JP2022106333A - 光検出装置および電子機器 - Google Patents

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Kazuyoshi Yamashita
一宏 五井
Kazuhiro Goi
晋一郎 納土
Shinichiro Noudo
知洋 山崎
Tomohiro Yamazaki
淳 戸田
Atsushi Toda
隆行 小笠原
Takayuki Ogasawara
晃次 宮田
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Abstract

【課題】特定画素の高感度化を実現できるようにする。【解決手段】光検出装置は、フォトダイオードと1以上の画素トランジスタを少なくとも有する第1の画素と、第1の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第2の画素とを含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部を備え、第1の画素内の画素トランジスタは、第1の画素と第2の画素とで共有される。本技術は、例えば、イメージセンサ等に適用できる。【選択図】図3

Description

本技術は、光検出装置および電子機器に関し、特に、特定画素の高感度化を実現できるようにした光検出装置および電子機器に関する。
CMOSイメージセンサの感度を向上させる様々な構造が提案されている。例えば、特許文献1には、R(Red)画素、G(Green) 画素、B(Blue)画素のなかのいずれかの画素のフォトダイオードサイズを他の画素より大きくすることにより、特定画素の感度を向上させる技術が開示されている。
米国特許出願公開第2012/0013777号明細書
しかしながら、特許文献1には、実際にイメージセンサを製造する場合に必要となる画素トランジスタの配置などについては開示されていない。実際に製造する際、全画素でフォトダイオードサイズが同じサイズの場合と同様に画素トランジスタ等の素子を配置すると、飽和信号量や感度が低下する画素が発生し得るため、何らかの工夫が必要と考えられる。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特定画素の高感度化を実現できるようにするものである。
本技術の第1の側面の光検出装置は、フォトダイオードと1以上の画素トランジスタを少なくとも有する第1の画素と、前記第1の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第2の画素とを含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部を備え、前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素と前記第2の画素とで共有される。
本技術の第2の側面の電子機器は、フォトダイオードと1以上の画素トランジスタを少なくとも有する第1の画素と、前記第1の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第2の画素とを含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部を備え、前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素と前記第2の画素とで共有される光検出装置を備える。
本技術の第1および第2の側面においては、フォトダイオードと1以上の画素トランジスタを少なくとも有する第1の画素と、前記第1の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第2の画素とを含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部が設けられ、前記第1の画素内の画素トランジスタが、前記第1の画素と前記第2の画素とで共有される。
光検出装置及び電子機器は、独立した装置であっても良いし、他の装置に組み込まれるモジュールであっても良い。
本技術を適用した固体撮像装置の概略構成を示す図である。 2画素共有の画素ユニットの回路構成例を示す図である。 2画素共有の画素ユニットの第1の回路配置例を示す平面図である。 2画素共有の画素ユニットの第2の回路配置例を示す平面図である。 第2の回路配置例の変形例を示す平面図である。 4画素共有の画素ユニットの回路構成例を示す図である。 4画素共有の画素ユニットの第1の回路配置例を示す平面図である。 4画素共有の画素ユニットの第2の回路配置例を示す平面図である。 カラーフィルタ層の構成例を示す平面図である。 カラーフィルタ層とオンチップレンズの変形サイズ配置例を示す図である。 平面形状を長方形とした場合のカラーフィルタ層の構成例を示す平面図である。 RGBWフィルタの配置例を示す平面図である。 図10のカラーフィルタ層およびオンチップレンズを2x2の4画素単位で配列した例を示す平面図である。 本技術を適用した電子機器としての撮像装置の構成例を示すブロック図である。 イメージセンサの使用例を説明する図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.固体撮像装置の概略構成例
2.2画素共有の画素ユニットの回路構成例
3.2画素共有の画素ユニットの第1の回路配置例
4.2画素共有の画素ユニットの第2の回路配置例
5.4画素共有の画素ユニットの回路構成例
6.4画素共有の画素ユニットの第1の回路配置例
7.4画素共有の画素ユニットの第2の回路配置例
8.カラーフィルタ層の配置例
9.カラーフィルタ層とオンチップレンズの変形サイズ配置例
10.サイズの異なるPDとの組合せ
11.電子機器への適用例
なお、以下の説明で参照する図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は実際のものとは異なる。また、図面相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
また、以下の説明における上下等の方向の定義は、単に説明の便宜上の定義であって、本開示の技術的思想を限定するものではない。例えば、対象を90°回転して観察すれば上下は左右に変換して読まれ、180°回転して観察すれば上下は反転して読まれる。
<1.固体撮像装置の概略構成例>
図1は、本技術を適用した固体撮像装置の概略構成を示している。
図1の固体撮像装置1は、半導体として例えばシリコン(Si)を用いた半導体基板12に、画素2が2次元アレイ状に配列された画素アレイ部3と、その周辺の周辺回路部とを有して構成される。周辺回路部には、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5、水平駆動回路6、出力回路7、制御回路8などが含まれる。
画素アレイ部3に配列された各画素2は、光電変換素子としてフォトダイオード(以下、PDと称する。)を備え、PDで生成された信号電荷を読み出す読み出し回路を複数画素で共有する共有画素構造とされている。各画素2の詳細は、図2以降を参照して後述するが、複数画素で共有される回路は、例えば、FD(フローティングディフージョン)、増幅トランジスタ、リセットトランジスタ、および、選択トランジスタで構成される。
