「角栓(毛穴づまり)」がありますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診13.あなたの肌は「べたつき、皮脂テカり」がよく起こりますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診14.あなたの肌は過去から現在まで「ニキビ・吹き出物」がよくできることがありましたか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診15.あなたの肌はよく「乾燥・かさつき」が起こりますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診16.あなたの肌には、「目立つ毛穴」がありますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診17.あなたの肌には、目立つ「ニキビ跡」がありますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診18.あなたの肌には、「たるみ」がありますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
問診19.あなたの肌には、「くま」ができますか。
回答1.はい
回答2.いいえ
耳あかの状態についてお伺いします。
問診20.あなたのいつもの耳垢の状態は次のうちどれに近いですか。
回答1.湿っている
回答2.乾いている
回答3.日によって変化する
(1.4)第1実施形態の人物選択処理
第1実施形態の人物選択処理を説明する。図5は、第1実施形態に係る人物選択処理のフローチャートである。
ステップ1(S1)において、特定部101は、第1の人物の肌の特徴を特定する。例えば、特定部101は、第1の人物を識別するための情報(例えば、顧客ID、顧客の氏名など)を取得する。次に、特定部101は、該第1の人物を識別するための情報をもとに、顧客肌特徴記憶部103内で、第1の人物の肌の特徴を参照する。
ステップ2(S2)において、選択部102は、複数の第2の人物(例えば、店頭にいる複数の接客者)から、S1で特定された第1の人物の肌の特徴と同一の肌の特徴、または、S1で特定された第1の人物の肌の特徴と類似する肌の特徴を有する者を選択する。
なお、選択部102は、第1の人物の肌の特徴と類似する肌の特徴を有する複数の者を、より類似している者から順に選択して出力することができる。また、選択部102は、複数の第2の人物のうち、接客可能な者(例えば、接客中ではない者)を選択することができる。また、選択部102は、複数の第2の人物のうち、第1の人物よりも年齢が上の者(つまり、過去の自身の肌の変化に対応した経験に基づき、第1の人物の将来の肌の変化へのアドバイスをできる者)を選択することができる。
(1.5)第1実施形態の効果
このように、第1実施形態では、顧客の肌の特徴と同一の肌の特徴または類似する肌の特徴を有する接客者が接客を行うことができる。接客者は、顧客の肌の悩みと同じような悩みがある(あるいは、顧客の肌の悩みと同じような悩みがあった)可能性が高い。そのため、接客者は、顧客の肌の悩みに共感することができ、顧客の肌の特徴に応じた接客(例えば、化粧品等のアイテムの提案、食生活の提案、エクササイズの提案)を行うことができる。
第1実施形態では、遺伝子の類似性から、顧客と美容部員をマッチングさせることができる。同じ紫外線量をあびても赤くなりやすい人と赤くならない人がいるように、もともとの遺伝子の違いによって紫外線に対する反応性も違う。肌の特徴の違いは、遺伝しうると考えられる。接客者と顧客は、環境要因による肌の特徴ではなく、遺伝要因による肌の特徴が同一または類似である。そのため、接客者と顧客の環境要因が異なっていたとしても、接客者は、顧客の肌の悩みに共感することができ、顧客の肌の特徴に応じた接客(例えば、化粧品等のアイテムの提案、食生活の提案、エクササイズの提案)を行うことができる。
第1実施形態では、顧客と美容部員との年齢差から、顧客と美容部員をマッチングさせることができる。肌は加齢によって変化するため、美容部員は、過去の自身の肌の変化に対応した経験に基づき、顧客の将来の肌の変化へのアドバイスをすることができる。
(1.6)第1実施形態のハードウェア構成
第1実施形態のハードウェア構成を説明する。
(1.6.1)第1実施形態の人物選択装置のハードウェア構成
第1実施形態の人物選択装置10のハードウェア構成を説明する。図6は、第1実施形態に係る人物選択装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
人物選択装置10は、クライアントコンピュータ又はホストコンピュータ(「情報処理装置」の一例)である。
クライアントコンピュータは、他のコンピュータ(例えば、顧客端末20)と通信を行うことなく、機能を実現可能なコンピュータ(「情報処理装置」の一例)である。
ホストコンピュータは、他のコンピュータとネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)を介して接続され、且つ、他のコンピュータと通信を行うことにより機能を実現可能なコンピュータ(例えば、サーバ)である。
図6に示すように、人物選択装置10は、CPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002、RAM(Random Access Memory)1003を有する。CPU1001、ROM1002、RAM1003は、いわゆるコンピュータを形成する。
また、人物選択装置10は、補助記憶装置1004、表示装置1005、操作装置1006、I/F(Interface)装置1007、ドライブ装置1008を有することができる。なお、人物選択装置10の各ハードウェアは、バスBを介して相互に接続されている。
CPU1001は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムを実行する演算デバイスである。
ROM1002は、不揮発性メモリである。ROM1002は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムをCPU1001が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM1002はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Inter face)等のブートプログラム等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。
RAM1003は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM1003は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムがCPU1001によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
補助記憶装置1004は、各種プログラムや、各種プログラムが実行される際に用いられる情報を格納する補助記憶デバイスである。
表示装置1005は、人物選択装置10の内部状態等を表示する表示デバイスである。
操作装置1006は、人物選択装置10の管理者が人物選択装置10に対して各種指示を入力する入力デバイスである。
I/F装置1007は、ネットワークに接続し、他の装置と通信を行うための通信デバイスである。
ドライブ装置1008は記憶媒体1009をセットするためのデバイスである。ここでいう記憶媒体1009には、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記憶媒体1009には、EPROM (Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置1004にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記憶媒体1009がドライブ装置1008にセットされ、該記憶媒体1009に記録された各種プログラムがドライブ装置1008により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置1004にインストールされる各種プログラムは、I/F装置1007を介して、ネットワークよりダウンロードされることでインストールされてもよい。
(1.6.2)第1実施形態の顧客端末のハードウェア構成
第1実施形態の顧客端末20のハードウェア構成を説明する。図7は、第1実施形態に係る顧客端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
顧客端末20は、ホストコンピュータとして機能する人物選択装置10と通信可能なクライアントコンピュータである。
図7に示すように、顧客端末20は、CPU2001、ROM2002、RAM2003を有する。CPU2001、ROM2002、RAM2003は、いわゆるコンピュータを形成する。
また、顧客端末20は、補助記憶装置2004、表示装置2005、操作装置2006、I/F装置2007、ドライブ装置2008を有することができる。なお、顧客端末20の各ハードウェアは、バスBを介して相互に接続されている。
CPU2001は、補助記憶装置2004にインストールされている各種プログラムを実行する演算デバイスである。
ROM2002は、不揮発性メモリである。ROM2002は、補助記憶装置2004にインストールされている各種プログラムをCPU2001が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM2002はBIOSやEFI等のブートプログラム等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。
RAM2003は、DRAMやSRAM等の揮発性メモリである。RAM2003は、補助記憶装置2004にインストールされている各種プログラムがCPU2001によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
補助記憶装置2004は、各種プログラムや、各種プログラムが実行される際に用いられる情報を格納する補助記憶デバイスである。
表示装置2005は、顧客端末20の内部状態等を表示する表示デバイスである。
操作装置2006は、顧客端末20の管理者が顧客端末20に対して各種指示を入力する入力デバイスである。
I/F装置2007は、ネットワークに接続し、他の装置と通信を行うための通信デバイスである。
ドライブ装置2008は記憶媒体2009をセットするためのデバイスである。ここでいう記憶媒体2009には、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記憶媒体2009には、EPROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置2004にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記憶媒体2009がドライブ装置2008にセットされ、該記憶媒体2009に記録された各種プログラムがドライブ装置2008により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置2004にインストールされる各種プログラムは、I/F装置2007を介して、ネットワークよりダウンロードされることでインストールされてもよい。
(1.7)第1実施形態の付記
第1実施形態の第1態様は、
第1の人物の肌の特徴を特定するステップと、
複数の第2の人物から、第1の人物の肌の特徴と同一の肌の特徴、または、第1の人物の肌の特徴と類似する肌の特徴を有する人物を選択するステップと
を含む情報処理方法である。
第1実施形態の第2態様は、
第1の人物は、第2の人物に対して美容に関する相談をする者であり
第2の人物は、第1の人物から美容に関する相談を受ける者である、上記第1態様に記載の情報処理方法である。
第1実施形態の第3態様は、
肌の特徴は、遺伝子に基づいて特定される、上記第1態様又は第2態様に記載の情報処理方法である。
第1実施形態の第4態様は、
肌の特徴は、遺伝子のSNPに基づいて特定される、上記第3態様に記載の情報処理方法である。
第1実施形態の第5態様は、
遺伝子は、角層うるおいと、真皮コラーゲン分解と、血管機能と、肌の紫外線感受性と、肌の抗酸化と、肌トラブルと、体臭およびニキビと、に関する遺伝子である、上記第3態様に記載の情報処理方法である。
第1実施形態の第6態様は、
肌の特徴は、肌の状態を測定した値に基づいて特定される、上記第1態様又は第2態様に記載の情報処理方法である。
第1実施形態の第7態様は、
値は、皮脂量、毛穴の大きさ、角層水分量、角層バリア(経表皮水分蒸散量)、シワの深さ、シワの長さ、シワの面積、目袋の大きさ、ほうれい線の目立ち、たるみ度、肌色、シミの大きさ、シミの数、シミの濃さ、くすみ度、目周りのくま度に関する値である、上記第6態様に記載の情報処理方法である。
第1実施形態の第8態様は、
肌の特徴は、肌に関する問診の結果に基づいて特定される、上記第1態様又は第2態様に記載の情報処理方法である。
第1実施形態の第9態様は、
問診は、日焼けをした場合の変化と、肌質と、肌のトラブルと、耳あかの状態と、に関する問診である上記第8態様に記載の情報処理方法である。
第1実施形態の第10態様は、
第1の人物の肌の特徴を特定する手段と、
複数の第2の人物から、第1の人物の肌の特徴と同一の肌の特徴、または、第1の人物の肌の特徴と類似する肌の特徴を有する人物を選択する手段と
を備えた情報処理装置である。
(2)第2実施形態
第2実施形態を説明する。第2実施形態は、顧客の将来の肌の問題に関する情報と、カウンセラの過去又は現在の肌の問題に関する情報との類似度に基づいて、顧客に適したカウンセラを選択する例である。上述の実施形態と同様の説明は省略する。
