JP2022090627A - サービス提供システム、建物および賃貸住宅 - Google Patents

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Yoshiki Takada
伸高 新谷
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【課題】例えばeSportsプレーヤーあるいは動画投稿者などのサービス利用者に適したサービスを提供することができるサービス提供システムを提供する。【解決手段】サービス利用者が操作する端末装置からネットワークに出力される情報に応じて前記ネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AIを用いて制御を行い、前記サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備える、サービス提供システムであり、サービス利用者に適したサービスを提供することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、サービス提供システム、建物および賃貸住宅に関する。
コンピュータゲームをスポーツ競技として行うeSports(electronic sports)のプレーヤー(以下、eSportsプレーヤーとも呼ぶ。)が増えてきている。
ネットワークゲームが遊びの領域を超え、競技としてeSportsと呼ばれるほどに、世界は進んでいる。その中でeSportsプレーヤーにスポンサーが付くこともあり、賞金で生活するプロのeSportsプレーヤーも誕生している。
メインの収入源にまではならないが、生活のかなり重要な部分をeSportsに捧げる人口は今後も増え続けると予想される。また、eSportsプレーヤーを含むゲーマーの多くは、「ゲーム実況者」として動画投稿者を兼務し、動画投稿によってテクニックなどを披露することで、動画チャンネル登録者を増やすという手法も一般化しつつある。
また、動画投稿サービスを利用して動画を投稿する者(以下、動画投稿者とも呼ぶ。)も増えてきている。
動画投稿サービスとしては、例えば、YouTube(登録商標)があり、その動画投稿者はYouTuberと呼ばれている。
このような動画投稿サービスのメディアがテレビを超え、中学生のなりたい職業の上位に動画投稿者が入るほどになっている。
特許文献1には、ゲームのプレイ動画にコメントを時間等の同期をはかって表示することでゲーム動画の面白さを増幅することが提案されている(特許文献1参照。)。
特許文献2には、動画投稿を含むSNSサービスの情報から投稿者の嗜好を解析することが提案されている(特許文献2参照。)。
特開2020-89716号公報 特開2020-9453号公報
上述のようにeSportsプレーヤーあるいは動画投稿者というように、昨今の大きな職業および社会的な在り方が変化してきているが、そのような人たちに適したサービスを提供する必要が出ているということに対して、十分に提案等されていなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、例えばeSportsプレーヤーあるいは動画投稿者などのサービス利用者に適したサービスを提供することができるサービス提供システム、建物および賃貸住宅を提供することを課題とする。
一構成例として、サービス利用者が操作する端末装置からネットワークに出力される情報に応じて前記ネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AI(Artificial Intelligence)を用いて制御を行い、前記サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備える、サービス提供システムである。
一構成例として、サービス利用者が操作する端末装置からネットワークに出力される情報に応じて前記ネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AIを用いて制御を行い、前記サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備えるサービス提供システムによって、前記サービスが提供される場所となる建物である。
一構成例として、サービス利用者が操作する端末装置からネットワークに出力される情報に応じて前記ネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AIを用いて制御を行い、前記サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備えるサービス提供システムによって、前記サービスが提供される場所となる賃貸住宅である。
本発明に係るサービス提供システム、建物および賃貸住宅によれば、例えばeSportsプレーヤーあるいは動画投稿者などのサービス利用者に適したサービスを提供することができる。
サービス提供システムの構成の一例を示す図である。 サーバーが行う処理の概要を示す図である。 サーバーのハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバーの機能構成の一例を示す図である。 サーバーがサービスを提供する処理の流れの一例を示す図である。 アカウントを用いるサービス提供の具体例を説明するための図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
<サービス提供システム>
図1は、サービス提供システム1の構成の一例を示す図である。
サービス提供システム1は、1つ以上の住戸のそれぞれに備えられた1つ以上の居住環境構成装置10と、当該1つ以上の住戸のそれぞれの居住者により携帯される携帯型の情報処理端末30と、当該1つ以上の住戸のそれぞれに備えられた1つ以上の端末装置40と、居住環境構成装置10と情報処理端末30と端末装置40に関する制御を行うサーバー20と、を備える。
ここで、本実施形態では、当該1つ以上の住戸のそれぞれの居住者は、eSportsプレーヤーであり、動画投稿者であるとして説明する。このように、本実施形態では、説明の便宜上、eSportsプレーヤーと動画投稿者とをまとめて説明するが、当該居住者がeSportsプレーヤーまたは動画投稿者のいずれか一方であってもよい。
本実施形態では、説明の便宜上、当該居住者をサービス利用者と呼ぶ場合もある。サービス利用者は、サービス提供システム1のサーバー20によりサービスを提供される者を表す。
また、本実施形態では、当該居住者は、据え置き型またはノート型などのコンピュータである端末装置40と、携帯型の情報処理端末30との両方を持っている場合について説明する。
情報処理端末30は、例えば、スマートフォン(多機能携帯電話端末)、携帯電話端末、タブレットPC、ノートPC等であってもよい。
なお、本実施形態では、説明の便宜上、情報処理端末30と端末装置40とを区別して説明するが、例えば、情報処理端末30も端末装置の一例であると捉えられてもよい。
eSportsの場合、例えば、端末装置40を用いてeSportsのゲームを行い、情報処理端末30を用いてゲームに関する情報を投稿または閲覧することなどが可能である。なお、これに限られず、情報処理端末30と端末装置40は、eSportsに関する任意の用途で使用されてもよい。
端末装置40は、eSportsのゲーム用の高精度なコンピュータであってもよい。
ここで、本実施形態では、ゲームは、eSportsのゲームを示すが、他の構成例として、eSportsのゲーム以外のゲームを含んでもよい。同様に、本実施形態では、居住者は、eSportsプレーヤーである場合を示すが、他の構成例として、eSportsのゲーム以外のゲームをする者(ゲームプレーヤー)であってもよく、eSportsのゲームとそれ以外のゲームとの両方をする者(ゲームプレーヤー)であってもよい。
これらのゲームとしては、特に限定はなく、様々なゲームに適用されてもよい。
例えば、ゲームは、プレーヤーが、ユーザーインターフェースを介して、操作すること、あるいは、参加することなどが可能なプログラムソフトウェアの一つにより実現されるものであってもよい。当該ユーザーインターフェースは、コントローラ、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレットPCなどのうちの1つ以上であってもよい。
例えば、ゲームは、スコアを競うものであってもよい。
例えば、ゲームは、一定のルールに基づき勝敗が決定するものであってもよい。この場合、個人のプレーヤーについて勝敗が決定するものであってもよく、あるいは、複数のプレーヤーを含むチームについて勝敗が決定するものであってもよい。
例えば、ゲームは、一定のルールに基づき順位が決定するものであってもよい。この場合、個人のプレーヤーについて順位が決定するものであってもよく、あるいは、複数のプレーヤーを含むチームについて順位が決定するものであってもよい。
また、ゲームは、インターネットなどのネットワーク接続により行われるゲームであってもよく、ネットワーク接続することなく行われるゲームであってもよく、あるいは、これらの両方を含んでもよい。
ゲームは、例えば、人間の参加者がプレーヤー(本実施形態では、居住者)の敵(相手)または協力者(味方)として存在するゲームであってもよい。当該参加者の参加方法としては、ローカルの同じ部屋でプレーヤー(本実施形態では、居住者)と一緒にゲームを行う参加であってもよく、または、ネットワーク接続により行われるゲームにおいて、プレーヤー(本実施形態では、居住者)から離れた場所(例えば、異なる部屋または異なる住戸など)でゲームを行う参加であってもよい。
このように、ゲームは、プレーヤー(本実施形態では、居住者)以外に、少なくとも1人の他の人間が相手、味方、あるいは、単なる閲覧者などとして存在するゲームであってもよい。
なお、ゲームは、人間ではない機械が、敵または味方のキャラクターなどとして含まれるゲームであってもよい。このような機械のキャラクターは、例えば、NPC(Non Player Character)と呼ばれてもよい。
動画投稿の場合、例えば、情報処理端末30を用いて動画投稿し、端末装置40を用いて動画編集することなどが可能である。なお、これに限られず、情報処理端末30と端末装置40は、動画投稿に関する任意の用途で使用されてもよい。
ここで、動画投稿は、動画投稿者(本実施形態では、居住者)以外に、少なくとも1人の他の人間が存在して投稿動画の視聴、コメントの投稿、チャンネル登録、評価等を行うものであってもよい。
なお、動画投稿サービスにおいて、人間ではない機械がコメントあるいは評価等を行う場合があってもよい。
なお、最近では、動画投稿サービスのコンテンツを使用してラジオに近い音声または音楽の配信をする者も増えてきている。このような動画投稿では、人間の視覚的には、動画の映像はなく、画面上は静止画になっている場合が多く、実質的には音声のみまたは音楽のみのように感じられるが、本実施形態では、このような投稿についても、動画投稿の一種として含まれてもよい。つまり、本実施形態では、動画には、一定の静止画が時間的に連続するようなものも含まれてもよい。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者(本実施形態では、居住者)が操作する端末装置(本実施形態では、情報処理端末30または端末装置40など)からネットワークNWに出力される情報に応じてネットワーク側(本実施形態では、ネットワークNW側)の反応(例えば、人間による反応、または、機械による反応)がある対象作業(本実施形態では、ゲーム、動画投稿)に関する情報を含む第1情報に基づいて、サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部(本実施形態では、サーバー20の機能であり、図4に示される制御部24)を備える。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、このようなサービス利用者に適したサービスを提供することができ、サービス利用者にとって有用なサービスを提供することができる。
なお、ネットワーク側の反応は、例えば、ネットワークを介して接続される任意の装置からの反応(応答などと呼ばれてもよい。)であり、人間の操作による反応であってもよく、あるいは、機械による自動的な反応であってもよい。
本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者が操作する端末装置からネットワークNWに出力される情報に応じてネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AIを用いて制御を行い、サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備える。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、AIを用いて制御を行うことで、サービス利用者に適したサービスを提供することができ、サービス利用者にとって有用なサービスを提供することができる。
ここで、AIとしては、様々なものが用いられてもよく、例えば、ニューラルネットワーク、ニアレストネイバー法、決定木・ランダムフォレスト、あるいは、サポートベクターマシンなどが用いられてもよい。ニューラルネットワークは、機械学習の一例である。
ニューラルネットワークの一例として、ディープラーニングが用いられてもよい。
機械学習としては、例えば、教師なし学習、教師あり学習、あるいは、強化学習が行われてもよい。
例えば、建物は、サービス利用者が操作する端末装置からネットワークNWに出力される情報に応じてネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AIを用いて制御を行い、サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備えるサービス提供システム1によって、サービスが提供される場所となる建物である。
例えば、賃貸住宅は、サービス利用者が操作する端末装置からネットワークNWに出力される情報に応じてネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AIを用いて制御を行い、サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備えるサービス提供システム1によって、サービスが提供される場所となる賃貸住宅である。
例えば、本実施形態に係るサービス提供システム1では、対象作業は、ゲームを含む。 このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、ゲームを行うサービス利用者に適したサービスを提供することができる。
例えば、本実施形態に係るサービス提供システム1では、対象作業は、動画投稿を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、動画投稿を行うサービス利用者に適したサービスを提供することができる。
本実施形態では、居住環境構成装置10と情報処理端末30と端末装置40に関する制御の態様としては、例えば、それぞれの装置の動作を制御する態様ばかりでなく、それぞれの装置に所定の情報を提示する処理を制御する態様が用いられてもよい。
本実施形態では、居住環境構成装置10については、居住環境構成装置10の動作を制御するサービス、あるいは、表示または音声等の出力を行う居住環境構成装置10に対して情報を提示するサービスが、サーバー20により提供される場合について説明する。
また、本実施形態では、情報処理端末30と端末装置40については、主に、情報処理端末30と端末装置40に情報を提示するサービスがサーバー20により提供される場合について説明する。
なお、情報処理端末30および端末装置40に対する情報の提示は、例えば、情報処理端末30と端末装置40との一方に対して行われてもよく、両方に対して行われてもよく、例えば、あらかじめ登録された装置(情報処理端末30と端末装置40との一方または両方)に対して行われてもよく、あるいは、特定のアカウントが使用されている装置に対して(つまり、特定のアカウントに対して)行われてもよい。
本実施形態では、サービス利用者である住居者に、アカウントが対応付けられているとともに、当該居住者の住戸(例えば、住戸の住所および住戸にある居住環境構成装置10など)が対応付けられている場合を示すが、他の例として、サービス利用者に、アカウントが対応付けられているが、固定の住戸が対応付けられていない構成が用いられてもよい。
また、本実施形態では、説明を簡易化するために、1つの住居にいる1人の居住者がサービス提供システム1のサービスを利用する場合を示すが、他の例として、1つの住居にいる2人以上の居住者がサービス提供システム1のサービスを利用する場合があってもよく、この場合、例えば、2人以上の居住者のそれぞれに異なるアカウントが割り当てられて区別されてもよい。
なお、1つの住居にいる2人以上の居住者がサービス提供システム1のサービスを利用する場合、居住環境構成装置10の制御は、例えば、当該住居について指定された1人の居住者に関する情報に基づいて行われてもよく、あるいは、それぞれの居住者が異なる部屋に対応付けられているときには、それぞれの部屋の居住環境構成装置10毎に、それぞれの部屋に対応付けられた1人の居住者に関する情報に基づいて行われてもよい。
本実施形態では、居住者とサービス利用者とが1対1で一致する場合を例として説明する。
サーバー20は、1つの情報処理装置により構成されてもよく、複数の情報処理装置により構成されてもよい。以下では、一例として、サーバー20が、1つの情報処理装置により構成される場合について説明する。サーバー20が複数の情報処理装置により構成される場合、当該複数の情報処理装置のそれぞれは、例えば、当該1つ以上の住戸のそれぞれに重複しないように対応付けられ、対応付けられた住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置10および端末装置40と当該住戸の居住者の情報処理端末30に関する制御を行う構成であってもよい。
以下では、一例として、それぞれに1つ以上の居住環境構成装置10および1つ以上の端末装置40が備えられた1つ以上の住戸が、図1に示した集合住宅Mに含まれる複数の住戸である場合について説明する。
なお、図1では集合住宅Mの例を示しているが、当該1つ以上の住戸は、1つ以上の戸建て住宅であってもよい。また、当該1つ以上の住戸は、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のうちの一部又は全部と、1つ以上の戸建て住宅とを含む構成であってもよい。また、当該1つ以上の住戸は、複数の集合住宅Mのそれぞれに含まれる複数の住戸のうちの一部又は全部を含む構成であってもよい。
ここで、本実施形態では、集合住宅Mは、賃貸住宅である。
また、本実施形態では、集合住宅Mは、建物の一例である。
なお、他の構成例として、本実施形態に係るサービス提供システム1は、賃貸住宅以外の建物に適用されてもよい。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、建物において、サービス利用者にサービスを提供する。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、建物において、サービス利用者に適したサービスを提供することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、賃貸住宅において、サービス利用者にサービスを提供する。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、賃貸住宅において、サービス利用者に適したサービスを提供することができる。
図1に示した例では、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のそれぞれには、1つ以上の居住環境構成装置10の一例として、N個の居住環境構成装置10が備えられている。ただし、図1では、図が煩雑になるのを防ぐため、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のそれぞれに含まれるN個の居住環境構成装置10のうち、第1住戸RMに含まれるN個の居住環境構成装置10のみが示されている。
第1住戸RMは、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のうちの一戸である。ここで、Nは、1以上の整数であれば、如何なる整数であってもよい。図1に示した居住環境構成装置10-1~居住環境構成装置10-Nは、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10それぞれの一例を示す。なお、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のそれぞれには、互いに異なる数の居住環境構成装置10が備えられている構成であってもよい。
また、図1に示した例では、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のそれぞれには、1つ以上の端末装置40の一例として、1個の端末装置40が備えられている。ただし、図1では、図が煩雑になるのを防ぐため、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のそれぞれに含まれる端末装置40のうち、第1住戸RMに含まれる1個の端末装置40のみが示されている。
なお、1つの住戸に複数の端末装置40が備えられてもよい。
また、集合住宅Mに含まれる複数の住戸のそれぞれには、互いに異なる数の端末装置40が備えられている構成であってもよい。
