JP2022101167A - Electric tool - Google Patents
Electric tool Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022101167A JP2022101167A JP2020215600A JP2020215600A JP2022101167A JP 2022101167 A JP2022101167 A JP 2022101167A JP 2020215600 A JP2020215600 A JP 2020215600A JP 2020215600 A JP2020215600 A JP 2020215600A JP 2022101167 A JP2022101167 A JP 2022101167A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anvil
- rotor
- hammer
- light
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本開示は、電動工具に関する。 The present disclosure relates to power tools.
電動工具に係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、モータハウジング及びグリップハウジングを有するインパクト工具が知られている。
In the technical field related to power tools, impact tools having a motor housing and a grip housing as disclosed in
作業性の向上のために電動工具の小型化が要求される。例えば電動工具の前方を照明するライトがモータハウジングの側部に設けられている場合、ライトがモータハウジングの側部から突出していると、狭隘部において作業するときの電動工具の作業性が低下する可能性がある。 Miniaturization of power tools is required to improve workability. For example, if a light that illuminates the front of the power tool is provided on the side of the motor housing, if the light protrudes from the side of the motor housing, the workability of the power tool when working in a narrow space is reduced. there is a possibility.
本開示は、電動工具の大型化を抑制することを目的とする。 The present disclosure aims at suppressing the increase in size of a power tool.
第1の開示に従えば、前後方向に延伸する回転軸を中心に回転するロータを有するモータと、モータの少なくとも一部を収容するモータ収容部と、モータ収容部から下方に突出するグリップ部と、少なくとも一部がロータよりも前方に配置されロータにより回転されるスピンドルと、先端工具が装着されるアンビルと、スピンドルの回転に基づいてアンビルを回転方向に打撃する打撃機構と、アンビルの前方を照明するライトと、を備え、前後方向において、ライトは、アンビルの少なくとも一部とオーバーラップする、電動工具が提供される。 According to the first disclosure, a motor having a rotor that rotates about a rotation axis extending in the front-rear direction, a motor accommodating portion that accommodates at least a part of the motor, and a grip portion that projects downward from the motor accommodating portion. A spindle that is at least partly located in front of the rotor and is rotated by the rotor, an anvil that is equipped with a tip tool, a striking mechanism that strikes the anvil in the rotational direction based on the rotation of the spindle, and the front of the anvil. A motor is provided that comprises a light to illuminate, and in the anterior-posterior direction, the light overlaps at least a portion of the anvil.
第2の開示に従えば、ステータと、ステータに対して回転するロータと、を有するモータと、モータの少なくとも一部を収容するモータ収容部と、モータ収容部から下方に突出するグリップ部と、ロータにより回転されるスピンドルと、スピンドルに保持されるハンマと、先端工具が装着され、ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、ハンマを収容するハンマケースと、アンビルの前方を照明し、ハンマケースの左側に配置される第1ライトと、ハンマケースの右側に配置される第2ライトと、を備え、前後方向において、第1ライト及び前記第2ライトのそれぞれは、アンビルの少なくとも一部とオーバーラップする、電動工具が提供される。 According to the second disclosure, a motor having a stator, a rotor that rotates with respect to the stator, a motor accommodating portion accommodating at least a part of the motor, and a grip portion protruding downward from the motor accommodating portion. A spindle rotated by a rotor, a hammer held by the spindle, an anvil to which a tip tool is attached and hit in the rotational direction by the hammer, a hammer case that houses the hammer, and a hammer case that illuminates the front of the anvil. A first light located on the left side of the hammer case and a second light located on the right side of the hammer case, and in the front-rear direction, each of the first light and the second light is over at least a part of the anvil. A power tool to wrap is provided.
第3の開示に従えば、ステータコアとコイルとを有するステータと、ステータの内周側で回転可能であってロータコアと磁石とロータシャフトとを有するロータと、を有するブラシレスモータと、ロータにより駆動されるギヤと、ギヤを収容するギヤケースと、ギヤケースより突出し、ギヤにより回転される出力軸と、ステータの左外周側を支持し、ギヤケースの左部の少なくとも一部を覆う左ハウジングと、ステータの右外周側を支持し、ギヤケースの右部の少なくとも一部を覆う右ハウジングと、左ハウジング及び右ハウジングから下方に延びるグリップハウジングと、ロータシャフトの後部を支持し、左ハウジングに左ねじで固定され、右ハウジングに右ねじで固定されるリヤカバーと、ギヤケースの左側に配置され左ハウジングにより支持される左ライトと、ギヤケースの右側に配置され右ハウジングにより支持される右ライトと、を備え、左ねじが配置される個所の左ハウジング又はリヤカバーは、左ライトが配置される個所の左ハウジングよりも左側へ突出し、右ねじが配置される個所の右ハウジング又はリヤカバーは、右ライトが配置される個所の右ハウジングよりも右側へ突出する、電動工具が提供される。 According to a third disclosure, a brushless motor having a stator having a stator core and a coil, a rotor that is rotatable on the inner peripheral side of the stator and has a rotor core, a magnet and a rotor shaft, and a rotor driven by the rotor. The gear, the gear case that houses the gear, the output shaft that protrudes from the gear case and is rotated by the gear, the left housing that supports the left outer peripheral side of the stator and covers at least a part of the left part of the stator, and the right side of the stator. The right housing, which supports the outer peripheral side and covers at least a part of the right part of the gear case, the left housing and the grip housing extending downward from the right housing, and the rear part of the rotor shaft are supported and fixed to the left housing with a left screw. It has a rear cover that is fixed to the right housing with a right-hand screw, a left light that is located on the left side of the gear case and supported by the left housing, and a right light that is located on the right side of the gear case and is supported by the right housing. The left housing or rear cover at the location where the left light is located protrudes to the left of the left housing at the location where the left light is located, and the right housing or rear cover at the location where the right screw is located is to the right of the location where the right light is located. A power tool is provided that projects to the right of the housing.
本開示によれば、電動工具の大型化が抑制される。 According to the present disclosure, the increase in size of the power tool is suppressed.
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。 Hereinafter, embodiments according to the present disclosure will be described with reference to the drawings, but the present disclosure is not limited to the embodiments. The components of the embodiments described below can be combined as appropriate. In addition, some components may not be used.
実施形態においては、左、右、前、後、上、及び下の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、電動工具1の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。実施形態において、電動工具1は、モータ6を有する回転工具である。
In the embodiment, the positional relationship of each part will be described using the terms left, right, front, back, top, and bottom. These terms refer to a relative position or direction with respect to the center of the
実施形態において、モータ6の回転軸AXと平行な方向を適宜、軸方向、と称し、回転軸AXの周囲を周回する方向を適宜、周方向又は回転方向、と称し、回転軸AXの放射方向を適宜、径方向、と称する。
In the embodiment, the direction parallel to the rotation axis AX of the
回転軸AXは、前後方向に延伸する。軸方向一方側は、前方であり、軸方向他方側は、後方である。また、径方向において、回転軸AXに近い位置又は接近する方向を適宜、径方向内側、と称し、回転軸AXから遠い位置又は離隔する方向を適宜、径方向外側、と称する。 The rotation axis AX extends in the front-rear direction. One side in the axial direction is the front and the other side in the axial direction is the rear. Further, in the radial direction, the position close to or close to the rotation axis AX is appropriately referred to as the inside in the radial direction, and the position far from or away from the rotation axis AX is appropriately referred to as the outside in the radial direction.
