JP2022113409A - 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム Download PDF

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裕哉 青木
Yuya Aoki
郁哉 三ツ屋
Ikuya Mitsuya
健淙 趙
Jiancong Zhao
貴司 西脇
Takashi Nishiwaki
周平 山岡
Shuhei Yamaoka
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Abstract

【課題】仮想化技術が適用された車両用の電子制御装置の仮想マシンのログクライアントをインストールすることができる、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供する。【解決手段】本開示に係る情報処理システムは、1以上の仮想マシンと、前記1以上の仮想マシンを制御するハイパーバイザと、前記1以上の仮想マシン、および、前記ハイパーバイザの各々から、ログを収集するログ収集サーバと、を含む情報処理システムであって、前記仮想マシンに対し、前記仮想マシンの前記ログを収集するプログラムを示すログクライアントの有無を問い合わせする問合せ部と、前記問合せ部による前記仮想マシンに前記ログクライアントがないことを示す場合、問合せ先である前記ログクライアントがない前記仮想マシンに対し、前記ログクライアントを導入する導入部と、を備える。【選択図】図5

Description

本開示は、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムに関する。
従来、仮想化技術が適用されたサーバは、ユーザが指定したOSに対しログを収集するログクライアントのインストールが行われていた。
特開2009-217709号公報
しかしながら、仮想化技術が適用された車両用の電子制御装置の場合、複数のOSが搭載される。新たに構築した仮想マシンにOSをインストールすると、ユーザは仮想マシンに対応するログクライアントのインストールをする際に、OSの種別等を確認する必要があり、ユーザの負担となっていた。
本開示は、仮想化技術が適用された車両用の電子制御装置の仮想マシンのログクライアントをインストールすることができる、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供する。
本開示に係る情報処理システムは、1以上の仮想マシンと、前記1以上の仮想マシンを制御するハイパーバイザと、前記1以上の仮想マシン、および、前記ハイパーバイザの各々から、ログを収集するログ収集サーバと、を含む情報処理システムであって、前記仮想マシンに対し、前記仮想マシンの前記ログを収集するプログラムを示すログクライアントの有無を問い合わせする問合せ部と、前記問合せ部による前記仮想マシンに前記ログクライアントがないことを示す場合、問合せ先である前記ログクライアントがない前記仮想マシンに対し、前記ログクライアントを導入する導入部と、を備える。
本開示に係る情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムによれば、仮想化技術が適用された車両用の電子制御装置の仮想マシンのOSのログクライアントをインストールする際に、ユーザの負担をかけることなく、仮想マシンのOSのログクライアントをインストールすることができる。
図1は、実施形態1にかかる情報処理システムの一例を示すシステム構成図である。 図2は、実施形態1にかかる制御システムの一例を示すハードウェア構成図である。 図3は、実施形態1にかかる制御システムの一例を示す機能構成図である。 図4は、実施形態1にかかるログクライアントの一例を示す機能構成図である。 図5は、実施形態1にかかるログ収集サーバの一例を示す機能構成図である。 図6は、実施形態2にかかる情報処理システムの一例を示すシステム構成図である。 図7は、実施形態2にかかる情報処理装置の一例を示すハードウェア構成図である。 図8は、実施形態2にかかる情報処理装置の一例を示す機能構成図である。 図9は、実施形態2にかかる情報処理装置による可視化処理の表示装置の表示の一例を示す図である。 図10は、実施形態2にかかる情報処理装置による可視化処理の表示装置の表示の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムの実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図面を用いて説明する。
(情報処理システムの構成図)
図1は、実施形態1にかかる情報処理システム100の一例を示すシステム構成図である。図1に示すように、情報処理システム100は制御システム1と、車載装置2を備える。
制御システム1は、車載装置2と接続され、車両に備えられる車載装置2に対して制御を行う。詳細の内容は後述する。
