JP2022086636A - 情報制御装置、情報制御方法および情報制御プログラム - Google Patents

情報制御装置、情報制御方法および情報制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者がペットに対して抱いている関心事項に応じた適切な質問や回答を通知すること。【解決手段】本願に係る情報制御装置は、ペットに関する質問と当該質問に対する回答とを提供するサービスを利用する利用者が有する関心事項であって、ペットに関する関心事項を示す関心情報を取得する取得部と、関心情報に基づいて、サービスにより提供される質問または回答のうち、利用者に通知する質問または回答を決定する決定部とを有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、情報制御装置、情報制御方法および情報制御プログラムに関する。
従来、インターネット等の情報提供技術の進歩に伴い、様々な情報を利用者に提供するための技術が提案されている。
このような技術の一例として、ペットに関する各種の情報を利用者に提供するための技術が知られている。例えば、各飼い主が飼っているペットの行動を検出して記憶したり、SNS(Social Networking Service)形式で各ペットの行動を利用者に提供したりする技術が知られている(特許文献1)。
また、質問投稿コンテンツや回答投稿コンテンツを提供するサービスにおいて、回答者となるユーザの質問への回答能力の情報を取得し、回答能力の情報に基づいて複数の質問の中からユーザに提示する質問を判別することで、回答を促進させようとする技術が知られている(特許文献2)。
特開2011-044787号公報 特開2019-125146号公報
しかしながら、上記の従来技術では、利用者がペットに対して抱いている関心事項に応じた適切な質問や回答を通知することができるとは限らない。
例えば、上述した従来技術では、利用者が登録したペットの名前や種別、検出されたペットの行動をSNS形式で提供したり、あるいは、利用者がより回答しやすい質問を提供したりしているに過ぎない。このため、上記の従来技術では、利用者がペットに対して抱いている関心事項に応じた適切な質問や回答を通知することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者がペットに対して抱いている関心事項に応じた適切な質問や回答を通知することを目的とする。
本願に係る情報制御装置は、ペットに関する質問と当該質問に対する回答とを提供するサービスを利用する利用者が有する関心事項であって、ペットに関する関心事項を示す関心情報を取得する取得部と、前記関心情報に基づいて、前記サービスにより提供される質問または回答のうち、前記利用者に通知する質問または回答を決定する決定部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者がペットに対して抱いている関心事項に応じた適切な質問や回答を通知することができる。
図1は、情報制御装置により制御された質問一覧画面の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報制御処理の一例を示す図である。 図3は、通知対象が表示された際の通知画面の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るシステム構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報制御装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る基本情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るペット情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る関心事項記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る質問情報記憶部の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る回答情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報制御処理手順を示すフローチャートである。 図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
ペットに関する質問と当該質問に対する回答とを提供するサービスを利用する利用者が有する関心事項であって、ペットに関する関心事項を示す関心情報を取得する取得部と、前記関心情報に基づいて、前記サービスにより提供される質問または回答のうち、前記利用者に通知する質問または回答を決定する決定部とを有することを特徴とする情報制御装置。
このような情報制御装置によれば、ペットに関する質問と当該質問に対する回答とを提供するサービスを利用する利用者の、ペットに関する関心事項を示す関心情報を取得し、取得した関心情報に基づいて、このサービスにより提供される質問または回答のうち、利用者に通知する質問または回答を決定するため、利用者がペットに対して抱いている関心事項に応じた適切な質問や回答をこの利用者に通知することができる。
また、このような情報制御装置によれば、サービスにログインしてアクション(例えば、質問に対する回答の投稿、ペットに関する悩みに関する回答の確認等)を起こそうという動機付けを利用者に対して効果的に行うことができるようになるため、サービスに対する定着率や再訪率を高めることができ、この結果、サービスの活性化を実現することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記ペットに関する関心事項として、前記利用者により登録された関心事項を示す関心情報を取得する。
このような情報制御装置によれば、利用者により登録された関心事項を示す関心情報を取得するため、利用者のペットに関する関心事項がどのような内容であるかを的確に認識することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記ペットに関する関心事項として、前記サービスが前記利用者により利用されたことによる履歴情報に基づき推定された関心事項を示す関心情報を取得する。
このような情報制御装置によれば、サービスが利用者により利用されたことによる履歴情報に基づき推定された関心事項を示す関心情報を取得するため、例えば、利用者に対して関心事項の登録作業をさせずとも、この利用者のペットに関する関心事項がどのような内容であるかを認識することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記利用者により登録されたペットの属性情報をさらに取得し、前記ペットに関する関心情報および前記利用者により登録されたペットの属性情報に基づいて、前記利用者に通知する質問または回答を決定する。
このような情報制御装置によれば、利用者により登録されたペットの属性情報をさらに取得し、ペットに関する関心情報および利用者により登録されたペットの属性情報に基づいて、利用者に通知する質問または回答を決定するため、利用者により登録されたペットに関する関心事項に応じた適切な質問や回答をこの利用者に通知することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記利用者により登録されたペットの属性情報として、前記利用者により飼われているペットの属性情報を取得する。
このような情報制御装置によれば、記利用者により飼われているペットの属性情報を取得するため、利用者が飼っているペットに関する関心事項に応じた適切な質問や回答をこの利用者に通知することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記サービスにより提供される質問または回答と、前記関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答と、前記利用者により登録されたペットの属性情報とに基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から前記利用者に通知する質問または回答を決定する。
このような情報制御装置によれば、サービスにより提供される質問または回答と、関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答と、利用者により登録されたペットの属性情報とに基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から利用者に通知する質問または回答を決定するため、通知対象の質問または回答を決定する精度を高めることができるようになる。
また、情報制御装置は、前記サービスにより提供される質問または回答と、前記関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答を投稿した投稿者に紐づくペットの属性情報と、前記利用者により登録されたペットの属性情報との関連度に基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から前記利用者に通知する質問または回答を決定する。
このような情報制御装置によれば、サービスにより提供される質問または回答と、関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答を投稿した投稿者に紐づくペットの属性情報と、利用者により登録されたペットの属性情報との関連度に基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から利用者に通知する質問または回答を決定するため、例えば、関心事項に関連する質問や回答であって、利用者のペットに類似するペットを飼っている投稿者による質問や回答が通知対象として決定されるため、利用者の関心事項により最適な質問や回答を通知することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記サービスにより提供される質問または回答と、前記関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答に紐づくペットの属性情報と、前記利用者により登録されたペットの属性情報との関連度に基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から前記利用者に通知する質問または回答を決定する。
このような情報制御装置によれば、サービスにより提供される質問または回答と、関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答に紐づくペットの属性情報と、利用者により登録されたペットの属性情報との関連度に基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から利用者に通知する質問または回答を決定するため、例えば、関心事項に関連する質問や回答であって、利用者のペットに類似する内容の質問や回答が通知対象として決定されるため、利用者の関心事項により最適な質問や回答を通知することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記ペットに関する関心情報に基づき、前記サービスにより提供される質問のうち前記利用者に通知する質問を決定するとともに、前記ペットに関する関心情報に基づき、決定した質問に紐づく回答のうち前記利用者に通知する質問を決定する。