[電動工具]
図1は、実施形態に係る電動工具1を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る電動工具1を示す側面図である。図3は、実施形態に係る電動工具1の上部を示す正面図である。図4は、実施形態に係る電動工具1の上部を示す平面図である。図5は、実施形態に係る電動工具1を示す縦断面図である。図6は、実施形態に係る電動工具1の上部を示す縦断面図である。図7は、実施形態に係る電動工具1の上部を示す横断面図である。
[Electric tool]
FIG. 1 is a perspective view showing a
実施形態において、電動工具1は、ねじ締め工具の一種であるインパクトドライバである。電動工具1は、ハウジング2と、リヤカバー3と、ハンマケース4と、バッテリ装着部5と、モータ6と、減速機構7と、スピンドル8と、打撃機構9と、アンビル10と、チャックスリーブ11と、ファン12と、コントローラ13と、トリガスイッチ14と、正逆切換レバー15と、操作パネル16と、モード切換スイッチ17と、ライト18とを備える。
In the embodiment, the
ハウジング2は、合成樹脂製である。実施形態において、ハウジング2は、ナイロン製である。ハウジング2は、左ハウジング2Lと、左ハウジング2Lの右方に配置される右ハウジング2Rとを含む。図2に示すように、左ハウジング2Lと右ハウジング2Rとは、複数のねじ2Sにより固定される。ハウジング2は、一対の半割れハウジングにより構成される。
The
ハウジング2は、モータ収容部21と、グリップ部22と、コントローラ収容部23とを有する。
The
モータ収容部21は、筒状である。モータ収容部21は、モータ6の少なくとも一部を収容する。
The
グリップ部22は、モータ収容部21から下方に突出する。グリップ部22は、左ハウジング2L及び右ハウジング2Rから下方に延びるグリップハウジングとして機能する。トリガスイッチ14は、グリップ部22の上部に設けられる。グリップ部22は、作業者に握られる。
The
コントローラ収容部23は、グリップ部22の下端部に接続される。コントローラ収容部23は、コントローラ13を収容する。前後方向及び左右方向のそれぞれにおいて、コントローラ収容部23の外形の寸法は、グリップ部22の外形の寸法よりも大きい。
The
リヤカバー3は、合成樹脂製である。リヤカバー3は、モータ収容部21の後方に配置される。リヤカバー3は、ファン12の少なくとも一部を収容する。ファン12は、リヤカバー3の内周側に配置されている。リヤカバー3は、モータ収容部21の後端部の開口を覆うように配置される。リヤカバー3の外表面は、前方から後方に行くに従って、徐々に小径になっていく。
The
モータ収容部21は、吸気口19を有する。リヤカバー3は、排気口20を有する。ハウジング2の外部空間の空気は、吸気口19を介してハウジング2の内部空間に流入する。ハウジング2の内部空間の空気は、排気口20を介してハウジング2の外部空間に流出する。
The
ハンマケース4は、金属製である。実施形態において、ハンマケース4は、アルミニウム製である。ハンマケース4は、モータ収容部21の前方に配置される。ハンマケース4は、モータ収容部21の前部に接続される。ハンマケース4は、筒状である。ハンマケース4の前部4Fの内径は、ハンマケース4の後部4Rの内径よりも小さい。ハンマケース4の後部は、モータ収容部21の前部の開口に挿入される。ハンマケース4の後部は、モータ収容部21の前部の内側に嵌められる。モータ収容部21とハンマケース4とは、ベアリングボックス24を介して接続される。ベアリングボックス24の少なくとも一部は、ハンマケース4の内側に配置される。ベアリングボックス24は、モータ収容部21及びハンマケース4のそれぞれに固定される。
The
ハンマケース4は、減速機構7、スピンドル8、打撃機構9、及びアンビル10の少なくとも一部を収容する。減速機構7の少なくとも一部は、ベアリングボックス24の内側に配置される。減速機構7は、複数のギヤを含む。ハンマケース4は、ギヤを収容するギヤケースとして機能する。
The
ハンマケース4の少なくとも一部は、ハンマケースカバー4Aで覆われる。ハンマケース4の前部4Fにはバンパ4Bが配置される。バンパ4Bは、円環状である。
At least a part of the
バッテリ装着部5は、コントローラ収容部23の下部に形成される。バッテリ装着部5は、バッテリパック25に接続される。バッテリパック25は、バッテリ装着部5に装着される。バッテリパック25は、バッテリ装着部5に着脱可能である。バッテリパック25は、二次電池を含む。実施形態において、バッテリパック25は、充電式のリチウムイオン電池を含む。バッテリ装着部5に装着されることにより、バッテリパック25は、電動工具1に電力を供給することができる。モータ6は、バッテリパック25から供給される電力に基づいて駆動する。コントローラ13及び操作パネル16は、バッテリパック25から供給される電力に基づいて作動する。
The
モータ6は、電動工具1の動力源である。モータ6は、インナロータ型のブラシレスモータである。モータ6は、ステータ26と、ロータ27とを有する。ロータ27の少なくとも一部は、ステータ26の内側に配置される。ロータ27は、ステータ26に対して回転する。ロータ27は、前後方向に延伸する回転軸AXを中心に回転する。ロータ27は、ステータ26の内周側で回転可能である。
The
ステータ26は、ステータコア28と、前インシュレータ29と、後インシュレータ30と、コイル31とを有する。
The
ステータコア28は、ロータ27よりも径方向外側に配置される。ステータコア28は、積層された複数の鋼板を含む。鋼板は、鉄を主成分とする金属製の板である。ステータコア28は、筒状である。ステータコア28は、コイル31を支持する複数のティースを有する。
The
前インシュレータ29は、ステータコア28の前部に設けられる。後インシュレータ30は、ステータコア28の後部に設けられる。前インシュレータ29及び後インシュレータ30のそれぞれは、合成樹脂製の電気絶縁部材である。前インシュレータ29は、ティースの表面の一部を覆うように配置される。後インシュレータ30は、ティースの表面の一部を覆うように配置される。
The
コイル31は、前インシュレータ29及び後インシュレータ30を介してステータコア28に装着される。コイル31は、複数配置される。コイル31は、前インシュレータ29及び後インシュレータ30を介してステータコア28のティースの周囲に配置される。コイル31とステータコア28とは、前インシュレータ29及び後インシュレータ30により電気的に絶縁される。複数のコイル31は、ヒュージング端子38を介して接続される。コイル31は、リード線(不図示)を介してコントローラ13と接続される。
The
ステータ26の左外周側は、左ハウジング2Lに支持される。左ハウジング2Lは、ハンマケース4の左部の少なくとも一部を覆う。ステータ26の右外周側は、右ハウジング2Rに支持される。右ハウジング2Rは、ハンマケース4の右部の少なくとも一部を覆う。
The left outer peripheral side of the
ロータ27は、回転軸AXを中心に回転する。ロータ27は、コア部32と、シャフト部33と、ロータ磁石34と、センサ用磁石35とを有する。コア部32は、ロータ27のロータコアとして機能する。シャフト部33は、ロータ27のロータシャフトとして機能する。
The
コア部32及びシャフト部33のそれぞれは、鋼製である。シャフト部33は、コア部32の端面から前後方向に突出する。シャフト部33は、コア部32の前端面から前方に突出する前側シャフト部33Fと、コア部32の後端面から後方に突出する後側シャフト部33Rとを含む。
Each of the
ロータ磁石34は、コア部32に固定される。ロータ磁石34は、円筒状である。ロータ磁石34は、コア部32の周囲に配置される。
The
センサ用磁石35は、コア部32に固定される。センサ用磁石35は、円環状である。センサ用磁石35は、コア部32の前端面及びロータ磁石34の前端面に配置される。
The
前インシュレータ29にセンサ基板37が取り付けられる。センサ基板37は、ねじ29Sにより前インシュレータ29に固定される。センサ基板37は、中心に孔が設けられた円板状の回路基板と、回路基板に支持される回転検出素子37Sとを有する。センサ基板37の少なくとも一部は、センサ用磁石35に対向する。回転検出素子は、ロータ27のセンサ用磁石35の位置を検出することにより、ロータ27の回転方向の位置を検出する。
The
シャフト部33は、ロータベアリング39に回転可能に支持される。ロータベアリング39は、前側シャフト部33Fを回転可能に支持する前側ロータベアリング39Fと、後側シャフト部33Rを回転可能に支持する後側ロータベアリング39Rとを含む。
The
前側ロータベアリング39Fは、ベアリングボックス24に保持される。ベアリングボックス24は、ベアリングボックス24の後面から前方に窪む凹部241を有する。前側ロータベアリング39Fは、凹部241に配置される。後側ロータベアリング39Rは、リヤカバー3に保持される。前側シャフト部33Fの前端部は、ベアリングボックス24の開口を介してハンマケース4の内部空間に配置される。
The front rotor bearing 39F is held in the
前側シャフト部33Fの前端部にピニオンギヤ41が形成される。ピニオンギヤ41は、減速機構7の少なくとも一部に連結される。前側シャフト部33Fは、ピニオンギヤ41を介して減速機構7に連結される。
A
減速機構7は、モータ6よりも前方に配置される。減速機構7は、前側シャフト部33Fとスピンドル8とを連結する。減速機構7は、ロータ27の回転をスピンドル8に伝達する。減速機構7は、前側シャフト部33Fの回転速度よりも低い回転速度でスピンドル8を回転させる。減速機構7は、遊星歯車機構を含む。
