JP2022052456A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠形状の制約が少なく安価に成立する静電容量式のスイッチ装置を提供する。【解決手段】操作者のタッチ操作を受け付ける導電部30を有し、可動とされた操作ノブ10と、操作ノブ10と一体的に可動とされ、操作ノブ10の導電部30と電気的に接続された対向電極40と、対向電極40と非接触で対向して容量結合される検出電極71を有する基板70と、対向電極40と検出電極71との容量結合を介して、導電部30へのタッチ操作に基づく静電容量の変化を検出して検出制御を行なう制御部80と、を有してスイッチ装置1を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチ装置に関する。
従来、操作体に操作される操作ノブと、操作ノブを支持する筐体とを有するパワーウインドウを操作するためのスイッチ装置がある(例えば、特許文献1)。
このスイッチ装置は、操作ノブの内部に、操作体の接触を検知する電極が設けられ、電極に接続され、操作ノブへの操作体の接触を電極の静電容量の変化から検出する制御部を備える。そして、制御部は、操作体が操作ノブへ接触したことを検出した場合にパワーウインドウを操作するための制御信号を出力する。
これにより、制御部は、操作体が操作部への接触を検出した場合にパワーウインドウを操作するための制御信号を出力することができる。このため、スイッチ素子を用いることなくパワーウインドウを操作することができ、操作ノブやスイッチ素子を削減することができるスイッチ装置を提供することができる。
特開2015-109212号公報
しかし、特許文献1に示す静電容量式のスイッチ装置では、可動な操作ノブをフレキシブル基板等により、筐体側の回路基板に電気的に接続する必要があり、高価な構造となり、意匠形状によっては成立しない場合があった。このため、安価に成立する構造が求められていた。
したがって、本発明の目的は、意匠形状の制約が少なく安価に成立する静電容量式のスイッチ装置を提供することにある。
本発明は、操作者のタッチ操作を受け付ける導電部を有し、可動とされた操作ノブと、前記操作ノブと一体的に可動とされ、前記操作ノブの前記導電部と電気的に接続された対向電極と、前記対向電極と非接触で対向して容量結合される検出電極を有する基板と、前記対向電極と前記検出電極との容量結合を介して、前記導電部への前記タッチ操作に基づく静電容量の変化を検出して検出制御を行なう制御部と、を有するスイッチ装置を提供する。
本発明のスイッチ装置によれば、意匠形状の制約が少なく安価に成立する静電容量式のスイッチ装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置を、車両の運転席ドアのアームレストに搭載した場合の運転席付近を示す概略斜視図である。 図2(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の概略構造を示す上平面図であり、図2(b)は、A-A断面図である。 図3(a)は、図2(b)示す前部操作ノブ10Fの部分において、基板を含む領域の詳細を示す部分断面図であり、図3(b)は、B-B断面の拡大断面図であり、図3(c)は、D方向から見た基板の電極パターンの一例を拡大して示す平面図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置のブロック構成図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の動作を説明するフローチャートである。 図6(a1)は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の操作ノブのOFF時における断面図であり、図6(a2)は、図6(a1)における容量結合部の拡大詳細図であり、図6(a3)は、図6(a2)における基板上の検出電極のパターンを示す平面図であり、図6(a4)は、検出電極のパターンの位置に対応する容量変化ΔCの値と閾値Cthの関係を示すグラフである。図6(b1)は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の操作ノブのマニュアルON時における断面図であり、図6(b2)は、図6(b1)における容量結合部の拡大詳細図であり、図6(b3)は、図6(b2)における基板上の検出電極のパターンを示す平面図であり、図6(b4)は、検出電極のパターンの位置に対応する容量変化ΔCの値と閾値Cthの関係を示すグラフである。