JP2022088090A - Tent frame - Google Patents
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- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
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Abstract
Description
本発明は、本発明は、例えば屋内外での集会や催物や行事等に用いられるテントフレームに係り、特に、天幕の下から天幕を突き上げて支持するための支柱を備え、天幕を部分的に突き上げられた形態に張ることのできるテントフレームに関する。 The present invention relates to a tent frame used, for example, for indoor and outdoor gatherings, events, and events, and in particular, the present invention is provided with a support for pushing up and supporting the tent from under the tent, and partially supports the tent. Regarding a tent frame that can be stretched into a pushed-up form.
従来、図27及び図28に示すように、横架材31aを連結した枠体31と、枠体31を支持する複数本の脚体32と、前記枠体31に連結する支柱支持体33と、支柱支持体33に支持された支柱34と、を備えるテントフレーム30が知られている(特許文献1参照)。
Conventionally, as shown in FIGS. 27 and 28, a
前記支柱支持体33は、支柱34をその長さ方向に沿って上下動可能に案内するガイド部33aと、所定の突き上げ高さで支柱34に係止して支柱を支持する係止手段(図示省略)と、ガイド部33aに揺動自在に連結されるとともに自由端部が枠体31に係合可能な係合部33b1を有する複数本のアーム33bを備え、複数本のアーム33bは、前記係合部33b1の各々が前記枠体31に係合することにより枠体31上に組まれるように構成されている。
The
上記従来のテントフレーム30は、天幕を部分的に突き上げて張ることのできるテントフレーム30において、強風発生時におけるテント倒壊の危険性に対して迅速に対処可能な点で優れているが、テントフレーム30が大型化するにつれて、テントフレーム30に被せる天幕の重量が増し、天幕の重量が支柱34からアーム33bを通じて横架材31aにかかると、横架材31aがアーム33bに押されて外方へ湾曲する恐れがある。横架材31aが外方へ湾曲すると、その分、支柱34の高さが下がり、それによって、天幕がかかっている枠体31の周囲内側に弛みが生じ、その弛んだ天幕の部分に雨天時に雨水が溜まるという問題が発生する。
The
そこで、本発明は、天幕の重量が増しても、横架材の湾曲を防ぎ、天幕上に水たまりが生じないようにし得るテントフレームを提供することを主たる目的とする。 Therefore, it is a main object of the present invention to provide a tent frame capable of preventing bending of the horizontal member and preventing puddles from forming on the awning even if the weight of the awning increases.
上記目的を達成するため、本発明に係るテントフレームの第1の態様は、横架材を連結した枠体と、前記枠体を支持する複数本の脚体と、前記枠体に連結されて支持される支柱支持体と、前記支柱支持体に支持された支柱と、を備え、前記支柱支持体は、前記支柱をその長さ方向に沿って上下動可能に案内するガイド部と、所定の突き上げ高さで前記支柱に係止して支柱を支持する係止手段と、前記ガイド部に揺動自在に連結されるとともに自由端部に前記枠体に係合する係合部を備える複数本のアームと、を有し、前記係合部が前記枠体に係合することにより前記枠体上に組まれるように構成され、前記アームと前記支柱の下端部とを長さ調節可能に連結する第1連結部材を更に備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the first aspect of the tent frame according to the present invention is a frame body to which a horizontal member is connected, a plurality of legs supporting the frame body, and a frame body connected to the frame body. A support column support and a support column supported by the support column support are provided, and the support column support includes a guide portion that guides the support column so as to be vertically movable along the length direction thereof, and a predetermined position. A plurality of locking means that are locked to the support column at a push-up height to support the support column, and an engaging portion that is swingably connected to the guide portion and engages with the frame body at the free end portion. The arm is configured to be assembled on the frame body by engaging the engaging portion with the frame body, and the arm and the lower end portion of the support column are connected in an adjustable length. It is characterized in that the first connecting member is further provided.
本発明に係るテントフレームの第2の態様は、上記第1の態様において、前記支柱支持体を複数備え、隣り合って配置される支柱支持体は、隣り合う其々のアームが互いに連結されることによって、互いに連結され、隣り合う前記支柱支持体の其々の支柱の下端部を長さ調節可能に連結する第2連結部材を更に備えることを特徴とする。 A second aspect of the tent frame according to the present invention is the above-mentioned first aspect, wherein a plurality of the support columns are provided, and the support columns arranged next to each other have their respective arms connected to each other. Thereby, it is further provided with a second connecting member which is connected to each other and connects the lower ends of the respective columns of the adjacent column supports so as to be adjustable in length.
