JP2022059370A - 建具 - Google Patents

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正樹 大東
Masaki Daito
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Abstract

【課題】障子の開閉が重くなることなく、障子の縦框の下端部から室内への風の流入を防止できる建具を提供すること。【解決手段】上枠、下枠22及び左右一対の縦枠によって構成される枠体と、上枠及び下枠22に設けられる一対のレール221,222に沿って左右方向に移動可能に納められる2枚の障子3Aと、下枠22における障子3Aの縦框の室外側に設けられ、室外側からの風の流入を妨げる遮蔽部材5と、を備える、建具。【選択図】図5

Description

本開示は、建具に関する。
従来、上枠、下枠及び左右一対の縦枠によって構成される枠体と、上枠及び下枠に設けられる一対のレールに沿って左右方向に移動可能に納められる2枚の障子と、を備える引違い窓が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2014-109099号公報
一般に、引違い窓は、室外側から吹き付ける風によって砂、塵、埃等が流入することを防ぐために、障子の下框の下端部の全長に亘って、下框の下端部とレールとの間の隙間を塞ぐ軟質の封止材が設けられている。障子は、左右一対の縦框の内側に下框が取り付けられる縦勝ち構造を有するため、封止材は、縦框の下端部には存在しない。縦框の下端部にさらに封止材を追加すると、障子の開閉が重くなるためである。そのため、通常、縦框とレールとの間は、縦框の下端部に設けられる硬質の樹脂部品がレールに当接するメタルタッチによって封止されている。
しかし、例えば、長期の使用によって引違い窓の建付け状態が悪くなった場合等に、縦框の下端部の樹脂部品とレールとの間の隙間が大きくなり、吹き付ける風によって砂、塵、埃等が室内に侵入するおそれがあった。
よって、発明者は、障子の開閉が重くなることなく、障子の縦框の下端部から室内への風の流入を防止できる建具を提供するという課題を見出した。
本開示の建具は、上枠、下枠及び左右一対の縦枠によって構成される枠体と、前記枠体の内側に納められ、前記上枠及び前記下枠に設けられる一対のレールに沿って左右方向に移動可能な2枚の障子と、前記下枠における前記障子の縦框の室外側に設けられ、室外側からの風の流入を妨げる遮蔽部材と、を備える。
建具の正面図である。 図1中のA-A線に沿う縦断面図である。 図1中のB-B線に沿う横断面図である。 図3中のC-C線に沿う縦断面図である。 図3中のD-D線に沿う縦断面図である。 他の実施形態に係る建具を図1中のA-A線と同一部位で切断した横断面図である。 図6中のE-E線に沿う縦断面図である。 図6中のF-F線に沿う縦断面図である。
以下、本開示の建具の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1、図2及び図3は、建具である引違い窓1を示す。引違い窓1は、上枠21、下枠22及び左右一対の縦枠23,24を矩形に枠組みした枠体2の内側に、2枚の障子3A,3Bと、1枚の網戸4と、を左右方向に移動可能に納めることによって構成される。各図中において、X1は引違い窓1の室外側を示し、X2は引違い窓1の室内側を示す。
枠体2において、障子3Aは室内側に配置され、障子3Bは室外側に配置される。室内側の障子3Aは、上框31A、下框32A、戸先側の縦框33A及び戸尻側の縦框34Aを矩形に框組した框体30Aと、框体30Aの内側に納められる面材としての2枚のガラス35と、を有する。室外側の障子3Bは、上框31B、下框32B、戸先側の縦框33B及び戸尻側の縦框34Bを矩形に框組した框体30Bと、框体30Bの内側に納められる面材としての2枚のガラス35と、を有する。
室内側の障子3Aは、上枠21及び下枠22にそれぞれ設けられる室内側レール211,221に対して、左右方向に移動可能に係合している。障子3Aの下框32Aには、室内側レール211,221に沿って移動する戸車37が設けられている。室外側の障子3Bは、上枠21及び下枠22にそれぞれ設けられる室外側レール212,222に対して、左右方向に移動可能に係合している。障子3Bの下框32Bには、室外側レール212,222に沿って移動する戸車37が設けられている。
