JP2022093047A - 投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力画像の画素数に応じて適切な画素シフト駆動を行うことができる投影装置を提供する。【解決手段】投影装置500は、画像信号が入力される入力部101と、入力された画像信号の画素数を検出すると共に、画像信号から画像を生成する制御部102と、生成された画像を表示する表示素子105と、表示素子上に表示されている画像からの光を被投影面上に導光する投影レンズ109と、被投影面上における画像の画素の位置をシフトさせる画素シフト素子111と、画素シフト素子を駆動する画素シフト素子駆動部110とを備え、制御部は、検出された画素数に応じて複数のサブフレーム画像表示モードを含む複数の画像表示モードのうちの所定のサブフレーム画像表示モードに基づいて、画像信号からサブフレーム画像を生成し、画素シフト素子を駆動させながら表示素子によって生成されたサブフレーム画像を表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、投影装置に関する。
従来、投影装置では、表示素子より多い画素数を有する入力画像を被投影面に投影する際に、被投影面上における投影画像の画素の位置を、又は表示素子の位置を一画素未満の量だけシフトさせた位置との間で時間変化させる、いわゆる画素シフト駆動が知られている。
特許文献1は、入力画像の画素数が表示素子の画素数より多い場合に、入力画像が静止画像であるか動画像であるかに応じて画素シフト駆動をオンオフさせることができる投影装置を開示している。
特開2011-203460号公報
特許文献1に開示されている投影装置は、入力された静止画像の画素数が表示素子の画素数より多い場合に、所定の画素シフト駆動を行うように構成されている。
一方、入力画像の画素数が多岐にわたる場合には、入力画像の画素数に応じて適切な画素シフト駆動も異なってくる。そのため、所定の画素シフト駆動を行うだけの特許文献1に開示されている投影装置では、そのように画素数が多岐にわたる入力画像に対応するには不十分である。
そこで本発明は、入力画像の画素数に応じて適切な画素シフト駆動を行うことができる投影装置を提供することを目的とする。
本発明に係る投影装置は、画像信号が入力される入力部と、入力された画像信号の画素数を検出すると共に、画像信号から画像を生成する制御部と、生成された画像を表示する表示素子と、表示素子上に表示されている画像からの光を被投影面上に導光する投影レンズと、被投影面上における画像の画素の位置をシフトさせる画素シフト素子と、画素シフト素子を駆動する画素シフト素子駆動部とを備え、制御部は、検出された画素数に応じて複数のサブフレーム画像表示モードを含む複数の画像表示モードのうちの所定のサブフレーム画像表示モードに基づいて、画像信号からサブフレーム画像を生成し、画素シフト素子駆動部によって画素シフト素子を駆動させながら表示素子によって生成されたサブフレーム画像を表示させることを特徴とする。
本発明によれば、入力画像の画素数に応じて適切な画素シフト駆動を行うことができる投影装置を提供することができる。
第一実施形態に係る投影装置のブロック図。 画素シフト素子の正面図及び側面図。 第一実施形態に係る投影装置における4wayシフトモードでの動作を示した図。 第一実施形態に係る投影装置における2wayシフトモードでの動作を示した図。 第一実施形態に係る投影装置におけるシームレスモードでの動作を示した図。 第一実施形態に係る投影装置における画像投影処理のフローチャート。 第二実施形態に係る投影装置における画像投影処理のフローチャート。 本実施形態に係る投影装置における各メニューの表示画面を示した図。
以下に、本実施形態に係る投影装置を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
[第一実施形態]
プロジェクタ等の投影装置では、光源から液晶パネル等の表示素子に入射された後、表示素子上で変調された光が投影レンズ等の投影光学系によってスクリーン等の被投影面に導光されることで、画像の投影(表示)が行われる。
またこのような投影装置では、被投影面上に投影される画像の画素の位置、又は表示素子自体の位置を一画素未満の量だけシフトさせることで被投影面上に投影される画像の画素数を疑似的に増加させる、いわゆる画素シフト駆動が知られている。
そのような画素シフト駆動を備える投影装置としては、例えば以下のようなものがある。
すなわち、入力された画像の解像度が表示素子の解像度よりも高い場合に、まず入力された画像が静止画像であるか又は動画像であるか判別する。
そして、入力画像が静止画像である場合には被投影面上における画素の像の位置を時間的に移動させる画素シフト駆動を行う一方で、入力画像が動画像である場合には被投影面上における画素の像の位置を時間的に移動させないように画素像移動部を制御する。
これにより、入力画像のフォーマットに応じて画素シフト駆動をオンオフさせることができる。
また画素シフト駆動を備える別の投影装置としては、例えば以下のようなものがある。
すなわち、高解像度の画像信号と画素シフト処理が施された低解像度の画像信号とのいずれかが入力される。
そして、入力された画像信号を判別し、判別結果に応じて光変調素子によって画素シフト駆動が行われる。
しかしながら、上述の従来の投影装置はいずれも、入力画像の解像度に応じて所定の画素シフト駆動を行うのみである一方で、入力画像の解像度によっては画素シフト駆動の適切な方法も異なってくるため、そのような構成だけでは不十分である。
そこで本実施形態は、入力画像の解像度に応じて適切な画素シフト駆動を行うことができる投影装置を提供することを目的としている。
図1は、第一実施形態に係る投影装置500のブロック図を示している。
本実施形態に係る投影装置500は、入力部101、画像処理部102、表示データ生成部103、パネル駆動部104、パネル105、光源駆動部106及び光源107を備えている。