本発明に係るテントフレームの第3の態様は、上記第1又は第2の態様において、前記支柱支持体を複数備え、隣り合って配置される支柱支持体は、隣り合う其々の支柱の頂部が互いに連結されることにより、互いに連結されることを特徴とする。 A third aspect of the tent frame according to the present invention is the first or second aspect, wherein the support columns are provided with a plurality of support columns, and the support columns arranged next to each other are the tops of the respective columns adjacent to each other. Are connected to each other by being connected to each other.
本発明によれば、アームと支柱の下端部とを長さ調節可能な第1連結部材で連結しているため、天幕の重量が増しても、第1連結部材の長さを調節することによって、支柱を持ち上げることができるので、横架材の湾曲を防ぐことができて天幕上に水たまりが生じないようにすることができる。 According to the present invention, since the arm and the lower end of the column are connected by the first connecting member whose length can be adjusted, even if the weight of the awning increases, the length of the first connecting member can be adjusted. Since the columns can be lifted, it is possible to prevent bending of the horizontal member and prevent puddles from forming on the awning.
本発明に係るテントフレーム1の一実施形態について、以下に図1~図16を参照して説明する。
An embodiment of the
図1及び図2を参照して、テントフレーム1は、4本の横架材2aを連結した正方形状の枠体2と、枠体2の四隅に其々接続されて枠体2を支持する4本の脚体3と、枠体2に連結されて支持される支柱支持体4と、支柱支持体4に支持されて天幕5を下方から部分的に突き上げ支持するための支柱6と、支柱支持体4の一部(アーム4c)と支柱6の下端部とを長さ調節可能に連結する第1連結部材7と、を有する。
With reference to FIGS. 1 and 2, the
前記支柱支持体4は、図3~図5を参照して、支柱6をその長さ方向に沿って上下動可能に案内するガイド部4aと、支柱6の上端部をガイド部4aから所定長さ突出させた位置(図2、図3に示された位置)で係止する係止手段4bと、を有している。
With reference to FIGS. 3 to 5, the
また、支柱支持体4は、ガイド部4aの外周部に等角度間隔で揺動自在に連結されるとともに枠体2上に合掌構造を形成するように枠体2に係合可能な4本のアーム4c(図2、図5の平面図参照)を備えている。
Further, the
前記各アーム4cは、ガイド部4aの上端部に取り付けられたブラケット4a1の軸4a2に揺動自在に軸着されている。尚、図4において、図面手前に現れるべきアーム4cを省略している。ガイド部4aは、図示例では、所定長を有する筒状であり、金属製の角パイプを用いている。
Each
前記係止手段4bは、図4を参照して、インデックスプランジャーをガイド部4aに固定し、インデックスプランジャーのプランジャーピン(図示省略)が嵌入するピン孔(図示省略)が支柱6に形成されている。インデックスプランジャーは、ガイド部4aに溶接されたナット4b1に螺着される。
The locking means 4b fixes the index plunger to the
前記インデックスプランジャーのノブを引っ張れば、支柱6はガイド部4a内をスライド可能となり、内蔵バネ(図示省略)の付勢力によりプランジャーピンが支柱6のピン孔に嵌入すると、支柱6がガイド部4aに対してスライド不能となり位置固定され、プランジャーピンによって支柱6の荷重が支持される。尚、係止手段4bは、インデックスプランジャーに代えて、或いは、インデックスプランジャーに加えて、シャフトロックピン、ボールロックピン、その他のピン等の他の係止手段4bを採用することもできる。
By pulling the knob of the index plunger, the