このような情報制御装置によれば、ペットに関する関心情報に基づき、サービスにより提供される質問のうち利用者に通知する質問を決定するとともに、ペットに関する関心情報に基づき、決定した質問に紐づく回答のうち前記利用者に通知する質問を決定するため、利用者の関心事項に最適な質問と回答との組合せを通知することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記サービスにより提供される質問が有する属性情報である質問属性に基づき算出された通知の優先度をさらに用いて、前記利用者に通知する質問を決定する。
このような情報制御装置によれば、サービスにより提供される質問が有する属性情報である質問属性に基づき算出された通知の優先度をさらに用いて、利用者に通知する質問を決定するため、より重要性の高い質問に回答が付くよう支援することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記質問属性として、前記サービスにより提供される質問の難易度または緊急性に基づき算出された前記優先度に基づいて、前記利用者に通知する質問を決定する。
このような情報制御装置によれば、サービスにより提供される質問の難易度または緊急性に基づき算出された優先度に基づいて、利用者に通知する質問を決定するため、例えば、難易度が高く回答が付きにくい質問(例えば、病気疾患系の質問等)や、要回答の緊急性がより高い質問に対して効果的に回答が付くよう支援することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記サービスにより提供される回答が有する属性情報である回答属性に基づき算出された通知の優先度をさらに用いて、前記利用者に通知する回答を決定する。
このような情報制御装置によれば、サービスにより提供される回答が有する属性情報である回答属性に基づき算出された通知の優先度をさらに用いて、利用者に通知する回答を決定するため、利用者の悩みや困りごとに対してより良い解決策となり得る回答を通知することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記決定部により決定された通知対象を前記利用者に通知する通知部をさらに有する。
このような情報制御装置によれば、決定した通知対象を利用者に通知するため、例えば、メール機能、アプリ内プッシュ通知機能等を活用した通知を実現することができるようになる。
また、情報制御装置は、前記利用者と、前記利用者のペットとの間での行動に基づく関係性が所定の関係性になったと推定されるタイミングに基づいて、前記決定部により決定された通知対象を前記利用者に通知する。
このような情報制御装置によれば、利用者と、利用者のペットとの間での行動に基づく関係性が所定の関係性になったと推定されるタイミングに基づいて、決定された通知対象を利用者に通知するため、通知対象を効果的に閲覧させることができるようになる。
また、情報制御装置は、前記利用者が前記ペットと行動を共にしていると推定されるタイミングに基づいて、前記決定部により決定された通知対象を前記利用者に通知する。
このような情報制御装置によれば、利用者がペットと行動を共にしていると推定されるタイミングに基づいて、決定された通知対象を利用者に通知するため、ペットに対する利用者の意識が高まっているとき(例えば、散歩を終えた後ペットの手入れをしてあげているときや、散歩を終えたばかりでペットへの意識が高まりかつ一息ついているとき等)に通知対象を通知することができるため、通知対象を効果的に閲覧させるとともに、サービスへのログインを促すことができるようになる。
また、情報制御装置は、前記決定部により前記利用者に通知する質問が決定された場合には、決定された質問を示す質問文の全てを閲覧可能な状態で通知する。
このような情報制御装置によれば、利用者に通知する質問が決定された場合には、決定された質問を示す質問文の全てを閲覧可能な状態で通知するため、利用者はサービスにログインせずとも、自身が回答できそうな悩みや困りごとを有する他の利用者がいることを把握することができるようになり、この結果、実際に回答するためサービスにログインしようという意欲を高められる。したがって、情報制御装置100によれば、例えば、サービスへの再訪率を高め活性化につなげることができるようになる。
また、情報制御装置は、前記決定部により前記利用者に通知する回答が決定された場合には、決定された回答を示す回答文のうち、所定範囲の回答文のみ閲覧可能な状態で通知する。
このような情報制御装置によれば、利用者に通知する回答が決定された場合には、決定された回答を示す回答文のうち、所定範囲の回答文のみ閲覧可能な状態で通知するため、悩みや困りごとに対する回答の詳細を知りたいという要求を効果的に高めることができるため、利用者に対してサービスへのログインを促すことができ、この結果、例えばサービスSAへの再訪率を高め活性化につなげることができるようになる。
また、情報制御装置は、通知に対する前記利用者の閲覧状況に基づいて、前記決定部により決定された通知対象を前記利用者に通知するタイミングを制御する。
このような情報制御装置によれば、通知に対する利用者の閲覧状況に基づいて、決定された通知対象を利用者に通知するタイミングを制御するため、例えば、利用者が情報を閲覧しやすい傾向にある時間帯に通知対象を通知することで、通知対象を効果的に閲覧させることができるようになる。
以下に、情報制御装置、情報制御方法および情報制御プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)の一例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により情報制御装置、情報制御方法および情報制御プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[実施形態]
〔1.はじめに〕
質問とこの質問に対する回答の投稿を受け付けることにより、投稿された質問と回答を利用者に提供するというサービスがある。このようなサービスは、所謂、Q&Aサイト等とよばれ様々な分野で活用されている。
ここで、実施形態に係る情報制御装置100は、投稿された質問と回答を利用者に提供するサービスの一例として、ペットに関する質問とこの質問に対する回答の投稿を受け付けることにより、投稿された質問と回答を利用者に公開(提供)するというサービス(以下、「サービスSA」と表記する場合がある)についての各種制御を行っている。この点について、図1を用いて説明する。図1は、情報制御装置100により制御された質問一覧画面C3の一例を示す図である。
例えば、サービスSAに会員登録している利用者は、ペットにおける悩み・困りごと等に関する質問を探してこの質問に対する回答を得ようとしたり、どのような質問に対してどのような回答が寄せられているかを閲覧したりする場合には、質問一覧画面C3の配信を受けるために情報制御装置100にアクセスする。例えば、利用者は、自身の端末装置10を用いて情報制御装置100にアクセスする。
情報制御装置100は、係るアクセスに応じて、質問一覧画面C3内に表示させる内容を制御し、制御した内容が表示されるように質問一覧画面C3を配信する。
例えば、質問一覧画面C3は、質問を検索するための検索条件や検索条件に一致した質問を一覧表示させる機能を有する。図1の例によると、質問一覧画面C3は、領域AR31、領域AR32、領域AR33、領域AR34、領域AR35といった5つの領域に分けられる。そして、図1の例によると、領域AR31には、質問一覧画面C3における表示候補の質問から、どのようなカテゴリに属する悩み等にする質問を、表示対象の質問として絞り込ませるかを指定するための条件が表示される。
また、図1の例では、領域AR31には、「犬」カテゴリについての悩みに関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「猫」カテゴリについての悩みに関する質問を絞り込むための絞り込み条件が表示される例が示されている。また、領域AR31には、「病気・けが」カテゴリについての悩みに関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「食事」カテゴリについての悩みに関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「飼い方・しつけ」カテゴリについての悩みに関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「お出かけ・遊び」カテゴリについての悩みに関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「長生き・介護」カテゴリについての悩みに関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「その他」カテゴリについての悩みに関する質問を絞り込むための絞り込み条件が表示される例が示されている。
また、領域AR32には、検索対象の質問を指定する検索キーワードを入力させるための入力欄IF321が表示される。領域AR33には、サービスSAへ投稿したい質問が受け付けられる質問投稿画面(不図示)へと遷移させるボタンBT31が含まれる。このようなことから、端末装置10は、利用者によりボタンBT31が押下された場合には、質問投稿画面の配信要求を情報制御装置100に送信する。
また、領域AR34には、質問一覧画面C3において表示されている表示対象の質問を、どのような順で並べ替えさせるか並べ替え条件を選択させるためのプルダウンRC341が含まれる。並べ替え条件には、例えば、「未解決の質問」、「新着順での並び替え」、「閲覧数順での並び替え」、「回答数順での並び替え」等が存在するほか、「私が知りたいが多い順」(賛同評価の数が多い順)という並べ替え条件が存在する。
また、領域AR35には、表示対象の質問が上から順に一覧表示される。図1の例では、領域AR35には、ある利用者により投稿された質問である質問Q31、さらに別の利用者により投稿された質問である質問Q41、さらに別の利用者により投稿された質問である質問Q51が表示される例が示されている。
ここで、並べ替え条件「私が知りたいが多い順」を例に挙げると、カテゴリ条件で絞り込まれた質問、あるいは、検索キーワードにヒットした質問のうち、賛同評価の数が多い上位所定数の質問が、領域AR35において上から順に一覧表示される。
なお、ここでいう賛同評価とは、「この質問で挙げられているペットの疑問について自身も知りたかった」といったように同意できる質問、あるいは、「この質問で挙げられている悩み事は自身のペットにも当てはまる悩み事だ」といったように同意や共感に基づく評価を示す。したがって、より多くの利用者から共感を得られるような質問ほど、賛同評価の数は多くなる。