車載装置2は、制御システム1からの指示に基づいて制御される電子制御装置であり、例えば、車両に備えられた車載情報機器がある。図1には、情報処理システム100が車載装置2を備えた形態を一例として示した。しかし、情報処理システム100が備える車載装置2の数や機能は、これらに限定されない。
(制御システムのハードウェア構成例)
図2は、実施形態1にかかる制御システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、制御システム1は、CPU(Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、補助記憶装置24と、外部I/F25を備える。
CPU21は、プログラムを実行することにより、制御システム1の動作を統括的に制御し、制御システム1が有する各種の機能を実現する。制御システム1が有する各種の機能については後述する。
ROM22は不揮発性のメモリであり、制御システム1を起動させるためのプログラムを含む各種データ(制御システム1の製造段階で書き込まれる情報)を記憶する。RAM23は、CPU21の作業領域を有する揮発性のメモリである。補助記憶装置24は、CPU21が実行するプログラム等の各種データを記憶する。補助記憶装置24は、例えばHDD(Hard Disc Drive)などで構成される。
外部I/F25は、ハイパーバイザ3等の外部装置と接続(通信)するためのインターフェースで、例えば、LAN(Local Area Network)上で通信を行っている。
(制御システムの機能構成図)
図3は、実施形態1にかかる制御システム1の機能構成の一例を示す図である。図3に示すように、制御システム1は、複数の仮想マシン31、ハイパーバイザ34を有する。図2のCPU21がROM22に記憶されているプログラムで実行され、例えば、複数の仮想マシン31、ハイパーバイザ34を実現する。また、これらの一部はハードウェア資源を使っても良い。
複数の仮想マシン31は、ハイパーバイザ34から割り当てられるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供する。また、仮想マシン31は、車両に備えられている車載装置2に対して制御を行う。
複数の仮想マシン31(31A,32B,31C)の各々は、該仮想マシン31のログを取得するログクライアント32(32A,32B,32C)を有する。ログクライアント32が有する各種の機能については後述する。
仮想マシン31Aは、1以上の仮想マシン31、および、ハイパーバイザ34の各々から、ログを収集するログ収集サーバ33を有する。ログ収集サーバ33が有する各種の機能については後述する。
さらに、複数の仮想マシン31のうち、少なくとも1つの仮想マシン31は、ログ収集サーバ33を有してもよい。
図3には、制御システム1が、複数の仮想マシン31として、仮想マシン31A、仮想マシン31B、仮想マシン31Cを備えた形態を一例として示した。しかし、制御システム1が備える仮想マシン31の数や機能は、これらに限定されない。
次に、ハイパーバイザ34は、制御システム1のハードウェア資源を割り当て動作させるために制御システム1のハードウェア資源を管理し、所定の機能を提供する。また、ハイパーバイザ34は複数の仮想マシン31に制御システム1のハードウェア資源を割り当てて、仮想マシン31を動作するように制御を行う。
また、ハイパーバイザ34は該ハイパーバイザ34のログを取得するログクライアント32(32D)を有する。ログクライアント32が有する各種の機能については後述する。
図3には、制御システム1が、ハイパーバイザ34を備えた形態を一例として示した。しかし、制御システム1が備えるハイパーバイザ34の数や機能は、これらに限定されない。
(ログクライアントの機能例)
次に、図4は、実施形態1にかかるログクライアント32の機能構成の一例を示す図である。なお、図4の例では、本実施形態に関する機能のみを例示しているが、ログクライアント32が有する機能はこれらに限られるものではない。図4に示すように、ログクライアント32は、取得部41、第1の置換部42、第2の置換部43、送信部44を有する。
取得部41は、1以上の仮想マシン31、および、ハイパーバイザ34の各々から、仮想マシン31またはハイパーバイザ34の稼働状態を表す稼働情報と、稼働情報に対応する時刻情報と、を含む第1のログ情報を取得する取得機能を有する。第1のログ情報とは、例えば、仮想マシン31とハイパーバイザ34の内部処理が行われた動作の内容等が記録されている。第1のログ情報には、1以上の仮想マシン31とハイパーバイザ34の性能状態を表す性能情報が含まれても良い。
第1の置換部42は、取得部41により取得された第1のログ情報に含まれる時刻情報を、基準となる時刻情報に基づいて、相対的な時刻を示す相対時刻情報へ置換し、稼働情報と、稼働情報に対応する相対時刻情報と、を含む第2のログ情報を生成する置換機能を有する。