(2.1)第2実施形態の概要
第2実施形態の概要を説明する。図8は、第2実施形態の概要の説明図である。
図8に示すように、第2実施形態では、人物選択装置10は、顧客肌情報と、カウンセラ肌情報と、を記憶する。
顧客肌情報は、化粧品の顧客の将来の肌の問題(例えば、将来、顧客の肌に発生することが予測されるトラブル)に関する情報である。
カウンセラ肌情報は、顧客に対して美容に関するカウンセリングを実施するカウンセラの過去又は現在の肌の問題に関する情報である。
肌の問題は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・肌のトラブル
・肌の悩み
人物選択装置10は、カウンセリングの対象となる顧客(以下「第1顧客」という)の顧客肌情報(以下「第1顧客肌情報」という)と、カウンセラのカウンセラ肌情報と、を比較することによって、第1類似度を計算する。第1類似度は、顧客肌情報と、各カウンセラのカウンセラ肌情報の類似のレベルである。
人物選択装置10は、第1類似度に基づいて、第1顧客にカウンセリングを実施すべきカウンセラ(以下「第1カウンセラ」という)を選択する。
人物選択装置10は、第1顧客の顧客識別情報(以下「第1顧客識別情報」という)と、第1カウンセラのカウンセラ識別情報(以下「第1カウンセラ識別情報」という)と、を関連付けて記憶する。
人物選択装置10は、第1顧客が使用する顧客端末20に、第1カウンセラ識別情報を提示する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客を担当する第1カウンセラが報知される。
(2.2)第2実施形態のデータベース
第2実施形態のデータベースを説明する。
(2.2.1)第2実施形態の顧客情報データベース及びカウンセラ情報データベース
第2実施形態の顧客情報データベース及びカウンセラ情報データベースを説明する。図9は、第2実施形態の顧客情報データベース及びカウンセラ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図9Aの顧客情報データベースには、顧客情報が格納されている。顧客情報は、複数の顧客のそれぞれに関する情報である。
顧客情報データベースは、「顧客ID」フィールドと、「顧客名」フィールドと、「住所」フィールドと、「顧客属性」フィールドと、「顧客遺伝」フィールドと、「顧客肌」フィールドと、「カウンセラID」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「顧客ID」フィールドには、顧客IDが格納される。顧客IDは、顧客を識別する情報(以下「顧客識別情報」という)の一例である。
「顧客名」フィールドには、顧客名情報が格納される。顧客名情報は、顧客の氏名に関する情報である。顧客名情報は、顧客識別情報の一例である。
「住所」フィールドには、顧客住所情報が格納される。顧客住所情報は、顧客の住所に関する情報である。
「顧客属性」フィールドには、顧客属性情報が格納される。顧客属性情報は、顧客の属性に関する情報である。「顧客属性」フィールドは、「性別」フィールドと、「年齢」フィールドと、「人種」フィールドと、「身長」フィールドと、「体重」フィールドと、を含む。
「性別」フィールドには、顧客性別情報が格納される。顧客性別情報は、顧客の性別に関する情報である。
「年齢」フィールドには、顧客年齢情報が格納される。顧客年齢情報は、顧客の年齢に関する情報である。
「人種」フィールドには、顧客人種情報が格納される。顧客人種情報は、顧客の人種に関する情報である。
「身長」フィールドには、顧客身長情報が格納される。顧客身長情報は、顧客の身長に関する情報である。
「体重」フィールドには、顧客体重情報が格納される。顧客体重情報は、顧客の体重に関する情報である。
「顧客遺伝」フィールドには、顧客遺伝情報が格納される。顧客遺伝情報は、顧客の遺伝子に関する情報である。顧客遺伝情報は、例えば、顧客のDNA(DeoxyriboNucleic Acid)検査の結果に関する情報である。
「顧客肌」フィールドには、顧客肌情報が格納される。顧客肌情報は、顧客の肌の先天的特徴、及び、顧客の現在及び将来の肌の問題に関する情報である。顧客肌情報は、例えば、「顧客遺伝」フィールドの情報に基づいて特定される。先天的特徴及び肌の問題は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・角層うるおい
・真皮コラーゲン分解
・血管機能
・肌の紫外線感受性
・肌の抗酸化
・体臭
・ニキビ
「カウンセラID」フィールドには、各顧客の第1カウンセラのカウンセラIDが格納される。
図9Bのカウンセラ情報データベースには、カウンセラ情報が格納されている。カウンセラ情報は、複数のカウンセラのそれぞれに関する情報である。
カウンセラ情報データベースは、「カウンセラID」フィールドと、「カウンセラ名」フィールドと、「住所」フィールドと、「カウンセラ属性」フィールドと、「カウンセラ遺伝」フィールドと、「カウンセラ肌」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「カウンセラID」フィールドには、カウンセラIDが格納される。カウンセラIDは、カウンセラを識別する情報(以下「カウンセラ識別情報」という)の一例である。
「カウンセラ名」フィールドには、カウンセラ名情報が格納される。カウンセラ名情報は、カウンセラの氏名に関する情報である。カウンセラ名情報は、カウンセラ識別情報の一例である。
「住所」フィールドには、カウンセラ住所情報が格納される。カウンセラ住所情報は、カウンセラの住所に関する情報である。
「カウンセラ属性」フィールドには、カウンセラ属性情報が格納される。カウンセラ属性情報は、カウンセラの属性に関する情報である。「カウンセラ属性」フィールドは、「性別」フィールドと、「年齢」フィールドと、「人種」フィールドと、「身長」フィールドと、「体重」フィールドと、を含む。
「性別」フィールドには、カウンセラ性別情報が格納される。カウンセラ性別情報は、カウンセラの性別に関する情報である。
「年齢」フィールドには、カウンセラ年齢情報が格納される。カウンセラ年齢情報は、カウンセラの年齢に関する情報である。
「人種」フィールドには、カウンセラ人種情報が格納される。カウンセラ人種情報は、カウンセラの人種に関する情報である。
「身長」フィールドには、カウンセラ身長情報が格納される。カウンセラ身長情報は、カウンセラの身長に関する情報である。
「体重」フィールドには、カウンセラ体重情報が格納される。カウンセラ体重情報は、カウンセラの体重に関する情報である。
「カウンセラ遺伝」フィールドには、カウンセラ遺伝情報が格納される。カウンセラ遺伝情報は、カウンセラの遺伝子に関する情報である。カウンセラ遺伝情報は、例えば、カウンセラのDNA検査の結果に関する情報である。
「カウンセラ肌」フィールドには、カウンセラ肌情報が格納される。カウンセラ肌情報は、カウンセラの肌の先天的特徴、及び、カウンセラの現在及び将来の肌の問題に関する情報である。カウンセラ肌情報は、例えば、「カウンセラ遺伝」フィールドの情報に基づいて特定される。カウンセラ肌情報は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・角層うるおい
・真皮コラーゲン分解
・血管機能
・肌の紫外線感受性
・肌の抗酸化
・体臭
・ニキビ
(2.3)第2実施形態の情報処理
第2実施形態の情報処理を説明する。図10は、第2実施形態のカウンセラ選択処理のシーケンス図である。図11は、図10の情報処理で表示される画面の例を示す図である。
図10の処理のトリガは、例えば、画面P2120(図11)を表示させるための顧客による指示(以下「顧客指示」という)である。
顧客端末20は、顧客指示の受付(S2120)を実行する。
具体的には、CPU2001は、画面P2120(図11)を表示装置2005に表示する。
画面P2120は、操作オブジェクトB2120と、フィールドオブジェクトF2120と、を含む。
フィールドオブジェクトF2120は、顧客IDを入力するための顧客指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB2120は、フィールドオブジェクトF2120に入力された顧客指示を確定させるための顧客指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS2120の後、顧客端末20は、マッチングリクエスト(S2121)を実行する。
具体的には、顧客が、フィールドオブジェクトF2120に自身の顧客IDを入力し、且つ、操作オブジェクトB2120を操作すると、CPU2001は、マッチングリクエストデータを人物選択装置10に送信する。マッチングリクエストデータは、フィールドオブジェクトF2120に入力された顧客IDを含む。
ステップS2121の後、人物選択装置10は、将来の肌の問題の推定(S2110)を実行する。
ステップS2110の第1例では、記憶媒体1009には、肌問題推定モデルが記憶されている。肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報と、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。肌問題推定モデルは、ルールベースモデル、又は、機械学習により学習された学習済モデルである。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、マッチングリクエストデータに含まれる顧客ID(以下「第1顧客ID」という)に関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの遺伝情報(以下「第1顧客遺伝情報」という)を特定する。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
ステップS2110の第2例では、記憶媒体1009には、肌問題推定モデルが記憶されている。肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報及び問診の結果と、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。肌問題推定モデルは、ルールベースモデル、又は、機械学習により学習された学習済モデルである。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、マッチングリクエストデータに含まれる第1顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1顧客遺伝情報を特定する。
CPU1001は、顧客肌特徴記憶部103を参照して、第1顧客の問診の結果を特定する。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報と、第1顧客の問診の結果と、を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
ステップS2110の後、人物選択装置10は、第1類似度の計算(S2111)を実行する。
具体的には、CPU1001は、カウンセラ情報データベース(図9B)の「カウンセラ肌」フィールドのカウンセラ肌情報と、第1顧客の将来の肌の問題の推定結果と、を対比することにより、第1顧客と各カウンセラとの類似度(以下「第1類似度」という)を計算する。
ステップS2111の後、人物選択装置10は、第1カウンセラの選択(S2112)を実行する。
具体的には、CPU1001は、ステップS2111の処理結果(つまり、第1類似度)のうち、所定条件に該当する第1類似度に対応するカウンセラのカウンセラIDを第1カウンセラIDとして特定する。
第1類似条件は、例えば、以下の少なくとも1つである。
・第1類似度が最大であること。
・問診の結果において、ネガティブな回答(一例として、「問診6.あなたの肌は荒れやすいですか。」に対して「回答1.とても荒れやすい」)が第1顧客と一致又は近似している問診項目が多いカウンセラであることである。
ステップS2112の後、人物選択装置10は、データベースの更新(S2113)を実行する。
具体的には、CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)の第1顧客の顧客IDに関連付けられた「カウンセラ」フィールドに、ステップS2112で特定された第1カウンセラIDを格納する。
ステップS2113の後、人物選択装置10は、マッチングレスポンス(S2114)を実行する。
具体的には、CPU1001は、カウンセラ情報データベース(図9B)を参照して、第1カウンセラIDに関連付けられたカウンセラ情報を特定する。
CPU1001は、マッチングレスポンスデータを顧客端末20に送信する。マッチングレスポンスデータは、特定されたカウンセラ情報(例えば、カウンセラID、カウンセラ名、性別、及び、年齢)を含む。
ステップS2114の後、顧客端末20は、カウンセラ情報の提示(S2122)を実行する。
具体的には、CPU2001は、画面P2121(図11)を表示装置2005に表示する。
画面P2121には、マッチングレスポンスデータに含まれるカウンセラ情報が表示される。
(2.4)第2実施形態の効果
第2実施形態によれば、将来の肌の問題について、第1顧客と類似度の高い第1カウンセラを選択する。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決に適したカウンセラを割り当てることができる。
(2.4)第2実施形態の変形例
ステップS2112において、第1類似条件に該当するカウンセラが複数存在する場合、人物選択装置10は、第1類似度の計算(S2111)を再実行しても良い。