図6(c1)は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の操作ノブのオートON時における断面図であり、図6(c2)は、図6(c1)における容量結合部の拡大詳細図であり、図6(c3)は、図6(c2)における基板上の検出電極のパターンを示す平面図であり、図6(c4)は、検出電極のパターンの位置に対応する容量変化ΔCの値と閾値Cthの関係を示すグラフである。 図7は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置のブロック構成図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の動作を説明するフローチャートである。 図9は、本発明の第3の実施の形態に係るスイッチ装置における、対向電極と検出電極との距離が操作ノブの操作位置によらずに一定となる一例を示す構成であり、基板が操作ノブの回転(搖動)中心CLを中心にして円弧状に形成されている断面図である。
スイッチ装置1は、車両100に搭載され、制御対象とする機器への操作を受け付けるスイッチ装置として機能することができ、種々の機器へ適用できる。本実施の形態では、車両100に搭載され、制御対象とする機器を、例えば、ウインドウガラスの開閉装置として説明する。
本発明の実施の形態に係るスイッチ装置1は、図1に示すように、車両100の運転席ドア83のアームレスト84に搭載されている。そして、スイッチ装置1は、ウインドウガラスの開閉装置を制御して、車両の前席、後席の左右のウインドウを開閉する。
[第1の実施の形態]
(スイッチ装置1の概略全体構成)
図2(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の概略構造を示す上平面図であり、図2(b)は、A-A断面図である。スイッチ装置1は、操作者のタッチ操作を受け付ける導電部30を有し、可動とされた操作ノブ10と、操作ノブ10と一体的に可動とされ、操作ノブ10の導電部30と電気的に接続された対向電極40と、対向電極40と非接触で対向して容量結合される検出電極71を有する基板70と、対向電極40と検出電極71との容量結合を介して、導電部30へのタッチ操作に基づく静電容量の変化を検出して検出制御を行なう制御部80と、を有して構成されている。
また、導電部30は、操作ノブ10に複数備えられ、制御部80は、検出制御の結果に基づいて、タッチ操作を受け付けた導電部30に対応した機能を実行する。
なお、第1の実施の形態では、可動とされた操作ノブ10の操作検出は、操作感を備えたメカスイッチである揺動操作検出センサ50による。
(操作ノブ10)
図2(a)、(b)に示すように、操作ノブ10は、前部操作ノブ10Fと後部操作ノブ10Rを備えるが、以下の目的などで形状の差異があるものの基本的な構成は同じである。このため、前部操作ノブ10Fと後部操作ノブ10Rは同じものとして、前部操作ノブ10Fを操作ノブ10として、以下に構造を説明する。また、操作ノブ10の下側に配置されている対向電極40や揺動操作検出センサ50も、前部と後部とで同様の仕様であり、同様にして説明する。
操作ノブ10は、例えば、合成樹脂製であり、図2(b)に示すように、メッキによる金属膜が形成された導電性を備える加飾体11と金属膜が形成されていない非加飾体12で構成されている。そして、加飾体11と非加飾体12は、嵌合して一体化されている。なお、導電性を備える加飾体11は、図2(a)、(b)に示すように、操作ノブ10に複数備えられ、後述する導電部30を構成する。
図2(a)に示すように、操作ノブ10は、それぞれ、右側と左側を操作するための操作ノブが一体となって、左右が対称な形状で形成されている。そして、操作ノブ10は、非加飾体12によって概形が形成され、2つの非加飾体12が操作ノブ10の左右に対称に接することなく配置されることで構成されている。
図2(b)に示すように、操作ノブ10には、車両前方の側面に、指で操作ノブ10の引き上げ操作を容易にするための操作面である側面操作部10aと、車両上方の上面に、指で操作ノブ10の押し下げ操作を容易にするための操作面である上面操作部10bが形成されている。
操作ノブ10は、図2(b)に示すように、回転(搖動)軸CLを中心にして、所定の角度範囲を回転(搖動)可能とされている。したがって、この可動とされた操作ノブ10は、回転軸CLに対して所定の範囲で傾倒操作が可能である。上記示した側面操作部10aを指で操作ノブ10を引き上げ操作、上面操作部10bを指で操作ノブ10を押し下げ操作することにより、操作ノブ10の傾倒操作によるウインドウの開閉操作が可能である。
(筐体20)
筐体20は、例えば、合成樹脂製であり、図2(b)に示すように、スイッチ装置1を収納する。筐体20は、上面21が操作ノブ10の周囲の枠部となり、操作ノブ10の一部が操作者側に露出するように操作ノブ10を収容し、操作ノブ10を揺動可能に支持する。操作ノブ10の揺動の回転(搖動)軸CLは、筐体20に支持されている。これにより、操作ノブ10は、筐体20に対して回転(搖動)操作が可能となる。また、筐体20は、操作ノブ10の車両前方に、前部操作ノブ10Fの操作空間を取りやすくするための凹部23を有する。
