JP2022056104A - Air conditioning system and chair with partition wall - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空調システム及び空調システムに用いられる間仕切り壁付き椅子に関する。 The present invention relates to an air conditioning system and a chair with a partition wall used in the air conditioning system.
従来、室内空間の空調を行う空調システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
Conventionally, the technology of an air conditioning system for air conditioning an indoor space has been known. For example, as described in
特許文献1には、空調装置から送られた空調空気を、室内空間の床に設けられた吹出口から吹き出すことで室内空間の空調を行う床吹出空調システムが記載されている。
ここで、室内空間を複数人で利用する場合、発話や咳、くしゃみで発生する飛沫等を介した感染症の感染拡大リスクが生じる。そこで、効果的な感染症対策を行うことができる空調システムが望まれる。 Here, when the indoor space is used by a plurality of people, there is a risk of spreading the infectious disease through speech, coughing, sneezing, and the like. Therefore, an air conditioning system that can take effective measures against infectious diseases is desired.
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、効果的な感染症対策を行うことができる空調システム及び間仕切り壁付き椅子を提供するものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and the problem to be solved thereof is to provide an air-conditioning system and a chair with a partition wall capable of taking effective measures against infectious diseases.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above, and next, the means for solving this problem will be described.
即ち、請求項1においては、室内空間の空調を行う空調機と、前記室内空間に設置され、水平方向の四方を区画すると共に上方に向けて開口する間仕切り壁と、前記間仕切り壁よりも上方に設けられ、前記室内空間の空気を吸い込む吸込部と、前記間仕切り壁によって区画される個別空間に対応して設けられ、前記空調機から供給される空気を吹き出す吹出部と、を具備するものである。
That is, in
請求項2においては、前記間仕切り壁は、前記空調機からの空気が供給される壁内部空間を有し、前記吹出部は、前記壁内部空間と連通するように、前記間仕切り壁に設けられる壁吹出部を具備するものである。 In claim 2, the partition wall has a wall internal space to which air from the air conditioner is supplied, and the outlet portion is a wall provided in the partition wall so as to communicate with the wall internal space. It is equipped with a blowout portion.
請求項3においては、前記壁吹出部は、第一の吹出部と、前記第一の吹出部よりも下方に設けられる第二の吹出部と、を具備し、前記壁内部空間に供給された空気を、前記第一の吹出部から吹き出す状態と、前記第二の吹出部から吹き出す状態と、のうちの一方に切り替え可能な切替部を具備するものである。 In claim 3, the wall blowing portion includes a first blowing portion and a second blowing portion provided below the first blowing portion, and is supplied to the wall internal space. It is provided with a switching unit capable of switching between a state in which air is blown out from the first blowing portion and a state in which air is blown out from the second blowing portion.
請求項4においては、前記空調機からの空気を前記壁内部空間に供給するように、前記空調機と前記間仕切り壁とを接続するダクトを具備するものである。 In claim 4, the duct connecting the air conditioner and the partition wall is provided so as to supply the air from the air conditioner to the wall internal space.
請求項5においては、前記空調機からの空気を噴流として吹き出すことで、前記壁内部空間に供給する噴流吹出部を具備するものである。 In claim 5, the jet blowing portion is provided to supply the air from the air conditioner to the wall internal space by blowing out the air as a jet.
請求項6においては、前記室内空間の床部には、前記空調機からの空気が供給される床内部空間が形成されており、前記吹出部は、前記床内部空間と連通するように、前記床部に設けられる床吹出部を具備するものである。 In claim 6, the floor portion of the indoor space is formed with a floor internal space to which air from the air conditioner is supplied, and the blowout portion is said to communicate with the floor internal space. It is provided with a floor outlet provided on the floor.
請求項7においては、前記間仕切り壁は、水平方向の一部を区画し、前記個別空間内に設置される椅子の背面に固定されると共に、当該椅子と一体的に移動可能な移動壁部を具備するものである。 In claim 7, the partition wall divides a part in the horizontal direction, is fixed to the back surface of a chair installed in the individual space, and has a movable wall portion that can be moved integrally with the chair. It is equipped.
請求項8においては、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の空調システムに用いられる間仕切り壁付き椅子であって、前記個別空間内に設置される椅子部と、水平方向の一部を区画し、前記椅子部の背面に固定されると共に、当該椅子部と一体的に移動可能な移動壁部と、を具備するものである。
In claim 8, the chair with a partition wall used in the air conditioning system according to any one of
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As the effect of the present invention, the following effects are exhibited.
請求項1においては、効果的な感染症対策を行うことができる。
In
請求項2においては、個別空間内の温度のムラの発生を抑制することができる。 In claim 2, it is possible to suppress the occurrence of temperature unevenness in the individual space.
請求項3においては、個別空間内の温度のムラの発生をより効果的に抑制することができる。 In claim 3, it is possible to more effectively suppress the occurrence of temperature unevenness in the individual space.
請求項4においては、空調システムを容易に設置することができる。 In claim 4, the air conditioning system can be easily installed.
請求項5においては、空調システムを簡易な構成とすることができる。 In claim 5, the air conditioning system can have a simple configuration.
請求項6においては、より効果的な感染症対策を行うことができる。 In claim 6, more effective infectious disease countermeasures can be taken.
請求項7においては、利便性を向上させることができる。 In claim 7, convenience can be improved.
請求項8においては、利便性を向上させることができる。 In claim 8, convenience can be improved.
