JP2022103555A - 保存容器、保存方法、及びハイドロハロオレフィン製品 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハイドロハロオレフィンの保存による品質劣化を防止できる保存容器を提供する。【解決手段】ハイドロハロオレフィンを含む流体を保存する保存容器であって、少なくとも前記流体と接触する部位の材料が、樹脂材料、金属材料又はガラス材料である、保存容器。流体と接触する部位の材料が、リン酸鉄又はリン酸亜鉛である保存容器。流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む。【選択図】なし
Description
本発明は、ハイドロハロオレフィンを含む流体を保存する保存容器、保存方法、及びハイドロハロオレフィン製品に関する。
地球温暖化やオゾン層破壊を防止するために、フロン代替品として、地球温暖化係数が低いハイドロハロオレフィンが期待されている。
例えば、特許文献1には、1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)を冷媒として使用する方法が提案されている。
特許文献2には、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)を発泡剤として使用する方法が提案されている。
特許文献3には、HCFO-1224ydを冷媒として使用する方法が提案されている。
特許文献4には、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)を洗浄剤として使用する方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)を冷媒として使用する方法が提案されている。
特許文献2には、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)を発泡剤として使用する方法が提案されている。
特許文献3には、HCFO-1224ydを冷媒として使用する方法が提案されている。
特許文献4には、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)を洗浄剤として使用する方法が提案されている。
ハイドロハロオレフィンを各種用途において実用化するには、品質を劣化させずに保存又は輸送できるようにすることが必要である。
本発明は、ハイドロハロオレフィンの保存による品質劣化を防止できる、保存容器、保存方法及びハイドロハロオレフィン製品の提供を目的とする。
本発明は、ハイドロハロオレフィンの保存による品質劣化を防止できる、保存容器、保存方法及びハイドロハロオレフィン製品の提供を目的とする。
本発明は、下記の態様を有する。
[1] ハイドロハロオレフィンを含む流体を保存する保存容器であって、少なくとも前記流体と接触する部位の材料が、樹脂材料、金属材料又はガラス材料である、保存容器。
[2] 前記流体と接触する部位の材料が、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレン樹脂(PE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、アクリロニトリル・スチレン樹脂(AS)、ポリメチルメタアクリル樹脂(PMMA)、ポリビニルアルコール樹脂(PVA)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリアミド(ナイロン)樹脂(PA)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)、パーフルオロアルコキシアルカン樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、ポリスルホン樹脂(PSU)、ポリエーテルスルホン樹脂(PES)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリアリレート樹脂(PAR)、ポリアミドイミド樹脂(PAI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)、ポリイミド樹脂(PI)、フェノール樹脂(PF)、ユリア樹脂(UF)、メラミン樹脂(MF)、不飽和ポリエステル樹脂(UP)、エポキシ樹脂(EP)、シリコン樹脂(SI)、ポリウレタン樹脂(PUR)、エポキシ・フェノール樹脂、及びフェノール・ブチラール樹脂からなる群から選ばれる1種以上を含む樹脂組成物;
鉄、銅、アルミニウム、ステンレス鋼、チタン、ニッケル、亜鉛、スズ、真鍮、マグネシウム、クロム、鉛、銀、タングステン、及びタンタルからなる金属群から選ばれる金属;
前記金属群から選ばれる1種以上を含む合金;又は、
前記金属群から選ばれる1種以上を含む化合物;である、[1]の保存容器。
[3] 前記流体と接触する部位の材料が、リン酸鉄又はリン酸亜鉛である、[2]の保存容器。
[4] 前記流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む、[1]~[3]のいずれかの保存容器。
[5] ハイドロハロオレフィンを含む流体を、[1]~[3]のいずれかの保存容器内で保存する、保存方法。
[6] 前記流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む、[5]の保存方法。
[7] 前記[1]~[3]のいずれかの保存容器と、前記保存容器に収容されたハイドロハロオレフィンを含む流体を有する、ハイドロハロオレフィン製品。
[8] 前記流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む、[7]のハイドロハロオレフィン製品。
[9] 前記流体が下記(1)~(4)のうちの1以上を満たす、[7]又は[8]のハイドロハロオレフィン製品。
(1)水分が500ppm以下。
(2)蒸発残分が100ppm以下。
(3)酸分が1ppm以下。
(4)色相が無色透明。
[1] ハイドロハロオレフィンを含む流体を保存する保存容器であって、少なくとも前記流体と接触する部位の材料が、樹脂材料、金属材料又はガラス材料である、保存容器。