(導電部30)
導電部30は、加飾体11に形成されたメッキによる金属膜であり、タッチ操作を静電容量により検出する検出電極として機能する。図2(a)に示すように、導電部30は、加飾体11が非加飾体12と嵌合して一体化された操作ノブ10において、加飾体11が嵌め込まれた箇所に形成されている。
(対向電極40)
対向電極40は、図2(b)、図3(a)に示すように、スタッド部41と対向電極部42を備えて構成されている。対向電極40は、操作ノブ10と一体的に可動とされ、操作ノブ10の導電部30と電気的に接続されて構成されている。対向電極40は、操作ノブ10と一体化されて加飾体11と連続的に金属膜のメッキを施すことができ、操作ノブ10の導電部30と電気的に接続された状態とすることができる。また、対向電極40は、別部材とすることも可能であり、例えば、金属の棒状部材が操作ノブ10にインサート成型されて、操作ノブ10の導電部30と電気的に接続された状態とされたものでもよい。
図3(b)に示すように、対向電極部42の表面である対向面43は、基板70の検出電極71と隙間d(d>0)を有して取り付けられている。これにより、対向電極40と基板70の検出電極71とは、非接触であり、電気的には容量結合とされて電荷のチャージが可能である。
対向電極40は、図2(b)、図3(a)に示すように、対向電極部42が回転(搖動)軸CLを中心に線対称な弧状とされている。対向電極部42が回転(搖動)軸CLを中心に線対称な弧状とは、対向電極部42の対向面43の形状が回転(搖動)軸CLと同心円の円弧形状の一部である、回転(搖動)軸CLを中心に線対称な曲線状、曲面状等である。図3(a)に示すように、一例として、対向面43の形状は、回転(搖動)軸CLを中心に半径Rの円弧として形成されている。
なお、上記したように、対向電極40と基板70の検出電極71は、電気的には容量結合とされるので、対向電極部42の対向面43の面積は大きいほど好ましく、また、対向電極部42の対向面43と検出電極71との隙間d(d>0)は小さいほど好ましい。
(揺動操作検出センサ50)
揺動操作検出センサ50は、図4に示すように、操作ノブ10の引き上げ操作、押し下げ操作によりそれぞれオンオフ信号S、Sを出力するスイッチである。なお、揺動操作検出センサ50は、操作感を備えたメカスイッチであり、引き上げ操作量、押し下げ操作量に対応してアナログ出力、デジタル出力を出力する検出センサであってもよい。操作感を備えたメカスイッチは、例えば、弾性材料による節度感を有し、内部にスイッチ部を備えてドーム状に形成されたコンタクトラバースイッチである。
図3(a)に示すように、筐体20のガイド部22にスライド可能にプッシャー25が支持されている。操作ノブ10の回転(搖動)操作に伴い、操作ノブ10の突起部15がプッシャー25を介して基板70上に装着されたコンタクトラバースイッチである揺動操作検出センサ50を押すことによりオンオフさせる。なお、コンタクトラバースイッチには限られず、例えば、タクタイルスイッチ等が使用可能である。
(基板70)
基板70は、例えば、エポキシ、ガラス入りエポキシ等の絶縁性材料からなる回路基板である。基板70には、図3(a)~(c)に示すように、金属による検出電極71のパターンが形成され、検出電極71の周囲には、検出電極71と距離を隔てて、ノイズ対策としてグランド(GND)部72が形成されている。検出電極71は、図4に示すように、制御部80にそれぞれ接続されている。また、グランド(GND)部72は、制御部80のグランド(GND)あるいはコモン端子に接続されることにより、不要なノイズによるタッチ検出の誤動作を抑制することができる。
基板70は、筐体20に装着されており、前記した揺動操作検出センサ50等の素子、後述する制御部80に必要な回路素子等を実装することができる。
(制御部80)
制御部80は、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータを備える。また、ウインドウガラスの開閉装置を駆動するための電流ドライバ等を備えることができる。
図4に示すように、制御部80は、検出電極71と対向電極部42(対向電極40)の容量結合35を介して、導電部30と電気的に接続されている。上記示した検出電極71と対向電極部42(対向電極40)の容量結合35と導電部30は、それぞれ、D席、P席、後席右側、後席左側の操作ノブに対応して、それぞれ、制御部80に接続されている。また、制御部80は、揺動操作検出センサ50と電気的に接続されている。そして、制御部80は、D席窓開閉制御部85、P席窓開閉制御部86、後席右側窓開閉制御部87、後席左側窓開閉制御部88に接続されている。制御部80は、窓開閉制御信号S、S、S、Sにより、D席窓開閉制御部85、P席窓開閉制御部86、後席右側窓開閉制御部87、後席左側窓開閉制御部88をそれぞれ制御することにより、窓の開閉制御をすることができる。