具体的には、CPU1001は、第1顧客の化粧品購入履歴(例えば、後述する顧客行動ログ情報(図16A))を参照して、頻繁に購入している化粧品の種類に基づいて、第1顧客の将来の肌の悩みに対応する部位を特定する。例えば、CPU1001は、第1顧客がアイケア化粧品を頻繁に購入している場合、目周りの将来の肌の悩みが優位であると推定する。
CPU1001は、各カウンセラの第1類似度について、目周りの将来の肌の悩みについての重み係数を増加させ、且つ、当該重み係数を用いて第1類似度を再計算する。
これにより、第1顧客が頻繁に購入している化粧品から推定される将来の肌の悩みについて第1類似度の高いカウンセラが第1カウンセラとして選択される。
(3)第3実施形態
第3実施形態を説明する。第3実施形態は、第1顧客に類似する第2顧客とカウンセラとの第2類似度に基づいて、第1顧客に適した第1カウンセラを選択する例である。上述の実施形態と同様の説明は省略する。
(3.1)第3実施形態の概要
本実施形態の第3実施形態の概要を説明する。図12は、第3実施形態の概要の説明図である。
図12に示すように、第3実施形態では、人物選択装置10は、顧客肌情報と、カウンセラ肌情報と、を記憶する。
顧客肌情報は、化粧品の顧客の将来の肌の問題に関する情報である。
カウンセラ肌情報は、顧客に対して美容に関するカウンセリングを実施するカウンセラの過去又は現在の肌の問題に関する情報である。
肌の問題は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・肌のトラブル
・肌の悩み
人物選択装置10は、カウンセリングの対象となる第1顧客の第1顧客肌情報と、第1顧客以外の顧客(以下「第2顧客」という)の顧客肌情報(以下「第2顧客肌情報」という)と、を比較することによって、第2類似度を計算する。第2類似度は、第1顧客肌情報と、第2顧客肌情報との類似のレベルである。
人物選択装置10は、第2類似度に基づいて、将来の肌の問題が第1顧客と類似する顧客(以下「類似顧客」という)を選択する。
人物選択装置10は、類似顧客の第2顧客肌情報と、カウンセラのカウンセラ肌情報と、を比較することによって、第1類似度を計算する。
人物選択装置10は、第1類似度に基づいて、第1顧客にカウンセリングを実施すべき第1カウンセラを選択する。
人物選択装置10は、第1顧客識別情報と、第1カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する。
人物選択装置10は、第1顧客が使用する顧客端末20に、第1カウンセラ識別情報を提示する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客を担当する第1カウンセラが報知される。
(3.2)第3実施形態の情報処理
本実施形態の第3実施形態の情報処理を説明する。図13は、第3実施形態のカウンセラ選択処理のシーケンス図である。
図13の処理のトリガは、例えば、カウンセラ選択処理の画面P2120(図11)を表示させるための顧客指示である。
顧客端末20は、第2実施形態と同様に、顧客指示の受付(S2120)~マッチングリクエスト(S2121)を実行する。
ステップS2121の後、人物選択装置10は、将来の肌の問題の推定(S3110)を実行する。
具体的には、記憶媒体1009には、肌問題推定モデルが記憶されている。肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報と、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。肌問題推定モデルは、ルールベースモデル、又は、機械学習により学習された学習済モデルである。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、第1顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1顧客遺伝情報を特定する。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、第2顧客の顧客ID(以下「第2顧客ID」という)に関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの遺伝情報(以下「第2顧客遺伝情報」という)を特定する。
CPU1001は、第2顧客遺伝情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第2顧客の将来の肌の問題を推定する。
ステップS3110の後、人物選択装置10は、第2類似度の計算(S3111)を実行する。
具体的には、CPU1001は、第1顧客の将来の肌の問題の推定結果と、第2顧客の将来の肌の問題の推定結果と、を対比することにより、第1顧客と第2顧客との第2類似度を計算する。
ステップS3111の後、人物選択装置10は、類似顧客の選択(S3112)を実行する。
具体的には、CPU1001は、ステップS3111の処理結果(つまり、第2類似度)のうち、所定条件に該当する第2類似度に対応する類似顧客の顧客ID(以下「類似顧客ID」という)を選択する。
第2類似条件は、例えば、以下の少なくとも1つである。
・第2類似度が最大であること。
・問診の結果において、ネガティブな回答(一例として、「問診5.あなたの肌のお肌は敏感ですか。」に対して「回答2.とても敏感」)が第1顧客と一致又は近似している問診項目が多い第2顧客であること。
・第1顧客が使用する化粧品の使用期間が第1顧客より長い第2顧客の第2類似度であること。
・第1顧客より年上の第2顧客(つまり、過去の自身の肌の変化に対応した経験がある顧客)の第2類似度であること。
・遺伝情報及び化粧品の使用履歴が一致又は類似する第2顧客の第2類似度であること。
ステップS3112の後、人物選択装置10は、第1類似度の計算(S3113)を実行する。
CPU1001は、カウンセラ情報データベース(図9B)の「カウンセラ肌」フィールドのカウンセラ肌情報と、類似顧客の将来の肌の問題の推定結果と、を対比することにより、類似顧客と各カウンセラとの類似度を第1類似度として計算する。
ステップS3113の後、人物選択装置10は、第2実施形態と同様に、第1カウンセラの選択(S2112)~マッチングレスポンス(S2114)を実行する。
ステップS2114の後、顧客端末20は、カウンセラ情報の提示(S2122)を実行する。
(3.3)第3実施形態の効果
第3実施形態によれば、第1顧客の類似顧客に適したカウンセラを第1顧客の第1カウンセラとして選択する。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決に適したカウンセラを割り当てることができる。
(3.4)第3実施形態の変形例
ステップS3112において、第2類似条件に該当する類似顧客が複数存在する場合、人物選択装置10は、第2類似度の計算(S3111)を再実行しても良い。
具体的には、CPU1001は、第1顧客の化粧品購入履歴(例えば、後述する顧客行動ログ情報(図16A))を参照して、頻繁に購入している化粧品の種類に基づいて、第1顧客の将来の肌の悩みに対応する部位を特定する。例えば、CPU1001は、第1顧客がアイケア化粧品を頻繁に購入している場合、目周りの将来の肌の悩みが優位であると推定する。
CPU1001は、各類似顧客の第2類似度について、目周りの将来の肌の悩みについての重み係数を増加させ、且つ、当該重み係数を用いて第2類似度を再計算する。
これにより、第1顧客が頻繁に購入している化粧品から推定される将来の肌の悩みについて第2類似度の高い第2顧客が類似顧客として選択される。
(4)第4実施形態
第4実施形態を説明する。第4実施形態は、顧客肌情報及び顧客ログ情報と、カウンセラ肌情報及びカウンセラログ情報と、の類似度に基づいて、顧客に適したカウンセラを選択する例である。上述の実施形態と同様の説明は省略する。
(4.1)第4実施形態の概要
本実施形態の第4実施形態の概要を説明する。図14は、第4実施形態の概要の説明図である。
図14に示すように、第4実施形態では、人物選択装置10は、顧客肌情報と、顧客ログ情報と、カウンセラ肌情報と、カウンセラログ情報と、を記憶する。
顧客ログ情報は、時系列に沿った顧客情報である。
カウンセラログ情報は、時系列に沿ったカウンセラ情報である。
人物選択装置10は、カウンセリングの対象となる第1顧客の第1顧客肌情報及び顧客ログ情報(以下「第1顧客ログ情報」という)と、カウンセラのカウンセラ肌情報及びカウンセラログ情報と、を比較することによって、第1類似度を計算する。
人物選択装置10は、第1類似度に基づいて、第1顧客にカウンセリングを実施すべき第1カウンセラを選択する。
人物選択装置10は、第1顧客の第1顧客識別情報と、第1カウンセラの第1カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する。
人物選択装置10は、第1顧客が使用する顧客端末20に、第1カウンセラ識別情報を提示する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客を担当する第1カウンセラが報知される。
(4.2)第4実施形態のデータベース
第4実施形態のデータベースを説明する。
(4.2.1)第4実施形態の顧客化粧ログ情報データベース及びカウンセラ化粧ログ情報データベース
第4実施形態の顧客化粧ログ情報データベース及びカウンセラ化粧ログ情報データベースを説明する。図15は、第4実施形態の顧客化粧ログ情報データベース及びカウンセラ化粧ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図15Aの顧客化粧ログ情報データベースには、顧客化粧ログ情報が格納されている。顧客化粧ログ情報は、顧客の化粧の履歴に関する情報である。顧客化粧ログ情報は、例えば、顧客が使用する化粧料を収容し、当該化粧品の化粧品識別情報及び化粧品の残量を取得可能であり、且つ、人物選択装置10と通信可能な容器から送信される情報に基づいて更新される。
顧客化粧ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「化粧品」フィールドと、「使用方法」フィールドと、「使用量」フィールドと、「使用時間」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
顧客化粧ログ情報データベースは、顧客IDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、顧客化粧ログタイムスタンプ情報が格納される。顧客化粧ログタイムスタンプ情報は、顧客が化粧品を使用したタイミングに関する情報である。
「化粧品」フィールドには、化粧品情報が格納される。化粧品情報は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・顧客が使用した化粧品を識別する情報(例えば、化粧品の製品番号、又は、化粧品の商品名)
・顧客が一定期間(例えば、1年)内に使用した化粧品のブランド
・顧客が一定期間内に使用した化粧品の種類
・顧客が一定期間内に使用した化粧品の数
「使用方法」フィールドには、顧客使用方法情報が格納される。顧客使用方法情報は、顧客による化粧品の使用方法に関する情報である。化粧品の使用方法は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・朝の時間帯のスキンケア方法と夜の時間帯のスキンケア方法の差
・1日の中でのスキンケアの実施回数
・1回の化粧品の使用量の少なくとも1つ
「使用量」フィールドには、顧客化粧品使用量情報が格納される。顧客化粧品使用量情報は、顧客が使用する化粧品の使用量(例えば、1回の化粧において使用する量)に関する情報である。
「使用時間」フィールドには、顧客化粧品使用時間情報が格納される。顧客化粧品使用時間情報は、顧客が化粧品を使用する時間(以下「使用時間」という)に関する情報である。使用時間は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・1回の化粧の所要時間
・各化粧品の使用時間
・スキンケアを実施する時間帯
図15Bのカウンセラ化粧ログ情報データベースには、カウンセラ化粧ログ情報が格納されている。カウンセラ化粧ログ情報は、カウンセラの化粧の履歴に関する情報である。カウンセラ化粧ログ情報は、例えば、カウンセラが使用する化粧料を収容し、当該化粧品の化粧品識別情報及び化粧品の残量を取得可能であり、且つ、人物選択装置10と通信可能な容器から送信される情報に基づいて更新される。
カウンセラ化粧ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「化粧品」フィールドと、「使用方法」フィールドと、「使用量」フィールドと、「使用時間」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
カウンセラ化粧ログ情報データベースは、カウンセラIDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、カウンセラ化粧ログタイムスタンプ情報が格納される。カウンセラ化粧ログタイムスタンプ情報は、カウンセラが化粧品を使用したタイミングに関する情報である。
「化粧品」フィールドには、化粧品情報が格納される。化粧品情報は、カウンセラが使用した化粧品を識別する情報である。
「使用方法」フィールドには、カウンセラ使用方法情報が格納される。カウンセラ使用方法情報は、カウンセラによる化粧品の使用方法に関する情報である。
「使用量」フィールドには、カウンセラ化粧品使用量情報が格納される。カウンセラ化粧品使用量情報は、カウンセラが1回の化粧で使用する化粧品の使用量に関する情報である。
「使用時間」フィールドには、カウンセラ化粧品使用時間情報が格納される。カウンセラ化粧品使用時間情報は、カウンセラが化粧品を使用する時間に関する情報である。
(4.2.2)第4実施形態の顧客行動ログ情報データベース及びカウンセラ行動ログ情報データベース