第1の置換部42は、第2のログ情報を生成し、取得する機能を有しても良い。また、第2のログ情報は第1のログ情報へ置換されるタイミングは、仮想マシン31とハイパーバイザ34が第1のログ情報を出力されたタイミングで置換されても良い。
さらに、第2のログ情報には、1以上の仮想マシン31とハイパーバイザ34の性能状態を表す性能情報が含まれても良い。第2のログ情報に1以上の仮想マシン31とハイパーバイザ34の性能状態を表す性能情報が含まれることで、1以上の仮想マシン31とハイパーバイザ34の稼働状態と1以上の仮想マシン31とハイパーバイザ34の性能情報について、各々のログ情報を解析する手間をかけることなく、確認することができる。
第2の置換部43は、第1の置換部42により置換された第2のログ情報を、基準となるログの記載形式を示すログフォーマットの記載情報に基づいて、置換し、第3のログ情報を生成する置換機能を有する。
基準となるログの記載形式を示すログフォーマットの記載情報とは、仮想マシン31から出力されるログの記載形式に関する情報である。例えば、出力されるログに含まれる日時をどのような形式で出力するかを指定する、日時に関する出力形式や、仮想マシン31の稼働状態をどのよう形式で出力するかを指定する、稼働状態に関する出力形式等が含まれる。また、ログの記載情報はこれらに限られるものではない。
送信部44は、第2の置換部43により置換した第3のログ情報を、ログ収集サーバ33へ送信する送信機能を有する。各々の仮想マシン31にインストールされているログクライアント32がログ収集サーバ33へ送信することで、各々の仮想マシン31のログ情報を取得し、解析する手間をかけることなく、ログ収集サーバ33へ収集されたログを確認することができる。
(ログ収集サーバの機能例)
次に、図5は、実施形態1にかかるログ収集サーバ33の機能的構成の一例を示す図である。なお、図5の例では、本実施形態に関する機能のみを例示しているが、ログ収集サーバ33が有する機能はこれらに限られるものではない。図5に示すように、ログ収集サーバ33は、問合せ部51、導入部52、受信部53、送信部54を有する。
問合せ部51は、1以上の仮想マシン31と、1以上の仮想マシン31を制御するハイパーバイザ34と、1以上の仮想マシン31、および、ハイパーバイザ34の各々から、ログを収集するログ収集サーバ33と、を含む情報処理システム100であって、仮想マシン31に対し、仮想マシン31のログを収集するプログラムを示すログクライアント32の有無を問い合わせする問合せ機能を有する。
また、問合せ部51は、ハイパーバイザ34が制御する仮想マシン31の管理情報に含まれるOSの種別情報に基づいて、ハイパーバイザ34が制御する、各々の仮想マシン31に対して、ログクライアント32の有無を問合せする問合せ機能を有する。
仮想マシン31の管理情報とは、仮想マシン31にインストールされている各々のOSの種別が含まれる。また、仮想マシン31の管理情報は、例えば、ハイパーバイザ34が仮想マシン31を制御できるように、ハイパーバイザ34から仮想マシン31へ接続可能とするネットワーク設定や、仮想マシン31に割り当てる仮想CPUや仮想メモリのリソース設定等が含まれる。仮想マシン31の管理情報はこれらに限られるものではない。
導入部52は、問合せ部51による仮想マシン31にログクライアント32がないことを示す場合、問合せ先であるログクライアント32がない仮想マシン31に対し、ログクライアント32を導入する導入機能を有する。
また、導入部52は、ハイパーバイザ34が制御する仮想マシン31の管理情報に含まれるOSの種別情報に基づいて、仮想マシン31のOSの種別情報に対応する、ログクライアント32を仮想マシン31へ導入する導入機能を有する。ログクライアント32はハイパーバイザ34が制御する仮想マシン31のOSの種別情報を各々紐づける情報として管理しても良い。
受信部53は、各々の仮想マシン31やハイパーバイザ34のログクライアント32から送信されるログ情報を受信する受信機能を有する。
送信部54は、受信部53により受信したログ情報を情報処理装置6へ送信する送信機能を有する。情報処理装置6の詳細な内容は後述する。
このように、第1の実施形態にかかる情報処理システム100は、仮想マシン31に対し、仮想マシン31のログを収集するログクライアント32の有無を問い合わせする。そして、仮想マシン31にログクライアント32がないことを示す場合、問合せ先である仮想マシン31に対し、ログクライアント32を導入する。
これにより、新たに構築した仮想マシンに対応するログクライアントのインストールをする際に、ユーザは仮想マシンのOSの種別情報等を確認する手間をかけることなく、自動的にログクライアントのインストールが行われるため、ユーザの作業が不要となり、ユーザの負担を軽減することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態と共通する部分については説明を適宜に省略する。上述の第1の実施形態では、1以上の仮想マシン31と、1以上の仮想マシン31を制御するハイパーバイザ34と、1以上の仮想マシン31、および、ハイパーバイザ34の各々から、ログを収集するログ収集サーバ33と、を含む情報処理システム100であって、仮想マシン31に対し、仮想マシン31のログを収集するプログラムを示すログクライアント32の有無を問い合わせする問合せ部51と、問合せ部51による仮想マシン31にログクライアント32がないことを示す場合、問合せ先であるログクライアント32がない仮想マシン31に対し、ログクライアント32を導入する。