例えば、図1の例では、回答が得られていない「未解決の質問」を並べることがデフォルトで設定されていることにより、回答が得られていない質問Q31、質問Q41、質問Q51が領域AR35に一覧表示されているものとする。そして、このような状態において、利用者が、並べ替え条件「私が知りたいが多い順」を指定したとする。
係る場合、情報制御装置100は、並べ替え条件「私が知りたいが多い順」での並び替え指示を受け付ける。そして、情報制御装置100は、表示対象の質問のうち、賛同評価の数が多い上位所定数の質問を抽出する。例えば、情報制御装置100は、表示対象の質問として、回答が得られていない「未解決の質問」のうち、賛同評価の数が多い上位所定数の質問を抽出する。ここでは、情報制御装置100は、賛同評価の数が最も多い質問Q71、賛同評価の数が2番目に多い質問Q81、賛同評価の数が3番目に多い質問Q91という3つの質問を抽出したとする。
そうすると、情報制御装置100は、図1に示すように、領域AR35において現在表示されている質問Q31、質問Q41、質問Q51に代えて、上記抽出した質問Q71、質問Q81、質問Q91を上から順に並べた状態で表示するよう表示制御する。例えば、情報制御装置100は、端末装置10に対して表示制御する。
また、図1の例によると、領域AR35において一覧表示される各質問は、係る質問で質問対象となっているペットの種別を視覚的に判別可能な画像、ペットに関する属性情報(例えば、ペットの種別のうち、ペットの種別をさらに細分化した種別に関する情報、ペットの年齢、ペットの性別、ペットの性格等)、ペットの紹介文、質問内容を示すテキスト(文章)の一部または全てによって構成される。
また、領域AR35において一覧表示される各質問には、この質問の詳細内容が示されるQ&A詳細画面(不図示)へと遷移させるためのリンク情報が張られる。このようなことから、端末装置10は、利用者によりリンク情報が押下された場合には、Q&A詳細画面の配信要求を情報制御装置100に送信する。
このように情報制御装置100は、利用者からのアクセスに応じて、図1に示すような機能および構造を有する質問一覧画面C3を提供する。このような情報制御装置100によれば、質問の探しやすさや質問の閲覧し易さを向上させることができるため、利便性の高いサービスSAを実現することができる。また、このような情報制御装置100によれば、例えば、利用者が望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができるため、利用者が疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができる。
〔2.実施形態に係る情報制御処理の概要〕
上記説明した通り、情報制御装置100により提供されるサービスSAは、例えば、ペットを飼っている利用者にとっては非常に有益なものであると考えられる。しかしながら、利用者による質問や回答の投稿に依存しているという性質上、サービスSAを継続的に活用する利用者の数を増やし、サービスSAを活性化させてゆかなければ、利用者の離脱により有益具合が低下してしまうといった問題点もある。
そして、このような問題を解決するためには、サービスSA(サービスSAに対応するQ&Aサイト)にログインし投稿活動しようという意欲を高めることが必要であると考えられ、そのための施策として、実施形態に係る情報制御処理が行われるに至った。具体的には、実施形態に係る情報制御処理は、投稿されている質問または回答のうち、サービスSAを利用する利用者が、ペットに関して抱いている関心事項(例えば、悩み・困りごと・興味事項等)に応じた質問または回答を決定し、この関心事項を有する利用者に対して決定した質問や回答を通知しようとするアプローチである。
このような実施形態に係る情報制御処理によれば、利用者がペットに対して抱いている関心事項に応じた適切な質問や回答をこの利用者に通知することができるため、サービスSAにログインしてアクション(例えば、質問に対する回答の投稿、ペットに関する悩みに関する回答の確認等)を起こそうという動機付けを利用者に対して効果的に行うことができるようになると考えられる。また、この結果、サービスSAに対する定着率や再訪率を高めることができるようになるため、サービスSAの活性化を実現することができるようになると考えられる。
〔3.実施形態に係るシステム構成について〕
上実施形態に係る情報制御処理の具体的な一例について図2および図3用いて説明するが、これに先立ってまず図4を用いて実施形態に係るシステム構成について説明する。図4は、実施形態に係るシステム構成の一例を示す図である。図4には、実施形態に係る情報制御システムの一例として、情報制御システム1が示される。図4の例によれば、情報制御システム1は、端末装置10と、情報制御装置100とを含む。
端末装置10は、サービスSAの利用者によって利用される情報処理端末である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、ウェアラブルデバイスや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。本実施形態では、端末装置10は、スマートフォンであるものとする。なお、サービスSAの利用者は、サービスSAに会員登録している利用者であってもよいし、会員登録せずに訪問してきた利用者であってもよい。
また、端末装置10は、汎用的なアプリケーションであるウェブブラウザや、サービスSAに対応する専用のアプリケーションを介して、情報制御装置100との間で情報の送受信を行うことができる。これにより利用者は、サービスSAを利用してペットに関する質問や回答を投稿したり、自身の目的に合った質問や回答を検索したりすることできるようになる。
情報制御装置100は、図1で説明したサービスSAに関する各種制御を行う情報処理装置である。例えば、情報制御装置100は、利用者からペットに関する質問や、質問に対する回答を受け付け、受け付けた質問や回答がサービスSA(具体的には、サービスSAに対応するQ&Aサイト)を介して他の利用者に公開されるよう、受け付けた質問や回答の投稿を制御する。
また、情報制御装置100は、実施形態に係る情報制御処理も行う。具体的には、情報制御装置100は、ペットに関する質問と当該質問に対する回答とを提供するサービスSAを利用する利用者がペットについて有する関心事項を示す関心情報を取得し、取得した関心情報に基づいて、サービスSAにより提供される質問または回答のうち、利用者に通知する質問または回答を決定する。そして、情報制御装置100は、決定した質問や回答を利用者に通知する。また、以下の説明では、ペットに関する関心事項との表現は、利用者がペットについて有する関心事項(例えば、利用者が自身のペットについて有する関心事項)を指し示すものとする。
なお、本実施形態では、情報制御装置100は、サーバ装置であるものとして説明するが、クラウドシステムにより実現されてもよい。
〔4.実施形態に係る情報制御処理の一例〕
ここからは、図2を用いて、情報制御装置100によって行われる実施形態に係る情報制御処理の一例について説明する。図2は、実施形態に係る情報制御処理の一例を示す図である。図2の例によれば、サービスSAの利用者は、関心事項登録画面C5を介して、所定のペット(例えば、利用者自身が飼っているペット)の属性であるペット属性を示す情報(ペット属性情報)や、ペットに関する関心事項を示す関心情報を情報制御装置100に対して登録することができる。また、例えば、利用者は、端末装置10を用いて、関心事項登録画面C5の配信要求を情報制御装置100に送信することで、関心事項登録画面C5にアクセスすることができる。また、図2の例によれば、情報制御装置100は、任意の利用者である利用者Uxそれぞれから関心情報およびペット属性情報の登録を受け付けることができる。
ここで、図2の例によると、関心事項登録画面C5は、領域AR51、領域AR52、領域AR53といった3つの領域に分けられる。領域AR51は、ペットの基本情報すなわち利用者が飼っているペットのペット属性を示すペット属性情報を入力させるための領域に対応する。したがって、図2の例では、領域AR51には、ペットの種別を選択させるためのプルダウンRC511、ペットの詳細種別を選択させるためのプルダウンRC512、ペットの年齢を選択させるためのプルダウンRC513、ペットの性別を選択させるためのプルダウンRC514、ペットの体重を選択させるためのプルダウンRC515、ペットの毛色を選択させるためのプルダウンRC516が含まれる。
ペットの種別、ペットの詳細種別、ペットの年齢、ペットの性別、ペットの体重、ペットの毛色は、ペットの属性の一例である。なお、ペットの詳細種別は、ペットの種別(例えば、イヌまたはネコ)をさらに細分化した種別に関する情報である。したがって、例えば、プルダウンRC511によってペットの種別「イヌ」が選択された場合には、プルダウンRC512の配下には、ペットの詳細種別として「柴犬」、「ラブラドール」、「ポメラニアン」等が対応付けられることとなる。
また、領域AR52および領域AR53は、ペットに関する関心事項を示す関心情報を入力させるための領域に対応する。具体的には、領域AR52は、ペットに関する関心事項として、ペットに関する悩みや困りごとを示す悩み事項を入力させるための領域に対応する。したがって、領域AR52には、どのようなカテゴリでの悩み事項を有するのか、候補のカテゴリである「お悩みカテゴリ1」から、より近しいカテゴリを選択させるためのプルダウンRC521が含まれる。「お悩みカテゴリ1」の一例としては、「病気」、「怪我」、「しつけ」、「介護」等が挙げられる。
また、領域AR52には、どのようなカテゴリでの悩み事項を有するのか、候補のカテゴリである「お悩みカテゴリ2」からより近しいカテゴリを選択させるためのプルダウンRC522が含まれる。「お悩みカテゴリ2」は、「お悩みカテゴリ1」に対する配下のカテゴリであり、「お悩みカテゴリ1」のうちプルダウンRC521を用いて選択されたカテゴリに応じて項目が変化される。例えば、お悩みカテゴリ1「病気」が選択された場合には、「お悩みカテゴリ2」は、「皮膚疾患」、「目の疾患」、「循環器系」、「泌尿器系」等といった具体的な疾患項目に変化される。このようなことから、「お悩みカテゴリ1」と「お悩みカテゴリ2」とは階層関係となっており、「お悩みカテゴリ2」は、「お悩みカテゴリ1」よりもカバーする範囲の狭いカテゴリといえる。
また、領域AR53は、ペットに関する関心事項として、ペットに関する興味や専門知識を示す興味事項を入力させるための領域に対応する。したがって、領域AR53には、ペットに関してどのような点に興味があるのか、候補のカテゴリである「興味カテゴリ1」から、より近しいカテゴリを選択させるためのプルダウンRC531が含まれる。「興味カテゴリ1」の一例としては、「病気」、「怪我」、「しつけ」、「介護」等が挙げられる。
また、領域AR53には、どのようなカテゴリでの興味を有するのか、候補のカテゴリである「興味カテゴリ2」からより近しいカテゴリを選択させるためのプルダウンRC532が含まれる。「興味カテゴリ2」は、「興味カテゴリ1」に対する配下のカテゴリであり、「興味カテゴリ1」のうちプルダウンRC531を用いて選択されたカテゴリに応じて項目が変化される。例えば、興味カテゴリ1「しつけ」が選択された場合には、「興味カテゴリ2」は、「トイレのしつけ」、「室内飼いについて」等といった具体的なししつけ項目に変化される。このようなことから、「興味カテゴリ1」と「興味カテゴリ2」とは階層関係となっており、「興味カテゴリ2」は、「興味カテゴリ1」よりもカバーする範囲の狭いカテゴリといえる。