[2] 前記流体と接触する部位の材料が、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレン樹脂(PE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、アクリロニトリル・スチレン樹脂(AS)、ポリメチルメタアクリル樹脂(PMMA)、ポリビニルアルコール樹脂(PVA)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリアミド(ナイロン)樹脂(PA)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)、パーフルオロアルコキシアルカン樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、ポリスルホン樹脂(PSU)、ポリエーテルスルホン樹脂(PES)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリアリレート樹脂(PAR)、ポリアミドイミド樹脂(PAI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)、ポリイミド樹脂(PI)、フェノール樹脂(PF)、ユリア樹脂(UF)、メラミン樹脂(MF)、不飽和ポリエステル樹脂(UP)、エポキシ樹脂(EP)、シリコン樹脂(SI)、ポリウレタン樹脂(PUR)、エポキシ・フェノール樹脂、及びフェノール・ブチラール樹脂からなる群から選ばれる1種以上を含む樹脂組成物;
鉄、銅、アルミニウム、ステンレス鋼、チタン、ニッケル、亜鉛、スズ、真鍮、マグネシウム、クロム、鉛、銀、タングステン、及びタンタルからなる金属群から選ばれる金属;
前記金属群から選ばれる1種以上を含む合金;又は、
前記金属群から選ばれる1種以上を含む化合物;である、[1]の保存容器。
[3] 前記流体と接触する部位の材料が、リン酸鉄又はリン酸亜鉛である、[2]の保存容器。
[4] 前記流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む、[1]~[3]のいずれかの保存容器。
[5] ハイドロハロオレフィンを含む流体を、[1]~[3]のいずれかの保存容器内で保存する、保存方法。
[6] 前記流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む、[5]の保存方法。
[7] 前記[1]~[3]のいずれかの保存容器と、前記保存容器に収容されたハイドロハロオレフィンを含む流体を有する、ハイドロハロオレフィン製品。
[8] 前記流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む、[7]のハイドロハロオレフィン製品。
[9] 前記流体が下記(1)~(4)のうちの1以上を満たす、[7]又は[8]のハイドロハロオレフィン製品。
(1)水分が500ppm以下。
(2)蒸発残分が100ppm以下。
(3)酸分が1ppm以下。
(4)色相が無色透明。
本発明によれば、ハイドロハロオレフィンの保存による品質劣化を抑制できる保存容器、保存方法及びハイドロハロオレフィン製品が得られる。
以下の用語の定義は、本明細書および特許請求の範囲にわたって適用される。
「~」で表される数値範囲は、~の前後の数値を下限値及び上限値とする数値範囲を意味する。
ハイドロハロオレフィンとは、水素原子と、ハロゲン原子とを含む不飽和炭化水素化合物の総称である。
流体とは、気体、液体、又は気体と液体が共存状態にある流体の総称である。
化合物の名称の後の括弧内にその化合物の略称又は別名を記すことがある。化合物名に代えてその略称又は別名を用いることがある。
不飽和炭化水素化合物において、二重結合を有する炭素に結合された置換基の位置により、幾何異性体であるZ体(シス体)とE体(トランス体)が存在する。本明細書中で、Z体とE体が存在する化合物について、特に断らずに化合物名や化合物の略称を用いた場合は、Z体もしくはE体、またはZ体とE体の任意の割合の混合物であることを意味する。化合物名や化合物の略称の後ろに(Z)または(E)を付した場合は、それぞれの化合物のZ体またはE体であることを示す。
「~」で表される数値範囲は、~の前後の数値を下限値及び上限値とする数値範囲を意味する。
ハイドロハロオレフィンとは、水素原子と、ハロゲン原子とを含む不飽和炭化水素化合物の総称である。
流体とは、気体、液体、又は気体と液体が共存状態にある流体の総称である。
化合物の名称の後の括弧内にその化合物の略称又は別名を記すことがある。化合物名に代えてその略称又は別名を用いることがある。
不飽和炭化水素化合物において、二重結合を有する炭素に結合された置換基の位置により、幾何異性体であるZ体(シス体)とE体(トランス体)が存在する。本明細書中で、Z体とE体が存在する化合物について、特に断らずに化合物名や化合物の略称を用いた場合は、Z体もしくはE体、またはZ体とE体の任意の割合の混合物であることを意味する。化合物名や化合物の略称の後ろに(Z)または(E)を付した場合は、それぞれの化合物のZ体またはE体であることを示す。
<保存容器>
本実施形態の保存容器は、ハイドロハロオレフィンを含む流体(以下、「本流体」ともいう。)を保存する用途に用いられる容器である。
本実施形態の保存容器は、少なくとも本流体と接触する部位の材料が、樹脂材料、金属材料又はガラス材料である。
本流体と接触する部位の材料が樹脂材料又は金属材料である保存容器は、例えば、容器全体が樹脂材料又は金属材料で構成された容器でもよく、多層構造を有し最内層が樹脂材料又は金属材料で構成された容器でもよく、接液部に樹脂材料又は金属材料で構成された被膜を有する容器でもよい。
本流体と接触する部位の材料がガラス材料である保存容器は、ガラス製容器でもよく、ガラスライニング容器でもよい。
本実施形態の保存容器は、ハイドロハロオレフィンを含む流体(以下、「本流体」ともいう。)を保存する用途に用いられる容器である。
本実施形態の保存容器は、少なくとも本流体と接触する部位の材料が、樹脂材料、金属材料又はガラス材料である。
本流体と接触する部位の材料が樹脂材料又は金属材料である保存容器は、例えば、容器全体が樹脂材料又は金属材料で構成された容器でもよく、多層構造を有し最内層が樹脂材料又は金属材料で構成された容器でもよく、接液部に樹脂材料又は金属材料で構成された被膜を有する容器でもよい。
本流体と接触する部位の材料がガラス材料である保存容器は、ガラス製容器でもよく、ガラスライニング容器でもよい。
前記樹脂材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレン樹脂(PE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、アクリロニトリル・スチレン樹脂(AS)、ポリメチルメタアクリル樹脂(PMMA)、ポリビニルアルコール樹脂(PVA)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリアミド(ナイロン)樹脂(PA)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)、パーフルオロアルコキシアルカン樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、ポリスルホン樹脂(PSU)、ポリエーテルスルホン樹脂(PES)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリアリレート樹脂(PAR)、ポリアミドイミド樹脂(PAI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)、ポリイミド樹脂(PI)、フェノール樹脂(PF)、ユリア樹脂(UF)、メラミン樹脂(MF)、不飽和ポリエステル樹脂(UP)、エポキシ樹脂(EP)、シリコン樹脂(SI)、ポリウレタン樹脂(PUR)、エポキシ・フェノール樹脂、及びフェノール・ブチラール樹脂からなる群から選ばれる1種以上を含む樹脂組成物が好ましい。