第4実施形態の顧客行動ログ情報データベース及びカウンセラ行動情報データベースを説明する。図16は、第4実施形態の顧客行動ログ情報データベース及びカウンセラ行動ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図16Aの顧客行動ログ情報データベースには、顧客行動ログ情報が格納されている。顧客行動ログ情報は、顧客の行動の履歴に関する情報である。顧客行動ログ情報は、顧客が装着したウェラブルデバイス及びウェブサーバの少なくとも1つから送信される情報である。
顧客行動ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「行動」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
顧客行動ログ情報データベースは、顧客IDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、顧客行動ログタイムスタンプ情報が格納される。顧客行動ログタイムスタンプ情報は、顧客が行動したタイミングに関する情報である。
「行動」フィールドには、行動情報が格納される。行動情報は、顧客の行動に関する情報である。行動は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・食事
・歩行
・運動
・ウェブサイトの閲覧
・商品(例えば、化粧品)の購入
図16Bのカウンセラ行動ログ情報データベースには、カウンセラ行動ログ情報が格納されている。カウンセラ行動ログ情報は、カウンセラの行動の履歴に関する情報である。カウンセラ行動ログ情報は、カウンセラが装着したウェラブルデバイス及びウェブサーバの少なくとも1つから送信される情報である。
カウンセラ行動ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「行動」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
カウンセラ行動ログ情報データベースは、カウンセラIDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、カウンセラ行動ログタイムスタンプ情報が格納される。カウンセラ行動ログタイムスタンプ情報は、カウンセラが行動したタイミングに関する情報である。
「行動」フィールドには、カウンセラ行動情報が格納される。カウンセラ行動情報は、カウンセラの行動に関する情報である。
(4.2.3)第4実施形態の顧客肌診断ログ情報データベース及びカウンセラ肌診断ログ情報データベース
第4実施形態の顧客肌診断ログ情報データベース及びカウンセラ肌診断ログ情報データベースを説明する。図17は、第4実施形態の顧客肌診断ログ情報データベース及びカウンセラ肌診断ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図17Aの顧客肌診断ログ情報データベースには、顧客肌診断ログ情報が格納されている。顧客肌診断ログ情報は、顧客の肌診断の結果の履歴に関する情報である。最新の顧客の肌診断の結果は、顧客の現在の肌状態を示す。肌診断は、例えば、スマートフォンのカメラによって撮影された画像、及び、センサを備える肌測定装置のセンシング結果の少なくとも1つに基づいて実行される。
顧客肌診断ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「肌診断」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
顧客肌診断ログ情報データベースは、顧客IDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、顧客肌診断ログタイムスタンプ情報が格納される。顧客肌診断ログタイムスタンプ情報は、顧客が肌診断したタイミングに関する情報である。
「肌診断」フィールドには、顧客肌診断情報が格納される。顧客肌診断情報は、顧客の肌診断結果に関する情報である。
図17Bのカウンセラ肌診断ログ情報データベースには、カウンセラ肌診断ログ情報が格納されている。カウンセラ肌診断ログ情報は、カウンセラの肌診断の結果の履歴に関する情報である。
カウンセラ肌診断ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「肌診断」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
カウンセラ肌診断ログ情報データベースは、カウンセラIDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、カウンセラ肌診断ログタイムスタンプ情報が格納される。カウンセラ肌診断ログタイムスタンプ情報は、カウンセラが肌診断したタイミングに関する情報である。
「肌診断」フィールドには、カウンセラ肌診断情報が格納される。カウンセラ肌診断情報は、カウンセラの肌診断結果に関する情報である。
(4.2.4)第4実施形態の顧客環境ログ情報データベース及びカウンセラ環境ログ情報データベース
第4実施形態の顧客環境ログ情報データベース及びカウンセラ環境ログ情報データベースを説明する。図18は、第4実施形態の顧客環境ログ情報データベース及びカウンセラ環境ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図18Aの顧客環境ログ情報データベースには、顧客環境ログ情報が格納されている。顧客環境ログ情報は、顧客の外部環境の履歴に関する情報である。顧客環境ログ情報は、顧客が装着したウェラブルデバイス、及び顧客が所持するスマートフォンから送信される。
顧客環境ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「環境」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
顧客環境ログ情報データベースは、顧客IDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、顧客環境ログタイムスタンプ情報が格納される。顧客環境ログタイムスタンプ情報は、顧客が環境したタイミングに関する情報である。
「環境」フィールドには、顧客環境情報が格納される。顧客環境情報は、顧客の環境に関する情報である。顧客環境情報は、例えば、以下の少なくとも1つを示す。
・気候(一例として、気温又は湿度)
・紫外線曝露量
・エアコンが配置された場所の滞在時間
図18Bのカウンセラ環境ログ情報データベースには、カウンセラ環境ログ情報が格納されている。カウンセラ環境ログ情報は、カウンセラの環境の履歴に関する情報である。カウンセラ環境ログ情報は、カウンセラが装着したウェラブルデバイスから送信される。
カウンセラ環境ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「環境」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
カウンセラ環境ログ情報データベースは、カウンセラIDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、カウンセラ環境ログタイムスタンプ情報が格納される。カウンセラ環境ログタイムスタンプ情報は、カウンセラが環境したタイミングに関する情報である。
「環境」フィールドには、カウンセラ環境情報が格納される。カウンセラ環境情報は、カウンセラの環境に関する情報である。カウンセラ環境情報は、例えば、以下の少なくとも1つを示す。
・・気候(一例として、気温又は湿度)
・紫外線曝露量
・エアコンが配置された場所の滞在時間
(4.2.5)第4実施形態の顧客生体ログ情報データベース及びカウンセラ生体ログ情報データベース
第4実施形態の顧客生体ログ情報データベース及びカウンセラ生体ログ情報データベースを説明する。図19は、第4実施形態の顧客生体ログ情報データベース及びカウンセラ生体ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図19Aの顧客生体ログ情報データベースには、顧客生体ログ情報が格納されている。顧客生体ログ情報は、顧客の生体に関する情報(以下「顧客生体情報」という)の履歴に関する情報である。顧客生体情報は、例えば、画像から特定可能な情報、及び、顧客が装着したウェラブルデバイスから送信される情報の少なくとも1つである。
顧客生体ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「画像」フィールドと、「呼吸回数」フィールドと、「脈拍」フィールドと、「皮膚温度」フィールドと、「表情」フィールドと、「快適指数」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
顧客生体ログ情報データベースは、顧客IDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、顧客生体ログタイムスタンプ情報が格納される。顧客生体ログタイムスタンプ情報は、顧客が生体したタイミングに関する情報である。
「画像」フィールドには、顧客画像が格納される。顧客画像は、例えば、顧客の人体(一例として、顔)の画像である。顧客画像は、動画である。
「呼吸回数」フィールドには、顧客呼吸回数情報が格納される。顧客呼吸回数情報は、例えば、単位時間(一例として、1分)あたりの顧客の呼吸回数に関する情報である。
「脈拍」フィールドには、顧客脈拍情報が格納される。顧客脈拍情報は、単位時間あたりの顧客の脈拍に関する情報である。
「皮膚温度」フィールドには、顧客皮膚温度情報が格納される。顧客皮膚温度情報は、顧客の平均皮膚温度に関する情報である。
「表情」フィールドには、顧客表情情報が格納される。顧客表情情報は、顧客の表情の指標(以下「表情指標」という)に関する情報である。表情指標は、例えば、以下の少なくとも1つの感情状態を含む。
・カテゴライズされた感情状態(一例として、怒りを感じている状態、幸せを感じている状態、又は、悲しみを感じている状態)
・連続的な感情状態(一例として、ポジティブな状態、ネガティブな状態、興奮している状態、冷静な状態、気持ち悪いと感じている状態、リラックス状態、又は、つまらないと感じている状態)
「快適指数」フィールドには、顧客快適指数が格納される。顧客快適指数は、顧客が感じる快適度に関する情報である。顧客快適指数は、顧客呼吸回数情報、顧客脈拍情報、顧客皮膚温度情報、及び、顧客表情情報の少なくとも1つによって決まる。
図19Bのカウンセラ生体ログ情報データベースには、カウンセラ生体ログ情報が格納されている。カウンセラ生体ログ情報は、カウンセラの生体に関する情報(以下「カウンセラ生体情報」という)の履歴に関する情報である。カウンセラ生体情報は、画像から特定可能な情報、及び、カウンセラが装着したウェラブルデバイスから送信される情報の少なくとも1つである。
カウンセラ生体ログ情報データベースは、「タイムスタンプ」フィールドと、「画像」フィールドと、「呼吸回数」フィールドと、「脈拍」フィールドと、「皮膚温度」フィールドと、「表情」フィールドと、「快適指数」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
カウンセラ生体ログ情報データベースは、カウンセラIDに関連付けられている。
「タイムスタンプ」フィールドには、カウンセラ生体ログタイムスタンプ情報が格納される。カウンセラ生体ログタイムスタンプ情報は、カウンセラが生体したタイミングに関する情報である。
「画像」フィールドには、カウンセラ画像が格納される。カウンセラ画像は、例えば、カウンセラの人体(一例として、顔)の画像である。カウンセラ画像は、動画である。
「呼吸回数」フィールドには、カウンセラ呼吸回数情報が格納される。カウンセラ呼吸回数情報は、例えば、単位時間あたりのカウンセラの呼吸回数に関する情報である。
「脈拍」フィールドには、カウンセラ脈拍情報が格納される。カウンセラ脈拍情報は、単位時間あたりのカウンセラの脈拍に関する情報である。
「皮膚温度」フィールドには、カウンセラ皮膚温度情報が格納される。カウンセラ皮膚温度情報は、カウンセラの平均皮膚温度に関する情報である。
「表情」フィールドには、カウンセラ表情情報が格納される。カウンセラ表情情報は、カウンセラの表情の指標(以下「表情指標」という)に関する情報である。表情指標は、例えば、以下の少なくとも1つの感情状態を含む。
・カテゴライズされた感情状態(一例として、怒りを感じている状態、幸せを感じている状態、又は、悲しみを感じている状態)
・連続的な感情状態(一例として、ポジティブな状態、ネガティブな状態、興奮している状態、冷静な状態、気持ち悪いと感じている状態、リラックス状態、又は、つまらないと感じている状態)
「快適指数」フィールドには、カウンセラ快適指数が格納される。カウンセラ快適指数は、カウンセラが感じる快適度に関する情報である。カウンセラ快適指数は、カウンセラ呼吸回数情報、カウンセラ脈拍情報、カウンセラ皮膚温度情報、及び、カウンセラ表情情報の少なくとも1つによって決まる。
(4.3)第4実施形態の情報処理
本実施形態の第4実施形態の情報処理を説明する。
本実施形態の第4実施形態のカウンセラ選択処理では、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、顧客指示の受付(S2120)~マッチングリクエスト(S2121)を実行する。
ステップS2121の後、人物選択装置10は、将来の肌の問題の推定(S2110)を実行する。
ステップS2110の第1例では、記憶媒体1009には、肌問題推定モデルが記憶されている。肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報及び化粧ログ情報と、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。肌問題推定モデルは、ルールベースモデル、又は、機械学習により学習された学習済モデルである。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、第1顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1顧客遺伝情報を特定する。