なお、上記の通り、図2には、候補の中から関心事項を選択させる例が示されるが、関心事項を直接入力させるような構成が採用されてもよい。
また、本実施形態では、利用者がペットを飼っていることを前提とし、このペットに関する通知がなされるものとする。具体的には、本実施形態では、登録される関心事項は、利用者が飼っているペット(例えば、「ペットの種別」または「ペットの詳細種別」で規定されるペット)に関する関心事項であるものと定めた通知がなされるものとする。一方で、利用者の中には、現在飼っているペット(例えば、イヌ)とは別に、今後飼いたいと考えているペットに関する情報を欲する場合もある。したがって、利用者のこのような要望にも対応できるよう、例えば、領域AR53には、興味のあるペットに関する属性情報を入力させるための入力欄がさらに設けられてもよい。また、係る場合、情報制御装置100は、後述する決定処理(ステップS14)において、領域AR51に入力されたペット属性情報とのマッチング以外にも、興味のあるペットに関するペット属性情報を用いたマッチングも行ってもよい。
図2に示す関心事項登録画面C5の例を用いて、利用者によるペットに関する関心事項の登録について説明したが、例えば、関心事項登録画面C5に含まれる送信ボタン(不図示)が押下された場合には、端末装置10は、関心事項登録画面C5に入力された情報を情報制御装置100に送信する。この場合、図2に示すように、情報制御装置100は、送信元の利用者Uxから関心情報およびペット属性情報の登録を受け付ける(ステップS11)。
また、情報制御装置100は、関心情報およびペット属性情報を登録済みの利用者を対象として、情報を通知する通知タイミングであるか否かをこの利用者ごとに判定する(ステップS12)。
例えば、情報制御装置100は、利用者Uxの行動履歴(例えば、これまでの通知に対する利用者の閲覧状況)に基づき、利用者Uxにより閲覧されやすい時間帯を通知タイミングとして定めておくことで、この通知タイミングと現在時刻とが合致する場合には、登録済みの利用者のうち利用者Uxについて通知タイミングになったと判定することができる。
このような通知制御がなされることで、利用者Uxにより閲覧されやすい時間帯において、決定処理により決定された通知対象(通知対象の質問または回答)が通知されることとなるため、この通知対象を効果的に閲覧させることができるようになる。
また、情報制御装置100は、利用者Uxと、利用者Uxのペットとの間での行動に基づく関係性が所定の関係性になったと推定されるタイミングに基づいて、利用者Uxに情報を通知する通知タイミングであるか否かを判定してもよい。例えば、情報制御装置100は、利用者Uxがペットと行動を共にしていると推定されるタイミングに基づいて、利用者Uxに情報を通知するタイミングであるか否かを判定する。より具体的には、情報制御装置100は、例えば、利用者Uxの位置情報および利用者Uxのペットの位置情報に基づき、利用者Uxがペットの散歩を終えたと推定できた場合には、登録済みの利用者のうち利用者Uxについて現時点で通知タイミングになったと判定する。
例えば、利用者Uxがペットの散歩を終えたタイミングでは、利用者Uxがペットの手入れ等を行っている等によりペットのことを最も考えている可能性が高く、また、利用者Uxが一段落したときでもある。したがって、このようなタイミングを通知タイミングと判定すれば、ペットに対する利用者Uxの意識が高まっているときに、決定処理により決定された通知対象(通知対象の質問または回答)が通知されることとなるため、この通知対象を効果的に閲覧させることができるようになる。
また、情報制御装置100は、ステップS12の判定によって、登録済みの利用者の中に通知タイミングとなった利用者がいることが判明した場合、通知タイミングとなった利用者すなわち通知先の利用者により登録された関心情報およびペット属性情報を取得する(ステップS13)。例えば、情報制御装置100は、関心事項記憶部123(図8)から通知先の利用者により登録された関心情報を取得し、ペット情報記憶部122(図7)から通知先の利用者により登録されたペット属性情報を取得する。
図2の例では、情報制御装置100は、ステップS12にて、登録済みの利用者のうち利用者U1が通知タイミングとなったと判定したことで、利用者U1(通知先の利用者)により登録された関心情報およびペット属性情報を取得したものとする。例えば、情報制御装置100は、利用者U1に対応する関心情報として関心情報IR-U1を取得し、利用者U1に対応するペット属性情報としてペット属性情報PA-U1を取得したものとする。
なお、図8の例によれば、ここでいう「IR-U1」は、利用者U1が関心事項登録画面C5の領域AR52に入力した悩み事項、そして、領域AR53内に入力した興味事項を関心情報として識別する関心情報ID(Identifier)に対応する。また、図7の例によれば、ここでいう「PA-U1」は、利用者U1が関心事項登録画面C5の領域AR51内に入力したペット属性をペット属性情報として識別する属性群ID(Identifier)に対応する。
ここで、情報制御装置100は、実施形態に係る情報制御処理とは別に、サービスSAに対応するQ&Aサイト(ペットのお悩みQ&A)への質問や回答の投稿制御も行っている。このため、情報制御装置100は、例えば、回答情報記憶部125(図10)において、投稿された質問(投稿質問)と、この質問に対して投稿された回答(投稿回答)とを紐付けて管理している。
図2に示す回答情報記憶部125の概念図によれば、利用者U2が投稿した質問Q21には、質問Q21に対する回答として回答A211、A212、A213…が紐づいている。また、利用者U2には、利用者U2が飼っているペットのペット属性を示すペット属性情報としてペット属性情報PA-U2が紐づいている。なお、図2に示す回答情報記憶部125の概念図では、利用者U2の他にも利用者U3およびU4も示されているが、利用者U2の例に倣って紐づけ関係を説明可能であるため詳細な説明を省略する。
このような状態において、情報制御装置100は、利用者U1について取得した関心情報およびペット属性情報に基づいて、投稿質問または投稿回答のうち、利用者U1に通知する通知対象の質問または回答を決定する決定処理を実行する(ステップS14)。例えば、情報制御装置100は、関心情報およびペット属性情報と、投稿質問または投稿回答との間でのマッチングにより、通知対象の回答または質問を決定する。例えば、情報制御装置100は、投稿質問または投稿回答と、関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の投稿質問または投稿回答と、ペットの属性情報とに基づいて、絞り込まれた後の投稿質問または投稿回答の中から通知対象の質問または回答を決定する。
このような決定処理の一例をパターンごとに説明する。例えば、ペットに関する関心事項として、ペットに関する悩み事項が登録されている場合、ペットに関する悩み事項に対する回答を決定することが好ましい。また、ペットに関する関心事項として、興味事項が登録されている場合、興味や専門知識を生かせる質問を決定することが好ましい。したがって、ステップS14で行われる決定処理を、ペットに関する悩み事項に対する回答を決定するという第1の決定処理と、興味事項を生かせる質問を決定する第2の決定処理との2パターン分けてそれぞれ説明する。もちろん、実施形態に係る情報制御処理で行われる決定処理は、必ずしもこのようにパターン分けされる必要はなく、例えば、悩み事項に対応する質問と回答との組が決定されてもよいし、興味事項に対応する質問と回答との組が決定されてもよい。
(第1の決定処理について)
まず、情報制御装置100は、関心情報IR-U1で示される悩み事項と、質問情報記憶部124(図9)に記憶されている投稿質問とのマッチングにより、悩み事項と関連する投稿質問を絞り込む(ステップS14-11)。例えば、質問情報記憶部124に記憶されている各投稿質問には、その内容を識別可能な情報がタグ付けされている。したがって、情報制御装置100は、悩み事項とタグ情報との間で関連度を算出し、算出した関連度に基づいて、悩み事項とより関連性の高い投稿質問を絞り込む。
次に、情報制御装置100は、ペット属性情報PA-U1を用いて、ステップS14-11で絞り込んだ投稿質問の中からさらなる質問の絞り込みを行う(ステップS14-12)。
例えば、情報制御装置100は、ステップS14-11で絞り込んだ投稿質問を投稿した投稿者に紐づくペット属性情報と、利用者U1に対応するペット属性情報PA-U1とのマッチングにより、絞り込んだ投稿質問の中からさらなる質問の絞り込みを行う。例えば、情報制御装置100は、上記2つのペット属性情報の間での関連度を算出し、算出した関連度に基づいて、ペット属性情報PA-U1とより関連性の高い投稿質問を絞り込む。
また、ステップS14-12の他の手法として、情報制御装置100は、ステップS14-11で絞り込んだ投稿質問に紐づくペット属性情報(例えば、ステップS14-11で絞り込んだ投稿質問を示す質問文の中でテキストとして含まれるペット属性情報)と、ペット属性情報PA-U1とのマッチングにより、絞り込んだ投稿質問の中からさらなる質問の絞り込みを行うこともできる。
例えば、情報制御装置100は、ステップS14-11で質問Q21、質問Q31、質問Q41の中から質問Q21および質問Q31を絞り込み、ステップS14-12で質問Q21および質問Q31の中から質問Q21をさらに絞り込んだものとする。このようにして絞り込まれた質問Q21は、関心情報IR-U1で示される悩み事項であって、ペット属性情報PA-U1で示されるような属性のペットに関する悩み事項を質問内容とするものである可能性が高い。
最後に、情報制御装置100は、ステップS14-11からS14-12にかけて段階的に絞り込んだ投稿質問である質問Q21に紐づく回答の中から通知対象の回答を決定する(ステップS14-13)。図2の例によれば、質問Q21には、回答A211、A212、A213という複数の回答が紐づいている。このような場合、情報制御装置100は、回答A211、A212、A213それぞれが有する回答属性に基づき、通知の優先度を算出し、算出した通知の優先度がより高い回答を通知対象の回答として決定することができる。
ここで、回答属性とは、例えば、ベストアンサーであるか否か、回答としての精度、回答を示す回答文の丁寧さ等が挙げられる。このため情報制御装置100は、例えば、回答A211、A212、A213のうち、ベストアンサーが付された回答A211に対して最も高い優先度を算出することで、回答A211を通知対象の回答として決定することができる。一方で、情報制御装置100は、各回答属性から総合的な優先度を算出することで通知対象の回答を決定してもよい。また、通知の優先度は、予め回答ごと算出されていていてもよいし、任意のタイミングで更新されてもよい。