以下では、本発明の第一実施形態に係る空調システム1について説明する。また、以下では、図中の矢印に基づいて、前後方向、左右方向及び上下方向を定義して説明を行う。
Hereinafter, the
まず、図1を用いて、空調システム1が設置される室内空間Aについて説明する。室内空間Aは、所定の建物の内部の空間である。本実施形態では、室内空間Aを、オフィスビルの内部のオフィスとして用いられる空間とした例を示している。室内空間Aは、床部10及び天井部20を具備する。
First, the interior space A in which the
床部10は、室内空間Aの床を構成するものである。床部10は、床スラブ11、床材12、床内部空間13、全体吹出部14及び連通口15を具備する。
The
床スラブ11は、床を構成する構造体である。床スラブ11は、例えば、鉄筋コンクリートにより形成される。
The
床材12は、床面を構成する板形状の部材である。床材12は、床スラブ11の上面に設けられた適宜の支柱(スペーサー)に載置されることで、床スラブ11の上方に位置するように配置される。
The
床内部空間13は、床スラブ11と床材12との間の空間である。このように、床部10は、床スラブ11と床材12との間に床内部空間13が設けられた二重床構造に形成されている。床内部空間13には、適宜の配線等が配置される。
The floor
全体吹出部14は、後述する空調機100から床内部空間13に供給された空気を、室内空間A内に吹き出すものである。全体吹出部14は、床材12を上下方向に貫通する。全体吹出部14は、床内部空間13と連通する。
The overall blowing
連通口15は、後述する第一の間仕切り壁210の供給口212と連通するものである。連通口15は、床材12を上下方向に貫通する。連通口15は、床内部空間13と連通する。なお、上記連通口15に繋がるダクトを床内部空間13に設け、当該ダクトを介して空調機100から供給される空気を、連通口15に供給するようにしてもよい。
The
天井部20は、室内空間Aの天井を構成するものである。天井部20は、天井スラブ21、天井材22及び天井内部空間23を具備する。
The
天井スラブ21は、室内空間Aの天井(室内空間Aの上階の床)を構成する構造体である。天井スラブ21は、例えば、鉄筋コンクリートにより形成される。
The
天井材22は、天井面を構成する板形状の部材である。天井材22は、天井スラブ21の下面に設けられた適宜の金具により吊り下げられることで、天井スラブ21の下方に位置するように配置される。
The
天井内部空間23は、天井スラブ21と天井材22との間の空間である。このように、天井部20は、天井スラブ21と天井材22との間に天井内部空間23が設けられた二重天井構造に形成されている。天井内部空間23には、適宜の配線等が配置される。
The ceiling
壁部30は、室内空間Aの壁を構成するものである。壁部30は、室内空間Aの内部空間の水平方向の四方を区画する。壁部30には、適宜の出入口や窓等の開口部(不図示)が設けられる。
The
次に、図1から図4までを用いて、空調システム1について説明する。空調システム1は、室内空間Aの空調(空気調和)を行うものである。空調システム1は、空調機100、間仕切り壁200、吹出部300、切替部400及び吸込部500を具備する。
Next, the
図1に示す空調機100は、冷却された空気(冷気)や加熱された空気(暖気)を室内空間Aに供給可能なものである。本実施形態では、空調機100を、適宜の室外機(不図示)に接続されると共に室内空間Aに配置され、中大規模建築の空調を可能とするビル用マルチエアコン室内機とした例を示している。また、図1に示すように、本実施形態では、空調機100を、壁部30に埋め込まれるように設置される壁ビルトイン型の空調機とした例を示している。空調機100は、適宜の送風手段や熱交換手段を内蔵している。空調機100は、給気部110及び還気部120を具備する。
The
給気部110は、空調機100から送り出される空気(給気)が吹き出される部分である。給気部110は、空調機100の下部に設けられる。給気部110は、床内部空間13と連通している。給気部110から吹き出された空気は、床内部空間13に供給され、全体吹出部14や後述する吹出部300を介して、室内空間A内に供給される。
The
還気部120は、室内空間A内から空調機100に返される空気(還気)が吸い込まれる部分である。還気部120は、空調機100の上部に設けられる。還気部120は、天井内部空間23と連通している。室内空間A内の空気は、後述する吸込部500を介して天井内部空間23に導かれ、還気部120に吸い込まれる。
The
還気部120は、空気中のゴミや粉塵、ウィルス等を取り除くことが可能なフィルタを内蔵している。これにより、還気部120により吸い込まれた還気を清浄化することができる。
The
図1から図4までに示す間仕切り壁200は、室内空間Aに設置され、水平方向の四方を区画するものである。間仕切り壁200は、所定の空間の水平方向の全方向(全周)を囲うように形成される。間仕切り壁200は、上方に向けて開口するように上記空間を囲う。本実施形態では、間仕切り壁200を、平面視において矩形状の空間を区画するように形成した例を示している。以下では、間仕切り壁200により区画された空間を、「個別空間B」と称する。
The
図1及び図2に示すように、間仕切り壁200は、室内空間A内において複数設置されている。間仕切り壁200は、第一の間仕切り壁210、第二の間仕切り壁220及び第三の間仕切り壁230を具備する。
As shown in FIGS. 1 and 2, a plurality of
図3及び図4に示す第一の間仕切り壁210は、個別空間Bの前側(後述する机40に向かった状態での前方側)を区画するものである。第一の間仕切り壁210は、厚さ方向を前後方向に向けた板形状に形成される。また、第一の間仕切り壁210は、中空形状に形成される。
The
第一の間仕切り壁210の高さ寸法は、個別空間B内において着座した利用者からの飛沫やエアロゾルの拡散を抑制する観点から適宜設定される。例えば、第一の間仕切り壁210の高さ寸法は、着座した利用者の口の高さ以上の寸法(例えば120cm以上)に設定可能である。本実施形態では、第一の間仕切り壁210の高さ寸法を、着座した利用者の頭の高さ以上(例えば140cm以上)に設定した例を示している。また、第一の間仕切り壁210は、下端部が床材12の上面に接地又は近接するように配置される。第一の間仕切り壁210は、壁内部空間211及び供給口212を具備する。
The height dimension of the
壁内部空間211は、中空形状に形成された第一の間仕切り壁210の内部の空間である。壁内部空間211内には、後述する供給口212から供給された空気が流通する。
The wall
供給口212は、床部10の連通口15と連通するものである。供給口212は、第一の間仕切り壁210の下端部において、壁内部空間211と連通するように開口する。供給口212を介して、空調機100から床内部空間13に供給された空気が、壁内部空間211内に供給される。
The
第二の間仕切り壁220は、個別空間Bの左右両側を区画するものである。第二の間仕切り壁220は、厚さ方向を左右方向に向けた板形状に形成される。第二の間仕切り壁220は、第一の間仕切り壁210の高さ寸法と同じ高さ寸法に形成される。第二の間仕切り壁220としては、一般的なパーティションとして使用される間仕切り壁を採用可能である。第二の間仕切り壁220は、下端部が床材12の上面に接地又は近接するように配置される。図4に示すように、第二の間仕切り壁220は、第一の間仕切り壁210の左右両端側に対応する位置に一対設けられる。本実施形態では、一対の第二の間仕切り壁220の前端部が、第一の間仕切り壁210の後面における左右両端部にそれぞれ当接するように配置した例を示している。
The
第三の間仕切り壁230は、個別空間Bの後側を区画するものである。第三の間仕切り壁230は、移動壁部231及び椅子部232を具備する。
The
移動壁部231は、厚さ方向を前後方向に向けた板形状に形成された部材である。移動壁部231は、前面が、第二の間仕切り壁220の後端部に当接するように配置される。なお、上述したように移動壁部231を第二の間仕切り壁220に当接するように配置する態様に限られず、移動壁部231を第二の間仕切り壁220と離間するように配置してもよい。また、移動壁部231の前面と、第二の間仕切り壁220の後端部と、の間に適宜の緩衝部材を介在させるようにしてもよい。
The moving
移動壁部231は、第一の間仕切り壁210の高さ寸法と同じ高さ寸法に形成される。移動壁部231は、下端部が床材12の上面に接地又は近接するように配置される。また、移動壁部231は、後述する椅子部232と共に、床材12上の適宜の位置に移動可能に設けられる。
The moving