前記金属材料としては、鉄、銅、アルミニウム、ステンレス鋼、チタン、ニッケル、亜鉛、スズ、真鍮、マグネシウム、クロム、鉛、銀、タングステン、及びタンタルからなる金属群から選ばれる金属;前記金属群から選ばれる1種以上を含む合金;又は、前記金属群から選ばれる1種以上を含む化合物が好ましい。
合金としては、例えば、ニッケルクロムメッキ、はんだ、スズメッキ等が挙げられる。
金属を含む化合物としては、例えば、硫酸アルマイト、リン酸亜鉛、リン酸鉄等が挙げられる。
合金としては、例えば、ニッケルクロムメッキ、はんだ、スズメッキ等が挙げられる。
金属を含む化合物としては、例えば、硫酸アルマイト、リン酸亜鉛、リン酸鉄等が挙げられる。
前記ガラス材料としては、ソーダ灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス等が挙げられる。
本実施形態の保存容器は、容器本体と、本流体と接触する部位とが異なる材料で構成されていてもよい。容器本体を構成する材料としては、鉄(鋼)、ステンレス鋼、炭素鋼、マンガン鋼、クロムモリブデン鋼、その他の低合金鋼、アルミニウム合金、ガラスが例示できる。ステンレス鋼としては、SUS316、SUS304、JFE443CTが例示できる。
保存容器の形状及び大きさは、目的に合わせて設計できる。例えば、固定した保存容器である貯蔵タンク、輸送可能な容器、輸送用容器等が挙げられる。輸送可能な容器としては、1Lガラス瓶、20Lペール缶、200Lドラム缶、トン容器、エアゾール缶、高圧ガス容器(再充填禁止容器、溶接容器、継ぎ目なし容器等)が例示できる。輸送用容器としては、タンクローリー、ISOコンテナ、セルフローダー等が例示できる。
保存容器は密閉可能でもよい。保存容器の密閉方法は特に限定されず、例えば、ネジ蓋で密閉する方法、バルブで密閉する方法が挙げられる。気密性を高める緩衝材又はシール材等の弾性部材を用いてもよい。
弾性部材の材料としては、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、エチレン・プロピレンゴム(EPM)、ウレタンゴム(U)、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、主鎖部の一部に炭素-水素結合が存在しているフッ素ゴム(FKM)、主鎖部が完全にフッ素化されたパーフルオロエラストマー、塩素化ポリエチレン(CM)、アクリルゴム(ACM)、多硫化ゴム(T)、エピクロルヒドリンゴム、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、エステル系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、アミド系熱可塑性エラストマー、PVC系熱可塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エラストマーが例示できる。
弾性部材の材料としては、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、エチレン・プロピレンゴム(EPM)、ウレタンゴム(U)、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、主鎖部の一部に炭素-水素結合が存在しているフッ素ゴム(FKM)、主鎖部が完全にフッ素化されたパーフルオロエラストマー、塩素化ポリエチレン(CM)、アクリルゴム(ACM)、多硫化ゴム(T)、エピクロルヒドリンゴム、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、エステル系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、アミド系熱可塑性エラストマー、PVC系熱可塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エラストマーが例示できる。
保存容器の好ましい態様1は、金属材料で構成された容器本体と、容器本体のうち、本流体と接触する部位を被覆するリン酸鉄被膜又はリン酸亜鉛被膜を有する保存容器である。
容器本体を構成する金属材料としては、鉄(鋼)が好ましく、冷間圧延鋼(SPCC)が例示できる。
リン酸鉄被膜の組成はFePO4・2H2Oで表わされる。リン酸鉄被膜の厚さは一般的に1μm以下であり、0.5μm以下であってもよい。
リン酸亜鉛被膜の組成はZn3(PO4)2・4H2O又はZn2Fe(PO4)2・4H2Oで表わされる。リン酸亜鉛被膜の厚さは一般的に5μm以下であり、3μm~5μmが好ましい。
リン酸鉄被膜又はリン酸亜鉛被膜は、公知のリン酸塩処理(パーカー処理)により形成できる。
容器本体を構成する金属材料としては、鉄(鋼)が好ましく、冷間圧延鋼(SPCC)が例示できる。
リン酸鉄被膜の組成はFePO4・2H2Oで表わされる。リン酸鉄被膜の厚さは一般的に1μm以下であり、0.5μm以下であってもよい。
リン酸亜鉛被膜の組成はZn3(PO4)2・4H2O又はZn2Fe(PO4)2・4H2Oで表わされる。リン酸亜鉛被膜の厚さは一般的に5μm以下であり、3μm~5μmが好ましい。
リン酸鉄被膜又はリン酸亜鉛被膜は、公知のリン酸塩処理(パーカー処理)により形成できる。
保存容器の好ましい態様2は、金属材料で構成された容器本体と、容器本体のうち、本流体と接触する部位を被覆する樹脂層を有する保存容器である。
容器本体を構成する金属材料として、例えば鉄(鋼)、ステンレス鋼が好ましい。
樹脂層を構成する樹脂材料として、例えばフェノール樹脂(PF)、エポキシ樹脂(EP)、ポリエチレン樹脂(PE)、エポキシ・フェノール樹脂、フェノール・ブチラール樹脂が好ましい。
容器本体を構成する金属材料として、例えば鉄(鋼)、ステンレス鋼が好ましい。
樹脂層を構成する樹脂材料として、例えばフェノール樹脂(PF)、エポキシ樹脂(EP)、ポリエチレン樹脂(PE)、エポキシ・フェノール樹脂、フェノール・ブチラール樹脂が好ましい。
フェノール樹脂は、フェノール化合物から従来公知の方法により誘導される縮合物を使用できる。フェノール化合物としては、ビスフェノールA、ビスフェノールB、ビスフェノールF、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)エタン等の4官能性フェノール、フェノール(石炭酸)、m-クレゾール、m-エチルフェノール、3,5-キシレノール、m-メトキシフェノール等の3官能性フェノール、o-クレゾール、p-クレゾール、p-tert-ブチルフェノール、p-エチルフェノール、2,3-キシレノール、2,5-キシレノール、p-tertアミノフェノール、p-ノニルフェノール、p-フェニルフェノール、p-シクロヘキシルフェノール等の2官能性フェノールが例示できる。