制御部80は、検出電極71と対向電極部42(対向電極40)の容量結合35を介して、導電部30に、例えば、所定電圧の交流電圧を印加することにより電荷をチャージする。このとき、導電部30にタッチされている場合には静電容量の変化が増加する。
図4に示すように、例えば、図2(a)で示した、D席における操作ノブ10の導電部30F1の静電容量をCF1、検出電極71と対向電極部42(対向電極40)の容量結合35FRの静電容量をCFRとすると、
合成容量Cは、C=CF1・CFR/(CF1+CFR)であり、CFRが略一定であるのに対して、CF1は、D席の導電部30F1への、例えば、指200によるタッチの有無により大きく変化する。すなわち、制御部80は、検出電極71により検出される静電容量値Cの変化量ΔCを検出することにより、導電部30にタッチ操作があったかどうかを検出することができる。
図4に示すように、P席の合成容量C、後席右側の合成容量C、後席左側の合成容量Cも同様にして、制御部80により、静電容量値C、C、Cの変化量ΔCを検出することにより、導電部30にタッチ操作があったかどうかを検出することができる。
図4で示す導電部30へ指200がタッチすることにより検出される静電容量値Cの値は増加するので、制御部80は、タッチ検出のための閾値Cthをリファレンスとして、検出電極71により検出される静電容量値Cの変化量ΔCが閾値Cthを超えた場合に、導電部30にタッチ操作があったと判断することができる。
図2(a)、図4に示すように、制御部80には、前後左右のウインドウに対応した導電部30(30F1、30F2、30R1、30R2)により検出されたそれぞれの電極の静電容量値C、C、C、Cが入力される。そして、制御部80はこれらの静電容量値の変化を検出する。また、制御部80には、揺動操作検出センサ50により、前後の操作ノブ10(10F、10R)の引き上げ操作、押し下げ操作の検出情報としてのオンオフ信号S、Sが入力される。
さらに、制御部80は、これらの入力信号を受け付けて、所定のプログラムに従って、D席窓開閉制御部85、P席窓開閉制御部86、後席右側窓開閉制御部87、後席左側窓開閉制御部88へ窓開閉制御信号S、S、S、Sを出力することにより、車両のウインドウの開閉制御を行なうことができる。
(スイッチ装置1の制御動作)
図5は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の動作を説明するフローチャートである。図5のフローチャートに従って、スイッチ装置1の制御動作を説明する。
(Step01)
制御部80は、検出電極30F1から入力される静電容量値Cに基づいて、検出電極30F1がオンかどうかを判断する。制御部80は、例えば、指200等が検出電極へ接触、近接した場合を判定する所定の閾値Cthを有している。制御部80は、静電容量値CとこのCthとを比較することにより、検出電極30F1がオン、すなわち、検出電極30F1が装着された操作位置(運転席D席側ウインドウ)に対する操作が行われた、と判断することができる。検出電極30F1がオンの場合は、Step05へ進み(Step01:Yes)、検出電極30F1がオンでない場合は、Step02へ進む(Step01:No)。
(Step02)
制御部80は、検出電極30F2から入力される静電容量値Cに基づいて、検出電極30F2がオンかどうかを判断する。制御部80は、静電容量値CとCthとを比較することにより、検出電極30F2がオン、すなわち、検出電極30F2が装着された操作位置(助手席P席側ウインドウ)に対する操作が行われた、と判断することができる。検出電極30F2がオンの場合は、Step05へ進み(Step02:Yes)、検出電極30F2がオンでない場合は、Step03へ進む(Step02:No)。
(Step03)
制御部80は、検出電極30R1から入力される静電容量値Cに基づいて、検出電極30R1がオンかどうかを判断する。制御部80は、静電容量値CとCthとを比較することにより、検出電極30R1がオン、すなわち、検出電極30R1が装着された操作位置(後席右側ウインドウ)に対する操作が行われた、と判断することができる。検出電極30R1がオンの場合は、Step05へ進み(Step03:Yes)、検出電極30R1がオンでない場合は、Step04へ進む(Step03:No)。
(Step04)
