JP2022051276A - コンピュータプログラム、仕様出力装置、及びプログラムの製造方法 - Google Patents

コンピュータプログラム、仕様出力装置、及びプログラムの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】GUI開発にて不具合の発生を抑制することができるコンピュータプログラム、仕様出力装置及び製造方法を提供する。【解決手段】コンピュータプログラムは、表示部を備えるコンピュータに、GUIのシミュレート画面を表示しS301、シミュレート画面上でGUIに含まれる部品を動作させる操作画面を表示し、操作画面での操作に応じて部品又は該部品の意匠を設定に従って変化させS306、変化する部品の設定内容を示す設定画面を表示するS308処理を実行させる。【選択図】図12

Description

本発明は、コンピュータプログラム、仕様出力装置、及びプログラムの製造方法に関する。
ステータスをグラフィック表示し、グラフィック上又は物理ボタンで操作を受け付けるGUI(Graphical User Interface)を含むUIが多様な分野の機器で利用されている。UIの利用は、ディスプレイを持つパーソナルコンピュータ、タッチパネル式ディスプレイを備える所謂スマートフォン等の機器で動作するアプリケーションプログラムのみではない。自動車又は自動二輪車のセンターコンソールやナビゲーション装置、自転車のサイクルコンピュータもディスプレイを有し、意匠性の高いグラフィックを表示させる。これらの機器における操作に応じたグラフィックの意匠、画面遷移等の設計は、機器の操作性を左右し、機器の訴求力を左右するために重要である。
特許文献1には、GUIの画面設計を、GUIで受け付けてソースコードを作成するコンピュータプログラムが開示されている。特許文献1のコンピュータプログラムは、設計をオプション別に受け付け、受け付けられた設計に基づいてオプション別に、GUIを実現するソースコードを出力させ、設計結果のGUIを記述する仕様データ(構造データ等)を出力する。
特許5903276号
動きのない画面が、リンク選択やボタン操作で遷移するようなGUIの場合、画面の静止画を出力した紙媒体、又はドキュメントデータが仕様として作成される。特許文献1に開示されているコンピュータプログラムに基づいて作成される仕様データは、画面内に含まれる部品の構造データ等、参照したときに静的に、紙又は画面に出力されるデータである。
昨今の機器で利用されるGUIは、動きを伴う意匠の部品を含む。GUIの仕様(動き)を設計する開発者と、そのGUIを実現するソースコードを作成する開発者とでは、前者が委託主(アウトソーサー)、後者が委託先(サプライヤー)として異なる事業者が協力して作製することも多い。委託主が、複雑なGUIの仕様を委託先へ出力する場合、仕様が静止画の画面遷移からなる仕様書である場合、委託先の作業者に、仕様の全てが伝わりづらく、複雑なGUIを含むプログラムに不具合が混入する可能性が上がる。
本発明は、斯かる事情を鑑みてなされたものであり、GUI開発にて不具合の発生を抑制することができるコンピュータプログラム、仕様出力装置及び製造方法を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態のコンピュータプログラムは、表示部を備えるコンピュータに、機器に搭載されるGUIのシミュレート画面を表示し、前記シミュレート画面上でGUIに含まれる部品を動作させる操作画面を表示し、操作画面での操作に応じて前記部品又は該部品の意匠を設定に従って変化させ、変化する前記部品の設定内容を示す設定画面表示させ、ディスプレイに対するフレームレート、又は、解像度のうち少なくとも一方の変更を受け付ける処理を実行させる。
本開示の一実施形態の仕様出力装置は、表示部に、GUIについての画面設定エリア、及び、前記GUIのシミュレート表示エリアを含む仕様作成画面を表示させ、前記画面設定エリアで前記GUIに含まれる部品の作成操作を受け付け、作成された前記部品を前記シミュレート表示エリアに表示し、前記部品に対する入力と、該入力に対する前記部品の動作の設定を受け付け、作成された前記部品のデータ、受け付けられた前記入力及び動作のデータに基づき、前記GUIのシミュレート画面、及び前記GUIに対する操作画面を含む前記GUIの仕様を表示し、ディスプレイに対するフレームレート、又は、解像度のうち少なくとも一方の変更を受け付けるプログラムを出力する処理を実行する処理部を備える。
本開示の一実施形態のコンピュータプログラムは、表示部を備えるコンピュータに、GUIについての画面設定エリア、及び、前記GUIのシミュレート表示エリアを含む仕様作成画面を前記表示部に表示し、前記画面設定エリアで前記GUIに含まれる部品の作成操作を受け付け、作成された前記部品を前記シミュレート表示エリアに表示し、前記部品に対する入力と、該入力に対する前記部品の動作の設定操作を受け付け、作成された前記部品のデータ、受け付けられた前記入力及び動作のデータに基づき、前記GUIのシミュレート画面、及び前記GUIに対する操作画面を含む前記GUIの仕様を表示させ、ディスプレイに対するフレームレート、又は、解像度のうち少なくとも一方の変更を受け付けるプログラムを出力する処理を実行させる。