前記係止手段4bは、支柱6の荷重を支えるため、支柱6のピン孔からプランジャーピンを引き抜いて係止手段4bの係止を解除すれば、支柱6は、その荷重を支えるものがなくなり、自重によって所定の突き上げ位置からガイド部4aに案内されながら自由落下する。
Since the locking means 4b supports the load of the
前記支柱支持体4のガイド部4aには、第1連結部4d(図4、図5)が取り付けられている。一方、支柱支持体4を支持する枠体2には、四隅に第2連結部2b(図2)が取り付けられている。枠体2の四隅の第2連結部2bとガイド部4aの第1連結部4dとが、連結補助部材8で連結される。
A first connecting
図示例において、連結補助部材8は4本のワイヤーである。前記4本のワイヤーのうちの1本のワイヤーに張力調整部8aが介在されている。図示例において、張力調整部8aはターンバックルである。前記連結補助部材8は、ワイヤーに代えて、ベルト、チェーン、金属棒等を採用することができる。また、張力調整部8aは、ターンバックルに代えて、連結補助部材8の材質等に応じて公知の張力調整部8aを備えることができる。尚、張力調整部8aは、図示例では1本のワイヤーにのみ介在させているが、他のワイヤーに介在させることもできる。
In the illustrated example, the connecting
前記枠体2は、断面四角形状を有し、好適にはアルミニウム合金の形材で形成される。アーム4cは、図4、図5、図8を参照して、アーム本体4c1と、アーム本体4c1の自由端部に揺動自在に設けられて枠体2に係合可能な係合部4c2とを備えている。
The
図示例では、係合部4c2にブラケット4c3が固定され、ブラケット4c3が軸4c4を介してアーム4cの端部に回動自在に軸着されて、係合部4c2がアーム4cに揺動自在に設けられている。
In the illustrated example, the bracket 4c3 is fixed to the engaging portion 4c2, the bracket 4c3 is rotatably attached to the end of the
係合部4c2は、図8を参照して、枠体2の内側面に当接する当接部4c5と、枠体2の上面に当接する当接部4c6から突出する係止ピン4c7と、を備えている。枠体2の上面には、係止ピン4c7が挿入される係止孔2cが形成されている。
With reference to FIG. 8, the engaging portion 4c2 has a contact portion 4c5 that abuts on the inner side surface of the
アーム4cは、筒状をしたガイド部4aの上部に揺動自在に連結され、第1連結部4dは、ガイド部4aの下部に設けられている。第1連結部4dは、図6を参照して、ガイド部4aの外周面から突出する略四角形状の鍔部4d1と、鍔部4d1に形成された4つの第1連結用孔4d2を備えている。4つの第1連結用孔4d2は、図2に示すように、正方形の枠体2の対角線上の位置に形成されている。支柱支持体4を枠体2に架設した時に、第2連結部2bと第1連結部4dとが略同一高さとなるように構成されている。
The
前記枠体2は、図2を参照して、4本の横架材2aと、横架材2aを枠体2の四隅で連結するジョイント部2dと、を有している。各横架材2aは、断面矩形状を有し、中空のアルミニウム合金製形材で形成することができ、図9に示すように、ジョイント部2dは、互いに直交する3方向(図9では2方向のみ図示している)を向く挿入部2d1を有し、そのうちの2つの挿入部2d1が横架材2aに挿入され、残りの一つの挿入部2d1が脚体3に挿入される。挿入部2d1に形成されたネジ穴(図示省略)に、横架材2aに形成されたボルト孔(図示省略)から挿通したボルト9を螺入し、横架材2aとジョイント部2dとが互いに連結される。
The
前記脚体3は、断面矩形状を有する中空のアルミ合金製形材で形成することができ、図9を参照して、脚体3の上端部からジョイント部2dの挿入部2d1が挿入されて、挿入部2d1に形成されたネジ穴(図示せず)に、脚体3に形成されたボルト孔(図示省略)から挿通したボルト9を螺入し、脚体3とジョイント部2dとが互いに接続される。
The
また、脚体3は、図1を参照して、外管3aと外管3aに下方から挿入された内管3bを備える2重管構造の伸縮式となっており、所定の伸張時に外管3aと内管3bとをロックするロック機構3cを有している。ロック機構3cは、外管3aに固定したインデックスプランジャーのプランジャーピンが外管3a及び内管3bに形成されたピン孔(図示省略)を貫通することにより構成することができる。インデックスプランジャーに代えて、或いは、インデックスプランジャーに加えてシャフトロックピンやボールロックピン等の他のロック機構3cを採用することもできる。
Further, the
