JP2022095701A - 通信装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信パラメータの設定の煩雑さを低減可能とする。【解決手段】通信装置は、アクセスポイントが形成するネットワークに接続するための通信パラメータを設定する第1の通信パラメータ設定方式で用いられ、通信パラメータを含む情報を符号化した第1の画像を保持する第1の保持手段と、アクセスポイントが形成するネットワークに接続するための通信パラメータを設定するDPP規格に準拠した第2の通信パラメータ設定方式で用いられ、通信パラメータを含まずに通信装置の公開鍵を含む情報を符号化した第2の画像を保持する第2の保持手段と、第1の画像と第2の画像との何れか一方を表示する表示手段と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置におけるパラメータ設定の技術に関するものである。
近年、デジタルカメラ、プリンタ、携帯電話・スマートフォンなどの電子機器に無線通信機能を搭載し、これらの機器を無線ネットワークに接続して通信装置として使用するケースが増えている。電子機器を無線ネットワークに接続するには、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等のさまざまな通信パラメータを設定する必要がある。そのため通信パラメータの設定は煩雑であり、デジタルカメラやプリンタのユーザには敷居が高い。そのため、通信パラメータの設定を簡単にするための仕組みが利用されている。また、通信パラメータの情報漏えい等を防ぐため、通信パラメータを公開鍵暗号方式で秘匿化してユーザ端末に通知する仕組みも利用されている。
特許文献1では、通信パラメータの情報を含むQRコード(登録商標)画像を媒介することにより、通信端末における通信パラメータの設定を容易にする技術が開示されている。また、Wi-Fi(登録商標)アライアンスでは、QRコード画像等を介して公開鍵の情報を通信端末に提供し、当該公開鍵を用いた通信路で接続された通信端末に通信パラメータを提供するDPP方式が検討されている。DPPは、Device Provisioning Protocolの略である。
特開2006-261938号公報
しかしながら、QRコード画像を用いた通信パラメータの設定方式が複数存在する場合、方式の個数に応じたQRコード画像を表示することになる。例えば、2つの設定方式に対応した通信装置では、QRコード画像が2つ表示されることになる。そのため、ユーザはどちらのQRコード画像を撮像すれば良いか混乱してしまうことになる。
本発明はこのような問題を鑑みてなされたものであり、通信パラメータの設定の煩雑さを低減可能とする技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る通信装置は以下の構成を備える。すなわち、通信装置は、アクセスポイントが形成するネットワークに接続するための通信パラメータを設定する第1の通信パラメータ設定方式で用いられ、通信パラメータを含む情報を符号化した第1の画像を保持する第1の保持手段と、前記アクセスポイントが形成するネットワークに接続するための通信パラメータを設定するDPP(Device Provisioning Protocol)規格に準拠した第2の通信パラメータ設定方式で用いられ、通信パラメータを含まずに前記通信装置の公開鍵を含む情報を符号化した第2の画像を保持する第2の保持手段と、前記第1の画像と前記第2の画像との何れか一方を表示する表示手段と、を有する。
本発明によれば、通信パラメータの設定の煩雑さを低減可能とする技術を提供することができる。
第1実施形態に係る通信システムの全体構成を示す図である。 プリンタの機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態におけるQRコード画像表示処理のフローチャートである。 設定方式の選択画面の一例を示す図である。 レガシー方式での設定処理を示すシーケンス図である。 DPP方式での設定処理を示すシーケンス図である。 他のQRコード画像表示処理のフローチャートである。 OSバージョンの選択画面の一例を示す図である。 第2実施形態におけるQRコード画像表示処理のフローチャートである。
以下に、図面を参照して、この発明の実施の形態の一例を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る通信装置の第1実施形態として、IEEE802.11シリーズ準拠の無線LANに基づくネットワークを形成し携帯機器からの無線接続を受け付けるプリンタを例に挙げて以下に説明する。
<システム構成及び装置構成>
図1は、第1実施形態に係る通信システムの全体構成を示す図である。通信システムは、無線ネットワーク103を形成するプリンタ101と、無線ネットワーク103に接続する携帯機器102とを含む。
