JP2022095164A - Burr removing device - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、バリ除去装置に関する。 The present disclosure relates to a deburring device.
ダイカスト等の種々の製法により作製した加工品に発生したバリは除去することが好ましい。特に、加工品に設けられる貫通孔に発生したバリは、その貫通孔がボルト等の部品の挿入のために設けられたものである場合、部品の挿入の阻害や、部品の挿入時の噛み込み等の種々の不具合をもたらす可能性があるため、予め除去されることが求められる。 It is preferable to remove burrs generated in processed products manufactured by various manufacturing methods such as die casting. In particular, burrs generated in the through holes provided in the processed product, when the through holes are provided for inserting parts such as bolts, hinder the insertion of the parts or bite when the parts are inserted. Since it may cause various problems such as, it is required to be removed in advance.
例えば、特許文献1には、加工品の貫通孔に有するバリを除去方法の例が開示されている。この除去法方法では、加工品の貫通孔にねじれ刃が形成されているリーマを回転しつつ挿通させることで、貫通孔に形成されているバリをリーマが挿通される方向に起こし、挿通により起きたバリをねじれ刃によって切り取っている。 For example, Patent Document 1 discloses an example of a method for removing burrs contained in through holes of a processed product. In this removal method, a reamer having a twisted blade formed in a through hole of a processed product is inserted while rotating, so that a burr formed in the through hole is raised in the direction in which the reamer is inserted, and the reamer is generated by the insertion. The burrs are cut off with a twisted blade.
しかしながら、特許文献1の方法では、起きたバリのうち、貫通孔の径よりも内周側にある部分の除去は可能であるが、貫通孔の径よりも外周側の部分の除去は難しく、除去しきれずに残存する可能性がある、という問題がある。 However, in the method of Patent Document 1, it is possible to remove the portion of the generated burr on the inner peripheral side of the diameter of the through hole, but it is difficult to remove the portion on the outer peripheral side of the diameter of the through hole. There is a problem that it may not be completely removed and may remain.
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。 The present disclosure can be realized in the following forms.
(1)本開示の一形態によれば、バリ除去装置が提供される。このバリ除去装置は、回転軸と、前記回転軸の先端において、前記回転軸の径方向に拡張可能に備えられている先端刃であって、加工対象物への進行時に、加工対象物のバリを穿孔するための穿孔刃と、穿孔に伴う返りバリを切削するための切削刃と、を有し、進行に伴い加工対象物のバリから受ける反力により前記穿孔刃が前記回転軸の径方向に拡張される先端刃と、前記回転軸の先端に備えられ、前記穿孔刃を前記回転軸の径方向に拡張させて、前記切削刃を前記返りバリに当接させるための拡張機構と、前記切削刃を前記返りバリに当接させる際に、前記回転軸を回転させることによって前記切削刃を回転させるための回転機構と、を備える。
この形態のバリ除去装置によれば、加工対象物のバリを除去した際に、除去しきれずに残存してしまうバリの発生を抑制することができる。また、穿孔するバリを有する孔の径に応じて穿孔刃を回転軸の径方向に拡張することができるので、1つのバリ除去装置で、径のことなる種々の孔に有するバリの除去を行なうことができる。
(1) According to one embodiment of the present disclosure, a deburring device is provided. This deburring device is a rotary shaft and a tip blade that is extensible in the radial direction of the rotary shaft at the tip of the rotary shaft, and burrs on the work target when advancing to the work target. It has a drilling blade for drilling and a cutting blade for cutting return burrs due to drilling, and the drilling blade receives a reaction force from the burrs of the object to be machined as it progresses, and the drilling blade is radially in the rotation axis. An expansion mechanism provided at the tip of the rotary shaft, the drilling blade is expanded in the radial direction of the rotary shaft, and the cutting blade is brought into contact with the return burr. It is provided with a rotation mechanism for rotating the cutting blade by rotating the rotation shaft when the cutting blade is brought into contact with the return burr.
According to this form of the burr removing device, when the burr of the object to be processed is removed, it is possible to suppress the generation of burrs that cannot be completely removed and remain. Further, since the drilling blade can be expanded in the radial direction of the rotation shaft according to the diameter of the hole having the burr to be drilled, one burr removing device can remove the burr having in various holes having different diameters. be able to.