また本実施形態に係る投影装置500は、投影レンズ駆動部108、投影レンズ109、画素シフト素子駆動部110、画素シフト素子111、操作部112及び制御部113を備えている。
入力部101は、VGA、Video信号等のアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換や、HDMI(登録商標)やDVI等のデジタル信号を所定のデジタル信号フォーマットに変換するレシーバ等を備えている。そして入力部101には、PC等の外部機器から画像信号が入力される。
画像処理部102(制御部)には、入力部101によって変換されたデジタル画像信号が入力される。
そして画像処理部102は、入力された画像信号におけるFHD(1920×1080)やUHD(3840×2160)等の入力フォーマット(画素数)を検出する。
また画像処理部102は、画像信号処理専用のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)等を有している。
そして画像処理部102は、投影装置500の内部における処理に必要な解像度へ変換するためのスケーリング処理、トリミング処理、ボタン操作時のメニュー表示等のオンスクリーンディスプレイ(OSD)や台形補正(キーストン補正)処理等を行う。
表示データ生成部103(制御部)には、画像処理部102によって所定のフォーマットになるように処理された画像信号が入力される。
そして表示データ生成部103は、入力された画像信号からパネル105に表示させるための表示データ(画像)を生成する。具体的には、パネル105の特性に応じた補正、例えばγ補正や輝度ムラ補正等を行う。
また表示データ生成部103は、後述する画素シフト素子111を用いた高画質化処理を行う場合には、パネル105や画素シフト素子111の駆動に応じたスケーリング処理やサブフレーム画像生成を行う。
また表示データ生成部103は、他のブロックの制御に必要なパラメータ等を制御部113に送信する等の通信を行う。
パネル駆動部104には、表示データ生成部103によって生成された表示データが入力される。そしてパネル駆動部104は、入力された表示データをパネル105の駆動信号に変換した後、出力する。
パネル105(表示素子)は、パネル駆動部104から入力された駆動信号に基づいて光源107から射出された光を変調することで、画像の表示を行う。
光源駆動部106は、光源107を点灯させるための駆動回路であり、一般的にはDC-DCコンバータ等の電源回路で構成される。また光源駆動部106は、制御部113からの制御信号に応じて光源107の光量制御も行う。
光源107には、例えばレーザー光源が用いられるが、ランプ光源やLED光源が用いられてもよい。そして光源107から出射した光は、パネル105において画像信号に基づいて変調された後、画素シフト素子111を透過し、投影レンズ109を介して不図示の被投影面上に導光される。
投影レンズ駆動部108は、制御部113からの制御信号に応じて投影レンズ109をシフト動作させたりズーム動作させる。
ここでいうシフト動作とは、投影レンズ109を光軸に垂直な方向に移動させる動作であり、これにより被投影面上における投影画像を平行移動させることができる。
またズーム動作とは、投影レンズ109を光軸に平行な方向に移動させる動作であり、これにより被投影面上における投影画像を拡大縮小させることができる。
なお、シフト動作の可動限界は投影レンズ109のイメージサークルによって決定される。
イメージサークルは、パネル105上の画像が被投影面上に良好に投影される領域を表しており、パネル105の表示領域がイメージサークルの範囲外に出ると、収差やケラレにより投影画像の劣化が許容できなくなる。
そして制御部113は、パネル105の表示領域がイメージサークルの外部に出ないように、投影レンズ109のシフト領域を制限するための制御も行う。
投影レンズ109は、光源107から出射した後、パネル105において画像信号に基づいて変調された光を不図示の被投影面に導光(投影)する。
画素シフト素子駆動部110は、制御部113からの制御信号に応じて画素シフト素子111を駆動する。
画素シフト素子111は、例えば傾斜することが可能なガラス板であり、これによりガラス板の光軸を変化させることで、ガラス板を透過する光の光路をシフトさせることができる。換言すると、画素シフト素子111は被投影面上における画像の画素の位置をシフトさせることができる。
そして、一フレームの間に画素シフト素子111の光軸を変化させながら表示データ生成部103によって生成されたサブフレーム画像を複数回投影することによって、実効的にパネル105の解像度よりも高い解像度の画像を投影することができる。
画素シフト素子111の詳細な構成や動作については後述する。
操作部112は、投影装置500の筐体の側面に配置されたボタンやリモートコントローラー等によって構成されており、操作部112を介して電源のオンオフ、ピント調整や各種投影モードの設定の入力が行われる。
制御部113は、マイクロコンピュータ等のCPUで構成されており、操作部112やその他のブロック等との間で信号の送受信を行うことで、投影装置500の全般的な制御を行う。
次に、本実施形態に係る投影装置500に設けられている画素シフト素子111の構成について説明する。
図2(a)は、本実施形態に係る投影装置500に設けられている画素シフト素子111の正面図を示している。
また図2(b)及び(c)は、本実施形態に係る投影装置500に設けられているパネル105、投影レンズ109及び画素シフト素子111の側面図を示している。
図2(a)に示されているように、画素シフト素子111は、屈折ガラス210、上部コイル211A、左部コイル211B、下部コイル211C及び右部コイル211Dから構成されている。