プリンタ101は、無線LAN機能を有し、例えば、DPPに規定されるコンフィギュレータまたはアクセスポイントとして動作する。プリンタ101は、アクセスポイントとして無線ネットワーク103を形成することができる。また、コンフィギュレータとして自身が形成する無線ネットワーク103に接続するための通信パラメータを提供することができる。ここで、通信パラメータとは、ネットワーク識別子としてのSSID(Service Set Identifier)、暗号方式、暗号鍵、認証方式等の無線通信を行うために必要な設定項目が含まれる。プリンタ101は、通信パラメータを符号化したコード画像やDPPで使用される公開鍵を符号化したコード画像を生成することができる。以下の説明では、コード画像としてQRコード画像を利用することを想定する。
携帯機器102は、無線LAN機能を有し、例えば、DPPに規定されるエンローリとして動作する。また、携帯機器102はカメラを有しており、携帯機器102の周囲を撮影することが出来る。ここでは、携帯機器102には、携帯機器102の無線LANのパラメータを設定する設定アプリがインストールされており、当該設定アプリがカメラを制御し周囲を撮影することを想定する。携帯機器102は、プリンタ101が表示するQRコード画像をカメラで撮像することで、符号化された情報、即ち無線ネットワーク103に接続するための通信パラメータやDPPで使用される公開鍵を取得することができる。
なお、以下の説明では、無線ネットワークを形成する機器としてプリンタを、無線ネットワークに接続する機器として携帯機器を用いて説明を行うがこれらに限られるものではない。すなわち、無線ネットワーク機能を有する任意の通信装置であってよく、携帯型でなくてもよい。また、携帯機器としては、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、PC、PDA、スマートフォン、スマートウォッチなどの通信装置があげられるがこれらに限られるものではない。
図2は、プリンタ101の機能構成を示すブロック図である。ここでは、各機能部は、コンピュータ(プロセッサー)がメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現されることを想定する。ただし、各機能の一部またはすべてを専用のハードウェアにより実現してもよい。
無線通信制御部201は、無線LANを介して他の無線装置との間で無線信号の送受信を行うための、アンテナおよび回路等を用いた通信を制御する。送受信部202は、各通信レイヤのプロトコルに応じたデータの送受信制御を行う。
操作部203は、プリンタ101に対する操作をユーザから受け付ける。操作部203には無線ネットワークへの接続処理を開始するためのボタン等が含まれる。なお、操作部203はハードウェア(物理的なボタンやスイッチなど)で構成されていてもよいし、表示部204を用いてソフトウェアにより提供されるUIで構成されてもよい。表示部204は、LCDやLED、あるいはスピーカのように視覚・聴覚で認知可能な情報を出力し、ユーザに対して各種情報の報知を行う。
制御部205は、一つ又は複数のCPU等のプロセッサーによって構成され、プリンタ101全体を制御する。記憶部206は、プリンタ101を制御するためのプログラムやデータが格納された一つ又は複数のROMと、一時的な記憶を司る一つ又は複数のRAMとを備えている。後述するフローチャートの各種動作は、記憶部206に記憶された制御プログラムを実行して各機能部を制御することにより実現される。
コード生成部207は、QRコード画像を生成する。なお、ここ、コード情報の画像としてQRコード画像を用いているが、バーコード画像、他の二次元コード画像などを用いてもよい。
方式判定部208は、ユーザが操作部203を介して選択した設定方式を判定する。ここで、設定方式とは、無線LANパラメータを外部機器(例えば携帯機器102)に提供するための方式を意味する。ここでは、設定方式として「レガシー方式」と「DPP方式」とを利用可能であることを想定する。
ここで、レガシー方式とは、通信パラメータを含む情報を符号化して得られるQRコード画像を外部機器に提供し接続させる方式である。また、DPP方式とは、プリンタ101に関連する(プリンタ101に固有の)公開鍵を含む情報を符号化して得られるQRコード画像を外部機器に提供し接続させる方式である。具体的には、外部機器は、取得した公開鍵を用いてプリンタ101に認証要求を送信し、暗号化された通信路を介してプリンタ101から通信パラメータを受信する。すなわち、QRコード画像に含まれる公開鍵を、認証を行うための認証情報として利用する。
なお、他の設定方式を使用するものであってもよい。例えば、Wi-Fi Direct(登録商標)での接続に必要な情報を符号化して得られるQRコード画像を外部機器に提供し接続させる方式などを利用してもよい。