The
減速機構7は、複数のギヤを有する。減速機構7のギヤは、ロータ27により駆動される。
The
減速機構7は、ピニオンギヤ41の周囲に配置される複数のプラネタリギヤ42と、複数のプラネタリギヤ42の周囲に配置されるインターナルギヤ43とを有する。ピニオンギヤ41、プラネタリギヤ42、及びインターナルギヤ43のそれぞれは、ハンマケース4に収容される。複数のプラネタリギヤ42のそれぞれは、ピニオンギヤ41に噛み合う。プラネタリギヤ42は、ピン42Pを介してスピンドル8に回転可能に支持される。スピンドル8は、プラネタリギヤ42により回転される。インターナルギヤ43は、プラネタリギヤ42に噛み合う内歯を有する。インターナルギヤ43は、ベアリングボックス24に固定される。インターナルギヤ43は、ベアリングボックス24に対して常に回転不可能である。
The
モータ6の駆動により前側シャフト部33Fが回転すると、ピニオンギヤ41が回転し、プラネタリギヤ42がピニオンギヤ41の周囲を公転する。プラネタリギヤ42は、インターナルギヤ43の内歯に噛み合いながら公転する。プラネタリギヤ42の公転により、ピン42Pを介してプラネタリギヤ42に接続されているスピンドル8は、シャフト部33の回転速度よりも低い回転速度で回転する。
When the
スピンドル8は、モータ6の少なくとも一部よりも前方に配置される。スピンドル8は、ステータ26よりも前方に配置される。スピンドル8の少なくとも一部は、ロータ27よりも前方に配置される。スピンドル8の少なくとも一部は、減速機構7の前方に配置される。スピンドル8は、減速機構7により伝達されたロータ27の回転により回転する。スピンドル8は、ロータ27により回転される電動工具1の出力部である。スピンドル8は、ハンマケース4より突出し、減速機構7のギヤにより回転される出力軸である。
The
スピンドル8は、フランジ部44と、フランジ部44から前方に突出するロッド部45とを有する。プラネタリギヤ42は、ピン42Pを介してフランジ部44に回転可能に支持される。スピンドル8の回転軸とモータ6の回転軸AXとは一致する。スピンドル8は、回転軸AXを中心に回転する。スピンドル8は、スピンドルベアリング46に回転可能に支持される。スピンドル8の後端部に、スピンドルベアリング46を囲むように設けられた周壁部81が設けられる。スピンドルベアリング46は、スピンドル8の周壁部81を支持する。
The
ベアリングボックス24は、スピンドル8の周囲の少なくとも一部に配置される。スピンドルベアリング46は、ベアリングボックス24に保持される。ベアリングボックス24は、ベアリングボックス24の前面から後方に窪む凹部242を有する。スピンドルベアリング46は、凹部242に配置される。
The
スピンドル8は、潤滑油を供給する供給口92を有する。潤滑油は、グリス(grease)を含む。供給口92は、ロッド部45に設けられる。スピンドル8は、潤滑油が収容される内部空間94を有する。供給口92は、内部空間94に結ばれる。スピンドル8の遠心力により、潤滑油は、供給口92からスピンドル8の周囲の少なくとも一部に供給される。
The
打撃機構9は、スピンドル8の回転に基づいて、アンビル10を回転方向に打撃する。打撃機構9は、ハンマ47と、ボール48と、コイルスプリング49とを有する。ハンマ47を含む打撃機構9は、ハンマケース4に収容される。
The
ハンマ47は、減速機構7よりも前方に配置される。ハンマ47は、スピンドル8の周囲に配置される。ハンマ47は、スピンドル8に保持される。ボール48は、スピンドル8とハンマ47との間に配置される。コイルスプリング49は、スピンドル8及びハンマ47のそれぞれに支持される。
The
ハンマ47は、筒状である。ハンマ47は、ロッド部45の周囲に配置される。ハンマ47は、ロッド部45が配置される孔57を有する。ハンマ47は、スピンドル8と一緒に回転可能である。ハンマ47の回転軸とスピンドル8の回転軸とモータ6の回転軸AXとは一致する。ハンマ47は、回転軸AXを中心に回転する。
The
ボール48は、鉄鋼のような金属製である。ボール48は、ロッド部45とハンマ47との間に配置される。スピンドル8は、ボール48の少なくとも一部が配置されるスピンドル溝50を有する。スピンドル溝50は、ロッド部45の外面の一部に設けられる。ハンマ47は、ボール48の少なくとも一部が配置されるハンマ溝51を有する。ハンマ溝51は、ハンマ47の内面の一部に設けられる。ボール48は、スピンドル溝50とハンマ溝51との間に配置される。ボール48は、スピンドル溝50の内側及びハンマ溝51の内側のそれぞれを転がることができる。ハンマ47は、ボール48に伴って移動可能である。スピンドル8とハンマ47とは、スピンドル溝50及びハンマ溝51により規定される可動範囲において、軸方向及び回転方向のそれぞれに相対移動することができる。
The
コイルスプリング49は、ハンマ47を前方に移動させる弾性力を発生する。コイルスプリング49は、フランジ部44とハンマ47との間に配置される。ハンマ47の後面にリング状の凹部53が設けられる。凹部53は、ハンマ47の後面から前方に窪む。凹部53の内側にワッシャ54が設けられる。コイルスプリング49の後端部は、フランジ部44に支持される。コイルスプリング49の前端部は、凹部53の内側に配置され、ワッシャ54に支持される。
The
アンビル10の少なくとも一部は、ハンマ47よりも前方に配置される。アンビル10は、先端工具が挿入される挿入孔55を有する。挿入孔55は、アンビル10の前端部に設けられる。先端工具は、アンビル10に装着される。また、アンビル10は、ロッド部45の前端部が配置される孔58を有する。孔58は、アンビル10の後端部に設けられる。ロッド部45の前端部は、孔58に配置される。
At least a portion of the
アンビル10は、ハンマ47と一緒に回転可能である。アンビル10の回転軸とハンマ47の回転軸とスピンドル8の回転軸とモータ6の回転軸AXとは一致する。アンビル10は、回転軸AXを中心に回転する。アンビルは、一対のアンビルベアリング56に回転可能に支持される。一対のアンビルベアリング56は、ハンマケース4に保持される。
The
ハンマ47は、筒状のハンマボディ471と、ハンマ突起部472とを有する。凹部53は、ハンマボディ471の後面に設けられる。ハンマ突起部472は、ハンマボディ471の前部に設けられる。ハンマ突起部472は、2つ設けられる。ハンマ突起部472は、ハンマボディ471の前部から前方に突出する。
The
アンビル10は、ロッド状のアンビルボディ101と、アンビル突起部102とを有する。挿入孔55は、アンビルボディ101の前端部に設けられる。先端工具は、アンビルボディ101に装着される。アンビル突起部102は、アンビル10の後端部に設けられる。アンビル突起部102は、2つ設けられる。アンビル突起部102は、アンビルボディ101の後端部から径方向外側に突出する。
The
ハンマ突起部472とアンビル突起部102とは接触可能である。ハンマ突起部472とアンビル突起部102とが接触している状態で、モータ6が駆動することにより、アンビル10は、ハンマ47及びスピンドル8と一緒に回転する。
The
アンビル10は、ハンマ47により回転方向に打撃される。例えば、ねじ締め作業において、アンビル10に作用する負荷が高くなると、モータ6が発生する動力だけではアンビル10を回転させることができなくなる状況が発生する場合がある。モータ6が発生する動力だけではアンビル10を回転させることができなくなると、アンビル10及びハンマ47の回転が停止する。スピンドル8とハンマ47とは、ボール48を介して軸方向及び周方向のそれぞれに相対移動可能である。ハンマ47の回転が停止しても、スピンドル8の回転は、モータ6が発生する動力により継続される。ハンマ47の回転が停止している状態で、スピンドル8が回転すると、ボール48がスピンドル溝50及びハンマ溝51のそれぞれにガイドされながら後方に移動する。ハンマ47は、ボール48から力を受け、ボール48に伴って後方に移動する。すなわち、ハンマ47は、アンビル10の回転が停止された状態で、スピンドル8が回転することにより、後方に移動する。ハンマ47が後方に移動することにより、ハンマ突起部472とアンビル突起部102との接触が解除される。
The
コイルスプリング49は、ハンマ47を前方に移動させる弾性力を発生する。後方に移動したハンマ47は、コイルスプリング49の弾性力により、前方に移動する。ハンマ47は、前方に移動するとき、ボール48から回転方向の力を受ける。すなわち、ハンマ47は、回転しながら前方に移動する。ハンマ47が回転しながら前方に移動すると、ハンマ突起部472は、回転しながらアンビル突起部102に接触する。これにより、アンビル突起部102は、ハンマ突起部472により回転方向に打撃される。アンビル10には、モータ6の動力とハンマ47の慣性力との両方が作用する。したがって、アンビル10は、高いトルクで回転軸AXを中心に回転することができる。
The
チャックスリーブ11は、アンビル10の前部の周囲に配置される。チャックスリーブ11は、挿入孔55に挿入された先端工具を保持する。
The
ファン12は、モータ6のステータ26よりも後方に配置される。ファン12は、モータ6を冷却するための気流を生成する。ファン12は、ステータコア28よりも小径に構成されている。ファン12の外径がステータコア28の外径よりも小さいので、ファン12を収容するリヤカバー3が小型化される。
The