制御部80は、検出電極30R2から入力される静電容量値Cに基づいて、検出電極30R2がオンかどうかを判断する。制御部80は、静電容量値CとCthとを比較することにより、検出電極30R2がオン、すなわち、検出電極30R2が装着された操作位置(後席左側ウインドウ)に対する操作が行われた、と判断することができる。検出電極30R2がオンの場合は、Step05へ進み(Step04:Yes)、検出電極30R2がオンでない場合は、Step01に戻る(Step04:No)。
(Step05)
制御部80は、操作ノブ10の引き上げ操作、押し下げ操作の検出情報S、Sに基づいて、窓開閉制御信号S、S、S、Sを出力することにより、ウインドウガラスの開閉装置を介して車両のウインドウの開閉制御を行なう。すなわち、検出電極により操作位置を特定し、検出情報S、Sに基づいて、D席窓開閉制御部85、P席窓開閉制御部86、後席右側窓開閉制御部87、後席左側窓開閉制御部88を制御することにより、操作位置(運転席、助手席、後席右側、後席左側)に対応するウインドウの開動作または閉動作を制御する。
上記の検出情報S、Sは、操作感を備えたメカスイッチである揺動操作検出センサ50によるものである。これにより、スイッチ装置1は、節度感、クリック感等の操作感を伴った動作を行なうことができる。
上記一連の動作により、スイッチ装置1の動作は終了するが、上記の動作は必要に応じて繰り返して実行することが可能である。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、基板70が、可動とされた操作ノブ10の移動位置に対応して複数の検出電極(75、76、77)を有し、制御部80は、対向電極40と複数の検出電極(75、76、77)とのそれぞれの容量結合を介して、静電容量Cの変化を検出して、導電部30へのタッチ操作の検出制御を行なうように構成されている。図6(a1)~(a4)に示すように、可動とされた操作ノブ10の移動位置に対応して複数の検出電極(75、76、77)が基板70上に形成されている。これにより、図6(b1)~(b4)、図6(c1)~(c4)に示すように、操作ノブ10の移動位置に対応して、対向電極40と複数の検出電極(75、76、77)とのそれぞれの容量結合を介して、静電容量Cの変化が検出できる。なお、検出電極(75、76、77)の周囲には、検出電極と距離を隔てて、ノイズ対策としてグランド(GND)部78が形成されている。
後述するように、複数の検出電極(75、76、77)による静電容量Cの検出パターンに基づいて操作ノブ10の移動位置がタッチ検出と共に可能となるので、第1の実施の形態で使用した揺動操作検出センサ50は必要としない。ただし、操作ノブ10の操作感を付与するために、内部にスイッチ部を備えないドーム状に形成されたコンタクトラバー55を備えている。その他の構成は第1の実施の形態と同様であるので、以下においては異なる構成について説明する。
図7に示すように、制御部80は、例えば、図2(a)で示した、D席における操作ノブ10の導電部30F1に対応して、検出電極75と対向電極部42(対向電極40)の容量結合35FR1を介して、導電部30F1と電気的に接続されている。また、検出電極76と対向電極部42(対向電極40)の容量結合35FR2を介して、導電部30F1と電気的に接続されている。また、検出電極77と対向電極部42(対向電極40)の容量結合35FR3を介して、導電部30F1と電気的に接続されている。なお、図7において、容量結合35FR1、35FR2、35FR3において、コンデンサを構成する対向電極部42(対向電極40)は共通であるが、回路構成図としては個別のコンデンサ記号で図示している。
同様にして、図7に示すように、P席における操作ノブ10の導電部30F2に対応して、それぞれ、容量結合35FL1、35FL2、35FL3を介して導電部30F2と電気的に接続されている。また、後席右側における操作ノブ10の導電部30R1に対応して、それぞれ、容量結合35RR1、35RR2、35RR3を介して導電部30R1と電気的に接続されている。また、後席左側における操作ノブ10の導電部30R2に対応して、それぞれ、容量結合35RL1、35RL2、35RL3を介して導電部30R2と電気的に接続されている。
図7に示すように、上記示したそれぞれの容量結合を介して、制御部80には、それぞれの電極の静電容量値C11、C12、C13、C21、C22、C23、C31、C32、C33、C41、C42、C43が入力される。
図6(a1)~(a4)において、導電部30F1の静電容量値の変化は、操作ノブ10の位置が中立位置であるために、タッチ時においては、静電容量値C11は所定の閾値Cthを超えているが、静電容量値C12、C13は所定の閾値Cth以下である。なお、非タッチ時は、すべての静電容量値が所定の閾値Cth以下である。操作ノブ10の位置が中立位置である場合は、一例として、オフ(OFF)状態に対応する。
