JP2022076635A - 振動アクチュエータ - Google Patents

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JP2022076635A JP2020187109A JP2020187109A JP2022076635A JP 2022076635 A JP2022076635 A JP 2022076635A JP 2020187109 A JP2020187109 A JP 2020187109A JP 2020187109 A JP2020187109 A JP 2020187109A JP 2022076635 A JP2022076635 A JP 2022076635A
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義一 岡崎
Yoshikazu Okazaki
雄介 千葉
Yusuke Chiba
孝史 飛鳥川
Takashi Asukagawa
元 後藤
Hajime Goto
晃 原
Akira Hara
憲 山上
Ken Yamagami
起史 笹沼
Okifumi Sasanuma
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Foster Electric Co Ltd
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Abstract

Figure 2022076635000001
【課題】可動子とコイルとの接触を防止し、耐衝撃性が高く、製造時の作業性に優れた振動アクチュエータを提供する。
【解決手段】
筒状のケース2と、ケース2に設けられたコイル21と、ケース2の振動軸線Oに沿って振動する可動子4と、可動子4に設けられたマグネット30と、外周部がケース2に固定され、内周部が可動子4に固定された板ばね5とから成る。インナーガイド12は、ケース2におけるコイル21と可動子4との間に設けられ、振動軸O方向に延在する保護部128が設けられる。保護部128の先端部128aは、振動軸Oと直交する方向において、マグネット30とコイル21の間に配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、振動アクチュエータに関し、特に、携帯電話やスマートフォン等の携帯端末、ゲーム機のコントローラ等に用いられる小型で軽量の振動アクチュエータに関する。
従来から、携帯電話等の通信機器において、着信やアラームを人に知らせる方法として振動アクチュエータ(又は、振動モータ)を用いた振動による通知方法がある。そして、近年では、映画やゲーム、VR(Virtual Reality:仮想現実)の分野においても、例えば、アクションシーンの演出効果や、プレーヤーに対するフィードバック手段の一つとして振動アクチュエータが用いられており、振動により人の触覚を刺激することによってリアリティを向上させている。
振動アクチュエータには、偏心錘をモータによって回転させて慣性力により振動を発生させる方法を用いるものもある。しかし、回転モータを利用した方法は、偏心錘の慣性力により振動を発生させるため、偏心錘が回転を始め振動が触感として得られるまでの反応が鈍く、リアリティが損なわれるという欠点があった。
そこで、よりリアルな触感を得るためのアクチュエータとして、例えば、特許文献1に示すように、ボイスコイル型アクチュエータを採用する場合がある。かかる振動アクチュエータでは、筒状のケース内にマグネットを有する可動子を配置すると共に、可動子の周囲にはケースに固定されたコイルを配置し、そのコイルに通電することにより可動子をケース内で往復動させている。その場合、ケースに対して可動子を往復動可能に支持するために、複数の腕部を備えた円盤状の板ばねが用いられている。
特開2019-68569号公報
しかし、振動アクチュエータに対して外部から衝撃が加わると、弾性支持された可動子は衝撃によって振れて、可動子の外周と僅かな隙間をあけて配置されているコイルと干渉し、コイルに変形や破損が生じる等して動作不良や異音を生じるおそれがある。特に、携帯電話やゲームコントローラ等に使用される場合は、落下等の衝撃を避けることは難しい。
特許文献1では、外部から衝撃を受けた際に、可動子とコイルとが接触することを防止するために、可動子とコイルとの間に、コイルの一部を保護するインナーガイドを備える。しかし、インナーガイドの振動軸方向における寸法が短いと、錘が傾き、板ばねが撓んだ際に、錘がインナーガイドに引っかかってしまう。そのため、錘の折損や可動子の動作不良などが生じ、外部の衝撃から可動子とコイルとの接触を防止することはできなかった。