エポキシ樹脂は、エポキシ化合物から従来公知の方法により誘導される縮合物を使用できる。エポキシ化合物としては、グリシジルエーテル類、グリシジルエステル類、グリシジルアミン類、線状脂肪族エポキシド類、脂環式エポキシド類、ヒダントイン型エポキシ類が例示できる。シロキサン結合とエポキシ構造とを有する樹脂も使用できる。
エポキシ・フェノール樹脂は、前記フェノール樹脂と前記エポキシ樹脂との混合樹脂を使用できる。少なくともフェノール構造とエポキシ構造とを有する樹脂を使用してもよい。
フェノール・ブチラール樹脂は、前記フェノール樹脂とブチラール樹脂(PVB)の混合樹脂を使用できる。少なくともフェノール構造とビニルブチラール構造とを有する樹脂を使用してもよい。
保存容器の好ましい態様3は、金属材料で構成された容器本体と、容器本体のうち、本流体と接触する部位を被覆する金属メッキ層を有する保存容器である。
金属メッキ層は、亜鉛、スズ、銅及び真鍮(黄銅)から選ばれる1種以上を含むことが好ましい。
容器本体を構成する金属材料として、例えば鉄(鋼)、ステンレス鋼、炭素鋼、軽合金が好ましい。
金属メッキ層は、亜鉛、スズ、銅及び真鍮(黄銅)から選ばれる1種以上を含むことが好ましい。
容器本体を構成する金属材料として、例えば鉄(鋼)、ステンレス鋼、炭素鋼、軽合金が好ましい。
<ハイドロハロオレフィンを含む流体>
本実施形態の保存容器で保存する対象は、ハイドロハロオレフィンを含む流体(本流体)である。
ハイドロハロオレフィンは、ハロゲン原子としてフッ素原子及び/又は塩素原子を含むものが好ましい。ハイドロハロオレフィンの炭素数は5以下が好ましく、2~4が好ましい。なかでも、ハイドロフルオロオレフィン(HFO)、ハイドロクロロフルオロオレフィン(HCFO)、ハイドロクロロオレフィン(HCO)が好ましい。
ハイドロハロオレフィンの用途としては、空調、ヒートポンプおよび冷却装置のような装置中の作動流体、熱伝達媒体、発泡剤、溶媒、洗浄剤、噴射剤、消火剤、カバーガス、気体誘電体等が例示できる。
本実施形態の保存容器で保存する対象は、ハイドロハロオレフィンを含む流体(本流体)である。
ハイドロハロオレフィンは、ハロゲン原子としてフッ素原子及び/又は塩素原子を含むものが好ましい。ハイドロハロオレフィンの炭素数は5以下が好ましく、2~4が好ましい。なかでも、ハイドロフルオロオレフィン(HFO)、ハイドロクロロフルオロオレフィン(HCFO)、ハイドロクロロオレフィン(HCO)が好ましい。
ハイドロハロオレフィンの用途としては、空調、ヒートポンプおよび冷却装置のような装置中の作動流体、熱伝達媒体、発泡剤、溶媒、洗浄剤、噴射剤、消火剤、カバーガス、気体誘電体等が例示できる。
ハイドロフルオロオレフィンの具体例としては、1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)、1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HFO-1234ze)、1,1,2,3-テトラフルオロプロペン(HFO-1234yc)、2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HFO-1234yf)、1,1,2,3,3-ペンタフルオロプロペン(HFO-1225yc)、1,1,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(HFO-1225zc)、3,3,3-トリフルオロプロペン(HFO-1243zf)、3,3-ジフルオロプロペン(HFO-1252zf)、2-フルオロプロペン(HFO-1261yf)、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブテン(HFO-1336mzz)、2,3,3,4,4,4-ヘキサフルオロ-1-ブテン(HFO-1336mcyf)、1,3,3,4,4,4-ヘキサフルオロ-1-ブテン(HFO-1336ze)、テトラフルオロブテン(HFO-1354)、1,1,1,2,4,4,5,5,5-ノナフルオロペンテン(HFO-1429myz)、1,1,1,4,4,5,5,5-オクタフルオロペンタ-2-エン(HFO-1438mzz)、1,3,4,4,4-ペンタフルオロ-3-トリフルオロメチル-1-ブテン(HFO-1438ezy)、(C2F5)(CF3)C=CH2、(CF3)2CFCH=CF2、(CF3)2CFCF=CHF、1,1-ジフルオロエチレン(HFO-1132a)、1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペン(HFO-1225ye)が挙げられる。
ハイドロクロロフルオロオレフィンの具体例としては、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、2-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233xf)、1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233zd)、2,3,3-トリクロロ-3-フルオロプロペン(HCFO-1231xf)、2,3-ジクロロ-3,3-ジフルオロプロペン(HCFO-1232xf)、2,3-ジクロロ-3,3-ジフルオロプロペン(HCFO-1232xf)、1,2-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1223xd)、2-クロロ-1,1,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224xc)、2-クロロ-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224xe)、1,1-ジクロロ-2-フルオロエチレン(HCFO-1121a)、1,2-ジクロロ-1-フルオロエチレン(HCFO-1121)、1-クロロ-1-フルオロエチレン(HCFO-1131a)、1-クロロ-2-フルオロエチレン(HCFO-1131)、1-クロロ-2,2-ジフルオロエチレン(HCFO-1122)、1,1,2-トリフルオロ-2-クロロエチレン(HCFO-1113)、1-クロロ-3,3,3-トリフルオロ-1-プロピン(CF3-C≡CCl)が挙げられる。
ハイドロクロロオレフィンの具体例としては、クロロエチレン、1,2-ジクロロエチレンが挙げられる。
本流体はハイドロフルオロオレフィン以外の他の化合物を1種以上含んでもよい。
他の化合物としては、クロロフルオロオレフィン(CFO)、フルオロオレフィン(FO)、クロロオレフィン、オレフィン、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、ハイドロクロロカーボン(HCC)、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)、クロロフルオロカーボン(CFC)、クロロカーボン、フルオロカーボン(FC)、その他のハロゲン化化合物、ハイドロカーボン(HC)、ハイドロフルオロエーテル(HFE)、アルコール、エーテル、ケトン、有機酸、不活性ガスが例示できる。
