JP2022129771A - 呼制御サーバ、呼制御プログラム、及び呼制御方法 - Google Patents

呼制御サーバ、呼制御プログラム、及び呼制御方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022129771000001
【課題】 呼接続の問題解析を効率的に行うことができる呼制御サーバを提供する。
【解決手段】 本発明は、接続される通信端末との呼制御を行う呼制御手段と、前記呼制御手段により呼切断処理が行われたときに、呼切断処理の切断条件に応じて、呼切断処理が行われた呼に対応する呼情報以外のトレース情報を含む補助情報を生成するか否かが定められた設定情報に基づいて、前記補助情報を生成するか否かを判定する補助情報生成判定手段と、前記補助情報生成判定手段により前記補助情報を生成すると判定されたときに、前記呼情報及び前記補助情報を生成する呼情報生成手段と、前記呼情報生成手段により生成された前記呼情報と前記補助情報とを紐づけて、記憶部に記憶させる呼情報記憶手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、呼制御サーバ、呼制御プログラム、及び呼制御方法に関する。
従来、IP電話サービスを含む種々様々な電話サービスでは、発信元電話端末と着信先電話端末との間の呼に関する情報を記録するため、例えば、呼制御サーバに接続している外部装置が呼情報(CDR:Call Detail Record)を記録している(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、呼接続がNGとなる報告があった場合には、下記の手順で解析を行うことがある。まず、NGとなった呼の呼情報(CDR)からNG要因を特定する。続けて、呼制御サーバにトレース情報の収集設定を行い、該当加入者/回線の呼接続を再現して情報を収集する。
2017-076932号公報
しかしながら、上述の呼情報(CDR)は、本来課金処理で使用される情報のため、全呼で収集されるものではあるが、収集される情報が少ないため解析に必要な情報が不足する場合がある。
また、従来のトレース情報は、収集対象の加入者/回線を指定する必要があり、さらにNG時のトレース情報ではなく、該当加入者/回線を使用して再現させる必要がある。そして、NG時の条件と相違点があれば再現しない場合がある。
そのため、呼接続の問題解析を効率的に行うことができる呼制御サーバ、呼制御プログラム、及び呼制御方法が望まれている。
第1の本発明の呼制御サーバは、(1)接続される通信端末との呼制御を行う呼制御手段と、(2)前記呼制御手段により呼切断処理が行われたときに、呼切断処理の切断条件に応じて、呼切断処理が行われた呼に対応する呼情報以外のトレース情報を含む補助情報を生成するか否かが定められた設定情報に基づいて、前記補助情報を生成するか否かを判定する補助情報生成判定手段と、(3)前記補助情報生成判定手段により前記補助情報を生成すると判定されたときに、前記呼情報及び前記補助情報を生成する呼情報生成手段と、(4)前記呼情報生成手段により生成された前記呼情報と前記補助情報とを紐づけて、記憶部に記憶させる呼情報記憶手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明の呼制御プログラムは、呼制御サーバに搭載されるコンピュータを、(1)接続される通信端末との呼制御を行う呼制御手段と、(2)前記呼制御手段により呼切断処理が行われたときに、呼切断処理の切断条件に応じて、呼切断処理が行われた呼に対応する呼情報以外のトレース情報を含む補助情報を生成するか否かが定められた設定情報に基づいて、前記補助情報を生成するか否かを判定する補助情報生成判定手段と、(3)前記補助情報生成判定手段により前記補助情報を生成すると判定されたときに、前記呼情報及び前記補助情報を生成する呼情報生成手段と、(4)前記呼情報生成手段により生成された前記呼情報と前記補助情報とを紐づけて、記憶部に記憶させる呼情報記憶手段として機能させることを特徴とする。
第3の本発明の呼制御方法は、呼制御サーバに使用する呼制御方法であって、(1)呼制御手段は、接続される通信端末との呼制御を行い、(2)補助情報生成判定手段は、前記呼制御手段により呼切断処理が行われたときに、呼切断処理の切断条件に応じて、呼切断処理が行われた呼に対応する呼情報以外のトレース情報を含む補助情報を生成するか否かが定められた設定情報に基づいて、前記補助情報を生成するか否かを判定し、(3)呼情報生成手段は、前記補助情報生成判定手段により前記補助情報を生成すると判定されたときに、前記呼情報及び前記補助情報を生成し、(4)呼情報記憶手段は、前記呼情報生成手段により生成された前記呼情報と前記補助情報とを紐づけて、記憶部に記憶させることを特徴とする。