集合住宅Mに含まれる各住戸が備えるN個の居住環境構成装置10には、例えば、1つ以上の表示装置、1つ以上のオーディオ装置、1つ以上の光環境制御装置、1つ以上の空気環境制御装置等のうちの一部又は全部が含まれている。また、当該1つ以上の光環境制御装置には、1つ以上の照明装置、1つ以上の遮光装置等のうちの一部又は全部が含まれている。また、当該1つ以上の空気環境制御装置には、1つ以上の空気清浄機、1つ以上の湿度制御装置、1つ以上の温度制御装置、1つ以上の気圧制御装置、1つ以上の芳香制御装置等のうちの一部又は全部が含まれている。なお、N個の居住環境構成装置10には、表示装置、オーディオ装置、照明装置、遮光装置、空気清浄機、湿度制御装置、温度制御装置、気圧制御装置、芳香制御装置のうちの一部又は全部が一体に構成された装置が含まれる構成であってもよい。
図1に示した例では、集合住宅Mに含まれる各住戸が備えるN個の居住環境構成装置10のそれぞれおよび端末装置40は、ネットワークNWを介して、サーバー20と通信可能に接続される。ただし、図1では、図が煩雑になるのを防ぐため、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10のそれぞれおよび端末装置40とネットワークNWとの通信接続を示す線については、省略している。ネットワークNWは、例えば、インターネットである。この場合、サーバー20は、クラウド上のサーバーである。なお、ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)であってもよく、専用線によるネットワークであってもよく、他の種類のネットワークであってもよい。ネットワークNWがLANである場合、サーバー20は、集合住宅Mに備えられる構成であってもよい。また、N個の居住環境構成装置10および端末装置40のうちの一部又は全部は、無線によりネットワークNWに接続される構成であってもよく、有線によりネットワークNWに接続される構成であってもよい。
ここで、集合住宅Mに含まれる各住戸は、1つ以上の部屋を有する。このため、当該各住戸が有する1つ以上の部屋のうちの一部又は全部には、N個の居住環境構成装置10のうちの一部又は全部が備えられている。これにより、サービス提供システム1は、当該各住戸内において、居住者がどこの位置に位置していたとしても、快適な居住環境を提供することができる。
また、本実施形態では、各住戸の任意の部屋において、端末装置40が使用されてもよい。また、情報処理端末30は、例えば各住戸の外部で使用可能であるが、各住戸の内部で使用されてもよい。
本実施形態では、サーバー20は、ワークステーション、デスクトップPC(Personal Computer)等の1つの情報処理装置により構成される。なお、サーバー20は、ノートPC、タブレットPC、多機能携帯電話端末(スマートフォン)、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)等の他の情報処理装置であってもよい。また、サーバー20は、ワークステーション、デスクトップPC等の複数の情報処理装置により構成されてもよい。
サーバー20は、集合住宅Mに含まれる複数の住戸毎に、住戸に居住する居住者に関する居住者関連情報に基づいて、住戸に備えられた1つ以上の居住環境構成装置10を制御する。例えば、サーバー20は、第1住戸RMの居住者である第1居住者に関する居住者関連情報に基づいて、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10を制御する。
ある居住者に関する居住者関連情報には、例えば、当該居住者のバイタル情報、当該居住者の住戸内における位置を示す住戸内位置情報、当該居住者の住戸外における位置を示す住戸外位置情報、当該居住者のスケジュールを示すスケジュール情報、当該居住者の嗜好を示す嗜好情報、当該居住者のeSportsに関する情報であるゲーム情報、当該居住者の動画投稿サービスにおける動画投稿に関する情報である動画投稿情報、当該居住者のアカウントの情報であるアカウント情報のうちの一部又は全部が含まれている。
本実施形態では、当該居住者がeSportsプレーヤーであり動画投稿者であるとしているが、他の例として、当該居住者がeSportsプレーヤーではない場合にはゲーム情報は居住者関連情報に含まれなくてもよく、当該居住者が動画投稿者ではない場合には動画投稿情報は居住者関連情報に含まれなくてもよい。
なお、当該居住者関連情報には、当該バイタル情報、当該住戸内位置情報、当該住戸外位置情報、当該スケジュール情報、当該嗜好情報のうちの一部又は全部が含まれなくてもよい。また、当該居住者関連情報には、当該居住者に関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
以下では、一例として、ある居住者関連情報には、当該居住者のバイタル情報、当該巨樹者の住戸内位置情報、当該居住者の住戸外位置情報、当該居住者のスケジュール情報、当該居住者の嗜好情報、当該居住者のゲーム情報、当該居住者の動画投稿情報、当該居住者のアカウント情報の全部が含まれている場合について説明する。この場合、例えば、第1居住者に関する居住者関連情報には、第1居住者のバイタル情報、第1居住者の住戸内位置情報、第1居住者の住戸外位置情報、第1居住者のスケジュール情報、第1居住者の嗜好情報、第1居住者のゲーム情報、第1居住者の動画投稿情報、第1居住者のアカウント情報が含まれている。
ここで、ある居住者のゲーム情報には、例えば、ゲームのプレイ時間(プレイの年月日および時刻のうちの一部又は全部であり、例えば、日時)を示すゲームプレイ時間情報、ゲームをプレイした長さ(例えば、時間)を示すゲームプレイ長さ情報、ゲームの種類(ジャンルと呼ばれてもよい。)を示すゲーム種類情報、ゲームの戦績等の成績を示すゲーム成績情報、ゲームの操作ログを示すゲーム操作ログ情報、ゲームのプレイの詳細ログを示すゲームプレイ詳細ログ情報、相手プレーヤーに関する情報であるゲーム相手プレーヤー情報、味方プレーヤーに関する情報であるゲーム味方プレーヤー情報、競合プレーヤーに関する情報であるゲーム競合プレーヤー情報、ゲームを閲覧した者(閲覧者)に関する情報であるゲーム閲覧者情報、自身(当該居住者)の過去のゲームプレイに関する情報である過去ゲームプレイ情報、自身(当該居住者)のゲームの目標に関する情報であるゲーム目標情報、ゲームのプレイの評価を示すゲームプレイ評価情報、ゲームのプレイ(プレイゲームと呼ばれてもよい。)に関するログ(履歴と呼ばれてもよい。)を示すゲームプレイログ情報等のうちの一部又は全部が含まれている。
なお、当該ゲーム情報には、当該ゲームプレイ時間情報、当該ゲームプレイ長さ情報、当該ゲーム種類情報、当該ゲーム成績情報、当該ゲーム操作ログ情報、当該ゲームプレイ詳細ログ情報、当該ゲーム相手プレーヤー情報、当該ゲーム味方プレーヤー情報、当該ゲーム競合プレーヤー情報、当該ゲーム閲覧者情報、当該過去ゲームプレイ情報、当該ゲーム目標情報、当該ゲームプレイ評価情報、当該ゲームプレイログ情報のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該ゲームプレイ時間情報、当該ゲームプレイ長さ情報、当該ゲーム種類情報、当該ゲーム成績情報、当該ゲーム操作ログ情報、当該ゲームプレイ詳細ログ情報、当該ゲーム味方プレーヤー情報、当該ゲーム相手プレーヤー情報、当該ゲーム競合プレーヤー情報、当該ゲーム閲覧者情報、当該過去ゲームプレイ情報、当該ゲーム目標情報、当該ゲームプレイ評価情報、当該ゲームプレイログ情報のうちの一部又は全部に加えて、当該居住者のゲームに関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、ゲームプレイ詳細ログ情報は、例えば、ミリ秒単位のように短い時間間隔での詳細なプレイログの情報である。
また、本実施形態では、ゲームの成績には、ゲームにおける相手プレーヤーとの戦いの結果を示す戦績が含まれる。なお、ゲームとしては、相手プレーヤーが存在しないゲームに適用されてもよい。相手プレーヤーが存在するゲームとしては、例えば、バトルゲーム、レースゲーム、サバイバルゲーム、将棋ゲーム、チェスゲーム、麻雀ゲーム、カードゲームなどがある。相手プレーヤーが存在しないゲームとしては、例えば、一人用の謎解きゲーム、一人用のロールプレイゲームなどがある。相手プレーヤーが存在しないゲームにおいても、閲覧者が存在し得る。
また、本実施形態では、ゲーム相手プレーヤー情報とゲーム競合プレーヤー情報とを別の情報として区別して説明する。本実施形態では、ゲーム相手プレーヤー情報はゲームの相手となったプレーヤーに関する情報であり、ゲーム競合プレーヤー情報はゲームの相手となったかどうかにかかわらず競合するプレーヤーに関する情報である。なお、他の構成例として、ゲーム相手プレーヤー情報とゲーム競合プレーヤー情報とが、区別されずに、同じ情報として扱われる構成が用いられてもよい。
また、ある居住者のゲーム相手プレーヤー情報には、例えば、ゲーム相手プレーヤーの詳細情報が含まれていてもよい。ゲーム相手プレーヤーの詳細情報は、ゲーム相手プレーヤーの名前(本名ではなく、ゲームにおける名前でもよい)、年齢、ゲーム歴、一緒にゲームをした日時、一緒にゲームをした回数などのうちの1つ以上の情報であってもよい。 また、ある居住者のゲーム相手プレーヤー情報には、相手プレーヤーの人数を示す情報が含まれていてもよい。
また、ある居住者のゲーム味方プレーヤー情報には、例えば、ゲーム味方プレーヤーの詳細情報が含まれていてもよい。ゲーム味方プレーヤーの詳細情報は、ゲーム味方プレーヤーの名前(本名ではなく、ゲームにおける名前でもよい)、年齢、ゲーム歴、一緒にゲームをした日時、一緒にゲームをした回数などのうちの1つ以上の情報であってもよい。 また、ある居住者のゲーム味方プレーヤー情報には、味方プレーヤーの人数を示す情報が含まれていてもよい。
なお、同一の者が相手プレーヤーと味方プレーヤーとの両方に該当する場合があってもよい。
また、ある居住者のゲーム競合プレーヤー情報には、例えば、ゲーム競合プレーヤーの詳細情報が含まれていてもよい。ゲーム競合プレーヤーの詳細情報は、ゲーム競合プレーヤーの名前(本名ではなく、ゲームにおける名前でもよい)、年齢、ゲーム歴、一緒にゲームをした日時、一緒にゲームをした回数などのうちの1つ以上の情報であってもよい。 また、ある居住者のゲーム競合プレーヤー情報には、例えば、競合プレーヤーとの戦績比較を示す情報が含まれてもよい。
また、ある居住者の過去ゲームプレイ情報には、例えば、自身の過去のゲームプレイとの戦績比較を示す情報が含まれてもよい。
また、ある居住者のゲーム目標情報には、例えば、自身の目標との戦績比較(例えば、自分が目指したい実績との比較)を示す情報が含まれてもよい。
ある居住者のゲーム閲覧者情報には、例えば、当該居住者がプレイしたゲームの閲覧者に関して、閲覧者の名前(本名ではなく、ゲームにおける名前でもよい)、年齢、ゲーム歴、ゲームを閲覧した日時、ゲームを閲覧した回数などのうちの1つ以上の情報であってもよい。
また、ある居住者のゲーム閲覧者情報には、閲覧者の人数を示す情報が含まれていてもよい。
なお、同一の者がプレーヤーと閲覧者との両方に該当する場合があってもよい。
閲覧者は、例えば、ゲームのプレイ内容を第三者の立場で閲覧することができ、具体例として、麻雀ゲームあるいはカードゲームなどにおいて、すべてのプレーヤーの手の内(例えば、麻雀の配牌あるいはカードの手札)を見ることができる。
ゲームの閲覧としては、例えば、ゲームのプレイ内容自体のリアルタイムの閲覧ばかりでなく、ゲームのプレイ内容が動画として投稿された投稿動画の閲覧(視聴)であってもよい。
ある居住者のゲームプレイ評価情報には、閲覧者によって書き込みなどされた評価の内容を示す情報が含まれてもよい。当該評価は、例えば、「いいね」または「よくないね」などのコメントであってもよい。また、ある居住者のゲームプレイ評価情報には、機械による評価を示す情報が含まれてもよい。
なお、本実施形態では、ゲームプレイ評価情報とゲーム成績情報とを区別して示したが、例えば、ゲームプレイ評価情報にゲーム成績情報が含まれてもよい。
なお、ゲームプレイログ情報には、ゲームプレイに関する様々なログの情報が含まれてもよく、例えば、他の各種の情報のうちの1つ以上が含まれてもよい。
サーバー20は、例えば、ある居住者のゲーム情報を、情報処理端末30、端末装置40、あるいは、ネットワークNWのうちの一部又は全部を介して取得する。サーバー20は、例えば、ネットワークNWを介して、当該居住者が利用するゲームサービスのサイトにアクセスし、当該サイトからゲーム情報のうちの一部又は全部を取得してもよい。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、第1情報は、ゲームについて、プレイ日時、プレイ時間、ゲーム種類、戦績、操作ログ、詳細ログ、相手プレーヤー、味方プレーヤー、または、閲覧者のうちの1つ以上に関する情報を含む。また、第1情報は、ゲームについて、他の様々な情報を含んでもよい。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、ゲームのサービス利用者に適したサービスを提供することができる。
また、ある居住者の動画投稿情報には、例えば、投稿動画の投稿時間(投稿の年月日および時刻のうちの一部又は全部であり、例えば、日時)を示す動画投稿時間情報、投稿動画の長さ(例えば、時間)を示す投稿動画長さ情報、投稿動画の種類(ジャンルと呼ばれてもよい。)を示す投稿動画種類情報、動画投稿の曜日を示す動画投稿曜日情報、動画投稿の季節を示す動画投稿季節情報、投稿動画のサムネイルに使用された画像情報を示す動画投稿サムネイル情報、投稿動画の視聴履歴を示す投稿動画視聴履歴情報、投稿動画の視聴回数を示す投稿動画視聴回数情報、投稿動画に対する評価(例えば、「いいね」または「よくないね」など)を示す投稿動画評価情報、動画投稿サービスにおけるチャンネル登録に関する情報を示す動画投稿チャンネル登録情報、動画投稿サービスにおいて関連付けされた動画情報を示す動画投稿関連付け動画情報、投稿動画に付随する広告に関する情報である投稿動画広告情報、動画投稿に関するログ(履歴と呼ばれてもよい。)を示す動画投稿ログ情報等のうちの一部又は全部が含まれている。
なお、当該動画投稿情報には、当該動画投稿時間情報、当該投稿動画長さ情報、当該投稿動画種類情報、当該動画投稿曜日情報、当該動画投稿季節情報、当該動画投稿サムネイル情報、当該投稿動画視聴履歴情報、当該投稿動画視聴回数情報、当該投稿動画評価情報、当該動画投稿チャンネル登録情報、当該動画投稿関連付け動画情報、当該投稿動画広告情報、当該動画投稿ログ情報のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該動画投稿時間情報、当該投稿動画長さ情報、当該投稿動画種類情報、当該動画投稿曜日情報、当該動画投稿季節情報、当該動画投稿サムネイル情報、当該投稿動画視聴履歴情報、当該投稿動画視聴回数情報、当該投稿動画評価情報、当該動画投稿チャンネル登録情報、当該動画投稿関連付け動画情報、当該投稿動画広告情報、当該動画投稿ログ情報のうちの一部又は全部に加えて、当該居住者の動画投稿に関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、本実施形態では、投稿動画視聴履歴情報と投稿動画視聴回数情報とを区別して示したが、例えば、投稿動画視聴履歴情報に投稿動画視聴回数情報が含まれてもよい。 また、投稿動画評価情報には、視聴者による評価を示す情報が含まれるが、機械による評価を示す情報が含まれてもよい。
また、ある居住者の動画投稿チャンネル登録情報には、投稿動画がチャンネル登録に繋がったかどうかを表す情報が含まれてもよい。なお、投稿動画がチャンネル登録に繋がったかどうかを表す情報は、例えば、確定した情報であってもよく、あるいは、推定された情報であってもよい。
また、ある居住者の動画投稿チャンネル登録情報には、チャンネル登録者数のトレンドを示す情報が含まれてもよい。当該トレンドは、例えば、当該居住者のチャンネル登録数に関するトレンドであってもよく、あるいは、当該居住者以外の者のチャンネル登録数に関するトレンドであってもよい。
また、ある居住者の投稿動画広告情報には、投稿動画に付けられた広告に関する情報として、当該広告の視聴回数又は当該広告による収入等の成果を表す情報が含まれていてもよい。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、第1情報は、動画投稿について、投稿日時、動画の時間、動画の種類、投稿の曜日、投稿の季節、投稿動画のサムネイルに使用した画像、視聴履歴、視聴回数、評価、チャンネル登録、関連付けられた動画、または、広告のうちの1つ以上に関する情報を含む。また、第1情報は、動画投稿について、他の様々な情報を含んでもよい。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、動画投稿のサービス利用者に適したサービスを提供することができる。
サーバー20は、例えば、ある居住者の動画投稿情報を、情報処理端末30、端末装置40、あるいは、ネットワークNWのうちの一部又は全部を介して取得する。サーバー20は、例えば、ネットワークNWを介して、当該居住者が利用する動画投稿サービスのサイトにアクセスし、当該サイトから動画投稿情報のうちの一部又は全部を取得してもよい。
また、ある居住者のアカウント情報には、当該居住者に割り当てられたアカウントの情報が含まれている。当該アカウントは、例えば、情報処理端末30あるいは端末装置40の動作時に使用される。
なお、同一の居住者について、例えば、情報処理端末30と端末装置40とで、異なるアカウントが割り当てられてもよく、あるいは、同一のアカウントが使用可能であってもよい。
同一の居住者について複数のアカウントが割り当てられる場合、当該居住者のアカウント情報には、これら複数のアカウントの情報が含まれてもよい。
サーバー20は、例えば、ある居住者のアカウント情報を、情報処理端末30、端末装置40、あるいは、ネットワークNWのうちの一部又は全部を介して取得する。例えば、当該アカウント情報は、当該居住者が情報処理端末30あるいは端末装置40を操作することで、これらの装置からサーバー20に通知されてもよい。
他の例として、当該アカウント情報は、例えば、サーバー20を操作するオペレータが、当該居住者からの申請を受けて、サーバー20に入力することで、サーバー20に通知されてもよい。
また、ある居住者のバイタル情報には、例えば、当該居住者の睡眠に関する睡眠関連情報、当該居住者の身体に関する身体情報、当該居住者の血圧を示す血圧情報、当該居住者の脈拍を示す脈拍情報、当該居住者の体温を示す体温情報、当該居住者の酸素飽和度を示す酸素飽和度情報、当該居住者の血糖値を示す血糖値情報等のうちの一部又は全部が含まれている。
なお、当該バイタル情報には、当該睡眠関連情報、当該身体情報、当該血圧情報、当該脈拍情報、当該体温情報、当該酸素飽和度情報、当該血糖値情報のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該睡眠関連情報、当該身体情報、当該血圧情報、当該脈拍情報、当該体温情報、当該酸素飽和度情報、当該血糖値情報のうちの一部又は全部に加えて、当該居住者のバイタルに関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
また、ある居住者の睡眠関連情報には、例えば、当該居住者の睡眠時間を示す睡眠時間情報、当該居住者の睡眠の深さを示す睡眠深度情報等のうちの一部又は全部が含まれている。
なお、当該睡眠関連情報には、当該睡眠時間情報と当該睡眠深度情報とのうちのいずれか一方又は両方に代えて、又は、当該睡眠時間情報と当該睡眠深度情報とのうちのいずれか一方又は両方に加えて、当該居住者の睡眠に関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
また、ある居住者の身体情報には、例えば、当該居住者の体重を示す体重情報、当該居住者の体脂肪を示す体脂肪情報等のうちの一部又は全部が含まれている。
なお、当該身体情報には、当該体重情報と当該体脂肪情報とのうちのいずれか一方又は両方に代えて、当該体重情報と当該体脂肪情報とのうちのいずれか一方又は両方に加えて、当該居住者の身体に関する他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、サーバー20は、例えば、ある居住者のバイタル情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)、スマートウォッチ、体組成計、血圧計、脈拍計、体温計、酸素飽和度を計測する機器、血糖値を計測する機器、睡眠センサー等のうちの一部又は全部を介して取得する。
なお、スマートウォッチ、体組成計、血圧計、脈拍計、体温計、酸素飽和度を計測する機器、血糖値を計測する機器、睡眠センサー等は、無線又は有線を介して、当該情報処理端末と通信可能に接続される構成であってもよい。この場合、サーバー20は、当該バイタル情報を、当該情報処理端末を介して取得する。この場合、例えば、サーバー20は、図1に示した情報処理端末30から、第1居住者のバイタル情報を取得する。なお、情報処理端末30の代わりに、端末装置40が用いられてもよい。
また、サーバー20は、例えば、ある居住者の住戸内位置情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)のGPS(Global Positioning System)、当該居住者が居住する住戸内に設けられた人感センサーまたはカメラ等のうちの一部又は全部を介して取得する。なお、人感センサー等は、無線又は有線を介して、当該情報処理端末と通信可能に接続される構成であってもよい。この場合、サーバー20は、当該住戸内位置情報を、当該情報処理端末を介して取得する。この場合、例えば、サーバー20は、図1に示した情報処理端末30から、第1居住者の住戸内位置情報を取得する。