また、上記例によれば、回答A211が利用者U1に通知されることになるが、例えば、情報制御装置100は、回答A211に対応する質問Q21を通知対象の質問として決定することで、質問Q21および回答A211が通知されるようにしてもよい。また、情報制御装置100は、通知対象の回答を複数決定してもよい。
(第2の決定処理について)
次に、第2の決定処理について説明する。情報制御装置100は、関心情報IR-U1で示される興味事項と、質問情報記憶部124(図9)に記憶されている投稿質問とのマッチングにより、興味事項と関連する投稿質問を絞り込む(ステップS14-21)。例えば、情報制御装置100は、興味事項と、質問情報記憶部124に記憶されている各投稿質問に付されているタグ情報との間で関連度を算出し、算出した関連度に基づいて、悩み事項とより関連性の高い投稿質問を絞り込む。
次に、情報制御装置100は、ペット属性情報PA-U1を用いて、ステップS14-21で絞り込んだ投稿質問の中からさらなる質問の絞り込みを行う(ステップS14-22)。
例えば、情報制御装置100は、ステップS14-21で絞り込んだ投稿質問を投稿した投稿者に紐づくペット属性情報と、利用者U1に対応するペット属性情報PA-U1とのマッチングにより、絞り込んだ投稿質問の中からさらなる質問の絞り込みを行う。例えば、情報制御装置100は、上記2つのペット属性情報の間での関連度を算出し、算出した関連度に基づいて、ペット属性情報PA-U1とより関連性の高い投稿質問を絞り込む。
また、ステップS14-22の他の手法として、情報制御装置100は、ステップS14-21で絞り込んだ投稿質問に紐づくペット属性情報(例えば、ステップS14-21で絞り込んだ投稿質問を示す質問文の中でテキストとして含まれるペット属性情報)と、ペット属性情報PA-U1とのマッチングにより、絞り込んだ投稿質問の中からさらなる質問の絞り込みを行うこともできる。
説明の便宜上、情報制御装置100は、ステップS14-21からS14-22にかけて質問Q21および質問Q31を絞り込んだものとする。このようにして絞り込まれた質問Q21および質問Q31は、関心情報IR-U1で示される興味事項であって、ペット属性情報PA-U1で示されるような属性のペットに関する興味事項を質問内容とするものである可能性が高い。
最後に、情報制御装置100は、ステップS14-21からS14-22にかけて段階的に絞り込んだ投稿質問である質問Q21および質問Q31の中から通知対象の質問を決定する(ステップS14-23)。例えば、情報制御装置100は、質問Q21、質問Q31それぞれが有する質問属性に基づき、通知の優先度を算出し、算出した通知の優先度がより高い質問を通知対象の回答として決定することができる。
ここで、質問属性とは、質問内容の難易度、または、どれだけ迅速に回答する必要がある質問であるかといった要回答の緊急性であってよい。例えば、「イヌとのお出かけスポットおすすめ場所は?」といった他の利用者が回答しやすいと思われる質問には多くの回答が寄せられる一方で、「足を引きづっているが原因不明」といった病気疾患系の質問には回答が付きにくいという傾向があることがわかっている。これは、病気疾患系の質問には、無責任な回答はできないといった利用者の思想が関係していることや、病気疾患系の質問は難易度が高いことが影響しているためであると考えられる。また、そうであるにも拘わらず、病気疾患系の質問にはより迅速な回答が求められていることも事実である。
このようなことから、情報制御装置100は、例えば、病気疾患系の質問Q31に対してより高い優先度を算出し、一般的な質問Q21には低めの優先度を算出することができる。
また、質問属性は、紐づいている回答の数であってもよく、係る場合には、情報制御装置100は、紐づいている回答の数が少ない質問ほど高い優先度を算出することで、回答の数がより少ない質問に多くの回答が寄せられるよう制御してもよい。また、通知の優先度は、予め質問ごと算出されていてもよいし、任意のタイミングで更新されてもよい。
また、上記例によれば、質問Q31が利用者U1に通知されることになるが、例えば、情報制御装置100は、質問Q31に紐づく回答(回答A311、A312、A313)の中から通知対象の回答をさらに決定してもよい。通知対象の回答を決定する場合、情報制御装置100は、ステップS14-13の手法を採用することができる。また、情報制御装置100は、通知対象の質問を複数決定してもよい。
また、情報制御装置100は、ステップS14で通知対象の質問または回答を決定すると、決定した通知対象を利用者U1に通知する(ステップS15)。具体的には、決定した通知対象を利用者U1の端末装置10に送信することで利用者U1への通知を行う。通知する手法は限定されない。
例えば、情報制御装置100は、通知対象の回答を決定した場合には、この回答を示す回答文をメール送信することで通知してもよい。また、例えば、情報制御装置100は、通知対象の質問を決定した場合には、この質問を示す質問文をメール送信することで通知してもよい。また、サービスSAに対応する専用のアプリケーションが端末装置10にインストールされている場合には、情報制御装置100は、このアプリケーションを介して回答文や質問文をプッシュ通知してもよい。
次に、図3を用いて、端末装置10によって通知対象が表示された際の通知画面について説明する。図3は、通知対象が表示された際の通知画面の一例を示す図である。図3に示す通知画面は、通知対象がメール送信された場合において、例えばメール本文として表示される画面に対応する。また、図3(a)には、利用者U1の悩み事項に対する回答を示す回答文が表示される通知画面C11の一例が示される。一方、図3(b)には、利用者U1の興味事項に対する質問を示す回答文が表示される通知画面C12の一例が示される。
図3(a)の例では、通知画面C11には、例えば、利用者U1の悩み事項(例えば、飼っているラブラドールの食欲がない等)に対する適切な回答として、投稿者TA1によって投稿された回答1が表示される例が示される。例えば、図3(a)の例では、回答1として、投稿者TA1によって投稿された回答1の内容を示す回答文全文が表示されている。
また、図3(a)の例では、通知画面C11には、例えば、利用者U1の悩み事項(例えば、飼っているラブラドールの食欲がない)に対する適切な回答として、投稿者TA2によって投稿された回答2が表示される例が示される。例えば、図3(a)の例では、回答2として、投稿者TA2によって投稿された回答2の内容を示す回答文全文が表示されている。
次に、図3(b)の例では、通知画面C12には、例えば、利用者U1の興味事項(例えば、飼っているラブラドールのしつけに詳しい等)に対する適切な質問として、投稿者TQ1によって投稿された質問1が表示される例が示される。例えば、図3(b)の例では、質問1として、投稿者TQ1によって投稿された質問1の内容を示す質問文全文が表示されている。
また、図3(b)の例では、通知画面C12には、例えば、利用者U1の興味事項(例えば、飼っているラブラドールのしつけに詳しい等)に対する適切な質問として、投稿者TQ2によって投稿された質問2が表示される例が示される。例えば、図3(b)の例では、質問2として、投稿者TQ2によって投稿された質問2の内容を示す質問文全文が表示されている。
〔5.情報制御装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る情報制御装置100について説明する。図5は、実施形態に係る情報制御装置100の構成例を示す図である。図5に示すように、情報制御装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、基本情報記憶部121と、ペット情報記憶部122と、関心事項記憶部123と、質問情報記憶部124と、回答情報記憶部125とを有する。
(基本情報記憶部121について)
基本情報記憶部121は、利用者に関する各種情報を記憶する。ここで、図6に実施形態に係る基本情報記憶部121の一例を示す。図6の例では、基本情報記憶部121は、「利用者ID(Identifier)」、「利用者情報」、「行動履歴」、「通知タイミング」といった項目を有する。また、「利用者情報」は、例えば、利用者に関する個人情報であり、「氏名」、「居住地域」、「生年月日」といったが含まれる。
「利用者ID」は、サービスSAを利用する利用者を識別する識別情報である。「氏名」は、「利用者ID」により識別される利用者の氏名に関する情報である。「居住地域」は、「利用者ID」により識別される利用者の居住地域に関する情報である。「生年月日」は、「利用者ID」により識別される利用者の生年月日に関する情報である。「連絡先」は、「利用者ID」により識別される利用者の連絡先に関する情報である。「連絡先」は、例えば、利用者のメールアドレスであってよい。
すなわち、図6の例では、利用者ID「U1」で識別される利用者(利用者U1)は、氏名が「氏名♯1」、居住地域が「居住地域♯1」、生年月日が「生年月日♯1」、連絡先が「連絡先♯1」である例を示す。なお、図6の例では、氏名等を「氏名♯1」といったように抽象的な符号で表現したが、抽象的な符号で表現されたものは、実際には適切な文字列や数値が入力される。
また、「行動履歴」は、利用者の行動履歴に関する情報である。「行動履歴」は、例えば、情報制御装置100によりこれまで通知された通知対象に対する利用者の閲覧履歴(閲覧情報)を含む。また、「行動履歴」は、サービスSAが利用者により利用されたことによる利用履歴も含んでよい。例えば、「行動履歴」は、サービスSAを介して行われた投稿活動を示す投稿履歴を行動履歴として含んでよい。
すなわち、図6の例では、利用者ID「U1」で識別される利用者(利用者U1)の行動履歴が「行動履歴♯1」である例を示す。なお、図6の例では、行動履歴を「行動履歴#1」といったように抽象的な符号で表現したが、実際には適切な文字列や数値が入力される。
また、「通知タイミング」は、情報制御装置100による決定処理で決定された通知対象が通知されるタイミングに関する情報を示す。図2で説明したように、「通知タイミング」は、例えば、利用者の「行動履歴」、あるいは、利用者と利用者のペットとの間での行動に基づく関係性が所定の関係性になったと推定されるタイミングに基づき利用者ごとに決定される。
すなわち、図6の例では、利用者ID「U1」で識別される利用者(利用者U1)について、通知タイミングとして「通知タイミング♯1」が決定された例を示す。なお、図6の例では、通知タイミングを「通知タイミング♯1」といったように抽象的な符号で表現したが、実際には適切な文字列や数値が入力される。
(ペット情報記憶部122について)
ペット情報記憶部122は、利用者が飼っているペットに関する各種情報を記憶する。ここで、図7に実施形態に係るペット情報記憶部122の一例を示す。図7の例では、ペット情報記憶部122は、「利用者ID(Identifier)」、「ペットID(Identifier)」、「名前」、「ペット属性情報」といった項目を有する。また、「ペット属性情報」は、利用者が飼っているペットの属性であるペット属性を示す情報であり、図7の例では、「種別」、「詳細種別」、「年齢」、「性別」、「身体情報」、「性格」といったが含まれる。「ペット属性情報」は、例えば、図2に示す関心事項登録画面C5を介してペット基本情報として登録される。
