JP2022138853A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】波形が遅延した電圧を外部端子で受信する場合、電圧の波形の遅延を改善する。【解決手段】半導体集積回路は、外部端子で受ける電圧の立ち下がりまたは立ち上がりの変化を検出する電圧検出部と、前記電圧検出部による前記電圧の変化の検出に応答してパルス信号を生成するパルス生成部と、前記パルス信号に応答して、前記外部端子を介して受けた前記電圧の変化を加速させる電圧変化加速部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路に関する。
感知器回線を介して相互に接続される火災感知器および火災受信機を有する自動火災通報システムにおいて、通信信号の波形の鈍りの程度を判断することで、電線の経年劣化等を検出する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、自動火災報知システムの子機において、親機から信号を受信する受信部に動作電力を与えるか否かにより、受信部を受信動作状態または受信停止状態に切り替えることで、消費電力を低減する手法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2017-130048号公報 特開2017-37433号公報
例えば、伝送線に供給される電圧の変化により情報を伝送するシステムでは、電圧を受信する受信部が持つ寄生容量等により電圧の立ち下がり波形または立ち上がり波形が遅延する場合がある。電圧波形が遅延すると、電圧波形の変化が後段の回路に伝達されるまでの時間が長くなり、電圧の変化に対する後段の回路の応答が遅れてしまう。
開示の技術は、波形が遅延した電圧を外部端子で受信する場合、電圧の波形の遅延を改善することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の半導体集積回路は、外部端子で受ける電圧の立ち下がりまたは立ち上がりの変化を検出する電圧検出部と、前記電圧検出部による前記電圧の変化の検出に応答してパルス信号を生成するパルス生成部と、前記パルス信号に応答して、前記外部端子を介して受けた前記電圧の変化を加速させる電圧変化加速部と、を有する。
波形が遅延した電圧を外部端子で受信する場合、電圧の波形の遅延を改善することができる。
本発明の半導体集積回路の第1の実施形態を示す回路図である。 図1の半導体集積回路の動作の一例を示す波形図である。 他の半導体集積回路の一例を示す回路図である。 他の半導体集積回路の別の例を示す回路図である。 本発明の半導体集積回路の第2の実施形態を示す回路図である。 図5の半導体集積回路の動作の一例を示す波形図である。
以下、図面を参照して実施の形態の説明を行う。以下では、電圧が伝達される電圧線、端子およびノードには、電圧名と同じ符号を使用し、信号が伝達される信号線、端子およびノードには、信号名と同じ符号を使用する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の半導体集積回路の第1の実施形態を示す回路図である。図1に示す半導体集積回路100は、外部端子Rxを介して受信する電圧Rxを後段の回路に伝達する場合に、電圧の立ち下がり波形の遅延を改善する機能を有する。半導体集積回路100は、電圧Rxの立ち下がりの変化を検出する電圧検出部10と、パルス生成部20と、電圧変化加速部30とを有する。例えば、半導体集積回路100は、通信システムの受信機に搭載され、通信システムの送信機から送信される電圧信号を受信する機能を有する。
電圧検出部10は、抵抗素子R11、R12、R13、R14、容量素子C11およびコンパレータCMP11を有する。抵抗素子R11、R12は、外部端子Rxと接地端子GNDとの間に、コンパレータCMP11の負側の入力端子IN-への接続ノードを介して直列に接続される。以下では、外部端子Rxに接続される電圧線を電圧線Rxとも称する。抵抗素子R13、R14は、電圧線Rxと接地線GNDとの間に、コンパレータCMP11の正側の入力端子IN+への接続ノードを介して直列に接続される。容量素子C11は、入力端子IN-と接地線GNDとの間に接続される。