CPU1001は、第1顧客IDに関連付けられた顧客化粧ログ情報データベース(図15A)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれるレコードの「化粧品」フィールド、「使用方法」フィールド、「使用量」フィールド、及び、「使用時間」フィールドの情報の少なくとも1つを特定する。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報及び特定されたフィールドの顧客化粧ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
CPU1001は、カウンセラ化粧ログ情報データベース(図15B)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれるレコードの「化粧品」フィールド、「使用方法」フィールド、「使用量」フィールド、及び、「使用時間」フィールドの情報の少なくとも1つを特定する。
CPU1001は、カウンセラ遺伝情報及び特定されたフィールドのカウンセラ化粧ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、カウンセラの将来の肌の問題を推定する。
これにより、例えば、以下の少なくとも1つの将来の肌の問題が推定される。
・化粧品の使用履歴に依存する将来の肌の問題
・化粧品の使用方法に依存する将来の肌の問題
・化粧品の使用時間に依存する将来の肌の問題
・化粧品を使用する時間帯に依存する将来の肌の問題
・特定の時間帯(一例として、所定の朝の時間帯若しくは夜の時間帯、顧客が指定した朝の時間帯若しくは夜の時間帯、又は、顧客の行動ログ情報から特定される朝の時間帯若しくは夜の時間帯)の使用方法に依存する将来の肌の問題
ステップS2110の第2例では、記憶媒体1009には、肌問題推定モデルが記憶されている。肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報及び行動ログ情報と、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。肌問題推定モデルは、ルールベースモデル、又は、機械学習により学習された学習済モデルである。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、第1顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1顧客遺伝情報を特定する。
CPU1001は、第1顧客IDに関連付けられた顧客行動ログ情報データベース(図16A)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれるレコードの「行動」フィールドの情報を特定する。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報及び特定されたフィールドの顧客行動ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
CPU1001は、カウンセラ行動ログ情報データベース(図16B)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれるレコードの「行動」フィールドの情報を特定する。
CPU1001は、カウンセラ遺伝情報及び特定されたフィールドのカウンセラ行動ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、カウンセラの将来の肌の問題を推定する。
これにより、例えば、以下の少なくとも1つの将来の肌の問題が推定される。
・活動の傾向(一例として、活動の種類又は活動時間帯(朝若しくは夜))に依存する将来の肌の問題
・睡眠の傾向(一例として、睡眠時間帯、又は、睡眠時間)に依存する将来の肌の問題
・食事の傾向(一例として、食事時間帯、又は、食事の内容)に依存する将来の肌の問題
・運動の傾向(一例として、運動時間帯、運動の頻度、運動の内容、又は、運動量)に依存する将来の肌の問題
・外出の傾向(一例として、外出時間帯、又は、外出の頻度)に依存する将来の肌の問題
・日光の被照射の傾向(一例として、非照射時間帯、被照射頻度、又は、被照射時間)に依存する将来の肌の問題
・在宅の傾向(一例として、在宅勤務時間帯、在宅勤務の頻度、又は、在宅勤務時間)に依存する将来の肌の問題
ステップS2110の第3例では、記憶媒体1009には、肌問題推定モデルが記憶されている。肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報及び肌診断ログ情報と、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。肌問題推定モデルは、ルールベースモデル、又は、機械学習により学習された学習済モデルである。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、第1顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1顧客遺伝情報を特定する。
CPU1001は、第1顧客IDに関連付けられた顧客肌診断ログ情報データベース(図17A)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が所定条件を満たすレコードの「肌診断」フィールドの情報を特定する。所定条件は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれること。
・特定の季節(春夏秋冬)に該当すること。
・特定の時間帯(一例として、朝又は夜)に該当すること。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報及び特定されたフィールドの顧客肌診断ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
CPU1001は、カウンセラ肌診断ログ情報データベース(図16B)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれるレコードの「肌診断」フィールドの情報を特定する。
CPU1001は、カウンセラ遺伝情報及び特定されたフィールドのカウンセラ肌診断ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、カウンセラの将来の肌の問題を推定する。
これにより、例えば、顧客及びカウンセラの肌の診断結果に依存する将来の肌の問題が推定される。
ステップS2110の第4例では、記憶媒体1009には、肌問題推定モデルが記憶されている。肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報及び環境ログ情報と、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。肌問題推定モデルは、ルールベースモデル、又は、機械学習により学習された学習済モデルである。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、第1顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1顧客遺伝情報を特定する。
CPU1001は、第1顧客IDに関連付けられた顧客環境ログ情報データベース(図18A)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれるレコードの「環境」フィールドの情報を特定する。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報及び特定されたフィールドの顧客環境ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
CPU1001は、カウンセラ環境ログ情報データベース(図18B)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれるレコードの「環境」フィールドの情報を特定する。
CPU1001は、カウンセラ遺伝情報及び特定されたフィールドのカウンセラ環境ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、カウンセラの将来の肌の問題を推定する。
これにより、例えば、顧客及びカウンセラが過ごした環境に依存する将来の肌の問題が推定される。
ステップS2110の第5例では、記憶媒体1009には、肌問題推定モデルが記憶されている。肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報及び生体ログ情報と、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。肌問題推定モデルは、ルールベースモデル、又は、機械学習により学習された学習済モデルである。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、第1顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1顧客遺伝情報を特定する。
CPU1001は、第1顧客IDに関連付けられた顧客生体ログ情報データベース(図19A)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれるレコードの「画像」フィールド、「呼吸回数」フィールド、「脈拍」フィールド、「皮膚温度」フィールド、及び、「表情」フィールドの情報を特定する。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報及び特定されたフィールドの顧客生体ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
CPU1001は、カウンセラ生体ログ情報データベース(図19B)を参照して、「タイムスタンプ」フィールドの情報が一定期間(例えば、ステップS2122の実行日時から遡って1週間)に含まれるレコードの「画像」フィールド、「呼吸回数」フィールド、「脈拍」フィールド、「皮膚温度」フィールド、及び、「表情」フィールドの情報を特定する。
CPU1001は、カウンセラ遺伝情報及び特定されたフィールドのカウンセラ生体ログ情報を肌問題推定モデルに入力することにより、カウンセラの将来の肌の問題を推定する。
これにより、例えば、顧客及びカウンセラの生体情報に依存する将来の肌の問題が推定される。
ステップS2113の後、人物選択装置10は、第1類似度の計算(S3113)を実行する。
CPU1001は、カウンセラ情報データベース(図9B)の「カウンセラ肌」フィールドのカウンセラ肌情報と、ステップS3111で得られた第2顧客のうち類似顧客の将来の肌の問題の推定結果と、を対比することにより、類似顧客と各カウンセラとの類似度を第1類似度として計算する。
ステップS3113の後、人物選択装置10は、第2実施形態と同様に、第1カウンセラの選択(S2112)~マッチングレスポンス(S2114)を実行する。
ステップS2114の後、顧客端末20は、カウンセラ情報の提示(S2122)を実行する。
(4.4)第4実施形態の効果
第4実施形態によれば、顧客及びカウンセラのそれぞれのログ情報(つまり、時系列に沿った情報)に基づいて、第1類似度を計算する。これにより、肌の問題の推移について第1顧客と類似度の高いカウンセラに第1顧客を割り当てることができる。
(5)第5実施形態
第5実施形態を説明する。第5実施形態は、第1顧客がカウンセリングに対して感じる快適度の指標(以下「快適指数」という)に応じて、第1顧客を担当するカウンセラを変更する例である。上述の実施形態と同様の説明は省略する。
(5.1)第5実施形態の概要
本実施形態の第5実施形態の概要を説明する。図20は、第5実施形態の概要の説明図である。
図20に示すように、第5実施形態では、顧客生体ログ情報データベース(図19A)には、第1顧客が第1カウンセラによるカウンセリングが実施されたときに記録された第1顧客生体情報が記憶されている。
人物選択装置10は、第1顧客生体情報を参照して、第1カウンセラによるカウンセリングに対して第1顧客が感じる快適指数を計算する。
人物選択装置10は、快適指数が所定の閾値未満である(つまり、第1顧客が第1カウンセラによるカウンセリングに対して快適に感じていない)場合、第1カウンセラとは異なる新たなカウンセラ(以下「第2カウンセラ」という)を選択する。
人物選択装置10は、第1顧客識別情報と、第2カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する。
人物選択装置10は、第1顧客が使用する顧客端末20に、第2カウンセラ識別情報を提示する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客を担当する新たなカウンセラ(第2カウンセラ)が報知される。
(5.2)第5実施形態の情報処理
本実施形態の第5実施形態の情報処理を説明する。図21は、第5実施形態のカウンセラ選択処理のシーケンス図である。
図21の処理のトリガは、例えば、前回の処理から一定期間(一例として1ヶ月)が経過したことである。
図21に示すように、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、顧客指示の受付(S2120)~マッチングリクエスト(S2121)を実行する。
ステップS2121の後、人物選択装置10は、顧客生体情報の取得(S5110)を実行する。