図11を参照して、横架材2aは、内周側にT溝2eを有している。第2連結部2bは、図10、図11を参照して、第2連結用孔2b1が形成された連結プレート2b2と、連結プレート2b2に形成されて隣り合う横架材2aのT溝2eに挿入されて係合する係合凸部2b3と、を備えている。
With reference to FIG. 11, the
前記第1連結部材7は、支柱支持体4の各アーム4cの略中間部と支柱6の下端部とを其々連結し、長さ調節可能に構成されている。
The first connecting
各第1連結部材7は、図3、図12を参照して、ワイヤー7aと、ワイヤー7aに介在された第1張力調整部7bと、を備えている。図示例において、第1張力調整部7bは、ターンバックルである。このターンバックルを伸ばしたり、縮めたりすることによって、第1連結部材7の長さを調節することができるとともに第1連結部材7の張力を調整することができる。尚、ターンバックルは、ワイヤー7aの途中に介在させても良く、或いは、ワイヤー7aの端部に設けても良い。
Each first connecting
前記第1連結部材7において、ワイヤー7aに代えて、ベルト、チェーン、金属棒等を採用することができる。また、第1張力調整部7bは、ターンバックルに代えて、第1連結部材7の材質等に応じて公知の張力調整部を備えることができる。
In the first connecting
そして、前記各第1連結部材7の一端部は、各アーム4cの略中間部に取り付けた第3連結部10に其々連結され、また、各第1連結部材7の他端部は、支柱6の下端部に取り付けた第4連結部11に其々連結されている。図12を参照して、第1連結部材7の一端部は、第3連結部10に連結金具12を介して連結され、また、第1連結部材7の他端部は、第4連結部11に連結金具12を介して連結されている。尚、図12に示す連結金具12を省略し、第1連結部材7の一端部を第3連結部10に直接連結し、また、第1連結部材7の他端部を第4連結部11に直接連結しても良い。
Then, one end of each first connecting
第3連結部10は、図4、図12を参照して、長尺状の金属製プレートをへの字状に折り曲げることにより形成されている。第3連結部10の一端部は、支柱支持体4のアーム4cの略中間部下面にボルト・ナット等の緊締具13により取り付けられ、第3連結部10の他端部は、連結金具12が取り付けられる第3連結用孔(図示省略)を備えている。第3連結部10の一端部は、緊締具13を介してアーム4cの下面側に形成したT溝(図示省略)に取り付けられており、緊締具13を緩めることによりアーム4cに沿って移動調整できるようになっている。第3連結部10は、第1連結部材7の一端部又は連結金具12を取り付けることができれば、如何なる構造、形状であっても良い。また、第3連結部10は、アーム4cに溶接により固着しても良い。
The third connecting
一方、第4連結部11は、図4を参照して、支柱6の下端面に設けたナット20及びナット20に着脱自在に螺着するボルト21(アイボルト)により支柱6の下端面に水平姿勢で取り付けられている。第4連結部11は、図7に示すように、円盤状の金属板により形成されており、金属板の外周縁部には、4つの円弧状の第4連結用穴11aが円周方向に沿って90°ごとに形成されている。各第4連結用穴11aは、枠体2の各横架材2aの中間部に其々対向する位置に形成されている。尚、第4連結部11は、ボルト21及びナット20に代えて、支柱6の下端に溶接により取り付けても良い。また、第4連結部11は、第1連結部材7の他端部又は連結金具12を取り付けることかできれば、如何なる構造、形状であっても良い。
On the other hand, referring to FIG. 4, the fourth connecting
次に、上記構成を有するテントフレーム1は、以下のようにして組み立てられる。先ず、4本の脚体3の其々にジョイント部2dを連結する。次いで、4本の横架材2aをジョイント部2dに接続し、4本の脚体3の上に枠体2を形成する。横架材2aにジョイント部2dを連結する際に、第2連結部2bの係合凸部2b3を横架材2aの内周側のT溝2eに端面開口側から挿入して係合させる。4本の脚体3と4つのジョイント部2dと4本の横架材2aとが互いに接続され、ボルト締めが完了した後、支柱支持体4を枠体2に架設する。
Next, the
支柱支持体4を枠体2へ架設するには次の手順で行う。4本のアーム4cを開いて其々の自由端部にある係合部4c2を、4本の横架材2aに其々係合させる。具体的には、係合部4c2の係止ピン4c7を横架材2aの係止孔2cに挿入して係止させる。係止孔2cは、横架材2aの長さ方向中間位置に形成されている。係合部4c2は、当接部4c5,4c6が横架材2aの上面及び内側面に其々当接する。係合部4c2を横架材2aに係合させた4本のアーム4cは、4本の横架材2aの其々の長さ方向中間位置から枠体2の中心に向かって上側に傾斜して延び、図1に示すように、枠体2上で交差する合掌構造を形成する。尚、4本のアーム4cの中間部に取り付けた第3連結部10には、第1連結部材7の一端部が連結され、第1連結部材7の他端部は、フリーの状態となっている(図13参照)。第1連結部材7は、支柱支持体4を架設する際に予めアーム4cに先に取り付けていても良く、或いは、アーム4cを横架材2aに取り付けた後、アーム4cに取り付けても良い。