抵抗素子R11、R12は、抵抗素子R11、R12の接続ノードに第1分圧電圧を生成し、生成した第1分圧電圧を入力端子IN-に供給する第1分圧回路の一例である。抵抗素子R13、R14は、抵抗素子R13、R14の接続ノードに第2分圧電圧を生成し、生成した第2分圧電圧を入力端子IN+に供給する第2分圧回路の一例である。抵抗素子R11、R12、R13、R14の抵抗値は、電圧Rxが一定に維持されているとき、入力端子IN+の電圧(第2分圧電圧)が、入力端子IN-の電圧(第1分圧電圧)より高くなるように設定される。
図1の電圧検出部10では、入力端子IN-に負荷(容量素子C11)が接続されるため、電圧Rxが低下するときに、電圧IN-の低下速度を電圧IN+の低下速度より遅くすることができる。これにより、電圧Rxの立ち下がり時に、電圧IN+を一時的に電圧IN-より低くすることができ、後述するように、コンパレータCMP11からロウレベルのパルス信号(COUT)を出力することができる。
電圧Rxの立ち下がりにおいて、電圧IN+が電圧IN-より低くなるときの電圧Rxのハイレベル値からの低下率は、ハイレベル値にかかわらずほぼ同じになる。このため、例えば、電圧Rのハイレベル値の仕様にかかわらず、電圧Rxがハイレベル値の一定比率(例えば、70%)まで低下したときに電圧Rxの低下を加速させることができる。ここで、一定比率は、電圧Rxのハイレベル値とロウレベル値との差を100%としたときの電圧Rxの比率である。したがって、電圧Rxのハイレベル値の電気的仕様が、半導体集積回路100が搭載されるシステム毎に異なる場合にも、電圧Rxが一定の比率まで低下したときに、後述する電圧変化加速部30のnチャネルトランジスタNMをオンさせることができる。得意限定されないが、例えば、電圧Rxのハイレベル値は、34V、24Vまたは10Vなどあり、電圧Rxのロウレベル値は、8V、6V、2Vである。
コンパレータCMP11は、入力端子IN+で受ける電圧が入力端子IN-で受ける電圧より大きいときに、ハイレベルの出力信号COUTを出力する。コンパレータCMP11は、入力端子IN+で受ける電圧が入力端子IN-で受ける電圧より小さいときに、ロウレベルの出力信号COUTを出力する。特に限定されないが、コンパレータCMP11は、ヒステリシスコンパレータである。出力信号COUTは、比較結果信号の一例である。
パルス生成部20は、インバータIV11、IV12、抵抗素子R15、容量素子C12およびオアゲートORを有する。インバータIV11および抵抗素子R15は、コンパレータCMP11の出力ノードCOUTとオアゲートORの一方の入力との間に直列に接続される。容量素子C12の一端は、抵抗素子R15とオアゲートORの一方の入力との間に接続され、容量素子C12の他端は、接地線GNDに接続される。抵抗素子R15および容量素子C12は、インバータIV11からの出力信号を所定時間遅延させる時定数回路(遅延回路)として機能する。時定数回路により遅延させる所定時間は、後述するパルス信号PLSのパルス幅に必要量に応じて決められる。
オアゲートORは、出力信号COUTと、出力信号COUTをインバータIV11で反転した信号を所定時間遅らせた信号とを受信する。そして、オアゲートORは、出力信号COUTの立ち下がりエッジに同期してロウレベルのパルス信号PLS0を出力する。インバータIV12は、ロウレベルのパルス信号PLS0の論理を反転させ、ハイレベルのパルス信号PLSを出力する。このため、半導体集積回路100は、電圧Rxの立ち下がりの検出に応答してハイレベルのパルス信号PLSを立ち下がり検出信号として出力する。