椅子部232は、個別空間Bの利用者が着座するものである。椅子部232は、脚部232a、座面部232b及び背もたれ部232cを具備する。
The
脚部232aは、床部10に接地すると共に、後述する座面部232bを支持する部分である。脚部232aには、適宜の車輪(不図示)が設けられている。
The
座面部232bは、利用者が着座する部分である。座面部232bは、平面視において略矩形状に形成される。座面部232bは、脚部232aによって支持される。
The
背もたれ部232cは、座面部232bの後端部から上方に立ち上がる部分である。背もたれ部232cの後面(背面)には、移動壁部231の前面が固定される。
The
第三の間仕切り壁230は、脚部232aの車輪を転動させることで、床部10上を容易に移動することができる。図4に示すように、第三の間仕切り壁230(移動壁部231)を、第二の間仕切り壁220に対して当接させた状態では、個別空間Bは閉塞され、水平方向の四方が区画された半個室の空間が形成される。また、第三の間仕切り壁230(移動壁部231)を、第二の間仕切り壁220に対して離間させた状態では、個別空間Bは開放される。この状態では、個別空間Bへの利用者の出入りが可能となる。
The
図3及び図4に示すように、個別空間B内には机40が配置される。机40には、パーソナルコンピュータや電話等のオフィスで使用される適宜の機器や備品が配置される。本実施形態では、個別空間Bは、適宜の作業(例えば事務作業)を行うための一人用の空間(ブース)として使用される。個別空間Bを閉塞した状態では、間仕切り壁200により視線や物音を遮ることができる。これにより、個別空間Bの利用者が作業に集中できる環境を構築することができる。また、個別空間Bの利用者が、パーソナルコンピュータや電話等を用いた通話を行った場合でも、利用者の声を個別空間Bの外部に漏れ難くすることができる。
As shown in FIGS. 3 and 4, a
また、個別空間Bを閉塞した状態では、椅子部232は机40に対向した状態となる。机40に対する椅子部232の位置は、個別空間Bの利用者が、椅子部232に着席した状態で机40を用いた作業を好適に実行可能な位置に設定される。このようにしたことで、利用者の着席動作に伴い、第三の間仕切り壁230を前方へ移動することにより、個別空間Bが閉塞される。また、椅子部232に着席した利用者の起立動作に伴い、椅子部232を引くように第三の間仕切り壁230を後方へ移動することで、個別空間Bが開放される。このような構成によれば、利用者の着席及び起立動作に伴って、個別空間Bの開閉が可能となり、利便性を向上させることができる。また、間仕切り壁200に別途ドア等を設けずとも個別空間Bへの出入りが可能となり、間仕切り壁200の構造の簡素化を図ることができる。
Further, in the state where the individual space B is closed, the
吹出部300は、個別空間B内に、空調機100から供給される空気を吹き出すものである。吹出部300は、個別空間Bに対応して設けられる。すなわち、吹出部300は、各個別空間Bのそれぞれに、個別に空調機100からの空気を吹き出し可能に設けられる。本実施形態では、吹出部300を、第一の間仕切り壁210に設けている。
The
図3及び図4に示すように、吹出部300は、第一の間仕切り壁210の内面(後方に向く面)において開口する。吹出部300は、壁内部空間211と連通するように設けられる。なお、上記吹出部300に繋がるダクトを壁内部空間211に設け、当該ダクトを介して供給口212に供給された空調機100からの空気を、吹出部300から吹き出すようにしてもよい。吹出部300は、第一の吹出部310及び第二の吹出部320を具備する。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
第一の吹出部310は、第一の間仕切り壁210の内面における上側に設けられるものである。第一の吹出部310は、机40の上面よりも上方に位置するように形成される。また、第一の吹出部310は、個別空間B内に在室する利用者が着座した状態で、利用者の顔の高さ以下に位置するように形成される。本実施形態では、好ましい例として、着座した状態の利用者の顔の位置よりもやや下方に位置するように第一の吹出部310を形成した例を示している。なお、このような態様に限られず、第一の吹出部310を、着座した状態の利用者の顔と同等の位置に形成してもよい。また、第一の吹出部310から第一の間仕切り壁210(間仕切り壁200)の上端部までの部分は、後述する上昇気流(個別空間B内から吹き出され、上昇する気流)を安定させる流路となる。第一の吹出部310が形成される位置は、上昇気流を安定させる流路を確保する観点から、適宜設定可能である。第一の吹出部310を介して、壁内部空間211に供給された空気を個別空間B内に吹き出すことができる。
The
第二の吹出部320は、第一の間仕切り壁210の内面において、第一の吹出部310よりも下方に設けられるものである。第二の吹出部320は、机40の上面よりも下方に位置するように形成される。第二の吹出部320を介して、壁内部空間211に供給された空気を個別空間B内に吹き出すことができる。
The
上記吹出部300は、個別空間B内に吹き出す空気の風量や風向を調節可能な構成を採用可能である。この場合、例えば、吹出部300の開口面積を調整する機構や、適宜のルーバーを設けるようにしてもよい。これによれば、個別空間Bに在室する利用者の好みに応じた風量や風向の設定が可能となり、ひいては個別空間B内の温度管理が可能となる。
The blowing
切替部400は、壁内部空間211に供給された空気を、第一の吹出部310から吹き出す状態と、第二の吹出部320から吹き出す状態と、のうちの一方に切り替え可能なものである。切替部400は、壁内部空間211に設けられる。切替部400は、壁内部空間211の空気の流路を切替可能な適宜の構成を採用可能である。
The
上記切替部400による切り替えを行うことで、個別空間B内の温度のムラの発生を効果的に抑制することができる。例えば、空調機100から冷気が供給される場合には、第一の吹出部310から冷気を吹き出す状態に切り替えることで、冷気が個別空間B内の下方に溜まることを抑制することができる。また、空調機100から暖気が供給される場合には、第二の吹出部320から暖気を吹き出す状態に切り替えることで、個別空間B内の下方が冷えることを抑制することができる。このように、上記構成によれば、個別空間B内の比較的下方ばかりが冷えたり、個別空間B内の比較的上方ばかりが暖かくなる(暑くなる)ことを抑制することができる。これにより、個別空間B内の温度分布を、快適とされる頭寒足熱状態にすることができる。
By switching by the
切替部400は、個別空間Bに在室する利用者の操作により、吹出部300の切り替えが可能な構成を採用可能である。また、上記態様に代えて、空調機100の給気の温度設定に応じて、自動で吹出部300の切り替えを行う構成としてもよい。この場合は、空調機100が冷気を供給する場合には、当該冷気を第一の吹出部310から吹き出す状態に自動で切り替え、空調機100が暖気を供給する場合には、当該暖気を第二の吹出部320から吹き出す状態に自動で切り替える制御を実行可能な構成を採用可能である。
The
また、切替部400としては、壁内部空間211の空気を、第一の吹出部310と第二の吹出部320とのうちの一方から吹き出すように流路を切り替える構成に限られず、第一の吹出部310及び第二の吹出部320の両方から空気を吹き出したり、両方からの空気の吹き出しを停止するような流路の切り替えが可能な構成も採用可能である。
Further, the switching
吸込部500は、空調機100に返される空気(還気)を吸い込むものである。吸込部500は、間仕切り壁200よりも上方に位置するように設けられる。本実施形態では、吸込部500を天井材22に設けている。図1に示すように、吸込部500は、天井材22の下面において、天井内部空間23と連通するように設けられる。本実施形態では、図1に示すように、吸込部500を、各個別空間Bの上方にそれぞれ設けた例を示している。吸込部500は、上下方向に見て、個別空間Bと重複する位置に設けられる。
The
次に、空調システム1による空調の様子について説明する。
Next, the state of air conditioning by the
図1に示すように、空調機100は、給気部110から空気(給気)を送り出す。上記空気は、床内部空間13へ供給される。床内部空間13に供給された空気は、全体吹出部14を介して室内空間A内へ吹き出されたり、連通口15を介して、第一の間仕切り壁210の壁内部空間211に供給される。
As shown in FIG. 1, the