そして画素シフト素子111は、投影レンズ109とパネル105との間に配置されており、以下に示すように屈折ガラス210を傾けることによって投影光の光路をシフトさせることで、被投影面上における画像の画素の位置をシフトさせることができる。
図2(b)に示されているように、画素シフト素子111がいずれのコイルも駆動されていない正位置にあるときは、パネル105を通過した投影光は、光路をシフトさせないまま投影レンズ109に入射する。
一方、下部コイル211Cが駆動されると、画素シフト素子111が図2(c)に示されているように傾く。
これによりパネル105を通過した光は、屈折ガラス210の内部で屈折されることによって、光路が下側にシフトした状態で投影レンズ109に入射することになる。
そして画素シフト素子111の傾き量、すなわち投影光の光路のシフト量は、下部コイル211Cへ印加される電流の大きさに応じて変化させることができる。
なお上記の駆動は、上部コイル211A、左部コイル211B及び右部コイル211Dにも同様に適用することができる。
すなわち、左部コイル211Bを駆動することによって投影光の光路を左側にシフトさせることができ、上部コイル211A及び右部コイル211D双方を駆動することによって、投影光の光路を右上側にシフトさせることができる。
次に、本実施形態に係る投影装置500における画素シフト素子111の駆動による高画質化について説明する。
以下に示すように、本実施形態に係る投影装置500では表示データ生成部103によるサブフレーム画像生成と画素シフト素子111による画像の画素のシフトによって、実効的にパネル105を上回る解像度を有する画像を被投影面上に投影することができる。
換言すると、本実施形態に係る投影装置500では検出された画素数に応じて複数のサブフレーム画像表示モードを含む複数の画像表示モードのうちの所定のサブフレーム画像表示モードが選択される。
そして、選択されたサブフレーム画像表示モードに基づいて、画像信号からサブフレーム画像を生成し、画素シフト素子駆動部によって画素シフト素子を駆動させながら表示素子によって生成されたサブフレーム画像を表示させる。
まず、UHD(3840×2160)の入力画像をUHDの1/4の画素数であるFHD(1920×1080)のパネル105で疑似的に投影する際の動作(以下、4wayシフトモード(第1のサブフレーム画像表示モード)と称する。)について説明する。
図3(a)は、UHDの入力画像のうち四行四列の画素それぞれのデータを示している。また図3(b)は、FHDのパネル105のうち二行二列の画素それぞれに表示されるデータをタイミングSF1乃至SF4それぞれにおいて示している。また図3(c)は、画素シフト素子111に設けられている上部コイル211A、左部コイル211B、下部コイル211C及び右部コイル211DそれぞれのタイミングSF1乃至SF4における駆動プロファイルを示している。
本実施形態に係る投影装置500では、図3(a)に示されている入力画像に基づいて、図3(b)に示されているように、表示データ生成部103が生成したサブフレーム画像がパネル105によってタイミングSF1乃至SF4それぞれにおいて表示される。
そして、パネル105がタイミングSF1乃至SF4それぞれにおいて四つのサブフレーム画像を順次表示する際に、図3(c)に示されているように、画素シフト素子111が駆動されることで被投影面上における画素の投影位置が順次シフトされる。
具体的には、図3(c)に示されているように、まずタイミングSF1において上部コイル211A及び左部コイル211Bが電流駆動されることで、パネル105を通過した投影光の光路を左上にシフトさせる。
これにより、図3(a)に示されている入力画像のうち1-1、1-3、3-1及び3-3の四つの画素をパネル105の四つの画素(1-1、1-2、2-1、2-2)で実効的に表示することができる。
次に、タイミングSF2において左部コイル211B及び下部コイル211Cが電流駆動されることで、パネル105を通過した投影光の光路を左下にシフトさせる。
これにより、図3(a)に示されている入力画像のうち2-1、2-3、4-1及び4-3の四つの画素をパネル105の四つの画素(1-1、1-2、2-1、2-2)で実効的に表示することができる。
また、タイミングSF3において下部コイル211C及び右部コイル211Dが電流駆動されることで、パネル105を通過した投影光の光路を右下にシフトさせる。
これにより、図3(a)に示されている入力画像のうち2-2、2-4、4-2及び4-4の四つの画素をパネル105の四つの画素(1-1、1-2、2-1、2-2)で実効的に表示することができる。
そして、タイミングSF4において右部コイル211D及び上部コイル211Aが電流駆動されることで、パネル105を通過した投影光の光路を右上にシフトさせる。
これにより、図3(a)に示されている入力画像のうち1-2、1-4、3-2及び3-4の四つの画素をパネル105の四つの画素(1-1、1-2、2-1、2-2)で実効的に表示することができる。
そして、次のタイミングではタイミングSF1と同様の動作を行い、以降、上記を繰り返す。
以上のように、パネル105の各画素が四つのサブフレーム画像をタイミングSF1乃至SF4それぞれにおいて順次表示させながら投影光の光路を順次シフトさせるように画素シフト素子111を駆動する。
換言すると、4wayシフトモードでは、入力画像から互いに異なる四つのサブフレーム画像が生成される。そして、画素シフト素子111を互いに異なる四つの位置に順次駆動しながらパネル105が生成された四つのサブフレーム画像を順次表示することで、四倍の高画素表示を行うことができる。
次に、WQHD(2560×1440)の入力画像をFHD(1920×1080)のパネル105で疑似的に投影する際の動作(以下、2wayシフトモード(第2のサブフレーム画像表示モード)と称する。)について説明する。
図4(a)は、WQHDの入力画像に対して画像処理による変換を行うことで取得される八つの画素それぞれのデータを示している。