また、サーバー20は、例えば、ある居住者の住戸外位置情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)のGPS等から取得する。
また、ある居住者のスケジュール情報には、例えば、当該居住者の業務タスクの総量を示す業務タスク総量情報、当該居住者の業務タスク毎の締め切り(納期)を示す業務タスク締切情報、当該居住者の業務タスク毎の進行度を示す業務タスク進行度情報、当該居住者の勤務時間を示す勤務時間情報、当該居住者の勤務の予定を示す勤務予定情報、当該居住者のプライベートの予定を示すプライベート予定情報、当該居住者の移動予定毎の経路探索情報、登録されている共用使用品の空き状況を示す情報等のうちの一部又は全部が含まれている。
なお、スケジュール情報には、当該居住者の業務タスクの総量を示す業務タスク総量情報、当該居住者の業務タスク毎の締め切りを示す業務タスク締切情報、当該居住者の業務タスク毎の進行度を示す業務タスク進行度情報、当該居住者の勤務時間を示す勤務時間情報、当該居住者の勤務の予定を示す勤務予定情報、当該居住者のプライベートの予定を示すプライベート予定情報、当該居住者の移動予定毎の経路探索情報、登録されている共用使用品の空き状況を示す情報等のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該居住者の業務タスクの総量を示す業務タスク総量情報、当該居住者の業務タスク毎の締め切りを示す業務タスク締切情報、当該居住者の業務タスク毎の進行度を示す業務タスク進行度情報、当該居住者の勤務時間を示す勤務時間情報、当該居住者の勤務の予定を示す勤務予定情報、当該居住者のプライベートの予定を示すプライベート予定情報、当該居住者の移動予定毎の経路探索情報、登録されている共用使用品の空き状況を示す情報等のうちの一部又は全部に加えて、他の情報が含まれる構成であってもよい。
プライベート予定情報には、例えば、旅行などの出かけの予定の情報が含まれてもよい。
スケジュール情報には、経路探索の結果として得られた移動時間が反映されてもよい。
このように、本実施形態では、スケジュール情報には、居住者の仕事のスケジュールに関する情報、および、当該居住者のプライベートのスケジュールに関する情報が含まれる。
なお、本実施形態では、居住者にとって、eSportsまたは動画投稿は副業または趣味であり、当該居住者は会社勤務などの本業を持っていることを想定しているが、これに限られない。
ここで、サーバー20は、例えば、ある居住者のスケジュール情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC等のうちの一部又は全部を介して取得する。なお、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC等は、無線又は有線を介して、当該情報処理端末と通信可能に接続される構成であってもよい。この場合、サーバー20は、当該スケジュール情報を、当該情報処理端末などを介して取得する。この場合、例えば、サーバー20は、図1に示した情報処理端末30あるいは端末装置40から、第1居住者のスケジュール情報を取得する。
また、ある居住者の嗜好情報には、例えば、当該居住者の好きな飲食物を示す情報、当該居住者の好きな音楽を示す情報、当該居住者の好きな映画を示す情報、当該居住者の好きな本を示す情報、当該居住者の好きな地域を示す情報、当該居住者の好きな国を示す情報、当該居住者の好きなファッションを示す情報、当該居住者の好きな趣味を示す情報、当該居住者の嫌いな飲食物を示す情報、当該居住者の嫌いな音楽を示す情報、当該居住者の嫌いな映画を示す情報、当該居住者の嫌いな本を示す情報、当該居住者の嫌いな地域を示す情報、当該居住者の嫌いな国を示す情報、当該居住者の嫌いなファッションを示す情報、当該居住者の嫌いな趣味を示す情報等のうちの一部又は全部が含まれている。
なお、嗜好情報には、当該居住者の好きな飲食物を示す情報、当該居住者の好きな音楽を示す情報、当該居住者の好きな映画を示す情報、当該居住者の好きな本を示す情報、当該居住者の好きな地域を示す情報、当該居住者の好きな国を示す情報、当該居住者の好きなファッションを示す情報、当該居住者の好きな趣味を示す情報、当該居住者の嫌いな飲食物を示す情報、当該居住者の嫌いな音楽を示す情報、当該居住者の嫌いな映画を示す情報、当該居住者の嫌いな本を示す情報、当該居住者の嫌いな地域を示す情報、当該居住者の嫌いな国を示す情報、当該居住者の嫌いなファッションを示す情報、当該居住者の嫌いな趣味を示す情報等のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該居住者の好きな飲食物を示す情報、当該居住者の好きな音楽を示す情報、当該居住者の好きな映画を示す情報、当該居住者の好きな本を示す情報、当該居住者の好きな地域を示す情報、当該居住者の好きな国を示す情報、当該居住者の好きなファッションを示す情報、当該居住者の好きな趣味を示す情報、当該居住者の嫌いな飲食物を示す情報、当該居住者の嫌いな音楽を示す情報、当該居住者の嫌いな映画を示す情報、当該居住者の嫌いな本を示す情報、当該居住者の嫌いな地域を示す情報、当該居住者の嫌いな国を示す情報、当該居住者の嫌いなファッションを示す情報、当該居住者の嫌いな趣味を示す情報等のうちの一部又は全部に加えて、他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、サーバー20は、例えば、ある居住者の嗜好情報を、当該居住者が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン等)、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC等のうちの一部又は全部を介して取得する。なお、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC等は、無線又は有線を介して、当該情報処理端末と通信可能に接続される構成であってもよい。この場合、サーバー20は、当該嗜好情報を、当該情報処理端末などを介して取得する。この場合、例えば、サーバー20は、図1に示した情報処理端末30あるいは端末装置40から、第1居住者のスケジュール情報を取得する。
なお、サーバー20は、集合住宅Mに含まれる複数の住戸毎に、住戸の居住者の居住者関連情報と、当該居住者関連情報以外の他の情報とに基づいて、N個の居住環境構成装置10と情報処理端末30と端末装置40に関する制御を行う構成であってもよい。ある住戸についての当該他の情報としては、例えば、当該住戸に関する住戸情報、当該住戸を含む所定範囲の環境に関する環境情報等が挙げられる。当該所定範囲は、当該住戸を中心とした所定半径の円領域内を示す構成であってもよく、当該住戸に応じた他の方法によって決められた範囲であってもよい。以下では、当該所定範囲を、当該住戸の周辺と称して説明する。
ある住戸に関する住戸情報には、例えば、当該住戸の間取りを示す間取り情報、当該住戸の階数を示す階数情報、当該住戸の住所を示す住所情報、当該住戸の周辺に位置する施設を示す周辺施設情報、当該住戸の日当たりなどの立地を示す立地情報、当該住戸に設けられている設備を示す設備情報、当該住戸の管理会社を示す管理会社情報等のうちの一部又は全部が含まれている。
なお、当該住戸情報には、当該住戸の間取りを示す間取り情報、当該住戸の階数を示す階数情報、当該住戸の住所を示す住所情報、当該住戸の周辺に位置する施設を示す周辺施設情報、当該住戸の日当たりなどの立地を示す立地情報、当該住戸に設けられている設備を示す設備情報、当該住戸の管理会社を示す管理会社情報等のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該住戸の間取りを示す間取り情報、当該住戸の階数を示す階数情報、当該住戸の住所を示す住所情報、当該住戸の周辺に位置する施設を示す周辺施設情報、当該住戸の日当たりなどの立地を示す立地情報、当該住戸に設けられている設備を示す設備情報、当該住戸の管理会社を示す管理会社情報等のうちの一部又は全部に加えて、他の情報が含まれる構成であってもよい。
ここで、ある住戸の周辺施設情報が示す施設としては、例えば、当該住戸の周辺に位置するスポーツジム、飲食店、スーパーマーケット、駅、カーシェアリングの車両の貸出場所等が挙げられるが、これらに限られるわけではない。
また、ある住戸の設備情報が示す設備としては、例えば、当該住戸に備え付けられた調理器具、当該住戸に備え付けられた給湯器、浴室、エアーコンディショナー、空気清浄機等が挙げられるが、これらに限られるわけではない。
なお、設備情報には、例えば、設備の設置のされ方などの情報が含まれていてもよい。設備の設置のされ方の情報としては、例えば、表示ディスプレイ(表示装置と呼ばれてもよい。)が設置されている位置、または、表示ディスプレイが向いている方角などの情報がある。
サーバー20は、例えば、ある住戸の住戸情報を、ネットワークNWを介して、当該住戸の管理会社のサーバー等から取得する。なお、サーバー20は、当該住戸情報を、他の方法により取得する構成であってもよい。
また、ある住戸の周辺の環境に関する環境情報には、例えば、当該住戸の周辺の気象(例えば、晴れ、雨、曇り等)、風速、気圧等を示す気象関連情報、当該住戸の周辺の季節を示す季節情報、当該住戸に備え付けられた各種のセンサーから出力されるセンサー情報、当該住戸の周辺における事件を示す事件情報、当該住戸の周辺における景気を示す景気情報、当該住戸の周辺における感染症の発生の有無を示す感染症情報、当該住戸の周辺の現在時刻を示す現在時刻情報、SNSなどでの流行および話題を示すSNS情報等のうちの一部又は全部が含まれている。
なお、当該環境情報には、当該気象関連情報、当該季節情報、当該センサー情報、当該事件情報、当該景気情報、当該感染症情報、当該現在時刻情報等のうちの一部又は全部に代えて、又は、当該気象関連情報、当該季節情報、当該センサー情報、当該事件情報、当該景気情報、当該感染症情報、当該現在時刻情報等のうちの一部又は全部に加えて、当該住戸の周辺の環境に応じた他の情報が含まれる構成であってもよい。
気象関連情報には、例えば、天気予報のように、予報を示す情報が含まれていてもよい。
環境情報としては、例えば、ある住戸の周辺以外の環境に関する情報が用いられてもよく、特に、SNS情報は全国的または全世界的である場合も多い。
また、環境情報としては、他の任意の社会環境の情報が用いられてもよい。このように、本実施形態では、ある居住者の個人的な情報ばかりでなく、その外部にある社会環境の情報が用いられてもよい。
ここで、当該住戸に備え付けられた各種のセンサーとしては、例えば、照度計、色温度計、温度計、湿度計、塵埃を計測する機器、花粉を計測する機器、芳香を計測する機器等が挙げられるが、これらに限られるわけではない。
サーバー20は、例えば、ある住戸の環境情報を、ネットワークNW、当該住戸に備え付けられた各種のセンサー等を介して取得する。なお、サーバー20は、当該環境情報を、他の方法により取得する構成であってもよい。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、第1情報は、サービス利用者のバイタルに関する情報を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者のバイタルに関する情報に基づいて、サービス利用者に適したサービスを提供することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、第1情報は、サービス利用者の位置に関する情報を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者の位置に関する情報に基づいて、サービス利用者に適したサービスを提供することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、第1情報は、サービス利用者のスケジュールに関する情報を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者のスケジュールに関する情報に基づいて、サービス利用者に適したサービスを提供することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、第1情報は、サービス利用者の住戸に関する情報を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者の住戸に関する情報に基づいて、サービス利用者に適したサービスを提供することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、第1情報は、環境に関する情報を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、環境に関する情報に基づいて、サービス利用者に適したサービスを提供することができる。
以下では、一例として、サーバー20が、集合住宅Mに含まれる複数の住戸毎に、住戸の居住者の居住者関連情報と、当該住戸の住戸情報と、当該住戸の環境情報とに基づいて、N個の居住環境構成装置10と情報処理端末30と端末装置40に関する制御を行う場合について説明する。
<サーバーが行う処理の概要>
図2は、サーバー20が行う処理の概要を示す図である。
図2に示したように、サーバー20は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、居住者関連情報D1と、住戸情報D2と、環境情報D3とを取得する。
居住者関連情報D1には、バイタル情報D11と、住戸内位置情報D12と、住戸外位置情報D13と、スケジュール情報D14と、嗜好情報D15と、ゲーム情報D111と、動画投稿情報D112と、アカウント情報D113と、が含まれている。
サーバー20は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に取得した居住者関連情報D1、住戸情報D2、環境情報D3に基づいて、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、表示装置の制御S1と、オーディオ装置の制御S2と、光環境装置の制御S3と、空気環境装置の制御S4と、情報の提示の制御S5と、依頼またはキャンセルの制御S6と、配送の制御S7と、を行う。
なお、本実施形態では、依頼またはキャンセルの制御S6と、配送の制御S7とを区別して説明するが、依頼またはキャンセルの制御S6に配送の制御S7が含まれてもよい。すなわち、依頼またはキャンセルの制御S6が、配送の依頼から実際の配送までを含み、配送のキャンセルを含むと捉えられてもよい。
ここで、本実施形態では、サーバー20は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、居住者関連情報D1と、住戸情報D2と、環境情報D3とを取得する場合を示すが、他の構成例として、これらの情報のうちの一部または全部が居住者(サービス利用者)毎に対応付けられていてもよい。住戸と居住者(サービス利用者)とが1対1で対応する場合には、これらの情報に住戸と居住者(サービス利用者)との任意の一方または両方が対応付けられる。
なお、サーバー20は、集合住宅Mに含まれる複数の住戸毎に、当該住戸の住戸情報と、当該住戸の環境情報とのうちのいずれか一方又は両方に基づいて、N個の居住環境構成装置10と情報処理端末30と端末装置40に関する制御を行う場合があってもよい。このような制御を行う場合には、サーバー20は、居住者関連情報を取得しなくてもよい。
<サーバーのハードウェア構成>
図3は、サーバー20のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバー20は、例えば、プロセッサー21と、記憶部22と、通信部23と、を備える。これらの構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。また、サーバー20は、通信部23を介して、集合住宅Mに含まれる各住戸が備えるN個の居住環境構成装置10、情報処理端末30、端末装置40のそれぞれ等と通信を行う。
プロセッサー21は、例えば、サーバー20の全体を制御する。例えば、プロセッサー21は、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサー21は、記憶部22に格納された各種のプログラムを実行する。
なお、他の構成例として、プロセッサー21に代えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が用いられてもよい。
記憶部22は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む。なお、記憶部22は、サーバー20に内蔵されるものに代えて、USB(Universal Serial Bus)等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置であってもよい。記憶部22は、サーバー20が処理する各種の情報、各種の画像、各種のプログラム等を格納する。
通信部23は、例えば、アンテナ、USB等のデジタル入出力ポート、イーサネット(登録商標)ポート等を含んで構成される。
なお、サーバー20は、キーボード、マウス、タッチパッド等の入力装置を備える構成であってもよい。また、サーバー20は、液晶ディスプレイパネル、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイパネル等を含む表示装置を備える構成であってもよい。
<サーバーの機能構成>
図4は、サーバー20の機能構成の一例を示す図である。
サーバー20は、記憶部22と、通信部23と、制御部24を備える。
なお、本実施形態では、サーバー20が内部の記憶部22を使用する場合を説明するが、他の構成例として、サーバー20は、外部のデータベース等を利用してもよい。
制御部24は、サーバー20の全体を制御する。制御部24は、例えば、情報取得部241と、記憶制御部242と、特定部243と、装置制御部244と、情報提示部245と、依頼部246と、配送制御部247と、課金部248と、を備える。制御部24が備えるこれらの機能部は、例えば、プロセッサー21が、記憶部22に記憶された各種のプログラムを実行することにより実現される。また、当該機能部のうちの一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
情報取得部241は、通信部23を介して、他の装置から各種の情報を取得する。例えば、情報取得部241は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、住戸の居住者に関する居住者関連情報D1と、住戸の住戸情報D2と、住戸の環境情報D3との3つの情報を取得する。
また、情報取得部241は、例えば、サーバー20を操作するオペレータから情報を受け付けて取得してもよい。
記憶制御部242は、記憶部22への情報の記憶を制御する。例えば、記憶制御部242は、情報取得部241により住戸毎に取得された3つの情報を記憶部22に記憶させる。
特定部243は、情報取得部241により住戸毎に取得された3つの情報のうちの1つ以上に基づいて、集合住宅Mに含まれる住戸毎(本実施形態では、サービス利用者毎)に、居住環境構成装置10、情報処理端末30、および端末装置40などに関する制御内容(制御態様)を特定する。
ここで、本実施形態では、特定部243は、例えば、ゲーム情報D111と動画投稿情報D112とのうちの少なくとも一方を含む情報に基づいて制御内容を特定するが、他の例として、ゲーム情報D111および動画投稿情報D112以外の情報に基づいて制御内容を特定する場合があってもよい。
具体例として、特定部243は、情報取得部241により住戸毎に取得された3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、住戸が備えるN個の居住環境構成装置10それぞれを制御する制御パラメータとして好適なパラメータを特定する。特定部243は、例えば、ニューラルネットワーク、深層学習等の機械学習のモデルを用いて、このような制御パラメータの特定を行う。なお、特定部243は、機械学習のモデルを用いる方法に代えて、他の方法を用いて、このような制御パラメータの特定を行う構成であってもよい。
なお、制御パラメータには、情報の提示(例えば、表示内容あるいは出力音声内容の提示)を行うためのパラメータが含まれてもよい。
また、特定部243は、情報取得部241により住戸毎に取得された3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、集合住宅Mに含まれる住戸毎(本実施形態では、サービス利用者毎)に、情報処理端末30および端末装置40に提示する情報として好適な情報を特定する。なお、情報の提示が不要である場合には、特定部243は、そのように判断する。
また、特定部243は、情報取得部241により住戸毎に取得された3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、集合住宅Mに含まれる住戸毎(本実施形態では、サービス利用者毎)に、依頼またはキャンセルとして好適な作業を特定する。なお、依頼またはキャンセルが不要である場合には、特定部243は、そのように判断する。
また、特定部243は、情報取得部241により住戸毎に取得された3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、集合住宅Mに含まれる住戸毎(本実施形態では、サービス利用者毎)に、配送に関して好適な作業を特定する。なお、配送が不要である場合には、特定部243は、そのように判断する。
