JP2022078576A - Wiper device, lends device, and imaging device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ワイパ装置、レンズ装置および撮像装置に関する。 The present invention relates to a wiper device, a lens device and an image pickup device.
従来から、レンズ装置や撮像装置のハウジング装置には、レンズ装置における保護ガラス面に付着した雨水等を拭取るためのワイパ装置が設けられる。当該ワイパ装置は、ワイパブレードが往復動作することで、保護ガラス面に付着した水滴を除去する。ワイパブレードにより拭取られた水滴は、ワイパブレードの動作範囲外にかき出されるが、折返し時にワイパブレードに再付着する。ワイパブレードに再付着した水滴は、保護ガラス面に再付着し、本来の目的を十分に果たさないことになりうる。 Conventionally, the housing device of a lens device or an image pickup device is provided with a wiper device for wiping rainwater or the like adhering to the protective glass surface of the lens device. The wiper device removes water droplets adhering to the protective glass surface by the reciprocating operation of the wiper blade. The water droplets wiped off by the wiper blade are scraped out of the operating range of the wiper blade, but reattach to the wiper blade at the time of turning back. The water droplets reattached to the wiper blade may reattach to the protective glass surface and may not sufficiently serve the original purpose.
そこで、当該再付着を低減するために、特許文献1は、ワイパブレードの移動範囲の両端部近傍に、水滴をワイパブレードから引き離すための段部または溝を形成することを開示している。特許文献2は、ワイパブレードの折返し位置と拭取り範囲との間にワイパブレードに付着した水滴を除去する水切り部を設けることを開示している。
Therefore, in order to reduce the reattachment,
特許文献1及び特許文献2に開示されたワイパブレードは、払拭性能(水切り性能)を改善するためには、段部もしくは溝または水切り部を乗り越えるのにブレードにかかる負荷を増大させる必要がある。当該負荷の増大は、ワイパブレードの交換を早めることとなりうる。
In the wiper blades disclosed in
本発明は、例えば、ワイパブレードの払拭性能および寿命の点で有利なワイパ装置を提供することを目的とする。 An object of the present invention is, for example, to provide a wiper device which is advantageous in terms of wiping performance and life of a wiper blade.
上記目的を達成するために、本発明の実施例によるワイパブレードを有するワイパ装置は、前記ワイパブレードの移動範囲において、端部としての第1範囲内における前記ワイパブレードの複数回の往復と、前記第1範囲の外側の第2範囲内における前記ワイパブレードの1回の往復とを順次繰り返すことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the wiper device having the wiper blade according to the embodiment of the present invention has a plurality of reciprocations of the wiper blade within the first range as an end in the movement range of the wiper blade, and the above-mentioned It is characterized in that one round trip of the wiper blade in the second range outside the first range is sequentially repeated.
本発明によれば、例えば、ワイパブレードの払拭性能および寿命の点で有利なワイパ装置を提供することができる。 According to the present invention, for example, it is possible to provide a wiper device which is advantageous in terms of wiping performance and life of the wiper blade.