第一の間仕切り壁210の壁内部空間211に供給された空気は、第一の吹出部310及び第二の吹出部320のうちの一方から、個別空間B内へ吹き出される。このように、第一の吹出部310又は第二の吹出部320を介して、個別空間Bに局所的な空調を行うことで、室内空間Aにおいてタスクアンビエント空調を実現することができる。また、本実施形態では、全体吹出部14を介した室内空間A全体の空調も可能となる。
The air supplied to the wall
また、個別空間Bや室内空間A内の空気は、天井材22に設けられた吸込部500を介して天井内部空間23に導かれ、空調機100の還気部120により吸い込まれる。上記還気部120に吸い込まれた空気(還気)は、当該還気部120に内蔵されたフィルタにより清浄化される。空調機100は、このように清浄化された空気を、給気部110を介して室内空間Aに供給するように、室内空間A内の空気を循環させる。
Further, the air in the individual space B and the indoor space A is guided to the ceiling
上述したように、間仕切り壁200によって区画された個別空間B内に空調機100からの空気を吹き出し、天井材22に設けられた吸込部500により吸い込むことで、個別空間B内から吸込部500側へ向かって上昇する気流(上昇気流)が発生する。この際、個別空間Bを区画する間仕切り壁200が、上昇気流を安定させる流路となる。このような上昇気流によって個別空間B内の空気を空調機100に返すことで、個別空間B内から飛沫等が水平方向に拡散することを効果的に防止することができ、マスク等をせずとも、効果的な感染症対策を行うことができる。
As described above, the air from the
以上のように、本発明の第一実施形態に係る空調システム1は、
室内空間Aの空調を行う空調機100と、
前記室内空間Aに設置され、水平方向の四方を区画すると共に上方に向けて開口する間仕切り壁200と、
前記間仕切り壁200よりも上方に設けられ、前記室内空間Aの空気を吸い込む吸込部500と、
前記間仕切り壁200によって区画される個別空間Bに対応して設けられ、前記空調機100から供給される空気を吹き出す吹出部300と、
を具備するものである。
As described above, the
An
A
A
A
Is provided.
このような構成により、効果的な感染症対策を行うことができる。すなわち、四方の間仕切り壁200によって区画された個別空間B内に対応して設けられた吹出部300を介して空調機100からの空気を吹き出し、吸込部500により吸い込むことで、個別空間Bから上昇する気流によって個別空間B内の空気を還気として室内空間Aの外部に出すことができる。これにより、個別空間B内からの飛沫等の拡散を効果的に防止することができ、マスク等をせずとも、効果的な感染症対策を行うことができる。また、個別空間B内の空調管理を個別に行うことができ、個別空間B内に在室している利用者の快適性に応じた空調が可能となる。また、個別空間Bに局所的な空調を行うことで、室内空間Aにおいてタスクアンビエント空調を実現することができ、省エネルギー化を図ることができる。
With such a configuration, effective infectious disease countermeasures can be taken. That is, the air from the
また、前記間仕切り壁200は、
前記空調機100からの空気が供給される壁内部空間211を有し、
前記吹出部300は、
前記壁内部空間211と連通するように、前記間仕切り壁に設けられる壁吹出部(吹出部300)を具備する。
Further, the
It has a wall
The
A wall blowing portion (blowing portion 300) provided on the partition wall is provided so as to communicate with the wall
このような構成により、個別空間B内の温度のムラの発生を抑制することができる。すなわち、間仕切り壁200を利用して、空調機100からの空気を個別空間B内に吹き出すことができる。これにより、例えば、床部10から空気を吹き出す構成とは異なり、空調機100から冷気が供給される場合に、壁吹出部(吹出部300)から吹き出された冷気が個別空間B内の下方に溜まり足元が冷えることを抑制することができる。また、このように、壁吹出部(吹出部300)から冷気を吹き出す場合に、冷気が個別空間B内の下方に溜まることを抑制することで、個別空間B内の温度分布を、快適とされる頭寒足熱状態に近づけることができる。
With such a configuration, it is possible to suppress the occurrence of temperature unevenness in the individual space B. That is, the air from the
また、前記壁吹出部(吹出部300)は、
第一の吹出部310と、前記第一の吹出部310よりも下方に設けられる第二の吹出部320と、を具備し、
前記壁内部空間211に供給された空気を、前記第一の吹出部310から吹き出す状態と、前記第二の吹出部320から吹き出す状態と、のうちの一方に切り替え可能な切替部400を具備するものである。
Further, the wall blowout portion (blowout portion 300) is
A
A
このような構成により、個別空間B内の温度のムラの発生をより効果的に抑制することができる。すなわち、例えば、空調機100から冷気が供給される場合には、比較的上側に位置する第一の吹出部310から冷気を吹き出す状態に切り替えることで、冷気が個別空間B内の下方に溜まることを抑制することができる。また、空調機100から暖気が供給される場合には、比較的下側に位置する第二の吹出部320から暖気を吹き出す状態に切り替えることで、個別空間B内の下方が冷えることを抑制することができる。
With such a configuration, it is possible to more effectively suppress the occurrence of temperature unevenness in the individual space B. That is, for example, when cold air is supplied from the
また、本実施形態のように、第一の間仕切り壁210の比較的上側(机40の上面よりも上方)に設けられた第一の吹出部310から空気を吹き出す状態と、比較的下側(机40の上面よりも下方)に設けられた第二の吹出部320から空気を吹き出す状態と、の切り替えを行うことで、個別空間B内の比較的下方ばかりが冷えたり、個別空間B内の比較的上方ばかりが暖かくなる(暑くなる)ことを抑制することができる。これにより、個別空間B内の温度分布を、快適とされる頭寒足熱状態にすることができる。
Further, as in the present embodiment, a state in which air is blown out from the
また、前記間仕切り壁200は、
水平方向の一部を区画し、前記個別空間B内に設置される椅子(椅子部232)の背面に固定されると共に、当該椅子(椅子部232)と一体的に移動可能な移動壁部231を具備するものである。
Further, the
A moving
このような構成により、利便性を向上させることができる。すなわち、移動壁部231と一体化した椅子(椅子部232)を移動させることで、内部に椅子(椅子部232)が配置された個別空間Bを形成することができる。
With such a configuration, convenience can be improved. That is, by moving the chair (chair portion 232) integrated with the moving
また、本発明の一実施形態に係る間仕切り壁付き椅子(第三の間仕切り壁230)は、
本発明の一実施形態に係る空調システム1に用いられる間仕切り壁付き椅子(第三の間仕切り壁230)であって、
前記個別空間B内に設置される椅子部232と、
水平方向の一部を区画し、前記椅子部232の背面に固定されると共に、当該椅子部232と一体的に移動可能な移動壁部231と、
を具備するものである。
Further, the chair with a partition wall (third partition wall 230) according to the embodiment of the present invention is
A chair with a partition wall (third partition wall 230) used in the
The
A moving
Is provided.
