JP2022112420A - 情報処理装置、プログラムおよびシステム - Google Patents

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正孝 白木
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Yoshihisa Suzuki
泰斗 矢嶋
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Abstract

【課題】対象者の健康状態をより精度よく推定する。【解決手段】情報処理装置(20)の通信部は、排泄物に関する情報を検出するセンサと、センサの検出値を送信する送信部とを備えるセンサモジュール(10)であって対象者に装着されて用いられるセンサモジュール(10)が送信したセンサの検出値を受信する。メモリは、センサの検出値の時系列を表す検出データから、対象者の健康状態を示す出力データを導出する学習済モデルを記憶する。コントローラは、検出データおよび学習済モデルを用いて健康状態を推定する推定処理、を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置、プログラムおよびシステムに関する。
対象者の健康状態を調べる技術が提案されている。例えば特許文献1には、布製のT字帯に装着されたガスセンサが出力する信号に基づき、異常が認められる場合に警告を表示する装置が記載されている。特許文献2には、トイレ室に設けられた被験者側装置に含まれる含硫ガスセンサが検出する含硫ガスの検出データを含む測定データを、排便行為の日時とともにデータベースに蓄積して記録し、蓄積記録された測定データの経時変動傾向に基づいて被験者の体調を解析するシステムが記載されている。
特開平9-43182号公報 特開2016-145808号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載の技術では、ガスセンサの出力信号に基づき対象者の健康状態をモニタすることができるものの、健康状態の判定の精度を高くするという観点において改善の余地がある。
本発明の一態様は、対象者の健康状態をより精度よく推定する技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の態様1に係る情報処理装置は、コントローラと、メモリと、通信部と、を備え、前記通信部は、排泄物に関する情報を検出するセンサと、前記センサの検出値を送信する送信部とを備えるセンサモジュールであって対象者に装着されて用いられるセンサモジュールが送信した前記センサの検出値を受信し、前記メモリは、前記センサの検出値の時系列を表す検出データから、前記対象者の健康状態を示す出力データを導出する学習済モデルを記憶し、前記コントローラは、前記検出データおよび前記学習済モデルを用いて前記健康状態を推定する推定処理、を実行する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、情報処理装置は、対象者の排泄物に関する情報を検出するセンサの検出値の時系列を表す検出データを学習済モデルに入力することにより、対象者の健康状態を推定する。これにより、学習済モデルを用いない場合に比べて、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置は、前記態様1において、前記学習済モデルは、前記検出データから、前記対象者の栄養状態を示す出力データを導出し、前記推定処理においては、前記コントローラは、前記検出データおよび前記学習済モデルを用いて前記栄養状態を推定してもよい。
上記の構成によれば、情報処理装置は、対象者の排泄物に関する情報を検出するセンサの検出値の時系列を表す検出データを学習済モデルに入力することにより、対象者の栄養状態を推定する。これにより、学習済モデルを用いない場合に比べて、対象者の栄養状態をより精度よく推定することができる。
本発明の態様3に係る情報処理装置は、前記態様1または2において、前記学習済モデルは、前記センサの検出値の時系列を表す検出データと、前記健康状態を表すクラスとの組み合わせの集合を学習用データセットとする教師あり機械学習により構築されたものであってもよい。
上記の構成によれば、情報処理装置は、対象者の排泄物に関する情報を検出するセンサの検出値の時系列を表す検出データを、教師あり機械学習により構築された学習済モデルに入力することにより、対象者の健康状態を推定する。これにより、学習済モデルを用いない場合に比べて、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
本発明の態様4に係る情報処理装置は、前記態様1~3のいずれか1つにおいて、前記通信部は、前記対象者が摂取した食事内容を表す食事データを受信し、前記学習済モデルは、前記検出データおよび前記食事データを含む入力データから、前記出力データを導出し、前記推定処理は、前記検出データ、前記食事データおよび前記学習済モデルを用いて前記健康状態を推定する処理であってもよい。
上記の構成によれば、情報処理装置は、検出データに加えて、対象者の食事内容を表す食事データを学習済モデルに入力することにより、対象者の健康状態を推定する。これにより、食事データを用いない場合に比べて、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
本発明の態様5に係る情報処理装置は、前記態様1~4のいずれか1つにおいて、前記コントローラは、前記センサの検出値の時系列を表す検出データと、前記対象者の健康状態を表すクラスとを用いて、前記検出データと前記クラスとの相関関係を機械学習させた学習済モデルを生成する生成処理、を更に実行してもよい。
上記の構成によれば、情報処理装置は、センサの検出値の時系列を示す検出データと、対象者の健康状態を示すクラスとを用いて生成された学習済モデルを用いて健康状態を推定する。これにより、この学習済モデルを用いない場合に比べて、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
本発明の態様6に係る情報処理装置は、コントローラと、メモリと、通信部と、を備え、前記通信部は、排泄物に関する情報を検出するセンサと、前記センサの検出値を送信する送信部とを備えるセンサモジュールであって対象者に装着されて用いられるセンサモジュールが送信した前記センサの検出値を受信し、前記コントローラは、前記センサの検出値の時系列を表す検出データと、前記対象者の健康状態を表すクラスとを用いて、前記検出データと前記クラスとの相関関係を機械学習させた学習済モデルを生成する生成処理、を実行する。
上記の構成によれば、センサの検出値の時系列を示す検出データと、対象者の健康状態を示すクラスとを用いて生成された学習済モデルが用いられることにより、この学習済モデルを用いない場合に比べて、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
本発明の態様7に係る情報処理装置は、前記態様1~6のいずれか1つにおいて、前記コントローラは、予め定められたプログラムに従って前記各処理を実行する少なくとも1つのプロセッサと、前記プログラムを格納した少なくとも1つのメモリと、を備えていてもよい。