装置制御部244は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、特定部243により特定された制御内容(例えば、制御パラメータ)に基づいて、住戸が備えるN個の居住環境構成装置10のそれぞれを制御する。
情報提示部245は、集合住宅Mに含まれる住戸毎(本実施形態では、サービス利用者毎)に、特定部243により特定された制御内容に基づいて、情報処理端末30と端末装置40との一方または両方に、当該制御内容に応じた情報を提示する制御を行う。当該制御は、例えば、サーバー20から情報処理端末30と端末装置40との一方または両方に当該情報を送信する制御であってもよく、あるいは、他のサーバーなどから情報処理端末30と端末装置40との一方または両方に当該情報を送信させる制御であってもよい。
依頼部246は、集合住宅Mに含まれる住戸毎(本実施形態では、サービス利用者毎)に、特定部243により特定された制御内容に基づいて、依頼または依頼のキャンセルを実行する制御を行う。当該制御は、例えば、依頼先の者または装置がサーバー20のある場所に存在する場合には、このような者または装置に直接的に依頼またはキャンセルを通知する制御であってもよく、あるいは、依頼先の者または装置がサーバー20のある場所から離れている場合には、通信部23を介して、このような者または装置に依頼またはキャンセルを通知する制御であってもよい。
配送制御部247は、集合住宅Mに含まれる住戸毎(本実施形態では、サービス利用者毎)に、特定部243により特定された制御内容に基づいて、配送を実行する制御を行う。当該制御は、例えば、配送する者または装置がサーバー20のある場所に存在する場合には、このような者または装置に直接的に配送の実行を通知する制御であってもよく、あるいは、配送する者または装置がサーバー20のある場所から離れている場合には、通信部23を介して、このような者または装置に配送を通知する制御であってもよい。
課金部248は、集合住宅Mに含まれる住戸毎(本実施形態では、サービス利用者毎)に、装置制御部244、情報提示部245、依頼部246、および、配送制御部247による制御に応じて、住戸の居住者にサービス提供システム1の使用料等の料金を課金する。
<サーバーがサービスを提供する処理>
図5は、サーバー20がサービスを提供する処理の流れの一例を示す図である。
以下では、一例として、第1住戸RMの第1居住者に対するサービスをサーバー20が提供する処理を例に挙げて説明する。
本実施形態では、当該サービスには、居住環境構成装置10に関する制御を行うサービス、情報処理端末30に関する制御を行うサービス、端末装置40に関する制御を行うサービス、などが含まれる。
また、以下では、一例として、図5に示したステップS110の処理が行われるよりも前のタイミングにおいて、サービスを提供する処理をサーバー20に開始させる処理開始操作をサーバー20が受け付けている場合について説明する。例えば、サーバー20は、処理開始操作を、情報処理端末30あるいは端末装置40から受け付けてもよい。
この場合、情報処理端末30あるいは端末装置40は、例えば、第1居住者からの操作に応じて、サーバー20にログインする。そして、情報処理端末30あるいは端末装置40は、第1居住者からの操作に応じて、処理開始操作を示す情報をサーバー20に送信する。サーバー20は、当該情報を取得した場合、当該情報が示す処理開始操作を受け付ける。この場合、サーバー20は、第1居住者に対してサービスを提供する処理として、図5に示したフローチャートの処理を開始する。
なお、情報処理端末30あるいは端末装置40がサーバー20にログインする方法は、既知の方法であってもよく、これから開発される方法であってもよい。また、サーバー20は、例えば、図5に示したフローチャートの処理を終了させる操作を受け付けるまで、当該処理を繰り返して行う。
情報取得部241は、情報処理端末30、端末装置40、あるいは、ネットワークNW等を介して、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を取得する(ステップS110)。
次に、記憶制御部242は、ステップS110において取得した3つの情報を記憶部22に記憶させる(ステップS120)。なお、サーバー20は、ステップS120の処理を省略する構成であってもよい。
次に、特定部243は、ステップS120において記憶部22に記憶させた3つの情報のうちの一部又は全部に基づいて、制御内容を特定する(ステップS130)。当該制御内容には、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10のそれぞれを制御する制御内容、情報処理端末30に情報を提示する制御内容、端末装置40に情報を提示する制御内容、依頼またはキャンセルに関する制御内容、配送に関する制御内容などのうちの1つ以上が含まれる。
次に、サーバー20は、特定部243によって特定された制御内容に基づいて、各種の制御を実行する(ステップS140)。
具体的には、装置制御部244は、ステップS130において特定された制御パラメータに基づいて、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10のそれぞれを制御する。
情報提示部245は、ステップS130において特定された制御内容に基づいて、情報の提示が必要である場合には、情報処理端末30と端末装置40との一方又は両方に情報を提示する制御を行う。
依頼部246は、ステップS130において特定された制御内容に基づいて、依頼またはキャンセルが必要である場合には、依頼またはキャンセルをする制御を行う。
配送制御部247は、ステップS130において特定された制御内容に基づいて、配送に関する制御が必要である場合には、配送に関する制御を行う。
なお、本実施形態では、N個の居住環境構成装置10の制御は必ず行われる場合を示しているが、他の構成例として、N個の居住環境構成装置10の制御が行われるときと行われないときがあってもよい。
次に、課金部248は、ステップS140における制御に応じて、第1居住者(本実施形態では、サービス利用者)に、サービス提供システム1によるサービスの使用料等の料金を課金するか否かを判定する(ステップS150)。
ここで、課金部248が第1居住者にサービス提供システム1によるサービスの使用料等の料金を課金しないと判定した場合(ステップS150-NO)、情報取得部241は、ステップS110に遷移し、情報処理端末30、端末装置40、ネットワークNW等を介して、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を再び取得する。その後、ステップS120以降の処理が繰り返して行われる。
一方、課金部248は、第1居住者にサービス提供システム1によるサービスの使用料等の料金を課金すると判定した場合(ステップS150-YES)、ステップS140における制御内容に応じて、第1居住者にサービス提供システム1によるサービスの使用料等の料金を課金する処理を行う(ステップS160)。
そして、情報取得部241は、ステップS110に遷移し、情報処理端末30、端末装置40、ネットワークNW等を介して、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を再び取得する。その後、ステップS120以降の処理が繰り返して行われる。
以上のように、サーバー20は、第1住戸の居住者(本実施形態では、サービス利用者)に対する各種のサービスを提供する制御を行う。
例えば、居住環境構成装置10の制御により、サーバー20は、集合住宅Mに含まれる住戸毎に、住戸の居住者に適した居住環境を、高い精度で構成することができる。
また、例えば、情報処理端末30あるいは端末装置40への情報の提示により、サーバー20は、住戸の居住者に適した情報を、高い精度で提供することができる。
<サーバーによる情報提示、依頼またはキャンセル、配送などの制御>
以下、サーバー20による情報提示、依頼またはキャンセル、配送などの制御の具体例について説明する。以下では、一例として、第1住戸RMの居住者(サービス利用者)にサービスを提供するための制御を例に挙げて、サーバー20によるサービスを提供するための制御の具体例について説明する。なお、当該具体例は、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例でもある。
サーバー20は、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を取得し、取得した3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、各種のサービスを提供するための制御を行う。この制御には、これらの情報の分析(解析)が含まれてもよい。
このようなサーバー20の機能(例えば、分析の機能)は、例えば、機械学習などのAI(Artificial Intelligence)を用いた機能であってもよい。 本実施形態では、このようなサーバー20の機能は、AIを用いたバーチャルな執事(コンシェルジュ)あるいはバーチャルな秘書のようなイメージである。当該機能は、例えば、自動で、必要な情報を管理し、情報提供および助言をする。なお、当該機能は、ゲーム上のNPC(プログラムのプレーヤー)とは違う存在である。
なお、サーバー20は、例えば、2つ以上の異なる種類の情報に基づいて各種のサービスの提供を制御するが、これに限られず、1つの種類の情報に基づいてサービスを提供する場合があってもよい。つまり、本実施形態では、サーバー20は、任意の情報に基づいて任意のサービスの提供を制御してもよい。
サーバー20は、例えば、ゲーム情報D111に基づいて、ゲームに関する様々なサービスを提供する。ここで、サーバー20は、ゲーム情報D111と他の情報に基づいて、ゲームに関する様々なサービスを提供してもよい。
なお、サーバー20は、例えば、ゲーム情報D111以外の情報に基づいて、ゲームに関するサービスを提供する場合があってもよい。
サーバー20は、ゲームに関するサービスの例として、ゲームの戦績のトレンドレポートを情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービス、あるいは、それに関するレコメンド(推奨)の内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
サーバー20は、ゲームに関するサービスの例として、抽出したライバル(例えば、競合の動画投稿者、あるいは、競合プレーヤー)等の競争相手との戦績比較の結果を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
また、サーバー20は、ゲームに関するサービスの例として、このような比較の結果に基づいて、改善すべきポイントのレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
サーバー20は、ゲームに関するサービスの例として、自身(居住者)の過去の戦績と現在の戦績との差分などを情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービス、あるいは、その差分を埋めるための具体的な対処法のレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。このようなレコメンドは、例えば、勝率が高い他のeSportsプレーヤーの情報(例えば、プレイログ)と比較することで特定されてもよい。
サーバー20は、ゲームに関するサービスの例として、自身(居住者)の実際の戦績(過去の戦績)と目標とする戦績との差分などを情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービス、あるいは、その差分を埋めるための具体的な対処法のレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。このようなレコメンドは、例えば、勝率が高い他のeSportsプレーヤーの情報(例えば、プレイログ)と比較することで特定されてもよい。
サーバー20は、ゲームに関するサービスの例として、ゲームの訓練環境のレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。当該訓練環境には、例えば、訓練する日時、訓練する長さ(時間の長さ)、訓練すべきゲーム、訓練した方が良い操作などのうちの1つ以上が含まれてもよい。
ここで、サーバー20は、レコメンドの内容を表示する場合に、レコメンドのコンテンツのサムネイルを表示すること、あるいは、レコメンドのコンテンツを音声で出力することを行ってもよい。
サーバー20は、ゲームに関するサービスの例として、居住者のゲームに関する予定の情報を取得し、当該予定に合わせたコンテンツを情報処理端末30あるいは端末装置40に出力するサービスを行う。
サーバー20は、ゲームに関するサービスの例として、競合プレーヤーの投稿動画の視聴情報をレポートとして、情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービス、あるいは、競合プレーヤーの投稿動画と自身(居住者)の投稿動画との差を分析した結果を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
サーバー20は、ゲームに関するサービスの例として、気象情報を取得し、天気が晴れである場合には居住者に外出を薦める情報を情報処理端末30あるいは端末装置40に出力し、天気が雨である場合には居住者にゲームを薦める情報を情報処理端末30あるいは端末装置40に出力するサービスを行う。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、ゲームについて、戦績比較に関する情報の提示を含む。
例えば、戦績比較に関する情報は、他のプレーヤーとの比較に関する情報と、自身の過去のプレイとの比較に関する情報と、目標となる戦績との比較に関する情報のうちの1つ以上を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、ゲームのサービス利用者に、戦績比較に関する様々な情報を提示することができ、サービス利用者のゲームスキルの向上を支援することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、ゲームに関する推奨情報の提示を含む。
例えば、推奨情報は、コンテンツのサムネイルを含む。
例えば、推奨情報は、音声を含む。
例えば、推奨情報は、ゲームの訓練環境を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、ゲームのサービス利用者に、様々な推奨情報を提示することができ、サービス利用者のゲームスキルの向上を支援することができる。
サーバー20は、例えば、動画投稿情報D112に基づいて、動画投稿に関する様々なサービスを提供する。ここで、サーバー20は、動画投稿情報D112と他の情報に基づいて、動画投稿に関する様々なサービスを提供してもよい。
なお、サーバー20は、例えば、動画投稿情報D112以外の情報に基づいて、動画投稿に関するサービスを提供する場合があってもよい。
サーバー20は、動画投稿に関するサービスの例として、自身(居住者)の投稿動画の視聴情報をレポートとして、情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービス、あるいは、それに関するレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
ここで、投稿動画の視聴情報には、投稿動画の再生トレンドが含まれてもよい。
サーバー20は、動画投稿に関するサービスの例として、他人の投稿動画の視聴情報をレポートとして、情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービス、あるいは、それに関するレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
ここで、投稿動画の視聴情報には、投稿動画の再生トレンドが含まれてもよい。
サーバー20は、動画投稿に関するサービスの例として、自身(居住者)の投稿動画と他人の投稿動画との比較に関する情報(例えば、比較結果の情報)を、情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービス、あるいは、それに関するレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
サーバー20は、動画投稿に関するサービスの例として、広告収入に対する達成度などを情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービス、あるいは、実際の広告収入と目標の広告収入との差分を埋めるための具体的な対処法のレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。このようなレコメンドは、例えば、収入が多い他の動画投稿者(または、他のeSportsプレーヤー)の情報と比較することで特定されてもよい。
例えば、サーバー20は、動画投稿に関するサービスの例として、自身(居住者)が投稿すべき動画のタイプ(種類であってもよい。)、投稿すべき動画の長さ(時間の長さ)、投稿すべき時間(例えば、次の動画投稿のタイミングであり、日時等)、投稿すべき時間帯、投稿すべき曜日などのうちの1つ以上のレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
例えば、サーバー20は、動画投稿に関するサービスの例として、自身(居住者)に関連する注目すべき他人の投稿動画のレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
サーバー20は、動画投稿に関するサービスの例として、居住者の動画投稿に関する予定の情報を取得し、当該予定に合わせたコンテンツを情報処理端末30あるいは端末装置40に出力するサービスを行う。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、自身の投稿動画の視聴に関する情報の提示を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、動画投稿のサービス利用者に、自身の投稿動画の視聴に関する様々な情報を提示することができ、サービス利用者の動画投稿スキルの向上を支援することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、他人の投稿動画の視聴に関する情報の提示を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、動画投稿のサービス利用者に、他人の投稿動画の視聴に関する様々な情報を提示することができ、サービス利用者の動画投稿スキルの向上を支援することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、他人の投稿動画との比較に関する情報の提示を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、動画投稿のサービス利用者に、他人の投稿動画との比較に関する様々な情報を提示することができ、サービス利用者の動画投稿スキルの向上を支援することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、広告に関する情報の提示を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、動画投稿のサービス利用者に、広告に関する様々な情報を提示することができ、サービス利用者の広告収入の向上を支援することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、動画投稿に関する推奨情報の提示を含む。
例えば、推奨情報は、動画のタイプ、動画の長さ、投稿の日時、投稿の時間帯、または、投稿の曜日のうちの1つ以上に関する情報を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、動画投稿のサービス利用者に、動画投稿に関する様々な推奨情報を提示することができ、サービス利用者の動画投稿スキルの向上を支援することができる。
また、サーバー20は、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を取得し、取得した3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、さらに様々な対象に関して、居住者(サービス利用者)に最適なサービスを提供することができる。
サーバー20は、食に関するサービスの例として、最適な食事メニューを自動的に提案するレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
また、サーバー20は、食に関するサービスの例として、最適な食事メニューを居住者のために依頼(例えば、配送サービスに自動発注)するサービス、このような依頼をキャンセルするサービス、最適な食事メニューを自動的に居住者に配送するように制御するサービスを行う。このようなサービスは、自動配送サービスへの自動発注を含んでもよい。 ここで、食事メニューには、例えば、完成品と、料理パックとの一方または両方が含まれてもよい。
サーバー20は、食に関するサービスの例として、栄養ドリンクまたはサプリメントなどのように、主食ではないサポート食品の最適化に関するレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービス、あるいは、最適なサポート食品のメニューを居住者のために依頼(例えば、配送サービスに自動発注)するサービス、このような依頼をキャンセルするサービス、最適なサポート食品のメニューを自動的に居住者に配送するように制御するサービスを行う。このようなサービスは、自動配送サービスへの自動発注を含んでもよい。