通信パラメータ処理部209は、無線ネットワーク103に接続するための通信パラメータの提供を行うための処理を行う。IPアドレス処理部210は、プリンタ101自身のIPアドレスの設定処理や、無線ネットワーク103に接続する携帯機器102へIPアドレスを配布する処理を行う。
なお、上述した各機能部のそれぞれの役割分担は単なる一例である。上述の2以上の機能部を1つの機能部として構成してもよいし、上述の1つ機能部を2以上の機能部として構成してもよい。
<装置の動作>
図3は、第1実施形態におけるQRコード画像表示処理のフローチャートである。具体的には、通信パラメータを提供するプリンタ101が、ユーザの選択した設定方式に基づいてQRコード画像を表示する処理である。図3の処理は、プリンタ101が、操作部203を介してユーザから無線ネットワークへの接続処理を開始する指示を受け付けたときに開始される。なお、第1実施形態では、携帯機器102が通信パラメータの設定を開始する際に、プリンタ101が無線ネットワーク103を未形成である場合について説明する。
S301では、プリンタ101は、ユーザから無線ネットワークへの接続処理を開始するためのボタンが押されたことを確認する。ユーザからの開始指示を確認したらS302に進む。
S302では、プリンタ101は、IPアドレス処理部210を制御して、IPアドレスをプリンタ101自身に設定する。ここで、IPアドレスは、ユーザにより予め設定されたものを用いてもよいし、プリンタ101が自律的に決定したものを用いてもよい。
S303では、プリンタ101は、無線通信制御部201を制御して、無線ネットワーク103を形成しアクセスポイントとしての動作を開始する。尚、S303におけるアクセスポイントとしての動作は、Wi-Fi Directを実行する場合にはP2P Group Ownerとしての動作を開始することを含む。ここで、無線ネットワーク103の、SSID(Service Set Identifier)、暗号方式、暗号鍵、認証方式等のパラメータはユーザにより予め設定されたものを用いてもよいし、プリンタ101が自律的に決定したものを用いてもよい。
S304では、プリンタ101は、コード生成部207を制御して、レガシー方式用のQRコード画像を生成する。S305では、プリンタ101は、コード生成部207を制御して、DPP方式用のQRコード画像を生成する。なお、S304とS305の実行する順序は逆でもよい。また、後述のS307での判定処理後にQRコード画像を生成するよう構成してもよい。
S306では、プリンタ101は、表示部204を制御して、レガシー方式とDPP方式のどちらの方式で接続させるかをユーザから受け付けるための選択画面を表示する。図4(a)は、表示部204に表示される設定方式の選択画面の一例を示す図である。
S307では、プリンタ101は、選択画面においてレガシー方式とDPP方式のどちらが選択されたかを判定する。DPP方式が選択されたと判定した場合(S307でYES)はS308に進み、レガシー方式が選択されたと判定した場合(S307でNO)はS309に進む。
S308では、プリンタ101は、表示部204を制御して、S305にて生成したDPP方式用のQRコード画像を表示部204に表示する。一方、S309では、プリンタ101は、表示部204を制御して、S304にて生成したレガシー方式用のQRコード画像を表示部204に表示する。
以上の処理により、プリンタ101の表示部204には、1つのQRコード画像のみが表示されることになる。このため、携帯機器102のユーザは、表示された1つのQRコード画像を携帯機器102で撮影することにより、携帯機器102における通信パラメータの設定を行うことが出来る。
なお、S307での判定処理後にQRコード画像を生成する場合には、判定された方式用のQRコード画像のみを生成してもよい。これにより、生成するQRコード画像を減らすことが出来るため、QRコード画像に係る生成処理の負荷を減らすことが可能となる。
図5は、レガシー方式での設定処理を示すシーケンス図である。すなわち、ユーザがレガシー方式を選択し、プリンタ101がレガシー方式用のQRコード画像を表示し、携帯機器102がレガシー方式に基づいて通信パラメータを取得し無線ネットワーク103に接続する処理を示している。
プリンタ101は、無線ネットワークへの接続処理を開始するためのボタンがユーザにより押されたことを確認すると(S501)、プリンタ101自身にIPアドレスを設定し(S502)、無線ネットワーク103を形成する(S503)。
無線ネットワーク103を形成した後、プリンタ101は、レガシー方式用のQRコード画像とDPP方式用のQRコード画像を生成する(S504、S505)。その後、プリンタ101は、レガシー方式とDPP方式のどちらの方式で接続させるかをユーザに選択させるための選択画面(図4(a))を表示する(S506)。
選択画面を表示した後、プリンタ101は、ユーザからの方式選択を待ち受け、レガシー方式がユーザから選択されたと判定し(S507)、レガシー方式用のQRコード画像を表示する(S508)。