電圧変化加速部30は、パルス信号PLSをゲート(制御端子)で受け、ドレインが電圧線Rxに接続され、ソースが接地線GNDに接続されたnチャネルトランジスタNMを有する。例えば、nチャネルトランジスタNMは、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であるが、MOSFETに限定されず、NPNバイポーラトランジスタ等の制御端子を持つスイッチ素子でもよい。nチャネルトランジスタNMは、パルス信号PLSのハイレベルへの遷移に応答して、ドレイン、ソース間を導通させ(オン)、ハイレベルの期間に電圧線Rxから電荷を引き抜く。このように、nチャネルトランジスタNMは、ディスチャージ素子として機能する。これにより、電圧Rxの立ち下がり時に、立ち下がり速度を速くすることができ、外部端子Rxを介して供給される電圧Rxの立ち下がり波形の遅延を改善することができる。
なお、後述するように、電圧Rxの立ち下がり時、コンパレータCMP11は、ロウレベルのパルス信号を出力する。このため、パルス信号PLSのパルス幅の精度が不要な場合、パルス生成部20を設けずに、コンパレータCMP11の出力をインバータIV12のみを介してnチャネルトランジスタNMのゲートに接続してもよい。
図2は、図1の半導体集積回路100の動作の一例を示す波形図である。例えば、外部端子Rxで受ける電圧Rxがハイレベル値またはロウレベル値に維持されている場合、入力端子IN+に供給される電圧IN+は、入力端子IN-に供給される入力電圧IN-より高くなる。このため、コンパレータCMP11は、ハイレベルの出力信号COUTを出力する。なお、電圧Rxのロウレベル値は、半導体集積回路100の電気的仕様で決められた所定の電圧であり、接地電圧GNDより高い。
図2に示す例では、電圧Rxがロウレベル値に変化するとき、外部端子Rxに接続される回路の寄生容量等により、立ち下がり波形が遅延する。例えば、外部端子Rxにダイオードブリッジが接続され、ダイオードブリッジから電圧Rxが外部端子Rxに供給され、または、外部端子Rxにサージアブソーバが接続されるとする。この場合、ダイオードブリッジまたはサージアブソーバの寄生容量により、電圧Rxの変化時の波形が遅延してしまう。
図2では、電圧Rxの低下とともに、電圧IN+、IN-が低下する。この際、容量素子C11による負荷が接続された入力端子IN-の電圧IN-の立ち下がり速度は、電圧IN+の立ち下がり速度より遅くなる。すなわち、電圧IN-は、容量素子C11の影響により、電圧IN+より遅れて下降する。
このため、電圧IN+が電圧IN-より低くなり、コンパレータCMP11は、出力信号COUTをハイレベルからロウレベルに変化させる。そして、パルス生成部20は、出力信号COUTの立ち下がりエッジに応答してハイレベルのパルス信号PLSを出力する。nチャネルトランジスタNMは、パルス信号PLSがハイレベルの期間にオンし、電圧線Rxから電荷を引き抜き、電圧Rxの立ち下がり速度を加速させる。
パルス信号PLSのハイレベル期間は、抵抗素子R15と容量素子C12とによる時定数回路により設定される。このため、適切な時定数回路により、電圧Rxを所定のロウレベル値に迅速に設定しつつ、電圧Rxがロウレベル値以下まで低下することを抑止することができる。なお、電圧Rxの波形に示す破線は、半導体集積回路100が電圧検出部10、パルス生成部20および電圧変化加速部30を持たないときの波形である。
以上、第1の実施形態では、外部端子Rxで受ける電圧Rxの立ち下がり時の立ち下がり速度を速くすることができ、電圧Rxの立ち下がり波形の遅延を改善することができる。これにより、電圧Rxの立ち下がりを受けて動作する後段の回路の処理を早く開始することができ、半導体集積回路100の性能または半導体集積回路100を含むシステムの性能を向上することができる。あるいは、後段の回路の誤動作を防止することができ、半導体集積回路100の信頼性または半導体集積回路100を含むシステムの信頼性を向上することができる。
抵抗分割によりそれぞれ生成する2つの分圧電圧をコンパレータCMP11の入力端子IN+、IN-にそれぞれ供給することで、電圧Rxが一定に維持されているとき、電圧IN+を電圧IN-より高くすることができる。また、入力端子IN-に負荷(容量素子C11)が接続されるため、電圧Rxが低下するときに、電圧IN-の低下速度を電圧IN+の低下速度より遅くすることができる。これにより、電圧Rxの立ち下がり時に、電圧IN+を一時的に電圧IN-より低くすることができ、コンパレータCMP11からロウレベルのパルス信号(COUT)を出力することができる。