本実施形態の障子3A,3Bの上框31A,31B、下框32A,32B及び縦框33A,33B、34A,34Bは、図2及び図3に示すように、金属框材311、321、331、341の室内側に、樹脂框材312、322、332,342を取り付けた複合構造をそれぞれ有する。これによって、障子3A,3Bは、断熱性及び防露性に優れる。
図2及び図3に示すように、網戸4は、室外側の障子3Bのさらに室外側に配置される。網戸4は、上枠21及び下枠22の最も室外側にそれぞれ配置される網戸レール213,223に対して、左右方向に移動可能に係合している。
障子3A,3Bの下框32A,32Bには、図2に示すように、室内側レール221及び室外側レール222に対してそれぞれ室外側から当接する封止材323,323が設けられる。封止材323,323は、軟質樹脂によって構成され、下框32A,32Bの延び方向の全長に亘って設けられる。この封止材323,323によって、障子3A,3Bの下框32A,32Bと室内側レール221及び室外側レール222との間は封止され、室外側からの風の流入が防止される。
障子3A,3Bは、図1に示すように、左右一対の縦框33A,34A、33B,34Bの上端部及び下端部の内側に、上框31A、31B及び下框32A、32Bの両端部がそれぞれ取り付けられる縦勝ち構造を有する。障子3A,3Bの縦框33A,34A、33B,34Bは、障子3A,3Bの上下方向の全長に亘って延びている。そのため、縦框33A,34A、33B,34Bの下端部には、封止材323,323は配置されていない。
図2及び図3に示すように、下枠22には、室外側からの風の流入を妨げる遮蔽部材5が配置される。詳しくは、遮蔽部材5は、下枠22の室内側レール221と室外側レール222との間において、縦枠24に近接して配置される。これによって、遮蔽部材5は、閉じられた室内側の障子3Aの戸先側の縦框33Aの室外側に配置される。
遮蔽部材5は、図4及び図5に示すように、矩形板状の基部51と、基部51の室内側の端部から上方に立ち上がる矩形の薄板状の壁部52と、を一体に有する樹脂製の壁部材である。遮蔽部材5は、基部51が下枠22の上面22aに対してねじ止め、両面接着テープ等によって取り付けられることによって、下枠22の上面22aに固定される。図5では、室外側の障子3B及び網戸4の図示を省略している。
図4に示すように、壁部52の上端部52aの位置は、縦框33Aの下端部33A1の位置よりも上方に配置される。そのため、遮蔽部材5は、障子3Aの縦框33Aの下端部33A1と下枠22の上面22aとの間に形成される隙間Sを、室外側から覆うように配置される。これによって、図5中において矢印で示すように、障子3Aの縦框33A付近に対して室外側から吹き付けた風の向きは、遮蔽部材5の壁部52に当たることによって上方に変えられる。したがって、障子3Aの戸先側の縦框33Aの下端部33A1と下枠22との間の隙間Sから、室内へ風が流入することが防止され、室内への砂、塵、埃等の侵入が阻止される。
本実施形態の遮蔽部材5は、基部51の室内側の端部から上方に立ち上がる壁部52を有する壁部材によって構成されるため、簡単な構成で、各障子3A,3Bの開閉動作に影響を与えることなく、室内への風の流入を防止することができる。
図5に示すように、遮蔽部材5の基部51と壁部52との間の室外側の境界部53は、滑らかな凹曲面によって形成されている。これによって、室外側から遮蔽部材5に吹き付ける風は、境界部53の凹曲面に沿って、上方にスムーズに導かれる。そのため、境界部53に砂、塵、埃等が堆積することが抑制されるとともに、遮蔽部材5の清掃性も向上する。
図6、図7及び図8は、別の実施形態に係る引違い窓1Aを示している。上記の実施形態に係る引違い窓1と同一符号の部位は同一構成の部位を示しているため、それらの詳細な説明は、上記の実施形態の説明を援用し、以下の説明では省略する。
本実施形態の引違い窓1Aの下枠22には、室外側からの風の流入を妨げる遮蔽部材6が配置される。この遮蔽部材6も、上述の遮蔽部材5と同様に、図6に示すように、下枠22の室内側レール221と室外側レール222との間において、縦枠24に近接して配置される。これによって、遮蔽部材6は、閉じられた室内側の障子3Aの戸先側の縦框33Aの室外側に配置される。