また、上述の第1の実施形態では、ログクライアント32は、1以上の仮想マシン31、および、ハイパーバイザ34の各々から、仮想マシン31またはハイパーバイザ34の稼働状態を表す稼働情報と、稼働情報に対応する時刻情報と、を含む第1のログ情報を取得する取得部41と、取得部41により取得された第1のログ情報に含まれる時刻情報を、基準となる時刻情報に基づいて、相対的な時刻を示す相対時刻情報へ置換し、稼働情報と、稼働情報に対応する相対時刻情報と、を含む第2のログ情報を生成する第1の置換部42と、第1の置換部42により置換された第2のログ情報を、基準となるログの記載形式を示すログフォーマットの記載情報に基づいて、置換し、第3のログ情報を生成する第2の置換部43と、置換した第3のログ情報を、ログ収集サーバ33へ送信する。
これに対して、本実施形態では、情報処理システム100には情報処理装置6をさらに備え、ユーザが入力した時刻に基づいて、1以上の仮想マシン31およびハイパーバイザ34の各々の第3のログ情報を可視化する点で上述の第1の実施形態と相違する。
第2の実施形態について図面を用いて説明する。
(情報処理システムの構成図)
図6は、実施形態2にかかる情報処理システム100の一例を示すシステム構成図である。図6に示すように、情報処理システム100は制御システム1と、車載装置2、さらに情報処理装置6を備える。
情報処理装置6は、車載装置2の物理インターフェースを介して仮想マシン31内のプログラムへ接続される。また、ユーザが情報処理装置6の入力装置から時刻を入力し、ユーザが入力した時刻に基づいて、仮想マシン31とハイパーバイザ34のログ情報を可視化する等の制御を行う。詳細な内容は後述する。
(情報処理装置6のハードウェア構成例)
図7は、実施形態2にかかる情報処理装置6のハードウェア構成の一例を示す図である。図7に示すように、情報処理装置6は、CPU(Central Processing Unit)71と、ROM(Read Only Memory)72と、RAM(Random Access Memory)73と、補助記憶装置74と、入力装置75と、表示装置76と、外部I/F77を備える。
CPU71は、プログラムを実行することにより、情報処理装置6の動作を統括的に制御し、情報処理装置6が有する各種の機能を実現する。情報処理装置6が有する各種の機能については後述する。
ROM72は不揮発性のメモリであり、情報処理装置6を起動させるためのプログラムを含む各種データ(情報処理装置6の製造段階で書き込まれる情報)を記憶する。RAM73は、CPU71の作業領域を有する揮発性のメモリである。補助記憶装置74は、CPU71が実行するプログラム等の各種データを記憶する。補助記憶装置74は、例えばHDD(Hard Disc Drive)などで構成される。
入力装置75は、情報処理装置6を使用するユーザが各種の操作を行うためのデバイスである。入力装置75は、例えば、キーボード、又はタッチパネルで構成される。
表示装置76は、ユーザが入力装置75に入力した時刻に基づいて、仮想マシン31とハイパーバイザ34の第3のログ情報を含む、可視化された各種の情報を表示する。表示装置76は、例えば液晶ディスプレイで構成され、例えばタッチパネルのような形態で、入力装置75と表示装置76とが一体に構成されてもよい。
外部I/F77は、車載装置2等の外部装置と接続(通信)するためのインターフェースで、例えば、LAN(Local Area Network)上で通信を行っている。
(情報処理装置の機能例)
図8は第2の実施の形態に係る情報処理装置6が有する機能の一例を示す図である。なお、図8の例では、本実施形態に関する機能のみを例示しているが、情報処理装置6が有する機能はこれらに限られるものではない。図8に示すように、情報処理装置6は、受信部81、可視化部82、抽出部83、算出部84、検知部85を有する。
受信部81は、ログ収集サーバ33の送信部54により送信された第3のログ情報を受信する機能を有する。可視化部82は、ユーザが入力した時刻に基づいて、1以上の仮想マシン31およびハイパーバイザ34の各々の第3のログ情報を可視化する機能を有する。ユーザは可視化したい時刻を入力装置75に入力し、ユーザが入力した時刻に対応する、第3のログ情報に含まれる相対時刻に基づいて、第3のログ情報が表示装置76へ可視化される。