具体的には、図4(a)に示されている八つの画素は、二組の二行二列の画素が互いに斜め方向に距離Lだけシフトした関係で配置されている。
そして、不図示の画素も含めて二組の画素の総数がWQHDの入力画像の総画素数と略同一となっている。
また図4(b)は、FHDのパネル105のうち二行二列の画素それぞれに表示されるデータをタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて示している。また図4(c)は、画素シフト素子111に設けられている上部コイル211A、左部コイル211B、下部コイル211C及び右部コイル211DそれぞれのタイミングSF1及びSF2における駆動プロファイルを示している。
本実施形態に係る投影装置500における2wayシフトモードでは、まず上記のように、WQHDの入力画像に対して画像処理による変換を行うことで図4(a)に示されているように配置されている各画素に表示する色(画像)が決定される。
そして、前述の4wayシフトモードと同様に、表示データ生成部103によるサブフレーム画像の生成と画素シフト素子111の駆動による投影光の光路の変更を行う。
すなわち、図4(a)に示されている変換画像に基づいて、図4(b)に示されているように、表示データ生成部103によって生成されたサブフレーム画像がパネル105によってタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて表示される。
そして、パネル105がタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて二つのサブフレーム画像を順次表示する際に、図4(c)に示されているように、画素シフト素子111が駆動されることで被投影面上における画素の投影位置が順次シフトされる。
具体的には、図4(c)に示されているように、まずタイミングSF1において上部コイル211A及び左部コイル211Bが電流駆動されることで、パネル105を通過した投影光の光路を左上にシフトさせる。
これにより、図4(a)に示されている変換画像のうち1-1-1、1-2-1、2-1-1及び2-2-1の四つの画素をパネル105の四つの画素(1-1、1-2、2-1、2-2)で実効的に表示することができる。
次に、タイミングSF2において下部コイル211C及び右部コイル211Dが電流駆動されることで、パネル105を通過した投影光の光路を右下にシフトさせる。
これにより、図4(a)に示されている変換画像のうち1-1-2、1-2-2、2-1-2及び2-2-2の四つの画素をパネル105の四つの画素(1-1、1-2、2-1、2-2)で実効的に表示することができる。
そして、次のタイミングではタイミングSF1と同様の動作を行い、以降、上記を繰り返す。
以上のように、パネル105の各画素が二つのサブフレーム画像をタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて順次表示させながら投影光の光路を順次シフトさせるように画素シフト素子111を駆動する。
換言すると、2wayシフトモードでは、入力画像から互いに異なる二つのサブフレーム画像が生成される。そして、画素シフト素子111を互いに異なる二つの位置に順次駆動しながらパネル105が生成された二つのサブフレーム画像を順次表示することで、二倍の高画素表示を行うことができる。
次に、本実施形態に係る投影装置500におけるシームレスモード(第1の画像表示モード)による画像表示について説明する。
図5(a)は、例えばFHDの入力画像が第1のシームレスモードにおいて表示される際の八つの画素それぞれのデータを示している。
また図5(b)は、第1又は第2のシームレスモードにおいてFHDのパネル105のうち二行二列の画素それぞれに表示されるデータをタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて示している。
また図5(c)は、例えばFHDの入力画像が第2のシームレスモードにおいて表示される際の八つの画素それぞれのデータを示している。
本実施形態に係る投影装置500におけるシームレスモードとは、画素間で発生するグリッドの視認を低減するために行われる画像表示モードである。
第1のシームレスモードでは、まずFHDの入力画像が図5(a)に示されているように互いに斜め方向に距離0.5Lだけシフトした関係で配置されている二組の画素群それぞれで表示される。
すなわち、第1のシームレスモードではサブフレーム画像の生成は行わず、図5(b)に示されているように、入力画像がパネル105によってタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて表示される。
そして、パネル105がタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて入力画像を表示する際に、図4(c)に示されているように、画素シフト素子111が駆動されることで被投影面上における画素の投影位置が順次シフトされる。
具体的には、図4(c)に示されているように、まずタイミングSF1において上部コイル211A及び左部コイル211Bが電流駆動されることで、パネル105を通過した投影光の光路を左上にシフトさせる。
これにより、図5(a)に示されている画像のうち1-1-1、1-2-1、2-1-1及び2-2-1の四つの画素をパネル105の四つの画素(1-1、1-2、2-1、2-2)で実効的に表示することができる。
次に、タイミングSF2において下部コイル211C及び右部コイル211Dが電流駆動されることで、パネル105を通過した投影光の光路を右下にシフトさせる。
これにより、図5(a)に示されている画像のうち1-1-2、1-2-2、2-1-2及び2-2-2の四つの画素をパネル105の四つの画素(1-1、1-2、2-1、2-2)で実効的に表示することができる。