「利用者ID」は、サービスSAを利用する利用者を識別する識別情報である。「ペットID」は、「利用者ID」で識別される利用者が飼っているペットを識別する識別情報である。「名前」は、「ペットID」で識別されるペットの名前に関する情報である。
「属性群ID」は、「種別」、「詳細種別」、「年齢」、「性別」、「身体情報」等の一連のペット属性を1つのペット属性情報として識別する識別情報である。
「種別」は、「ペットID」に対応付けられたペットの種別に関する情報である。例えば、「種別」には、「イヌ」や「ネコ」等が存在する。「詳細種別」は、「ペットID」で識別されるペットの種別のうち、ペットの種別をさらに細分化した種別に関する情報である。例えば、種別「イヌ」の場合には、詳細種別として「柴犬」、「チワワ」、「プードル」等が存在する。
「年齢」は、「ペットID」で識別されるペットの年齢に関する情報である。「性別」は、「ペットID」で識別されるペットの年齢に関する情報である。去勢されたペットの場合、その旨を選択できるようにしてもよい。「身体情報」は、「ペットID」で識別されるペットの身体に関する情報である。例えば、「身体情報」は、ペットの体重や毛色等である。
すなわち、図7の例では、利用者ID「U1」で識別される利用者(利用者U1)は、ペットID「PT1」で識別され、名前が「ラッキー」というペットを飼っている例を示す。また、図7の例では、ペットID「PT1」で識別されるペット(ペットPT1)は、種別が「イヌ」、詳細種別が「ラブラドール」、年齢が「3歳」、性別が「オス」、身体情報が「身体情報♯1」である例を示す。
また、図7の例では、利用者U1によるペット属性情報の登録に応じて、種別「イヌ」、詳細種別「ラブラドール」、年齢「3歳」、性別「オス」、身体情報「身体情報♯1」といった一連のペット属性が、属性群ID「PA-U1」によって区別されている例を示す。
なお、図7の例では、身体情報を「身体情報♯1」といったように抽象的な符号で表現したが、実際には適切な文字列や数値が入力される。また、図2に示す関心事項登録画面C5では、不図示であるが、関心事項登録画面C5では、ペットが去勢済であるか否かを選択可能に構成されてもよい。また、係る場合には、ペット情報記憶部122は、ペット属性を示す項目としてさらに「去勢有無」を有することとなる。
(関心事項記憶部123について)
関心事項は、利用者のペットに関する関心事項を示す関心情報を記憶する。ここで、図8に実施形態に係る関心事項記憶部123の一例を示す。図8の例では、関心事項記憶部123は、「利用者ID」、「関心情報ID」、「関心事項の詳細1」、「関心事項の詳細2」といった項目を有する。
「利用者ID」は、サービスSAを利用する利用者を識別する識別情報である。「関心情報ID」は、悩み事項や興味事項を関心情報として識別するための識別情報である。
また、「関心事項の詳細1」は、例えば、図2に示す関心事項登録画面C5を介して登録される。このため、「関心事項の詳細1」に対応付けられる「悩み情報1」は、ペットに関する悩みや困りごとを示す悩み事項(ペットに関する関心事項の一例)であって、プルダウンRC521を用いて選択された悩み事項を示す情報である。また、「関心事項の詳細1」に対応付けられる「悩み情報2」は、ペットに関する悩みや困りごとを示す悩み事項(ペットに関する関心事項の一例)であって、プルダウンRC522を用いて選択された悩み事項を示す情報である。
また、「関心事項の詳細2」は、例えば、図2に示す関心事項登録画面C5を介して登録される。このため、「関心事項の詳細2」に対応付けられる「興味情報1」は、ペットに関する興味や専門知識を示す興味事項(ペットに関する関心事項の一例)であって、プルダウンRC531を用いて選択された興味事項を示す情報である。また、「関心事項の詳細2」に対応付けられる「興味情報2」は、ペットに関する興味や専門知識を示す興味事項(ペットに関する関心事項の一例)であって、プルダウンRC532を用いて選択された興味事項を示す情報である。
すなわち、図8の例では、利用者U1による関心情報の登録に応じて、悩み事項♯11を示す悩み情報1および悩み事項♯12を示す悩み情報2、興味事項♯11を示す興味情報1および興味事項♯12を示す興味情報2、といった一連の関心情報が、関心情報ID「IR-U1」によって区別されている例を示す。
なお、図8の例では、悩み事項等を「悩み事項♯11」といったように抽象的な符号で表現したが、実際には適切な文字列や数値が入力される。
(質問情報記憶部124について)
質問情報記憶部124は、投稿された質問に関する情報を記憶する。ここで、図9に実施形態に係る質問情報記憶部124の一例を示す。図9の例では、質問情報記憶部124は、「利用者ID(Identifier)」、「質問情報」といった項目を有する。また、「質問情報」は、質問に関する情報であり、図9の例では、「質問ID(Identifier)」、「投稿日時」、「質問内容」、「質問属性」といったが含まれる。
「利用者ID(Identifier)」は、サービスSAを利用する利用者のうち質問を投稿した利用者を識別する識別情報を示す。「質問ID」は、「利用者ID」で識別される利用者により投稿された質問を識別する識別情報を示す。「投稿日時」は、「利用者ID」で識別される利用者が「質問ID」で識別される質問の投稿を行った日時に関する情報を示す。
「質問内容」は、「質問ID」で識別される質問の内容を示す情報である。例えば、「質問内容」は、質問の内容を示すテキスト情報である。
「質問属性」は、「質問ID」で識別される質問の難易度、または、「質問ID」で識別される質問がどれだけ迅速に回答する必要がある質問であるかといった要回答の緊急性を示す情報である。
すなわち、図9の例では、利用者ID「U1」で識別される利用者(利用者U1)が、質問ID「Q11」で識別される質問である質問Q11を投稿した投稿日時が「投稿日時♯11」である例を示す。また、図9の例では、質問Q11は、「質問内容♯11」のような内容であり、「質問属性♯11」で示されるような難易度(または緊急性)を有する質問である例を示す。
なお、図9の例では、投稿日時等を「投稿日時♯11」といったように抽象的な符号で表現したが、実際には適切な文字列や数値が入力される。
(回答情報記憶部125について)
回答情報記憶部125は、投稿された回答に関する情報を記憶する。ここで、図10に実施形態に係る回答情報記憶部125の一例を示す。図10の例では、回答情報記憶部125は、「利用者ID(Identifier)」、「回答情報」といった項目を有する。また、「回答情報」は、回答に関する情報であり、「質問ID(Identifier)」、「回答ID(Identifier)」、「回答日時」、「回答内容」、「ベストアンサー対象」といった項目を有する。
「利用者ID(Identifier)」は、サービスSAを利用する利用者のうち回答を投稿した利用者を識別する識別情報を示す。「質問ID」は、「利用者ID」で識別される利用者が回答した回答先の質問を識別する識別情報を示す。「回答ID」は、「利用者ID」で識別される利用者により投稿された回答であって、「質問ID」で識別される質問に対する回答を識別する識別情報を示す。「投稿日時」は、「利用者ID」で識別される利用者が「回答ID」で識別される回答の投稿を行った日時に関する情報を示す。「回答内容」は、「回答ID」で識別される回答の内容に関する情報である。例えば、「回答内容」は、回答の内容を示すテキスト情報である。
「ベストアンサー対象」は、ベストアンサー(例えば、最も役に立った回答)として選定された回答を投稿した利用者であるか否かを示す情報である。例えば、ベストアンサーであると判断された回答を投稿した利用者を識別する「利用者ID」には、図10に示すように、ベストアンサー「選定」が対応付けられる。なお、質問に対する回答のうちどの回答をベストアンサーとするかの判断は、当該質問を投稿した利用者によって行われてよい。
すなわち、図10の例では、利用者ID「U4」で識別される利用者(利用者U4)が、質問ID「Q21」で識別される質問である質問Q21に対する回答として、「回答内容♯211」という内容の回答を「投稿日時♯211」の日時に投稿した例を示す。
なお、図10の例では、投稿日時等を「投稿日時♯211」といったように抽象的な符号で表現したが、実際には適切な文字列や数値が入力される。
(その他の記憶部について)
図5の例では不図示であるが、情報制御装置100は、利用者ごとに当該利用者が保有しているポイントに関する情報を記憶する記憶部をさらに有してよい。利用者が保有しているポイントに関する情報とは、例えば、ポイントの加算または減算の詳細を示す情報と、ポイントの加算または減算が行われた日時を示す日時情報との組を1つの履歴とする履歴情報として、ここに現在利用者が保有しているポイント数(合計ポイント)が対応付けられたものであってよい。
(制御部130について)
図5に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報制御装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部130は、登録受付部131と、判定部132と、取得部133と、決定部134と、通知部135と、ポイント制御部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(登録受付部131について)
登録受付部131は、利用者から各種の登録を受け付ける。例えば、登録受付部131は、ペットに関する関心事項を示す関心情報の登録を受け付ける。また、登録受付部131は、所定のペット(例えば、利用者自身が飼っているペット)の属性であるペット属性を示す情報(ペット属性情報)の登録を受け付ける。
図2に示すように、登録受付部131は、利用者からのアクセスに応じて関心事項登録画面C5を配信し、関心事項登録画面C5を介して関心情報やペット属性情報の登録を受け付ける。
また、登録受付部131は、登録された情報のうちペット属性情報についてはペット情報記憶部122に記憶し、登録された情報のうち関心情報については関心事項記憶部123に記憶する。
(判定部132について)
判定部132は、決定部134により決定された通知対象を通知するタイミングであるか否かを利用者ごとに判定する。
例えば、後述する通知部135は、関心情報やペット属性情報を登録済みの利用者ごとに当該利用者の行動履歴(例えば、これまでの通知に対する利用者の閲覧状況)に基づき、当該利用者により閲覧されやすい時間帯を通知タイミングとして決定しこの情報を基本情報記憶部121に記憶しておく。係る場合には、判定部132は、登録済みの利用者ごとの通知タイミングと現在時刻とが合致するか否かを判定し、合致したと判定できた利用者について通知タイミングになったと判定する。
また、通知部135は、関心情報やペット属性情報を登録済みの利用者ごとに、利用者と、利用者のペットとの間での行動に基づく関係性が所定の関係性になったか否かを推定する。例えば、通知部135は、利用者がペットと行動を共にしているタイミングになったか否かを推定する。
一例として、通知部135は、利用者の位置情報および利用者のペットの位置情報に基づき、利用者がペットの散歩を終えたタイミングであるか否かを推定する。そして、利用者がペットの散歩を終えたばかりのタイミングであると推定した場合には、このタイミングを通知タイミングとして決定する。また、係る場合には、判定部132は、通知部135による決定に応じて、登録済みの利用者のうち決定の根拠となる利用者(すなわち、ペットの散歩を終えたばかりであると推定される利用者)について通知タイミングになったと判定する。