本開示の一実施形態の製造方法は、GUIについての画面設定エリア、及び、前記GUIのシミュレート表示エリアを含む仕様作成画面を前記表示部に表示し、前記画面設定エリアで前記GUIに含まれる部品の作成操作を受け付け、作成された前記部品を前記シミュレート表示エリアに表示し、前記部品に対する入力と、該入力に対する前記部品の動作の設定を受け付け、作成された前記部品のデータ、受け付けられた前記入力及び動作のデータに基づき、前記GUIのシミュレート画面、及び前記GUIに対する操作画面を含む前記GUIの仕様を表示させるプログラムを出力する。
本開示のコンピュータプログラム、仕様出力装置及び製造方法では、GUIのシミュレート画面と、シミュレート画面にGUIに含まれる部品又は部品の意匠を動的に変化させる操作画面とを含むプログラムが出力される。このプログラムにより、GUIについての動きのある仕様の確認が可能になる。
本開示によれば、GUIの動きも含めてシミュレートして仕様を表示させるプログラムが提供されるから、GUI開発にて不具合の発生を抑制することができる。
仕様出力装置の概要図である。 仕様出力装置の構成を示すブロック図である。 仕様出力装置の処理部の機能を示す機能ブロック図である。 仕様出力装置によるソフトの作成処理手順の一例を示すフローチャートである。 仕様出力装置によるソフトの作成処理手順の一例を示すフローチャートである。 仕様作成画面の内容例を示す。 仕様作成画面の内容例を示す。 仕様作成画面の内容例を示す。 FPSの設定を受け付ける際の仕様作成画面の例を示す。 データ出力操作を受け付ける際の仕様作成画面の例を示す。 開発支援装置の構成を示すブロック図である。 開発支援装置におけるGUIシミュレータソフトによる仕様データ出力処理手順の一例を示すフローチャートである。 GUIシミュレータソフトを実行することで表示される画面例を示す。 FPSの設定を受け付ける仕様データ出力画面の例を示す。 データ出力操作を受け付ける際の仕様データ出力画面の例を示す。 画面仕様出力操作を受け付ける際の画面一覧出力画面の例を示す。 画面仕様出力操作を受け付けることで表示される画面例を示す。
本開示をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本開示の仕様出力装置1の概要図である。仕様出力装置1は例えば、開発対象のGUIプログラムが搭載される機器の機器メーカにて管理される。機器メーカは、GUIプログラムを開発する開発者へ向けて、GUIプログラムの仕様の確認を支援するGUIシミュレータソフト2を提供する。開発者は例えば、機器メーカからGUIプログラムの作製を委託されるサプライヤである。開発者は、委託元の機器メーカから提供されるGUIシミュレータソフト2の実行結果を参照しながら、仕様に従ったGUIプログラムを開発・作製し、機器メーカへ納品する。
ここでGUIシミュレータソフト2は、GUIプログラムを実行する機器で出力されるGUIをシミュレートする実行ファイルである。この実行ファイルを、GUIプログラムの作製者の開発支援装置3で実行すると、実行ファイルは、機器の操作状態とそれに応じて出力されるGUI、及び、GUIの設定内容を含む画面をシミュレート出力する。
機器メーカの仕様設計のオペレータは、設計に基づいて、仕様出力装置1から、GUIシミュレータソフト2を出力させる。GUIプログラムの開発者は、機器メーカから提供されるGUIシミュレータソフト2によって出力される画面を確認しながら、GUIプログラムが委託主から要求される仕様に従っているか確認しながら、GUIプログラムを作製する。
図2は、仕様出力装置1の構成を示すブロック図である。仕様出力装置1は、汎用パーソナルコンピュータである。仕様出力装置1は、処理部10、記憶部11、表示部(出力部)12及び操作部(入力部)13を備える。
処理部10は、CPU(Central Processing Unit )及び/又はGPU(Graphics Processing Unit)を用いたプロセッサである。処理部10は、内蔵するROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを用い、各構成部を制御して処理を実行する。処理部10は、プロセッサ、メモリ、通信デバイス等を集積した1つのハードウェア(SoC:System On a Chip)として構成されていてもよい。処理部10は、記憶部11に記憶されている仕様作成プログラム1Pに基づき、仕様設計のオペレータの操作を受け付けて仕様データを作成し、出力する。