また、振動アクチュエータの組み立て時には、ケース内にコイル、インナーガイド及び可動子を順次挿入して行くが、可動子の外周とコイル間の隙間が僅かであることから、従来技術のようにインナーガイドが短くコイルの内周面がインナーガイドの端部から露出していると、ケースの開口から挿入した可動子が接触してコイルが損傷してしまうといった問題があった。それを避けるためには、可動子を振動軸に沿ってコイルに触れないように慎重に挿入する必要があり、人手或いは自動化のいずれの場合でも可動子の取り扱いに高い精度が要求され、作業効率の向上が望めない問題もあった。
本発明は、前記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものである。本発明の目的は、可動子とコイルとの接触を防止し、耐衝撃性が高く、製造時の作業性に優れた振動アクチュエータを提供することにある。
本発明の振動アクチュエータは、次のような構成を有する。
(1)筒状のケース。
(2)前記ケースに設けられたコイル。
(3)前記ケースの振動軸に沿って振動する可動子。
(4)前記可動子に設けられたマグネット。
(5)外周部が前記ケースに固定され、内周部が前記可動子に固定された板ばね。
(6)前記ケース内における前記コイルと前記可動子との間に設けられたインナーガイド。
(7)前記インナーガイドに設けられ、前記振動軸方向に延在する保護部。
(8)前記保護部の先端部は、前記振動軸と直交する方向において、前記マグネットと前記コイルの間に配置される。
本発明において、次のような構成を採用することができる。
(1)前記保護部の前記先端部は、前記振動軸を直交する方向において、前記マグネット及び前記コイルとの間に隙間を設けて配置される。
(2)前記可動子に、ポールピースと錘が設けられている。
(3)前記ケースは、その内周面に前記ケース中心の振動軸側に突出する段部を備え、前記インナーガイドは、その前記ケースの開口端部に、前記ケースの外周側に向かって拡がる枠部を有し、前記インナーガイドは、前記ケースの開口端部から挿入された状態で、前記枠部が前記段部に当接した位置において、前記ケースの内周面と前記インナーガイドの外周面との間に前記コイルが配置されている。
(4)前記段部と前記枠部には、嵌合部が設けられている。
(5)前記嵌合部として、前記ケースの前記段部には、前記ケースの開口端部側の表面に、前記ケースの開口端部側に開口した溝部が設けられ、前記インナーガイドの前記枠部には、前記溝部内に嵌め込まれる突起部が設けられ、前記溝部内に前記突起部が嵌合されて、前記ケースと前記インナーガイドが固定される。
(6)前記突起部と前記溝部とは超音波溶着されている。
(7)前記インナーガイドには、前記枠部の外周部よりも前記ケースの外周側に庇状に突出した張出部が設けられ、前記張出部の少なくとも一部分は、振動軸と直交する方向において、ケースターミナルより外周に位置する。
本発明によれば、ケース内に対する可動子の挿入作業が容易で、静止時及び振動時における振動異常や異音の発生がない優れた振動アクチュエータを提供することができる。
第1実施形態の全体構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態の全体構成を示す振動軸方向で切断した断面図である。 第1実施形態の全体構成を示す振動軸方向で切断した拡大斜視図である。 第1実施形態におけるケース本体及びインナーガイドを上方から見た分解斜視図である。 第1実施形態におけるインナーガイドを下方から見た斜視図である。 第1実施形態における張出部を示すインナーガイドとケースの一部断面斜視図である。 第1実施形態におけるケース本体、錘、板ばね及び制振部材の分解斜視図である。 第1実施形態におけるケース本体、錘、板ばね及び制振部材が組み合わされた状態の斜視図である。 第1実施形態において、三角形の軸孔及び中心軸の角と、貫通孔又はリブの位置関係を示す平面図である。 第1実施形態の作動を説明する図である。 第1実施形態において、振動軸方向の一側(図中上方)に可動子が移動した状態の断面図である。 第1実施形態において、振動軸方向の他側(図中下方)に可動子が移動した状態の断面図である。 本件発明における様々な嵌合部の構造を示す拡大断面図である。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
以下、第1実施形態の振動アクチュエータ1について説明する。本実施形態の振動アクチュエータ1は、その振動軸O方向1/2の箇所において中心軸と直交する対称面(図2、図11及び図12の符号S)を境界として、同一形状の部材を設けたものである。そこで、各部材の構成については、対称形の一方の構成のみを説明し、他方については特別に必要がない限りは同一の符号を付すことで説明は省略する。また、「振動軸の中心」又は「可動子の中心」という場合には、可動子における振動軸O方向の中心、具体的には振動軸Oと対称面Sとの交点をいい、振動軸Oを軸心とする内外方向については、振動軸Oを基準として内周或いは外周と表現する。