(取得部133について)
取得部133は、ペットに関する質問と当該質問に対する回答とを提供するサービスSAを利用する利用者が有する関心事項であって、ペットに関する関心事項を示す関心情報を取得する。つまり、取得部133は、サービスSAの利用者が抱えるペットについての関心事項を示す関心情報を取得する。
例えば、取得部133は、ペットに関する関心事項として、利用者により登録された関心事項を示す関心情報を取得する。また、取得部133は、ペットに関する関心事項として、サービスSAが利用者により利用されたことによる履歴情報に基づき推定された関心事項を示す関心情報を取得してもよい。このような場合、情報制御装置100は、基本情報記憶部121に記憶される「行動履歴」に基づき、予め利用者ごとに当該利用者がペットに関してどのような関心を有するかを推定しておくことができる。
また、取得部133は、利用者により登録されたペットの属性情報(ペット属性情報)も取得する。例えば、取得部133は、利用者により登録されたペットの属性情報として、利用者により飼われているペットの属性情報を取得する。
また、図2の例によると、取得部133は、判定部132による判定結果に応じて、登録済みの利用者の中に通知タイミングとなった利用者がいることが判明した場合、通知タイミングとなった利用者すなわち通知先の利用者により登録された関心情報およびペット属性情報を取得している。例えば、取得部133は、関心事項記憶部123(図8)から通知先の利用者により登録された関心情報を取得し、ペット情報記憶部122(図7)から通知先の利用者により登録されたペット属性情報を取得する。
(決定部134について)
決定部134は、取得部133により取得された関心情報に基づいて、サービスSAにより提供される質問または回答のうち、通知タイミングとなった利用者に通知する質問または回答を決定する。具体的には、決定部134は、取得部133により取得された関心情報およびペットの属性情報に基づいて、通知タイミングとなった利用者に通知する質問または回答を決定する。
図2のステップS14に示す通り、決定部134は、例えば、関心情報とペット属性情報とを一種の検索クエリのように見做して、投稿質問または投稿回答との間での絞り込みマッチングにより、投稿質問の中から通知対象の質問し、また、投稿回答の中から通知対象の回答を決定する。例えば、決定部134は、投稿質問または投稿回答と、関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答と、利用者により登録されたペット属性情報とに基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から利用者に通知する質問または回答を決定する。
一例として、決定部134は、投稿質問または投稿回答と、関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答を投稿した投稿者に紐づくペット属性情報と、利用者により登録されたペット属性情報との関連度に基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から利用者に通知する質問または回答を決定する。また、他の一例として、決定部134は、投稿質問または投稿回答と、関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答に紐づくペット属性情報と、利用者により登録されたペットの属性情報との関連度に基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から利用者に通知する質問または回答を決定する。
また、決定部134は、関心情報に基づき、投稿質問のうち通知対象の質問を決定するとともに、関心情報に基づき、決定した質問に紐づく回答のうち通知対象の質問を決定してもよい。
また、決定部134は、投稿質問が有する属性情報である質問属性に基づき算出された通知の優先度をさらに用いて、利用者に通知する質問を決定してもよい。例えば、決定部134は、投稿質問の難易度、または、投稿質問が有する緊急性に基づき算出された優先度に基づいて、利用者に通知する質問を決定する。
また、決定部134は、投稿回答が有する属性情報である回答属性に基づき算出された通知の優先度をさらに用いて、利用者に通知する回答を決定してもよい。例えば、決定部134は、ベストアンサーであるか否か、回答としての精度、回答を示す回答文の丁寧さ等の回答属性に基づき算出された優先度に基づいて、利用者に通知する回答を決定する。
(通知部135について)
通知部135は、決定部により決定された通知対象を利用者に通知する。
また、通知部135は、通知対象の通知に関する制御も行うことができる。例えば、通知部135は、関心情報やペット属性情報を登録済みの利用者ごとに当該利用者の行動履歴(例えば、これまでの通知に対する利用者の閲覧状況)に基づき、当該利用者により閲覧されやすい時間帯を通知タイミングとして決定することで、決定した通知タイミングで通知対象が通知されるよう制御する。
また、通知部135は、関心情報やペット属性情報を登録済みの利用者ごとに、利用者と、利用者のペットとの間での行動に基づく関係性が所定の関係性になったか否かを推定する。例えば、通知部135は、利用者がペットと行動を共にしているタイミングになったか否かを推定する。一例として、通知部135は、利用者の位置情報および利用者のペットの位置情報に基づき、利用者がペットの散歩を終えたタイミングであるか否かを推定する。そして、通知部135は、利用者がペットの散歩を終えたばかりのタイミングであると推定した場合には、このタイミングを通知タイミングとして決定することで、決定した通知タイミングで通知対象が通知されるよう制御する。
(ポイント制御部136について)
ポイント制御部136は、サービスSAの利用者それぞれに付与するポイントを制御する。例えば、ポイント制御部136は、サービスSAの利用者ごとに、当該利用者の利用状況に応じたポイントを算出し、算出したポイントを当該利用者に付与する。例えば、ポイント制御部136は、決定部により決定された通知対象に対する利用者のアクションに応じたポイントを算出する。一例として、ポイント制御部136は、質問が通知された利用者を対象として、通知された質問に対して当該利用者が回答した回数、または、通知された質問に対して当該利用者が回答した回答頻度に応じたポイントを算出する。
〔6.処理手順〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る情報制御処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る情報制御処理手順を示すフローチャートである。
まず、判定部132は、通知対象を通知するタイミングであるか否かを利用者ごとに判定する(ステップS101)。例えば、判定部132は、利用者と利用者のペットとの間での行動に基づく関係性が所定の関係性になったか否かが推定された推定結果に応じて、通知対象を通知するタイミングであるか否かを利用者ごとに判定する。例えば、判定部132は、利用者の位置情報および利用者のペットの位置情報に基づき、利用者がペットの散歩を終えたばかりのタイミングであるか否かが推定された推定結果に応じて、通知対象を通知するタイミングであるか否かを利用者ごとに判定する。
例えば、判定部132は、推定結果によってペットの散歩を終えたばかりであると推定される利用者がいることが示される場合には、当該利用者について通知タイミングになったと判定する。このようなことから判定部132は、推定結果に応じて登録済みの利用者の中に通知タイミングとなった利用者がいないと判定できない間は(ステップS102;No)、登録済みの利用者の中に通知タイミングとなった利用者がいると判定できるまで待機する。
一方、取得部133は、登録済みの利用者の中に通知タイミングとなった利用者がいると判定された場合には(ステップS102;Yes)、通知タイミングとなった利用者(通知先の利用者)により登録された関心情報およびペット属性情報を取得する(ステップS103)。
次に、決定部134は、通知先の利用者により登録された関心情報およびペット属性情報に基づいて、通知先の利用者に対して通知させる通知対象の質問または回答を決定する(ステップS104)。例えば、決定部134は、関心情報およびペット属性情報と、投稿質問または投稿回答との間でのマッチングにより、通知対象の回答または質問を決定する。
そして、通知部135は、決定された通知対象を通知先の利用者に通知する(ステップS105)。具体的には、通知部135は、通知対象の質問が決定された場合には、決定された質問を通知先の利用者に通知する。また、通知部135は、通知対象の回答が決定された場合には、決定された回答を通知先の利用者に通知する。
〔7.変形例〕
上記実施形態に係る情報制御装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。
〔7-1.回答の通知について〕
図3の例では、通知部135が、通知先の利用者により登録され関心情報に基づき通知対象の回答が決定されたことに応じて、決定された回答の内容を示す回答文全文を通知する例を示した。しかし、通知部135は、通知先の利用者により登録され関心情報に基づき通知対象の回答が決定された場合には、決定された回答を示す回答文のうち、所定範囲の回答文のみ閲覧可能な状態で通知してもよい。
例えば、通知部135は、決定された回答を示す回答文のうち冒頭の所定文字数に対応する回答文(テキスト)のみ閲覧可能に表示され、冒頭の所定文字数に対応する回答文より後の回答文(テキスト)については閲覧不可能にマスキングされた状態で表示されるように、決定された回答を通知する。
このような通知制御によれば、悩みや困りごとに対する回答の詳細を知りたいという要求を効果的に高めることができるため、利用者に対してサービスSAへのログインを促すことができる。また、この結果、例えばサービスSAへの再訪率を高め活性化につなげることができるようになる。
〔7-2.質問の通知について〕
一方で、通知部135は、通知先の利用者により登録され関心情報に基づき通知対象の質問が決定された場合には、決定された質問を示す質問文全文を閲覧可能な状態で通知する。
このような通知制御によれば、利用者はサービスSAにログインせずとも、自身が回答できそうな悩みや困りごとを有する他の利用者がいることを把握することができるため、実際に回答するためサービスSAにログインしようという意欲を高められる。このようなことから、情報制御装置100は、例えばサービスSAへの再訪率を高め活性化につなげることができるようになる。
〔8.その他〕