制御回路8は、入力クロックと、動作モードなどを指令するデータを受け取り、また固体撮像装置1の内部情報などのデータを出力する。すなわち、制御回路8は、垂直同期信号、水平同期信号及びマスタクロックに基づいて、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5及び水平駆動回路6などの動作の基準となるクロック信号や制御信号を生成する。そして、制御回路8は、生成したクロック信号や制御信号を、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5及び水平駆動回路6等に出力する。
垂直駆動回路4は、例えばシフトレジスタによって構成され、所定の画素駆動配線10を選択し、選択された画素駆動配線10に画素2を駆動するためのパルスを供給し、行単位で画素2を駆動する。すなわち、垂直駆動回路4は、画素アレイ部3の各画素2を行単位で順次垂直方向に選択走査し、各画素2の光電変換部において受光量に応じて生成された信号電荷に基づく画素信号を、垂直信号線9を通してカラム信号処理回路5に供給させる。
カラム信号処理回路5は、画素2の列ごとに配置されており、1行分の画素2から出力される信号を画素列ごとにノイズ除去などの信号処理を行う。例えば、カラム信号処理回路5は、画素固有の固定パターンノイズを除去するためのCDS(Correlated Double Sampling:相関2重サンプリング)およびAD変換等の信号処理を行う。
水平駆動回路6は、例えばシフトレジスタによって構成され、水平走査パルスを順次出力することによって、カラム信号処理回路5の各々を順番に選択し、カラム信号処理回路5の各々から画素信号を水平信号線11に出力させる。
出力回路7は、カラム信号処理回路5の各々から水平信号線11を通して順次に供給される信号に対し、信号処理を行って出力する。出力回路7は、例えば、バファリングだけする場合もあるし、黒レベル調整、列ばらつき補正、各種デジタル信号処理などが行われる場合もある。入出力端子13は、外部と信号のやりとりをする。
以上のように構成される固体撮像装置1は、CDS処理とAD変換処理を行うカラム信号処理回路5が画素列ごとに配置されたカラムAD方式と呼ばれるCMOSイメージセンサである。
固体撮像装置1は、画素トランジスタが形成される半導体基板12のおもて面側と反対側の裏面側から光が入射される裏面照射型のMOS型固体撮像装置とすることができるが、表面照射型であってもよい。
<2.2画素共有の画素ユニットの回路構成例>
画素アレイ部3において規則的に配列された各画素2は、PDで生成された信号電荷を読み出す読み出し回路の少なくとも一部を複数画素で共有する共有画素構造とされている。
初めに、読み出し回路の少なくとも一部が2画素で共有される場合について説明する。
図2は、2画素で読み出し回路を共有する場合の共有単位である画素ユニットの回路構成例を示している。
図2の画素ユニット31は、PD40Aおよび40B、転送トランジスタ41Aおよび41B、FD42、切替トランジスタ43、リセットトランジスタ44、増幅トランジスタ45、選択トランジスタ46、並びに、付加容量FDLを有する。転送トランジスタ41Aおよび41B、切替トランジスタ43、リセットトランジスタ44、増幅トランジスタ45、並びに、選択トランジスタ46の各画素トランジスタは、いずれも、N型のMOSトランジスタで構成される。
図2の2画素を共有単位とする画素ユニット31は、PD40と転送トランジスタ41のみを画素ごとに個別に保有し、FD42、切替トランジスタ43、リセットトランジスタ44、増幅トランジスタ45、選択トランジスタ46、並びに、付加容量FDLを2画素で共有している。画素ユニット31を構成する2画素を、画素2Aおよび画素2Bと区別すると、画素2AがPD40Aと転送トランジスタ41Aを有し、画素2BがPD40Bと転送トランジスタ41Bを有する。共有されるFD42、切替トランジスタ43、リセットトランジスタ44、増幅トランジスタ45、選択トランジスタ46、並びに、付加容量FDLは、読み出し回路を構成する。
PD40は、受光した光量に応じた電荷(信号電荷)を生成し、かつ、蓄積する。PD40は、アノード端子が接地されているとともに、カソード端子が転送トランジスタ41を介して、FD42に接続されている。
転送トランジスタ41は、転送信号TGによりオンされたとき、PD40で生成された電荷を読み出し、FD42に転送する。画素2AのPD40Aは、転送トランジスタ41Aを制御する転送信号TG Aによりオンされたとき、PD40Aで生成された電荷を読み出し、FD42に転送する。画素2BのPD40Bは、転送トランジスタ41Bを制御する転送信号TG Bによりオンされたとき、PD40Bで生成された電荷を読み出し、FD42に転送する。
FD42は、PD40Aまたは40Bの少なくとも1つから読み出された電荷を保持する。
切替トランジスタ43は、容量切替信号FDGにしたがい、FD42と付加容量FDLとの接続を切り替え、変換効率を切り替える。具体的には、垂直駆動回路4は、例えば、入射光の光量が多い高照度のとき、切替トランジスタ43をオンさせ、FD42と付加容量FDLを接続する。これにより、高照度時に、より多くの電荷を蓄積することができる。一方、入射光の光量が少ない低照度のときには、垂直駆動回路4は、切替トランジスタ43をオフして、付加容量FDLをFD42から切り離す。これにより、変換効率を上げることができる。なお、切替トランジスタ43および付加容量FDLは省略してもよい。
リセットトランジスタ44は、リセット信号RSTによりオンされたとき、FD42に蓄積されている電荷がドレイン(定電圧源VDD)に排出されることで、FD42の電位をリセットする。なお、リセットトランジスタ44がオンされるとき、切替トランジスタ43も同時にオンすることで、付加容量FDLもリセットすることができる。
増幅トランジスタ45は、FD42の電位に応じた画素信号を出力する。すなわち、増幅トランジスタ45は、垂直信号線9を介して接続されている定電流源としての負荷MOS(不図示)とソースフォロワ回路を構成し、FD42に蓄積されている電荷に応じたレベルを示す画素信号が、増幅トランジスタ45から選択トランジスタ46を介してカラム信号処理回路5(図1)に出力される。
選択トランジスタ46は、選択信号SELにより画素ユニット31が選択されたときオンされ、画素ユニット31で生成された画素信号を、垂直信号線9を介してカラム信号処理回路5に出力する。転送信号TG、選択信号SEL、及びリセット信号RSTが伝送される各信号線は、図1の画素駆動配線10に対応する。
画素ユニット31において、垂直駆動回路4が、画素2Aおよび画素2Bの転送トランジスタ41Aおよび41Bを時分割で別々にオンさせ、PD40AおよびPD40Bそれぞれに蓄積された電荷を順次FD42に転送した場合には、画素単位の画素信号がカラム信号処理回路5に出力される。
一方、垂直駆動回路4が、画素2Aおよび画素2Bの転送トランジスタ41Aおよび41Bを同時にオンさせ、PD40AおよびPD40Bそれぞれに蓄積された電荷をFD42に同時転送した場合には、FD42は加算部として機能し、画素ユニット31内の2画素の画素信号を加算した加算信号がカラム信号処理回路5に出力される。
従って、画素ユニット31内の複数の画素2は、垂直駆動回路4からの駆動信号に応じて、1画素単位で画素信号を出力することもできるし、画素ユニット31内の複数の画素2の画素信号を同時出力することもできる。
<3.2画素共有の画素ユニットの第1の回路配置例>
図3は、2画素共有の画素ユニット31の第1の回路配置例を示す平面図である。
図3のAは、第1の回路配置例における1つの画素ユニット31の平面図である。
画素ユニット31は、縦方向に並んで配置された画素2Aおよび画素2Bにより構成される。ここで、縦方向は、画素アレイ部3内の垂直信号線9と平行な方向とし、横方向は、画素駆動配線10と平行な方向とする。