図1及び図2に示すように、振動アクチュエータ1は、主に、外殻をなす円筒状のケース2と、ケース2の内部に設けられたケース側電磁駆動部3と、ケース側電磁駆動部3により振動可能な可動子4と、可動子4をそれぞれケース2に対して弾性支持する板ばね5を備えている。
ケース2は、円筒状のケース本体10と、その両端開口を閉じるカバーケース11、及びケース本体10の開口部近傍の内周部分に設けられた環状のインナーガイド12を備えている。本実施形態において、ケース本体10、カバーケース11及びインナーガイド12は、それぞれABS等の樹脂材料からなるが、樹脂材料に限定されるものでない。図6に示すように、ケース本体10の外面には、リード線21aが接続されるケースターミナル13が形成されている。
図3及び図4に示すように、ケース本体10は、その内周面に振動軸Oの中心に突出する段部101を備える。段部101には、ケース本体10の開口端部側の表面に、ケース本体10の開口端部側に開口した溝部102が設けられる。溝部102は、インナーガイド12の突起部127と嵌合され、ケース本体10とインナーガイド12を位置決めする嵌合部を構成している。
インナーガイド12は、ケース2内におけるコイル21と可動子4との間に設けられ、ケース本体10と共にコイル21を保持する。図3から図6に示すように、インナーガイドは、ケース2の開口端部に、ケース2の外周側に向かって拡がる枠部121を有している。枠部121のケース2の開口端側の表面には、120度間隔で3か所の平坦部122と、それに連なってケース2の中心側に傾斜した円弧状のスロープ部123が螺旋形に設けられている。
平坦部122及びスロープ部123の螺旋形状は、板ばね5の各腕部52の渦巻き形状の外周側(基端側)の部分に沿った形状であり、板ばね5が所定の範囲で弾性変形している際には各腕部52に接触することなく、板ばね5の変形が所定の範囲を超えた際には各腕部52と接触する間隔を有している。板ばね5が振動軸Oの交差方向において所定の範囲を超えて変形した場合にはスロープ部123と接触することで交差方向の動きを規制し、板ばね5が振動軸O方向に所定の範囲を超えて変形した場合には平坦部122と接触することで振動軸O方向の動きを規制する。
図4から図6に示すように、枠部121の根元部分には、軽量化のための孔121aが形成されている。また、インナーガイド12の枠部121の外周縁側には、ケース本体10の段部101の形状に合わせて3か所に切欠部124が形成されている。
インナーガイド12には、枠部121の外周部よりもケース本体10の外周側に庇状に突出した張出部125が設けられる。図4に示すように、張出部125の少なくとも一部分は、振動軸Oと直交する方向において、ケースターミナル13より外周側に位置する。ケース本体10の上縁部には、張出部125に対応して段部101の一部を削除してなる切欠部103が設けられ、張出部125が切欠部103に嵌め込まれることで、インナーガイド12がケース本体10に対して位置合わせされる。図6に示すように、張出部125の背面、すなわち張出部125と切欠部103の上縁部との隙間には、コイル21のリード線21aが、ケース本体10の外面に設けられたケースターミナル13に向かって案内される。
図4及び図5に示すように、枠部121の背面側には、切欠部124を除く部分に、振動軸O方向の中心側に突出した突起部127が形成されている。本実施形態においては、突起部127が3か所に形成されている。突起部127には、ケース本体10の溝部102と嵌合され、ケース本体10とインナーガイド12を位置決めする嵌合部を構成している。この嵌合部では、ケース本体10の溝部102内に突起部127が嵌合されて、ケース本体10とインナーガイド12が固定される。
本実施形態では、図13(a)の拡大図に示すように、突起部127は、その先端が鋭角状となるように先端角部がテーパー状に面取りされ、ケース本体10の溝部102は断面四角形の各溝になっている。そのため、突起部127内に嵌合させた場合に、インナーガイド12の突起部127の先端と溝部102のコーナー部分の間には、超音波溶着の際に溶融した樹脂が流れ出さないように、空隙部が形成される。
本実施形態では、インナーガイド12とケース本体10とは、超音波溶着によりインナーガイド12の突起部127を溶融させてケース本体10の溝部102に溶着することで接合されている。本実施形態のケース本体10とインナーガイド12(突起部127)とは、同じ樹脂材料であるため、溶着により互いに強固に接合される。ケース本体10とインナーガイド12をガラス繊維等が含有された樹脂材料としてもよい。なお、接合方法は溶着に限られるものではなく、接着剤による接着や、かしめやねじ止め等の他の方法により接合してもよい。