記憶部11は、ハードディスク等の不揮発性記憶媒体を用い、処理部10が参照するプログラム及びデータを記憶する。記憶部11は、仕様作成プログラム1Pを記憶する。記憶部11に記憶されている仕様作成プログラム1Pは、処理部10が記憶媒体6に記憶されている仕様作成プログラム1Pを読み出して複製したものであってもよい。仕様作成プログラム1Pは、図示しないサーバ装置から処理部10がダウンロードして記憶部11に記憶し、インストールしたものであってもよい。
記憶部11は、GUIの部品、部品の意匠、画面の要素となるグラフィックデータ等を記憶する。記憶部11は、入出力データを記憶する。記憶部11は、設計の操作によって処理部10が生成する画面設定データ、動作データ、作成されるGUIシミュレータソフト2等を記憶する。
表示部(出力部)12は、液晶パネル又は有機ELディスプレイ等、グラフィックを出力する出力装置である。表示部(出力部)12は、タッチパネル内蔵のディスプレイであってもよい。
操作部(入力部)13は、仕様設計のオペレータの操作を受け付ける入力装置であり、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイ内蔵のタッチパネルデバイス、スピーカ及びマイクロフォン等を用いる。操作部(入力部)13は、マイクロフォンにて入力音声から操作内容を認識し、スピーカで出力する音声との対話形式で操作を受け付けてもよい。
図3は、仕様出力装置1の処理部10の機能を示す機能ブロック図である。処理部10の各機能は、仕様作成プログラム1Pに含まれる各モジュールに基づく。仕様作成プログラム1Pは、GUIを表示部(出力部)12に描画するためのエンジン、ライブラリ等と協働する。仕様作成プログラム1Pは例えば、機器の入力装置(コントローラ)に対する操作に応じて、画面上の部品(オブジェクト、背景)を動かし、部品の意匠(ピクチャ、アニメーション)を変化させるゲーム開発エンジンベースのプログラムである。
仕様作成プログラム1Pは、格納モジュール、画面設定モジュール、表示部品設定モジュール、表示動作設定モジュール、シミュレーションモジュール、履歴モジュール、及びソフト作成モジュールを含む。処理部10は仕様作成プログラム1Pに基づき、格納部101、画面設定部102、表示部品設定部103、表示動作設定部104、シミュレーション部105、データ出力部106、履歴部107、ソフトウェア作成部108として機能する。
格納モジュールは、処理部10を、部品意匠データ、画面設定データ、動作データ、入出力データを記憶部11に記憶する処理を実行する格納部101として機能させる。
画面設定モジュールは、処理部10を、操作部(入力部)13により受け付けた画面設定データを作成し、格納モジュールへ渡して格納する処理を実行する画面設定部102として機能させる。
表示部品設定モジュールは、処理部10を、操作部(入力部)13によって受け付けた画面に表示する部品が行なうイベントに対する動作データを作成し、格納モジュールへ渡して格納する処理を実行する表示部品設定部103として機能させる。
表示動作設定モジュールは、処理部10を、操作部(入力部)13によって受け付けた部品に対する入出力データを作成し、格納モジュールへ渡して格納する処理を実行する表示動作設定部104として機能させる。
シミュレーションモジュールは、処理部10を、格納された部品意匠データ、画面設定データ、及び、動作データと、操作部(入力部)13にて受け付けた操作イベントを用いて表示する画面を構成し、表示部(出力部)12に出力する処理を実行するシミュレーション部105として機能させる。シミュレーション部105は、表示部(出力部)12の仕様に応じたフレームレート(FPS:frames per second)の設定を受け付けることも可能である。
データ出力モジュールは、処理部10は、記憶部11に記憶されている部品意匠データ、画面設定データ、動作データ、又は入出力データ、を出力するデータ出力部106として機能させる。
履歴モジュールは、処理部10を、シミュレーションモジュールに基づいて表示部(出力部)12に対して出力された画面及び画面に対する入出力データを含む履歴データを作成し、格納、履歴データを読み出し、削除、名称の変更する処理を実行する履歴部107として機能させる。入出力データは、操作部(入力部)13で受け付けられた入力、及び表示部(出力部)12への出力を表すデータである。
ソフトウェア作成モジュールは、処理部10を、格納モジュールによって格納された部品意匠データ、画面設定データ、動作データ、入出力データに基づき、GUIシミュレータソフト2を作成し、記憶部11に記憶する処理を実行するソフトウェア作成部108として機能させる。ソフトウェア作成部108は、ゲーム開発エンジンベースのプログラムに基づき動作する。
このように構成される仕様出力装置1によるGUIシミュレータソフト2の作成処理についてフローチャートを参照して説明する。図4及び図5は、仕様出力装置1によるソフトの作成処理手順の一例を示すフローチャートである。仕様出力装置1の処理部10は、仕様作成プログラム1Pを起動すると以下の処理を実行する。