以下に、本発明の実施例を、添付の図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
(実施例1のワイパ装置)
以下、図1~図6を参照して、実施例1のワイパ装置100を説明する。図1は、実施例1のワイパ装置100の正面図である。図1に示すように、ワイパ装置100は、ワイパ部101、ハウジング部102、レンズ部103及び水切り部104を備える。ワイパ部101は、第1のリンク機構部(第1の4節リンク機構)101a、第2のリンク機構部(第2の4節リンク機構)101b及びブレード部101cを有する。レンズ部103は、例えば、カメラなどの撮影装置に用いられるレンズ又はレンズを保護する保護ガラスである。ワイパ装置100は、ワイパ部101を往復動作させることでレンズ部103の表面(払拭面)を拭取る。
(Wiper device of Example 1)
Hereinafter, the
(実施例1のワイパ部)
図2及び図3に基づいて、ワイパ部101の構成を説明する。図2は、実施例1のワイパ装置100の分解斜視図である。図3は、図1の円で囲んだ部分IIIの拡大図である。ハウジング部102には、モータ1及び水切り部104が固定される。モータ1を制御する制御部としての回路基板105は、モータ1に電気的に接続される。第1のリンク機構部101aは、クランク2、固定ネジ3、リンクバー4、軸部材5、シャフト6、Eリング7、クランク8、固定ネジ9及び軸部材(リンク点)11を有する。第2のリンク機構部101bは、シャフト6、Eリング7、クランク8、固定ネジ9及び軸部材11を第1のリンク機構部101aと共通の構成として有する。第2のリンク機構部101bは、更に、リンクバー10、クランク12、固定ネジ13及び軸部材(リンク点)14を有する。ブレード部101cは、メインアーム15、固定ネジ16、Eリング17、Eリング18、サブアーム19、固定ネジ20、Eリング21、Eリング22、ホルダー23及びワイパゴム24を有する。
(Wiper part of Example 1)
The configuration of the
ハウジング部102には、シャフト(リンク点)6、メインアーム15及びサブアーム19が、それぞれEリング7、Eリング18及びEリング21によって回転可能に保持される。メインアーム15は、回転軸(リンク点)15aを中心に回転可能に保持される。モータ1の回転軸1aの先端には、クランク2が固定ネジ3によって保持される。メインアーム15は、固定ネジ16及びEリング17によってホルダー23に回転可能に保持される。サブアーム19は、固定ネジ20及びEリング22によってホルダー23に回転可能に保持される。ワイパブレードとしてのワイパゴム24は、ホルダー23に固定される。クランク8は、固定ネジ9によってシャフト6に固定される。クランク12は、固定ネジ13によってメインアーム15に保持される。リンクバー4は、軸部材5によってクランク2に回転可能に保持される。リンクバー4及びリンクバー10は、軸部材11によって共にクランク8に回転可能に保持される。リンクバー10は、軸部材14によってクランク12に回転可能に保持される。
A shaft (link point) 6, a
(実施例1のワイパ部の動作)
図4及び図5に基づいて、ワイパ部101の動作を説明する。図4は、実施例1のワイパ部101の拭取り動作を示す図である。図4(a)は、動作開始時又は動作完了時に待機位置WPにあるワイパ部101を示す図である。図4(b)は、往動作中のワイパ部101を示す図である。図4(c)は、クランク12の往路端時に第1の折返し位置TP1にあるワイパ部101を示す図である。図4(d)は、クランク8の往路端時に第2の折返し位置TP2にあるワイパ部101を示す図である。図4(e)は、二往復目のクランク12の往路端時に第1の折返し位置TP1にあるワイパ部101を示す図である。図4(f)は、復動作中のワイパ部101を示す図である。
(Operation of the wiper unit of Example 1)
The operation of the
ブレード部101cは、図1に示す待機位置WPと第1の折返し位置TP1との間の移動範囲MRで往復動作する。モータ1、第1のリンク機構部101a及び第2のリンク機構部101bは、ブレード部101cの移動範囲MRの第1の折返し位置TP1の近傍においてブレード部101cを少なくとも2度往復させる水滴除去手段を構成する。第1のリンク機構部101aは、モータ1の回転をクランク8の揺動へ変換する。第2のリンク機構部101bは、第2のリンク機構部101bによって変換された揺動をブレード部101cの往復動作へ変換する。第2の折返し位置TP2は、待機位置WPと第1の折返し位置TP1との間に位置する。ブレード部101cは、モータ1の一回転で、移動範囲MRを一往復し、その間に第1の折返し位置TP1と第2の折返し位置TP2の間の第1範囲FRを2度往復する。すなわち、ブレード部101cの移動範囲MRにおいて、端部としての第1範囲内におけるブレード部101cの複数回の往復と、第1範囲FRの外側の第2範囲GR内(第2範囲内)におけるブレード部101cの1回の往復とを順次繰り返す。第1の折返し位置TP1と第2の折返し位置TP2の間の距離D1は、待機位置WPと第1の折返し位置TP1との間の距離D2の半分より小さいとよい。水切り部104は、第1の折返し位置TP1の近傍で、第1の折返し位置TP1と第2の折返し位置TP2の間に配置されているとよい。なお、水切り部104を設けなくてもよい。
The