ステップS5110の第1例では、CPU1001は、顧客生体ログ情報データベース(図19A)を参照して、カウンセラ選択処理の対象となる第1顧客の第1顧客識別情報に関連付けられた第1顧客生体情報のうち、第1顧客が第1カウンセラによるカウンセリングが実施されたときに記録された第1顧客生体情報を特定する。
ステップS5110の第2例では、CPU1001は、顧客生体ログ情報データベース(図19A)を参照して、カウンセラ選択処理の対象となる第1顧客の第1顧客識別情報に関連付けられた「画像」フィールドの画像情報を特定する。
CPU1001は、特定された画像情報に基づいて、第1顧客の呼吸の回数、脈拍、皮膚温度、及び、表情の少なくとも1つを第1顧客生体情報として特定する。
ステップS5110の後、人物選択装置10は、快適指数の計算(S5111)を実行する。
具体的には、記憶媒体1009には、快適指数計算モデルが記憶されている。快適指数計算モデルには、生体情報と快適指数との相関関係が記述されている。
CPU1001は、ステップS5110で特定された第1顧客生体情報を快適指数計算モデルに入力することにより、第1顧客が第1カウンセラによりカウンセリングが実施されたときの快適指数を出力する。
ステップS5111の後、人物選択装置10は、カウンセラの変更の判定(S5112)を実行する。
具体的には、CPU1001は、ステップS5111で得られた快適指数が所定の閾値未満であるか否かを判定する。
快適指数が閾値以上である場合、CPU1001は、カウンセラ選択処理を終了する。
快適指数が閾値未満である場合、人物選択装置10は、第2実施形態と同様に、将来の肌の問題の推定(S2110)~第1類似度の計算(S2111)を実行する。
ステップS2111の後、人物選択装置10は、第2カウンセラの選択(S5113)を実行する。
具体的には、CPU1001は、第1カウンセラ以外のカウンセラについて、ステップS2111の処理結果(つまり、第1類似度)のうち、所定条件に該当する第1類似度に対応するカウンセラのカウンセラIDを第2カウンセラIDとして特定する。
ステップS5113の後、人物選択装置10は、データベースの更新(S2113)を実行する。
具体的には、CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)の第1顧客の顧客IDに関連付けられた「カウンセラ」フィールドに、ステップS5113で特定された第2カウンセラIDを格納する。
ステップS5114の後、人物選択装置10は、マッチングレスポンス(S5115)を実行する。
具体的には、CPU1001は、カウンセラ情報データベース(図9B)を参照して、第2カウンセラIDに関連付けられたカウンセラ情報を特定する。
CPU1001は、マッチングレスポンスデータを顧客端末20に送信する。マッチングレスポンスデータは、特定されたカウンセラ情報(例えば、カウンセラID、カウンセラ名、性別、及び、年齢)を含む。
ステップS5115の後、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、カウンセラ情報の提示(S2122)を実行する。
(5.3)第5実施形態の効果
第5実施形態によれば、第1カウンセラによるカウンセリングに対して第1顧客が感じる快適度が低い場合、カウンセラを変更する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客と相性の良いカウンセラを割り当てることができる。
(6)第6実施形態
第6実施形態を説明する。第6実施形態は、第1カウンセラによるカウンセリングの効果の指標(以下「効果指数」という)に応じて、第1顧客を担当するカウンセラを変更する例である。上述の実施形態と同様の説明は省略する。
(6.1)第6実施形態の概要
本実施形態の第6実施形態の概要を説明する。図22は、第6実施形態の概要の説明図である。
図22に示すように、第6実施形態では、顧客生体ログ情報データベース(図19A)には、第1顧客が第1カウンセラによるカウンセリングの実施前の第1顧客肌情報と、当該カウンセリングの実施後の第1顧客肌情報と、が記憶されている。
人物選択装置10は、カウンセリングの実施前の第1顧客肌情報と、カウンセリングの実施後の第1顧客肌情報と、を参照して、第1カウンセラによるカウンセリングによる効果指標を計算する。
人物選択装置10は、効果指数が所定の閾値未満である(つまり、第1カウンセラによるカウンセリングの効果が低い)場合、第2カウンセラを選択する。
人物選択装置10は、第1顧客識別情報と、第2カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する。
人物選択装置10は、第1顧客が使用する顧客端末20に、第2カウンセラ識別情報を提示する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客を担当する新たなカウンセラ(第2カウンセラ)が報知される。
(6.2)第6実施形態の情報処理
本実施形態の第6実施形態の情報処理を説明する。図23は、第6実施形態のカウンセラ選択処理のシーケンス図である。
図23の処理のトリガは、例えば、前回の処理から一定期間(一例として1ヶ月)が経過したことである。
図23に示すように、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、顧客指示の受付(S2120)~マッチングリクエスト(S2121)を実行する。
ステップS2121の後、人物選択装置10は、効果指数の計算(S6110)を実行する。
具体的には、記憶媒体1009には、効果指数計算モデルが記憶されている。効果指数計算モデルには、肌情報の変化と効果指数との相関関係が記述されている。
CPU1001は、顧客肌診断ログ情報データベース(図17A)を参照して、マッチングリクエストデータに含まれる顧客IDに関連付けられた「タイムスタンプ」フィールドのうち、カウンセリングが最初に実施された日時の直前の「タイムスタンプ」フィールドを含むレコードを実施前レコードとして特定し、且つ、カウンセリングが最後に実施された日時の直後の「タイムスタンプ」フィールドを含むレコードを実施後レコードとして特定する。
CPU1001は、実施前レコードに含まれる「肌診断」フィールドの情報を実施前肌情報として特定し、且つ、実施後レコードに含まれる「肌診断」フィールドの情報を実施後肌情報として特定する。
CPU1001は、実施前肌情報と実施後肌情報との差(以下「肌変化情報」という)を計算する。
CPU1001は、肌変化情報を効果指数計算モデルに入力することにより、カウンセリングの効果指数を出力する。
ステップS6110の後、人物選択装置10は、カウンセラの変更の判定(S6111)を実行する。
具体的には、CPU1001は、ステップS6110で得られた効果指数が所定の閾値未満であるか否かを判定する。
効果指数が閾値以上である場合、人物選択装置10は、カウンセラ選択処理を終了する。
効果指数が閾値未満である場合、人物選択装置10は、第2実施形態と同様に、将来の肌の問題の推定(S2110)~第1類似度の計算(S2111)を実行する。
ステップS2111の後、人物選択装置10は、第5実施形態と同様に、第2カウンセラの選択(S5113)~マッチングレスポンス(S5115)を実行する。
ステップS5115の後、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、カウンセラ情報の提示(S2122)を実行する。
(6.3)第6実施形態の効果
第6実施形態によれば、第1カウンセラによるカウンセリングによる肌に対する効果が低い場合、カウンセラを変更する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客の将来の肌の問題の解決に適したカウンセラを割り当てることができる。
(7)第7実施形態
第7実施形態を説明する。第7実施形態は、第1顧客の情報及び第1顧客に類似する類似顧客の情報を用いて、第1顧客の肌の問題の推定する例である。上述の実施形態と同様の説明は省略する。
(7.1)第7実施形態の概要
本実施形態の第6実施形態の概要を説明する。図24は、第7実施形態の概要の説明図である。
図24に示すように、人物選択装置10には、複数の顧客のそれぞれについて、各顧客の遺伝情報と、各顧客が使用する化粧品に関する化粧品情報と、各顧客の化粧品の使用方法に関する使用方法情報と、各顧客の化粧品の使用時間に関する使用時間情報と、各顧客の肌の問題に関する肌診断情報と、が関連付けて記憶されている。
人物選択装置10は、第1顧客遺伝情報と一致又は類似する遺伝情報(以下「第2顧客遺伝情報」という)を有する類似顧客を特定する。
人物選択装置10は、各類似顧客の化粧品情報、各類似顧客の使用方法情報、各類似顧客の使用時間情報、及び、各類似顧客の肌診断情報を参照して、影響度を計算する。影響度は、各類似顧客の肌の問題に対して化粧品、使用方法、及び、使用時間が与える影響の大きさである。
人物選択装置10は、第1顧客の化粧品情報と、第1顧客の使用方法情報と、第1顧客の使用時間情報と、影響度と、を参照して、第1顧客の肌の問題を推定する。
人物選択装置10は、第1顧客の肌の問題の推定結果を含むレコメンド情報を顧客端末20に送信する。
CPU2001は、人物選択装置10から送信されたレコメンド情報を第1顧客に提示する。
(7.2)第7実施形態の情報処理
本実施形態の第7実施形態の情報処理を説明する。図25は、第7実施形態のレコメンド処理のシーケンス図である。図26は、図25の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図25の処理のトリガは、例えば、画面P2120(図11)を表示させるための顧客指示である。
図25に示すように、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、顧客指示の受付(S2120)を実行する。
ステップS2120の後、顧客端末20は、レコメンドリクエスト(S7120)を実行する。
具体的には、顧客が、フィールドオブジェクトF2120に自身の顧客IDを入力し、且つ、操作オブジェクトB2120を操作すると、CPU2001は、レコメンドリクエストデータを人物選択装置10に送信する。レコメンドリクエストデータは、フィールドオブジェクトF2120に入力された顧客IDを含む。
ステップS7120の後、人物選択装置10は、類似顧客の選択(S7110)を実行する。
具体的には、顧客情報データベース(図9A)を参照し、レコメンドリクエストデータに含まれる第1顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1顧客遺伝情報を特定する。
CPU1001は、顧客情報データベースの「顧客遺伝」フィールドを参照し、第1顧客遺伝情報と同一又は類似の顧客遺伝情報に関連付けられた顧客ID(以下「類似顧客ID」という)を特定する。
ステップS7110の後、人物選択装置10は、影響度の計算(S7111)を実行する。
具体的には、記憶媒体1009には、影響度計算モデルが記憶されている。影響度計算モデルには、化粧品、使用方法、使用時間、及び、肌診断の結果と、影響度との相関関係が記述されている。
CPU1001は、類似顧客IDに関連付けられた顧客化粧ログ情報データベース(図15A)及び顧客肌診断ログ情報データベース(図17A)を参照し、「化粧品」フィールドの情報、「使用方法」フィールドの情報、「使用時間」フィールドの情報、及び、「肌診断」フィールドの情報を特定する。
CPU1001は、特定された情報(つまり、類似顧客の化粧品情報、使用方法情報、使用時間情報、及び、肌診断情報)を影響度計算モデルに入力することにより、類似顧客の影響度を出力する。
ステップS7111の後、人物選択装置10は、肌の問題の推定(S7112)を実行する。
具体的には、記憶媒体1009には、肌問題推定モデルが記憶されている。肌問題推定モデルには、影響度及び肌診断の結果と、肌問題との相関関係が記述されている。
CPU1001は、第1顧客IDに関連付けられた顧客肌診断ログ情報データベース(図17A)を参照し、「肌診断」フィールドの情報を特定する。
CPU1001は、ステップS7111で得られた影響度と、特定された情報(つまり、第1顧客の肌診断の結果)と、肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の肌の問題の推定結果を出力する。
ステップS7112の後、人物選択装置10は、データベースの更新(S7113)を実行する。
具体的には、CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照して、第1顧客IDに関連付けられたレコードを特定する。
CPU1001は、特定されたレコードの「顧客肌」フィールドに、ステップS7112で得られた出力(つまり、第1顧客の肌の問題の推定結果)を格納する。
ステップS7113の後、人物選択装置10は、レコメンドレスポンス(S7114)を実行する。
具体的には、CPU1001は、レコメンドレスポンスデータを顧客端末20に送信する。レコメンドレスポンスデータは、ステップS7112で得られた第1顧客の肌の問題の推定結果を含む。
ステップS7114の後、顧客端末20は、レコメンド情報の提示(S7121)を実行する。
具体的には、CPU2001は、画面P7120(図26)を表示装置2005に表示する。
画面P7120には、ステップS7114で送信されたレコメンドレスポンスデータに含まれる情報(つまり、第1顧客の肌の問題の推定結果)が表示される。
(7.3)第7実施形態の効果
第7実施形態によれば、第1顧客に類似する類似顧客の化粧品、使用方法、及び、使用時間に基づく影響度を考慮して、第1顧客の肌の問題を推定する。これにより、第1顧客の肌の問題の推定の精度を向上させることができる。
(8)変形例
本実施形態の変形例を説明する。
(8.1)変形例1
本実施形態の変形例1を説明する。変形例1は、遺伝情報に加えて、属性情報を参照して第1類似度を計算する例である。