遮蔽部材6は、図7及び図8に示すように、中空の樹脂製のブロック部材である。遮蔽部材6は、下枠22の上面22aに対してねじ止め、両面接着テープ等によって取り付けられることによって、下枠22の上面22aに固定される。図8では、室外側の障子3B及び網戸4の図示を省略している。
図7に示すように、遮蔽部材6の上端面6aの位置は、縦框33Aの下端部33A1の位置よりも上方に配置される。そのため、遮蔽部材6は、障子3Aの縦框33Aの下端部33A1と下枠22の上面22aとの間に形成される隙間Sを、室外側から覆うように配置される。これによって、図8中において矢印で示すように、障子3Aの縦框33A付近に対して室外側から吹き付けた風の向きは、遮蔽部材6によって隙間Sに向かう流れが妨げられ、上方に変えられる。したがって、障子3Aの戸先側の縦框33Aの下端部33A1と下枠22との間の隙間Sから、室内へ風が流入することが防止され、室内への砂、塵、埃等の侵入が阻止される。
以上のように、引違い窓1,1Aは、上枠21、下枠22及び左右一対の縦枠23,24によって構成される枠体2と、上枠21及び下枠22に設けられる室内側レール211,221及び室外側レール221,222に沿って左右方向に移動可能に納められる2枚の障子3A,3Bと、下枠22における障子3Aの縦框33Aの室外側に設けられ、室外側からの風の流入を妨げる遮蔽部材5,6と、を備える。これによって、障子3Aの縦框33Aの下端部33A1から室内への風の流入を防止できる。縦框33Aに、風の流入を防止するための封止材を設ける必要がないため、障子3Aの開閉が重くなることはない。
上記の一実施形態によれば、遮蔽部材5は、障子3Aの縦框33Aの下端部33A1と下枠22との間の隙間Sを覆うように配置される壁部材である。これによって、簡単な構成で、各障子3A,3Bの開閉動作に影響を与えることなく、隙間Sから室内への風の流入を防止することができる。
遮蔽部材5は、下枠22に取り付けられる基部51と、基部51の室内側の端部から上方に立ち上がる壁部52と、を有し、基部51と壁部52との間の室外側の境界部53は、凹曲面によって形成される。これによって、室外側から遮蔽部材5に吹き付ける風を、凹曲面に沿って上方にスムーズに導くことができる。そのため、境界部53に砂、塵、埃等が堆積することが抑制されるとともに、遮蔽部材5の清掃性も向上する。
上記の一実施形態によれば、遮蔽部材6は、障子3Aの縦框33Aの下端部33A1と下枠22との間の隙間Sを覆うように配置されるブロック部材である。これによって、簡単な構成で、隙間Sから室内への風の流入を防止することができる。
以上の各実施形態における遮蔽部材5,6は、室内側の障子3Aの戸先側の縦框33Aの室外側のみに配置されている。しかし、遮蔽部材5,6は、室外側の障子3Bの戸先側の縦框33の室外側にも配置されてもよい。
1,1A 引違い窓、 2 枠体、 21 上枠、 22 下枠、 23,24 縦枠、 211,221 室内側レール、 212,222 室外側レール、 3A,3B 障子、 33A 縦框、 33A1 下端部、 5,6 遮蔽部材、 51 基部、 52 壁部、 53 境界部、 S 隙間、

Claims (4)

  1. 上枠、下枠及び左右一対の縦枠によって構成される枠体と、
    前記上枠及び前記下枠に設けられる一対のレールに沿って左右方向に移動可能に納められる2枚の障子と、
    前記下枠における前記障子の縦框の室外側に設けられ、室外側からの風の流入を妨げる遮蔽部材と、を備える、建具。
  2. 前記遮蔽部材は、前記障子の前記縦框の下端部と前記下枠との間の隙間を覆うように配置される壁部材である、請求項1に記載の建具。
  3. 前記遮蔽部材は、前記下枠に取り付けられる基部と、前記基部の室内側の端部から上方に立ち上がる壁部と、を有し、
    前記基部と壁部との間の室外側の境界部は、凹曲面によって形成される、請求項2に記載の建具。
  4. 前記遮蔽部材は、前記障子の前記縦框の下端部と前記下枠との間の隙間を覆うように配置されるブロック部材である、請求項1に記載の建具。
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