サーバー20は、衣服に関するサービスの例として、最適な衣服を自動的に提案するレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。 また、サーバー20は、衣服に関するサービスの例として、最適な衣服を居住者のために依頼(例えば、配送サービスに自動発注)するサービス、このような依頼をキャンセルするサービス、最適な衣服を自動的に居住者に配送するように制御するサービスを行う。このようなサービスは、自動配送サービスへの自動発注を含んでもよい。
ここで、衣服の依頼は、例えば、衣服を購買する依頼であってもよく、あるいは、衣服を定期レンタルサービスでレンタルする依頼であってもよい。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、食に関する推奨内容の提示、食に関する依頼、食に関する依頼のキャンセル、または、食に関する配送のうちの1つ以上を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、食に関する様々なサービスを提供することができ、これにより、サービス利用者の食の状況を向上させることができる。
なお、食には、飲み物が含まれてもよい。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、衣類に関する推奨内容の提示、衣類に関する依頼、衣類に関する依頼のキャンセル、または、衣類に関する配送のうちの1つ以上を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、衣類に関する様々なサービスを提供することができ、これにより、サービス利用者の衣類の状況を向上させることができる。
サーバー20は、スケジュールに関するサービスの例として、最適なスケジュール、最適なスケジュール管理の仕方、最適な仕事の仕方、仕事とプライベートとのバランス、余暇に受けるサービスなどのうちの1つ以上を自動的に提案するレコメンドの内容を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。
また、サーバー20は、乗り物に関するサービスの例として、レンタカーまたはレンタサイクルなどを居住者のために依頼(例えば、申し込み)するサービス、あるいは、このような依頼をキャンセルするサービスを行う。
また、サーバー20は、乗り物に関するサービスの例として、レンタカーまたはレンタサイクルなどの利用に関する情報を情報処理端末30あるいは端末装置40に表示するサービスを行う。当該情報は、レンタカーまたはレンタサイクルなどのレコメンドの内容を含んでもよい。
<サーバーによる居住環境構成装置の制御の具体例>
以下、サーバー20による居住環境構成装置10の制御の具体例について説明する。以下では、一例として、第1住戸RMに備えられたN個の居住環境構成装置10のサーバー20による制御を例に挙げて、サーバー20による居住環境構成装置10の制御の具体例について説明する。なお、当該具体例は、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例でもある。
以下、本実施形態では、サーバー20は、例えば、ゲーム情報D111と動画投稿情報D112とのうちの少なくとも一方を含む情報に基づいて居住環境構成装置10を制御するが、他の例として、ゲーム情報D111および動画投稿情報D112以外の情報に基づいて居住環境構成装置10を制御する場合があってもよい。
<表示装置の制御>
まず、第1住戸RMに備えられた1つ以上の表示装置の制御の具体例について説明する。例えば、サーバー20は、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作に応じて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の表示装置の制御についての映像再生動作モードを切り替える。以下では、一例として、映像再生動作モードとして、自動映像再生モードと、非自動映像再生モードと、半自動映像再生モードとの3つのモードのいずれかにサーバー20の映像再生動作モードを切り替え可能な場合について説明する。
サーバー20は、自動映像再生モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を取得し、取得した3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる1つ以上の映像コンテンツを特定する。なお、映像コンテンツは、例えば、映画、テレビジョン番組、コンサートの映像、ライヴの映像、広告の映像、静止画像のスライドショー、焚き火の動画等の動画像、静止画像等により構成されるコンテンツのことである。この場合、サーバー20が特定する映像コンテンツは、第1住戸に備えられた1つ以上の表示装置のそれぞれを制御する制御パラメータの一例である。サーバー20は、特定した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。なお、サーバー20は、特定した1つ以上の映像コンテンツのうちの一部又は全部を、インターネット上の映像コンテンツ配信サーバーから取得し、取得した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、特定した1つ以上の映像コンテンツのうちの一部又は全部を、記憶部22に予め記憶された1つ以上の映像コンテンツの中から読み出し、読み出した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、他の方法により、特定した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、互いに異なる映像コンテンツを再生させる構成であってもよく、互いに同じ映像コンテンツを再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報D12に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられた表示装置に映像コンテンツを再生させる構成であってもよく、当該1つ以上の部屋のそれぞれに備えられた表示装置の中から、他の方法によって映像コンテンツを再生させる表示装置を切り替える構成であってもよい。
サーバー20は、非自動映像再生モードにおいて、第1居住者が所望する映像コンテンツを示す情報を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得した映像コンテンツを、第1住戸RMに備えられた1つ以上の表示装置のうち、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された表示装置に再生させる。
サーバー20は、半自動映像再生モードにおいて、第1居住者が所望する映像コンテンツを示す情報と、当該映像コンテンツを再生させたいタイミングを示す情報とを情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得する。また、サーバー20は、半自動映像再生モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を取得し、取得した3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる1つ以上の映像コンテンツを特定する。サーバー20は、特定した1つ以上の映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。ただし、サーバー20は、現在時刻と当該タイミングが示す時刻とが一致した場合、情報処理端末30を介して取得した映像コンテンツを、当該1つ以上の表示装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。なお、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報D12に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられた表示装置に映像コンテンツを再生させる構成であってもよく、当該1つ以上の部屋のそれぞれに備えられた表示装置の中から、他の方法によって映像コンテンツを再生させる表示装置を切り替える構成であってもよい。
ここで、自動映像再生モード又は半自動映像再生モードにおけるサーバー20の処理が、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例である。
例えば、サーバー20は、自動映像再生モード又は半自動映像再生モードにおいて、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14、第1居住者の嗜好情報D15等と、機械学習のモデル等に基づいて、勤務後のプライベートな時間帯における第1居住者が緊張状態であると推定された場合、第1居住者をリラックスさせる映像コンテンツ(例えば、焚き火の映像コンテンツ等)を、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する。
なお、以上では、サーバー20が表示装置にコンテンツを再生させる態様として、ストリーミングによる再生について説明したが、他の例として、サーバー20が表示装置にコンテンツをダウンロードさせることで、表示装置により当該コンテンツを再生させてもよい。
他の例として、サーバー20は、必ずしも表示装置にコンテンツを再生させなくてもよく、例えば、サーバー20が表示装置にコンテンツをダウンロードさせ、その再生については表示装置の側の制御に任せてもよい。
これらについては、以降の説明においても同様であり、例えば、ストリーミングによる再生の課金と同様に、ダウンロードの課金などが行われてもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、機械学習のモデル等とに基づいて、勤務の時間帯における第1居住者が集中している状態であると推定された場合、第1居住者の集中を持続させる映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよく、第1居住者の集中を持続させるために映像コンテンツの再生を停止させる構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報D11等と、機械学習のモデル等とに基づいて、体重が増加傾向にあると推定された場合、料理が登場しない映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報D11等と、機械学習のモデル等とに基づいて、血圧が高いと推定された場合、運動を促す映像コンテンツ(例えば、フィットネス番組等)を、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、機械学習のモデル等とに基づいて、現在が睡眠導入時であると推定された場合、睡眠導入を促す映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、機械学習のモデル等とに基づいて、現在が起床時であると推定された場合、第1居住者がレム睡眠状態であると推定されるタイミングにおいて、起床を促す映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者の嗜好情報D15、第1住戸RMの環境情報D3と、機械学習のモデル等とに基づいて、晴れている夏の日において第1居住者がハワイ好きであると推定された場合、ハワイに関する映像コンテンツを、表示装置に再生させる映像コンテンツとして特定する構成であってもよい。
このように、サーバー20は、自動映像再生モード又は半自動映像再生モードにおいて、第1居住者の状態を推定し、推定した状態に応じた表示装置の制御パラメータとして、推定した状態に適した映像コンテンツを特定する。そして、サーバー20は、特定した映像コンテンツを、第1居住者による映像コンテンツの視聴に適した表示装置に再生させる。なお、映像コンテンツに音声が伴う場合、サーバー20は、第1住戸RMに備えられたオーディオ装置を制御し、表示装置に再生させた映像コンテンツの音声をオーディオ装置に再生させる構成であってもよく、表示装置が備えるスピーカーに当該音声を再生させる構成であってもよい。
すなわち、サーバー20は、自動映像再生モード又は半自動映像再生モードにおいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうちのどの部屋の表示装置にどのような映像コンテンツをどのタイミングで再生させるかを、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報のうちの一部または全部に基づいて好適に制御することができる。
また、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、表示装置に映像コンテンツを再生させる際、表示装置に再生させる映像コンテンツの種類、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯に応じて、表示装置の表示状態の制御を行う。
表示装置の表示状態は、表示装置の白表示時の輝度(明るさ)、表示装置の白表示時のホワイトバランス、表示装置のフレームレート等によって規定される。表示装置の白表示時の輝度、表示装置の白表示時のホワイトバランス、表示装置のフレームレート等のそれぞれも、表示装置の制御パラメータの一例である。
例えば、サーバー20は、表示装置に再生させる映像コンテンツが第1居住者をリラックスさせる種類の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、表示装置の白表示時の輝度(明るさ)を低く(暗く)する。また、例えば、サーバー20は、当該場合、表示装置の白表示時のホワイトバランスを低温側に変化させる。
ここで、第1居住者をリラックスさせる種類の映像コンテンツとして、例えば、穏やかな雰囲気のゲームあるいは投稿動画に適用されてもよい。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させる映像コンテンツが第1居住者を集中させる種類の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が昼間帯である場合、表示装置の白表示時のホワイトバランスを高温側に変化させる。 ここで、第1居住者を集中させる種類の映像コンテンツとして、例えば、対戦型のゲームあるいは激しい動きの投稿動画に適用されてもよい。
また、例えば、サーバー20は、動画視認性が落ちても問題なく第1居住者が視認可能な映像コンテンツを表示装置に再生させる場合、表示装置のフレームレートを30Hzにする。また、例えば、サーバー20は、映像コンテンツが映画等である場合、表示装置のフレームレートを60Hzにする。また、例えば、サーバー20は、映像コンテンツがスポーツである場合、表示装置のフレームレートを120Hzにする。また、例えば、サーバー20は、映像コンテンツが高い動画視認性を必要とする映像コンテンツである場合、表示装置のフレームレートを120Hzにする。また、例えば、サーバー20は、映像コンテンツがゲームである場合、表示装置の表示を明滅表示に切り替える。
例えば、サーバー20は、映像コンテンツがキャラクターの動きが速いゲームであるか、あるいは、映像コンテンツがキャラクターの動きが遅いゲームであるかに基づいて、表示装置のフレームレートを変化させてもよい。この場合、キャラクターの動きが速いゲームであるか遅いゲームであるかは、例えば、予め定められていてもよく、あるいは、映像コンテンツの分析結果から決定されてもよい。
このように、サーバー20は、表示装置に再生させる映像コンテンツの種類等に応じて、表示装置の表示状態を変化させ、第1居住者による映像コンテンツの視認を補助することができる。その結果、サーバー20は、第1居住者の居住環境として好適な居住環境を構成することができる。
また、サーバー20は、例えば、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸内位置情報D1に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が近づいている部屋の表示装置の電源をオンにし、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が遠ざかる部屋の表示装置の電源をオフにする。より具体的には、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者がリビングから寝室に移動した場合、リビングの表示装置の電源をオフにし、寝室の表示装置の電源をオンにする。この際、サーバー20は、リビングの表示装置によって再生されていた映像コンテンツの再生先を、寝室の表示装置に切り替える。これにより、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者が視認不可能な位置に位置する表示装置への映像コンテンツの再生による不要な消費電力の増大を抑制することができる。なお、サーバー20は、リビングから寝室への移動が確定するまでの間、リビングの表示装置の電源を所定時間オフにしない構成であってもよい。
また、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報D13に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、表示装置の電源をオンにし、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、表示装置の電源をオフにする。これにより、サーバー20は、自動映像再生モード、非自動映像再生モード、半自動映像再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時における表示装置への映像コンテンツの再生による不要な消費電力の増大を抑制することができる。
第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報のうちの一部または全部に基づくサーバー20による表示装置の制御の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該制御の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。また、サーバー20の映像再生動作モードは、1つのみであり、切り替え不可能であってもよい。
例えば、サーバー20は、表示装置によりゲームの画面が表示されているときに、当該ゲームの種類に応じて当該画面を明るくする制御または暗くする制御を行ってもよい。 例えば、サーバー20は、表示ディスプレイ(表示装置)が付いた住宅において、当該表示ディスプレイを最適に制御する構成とされてもよい。
なお、表示装置としては、プロジェクターとスクリーンが用いられてもよい。
また、映像コンテンツとしては、様々なコンテンツが用いられてもよく、例えば、ストレスを抑えるための映像コンテンツ、あるいは、静止画または動画の撮影時に背景となる擬似風景などの補助画像が用いられてもよい。
<オーディオ装置の制御>
次に、第1住戸RMに備えられた1つ以上のオーディオ装置の制御の具体例について説明する。例えば、サーバー20は、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作に応じて、第1住戸RMに備えられた1つ以上のオーディオ装置の制御についての音声再生動作モードを切り替える。以下では、一例として、音声再生動作モードとして、自動音声再生モードと、非自動音声再生モードと、半自動音声再生モードとの3つのモードのいずれかにサーバー20の音声再生動作モードを切り替え可能な場合について説明する。
サーバー20は、自動音声再生モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を取得し、取得した3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる1つ以上のオーディオコンテンツを特定する。なお、オーディオコンテンツは、例えば、音楽、ラジオ番組、コンサートの音声、ライヴの音声、広告の音声、環境音、ヒーリングミュージック等の音声等により構成されるコンテンツのことである。この場合、サーバー20が特定するオーディオコンテンツは、第1住戸に備えられた1つ以上のオーディオ装置のそれぞれを制御する制御パラメータの一例である。サーバー20は、特定した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。なお、サーバー20は、特定した1つ以上のオーディオコンテンツのうちの一部又は全部を、インターネット上のオーディオコンテンツ配信サーバーから取得し、取得した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、特定した1つ以上のオーディオコンテンツのうちの一部又は全部を、記憶部22に予め記憶された1つ以上のオーディオコンテンツの中から読み出し、読み出した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、他の方法により、特定した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、互いに異なるオーディオコンテンツを再生させる構成であってもよく、互いに同じオーディオコンテンツを再生させる構成であってもよい。また、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報D12に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられたオーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる構成であってもよく、当該1つ以上の部屋のそれぞれに備えられたオーディオ装置の中から、他の方法によってオーディオコンテンツを再生させるオーディオ装置を切り替える構成であってもよい。