(8.1.1)変形例1の情報処理
本実施形態の変形例1の情報処理を説明する。
変形例1では、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、顧客指示の受付(S2120)~マッチングリクエスト(S2121)を実行する。
ステップS2121の後、人物選択装置10は、第1類似度の計算(S2111)を実行する。
具体的には、肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報及び属性情報(例えば、性別、人種、身長、及び、体重の少なくとも1つ)と、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、マッチングリクエストデータに含まれる顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1遺伝情報と、「顧客属性」フィールドの顧客属性情報(以下「第1顧客属性情報」という)と、を特定する。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報及び第1顧客属性情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
CPU1001は、カウンセラ情報データベース(図9B)の「カウンセラ肌」フィールドのカウンセラ肌情報と、第1顧客の将来の肌の問題の推定結果と、を対比することにより、第1顧客と各カウンセラとの第1類似度を計算する。
ステップS2111の後、人物選択装置10は、第2実施形態と同様に、第1カウンセラの選択(S2112)~マッチングレスポンス(S2114)を実行する。
ステップS2114の後、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、カウンセラ情報の提示(S2122)を実行する。
(8.1.2)変形例1の効果
変形例1によれば、遺伝情報に加えて、属性情報を参照して第1類似度を計算する。これにより、第1顧客により適した第1カウンセラを選択することができる。
(8.2)変形例2
本実施形態の変形例2を説明する。変形例2は、遺伝情報に加えて、住所情報を参照して第1類似度を計算する例である。
(8.2.1)変形例2の情報処理
本実施形態の変形例2の情報処理を説明する。
変形例2では、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、顧客指示の受付(S2120)~マッチングリクエスト(S2121)を実行する。
ステップS2121の後、人物選択装置10は、第1類似度の計算(S2111)を実行する。
具体的には、記憶媒体1009には、生活パターン推定モデルが記憶されている。生活パターン推定モデルには、生活拠点(例えば、住所)と、生活パターンとの相関関係が記述されている。生活パターン推定モデルは、ルールベースモデル、又は、機械学習により学習された学習済モデルである。生活パターンは、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・気候
・食生活(一例として、主食が魚又は肉である)
・生活スタイル(一例として、外出頻度、睡眠時間、仕事時間、又は、心理的ストレスを受ける頻度)
肌問題推定モデルには、人物の遺伝情報及び生活パターンと、人物の将来の肌の問題と、の相関関係が記述されている。
CPU1001は、顧客情報データベース(図9A)を参照し、マッチングリクエストデータに含まれる顧客IDに関連付けられた「顧客遺伝」フィールドの第1遺伝情報と、「住所」フィールドの顧客住所情報(以下「第1顧客住所情報」という)と、を特定する。
CPU1001は、推定された第1顧客住所情報を生活パターン推定モデルに入力することにより、第1顧客の生活パターンに関する情報(以下「第1生活パターン情報」という)を推定する。
CPU1001は、第1顧客遺伝情報及び第1顧客生活パターン情報を肌問題推定モデルに入力することにより、第1顧客の将来の肌の問題を推定する。
CPU1001は、カウンセラ情報データベース(図9B)の「カウンセラ肌」フィールドのカウンセラ肌情報と、第1顧客の将来の肌の問題の推定結果と、を対比することにより、第1顧客と各カウンセラとの第1類似度を計算する。
ステップS2111の後、人物選択装置10は、第2実施形態と同様に、第1カウンセラの選択(S2112)~マッチングレスポンス(S2114)を実行する。
ステップS2114の後、顧客端末20は、第2実施形態と同様に、カウンセラ情報の提示(S2122)を実行する。
(8.2.2)変形例2の効果
変形例2によれば、遺伝情報に加えて、住所情報を参照して第1類似度を計算する。これにより、第1顧客により適した第1カウンセラを選択することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
(9)付記
本実施形態の第1態様は、
化粧品の顧客と、顧客に対して美容に関するカウンセリングを実施するカウンセラと、をマッチングさせる情報処理装置(例えば、人物選択装置10)であって、
第1顧客の将来の肌の問題に関する第1顧客肌情報と、複数のカウンセラのそれぞれの過去又は現在の肌の問題に関するカウンセラ肌情報と、を参照して、第1顧客と各カウンセラとの第1類似度を計算する手段を備え、
第1類似度に基づいて、第1顧客にカウンセリングを実施すべき第1カウンセラを識別するカウンセラ識別情報を選択する手段を備え、
第1顧客を識別する第1顧客識別情報と、カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する手段を備える、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第1態様によれば、将来の肌の問題について、第1顧客と類似度の高い第1カウンセラが選択される。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決に適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第2態様は、
第1類似度を計算する手段は、各カウンセラの遺伝情報と、第1顧客の遺伝情報と、を参照して、第1類似度を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第2態様によれば、遺伝情報を更に参照して、第1類似度を計算しても良い。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第3態様は、
第1類似度を計算する手段は、第1顧客が使用する化粧品の履歴と、各カウンセラが使用する化粧品の履歴と、を参照して、第1類似度を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第4態様によれば、化粧品の使用履歴を更に参照して、第1類似度を計算しても良い。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第4態様は、
第1類似度を計算する手段は、第1顧客の化粧品の使用方法の履歴と、各カウンセラの化粧品の使用方法の履歴と、を参照して、第1類似度を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第4態様によれば、化粧品の使用方法を更に参照して、第1類似度を計算しても良い。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第5態様は、
使用方法は、化粧の所要時間、各化粧品の使用時間、スキンケアを実施する時間帯、朝の時間帯のスキンケア方法と夜の時間帯のスキンケア方法の差、1日の中でのスキンケアの実施回数、及び、1回の化粧品の使用量の少なくとも1つを含む、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第5態様によれば、化粧の所要時間、各化粧品の使用時間、スキンケアを実施する時間帯、朝の時間帯のスキンケア方法と夜の時間帯のスキンケア方法の差、1日の中でのスキンケアの実施回数、及び、1回の化粧品の使用量の少なくとも1つを更に参照して、第1類似度を計算しても良い。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第6態様は、
第1類似度を計算する手段は、第1顧客の肌の診断結果の履歴と、各カウンセラの肌の診断結果の履歴と、を参照して、第1類似度を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第6態様によれば、肌の診断結果の履歴を更に参照して、第1類似度を計算しても良い。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第7態様は、
第1類似度を計算する手段は、第1顧客の行動履歴と、各カウンセラの行動履歴と、を参照して、第1類似度を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第7態様によれば、行動履歴を更に参照して、第1類似度を計算しても良い。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第8態様は、
第1類似度を計算する手段は、第1顧客の環境情報と、各カウンセラの環境情報と、を参照して、第1類似度を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第8態様によれば、環境情報を更に参照して、第1類似度を計算しても良い。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第9態様は、
第1類似度を計算する手段は、第1顧客の生活パターンと、各カウンセラの生活パターンと、を参照して、第1類似度を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第9態様によれば、生活パターンを更に参照して、第1類似度を計算しても良い。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第10態様は、
第1類似度を計算する手段は、第1顧客の生体情報と、各カウンセラの生体情報と、を参照して、第1類似度を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第10態様によれば、生体情報を更に参照して、第1類似度を計算しても良い。これにより、第1顧客に対して、将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第11態様は、
第1類似度を計算する手段は、第1カウンセラが第1顧客にカウンセリングを実施したときの第1顧客の生体情報に基づいて、カウンセリングが実施されたときの第1顧客の快適指数を計算する手段を備え、
選択する手段は、快適指数が所定値以下である場合、第1類似度に基づいて、第1カウンセラとは異なる第2カウンセラを識別する第2カウンセラ識別情報を選択し、
記憶する手段は、第1顧客識別情報と、第2カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第11態様によれば、第1カウンセラによるカウンセリングに対して第1顧客が感じる快適度が低い場合、カウンセラを変更する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客と相性の良いカウンセラを割り当てることができる
本実施形態の第12態様は、
快適指数を計算する手段は、第1カウンセラが第1顧客にカウンセリングを実施したときの第1顧客の画像の解析結果に基づいて第1顧客の呼吸の回数、脈拍、皮膚温度、及び、表情の少なくとも1つを特定する手段を備え、
快適指数を計算する手段は、呼吸の回数、脈拍、皮膚温度、及び、表情の少なくとも1つに基づいて、快適指数を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第12態様によれば、呼吸の回数、脈拍、皮膚温度、及び、表情の少なくとも1つに基づいて、快適指数を計算する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客とより相性の良いカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第13態様は、
第1類似度を計算する手段は、第1カウンセラが第1顧客にカウンセリングを実施する前の第1顧客の肌情報と、第1カウンセラが第1顧客にカウンセリングを実施する後の第1顧客の肌情報との変化に基づいて、カウンセリングが実施されたときの第1顧客の効果指数を計算する手段を備え、
選択する手段は、効果指数が所定値以下である場合、第1類似度に基づいて、第1カウンセラとは異なる第2カウンセラを識別する第2カウンセラ識別情報を選択し、
記憶する手段は、第1顧客識別情報と、第2カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第13態様によれば、第1カウンセラによるカウンセリングに対して第1顧客が感じる快適度が低い場合、カウンセラを変更する。これにより、第1顧客に対して、第1顧客の肌の問題の解決により適したカウンセラを割り当てることができる。
本実施形態の第14態様は、
第1顧客以外の複数の第2顧客の将来の肌の問題に関する第2顧客肌情報を推定する手段を備え、
第1顧客肌情報と、第2顧客肌情報と、を参照して、第1顧客と第2顧客との第2類似度を計算する手段を備え、
第2類似度を参照して、第2顧客の中から、第1顧客に類似する類似顧客を特定する手段を備え、
第1類似度を計算する手段は、類似顧客と各カウンセラの第1類似度を計算する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第14態様によれば、第1顧客の類似顧客に適したカウンセラを第1顧客の第1カウンセラとして選択する。これにより、第1顧客に適したカウンセラを選択することができる。