処理部10は、後述する図6に記載する画面設定エリア201、シミュレート表示エリア202、表示部品編集エリア203、部品動作編集エリア204を含む、仕様作成操作画面を表示部(出力部)12に表示させる(ステップS101)。
処理部10は、仕様作成操作画面上で、GUIプログラムに基づいて出力されるべき画面に含まれる部品及びその意匠の作成・選択を受け付ける(ステップS102)。ステップS102において処理部10は、表示部品設定部103の機能により、画面設定エリア201にて部品の作成、複製等を受け付ける。処理部10は、予め部品リストから選択を受け付け、作成してもよい。処理部10は、部品の意匠を仕様作成操作画面上で作成してもよいし、意匠のデータを記憶部11に作成済みのものから読み込んでもよい。
処理部10は、格納部101の機能により、ステップS102で作成・選択した部品及び意匠の部品意匠データを記憶部11に記憶する(ステップS103)。
処理部10は、作成・選択した部品に対して受付可能なイベントに対応する動作(処理)の設定操作を受け付ける(ステップS104)。ステップS104において処理部10は例えば、表示部品設定部103及び表示動作設定部104の機能により、表示部品編集エリア203、及び、部品動作編集エリア204にて、部品に対して受付可能なイベント(入力データ)のリストを表示し、リストからイベントの選択を受け付けてもよい。ステップS104においてイベントを表すコードのテキスト入力で受け付けてもよい。処理部10は、イベントに応じた処理内容(出力データ)のリストから選択を受け付けるか、テキスト入力で受け付ける。
処理部10は、格納部101の機能により、ステップS104で設定された処理内容に対応する動作データ、及び入出力データを記憶部11に記憶する(ステップS105)。
処理部10は、画面設定部102の機能により、選択された部品の画面への配置を受け付ける(ステップS106)。処理部10はステップS106において、シミュレート表示エリア202上で、GUIのプレビュー画面上で配置を受け付けてもよいし、座標の入力を受け付けてもよい。
処理部10は、格納部101の機能により、ステップS106で受け付けられた部品の配置を記述する画面設定データを作成し、記憶部11に記憶する(ステップS107)。
処理部10は、画面遷移条件の設定を受け付ける(ステップS108)。処理部10はステップS108において、部品動作編集エリア204、又はシミュレート表示エリア202上にて、作成した画面間の遷移設定を受け付けるとよい。処理部10は、画面遷移条件の設定データを記憶部11に記憶する(ステップS109)。
処理部10は、履歴操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS110)。ステップS110において処理部10は、シミュレート表示エリア202上で、保存、過去に保存したシミュレートデータの読み出し、削除、又は、名称の変更を受け付ける。
履歴操作を受け付けたと判断された場合(S110:YES)、処理部10は、操作に応じた処理(保存、読み出し、削除、名称の変更)を実行し(ステップS111)、次のステップS112へ処理を進める。履歴操作を受け付けていないと判断された場合(S110:NO)、処理部10はステップS111の処理をスキップして処理をステップS112へ進める。
処理部10は、シミュレーション条件の設定受け付けがあったか否かを判断する(ステップS112)。ステップS112において処理部10は、シミュレート表示エリア202上でのフレームレートの設定を受け付けてもよいし、オプションの設定を受け付けてもよい。
設定受付があったと判断された場合(S112:YES)、処理部10は、設定受付に応じてシミュレーション条件を設定する(ステップS113)。ステップS113において処理部10は、シミュレーション条件をエンジンに設定するか、処理部10の一時メモリに記憶する。設定受付がなかったと判断された場合(S112:NO)、処理部10は、ステップS113の処理をスキップして処理をステップS114へ進める。
処理部10は、シミュレーション部105の機能により、記憶してある部品意匠データ、画面設定データ、及び動作データに基づき、GUIプログラムのシミュレーションを実行し、シミュレート表示エリア202に出力する(ステップS114)。
処理部10は、データ出力部106の機能により、シミュレーション実行中に、データ出力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS115)。処理部10は、シミュレート表示エリア202上で、実行中のシミュレーションに関する部品意匠データ、画面設定データ、動作データの出力操作を受け付ける。
データ出力操作を受け付けたと判断された場合(S115:YES)、処理部10は、操作に応じて、実行中のシミュレーションにおける部品に関する部品意匠データ、画面設定データ、動作データのデータをテキストで出力し(ステップS116)、次のステップS117へ処理を進める。データ出力操作を受け付けていないと判断された場合(S115:NO)、処理部10はステップS116の処理をスキップして処理をステップS117へ進める。