このような構成により、利便性を向上させることができる。すなわち、間仕切り壁付き椅子(第三の間仕切り壁230)を移動することで、内部に椅子部232が配置された個別空間Bを形成することができる。
With such a configuration, convenience can be improved. That is, by moving the chair with the partition wall (third partition wall 230), the individual space B in which the
なお、本実施形態に係る吹出部300は、本発明に係る壁吹出部の一形態である。
また、本実施形態に係る第三の間仕切り壁230は、本発明に係る間仕切り壁付き椅子の一形態である。
The
Further, the
また、上記実施形態では、吹出部300が設けられた第一の間仕切り壁210を、個別空間Bの前側に配置した例を示したが、このような構成に限られない。例えば、第一の間仕切り壁210が配置される位置は、個別空間Bの後側でもよく、右側や左側でもよい。
Further, in the above embodiment, an example in which the
また、上記実施形態では、移動可能に設けられた移動壁部231を、個別空間Bの後側の全体を区画するものとしたが、このような構成に限られない。例えば、移動壁部231を、個別空間Bの後側の全体を区画する間仕切り壁(第三の間仕切り壁230)の一部を構成するものとしてもよい。また、移動壁部231としては、厚さ方向を前後方向に向けた板形状(平面視において直線状の板形状)に限られず、個別空間Bの後側の少なくとも一部を区画可能な種々の形状を採用可能である。
Further, in the above embodiment, the
また、上記各実施形態では、間仕切り壁200のうち、第三の間仕切り壁230を、移動壁部231及び椅子部232を具備すると共に、移動可能な構成としたが、このような構成に限られない。例えば、第三の間仕切り壁230に代えて、第二の間仕切り壁220と概ね同様な、パーティションとして使用される間仕切り壁を設置してもよい。この場合は、個別空間Bには、既存の椅子を配置する。また、この場合には、間仕切り壁200の適宜の位置に、出入口として使用されるドアを設けた構成を採用可能である。なお、上記ドアを設けず、上記パーティションとして使用される間仕切り壁を人の手により移動させて個別空間Bに出入りするようにしてもよい。
Further, in each of the above embodiments, the
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above configuration, and various modifications can be made within the scope of the invention described in the claims.
例えば、上記第一実施形態では、間仕切り壁200(第一の間仕切り壁210)に吹出部300を設けた空調システム1の一例を示したが、このような態様に限られない。例えば、図5に示す本発明の第二実施形態に係る空調システム1の構成を採用してもよい。
For example, in the first embodiment, an example of the
第二実施形態に係る空調システム1Aは、床部10に吹出部600を設けた点で、第一実施形態に係る空調システム1と異なる。なお、以下では、主として第一実施形態に係る空調システム1と異なる点について説明する。また、第一実施形態に係る空調システム1と共通する点は、第一実施形態と同様な符号を付すと共に、説明を適宜省略する。
The
吹出部600は、個別空間B内に、空調機100から給気される空気を吹き出すものである。吹出部600は、床部10の床材12を上下方向に貫通すると共に、床内部空間13と連通するように形成される。吹出部600は、上下方向に見て、個別空間Bと重複する位置に形成される。また、吹出部600は、上下方向に見て、第三の間仕切り壁230の椅子部232と重複しない位置に形成される。本実施形態では、吹出部600は、椅子部232の横側(例えば図5における紙面手前側)に位置するように形成される。なお、吹出部600が形成される位置は、上述した例に限られず、個別空間B内に空気を吹き出し可能な種々の位置を採用可能である。
The
また、本実施形態に係る空調システム1Aの第一の間仕切り壁210Aは、壁内部空間211、供給口212、吹出部300及び切替部400を具備しない点で第一実施形態に係る第一の間仕切り壁210とは異なる。第一の間仕切り壁210Aは、第二の間仕切り壁220と概ね同様な板形状に形成される。
Further, the
図5に示すように、空調機100の給気部110から送り出された空気(給気)は、床内部空間13へ供給される。床内部空間13に供給された空気は、全体吹出部14を介して室内空間A内へ吹き出されたり、吹出部600を介して個別空間B内へ吹き出される。このような構成によっても、個別空間Bを中心に局所的な空調を行うことができる。
As shown in FIG. 5, the air (supply air) sent out from the
また、個別空間Bの空気は、天井材22に設けられた吸込部500を介して天井内部空間23に導かれ、空調機100の還気部120により吸い込まれる。これにより、個別空間Bから上昇する気流によって、個別空間B内の空気を空調機100に返すことができる。
Further, the air in the individual space B is guided to the ceiling
本実施形態では、吹出部600からの空気が上方に向けて吹き出される。これにより、個別空間B内からの上昇気流を発生させ易くなり、より効果的な感染症対策を行うことができる。
In the present embodiment, the air from the blowing
以上のように、本発明の第二実施形態に係る空調システム1Aは、
前記室内空間Aの床部10には、前記空調機100からの空気が供給される床内部空間13が形成されており、
前記吹出部600は、
前記床内部空間13と連通するように、前記床部10に設けられる床吹出部(吹出部600)を具備するものである。
As described above, the
A floor
The
It is provided with a floor blowing portion (blowing portion 600) provided in the
このような構成により、より効果的な感染症対策を行うことができる。すなわち、床吹出部(吹出部600)を設けたことで、空気を上方へ向けて吹き出し易くなる。これにより、上昇気流を発生させ易くなり、より効果的な感染症対策を行うことができる。 With such a configuration, more effective infectious disease countermeasures can be taken. That is, by providing the floor blowing portion (blowing portion 600), it becomes easy to blow air upward. This makes it easier to generate an updraft, and more effective infectious disease countermeasures can be taken.