本発明によれば、呼接続の問題解析を効率的に行うことができる。
実施形態に係る呼制御サーバの内部構成を示す内部構成図である。 実施形態に係る音声通信システムの全体的な構成を示す全体構成図である。 実施形態に係るコンフィグレーション情報の一例を示す説明図である。 実施形態に係る補助情報取得制限情報(切断条件ごとの取得制限)の一例を示す説明図である。 実施形態に係る補助情報取得制限情報(加入者ごとの取得制限)の一例を示す説明図である。 実施形態に係る呼制御サーバの特徴動作を示すフローチャートである。
(A)主たる実施形態
以下では、本発明に係る呼制御サーバ、呼制御プログラム、及び呼制御方法の一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態では、呼処理に係る通信プロトコル(以下、「呼制御プロトコル」とも呼ぶ。)としてSIPを採用した音声通信システムに、本発明を適用する場合を例示する。なお、呼制御プロトコルは、SIPに限定されるものではない。例えば、呼制御プロトコルは、ITU-T制定によるH.323勧告により規格化された技術にも適用できる。
(A-1)実施形態の構成
(A-1-1)全体構成
図2は、実施形態に係る音声通信システムの全体的な構成を示す全体構成図である。
図2において、この実施形態に係る音声通信システム1は、1又は複数の加入者端末10(10-1~10-n)、SIP-GW装置15、呼制御サーバ20、CDRサーバ30、蓄積サーバ40、対向サーバ50、対向SIP-GW装置55、及び対向端末60を有する。
加入者端末10は、後述するSIP-GW装置15を介して、IPネットワーク網上の呼制御サーバ20と接続され、呼接続処理により、相手先の電話端末(対向端末60)と通信(通話)する電話機である。
SIP-GW装置15は、加入者電話回線5(例えば、ISDN網等)と、IPネットワーク網(SIPにより呼制御されるネットワーク)との間で呼の変換処理を行うことが可能なゲートウェイである。
呼制御サーバ20は、SIP-GW装置15(各加入者端末10)を収容し、SIPに従って、加入者端末10と対向端末60との間の呼を確立するための呼制御を行うものである。呼制御サーバ20は、CDRサーバ30と接続しており、各呼情報(CDR)をCDRサーバ30に保存する。また、呼制御サーバ20は、蓄積サーバ40と接続しており、CDRとは異なる情報である後述する補助情報を蓄積サーバ40に記憶する。
この実施形態では、呼制御サーバ20は、例えば、SIP-GW15(各加入者端末10)を収容する機能と、呼制御を実施するSIPサーバとしての機能とを兼ねる構成を示すが、変形例として、各機能が、物理的に異なる装置で実現されても良い。
CDRサーバ30は、呼制御サーバ20で生成されたCDRを記憶して管理するものである。
蓄積サーバ40は、補助情報を保存(蓄積)するサーバである。なお、各補助情報(アーカイブデータ)は、呼情報(CDR)の情報として設定している呼情報識別子(ユニークな情報)と関連づけるものとする(例えば、アーカイブデータの名称に関連する呼情報識別子を含める)。
対向サーバ50は、対向側の呼制御サーバとしての機能を有する装置である。対向サーバ50は、本実施形態の呼制御サーバ20と同様の機能を有しても良いし、従来の呼制御サーバでも良い。
対向SIP-GW装置55は、対向側のSIP-GW装置としての機能を有する装置である。
対向端末60は、上述の加入者端末10と同様に、対向SIP-GW装置55を介して、対向サーバ50に接続される加入者電話機である。
(A-1-2)呼制御サーバ
図1は、実施形態に係る呼制御サーバの内部構成を示す内部構成図である。図1において、呼制御サーバ20は、制御部21、通信インタフェース部22、記憶部23を有する。
通信インタフェース部22は、IPネットワーク網と接続して、SIP-GW装置15、CDRサーバ30、蓄積サーバ40、及び対向サーバ50との間でパケットの送受信を行うものである。
制御部21は、呼制御サーバ20の機能を司る処理部又は装置である。なお、制御部21のハードウェア構成は図示しないが、制御部21は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、入出力インタフェース等を有して構成される。そして、CPUが、記憶部23に格納される処理プログラムを実行することにより、呼接続処理を実現する。