シミュレーション実行の結果が、処理部10は、最終的に作成されるGUIプログラムに対する仕様要求を満たしているか否かの選択を受け付ける(ステップS117)。
ステップS117において仕様要求を満たしていないと選択された場合(S117:NO)、処理部10は処理をステップS102へ戻し、他の部品及び意匠の作成・選択、動作処理の設定、配置等の編集を受け付ける。
ステップS117において仕様要求を満たすと選択された場合(S117:YES)、処理部10は、ソフトウェア作成部108の機能により、ステップS114で実行したシミュレーションと同一データに基づいてGUIシミュレータソフト2を作成する(ステップS118)。
処理部10は、作成されたGUIシミュレータソフト2の実行ファイルデータを記憶部11に出力し(ステップS119)、処理を終了する。
図6から図10は、仕様作成画面200の内容例を示す。図6は、仕様作成画面200の初期的画面を示す。仕様作成画面200は、画面設定エリア201、シミュレート表示エリア202、表示部品編集エリア203、及び、部品動作編集エリア204を含む。仕様作成画面200は、シミュレーション実行ボタン205、及び、作成指示ボタン206を含む。
画面設定エリア201は、GUIシミュレータソフト2によって出力される仕様データ出力画面300の部品のリストを含む。部品のリストは図6に示すように、部品名のリストであってもよい。図6の画面設定エリア201では、部品間の入れ子状態を、部品名同士をツリー表示して表している。図6の例では、画面設定エリア201には、GUIシミュレータソフト2を実行した場合の画面切替の操作を受け付けるための操作パネル「SceneTransicion」という部品が作成されている。なお、図6の例では、画面は1つであるため、操作パネル自体は非表示である。
図6の画面設定エリア201では、GUIシミュレータソフト2によって表示されるGUIプログラムのGUIシミュレート画面「PanelScene」という部品が作成されている。シミュレート画面「PanelScene」は、「DisplayInfo」という部品と、「mode」という部品と、「DisplayStatus」という部品とを含む。図6の例では他に、GUIシミュレータソフト2を実行した場合のGUIシミュレート画面「PanelScene」に含まれる部品のコンフィグ(構成・動作内容)等を出力する画面「PanelConfig」が作成されている。更に、GUIシミュレート画面「PanelScene」に対する入出力を変更するためのコントロール「PanelInput」、シミュレートの履歴を保存、読み出し、削除、名称を変更する操作を受け付けるための画面「PanelHistory」が作成されている。
図6の仕様作成画面200は、画面設定エリア201に、作成メニュー2011(クリエイトプルダウンメニュー)を含む。作成メニュー2011は、追加したい部品の候補リストを含む。開発者が、作成メニュー2011を操作部(入力部)13にて選択すると、候補リストがプルダウン表示され、開発者が、いずれかの選択操作を行なうと、選択された種類の部品が作成されるとよい。
画面設定エリア201では、作成された部品の複製等の編集も可能である。例えば、開発者が操作部(入力部)13によって、部品名上にカーソルを合わせて特定の操作(マウスを左クリック、右クリック等)をすると、複製、削除等の部品に対する指示のメニューが表示され、編集が受け付けられる。
シミュレート表示エリア202には、画面設定エリア201で作成された各部品が出力されている。シミュレート表示エリア202には、GUIプレビュー2021、操作画面プレビュー2022、及び、履歴操作パネル2023が出力されている。
GUIプレビュー2021は、画面設定エリア201で作成されたGUIプログラムのGUIをシミュレートするための画面である。つまりGUIプレビュー2021は、最終的に作成されるGUIプログラムに基づき機器に出力されるGUIのプレビューを出力する。GUIプレビュー2021は、画面に含まれる部品を、設定された位置に表示する。
GUIプレビュー2021は、図6に示す例では、機器のGUIに出力したい情報を示すグラフィック及びテキストからなる部品「DisplayInfo」、ボタン「mode」、時刻及び動作モードを示すテキスト等の部品「DisplayStatus」を含む。
操作画面プレビュー2022は、GUIシミュレータソフト2の操作画面のプレビューである。GUIシミュレータソフト2の操作画面は、GUIに含まれる部品及びその意匠を変化させる操作パネル「PanelConfig」を含む。
操作画面プレビュー2022は、図6に示す例では、速度を示すグラフィック及びテキストの部品に対し、その部品又はその部品の意匠(グラフィックのグラデーション)を変化させるデータ、即ち速度を変更させるためのコントロールを含む。同様に、操作画面プレビュー2022は、GUIにて表示させる部品の表示態様を切り替えるための操作コントロールを含む。例えば、時刻のテキストを24時間表示とするか、12時間表示とするかの切替操作が可能なコントロールを含んでいる。
