JP2022074451A - 電気冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

【課題】コンデンサの放熱を高め、コンデンサーの小型化が可能とし、広い庫内容積の冷蔵庫を提供する。【解決手段】家庭用電気冷蔵庫は、電気冷蔵庫の金属製外装１は二重構造で風洞２の形態をなし前記風洞２内にコンデンサー３を装着し前記風洞２内は連通し前記コンデンサー３から発生する熱気をファンを介して強制的に室外に放熱するための排気ホースと前記風洞２と前記排気ホースとの間に前記ファンを装着したファンボックスの排気熱流入口を前記外装１の天井の外側排気熱流出口に嵌合したことを特徴とする。【選択図】図１

Description

電気冷蔵庫の冷却運転時に於いて発生する熱気を効率よく室外に放熱する電気冷蔵庫に関する。

従来の電気冷蔵庫はコンデンサーを外装の内側に装着し５０～６０度の大量の熱気を外装表面を放熱器として室内に自然放熱を行っている。

特開平７-３１８２２５ 公開実用昭和５７－１９６９７６

電気冷蔵庫は最近、大型化し夏季に於いての発熱量が増大し設置場所では体調によっては苦痛を誘発するに至り本発明の電気冷蔵庫の使用により解決する。本発明の電気冷蔵庫は本体のコンデンサーで発生した熱気をファンを活用しホースを介して室外に放熱することを目的とする。

本発明の電気冷蔵庫は、電気冷蔵庫の金属製外装（１）は二重構造で風洞（２）の形態をなし前記風洞（２）内にコンデンサー（３）を装着し前記風洞（２）内は連通し前記コンデンサー（３）から発生する熱気をファン（９）を介して強制的に室外に放熱するための排気ホース（１１）と前記風洞（２）と前記排気ホース（１１）との間に前記ファン（９）を装着したファンボックス（４）の排気熱流入口（５）を前記外装（１）の天井の外側排気熱流出口（６）に嵌合したことを特徴とする。

電気冷蔵庫は近年大型化し５０～６０度の大量の熱気が室内に放熱され，ユーザーからは体調不良時には苦痛を感じ誘発をも懸念され始めている、本発明の電気冷蔵庫は発生した熱気を室外に放熱することで室内での温度上昇が発生せず快適な台所での作業が可能となる。

本発明の電気冷蔵庫は従来の自然放熱の冷蔵庫との比較では熱交換の手法が異なりファンを用いて強制的室外に放熱する方法であり従来の自然放熱と比較すると放熱効率が上ることでコンデンサーの小型化が可能となり従来の電気冷蔵庫と同サイズの外形と比較して庫内の広い容積の設計が可能となる。

本発明の電気冷蔵庫は電気冷蔵庫の製造面に於いてコンデンサー３を風洞２内に装着する形態をなし従来の冷蔵庫の製造工程を基本的に変更することなく容易に製造を可能とする。

本発明の電気冷蔵庫は風洞２内で発生した熱気をファンにより室外へ放熱し設置場所での温度上昇を抑えることで冷蔵庫の冷却効率が上がり消費電力も改善する。

本発明の冷蔵庫の使用に於いて外装１の表面が発熱をしないので連接して設置する家具等との密着と冷蔵庫の本体の上に直接に物を載せることが可能となる。

従来の冷蔵庫は留守等による締め切った室内では自らの放熱により室内に温度が蓄積し室内の温度上昇によりコンデンサーの放熱能力が弱体し冷却能力が降下して運転休止状態に入らないことがありコンプレッサーはフル回転状態を持続し消費電力の増加に繋がり強いては故障に繋がる。本発明の電気冷蔵庫では室外に放熱することで改善されている。

本発明の電気冷蔵庫はファンの活用によりホースを介して強制的に室外に放熱することで本発明の冷蔵庫本体の温度上昇が発生せず密閉したいかなる場所に於いても設置が可能となる。

電化製品のトラブルの大半は自ら発生する発熱と湿気に起因することで組み立て部品の劣化が進行し故障に繋がるケースが多い。冷却運転中にあっても本発明の電気冷蔵庫本体からは温度上昇が発生せず構成部品の温度上昇による使用部品の劣化も改善される。

