JP2022132911A - 熱物性測定装置および熱伝導率の測定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
具体的には、本発明は以下のとおりである。
流体の注出入により収縮および膨張する伸縮部位を有するパッカー、上記伸縮部位に上記流体を注出入する手段、上記伸縮部位に巻回する円筒状熱源、上記円筒状熱源の外周側に配置されている温度センサ、上記円筒状熱源に電力を供給する電源、および上記温度センサで測定される温度を記録する記録手段を含み、
上記円筒状熱源はシート状発熱体からなるか、または弾性部材と上記シート状発熱体とからなり、
上記パッカーは上記伸縮部位の収縮時は上記円筒状熱源および上記温度センサとともに上記孔井内を移動可能であり、
上記伸縮部位は膨張時に上記シート状発熱体および上記温度センサを上記孔井の孔壁に密着させる、熱物性測定装置。
<2>上記シート状発熱体がシリコンラバーヒータである、<1>に記載の熱物性測定装置。
<3>上記伸縮部位と上記シート状発熱体との間に断熱部材を有する、<1>または<2>に記載の熱物性測定装置。
<4>上記流体が空気である、<1>~<3>のいずれかに記載の熱物性測定装置。
<5>上記パッカーがパイプとチューブ状の伸縮部材とを含み、上記伸縮部材が上記パイプの一部に巻回し、上記一部の外周と上記伸縮部材とにより上記伸縮部位が形成されている、<1>~<4>のいずれかに記載の熱物性測定装置。
<6>上記記録手段が上記温度センサで測定される温度の時系列データを記録する、<1>~<5>のいずれかに記載の熱物性測定装置。
<8>上記パッカー、上記円筒状熱源および上記温度センサを上記孔井内に配置すること、
上記伸縮部位を膨張させて、上記シート状発熱体および上記温度センサを上記孔井の孔壁に密着させること、
上記シート状発熱体により上記孔壁を加熱すること
上記温度センサで測定される温度の上記加熱に由来する変化の時系列データを上記記録手段により記録すること、および
上記時系列データを理論解または数値解析を用いて作成した基準曲線と比較して熱伝導率を求めることを含む、<7>に記載の熱伝導率測定方法。
本明細書において、地盤とは、地殻であり土壌で構成されるものである。本明細書において、地盤というときは、主に、その中(地中)に孔井が設けられる地盤を意味している。
本明細書において、孔井とは掘削孔である。孔井は特に地盤を掘削して設けられた円筒状の穴であることが好ましい。孔井の例としては、地中熱利用システムの熱交換井等として掘削された穴、地質ボーリング調査孔などがあげられる。なお、熱交換井のボーリング掘削においては、ケーシングを挿入しながら掘削する方式が一般的である。また、地盤が未固結な泥や砂で構成されている場合には、孔井内の地盤が崩れやすいことからケーシングで保護する場合がある。本明細書において、孔井はケーシングを備えるものであってもよい。したがって、本明細書において、孔壁というときは、孔井でのケーシングの有無に応じて、孔井内の地盤の内壁またはケーシングの内壁を意味する。
本発明は原位置測定法による熱伝導率測定方法と該方法に使用することができる熱物性測定装置に関する。
本発明の熱物性測定装置は、流体の注出入により収縮および膨張する伸縮部位を有するパッカー、上記伸縮部位に上記流体を注出入する手段、上記の伸縮部位に巻回する円筒状熱源、上記円筒状熱源の外周側に配置されている温度センサ、上記円筒状熱源に電力を供給する電源、および上記温度センサで測定される温度を記録する記録手段を含む。本発明の熱物性測定装置は孔井内の原位置で地盤の熱物性を測定することができる。