The procedure for erection of the
次に、枠体2の四隅にある第2連結部2bとガイド部4aの下部にある第1連結部4dとを連結補助部材8を構成する4本のワイヤーで其々連結する。上記したように連結補助部材8を構成する4本のワイヤーのうちの一本のワイヤーには、張力調整部8aを構成するターンバックルが介在されている。張力調整部8aが介在されていない3本のワイヤーは、支柱6が枠体2の中心位置にくる長さに設定されており、張力調整部8aによる張力を緩めた状態で第2連結部2bと第1連結部4dに連結補助部材8を構成するワイヤーを連結する。張力調整部8aの締め込み度合いを調整することで、連結補助部材8を構成する4本のワイヤーが所定の張力に調節され、支柱6の傾きが鉛直方向に修正されるとともに枠体2の既定の形状(図示例では正方形)からの変形(図示例では僅かな菱形への変形等)が既定の形状に修正される。
Next, the second connecting
張力調整部8aの締め込み調整後、図13に示すように、支柱支持体4の上から天幕5(仮想線で示されている。)を被せる。図示していないが、天幕5は、天幕5に取り付けられている留め紐等を横架材2a等に縛り付ける等して、取り付けられる。
After the tightening adjustment of the
天幕5を支柱支持体4及び枠体2に被せておいてから、図14に示すよう、支柱6をガイド部4a内でスライドさせながらガイド部4aから上方へ突出させ、所定突き上げ高さ位置(図13に示された位置)で係止手段4bによって係止させる。
After the
天幕5を被せて支柱6を伸長させた後、図15に示すように、フリーの状態になっている第1連結部材7の他端部を支柱6の下端部に取り付けた第4連結部11に連結し、第1張力調整部7bの締め込み度合いを調整することで、第1連結部材7の長さが調節されるとともに第1連結部材7が所定の張力に調節される。そのため、支柱6が天幕5の重量により押し下げられていても、第1連結部材7の長さを調節することにより支柱6を持ち上げることができ、天幕5にテンションを与えることができる。
After covering the
第1連結部材7の長さを調節して天幕5にテンションを与えた後、図16に示すように、脚体3を伸張させて所定の伸張位置でロック機構3cによってロックし、テントが完成する。
After adjusting the length of the first connecting
上記構成を有するテントフレーム1は、天幕5の重量が増しても、第1連結部材7の長さを調節することによって、支柱6を持ち上げることができるので、横架材2aの湾曲(弛み)を防ぐことができて天幕5上に水たまりが生じないようにすることができる。
In the
また、テントフレーム1は、図16の組立完成状態において、第1連結部材7と第4連結部11との連結を解除するとともに係止手段4bによる支柱6の係止を解除すれば、支柱6がガイド部4aに案内されつつ自由落下する。自由落下した支柱6は、図13に示す位置迄落下する。図示例では支柱6の頂部6aがストッパーとなり、頂部6aがガイド部4aの上端部に当接するまで落下する。頂部6aは、支柱6の上端に固定された樹脂製キャップとすることができる。
Further, in the assembled
従って、天幕5を張ってテントの組立が完成した状態で強風が吹き出した場合に、第1連結部材7と第4連結部11との連結を解除するとともに係止手段4bを解除し、支柱6を速やかに降ろすことができ、突き上げられていた天幕5を迅速に下げて、強風による横風の影響を軽減し、テントの倒壊等を迅速に防ぐことができる。
Therefore, when a strong wind blows out with the
また、支柱支持体4は、合掌構造を形成するアーム4cでガイド部4aを支持し、支柱6がガイド部4aに支持されているので、長尺の支柱6であっても安定して支持することができる。しかも、支柱6の下端部とアーム4cの中間部とを第1連結部材7で連結しているので、支柱6をより安定して支持することができる。
Further, since the
アーム4cは、係止ピン4c7を横架材2aの係止孔2cに差し込む構成とすれば、抜き差しが容易であり、組立及び分解が容易である。
If the
アーム4cは、ガイド部4aの外周部に揺動自在に連結されるので、枠体2から取り外した後、アーム4cをガイド部4aの側に沿わせるようにして折り畳むことでコンパクト化が可能であり、収納や運搬に好適である。