一方、携帯機器102は、ユーザから無線ネットワーク103への接続指示を受けると、QRコード画像を撮像するためのカメラ等の撮像部を起動する(S509)。例えば、ユーザにより設定アプリの起動が指示されると、設定アプリはカメラを起動して、ユーザ操作に応じてカメラを制御して撮像を開始する。
ユーザは、携帯機器102のカメラの撮影方向を、S508にてプリンタ101の表示したQRコード画像に向ける。携帯機器102は、QRコード画像が撮像されると当該QRコード画像を復号する(S510)。S510にて復号したQRコード画像の示す情報には、無線ネットワーク103に接続するための通信パラメータが含まれている。
携帯機器102は、S510にて復号し取得した通信パラメータを携帯機器102自身に設定することにより、無線ネットワーク103に接続する(S511)。
図6は、DPP方式での設定処理を示すシーケンス図である。すなわち、ユーザがDPP方式を選択し、プリンタ101がDPP方式用のQRコード画像を表示し、携帯機器102がDPP方式に基づいて通信パラメータを取得し無線ネットワーク103に接続する処理を示している。
プリンタ101は、無線ネットワークへの接続処理を開始するためのボタンがユーザにより押されたことを確認すると(S601)、プリンタ101自身にIPアドレスを設定し(S602)、無線ネットワーク103を形成する(S603)。
無線ネットワーク103を形成した後、プリンタ101は、レガシー方式用のQRコード画像とDPP方式用のQRコード画像を生成する(S604、S605)。その後、プリンタ101は、レガシー方式とDPP方式のどちらの方式で接続させるかをユーザに選択させるための選択画面(図4(a))を表示する(S606)。
選択画面を表示した後、プリンタ101は、ユーザからの方式選択を待ち受け、DPP方式がユーザから選択されたと判定し(S607)、DPP方式用のQRコード画像を表示する(S608)。
一方、携帯機器102は、ユーザから無線ネットワーク103への接続指示を受けると、QRコード画像を撮像するためのカメラ等の撮像部を起動する(S609)。例えば、ユーザにより設定アプリの起動が指示されると、設定アプリはカメラを起動し、ユーザ操作に応じてカメラを制御して撮像を開始する。
ユーザは、携帯機器102のカメラの撮影方向を、S608にてプリンタ101の表示したQRコード画像に向ける。携帯機器102は、QRコード画像が撮像されると当該QRコード画像を復号する(S610)。S510にて復号したQRコード画像の示す情報には、無線ネットワーク103に接続するための通信パラメータは含まれておらず、DPP方式において用いられるプリンタ101の公開鍵が含まれている。当該公開鍵は、プリンタ101の認証や通信パラメータ提供時の通信路の暗号化に使用可能なものである。
プリンタ101の公開鍵を取得した携帯機器102は、プリンタ101の公開鍵のハッシュ値と携帯機器102自身の公開鍵とを含めた認証要求をプリンタ101に送信する(S611)。
認証要求を受信したプリンタ101は、認証要求を送信した装置がQRコード画像を撮影した装置であるか否かを判定する。ここでは、S605で生成したQRコード画像に含めた公開鍵のハッシュ値を計算する。そして、計算されたハッシュ値とS611で受信した認証要求に含まれるハッシュ値とを比較する。そして、両者が一致した場合に、認証要求を送信した携帯機器102がQRコード画像を撮像した装置であると認証する。その後、プリンタ101は、携帯機器102がQRコード画像を撮像した装置であると認証したことを示す認証応答を送信する(S612)。
S612にて認証応答を受信した携帯機器102は、プリンタ101に認証されたことを確認し、認証確認をプリンタ101に送信する(S613)。
認証確認を受信したプリンタ101は、S611で受信した携帯機器102の公開鍵と、プリンタ101自身の秘密鍵の双方を用いて共有鍵を生成する。一方、認証確認を送信した携帯機器102は、S610で取得したプリンタ101の公開鍵と、携帯機器102自身の秘密鍵の双方を用いて共有鍵を生成する。ここで、共有鍵は、例えば、ECDH(Elliptic Curve Diffie-Hellman)に基づいて生成されることを想定するが、他の公開鍵暗号方式に基づいて生成してもよい。
プリンタ101は、生成した共有鍵を使用して暗号化した通信パラメータを携帯機器102に送信する(S614)。すなわち、生成した共有鍵を用いて暗号化された通信路を介して通信パラメータを送信する。一方、携帯機器102は、暗号化された通信パラメータを、生成した共有鍵を使用して復号する。すなわち、生成した共有鍵を用いて暗号化された通信路を介して通信パラメータを受信する。
携帯機器102は、S614にて復号し取得した通信パラメータを携帯機器102自身に設定することにより、無線ネットワーク103に接続する(S615)。