図3から図5に示すように、インナーガイド12には、各平坦部122の内縁から、振動軸O方向に延在する保護部128が形成されている。組立時にケース本体10の開口部からインナーガイド12を挿入しやすくするため、保護部128の振動軸Oに直交する方向の厚みは、平坦部122の振動軸O方向の厚みよりも、薄く形成される。保護部128の先端部128aは、振動軸Oと直交する方向において、マグネット30とコイル21の間に配置される。保護部128の先端部128aは、コイル21に直接的に当接している必要はなく、振動軸Oを直交する方向において、マグネット30の外周面とコイル21の内周面との間に隙間を設けて配置されるとよい。
インナーガイド12の保護部128は、コイル21を保護するために、インナーガイド12の枠部121と共に、コイル21を上から覆っている。すなわち、外部から衝撃を受けるなどしてコイル21が傾斜した場合でも、可動子4とコイル21とが接触することがないよう、保護部128の先端部128aは、振動軸Oと直交する方向において、マグネット30とコイル21の間に配置される長さを有する。そのため、インナーガイド12の保護部128は、コイル21の内周側を振動軸O方向に被覆する。一方、インナーガイド12の枠部121は、コイル21におけるケース本体10の開口端部を被覆する。このように、コイル21の内周部と、コイル21におけるケース本体10の開口部端部はいずれもインナーガイド12によって被覆されている。
図1に示すように、電磁駆動部は、ケース側電磁駆動部3と、ケース本体10内に往復動自在に支持された可動子側電磁駆動部とからなる。ケース側電磁駆動部3は、ケースに固定されたヨーク20と、コイル21を備える。すなわち、ケース2には、その内周に沿って配置された円筒状の軟磁性材料でなるヨーク20と、ヨーク20の内周にヨーク20と電気的に絶縁された状態で取り付けられたコイル21が設けられている。
コイル21はヨーク20の内周に沿って巻回され、可動子4の外周部に対して所定の間隔を保って配置されている。振動時における可動子4とコイル21との接触を防止するため、コイル21の可動子4側の表面を覆うように、ケース本体10の内周にインナーガイド12が固定され、インナーガイド12の内周面と可動子4の外周面に隙間が設けられている。コイル21はケースターミナル13からの通電により磁場を発生可能である。本実施形態において、予めケース本体10内にヨーク20を装着した状態で、ケース2の外部で巻回したコイル21を、ヨーク20の内側に挿入し、そのコイル21の内側にインナーガイド12を嵌め込むように固定する。この場合、コイル21をヨーク20やインナーガイド12に接着固定してもよい。また、コイル21は、組み立てに際して、接着剤等によりヨーク20やインナーガイド12に仮止めして、コイル21とヨーク20やインナーガイド12をケース本体10内に挿入してもよい。
図1から図3に示すように、可動子4は、円筒状のケース2の中心軸方向である振動軸Oに沿って振動するように、ケース本体10内に配置されている。可動子4は、円板状のマグネット30と、マグネット30の表面に配置された円板状のポールピース31と、ポールピース31の表面に配置される錘32とを有している。これらのうち、マグネット30と、ポールピース31が、可動子側電磁駆動部を構成している。
マグネット30は、その着磁方向が振動軸O方向である。ポールピース31は、軟磁性材料でなり、マグネット30の磁気吸着力及び接着剤等により、マグネット30に取り付けられている。図2及び図3に示すように、ポールピース31には、中央部に振動軸Oに沿った突起部311が形成されており、対応する錘32には中央部に振動軸Oに沿った凹部321が形成されている。凹部321が突起部311に挿入される。圧入又は嵌合によってポールピース31と錘32が一体化されてもよい。マグネット30、ポールピース31、及び錘32は、上述した磁気吸着力や接着剤、挿入、圧入、嵌合による取り付けに限定されるものではなく、ねじ止め等の機械的手段やその他の手段により固定することにより、取り付けてもよい。
可動子4において、マグネット30の外形は、ポールピース31、錘32の外形よりも径方向に小さい。つまり、ポールピース31と錘32の外周が可動子4において最も外周側に位置しており、コイル21の内周と最も接近している。
錘32は非磁性体からなり、振動軸O方向に延びる円柱部322と、円柱部322の根元部分(振動軸O方向中央側)から振動軸Oの外周方向に広がった円盤状の底部323を備えている。