本開示は、上記形態のバリ除去装置だけでなく、面取り加工装置等の種々の形態で実現することができる。 The present disclosure can be realized not only in the above-mentioned form of the deburring device but also in various forms such as a chamfering machine.
A.実施形態:
図1は、一実施形態としてのバリ除去装置の断面を概略的に示す説明図である。なお、図1では、バリ除去装置10の一部の構成については、図示を容易にするために、ハッチングを付した断面ではなく、模式的に示している。なお、以下では、図1に示す加工品20を加工対象物として、バリ除去装置10によるバリ除去を説明する。加工品20は、ダイカストにより作製された加工品である。加工品20は、一方の面21と他方の面22との間に形成された貫通孔23を有する。但し、貫通孔23の一方の面21側の端部には、貫通孔23の開き口を一部あるいは完全に塞ぐように形成されたバリ24を有している。なお、貫通孔23の開き口をバリ24が完全に塞ぐ場合、貫通孔23は実際には貫通孔ではないが、バリ24を除去することにより貫通孔とされる孔であるので、閉塞されているか否かに関わらず貫通孔と表記する。なお、以下では、図1に示すように、加工品20は、一方の面21の側を下向き、他方の面22の上向きに配置されているものとして説明する。また、一方の面21を「下面21」とも呼び、他方の面22を「上面22」とも呼ぶ。
A. Embodiment:
FIG. 1 is an explanatory diagram schematically showing a cross section of a deburring device as an embodiment. In addition, in FIG. 1, a part of the configuration of the
バリ除去装置10は、貫通孔のバリを穿孔することによってバリを除去するプレス加工方式を基本とするバリ除去装置である。バリ除去装置10は、加工品20の上面22の側、すなわち、加工品20の上方に配置される第1プレス部100と、加工品20の下面21の側、すなわち、加工品20の下方に配置される第2プレス部200と、を備える。
The
第2プレス部200は、第2プレス型210と、第2プレス型210の加工品20の側の面211(以下、「上面211」とも呼ぶ)に設けられた当て座220と、を備える。当て座220は、自身の中心軸がバリ除去対象である貫通孔23の中心軸CXに一致するように、貫通孔23の下方に配置される。第2プレス型210は、当て座220の加工品20側の面221(以下、「上面221」とも呼ぶ)と、加工品20の下面21との間隔が予め定めた間隔Siとなるように配置される。なお、当て座220の上面221と加工品20の下面21との間隔Siについては後述する。
The
第1プレス部100は、自身の中心軸がバリ除去対象である貫通孔23の中心軸CXに一致するように、貫通孔23の上方に配置される。なお、第1プレス部100の中心軸および第2プレス部200の当て座220の中心軸は、中心軸CXに一致するように配置されるので、以下の説明では、便宜上、第1プレス部100の中心軸および第2プレス部200の当て座220の中心軸を「中心軸CX」として説明する。また、中心軸CXに沿った方向を「軸方向Dcx」、貫通孔23の径に沿った方向を「径方向Dd」、中心軸CXを中心とする周方向を「周方向Rcx」として説明する。
The
第1プレス部100は、貫通孔のバリを打ち抜くための主構成部であり、第1プレス型110と、ドグ120と、先端刃支持体130と、先端刃140と、スプリング150と、を備える。
The
第1プレス型110は、中心軸CXを中心軸とする柱状構造を有している。第1プレス型110には、加工品20の側の面111(以下、「下面111」とも呼ぶ)から中心軸CXに沿って順に設けられた第1溝112および第2溝113を有している。第1溝112は中心軸CXを中心とする円柱形状を有しており、第2溝113は第1溝112よりも小さい径で、中心軸CXを中心とする円柱形状を有している。
The
ドグ120は、ドグ板121と、中心軸CXを中心軸とするドグ板121の中心に軸方向Dcxに沿ったドグ軸122と、を有している。ドグ軸122のドグ板121とは反対側の軸端部123(以下、「先端側の軸端部123」とも呼ぶ)は、第1プレス型110の第2溝113に挿入される部分であり、スプリング150を介して第2溝113の底部に接続されている。先端側の軸端部123は、ドグ板121に加わる力と、スプリング150からドグ軸122に加わる力と、の関係に従って、第1溝112内を軸方向Dcxに沿って往復移動可能である。但し、先端側の軸端部123の側面には、径方向Ddの外側に突出した一対のキー126が中心軸CXに対して線対称に設けられている。一対のキー126は、第2溝113の内壁の中心軸CXに対して線対称な位置に軸方向Dcxに沿って設けられたガイド溝114に配置される。これにより、先端側の軸端部123は、中心軸CXを中心とする周方向Rcxに沿った回転が規制される。すなわち、ドグ120は、周方向Rcxに沿った回転が不可な状態で、かつ、ドグ120に加わる力の関係に応じて軸方向Dcxに沿って往復移動可能である。また、ドグ軸122のドグ板121側の軸端部124(以下、「根元側の軸端部124」とも呼ぶ)の側面には、後述する回転機構を構成する雄ネジ125が設けられている。