パッカーは、流体の注出入により収縮および膨張する伸縮部位を含む。パッカーは伸縮部位とともに、流体の注出入によって収縮および膨張しない部位を含んでいてもよい。例えば、パッカーは、伸縮部位を構成する伸縮部材と、この伸縮部材を保持する直線状のパイプを含んで構成される。典型的には、伸縮部材がパイプの一部(例えば一方の端部に近い部分)に巻回する構造があげられる。例えば、パッカーは略円柱状の構造を有し、伸縮部位は円周方向に収縮および膨張する。伸縮部位が収縮および膨張する方位の伸縮部位の形状およびサイズは、測定を行なう孔井に合わせたものとし、収縮時はパッカーが孔井内を移動可能であり、かつ膨張時は伸縮部位が円筒状熱源中のシート状発熱体および温度センサを、シート状発熱体および温度センサを孔井の孔壁に密着させることができるように設計する。すなわち、略円柱状のパッカーの伸縮部位は孔井の孔径と略同じ直径の外周となるサイズとする。パイプに巻回する円筒状である伸縮部位の高さは、円筒状熱源中のシート状発熱体の全面を押圧することができるように、シート状発熱体の高さ以上であることが好ましい。
パッカーの伸縮部位に流体を注出入する手段としては、ポンプを用いればよい。ポンプは、例えば、チューブを介してパッカーの伸縮部位における流体の注出入口に流体を注出入できるものであればよい。流体が空気の場合は、空気圧縮ポンプを用いることができる。パッカーの伸縮部位に上記流体を注出入する手段はさらに、流体を貯蔵するタンク、流体の量を計測する流量計、流体の注出入を制御する装置、電源などを含んでいてもよい。
本発明の熱物性測定装置は円筒状熱源を含む。円筒状熱源はシート状発熱体からなるか、またはシート状発熱体と弾性部材とからなる。シート状発熱体は円筒状熱源中の発熱部位となることができる。
本発明の熱物性測定装置は円筒状熱源に電力を供給する電源を備えている。電源はシート状発熱体のための電源であればよい。シート状発熱体は電源線により電源と接続することができる。電源線は、円筒状熱源を孔井内に挿入し、地上にて電源の操作が可能な長さとすることが好ましい。電源線は、例えば、パッカーを構成するパイプの中(内周側)または外(外周側)に配置すればよい。
温度センサは、本発明の熱物性測定装置において、孔壁温度を時系列的に測定するための部材である。温度センサとしては、0.01℃の差異が測定できるものであることが好ましい。例えば、測定対象の温度や必要とする精度などによってサーミスタや白金抵抗測温体等を選択して用いることができる。本発明の熱物性測定装置において、温度センサは、円筒状熱源の外周側に設けられる。このとき、パッカーの伸縮部位、シート状発熱体、温度センサがこの順に配置されるものとする。
本発明の熱物性測定装置は温度センサにより測定された温度を記録するための記録手段を備えている。温度センサと記録手段とは信号線で接続することができる。温度センサの信号線は、温度センサを孔井内に挿入し、地上に記録手段を配置することが可能な長さとすることが好ましい。信号線は、例えば、パッカーを構成するパイプの中(内周側)または外(外周側)に配置すればよい。記録手段としては、温度センサにより測定された温度の時系列データを記録することができる記録手段が好ましい。
本発明の熱物性測定装置においては、シート状発熱体からのパッカーへの熱の流れを防ぐため、パッカーの伸縮部位とシート状発熱体との間には断熱部材を設けることが好ましい。パッカーの伸縮部位と円筒状熱源との間に断熱部材を設けることがより好ましい。
図1に本発明の熱物性測定装置の例を示す。
図1の熱物性測定装置は孔井内に挿入する円筒状熱源および温度センサとパッカーとを有し、さらに地上に設置する機器部分を有する。円筒状熱源は耐水性のシリコンラバーヒータ1、断熱シート2、伸縮性ゴムシート4から構成され、さらにその外周に接する部分に温度センサ3を有する。円筒状熱源は、ゴムチューブ5に巻回する円筒型の形状である。パッカーとしては宮下が開発した地下水位測定用の簡易型パッカーを使用しており、ゴムチューブ5および圧縮空気用チューブ6、パイプ7、ゴムチューブ固定ワイヤ8から構成されている。パイプ7には圧縮空気のチューブ内への供給や排出のための圧縮空気出入口9が設けられている。温度センサ3としてはサーミスタセンサが用いられている。
測定対象となる地盤の孔井にパッカーを、伸縮部位を収縮させた状態でパイプ7を用いて測定対象深度まで吊り下ろす。この際、ヒータ用電源線10および温度センサ信号線11は、パイプの外に固定しながらパイプを孔内に挿入する。