Since the
アーム4cがガイド部4aの上部に連結され、第1連結部4dがガイド部4aの下部に設けられることにより、ガイド部4aの上部は合掌構造により強固に支持され、ガイド部4aの下部を、連結補助部材8を構成する4本のワイヤーによって四方に引っ張って、支柱6が鉛直方向を向くようにしているので、天幕5(図16参照)が強風を受けて支柱6の上端部に大きな力を受けても、支柱6を強固に支持し得る。
The
第1連結部4dをガイド部4aの外周面から突出する鍔部4d1に連結補助部材8を連結するための4つの第1連結用孔4d2を形成することにより、ワイヤー等で形成される連結補助部材8の取り付け構造が簡素化される。また、ワイヤー等で形成される連結補助部材8がガイド部4aの下方でクロスしないので、ガイドから支柱6が自由落下する際の邪魔になることがない。
A connection assist formed by a wire or the like by forming four first connection holes 4d2 for connecting the connection
図17~図26は本発明に係るテントフレーム1の他の実施形態を示すものであり、テントフレーム1は、4本の横架材2aを連結した長方形状の枠体2と、枠体2の四隅に其々接続されて枠体2を支持する4本の脚体3と、枠体2に連結されて支持される隣り合う2つの支柱支持体4と、各支柱支持体4に其々支持されて天幕5を下方から部分的に突き上げ支持するための2本の支柱6と、支柱支持体4の一部のアーム4cと当該支柱支持体4に支持された支柱6の下端部とを長さ調節可能に連結する第1連結部材7と、隣り合う支柱支持体4に支持された支柱6の下端部同士を長さ調節可能に連結する第2連結部材14と、を有しており、隣り合って配置された支柱支持体4の最も近接するアーム4c同士が互いに連結されているとともに隣り合う支柱6の頂部6a同士が互いに連結されている。尚、図1~図16に示すテントフレーム1と同じ部材・部位には、同一の参照番号を付し、詳細な説明を省略する。また、図18に示すテントフレームにおいて、連結補助部材8(ワイヤー)の張力調整部8a(ターンバックル)は、省略しても良い。
17 to 26 show another embodiment of the
2つの支柱支持体4は、ガイド部4a、係止手段4b、4本のアーム4c等を備えており、図1~図16に示すテントフレーム1の支柱支持体4と略同様構造に構成されている。一方の支柱支持体4は、長方形状の枠体2の一端部側に連結されて枠体2に支持されており、3本のアーム4cの自由端部に設けた係合部4c2が枠体2の一方の短辺と対向する長辺に其々係合されている。また、他方の支柱支持体4は、長方形状の枠体2の他端部側に連結されて枠体2に支持されており、3本のアーム4cの自由端部に設けた係合部4c2が枠体2の他方の短辺と対向する長辺に其々係合されている。尚、隣り合って配置された支柱支持体4の最も近接するアーム4cの自由端部には、係合部4c2が設けられていない。
The two strut supports 4 include a
更に、隣り合って配置された支柱支持体4の最も近接するアーム4c同士は、その自由端部同士が長尺状の接続プレート15及び接続ピン16を介して互いに連結されている。即ち、最も近接するアーム4c同士は、両アーム4cの自由端部に接続プレート15の端部を其々挿入し、アーム4cの自由端部と接続プレート15の端部に接続ピン16を挿着することによって、互いに連結される。
Further, the
第1連結部材7は、図1~図16に示すテントフレーム1に用いた第1連結部材7と同じに構成されており、一方の支柱支持体4の3つのアーム4c(係合部4c2を設けた3つのアーム4c)と一方の支柱支持体4に支持された支柱6の下端部とを其々連結し、また、他方の支柱支持体4の3つのアーム4c(係合部4c2を設けた3つのアーム4c)と他方の支柱支持体4に支持された支柱6の下端部とを其々連結している。
The first connecting
第2連結部材14は、図20を参照して、ワイヤー14aと、ワイヤー14aに介在された第2張力調整部14bと、を備えている。図示例において、第2張力調整部14bは、ターンバックルである。このターンバックルを伸ばしたり、縮めたりすることによって、第2連結部材14の長さを調節することができるとともに第2連結部材14の張力を調整することができる。尚、ターンバックルは、ワイヤー14aの途中に介在させても良く、或いは、ワイヤー14aの端部に設けても良い。
The second connecting
前記第2連結部材14において、ワイヤー14aに代えて、ベルト、チェーン、金属棒等を採用することができる。また、第2張力調整部14bは、ターンバックルに代えて、第2連結部材14の材質等に応じて公知の張力調整部を備えることができる。