ファン12は、ロータ27の少なくとも一部に固定される。ファン12は、ブッシュ61を介して後側シャフト部33Rの後部に固定される。ファン12は、後側ロータベアリング39Rとステータ26との間に配置される。ファン12は、ロータ27の回転により回転する。後側シャフト部33Rが回転することにより、ファン12は、後側シャフト部33Rと一緒に回転する。ファン12が回転することにより、ハウジング2の外部空間の空気が、吸気口19を介してハウジング2の内部空間に流入する。ハウジング2の内部空間に流入した空気は、ハウジング2の内部空間を流通することにより、モータ6を冷却する。ハウジング2の内部空間を流通した空気は、ファン12が回転することにより、排気口20を介してハウジング2の外部空間に流出する。
The
コントローラ13は、コントローラ収容部23に収容される。コントローラ13は、モータ6を制御する制御信号を出力する。コントローラ13は、複数の電子部品が実装された基板を含む。基板に実装される電子部品として、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサ、ROM(Read Only Memory)又はストレージのような不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリ、トランジスタ、及び抵抗が例示される。
The
コントローラ13は、電動工具1の作業内容に基づいて、モータ6の制御モードを切り換える。モータ6の制御モードとは、モータ6の制御方法又は制御パターンをいう。
The
トリガスイッチ14は、グリップ部22に設けられる。トリガスイッチ14は、モータ6を起動するために作業者に操作される。トリガスイッチ14は、トリガ部材14Aと、スイッチ本体14Bとを含む。スイッチ本体14Bは、グリップ部22に収容される。トリガ部材14Aは、グリップ部22の前部の上部から前方に突出する。トリガ部材14Aは、作業者に操作される。トリガ部材14Aが操作されることにより、モータ6の駆動と停止とが切り換えられる。
The
正逆切換レバー15は、グリップ部22の上部に設けられる。正逆切換レバー15は、作業者に操作される。正逆切換レバー15が操作されることにより、モータ6の回転方向が正転方向及び逆転方向の一方から他方に切り換えられる。モータ6の回転方向が切り換えられることにより、スピンドル8の回転方向が切り換えられる。
The forward /
操作パネル16は、コントローラ収容部23に設けられる。操作パネル16は、モータ6の制御モードを切り換えるために作業者に操作される。操作パネル16は、板状である。コントローラ収容部23は、操作パネル16が配置される開口63を有する。開口63は、グリップ部22よりも前方において、コントローラ収容部23の上面に設けられる。操作パネル16の少なくとも一部は、開口63に配置される。
The
操作パネル16は、打撃力スイッチ64と、専用スイッチ65とを有する。打撃力スイッチ64及び専用スイッチ65のそれぞれは、作業者に操作される。打撃力スイッチ64及び専用スイッチ65の少なくとも一方が操作されることにより、モータ6の制御モードが切り換えられる。
The
モード切換スイッチ17は、トリガ部材14Aの上部に設けられる。モード切換スイッチ17は、作業者に操作される。モード切換スイッチ17が操作されることにより、モータ6の制御モードが切り換えられる。
The
ライト18は、アンビル10の前方を照明する。ライト18は、電動工具1の前方を照明する照明光を射出する。ライト18は、モータ収容部21の前端部に保持される。ライト18は、例えば発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を含む。
The light 18 illuminates the front of the
ライト18は、ハンマケース4の左側に配置される第1ライト18Lと、ハンマケース4の右側に配置される第2ライト18Rとを含む。第1ライト18Lは、アンビル10の左側に配置される。第2ライト18Rは、アンビル10の右側に配置される。
The light 18 includes a
図6に示すように、前側シャフト部33Fの前端部に凹部331Fが設けられる。凹部331Fにより、ピニオンギヤ41に掛かる負荷が軽減される。また、ロータ27の振動が抑制される。
As shown in FIG. 6, a
図6に示すように、後側シャフト部33Rの前端部に凹部331Rが設けられる。凹部331Rにより、後側ロータベアリング39Rを後側シャフト部33Rに圧入し易くなる。また、ロータ27の振動が抑制される。
As shown in FIG. 6, a
[ロータ]
図8は、実施形態に係るロータ27、ロータベアリング39、及びファン12を示す側面図である。図9は、実施形態に係るロータ27、ロータベアリング39、及びファン12を示す斜視図である。図10は、実施形態に係るロータ27、ロータベアリング39、及びファン12を示す分解斜視図である。図11は、実施形態に係るコア部32及びシャフト部33を示す側面図である。
[Rotor]
FIG. 8 is a side view showing the
ロータ27は、コア部32と、コア部32の端面から突出するシャフト部33と、コア部32の周囲に配置されるロータ磁石34と、コア部32の端面に対向するセンサ用磁石35とを有する。
The
コア部32は、鋼製である。コア部32は、円柱状である。
The
シャフト部33は、鋼製である。シャフト部33は、コア部32と一体である。コア部32とシャフト部33とは、単一部材である。シャフト部33は、コア部32の端面から前後方向に突出する。シャフト部33は、前後方向に延伸する。シャフト部33は、コア部32の前端面32Fから前方に突出する前側シャフト部33Fと、コア部32の後端面32Rから後方に突出する後側シャフト部33Rとを含む。
The
コア部32とシャフト部33とが単一部材なので、コア部32とシャフト部33とが相対的にスリップすることが抑制される。また、コア部32の中心軸とシャフト部33の中心軸とを一致させることができる。コア部32とシャフト部33との相対的なスリップが抑制され、コア部32の中心軸とシャフト部33の中心軸とが一致されるので、モータ6の動力は、スピンドル8を介してアンビル10に適切に伝達される。したがって、電動工具1の性能の低下が抑制される。
Since the
前側シャフト部33Fの前端部に減速機構7の少なくとも一部に連結されるピニオンギヤ41が形成される。ピニオンギヤ41は、前側シャフト部33Fと一体である。前側シャフト部33Fとピニオンギヤ41とは、単一部材である。
A
コア部32及びシャフト部33は、例えば鋼製の円柱状部材を切削加工することにより形成される。ピニオンギヤ41は、前側シャフト部33Fの一部を切削加工することにより形成される。
The
前側シャフト部33Fとピニオンギヤ41とが単一部材なので、前後方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。例えばピニオンギヤ41が前側シャフト部33Fの前端部に圧入される場合、ピニオンギヤ41に圧入のための圧入部を設ける必要がある。ピニオンギヤ41に圧入部が設けられると、前後方向における電動工具1の上部の小型化が困難になる。実施形態においては、前側シャフト部33Fとピニオンギヤ41とが単一部材なので、ピニオンギヤ41に圧入部を設ける必要がない。そのため、前後方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。また、シャフト部33とピニオンギヤ41との相対的なスリップが抑制されるので、モータ6の動力は、スピンドル8を介してアンビル10に適切に伝達される。したがって、電動工具1の性能の低下が抑制される。
Since the
ロータ磁石34は、永久磁石である。ロータ磁石34は、円筒状である。ロータ磁石34は、第1極性の第1永久磁石と、第2極性の第2永久磁石とを含む。第1永久磁石と第2永久磁石とが周方向に交互に配置されることにより、円筒状のロータ磁石34が形成される。ロータ磁石34は、コア部32の周囲に配置される。コア部32は、ロータ磁石34の内側に配置される。ロータ磁石34は、接着剤によりコア部32に固定される。
The
センサ用磁石35は、永久磁石である。センサ用磁石35は、円環状である。センサ用磁石35は、コア部32の端面に固定される。実施形態において、センサ用磁石35は、コア部32の前端面32Fに接着剤により固定される。センサ用磁石35は、コア部32及びロータ磁石34よりも前方に配置される。センサ用磁石35は、前側シャフト部33Fの周囲に配置される。
The
シャフト部33は、ロータベアリング39に回転可能に支持される。ロータベアリング39は、前側シャフト部33Fを回転可能に支持する前側ロータベアリング39Fと、後側シャフト部33Rを回転可能に支持する後側ロータベアリング39Rとを含む。図6及び図7に示すように、前側ロータベアリング39Fは、ベアリングボックス24に保持される。後側ロータベアリング39Rは、リヤカバー3に保持される。
The
前側シャフト部33Fが前側ロータベアリング39Fに支持され、後側シャフト部33Rが後側ロータベアリング39Rに支持されるので、ロータ27は、適正に回転することができる。
Since the
前側ロータベアリング39Fは、前側シャフト部33Fの後端部とピニオンギヤ41の後端部との間の前側シャフト部33Fに規定された前側支持部分331を支持する。後側ロータベアリング39Rは、後側シャフト部33Rの前端部と後側シャフト部33Rの後端部との間の後側シャフト部33Rに規定された後側支持部分332を支持する。前側シャフト部33Fの後端部は、前側シャフト部33Fとコア部32の前端面32Fとの境界部を含む。後側シャフト部33Rの前端部は、後側シャフト部33Rとコア部32の後端面32Rとの境界部を含む。
The front rotor bearing 39F supports the
ファン12は、ブッシュ61を介して後側シャフト部33Rの後部に固定される。ファン12は、後側シャフト部33Rの前端部と後側シャフト部33Rの後端部との間の後側シャフト部33Rに規定されたファン固定部分333に固定される。ファン固定部分333は、後側支持部分332よりも前方に規定される。