また、パルス生成部20を設けることで、nチャネルトランジスタNMのオン期間を時定数回路により任意の期間に設定することができる。また、nチャネルトランジスタNMにより電圧線Rxから電荷を引き抜くことで、簡易なディスチャージ素子により、電圧Rxの立ち下がり波形の遅延を改善することができる。
電圧Rxの立ち下がりにおいて、電圧IN+が電圧IN-より低くなるときの電圧Rxのハイレベル値からの低下率は、ハイレベル値にかかわらずほぼ同じになる。したがって、電圧Rxのハイレベル値の電気的仕様が、半導体集積回路100が搭載されるシステム毎に異なる場合にも、電圧Rxが一定の比率まで低下したときに、nチャネルトランジスタNMをオンさせることができる。
なお、第1の実施形態では、抵抗分割により、電圧Rxが一定に維持されているときに入力端子IN+の電圧が、入力端子IN-の電圧より高くなるように設定し、入力端子IN-に容量素子C11を接続する例を述べた。しかしながら、抵抗分割により、電圧Rxが一定に維持されているときに入力端子IN-の電圧が、入力端子IN+の電圧より高くなるように設定し、入力端子IN+に容量素子C11を接続してもよい。
この場合、コンパレータCMP11は、電圧Rxの低下を検出したときに、一時的にハイレベルの出力信号COUTを出力する。出力信号COUTの立ち上がりエッジに応答してハイレベルのパルス信号PLSを出力するために、パルス生成部20は、例えば、図1のオアゲートORとインバータIV12の代わりにアンドゲートを有する。
図3は、他の半導体集積回路の一例(比較例)を示す回路図である。図1と同様の要素については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。図3に示す半導体集積回路102は、電圧検出部12、パルス生成部22および電圧変化加速部30を有する。例えば、半導体集積回路102は、通信システムの受信機に搭載され、通信システムの送信機から送信される電圧信号を受信する機能を有する。
電圧検出部12は、抵抗素子R21、R22を含む分圧回路と、基準電圧生成回路18およびコンパレータCMP11を有する。例えば、分圧回路により生成される分圧電圧は、コンパレータCMP11の入力端子IN-に供給される。基準電圧生成回路18は、基準電圧VREFを生成し、生成した基準電圧VREFをコンパレータCMP11の入力端子IN+に供給する。
コンパレータCMP11は、分圧電圧が基準電圧VREFより低い場合、ハイレベルの出力信号COUTを出力する。コンパレータCMP11は、分圧電圧が基準電圧VREFより高い場合、ロウレベルの出力信号COUTを出力する。
パルス生成部22は、インバータIV11、抵抗素子R15、容量素子C12およびアンドゲートANDを有する。パルス生成部22は、オアゲートORおよびインバータIV12の代わりにアンドゲートANDを有することを除き、図1のパルス生成部20と同様の構成である。パルス生成部22は、コンパレータCMP11からの出力信号COUTの立ち上がりエッジに同期して、ハイレベルのパルス信号PLSを出力する。そして、ハイレベルのパルス信号PLSによりオンするnチャネルトランジスタNMにより、電圧Rxの立ち下がりが加速される。
図3に示す電圧検出部12では、コンパレータCMP11は、電圧値が固定の基準電圧VREFを比較する。このため、電圧Rxの立ち下がり時、電圧Rxが基準電圧VREFより低くなったときに、パルス信号PLSが生成される。換言すれば、電圧Rxのハイレベル値の電気的仕様が高い場合と低い場合とで、nチャネルトランジスタNMがオンするまでの電圧Rxの低下量が異なる。このため、半導体集積回路102が搭載される複数種のシステムの電気的仕様に基づいて、例えば、電圧Rxのハイレベル値の70%まで低下したときに電圧Rxの低下を加速させる必要がある場合、半導体集積回路102を採用することができない。