可視化部82は、可視化する第3のログ情報について、各々のログ情報の内容で分けて可視化しても良いし、まとめて表示しても良い。例えば、出力されたログ情報の単位で、仮想マシン31の第3のログ情報と、ハイパーバイザ34の第3のログ情報を分けて可視化しても良い。第3のログ情報の記載された内容で分ける場合は、例えば、第3のログ情報の稼働状態を示す情報で、仮想マシン31とハイパーバイザ34の稼働状態として、可視化しても良い。
抽出部83は、1以上の仮想マシン31およびハイパーバイザ34の各々の第3のログ情報に含まれる稼働情報のうち、ユーザが入力した時刻に対応する稼働情報を抽出する機能を有する。抽出されたのち、可視化部82は抽出部83により抽出された稼働情報を可視化する。ユーザが入力した時刻に対応する稼働情報を抽出するのち、抽出された稼働情報を可視化することで、可視化処理の負担を軽減し、効率的に可視化処理することができる。
算出部84は、稼働情報に、仮想マシン31から1以上の車載装置2へ接続した履歴を表すイベント情報を含み、イベント情報に対応する相対時刻情報に基づいて、仮想マシン31から車載装置2に接続する際のオーバーヘッド値を算出する。また、算出部84は、仮想マシン31から車載装置2に接続したイベント情報から仮想マシン31から車載装置2に経路情報を算出しても良い。経路情報を算出することで、各々のログ情報を解析する手間をかけることなく、容易に確認することができる。
検知部85は、第3のログ情報に含まれる稼働情報、相対時刻情報、イベント情報と、算出されたオーバーヘッド値から、各々の情報を比較して、異常警報を検知する機能を有する。検知部85で比較する各々の情報に、異常状態を示す、MLP(Multilayer perceptron)の重みデータが含まれても良い。異常警報を検知することで、置換されたログ情報を解析する際に、普段であればありえないような値を示している場合に、その状態を把握することができる。
(可視化処理における表示形態の例)
次に、図9、図10を用いて、情報処理装置6による可視化処理の表示装置76の表示の例について説明する。
図9は、第3のログ情報から仮想マシン31から車載装置2へ接続したログを抽出した一例である。図9においては、Time[ns(ナノセカンド)]は発生時刻を表し、Eventは対象機能から発生した事象を表し、Machineは対象機能を表している。ここでは、時刻「10001」時に、「第2の仮想マシン」から車載装置103の「BLOCK」に対して、接続要求をしたことが示され、時刻「11000」時には、「第1の仮想マシン」から車載装置103の「BLOCK」に対して、接続していることが示されている。
図10は、ユーザが入力した時刻に基づいて、図9で示されたログ情報の仮想マシン(101A,101B)から車載装置103へ接続した時刻とイベント情報から、どの仮想マシン(101A,101B)から車載装置103へ接続したか経路を特定するとともに、算出されたオーバーヘッド値108を可視化している。
ここでは、接続経路として、第2の仮想マシン101Bから車載装置103のBLOCK104へ接続する際は、まず第2の仮想マシン101Bからハイパーバイザ102を経由する(経路106)。そして、ハイパーバイザ102から第1の仮想マシン101Aを経由する(経路106)。さらに、第1の仮想マシン101Aから車載装置103のBLOCK104へ接続している(経路107)。
本実施例では、経路(106,107)を矢印の形態で表したが、経路の表示形態はこれに限らない。また、オーバーヘッド値108を車載装置103内の接続したBLOCK104の横に表示しているが、表示形態はこれに限られない。
また、オーバーヘッド値108として、図9のTimesの差分より、第2の仮想マシン101Bから車載装置103内のBLOCK104へ接続する際のオーバーヘッド値108は999[ns(ナノセカンド)]と算出される。
本実施例では、オーバーヘッド値108は、999[ns(ナノセカンド)]として算出されているが、この値は通常算出される値とは大きくかけ離れている値となっていることから、検知部85は、オーバーヘッド値108を異常警報として検知し、オーバーヘッド値108の近傍に異常警報を示す「異常値です!」と出力する。異常警報を示す内容はこれに限られるものではない。
このように、第2の実施形態にかかる情報処理装置6は、ユーザが入力した時刻に基づいて、取得した1以上の仮想マシン31およびハイパーバイザ34の各々の第3のログ情報を可視化する。
これにより、1以上の仮想マシン31、および、ハイパーバイザ34の各々のログ情報を解析する手間をかけることなく、各ログ情報に含まれる稼働情報のうち、ユーザの指定した時刻に対応する情報を容易に抽出して可視化することができる。
本実施形態の情報処理システムで実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の情報処理システムで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の情報処理システムで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理システムで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 制御システム