上記の構成によれば、学習済モデルを用いない場合に比べて、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
本発明の態様8に係る情報処理装置は、前記態様1~7の何れか1つに記載の情報処理装置を制御するプログラムであって、前記コントローラに前記各処理を実行させることを特徴とする。
本発明の範疇には、態様8に係るプログラム及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も含まれる。
本発明の態様9に係るシステムは、対象者が装着して用いるセンサモジュールと、前記対象者の健康状態を推定する情報処理装置と、を備え、前記センサモジュールは、排泄物に関する情報を検出するセンサと、前記センサの検出値を送信する送信部と、を備え、前記情報処理装置は、コントローラと、メモリと、通信部と、を備え、前記通信部は、前記センサモジュールが送信した前記センサの検出値を受信し、前記メモリは、前記センサの検出値の時系列を表す検出データから、前記対象者の健康状態を示す出力データを導出する学習済モデルを記憶し、前記コントローラは、前記検出データおよび前記学習済モデルを用いて前記健康状態を推定する推定処理、を実行する。
上記の構成によれば、情報処理装置は、対象者の排泄物に関する情報を検出するセンサの検出値の時系列を表す検出データを学習済モデルに入力することにより、対象者の健康状態を推定する。これにより、学習済モデルを用いない場合に比べて、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
本発明の一態様によれば、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
本発明の実施形態1に係る健康管理システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態1に係るセンサモジュールが装着される様子を概略的に示す図である。 本発明の実施形態1に係るセンサモジュールの機能構成を例示するブロック図である。 本発明の実施形態1に係るセンサモジュールの内部構成を例示する図である。 本発明の実施形態1に係る情報処理装置の構成を例示するブロック図である。 本発明の実施形態1に係る学習済モデルの一例を模式的に示した図である。 本発明の実施形態1に係る健康状態の推定方法の流れを示すフロー図である。 本発明の実施形態1に係る情報処理装置に表示される画面例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る学習済モデルの生成方法の流れを示すフロー図である。 本発明の実施形態3に係る健康管理システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態3に係る健康状態の推定方法の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態3に係る情報処理装置に表示される画面例を示す図である。 本発明の実施形態4に係る健康管理システムの概要を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
<健康管理システムの構成>
図1は、本実施形態に係る健康管理システム1の概略構成を示す図である。健康管理システム1は、対象者の健康を管理するためのシステムである。健康管理システム1は特に、対象者の健康状態を推定するサービスを提供する。対象者は、一例として、介護を必要とする被介護者または保育を必要とする乳児である。
健康管理システム1は、センサモジュール10および情報処理装置20を含む。センサモジュール10は、対象者の排泄等を検出するための小型の装置である。センサモジュール10は対象者に装着されて用いられる。
情報処理装置20はセンサモジュール10から出力される検出値に基づき対象者の健康状態を推定する機能を備える。情報処理装置20は、一例として、PC、タブレットPC、スマートフォン及びフィーチャーフォン等の携帯電話機、又は携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)である。情報処理装置20は、一例として、対象者の病室または保育室等の対象者の居室の入り口に設置される。また、情報処理装置20は、一例として、病棟のナースステーションに設置された端末であってもよい。また、情報処理装置20は、一例として、対象者を介護する介護者または対象者を保育する保育者が所有する端末であってもよい。
センサモジュール10と情報処理装置20とは通信路N1を介して接続される。通信路N1は、無線通信の伝送経路であり、例えばBluetooth(登録商標)の無線伝送経路である。図1には、図面が煩雑になるのを防ぐため、センサモジュール10および情報処理装置20をそれぞれ1台ずつ図示しているが、複数のセンサモジュール10および/または複数の情報処理装置20が健康管理システム1に含まれていてもよい。
図2は、センサモジュール10が装着される様子を概略的に示す図である。図2に例では、センサモジュール10は、対象者が着用するおむつ50に装着される。不織布袋60にセンサモジュール10が入れられ、センサモジュール10が入った不織布袋60がおむつ50の内側に装着される。なお、図2では、センサモジュール10がおむつ50に装着される場合を例示しているが、対象者がセンサモジュール10を装着する方法は図2に示す例に限られない。センサモジュール10は、一例として、対象者の下着等の他の着用物に装着されてもよい。一例として、センサモジュール10は、対象者の身体と対象者が着用する下着との間に挟まれることにより対象者に装着されてもよい。
(センサモジュールの構成)
図3は、センサモジュール10の機能構成を例示するブロック図である。センサモジュール10は、センサ群11、送信部12、コントローラ13、電源14、基板15および筐体16を備える。
(センサ群)
センサ群11は、排泄物に関する情報を検出する1または複数のセンサを含む。排泄物とは、生物から出される物質であり、例えば、大便、小便、またはガス(屁)である。図3の例において、センサ群11は、ガスセンサ111および温湿度センサ112を含む。ガスセンサ111は、対象者の排泄物により発生するガスの濃度および/または成分を検出するセンサである。温湿度センサ112は、温度および湿度を検出するセンサである。図3の例では、ひとつのガスセンサ111とひとつの温湿度センサ112とを含むセンサ群11を図示しているが、センサ群11に複数のガスセンサ111および/または複数の温湿度センサ112が含まれていてもよい。
(送信部・コントローラ・電源)
送信部12は、センサ群11の検出値を無線通信により送信する無線モジュールである。送信部12は、一例として、Wi-Fi(登録商標)又はBluetooth(登録商標)等の無線通信を行う。コントローラ13は、センサモジュール10の各部を制御する。電源14は、センサモジュール10の各部に電力を供給する。センサ群11、送信部12およびコントローラ13は、基板15に取り付けられている。
(筐体)
筐体16は、基板15および基板15に取り付けられた各部を収容する。筐体16は、ガスを筐体の内部に流入させる1または複数の開口部161(図1参照)を有する。筐体16の内部において、ガスセンサ111は、送信部12よりも開口部161に近い位置に配置されている。