画素2Aの画素領域内には、PD40Aと転送トランジスタ41Aが形成され、画素2Bの画素領域内には、PD40Bと転送トランジスタ41Bが形成されている。矩形の破線で示される画素2Aと画素2Bの画素領域は、同一サイズとされている。また、画素2Aと画素2Bの画素領域の境界部であり、かつ、転送トランジスタ41Aと転送トランジスタ41Bとの間に、FD42が形成されている。
画素2AのPD40Aのフォトダイオードサイズは、画素2BのPD40Bのフォトダイオードサイズよりも大きく形成されている。フォトダイオードサイズが画素2Aよりも小さく形成された画素2Bの画素領域には、画素トランジスタ領域51ないし51が形成されている。上述した切替トランジスタ43、リセットトランジスタ44、増幅トランジスタ45、選択トランジスタ46、並びに、付加容量FDLは、この画素トランジスタ領域51ないし51に分散して配置される。
画素トランジスタ領域51ないし51と、PD40Bとの間には、素子分離部52が形成されている。素子分離部52は、例えば、STI(shallow trench isolation)やP型の不純物領域で形成することができる。画素トランジスタ領域51ないし51を画素2Bの1つの画素領域に集中配置することにより、素子分離部52の面積も小さくすることができ、素子分離部52の形成による結晶欠陥から発生する暗電流を抑制することができる。
また、画素2Bの画素領域の所定の箇所には、各画素トランジスタが形成される半導体基板(Pウェル)12に所定の電圧(例えばGND)を印加するウェルコンタクト部53が配置されている。図3のAでは、画素2Bの矩形の画素領域の四隅の角部の1つであって、画素領域の内側方向が画素トランジスタ領域51および51で囲まれた場所に配置されている。ウェルコンタクト部53は、低抵抗とするため高濃度のP型不純物領域で形成されるが、結晶欠陥による暗電流の発生が懸念される。このように、ウェルコンタクト部53の周辺を画素トランジスタ領域51とし、ウェルコンタクト部53とPD40Bが隣接しないように配置することで、PD40Bに対する暗電流の影響を抑制することができる。ただし、ウェルコンタクト部53は、例えば、画素2Aと画素2Bの画素領域の境界部に配置したり、画素2Aの画素領域内に配置してもよい。
図3のBは、図3のAに示した画素ユニット31が規則的に複数配列された画素アレイ部3内の平面図である。なお、図3のBでは、画素2Aと画素2B以外の符号は省略されている。
図3の画素ユニット31の第1の回路配置例によれば、大きいフォトダイオードサイズのPD40Aを有する画素2Aと、それよりも小さいフォトダイオードサイズのPD40Bを有する画素2Bとが縦方向に隣接して配置される。画素2Aと画素2Bとで共有される全ての画素トランジスタは、小さいフォトダイオードサイズのPD40Bを有する画素2Bの画素トランジスタ領域51ないし51に分散して配置される。これにより、画素2AのPD40Aのフォトダイオードサイズをできるだけ大きくすることができ、PD40Aを高感度化することができる。言い換えれば、画素2Aの画素信号のSN比を向上させることができる。また、PD40Aの飽和信号量が増えることにより、ダイナミックレンジを向上させることができる。
なお、図3で示した第1の回路配置例では、画素ユニット31を構成する画素2Aと画素2Bを縦方向に隣接して配置した構成としたが、横方向に隣接して配置した構成としてもよい。
<4.2画素共有の画素ユニットの第2の回路配置例>
図4は、2画素共有の画素ユニット31の第2の回路配置例を示す平面図である。
図4において、第1の回路配置例として示した図3と対応する部分については同一の符号を付してあり、その部分の説明は適宜省略する。
図4のAは、第2の回路配置例における1つの画素ユニット31の平面図である。
図3に示した第1の回路配置例では、画素2Aと画素2Bの画素領域の境界部に1つのFD42が形成され、その1つのFD42を挟むように転送トランジスタ41Aと転送トランジスタ41Bが形成されていた。
これに対して、図4のAの第2の回路配置例では、画素2Aと画素2Bの画素領域のそれぞれにFD42が設けられている。画素2Aに設けられたFD42がFD42Aとされ、画素2Bに設けられたFD42がFD42Bとされている。FD42AとFD42Bは、半導体基板12の上部の配線層内のメタル配線54により電気的に接続されている。画素2AのFD42Aと画素2BのFD42Bは、同一画素領域内のPD40に対して、図中、右上の角部となる同じ位置に配置されており、矩形のPD40の四隅の一つの角部であって、FD42が配置された角部に対応する位置に、転送トランジスタ41Aまたは41Bが形成されている。
また、図3のAに示した第1の回路配置例では、共有される画素トランジスタが配置される画素トランジスタ領域51ないし51が、小さいフォトダイオードサイズのPD40Bを有する画素2Bの画素領域内に形成されていた。
これに対して、図4のAの第2の回路配置例では、画素トランジスタ領域51および51は、小さいフォトダイオードサイズのPD40Bを有する画素2Bの画素領域内に形成されているが、画素トランジスタ領域51は、大きいフォトダイオードサイズのPD40Aを有する画素2Aの画素領域内に形成されている。このように、画素トランジスタの少なくとも1つは、大きいフォトダイオードサイズのPD40Aを有する画素2Aの画素領域内に配置してもよい。
また、素子分離部52については、画素トランジスタ領域51ないし51の形成位置に対応して、素子分離部52ないし52の3つに分けて配置されている。素子分離部52は、PD40Bとの画素トランジスタ領域51とを分離する。素子分離部52は、PD40Bとの画素トランジスタ領域51とを分離する。素子分離部52は、PD40Aとの画素トランジスタ領域51とを分離する。
図4のBは、図4に示したAの画素ユニット31が規則的に複数配列された画素アレイ部3内の平面図である。なお、図4のBにおいても、画素2Aと画素2B以外の符号は省略されている。
図4の画素ユニット31の第2の回路配置例によれば、大きいフォトダイオードサイズのPD40Aを有する画素2Aと、それよりも小さいフォトダイオードサイズのPD40Bを有する画素2Bとが縦方向に隣接して配置される。画素2Aと画素2Bとで共有される画素トランジスタは、小さいフォトダイオードサイズのPD40Bを有する画素2Bの画素トランジスタ領域51および51と、大きいフォトダイオードサイズのPD40Aを有する画素2Aの画素トランジスタ領域51とに分散して配置される。これにより、画素2AのPD40Aのフォトダイオードサイズをできるだけ大きくすることができ、PD40Aを高感度化することができる。言い換えれば、画素2Aの画素信号のSN比を向上させることができる。また、PD40Aの飽和信号量が増えることにより、ダイナミックレンジを向上させることができる。
また、第1の回路配置例と同様に、素子分離部52(52ないし52)の集中配置、および、素子分離部52によるウェルコンタクト部53の隔離により、暗電流を抑制することができる。
第2の回路配置例においても、画素ユニット31を構成する画素2Aと画素2Bを横方向に隣接して配置した構成としてもよい点は、第1の回路配置例と同様である。
<第2の回路配置例の変形例>
図5のAないしCは、画素ユニット31の第2の回路配置例の変形例を示す平面図である。
図5のAに示される第1変形例は、図4のAにおいて2つに分かれて形成されていた画素トランジスタ領域51および51が、1つの画素トランジスタ領域51に変更されている点が異なり、その他の点は第2の回路配置例と共通する。