履歴操作パネル2023は、GUIにおけるシミュレーション結果を保存、保存されたシミュレーション結果を読み出し、削除、名称を変更すための操作ボタンを含む。
仕様作成画面200の表示部品編集エリア203は、部品の位置、部品の意匠データ等のプロパティ情報を示すテキスト、部品の位置等を変更するためのコントロールを含む。表示部品編集エリア203に含まれるコントロールに対して、仕様設計のオペレータが操作部(入力部)13を用いて操作すると、シミュレート表示エリア202におけるGUIプレビュー2021内の部品の位置の変更、大きさの変更が可能である。表示部品編集エリア203は、部品の意匠の設定を受け付けるためのコントロールを含む。表示部品編集エリア203は、図6の例では、部品「DisplayInfo」に含まれる速さに応じて色が変化するグラフィックのデータ(データフォルダ)を受け付ける。受け付けられたグラフィックのデータが部品意匠データとして記憶される。
部品動作編集エリア204は、部品に対する入力データの設定、部品の動作内容を示すテキスト、及び動作内容を変更するためのコントロールを含む。部品動作編集エリア204は、シミュレート表示エリア202にてシミュレーションが実行されている場合、動作する部品に関する情報を表示してもよい。部品動作編集エリア204で設定された動作を記述するデータが動作データとして記憶される。
シミュレーション実行ボタン205は、仕様作成画面200で作成しているGUIの仕様のシミュレーションを実行するためのインタフェースである。オペレータが、シミュレーション実行ボタン205を選択した場合、操作画面プレビュー2022に配置されているコントロールに対して操作をすると、それに応じてGUIプレビュー2021が動作する。
作成指示ボタン206は、仕様作成画面200で作成しているGUIのシミュレーションの結果に対応するGUIシミュレータソフト2の出力指示を受け付けるためのインタフェースである。オペレータが、作成指示ボタン206を選択する操作を行なうと、処理部10は、仕様要求を満たすと選択されたと判断し(S115:YES)、GUIシミュレータソフト2を出力する(S116,117)。
図7及び図8は、仕様作成画面200の他の例を示す。図7及び図8の仕様作成画面200は、図6に示した例において、シミュレーション実行ボタン205が選択され、操作部(入力部)13にてUPの単押し操作を受け付けた場合の表示例を示す。図7の仕様作成画面200では、GUIプレビュー2021における部品が上方向に回転するようにアニメーション表示され、図8に示すように、機器が移動した距離を示す表示に切り替わることをシミュレーションできるように設定される。
図9は、FPSの設定を受け付ける際に表示される仕様作成画面200の例を示す。仕様作成画面200のシミュレート表示エリア202上にカーソルが合わされた状態で、仕様設計のオペレータが特定の操作をすると、図9に示すように、フレームレートの設定メニュー及び各部品に対するデータの出力メニューを含むメニュー画面2024が表示される。メニュー画面2024にてフレームレートの設定メニューを選択すると、フレームレートの種類リストが表示され、処理部10は、いずれかの選択を受け付ける。シミュレート表示エリア202では、フレームレートの他に、解像度の設定を受け付けてもよい。
図10は、データ出力操作を受け付ける際に表示される仕様作成画面200の例を示す。図9に示したように、仕様作成画面200のシミュレート表示エリア202上で特定の操作がされると、メニュー画面2024が表示される。メニュー画面2024に含まれるデータの出力メニューが選択されると、メニュー画面2024を表示させる際にカーソルが合わされていた部品について部品意匠データ、画面設定データ、及び動作データのいずれかの選択を受け付ける。選択された部品意匠データ、画面設定データ、又は動作データの内容が、テキストで出力されるとよい。テキストに限らず、GUIの設定内容が把握できるような画像であってもよい。
このようにして、仕様設計のオペレータは、機器に対する入力データがどのようなデータであるときに、GUIがどのような意匠でボタン、画像、テキスト等の部品を出力しているべきかを、シミュレート表示エリア202でプレビューを確認しながら、GUIプログラムの仕様を作成することができる。
また、データ出力部106の機能により、GUIプログラムのGUIに含まれるべき部品に対して設定されているデータを、テキスト等によって閲覧可能になる。これにより、部品の動作に関わる細かな設定、例えば高度な計算式を用いて行なわれる動作の計算方法(計算式)の確認も可能にする。
作成されたGUIシミュレータソフト2は、GUIプログラムの開発者が使用する開発支援装置3にて実行される。本実施の形態では、作成されたGUIシミュレータソフト2は、ゲームエンジンにて作成されるので、入力装置及び出力装置を備えたパーソナルコンピュータ上で動作するゲームプログラムである。