The
前側シャフト部33Fは、コア部32の前端面32Fと前側ロータベアリング39Fとの間に設けられた凸部330を有する。
The
前側シャフト部33Fは、凸部330と前側支持部分331との間に遷移部分334Fを有する。ピニオンギヤ41の外径Daは、前側支持部分331の外径Dbよりも小さい。遷移部分334Fの外径Dcは、前側支持部分331の外径Dbよりも小さい。遷移部分334Fの外径Dcは、ピニオンギヤ41の外径Daよりも大きい。凸部330の外径Ddは、前側支持部分331の外径Dbよりも大きい。凸部330よりも後方の前側シャフト部33Fの外径Deは、凸部330の外径Ddよりも小さい。外径Deは、外径Dbよりも大きい。すなわち、[Dd>De>Db>Dc>Da]の関係が成立する。
The
後側シャフト部33Rは、コア部32の後端面32Rとファン固定部分333との間に遷移部分334Rを有する。遷移部分334Rの外径Dgは、後側支持部分332及びファン固定部分333の外径Dhよりも小さい。すなわち、[Dh>Dg]の関係が成立する。
The
また、[Dd>De>Db>Dc>Da>Dh>Dg]の関係が成立する。 Further, the relationship [Dd> De> Db> Dc> Da> Dh> Dg] is established.
すなわち、前側シャフト部33Fの外径Deは、後側シャフト部33Rの外径Dhよりも大きい。換言すれば、前側シャフト部33Fは、後側シャフト部33Rよりも太い。
That is, the outer diameter De of the
遷移部分334F及び遷移部分334Rが設けられることにより、ロータ27を製造し易くなる。
The provision of the
凸部330の前側及び後側のそれぞれに段差部が設けられる。凸部330の前側の段差部は、凸部330の前面と遷移部分334Fの外面とにより形成される。凸部330の後側の段差部は、凸部330の後面と凸部330よりも後方の前側シャフト部33Fの外面とにより形成される。凸部330の前面と前側ロータベアリング39Fの後面の一部とは接触する。すなわち、凸部330の前側の段差部には前側ロータベアリング39Fが接触する。前側シャフト部33Fよりも前方から前側シャフト部33Fに前側ロータベアリング39Fが圧入され、凸部330の前面と前側ロータベアリング39Fの後面の一部とが接触することにより、前側ロータベアリング39Fは適切な位置に配置される。凸部330は、前側シャフト部33Fの後端部と前側支持部分331との間に設けられる。凸部330は、前側シャフト部33Fの外面から径方向外側に突出する。凸部330は、回転軸AXを囲むように配置される。回転軸AXと直交する面内において、凸部330は、円環状である。
Stepped portions are provided on the front side and the rear side of the
センサ用磁石35がコア部32の前端面32Fに接着剤により固定される場合、例えばロータ27の組立作業において接着剤がセンサ用磁石35とコア部32との間又はセンサ用磁石35とセンサ用磁石35の内径側の前側シャフト部33Fとの間から流出する可能性がある。また、モータ6の発熱により仮に接着剤が溶融すると、接着剤がセンサ用磁石35とコア部32との間から流出する可能性がある。センサ用磁石35とコア部32との間から仮に接着剤が流出しても、凸部330により接着剤が前側ロータベアリング39F(前側支持部分331)に流入することが抑制される。
When the
前側シャフト部33Fの外径は、後側シャフト部33Rの外径よりも大きい。すなわち、前側シャフト部33Fは、後側シャフト部33Rよりも太い。
The outer diameter of the
前側シャフト部33Fの外径が後側シャフト部33Rの外径よりも大きいので、ピニオンギヤ41は、例えば切削加工により前側シャフト部33Fに円滑に形成される。また、コア部32とピニオンギヤ41との間でねじれが発生しても、前側シャフト部33Fが太いので、前側シャフト部33Fはねじれ力に耐えることができる。後側シャフト部33Rには大きなねじれ力が作用しないので、後側シャフト部33Rは細くてもよい。
Since the outer diameter of the
前側ロータベアリング39Fの内径は、ピニオンギヤ41の外径よりも大きい。
The inner diameter of the front rotor bearing 39F is larger than the outer diameter of the
前側ロータベアリング39Fの内径がピニオンギヤ41の外径よりも大きいので、ロータ27の組立作業において、前側ロータベアリング39Fは、前側シャフト部33Fの前方から前側シャフト部33Fに挿入された後、前側支持部分331に配置される。
Since the inner diameter of the front rotor bearing 39F is larger than the outer diameter of the
図12は、実施形態に係る電動工具1の一部を示す横断面図であり、図7の一部を拡大した図に相当する。
FIG. 12 is a cross-sectional view showing a part of the
前側ロータベアリング39F及びスピンドルベアリング46のそれぞれは、ベアリングボックス24に保持される。ベアリングボックス24は、ベアリングボックス24の後面から前方に窪む凹部241と、ベアリングボックス24の前面から後方に窪む凹部242とを有する。前側ロータベアリング39Fは、凹部241に配置される。スピンドルベアリング46は、凹部242に配置される。凹部242の径方向内側に、ベアリングボックス24の凸部243が設けられる。スピンドルベアリング46は、凸部243を囲むように配置される。
Each of the front rotor bearing 39F and the spindle bearing 46 is held in the
スピンドル8の後端部に、スピンドルベアリング46を囲むように設けられた周壁部81が設けられる。スピンドルベアリング46は、スピンドル8の周壁部81を支持する。
At the rear end of the
前側ロータベアリング39Fの外径は、スピンドルベアリング46の内径よりも小さい。前後方向において、前側ロータベアリング39Fとスピンドルベアリング46の少なくとも一部とは、オーバーラップする。すなわち、前側ロータベアリング39Fの少なくとも一部は、スピンドルベアリング46の内側に入り込むように配置される。これにより、前後方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。
The outer diameter of the front rotor bearing 39F is smaller than the inner diameter of the
スピンドルベアリング46は、内輪461と外輪462とを有する。スピンドルベアリング46の内輪461がベアリングボックス24に固定される。スピンドルベアリング46の外輪462がスピンドル8に固定される。スピンドルベアリング46は、ベアリングボックス24の凸部243を囲むように配置される。スピンドル8の周壁部81は、スピンドルベアリング46を囲むように配置される。内輪461は、ベアリングボックス24の凸部243の外面に固定される。外輪462は、スピンドル8の周壁部81の内面に固定される。これにより、径方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。
The
インターナルギヤ43とベアリングボックス24との間にシール部材600が設けられる。シール部材600は、リング状である。シール部材600の内側に、径方向内側に突出する凸部が設けられる。シール部材600の凸部は、インターナルギヤ43に設けられた凹部に配置される。シール部材600の前端部は、ハンマケース4に接触する。これにより、インターナルギヤ43とベアリングボックス24とハンマケース4との境界のシール性の低下が抑制される。また、シール部材600が前方に移動することが抑制される。
A
[ライト]
図13は、実施形態に係る電動工具1の一部を示す横断面図であり、図7の一部を拡大した図に相当する。
[Light]
FIG. 13 is a cross-sectional view showing a part of the
ライト18は、ハンマケース4の左側に配置される第1ライト18Lと、ハンマケース4の右側に配置される第2ライト18Rとを含む。第1ライト18Lは、アンビル10の左側に配置される。第2ライト18Rは、アンビル10の右側に配置される。
The light 18 includes a
前後方向において、ライト18は、アンビル10の少なくとも一部とオーバーラップする。前後方向において、第1ライト18Lの位置と第2ライト18Rの位置とは、等しい。前後方向において、第1ライト18L及び第2ライト18Rのそれぞれが、アンビル10の少なくとも一部とオーバーラップする。すなわち、前後方向において、ライト18の位置とアンビル10の少なくとも一部の位置とは、等しい。
In the anteroposterior direction, the light 18 overlaps at least a portion of the