図5のBに示される第2変形例は、図5のAの第1変形例のウェルコンタクト部53と画素トランジスタ領域51の配置を入れ替えた点が異なり、その他の点は第1変形例と共通する。
第2変形例では、画素トランジスタ領域51と51との間にウェルコンタクト部53がなく、画素トランジスタ領域51と51が隣接するため、画素トランジスタ領域51と51のそれぞれに形成される画素トランジスタのソースまたはドレイン間を繋ぐ配線を減らすことができる。これにより、配線間のカップリングを減らし、ノイズを低減することができる。ノイズ低減により画素信号のSN比を向上させることができる。また、配線本数が減ることにより、配線のオープンまたはショート等の不良も減らすことができ、歩留まりを向上させることができる。画素トランジスタ領域51と51とを接続し、一続きの領域で形成してもよい。
図5のCに示される第3変形例は、図5のAの第1変形例と比較して、転送トランジスタ41Aおよび41BとFD42の配置が異なり、その他の点は共通する。第1変形例では、画素2Aと画素2BのそれぞれにFD42(FD42A,FD42B)が設けられ、2つのFD42がメタル配線54により電気的に接続されていた。第3変形例では、第1の回路配置例と同様に、画素2Aと画素2Bの画素領域の境界部に1つのFD42が形成され、その1つのFD42を挟むように転送トランジスタ41Aと転送トランジスタ41Bが形成されている。
画素2Aと画素2BのそれぞれにFD42を設け、2つのFD42をメタル配線54により接続する構造と、画素境界に1つのFD42を配置し、そのFD42を挟むように転送トランジスタ41Aと41Bを配置する構造では、FD42を1つとする方が、メタル配線54が不要となるので、配線間のカップリングを減らし、ノイズを低減することができる。これにより、画素信号のSN比を向上させることができる。
図示は省略するが、第1変形例ないし第3変形例の一部どうしを任意に組み合わせた構成も可能である。例えば、図5のCの第3変形例の転送トランジスタ41Aおよび41BとFD42の配置と、図5のBの第2変形例の画素トランジスタ領域51とウェルコンタクト部53の配置とを組み合わせた構成を採用することができる。
上述した画素トランジスタ領域51ないし51やウェルコンタクト部53の配置は、上述した例に限定されず、左右対称や上下対称に任意に入れ替えた配置も可能であることは言うまでもない。
<5.4画素共有の画素ユニットの回路構成例>
次に、読み出し回路の少なくとも一部が4画素で共有される場合について説明する。
なお、以下で説明する4画素で共有する構成の図面においても、上述した2画素で共有する画素ユニットと対応する部分については同一の符号を付してあり、その部分の説明は適宜省略する。
図6は、4画素で読み出し回路を共有する場合の共有単位である画素ユニットの回路構成例を示している。
図6の画素ユニット81は、PD40Aないし40D、転送トランジスタ41Aないし41D、FD42、切替トランジスタ43、リセットトランジスタ44、増幅トランジスタ45、選択トランジスタ46、並びに、付加容量FDLを有する。
図6の4画素を共有単位とする画素ユニット81は、PD40と転送トランジスタ41のみを画素ごとに個別に保有し、FD42、切替トランジスタ43、リセットトランジスタ44、増幅トランジスタ45、選択トランジスタ46、並びに、付加容量FDLを4画素で共有している。画素ユニット81を構成する4画素を、画素2A、2B、2C、および2Dと区別すると、画素2AがPD40Aと転送トランジスタ41Aを有し、画素2BがPD40Bと転送トランジスタ41Bを有する。画素2CがPD40Cと転送トランジスタ41Cを有し、画素2DがPD40Dと転送トランジスタ41Dを有する。
図6の画素ユニット81のその他の構成および動作は、図3で説明した2画素共有の場合と同様である。
垂直駆動回路4が、画素2Aないし2Dの転送トランジスタ41Aないし41Dを別々にオンさせ、PD40AないしPD40Dそれぞれに蓄積された電荷を順次FD42に転送した場合には、画素単位の画素信号がカラム信号処理回路5に出力される。
一方、垂直駆動回路4が、画素2Aないし2Dの転送トランジスタ41Aないし41Dを同時にオンさせ、PD40AないしPD40Dそれぞれに蓄積された電荷をFD42に同時転送した場合には、FD42は加算部として機能し、画素ユニット81内の4画素の画素信号を加算した加算信号がカラム信号処理回路5に出力される。
従って、画素ユニット81内の複数の画素2は、垂直駆動回路4からの駆動信号に応じて、1画素単位で画素信号を出力することもできるし、画素ユニット81内の複数の画素2の画素信号を同時出力することもできる。
<6.4画素共有の画素ユニットの第1の回路配置例>
図7は、4画素共有の画素ユニット81の第1の回路配置例を示す平面図である。
図7のAは、第1の回路配置例における1つの画素ユニット81の平面図である。
画素ユニット81は、画素2Aないし2Dを、2x2の4画素領域に配置して構成される。具体的には、2x2の左上の画素領域に画素2Aが配置され、左下の画素領域に画素2Bが配置され、右下の画素領域に画素2Cが配置され、右上の画素領域に画素2Dが配置されている。矩形の破線で示される各画素2の画素領域は、同一サイズである。
画素ユニット81の中心部であって、2x2の4画素領域の境界部に、FD42が形成されている。画素2Aないし2Dの転送トランジスタ41Aないし41Dは、それぞれの画素領域内のFD42近傍に形成されている。
画素2Aないし2Dの各PD40のフォトダイオードサイズは、PD40AないしPD40Cが同一サイズで、PD40Dのフォトダイオードサイズが、PD40AないしPD40Cよりも小さく形成されている(PD40A=PD40B=PD40C > PD40D)。フォトダイオードサイズが他の3画素よりも小さく形成された画素2Dの画素領域には、画素トランジスタ領域61および61が形成されている。4画素で共有される切替トランジスタ43、リセットトランジスタ44、増幅トランジスタ45、選択トランジスタ46、並びに、付加容量FDLは、この画素トランジスタ領域61および61に分散して配置される。
画素トランジスタ領域61および61と、PD40Dとの間には、素子分離部62が形成されている。素子分離部62は、例えば、STIやP型の不純物領域で形成することができる。画素トランジスタ領域61および61を画素2Dの1つの画素領域に集中配置することにより、素子分離部62の面積も小さくすることができ、素子分離部62の形成による結晶欠陥から発生する暗電流を抑制することができる。
また、画素2Dの画素領域の所定の箇所には、ウェルコンタクト部53が配置されている。図7のAでは、画素Dの矩形の画素領域の四隅の角部の1つであって、画素領域の内側方向が画素トランジスタ領域61および61で囲まれた場所に配置されている。このように、ウェルコンタクト部53の周辺を画素トランジスタ領域61とし、ウェルコンタクト部53とPD40Dが隣接しないように配置することで、PD40Dに対する暗電流の影響を抑制することができる。ただし、ウェルコンタクト部53は、例えば、画素2Aないし2Dの画素領域の境界部に配置したり、画素2Aないし2Cの画素領域内に配置してもよい。
図7のBは、図7のAに示した画素ユニット81が規則的に複数配列された画素アレイ部3内の平面図である。なお、図7のBでは、画素2Aないし2D以外の符号は省略されている。