図7に示すように、錘32における円柱部322の先端中央部には、振動軸O方向に突出した多角形の中心軸324が設けられる。例えば、錘32の中心軸324は、120度間隔で角及び辺がある正三角形であり、角は円弧状に形成される。円盤状の底部323の外周縁には板ばね5側に立ち上がった縁部325が設けられると共に、底部323の表面には、円柱部322の根元部分から縁部325に達する3本のリブ326が120度間隔で放射状に設けられている。
このリブの326の位置は、三角形をした中心軸324の角の位置と対応付けられており、錘32と板ばね5との振動特性を考慮して最適の角度に設定されている。すなわち、中心軸324の角の位置によって、錘32と板ばね5との周方向の角度が決定されるが、板ばね5には腕部と切欠部というように錘32を支持する剛性が異なる箇所がある。一方、錘32も3本のリブ326の存在により、周方向の重量配分が均一でないことから、板ばね5の剛性の不均等と錘32の各部の重量バランスを考慮して、振動むらの発生が少ない状態となるように、中心軸324の角の位置とリブ326の位置を設定する。本実施形態においては、図9(b)に示すように、中心軸324の3つの角と、リブ326の位置との間に、振動軸Oを基準として60度の角度のずれを有するように、中心軸324とリブ326が配置される。
図7から図9に示すように、板ばね5は、金属の一枚ないし複数枚の板ばねで構成されており、例えば本実施形態ではステンレスの薄板を加工したものを使用している。板ばね5の材料は、金属に限らず樹脂や繊維を含む複合素材であってもよい。また、板ばね5の材料は、耐久性及び可撓性に優れた材料が望ましい。
板ばね5の内周部中心には、錘32の中心軸324が嵌合される多角形の軸孔50が設けられている。例えば、この軸孔50は、120度間隔で角又は辺がある正三角形であり、角は円弧状に形成される。この軸孔50を利用して、板ばね5は錘32と連結されている。すなわち、正三角形に形成された軸孔50に、同じく正三角形に形成された錘32の中心軸324を挿通することで、板ばね5に対する錘32の位置合わせがなされる。そして、板ばね5の表面から突出した中心軸324が治具によって加熱又は加圧されて押し潰されることで、錘32の表面と板ばね5が重ね合わされた状態で加締められている。板ばね5と錘32との固定手段は加締めに限定されるものではなく、多角形の中心軸324と軸孔50を備えていれば、ねじ止めや接着等の他の方法により固定(連結)することもできる。
板ばね5は、その内周部に設けられた支持部51から外周方向へ渦巻き状に延びる3本の腕部52を有している。各腕部52は振動軸Oの回りに120度間隔で等間隔に設けられている。各腕部52の外周端は、板ばね5の外周部にケース本体10の内周に沿って設けられた環状の枠部53に連結されている。
前記のように本実施形態において、対称面を境界として2つの板ばね5が対称形に設けられている。これら2つの板ばね5の各腕部52の渦巻き方向は互いに逆方向になっている。これにより、アクチュエータの振動時において、可動子4は、2つの板ばね5から各々逆方向のトルクを受けるため、振動軸O方向に往復動しても、振動軸O回りに回転しない。
図7及び図8に示すように、円筒状をしたケース本体10の端面には、ケース本体10の径方向内側に突出したフランジ部14が設けられ、このフランジ部14に振動軸O方向に伸びる3本の突起部15が120度間隔で設けられている。板ばね5の外周の枠部53には、突起部15が挿入される3つの貫通孔54が120度間隔で設けられている。この場合、図9(a)に示すように、錘32の三角形をした中心軸324の3つの角及び板ばね5に設けられた三角形の軸孔50の3つの角と、板ばね5に設けられた3つの貫通孔54の位置との間に、振動軸Oを基準として30度の角度のずれを有するように、板ばね5の軸孔50と3つの貫通孔54が配置される。
各突起部15が各貫通孔54に挿入された状態で、各突起部15の先端が治具を用いて加熱又は加圧し、押し潰すことにより、ケース本体10の端面に板ばね5の枠部53が重ね合わされた状態で加締められている。枠部53と板ばね5との固定手段は加締めに限定されるものではなく、ねじ止めや接着等の他の方法により固定することもできる。
このように構成された板ばね5は、振動軸O方向及び対称面Sの面方向において所定の範囲で弾性変形可能である。なお、この所定の範囲は、振動アクチュエータ1として通常に使用した場合の可動子4の振幅範囲に相当する。従って、所定の範囲は、少なくとも板ばね5がケース2に接触しない範囲であり、板ばね5の弾性変形の限界を超えない範囲である。