図4は、他の半導体集積回路の別の例(比較例)を示す回路図である。図1と同様の要素については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。図4に示す半導体集積回路104は、電圧検出部14および電圧変化加速部30を有する。例えば、半導体集積回路104は、通信システムの受信機に搭載され、通信システムの送信機から送信される電圧信号を受信する機能を有する。
電圧検出部14は、抵抗素子R41、R42、R43、R44、容量素子C41、nチャネルトランジスタNM41およびバッファ回路BUFを有する。抵抗素子R41は、外部端子Rxと容量素子C41の一端との間に接続される。抵抗素子R42、R43は、電源線VDDと接地線GNDとの間に、容量素子C41の他端を介して直列に接続される。
抵抗素子R44およびnチャネルトランジスタNMは、電源線VDDと接地線GNDとの間に直列に接続される。nチャネルトランジスタNM41のゲートは、容量素子C41の他端に接続される。nチャネルトランジスタNM41のドレインは、抵抗素子R44とバッファ回路BUFの入力端子とに接続される。
バッファ回路BUFは、電源電圧VDDにより動作する。バッファ回路BUFは、nチャネルトランジスタNMのドレイン電圧が論理閾値電圧より高いときにハイレベルを出力し、nチャネルトランジスタNMのドレイン電圧が論理閾値電圧より低いときにロウレベルを出力する。そして、nチャネルトランジスタNMは、バッファ回路BUFがハイレベルを出力する期間にオンし、電圧線Rxから電荷を引き抜く。
図4に示す半導体集積回路100では、電圧Rxが低下した場合、容量素子C41のACカップリングにより、nチャネルトランジスタNM41のゲート電圧が一時的に低下する。これにより、nチャネルトランジスタNM41のドレイン、ソース間抵抗が下がり、バッファ回路BUFの入力電圧が論理閾値電圧以上になったとき、バッファ回路BUFは、ハイレベルを出力する。そして、nチャネルトランジスタNMがオンする。
しかしながら、図4では、容量素子C41のACカップリングを利用して、電圧Rxの低下を検出するため、比較的大きな容量素子C41が必要になり、半導体集積回路104の回路サイズが増加してしまう。また、容量素子C41および抵抗素子R42、R43により決定される周波数帯域から外れた帯域で電圧Rxが低下する場合、電圧線Rxから電荷を引き抜くことができない。これに対して、図1に示した半導体集積回路100では、電圧Rxが低下するときの周波数帯域に限定されることなく、電圧線Rxから電荷を引き抜くことができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の半導体集積回路の第2の実施形態を示す回路図である。図1と同様の要素については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。図5に示す半導体集積回路106は、外部端子Rxを介して受信する電圧Rxを後段の回路に伝達する場合に、電圧の立ち上がり波形の遅延を改善する機能を有する。半導体集積回路106は、電圧Rxの立ち上がりの変化を検出する電圧検出部16と、パルス生成部26と、電圧変化加速部36とを有する。例えば、半導体集積回路106は、通信システムの受信機に搭載され、通信システムの送信機から送信される電圧信号を受信する機能を有する。
電圧検出部16は、容量素子C11がコンパレータCMP11の入力端子IN+に接続されることを除き、図1の電圧検出部10と同様の構成である。電圧検出部16は、図1の電圧検出部10と同様に、電圧Rxが一定に維持されているとき、入力端子IN+の電圧が入力端子IN-の電圧より高くなるように設定される。そして、電圧Rxの立ち上がり時に、電圧IN+は、一時的に電圧IN-より低くなる。これにより、コンパレータCMP11は、電圧IN+が一時的に電圧IN-より低い期間に、ロウレベルのパルス信号(COUT)を出力する。
パルス生成部26は、図1のパルス生成部20からインバータIV12を削除した構成と同様である。すなわち、パルス生成部26は、オアゲートORからパルス信号PLSを出力する。パルス生成部26は、コンパレータCMP11からロウレベルのパルス信号(COUT)を受けたときに、ロウレベルのパルス信号PLSを立ち上がり検出信号として出力する。