そして、次のタイミングではタイミングSF1と同様の動作を行い、以降、上記を繰り返す。
以上のように、パネル105の各画素が入力画像をタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて表示させながら投影光の光路を順次シフトさせるように画素シフト素子111を駆動する。
換言すると、シームレスモードでは、画素シフト素子111を互いに異なる少なくとも二つの位置に順次駆動しながらパネル105が入力画像を表示することで、画素間で発生するグリッドの視認を低減することができる。
また第2のシームレスモードでは、まずFHDの入力画像が図5(c)に示されているように互いに斜め方向に距離0.7Lだけシフトした関係で配置されている二組の画素群それぞれで表示される。
すなわち、第2のシームレスモードではサブフレーム画像の生成は行わず、図5(b)に示されているように、入力画像がパネル105によってタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて表示される。
そして、パネル105がタイミングSF1及びSF2それぞれにおいて入力画像を表示する際に、図4(c)に示されているように、画素シフト素子111が駆動されることで被投影面上における画素の投影位置が順次シフトされる。
そして、第2のシームレスモードにおいても第1のシームレスモードと同様の動作を行うことで、画素間で発生するグリッドの視認をさらに低減することができる。
また本実施形態に係る投影装置500では、画素シフト素子111を駆動させずにパネル105が入力画像を表示するノンシフトモード(第2の画像表示モード)も実行することができる。
以上のように、本実施形態に係る投影装置500では、入力画像のフォーマットに応じて4wayシフトモード、2wayシフトモード、シームレスモード及びノンシフトモードのいずれかを選択して画像投影を行うことができる。
なお、本実施形態に係る投影装置500における画素シフト素子111の駆動周波数(駆動速度)及びパネル105によるサブフレーム画像の表示周波数(表示速度)は、入力される画像信号の画像周波数に基づいて決定される。
すなわち、例えば画像信号の画像周波数が50Hzであるときには、4wayシフトモードにおける画素シフト素子111の駆動周波数及びパネル105によるサブフレーム画像の表示周波数は200Hzとなる。また、2wayシフトモードにおける画素シフト素子111の駆動周波数及びパネル105によるサブフレーム画像の表示周波数は100Hzとなる。
次に、本実施形態に係る投影装置500における画像投影処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る投影装置500における画像投影処理のフローチャートを示している。
まずステップS101において、HDMI(登録商標)ポート、ディスプレイポート又はアナログボート等の入力部101に画像信号が入力され、その後に画像処理部102が入力部101から入力された画像信号のフォーマットを検出する。
次にステップS102において、入力画像の画素数がパネル105の画素数(ネイティブ表示画素と称されることもある)より多いか制御部113が判定を行う。なお以下では、パネル105の画素数はFHD(1920×1080)であるとする。
そして、入力画像の画素数が例えばXGA(1024×768)やWXGA(1280×800)、すなわちパネル105の画素数以下である場合には(ステップS102のNo)、ステップS103に移行する。
ステップS103では、上述のシームレスモードによる画像投影を行うか判定を行う。
そして、例えば操作部112を介して予め第1又は第2のシームレスモードが選択されていた場合には(ステップS103のYes)、ステップS104に移行する。
ステップS104では、制御部113からの制御信号に基づいてシームレスモードによる画素シフト素子111の駆動処理が開始され、ステップS105に移行する。
ステップS105では、パネル105の解像度を上回る画像を実効的に投影するためのサブフレーム画像の生成は行わず、すなわち各サブフレーム画像は入力画像と同一の画像として生成される。
なおこのとき、ドットバイドットの表示設定が選択されていれば、パネル105のFHD(1920×1080)の画素のうち、入力画像の画素数、例えばXGA(1024×768)やWXGA(1280×800)の範囲のみを駆動して画像を表示する。
一方、フルスクリーンの表示設定が選択されていれば、パネル105のFHDの表示エリア全体にわたってアスペクト比を維持しながら入力画像を拡大表示する。
このとき、フルスクリーンで表示するための画像データは、制御部113からの制御信号に基づいて入力画像信号を画像処理部102によってスケーリング処理することで生成される。
そして、上記に従って画像の表示を行った後、画像投影処理を終了する。
ステップS103に戻り、シームレスモードが選択されていない場合には(ステップS103のNo)、ステップS106に移行する。
ステップS106ではノンシフトモードに基づいて画素シフト素子111を駆動停止状態に制御し、その後ステップS105に移行し、上記と同様の処理を行い、画像投影処理を終了する。
次にステップS102に戻り、入力画像の画素数がパネル105の画素数より多い場合には(ステップS102のYes)、ステップS107に移行する。
ステップS107では、入力画像の画素数が第1の所定の画素数以下であるか判定する。
なおここでいう第1の所定の画素数とは、パネル105の画素数の二倍、例えばFHD(1920×1080)の略二倍であるWQHD(2560×1440)である。すなわちステップS107では、例えば入力画像の画素数がパネル105の画素数の二倍以下であるか判定する。
そして、入力画像の画素数が第1の所定の画素数以下である場合には(ステップS107のYes)、ステップS108に移行する。