図4は、センサモジュール10の内部構成を例示する図である。図の例で、ガスセンサ111は、送信部12よりも開口部161に近い位置に配置されている。電源14は、基板15において送信部12が配置されている面の裏面に、開口部161から遠い位置に配置されている。センサモジュール10は、開口部161が対象者の下半身側に配置される向きで、対象者に装着される。このように装着された場合、ガスセンサ111は、被介護者の下半身側に配置される。排泄物から発生するガスは、筐体16の開口部161から筐体16の内部に流入し、ガスセンサ111により検出される。
センサモジュール10は、センサ群11の検出値を所定のタイミング(例えば、1秒毎、1分毎、等)で無線通信により送信する。送信された検出値は情報処理装置20により受信される。センサモジュール10は、センサ群11の検出値を送信する際に、センサモジュール10を識別する識別情報(ID)を無線通信により検出値とともに送信してもよい。
(情報処理装置の構成)
図5は情報処理装置20の構成を例示するブロック図である。情報処理装置20は、汎用コンピュータを用いて実現されており、プロセッサ21と、一次メモリ22と、二次メモリ23と、入出力IF24と、通信IF25と、バス26とを備えている。プロセッサ21、一次メモリ22、二次メモリ23、入出力IF24、及び通信IF25は、バス26を介して相互に接続されている。
二次メモリ23には、健康状態推定プログラムP1および学習済モデルLM1が格納されている。プロセッサ21は、二次メモリ23に格納されている健康状態推定プログラムP1及び学習済モデルLM1を一次メモリ22上に展開する。そして、プロセッサ21は、一次メモリ22上に展開された健康状態推定プログラムP1に含まれる命令に従って、健康状態推定方法M1に含まれる各ステップを実行する。一次メモリ22上に展開された学習済モデルLM1は、健康状態推定方法M1の推定ステップM11(後述)をプロセッサ21が実行する際に利用される。なお、健康状態推定プログラムP1が二次メモリ23に格納されているとは、ソースコード、または、ソースコードをコンパイルすることにより得られた実行形式ファイルが二次メモリ23に記憶されていることを指す。また、学習済モデルLM1が二次メモリ23に格納されているとは、学習済モデルLM1を規定するパラメータが二次メモリ23に格納されていることを指す。
プロセッサ21として利用可能なデバイスとしては、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、MPU(Micro Processing Unit)、FPU(Floating point number Processing Unit)、PPU(Physics Processing Unit)、マイクロコントローラ、又は、これらの組み合わせを挙げることができる。プロセッサ21は、「演算装置」と呼ばれることもある。
また、一次メモリ22として利用可能なデバイスとしては、例えば、半導体RAM(Random Access Memory)を挙げることができる。一次メモリ22は、「主記憶装置」と呼ばれることもある。また、二次メモリ23として利用可能なデバイスとしては、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、ODD(Optical Disk Drive)、FDD(Floppy(登録商標) Disk Drive)、又は、これらの組み合わせを挙げることができる。二次メモリ23は、「補助記憶装置」と呼ばれることもある。なお、二次メモリ23は、情報処理装置20に内蔵されていてもよいし、入出力IF24又は通信IF25を介して情報処理装置20と接続された他のコンピュータ(例えば、クラウドサーバを構成するコンピュータ)に内蔵されていてもよい。なお、本実施形態においては、情報処理装置20における記憶を2つのメモリ(一次メモリ22及び二次メモリ23)により実現しているが、これに限定されない。すなわち、情報処理装置20における記憶を1つのメモリにより実現してもよい。この場合、例えば、そのメモリの或る記憶領域を一次メモリ22として利用し、そのメモリの他の記憶領域を二次メモリ23として利用すればよい。
入出力IF24には、入力デバイス及び/又は出力デバイスが接続される。入出力IF24としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)、ATA(Advanced Technology Attachment)、SCSI(Small Computer System Interface)、PCI(Peripheral Component Interconnect)などのインタフェースが挙げられる。入出力IF24に接続される入力デバイスとしては、キーボード、マウス、タッチパッド、マイク、又は、これらの組み合わせが挙げられる。健康状態推定方法M1においてユーザから取得するデータは、これらの入力デバイスを介して情報処理装置20に入力され、一次メモリ22に記憶される。また、入出力IF24に接続される出力デバイスとしては、ディスプレイ、プロジェクタ、プリンタ、スピーカ、ヘッドホン、又は、これらの組み合わせが挙げられる。健康状態推定方法M1においてユーザに提供する情報は、これらの出力デバイスを介して情報処理装置20から出力される。なお、情報処理装置20は、ラップトップ型コンピュータのように、入力デバイスとして機能するキーボードと、出力デバイスとして機能するディスプレイとを、それぞれ内蔵してもよい。或いは、情報処理装置20は、タブレット型コンピュータのように、入力デバイス及び出力デバイスの両方として機能するタッチパネルを内蔵していてもよい。
通信IF25(通信部の一例)には、ネットワークを介して他のコンピュータが有線接続又は無線接続される。通信IF25としては、例えば、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)などのインタフェースが挙げられる。利用可能なネットワークとしては、PAN(Personal Area Network)、LAN(Local Area Network)、CAN(Campus Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)、GAN(Global Area Network)、又は、これらのネットワークを含むインターネットワークが挙げられる。インターネットワークは、イントラネットであってもよいし、エクストラネットであってもよいし、インターネットであってもよい。健康状態推定方法M1において情報処理装置20が他のコンピュータから取得するデータ、及び、健康状態推定方法M1において情報処理装置20が他のコンピュータに提供するデータは、これらのネットワークを介して送受信される。
なお、本実施形態においては、単一のプロセッサ(プロセッサ21)を用いて健康状態推定方法M1を実行する構成を採用しているが、本発明は、これに限定されない。すなわち、複数のプロセッサを用いて健康状態推定方法M1を実行する構成を採用してもよい。この場合、連携して健康状態推定方法M1を実行する複数のプロセッサは、単一のコンピュータに設けられ、バスを介して相互に通信可能に構成されていてもよいし、複数のコンピュータに分散して設けられ、ネットワークを介して相互に通信可能に構成されていてもよい。一例として、クラウドサーバを構成するコンピュータに内蔵されたプロセッサと、そのクラウドサーバの利用者が所有するコンピュータに内蔵されたプロセッサとが、連携して健康状態推定方法M1を実行する態様などが考えられる。