さらに、安定剤、界面活性剤等の添加剤を必要に応じて含んでもよい。
他の化合物としては、クロロフルオロオレフィン(CFO)、フルオロオレフィン(FO)、クロロオレフィン、オレフィン、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、ハイドロクロロカーボン(HCC)、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)、クロロフルオロカーボン(CFC)、クロロカーボン、フルオロカーボン(FC)、その他のハロゲン化化合物、ハイドロカーボン(HC)、ハイドロフルオロエーテル(HFE)、アルコール、エーテル、ケトン、有機酸、不活性ガスが例示できる。
さらに、安定剤、界面活性剤等の添加剤を必要に応じて含んでもよい。
クロロフルオロオレフィンの具体例としては、1,1-ジクロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(CFO-1214ya)、1,1,2-トリクロロ-2-フルオロエチレン、2-クロロ-1,1,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペン(CFO-1215xc)が挙げられる。
フルオロオレフィンの具体例としては、ヘキサフルオロプロペン(FO-1216)、オクタフルオロ-2-ブテン(FO-1318my)が挙げられる。
クロロオレフィンの具体例としては、テトラクロロエチレンが挙げられる。
オレフィンの具体例としては、エチレン、プロピレンが挙げられる。
ハイドロフルオロカーボンの具体例としては、1,1,1,3,3-ペンタフルオロプロパン(HFC-245fa)、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(HFC-245cb)、1,1,2,2,3-ペンタフルオロプロパン(HFC-245ca)、1,1,1,2,3-ペンタフルオロプロパン(HFC-245eb)、1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパン(HFC-227ea)、1,1,1,2-テトラフルオロプロパン(HFC-254eb)、1,1,1,3-テトラフルオロプロパン(HFC-254fb)、1,1,1-トリフルオロプロパン(HFC-263fb)、1,1,1,2,3,3-ヘキサフルオロプロパン(HFC-236ea)、1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン(HFC-236fa)、2-フルオロプロパン(HFC-281ea)、2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパン(HCFC-244bb)、1,1,2,2-テトラフルオロエタン(HFC-134)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(HFC-134a)、1,2-ジフルオロエタン(HFC-152)、1,1-ジフルオロエタン(HFC-152a)、ジフルオロメタン(HFC-32)、1,1,1,2,2-ペンタフルオロエタン(HFC-125)、1,1,2-トリフルオロエタン(HFC-143)、1,1,1-トリフルオロエタン(HFC-143a)、1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン(HFC-365mfc)、フルオロエタン(HFC-161)、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5-デカフルオロペンタン(HFC-43-10mee)、トリフルオロメタン(HFC-23)、フルオロメタン(HFC-41)が挙げられる。
ハイドロクロロカーボンの具体例としては、クロロホルム、1,1,1,2,3-ペンタクロロプロパン(HCC-240db)、2-クロロプロパンが挙げられる。
ハイドロクロロフルオロカーボンの具体例としては、クロロジフルオロメタン(HCFC-22)、クロロフルオロメタン(HCFC-31)、トリクロロジフルオロエタン(HCFC-122)、1,1,2-トリクロロ-1,2-ジフルオロエタン(HCFC-122a)、1,1,1-トリクロロ-2,2-ジフルオロエタン(HCFC-122b)、2,2-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロエタン(HCFC-123)、2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロエタン(HCFC-124)、1-クロロ-1,1,2,2-テトラフルオロエタン(HCFC-124a)、2-クロロ-1,1,1-トリフルオロエタン(HCFC-133a)、1,1-ジクロロ-1-フルオロエタン(HCFC-141b)、1,1-ジフルオロ-2-クロロエタン(HCFC-142)、1-クロロ-1,2-ジフルオロエタン(HCFC-142a)、1-クロロ-1,1-ジフルオロエタン(HCFC-142b)、3,3-ジクロロ-1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(HCFC-225ca)、1,3-ジクロロ-1,1,2,2,3-ペンタフルオロプロパン(HCFC-225cb)、2,2-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロプロパン(HCFC-243ab)、2,3-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロプロパン(HCFC-243db)、2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパン(HCFC-244bb)が挙げられる。
クロロフルオロカーボンの具体例としては、トリクロロフルオロメタン(CFC-11)、ジクロロジフルオロメタン(CFC-12)、クロロトリフルオロメタン(CFC-13)、トリクロロトリフルオロエタン(CFC-113)、1,2-ジクロロ-1,1,2,2-テトラフルオロエタン(CFC-114)、1,1-ジクロロ-1,2,2,2-テトラフルオロエタン(CFC-114a)、クロロペンタフルオロエタン(CFC-115)、ジクロロヘキサフルオロプロパン(CFC-216)、2,2,3,3-テトラクロロヘキサフルオロブタン(CFC-316)、ジクロロオクタフルオロブタン(CFC-318)、が挙げられる。
クロロカーボンの具体例としては、ジクロロメタン(塩化メチレン)、トリクロロエタンが挙げられる。