ステップS108では、制御部113からの制御信号に基づいて2wayシフトモードによる画素シフト素子111の駆動処理が開始され、ステップS109に移行する。
ステップS109では、制御部113からの制御信号に基づいて表示データ生成部103が上述の2wayシフトモードに応じたサブフレーム画像の生成を行う。
これにより、被投影面上にパネル105の解像度を実効的に上回る入力画像を投影することができる。そして、上記に従って画像の表示を行った後、画像投影処理を終了する。
次にステップS107に戻り、入力画像の画素数が第1の所定の画素数より多い場合には(ステップS107のNo)、ステップS110に移行する。
ステップS110では、入力画像の画素数が第2の所定の画素数以下であるか判定する。なおここでいう第2の所定の画素数とは、パネル105の画素数の四倍、例えばFHD(1920×1080)の四倍であるUHD(3840×2160)である。すなわちステップS110では、例えば入力画像の画素数がパネル105の画素数の四倍以下であるか判定する。
そして、入力画像の画素数が第2の所定の画素数以下である場合には(ステップS110のYes)、ステップS111に移行する。
ステップS111では、制御部113からの制御信号に基づいて4wayシフトモードによる画素シフト素子111の駆動処理が開始され、ステップS112に移行する。
ステップS112では、制御部113からの制御信号に基づいて表示データ生成部103が上述の4wayシフトモードに応じたサブフレーム画像の生成を行う。
これにより、被投影面にパネル105の解像度を実効的に上回る入力画像を投影することができる。そして、上記に従って画像の表示を行った後、画像投影処理を終了する。
次にステップS110に戻り、入力画像の画素数が第2の所定の画素数より多い場合には(ステップS110のNo)、ステップS113に移行する。
ステップS113では、画像処理部102から例えば図8(d)に示されているような「表示できないフォーマットです。」というOSD表示を行い、画像投影処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る投影装置500は複数の画像投影モードを有しており、入力画像のフォーマットに応じて適正なシフト駆動を煩雑な設定を必要とすることなく自動的に行うことで、様々な解像度の画像を投影することができる。
[第二実施形態]
図7は、第二実施形態に係る投影装置における画像投影処理のフローチャートを示している。
なお第二実施形態に係る投影装置は、第一実施形態に係る投影装置500と同一の構成であるため、同一の部材には同一の符番を付して説明を省略する。
まずステップS201において、HDMI(登録商標)ポート、ディスプレイポート又はアナログボート等の入力部101に画像信号が入力され、その後に画像処理部102が入力部101から入力された画像信号のフォーマットを検出する。
次にステップS202において、入力画像の画素数がパネル105の画素数より多いか制御部113が判定を行う。なお以下では、パネル105の画素数はFHD(1920×1080)であるとする。
そして、入力画像の画素数がパネル105の画素数以下である場合には(ステップS202のNo)、ステップS203に移行する。
ステップS203では、例えば図8(a)に示されているような高解像度モード選択メニュー(設定画面)を、画像処理部102がデータを生成した後に不図示の表示部が表示し、ステップS204に移行する。
ステップS204では、高解像度モード選択メニューを介して高解像度モードが選択されたか判定を行う。
そして、高解像度モードが選択されなかった場合には(ステップS204のNo)、ステップS205に移行する。
ステップS205では、例えば図8(b)に示されているようなシームレスモード選択メニュー(設定画面)を、画像処理部102がデータを生成した後に不図示の表示部が表示し、ステップS206に移行する。
ステップS206では、シームレスモード選択メニューを介してシームレスモードが選択されたか判定を行う。
そして、シームレスモードが選択された場合には(ステップS206のYes)、ステップS207に移行する。
ステップS207では、制御部113からの制御信号に基づいて上述のシームレスモードによる画素シフト素子111の駆動処理が開始され、ステップS208に移行する。
ステップS208では、パネル105の解像度を上回る画像を実効的に投影するためのサブフレーム画像の生成は行わず、すなわち各サブフレーム画像は入力画像と同一の画像として生成される。
なおこのとき、ドットバイドットの表示設定が選択されていれば、パネル105の画素のうち、入力画像の画素数の範囲のみを駆動して画像を表示する。
一方、フルスクリーンの表示設定が選択されていれば、パネル105の表示エリア全体にわたってアスペクト比を維持しながら入力画像を拡大表示する。
このとき、フルスクリーンで表示するための画像データは、制御部113からの制御信号に基づいて入力画像信号を画像処理部102によってスケーリング処理することで生成される。
そして、上記に従って画像の表示を行った後、画像投影処理を終了する。
次にステップS206に戻り、シームレスモードが選択されていない場合には(ステップS206のNo)、ステップS209に移行する。
ステップS209ではノンシフトモードに基づいて画素シフト素子111を駆動停止状態に制御し、その後ステップS208に移行し、上記と同様の処理を行い、画像投影処理を終了する。
次にステップS204に戻り、高解像度モードが選択された場合には(ステップS204のYes)、ステップS210に移行する。
ステップS210では、例えば図8(c)に示されているような表示モード選択メニュー(設定画面)を、画像処理部102がデータを生成した後に不図示の表示部が表示し、ステップS211に移行する。