本発明の電気冷蔵庫の外装１は空気吸入口８及び熱気流入口５を除き密閉した二重構造であり運転による騒音は減少する。

殆どの家庭の冷蔵庫には外装１に連絡事項等の貼り紙をして使用し放熱効果を悪くし消費電力が増えているが、本発明の電気冷蔵庫では張り紙の件に於いては問題が生じない。

本発明に係る電気冷蔵庫の前面斜視図である。 図１の電気冷蔵庫の上部に敷設するファンボックスの概略図である。 本発明に係る電気冷蔵庫の側面図である。

本発明の冷蔵庫は図１に示す如く冷却運転中に風洞２内で発生した熱気をファン９を活用しホース１１を介して室外に放熱する機構を装着した電気冷蔵庫であり，実施するための形態について説明する。

ファンボックス４には、排気熱流入口５、排気ホース連結口１０、排気側温度センサー１６、ファン９の一式が取り付けられている。ファンボックス４の排気熱流入口５を外装１の外側の天井部の排気熱流出口６に嵌合する。

コンデンサー３とコンプレッサー１２及び水滴蒸発皿１４より発生する熱気は，熱排気路１３を連通しファンボックス４で全てを集約してファン９を活用して排気ホース１１を介して室外に放出する。

排気熱流出口６に連通する二重構造の風洞２の底の全ては冷却用の空気の空気流入口８となる。

温度センサーはファンボックス４内の排気側温度センサー１６と空気流入口８の２カ所に装着する。

初期通電すると庫内温度が高いのでコンプレッサー１２の起動に連動してファン９はon状態となり庫内温度が設定温度まで降下するとコンプレッサー１２は運転休止状態に入りコンデンサー３の温度が徐々に降下し上記ファンボックス４内の排気側温度センサー１６と空気流入口８に設けた吸気側温度センサー７の温度差が均等であることを検出した時点でファン９をoffにする電気回路を装着する。再度庫内温度が上昇するとコンプレッサー１２は再起動状態を繰り返す。

コンデンサー３等で発生した熱気はファンボックス４で集約して排気ホース連結口１０で排気ホース１１と連結し建築物の壁面等もしくは床下等にホースの挿入に見合う貫通穴を用意し排気ホース１１を挿入して前記集約した熱気を室外に放熱する。

建物の構造により熱排気口の作成が困難な事情の場合は排気ホース先端を既設の台所換気扇の室内側に連結することで新設の排気口を装着することなく簡単に少しの軽作業で排気ホース１１の取付が可能となる。

１ 外装
２ 風洞(隙間)
３ コンデンサー
４ ファンボックス
５ 排気熱流入口
６ 外装１の排気熱流出口
７ 吸気側温度センサー
８ 空気流入口
９ ファン
１０ 排気ホース連結口
１１ 排気ホース
１２ コンプレッサー
１３ コンプレッサーの熱気及び蒸発皿の熱気の熱排気路
１４ 霜取り水の蒸発皿
１５ ドアー
１６ 排気側温度センサー

Claims (2)

1. 電気冷蔵庫の金属製外装（１）は二重構造で風洞（２）の形態をなし前記風洞（２）内にコンデンサー（３）を装着し前記風洞（２）内は連通し前記コンデンサー（３）から発生する熱気をファン（９）を介して強制的に室外に放熱するための排気ホース（１１）と前記風洞（２）と前記排気ホース（１１）との間に前記ファン（９）を装着したファンボックス（４）の排気熱流入口（５）を前記外装（１）の天井の外側排気熱流出口（６）に嵌合したことを特徴とする電気冷蔵庫。
2. 前記ファンボックス（４）は前記風洞（２）の底に設けられた空気流入口（８）に連通した前記排気熱流入口（５）を有し前記ファンボックス（４）内に装着した排気側温度センサー（１６）と、前記空気流入口（８）に装着した吸気側温度センサー（７）の２つの温度センサーで検出される温度差により前記ファン（９）の動きを制御することを特徴とする請求項１に記載の電気冷蔵庫。

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