なお、本実施形態に係る吹出部600は、本発明に係る床吹出部の一形態である。
The
また、本発明は上記各実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、上記第一実施形態では、空調機100を、壁ビルトイン型の空調機とした例を示したが、このような態様に限られない。例えば、図6に示す本発明の第三実施形態に係る空調システム1Bの構成を採用してもよい。
Further, the present invention is not limited to the configuration of each of the above embodiments. For example, in the first embodiment, the example in which the
第三実施形態に係る空調システム1Bは、空調機100Aを、天井部20に設置される空調機とした点で、第一実施形態に係る空調システム1と異なる。なお、以下では、主として第一実施形態に係る空調システム1と異なる点について説明する。また、第一実施形態に係る空調システム1と共通する点は、第一実施形態と同様な符号を付すと共に、説明を適宜省略する。
The
空調機100Aは、第一実施形態に係る空調機100と同様、冷気や暖気を室内空間Aに供給可能なビル用マルチエアコン室内機である。図6に示すように、空調機100Aは、天井部20に埋め込まれるように設置される天井埋込ダクト型の空調機である。空調機100Aは、天井内部空間23に設置される。空調機100Aは、第一実施形態に係る空調機100と同様、給気部110により給気を吹き出すと共に、還気部120により還気を吸込む。
The
また、空調システム1Bは、給気ダクト700及び還気ダクト800を更に具備する。
Further, the
給気ダクト700は、空調機100Aと床内部空間13とを接続するものである。給気ダクト700は、一端部が空調機100Aの給気部110に接続されると共に、他端部が床内部空間13に接続される。給気ダクト700は、床材12及び天井材22に適宜形成された開口に挿通される。給気ダクト700を介して、空調機100Aからの空気(給気)を床内部空間13に供給することができる。
The
上記床内部空間13に供給された空気は、第一実施形態に係る構成と同様、第一の間仕切り壁210の壁内部空間211に供給されると共に、吹出部300を介して個別空間B内に吹き出される。
The air supplied to the floor
還気ダクト800は、空調機100Aの還気部120と、天井材22に設けられた吸込部500と、を接続するものである。還気ダクト800を介して、吸込部500を通過する空気(還気)を還気部120により吸い込ませることができる。
The
上述の如き第三実施形態に係る空調システム1Bによっても、第一実施形態に係る空調システム1と同様な効果を奏する。また、上記構成によれば、既存の壁部30に変更を加えることなく、空調システム1Bを設置することができる。
The air-
なお、上述の如き第三実施形態の構成では、給気ダクト700を介して床内部空間13に供給した空気を、第一の間仕切り壁210の壁内部空間211に供給し、吹出部300を介して個別空間B内に吹き出させた例を示したが、このような態様に限られない。例えば、第二実施形態の構成のように、給気ダクト700を介して床内部空間13に供給した空気を、床部10に設けられた吹出部600を介して個別空間B内に吹き出すようにしてもよい。
In the configuration of the third embodiment as described above, the air supplied to the floor
また、本発明は上記各実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、上記第三実施形態では、給気ダクト700を床内部空間13に接続した例を示したが、このような態様に限られない。例えば、図7に示す本発明の第四実施形態に係る空調システム1Cの構成を採用してもよい。
Further, the present invention is not limited to the configuration of each of the above embodiments. For example, in the third embodiment, an example in which the
第四実施形態に係る空調システム1Cは、給気ダクト700Aを第一の間仕切り壁210に接続した点で、第三実施形態に係る空調システム1Bと異なる。また、本実施形態は、床部10を二重床構造とはしていない(床部10に床内部空間13を形成していない)点でも、第三実施形態とは異なる。なお、以下では、主として第三実施形態に係る空調システム1Bと異なる点について説明する。また、第三実施形態に係る空調システム1Bと共通する点は、第三実施形態と同様な符号を付すと共に、説明を適宜省略する。
The
給気ダクト700Aは、空調機100Aと第一の間仕切り壁210とを接続するものである。給気ダクト700Aは、一端部が空調機100Aの給気部110に接続される。また、給気ダクト700Aは、他端部が、第一の間仕切り壁210の供給口212に接続される。本実施形態では、供給口212は、第一の間仕切り壁210の上端部において開口するように形成される。給気ダクト700Aは、複数の第一の間仕切り壁210に接続可能なように、他端部側が分岐している。上記給気ダクト700Aを介して、空調機100Aからの空気(給気)を第一の間仕切り壁210の壁内部空間211に供給することができる。
The
上述の如き第四実施形態に係る空調システム1Cによっても、第一実施形態に係る空調システム1と同様な効果を奏する。また、上記構成によれば、室内空間Aの床部10が二重構造ではなく、床内部空間13を介した空気の供給ができない場合でも、既存の床部10に変更を加えることなく空調システム1Cを設置することができる。
The air-
以上のように、本発明の第四実施形態に係る空調システム1Cは、
前記空調機100Aからの空気を前記壁内部空間211に供給するように、前記空調機100Aと前記間仕切り壁200とを接続するダクト(給気ダクト700A)を具備するものである。
As described above, the
A duct (
このような構成により、空調システム1Cを容易に設置することができる。すなわち、空調機100Aと間仕切り壁200とを接続するダクト(給気ダクト700A)を介して、空調機100Aからの空気を壁内部空間211に供給する構成としたことで、例えば、室内空間Aの床部10が二重構造ではなく、床部10の内部空間(床内部空間13)を介した空気の供給ができない場合でも、既存の床部10に変更を加えることなく空調システム1Cを設置することができる。
With such a configuration, the
なお、本実施形態に係る給気ダクト700Aは、本発明に係るダクトの一形態である。
The
また、本発明は上記各実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、上記第四実施形態では、給気ダクト700Aを間仕切り壁200に接続した例を示したが、このような態様に限られない。例えば、図8に示す本発明の第五実施形態に係る空調システム1Dの構成を採用してもよい。
Further, the present invention is not limited to the configuration of each of the above embodiments. For example, in the fourth embodiment, an example in which the
第五実施形態に係る空調システム1Dは、給気ダクト700Bを第一の間仕切り壁210と接続せず、空調機100Aからの空気を噴流として吹き出すことで、壁内部空間211に供給する点で、第四実施形態に係る空調システム1Cと異なる。なお、以下では、主として第四実施形態に係る空調システム1Cと異なる点について説明する。また、第四実施形態に係る空調システム1Cと共通する点は、第四実施形態と同様な符号を付すと共に、説明を適宜省略する。
In the