サーバー20は、非自動音声再生モードにおいて、第1居住者が所望するオーディオコンテンツを示す情報を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得したオーディオコンテンツを、第1住戸RMに備えられた1つ以上のオーディオ装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択されたオーディオ装置に再生させる。
サーバー20は、半自動音声再生モードにおいて、第1居住者が所望するオーディオコンテンツを示す情報と、当該オーディオコンテンツを再生させたいタイミングを示す情報とを情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得する。また、サーバー20は、半自動音声再生モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を取得し、取得した3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる1つ以上のオーディオコンテンツを特定する。サーバー20は、特定した1つ以上のオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。ただし、サーバー20は、現在時刻と当該タイミングが示す時刻とが一致した場合、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得したオーディオコンテンツを、当該1つ以上のオーディオ装置のうちの一部又は全部のそれぞれに再生させる。なお、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報D12に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられたオーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる構成であってもよく、当該1つ以上の部屋のそれぞれに備えられたオーディオ装置の中から、他の方法によってオーディオコンテンツを再生させるオーディオ装置を切り替える構成であってもよい。
ここで、自動音声再生モード又は半自動音声再生モードにおけるサーバー20の処理が、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例である。
例えば、サーバー20は、自動音声再生モード又は半自動音声再生モードにおいて、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14、第1居住者の嗜好情報D15等と、機械学習のモデル等に基づいて、勤務後のプライベートな時間帯における第1居住者が緊張状態であると推定された場合、第1居住者をリラックスさせるオーディオコンテンツ(例えば、ヒーリングミュージック等)を、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、機械学習のモデル等とに基づいて、勤務の時間帯における第1居住者が集中している状態であると推定された場合、第1居住者の集中を持続させるオーディオコンテンツ(例えば、環境音等)を、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する構成であってもよく、第1居住者の集中を持続させるためにオーディオコンテンツの再生を停止させる構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、機械学習のモデル等とに基づいて、現在が睡眠導入時であると推定された場合、睡眠導入を促すオーディオコンテンツを、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、機械学習のモデル等とに基づいて、現在が起床時であると推定された場合、第1居住者がレム睡眠状態であると推定されるタイミングにおいて、起床を促すオーディオコンテンツを、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、第1居住者の嗜好情報D15、第1住戸RMの環境情報D3と、機械学習のモデル等とに基づいて、晴れている夏の日において第1居住者がハワイ好きであると推定された場合、ハワイに関するオーディオコンテンツを、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツとして特定する構成であってもよい。
このように、サーバー20は、自動音声再生モード又は半自動音声再生モードにおいて、第1居住者の状態を推定し、推定した状態に応じたオーディオ装置の制御パラメータとして、推定した状態に適したオーディオコンテンツを特定する。そして、サーバー20は、特定したオーディオコンテンツを、第1居住者によるオーディオコンテンツの聴取に適したオーディオ装置に再生させる。
すなわち、サーバー20は、自動音声再生モード又は半自動音声再生モードにおいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうちのどの部屋のオーディオ装置にどのようなオーディオコンテンツをどのタイミングで再生させるかを、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報のうちの一部または全部に基づいて好適に制御することができる。
また、サーバー20は、例えば、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、オーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる際、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツの種類、オーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる時間帯に応じて、オーディオ装置の再生状態の制御を行う。
オーディオ装置の再生状態は、スピーカーから再生される音声コンテンツの音量、スピーカーから再生される音声コンテンツの音質等によって規定される。
例えば、サーバー20は、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツが第1居住者をリラックスさせる種類のオーディオコンテンツであり、オーディオ装置にオーディオコンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、アンプを制御し、スピーカーから再生されるオーディオコンテンツの音量を低くする。また、例えば、サーバー20は、当該場合、イコライザーを制御し、スピーカーから再生されるオーディオコンテンツの低音及び高音を弱小化させる。
このように、サーバー20は、オーディオ装置に再生させるオーディオコンテンツの種類等に応じて、オーディオ装置の再生状態を変化させ、第1居住者によるオーディオコンテンツの聴取を補助することができる。その結果、サーバー20は、第1居住者の居住環境として好適な居住環境を構成することができる。
また、サーバー20は、例えば、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸内位置情報D12に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が近づいている部屋のオーディオ装置の電源をオンにし、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が遠ざかる部屋のオーディオ装置の電源をオフにする。より具体的には、サーバー20は、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者がリビングから寝室に移動した場合、リビングのオーディオ装置の電源をオフにし、寝室のオーディオ装置の電源をオンにする。この際、サーバー20は、リビングのオーディオ装置によって再生されていたオーディオコンテンツの再生先を、寝室のオーディオ装置に切り替える。これにより、サーバー20は、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者が聴取不可能な位置に位置するオーディオ装置へのオーディオコンテンツの再生による不要な消費電力の増大を抑制することができる。なお、サーバー20は、リビングから寝室への移動が確定するまでの間、リビングのオーディオ装置の電源を所定時間オフにしない構成であってもよい。
また、サーバー20は、例えば、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報D13に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、オーディオ装置の電源をオンにし、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、オーディオ装置の電源をオフにする。これにより、サーバー20は、自動音声再生モード、非自動音声再生モード、半自動音声再生モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時におけるオーディオ装置へのオーディオコンテンツの再生による不要な消費電力の増大を抑制することができる。
第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報のうちの一部または全部に基づくサーバー20によるオーディオ装置の制御の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該制御の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。また、サーバー20の音声再生動作モードは、1つのみであり、切り替え不可能であってもよい。
<光環境制御装置の制御>
次に、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置の制御の具体例について説明する。例えば、サーバー20は、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作に応じて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置の制御についての光環境制御動作モードを切り替える。以下では、一例として、光環境制御動作モードとして、自動光環境制御モードと、非自動光環境制御モードとの2つのモードのいずれかにサーバー20の光環境制御動作モードを切り替え可能な場合について説明する。
サーバー20は、自動光環境制御モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を取得し、取得した3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれを制御する制御パラメータを特定する。なお、光環境制御装置の制御パラメータは、例えば、光環境制御装置が照明装置である場合、照明の照度を示す値、照明の色を示す値等のことであり、光環境制御装置がカーテンにより遮光(例えば、外部光の遮光)を行う装置である場合、カーテンの開閉の度合いを示す値等のことであり、光環境制御装置がシャッターにより遮光(例えば、外部光の遮光)を行う装置である場合、シャッターの開閉の度合いを示す値等のことである。サーバー20は、特定した1つ以上の制御パラメータに基づいて、当該1つ以上の光環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれを制御する。なお、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報D12に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられた光環境制御装置を制御する構成であってもよい。
サーバー20は、非自動光環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する開閉の度合いを示す値を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置のうち、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された遮光装置を制御する。また、サーバー20は、非自動光環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する照明の照度を示す値を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された照明装置を制御する。また、サーバー20は、非自動光環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する照明の色を示す値を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の光環境制御装置のうち、情報処理端末30を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された照明装置を制御する。
ここで、自動光環境制御モードにおけるサーバー20の処理が、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例である。
例えば、サーバー20は、自動光環境制御モードにおいて、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、機械学習のモデル等に基づいて、ランチタイムの休憩中において第1居住者の体調が悪いと推定された場合、第1居住者に休息を補助するため、照明の照度を下げる制御パラメータ、カーテン又はシャッターを閉める制御パラメータ等を特定する。
また、例えば、サーバー20は、自動光環境制御モードにおいて、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、第1住戸RMの環境情報D3と、機械学習のモデル等に基づいて、晴れている日の勤務中において第1居住者が眠くなっていると推定された場合、第1居住者を覚醒させるため、照明の照度を上げる制御パラメータ、照明の色を青に近づける制御パラメータ、カーテン又はシャッターを開く制御パラメータ等を特定する。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツが第1居住者をリラックスさせる種類の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、照明の照度を下げる制御パラメータ、照明の色を暖色に近づける制御パラメータ、カーテン又はシャッターを閉じる制御パラメータ等を特定する。
このように、サーバー20は、自動光環境制御モードにおいて、第1居住者の状態を推定し、推定した状態に応じた光環境制御装置の制御パラメータとして、推定した状態に適したパラメータを特定する。そして、サーバー20は、特定した制御パラメータに基づいて、光環境制御装置に第1住戸RM内の光環境を構成させる。
また、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸内位置情報D12に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が近づいている部屋の照明装置の電源をオンにし、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が遠ざかる部屋の照明装置の電源をオフにする。より具体的には、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者がリビングから寝室に移動した場合、リビングの照明装置の電源をオフにし、寝室の照明装置の電源をオンにする。これにより、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者が位置していない部屋の照明装置の点灯による不要な消費電力の増大を抑制することができる。なお、サーバー20は、リビングから寝室への移動が確定するまでの間、リビングの照明装置の電源を所定時間オフにしない構成であってもよい。
また、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報D13に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、照明装置の電源をオンにし、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、照明装置の電源をオフにする。これにより、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時における照明装置の点灯による不要な消費電力の増大を抑制することができる。
また、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報D13に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、遮光装置による遮光を解除し、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、遮光装置によって遮光する。これにより、サーバー20は、自動光環境制御モード、非自動光環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時において第1住戸RM内を外部から見ることができないようにすることができ、その結果、防犯性を向上させることができる。
例えば、サーバー20は、照明装置の制御と、遮光装置の制御を行うことで、第1住戸RMの光空間を適した状態にすることができる。
具体例として、サーバー20は、第1居住者がゲームをプレイしているときには照明の色温度を高くするように制御し、第1居住者がゲームを終了した後には照明の色温度を低くするように制御して、第1居住者を寝易くさせてもよい。
以上のように、サーバー20は、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、1つ以上の光環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、当該3つの情報のうちの1つ以上に応じた光環境を構成させる。第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報のうちの一部または全部に基づくサーバー20による光環境制御装置の制御の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該制御の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。また、サーバー20の光環境制御動作モードは、1つのみであり、切り替え不可能であってもよい。
<空気環境制御装置の制御>
次に、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置の制御の具体例について説明する。例えば、サーバー20は、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作に応じて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置の制御についての空気環境制御動作モードを切り替える。以下では、一例として、空気環境制御動作モードとして、自動空気環境制御モードと、非自動空気環境制御モードとの2つのモードのいずれかにサーバー20の空気環境制御動作モードを切り替え可能な場合について説明する。
サーバー20は、自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報を取得し、取得した3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれを制御する制御パラメータを特定する。なお、空気環境制御装置の制御パラメータは、例えば、空気環境制御装置が空気清浄機である場合、空気清浄の強さを示す値等のことであり、空気環境制御装置が湿度制御装置である場合、湿度を示す値等のことであり、空気環境制御装置が温度制御装置である場合、温度を示す値等のことであり、空気環境制御装置が気圧制御装置である場合、気圧を示す値等のことであり、空気環境制御装置が芳香制御装置である場合、芳香を示す値等のことである。サーバー20は、特定した1つ以上の制御パラメータに基づいて、当該1つ以上の空気環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれを制御する。なお、サーバー20は、第1居住者の住戸内位置情報D12に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が位置する部屋に備えられた空気環境制御装置を制御する構成であってもよい。
サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する空気清浄の強さを示す値を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された空気清浄機を制御する。また、サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する湿度を示す値を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された湿度制御装置を制御する。また、サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する温度を示す値を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された温度制御装置を制御する。また、サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する気圧を示す値を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された気圧制御装置を制御する。また、サーバー20は、非自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者が所望する芳香を示す値を、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して取得し、取得した値に基づいて、第1住戸RMに備えられた1つ以上の空気環境制御装置のうち、情報処理端末30あるいは端末装置40を介して第1居住者から受け付けた操作により選択された芳香制御装置を制御する。
ここで、自動空気環境制御モードにおけるサーバー20の処理が、図5に示したステップS130及びステップS140においてサーバー20が行う処理の具体例である。
例えば、サーバー20は、自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、機械学習のモデル等に基づいて、ランチタイムの休憩中において第1居住者の体調が悪いと推定された場合、第1居住者に休息を補助するため、空気清浄の強さを強くする制御パラメータ、湿度を高くする制御パラメータ、温度を25℃にする制御パラメータ、気圧を1気圧にする制御パラメータ、リラックスさせる芳香(例えば、ラベンダーの芳香等)を示す制御パラメータ等を特定する。
また、例えば、サーバー20は、自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者のバイタル情報D11、第1居住者のスケジュール情報D14等と、第1住戸RMの環境情報D3と、機械学習のモデル等に基づいて、晴れている日の勤務中において第1居住者が眠くなっていると推定された場合、空気の清々しさを上げるために空気清浄の強さを強くする制御パラメータ、不快感を下げるために湿度を低くする制御パラメータ、眠さを解消するために温度を23℃にする制御パラメータ、集中力を上げる芳香(例えば、ペパーミントの芳香等)を示す制御パラメータ等を特定する。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツが第1居住者をリラックスさせる種類の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、不必要に空気の清々しさを上げないようにするために空気清浄の強さを弱くする制御パラメータ、不快感を下げるために湿度を低くする制御パラメータ、暖かさを感じさせるために温度を28℃にする制御パラメータ、リラックスさせる芳香(例えば、ラベンダーの芳香等)を示す制御パラメータ等を特定する。
なお、映像コンテンツには、ゲームの画像、または、投稿動画を含んでもよい。
また、例えば、サーバー20は、表示装置に再生させるコンテンツが第1居住者をホラー映画の映像コンテンツであり、表示装置に映像コンテンツを再生させる時間帯が夜間帯である場合、不快感を上げるために湿度を高くする制御パラメータ、寒気を感じさせるために温度を23℃にする制御パラメータ、ホラー映画に登場する芳香を示す制御パラメータ等を特定する。
このように、サーバー20は、自動空気環境制御モードにおいて、第1居住者の状態を推定し、推定した状態に応じた空気環境制御装置の制御パラメータとして、推定した状態に適したパラメータを特定する。そして、サーバー20は、特定した制御パラメータに基づいて、空気環境制御装置に第1住戸RM内の空気環境を構成させる。
また、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸内位置情報D12に基づいて、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が近づいている部屋の空気環境制御装置の電源をオンにし、第1住戸RMが有する1つ以上の部屋のうち第1居住者が遠ざかる部屋の空気環境制御装置の電源をオフにする。より具体的には、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者がリビングから寝室に移動した場合、リビングの空気環境制御装置の電源をオフにし、寝室の空気環境制御装置の電源をオンにする。これにより、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者が位置していない部屋の空気環境制御装置の稼働による不要な消費電力の増大を抑制することができる。なお、サーバー20は、リビングから寝室への移動が確定するまでの間、リビングの空気環境制御装置の電源を所定時間オフにしない構成であってもよい。
また、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の住戸外位置情報D13に基づいて、第1住戸RMに第1居住者が近づいている場合、空気環境制御装置の電源をオンにし、第1住戸RMから第1居住者が遠ざかる場合、空気環境制御装置の電源をオフにする。これにより、サーバー20は、自動空気環境制御モード、非自動空気環境制御モードのいずれのモードにおいても、第1居住者の不在時における空気環境制御装置の稼働による不要な消費電力の増大を抑制することができる。
以上のように、サーバー20は、第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報のうちの一部または全部に基づいて、1つ以上の空気環境制御装置のうちの一部又は全部のそれぞれに、当該3つの情報のうちの1つ以上に応じた空気環境を構成させる。第1居住者の居住者関連情報D1と、第1住戸の住戸情報D2と、第1住戸の環境情報D3との3つの情報のうちの一部または全部に基づくサーバー20による空気環境制御装置の制御の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該制御の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。また、サーバー20の空気環境制御動作モードは、1つのみであり、切り替え不可能であってもよい。
<課金の制御>
次に、図5に示したフローチャートのステップS160における課金の処理について説明する。なお、課金の方法は、クレジットカード、住戸の家賃、銀行の口座への課金等の既知の方法であってもよく、これから開発される方法であってもよい。また、サーバー20は、以下において説明する課金の処理の具体例のうちの一部又は全部を行わない構成であってもよい。また、サーバー20は、以下において説明する課金の処理の具体例のうちの一部又は全部に代えて、又は、以下において説明する課金の処理の具体例のうちの一部又は全部に加えて、他の課金の処理を行う構成であってもよい。また、サーバー20は、以下において説明する課金の処理に加えて、他の課金の処理も含めたすべての課金の処理を行わない構成であってもよい。この場合、サーバー20は、課金部248を備えない構成であってもよい。
例えば、サーバー20(すなわち、課金部248)は、サーバー20による情報提示のサービスに応じて発生した料金を、第1居住者へ課金する。当該料金は、例えば、定額の料金であってもよく、従量制の料金であってもよく、例えば、情報提示されるコンテンツ毎に定められた料金であってもよい。
このようなサービスは、例えば、eSportsあるいは動画投稿に関するサービスであってもよく、他のサービスであってもよい。
例えば、サーバー20(すなわち、課金部248)は、サーバー20による依頼またはキャンセルのサービスに応じて発生した料金を、第1居住者へ課金する。当該料金は、例えば、定額の料金であってもよく、従量制の料金であってもよく、例えば、依頼毎またはキャンセル毎に定められた料金であってもよい。
このようなサービスは、例えば、eSportsあるいは動画投稿に関するサービスであってもよく、他のサービスであってもよい。
例えば、サーバー20(すなわち、課金部248)は、サーバー20による配送制御のサービスに応じて発生した料金を、第1居住者へ課金する。当該料金は、例えば、定額の料金であってもよく、従量制の料金であってもよく、例えば、配送毎に定められた料金であってもよい。
このようなサービスは、例えば、eSportsあるいは動画投稿に関するサービスであってもよく、他のサービスであってもよい。
例えば、サーバー20(すなわち、課金部248)は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した電気料金を、第1居住者へ課金する。より具体的には、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生する電気料金の支払いについて、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、サーバー20は、当該契約に応じて規定されている一定の金額を、第1居住者へ毎月課金する。また、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生する電気料金の支払いについて、第1居住者が従量制の契約を行っていた場合、サーバー20は、当該制御に応じて従量加算される電気料金を、第1居住者へ毎月課金する。なお、サーバー20は、他の方法によって、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生する電気料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20(すなわち、課金部248)は、第1住戸RMにおける電気料金、水道料金、ガス料金等の光熱費を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、自動映像再生モード又は半自動映像再生モードによって表示装置に1つ以上の映像コンテンツを再生させる制御をサーバー20に行わせる場合、当該1つ以上の映像コンテンツに、有料の映像コンテンツを含ませることもできる。有料の映像コンテンツの再生には、映像コンテンツ毎に割り当てられた再生料金の支払いが必要となる。このため、例えば、サーバー20は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した有料の映像コンテンツの再生料金を、第1居住者へ課金する。より具体的には、有料の映像コンテンツの再生について、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、サーバー20は、有料の映像コンテンツの再生が行われたか否かにかかわらず、当該契約に応じて規定されている一定の金額を、第1居住者へ毎月課金する。また、有料の映像コンテンツの再生について、第1居住者が従量制の契約を行っていた場合、サーバー20は、有料の映像コンテンツの再生の回数、時間等に応じて従量加算される再生料金を、第1居住者へ毎月課金する。なお、サーバー20は、他の方法によって、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した有料の映像コンテンツの再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。また、サーバー20は、有料の映像コンテンツの再生について、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、有料の映像コンテンツの再生を行おうとする毎に、有料の映像コンテンツの再生を行うか否かを示す操作を第1居住者から受け付け、受け付けた当該操作に応じて有料の映像コンテンツを再生する構成であってもよく、当該操作を受け付けることなく、有料の映像コンテンツを再生する構成であってもよい。
また、例えば、非自動映像再生モードによって表示装置に1つ以上の映像コンテンツを再生させる制御をサーバー20に行わせる場合において、サーバー20は、第1居住者により有料の映像コンテンツが選択された場合、選択された有料の映像コンテンツを表示装置に再生させるとともに、選択された有料の映像コンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する。なお、サーバー20は、このような場合において、他の方法により、選択された有料の映像コンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
なお、ここでは、ストリーミングによる再生についての課金を例示したが、ダウンロードについての課金などが行われてもよい。
また、例えば、サーバー20は、無料の映像コンテンツを表示装置に再生させている最中において、有料の映像コンテンツの広告を表示装置に再生させる。この場合、サーバー20は、当該広告を介して第1居住者から、当該有料の映像コンテンツを再生させる操作を受け付け可能な構成であってもよい。当該操作を受け付けた場合、サーバー20は、当該有料の映像コンテンツを表示装置に再生させるとともに、当該有料の映像コンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する。なお、サーバー20は、当該場合、他の方法によって、当該有料の映像コンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、自動音声再生モード又は半自動音声再生モードによってオーディオ装置に1つ以上のオーディオコンテンツを再生させる制御をサーバー20に行わせる場合、当該1つ以上のオーディオコンテンツに、有料のオーディオコンテンツを含ませることもできる。有料のオーディオコンテンツの再生には、オーディオコンテンツ毎に割り当てられた再生料金の支払いが必要となる。このため、例えば、サーバー20は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した有料のオーディオコンテンツの再生料金を、第1居住者へ課金する。より具体的には、有料のオーディオコンテンツの再生について、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、サーバー20は、有料のオーディオコンテンツの再生が行われたか否かにかかわらず、当該契約に応じて規定されている一定の金額を、第1居住者へ毎月課金する。また、有料のオーディオコンテンツの再生について、第1居住者が従量制の契約を行っていた場合、サーバー20は、有料のオーディオコンテンツの再生を行おうとする毎に、有料のオーディオコンテンツの再生の回数、時間等に応じて従量加算される再生料金を、第1居住者へ毎月課金する。なお、サーバー20は、他の方法によって、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した有料のオーディオコンテンツの再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。また、サーバー20は、有料のオーディオコンテンツの再生について、第1居住者が定額制の契約を行っていた場合、有料のオーディオコンテンツの再生を行おうとする毎に、有料のオーディオコンテンツの再生を行うか否かを示す操作を第1居住者から受け付け、受け付けた当該操作に応じて有料のオーディオコンテンツを再生する構成であってもよく、当該操作を受け付けることなく、有料のオーディオコンテンツを再生する構成であってもよい。
また、例えば、非自動音声再生モードによってオーディオ装置に1つ以上のオーディオコンテンツを再生させる制御をサーバー20に行わせる場合において、サーバー20は、第1居住者により有料のオーディオコンテンツが選択された場合、選択された有料のオーディオコンテンツをオーディオ装置に再生させるとともに、選択された有料のオーディオコンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する。なお、サーバー20は、このような場合において、他の方法により、選択された有料のオーディオコンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、無料のオーディオコンテンツをオーディオ装置に再生させている最中において、有料のオーディオコンテンツの広告をオーディオ装置に再生させる構成であってもよい。この場合、サーバー20は、情報処理端末30を介して第1居住者から、当該有料のオーディオコンテンツを再生させる操作を受け付け可能な構成であってもよい。当該操作を受け付けた場合、サーバー20は、当該有料のオーディオコンテンツをオーディオ装置に再生させるとともに、当該有料のオーディオコンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する。なお、サーバー20は、当該場合、他の方法によって、当該有料のオーディオコンテンツに応じた再生料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御に応じて発生した消耗品の発注料金を、第1居住者へ課金する。この場合、サーバー20は、当該発注料金を第1居住者へ課金するとともに、当該消耗品の宅配業者へ当該消耗品の発注処理を行う。これにより、サーバー20は、第1住戸RMへ配送(郵送を含む。)によって当該消耗品の新品が毎月届けられるようにすることができる。なお、サーバー20は、他の方法によって、当該発注料金を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
また、例えば、サーバー20は、サーバー20によるN個の居住環境構成装置10の制御の使用料を、第1居住者に課金する。この場合、サーバー20は、第1住戸RMにおける第1居住者の滞在時間、サーバー20がN個の居住環境構成装置10を制御した時間等に応じた使用料を、第1居住者へ課金する構成であってもよく、毎月一定の金額を第1居住者へ課金する構成であってもよい。なお、サーバー20は、他の方法によって、当該使用料を、第1居住者へ課金する構成であってもよい。
以上のように、サーバー20は、N個の居住環境構成装置10の制御に応じて、第1居住者へ課金を行う。上記において説明した課金の仕方については、他にも多数の例を挙げることができる。上記において説明した当該課金の仕方は、その中のいくつかの一例に過ぎない。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、音環境に関する制御を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、適した音環境を与えるサービスを提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、表示環境に関する制御を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、適した表示環境を与えるサービスを提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、コンテンツの再生を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、コンテンツの再生によって、適したサービスを提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、空気環境に関する制御を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、適した空気環境を与えるサービスを提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、光環境に関する制御を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、適した光環境を与えるサービスを提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、課金の制御を含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、効率的な課金を行うサービスを提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス提供制御部(本実施形態では、サーバー20の制御部24)は、AIを用いて制御を行う。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、機械学習などのAIを用いて、サービス利用者に、有用なサービスを提供することができる。
<アカウントを用いるサービス提供の具体例>
図6は、アカウントを用いるサービス提供の具体例を説明するための図である。
図6には、図1に示される各構成部とともに、カフェの建物であるカフェ建物M1、M2を示してある。
カフェ建物M1、M2は、同じ系列のカフェの建物である。
当該カフェは、インターネットにアクセスすることが可能な端末装置(例えば、コンピュータ)を利用者に有料で利用させるカフェであり、例えば、インターネットカフェなどと呼ばれてもよい。