図5は、図4の拭取り動作に対応して図3に示す部分の動作を示す図である。図5(c)に示すように、第2のリンク機構部101bは、動作範囲内において、4つのリンク点のうちメインアーム15の回転軸(回転中心)15aとしてのリンク点を除く3つのリンク点が一直線上に並ぶ条件を有する。すなわち、第2のリンク機構部101bは、動作範囲内において、シャフト6、軸部材11及び軸部材14が一直線上に並ぶ条件を有する。モータ1は、制御部としての回路基板105から出力される信号に従って回転する。モータ1は、クランク2を回転させる。モータ1の回転は、第1のリンク機構部101aによってシャフト6を中心にクランク8を揺動範囲SR1内で揺動させる。クランク8の揺動は、第2のリンク機構部101bによって回転軸15aを中心にクランク12を揺動範囲SR2内で揺動させる。ブレード部101cは、クランク12の揺動によって往復動作する。
FIG. 5 is a diagram showing the operation of the portion shown in FIG. 3 corresponding to the wiping operation of FIG. As shown in FIG. 5 (c), the second
図4(a)及び図5(a)に示す待機位置WPから、ワイパ部101は、動作を開始する。ワイパ部101は、図4(b)及び図5(b)に示す状態を経て、3つのリンク点、すなわち、シャフト6、軸部材11及び軸部材14が一直線上に並ぶ条件を満たすときに、ワイパ部101は、図4(c)及び図5(c)に示す状態になる。図4(c)及び図5(c)に示す第1の折返し位置TP1から、クランク12は、反転を開始する。その後、ワイパ部101は、図4(d)及び図5(d)に示す状態になる。図4(d)及び図5(d)に示す第2の折返し位置TP2から、クランク8は、反転を開始する。
The
その後、再び、3つのリンク点、すなわち、シャフト6、軸部材11及び軸部材14が一直線上に並んで、ワイパ部101は、図4(e)及び図5(e)に示す状態になる。図4(e)及び図5(e)に示す第1の折返し位置TP1から、クランク12は、反転動作を開始する。その後、ワイパ部101は、図4(f)及び図5(f)に示す状態を経て、図4(a)及び図5(a)に示す待機位置WPへ戻る。モータ1は、回路基板105から出力される信号に従って停止する。
After that, the three link points, that is, the
以上に説明したワイパ部101の動作によって、図4(a)→図4(b)→図4(c)→図4(d)→図4(e)→図4(f)→図4(a)の順に、ブレード部101cは、レンズ部103の水滴を拭取る。
FIG. 4 (a)-> FIG. 4 (b)-> FIG. 4 (c)-> FIG. 4 (d)-> FIG. 4 (e)-> FIG. 4 (f)-> FIG. 4 ( In the order of a), the
(水滴除去効果)
図6に基づいて、ワイパ部101のリンク構造によるブレード部101cの移動範囲の第1の折返し位置TP1の近傍における水滴除去効果を説明する。図6は、実施例1のワイパ装置100の水滴除去効果の説明図である。図6(a)は、往動作中(図4(b)及び図5(b))のブレード部101cを示す図である。図6(b)は、クランク12の往路端時(図4(c)及び図5(c))に第1の折返し位置TP1にあるブレード部101cを示す図である。図6(c)は、クランク8の往路端時(図4(d)及び図5(d))に第2の折返し位置TP2にあるブレード部101cを示す図である。図6(d)は、二往復目のクランク12の往路端時(図4(e)及び図5(e))に第1の折返し位置TP1にあるブレード部101cを示す図である。図6(e)は、復動作中(図4(f)及び図5(f))のブレード部101cを示す図である。
(Effect of removing water droplets)
Based on FIG. 6, the effect of removing water droplets in the vicinity of the first folding position TP1 in the moving range of the
図6(a)に示すように、ブレード部101cは、レンズ部103に付着した水滴Wを拭取りながらレンズ部103の上を矢印Aの方向へ移動する。図6(b)に示すように、ワイパゴム24の先端24tが水切り部104に到達すると、往路拭取り部24aに付着した水滴Wの一部が水切り部104によって除去される。水切り部104は、例えば、ワイパゴム24の長手方向とほぼ平行に延在する凸部と凹部とからなる。図6(b)に示す第1の折返し位置TP1から、ブレード部101cは、折返して矢印Bの方向へ移動する間に、水切り部104によって除去されなかった水滴Wを図6(c)に示すようにレンズ部103に再付着させる。
As shown in FIG. 6A, the
図6(c)に示す第2の折返し位置TP2から、再び、ブレード部101cは、レンズ部103に付着した水滴Wを拭取りながらレンズ部103の上を矢印Aの方向へ移動する。図6(d)に示すようにワイパゴム24の先端24tが水切り部104に到達すると、往路拭取り部24aに付着した水滴Wが水切り部104によって更に除去される。図6(d)に示す第1の折返し位置TP1から、再び、ブレード部101cは、折返して矢印Bの方向へ移動する。往路拭取り部24aに付着した水滴Wは、水切り部104によって十分に除去されているので、図6(e)に示すようにレンズ部103への水滴Wの再付着が防止される。