In the second connecting
前記第2連結部材14の一端部は、一方の支柱6の下端部に取り付けた第4連結部11に連結金具12を介して連結され、また、第2連結部材14の他端部は、他方の支柱6の下端部に取り付けた第4連結部11に連結金具12を介して連結されている。尚、第2連結部材14の両端部は、連結金具12を用いずに、第4連結部11に直接連結するようにしても良い。
One end of the second connecting
そして、隣り合って配置される支柱支持体4は図20、図21を参照して、、隣り合う其々の支柱6の頂部6aが頂部連結部材17により互いに連結されている。頂部連結部材17は、断面矩形状を有し、中空のアルミニウム合金製形材で形成されており、頂部連結部材17の両端部に金属製プレート18を介して設けた金属製ピン19を支柱6の頂部6aに挿着することによって、隣り合う其々の支柱6の頂部6aが互いに連結される。
Then, in the column supports 4 arranged adjacent to each other, with reference to FIGS. 20 and 21, the
次に、図17~図21に示すテントフレーム1を組み立てる場合について説明する。先ず、4本の脚体3の其々にジョイント部2dを連結する。次いで、4本の横架材2aをジョイント部2dに接続し、4本の脚体3の上に枠体2を形成する。その次に、2つの支柱支持体4を枠体2に架設し、隣り合って配置された支柱支持体4の最も近接するアーム4c同士を接続プレート15及び接続ピン16により互いに連結するとともに隣り合う支柱6の頂部6a同士を頂部連結部材17により互いに連結する(図22、図23参照)。
Next, a case of assembling the
次に、枠体2の四隅にある第2連結部2bと2つの支柱支持体4のガイド部4aの下部にある第1連結部4dとを連結補助部材8を構成するワイヤーで其々連結し、連結補助部材8に介在されている張力調整部8aを構成するターンバックルの締め込み度合いを調整して支柱6の傾きを鉛直方向に修正するとともに枠体2の形状を既定の形状に修正する。
Next, the second connecting
張力調整部8aの締め込み調整後、図23に示すように、支柱支持体4の上から天幕5を被せる。図示していないが、天幕5は、天幕5に取り付けられている留め紐等を横架材2a等に縛り付ける等して、取り付けられる。
After the
天幕5を2つの支柱支持体4及び枠体2に被せておいてから、図24に示すように、2つの支柱6をガイド部4a内でスライドさせながらガイド部4aから上方へ突出させ、所定突き上げ高さ位置(図に示された位置)で係止手段4bによって係止させる。
After the
天幕5を被せて2つの支柱6を伸長させた後、図25に示すように、フリーの状態になっている第1連結部材7の他端部を支柱6の下端部に取り付けた第4連結部11に連結するとともに隣り合う支柱6の下端部に取り付けた第4連結部11同士を第2連結部材14で連結した後、第1連結部材7の第1張力調整部7b及び第2連結部材14の第2張力調整部14bの締め込み度合いを調整することで、第1連結部材7及び第2連結部材14の長さが調節されるとともに第1連結部材7及び第2連結部材14が所定の張力に調節される。そのため、2つの支柱6が天幕5の重量により押し下げられていても、第1連結部材7及び第2連結部材14の長さを調節することにより2つの支柱6を持ち上げることができ、天幕5にテンションを与えることができる。
After covering the
第1連結部材7及び第2連結部材14の長さを調節して天幕5にテンションを与えた後、図26に示すように、脚体3を伸張させて所定の伸張位置でロック機構3cによってロックし、テントが完成する。
After adjusting the lengths of the first connecting
図17~図26に示すテントフレーム1は、図1~図16に示すテントフレーム1と同様の作用効果を奏することができる。しかも、図17~図26に示すテントフレーム1は、2つの支柱支持体4を備えているため、大型のテントフレーム1であっても剛体化することができる。また、2つの支柱6の下端部を第2連結部材14で連結するとともに2つの支柱6の頂部6aを頂部連結部材17で連結しているため、支柱6をより安定して支持することができる。
The
本発明は、上記実施形態に限定解釈されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更態様を採用することができる。 The present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be adopted without departing from the spirit of the present invention.