フルオロカーボンの具体例としては、1,1,1,2,2,2-ヘキサフルオロエタン(FC-116)、オクタフルオロプロパン(FC-218)1,1,1,2,2,3,3-ヘプタフルオロプロパン(FC-227ca)が挙げられる。
その他のハロゲン化化合物として、モノヨードメタン(CH3I)、ジヨードメタン(CH2I2)、ジブロモメタン(CH2Br2)、ブロモメタン(CH3Br)、ジクロロメタン(CH2Cl2)、クロロヨードメタン(CH2ClI)、ジブロモクロロメタン(CHBr2Cl)、四ヨウ化メタン(CI4)、四臭化炭素(CBr4)、ブロモトリクロロメタン(CBrCl3)、ジブロモジクロロメタン(CBr2Cl2)、トリブロモフルオロメタン(CBr3F)、フルオロヨードメタン(CHFI2)、ジフルオロヨードメタン(CHF2I)、ジフルオロジヨードメタン(CF2I2)、ジブロモジフルオロメタン(CBr2F2)、トリフルオロヨードメタン(CF3I)、1,1,1-トリフルオロヨードメタン(CF3CH2I)等のヨウ素及び臭素含有化合物が挙げられる。
ハイドロカーボンの具体例としては、メタン、エタン、プロパン、n-ブタン、イソブタン、n-ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、シクロペンタン、n-ヘキサン、イソヘキサン、ヘプタン、エチレン、プロピレン等が挙げられる。
ハイドロフルオロエーテルの具体例としては、CHF2-O-CHF2、CHF2-O-CH2F、CH2F-O-CH2F、CH2F-O-CH3、cyclo-CF2-CH2-CF2-O、cyclo-CF2-CF2-CH2-O、CHF2-O-CF2-CHF2、CF3-CF2-O-CH2F、CHF2-O-CHF-CF3、CHF2-O-CF2-CHF2、CH2F-O-CF2-CHF2、CF3-O-CF2-CH3、CHF2-CHF-O-CHF2、CF3-O-CHF-CH2F、CF3-CHF-O-CH2F、CF3-O-CH2-CHF2、CHF2-O-CH2-CF3、CHF2-CF2-O-CH2F、CHF2-O-CF2-CH3、CHF2-CF2-O-CH3、CHF2-CF2-O-CH3、CH2F-O-CHF-CH2F、CHF2-CHF-O-CH2F、CF3-O-CHF-CH3、CF3-CHF-O-CH3、CHF2-O-CH2-CHF2、CF3-O-CH2-CH2F、CF3-CH2-O-CH2F、CF2H-CF2-CF2-O-CH3、CF3CF2CF2-O-CH3、C4H9-O-CH3が挙げられる。
アルコールの具体例としては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノールが挙げられる。
エーテルの具体例としては、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル、メチルプロピルエーテル、メチルイソプロピルエーテル、エチルプロピルエーテル、エチルイソプロピルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジメトキシメタン、ジエトキシエタン、ジプロポキシメタン、ジブトキシメタンが挙げられる。
ケトンの具体例としては、ケトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、パーフルオロエチルイソプロピルケトンが挙げられる。
有機酸の具体例としては、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸が挙げられる。
不活性ガスの具体例としては、二酸化炭素、窒素、窒素、酸素、アルゴン、ヘリウムが挙げられる。
安定剤の具体例としては、ニトロ化合物、エポキシ化合物、フェノール類、イミダゾール類、アミン類、アルコール類、不飽和炭化水素類が挙げられる。
界面活性剤の具体例としては、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤が挙げられる。
本流体は、HCFO-1224yd、HCFO-1233yd及びHFO-1123からなる群から選ばれる1種以上を含むことが好ましい。
本流体はHCFO-1224yd、HCFO-1233yd及びHFO-1123から選ばれる2種以上の混合物であってもよく、その他の化合物を含んでいてもよい。本流体の総質量に対して、HCFO-1224yd、HCFO-1233yd及びHFO-1123の含有量の合計は10質量%以上が好ましく、20質量%以上が好ましい。さらに50質量%以上が好ましく、75質量%以上がより好ましく、90質量%以上がさらに好ましく、100質量%でもよい。
本発明は、特に、HCFO-1224yd、HCFO-1233yd又はHFO-1123それぞれの100質量%流体を保存する保存容器として適する。
ただし、100質量%流体は、対象とする化合物以外の不純物も含みうる。不純物の量は0.5質量%以下が好ましい。すなわち、100質量%流体の純度は99.5%以上が好ましい。
本流体はHCFO-1224yd、HCFO-1233yd及びHFO-1123から選ばれる2種以上の混合物であってもよく、その他の化合物を含んでいてもよい。本流体の総質量に対して、HCFO-1224yd、HCFO-1233yd及びHFO-1123の含有量の合計は10質量%以上が好ましく、20質量%以上が好ましい。さらに50質量%以上が好ましく、75質量%以上がより好ましく、90質量%以上がさらに好ましく、100質量%でもよい。
本発明は、特に、HCFO-1224yd、HCFO-1233yd又はHFO-1123それぞれの100質量%流体を保存する保存容器として適する。
ただし、100質量%流体は、対象とする化合物以外の不純物も含みうる。不純物の量は0.5質量%以下が好ましい。すなわち、100質量%流体の純度は99.5%以上が好ましい。
<保存方法>
本実施形態の保存方法は、本実施形態の保存容器に本流体を収容して保存する。
保存時の本流体の圧力及び温度は、容器の設計圧力及び温度に応じて、規定以下の状態に維持する必要がある。特に規定が無い場合は、安全性の観点から、60℃以下が好ましく、50℃以下がより好ましく、40℃以下がより好ましく、30℃以下がさらに好ましい。保存時の本流体の下限温度は特に限定されないが、-30℃以上が好ましく、-15℃以上がより好ましく、0℃以上がさらに好ましい。
例えば、直射日光が当たらない風通しのよい環境で保存できる。必要に応じて冷蔵設備を用いて保存してもよい。
本実施形態の保存方法は、本実施形態の保存容器に本流体を収容して保存する。
保存時の本流体の圧力及び温度は、容器の設計圧力及び温度に応じて、規定以下の状態に維持する必要がある。特に規定が無い場合は、安全性の観点から、60℃以下が好ましく、50℃以下がより好ましく、40℃以下がより好ましく、30℃以下がさらに好ましい。保存時の本流体の下限温度は特に限定されないが、-30℃以上が好ましく、-15℃以上がより好ましく、0℃以上がさらに好ましい。
例えば、直射日光が当たらない風通しのよい環境で保存できる。必要に応じて冷蔵設備を用いて保存してもよい。
本実施形態の保存方法によれば、本流体の保存による品質劣化が抑えられる。