2 車載装置
6 情報処理装置
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 補助記憶装置
25 外部I/F
100 情報処理システム

Claims (7)

  1. 1以上の仮想マシンと、
    前記1以上の仮想マシンを制御するハイパーバイザと、
    前記1以上の仮想マシン、および、前記ハイパーバイザの各々から、ログを収集するログ収集サーバと、を含む情報処理システムであって、
    前記仮想マシンに対し、前記仮想マシンの前記ログを収集するプログラムを示すログクライアントの有無を問い合わせする問合せ部と、
    前記問合せ部による前記仮想マシンに前記ログクライアントがないことを示す場合、
    問合せ先である前記ログクライアントがない前記仮想マシンに対し、前記ログクライアントを導入する導入部と、を備える情報処理システム。
  2. 前記導入部は、前記ハイパーバイザが制御する前記仮想マシンの管理情報に含まれるOSの種別情報に基づいて、前記仮想マシンのOSの種別情報に対応する、前記ログクライアントを前記仮想マシンへ導入する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記ログクライアントは、前記1以上の仮想マシン、および、前記ハイパーバイザの各々から、前記仮想マシンまたは前記ハイパーバイザの稼働状態を表す稼働情報と、前記稼働情報に対応する時刻情報と、を含む第1のログ情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記第1のログ情報に含まれる前記時刻情報を、基準となる時刻情報に基づいて、相対的な時刻を示す相対時刻情報へ置換し、前記稼働情報と、前記稼働情報に対応する前記相対時刻情報と、を含む第2のログ情報を生成する第1の置換部と、
    前記第1の置換部により置換された前記第2のログ情報を、基準となるログの記載形式を示すログフォーマットの記載情報に基づいて、置換し、第3のログ情報を生成する第2の置換部と、
    前記置換した前記第3のログ情報を、前記ログ収集サーバへ送信する送信部と、を備える請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. ユーザが入力した時刻に基づいて、前記1以上の仮想マシンおよび前記ハイパーバイザの各々の前記第3のログ情報を可視化する可視化部と、請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記稼働情報は、前記仮想マシンから1以上の車載装置へ接続した履歴を表すイベント情報を含み、
    前記1以上の仮想マシンおよび前記ハイパーバイザの各々の前記第3のログ情報に含まれる前記稼働情報のうち、前記ユーザが入力した時刻に対応する前記稼働情報を抽出する抽出部と
    前記イベント情報に対応する前記相対時刻情報に基づいて、前記仮想マシンから前記車載装置に接続する際のオーバーヘッド値を算出する算出部と、
    前記第3のログ情報に含まれる前記稼働情報、前記相対時刻情報、前記イベント情報と、前記算出されたオーバーヘッド値から、各々の情報を比較して、異常警報を検知する検知部と、
    を備える請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 1以上の仮想マシンと、
    前記1以上の仮想マシンを制御するハイパーバイザと、
    前記1以上の仮想マシン、および、前記ハイパーバイザの各々から、ログを収集するログ収集サーバと、有する情報処理システムにおいて実行される情報処理方法であって、
    前記仮想マシンに対し、前記仮想マシンの前記ログを収集するプログラムを示すログクライアントの有無を問い合わせする問合せステップと、
    前記問合せステップによる前記仮想マシンに前記ログクライアントがないことを示す場合、
    問合せ先である前記ログクライアントがない前記仮想マシンに対し、前記ログクライアントを導入する導入ステップと、を含む情報処理方法。
  7. 1以上の仮想マシンと、
    前記1以上の仮想マシンを制御するハイパーバイザと、
    前記1以上の仮想マシン、および、前記ハイパーバイザの各々から、ログを収集するログ収集サーバと、有する情報処理システムにおいて実行される情報処理プログラムであって、
    前記仮想マシンに対し、前記仮想マシンの前記ログを収集するプログラムを示すログクライアントの有無を問い合わせする問合せステップと、
    前記問合せステップによる前記仮想マシンに前記ログクライアントがないことを示す場合、
    問合せ先である前記ログクライアントがない前記仮想マシンに対し、前記ログクライアントを導入する導入ステップと、を含む情報処理プログラム。
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