前後方向において、ライト18とアンビル10の少なくとも一部とがオーバーラップするので、径方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。アンビル10の径方向の寸法は、例えばハンマ47の径方向の寸法よりも小さい。また、アンビル10と接触するハンマ47の前端部の径方向の寸法は、アンビル10と接触しないハンマ47の後端部の径方向の寸法よりも小さい。そのため、前後方向においてライト18とアンビル10の少なくとも一部とをオーバーラップさせることにより、ライト18を例えばモータ収容部21の外面よりも径方向内側に配置することができる。したがって、径方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。
Since the light 18 and at least a part of the
ライト18は、アンビル10(ハンマケース4)の左側に配置される第1ライト18Lと、アンビル10(ハンマケース4)の右側に配置される第2ライト18Rとを含む。これにより、左右方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。
The light 18 includes a
実施形態において、前後方向において、ライト18は、アンビル突起部102の少なくとも一部とオーバーラップする。
In an embodiment, in the anteroposterior direction, the light 18 overlaps at least a portion of the
これにより、ライト18は、前後方向において適正な位置に配置される。アンビル10の前方は、ライト18により適正に照明される。
As a result, the light 18 is arranged at an appropriate position in the front-rear direction. The front of the
なお、前後方向において、ライト18は、アンビルボディ101の少なくとも一部とオーバーラップしてもよい。
In the front-rear direction, the light 18 may overlap with at least a part of the
ハンマ47は、直胴部473と、直胴部473よりも前方に配置される縮径部474とを含む。
The
直胴部473は、ハンマボディ471の外面の一部を含む。直胴部473は、前後方向においてハンマ47の後端部と縮径部474の後端部との間に規定される。直胴部473は、円筒状である。前後方向における直胴部473の複数の部位のそれぞれにおいて、直胴部473の外径は、一定である。直胴部473の外径とは、径方向における回転軸AXと直胴部473の外面との距離をいう。
The
縮径部474は、ハンマボディ471の外面の一部及びハンマ突起部472の外面を含む。縮径部474は、前後方向において直胴部473の前端部とハンマ47の前端部との間に規定される。縮径部474の外径は、前方に向かって徐々に小さくなる。縮径部474の外径とは、径方向における回転軸AXと縮径部474の外面との距離をいう。
The reduced
前後方向において、縮径部474は、アンビル突起部102とオーバーラップする。
In the front-rear direction, the reduced
前後方向において、縮径部474の寸法Lfは、直胴部473の寸法Lrよりも大きい。
In the front-rear direction, the dimension Lf of the reduced
前後方向において、縮径部474とアンビル突起部102とがオーバーラップすることにより、径方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。また、縮径部474の寸法Lfが直胴部473の寸法Lrよりも大きいので、電動工具1の上部の大型化が抑制される。
By overlapping the reduced
縮径部474の外面474Sとハンマケース4の内面4Sとは、平行である。
The
縮径部474の外面474Sとハンマケース4の内面4Sとが平行なので、電動工具1の上部の大型化が抑制される。ハンマケース4の外面は直胴部473及び縮径部474にほぼ対応しているので、ライト18が左右方向に突出することが抑制される。
Since the
ライト18は、モータ収容部21の前端部に配置される。図4及び図7に示すように、左右方向において、モータ収容部21の前端部の寸法は、リヤカバー3の寸法よりも小さい。左右方向において、ライト18は、モータ収容部21の表面よりも外側に突出しないように配置される。左右方向において、ライト18は、リヤカバー3の表面よりも外側に突出しないように配置される。
The light 18 is arranged at the front end of the
左右方向において、ライト18が配置されるモータ収容部21の前端部の寸法がリヤカバー3の寸法よりも小さいので、電動工具1の前部の大型化が抑制される。また、モータ収容部21の左側の外面及び右側の外面のそれぞれが前後方向にストレート状に延伸しているので、電動工具1の上部の大型化が抑制される。
In the left-right direction, the dimension of the front end portion of the
図7に示すように、リヤカバー3は、後側シャフト部33Rの後部を支持する。リヤカバー3は、左ハウジング2Lに左ねじ500Lで固定され、右ハウジング2Rに右ねじ500Rで固定される。
As shown in FIG. 7, the
第1ライト18Lは、ギヤを収容するハンマケース4の左側に配置され左ハウジング2Lにより支持される。第2ライト18Rは、ギヤを収容するハンマケース4の右側に配置され右ハウジング2Rにより支持される。
The
左ねじ500Lが配置される個所の左ハウジング2L又はリヤカバー3は、第1ライト18Lが配置される個所の左ハウジング2Lよりも左側へ突出する。右ねじ500Rが配置される個所の右ハウジング2R又はリヤカバー3は、第2ライト18Rが配置される個所の右ハウジング2Rよりも右側へ突出する。すなわち、ライト18が設けられている部分の左右方向の幅は、リヤカバー3の左右方向の幅よりも小さい。
The
第2ライト18Rは、右発光体181と、右発光体181が搭載される右ライト回路基板182と、右発光体181及び右ライト回路基板182の前方に配置される右透明カバー183とを有する。右ねじ500Rの右端部よりも左側に、右発光体181が配置される。
The
右ハウジング2Rのハンマケース4の後部4Rの外周における右部400Rの個所は、第2ライト18Rよりも左側に配置される。
The location of the
[電動工具の動作]
次に、電動工具1の動作について説明する。例えば、加工対象にねじ締め作業を実施するとき、ねじ締め作業に使用される先端工具(ドライバビット)が、アンビル10の挿入孔55に挿入される。挿入孔55に挿入された先端工具は、チャックスリーブ11により保持される。先端工具がアンビル10に装着された後、作業者は、グリップ部22を握ってトリガスイッチ14を操作する。トリガスイッチ14が操作されると、バッテリパック25からモータ6に電力が供給され、モータ6が起動し、同時にライト18が点灯する。モータ6の起動により、ロータ27のシャフト部33が回転する。シャフト部33が回転すると、シャフト部33の回転力がピニオンギヤ41を介してプラネタリギヤ42に伝達される。プラネタリギヤ42は、インターナルギヤ43の内歯に噛み合った状態で、自転しながらピニオンギヤ41の周囲を公転する。プラネタリギヤ42は、ピン42Pを介してスピンドル8に回転可能に支持される。プラネタリギヤ42の公転により、スピンドル8は、シャフト部33の回転速度よりも低い回転速度で回転する。
[Operation of power tools]
Next, the operation of the
ハンマ突起部472とアンビル突起部102とが接触している状態で、スピンドル8が回転すると、アンビル10は、ハンマ47及びスピンドル8と一緒に回転する。アンビル10が回転することにより、ねじ締め作業が進行する。
When the
ねじ締め作業の進行により、アンビル10に所定値以上の負荷が作用した場合、アンビル10及びハンマ47の回転が停止する。ハンマ47の回転が停止している状態で、スピンドル8が回転すると、ハンマ47は、後方に移動する。ハンマ47が後方に移動することにより、ハンマ突起部472とアンビル突起部102との接触が解除される。後方に移動したハンマ47は、コイルスプリング49の弾性力により、ハンマ47は、回転しながら前方に移動する。ハンマ47が回転しながら前方に移動することにより、アンビル10は、ハンマ47により回転方向に打撃される。これにより、アンビル10は、高いトルクで回転軸AXを中心に回転する。そのため、ねじは加工対象に高いトルクで締め付けられる。
When a load of a predetermined value or more is applied to the
[効果]
以上説明したように、実施形態によれば、前後方向において、ライト18は、アンビル10の少なくとも一部とオーバーラップする。前後方向において、ライト18とアンビル10の少なくとも一部とがオーバーラップするので、径方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。アンビル10の径方向の寸法は、例えばハンマ47の径方向の寸法よりも小さい。また、アンビル10と接触するハンマ47の前端部の径方向の寸法は、アンビル10と接触しないハンマ47の後端部の径方向の寸法よりも小さい。そのため、前後方向においてライト18とアンビル10の少なくとも一部とをオーバーラップさせることにより、ライト18を例えばモータ収容部21の外面よりも径方向内側に配置することができる。すなわち、ライト18がモータ収容部21の側部から突出することが抑制される。したがって、径方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。