例えば、保存中又は保存後の本流体が下記(1)~(4)のうちの1以上を満たすように品質を維持できる。下記(1)~(4)の2以上を満たすことが好ましく、3以上を満たすことがより好ましく、全部を満たすことが最も好ましい。
(1)水分が500ppm以下。
(2)蒸発残分が100ppm以下。
(3)酸分が1ppm以下。
(4)色相が無色透明。
例えば、保存中又は保存後の本流体が下記(1)~(4)のうちの1以上を満たすように品質を維持できる。下記(1)~(4)の2以上を満たすことが好ましく、3以上を満たすことがより好ましく、全部を満たすことが最も好ましい。
(1)水分が500ppm以下。
(2)蒸発残分が100ppm以下。
(3)酸分が1ppm以下。
(4)色相が無色透明。
本実施形態の保存方法によれば、本流体を長期間安定して保存できる。例えば、本流体を前記保存容器中で1週間以上、1ヵ月以上、3ヵ月以上、6か月以上、あるいは1年以上にわたって保存してもよい。
<ハイドロハロオレフィン製品>
本実施形態のハイドロハロオレフィン製品は、本実施形態の保存容器と、この保存容器に収容された本流体を有するハイドロハロオレフィン製品(以下、本製品ともいう。)である。
本実施形態のハイドロハロオレフィン製品は、本実施形態の保存容器と、この保存容器に収容された本流体を有するハイドロハロオレフィン製品(以下、本製品ともいう。)である。
本製品は、保存による本流体の品質劣化が生じ難く、安定的に保管及び輸送を行うことができる。
例えば、保存中又は保存後においても、保存容器内の本流体が下記(1)~(4)のうちの1以上を満たすように品質を維持できる。下記(1)~(4)の2以上を満たすことが好ましく、3以上を満たすことがより好ましく、全部を満たすことが最も好ましい。
(1)水分が500ppm以下。
(2)蒸発残分が100ppm以下。
(3)酸分が1ppm以下。
(4)色相が無色透明。
例えば、保存中又は保存後においても、保存容器内の本流体が下記(1)~(4)のうちの1以上を満たすように品質を維持できる。下記(1)~(4)の2以上を満たすことが好ましく、3以上を満たすことがより好ましく、全部を満たすことが最も好ましい。
(1)水分が500ppm以下。
(2)蒸発残分が100ppm以下。
(3)酸分が1ppm以下。
(4)色相が無色透明。
本製品は本流体の保存安定性に優れ、長期間の保存が可能である。例えば、本製品を1週間以上、1ヵ月以上、3ヵ月以上、6か月以上、あるいは1年以上にわたって保存してもよい。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
<評価方法>
(1)水分
試料をカールフィッシャー試薬に送り、カールフィッシャー電量滴定によって水分の含有量(単位:ppm)を測定した。
(2)蒸発残分
ビーカーに試料を液状態で採取し、試料の初期質量を測定した。次いで試料を蒸発させ、残分の質量を測定した。初期質量に対する残分の質量の比率を蒸発残分(単位:ppm)とした。
(3)酸分
試料を気化させて水中に吹き込み、水酸化ナトリウム溶液で滴定し、塩酸の含有量に換算して酸分(単位:ppm)を求めた。気化困難な流体は酸分を水で抽出し、水酸化ナトリウム溶液で滴定し、塩酸の含有量に換算して酸分(単位:ppm)を求めた。
(4)外観(色相)
ビーカーに試料を液状態で採取し、着色の有無及び異物の有無を目視で調べた。着色が無ければ無色と判定し、異物がなければ透明と判定した。
(5)100質量%流体の純度
試料は、液相からテドラーバッグへ蒸気状態で採取した。ガスクロマトグラフを用い、全ピーク面積に対するハイドロハロオレフィンのピーク面積の比率を、ハイドロハロオレフィンの純度(単位:%)とした。幾何異性体であるZ体(シス体)とE体(トランス体)が存在する場合は、合計値とした。
(1)水分
試料をカールフィッシャー試薬に送り、カールフィッシャー電量滴定によって水分の含有量(単位:ppm)を測定した。
(2)蒸発残分
ビーカーに試料を液状態で採取し、試料の初期質量を測定した。次いで試料を蒸発させ、残分の質量を測定した。初期質量に対する残分の質量の比率を蒸発残分(単位:ppm)とした。
(3)酸分
試料を気化させて水中に吹き込み、水酸化ナトリウム溶液で滴定し、塩酸の含有量に換算して酸分(単位:ppm)を求めた。気化困難な流体は酸分を水で抽出し、水酸化ナトリウム溶液で滴定し、塩酸の含有量に換算して酸分(単位:ppm)を求めた。
(4)外観(色相)
ビーカーに試料を液状態で採取し、着色の有無及び異物の有無を目視で調べた。着色が無ければ無色と判定し、異物がなければ透明と判定した。
(5)100質量%流体の純度
試料は、液相からテドラーバッグへ蒸気状態で採取した。ガスクロマトグラフを用い、全ピーク面積に対するハイドロハロオレフィンのピーク面積の比率を、ハイドロハロオレフィンの純度(単位:%)とした。幾何異性体であるZ体(シス体)とE体(トランス体)が存在する場合は、合計値とした。
<実施例1>
本例では、容器本体の内面(接液部)がリン酸亜鉛被膜で被覆されている保存容器を用いた。
容器本体として、容積10Lの鉄製(SPCC製)容器を用いた。鉄製容器の板厚は0.6mm(胴、トップおよびボトム)であった。リン酸亜鉛被膜の厚さは5μm以下であった。
保存容器に、HCFO-1224yd(Z)の10kgを収容し、バルブを閉めた。直射日光が当たらない風通しのよい建物内に静置し、室温(20~30℃)で保存した。
収容直後(保存開始前)の保存容器内の流体を試料として、上記(1)~(5)を評価した。また、保存期間が224日、319日、358日のそれぞれにおいて、保存容器内の流体を試料として上記(1)~(5)を評価した。結果を表1に示す。なお、保存期間319日では純度の測定と色相の評価のみを行った。
本例では、容器本体の内面(接液部)がリン酸亜鉛被膜で被覆されている保存容器を用いた。
容器本体として、容積10Lの鉄製(SPCC製)容器を用いた。鉄製容器の板厚は0.6mm(胴、トップおよびボトム)であった。リン酸亜鉛被膜の厚さは5μm以下であった。
保存容器に、HCFO-1224yd(Z)の10kgを収容し、バルブを閉めた。直射日光が当たらない風通しのよい建物内に静置し、室温(20~30℃)で保存した。
収容直後(保存開始前)の保存容器内の流体を試料として、上記(1)~(5)を評価した。また、保存期間が224日、319日、358日のそれぞれにおいて、保存容器内の流体を試料として上記(1)~(5)を評価した。結果を表1に示す。なお、保存期間319日では純度の測定と色相の評価のみを行った。
<実施例2>
実施例1と同じ保存容器に、HCFO-1224yd(Z)の10kgを収容し、バルブを閉めた。直射日光が当たらない風通しのよい建物内に静置し、室温(20~30℃)で58ヶ月間保存した。
実施例1と同様にして、保存開始前と保存後の保存容器内の流体について上記(1)~(5)を評価した。結果を表1に示す。
実施例1と同じ保存容器に、HCFO-1224yd(Z)の10kgを収容し、バルブを閉めた。直射日光が当たらない風通しのよい建物内に静置し、室温(20~30℃)で58ヶ月間保存した。