以上説明したとおり第1実施形態によれば、プリンタ101は、ユーザから指定された設定方式に対応するQRコードを選択的に表示する。これにより、携帯機器102のユーザは、混乱することなく、表示された1つのQRコード画像を携帯機器102で撮影することにより、携帯機器102における通信パラメータの設定を行うことが出来る。
<選択画面の他の例>
上述のS306においては、「レガシー方式」と「DPP方式」の何れかをユーザが直接的に指定(選択)する選択画面(図4(a))を表示した。しかしながら、設定方式の受付内容として、ユーザにとってより分かりやすい情報を受け付けるよう構成してもよい。例えば、携帯機器102が備える機能に応じて、表示するQRコード画像を1つに絞ってもよい。以下の説明では、携帯機器102が備える機能の例として携帯機器102のOS(Operating System)のバージョンによって、表示するQRコード画像を選択する場合について説明する。
携帯機器102のOSとしては、例えば、Android(登録商標)が考えられる。OSのバージョンが古い場合、レガシー方式と比較して新しい方式であるDPP方式の設定方式には携帯機器102が対応していない可能性がある。その場合、携帯機器102がDPP方式用のQRコード画像を撮像しても、無線ネットワーク103に接続することができない。そこで、携帯機器102の搭載しているOSのバージョンに基づいて、表示するQRコード画像を1つに絞る形態について説明する。
図7は、他のQRコード画像表示処理のフローチャートである。具体的には、携帯機器102の搭載するOSのバージョンに基づいて、表示するQRコード画像を1つに絞る処理を示すフローチャートである。S701~S705の処理は、図3(S301~S305)と同様であるため説明を省略する。
S706では、プリンタ101は、表示部204を制御して、携帯機器102の搭載するOSのバージョンをユーザに選択させるための選択画面を表示する。図8は、表示部204に表示されるOSバージョンの選択画面の一例を示す図である。「AndroidX.X」の「X.X」はバージョン番号であり、例えば「4.3」や「6.2」などの数字が予め設定される。なお、図8では、予め設定されたバージョン以降か否かを受け付ける画面構成としているが、他の画面構成としてもよい。例えば、OSバージョンをテンキーなどを介して受け付けるよう構成し、受け付けたOSバージョンが予め設定されたバージョン以降であるか否かをプリンタ101が判定するよう構成してもよい。
S707では、プリンタ101は、選択画面において「AndroidX.X以降」と「AndroidX.X未満」のどちらが選択されたかを判定する。「AndroidX.X以降」が選択されたと判定した場合(707でYES)はS708に進み、「AndroidX.X未満」が選択されたと判定した場合(707でNO)はS709に進む。
S708では、プリンタ101は、表示部204を制御して、S705にて生成したDPP方式用のQRコード画像を表示部204に表示する。一方、S709では、プリンタ101は、表示部204を制御して、S704にて生成したレガシー方式用のQRコード画像を表示部204に表示する。
なお、図3における処理の場合と同様に、S704とS705にてQRコード画像を生成せずに、S707での判定処理後にQRコード画像を生成してもよい。また、携帯機器102の搭載するOSとしてAndroidを用いて説明したが、これに限らない。例えば、Apple(登録商標)社のiOSであってもよい。
また、OSのバージョンの替わりに設定アプリのバージョンを用いてもよいし、OSのバージョンと設定アプリのバージョンの組み合わせであってもよい。設定方式を特定可能な任意の機能情報を選択画面(図8)として表示することが出来る。
(第2実施形態)
第2実施形態では、携帯機器102が通信パラメータの設定を開始する際に、プリンタ101が無線ネットワーク103を形成済みである場合について説明する。例えば、図5又は図6に従ってプリンタ101に接続した携帯機器102が一旦切断し再接続をする場合、他の携帯機器が新規に接続する場合、などの状況である。
システム構成及び装置構成については第1実施形態(図1及び図2)と同様であるため説明を省略する。ただし、方式判定部208は、第1実施形態で説明した設定方式の判定に加え、無線ネットワーク103を形成した際に表示したQRコード画像がどの設定方式用であったかを判定する機能を更に有する。
<装置の動作>
図9は、第2実施形態におけるQRコード画像表示処理のフローチャートである。S901、S903~S910の処理は、図3(S301、S302~S309)と同様であるため説明を省略する。
S902では、プリンタ101は、無線ネットワーク103を既に形成済みであるか否かを判定する。無線ネットワーク103を未形成であると判定すると(S902でNO)、S903に進み、無線ネットワーク103が形成済みであると判定すると(S902でYES)、S911に進む。