From the second folding position TP2 shown in FIG. 6C, the
このように、実施例1のワイパ装置100は、第1の折返し位置TP1の近傍で二往復し、ワイパゴム24に付着した水滴Wを十分に除去することができる。したがって、水切り部104の段差を小さくすることができる。実施例1によれば、ワイパゴム24の先端部への負荷を抑え、かつ、ワイパゴム24に付着した水滴を十分に除去することができる。
As described above, the
(実施例2のワイパ装置)
以下、図7~図10を参照して、実施例2のワイパ装置200を説明する。尚、実施例2において、実施例1と同様の構造には同様の参照符号を付して説明を省略する。実施例2の水滴除去手段は、実施例1の水滴除去手段と異なる。図7は、実施例2のワイパ装置200の正面図である。図7に示すように、ワイパ装置200は、ワイパ部201、ハウジング部202、レンズ部103及び水切り部104を備える。ワイパ部201は、リンク機構部(4節リンク機構)201a及びブレード部101cを有する。ハウジング部202には、水切り部104が固定される。
(Wiper device of Example 2)
Hereinafter, the
(実施例2のワイパ部)
図8に基づいて、ワイパ部201の構成を説明する。尚、実施例2のブレード部101cは、実施例1と同様の構造であるので、説明を割愛する。図8は、実施例2のリンク機構部201aの分解斜視図である。ハウジング部202には、モータ1が固定される。モータ1を制御する制御部としての回路基板105は、モータ1に電気的に接続される。リンク機構部201aは、クランク25、固定ネジ26、リンクバー27、軸部材(リンク点)28、クランク29、軸部材(リンク点)30及び固定ネジ31を有する。モータ1の回転軸(リンク点)1aの先端には、クランク25が固定ネジ26によって保持される。メインアーム15は、回転軸(リンク点)15aを中心に回転可能に保持される。クランク29は、固定ネジ31によってメインアーム15に固定される。リンクバー27の一端部は、軸部材28によってクランク25に回転可能に保持される。リンクバー27の他端部は、軸部材30によってクランク29に回転可能に保持される。
(Wiper part of Example 2)
The configuration of the
(実施例2のワイパ部の動作)
図9及び図10に基づいて、ワイパ部201の動作を説明する。図9は、実施例2のワイパ部201の拭取り動作を示す図である。図9(a)は、動作開始時又は動作完了時に待機位置WPにあるワイパ部201を示す図である。図9(b)は、往動作中のワイパ部201を示す図である。図9(c)は、クランク29の往路端時に第1の折返し位置TP1にあるワイパ部201を示す図である。図9(d)は、クランク25の往路端時に第2の折返し位置TP2にあるワイパ部201を示す図である。図9(e)は、二往復目のクランク29の往路端時に第1の折返し位置TP1にあるワイパ部201を示す図である。図9(f)は、復動作中のワイパ部201を示す図である。
(Operation of the wiper part of Example 2)
The operation of the
モータ1、リンク機構部(4節リンク機構)201a及び回路基板105は、ブレード部101cの移動範囲の第1の折返し位置TP1においてブレード部101cを少なくとも2度往復させる水滴除去手段を構成する。回路基板105は、モータ1の回転方向を正転と逆転とに切り替える。リンク機構部201aは、モータ1の回転をブレード部101cの往復動作へ変換する。
The
図10は、図9の拭取り動作に対応して図7に示す部分Xの動作を示す図である。図10(c)に示すように、リンク機構部201aは、動作範囲内において、リンク点のうちメインアーム15の回転軸15a以外(回転中心以外)の3つのリンク点、すなわち、回転軸1a、軸部材28及び軸部材30が一直線上に並ぶ条件を有する。モータ1は、制御部としての回路基板105から出力される信号に従って正転方向及び逆転方向に回転する。モータ1の回転は、クランク25を揺動範囲SR3内で揺動させる。回路基板105は、モータ1の正転によってリンク機構部201aが前記条件を満たすとモータ1を逆転させる。モータ1の正転及び逆転は、リンクバー27によってメインアーム15の回転軸15aを中心にクランク29を揺動範囲SR4内で揺動させる。ブレード部101cは、クランク29の揺動によって往復動作する。
FIG. 10 is a diagram showing the operation of the portion X shown in FIG. 7 corresponding to the wiping operation of FIG. 9. As shown in FIG. 10 (c), in the operating range, the
図9(a)及び図10(a)に示す待機位置WPから、ワイパ部201は、往復動作を開始する。ワイパ部201は、図9(b)及び図10(b)に示す状態を経て、リンク機構部201aの3つのリンク点、すなわち、回転軸1a、軸部材28及び軸部材30が一直線上に並ぶ条件を満たすときに、図9(c)及び図10(c)に示す状態になる。図9(c)及び図10(c)に示す第1の折返し位置TP1から、クランク29は、反転を開始する。その後、ワイパ部201は、図9(d)及び図10(d)に示す状態になる。モータ1は、制御部としての回路基板105から出力される信号に従って逆転を開始し、クランク29が再び正転する。