給気ダクト700Bは、空調機100Aからの空気を噴流として吹き出すものである。給気ダクト700Bは、一端部が空調機100Aの給気部110に接続される。また、給気ダクト700Bは、他端部が、第一の間仕切り壁210の上端部において開口する供給口212と上下方向に離間するように配置される。給気ダクト700Bの他端部は、天井材22を上下に貫通するように形成された開口に接続されている。
The
給気ダクト700Bの他端部は、上下方向に見て第一の間仕切り壁210の供給口212と重複する位置に配置される。給気ダクト700Bは、複数の第一の間仕切り壁210の供給口212とそれぞれ重複するように、他端部側が分岐している。
The other end of the
給気ダクト700Bの他端部は、空調機100Aからの空気(給気)を噴流として下方に噴出可能に形成されている。上記給気ダクト700Bを介して、空調機100Aからの空気を、噴流として第一の間仕切り壁210の壁内部空間211に供給することができる。また、本実施形態においては、第一の間仕切り壁210の壁内部空間211に吹出部300に繋がるダクトを設けると共に、当該ダクトの内部に、噴流をスムーズに吹出部300に誘導できるようにラインファンを設けるようにしてもよい。
The other end of the
上述の如き第五実施形態に係る空調システム1Dによっても、第四実施形態に係る空調システム1Cと同様な効果を奏する。また、上記構成によれば、空調機100Aと間仕切り壁200とをダクト等で接続することなく、噴流として吹き出した空気を壁内部空間211に供給する構成としたことで、空調システム1Dを簡易な構成とすることができる。
The air-
以上のように、本発明の第五実施形態に係る空調システム1Dは、
前記空調機100Aからの空気を噴流として吹き出すことで、前記壁内部空間211に供給する噴流吹出部(給気ダクト700B)を具備するものである。
As described above, the
It is provided with a jet outlet (
このような構成により、空調システム1Dを簡易な構成とすることができる。すなわち、空調機100Aと間仕切り壁200とをダクト等で接続することなく、噴流として吹き出した空気を壁内部空間211に供給する構成としたことで、空調システム1Dを簡易な構成とすることができる。
With such a configuration, the
なお、本実施形態に係る給気ダクト700Bは、本発明に係る噴流吹出部の一形態である。
The
また、上記各実施形態では、床部10及び第一の間仕切り壁210のうちの一方に吹出部300、600を設けた例を示したが、このような構成に限られない。例えば、室内空間Aにおいて、床部10及び第一の間仕切り壁210の両方に吹出部300、600を設けてもよい。
Further, in each of the above embodiments, an example in which the
また、本発明は上記各実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態では、室内空間Aをオフィスとした例を示したが、このような態様に限られない。例えば、図9に示す本発明の第六実施形態に係る空調システム1Eの構成を採用してもよい。
Further, the present invention is not limited to the configuration of each of the above embodiments. For example, in each of the above embodiments, an example in which the interior space A is used as an office is shown, but the present invention is not limited to such an embodiment. For example, the configuration of the
第六実施形態に係る空調システム1Eは、室内空間Aとは用途が異なる室内空間Cに設置される点で、上記各実施形態の構成とは異なる。なお、以下では、主として第四実施形態に係る空調システム1Cと異なる点について説明する。また、第四実施形態に係る空調システム1Cと共通する点は、第四実施形態と同様な符号を付すと共に、説明を適宜省略する。
The
室内空間Cは、飲食物の提供が行われる飲食店の内部空間である。室内空間Cは、図7に示す第四実施形態の室内空間Aと同様、二重床構造とはされていない床部10を具備する。
The interior space C is an internal space of a restaurant where food and drink are provided. The interior space C includes a
空調システム1Eは、図7に示す第四実施形態の空調システム1Cと同様、天井埋込ダクト型の空調機100A及び給気ダクト700Aが用いられる。
As the
本実施形態は、間仕切り壁200Aの構成が、上記各実施形態の間仕切り壁200とは異なる。具体的には、間仕切り壁200Aは、複数人が利用可能な個別空間Dを区画する点で、間仕切り壁200とは異なる。個別空間Dは、個別空間Bよりも広い空間に形成される。個別空間D内には、テーブル50や椅子60が配置される。なお、図例では、一つの間仕切り壁200Aを示しているが、室内空間Cには、複数の間仕切り壁200Aを設置可能である。間仕切り壁200Aは、第一の間仕切り壁210B、第二の間仕切り壁220A及び第三の間仕切り壁230を具備する。
In this embodiment, the structure of the
第一の間仕切り壁210Bは、一つの吹出部300が設けられており、切替部400を具備しない点で、図7に示す第四実施形態の第一の間仕切り壁210とは異なる。吹出部300は、テーブル50の上面よりも低い位置に設けられている。
The
第二の間仕切り壁220Aは、ドア221が設けられている点で、第四実施形態の第二の間仕切り壁220とは異なる。ドア221は、出入口として使用される。また、第二の間仕切り壁220Aには、間仕切り壁200Aの外部から飲食物を提供可能な窓部(不図示)を更に設けてもよい。これによれば、飲食店の従業員が個別空間Dに立ち入ることなく飲食物の提供が可能となり、より効果的な感染症対策が可能となる。
The
第三の間仕切り壁230は、上記各実施形態の構成と同様であるので説明を省略する。なお、本実施形態のように、椅子部232を有し、移動可能な第三の間仕切り壁230を設けた例に代えて、移動不能な間仕切り壁を設置してもよい。この場合は、個別空間D内に別途椅子60を設置する。
Since the
上述の如き第六実施形態に係る空調システム1Eによっても、第四実施形態に係る空調システム1Cと同様な効果を奏する。また、上記構成によれば、マスクを外す機会が多い飲食店において、効果的な感染症対策を行うことができる。
The air-
また、本発明は上記各実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、図10に示す本発明の第七実施形態に係る空調システム1Fの構成を採用してもよい。
Further, the present invention is not limited to the configuration of each of the above embodiments. For example, the configuration of the
第七実施形態に係る空調システム1Eは、室内空間A、Cとは用途が異なる室内空間Eに設置される点で、上記各実施形態の構成とは異なる。なお、以下では、主として第六実施形態に係る空調システム1Eと異なる点について説明する。また、第六実施形態に係る空調システム1Eと共通する点は、第六実施形態と同様な符号を付すと共に、説明を適宜省略する。
The
室内空間Eは、病院の内部の病室として使用される空間である。室内空間Eは、複数の病床が設置される他床室(大部屋)である。 The indoor space E is a space used as a hospital room inside a hospital. The interior space E is another floor room (large room) in which a plurality of beds are installed.