制御部21は、呼処理部211、呼情報取得部212、補助情報取得部213、及び補助情報取得判定部214を有する。
呼処理部211は、SIPに基づく接続要求で呼処理を行うものである。
呼情報取得部212は、呼切断時(呼処理部211が切断判断又は切断信号受信)に呼情報(CDR)を生成するものである。CDRの生成方法及びデータ構造は、既存のものと同様である。呼情報取得部212は、生成したCDRをCDRサーバ30に転送する。
補助情報取得部213は、呼切断時までに該当呼で使用した補助情報を取得(生成)するものである。補助情報は、例えば、呼切断時までに該当呼で使用した信号バッファ、加入者/装置情報(契約/装置状態)および呼制御情報(切断時のメモリ上の情報)をまとめたものである。
なお、信号バッファ(信号バッファ内の情報)は、受信した呼制御プロトコルの信号情報を各処理で使用するために一時的に保持するエリア(例えば、SIPプロトコルなら受信したINVITE信号等の内容を保持するエリア)であるため、本来プロトコルで使用済となれば不要となるが、一定期間保持するものとする。信号バッファは、一定期間経過、又は補助情報収集後に解放するものとする。即ち、切断時に解放後のバッファの信号情報は補助情報に収集されないが、通話がある程度経過するまで保持する設定とする(通話がある程度経過すれば接続時の信号の影響は少ない場合が多いことに基づく)。
補助情報は、上述の呼情報(CDR)とは、異なるものであるし、従来のCDRに追加的に加える情報(例えば、特許文献1に記載の回線情報等)とも異なる。補助情報の目的(補助情報を取得する目的)は、後に問題となるおそれのある呼を再現した際に収集するトレース情報に近い情報を事前に収集することにある。
先に述べたように、不具合の再現(問題のある呼の再現)は、CDR等からでは再現できないことが多い。そのため、実際に信号処理で用いた信号バッファ等の情報を事前トレース情報(補助情報)として予め保存しておく。なお、補助情報は、トレース情報を含むため、全ての呼について保存すると記憶装置の容量を圧迫することになるが、これについての対策は、後述する補助情報取得判定部214等で述べる。
補助情報取得判定部214は、記憶部23に記憶されるコンフィグレーション情報T1に従い、各呼について補助情報を取得するか否かを判定するものである。
また、補助情報取得判定部214は、上記コンフィグレーション情報T1による判定とは別に、記憶する補助情報を少なくさせるための制御を行う。即ち、補助情報は情報サイズが大きいため、同一情報を多量に保存しないように制御する。この実施形態では、システム障害時等の加入者条件によらない場合、及び同一加入者(加入者端末10)の大量接続の場合に、同一内容の補助情報の取得を制限する制御を行う。
記憶部23は、収容する加入者端末10の情報(加入者情報)、後述するコンフィグレーション情報T1、補助情報取得制限情報T2、及び補助情報取得制限情報T3等を記憶するものである。
(A-1-3)補助情報取得判定部214及びコンフィグレーション情報T1の詳細
図3は、実施形態に係るコンフィグレーション情報の一例を示す説明図である。
図3において、コンフィグレーション情報T1は、補助情報の取得要否を定めた各データを識別する「パターン番号」、補助情報を取得するか否かを定める「検索条件」、呼の切断条件を定める「切断条件」、切断メッセージの生成源の条件を定める「生成源」、通話時間の条件を定める「通話時間」の項目を有する。なお、図3は、一例であって、コンフィグレーション情報T1の各項目に別の項目を追加的に加えても良いし、また、一部の項目を削除しても良い(例えば、通話時間は除外しても良い)。
この実施形態では、上記検索条件は、補助情報を取得しないことを明示する「対象外」と、補助情報を取得することを明示する「対象」とのいずれかが記載されるものとする。即ち、図3では、パターン番号が「P4」のデータが検索条件に「対象」と記載されているので、当該データのみ補助情報の取得対象となる。一方、他のパターン番号のデータは、「対象外」と記載されているので、他の条件(切断条件等)に該当するか否かに関わらず、補助情報の取得対象外となる。
また、上記検索条件は、省略しても良い。その場合、コンフィグレーション情報T1は、設定されたデータが補助情報の取得の対象となる「対象リスト」か、又は設定されたデータが補助情報の取得の対象外となる「除外リスト」のいずれかとして使用できる。