From the standby position WP shown in FIGS. 9A and 10A, the
その後、再び、リンク機構部201aの3つのリンク点、すなわち、回転軸1a、軸部材28及び軸部材30が一直線上に並んで、ワイパ部201は、図9(e)及び図10(e)に示す状態になる。図9(e)及び図10(e)に示す第1の折返し位置TP1から、クランク29は、反転動作を開始する。その後、ワイパ部201は、図9(f)及び図10(f)に示す状態を経て、図9(a)及び図10(a)に示す待機位置WPへ戻る。モータ1は、回路基板105から出力される信号に従って停止する。
After that, again, the three link points of the
以上に説明したワイパ部201の動作によって、図9(a)→図9(b)→図9(c)→図9(d)→図9(e)→図9(f)→図9(a)の順に、ブレード部101cは、レンズ部103の水滴を拭取る。
9 (a)-> FIG. 9 (b)-> FIG. 9 (c)-> FIG. 9 (d)-> FIG. 9 (e)-> FIG. 9 (f)-> FIG. 9 ( In the order of a), the
このように、実施例2のワイパ装置200は、第1の折返し位置TP1の近傍で二往復し、ワイパゴム24に付着した水滴Wを十分に除去することができる。したがって、水切り部104の段差を小さくすることができる。実施例2によれば、ワイパゴム24の先端部への負荷を抑え、かつ、ワイパゴム24に付着した水滴を十分に除去することができる。
As described above, the
(実施例3のワイパ装置)
以下、図11及び図12を参照して、実施例3のワイパ装置を説明する。尚、実施例3において、実施例1と同様の構造には同様の参照符号を付して説明を省略する。実施例3の水滴除去手段は、実施例1及び実施例2の水滴除去手段と異なる。図11は、実施例3のワイパ装置300の斜視図である。図12は、実施例3のワイパ部301の拭取り動作を示す図である。図11及び図12に示すように、ワイパ装置300は、ワイパ部301、ハウジング部302、レンズ部103及び水切り部104を備える。ハウジング部302には、モータ1及び水切り部104が固定される。モータ1を制御する制御部としての回路基板105は、モータ1に電気的に接続される。
(Wiper device of Example 3)
Hereinafter, the wiper device of the third embodiment will be described with reference to FIGS. 11 and 12. In Example 3, the same structure as in Example 1 is designated by the same reference numeral, and the description thereof will be omitted. The water droplet removing means of Example 3 is different from the water droplet removing means of Examples 1 and 2. FIG. 11 is a perspective view of the
(実施例3のワイパ部)
ワイパ部301は、固定ネジ16、サブアーム19、固定ネジ20、ホルダー23、ワイパゴム24、メインアーム32及び固定ネジ33を有する。サブアーム19は、Eリング21によってハウジング部302に回転可能に保持される。メインアーム32は、固定ネジ33によってモータ1の回転軸1aに保持される。メインアーム32及びサブアーム19は、それぞれ固定ネジ16及び固定ネジ20によってホルダー23に回転可能に保持される。ワイパブレードとしてのワイパゴム24は、ホルダー23に固定される。
(Wiper part of Example 3)
The
(実施例3のワイパ部の動作)
図12に基づいて、ワイパ部301の動作を説明する。図12(a)は、動作開始時又は動作完了時に待機位置WPにあるワイパ部301を示す図である。図12(b)は、往動作中のワイパ部301を示す図である。図12(c)は、第1の折返し位置TP1にあるワイパ部301を示す図である。図12(d)は、第2の折返し位置TP2にあるワイパ部301を示す図である。図12(e)は、二往復目の第1の折返し位置TP1にあるワイパ部301を示す図である。図12(f)は、復動作中のワイパ部301を示す図である。
(Operation of the wiper part of Example 3)
The operation of the
モータ1、メインアーム32及び回路基板105は、ワイパゴム24の移動範囲の第1の折返し位置TP1においてワイパゴム24を少なくとも2度往復させる水滴除去手段を構成する。回路基板105は、モータ1の回転方向を正転と逆転とに切り替える。
The
モータ1は、制御部としての回路基板105から出力される信号に従って回転する。モータ1が正転を開始すると、モータ1に固定されたワイパ部301は、図12(a)に示す待機位置WPから揺動を開始する。ワイパ部301は、図12(b)に示す状態を経て、図12(c)に示す第1の折返し位置TP1へ移動する。ワイパ部301が図12(c)に示す第1の折返し位置TP1に到達すると、モータ1が逆転し、ワイパ部301は、図12(d)に示す第2の折返し位置TP2へ移動する。ワイパ部301が図12(d)に示す第2の折返し位置TP2に到達すると、モータ1が正転し、ワイパ部301は、図12(e)に示す第1の折返し位置TP1へ移動する。ワイパ部301が図12(e)に示す第1の折返し位置TP1に到達すると、モータ1が逆転し、ワイパ部301は、図12(f)に示す状態を経て、図12(a)に示す待機位置WPへ戻る。モータ1は、回路基板105から出力される信号に従って停止する。