また、操作ノブ10をM方向に搖動させる引き上げ操作を行なった場合、図6(b1)~(b4)において、傾倒操作することにより揺動し、各容量結合における対向面積が変化することで静電容量が変化する。図6(b1)の位置において、タッチ時においては、静電容量値C11とC12は所定の閾値Cthを超えているが、静電容量値C13は所定の閾値Cth以下である。なお、非タッチ時は、すべての静電容量値が所定の閾値Cth以下である。操作ノブ10の位置が図6(b1)の位置である場合は、一例として、マニュアルオン(ON)の動作に対応する。
さらに、操作ノブ10をM方向に搖動させる引き上げ操作を行なった場合、図6(c1)~(c4)において、傾倒操作することにより揺動し、各容量結合における対向面積が変化することで静電容量が変化する。図6(c1)の位置において、タッチ時においては、静電容量値C12は所定の閾値Cthを超えているが、静電容量値C11とC13は所定の閾値Cth以下である。なお、非タッチ時は、すべての静電容量値が所定の閾値Cth以下である。操作ノブ10の位置が図6(c1)の位置である場合は、一例として、オートオン(ON)の動作に対応する。
以上の説明のように、制御部80は、静電容量値の変化のパターンを判断することにより、操作ノブ10の操作位置を検出できる。さらに、導電部30へのタッチの有無も検出することにより、制御部80は、第1の実施の形態と同様に、窓開閉制御信号S、S、S、Sにより、D席窓開閉制御部85、P席窓開閉制御部86、後席右側窓開閉制御部87、後席左側窓開閉制御部88をそれぞれ制御することにより、窓の開閉制御をすることができる。
(スイッチ装置1の制御動作)
図8は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の動作を説明するフローチャートである。図8のフローチャートに従って、スイッチ装置1の制御動作を説明する。なお、スイッチ装置1の制御動作の説明は、D席の操作ノブについて行なうが、P席、後席右側、後席左側についても同様のアルゴリズムで制御可能である。
(Step11)
制御部80は、検出電極30F1から容量結合35FR1を介して入力される静電容量値C11が所定の閾値Cthを超えているかどうかを判断する。静電容量値C11が所定の閾値Cthを超えている場合はStep12へ進み(Step11:Yes)、超えていない場合は、Step15へ進む(Step11:No)。
(Step12)
制御部80は、検出電極30F1から容量結合35FR2を介して入力される静電容量値C12が所定の閾値Cthを超えているかどうかを判断する。静電容量値C12が所定の閾値Cthを超えている場合はStep13へ進み(Step12:Yes)、超えていない場合は、Step14へ進む(Step12:No)。
(Step13)
制御部80は、D席マニュアルオンと判断する。これにより、車両100のウインドウガラスの開閉装置は、マニュアル操作が可能となる。
(Step14)
制御部80は、D席オフ(OFF)と判断する。これにより、車両100のウインドウガラスの開閉装置は、オフ状態となる。
(Step15)
制御部80は、検出電極30F1から容量結合35FR2を介して入力される静電容量値C12が所定の閾値Cthを超えているかどうかを判断する。静電容量値C12が所定の閾値Cthを超えている場合はStep16へ進み(Step15:Yes)、超えていない場合は、Step11へ戻る(Step15:No)。
(Step16)
制御部80は、D席オートオンと判断する。これにより、車両100のウインドウガラスの開閉装置は、オート操作が可能となる。
上記一連の動作により、スイッチ装置1の動作は終了するが、上記の動作は必要に応じて繰り返して実行することが可能である。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、基板170は、操作ノブ10の移動位置において、対向電極40と複数の検出電極(175、176、177)との隙間の距離が一定となるように、円弧状とされている。基板170は、例えば、フレキシブル基板で、基板上に複数の検出電極を形成することにより、上記のように、円弧状の基板とすることができる。図9に示すように、操作ノブ10は、回転(搖動)軸CLを中心にして、所定の角度範囲を回転(搖動)可能とされている。
したがって、上記のような構成とすることにより、操作ノブ10の回転(搖動)位置によらずに対向電極と検出電極との間の距離が一定となるので、安定した容量結合となる。これにより、操作ノブ10の回転(搖動)操作による検出容量の変化の検出精度が向上する。
(本発明の実施の形態の効果)