図7の画素ユニット81の第1の回路配置例によれば、同一のフォトダイオードサイズのPD40AないしPD40Cを有する画素2Aないし2Cと、それよりも小さいフォトダイオードサイズのPD40Dを有する画素2Dとが2x2の4画素領域に配置される。画素2Aないし2Dで共有される全ての画素トランジスタは、小さいフォトダイオードサイズのPD40Dを有する画素2Dの画素トランジスタ領域61および61に分散して配置される。これにより、画素2Aないし2CのPD40AないしPD40Cのフォトダイオードサイズをできるだけ大きくすることができ、PD40AないしPD40Cを高感度化することができる。言い換えれば、画素2Aないし2Cの画素信号のSN比を向上させることができる。また、PD40AないしPD40Cの飽和信号量が増えることにより、ダイナミックレンジを向上させることができる。
<7.4画素共有の画素ユニットの第2の回路配置例>
図8は、4画素共有の画素ユニット81の第2の回路配置例を示す平面図である。
図8において、第1の回路配置例として示した図7と対応する部分については同一の符号を付してあり、その部分の説明は適宜省略する。
図8のAに示される第2の回路配置例は、画素2Aないし2DのPD40AないしPD40Dそれぞれのフォトダイオードサイズの大小関係が、図7に示した第1の回路配置例と異なる。具体的には、第1の回路配置例では、PD40AないしPD40Cが同一のフォトダイオードサイズで形成され、PD40Dのフォトダイオードサイズが、PD40AないしPD40Cよりも小さく形成されていた(PD40A=PD40B=PD40C > PD40D)。
これに対して、第2の回路配置例では、PD40Bのフォトダイオードサイズが最も大きく、次に、PD40AとPD40Cが同一のフォトダイオードサイズで大きく、PD40Dのフォトダイオードサイズが最も小さく形成されている。
また、フォトダイオードサイズが最も大きいPD40Bと、2番目に大きいPD40AおよびPD40Cとは、2x2の4画素領域を縦方向および横方向に等分割した画素領域からはみ出し、隣の画素領域にも形成されている。画素2BのPD40Bは、画素2A、2C、および2Dの画素領域へはみ出して形成されている。画素2AのPD40Aは、画素2Dの画素領域へはみ出して形成されている。画素2CのPD40Cは、画素2Dの画素領域へはみ出して形成されている。
FD42とその近傍に形成される転送トランジスタ41Aないし41Dの配置も、PD40AないしPD40Cの配置のずれに応じて、画素ユニット81の中心部から画素2Dの画素領域内へずれて配置されている。
画素トランジスタ領域61および61と素子分離部62の配置関係は、図7に示した第1の回路配置例と同様である。画素トランジスタ領域61および61と素子分離部62の形成位置やサイズの変更はあってもよい。
図8のBは、図8のAに示した画素ユニット81が規則的に複数配列された画素アレイ部3内の平面図である。なお、図8のBでは、画素2Aないし2D以外の符号は省略されている。
図8に示した第2の回路配置例のように、画素2Aないし2DそれぞれのPD40AないしPD40Dが、等分割した画素領域からはみ出すように形成されてもよい。図8の画素ユニット81第2の回路配置例における作用効果は、上述した第1の回路配置例における作用効果と同様である。
図7の第1の回路配置例は、フォトダイオードサイズの種類を2種類とした例であり、図8の第2の回路配置例は、フォトダイオードサイズの種類を3種類とした例である。その他、画素2Aないし2DそれぞれのPD40AないしPD40Dのフォトダイオードサイズを異ならせ、フォトダイオードサイズの種類を4種類としてもよい。
また、上述した画素ユニット31は、2画素で読み出し回路を共有する構成であり、上述した画素ユニット81は、4画素で読み出し回路を共有する構成である。2画素または4画素以外の複数画素で読み出し回路を共有する画素ユニットとしてもよい。例えば、8画素で読み出し回路を共有する構成としてもよい。
上述した画素ユニット81では、2x2の4画素のうち、画素トランジスタ領域51ないし51やウェルコンタクト部53を右上の画素2に配置したが、これらを配置する画素2は、右上の画素2に限らず、他の画素2に配置してもよい。
<8.カラーフィルタ層の配置例>
図9は、PD40が形成された半導体基板12の光入射面側(例えば、裏面)に形成されるカラーフィルタ層の構成例を示す平面図である。
カラーフィルタ層101は、例えば、図9のAに示されるように、等間隔に分割された画素領域に対して、R(Red)の波長を透過させるRフィルタ111R、G(Green)の波長を透過させるGフィルタ111G、B(Blue)の波長を透過させるBフィルタ111Bを、ベイヤ配列等の所定の配列で画素毎に配置した構成とすることができる。Rフィルタ111R、Gフィルタ111G、および、Bフィルタ111Bの平面サイズは同一で、平面形状は正方形である。
あるいはまた、図9のBに示されるように、Rフィルタ111R、Gフィルタ111G、および、Bフィルタ111Bに、Wフィルタ111Wを加えた4種類のフィルタを、2x2の4画素単位で規則的に配置した構成とすることができる。Wフィルタ111Wは、R(Red)、G(Green)、およびB(Blue)と、IR(赤外光)とを含む全波長を透過させるフィルタである。Rフィルタ111R、Gフィルタ111G、Bフィルタ111Bに、および、Wフィルタ111Wの平面サイズは同一で、平面形状は正方形ある。Wフィルタ111Wに代えて、IRのみを透過させるIRフィルタを配置してもよい。
また、カラーフィルタ層101は、R,G,Bのフィルタではなく、シアン、マゼンタ、イエローの補色のフィルタを採用してもよい。
カラーフィルタ層101さらに上側(光入射面側)には、同一サイズのオンチップレンズ(不図示)が画素ごとに配置される。
<9.カラーフィルタ層とオンチップレンズの変形サイズ配置例>
上述した実施の形態では、等間隔に分割された画素領域に形成されるPD40のフォトダイオードサイズを画素によって異ならせる例について説明したが、半導体基板12の光入射面側上部に形成されるカラーフィルタ層やオンチップレンズについては、各画素で同一サイズであることとした。
次に、カラーフィルタ層やオンチップレンズのサイズを画素に応じて異ならせる例について説明する。なお、以下では、フォトダイオードサイズについては各画素で同一サイズとして説明する。
図10のAは、画素アレイ部3において縦方向または横方向に並ぶ複数画素の断面図である。
半導体基板12には、等間隔に分割された画素領域に、PD150が同一のフォトダイオードサイズで形成されている。図中の上側となる半導体基板12の光入射面側には、平坦化層151、カラーフィルタ層152、および、オンチップレンズ153が形成されている。
平坦化層151は、屈折率の異なる2つの平坦化膜161および162で構成されている。例えば、第1の屈折率を有する平坦化膜161がPD150の上側に形成され、第1の屈折率よりも屈折率の大きい第2の屈折率を有する平坦化膜162が隣接画素の境界部に形成される。平坦化膜161および162は、いずれも入射光を透過する材料で形成されるが、屈折率を変えることで、隣接画素へ入射しようとする光を平坦化膜162で反射させることができ、混色を抑制することができる。平坦化膜161および162の材料は、例えば、酸化膜(SiO2)、窒化膜(SiN)、酸窒化膜(SiON)、炭化珪素(SiC)等を採用することができる。
カラーフィルタ層152には、画素領域より小さい平面サイズのRフィルタ163Rと、画素領域より大きい平面サイズのGフィルタ163Gが交互に配列されている。Gフィルタ163Gの上には、そのフィルタサイズに合わせた画素領域より大きい平面サイズのオンチップレンズ153Lが形成されている。Rフィルタ163Rの上には、そのフィルタサイズに合わせた画素領域より小さい平面サイズのオンチップレンズ153Sが形成されている。