また、本実施形態においては、健康状態推定方法M1を実行するプロセッサ(プロセッサ21)と同じコンピュータに内蔵されたメモリ(二次メモリ23)に学習済モデルLM1を格納する構成を採用しているが、本発明は、これに限定されない。すなわち、健康状態推定方法M1を実行するプロセッサと異なるコンピュータに内蔵されたメモリに学習済モデルLM1を格納する構成を採用してもよい。この場合、学習済モデルLM1を格納するメモリが内蔵されたコンピュータは、健康状態推定方法M1を実行するプロセッサが内蔵されたコンピュータとネットワークを介して相互に通信可能に構成される。一例として、クラウドサーバを構成するコンピュータに内蔵されたメモリに学習済モデルLM1を格納し、そのクラウドサーバの利用者が所有するコンピュータに内蔵されたプロセッサが健康状態推定方法M1を実行する態様などが考えられる。
また、本実施形態においては、単一のメモリ(二次メモリ23)に学習済モデルLM1を格納する構成を採用しているが、本発明は、これに限定されない。すなわち、複数のメモリに学習済モデルLM1を分散して格納する構成を採用してもよい。この場合、学習済モデルLM1を格納する複数のメモリは、単一のコンピュータ(健康状態推定方法M1を実行するプロセッサが内蔵されたコンピュータであってもよいし、そうでなくてもよい)に設けられていてもよいし、複数のコンピュータ(健康状態推定方法M1を実行するプロセッサが内蔵されたコンピュータを含んでいてもよいし、そうでなくてもよい)に分散して設けられていてもよい。一例として、クラウドサーバを構成する複数のコンピュータの各々に内蔵されたメモリに学習済モデルLM1を分散して格納する構成などが考えられる。
本実施形態では、通信IF25は、センサモジュール10と近距離無線通信(Wi-Fi(登録商標)又はBluetooth(登録商標)等)を行い、センサモジュール10から出力されたセンサ群11の検出値を受信する。
プロセッサ21、一次メモリ22および二次メモリ23は、本明細書に係るコントローラの一例である。換言すると、コントローラは、予め定められたプログラムに従って各処理を実行する少なくとも1つのプロセッサ21と、プログラムを格納した少なくとも1つのメモリ(一次メモリ22および二次メモリ23)とを備える。
学習済モデルLM1は、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データから、対象者の健康状態を示す出力データを導出する学習済モデルである。学習済モデルLM1は、検出データに基づいて健康状態を示すクラスを生成可能な任意の機械学習モデルであり得る。本実施形態において、学習済モデルLM1は、センサの検出値の時系列を表す検出データと、対象者の健康状態を示すクラスとの組み合わせの集合を学習用データセットとする教師あり機械学習により構築された学習済モデルである。学習済モデルLM1は例えば、CNN(Convolutional Neural Network)、RNN(Recurrent Neural Network)、LSTM(Long Short-Term Memory)、DNN(Deep Neural Network)、又はこれらの組み合わせで実現可能である。
学習済モデルLM1の入力は、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データである。検出データは例えば、センサの検出値(例えば、ガスの濃度および温度)が時系列に並んだ時系列データ、または、センサの検出値の信号波形を表す画像データであってもよい。
学習済モデルLM1の出力は、対象者の健康状態を示すクラスである。クラスは、一例として、「良好」、「普通」、「要観察」のいずれかを示す。また、クラスは、一例として、糖尿病等の所定の病状のステージを示してもよい。また、クラスは、一例として、対象者が疾患していると推定される病状の種別を示してもよい。
また、クラスは、一例として、対象者の栄養状態を示す。クラスは、例えば、1または複数の栄養素が足りているかを示す。より具体的には、クラスは、例えば、ファイバー(食物繊維)が不足しているか否か、および水分が不足しているか否かを示す。この場合、クラスは、例えば、「ファイバーOK・水分OK」、「ファイバーOK・水分NG」、「ファイバーNG・水分OK」、「ファイバーNG・水分NG」の4種類のいずれかである。「ファイバーOK・水分OK」は、ファイバーと水分とが共に問題ない旨を示す。「ファイバーOK・水分NG」は、ファイバーは足りているが水分が不足している旨を示す。「ファイバーNG・水分OK」は、水分は足りているがファイバーが不足している旨を示す。「ファイバーNG・水分NG」は、ファイバーと水分とが共に不足している旨を示す。
プロセッサ21は、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データ、および学習済モデルLM1を用いて、健康状態を推定する推定処理を実行する。
(学習済モデル)
図6は、本実施形態に係る学習済モデルLM1の一例を模式的に示した図である。図示の通り、学習済モデルLM1には入力データが入力される。学習済モデルLM1は、例えば、畳み込み層と、プーリング層と、結合層とから成る。畳み込み層において、入力データはフィルタリングによる情報の畳み込みがなされる。畳み込みを経たデータは、プーリング層においてプーリング処理が施される。これにより、データ中の特徴の位置変化に対するモデルの認識能力が向上する。プーリング処理を経たデータは、結合層で処理されることによって、学習済モデルLM1の出力データ、すなわち、健康状態の推定結果の形式に変換されて出力される。
すなわち、学習済モデルLM1に入力された入力データを、図6に示す各層をこれらの順に通過させることにより、健康状態の推定結果が出力される。なお、推定結果の出力形式は特に限定されない。例えば、健康状態はテキストデータで示されてもよい。
<健康状態推定方法の流れ>
図7は、情報処理装置20が行う健康状態推定方法M1の流れを例示するフロー図である。なお、一部のステップは並行して、または、順序を替えて実行されてもよい。
(ステップS101)
ステップS101において、プロセッサ21は、通信IF25を介してセンサ群11の検出値を受信する。受信された検出値は二次メモリ23に時系列に蓄積される。
(ステップS102)
ステップS102において、プロセッサ21は、センサモジュール10から受信した検出値に基づき、対象者がセンサモジュール10を装着しているかを判定する。この判定は例えば、温湿度センサ112により検出される温度が閾値以上であるか否かを判定することにより行われる。例えば、温湿度センサ112が検出した温度が閾値以上である場合、プロセッサ21は、センサモジュール10が対象者により装着されていると判定する。一方、温湿度センサ112が検出した温度が閾値未満である場合、プロセッサ21は、センサモジュール10が対象者により装着されていないと判定する。なお、ステップS102の判定方法はこれに限定されるものではなく、他の種々の手法が採用され得る。
対象者がセンサモジュール10を装着していると判定した場合(ステップS102;YES)、プロセッサ21はステップS103の処理に進む。一方、対象者がセンサモジュール10を装着していないと判定した場合(ステップS102;NO)、プロセッサ21はステップS101の処理に戻る。