電圧変化加速部36は、パルス信号PLSをゲート(制御端子)で受け、ドレインが外部端子Rxに接続され、ソースが電源線VDDに接続されたpチャネルトランジスタPMを有する。例えば、pチャネルトランジスタPMは、MOSFETであるが、MOSFETに限定されず、PNPバイポーラトランジスタ等の制御端子を持つスイッチ素子でもよい。pチャネルトランジスタPMは、パルス信号PLSがロウレベルの期間にドレイン、ソース間を導通させ(オン)、電源線VDDから電圧線Rxに電荷を供給する。このように、pチャネルトランジスタPMは、チャージ素子として機能する。これにより、電圧Rxの立ち上がり時に、立ち上がり速度を速くすることができ、電圧Rxの立ち上がり波形の遅延を改善することができる。
なお、後述するように、電圧Rxの立ち上がり時、コンパレータCMP11は、ロウレベルのパルス信号を出力する。このため、パルス幅の精度が不要な場合、パルス生成部26を設けずに、コンパレータCMP11の出力をpチャネルトランジスタPMのゲートに直接接続してもよい。また、電圧変化加速部36は、pチャネルトランジスタPMに加えて、ゲートでパルス信号PLSを受け、ソースが電圧線Rxに接続され、ドレインが電源線VDDに接続されたnチャネルトランジスタを有してもよい。すなわち、電圧変化加速部36は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)トランスミッションゲートを有してもよい。
電圧検出部16においても、図1の電圧検出部10と同様に、電圧Rxが一定に維持されているとき、電圧IN+を電圧IN-より高くすることができる。これにより、電圧Rxの立ち上がり時に、電圧IN+を一時的に電圧IN-より低くすることができ、コンパレータCMP11からロウレベルのパルス信号を出力することができる。
また、電圧Rxの立ち上がりにおいて、電圧IN+が電圧IN-より低くなるときの電圧Rxのロウレベル値からの上昇率は、ロウレベル値にかかわらずほぼ同じになる。このため、例えば、電圧Rxがロウレベル値に対して一定比率(例えば、30%)まで上昇したときに電圧Rxの上昇を加速させることができる。ここで、一定比率は、電圧Rxのハイレベル値とロウレベル値との差を100%としたときの電圧Rxの比率である。したがって、電圧Rxのロウレベル値の電気的仕様が、半導体集積回路106が搭載されるシステム毎に異なる場合にも、電圧Rxが一定の比率まで上昇したときに、pチャネルトランジスタPMをオンさせることができる。
図6は、図5の半導体集積回路106の動作の一例を示す波形図である。図2と同様の動作については、詳細な説明は省略する。なお、電圧Rxのロウレベル値は、半導体集積回路106の電気的仕様で決められた所定の電圧であり、接地電圧GNDより高い。
図6に示す例では、電圧Rxがハイレベルに変化するとき、外部端子Rxに接続されるダイオードブリッジまたはサージアブソーバ等の寄生容量により、立ち上がり波形が遅延する。図6では、電圧Rxの上昇とともに、電圧IN+、IN-が上昇する。電圧IN+は、容量素子C11の影響により、電圧IN-より遅れて上昇する。
そして、電圧IN+が一時的に電圧IN-より低くなる期間、コンパレータCMP11は、出力信号COUTをハイレベルからロウレベルに変化させる。パルス生成部26は、出力信号COUTの立ち下がりエッジに同期してロウレベルのパルス信号PLSを出力する。pチャネルトランジスタPMは、パルス信号PLSがロウレベルの期間にオンし、電圧線Rxに電荷を供給し、電圧Rxの立ち上がり速度を加速させる。なお、電圧Rxの波形に示す破線は、半導体集積回路106が電圧検出部16、パルス生成部26および電圧変化加速部36を持たないときの波形である。
以上、第2の実施形態では、外部端子Rxで受ける電圧Rxの立ち上がり時の立ち上がり速度を速くすることができ、電圧Rxの立ち上がり波形の遅延を改善することができる。これにより、電圧Rxの立ち上がりを受けて動作する後段の回路の処理を早く開始することができ、半導体集積回路106の性能または半導体集積回路106を含むシステムの性能を向上することができる。あるいは、後段の回路の誤動作を防止することができ、半導体集積回路106の信頼性または半導体集積回路106を含むシステムの信頼性を向上することができる。