上記切断条件は、補助情報取得の呼の切断条件を定めるものである。この実施形態では、呼制御プロトコルとしてSIPを利用するので、SIP切断時(呼終了時)のメッセージ(SIPのエラーステータス)を記載するが、SIPメッセージに限定するものでは無い。例えば、図3では、「BYE」は、通話が正常に終了した際に送受信されるメッセージであるので、補助情報の取得対象外としている。一方、SIPメッセージの486は、着側が「話中」の際に通常生成されるメッセージとなるが、例えば、発信側の要因(プログラムミス、ネットワーク要因等種々様々な要因)により「話中」のメッセージが不具合の原因となることもあるので、ここでは、486(話中)を、補助情報を取得する切断条件として挙げている(当然、環境によっては、486(話中)を補助情報の取得対象外として良い)。なお、どのSIPメッセージを切断条件とするかは、過去の不具合が起きた原因の統計等により保守者が適宜設定するものである。
上記生成源は、SIPメッセージの生成源を示すものである。図3では、発信側からのSIPメッセージか(発信側から受信)、着信側からのSIPメッセージか(着側から受信)、又はその両方を含む「全て」で示している。生成源の表現方式はこれに限らず、SIPメッセージを生成した装置、データ形式等をさらに条件に加えても良い。
上記通話時間は、発信側と着信側の通話時間を定めるものである。図3では、切断条件「BYE」の場合に、通話時間を定めている。通話が発生したことがあり得ない場合(例えば、486のBUSY)、又は通話時間を補助情報の取得要件としない場合には、通話時間の項目には「なし」と記載する。
補助情報取得判定部214は、全呼で補助情報を取得(収集)すると、収集処理で呼制御サーバ20の処理能力及び蓄積サーバ40の記憶容量に影響するため、上述のコンフィグレーション情報T1で収集する対象を設定し、該当する呼のみ収集する。例えば、補助情報取得判定部214は、コンフィグレーション情報T1のパターン番号P4の条件に該当する、486のSIPメッセージを着側から受信した場合には、補助情報を取得すると判定する。
(A-1-4)補助情報取得判定部214及び補助情報取得制限情報T2の詳細
図4は、実施形態に係る補助情報取得制限情報(切断条件ごとの取得制限)の一例を示す説明図である。
図4において、補助情報取得制限情報T2は、補助情報の取得を制限する切断条件(エラーコード)を定める「切断条件」、各切断呼(各切断条件に起因する切断呼)の発生件数の閾値を定める「閾値」、各切断呼の発生件数をカウントする「カウンタ」の項目を有する。
補助情報取得判定部214は、上述のコンフィグレーション情報T1による補助情報取得要否判定に加えて、補助情報取得制限情報T2による補助情報取得制限を行う。即ち、補助情報取得判定部214は、上述のコンフィグレーション情報T1により収集条件を判断するが、システム障害等発生時は、同様の切断呼(例えば、502:不正なゲートウェイ)が多発する。この場合には、各加入者単位でのトレース情報は必要でないため、切断条件毎にカウンタを設定しカウンタが閾値を超えた場合には、補助情報の収集を停止する制御を行う。
図4では、各閾値は各切断条件ごとに設定しているが、同一の値の閾値を設定しても良い。また、カウンタも切断条件ごとに用意しているが、一部の切断条件を同一のカウンタで管理しても良い。なお、上記各カウンタは、一定期間経過後にクリアするものする。クリアする期間(周期)は特に限定されず、種々様々な値を設定することができる。また、クリアする期間は、切断条件ごとに設定しても良い。
(A-1-5)補助情報取得判定部214及び補助情報取得制限情報T3の詳細
図5は、実施形態に係る補助情報取得制限情報(加入者ごとの取得制限)の一例を示す説明図である。
図5において、補助情報取得制限情報T3は、各加入者を識別する情報を記載する「加入者情報」と、各加入者ごとの切断呼の発生件数をカウントする「カウンタ」の項目を有する。図5では、上記加入者には、説明を容易にするために、加入者端末10の符合(10-1、10-2…)をそのまま記載しているが各加入者を識別できる情報(例えば、電話番号等)であれば何でも良い。
補助情報取得判定部214は、上述の補助情報取得制限情報T2による補助情報取得制限とは別に、補助情報取得制限情報T3による加入者単位での補助情報取得制限を行う。即ち、補助情報取得判定部214は、上述のコンフィグレーション情報T1により収集条件を判断するが、同一加入者からの大量接続時には、同様の切断呼が多発することになる。同様の切断呼が多発した場合、呼制御サーバ20の処理能力および蓄積サーバ40の記憶容量に影響するため、補助情報取得判定部214は、加入者ごとに閾値を超えた場合には補助情報の収集を一定期間経過まで停止する。また、補助情報取得判定部214は、カウンタが上限値まで到達した場合には保守者へ通知し(例えば、保守者の端末にメッセージを送信する)、以降の収集を中止する。