例えば、枠体2に関して、上記各実施形態では正方形又は長方形の枠体2を例示したが、正方形又は長方形以外の多角形の枠体2とするともできるし、円形、或いは楕円形等の枠体2とすることもできる。
For example, regarding the
また、脚体3に関して、上記実施形態では4本の脚体3を例示したが、4本に限らず、枠体2の形状に応じて3本以上の複数本の脚体3を設けることができる。
Further, regarding the
また、上記実施形態では、支柱6が1本又は2本の実施形態を例示したが、支柱6は1本又は2本に限らず、離間配置して3本以上備えることもできる。
Further, in the above embodiment, the embodiment in which the number of
また、係止手段4bは、上記実施形態においてガイド部4aに取り付けたプランジャーピンを例示したが、支柱6を所定の突き上げ高さ位さ位置で係止できるものであればよく、例えば、支柱6の内部にプランジャーピンを取り付けて支柱6の表面にプランジャーピンを出没可能に設けることにより、ガイド部4aの上端縁で係止する構成とし、支柱6の側の係止手段4bを設けることもできる。
Further, the locking means 4b exemplifies the plunger pin attached to the
また、上記実施形態においてはガイド部4aとして角パイプを例示したが、ガイド部4aは、角パイプに限らず、支柱6をその長さ方向に沿って案内できるものであれば形状等は限定されない。
Further, in the above embodiment, the square pipe is exemplified as the
また、枠体2やアーム4cは、シザーズ状、Xリンク機構、或いはパンタグラフ機構等の折り畳み式テントにおいて従来公知の折り畳み可能な構造(例えば、特開2000-154671号公報等)とすることもできる。
Further, the
上記実施例においてアーム4cが枠体2に係合する例を示したが、アーム4cを脚体3に係合させる構成を採用することも可能であり、枠体2と脚体3の双方にアーム4cを係合させる構成を採用することもできる。
In the above embodiment, the example in which the
1 テントフレーム
2 枠体
2a 横架材
3 脚体
4 支柱支持体
4a ガイド部
4b 係止手段
4c アーム
4c2 係合部
6 支柱
6a 頂部
14 第2連結部材
1
Claims (3)
前記枠体を支持する複数本の脚体と、
前記枠体に連結されて支持される支柱支持体と、
前記支柱支持体に支持された支柱と、を備え、
前記支柱支持体は、前記支柱をその長さ方向に沿って上下動可能に案内するガイド部と、所定の突き上げ高さで前記支柱に係止して支柱を支持する係止手段と、前記ガイド部に揺動自在に連結されるとともに自由端部に前記枠体に係合する係合部を備える複数本のアームと、を有し、前記係合部が前記枠体に係合することにより前記枠体上に組まれるように構成され、
前記アームと前記支柱の下端部とを長さ調節可能に連結する第1連結部材を更に備える、テントフレーム。 A frame body that connects horizontal members and
Multiple legs that support the frame and
A strut support that is connected to and supported by the frame body and
A strut supported by the strut support is provided.
The support body includes a guide portion that guides the support column so as to be vertically movable along its length direction, a locking means that locks the support column to the support column at a predetermined push-up height to support the support column, and the guide. By having a plurality of arms swingably connected to the portion and having an engaging portion engaged with the frame body at the free end portion, the engaging portion engages with the frame body. It is configured to be assembled on the frame and
A tent frame further comprising a first connecting member that connects the arm and the lower end of the support column so as to be adjustable in length.
隣り合って配置される支柱支持体は、隣り合う其々のアームが互いに連結されることによって、互いに連結され、
隣り合う前記支柱支持体の其々の支柱の下端部を長さ調節可能に連結する第2連結部材を更に備える、
請求項1に記載のテントフレーム。 A plurality of the support supports are provided, and the support is provided.
The strut supports placed next to each other are connected to each other by connecting the adjacent arms to each other.
Further provided with a second connecting member for length-adjustably connecting the lower ends of the respective columns of the adjacent column supports.
The tent frame according to claim 1.
隣り合って配置される支柱支持体は、隣り合う其々の支柱の頂部が互いに連結されることにより、互いに連結される、
請求項1又は2に記載のテントフレーム。 A plurality of the support supports are provided, and the support is provided.
The strut supports arranged next to each other are connected to each other by connecting the tops of the adjacent strut to each other.
The tent frame according to claim 1 or 2.
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