The
先端刃支持体130は、第1プレス型110の第1溝112に配置可能に中心軸CXを中心軸とする略円筒形状を有しており、かつ、ドグ120のドグ軸122を挿通可能な中心軸CXを中心軸とする中央貫通孔132を有している。先端刃支持体130は、ベアリング162を介して第1溝112内に回転可能に配置される。中央貫通孔132には、ブッシュ163を介してドグ120のドグ軸122が挿通される。従って、先端刃支持体130は、第1プレス型110の第1溝112およびドグ軸122に対して、中心軸CXを回転中心として回転可能である。
The
先端刃支持体130の第1溝112に挿入される側とは反対側の先端側の端部には、周方向Rcxに沿って等間隔に配置された一対の支持部134が設けられている。一対の支持部134は、それぞれ、軸方向Dcxおよび径方向Ddに直交する支持軸cyで回動可能に先端刃140を支持している。先端刃支持体130に支持された一対の先端刃140は、先端刃支持体130の回転に伴って、すなわち、先端刃支持体130を回転軸として周方向Rcxに沿って回転可能である。先端刃支持体130の支持部134側の中央貫通孔132の端部の内壁面には、ドグ軸122の雄ネジ125と螺合する雌ネジ136が設けられている。雄ネジ125と雌ネジ136とは、ネジ機構を構成する。
A pair of
先端刃140は、バリ24を押圧して穿孔するための押圧部である穿孔刃142を有しており、穿孔刃142とは反対側の端部144で、穿孔刃142が支持軸cyにより支持部134に対して回動可能に支持されている。また、先端刃140は、外側面146に形成されたバリ24を切り取るための切削刃148を有している。切削刃148の向きは、貫通孔23の軸方向Dcxおよび貫通孔23の径方向Ddに直交する向きである。
The
なお、第1プレス型110の下面111とは反対側の面116(以下、「上面116」とも呼ぶ)には、第1プレス型110を支持する支持部SMが設けられている。支持部SMは、不図示の駆動部に接続されている。駆動部は、支持部SMが支持する第1プレス型110を含む第1プレス部100を、軸方向Dcxに沿って往復移動させる。
A support portion SM for supporting the
以上説明したバリ除去装置10は、以下で説明するように、バリ除去対象である加工品20の貫通孔23の上方に配置された第1プレス部100が、バリ24を押圧して打ち抜き、さらに、第2プレス部200の当て座220を押圧することで、加工品20の貫通孔23の下面21側の端部に有するバリ24を除去することができる。
In the
図2~図5は、バリ除去装置10によるバリ除去について示す第1説明図~第4説明図である。
2 to 5 are 1st explanatory view to 4th explanatory view showing deburring by the
バリ除去対象の貫通孔23の上方に配置された第1プレス部100(図1参照)を、第2プレス部200の当て座220に向けて下方に進行させる過程において、図2に示すように、先端刃140の穿孔刃142がバリ24に接触すると、下方への進行のための駆動力に応じて軸方向Dcxに沿った下向きの押圧力Fpで、穿孔刃142がバリ24を押圧する。第1プレス部100の駆動力に応じた押圧力Fpの大きさは、バリ24を穿孔してすることが可能な値となるように設定される。
As shown in FIG. 2, in the process of advancing the first press portion 100 (see FIG. 1) arranged above the through
このとき、バリ24を押圧する穿孔刃142は、バリ24からの反力Frを受けて支持軸cyを中心として回動することにより、貫通孔23の内壁25に接触するまで、バリ24に接触した状態で径方向Ddに沿った外向き方向Ddoに移動する。
At this time, the