(ステップS103)
ステップS103において、プロセッサ21は、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データを学習済モデルLM1に入力し、学習済モデルLM1から出力される健康状態の推定結果を取得することにより、対象者の健康状態を推定する。本実施形態では特に、プロセッサ21は、検出データおよび学習済モデルLM1を用いて対象者の栄養状態を推定する。対象者の栄養状態を示す情報は例えば、ファイバー(食物繊維)が足りているか否かを示す情報、および/または水分が足りているか否かを示す情報を含む。
(ステップS104)
ステップS104において、プロセッサ21は、健康状態を示す情報を出力する。一例として、プロセッサ21は、健康状態を示す情報をディスプレイ等に出力する。
図8は、ディスプレイに表示される画面SC1を例示した図である。画面SC1には、対象者の名前および識別情報(ID)等を含む情報Img11が表示されるとともに、対象者の健康状態を示す情報Inf12が表示される。
対象者を介護する介護者等は、ディスプレイに表示される情報を確認することにより、対象者の健康状態を把握することができる。介護者等は対象者の健康状態を把握することで、対象者にどういった投薬をすればよいかを判断したり、対象者の健康状態を今後の食事内容に反映させたりすることができる。
また、プロセッサ21は、学習済モデルLM1の出力に基づき、対象者に対して推奨する献立等の、対象者の健康状態を改善するための情報を特定してもよい。この場合、一例として、プロセッサ21は、複数の献立の中から、学習済モデルLM1の出力に対応する献立をルールベースで選択してもよい。また、一例として、プロセッサ21は、栄養状態を示す情報から献立の種類を示すクラスを導出する学習済モデルを用いて、対象者に適する献立を推定してもよい。
<本実施形態の効果>
以上説明したように本実施形態によれば、センサモジュール10は、ガスセンサ111の検出値および温湿度センサ112の検出値を無線通信により情報処理装置20に送信する。センサ群11の検出値を無線通信で送信するため、センサモジュール10を他の装置と有線接続する必要がなく、日常生活における対象者等の負担を軽減することができる。また、本実施形態によれば、温湿度センサ112の検出値を情報処理装置20に送信するため、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
また、本実施形態によれば、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データを機械学習させた学習済モデルLM1を用いて、情報処理装置20が対象者の健康状態を推定する処理を実行する。情報処理装置20は、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データを学習済モデルLM1に入力することにより、対象者の健康状態を推定する。これにより、対象者の健康状態の推定精度を高くすることができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
実施形態2に係る健康管理システム1Bは、実施形態1に係る情報処理装置20に代えて、情報処理装置20Bを備える。情報処理装置20Bは、図5に示した情報処理装置20と同様の構成を有する。換言すると、情報処理装置20Bは、プロセッサ21、一次メモリ22、二次メモリ23、入出力IF24、および通信IF25を備える。これらの構成要素は上述の実施形態1のそれらと同様であり、その説明を繰り返さない。
情報処理装置20Bの二次メモリ23は、健康状態推定プログラムP1および学習済モデルLM1に加えて、学習済モデル生成プログラムP2および学習用データセットLD1を記憶する。プロセッサ21は、二次メモリ23に格納されている学習済モデル生成プログラムP2を一次メモリ22上に展開する。そして、プロセッサ21は、一次メモリ22上に展開された学習済モデル生成プログラムP2に含まれる命令に従って、学習済モデル生成方法M2に含まれる各ステップを実行する。学習用データセットLD1は、学習済モデル生成方法M2をプロセッサ21が実行する際に利用される。なお、学習済モデル生成プログラムP2が二次メモリ23に格納されているとは、ソースコード、または、ソースコードをコンパイルすることにより得られた実行形式ファイルが二次メモリ23に記憶されていることを指す。
(学習済モデル生成方法の流れ)
図9は、情報処理装置20Bが行う学習済モデル生成方法M2の流れを例示するフロー図である。なお、一部のステップは並行して、又は、順序を替えて実行されてもよい。
(ステップS201)
ステップS201において、プロセッサ21は、学習用データセットLD1を収集する。学習用データセットLD1は、学習済モデルLM1の生成処理において用いられる教師データの集合である。教師データは、センサ群11の検出値の時系列を示す検出データと、対象者の健康状態を示すクラスとを組み合わせたデータである。
学習用データセットLD1に含まれる検出データは、対象者により装着されたセンサモジュール10が出力する検出値の時系列を示すデータである。対象者の健康状態を示すクラスは、一例として、医療従事者が対象者の血液検査の検査結果等に基づき対象者を診察した結果である。クラスは、一例として、「良好」、「普通」または「要観察」を示す。
また、クラスは、一例として、対象者の栄養状態を示す。クラスは、例えば、1または複数の栄養素が足りているかを示す。より具体的には、クラスは、例えば、ファイバー(食物繊維)が不足しているか否か、および水分が不足しているか否かを示す。この場合、クラスは、例えば、「ファイバーOK・水分OK」、「ファイバーOK・水分NG」、「ファイバーNG・水分OK」、「ファイバーNG・水分NG」の4種類のいずれかである。
プロセッサ21は、検出データに時刻情報を付して所定の記憶装置(例えば、二次メモリ23)に蓄積するとともに、対象者の健康状態を示すクラスに時刻情報を付して所定の記憶装置に蓄積する。プロセッサ21は、ひとりの対象者についての検出データとクラスとを収集してもよく、複数の対象者の検出データとクラスとを収集してもよい。
(ステップS202)
ステップS202において、プロセッサ21は、検出データと、その検出データが属するクラスとを用いて、検出データとクラスとの相関関係を機械学習させた学習済モデルを生成する生成処理を実行する。本動作例では、プロセッサ21は、時刻情報に基づき対応付けられる検出データとクラスとの組を上記記憶装置から読み出し、読み出した検出データとクラスとの相関関係を機械学習させた学習済モデルLM1を生成する。
また、情報処理装置20Bは、健康状態の推定処理を実行する。情報処理装置20Bが実行する健康状態の推定処理は、上述の実施形態1に係る情報処理装置20が実行する健康状態の推定処理と同様であり、ここではその説明を省略する。
<実施形態の効果>
以上説明したように本実施形態によれば、情報処理装置20Bは、検出データとクラスとを用いて学習済モデルLM1を生成する。情報処理装置20Bが学習済モデルLM1を用いることにより、対象者の健康状態をより精度よく推定することができる。