図10のBは、図10のAのPD150の平面図と、カラーフィルタ層152およびオンチップレンズ153の平面図を示している。
各画素2のPD150は、等間隔に区切られた各画素領域内に、全画素同一サイズで形成されている。
カラーフィルタ層152には、Rフィルタ163R、Gフィルタ163G、およびBフィルタ163Bが、ベイヤ配列で配置されている。Gフィルタ163GとBフィルタ163Bが並ぶ画素では、Bフィルタ163Bの平面サイズが、Rフィルタ163Rと同様に、画素領域より小さい平面サイズで形成され、Gフィルタ163Gは、画素領域より大きい平面サイズで形成されている。大きい平面サイズで形成されたGフィルタ163Gの上には、大きい平面サイズのオンチップレンズ153Lが形成され、小さい平面サイズで形成されたRフィルタ163RおよびBフィルタ163Bの上には、小さい平面サイズのオンチップレンズ153Sが形成されている。
以上のように、各画素2のPD150については全画素同一サイズで形成し、その上部、すなわち光入射面側のカラーフィルタ層152とオンチップレンズ153を、受光する色に応じて画素サイズを異ならせることで、所望の画素の感度を向上させることができる。PD150のサイズは全画素で同一とすることで、飽和信号量や暗電流などのノイズ成分が全画素で同じとなるので、画素毎の特性ばらつきを減らすことができる。
このような構造の固体撮像装置1は、半導体基板12の上層に形成するカラーフィルタ層152とオンチップレンズ153のサイズ変更のみ行えばよいので、製造工程の変更がカラーフィルタ層152とオンチップレンズ153のマスク変更のみで済み、特性のコントロールも容易である。したがって、低コストで所望の特性を得ることができる。
なお、図10の例では、Rフィルタ162R、Gフィルタ162G、およびBフィルタ162Bの平面形状を、縦方向および横方向のサイズが同一の正方形としているが、縦方向と横方向の長さが異なる長方形としてもよい。
図11は、Rフィルタ163R、Gフィルタ163G、およびBフィルタ163Bの平面形状を長方形とした場合の例を示す平面図である。
図11のカラーフィルタ層152では、画素領域より大きい平面サイズのGフィルタ163Gは、横長の長方形で形成され、画素領域より小さい平面サイズのRフィルタ163RおよびBフィルタ163Bは、縦長の長方形で形成されている。なお、平面形状は、正方形または長方形に限らず、その他の形状、例えば六角形や八角形等でもよい。
図10および図11は、Rフィルタ163R、Gフィルタ163G、およびBフィルタ163Bのうち、Gフィルタ163Gを画素領域より大きい平面サイズとし、Rフィルタ163RおよびBフィルタ163Bを画素領域より小さい平面サイズとした例であるが、どの色のフィルタを画素領域より大きい平面サイズ、または、画素領域より小さい平面サイズとするかは、任意に決定することができる。
また、Rフィルタ163R、Gフィルタ163G、およびBフィルタ163Bの配列も、ベイヤ配列に限らず、その他の配列であってもよい。カラーフィルタ層152を構成する色の種類も、R,G,Bの組合せではなく、シアン、マゼンタ、イエローの補色の組合せとしてもよい。
図12のAおよびBは、Rフィルタ163R、Gフィルタ163G、およびBフィルタ163Bに、Wフィルタ163Wを加えた場合のカラーフィルタ層152の配置例を示している。
図12のAに示される、Wフィルタ163Wを備えた第1の配置例では、Wフィルタ163Wが画素領域より小さい長方形(縦長)の平面サイズで形成され、Gフィルタ163Gが画素領域より大きい長方形(横長)の平面サイズで形成されている。Rフィルタ163RおよびBフィルタ163Bは、等間隔に分割された画素領域と同じ正方形の平面サイズで形成されている。
例えば、画素サイズを1μm角とした場合、Wフィルタ163Wが縦×横=0.8μm×1.0μmのサイズ、Gフィルタ163Gが縦×横=1.0μm×1.2μmのサイズで形成されている。Rフィルタ163RおよびBフィルタ163Bは、それぞれ、縦×横=1.0μm×1.0μmのサイズで形成されている。
図12のBに示される、Wフィルタ163Wを備えた第2の配置例では、Wフィルタ163Wが画素領域より小さい正方形の平面サイズで形成され、Gフィルタ163GとRフィルタ163Rが画素領域より大きい長方形の平面サイズで形成されている。Bフィルタ163Bは、等間隔に分割された画素領域と同じ正方形の平面サイズで形成されている。
例えば、画素サイズを1μmとした場合、Wフィルタ163Wが縦×横=0.8μm×0.8μmのサイズ、Gフィルタ163Gが縦×横=1.0μm×1.2μmのサイズで形成されている。Rフィルタ163Rは、縦×横=1.2μm×1.0μmのサイズ、Bフィルタ163Bは、縦×横=1.0μm×1.0μmのサイズで形成されている。
Wフィルタ163Wを備えた画素2では、Wフィルタ163Wが可視光を吸収しないため感度が高く、PD150が飽和して、蓄積しきれない電荷が隣接画素に流入するブルーミングと呼ばれる現象が発生しやすくなり、画質劣化を起こしやすい。そのため、Wフィルタ163Wの平面サイズを小さくすることで、感度を下げることが可能となるため、すぐに飽和することを防止でき、強い光量下でもブルーミングのような画質劣化を抑制することができる。
また、Gフィルタ163Gの平面サイズを大きくすることで、緑の波長を受光する画素2の感度が向上し、SN比を向上させることができる。特に、緑色の多い風景画などにおいては効果が大きい。
図12のWフィルタ163Wの代わりに、IR(赤外光)のみを透過させるIRフィルタとしてもよい。カラーフィルタ層152を構成する色の種類も、R,G,Bの組合せではなく、シアン、マゼンタ、イエローの補色の組合せを採用してもよい。
図10ないし図12で説明した例は、いずれも、R,G,B,W等の透過波長の異なるフィルタを1画素単位で配列した例であるが、複数画素単位で配列することも可能である。
図13は、2x2の4画素単位でR,G,Bのフィルタをベイヤ配列で配置し、かつ、フィルタサイズとオンチップレンズのサイズを変えた平面図である。
図13は、図10に示したカラーフィルタ層152およびオンチップレンズ153を、2x2の4画素単位で配列した場合に相当する。
<10.サイズの異なるPDとの組合せ>
図10ないし図13で説明したカラーフィルタ層152やオンチップレンズ153の平面サイズを画素2に応じて異ならせた構造と、図2ないし図8で説明したフォトダイオードサイズを画素2によって異ならせた構造とを組み合わせた画素構造を採用することができる。例えば、フォトダイオードサイズが大きいPD40Aを有する画素2Aに対して画素領域より大きい平面サイズのGフィルタ162Gを配置し、フォトダイオードサイズが小さいPD40Bを有する画素2Bに対して画素領域より小さい平面サイズのBフィルタ162BまたはRフィルタ162Rを配置した画素構造とすることができる。オンチップレンズ153Sおよび153Lについても同様である。
<11.電子機器への適用例>
本技術は、固体撮像装置への適用に限られるものではない。即ち、本技術は、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置や、撮像機能を有する携帯端末装置や、画像読取部に固体撮像装置を用いる複写機など、画像取込部(光電変換部)に固体撮像装置を用いる電子機器全般に対して適用可能である。固体撮像装置は、ワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。
図14は、本技術を適用した電子機器としての、撮像装置の構成例を示すブロック図である。