[effect]
As described above, according to the embodiment, the light 18 overlaps with at least a part of the
アンビル10は、先端工具が装着されるロッド状のアンビルボディ101と、アンビルボディ101の後部から径方向外側に突出するアンビル突起部102とを有する。前後方向において、ライト18は、アンビル突起部102の少なくとも一部とオーバーラップする。これにより、ライト18は、前後方向において適正な位置に配置される。アンビル10の前方は、ライト18により適正に照明される。
The
ハンマ47は、直胴部473と、前方に向かって外径が小さくなり前後方向においてアンビル突起部102とオーバーラップする縮径部474とを含む。前後方向において、縮径部474の寸法Lfは、直胴部473の寸法Lrよりも大きい。前後方向において、縮径部474とアンビル突起部102とがオーバーラップすることにより、径方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。また、縮径部474の寸法Lfが直胴部473の寸法Lrよりも大きいので、電動工具1の上部の大型化が抑制される。
The
縮径部474の外面474Sとハンマケース4の内面4Sとは、平行である。縮径部474の外面474Sとハンマケース4の内面4Sとが平行なので、ハンマケース4の大型化が抑制される。そのため、電動工具1の上部の大型化が抑制される。
The
ライト18は、アンビル10(ハンマケース4)の左側に配置される第1ライト18Lと、アンビル10(ハンマケース4)の右側に配置される第2ライト18Rとを含む。これにより、左右方向における電動工具1の上部の大型化が抑制される。
The light 18 includes a
左右方向において、ライト18が配置されるモータ収容部21の前端部の寸法がリヤカバー3の寸法よりも小さい。そのため、電動工具1の前部の大型化が抑制される。
In the left-right direction, the dimension of the front end portion of the
[その他の実施形態]
図14Aは、実施形態に係るロータ27、ロータベアリング39、及びファン12の変形例を示す側面図である。図14Bは、図14AのA-A線断面矢視図である。
[Other embodiments]
FIG. 14A is a side view showing a modified example of the
図14に示すように、ファン12が前側シャフト部33Fに固定されてもよい。センサ用磁石35がコア部32の後端面32Rに固定されてもよい。
As shown in FIG. 14, the
図15Aは、実施形態に係るロータ27、ロータベアリング39、及びファン12の変形例を示す側面図である。図15Bは、図15AのA-A線断面矢視図である。
FIG. 15A is a side view showing a modified example of the
図15に示すように、ロータ磁石341がコア部32の内部に配置されてもよい。図15に示す例において、コア部32には、前後方向に延伸する貫通孔320が形成される。貫通孔320は、前端面32Fと後端面32Rとを繋ぐように形成される。コア部32が孔あけ加工されることにより、貫通孔320が形成される。貫通孔320は、周方向に間隔をあけて4つ設けられる。4つの貫通孔320のそれぞれにロータ磁石341が配置される。また、図15に示すように、センサ用磁石35は省略されてもよい。
As shown in FIG. 15, the
図16Aは、実施形態に係るロータ27、ロータベアリング39、及びファン12の変形例を示す側面図である。図16Bは、図16AのA-A線断面矢視図である。
FIG. 16A is a side view showing a modified example of the
図16に示すように、複数のロータ磁石342がコア部32の周囲に配置されてもよい。ロータ磁石342は、コア部32の外面に固定される。回転軸AXに直交する面内において、ロータ磁石342は、円弧状である。ロータ磁石342は、周方向に間隔をあけて4つ設けられる。なお、図16において、コア部32の前端面32Fにセンサ用磁石35が配置される。センサ用磁石35は省略されてもよい。
As shown in FIG. 16, a plurality of
図17Aは、実施形態に係るロータ27、ロータベアリング39、及びファン12の変形例を示す側面図である。図17Bは、図17AのA-A線断面矢視図である。
FIG. 17A is a side view showing a modified example of the
図17に示すように、円筒状のロータ磁石34がコア部32の周囲に配置され、センサ用磁石35が省略されてもよい。
As shown in FIG. 17, a
上述の実施形態においては、電動工具1がインパクトドライバであることとした。電動工具1は、インパクトドライバに限定されない。電動工具1として、ねじ締め作業を行うドライバドリル、孔あけ作業を行うアングルドリル、ドリルビットを打撃するハンマ又はハンマドリル、砥石を回転させるグラインダ、鋸刃を回転させるマルノコ、及びブレードを往復移動させるレシプロソーが例示される。
In the above-described embodiment, the
上述の実施形態において、電動工具1の電源は、バッテリパック25でなくてもよく、商用電源(交流電源)でもよい。
In the above-described embodiment, the power source of the
1…電動工具、2…ハウジング、2L…左ハウジング、2R…右ハウジング、2S…ねじ、3…リヤカバー、4…ハンマケース、4A…ハンマケースカバー、4B…バンパ、4F…前部、4R…後部、4S…内面、5…バッテリ装着部、6…モータ、7…減速機構、8…スピンドル、9…打撃機構、10…アンビル、11…チャックスリーブ、12…ファン、13…コントローラ、14…トリガスイッチ、14A…トリガ部材、14B…スイッチ本体、15…正逆切換レバー、16…操作パネル、17…モード切換スイッチ、18…ライト、18L…第1ライト、18R…第2ライト、19…吸気口、20…排気口、21…モータ収容部、22…グリップ部、23…コントローラ収容部、24…ベアリングボックス、25…バッテリパック、26…ステータ、27…ロータ、28…ステータコア、29…前インシュレータ、29S…ねじ、30…後インシュレータ、31…コイル、32…コア部、32F…前端面、32R…後端面、33…シャフト部、33F…前側シャフト部、33R…後側シャフト部、34…ロータ磁石、35…センサ用磁石、37…センサ基板、37S…回転検出素子、38…ヒュージング端子、39…ロータベアリング、39F…前側ロータベアリング、39R…後側ロータベアリング、41…ピニオンギヤ、42…プラネタリギヤ、42P…ピン、43…インターナルギヤ、44…フランジ部、45…ロッド部、46…スピンドルベアリング、47…ハンマ、48…ボール、49…コイルスプリング、50…スピンドル溝、51…ハンマ溝、53…凹部、54…ワッシャ、55…挿入孔、56…アンビルベアリング、57…孔、58…孔、61…ブッシュ、63…開口、64…打撃力スイッチ、65…専用スイッチ、92…供給口、94…内部空間、81…周壁部、101…アンビルボディ、102…アンビル突起部、181…右発光体、182…右ライト回路基板、183…右透明カバー、241…凹部、242…凹部、243…凸部、320…貫通孔、330…凸部、331…前側支持部分、331F…凹部、331R…凹部、332…後側支持部分、333…ファン固定部分、334F…遷移部分、334R…遷移部分、341…ロータ磁石、342…ロータ磁石、400R…右部、461…内輪、462…外輪、471…ハンマボディ、472…ハンマ突起部、473…直胴部、474…縮径部、474S…外面、500L…左ねじ、500R…右ねじ、600…シール部材、AX…回転軸。
1 ... Electric tool, 2 ... Housing, 2L ... Left housing, 2R ... Right housing, 2S ... Screw, 3 ... Rear cover, 4 ... Hammer case, 4A ... Hammer case cover, 4B ... Bumper, 4F ... Front, 4R ...
Claims (12)
前記モータの少なくとも一部を収容するモータ収容部と、
前記モータ収容部から下方に突出するグリップ部と、
少なくとも一部が前記ロータよりも前方に配置され前記ロータにより回転されるスピンドルと、
先端工具が装着されるアンビルと、
前記スピンドルの回転に基づいて前記アンビルを回転方向に打撃する打撃機構と、
前記アンビルの前方を照明するライトと、を備え、
前後方向において、前記ライトは、前記アンビルの少なくとも一部とオーバーラップする、
電動工具。 A motor having a rotor that rotates around a rotation axis that extends in the front-rear direction,
A motor accommodating portion accommodating at least a part of the motor,
A grip portion protruding downward from the motor accommodating portion and a grip portion
A spindle that is at least partly located in front of the rotor and is rotated by the rotor.