本発明の熱物性測定装置は、地盤の熱伝導率の測定に用いることができる。例えば、地中熱利用システム設置のための熱交換井の掘削時の熱伝導率(地下水がある深度では、有効熱伝導率や見かけ有効熱伝導率)の測定に好ましく使用することができる。
シート状発熱体および温度センサを孔壁に密着させた後は加熱前の自然状態の温度を60分以上測定することが好ましい。
熱伝導率を求める解析方法としては、理論解を用いる方法と数値解析を用いる方法がある。理論解を用いる方法としては地盤の温度上昇量を規定するKelvinの線源関数や円筒型熱源関数(いずれもIngersoll, L.R., Zobel, O.J. and Ingersoll, AC. (1954) Heat conduction with engineering, geological, and other applications. McGraw-Hill, New York, 325p.)に基づく解析方法が知られている。数値解析を用いる方法としては、有限差分法や有限要素法を用いた数値モデルによる解析方法が知られている。
(1)円筒状熱源の外径(本明細書において「円筒状熱源の外径」というときは、円筒状熱源の内側にあるパッカーの伸縮部位を膨張させ円筒状熱源を孔壁に密着させたときの円筒状熱源の外径を意味する。)に比べてその長さが十分長く無限長とみなせる場合(長さが外径の5~10倍程度以上)、
(2)ケーシングの熱抵抗が小さくその熱的影響を無視できる場合(具体的にはケーシングの肉厚が薄く、材質の熱伝導率が大きい場合)、
(3)円筒状熱源が外径の全周で発熱できるとみなせる場合(具体的には、円筒状熱源中の弾性部材による無発熱部分の面積が小さく、発熱部分に比べて無発熱部分の影響が無視できる場合)、
(4)円筒状熱源の内側が断熱状態とみなせる場合(本発明の熱物性測定装置においては、シート状発熱体の内側に断熱部材を設けたり、パッカーの伸縮部位に注出入する流体を熱伝導率の小さな空気とすることで断熱状態とみなせる)。以上の適合条件を満たす場合に無限長の円筒状熱源モデルによる理論解を用いることができる。
Ti: 初期温度 (K)
Ql: 円筒状熱源の単位長さあたりの発熱量 (W/m)
k: 地層の熱伝導率 (W/m)
r: 円筒状熱源の中心からの距離 (m)
rb : 円筒状熱源の外径 (m)
L : 円筒状熱源の長さ (m)
Cp: 地層の熱容量 (J /K・m3)
J0: 第1種0次ベッセル関数
J1: 第1種1次ベッセル関数
Y0 : 第2種0次ベッセル関数
Y1 : 第2種1次ベッセル関数
x :積分変数
アクリルパイプに断熱部材を巻き付けたうえで、その外側に耐水性シリコンラバーヒータを巻き円筒状熱源とした試験機器を作製した。この試験機器のサイズは、一般的な地中熱交換井の孔径の約5分の1(20%)の縮尺に相当する外径32mmで、高さは100mmであった。この試験機器は、パッカーの伸縮部位に該当する構成を有してないモデル装置である。耐水性シリコンラバーヒータは全面加熱とした。耐水性シリコンラバーヒータは直流電源に接続した。耐水性シリコンラバーヒータの中央部外側に温度センサ(サーミスタセンサ)を耐水性フィルムによって取り付け、温度センサは温度記録器に接続した。なお、耐水性フィルムとしては、非常に薄いため熱抵抗が小さく温度測定に影響を及ばさないものを用いた。上記試験装置の測定部分(円筒状熱源および温度センサを含む部分)を、透明なアクリル容器(300mm×300mm×300mm)の中央部に入れ、アクリル容器に円筒状熱源が隠れるまで、寒天を薄い濃度で溶かした水を流し込んだ。自然状態で放置することにより、水と円筒状熱源とを密着させたまま寒天により水を固定した。純水を薄い濃度の寒天で固めた固形状の水試料は、熱物性が既知であり、熱伝導率の標準試料として一般的に用いられる。
孔井のモデルとして、熱交換井のケーシングを模したパイプを用意した。このパイプとしては内部を外から確認できる透明なアクリルパイプを採用し、サイズは実際のケーシングの外径の半分程度である外径65mmのものとした。