図14の撮像装置300は、レンズ群などからなる光学部301、図1の固体撮像装置1の構成が採用される固体撮像装置(撮像デバイス)302、およびカメラ信号処理回路であるDSP(Digital Signal Processor)回路303を備える。また、撮像装置300は、フレームメモリ304、表示部305、記録部306、操作部307、および電源部308も備える。DSP回路303、フレームメモリ304、表示部305、記録部306、操作部307および電源部308は、バスライン309を介して相互に接続されている。
光学部301は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで固体撮像装置302の撮像面上に結像する。固体撮像装置302は、光学部301によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。この固体撮像装置302として、図1の固体撮像装置1、即ち、異なるフォトダイオードサイズを有する画素2を2次元アレイ状に配列された固体撮像装置や、カラーフィルタ層152およびオンチップレンズ153を画素2に応じて異なるサイズに形成した固体撮像装置などを用いることができる。
表示部305は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の薄型ディスプレイで構成され、固体撮像装置302で撮像された動画または静止画を表示する。記録部306は、固体撮像装置302で撮像された動画または静止画を、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録する。
操作部307は、ユーザによる操作の下に、撮像装置300が持つ様々な機能について操作指令を発する。電源部308は、DSP回路303、フレームメモリ304、表示部305、記録部306および操作部307の動作電源となる各種の電源を、これら供給対象に対して適宜供給する。
上述したように、固体撮像装置302として、上述した実施の形態を適用した固体撮像装置1を用いることで、特定画素の高感度化を実現し、SN比を向上させることができる。従って、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、さらには携帯電話機等のモバイル機器向けカメラモジュールなどの撮像装置300においても、撮像画像の高画質化を図ることができる。
<イメージセンサの使用例>
図15は、上述の固体撮像装置1を用いたイメージセンサの使用例を示す図である。
上述の固体撮像装置1を用いたイメージセンサは、例えば、以下のように、可視光や、赤外光、紫外光、X線等の光をセンシングする様々なケースに使用することができる。
・ディジタルカメラや、カメラ機能付きの携帯機器等の、鑑賞の用に供される画像を撮影する装置
・自動停止等の安全運転や、運転者の状態の認識等のために、自動車の前方や後方、周囲、車内等を撮影する車載用センサ、走行車両や道路を監視する監視カメラ、車両間等の測距を行う測距センサ等の、交通の用に供される装置
・ユーザのジェスチャを撮影して、そのジェスチャに従った機器操作を行うために、TVや、冷蔵庫、エアーコンディショナ等の家電に供される装置
・内視鏡や、赤外光の受光による血管撮影を行う装置等の、医療やヘルスケアの用に供される装置
・防犯用途の監視カメラや、人物認証用途のカメラ等の、セキュリティの用に供される装置
・肌を撮影する肌測定器や、頭皮を撮影するマイクロスコープ等の、美容の用に供される装置
・スポーツ用途等向けのアクションカメラやウェアラブルカメラ等の、スポーツの用に供される装置
・畑や作物の状態を監視するためのカメラ等の、農業の用に供される装置
本技術は、上述したイメージセンサとしての固体撮像装置の他、ToF(Time of Flight)センサともよばれる距離を測定する測距センサなども含む光検出装置全般に適用することができる。測距センサは、物体に向かって照射光を発光し、その照射光が物体の表面で反射され返ってくる反射光を検出し、照射光が発光されてから反射光が受光されるまでの飛行時間に基づいて物体までの距離を算出するセンサである。この測距センサの受光画素構造として、上述した画素2の構造を採用することができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、本明細書に記載されたもの以外の効果があってもよい。
なお、本技術は、以下の構成を取ることができる。
(1)
フォトダイオードと1以上の画素トランジスタを少なくとも有する第1の画素と、
前記第1の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第2の画素と
を含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部を備え、
前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素と前記第2の画素とで共有される
光検出装置。
(2)
前記第2の画素は、少なくとも1つの画素トランジスタをさらに有し、
前記第2の画素内の画素トランジスタも、前記第1の画素と前記第2の画素とで共有される
前記(1)に記載の光検出装置。
(3)
前記第1の画素の画素トランジスタとフォトダイオードとの間に素子分離部をさらに有する
前記(1)または(2)に記載の光検出装置。
(4)
前記第1の画素は、ウェルに所定の電圧を印加するウェルコンタクト部をさらに有する
前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光検出装置。
(5)
前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素と、複数の前記第2の画素とで共有される
前記(1)ないし(4)のいずれかに記載の光検出装置。
(6)
前記第1の画素と、3つの前記第2の画素とが、2x2の4画素領域に配置される
前記(5)に記載の光検出装置。
(7)
前記画素アレイ部は、
前記第2の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第3の画素をさらに含み、
前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素、2つの前記第2の画素、および前記第3の画素で共有される
前記(1)に記載の光検出装置。
(8)
前記第1の画素、2つの前記第2の画素、および前記第3の画素は、2x2の4画素領域に配置され、
2つの前記第2の画素および前記第3の画素の各フォトダイオードは、前記2x2の4画素領域を縦方向および横方向に等分割した画素領域からはみ出し、隣りの画素領域にも形成されている
前記(7)に記載の光検出装置。
(9)
前記画素アレイ部は、前記画素のフォトダイオードの上側に、R,G,またはBのフィルタを含むカラーフィルタ層と、オンチップレンズとをさらに備える
前記(1)ないし(8)のいずれかに記載の光検出装置。
(10)
前記R、G、またはBのフィルタおよび前記オンチップレンズの平面サイズは同一である
前記(9)に記載の光検出装置。
(11)
前記RまたはBのフィルタおよび前記オンチップレンズの平面サイズは、
前記Gのフィルタおよび前記オンチップレンズの平面サイズよりも小さいサイズである
前記(9)に記載の光検出装置。
(12)
前記R,G,またはBの各フィルタの平面形状は正方形である
前記(11)に記載の光検出装置。
(13)
前記R,G,またはBの各フィルタの平面形状は長方形である
前記(11)に記載の光検出装置。
(14)
前記カラーフィルタ層は、WまたはIRのフィルタをさらに含む