The
なお、回路基板105がモータ1の回転を正転と逆転とに複数回切り替えることによって、ワイパ部301が図12(c)に示す第1の折返し位置TP1と図12(d)に示す第2の折返し位置TP2との間で複数回拭取り動作を繰り返してもよい。
The
以上に説明したワイパ部301の動作によって、図12(a)→図12(b)→図12(c)→図12(d)→図12(c)→図12(d)→・・・→図12(e)→図12(f)→図12(a)の順に、ワイパ部301は、レンズ部103の水滴を拭取る。このように、実施例3のワイパ装置300は、第1の折返し位置TP1の近傍で複数回往復し、ワイパゴム24に付着した水滴Wを十分に除去することができる。したがって、水切り部104の段差を小さくすることができる。実施例3によれば、実施例1及び実施例2よりも少ない構成部品点数で、水滴をより効果的に除去することが可能となる。実施例3によれば、ワイパゴム24の先端部への負荷を抑え、かつ、ワイパゴム24に付着した水滴を十分に除去することができる。
FIG. 12 (a)-> FIG. 12 (b)-> FIG. 12 (c)-> FIG. 12 (d)-> FIG. 12 (c)-> FIG. 12 (d)-> ... → The
実施例1のワイパ装置100、実施例2のワイパ装置200及び実施例3のワイパ装置300は、水切り部104を備えている。しかし、水切り部104は、必ずしも必要ではなく、ワイパ装置100、200及び300に水切り部104を設けなくてもよい。水切り部104を設けないことによって、ワイパゴム24の先端部へかかる負荷を更に低減することができる。
The
[撮像装置]
次に、実施例3のワイパ装置300が設けられたレンズ装置(光学系)400を撮像光学系として用いたデジタルスチルカメラ(撮像装置)500の実施例について、図13を用いて説明する。図13は、ワイパ装置300が設けられたデジタルスチルカメラ500の斜視図である。デジタルスチルカメラ500は、カメラ本体501、ワイパ装置300及びレンズ装置(光学系)400によって構成された撮影光学系である。ワイパ装置300は、レンズ装置400の透光面401を払拭する。デジタルスチルカメラ500は、カメラ本体501に内蔵され、レンズ装置400によって形成された光学像を受光して光電変換するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)502を有する。カメラ本体501は、クイックターンミラーを有する所謂一眼レフカメラでも良いし、クイックターンミラーを有さない所謂ミラーレスカメラでも良い。なお、実施例3のワイパ装置300の代わりに、実施例1のワイパ装置100又は実施例2のワイパ装置200を用いてもよい。
[Image pickup device]
Next, an example of a digital still camera (imaging device) 500 using a lens device (optical system) 400 provided with the
100、200、300 ・・・ ワイパ装置
101c ・・・ ブレード部
MR ・・・ 移動範囲
FR ・・・ 第1範囲
GR ・・・ 第2範囲
100, 200, 300 ・ ・ ・
Claims (8)
前記ワイパブレードの移動範囲において、端部としての第1範囲内における前記ワイパブレードの複数回の往復と、前記第1範囲の外側の第2範囲内における前記ワイパブレードの1回の往復とを順次繰り返すことを特徴とするワイパ装置。 A wiper device with a wiper blade
In the movement range of the wiper blade, a plurality of reciprocations of the wiper blade within the first range as an end and one reciprocation of the wiper blade within the second range outside the first range are sequentially performed. A wiper device characterized by repeating.
前記モータによる回転を揺動に変換する第1の4節リンク機構と、
前記第1の4節リンク機構による前記揺動を前記ワイパブレードの往復動に変換する第2の4節リンク機構と、
を有し、
前記第2の4節リンク機構は、4つのリンク点のうち前記ワイパブレードの回転中心としてのリンク点を除く3つのリンク点が一直線上に並ぶ状態を有することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。 With the motor
The first four-section link mechanism that converts the rotation by the motor into swing, and
The second four-section link mechanism that converts the swing by the first four-section link mechanism into the reciprocating motion of the wiper blade, and the second four-section link mechanism.