また、本実施形態によれば、センサモジュール10を装着した対象者の排泄物に関する情報を、センサモジュール10を用いて収集する。センサモジュール10はセンサ群11の検出値を無線通信で送信するため、センサモジュール10を他の装置と有線接続する必要がなく、装着が容易である。そのため、例えばトイレに移動することが困難な要介護度の高い被介護者等にも装着させることができ、そのような被介護者からも検出データを収集することができる。このように、本実施形態によれば、要介護度の高い被介護者等の様々な対象者の検出データを、トイレに誘導したりすることなく、容易に収集することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図10は、実施形態3に係る健康管理システム1Cの構成を概略的に示す図である。健康管理システム1は、センサモジュール10、情報処理装置20C、情報処理装置20D、情報処理装置30、およびユーザ端末40を含む。
情報処理装置20Cは、センサモジュール10からセンサ群11の検出値を無線通信により受信する機能を備える。また、情報処理装置20Cは、対象者の健康状態等の各種の情報を表示する機能を備える。情報処理装置20Cは、一例として、対象者の病室または保育室等の対象者の居室の入り口に設置される。情報処理装置20Dは、クラウドサーバ等のサーバ装置であり、センサモジュール10から出力される検出値に基づき対象者の健康状態を推定する機能を備える。
情報処理装置30およびユーザ端末40は、対象者の健康状態の推定結果が通知される装置である。情報処理装置30は、一例として、病棟のナースステーションに設置された端末である。ユーザ端末40は、一例として、対象者を介護する介護者または対象者を保育する保育者が所有する端末である。
センサモジュール10と情報処理装置20Cとは通信路N1を介して接続される。通信路N1は、無線通信の伝送経路であり、例えばBluetooth(登録商標)の無線伝送経路である。図1には、図面が煩雑になるのを防ぐため、センサモジュール10および情報処理装置20をそれぞれ1台ずつ図示しているが、複数のセンサモジュール10および/または複数の情報処理装置20が健康管理システム1Cに含まれていてもよい。
情報処理装置20C、情報処理装置20D、情報処理装置30、およびユーザ端末40は、ネットワークN2を介して接続される。ネットワークN2は、例えば有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、インターネット、又はこれらの組み合わせであってもよい。
情報処理装置20Cおよび情報処理装置20Dは、図5に示した情報処理装置20と同様の構成を有する。情報処理装置20Cおよび情報処理装置20Dは、図5に示した情報処理装置20と同様の構成を有する。換言すると、情報処理装置20Cおよび情報処理装置20Dは、プロセッサ21、一次メモリ22、二次メモリ23、入出力IF24、および通信IF25を備える。これらの構成要素は上述の実施形態1のそれらと同様であり、その説明を繰り返さない。
情報処理装置20Dの二次メモリ23は、情報処理装置20Bと同様に、健康状態推定プログラムP1および学習済モデルLM1に加えて、学習済モデル生成プログラムP2および学習用データセットLD1を記憶する。
また、情報処理装置20Dの二次メモリ23には、更に、学習済モデル生成プログラムP3および学習済モデルLM2が格納されている。プロセッサ21は、二次メモリ23に格納されている学習済モデル生成プログラムP3及び学習済モデルLM2を一次メモリ22上に展開する。そして、プロセッサ21は、一次メモリ22上に展開された学習済モデル生成プログラムP3に含まれる命令に従って、学習済モデル生成方法M3に含まれる各ステップを実行する。一次メモリ22上に展開された学習済モデルLM2は、学習済モデル生成方法M3をプロセッサ21が実行する際に利用される。なお、学習済モデル生成プログラムP3が二次メモリ23に格納されているとは、ソースコード、または、ソースコードをコンパイルすることにより得られた実行形式ファイルが二次メモリ23に記憶されていることを指す。また、学習済モデルLM2が二次メモリ23に格納されているとは、学習済モデルLM2を規定するパラメータが二次メモリ23に格納されていることを指す。
学習済モデルLM2は、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データから、排泄物の種類を示す出力データを導出する。学習済モデルLM2は、検出データに基づいて排泄物の種類を示すデータを生成可能な任意の機械学習モデルであり得る。学習済モデルLM2は、センサ群の検出値の時系列を表す検出データと、排泄物の種類を示すクラスとの組み合わせの集合を学習用データセットとする教師あり機械学習により構築された学習済モデルである。学習済モデルLM2は例えば、CNN、RNN、LSTM、DNN、またはこれらの組み合わせで実現可能である。
学習済モデルLM2の入力は、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データである。検出データは例えば、センサの検出値(例えば、ガスの濃度および温度)が時系列に並んだ時系列データ、または、センサの検出値の信号波形を表す画像データであってもよい。
学習済モデルLM2の出力データは、排泄物の種類を示すデータである。排泄物の種類は、一例として、大便、小便、またはガス(屁)を示すデータを含む。また、排泄物の種類を示すデータは、排泄物の特性(硬い/軟らかい)を示すデータを含んでいてもよい。
<健康状態推定方法の流れ>
図11は、健康管理システム1Cが行う健康状態推定方法M4の流れを例示するシーケンス図である。健康状態推定方法M4は、センサモジュール10を対象者の着用物に装着し、センサ群11の検出値に基づき対象者の排便の検知および対象者の健康状態の推定の少なくともいずれか一方を行う方法の一例である。なお、図11に示す一部のステップは並行して、または、順序を替えて実行されてもよい。
(ステップS301)
ステップS301において、センサモジュール10は、センサ群11の検出値を無線通信により送信する。情報処理装置20Cはセンサモジュール10が出力した検出値を受信する。
(ステップS302)
ステップS302において、情報処理装置20Cは、センサモジュール10から受信した検出値を、ネットワークN2を介して情報処理装置20Dに送信する。情報処理装置20Cは、検出値をセンサモジュール10から受信する毎にその都度受信した検出値を情報処理装置20Dに送信してもよく、また、センサモジュール10から受信した検出値を自装置のメモリに一旦蓄積しておき、所定のタイミングで蓄積された検出値を情報処理装置20Dに送信してもよい。情報処理装置20Dは情報処理装置20Cから検出値を受信する。
(ステップS303)
ステップS303において、情報処理装置20Dのプロセッサ21は、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データおよび学習済モデルLM1を用いて、健康状態を推定する推定処理を実行する。
(ステップS304)
ステップS304において、プロセッサ21は、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データおよび学習済モデルLM2を用いて、排泄物の種類を推定する推定処理を実行する。
(ステップS305)