S911では、プリンタ101は、無線ネットワーク103の形成時に、レガシー方式用とDPP方式用のどちらのQRコード画像を表示したかを判定する。DPP方式用のQRコード画像を表示した判定した場合(S911でYES)、S912に進み、レガシー方式用のQRコード画像を表示した判定した場合(S911でNO)、S913に進む。
S912では、プリンタ101は、表示部204を制御して、DPP方式用のQRコード画像を表示部204に表示する。一方、S913では、プリンタ101は、表示部204を制御して、レガシー方式用のQRコード画像を表示部204に表示する。
なお、S912およびS913で表示するQRコード画像は、無線ネットワーク103形成時にS905、S906において生成したQRコード画像と同じものを用いることが可能である。ただし、S911での判定後に新規に生成するよう構成してもよい。例えば、S911での判定後にQRコード画像を生成することで、無線ネットワーク形成後にQRコード画像を保持し続ける必要がなくなり記憶容量を低減することができる。
以上説明したとおり第2実施形態によれば、プリンタ101は、無線ネットワーク103が既に形成済みである場合、無線ネットワーク103を形成したときに利用した設定方式用のQRコード画像を表示する。これにより、携帯機器102のユーザは、混乱することなく、表示された1つのQRコード画像を携帯機器102で撮影することにより、携帯機器102における通信パラメータの設定を行うことが出来る。
なお、ここでは、プリンタ101は、プリンタ101の電源がオフの状態になるまで図5又は図6に従って形成したネットワーク103を維持し続けることを想定している。ただし、携帯機器102との通信が一定時間行われなかった場合に、ネットワーク103の形成を終了するよう構成してもよい。なお、ネットワーク103の形成を終了した後、設定の開始指示がなされた場合は、無線ネットワーク103を未形成であると判定すると(S902でNO)、S903に進むことになる。
(変形例)
上述の各実施形態においては、QRコード画像でなく、バーコード、二次元コードであっても良い。また、コンピュータによる読み取りに適した符号化画像を表示する代わりに、ユーザが理解容易な表示形式(ASCII文字など)で表示してもよい。これらの情報を読み取るための手段としてはQRコードを撮影するカメラに限らず、各種のコードの読み取り機能を備えるリーダー装置であってもよい。
また、無線通信規格として、IEEE802.11シリーズ準拠の無線LAN通信により行う場合について説明したが、これに限る物ではない。例えば、ワイヤレスUSB、MBOA、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee、NFC等の無線通信媒体を用いて実施してもよい。ここで、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBは、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
また、無線LANのアクセスポイントに接続するための通信パラメータを提供する場合について記載したが、これに限るものではない。例えば、Wi-Fi DirectのP2P Group Ownerに接続するための通信パラメータを提供するようにしてよい。
また、上述の各実施形態においては、プリンタ101の1つの無線ネットワークのみを形成する形態について説明したが、複数の無線ネットワークを形成してもよい。例えば、DPP方式用のQRコード画像の情報を取得することで接続できる無線ネットワークと、レガシー方式用のQRコード画像の情報を取得することで接続できる無線ネットワークの2つの無線ネットワークを形成してもよい。
また、S306/S706/S907において表示する選択画面において、2種類のQRコード画像の両方を表示する選択肢を設けてもよい。図4(b)は、表示部204に表示する選択画面の一例であり、図4(a)に対して「スキップ」ボタンを新たに設けたものである。ユーザが「スキップ」ボタンを選択することで、2つのQRコード画像が表示部204に表示される。あるいは、図4(a)の選択画面において所定の時間だけ待機し、ユーザからの選択入力がなかった場合に自動的に2つのQRコード画像を表示部204に表示するよう構成してもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 プリンタ; 102 携帯機器; 103 無線ネットワーク; 201 無線通信制御部; 202 送受信部; 203 操作部; 204 表示部; 205 制御部; 206 記憶部; 207 コード生成部; 208 方式判定部; 209 通信パラメータ処理部; 210 IPアドレス処理部

Claims (14)

  1. 通信装置であって、