(1)本発明の実施の形態に係るスイッチ装置1は、操作者のタッチ操作を受け付ける導電部30を有し、可動とされた操作ノブ10と、操作ノブ10と一体的に可動とされ、操作ノブ10の導電部30と電気的に接続された対向電極40と、対向電極40と非接触で対向して容量結合される検出電極71を有する基板70と、対向電極40と検出電極71との容量結合を介して、導電部30へのタッチ操作に基づく静電容量の変化を検出して検出制御を行なう制御部80と、を有して構成されている。容量結合を介して、非接触で導電部30の静電容量の変化を検出するので、可動な操作ノブをフレキシブル基板等により、筐体側の回路基板に電気的に接続する必要がない。これにより、意匠形状の制約が少なく安価に成立する静電容量式のスイッチ装置を提供することができる。
(2)第2の実施の形態では、可動とされた操作ノブ10の導電部30の静電容量の変化を、複数の検出電極で検出する。これにより、静電容量値の変化のパターンを判断することにより、操作ノブ10の操作位置を検出できる。したがって、第1の実施の形態で使用した揺動操作検出センサ50を必要としないという効果も有する。
(3)第3の実施の形態では、基板を、操作ノブ10の移動位置において、対向電極40と複数の検出電極との隙間の距離が一定となるように構成する。これにより、操作ノブ10の回転(搖動)位置によらずに対向電極と検出電極との間の距離が一定となるので、安定した容量結合となる。よって、操作ノブ10の回転(搖動)操作による検出容量の変化の検出精度が向上する。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。例えば、第2、第3の実施の形態において、複数の検出電極を3つの場合として説明したが、検出電極の数は任意に設定することができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…スイッチ装置、10…操作ノブ、10F…前部操作ノブ、10R…後部操作ノブ、10a…側面操作部、10b…上面操作部、11…加飾体、11d…下面部、12…非加飾体、15…突起部、20…筐体、21…上面、22…ガイド部、23…凹部、25…プッシャー、30…導電部、35…容量結合、31…検出電極、32…端子電極、40…対向電極、41…スタッド部、42…対向電極部、43…対向面、50…揺動操作検出センサ、55…コンタクトラバー、71、75、76、77…検出電極、72、78…グランド(GND)部、80…制御部、83…運転席ドア、84…アームレスト、85…D席窓開閉制御部、86…P席窓開閉制御部、87…後席右側窓開閉制御部、88…後席左側窓開閉制御部、100…車両、170…基板、200…指、CL…回転(搖動)軸、C、C、C、C、C11、C12、C13、C21、C22、C23、C31、C32、C33、C41、C42、C43…静電容量値、Cth…閾値、S、S…検出情報、S、S、S、S…窓開閉制御信号

Claims (6)

  1. 操作者のタッチ操作を受け付ける導電部を有し、可動とされた操作ノブと、
    前記操作ノブと一体的に可動とされ、前記操作ノブの前記導電部と電気的に接続された対向電極と、
    前記対向電極と非接触で対向して容量結合される検出電極を有する基板と、
    前記対向電極と前記検出電極との容量結合を介して、前記導電部への前記タッチ操作に基づく静電容量の変化を検出して検出制御を行なう制御部と、を有するスイッチ装置。
  2. 前記導電部は、前記操作ノブに複数備えられ、
    前記制御部は、前記検出制御の結果に基づいて、タッチ操作を受け付けた前記導電部に対応した機能を実行する、請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記可動とされた操作ノブの操作検出は、操作感を備えたメカスイッチによるものである、請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記基板は、前記可動とされた操作ノブの移動位置に対応して複数の検出電極を有し、
    前記制御部は、前記対向電極と前記複数の検出電極とのそれぞれの容量結合を介して、静電容量の変化を検出して、前記導電部へのタッチ操作の検出制御を行なう、請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  5. 前記操作ノブは、回転軸に対して所定の範囲で傾倒操作が可能とされ、
    前記対向電極は、前記回転軸を中心に線対称な弧状とされている、請求項1から4のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  6. 前記基板は、前記操作ノブの前記移動位置において、前記対向電極と前記複数の検出電極との隙間の距離が一定となるように、円弧状とされている、請求項4又は5に記載のスイッチ装置。
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