上記した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、手動的に行われてもよい。また、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、公知の方法で自動的に行われてもよい。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られるものではない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されなくともよい。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。また、各構成要素は、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成してもよい。また、上記してきた各処理は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実行されてもよい。
〔9.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る情報制御装置100は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、キャッシュ1040、メモリ1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続される。
演算装置1030は、キャッシュ1040やメモリ1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。キャッシュ1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するキャッシュである。また、メモリ1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現されるメモリである。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現されてよい。一方、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
例えば、入力装置1020は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置により実現されてもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体により実現されてもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する機能を有する。
ここで、演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行うこととなる。例えば、演算装置1030は、入力装置1020やメモリ1050からプログラムをキャッシュ1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。例えば、コンピュータ1000が情報制御装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、キャッシュ1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現することとなる。
1 情報制御システム
10 端末装置
100 情報制御装置
120 記憶部
121 基本情報記憶部
122 ペット情報記憶部
123 関心事項記憶部
124 質問情報記憶部
125 回答情報記憶部
130 制御部
131 登録受付部
132 判定部
133 取得部
134 決定部
135 通知部
136 ポイント制御部

Claims (20)

  1. ペットに関する質問と当該質問に対する回答とを提供するサービスを利用する利用者が有する関心事項であって、ペットに関する関心事項を示す関心情報を取得する取得部と、
    前記関心情報に基づいて、前記サービスにより提供される質問または回答のうち、前記利用者に通知する質問または回答を決定する決定部と
    を有することを特徴とする情報制御装置。
  2. 前記取得部は、前記ペットに関する関心事項として、前記利用者により登録された関心事項を示す関心情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報制御装置。
  3. 前記取得部は、前記ペットに関する関心事項として、前記サービスが前記利用者により利用されたことによる履歴情報に基づき推定された関心事項を示す関心情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報制御装置。
  4. 前記取得部は、前記利用者により登録されたペットの属性情報をさらに取得し、
    前記決定部は、前記ペットに関する関心情報および前記利用者により登録されたペットの属性情報に基づいて、前記利用者に通知する質問または回答を決定する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の情報制御装置。
  5. 前記取得部は、前記利用者により登録されたペットの属性情報として、前記利用者により飼われているペットの属性情報を取得する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報制御装置。
  6. 前記決定部は、前記サービスにより提供される質問または回答と、前記関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答と、前記利用者により登録されたペットの属性情報とに基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から前記利用者に通知する質問または回答を決定する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報制御装置。
  7. 前記決定部は、前記サービスにより提供される質問または回答と、前記関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答を投稿した投稿者に紐づくペットの属性情報と、前記利用者により登録されたペットの属性情報との関連度に基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から前記利用者に通知する質問または回答を決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報制御装置。
  8. 前記決定部は、前記サービスにより提供される質問または回答と、前記関心情報との関連度に基づき絞り込まれた後の質問または回答に紐づくペットの属性情報と、前記利用者により登録されたペットの属性情報との関連度に基づいて、絞り込まれた後の質問または回答の中から前記利用者に通知する質問または回答を決定する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の情報制御装置。
  9. 前記決定部は、前記ペットに関する関心情報に基づき、前記サービスにより提供される質問のうち前記利用者に通知する質問を決定するとともに、前記ペットに関する関心情報に基づき、決定した質問に紐づく回答のうち前記利用者に通知する質問を決定する
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1つに記載の情報制御装置。
  10. 前記決定部は、前記サービスにより提供される質問が有する属性情報である質問属性に基づき算出された通知の優先度をさらに用いて、前記利用者に通知する質問を決定する
    ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1つに記載の情報制御装置。
  11. 前記決定部は、前記質問属性として、前記サービスにより提供される質問の難易度または緊急性に基づき算出された前記優先度に基づいて、前記利用者に通知する質問を決定する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報制御装置。
  12. 前記決定部は、前記サービスにより提供される回答が有する属性情報である回答属性に基づき算出された通知の優先度をさらに用いて、前記利用者に通知する回答を決定する
    ことを特徴とする請求項1~11のいずれか1つに記載の情報制御装置。
  13. 前記決定部により決定された通知対象を前記利用者に通知する通知部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1~12のいずれか1つに記載の情報制御装置。
  14. 前記通知部は、前記利用者と、前記利用者のペットとの間での行動に基づく関係性が所定の関係性になったと推定されるタイミングに基づいて、前記決定部により決定された通知対象を前記利用者に通知する
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報制御装置。
  15. 前記通知部は、前記利用者が前記ペットと行動を共にしていると推定されるタイミングに基づいて、前記決定部により決定された通知対象を前記利用者に通知する
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報制御装置。
  16. 前記通知部は、前記決定部により前記利用者に通知する質問が決定された場合には、決定された質問を示す質問文の全てを閲覧可能な状態で通知する
    ことを特徴とする請求項13~15のいずれか1つに記載の情報制御装置。
  17. 前記通知部は、前記決定部により前記利用者に通知する回答が決定された場合には、決定された回答を示す回答文のうち、所定範囲の回答文のみ閲覧可能な状態で通知する
    ことを特徴とする請求項13~16のいずれか1つに記載の情報制御装置。
  18. 前記通知部は、通知に対する前記利用者の閲覧状況に基づいて、前記決定部により決定された通知対象を前記利用者に通知するタイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項13~17のいずれか1つに記載の情報制御装置。
  19. 情報制御装置が実行する情報制御方法であって、
    ペットに関する質問と当該質問に対する回答とを提供するサービスを利用する利用者が有する関心事項であって、ペットに関する関心事項を示す関心情報を取得する取得工程と、
    前記関心情報に基づいて、前記サービスにより提供される質問または回答のうち、前記利用者に通知する質問または回答を決定する決定工程と
    を含むことを特徴とする情報制御方法。
  20. ペットに関する質問と当該質問に対する回答とを提供するサービスを利用する利用者が有する関心事項であって、ペットに関する関心事項を示す関心情報を取得する取得手順と、
    前記関心情報に基づいて、前記サービスにより提供される質問または回答のうち、前記利用者に通知する質問または回答を決定する決定手順と
    をコンピュータに実行させるための情報制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024014264A1 (ja) * 2022-07-11 2024-01-18 ユニ・チャーム株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

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