本発明の熱物性測定装置のモデルとして、パッカー、円筒状熱源および温度センサを含む小型装置を作製した。パッカーの伸縮部位を構成する伸縮部材としては、高さが250mmであるゴムチューブ、パッカーの芯棒には外径34mmのHIVP管(耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管)を用いた。円筒状熱源を取り付けない状態でパッカーの伸縮部位を膨張させた場合には最大外径90mm程度まで膨らませることができた。パッカーの伸縮部位には、高さ120mm、外径55mm、厚さ1.5mmの円筒状熱源を取り付けた。円筒状熱源の発熱部分となる耐水性のシリコンラバーヒータは、円筒状熱源の全周360°のうち320°を占め、無発熱部分の伸縮性ゴムは40°であった。この円筒状熱源は伸縮性ゴムによりパッカーの伸縮部位の膨張に追随できるものであった。円筒状熱源を取り付けた状態で膨らませるとパッカーの伸縮部位は直径75mmまで膨張できた。これはケーシングを模擬した上記のアクリルパイプに内部から十分密着させることができるサイズである。耐水性シリコンラバーヒータの中央部外側には温度センサ(サーミスタ)を耐水性フィルムによって取り付けた。
2 断熱シート
3 温度センサ
4 伸縮性ゴムシート
5 ゴムチューブ
6 圧縮空気用チューブ
7 パイプ
8 ゴムチューブ固定ワイヤ
9 圧縮空気出入口
10 温度センサ信号線
11 ヒータ用電源線
12 空気圧縮ポンプ
13 温度記録器
14 直流電源
101 パッカー
102 円筒状熱源
Claims (8)
- 孔井内の原位置で地盤の熱物性を測定するための熱物性測定装置であって、
流体の注出入により収縮および膨張する伸縮部位を有するパッカー、前記伸縮部位に前記流体を注出入する手段、前記伸縮部位に巻回する円筒状熱源、前記円筒状熱源の外周側に配置されている温度センサ、前記円筒状熱源に電力を供給する電源、および前記温度センサで測定される温度を記録する記録手段を含み、
前記円筒状熱源はシート状発熱体からなるか、または弾性部材と前記シート状発熱体とからなり、
前記パッカーは前記伸縮部位の収縮時は前記円筒状熱源および前記温度センサとともに前記孔井内を移動可能であり、
前記伸縮部位は膨張時に前記シート状発熱体および前記温度センサを前記孔井の孔壁に密着させる、熱物性測定装置。 - 前記シート状発熱体がシリコンラバーヒータである、請求項1に記載の熱物性測定装置。
- 前記伸縮部位と前記シート状発熱体との間に断熱部材を有する、請求項1または2に記載の熱物性測定装置。
- 前記流体が空気である、請求項1~3のいずれか一項に記載の熱物性測定装置。
- 前記パッカーがパイプとチューブ状の伸縮部材とを含み、前記伸縮部材が前記パイプの一部に巻回し、前記一部の外周と前記伸縮部材とにより前記伸縮部位が形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の熱物性測定装置。
- 前記記録手段が前記温度センサで測定される温度の時系列データを記録する、請求項1~5のいずれか一項に記載の熱物性測定装置。
- 地盤の熱伝導率を孔井内の原位置で測定するための熱伝導率測定方法であって、請求項1~6のいずれか一項に記載の熱物性測定装置を用いる熱伝導率測定方法。
- 前記パッカー、前記円筒状熱源および前記温度センサを前記孔井内に配置すること、
前記伸縮部位を膨張させて、前記シート状発熱体および前記温度センサを前記孔井の孔壁に密着させること、
前記シート状発熱体により前記孔壁を加熱すること
前記温度センサで測定される温度の前記加熱に由来する変化の時系列データを前記記録手段により記録すること、および
前記時系列データを理論解または数値解析を用いて作成した基準曲線と比較して熱伝導率を求めることを含む、請求項7に記載の熱伝導率測定方法。
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