本実施形態において、板ばね5には、その振動特性を制御する制振部材41が設けられている。制振部材41は、図7に示すように、板ばね5の支持部51から各腕部52の一定の範囲までの形状に沿った外形の板状をなし、板ばね5の一面に固定されている。制振部材41は、板ばね5上に積層された、接着剤でなる第1接着層と、PE(ポリエチレン)でなるPE層と、接着剤でなる第2接着層と、エラストマでなるエラストマ層とからなっている。エラストマとしては、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)が適切であるが、これに限定するものではない。制振部材41の弾性変形、具体的には、PE層や接着剤層のずり変形、エラストマ層の曲げ変形により、板ばね5の制振を行う。制振部材41と板ばね5との固定手段は、上記の接着によるものに限定されず、樹脂製の制振部材41を板ばね5に熱溶着する等、その他の固定手段を用いてもよい。
[1-2.実施形態の作用]
以上のように構成された振動アクチュエータ1は、コイル21に通電していない状態において、板ばね5で支持される可動子4が、振動軸O方向の中央に位置している。
可動子4を振動させる際には、ケースターミナル13を介して、コイル21に、交互に逆極性の磁界を発生する向きに交流を通電させる。即ち、コイル21の隣り合う部分に同極が発生するようになっている。例えば、図10に示す極性の場合、可動子4には実線矢印Aで示す振動軸O方向の他側(図10における下方)への推力が発生し、コイル21へ流す電流を反転させれば、可動子4には点線矢印Bで示す振動軸O方向の一側(図10における上方)への推力が発生する。このように、コイル21に交流を通電させれば、可動子4は板ばね5による付勢力を両側から受けながら、振動軸Oに沿って振動する。
可動子4に発生する推力は、基本的にはフレミングの左手の法則に基づいて与えられる推力に準じられる。本実施形態では、対称形の配置された2つのコイル21がケース2に固定されているので、マグネット30等が取り付けられた可動子4に2つのコイル21に発生する力の反力としての推力も発生する。
そのため、振動軸O方向に働く推力と、マグネット30の磁束の対称面S方向に働く推力を受け、錘32には、振動軸Oを中心として回転する力が加わる。その際、錘32に設けられた正三角形の中心軸324の角が、錘32の回転止めとなり、可動子4は振動軸Oに沿って振動する。このように可動子4の通常の振動時は、板ばね5は振動軸O方向及び対称面S方向において所定の範囲で弾性変形し、可動子4及び板ばね5はインナーガイド12に接触することはない。
一方で、例えば振動アクチュエータ1を搭載した機器が落下した場合等で振動アクチュエータ1に外部から衝撃が加わると、可動子4が過剰な振幅で動き、板ばね5が所定の範囲を超えた動きをすることがある。このような場合、可動子4はインナーガイド12と接触することで、過剰な振幅が規制される。この点を図11及び図12により説明する。
具体的には、図11に示すよりも、可動子4が振動軸O方向上側(図中上方)に過剰振幅し、板ばね5が所定の範囲を超える動きをした場合、下方の板ばね5の腕部52が、下方のインナーガイド12の平坦部122と接触する。これにより、可動子4がそれ以上振動軸O方向上方に移動することが規制され、可動子4はケース2(上方のカバーケース11)と接触することが防止される。
また、図12に示すよりも、可動子4が振動軸O方向他側(図中下方)に過剰振幅し、板ばね5が所定の範囲を超える動きをした場合、上方の板ばね5が、上方のインナーガイド12の平坦部122と接触する。これにより、可動子4がそれ以上振動軸O方向他側に移動することが規制され、可動子4はケース2(下方のカバーケース11)と接触することが防止される。図示しないが、ケース2に径方向の衝撃が加わった場合は、可動子4も径方向に移動する。
たとえ、可動子4がさらに径方向に移動したとしても、インナーガイド12のそれぞれの保護部128がコイル21と可動子4との間に位置していることから、保護部128が可動子4と接触することとなる。
[1-3.実施形態の効果]
(1)本実施形態における振動アクチュエータ1によれば、インナーガイド12の保護部128の先端部128aは、振動軸Oと直交する方向において、マグネット30とコイル21の間に配置される。そのため、外部の衝撃から可動子4とコイル21との接触を防ぐことができ、耐衝撃性が高く、静止時及び振動時における振動異常や異音の発生がない優れた振動アクチュエータを提供することが可能となる。
(2)本実施形態における振動アクチュエータ1によれば、インナーガイド12の枠部121は、コイル21におけるケース本体10の開口端部を被覆する。そのため、ケース本体10のサイズを変えることなく、コイル21の開口端部側を保護することができ、小型化と耐衝撃性の高さを兼ね備えた、最適なアクチュエータを提供することが可能となる。また、ケース2の外から液体などの異物が侵入した場合でも、アクチュエータ1の駆動部への侵入を防止することができるので、耐久性に優れたアクチュエータを提供することが可能となる。さらに、コイル21から延びるリード線を保護することができ、リード線が板ばね5によって破損されることを防止することが可能となる。