そして、貫通孔23の内壁25に接触した穿孔刃142がバリ24を押圧することでバリ24が穿孔される。なお、この穿孔されたバリ24は、貫通孔23の周方向に沿って押し広げられた形状のバリではなく、穿孔によりいずれかの部分が破れた状態のバリとなる可能性が高い。バリ24の穿孔後、図3に示すように、第1プレス部100の進行に従って穿孔刃142が貫通孔23を貫通することで、バリ24は先端刃140によって下方に向けて押し広げられて、返りバリとなる。また、穿孔刃142が貫通孔23を貫通後、第1プレス部100の進行に従って、ドグ120のドグ板121が当て座220の上面221に押し当てられる。この際、ドグ板121の移動は当て座220に押し当てられて停止するが、第1プレス型110および先端刃支持体130は第1プレス型110に付与される駆動力に従って下方へ移動可能である。このため、ドグ板121は第1プレス型110および先端刃支持体130に対して相対的に上方へ移動することになり、この相対的な移動に応じて、先端刃140は、ドグ板121から上方向きの力Fuを受けて支持軸cyを中心として回動し、穿孔刃142は、回動方向Rcyoに沿って押し出されて、貫通孔23の端縁よりも径方向Ddの外側に拡張されていく。
Then, the
そして、図4に示すように、ドグ板121の当て座220への押し当てによるドグ板121の相対的な上昇が継続することで、穿孔刃142は、先端刃140の切削刃148が加工品20の下面21にあるバリ24の根元部分に当接する位置まで回動方向Rcyoに沿って拡張されていく。この穿孔刃142が拡張されていく過程において、ドグ軸122に設けられた雄ネジ125が先端刃支持体130に設けられた雌ネジ136に螺号する。これにより、先端刃支持体130が中心軸CXを回転中心として回転方向Rcxaに回転し、これに従って、先端刃140の切削刃148も回転方向Rcxaに回転する。この場合、先端刃140の切削刃148が、加工品20の下面21にあるバリ24の根元部分に当接する位置となるまで、穿孔刃142が回動方向Rcyoに沿って拡張されるとともに、切削刃148が回転方向Rcxaに沿って回転するので、加工品の下面21にあるバリ24の根元部分でバリ24を切り取ることができる。これにより、バリ24をきれいに除去することができる。なお、先端刃140の切削刃148が加工品20の下面21にあるバリ24の根元部分にちょうど接触する位置まで拡張されるようにするには、当て座220の上面221と加工品20の下面21との間隔Siを、切削刃148の面が下面21に平行な状態となったときに、下面21と切削刃148とが当接する状態となるような値Srに設定すればよい。また、回転方向Rcxaの方向は、図4に示した方向と反対方向であってもよく、雄ネジ125と雌ネジ136のねじ切りの仕方に応じて設定される。
Then, as shown in FIG. 4, the
なお、上記説明からわかるように、ドグ120とドグ軸122の雄ネジ125と先端刃支持体130の雌ネジ136とが、請求項に記載の「回転機構」に相当する。また、先端刃支持体130と、先端刃支持体130の支持部134で支持軸cyを中心として回動可能に支持される先端刃140と、ドグ120とが、請求項に記載の「拡張機構」に相当する。
As can be seen from the above description, the
以上のように、上記実施形態のバリ除去装置10では、加工品20の貫通孔23の一方の端部に有するバリ24を根元部分できれいに除去することができるので、除去しきれずに残存してしまうバリの発生を抑制することができる。そして、加工品20の貫通孔23の一方の端部に有するバリ24の根元部分できれいに除去する構成は、ドグ120とドグ軸122の雄ネジ125と先端刃支持体130の雌ネジ136とで構成される簡易な回転機構によって容易に実現することができる。
As described above, in the
また、上記実施形態のバリ除去装置10では、第1プレス部100の進行に伴ってバリ24から受ける反力により穿孔刃142が貫通孔23の内壁25に接触するように、径方向に拡張されるので、貫通孔23の径に応じて穿孔刃142の位置を調整することができ、径のことなる種々の貫通孔のバリ除去を行なうことができる。そして、この穿孔刃142の位置の調整は、先端刃140を支持軸cyで回動可能に支持する先端刃支持体130の支持部134で構成される簡易な可動機構によって容易に実現することができる。
Further, in the
B.他の実施形態:
(B1)上記実施形態のバリ除去装置10は、貫通孔23の開け口の面取り加工を行なう装置として適用することも可能である。図6は、バリ除去装置10による面取り加工について示す説明図である。図6に示すように、バリ除去装置10を面取り加工に用いる場合、当て座220の上面221と加工品20の下面21との間隔Siを、バリ除去の場合に設定する間隔Si=Srに対して、Si<Srに設定することにより、切削刃148が下面21に平行となる前に、切削刃148が貫通孔23の開け口の口元領域26に干渉するようにする。これにより、貫通孔23の開け口の口元領域26を面取り加工することができる。なお、この場合に用いる先端刃としては、実施形態で説明した切削刃148を有する先端刃140ではなく、刃先の形状が面取り形状に合わせた湾曲形状を有する先端刃を用いることが好ましい。