ステップS305において、情報処理装置20Dは、健康状態の推定結果および排泄物の種類の推定結果を示す推定結果データを情報処理装置30に送信する。情報処理装置30は情報処理装置20Dから推定結果データを受信する。なお、情報処理装置20Dは、推定結果データを情報処理装置30に送信するのに加えて、情報処理装置20Cに推定結果データを送信してもよい。
(ステップS306)
ステップS306において、情報処理装置30は、推定結果データをユーザ端末40に送信する。ユーザ端末40は、推定結果データの示す推定結果をディスプレイに表示する。また、情報処理装置20Dが推定結果データを情報処理装置20Cにも送信した場合、情報処理装置20Cは、推定結果を自装置のディスプレイに表示してもよい。
図12は、ユーザ端末40のディスプレイに表示される画面SC2を例示した図である。画面SC2には、対象者の名前および識別情報(ID)等を含む情報Img11が表示されるとともに、対象者の健康状態を示す情報Inf12が表示される。また、画面SC2には、対象者が排泄したと推定される排泄物の種類を示す情報Inf13が表示される。また、図12の画面において、温湿度センサ112の検出結果、すなわち対象者の体温も表示してもよい。
本実施形態によれば、対象者を介護する介護者等は、ディスプレイに表示される情報を確認することにより、対象者の健康状態および排泄の有無等を把握することができる。介護者等は、対象者の健康状態を対象者の今後の投薬の内容および今後の食事の内容に反映させたり、対象者の排泄ケアの要否を把握したりすることができる。
また、対象者の体温が表示されることにより、介護者等は対象者の健康状態をより把握し易い。例えばインフルエンザ等の感染症が流行している時期において、対象者にセンサモジュール10を装着させておくだけで、対象者の体温を別途測定することなく、対象者の体温および健康状態を管理することができる。
上記実施形態では、情報処理装置20Dが推定結果データを情報処理装置30に送信し、情報処理装置30が推定結果データをユーザ端末40に送信した。情報処理装置20Dは、推定結果を情報処理装置30を経由することなくユーザ端末40に送信してもよい。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図13は、実施形態4に係る健康管理システム1Dの構成を概略的に示す図である。健康管理システム1Dは、センサモジュール10、中継装置20E、情報処理装置20D、情報処理装置30、およびユーザ端末40を含む。換言すると、健康管理システム1Dは、上述した実施形態3に係る健康管理システム1Dの情報処理装置20Cに代えて中継装置20Eを備える。
中継装置20Eはセンサモジュール10と情報処理装置20Dとのデータの遣り取りを中継する装置である。中継装置20Eは、一例として、対象者の病室または保育室等の対象者の居室に設置される。中継装置20Eは、例えば、プロセッサ、一次メモリ、二次メモリ、通信IF、入出力IFを備える。通信IFはセンサモジュール10と無線通信を行うための無線モジュールである。本実施形態では、センサモジュール10が出力した検出値は、中継装置20Eを介して情報処理装置20Dに送信される。
本実施形態によれば、対象者を介護する介護者等は、ディスプレイに表示される情報を確認することにより、対象者の健康状態および排泄の有無等を把握することができる。介護者等は、対象者の健康状態を対象者の今後の投薬の内容および今後の食事の内容に反映させたり、対象者の排泄ケアの要否を把握したりすることができる。
〔付記事項〕
〔付記事項1〕
学習済モデルLM1に入力する入力データに含まれるデータは、上述した各実施形態で示したものに限られない。入力データは、他のデータを含んでいてもよい。一例として、入力データは、対象者が摂取した食事内容を表す食事データを含んでもよい。この場合、学習済モデルLM1は、検出データおよび食事データを含む入力データから、出力データを導出する。また、この場合、プロセッサ21が実行する推定処理は、検出データ、食事データおよび学習済モデルLM1を用いて健康状態を推定する処理である。
食事データは、一例として、対象者が摂取した栄養素の種別および量を示す情報を含んでもよく、また、対象者が摂取した食事のメニューを示す情報を含んでもよい。また、食事データは、一例として、対象者が摂取した食事のメニューを表す画像やメニューを撮影した画像を表すデータを含んでもよい。
〔付記事項2〕
また、入力データは、一例として、対象者の属性を示す情報を含んでいてもよい。対象者の属性を示す情報は、例えば、対象者の性別、対象者の居室、年代、要介護度、疾患の種類、または病状のステージを示す情報を含む。
また、入力データは、一例として、対象者に対する投薬に関する情報を含んでいてもよい。投薬に関する情報は、例えば、薬の種類、投薬した量、投薬したタイミングを示す情報を含む。投薬に関する情報は、一例として、下剤を投薬したタイミングを示す情報を含んでもよい。
〔付記事項3〕
プロセッサ21は、上述の各実施形態において、対象者毎に学習済モデルLM1を構築し、各対象者に対応する学習済モデルLM1を用いて各対象者の健康状態を推定してもよい。この場合、センサモジュール10の送信部12は、センサ群11の検出値およびセンサモジュール10を識別する識別情報を無線通信により送信する。
プロセッサ21は、センサ群11の検出値と識別情報とを受信すると、受信した識別情報に対応する学習済モデルLM1に、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データを用いて対象者の健康状態を推定する。学習済モデルLM1の推定フェーズにおいては、プロセッサ21は、対象者毎に蓄積された検出データとクラスとを用いて、対象者毎の学習済モデルLM1を構築する。
〔付記事項4〕
上述の実施形態では、プロセッサ21は、ひとつの学習済モデルLM1を用いて対象者の健康状態を推定した。プロセッサ21は、複数の学習済モデルLM1を用いて対象者の健康状態を推定してもよい。
一例として、プロセッサ21は、第1の学習済モデルLM11と、第2の学習済モデルLM12と、の2つの学習済モデルを用いて対象者の健康状態を推定してもよい。第1の学習済モデルLM11および第2の学習済モデルLM12の入力はともに、センサ群の検出値の時系列を表す検出データである。一方、第1の学習済モデルLM11の出力は、ファイバーが不足しているか否かを示すクラスである。また、第2の学習済モデルLM12の出力は、水分が不足しているか否かを示すクラスである。
この場合、プロセッサ21は、検出データを第1の学習済モデルLM11に入力して得られる、ファイバーが不足しているか否かを示す情報と、検出データを第2の学習済モデルLM12に入力して得られる、水分が不足しているか否かを示す情報とを、ディスプレイに表示させる等して出力する。介護者等は、ディスプレイに表示される情報を確認することにより、対象者についてファイバーが不足しているか否か、および、水分が不足しているか否かを把握することができる。介護者等は対象者の栄養状態を把握することにより、対象者にどういった投薬をすればよいかを判断したり、対象者の栄養状態を今後の食事内容に反映させたりすることができる。