ステップS211では、表示モード選択メニューを介してフルスクリーンが選択されたか等倍が選択されたか判定を行い、等倍が選択された場合には、ステップS212に移行する。
ステップS212では、ステップS202と同様に、入力画像の画素数がパネル105の画素数より多いか制御部113が再度判定を行う。
そして、入力画像の画素数がパネル105の画素数より多い場合には(ステップS212のYes)、ステップS213に移行する。
ステップS213では、制御部113からの制御信号に基づいて2wayシフトモードによる画素シフト素子111の駆動処理が開始され、ステップS214に移行する。
ステップS214では、制御部113からの制御信号に基づいて表示データ生成部103が上述の2wayシフトモードに応じたサブフレーム画像の作成を行う。
これにより、被投影面上にパネル105の解像度を実効的に上回る入力画像を投影することができる。そして、上記に従って画像の表示を行った後、画像投影処理を終了する。
次にステップS212に戻り、入力画像の画素数がパネル105の画素数以下である場合には(ステップS212のNo)、ステップS215に移行する。
ステップS215では、第2のスケーリングを実行、すなわち入力画像に対して縦横それぞれの画素数で二倍、総画素数で四倍になるようにスケーリングを行い、ステップS216に移行する。
例えば入力画像のフォーマットがFHD(1920×1080)であればUHD(3840×2160)に、XGA(1024×768)であればQXGA(2048×1536)にスケーリングするように表示データが表示データ生成部103によって生成される。
ステップS216では、制御部113からの制御信号に基づいて4wayシフトモードによる画素シフト素子111の駆動処理が開始され、ステップS217に移行する。
ステップS217では、制御部113からの制御信号に基づいて表示データ生成部103が上述の4wayシフトモードに応じたサブフレーム画像の生成を行う。
これにより、被投影面にパネル105の解像度を実効的に上回る入力画像を投影することができる。そして、上記に従って画像の表示を行った後、画像投影処理を終了する。
次にステップS211に戻り、フルスクリーンが選択された場合には、ステップS218に移行する。
ステップS218では、第1のスケーリングを実行、すなわち入力画像をUHD(3840×2160)の解像度になるようにアップコンバートした後、ステップS216に移行する。
なおここでいうフルスクリーン表示のためのアップコンバートとは、入力画像をフォーマットに応じて縦方向又は横方向の表示領域における限界の比率までスケーリングすることを意味している。
そしてステップS216では、制御部113からの制御信号に基づいて4wayシフトモードによる画素シフト素子111の駆動処理が開始され、ステップS217に移行する。
ステップS217では、制御部113からの制御信号に基づいて表示データ生成部103が上述の4wayシフトモードに応じたサブフレーム画像の生成を行う。
これにより、被投影面にパネル105の解像度を実効的に上回る入力画像を投影することができる。そして、上記に従って画像の表示を行った後、画像投影処理を終了する。
次にステップS202に戻り、入力画像の画素数がパネル105の画素数より多い場合には(ステップS202のYes)、ステップS219に移行する。
ステップS219では、入力画像の画素数が第2の所定の画素数以下であるか判定する。
なおここでいう第2の所定の画素数とは、パネル105の画素数の四倍、すなわち例えばFHD(1920×1080)の四倍であるUHD(3840×2160)である。
そして、入力画像の画素数が第2の所定の画素数以下である場合には(ステップS219のYes)、ステップS210に移行し、以降、上記と同様の動作を行う。
一方、入力画像の画素数が第2の所定の画素数より多い場合には(ステップS219のNo)、ステップS220に移行する。
ステップS220では、画像処理部102から例えば図8(d)に示されているような「表示できないフォーマットです。」というOSD表示を行い、画像投影処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る投影装置は複数の画像投影モードを有しており、入力画像のフォーマットに応じて様々な解像度の画像を投影することができる。
そしてその際に、本実施形態に係る投影装置では適正なシフト駆動の設定を、例えばユーザが選択することで簡単に決定するための表示を行うことができる。
以上、好ましい実施形態について説明したが、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、本実施形態に係る投影装置ではシームレスモードによる画像表示を上述の2wayシフトモードと類似の方法で行っているが、これに限らず4wayシフトモードと類似の方法で行ってもよい。
また、本実施形態に係る投影装置に設けられているパネル105の画素数はFHD(1920×1080)としているが、これに限られない。
また、上記では本実施形態に係る投影装置について説明したが、上記に示した投影装置を制御する方法、該方法を実施するためのプログラム、及び該プログラムが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体も本実施形態の範囲に含まれる。
101 入力部
102 画像処理部(制御部)
103 表示データ生成部(制御部)
105 パネル(表示素子)
109 投影レンズ
110 画素シフト素子駆動部
111 画素シフト素子
500 投影装置

Claims (12)

  1. 画像信号が入力される入力部と、
    該入力された画像信号の画素数を検出すると共に、該画像信号から画像を生成する制御部と、
    該生成された画像を表示する表示素子と、
    該表示素子上に表示されている前記画像からの光を被投影面上に導光する投影レンズと、
    前記被投影面上における前記画像の画素の位置をシフトさせる画素シフト素子と、