本実施形態は、間仕切り壁200Bの構成が、第六実施形態の間仕切り壁200Aとは異なる。具体的には、間仕切り壁200Bは、患者一人用の空間として利用される個別空間Fを区画する点で、間仕切り壁200Aとは異なる。個別空間F内には、患者用のベッド70が配置される。なお、図例では、一つの間仕切り壁200Bを示しているが、室内空間Eには、複数の間仕切り壁200Bを設置可能である。間仕切り壁200Bは、第一の間仕切り壁210B、第二の間仕切り壁220A及び第三の間仕切り壁230Aを具備する。
In the present embodiment, the structure of the
第一の間仕切り壁210Bは、図9に示す第六実施形態の第一の間仕切り壁210Bと同様、一つの吹出部300が設けられている。吹出部300は、テーブル50のベッド70の上面(床面)近傍か、上面より低い位置に設けられている。
The
第二の間仕切り壁220Aは、第六実施形態の構成と同様であるので説明を省略する。
Since the
第三の間仕切り壁230Aは、椅子部232を有していない点で、第六実施形態の第三の間仕切り壁230とは異なる。第三の間仕切り壁230Aは、移動不能な間仕切り壁として用いられる。
The
上述の如き第七実施形態に係る空調システム1Fによっても、第六実施形態に係る空調システム1Eと同様な効果を奏する。また、上記構成によれば、比較的感染リスクが高い病院において、効果的な感染症対策を行うことができる。また、上記構成によれば、空調が行われる個別空間Fを、ベッド70の周囲に限定された最小限の空間としたことで、省エネルギー化を図ることができる。
The air-
なお、本発明に係る空調システムは、上記各実施形態で説明した例に限られず、種々の建物の内部空間に設置可能である。 The air conditioning system according to the present invention is not limited to the examples described in each of the above embodiments, and can be installed in the internal space of various buildings.
また、上記各実施形態では、空調機100、100Aを、ビル用マルチエアコン室内機とした例を示したが、このような態様に限られない。空調機としては、例えば、HEPAフィルタが組み込まれ、清浄化した給気を供給可能なエアハンドリングユニットや、オールフレッシュ(全新鮮外気)で空調する外調機等の種々の空調機を採用可能である。なお、外調機を採用した場合には、還気は空調機に戻さずそのまま室外に排気する。また、空調機として外調機を採用した場合には、適宜の熱交換器を組み合わせるようにしてもよい。この場合は、外調機からの外気を熱交換器を介して冷却又は加熱して室内空間に供給したり、室内空間の空気を熱交換器を介して室外に排気するようにしてもよい。
Further, in each of the above embodiments, an example in which the
1 空調システム
100 空調機
200 間仕切り壁
300 吹出部
400 切替部
500 吸込部
1
Claims (8)
前記室内空間に設置され、水平方向の四方を区画すると共に上方に向けて開口する間仕切り壁と、
前記間仕切り壁よりも上方に設けられ、前記室内空間の空気を吸い込む吸込部と、
前記間仕切り壁によって区画される個別空間に対応して設けられ、前記空調機から供給される空気を吹き出す吹出部と、
を具備する空調システム。 An air conditioner that air-conditions the interior space and
A partition wall installed in the interior space that divides the four sides in the horizontal direction and opens upward.
A suction portion provided above the partition wall and sucking air in the interior space,
A blowout portion that is provided corresponding to the individual space partitioned by the partition wall and blows out the air supplied from the air conditioner.
Air conditioning system equipped with.
前記空調機からの空気が供給される壁内部空間を有し、
前記吹出部は、
前記壁内部空間と連通するように、前記間仕切り壁に設けられる壁吹出部を具備する、
請求項1に記載の空調システム。 The partition wall
It has a space inside the wall to which air from the air conditioner is supplied.
The outlet is
A wall outlet provided on the partition wall is provided so as to communicate with the interior space of the wall.
The air conditioning system according to claim 1.
第一の吹出部と、前記第一の吹出部よりも下方に設けられる第二の吹出部と、を具備し、
前記壁内部空間に供給された空気を、前記第一の吹出部から吹き出す状態と、前記第二の吹出部から吹き出す状態と、のうちの一方に切り替え可能な切替部を具備する、
請求項2に記載の空調システム。 The wall outlet is
A first blowing portion and a second blowing portion provided below the first blowing portion are provided.
It is provided with a switching portion that can switch between a state in which the air supplied to the wall internal space is blown out from the first blowing portion and a state in which the air is blown out from the second blowing portion.
The air conditioning system according to claim 2.
請求項2又は請求項3に記載の空調システム。 A duct connecting the air conditioner and the partition wall is provided so as to supply air from the air conditioner to the wall internal space.
The air conditioning system according to claim 2 or 3.
請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の空調システム。 It is provided with a jet outlet portion that supplies air from the air conditioner as a jet to supply the space inside the wall.
The air conditioning system according to any one of claims 2 to 4.
前記吹出部は、
前記床内部空間と連通するように、前記床部に設けられる床吹出部を具備する、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の空調システム。 A floor internal space to which air from the air conditioner is supplied is formed on the floor of the indoor space.
The outlet is
A floor blowout portion provided on the floor portion is provided so as to communicate with the floor internal space.
The air conditioning system according to any one of claims 1 to 5.
水平方向の一部を区画し、前記個別空間内に設置される椅子の背面に固定されると共に、当該椅子と一体的に移動可能な移動壁部を具備する、
請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の空調システム。 The partition wall
A part of the horizontal direction is partitioned, and the chair is fixed to the back surface of the chair installed in the individual space, and is provided with a movable wall portion that can be moved integrally with the chair.
The air conditioning system according to any one of claims 1 to 6.
前記個別空間内に設置される椅子部と、
水平方向の一部を区画し、前記椅子部の背面に固定されると共に、当該椅子部と一体的に移動可能な移動壁部と、
を具備する、
間仕切り壁付き椅子。 A chair with a partition wall used in the air conditioning system according to any one of claims 1 to 7.
The chair part installed in the individual space and
A moving wall part that is fixed to the back of the chair part and can be moved integrally with the chair part by partitioning a part in the horizontal direction.
Equipped with
A chair with a partition wall.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020163908A JP2022056104A (en) | 2020-09-29 | 2020-09-29 | Air conditioning system and chair with partition wall |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022056104A true JP2022056104A (en) | 2022-04-08 |
Family
ID=80999055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020163908A Pending JP2022056104A (en) | 2020-09-29 | 2020-09-29 | Air conditioning system and chair with partition wall |
Country Status (1)
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2020
- 2020-09-29 JP JP2020163908A patent/JP2022056104A/en active Pending
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