Anvil to which the tip tool is attached and
A striking mechanism that strikes the anvil in the rotational direction based on the rotation of the spindle,
With a light that illuminates the front of the anvil,
In the anteroposterior direction, the light overlaps at least a portion of the anvil.
Electric tool.
前後方向において、前記ライトは、前記アンビル突起部の少なくとも一部とオーバーラップする、
請求項1に記載の電動工具。 The anvil has a rod-shaped anvil body to which the tip tool is mounted, and an anvil protrusion protruding radially outward from the rear portion of the anvil body.
In the anteroposterior direction, the light overlaps at least a portion of the anvil protrusion.
The power tool according to claim 1.
前記ハンマは、直胴部と、前方に向かって外径が小さくなり前後方向において前記アンビル突起部とオーバーラップする縮径部と、を含み、
前後方向において、前記縮径部の寸法は、前記直胴部の寸法よりも大きい、
請求項2に記載の電動工具。 The striking mechanism has a hammer arranged around the spindle and striking the anvil protrusion in the rotational direction.
The hammer includes a straight body portion and a reduced diameter portion whose outer diameter becomes smaller toward the front and overlaps with the anvil protrusion in the front-rear direction.
In the front-rear direction, the dimension of the reduced diameter portion is larger than the dimension of the straight body portion.
The power tool according to claim 2.
前記縮径部の外面と前記ハンマケースの内面とは、平行である、
請求項3に記載の電動工具。 A hammer case connected to the front portion of the motor accommodating portion and accommodating the striking mechanism is provided.
The outer surface of the reduced diameter portion and the inner surface of the hammer case are parallel to each other.
The power tool according to claim 3.
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電動工具。 The lights are located on the left and right sides of the anvil, respectively.
The power tool according to any one of claims 1 to 4.
前記ライトは、前記モータ収容部の前端部に保持され、
左右方向において、前記モータ収容部の前端部の寸法は、前記リヤカバーの寸法よりも小さい、
請求項5に記載の電動工具。 A rear cover is provided to cover the opening at the rear end of the motor accommodating portion.
The light is held at the front end of the motor accommodating portion and is held.
In the left-right direction, the dimension of the front end portion of the motor accommodating portion is smaller than the dimension of the rear cover.
The power tool according to claim 5.
前記モータの少なくとも一部を収容するモータ収容部と、
前記モータ収容部から下方に突出するグリップ部と、
前記ロータにより回転されるスピンドルと、
前記スピンドルに保持されるハンマと、
先端工具が装着され、前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
前記ハンマを収容するハンマケースと、
前記アンビルの前方を照明し、前記ハンマケースの左側に配置される第1ライトと、前記ハンマケースの右側に配置される第2ライトと、を備え、
前後方向において、前記第1ライト及び前記第2ライトのそれぞれは、前記アンビルの少なくとも一部とオーバーラップする、
電動工具。 A motor having a stator, a rotor that rotates with respect to the stator, and a motor.
A motor accommodating portion accommodating at least a part of the motor,
A grip portion protruding downward from the motor accommodating portion and a grip portion
The spindle rotated by the rotor and
The hammer held on the spindle and
Anvil with a tip tool attached and hit in the direction of rotation by the hammer,
A hammer case for accommodating the hammer and
A first light illuminating the front of the anvil and arranged on the left side of the hammer case and a second light arranged on the right side of the hammer case are provided.
In the anteroposterior direction, each of the first light and the second light overlaps at least a part of the anvil.
Electric tool.
前記ロータにより駆動されるギヤと、
前記ギヤを収容するギヤケースと、
前記ギヤケースより突出し、前記ギヤにより回転される出力軸と、
前記ステータの左外周側を支持し、前記ギヤケースの左部の少なくとも一部を覆う左ハウジングと、
前記ステータの右外周側を支持し、前記ギヤケースの右部の少なくとも一部を覆う右ハウジングと、
前記左ハウジング及び前記右ハウジングから下方に延びるグリップハウジングと、
前記ロータシャフトの後部を支持し、前記左ハウジングに左ねじで固定され、前記右ハウジングに右ねじで固定されるリヤカバーと、
前記ギヤケースの左側に配置され前記左ハウジングにより支持される左ライトと、
前記ギヤケースの右側に配置され前記右ハウジングにより支持される右ライトと、を備え、
前記左ねじが配置される個所の前記左ハウジング又はリヤカバーは、前記左ライトが配置される個所の前記左ハウジングよりも左側へ突出し、
前記右ねじが配置される個所の前記右ハウジング又はリヤカバーは、前記右ライトが配置される個所の前記右ハウジングよりも右側へ突出する、
電動工具。 A brushless motor having a stator having a stator core and a coil, and a rotor that is rotatable on the inner peripheral side of the stator and has a rotor core, a magnet, and a rotor shaft.
The gear driven by the rotor and
A gear case that houses the gear and
An output shaft that protrudes from the gear case and is rotated by the gear,
A left housing that supports the left outer peripheral side of the stator and covers at least a part of the left portion of the gear case.
A right housing that supports the right outer peripheral side of the stator and covers at least a part of the right part of the gear case.
The left housing and the grip housing extending downward from the right housing,
A rear cover that supports the rear portion of the rotor shaft, is fixed to the left housing with a left-hand screw, and is fixed to the right housing with a right-hand screw.
A left light located on the left side of the gear case and supported by the left housing,
With a right light located on the right side of the gear case and supported by the right housing,
The left housing or rear cover at the location where the left screw is located protrudes to the left of the left housing at the location where the left light is located.
The right housing or rear cover where the right-hand screw is located projects to the right of the right housing where the right light is located.
Electric tool.
前記右ねじの右端部よりも左側に、前記右発光体が配置される、
請求項8に記載の電動工具。 The right light has a right light emitter, a right light circuit board on which the right light emitter is mounted, and a right transparent cover arranged in front of the right light emitter and the right light circuit board.
The right light emitter is arranged on the left side of the right end of the right-hand screw.
The power tool according to claim 8.
請求項8に記載の電動工具。 The right portion of the right housing on the outer circumference of the gear case is located to the left of the right light.
The power tool according to claim 8.
前記ファンは、前記リヤカバーの内周側に配置されており、
前記ファンは、前記ステータコアよりも小径に構成されている、
請求項8に記載の電動工具。 A fan is fixed to the rotor shaft.
The fan is arranged on the inner peripheral side of the rear cover.
The fan is configured to have a smaller diameter than the stator core.
The power tool according to claim 8.
請求項9に記載の電動工具。 The outer surface of the rear cover gradually becomes smaller in diameter from the front to the rear.
The power tool according to claim 9.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020215600A JP2022101167A (en) | 2020-12-24 | 2020-12-24 | Electric tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020215600A JP2022101167A (en) | 2020-12-24 | 2020-12-24 | Electric tool |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022101167A true JP2022101167A (en) | 2022-07-06 |
Family
ID=82271544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020215600A Pending JP2022101167A (en) | 2020-12-24 | 2020-12-24 | Electric tool |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022101167A (en) |
-
2020
- 2020-12-24 JP JP2020215600A patent/JP2022101167A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7373376B2 (en) | impact tools | |
JP2022101156A (en) | Electric tool | |
JP2021037560A (en) | Electric work machine | |
JP2022101167A (en) | Electric tool | |
JP2023023691A (en) | impact tool | |
JP2022092643A (en) | Screw tightening machine and assembly method of the same | |
JP2023168850A (en) | Impact tool | |
JP2021109275A (en) | Impact tool | |
JP2022141450A (en) | Electric tool | |
US11913633B2 (en) | Power tool, light unit, and floodlight | |
JP2024029608A (en) | impact tools | |
US11940143B2 (en) | Power tool | |
US20230366536A1 (en) | Power tool | |
JP2024047269A (en) | Electric tools and screw tightening tools | |
JP2023020813A (en) | Electric tool and impact driver | |
JP2023181600A (en) | Impact tool | |
US20220305625A1 (en) | Impact tool | |
JP2023181599A (en) | Impact tool | |
JP2023087502A (en) | impact tool | |
JP2024059481A (en) | Electric work machine | |
JP2023179279A (en) | Impact tool | |
CN115674071A (en) | Electric tool and impact driver | |
JP2023087501A (en) | impact tool | |
JP2024027698A (en) | electric work equipment | |
JP2023061297A (en) | impact tool |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230922 |