前記(9)ないし(11)のいずれかに記載の光検出装置。
(15)
前記WまたはIRの各フィルタの平面形状は正方形である
前記(14)に記載の光検出装置。
(16)
前記R,G,およびBの各フィルタの平面形状は正方形である
前記(14)または(15)に記載の光検出装置。
(17)
前記WまたはIRの各フィルタの平面形状は長方形である
前記(14)に記載の光検出装置。
(18)
前記画素アレイ部は、前記画素のフォトダイオードの上側に、R,G,またはBのフィルタを含むカラーフィルタ層とオンチップレンズを有し、
前記R,G,またはBの同色のフィルタが複数画素単位に配列されている
前記(1)ないし(17)のいずれかに記載の光検出装置。
(19)
フォトダイオードと1以上の画素トランジスタを少なくとも有する第1の画素と、
前記第1の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第2の画素と
を含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部を備え、
前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素と前記第2の画素とで共有される
光検出装置
を備える電子機器。
(20)
同一サイズのフォトダイオードを含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部を備え、
前記画素アレイ部は、前記フォトダイオードの上側に、異なるサイズのカラーフィルタ層とオンチップレンズを有する
光検出装置。
1 固体撮像装置, 2,2Aないし2D 画素, 3 画素アレイ部, 12 半導体基板, 31 画素ユニット, 40,40Aないし40D PD, 41,41Aないし41D 転送トランジスタ, 42 FD, 43 切替トランジスタ, FDL 付加容量, 44 リセットトランジスタ, 45 増幅トランジスタ, 46 選択トランジスタ, 51,51ないし51 画素トランジスタ領域, 52,52ないし52 素子分離部, 53 ウェルコンタクト部, 54 メタル配線, 61,61,61 画素トランジスタ領域, 62 素子分離部, 81 画素ユニット, 101 カラーフィルタ層, 111B Bフィルタ, 111G Gフィルタ, 111R Rフィルタ, 111W Wフィルタ, 126W Wフィルタ, 150 PD, 151 平坦化層, 152 カラーフィルタ層, 153,153L,153S オンチップレンズ, 161,162 平坦化膜, 163B Bフィルタ, 163G Gフィルタ, 163R Rフィルタ, 300 撮像装置, 302 固体撮像装置

Claims (20)

  1. フォトダイオードと1以上の画素トランジスタを少なくとも有する第1の画素と、
    前記第1の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第2の画素と
    を含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部を備え、
    前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素と前記第2の画素とで共有される
    光検出装置。
  2. 前記第2の画素は、少なくとも1つの画素トランジスタをさらに有し、
    前記第2の画素内の画素トランジスタも、前記第1の画素と前記第2の画素とで共有される
    請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記第1の画素の画素トランジスタとフォトダイオードとの間に素子分離部をさらに有する
    請求項1に記載の光検出装置。
  4. 前記第1の画素は、ウェルに所定の電圧を印加するウェルコンタクト部をさらに有する
    請求項1に記載の光検出装置。
  5. 前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素と、複数の前記第2の画素とで共有される
    請求項1に記載の光検出装置。
  6. 前記第1の画素と、3つの前記第2の画素とが、2x2の4画素領域に配置される
    請求項5に記載の光検出装置。
  7. 前記画素アレイ部は、
    前記第2の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第3の画素をさらに含み、
    前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素、2つの前記第2の画素、および前記第3の画素で共有される
    請求項1に記載の光検出装置。
  8. 前記第1の画素、2つの前記第2の画素、および前記第3の画素は、2x2の4画素領域に配置され、
    2つの前記第2の画素および前記第3の画素の各フォトダイオードは、前記2x2の4画素領域を縦方向および横方向に等分割した画素領域からはみ出し、隣りの画素領域にも形成されている
    請求項7に記載の光検出装置。
  9. 前記画素アレイ部は、前記画素のフォトダイオードの上側に、R,G,またはBのフィルタを含むカラーフィルタ層と、オンチップレンズとをさらに備える
    請求項1に記載の光検出装置。
  10. 前記R、G、またはBのフィルタおよび前記オンチップレンズの平面サイズは同一である
    請求項9に記載の光検出装置。
  11. 前記RまたはBのフィルタおよび前記オンチップレンズの平面サイズは、
    前記Gのフィルタおよび前記オンチップレンズの平面サイズよりも小さいサイズである
    請求項9に記載の光検出装置。
  12. 前記R,G,またはBの各フィルタの平面形状は正方形である
    請求項11に記載の光検出装置。
  13. 前記R,G,またはBの各フィルタの平面形状は長方形である
    請求項11に記載の光検出装置。
  14. 前記カラーフィルタ層は、WまたはIRのフィルタをさらに含む
    請求項9に記載の光検出装置。
  15. 前記WまたはIRの各フィルタの平面形状は正方形である
    請求項14に記載の光検出装置。
  16. 前記R,G,およびBの各フィルタの平面形状は正方形である
    請求項14に記載の光検出装置。
  17. 前記WまたはIRの各フィルタの平面形状は長方形である
    請求項14に記載の光検出装置。
  18. 前記画素アレイ部は、前記画素のフォトダイオードの上側に、R,G,またはBのフィルタを含むカラーフィルタ層とオンチップレンズを有し、
    前記R,G,またはBの同色のフィルタが複数画素単位に配列されている
    請求項1に記載の光検出装置。
  19. フォトダイオードと1以上の画素トランジスタを少なくとも有する第1の画素と、
    前記第1の画素のフォトダイオードサイズよりも大きいサイズのフォトダイオードを少なくとも有する第2の画素と
    を含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部を備え、
    前記第1の画素内の画素トランジスタは、前記第1の画素と前記第2の画素とで共有される
    光検出装置
    を備える電子機器。
  20. 同一サイズのフォトダイオードを含む複数の画素が規則的に配列された画素アレイ部を備え、
    前記画素アレイ部は、前記フォトダイオードの上側に、異なるサイズのカラーフィルタ層とオンチップレンズを有する
    光検出装置。
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