図11は、開発支援装置3の構成を示すブロック図である。開発支援装置3は、汎用パーソナルコンピュータである。開発支援装置3は、開発支援処理部30、開発支援記憶部31、開発支援表示部(出力部)32、及び、開発支援タ操作部(入力部)33を備える。
開発支援処理部30は、CPU及び/又はGPUを用いたプロセッサである。開発支援処理部30は、内蔵するROM及びRAM等のメモリを用い、各構成部を制御して処理を実行する。開発支援処理部30は、開発支援記憶部31に記憶されるGUIシミュレータソフト2に基づき、プログラム開発者の操作を受け付けて仕様内容を示す画面を開発支援表示部(出力部)32に表示する。
開発支援記憶部31は、ハードディスク等の不揮発性記憶媒体を用い、開発支援処理部30が参照するプログラム及びデータを記憶する。開発支援記憶部31は、GUIシミュレータソフト2を記憶する。
開発支援表示部(出力部)32は、液晶パネル又は有機ELディスプレイ等、グラフィックを出力する出力装置である。開発支援表示部(出力部)32は、タッチパネル内蔵のディスプレイであってもよい。
開発支援タ操作部(入力部)33は、プログラム開発者の操作を受け付ける入力装置であり、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイ内蔵のタッチパネルデバイス、スピーカ及びマイクロフォン等を用いる。開発支援タ操作部(入力部)33は、マイクロフォンにて入力音声から操作内容を認識し、スピーカで出力する音声との対話形式で操作を受け付けてもよい。
図12は、開発支援装置3におけるGUIシミュレータソフト2による仕様データ出力処理手順の一例を示すフローチャートである。開発支援処理部30は、仕様出力装置1から出力されたGUIシミュレータソフト2を実行すると以下の処理を実行する。
開発支援処理部30は、シミュレート画面を開発支援表示部(出力部)32に表示する(ステップS301)。
開発支援処理部30は、シミュレート画面にて履歴操作を受けたか否かを判断する(ステップS302)。ステップS302において開発支援処理部30は、保存、又は過去に保存したデータの読み出しを受け付ける。
履歴操作を受け付けたと判断された場合(S302:YES)、開発支援処理部30は、操作に応じた処理(保存、読み出し、削除、名称の変更)を実行し(ステップS303)、次のステップS304へ処理を進める。履歴操作を受け付けていないと判断された場合(S302:NO)、開発支援処理部30はステップS303の処理をスキップして処理をステップS304へ進める。
開発支援処理部30は、シミュレーション条件の設定受け付けがあったか否かを判断する(ステップS304)。ステップS304において開発支援処理部30は、シミュレート画面上でのフレームレートの設定を受け付けてもよいし、オプションの設定を受け付けてもよい。
設定受付があったと判断された場合(S304:YES)、開発支援処理部30は、設定受付に応じてシミュレーション条件を設定する(ステップS305)。ステップS305において開発支援処理部30は、シミュレーション条件を一時メモリに記憶する。設定受付がなかったと判断された場合(S304:NO)、開発支援処理部30は、ステップS305の処理をスキップして処理をステップS306へ進める。
開発支援処理部30は、GUIシミュレータソフト2に組み込まれている、又はGUIシミュレータソフト2と共に、仕様出力装置1から提供される部品意匠データ、画面設定データ、及び動作データに基づき、GUIプログラムの仕様をシミュレータで実行する(ステップS306)。開発支援処理部30はシミュレータの結果を、シミュレート表示エリア202に出力する。
開発支援処理部30は、シミュレーション実行中に、データ出力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS307)。処理部10は、シミュレート表示エリア202上で、実行中のシミュレーションに関する部品意匠データ、画面設定データ、動作データの出力操作を受け付ける。
データ出力操作を受け付けたと判断された場合(S307:YES)、開発支援処理部30は、操作に応じて、実行中のシミュレーションにおける部品に関する部品意匠データ、画面設定データ、動作データのデータをテキストで出力し(ステップS308)、次のステップS309へ処理を進める。データ出力操作を受け付けていないと判断された場合(S307:NO)、開発支援処理部30はステップS308の処理をスキップして処理をステップS309へ進める。
シミュレータの表示を終了させるか否かの選択を受け付ける(ステップS309)。
ステップS309において終了させないと選択された場合(S309:NO)、開発支援処理部30は、処理をステップS302へ戻し、他の操作に応じたシミュレート表示を実現する。
ステップS309において終了させると選択された場合(S309:YES)、開発支援処理部30は、処理を終了する。