Have,
The second four-section link mechanism according to claim 1, wherein three link points other than the link point as the rotation center of the wiper blade are arranged in a straight line among the four link points. Wiper device.
前記モータを制御する制御部と、
前記モータによる回転を前記ワイパブレードの往復動に変換する4節リンク機構と、
を有し、
前記4節リンク機構は、4つのリンク点のうち前記ワイパブレードの回転中心としてのリンク点を除く3つのリンク点が一直線上に並ぶ状態を有し、
前記制御部は、前記状態において前記モータを逆転させるように前記モータを制御することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。 With the motor
A control unit that controls the motor and
A four-section link mechanism that converts the rotation by the motor into the reciprocating motion of the wiper blade,
Have,
The four-section link mechanism has a state in which three link points other than the link point as the rotation center of the wiper blade are arranged in a straight line among the four link points.
The wiper device according to claim 1, wherein the control unit controls the motor so as to reverse the motor in the state.
前記モータの回転方向を制御する制御部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。 With the motor
A control unit that controls the rotation direction of the motor,
The wiper device according to claim 1, wherein the wiper device has.
前記ワイパ装置により払拭される透光面と、
を有することを特徴とするレンズ装置。 The wiper device according to any one of claims 1 to 6.
The translucent surface wiped by the wiper device and
A lens device characterized by having.
前記レンズ装置により形成された像を撮る撮像素子と、
を有することを特徴とする撮像装置。 The lens device according to claim 7 and
An image sensor that captures the image formed by the lens device,
An imaging device characterized by having.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020189331A JP2022078576A (en) | 2020-11-13 | 2020-11-13 | Wiper device, lends device, and imaging device |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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---|---|
JP2022078576A true JP2022078576A (en) | 2022-05-25 |
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Family Applications (1)
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JP2020189331A Pending JP2022078576A (en) | 2020-11-13 | 2020-11-13 | Wiper device, lends device, and imaging device |
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Country | Link |
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-
2020
- 2020-11-13 JP JP2020189331A patent/JP2022078576A/en active Pending
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