(3)本実施形態における振動アクチュエータ1によれば、保護部128の先端部128aは、振動軸Oを直交する方向において、マグネット30の外周面とコイル21の内周面との間に隙間を設けて配置される。そのため、ケース2内に対するインナーガイド12の挿入作業が容易となり、製造時の作業性に優れた振動アクチュエータを提供することが可能となる。
(4)本実施形態における振動アクチュエータ1によれば、保護部128の振動軸Oに直交する方向の厚みは、平坦部122の振動軸O方向の厚みよりも、薄く形成される。そのため、ケース2の開口部からインナーガイド12を挿入する際、狭い隙間であってもコイル21を傷つけずに配置可能となり、組立が容易になる。また、人手或いは自動化のいずれの場合でも可動子を容易に取り付けることができ、作業効率の向上を図ることが可能となる。
(5)本実施形態における振動アクチュエータ1によれば、インナーガイド12が板ばね5の動きを規制することで、可動子4の振動軸O方向及び内周方向の過剰振幅を抑制することができる。また、板ばね5がインナーガイド12に接触した際には、板ばね5は弾性変形し、衝撃を吸収することができる。
(6)本実施形態における振動アクチュエータ1によれば、ケース本体10とインナーガイド12に嵌合部6が設けられているため、ケース本体10の開口部から落とし込んでインナーガイド12を配置することができる。そのため、自動での組立が容易となり、組立時においてインナーガイド12の接触によりコイル21が損傷することを防ぐことができる。
(7)本実施形態における振動アクチュエータ1によれば、インナーガイド12とケース本体10とを超音波溶着することで、短時間で好適な締結力を得ることができる。
(8)本実施形態における振動アクチュエータ1によれば、嵌合部6の先端は鋭角状の断面形状を有しているので、超音波溶着の際に熱エネルギーが先端の1点に集中し、樹脂が溶けやすくなる。
(9)本実施形態における振動アクチュエータ1によれば、インナーガイド12には、張出部125が設けられ、張出部125の少なくとも一部分は、振動軸Oと直交する方向において、ケースターミナル13より外周側に位置する。そのため、ケースターミナル13が、外周方向に引っ張られた場合、ケースターミナル13がケース本体10の固定箇所から抜け落ちることを防ぐとともに、ケースターミナル13に接続されるリード線を保護することができる。
(10)本実施形態における振動アクチュエータ1は、可動子4に錘32を設けることにより、錘32と板ばね5の成分から導かれる固有共振周波数で、大きな振動出力が得られる。
[2.他の実施形態]
以上のように、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、発明の範囲を限定することを意図しておらず、以下に列記するように、発明の要旨を逸脱しない範囲で、そのほかの様々な形態で実施されることが可能であり、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。そして、これら実施形態、それらの組合せ、更にはそれらの変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下は、本発明に包含される実施形態の例である。
(1)上記実施形態のケース2は円筒状をなしており、可動子4は略円柱状をなしているが、ケース及び可動子の形状はこれに限られるものではなく、多角形やその他の形状であってもよい。また、におけるインナーガイド12は、ケースや可動子の形状に合致するものであればよく、必ずしも環状に限られない。
(2)インナーガイド12の保護部128は、ケース本体10の内周部を一連に保護する筒状に限られず、振動軸O方向に所定の長さを有するものであれば、錘32の形状に合わせて、短冊状などにすることもできる。
(3)インナーガイド12の枠部121の平坦部122は、120度の角度で3か所に限られず、角度や個数は適宜設定可能である。また、本実施形態では、嵌合部6に溝部102と突起部127を設けたが、これらの形状に限られず、凹部と凸部、切欠部と爪部などであってもよい。