カフェ建物M1には、複数の部屋があり、それぞれの部屋に端末装置が備えられている。カフェの利用者は、1つの部屋に入り、当該部屋に備えられた端末装置を利用する。 以下では、説明の便宜上、サービス提供システム1のサービス利用者(本実施形態では、サービス利用者は第1居住者である例を示している。)が、カフェ建物M1の1つの部屋に入って当該部屋に備えられた端末装置310を利用する場合を例として説明する。サービス利用者は、カフェの会員であってもよい。
ここで、以下では、カフェ建物M1を例として説明するが、サービス利用者がカフェ建物M2の端末装置320を利用する場合についても同様である。
また、図6の例では、2つのカフェ建物M1、M2を示したが、他の構成例として、3つ以上のカフェ建物がある場合についても同様である。
また、1つのカフェ建物M1だけがあり、同じ系列のカフェがない場合についても同様である。
また、本実施形態では、同じ系列の複数のカフェについて説明するが、異なる系列の複数のカフェについても、本実施形態と同様な構成を適用することは可能である。
サービス利用者が、カフェM1の1つの部屋に入って当該部屋に備えられた端末装置310を利用する場合を想定する。
カフェ建物M1の端末装置310(カフェ建物M2の端末装置320も同様)は、ネットワークNWと接続されており、ネットワークNWを介してサーバー20と接続される。
一例として、サーバー20は、予め、端末装置310の識別情報(例えば、デバイスの固有情報)と、端末装置310が備えられているカフェ建物M1の属性との対応情報を記憶している。サーバー20は、当該対応情報に基づいて、端末装置310が備えられているカフェ建物M1の属性を特定することが可能である。当該属性は、例えば、カフェ建物M1の位置、名称などのうちの1つ以上であってもよい。なお、この場合、カフェ建物M1のカフェは、例えば、サービス提供システム1の管理者により経営されていてもよく、あるいは、他者によって経営されているが、サービス提供システム1と連携している。
他の例として、サーバー20は、端末装置310との通信内容等に基づいて、端末装置310が備えられているカフェ建物M1の位置を特定してもよい。
サービス利用者が、自身(当該サービス利用者)のアカウントを使用して端末装置310にログインして端末装置310を利用すると、当該アカウントおよび端末装置310の識別情報が端末装置310からネットワークNWを介してサーバー20に通知される。 そして、サーバー20は、当該アカウントおよび端末装置310の識別情報に基づいて、当該サービス利用者がカフェ建物M1の端末装置310を利用していることをリアルタイムで特定することができる。
なお、カフェ建物M1で使用されるアカウントは、例えば、第1住戸RMの端末装置40で使用されるアカウントと同じであってもよく、または、異なってもよい。カフェ建物M1で使用されるアカウントと、第1住戸RMの端末装置40で使用されるアカウントとが異なる場合には、サーバー20は、例えば、これらのアカウントを紐付けて管理する。
図6の例では、サーバー20は、サービス利用者がネット建物M1の端末装置310を利用しているときに、食事の配送などのようにサービス利用者が存在する場所に対して行うことが好ましいサービスを、ネット建物M1にあてて行う。
具体例として、サーバー20は、サービス利用者(本実施形態では、第1居住者)が第1住戸RMに存在するときには、食事の配送などのサービスを第1住戸RMにあてて行うように制御する。
また、サーバー20は、サービス利用者(本実施形態では、第1居住者)がカフェ建物M1に存在するときには、食事の配送などのサービスをカフェ建物M1にあてて行うように制御する。
また、サーバー20は、サービス利用者(本実施形態では、第1居住者)がカフェ建物M2に存在するときには、食事の配送などのサービスをカフェ建物M2にあてて行うように制御する。
このように、サービス提供システム1では、個人(サービス利用者)に紐付いているアカウントを用いることで、サービス利用者が存在する場所にあてて行うことが好ましいサービスを、サービス利用者が存在する場所にあてて行うことが可能であり、サービス利用者にとって便利である。
また、サービス提供システム1では、サーバー20は、サービス利用者が存在する場所に配送を行う場合には、当該場所から近い配送元(好ましくは、最も近い配送元)に当該配送をさせるように制御してもよい。
また、他の構成例として、カフェ建物M1に、居住環境構成装置10と同様な居住環境構成装置を備えてもよい。この場合、サービス提供システム1では、サーバー20は、サービス利用者が存在する場所(例えば、カフェ建物M1)を特定し、特定した場所に備えられた居住環境構成装置を制御してもよい。具体例として、サーバー20は、サービス利用者がシャワーを浴びたことを検出した場合に、照明装置の色温度を寝易い色温度に切り替えることを行ってもよい。
ここでは、カフェ建物M1、M2を例として説明したが、カフェ建物M1、M2の代わりに、任意の建物に適用されてもよく、例えば、公共の建物ばかりでなく、個人の建物(例えば、知り合いの建物、あるいは、別荘など)に適用されてもよい。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、固定の場所(本実施形態では、例えば、第1住戸RM)で提供されるサービスを含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、固定の場所で、適したサービスを提供することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、サービス利用者のアカウントでログインされた端末装置(例えば、情報処理端末30、端末装置40ばかりでなく、端末装置310、320)に情報を提供するサービスを含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、当該サービス利用者が使用する端末装置に対して、適したサービスを提供することができる。
上述のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービスは、サービス利用者のアカウントでログインされた端末装置に対応する場所で提供されるサービスを含む。
このような構成により、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、当該サービス利用者が使用する端末装置に対応する場所(例えば、当該端末装置が存在する建物等の場所)に対して、適したサービスを提供することができる。
<以上の実施形態について>
以上のように、本実施形態に係るサービス提供システム1では、eSports等のゲームのプレイ履歴あるいは動画投稿の投稿履歴などに基づいて、サーバー20が、情報の提示、依頼またはキャンセル、配送の制御、あるいは、居住環境構成装置10の制御を行うことで、サービス利用者(本実施形態では、第1住戸RMの居住者)に各種のサービスを提供することができる。
例えば、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サーバー20により、eSportsなどのゲームのプレイ履歴あるいは動画投稿の投稿履歴などを分析することで、分析結果に基づいて、eSportsの戦績の改善に向けたレコメンド、あるいは、動画投稿の戦略のレコメンドなどの情報をサービス利用者に与えることが可能である。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、当該分析結果に基づいて、依頼またはキャンセル、あるいは、配送の制御を行うことが可能である。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、当該分析結果に基づいて、居住環境構成装置10を制御することが可能である。
例えば、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、eSportsなどのゲームあるいは動画投稿に関するレコメンド、衣食などの各種のサービスのレコメンドを行うことが可能である。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、サービス利用者に、衣食などを自動的に提供することで、リアルな生活における衣類または健康などのサポートを行うことが可能である。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、居住環境構成装置10を制御することで、リアルな生活における光環境、空気環境などのサポートを行うことが可能である。
ここで、現在では、eSportsプレーヤーあるいは動画投稿者などの活動は、メジャーな職業あるいは趣味としても極めて一般化しつつあり、本実施形態では、そのようなライフスタイルに合ったサービスおよびそのサービスが受けられる住まい(例えば、集合住宅M)を提供することができる。
なお、自宅でできる動画の撮影が行われる機会も、ゲームを含めて多くなってきており、今までの住宅では、eSportsプレーヤーあるいは動画投稿者の暮らしを十分にはサポートしきれていなかった。また、外出のロケで撮影が行われる場合も多くあるが、編集作業などについては、PC等を使用した作業を自宅で行うことが多いと考えられる。 本実施形態に係るサービス提供システム1では、各種の情報に基づく分析(解析)を最適に行うことで、適切なサービスの提供を実現することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1では、賃貸住宅の居住者にサービスを提供することで、例えば、賃貸料にサービスの料金の一部または全部を含めて、居住者と賃貸料の契約をすることが可能である。
このような賃貸住宅は、eSportsプレーヤーあるいは動画投稿者を目指す者にとって有用であり魅力的である。このような賃貸住宅では、eSportsプレーヤーあるいは動画投稿者に、最適な暮らし、最適な住戸、最適なサービスを提供することができる。
なお、以上に説明した任意の装置における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティングシステム(OS:Operating System)あるいは周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disc)-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイルであってもよい。差分ファイルは、差分プログラムと呼ばれてもよい。
以上に説明した任意の装置における任意の構成部の機能は、プロセッサーにより実現されてもよい。例えば、実施形態における各処理は、プログラム等の情報に基づき動作するプロセッサーと、プログラム等の情報を記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体により実現されてもよい。ここで、プロセッサーは、例えば、各部の機能が個別のハードウェアで実現されてもよく、あるいは、各部の機能が一体のハードウェアで実現されてもよい。例えば、プロセッサーはハードウェアを含み、当該ハードウェアは、デジタル信号を処理する回路およびアナログ信号を処理する回路のうちの少なくとも一方を含んでもよい。例えば、プロセッサーは、回路基板に実装された1または複数の回路装置、あるいは、1または複数の回路素子のうちの一方または両方を用いて、構成されてもよい。回路装置としてはIC(Integrated Circuit)などが用いられてもよく、回路素子としては抵抗あるいはキャパシターなどが用いられてもよい。
ここで、プロセッサーは、例えば、CPUであってもよい。ただし、プロセッサーは、CPUに限定されるものではなく、例えば、GPU(Graphics Processing Unit)、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)等のような、各種のプロセッサーが用いられてもよい。また、プロセッサーは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)によるハードウェア回路であってもよい。また、プロセッサーは、例えば、複数のCPUにより構成されていてもよく、あるいは、複数のASICによるハードウェア回路により構成されていてもよい。また、プロセッサーは、例えば、複数のCPUと、複数のASICによるハードウェア回路と、の組み合わせにより構成されていてもよい。また、プロセッサーは、例えば、アナログ信号を処理するアンプ回路あるいはフィルター回路等のうちの1以上を含んでもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…サービス提供システム、10、10-1~10-N…居住環境構成装置、20…サーバー、30…情報処理端末、40、310、320…端末装置、D1…居住者関連情報、D2…住戸情報、D3…環境情報、D11…バイタル情報、D12…住戸内位置情報、D13…住戸外位置情報、D14…スケジュール情報、D15…嗜好情報、D111…ゲーム情報、D112…動画投稿情報、D113…アカウント情報、M…集合住宅、M1~M2…カフェ建物、NW…ネットワーク、RM…第1住戸

Claims (35)

  1. サービス利用者が操作する端末装置からネットワークに出力される情報に応じて前記ネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AIを用いて制御を行い、前記サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備える、
    サービス提供システム。
  2. 前記対象作業は、ゲームを含む、
    請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記第1情報は、前記ゲームについて、プレイ日時、プレイ時間、ゲーム種類、戦績、操作ログ、詳細ログ、相手プレーヤー、味方プレーヤー、または、閲覧者のうちの1つ以上に関する情報を含む、
    請求項2に記載のサービス提供システム。
  4. 前記サービスは、前記ゲームについて、戦績比較に関する情報の提示を含む、
    請求項2または請求項3に記載のサービス提供システム。
  5. 前記戦績比較に関する情報は、他のプレーヤーとの比較に関する情報と、自身の過去のプレイとの比較に関する情報と、目標となる戦績との比較に関する情報のうちの1つ以上を含む、
    請求項4に記載のサービス提供システム。
  6. 前記サービスは、前記ゲームに関する推奨情報の提示を含む、
    請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  7. 前記推奨情報は、コンテンツのサムネイルを含む、
    請求項6に記載のサービス提供システム。
  8. 前記推奨情報は、音声を含む、
    請求項6または請求項7に記載のサービス提供システム。
  9. 前記推奨情報は、前記ゲームの訓練環境を含む、
    請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  10. 前記対象作業は、動画投稿を含む、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  11. 前記第1情報は、前記動画投稿について、投稿日時、動画の時間、動画の種類、投稿の曜日、投稿の季節、投稿動画のサムネイルに使用した画像、視聴履歴、視聴回数、評価、チャンネル登録、関連付けられた動画、または、広告のうちの1つ以上に関する情報を含む、
    請求項10に記載のサービス提供システム。
  12. 前記サービスは、自身の投稿動画の視聴に関する情報の提示を含む、
    請求項10または請求項11に記載のサービス提供システム。
  13. 前記サービスは、他人の投稿動画の視聴に関する情報の提示を含む、
    請求項10から請求項12のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  14. 前記サービスは、他人の投稿動画との比較に関する情報の提示を含む、
    請求項10から請求項13のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  15. 前記サービスは、広告に関する情報の提示を含む、
    請求項10から請求項14のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  16. 前記サービスは、前記動画投稿に関する推奨情報の提示を含む、
    請求項10から請求項15のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  17. 前記推奨情報は、動画のタイプ、動画の長さ、投稿の日時、投稿の時間帯、または、投稿の曜日のうちの1つ以上に関する情報を含む、
    請求項16に記載のサービス提供システム。
  18. 前記第1情報は、前記サービス利用者のバイタルに関する情報を含む、
    請求項1から請求項17のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  19. 前記第1情報は、前記サービス利用者の位置に関する情報を含む、
    請求項1から請求項18のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  20. 前記第1情報は、前記サービス利用者のスケジュールに関する情報を含む、
    請求項1から請求項19のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  21. 前記第1情報は、前記サービス利用者の住戸に関する情報を含む、
    請求項1から請求項20のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  22. 前記第1情報は、環境に関する情報を含む、
    請求項1から請求項21のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  23. 前記サービスは、食に関する推奨内容の提示、食に関する依頼、食に関する依頼のキャンセル、または、食に関する配送のうちの1つ以上を含む、
    請求項1から請求項22のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  24. 前記サービスは、衣類に関する推奨内容の提示、衣類に関する依頼、衣類に関する依頼のキャンセル、または、衣類に関する配送のうちの1つ以上を含む、
    請求項1から請求項23のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  25. 前記サービスは、音環境に関する制御を含む、
    請求項1から請求項24のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  26. 前記サービスは、表示環境に関する制御を含む、
    請求項1から請求項25のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  27. 前記サービスは、コンテンツの再生を含む、
    請求項1から請求項26のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  28. 前記サービスは、空気環境の制御を含む、
    請求項1から請求項27のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  29. 前記サービスは、光環境の制御を含む、
    請求項1から請求項28のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  30. 前記サービスは、課金の制御を含む、
    請求項1から請求項29のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  31. 前記サービスは、固定の場所で提供されるサービスを含む、
    請求項1から請求項30のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  32. 前記サービスは、前記サービス利用者のアカウントでログインされた前記端末装置に情報を提供するサービスを含む、
    請求項1から請求項31のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  33. 前記サービスは、前記サービス利用者のアカウントでログインされた前記端末装置に対応する場所で提供されるサービスを含む、
    請求項1から請求項32のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  34. サービス利用者が操作する端末装置からネットワークに出力される情報に応じて前記ネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AIを用いて制御を行い、前記サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備えるサービス提供システムによって、前記サービスが提供される場所となる建物。
  35. サービス利用者が操作する端末装置からネットワークに出力される情報に応じて前記ネットワーク側の反応がある対象作業に関する情報を含む第1情報に基づいて、AIを用いて制御を行い、前記サービス利用者にサービスを提供するサービス提供制御部を備えるサービス提供システムによって、前記サービスが提供される場所となる賃貸住宅。
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