本実施形態の第15態様は、
類似顧客を特定する手段は、第1顧客が使用する化粧品の使用期間が第1顧客より長い第2顧客を類似顧客として特定する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第15態様によれば、化粧品の使用期間について、第1顧客より長い第2顧客の中から類似顧客を選択する。これにより、第1顧客の将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを選択することができる。
本実施形態の第16態様は、
類似顧客を特定する手段は、第1顧客より年上の第2顧客を類似顧客として特定する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第16態様によれば、年齢について、第1顧客より高い第2顧客の中から類似顧客を選択する。これにより、第1顧客の将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを選択することができる。
本実施形態の第17態様は、
類似顧客を特定する手段は、第1顧客の遺伝情報及び化粧品の使用履歴が一致又は類似する第2顧客を類似顧客として特定する、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第17態様によれば、遺伝情報及び使用履歴について、第1顧客と類似する類似顧客を選択する。これにより、第1顧客の将来の肌の問題の解決により適したカウンセラを選択することができる。
本実施形態の第18態様は、
複数の顧客のそれぞれについて、各顧客の遺伝情報と、各顧客が使用する化粧品に関する化粧品情報と、各顧客の化粧品の使用方法に関する使用方法情報と、各顧客の化粧品の使用時間に関する使用時間情報と、各顧客の肌の問題に関する肌診断情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
第1顧客の遺伝情報と一致又は類似する遺伝情報を有する類似顧客を特定する手段を備え、
各類似顧客の化粧品情報、各類似顧客の使用方法情報、各類似顧客の使用時間情報、及び、各類似顧客の肌診断情報を参照して、各類似顧客の肌の問題に対して化粧品、使用方法、及び、使用時間が与える影響の大きさである影響度を計算する手段を備え、
第1顧客の化粧品情報と、第1顧客の使用方法情報と、第1顧客の使用時間情報と、影響度を参照して、第1顧客の肌の問題を推定する手段を備える、
情報処理装置(例えば、人物選択装置10)である。
第18態様によれば、第1顧客に類似する類似顧客の化粧品、使用方法、及び、使用時間に基づく影響度を考慮して、第1顧客の肌の問題を推定する。これにより、第1顧客の肌の問題の推定の精度を向上させることができる。
本実施形態の第19態様は、
コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラムである。
第19態様によれば、第1態様~第18態様のいずれかと同様の効果を得ることができる。
本実施形態の第20態様は、
化粧品の顧客と、顧客に対して美容に関するカウンセリングを実施するカウンセラと、をマッチングさせる情報処理方法であって、
第1顧客の将来の肌の問題に関する第1顧客肌情報と、複数のカウンセラのそれぞれの過去又は現在の肌の問題に関するカウンセラ肌情報と、を参照して、第1顧客と各カウンセラとの第1類似度を計算するステップを備え、
第1類似度に基づいて、第1顧客にカウンセリングを実施すべき第1カウンセラを識別するカウンセラ識別情報を選択するステップを備え、
第1顧客を識別する第1顧客識別情報と、カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶するステップを備える、
情報処理方法である。
第20態様によれば、第1態様と同様の効果を得ることができる。
(10)その他の実施形態
その他の変形例を説明する。
記憶媒体1009は、ネットワークNWを介して、人物選択装置10と接続されてもよい。記憶媒体2009は、ネットワークNWを介して、顧客端末20と接続されてもよい。
上記の情報処理の各ステップは、人物選択装置10及び顧客端末20の何れでも実行可能である。
例えば、顧客端末20が上記の情報処理の全てのステップを実行可能である場合、顧客端末20は、人物選択装置10にリクエストを送信することなく、スタンドアロンで動作する情報処理装置として機能する。
本実施形態では、人物選択装置10は、朝の時間帯及び夜の時間帯の少なくとも1つを以下のいずれかに応じて変更してもよい。
・顧客の指示
・顧客の行動履歴
これにより、第1顧客に対して、第1顧客により最適なカウンセラを割り当てることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
10 :人物選択装置
11 :接客者
20 :顧客端末
21 :顧客
101 :特定部
102 :選択部
103 :顧客肌特徴記憶部
104 :接客者肌特徴記憶部
1001 :CPU
1002 :ROM
1003 :RAM
1004 :補助記憶装置
1005 :表示装置
1006 :操作装置
1007 :装置
1007 :I/F装置
1008 :ドライブ装置
1009 :記憶媒体
2001 :CPU
2002 :ROM
2003 :RAM
2004 :補助記憶装置
2005 :表示装置
2006 :操作装置
2007 :I/F装置
2008 :ドライブ装置
2009 :記憶媒体

Claims (20)

  1. 化粧品の顧客と、前記顧客に対して美容に関するカウンセリングを実施するカウンセラと、をマッチングさせる情報処理装置であって、
    第1顧客の将来の肌の問題に関する第1顧客肌情報と、複数のカウンセラのそれぞれの過去又は現在の肌の問題に関するカウンセラ肌情報と、を参照して、前記第1顧客と各カウンセラとの第1類似度を計算する手段を備え、
    前記第1類似度に基づいて、前記第1顧客にカウンセリングを実施すべき第1カウンセラを識別するカウンセラ識別情報を選択する手段を備え、
    前記第1顧客を識別する第1顧客識別情報と、前記カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する手段を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記第1類似度を計算する手段は、各カウンセラの遺伝情報と、前記第1顧客の遺伝情報と、を参照して、前記第1類似度を計算する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1類似度を計算する手段は、前記第1顧客が使用する化粧品の履歴と、各カウンセラが使用する化粧品の履歴と、を参照して、前記第1類似度を計算する、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1類似度を計算する手段は、前記第1顧客の化粧品の使用方法の履歴と、各カウンセラの化粧品の使用方法の履歴と、を参照して、前記第1類似度を計算する、
    請求項1~請求項3の何れかに記載の情報処理装置。
  5. 前記使用方法は、化粧の所要時間、各化粧品の使用時間、スキンケアを実施する時間帯、朝の時間帯のスキンケア方法と夜の時間帯のスキンケア方法の差、1日の中でのスキンケアの実施回数、及び、1回の化粧品の使用量の少なくとも1つを含む、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1類似度を計算する手段は、前記第1顧客の肌の診断結果の履歴と、各カウンセラの肌の診断結果の履歴と、を参照して、前記第1類似度を計算する、
    請求項1~請求項5の何れかに記載の情報処理装置。
  7. 前記第1類似度を計算する手段は、前記第1顧客の行動履歴と、各カウンセラの行動履歴と、を参照して、前記第1類似度を計算する、
    請求項1~請求項6の何れかに記載の情報処理装置。
  8. 前記第1類似度を計算する手段は、前記第1顧客の環境情報と、各カウンセラの環境情報と、を参照して、前記第1類似度を計算する、
    請求項1~請求項7の何れかに記載の情報処理装置。
  9. 前記第1類似度を計算する手段は、前記第1顧客の生活パターンと、各カウンセラの生活パターンと、を参照して、前記第1類似度を計算する、
    請求項1~請求項8の何れかに記載の情報処理装置。
  10. 前記第1類似度を計算する手段は、前記第1顧客の生体情報と、各カウンセラの生体情報と、を参照して、前記第1類似度を計算する、
    請求項1~請求項9の何れかに記載の情報処理装置。
  11. 前記第1類似度を計算する手段は、前記第1カウンセラが前記第1顧客にカウンセリングを実施したときの前記第1顧客の生体情報に基づいて、前記カウンセリングが実施されたときの前記第1顧客の快適指数を計算する手段を備え、
    前記選択する手段は、前記快適指数が所定値以下である場合、前記第1類似度に基づいて、前記第1カウンセラとは異なる第2カウンセラを識別する第2カウンセラ識別情報を選択し、
    前記記憶する手段は、前記第1顧客識別情報と、前記第2カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する、
    請求項1~請求項10の何れかに記載の情報処理装置。
  12. 前記快適指数を計算する手段は、前記第1カウンセラが前記第1顧客にカウンセリングを実施したときの前記第1顧客の画像の解析結果に基づいて前記第1顧客の呼吸の回数、脈拍、皮膚温度、及び、表情の少なくとも1つを特定する手段を備え、
    前記快適指数を計算する手段は、前記呼吸の回数、脈拍、皮膚温度、及び、表情の少なくとも1つに基づいて、前記快適指数を計算する、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記第1類似度を計算する手段は、前記第1カウンセラが前記第1顧客にカウンセリングを実施する前の前記第1顧客の肌情報と、前記第1カウンセラが前記第1顧客にカウンセリングを実施する後の前記第1顧客の肌情報との変化に基づいて、前記カウンセリングが実施されたときの前記第1顧客の効果指数を計算する手段を備え、
    前記選択する手段は、前記効果指数が所定値以下である場合、前記第1類似度に基づいて、前記第1カウンセラとは異なる第2カウンセラを識別する第2カウンセラ識別情報を選択し、
    前記記憶する手段は、前記第1顧客識別情報と、前記第2カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶する、
    請求項1~請求項12の何れかに記載の情報処理装置。
  14. 前記第1顧客以外の複数の第2顧客の将来の肌の問題に関する第2顧客肌情報を推定する手段を備え、
    前記第1顧客肌情報と、前記第2顧客肌情報と、を参照して、前記第1顧客と前記第2顧客との第2類似度を計算する手段を備え、
    前記第2類似度を参照して、前記第2顧客の中から、前記第1顧客に類似する類似顧客を特定する手段を備え、
    前記第1類似度を計算する手段は、前記類似顧客と各カウンセラの第1類似度を計算する、
    請求項1~請求項13の何れかに記載の情報処理装置。
  15. 前記類似顧客を特定する手段は、前記第1顧客が使用する化粧品の使用期間が前記第1顧客より長い第2顧客を前記類似顧客として特定する、
    請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記類似顧客を特定する手段は、前記第1顧客より年上の第2顧客を前記類似顧客として特定する、
    請求項14又は請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記類似顧客を特定する手段は、前記第1顧客の遺伝情報及び前記化粧品の使用履歴が一致又は類似する第2顧客を前記類似顧客として特定する、
    請求項14~請求項16の何れかに記載の情報処理装置。
  18. 複数の顧客のそれぞれについて、各顧客の遺伝情報と、各顧客が使用する化粧品に関する化粧品情報と、各顧客の化粧品の使用方法に関する使用方法情報と、各顧客の化粧品の使用時間に関する使用時間情報と、各顧客の肌の問題に関する肌診断情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
    第1顧客の遺伝情報と一致又は類似する遺伝情報を有する類似顧客を特定する手段を備え、
    各類似顧客の化粧品情報、各類似顧客の使用方法情報、各類似顧客の使用時間情報、及び、各類似顧客の肌診断情報を参照して、各類似顧客の肌の問題に対して化粧品、使用方法、及び、使用時間が与える影響の大きさである影響度を計算する手段を備え、
    前記第1顧客の化粧品情報と、前記第1顧客の使用方法情報と、前記第1顧客の使用時間情報と、前記影響度を参照して、前記第1顧客の肌の問題を推定する手段を備える、
    情報処理装置。
  19. コンピュータを、請求項1~請求項18の何れかに記載の各手段として機能させるためのプログラム。
  20. 化粧品の顧客と、前記顧客に対して美容に関するカウンセリングを実施するカウンセラと、をマッチングさせる情報処理方法であって、
    第1顧客の将来の肌の問題に関する第1顧客肌情報と、複数のカウンセラのそれぞれの過去又は現在の肌の問題に関するカウンセラ肌情報と、を参照して、前記第1顧客と各カウンセラとの第1類似度を計算するステップを備え、
    前記第1類似度に基づいて、前記第1顧客にカウンセリングを実施すべき第1カウンセラを識別するカウンセラ識別情報を選択するステップを備え、
    前記第1顧客を識別する第1顧客識別情報と、前記カウンセラ識別情報と、を関連付けて記憶するステップを備える、
    情報処理方法。
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