例えば、図5では、カウンタの停止条件(閾値)は、「25」である。また、カウンタの上限値は、「50」である。加入者端末10-2は、カウンタが30であるため(停止条件の25を超えるため)、補助情報収集停止状態である。また、加入者端末10-3、10-4は、上限値到達のため(カウンタが上限値の「50」に達したため)、収集中止状態である。
なお、上記カウンタは一定周期で減算していくものとする。例えば、カウンタの減算に伴い、カウンタが停止条件(25)を下回れば、収集を再開しても良い。一方、収集中止状態となった加入者端末10は、カウンタ減算の対象外として、保守者が解除しないかぎり、収集の再開を行えないようにしても良い。
補助情報取得制限情報T3は、加入者を意図して閉塞させる場合等、保守者のオペレーションで収集停止条件にすることも可能である。
(A-2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する実施形態に係る呼制御サーバ20の動作を説明する。
図6は、実施形態に係る呼制御サーバの特徴動作を示すフローチャートである。
呼処理部211が呼の切断を判断すると(例えば、対向サーバ50から呼切断信号を受信すると)、制御部21は以下の処理を実行する(S101)。
補助情報取得判定部214は、上述のコンフィグレーション情報T1に従い、切断呼が補助情報の取得要件に合致するか否か判定する(S102)。補助情報取得判定部214は、切断呼が補助情報の取得要件に合致する場合には、次のステップS103を実行し、一方、補助情報の取得要件に合致しない場合には、後述するステップS107に移行する。
補助情報取得判定部214は、上述のステップS102で切断呼が補助情報の取得要件に合致すると判定された場合、補助情報取得制限情報T2に従い、当該切断呼について補助情報の取得制限を行うか否か判定する(S103)。
具体的には、先に述べたように、補助情報取得判定部214は、補助情報取得制限情報T2の該当する切断条件(システム障害要因)に係るカウンタが閾値を超えているか否かにより補助情報の取得制限を行うか否か判定する。
補助情報取得判定部214は、補助情報の取得制限を行わない場合には、次のステップS104を実行し、一方、補助情報の取得制限を行う場合には、後述するステップS107に移行する。なお、該当切断条件が閾値超えのため補助情報を取得しない場合には、該当するカウンタのみ更新する。
補助情報取得判定部214は、上述のステップS103で、補助情報の取得を行うと判定された場合には、続けて、加入者ごとの補助情報取得制限情報T2に従い、当該切断呼について補助情報の取得制限を行うか否か判定する(S104)。
具体的には、先に述べたように、補助情報取得判定部214は、補助情報取得制限情報T3の該当する加入者(加入者端末10)に係るカウンタが停止条件の閾値又はカウンタの上限値に達しているか否かにより補助情報の取得制限を行うか否か判定する。
補助情報取得判定部214は、補助情報の取得制限を行わない場合には、次のステップS105を実行し、一方、補助情報の取得制限を行う場合には、後述するステップS107に移行する。なお、該当カウンタの値が停止条件に該当する場合(補助情報を取得しない場合)には、該当するカウンタのみ更新する。
呼情報取得部212は、上述のステップS104で、補助情報の取得を行うと判定された場合には、まず、従来と同様に呼情報(CDR)を生成する(S105)。呼情報取得部212は生成したCDRをCDRサーバ30に転送して該装置でデータを保存する。
補助情報取得部213は、該当呼で使用した信号バッファ、加入者/装置情報(契約/装置状態)及び呼制御情報(切断時メモリ上の情報)をまとめてアーカイブ化した補助情報(アーカイブデータ)を蓄積サーバ40に転送して該装置でデータを保存する。
一方、呼情報取得部212は、上述のステップS102で、補助情報の取得を行わないと判定された場合には、上述のステップS105と同様の処理のみ行う(S107)。
(A-3)実施形態の効果
本実施形態によれば、従来から存在する呼情報(CDR)とは別に、補助情報の取得要件を満たす呼については補助情報を取得することになったため、呼接続に問題等発生した場合には、保守者はCDRと共に補助情報を参照しながら、問題を解析することが可能となった。補助情報は、従来のトーレス機能のように各信号送受信時のプログラム走行情報は収集されないが、問題発生時の外部条件を収集しているため呼情報(CDR)のみより詳細に確認することが可能となる。