抵抗分割によりそれぞれ生成する2つの分圧電圧をコンパレータCMP11の入力端子IN+、IN-にそれぞれ供給することで、電圧Rxが一定に維持されているとき、電圧IN+を電圧IN-より高くすることができる。また、入力端子IN+に負荷(容量素子C11)が接続されるため、電圧Rxが低下するときに、電圧IN+の低下速度を電圧IN-の低下速度より遅くすることができる。これにより、電圧Rxの立ち上がり時に、電圧IN+を一時的に電圧IN-より低くすることができ、コンパレータCMP11からロウレベルのパルス信号(COUT)を出力することができる。
電圧検出部16は、電圧Rxの低下時にロウレベルのパルス信号(COUT)を出力する。このため、例えば、パルス生成部26を設けずに、出力信号COUTをpチャネルトランジスタPMのゲートに直接出力することでも、電圧Rxの立ち上がり時の立ち上がり速度を速くすることができ、電圧Rxの立ち上がり波形の遅延を改善することができる。さらに、パルス生成部26を設けることで、pチャネルトランジスタPMのオン期間を時定数回路により任意の期間に設定することができる。また、pチャネルトランジスタPMにより電圧線Rxに電荷を供給することで、簡易なチャージ素子により、電圧Rxの立ち上がり波形の遅延を改善することができる。
電圧Rxの立ち上がりにおいて、電圧IN+が電圧IN-より低くなるときの電圧Rxのロウレベル値からの上昇率は、ロウレベル値にかかわらずほぼ同じになる。したがって、電圧Rxのロウレベル値の電気的仕様が、半導体集積回路106が搭載されるシステム毎に異なる場合にも、電圧Rxが一定の比率まで上昇したときに、pチャネルトランジスタPMをオンさせることができる。
なお、第2の実施形態では、抵抗分割により、電圧Rxが一定に維持されているときに入力端子IN+の電圧が、入力端子IN-の電圧より高くなるように設定し、入力端子IN+に容量素子C11を接続する例を述べた。しかしながら、抵抗分割により、電圧Rxが一定に維持されているときに入力端子IN-の電圧が、入力端子IN+の電圧より高くなるように設定し、入力端子IN-に容量素子C11を接続してもよい。
この場合、コンパレータCMP11は、電圧Rxの上昇を検出したときに、一時的にハイレベルの出力信号COUTを出力する。このため、パルス生成部20は、出力信号COUTの立ち上がりエッジに応答してロウレベルのパルス信号PLSを出力するために、例えば、図5のオアゲートORの代わりにナンドゲート(アンドゲート+インバータ)を有する。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10、12、14、16 電圧検出部
18 基準電圧生成回路
20、22、26 パルス生成部
30、36 電圧変化加速部
100、102、104、106 半導体集積回路
BUF バッファ回路
C11、C12、C41 容量素子
CMP11 コンパレータ
COUT 出力信号
GND 接地線
IN+、IN- 入力端子
IV11、IV12 インバータ
NM、NM41 nチャネルトランジスタ
PLS0、PLS パルス信号
PM pチャネルトランジスタ
R11、R12、R13、R14、R15 抵抗素子
R21、R22 抵抗素子
R41、R42、R43、R44 抵抗素子
Rx 外部端子
VDD 電源線
VREF 基準電圧

Claims (11)

  1. 外部端子で受ける電圧の立ち下がりまたは立ち上がりの変化を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部による前記電圧の変化の検出に応答してパルス信号を生成するパルス生成部と、
    前記パルス信号に応答して、前記外部端子を介して受けた前記電圧の変化を加速させる電圧変化加速部と、
    を有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記電圧検出部は、
    前記外部端子で受ける前記電圧を分圧して第1分圧電圧を生成する第1分圧回路と、