    アクセスポイントが形成するネットワークに接続するための通信パラメータを設定する第1の通信パラメータ設定方式で用いられ、通信パラメータを含む情報を符号化した第1の画像を保持する第1の保持手段と、
    前記アクセスポイントが形成するネットワークに接続するための通信パラメータを設定するDPP(Device Provisioning Protocol)規格に準拠した第2の通信パラメータ設定方式で用いられ、通信パラメータを含まずに前記通信装置の公開鍵を含む情報を符号化した第2の画像を保持する第2の保持手段と、
    前記第1の画像と前記第2の画像との何れか一方を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記表示手段が前記第2の画像を表示する場合、前記第2の画像を読み取った外部装置から前記公開鍵を利用して送信された認証要求を受信する受信手段と、
    前記認証要求に応じて、前記外部装置に認証応答を送信する送信手段と、
    前記送信手段が前記認証応答を送信した後、前記通信パラメータの設定を行う設定手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記認証要求には、前記公開鍵のハッシュ値が含まれることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置が自ら導出した前記公開鍵のハッシュ値と、前記認証要求に含まれる前記公開鍵のハッシュ値とが一致するか否かを判定する判定手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記判定手段による判定の結果に基づいて、前記認証応答を送信することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記受信手段は、前記送信手段が前記認証応答を送信した後、前記外部装置から認証確認を受信することを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の通信装置。
  6. 前記外部装置の公開鍵と前記通信装置の秘密鍵とに基づいて、共有鍵を生成する生成手段をさらに有し、
    前記設定手段は、前記共有鍵に基づいて、前記通信パラメータの設定を行うことを特徴とする請求項2乃至5の何れか一項に記載の通信装置。
  7. 前記共有鍵は、ECDH(Elliptic Curve Diffie-Hellman)に基づいて生成されることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記第1の画像及び前記第2の画像は、QRコード画像であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の通信装置。
  9. 前記表示手段は、ユーザからの指示に基づいて、前記第1の画像と前記第2の画像との何れか一方を表示することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の通信装置。
  10. 前記アクセスポイントは、IEEE802.11シリーズに準拠したアクセスポイントであることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の通信装置。
  11. 前記アクセスポイントは、Wi-Fi DirectにおけるP2P Group Ownerとは異なることを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の通信装置。
  12. 前記第1の画像を生成する第1の画像生成手段と、
    前記第2の画像を生成する第2の画像生成手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の通信装置。
  13. コンピュータを、請求項1乃至12の何れか一項に記載の通信装置として機能させるためのプログラム。
  14. 通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置は、
    アクセスポイントが形成するネットワークに接続するための通信パラメータを設定する第1の通信パラメータ設定方式で用いられ、通信パラメータを含む情報を符号化した第1の画像を保持する第1の保持手段と、
    前記アクセスポイントが形成するネットワークに接続するための通信パラメータを設定するDPP(Device Provisioning Protocol)規格に準拠した第2の通信パラメータ設定方式で用いられ、通信パラメータを含まずに前記通信装置の公開鍵を含む情報を符号化した第2の画像を保持する第2の保持手段と、
    を有し、
    前記制御方法は、前記第1の画像と前記第2の画像との何れか一方を表示する表示ステップを含むことを特徴とする制御方法。
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