B. Other embodiments:
(B1) The
(B2)上記実施形態のバリ除去装置10は、周方向Rcxに沿って等間隔に配置された一対の支持部134で支持された一対の先端刃140を有する構成としているが、これに限定されるものではなく、周方向Rcxに沿って等間隔に配置された三つ以上の複数の支持部134で支持された複数の先端刃140を有する構成としてもよい。また、周方向Rcxに沿って配置された一つの支持部134で支持された一つの先端刃140を有する構成としてもよい。
(B2) The
(B3)上記実施形態では、バリ除去装置10の第1プレス部100を上下方向に移動させるための駆動部についての説明は省略されている。この駆動部としては、支持部SMが支持する第1プレス型110を含む第1プレス部100を軸方向Dcxに沿って往復移動させて、ドグ120のドグ板121を第2プレス部200の当て座220に押し当てることができれば、どのような構成であってもよい。なお、第1プレス部100を装着可能なロボットを駆動部として利用すれば、貫通孔の径の大きさや貫通孔の位置によらずに、複数の加工品のバリ除去に対して汎用的に適用が可能である。
(B3) In the above embodiment, the description of the drive unit for moving the
(B4)上記実施形態では、ドグ板121の当て座220への押し当てによるドグ板121の相対的な上昇により、ドグ軸122に設けられた雄ネジ125が先端刃支持体130に設けられた雌ネジ136に螺号することで、先端刃支持体130を回転させて先端刃140の切削刃148を回転可能とする回転機構を例に説明した。しかしながら、これに限定するものではなく、切削刃148がバリ24の根元部分に当接する際に、切削刃148を回転可能とする機構であれば、どのような機構であってもよい。
(B4) In the above embodiment, the
(B5)上記実施形態では、ダイカストにより作製された加工品20の貫通孔23に有するバリ24の除去を例にバリ除去装置10について説明したが、バリ除去対象の加工品としては、ダイカストにより作製された加工品に限定されるものではない。バリ除去装置10は、樹脂成形品の貫通孔に発生するバリや、金属の切削加工により形成された加工品の貫通孔に発生するバリ等の種々の製法により作製した加工品に発生したバリの除去に適用可能である。
(B5) In the above embodiment, the
(B6)上記実施形態では、水平に配置された加工品20の貫通孔23の中心軸CXの向きを上下方向として、バリ除去装置10の第1プレス部100および第2プレス部200を上下方向に配置した場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。貫通孔23の中心軸CXの向きを左右方向として、第1プレス部100および第2プレス部200を左右方向に配置してもよい。すなわち、貫通孔23の中心軸CXの向きに応じて第1プレス部100および第2プレス部200を配置するようにすればよい。
(B6) In the above embodiment, the
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。 The present disclosure is not limited to the above-described embodiment, and can be realized by various configurations within a range not deviating from the gist thereof. For example, the technical features of the embodiments corresponding to the technical features in each of the embodiments described in the column of the outline of the invention may be used to solve some or all of the above-mentioned problems, or a part of the above-mentioned effects. Or, in order to achieve all of them, it is possible to replace or combine them as appropriate. Further, if the technical feature is not described as essential in the present specification, it can be appropriately deleted.