また、プロセッサ21は、第1の学習済モデルLM11の出力と第2の学習済モデルLM12の出力とに基づき、対象者に対して推奨する献立等、対象者の健康状態を改善するための情報を特定してもよい。この場合、一例として、プロセッサ21は、複数の献立の中から、第1の学習済モデルLM11の出力と第2の学習済モデルLM12の出力との組み合わせに対応する献立をルールベースで選択してもよい。また、一例として、プロセッサ21は、栄養状態を示す情報から献立の種類を示すクラスを導出する学習済モデルを用いて、対象者に適した献立を推定してもよい。
〔付記事項5〕
上述の各実施形態における情報処理装置20、情報処理装置20Bの機能は、複数の装置により実現されてもよく、また、複数の装置が協働することにより実現されてもよい。例えば、推定処理を実行する第1の装置と、学習済モデルLM1を生成する生成処理を実行する第2の装置とが別体の装置として構成され、第1の装置と第2の装置とが協働することにより上述の情報処理装置20Bが実現されてもよい。この場合、換言すると、第2の装置(情報処理装置の一例)は、コントローラと、メモリと、通信部と、を備え、通信部は、センサモジュール10から出力されたセンサ群11の検出値を受信し、コントローラは、センサ群11の検出値の時系列を表す検出データと、対象者の健康状態を表すクラスとを用いて、検出データとクラスとの相関関係を機械学習させた学習済モデルLM1を生成する生成処理、を実行する。
〔付記事項5〕
センサモジュール10のセンサ群11に含まれるセンサは、上述した各実施形態で示したものに限られない。センサ群11は、例えば、温湿度センサ112に代えて、温度センサおよび/または湿度センサを含んでいてもよい。また、センサ群11は、加速度センサを含んでいてもよい。加速度センサは、加速度を検出するセンサであり、一例として、対象者のつま先から頭方向の軸(体軸)に対する角加速度、又は体軸方向の直線加速度を検出する。センサ群11が加速度センサを含んでいる場合、ガスセンサ111は、加速度センサよりも開口部161に近い位置に配置されていてもよい。また、温湿度センサ112は、加速度センサよりも開口部161に近い位置に配置されていてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
情報処理装置20、20B、20C、20D、情報処理装置30、およびユーザ端末40の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報処理装置20、20B、20C、20D、情報処理装置30、およびユーザ端末40は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 健康管理システム
10 センサモジュール
11 センサ群
111 ガスセンサ
112 温湿度センサ
12 送信部
13 コントローラ
14 電源
15 基板
16 筐体
20 情報処理装置
21 プロセッサ
22一次メモリ
23 二次メモリ
24 入出力IF
25 通信IF

Claims (9)

  1. コントローラと、メモリと、通信部と、を備え、
    前記通信部は、
    排泄物に関する情報を検出するセンサと、前記センサの検出値を送信する送信部とを備えるセンサモジュールであって対象者に装着されて用いられるセンサモジュールが送信した前記センサの検出値を受信し、
    前記メモリは、
    前記センサの検出値の時系列を表す検出データから、前記対象者の健康状態を示す出力データを導出する学習済モデルを記憶し、
    前記コントローラは、
    前記検出データおよび前記学習済モデルを用いて前記健康状態を推定する推定処理、を実行する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記学習済モデルは、前記検出データから、前記対象者の栄養状態を示す出力データを導出し、
    前記推定処理においては、前記コントローラは、前記検出データおよび前記学習済モデルを用いて前記栄養状態を推定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記学習済モデルは、前記センサの検出値の時系列を表す検出データと、前記健康状態を表すクラスとの組み合わせの集合を学習用データセットとする教師あり機械学習により構築されたものである、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通信部は、
    前記対象者が摂取した食事内容を表す食事データを受信し、
    前記学習済モデルは、前記検出データおよび前記食事データを含む入力データから、前記出力データを導出し、
    前記推定処理は、前記検出データ、前記食事データおよび前記学習済モデルを用いて前記健康状態を推定する処理である、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記コントローラは、
    前記センサの検出値の時系列を表す検出データと、前記対象者の健康状態を表すクラスとを用いて、前記検出データと前記クラスとの相関関係を機械学習させた学習済モデルを生成する生成処理、を更に実行する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. コントローラと、メモリと、通信部と、を備え、
    前記通信部は、
    排泄物に関する情報を検出するセンサと、前記センサの検出値を送信する送信部とを備えるセンサモジュールであって対象者に装着されて用いられるセンサモジュールが送信した前記センサの検出値を受信し、
    前記コントローラは、
    前記センサの検出値の時系列を表す検出データと、前記対象者の健康状態を表すクラスとを用いて、前記検出データと前記クラスとの相関関係を機械学習させた学習済モデルを生成する生成処理、を実行する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記コントローラは、
    予め定められたプログラムに従って前記各処理を実行する少なくとも1つのプロセッサと、
    前記プログラムを格納した少なくとも1つのメモリと、を備えている、
    ことを特徴とする請求項1~6までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 請求項1~7の何れか1項に記載の情報処理装置を制御するプログラムであって、前記コントローラに前記各処理を実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 対象者が装着して用いるセンサモジュールと、前記対象者の健康状態を推定する情報処理装置と、を備え、
    前記センサモジュールは、
    排泄物に関する情報を検出するセンサと、
    前記センサの検出値を送信する送信部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    コントローラと、メモリと、通信部と、を備え、
    前記通信部は、
    前記センサモジュールが送信した前記センサの検出値を受信し、
    前記メモリは、
    前記センサの検出値の時系列を表す検出データから、前記対象者の健康状態を示す出力データを導出する学習済モデルを記憶し、
    前記コントローラは、
    前記検出データおよび前記学習済モデルを用いて前記健康状態を推定する推定処理、を実行する、
    ことを特徴とするシステム。
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