    該画素シフト素子を駆動する画素シフト素子駆動部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記検出された画素数に応じて複数のサブフレーム画像表示モードを含む複数の画像表示モードのうちの所定のサブフレーム画像表示モードに基づいて、前記画像信号からサブフレーム画像を生成し、前記画素シフト素子駆動部によって前記画素シフト素子を駆動させながら前記表示素子によって該生成されたサブフレーム画像を表示させることを特徴とする投影装置。
  2. 前記複数の画像表示モードは、前記画像信号から互いに異なる四つのサブフレーム画像が生成され、前記画素シフト素子駆動部によって前記画素シフト素子が互いに異なる四つの位置に順次駆動されながら前記表示素子によって該生成された四つのサブフレーム画像が順次表示される第1のサブフレーム画像表示モードを含むことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記制御部は、前記検出された画像信号の画素数が前記表示素子の画素数の二倍より多く四倍以下であるときに前記第1のサブフレーム画像表示モードを選択することを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記複数の画像表示モードは、前記画像信号から互いに異なる二つのサブフレーム画像が生成され、前記画素シフト素子駆動部によって前記画素シフト素子が互いに異なる二つの位置に順次駆動されながら前記表示素子によって該生成された二つのサブフレーム画像が順次表示される第2のサブフレーム画像表示モードを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の投影装置。
  5. 前記制御部は、前記検出された画像信号の画素数が前記表示素子の画素数より多く二倍以下であるときに前記第2のサブフレーム画像表示モードを選択することを特徴とする請求項4に記載の投影装置。
  6. 前記複数の画像表示モードは、前記画素シフト素子駆動部によって前記画素シフト素子が互いに異なる少なくとも二つの位置に順次駆動されながら前記表示素子によって前記画像が表示される第1の画像表示モードと、前記画素シフト素子を駆動させずに前記表示素子によって前記画像が表示される第2の画像表示モードとを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の投影装置。
  7. 前記制御部は、前記検出された画像信号の画素数が前記表示素子の画素数以下であるときに、前記画像表示モードに関する設定に応じて前記第1の画像表示モード又は前記第2の画像表示モードを選択することを特徴とする請求項6に記載の投影装置。
  8. 前記画像表示モードは、ユーザの選択に応じて決定されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の投影装置。
  9. 前記画像表示モードに関する設定画面を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の投影装置。
  10. 前記制御部は、前記画像信号の画像周波数に基づいて前記画素シフト素子の駆動速度及び前記サブフレーム画像の表示速度を決定することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の投影装置。
  11. 画像信号が入力される入力部と、該入力された画像信号から生成された画像を表示する表示素子と、該表示素子上に表示されている前記画像からの光を被投影面上に導光する投影レンズと、前記被投影面上における前記画像の画素の位置をシフトさせる画素シフト素子と、該画素シフト素子を駆動する画素シフト素子駆動部とを備える投影装置によって画像を投影する方法であって、
    前記画像信号の画素数を検出するステップと、
    該検出された画素数に応じて複数のサブフレーム画像表示モードを含む複数の画像表示モードのうちの所定のサブフレーム画像表示モードに基づいて、前記画像信号からサブフレーム画像を生成し、前記画素シフト素子駆動部によって前記画素シフト素子を駆動させながら前記表示素子によって該生成されたサブフレーム画像を表示させるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  12. 画像信号が入力される入力部と、該入力された画像信号から生成された画像を表示する表示素子と、該表示素子上に表示されている前記画像からの光を被投影面上に導光する投影レンズと、前記被投影面上における前記画像の画素の位置をシフトさせる画素シフト素子と、該画素シフト素子を駆動する画素シフト素子駆動部とを備える投影装置における画像投影をコンピュータに制御させるプログラムが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、
    前記画像信号の画素数を検出する工程と、
    該検出された画素数に応じて複数のサブフレーム画像表示モードを含む複数の画像表示モードのうちの所定のサブフレーム画像表示モードに基づいて、前記画像信号からサブフレーム画像を生成し、前記画素シフト素子駆動部によって前記画素シフト素子を駆動させながら前記表示素子によって該生成されたサブフレーム画像を表示させる工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024047931A1 (ja) * 2022-08-31 2024-03-07 株式会社Jvcケンウッド 光路制御装置、表示装置及び光路制御方法
WO2024047932A1 (ja) * 2022-08-31 2024-03-07 株式会社Jvcケンウッド 表示装置および表示方法

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