10…バリ除去装置、20…加工品、21…一方の面(下面)、22…他方の面(上面)、23…貫通孔、24…バリ、100…第1プレス部、110…第1プレス型、111…加工品の側の面(下面)、112…第1溝、113…第2溝、114…ガイド溝、116…第1プレス型の下面とは反対側の面(上面)、120…ドグ、121…ドグ板、122…ドグ軸、123…ドグ板とは反対側の軸端部(先端側の軸端部)、124…ドグ板側の軸端部(根元側の軸端部)、125…雄ネジ、126…キー、130…先端刃支持体、132…中央貫通孔、134…支持部、136…雌ネジ、140…先端刃、142…穿孔刃、144…端部、146…外側面、148…切削刃、150…スプリング、162…ベアリング、163…ブッシュ、200…第2プレス部、210…第2プレス型、211…第2プレス型の加工品の側の面(上面)、220…当て座、221…加工品の側の面(上面)、CX…中心軸、cy…支持軸、Dcx…軸方向、Dd…径方向、Rcx…周方向、SM…支持部 10 ... Deburring device, 20 ... Processed product, 21 ... One surface (bottom surface), 22 ... Other surface (upper surface), 23 ... Through hole, 24 ... Burr, 100 ... First press section, 110 ... First press Mold, 111 ... Side surface (lower surface) of the processed product, 112 ... First groove, 113 ... Second groove, 114 ... Guide groove, 116 ... Surface opposite to the lower surface of the first press mold (upper surface), 120 ... Dog, 121 ... Dog plate, 122 ... Dog shaft, 123 ... Shaft end on the opposite side of the dog plate (tip end), 124 ... Dog plate side shaft end (root side shaft end) ), 125 ... Male screw, 126 ... Key, 130 ... Tip blade support, 132 ... Central through hole, 134 ... Support, 136 ... Female screw, 140 ... Tip blade, 142 ... Drilling blade, 144 ... End, 146 ... outer surface, 148 ... cutting blade, 150 ... spring, 162 ... bearing, 163 ... bush, 200 ... second press part, 210 ... second press mold, 211 ... second press mold side surface (upper surface) ), 220 ... bearing seat, 221 ... side surface (upper surface) of the processed product, CX ... central axis, cy ... support shaft, Dcx ... axial direction, Dd ... radial direction, Rcx ... circumferential direction, SM ... support portion
Claims (1)
回転軸と、
前記回転軸の先端において、前記回転軸の径方向に拡張可能に備えられている先端刃であって、加工対象物への進行時に、加工対象物のバリを穿孔するための穿孔刃と、穿孔に伴う返りバリを切削するための切削刃と、を有し、進行に伴い加工対象物のバリから受ける反力により前記穿孔刃が前記回転軸の径方向に拡張される先端刃と、
前記回転軸の先端に備えられ、前記穿孔刃を前記回転軸の径方向に拡張させて、前記切削刃を前記返りバリに当接させるための拡張機構と、
前記切削刃を前記返りバリに当接させる際に、前記回転軸を回転させることによって前記切削刃を回転させるための回転機構と、
を備える、バリ除去装置。 It is a deburring device
The axis of rotation and
At the tip of the rotary shaft, a tip blade that is expandably provided in the radial direction of the rotary shaft, and is a drilling blade for drilling burrs of the workpiece when advancing to the workpiece, and drilling. A cutting blade for cutting the return burr that accompanies the process, and a tip blade that expands the drilling blade in the radial direction of the rotating shaft by the reaction force received from the burr of the object to be machined as it progresses.
An expansion mechanism provided at the tip of the rotary shaft for expanding the drilling blade in the radial direction of the rotary shaft to bring the cutting blade into contact with the return burr.
A rotation mechanism for rotating the cutting blade by rotating the rotation axis when the cutting blade is brought into contact with the return burr.
A deburring device.
Priority Applications (1)
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2020
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