    前記外部端子で受ける前記電圧を分圧して、前記第1分圧電圧より高い第2分圧電圧を生成する第2分圧回路と、
    前記第1分圧電圧を受ける第1入力端子と、前記第2分圧電圧を受ける第2入力端子とを有し、前記第1分圧電圧と前記第2分圧電圧とを比較するコンパレータと、
    前記第1入力端子または前記第2入力端子のいずれかに接続された負荷と、を有し、
    前記パルス生成部は、前記電圧の立ち下がりの変化に応じて前記コンパレータから出力される比較結果信号に応答してパルス信号を生成すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記電圧が低下した場合、前記負荷に接続された前記第1入力端子または前記第2入力端子の一方に入力される電圧の低下が、前記第1入力端子または前記第2入力端子の他方に入力される電圧の低下より遅延すること
    を特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記電圧が一定に維持されているときに、前記第1分圧電圧および前記第2分圧電圧は互いに異なり、
    前記電圧が一定に維持されているときに、前記第1入力端子および第2入力端子のうち低い分圧電圧を受ける入力端子に、前記負荷が接続されること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記パルス生成部は、前記電圧検出部による前記電圧の立ち下がりの検出に応答して立ち下がり検出信号を生成すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  6. 前記電圧変化加速部は、前記立ち下がり検出信号を制御端子で受け、一方の端子が前記外部端子に接続され、もう一方の端子が接地線に接続されたスイッチを有すること
    を特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  7. 前記パルス生成部は、抵抗素子と容量素子とを含む遅延回路を有し、前記遅延回路の時定数に応じて前記制御端子に出力する前記パルス信号の波形を変化させること
    を特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路。
  8. 前記電圧検出部は、
    前記外部端子で受ける前記電圧を分圧して第1分圧電圧を生成する第1分圧回路と、
    前記外部端子で受ける前記電圧を分圧して、前記第1分圧電圧より高い第2分圧電圧を生成する第2分圧回路と、
    前記第1分圧電圧を受ける第1入力端子と、前記第2分圧電圧を受ける第2入力端子とを有し、前記第1分圧電圧と前記第2分圧電圧とを比較するコンパレータと、
    前記第1入力端子または前記第2入力端子のいずれかに接続された負荷と、を有し、
    前記パルス生成部は、前記電圧の立ち上がりの変化に応じて前記コンパレータから出力される比較結果信号に応答してパルス信号を生成すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  9. 前記電圧が一定に維持されているときに、前記第1分圧電圧および前記第2分圧電圧は互いに異なり、
    前記電圧が一定に維持されているときに、前記第1入力端子および第2入力端子のうち高い分圧電圧を受ける入力端子に、前記負荷が接続されること
    を特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路。
  10. 前記パルス生成部は、前記電圧検出部による前記電圧の立ち上がりの検出に応答して立ち上がり検出信号を生成すること
    を特徴とする請求項1、請求項8または請求項9に記載の半導体集積回路。
  11. 前記電圧変化加速部は、前記立ち上がり検出信号を制御端子で受け、一方の端子が前記外部端子に接続され、もう一方の端子が電源線に接続されたスイッチを有すること
    を特徴とする請求項10に記載の半導体集積回路。
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