実施例1と同様にして、保存開始前と保存後の保存容器内の流体について上記(1)~(5)を評価した。結果を表1に示す。
表1の結果に示されるように、保存容器内のHCFO-1224yd(Z)は長期保存しても品質劣化が認められなかった。
<実施例3>
本例では、容器本体として、内面にリン酸亜鉛処理が施された容積18Lの鉄製容器を用いた。
保存容器に、HCFO-1233ydを充填し、キャップを閉めた。直射日光が当たらない風通しのよい建物内に静置し、室温(20~30℃)で保存した。
収容直後(保存開始前)の保存容器内の流体を試料として、上記(1)~(5)を評価した。また、保存期間が3か月、6か月、9か月、12か月のそれぞれにおいて、保存容器内の流体を試料として表2に示す項目を評価した。結果を表2に示す。
本例では、容器本体として、内面にリン酸亜鉛処理が施された容積18Lの鉄製容器を用いた。
保存容器に、HCFO-1233ydを充填し、キャップを閉めた。直射日光が当たらない風通しのよい建物内に静置し、室温(20~30℃)で保存した。
収容直後(保存開始前)の保存容器内の流体を試料として、上記(1)~(5)を評価した。また、保存期間が3か月、6か月、9か月、12か月のそれぞれにおいて、保存容器内の流体を試料として表2に示す項目を評価した。結果を表2に示す。
表2の結果に示されるように、保存容器内のHCFO-1233ydは長期保存しても品質劣化が認められなかった。
Claims (9)
- ハイドロハロオレフィンを含む流体を保存する保存容器であって、少なくとも前記流体と接触する部位の材料が、樹脂材料、金属材料又はガラス材料である、保存容器。
- 前記流体と接触する部位の材料が、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレン樹脂(PE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、アクリロニトリル・スチレン樹脂(AS)、ポリメチルメタアクリル樹脂(PMMA)、ポリビニルアルコール樹脂(PVA)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリアミド(ナイロン)樹脂(PA)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)、パーフルオロアルコキシアルカン樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、ポリスルホン樹脂(PSU)、ポリエーテルスルホン樹脂(PES)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリアリレート樹脂(PAR)、ポリアミドイミド樹脂(PAI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)、ポリイミド樹脂(PI)、フェノール樹脂(PF)、ユリア樹脂(UF)、メラミン樹脂(MF)、不飽和ポリエステル樹脂(UP)、エポキシ樹脂(EP)、シリコン樹脂(SI)、ポリウレタン樹脂(PUR)、エポキシ・フェノール樹脂、及びフェノール・ブチラール樹脂からなる群から選ばれる1種以上を含む樹脂組成物;
鉄、銅、アルミニウム、ステンレス鋼、チタン、ニッケル、亜鉛、スズ、真鍮、マグネシウム、クロム、鉛、銀、タングステン、及びタンタルからなる金属群から選ばれる金属;
前記金属群から選ばれる1種以上を含む合金;又は、
前記金属群から選ばれる1種以上を含む化合物;である、請求項1に記載の保存容器。 - 前記流体と接触する部位の材料が、リン酸鉄又はリン酸亜鉛である、請求項2に記載の保存容器。
- 前記流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の保存容器。
- ハイドロハロオレフィンを含む流体を、請求項1~3のいずれか一項に記載の保存容器内で保存する、保存方法。
- 前記流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む、請求項5に記載の保存方法。
- 請求項1~3のいずれか一項に記載の保存容器と、前記保存容器に収容されたハイドロハロオレフィンを含む流体を有する、ハイドロハロオレフィン製品。
- 前記流体が、1-クロロ-2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HCFO-1224yd)、1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233yd)、及び1,1,2-トリフルオロエチレン(HFO-1123)からなる群から選ばれる1種以上を含む、請求項7に記載のハイドロハロオレフィン製品。
- 前記流体が下記(1)~(4)のうちの1以上を満たす、請求項7又は8に記載のハイドロハロオレフィン製品。
(1)水分が500ppm以下。
(2)蒸発残分が100ppm以下。
(3)酸分が1ppm以下。
(4)色相が無色透明。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020218262A JP2022103555A (ja) | 2020-12-28 | 2020-12-28 | 保存容器、保存方法、及びハイドロハロオレフィン製品 |
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JP2020218262A JP2022103555A (ja) | 2020-12-28 | 2020-12-28 | 保存容器、保存方法、及びハイドロハロオレフィン製品 |
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JP2022103555A true JP2022103555A (ja) | 2022-07-08 |
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Family Applications (1)
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JP2020218262A Pending JP2022103555A (ja) | 2020-12-28 | 2020-12-28 | 保存容器、保存方法、及びハイドロハロオレフィン製品 |
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JP (1) | JP2022103555A (ja) |
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2020
- 2020-12-28 JP JP2020218262A patent/JP2022103555A/ja active Pending
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