(4)嵌合部の形状は、図13(a)に限定されるものではなく、図13(b)以下に示す構成も採用できる。すなわち、図13(b)は、ケース本体10側に突起部127をインナーガイド12側に溝部102を設けたものであり、図13(c)は、突起部127に合わせて溝部102の断面形状をV字形としたものである。また、図13(d)のように突起部127の先端を鋭角状とすることなく、角形断面の溝部102と同様な角形断面としたものである。図13(a)から(d)は、突起部127を溝部102に嵌合した場合に両者の間に溶融した樹脂が入り込む隙間ができるように、突起部127を溝部102よりも細くしたり、先端を鋭角状としたりしているが、図13(e)のように隙間が生じないように、突起部127と溝部102の断面形状を一致させてもよい。さらに、本発明には、図13(f)のように段部101と枠部121の当接面に嵌合部がなく、段部101と枠部121とが単に当接した状態で溶着されるものや、ケース本体10の壁面と枠部121の外周端部とが嵌合するものも包含される。
(5)上記実施形態では、板ばね5は制振部材41を有しているが、必ずしも制振部材を有していなくてもよい。
(6)上記実施形態では、可動子4を支持する板ばね5は、渦巻き状の腕部52を有するが、その他の板ばねを用いてもよい。例えば、曲線だけでなく直線を組み合わせた変則的な渦巻き状、十字状や卍状の板ばねを用いてもよい。この場合、インナーガイドも板ばねの形状に沿った形状とすることが望ましい。
(7)ポールピース31と錘32とを一体化するには、図2及び図3のように、ポールピース31の突起部311に錘32の凹部321を挿入する代わりに、ポールピース31に凹部や貫通を設け、錘32に突起部を設けて、両者を挿入、圧入或いは嵌合することもできる。
1 振動アクチュエータ
2 ケース
3 ケース側電磁駆動部
4 可動子
5 板ばね
10 ケース本体
101 段部
102 溝部
103 切欠部
11 カバーケース
12 インナーガイド
121 枠部
121a 孔
122 平坦部
123 スロープ部
124 切欠部
125 張出部
127 突起部
128 保護部
13 ケースターミナル
20 ヨーク
21 コイル
21a リード線
30 マグネット
31 ポールピース
32 錘

Claims (8)

  1. 筒状のケースと、
    前記ケースに設けられたコイルと、
    前記ケースの振動軸に沿って振動する可動子と、
    前記可動子に設けられたマグネットと、
    外周部が前記ケースに固定され、内周部が前記可動子に固定された板ばねと、
    前記ケース内における前記コイルと前記可動子との間に設けられたインナーガイドと、
    を有し、
    前記インナーガイドには、前記振動軸方向に延在する保護部が設けられ、
    前記保護部の先端部は、前記振動軸と直交する方向において、前記マグネットと前記コイルの間に配置される
    ことを特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 前記保護部の前記先端部は、前記振動軸を直交する方向において、前記マグネット及び前記コイルとの間に隙間を設けて配置される請求項1に記載の振動アクチュエータ。
  3. 前記可動子に、ポールピースと錘が設けられている請求項1又は請求項2に記載の振動アクチュエータ。
  4. 前記ケースは、その内周面に前記ケース中心の振動軸側に突出する段部を備え、
    前記インナーガイドは、その前記ケースの開口端部に、前記ケースの外周側に向かって拡がる枠部を有し、
    前記インナーガイドは、前記ケースの開口端部から挿入された状態で、前記枠部が前記段部に当接した位置において、前記ケースの内周面と前記インナーガイドの外周面との間に前記コイルが配置されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の振動アクチュエータ。
  5. 前記段部と前記枠部には、嵌合部が設けられている請求項4に記載の振動アクチュエータ。
  6. 前記嵌合部として、
    前記ケースの前記段部には、前記ケースの開口端部側の表面に、前記ケースの開口端部側に開口した溝部が設けられ、
    前記インナーガイドの前記枠部には、前記溝部内に嵌め込まれる突起部が設けられ、
    前記溝部内に前記突起部が嵌合されて、前記ケースと前記インナーガイドが固定されることを特徴とする請求項5に記載の振動アクチュエータ。
  7. 前記突起部と前記溝部とは超音波溶着されていることを特徴とする請求項6に記載の振動アクチュエータ。
  8. 前記インナーガイドには、前記枠部の外周部よりも前記ケースの外周側に庇状に突出した張出部が設けられ、
    前記張出部の少なくとも一部分は、振動軸と直交する方向において、ケースターミナルより外周側に位置する
    請求項1から請求項7のいずれかに記載の振動アクチュエータ。

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