また、補助情報のみで要因特定できない場合は、補助情報の条件を使用してリザーブの呼制御サーバ等で再現確認が可能となる。
(B)他の実施形態
上述した実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用できる。
(B-1)上記実施形態では、補助情報取得制限情報T2を用いての補助情報の取得制限(システム障害による同一情報の取得制限)及び補助情報取得制限情報T3を用いての補助情報の取得制限(加入者ごとの同一情報の取得制限)を行ったが、変形例として、補助情報取得判定部214は、いずれか一方、又は両方の制限処理を省略しても良い。
(B-2)上記実施形態では、CDRと補助情報をそれぞれ呼制御サーバ20とは別の外部装置(CDRサーバ30、蓄積サーバ40)に記憶していたが、呼制御サーバ20の内部に記憶して管理しても良い。
1…音声通信システム、5…加入者電話回線、10(10-1~10-n)…加入者端末、15…SIP-GW装置、20…呼制御サーバ、21…制御部、22…通信インタフェース部、23…記憶部、30…CDRサーバ、40…蓄積サーバ、50…対向サーバ、55…対向SIP-GW装置、60…対向端末、211…呼処理部、212…呼情報取得部、213…補助情報取得部、214…補助情報取得判定部、T1…コンフィグレーション情報、T2…補助情報取得制限情報、T3…補助情報取得制限情報。

Claims (5)

  1. 接続される通信端末との呼制御を行う呼制御手段と、
    前記呼制御手段により呼切断処理が行われたときに、呼切断処理の切断条件に応じて、呼切断処理が行われた呼に対応する呼情報以外のトレース情報を含む補助情報を生成するか否かが定められた設定情報に基づいて、前記補助情報を生成するか否かを判定する補助情報生成判定手段と、
    前記補助情報生成判定手段により前記補助情報を生成すると判定されたときに、前記呼情報及び前記補助情報を生成する呼情報生成手段と、
    前記呼情報生成手段により生成された前記呼情報と前記補助情報とを紐づけて、記憶部に記憶させる呼情報記憶手段と
    を有することを特徴とする呼制御サーバ。
  2. 前記設定情報は、呼の切断条件ごとに前記補助情報を生成するか否かを定めたものであり、
    前記補助情報生成判定手段は、一定期間内の前記切断条件ごとの切断呼の発生件数に応じて、前記補助情報を生成するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の呼制御サーバ。
  3. 前記補助情報生成判定手段は、一定期間内の前記通信端末に関わる切断呼のの発生件数に応じて、前記補助情報を生成するか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の呼制御サーバ。
  4. 呼制御サーバに搭載されるコンピュータを
    接続される通信端末との呼制御を行う呼制御手段と、
    前記呼制御手段により呼切断処理が行われたときに、呼切断処理の切断条件に応じて、呼切断処理が行われた呼に対応する呼情報以外のトレース情報を含む補助情報を生成するか否かが定められた設定情報に基づいて、前記補助情報を生成するか否かを判定する補助情報生成判定手段と、
    前記補助情報生成判定手段により前記補助情報を生成すると判定されたときに、前記呼情報及び前記補助情報を生成する呼情報生成手段と、
    前記呼情報生成手段により生成された前記呼情報と前記補助情報とを紐づけて、記憶部に記憶させる呼情報記憶手段と
    して機能させることを特徴とする呼制御プログラム。
  5. 呼制御サーバに使用する呼制御方法であって、
    呼制御手段は、接続される通信端末との呼制御を行い、
    補助情報生成判定手段は、前記呼制御手段により呼切断処理が行われたときに、呼切断処理の切断条件に応じて、呼切断処理が行われた呼に対応する呼情報以外のトレース情報を含む補助情報を生成するか否かが定められた設定情報に基づいて、前記補助情報を生成するか否かを判定し、
    呼情報生成手段は、前記補助情報生成判定手段により前記補助情報を生成すると判定されたときに、前記呼情報及び前記補助情報を生成し、
    呼情報記憶手段は、前記呼情報生成手段により生成された前記呼情報と前記補助情報とを紐づけて、記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする呼制御方法。
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