図13は、GUIシミュレータソフト2を実行することで表示される画面例を示す。図13に示すように、GUIシミュレータソフト2を実行すると、開発支援表示部(出力部)32に仕様データ出力画面300が表示される。仕様データ出力画面300は、図6に示した仕様作成画面200のシミュレート表示エリア202内に表示されたものと同一である。
仕様データ出力画面300は、開発支援GUIプレビュー301、操作画面302を含む。操作画面302は、操作パネル3021、及び履歴パネル3022を含む。
操作パネル3021は、GUIの変化に関する入力データを変更させるためのコントロールを含む。図13に示す例では、速度を示すグラフィック及びテキストの部品に対し、その部品を動作させるデータ、即ち測定される速度を、疑似的に変更させるためのコントロールを含む。操作パネル3021は、GUIの表示の設定を変更させるためのコントロールを含む。図13に示す例では、時刻のテキストを24時間表示とするか、12時間表示とするかの切替操作が可能なコントロールを含んでいる。切替操作のコントロールは、GUIを搭載する機器が切替操作を受け付けるボタンを持つという仕様要求の下、そのボタンの押下状態を疑似的に発生させるコントロールである。
履歴パネル3022は、履歴に対する操作を受け付ける。履歴パネル3022は、GUIにおけるシミュレーション結果を保存、保存されたシミュレーション結果を読み出し、削除、名称の変更するための操作ボタンを含む。
GUIシミュレータソフト2を実行する開発支援装置3においても、画面上で、FPSの設定を受け付けることが可能にしてある。図14は、FPSの設定を受け付ける仕様データ出力画面300の例を示す。仕様データ出力画面300の開発支援GUIプレビュー301上にカーソルが合わされた状態で、仕様設計のオペレータが特定の操作をすると、図14に示すように、フレームレートの設定メニュー、各部品に対するデータの出力メニュー、及び、GUIシミュレータソフト2が含む画面の一覧出力メニューを含む開発支援メニュー画面303が表示される。開発支援メニュー画面303にてフレームレートの設定メニューを選択すると、フレームレートの種類リストが表示され、開発支援処理部30は、いずれかの選択を受け付ける。開発支援メニュー画面303では、データ出力及びフレームレートの他に、解像度の設定を受け付けてもよい。
図15は、データ出力操作を受け付ける際の仕様データ出力画面300の例を示す。図14に示したように、仕様データ出力画面300の開発支援GUIプレビュー301上で特定の操作がされると、開発支援メニュー画面303が表示される。開発支援メニュー画面303に含まれるデータの出力メニューが選択されると、開発支援メニュー画面303を表示させる際にカーソルが合わされていた部品について部品意匠データ、画面設定データ、及び動作データのいずれかの選択を受け付ける。選択された部品意匠データ、画面設定データ、又は動作データの内容が、テキストで出力されるとよい。テキストに限らず、GUIの設定内容が把握できるような画像であってもよい。
図16は、画面仕様出力操作を受け付ける際の仕様データ出力画面300の例を示す。図14で示したように、仕様データ出力画面300の開発支援GUIプレビュー301上で特定の操作がされると、開発支援メニュー画面303が表示される。開発支援メニュー画面303に含まれる「画面仕様出力」が選択されると、GUIシミュレータソフト2が含む画面の一覧を出力し、画面仕様の出力を行う画面の選択を受け付ける。選択される画面の一覧に含まれる画面の名称はテキストで出力されるとよい。テキストに限らず、画面を示す画像であってもよい。
図17は、図16で示したように、開発支援メニュー画面303に含まれる画面仕様の出力メニューが選択されたことにより出力される一覧のうちから一つの画面を選択することにより出力される画面仕様出力画面400の出力例である。画面仕様出力画面400は、画面名称表示エリア401、画面設定データ表示エリア402、動作設定データ表示エリア403、及び、部品意匠表示エリア404を含む。
画面名称表示エリア401は、画面仕様表示対象の画面の名称を表示する。図には記載してはいないが、画面名称表示エリア401に対し特定の操作を行って、画面一覧を表示させ、表示した画面一覧の中から一つを選択し、選択した画面の仕様に表示内容を切り替えても良い。
画面設定データ表示エリア402は、画面名称表示エリア401に示される名称の画面に関連付いた部品である意匠データの名称、大きさ、画面上の配置位置、及び、意匠に関連付いた動作設定データの名称を表示する。
部品意匠表示エリア404は、部品の意匠データのイメージを表示し、動作設定データ表示エリア403は、部品意匠表示エリア404に表示される意匠に対応付いた動作設定データを表示する。部品の意匠データのイメージの表示は、画面設定データ表示エリア402に表示される、意匠データの名称、又は、動作設定データの名称をクリックすることによって行われる。
画面仕様出力画面400は、更に、GUIプレビュー更新ボタン405を含み、GUIプレビュー更新ボタン405をクリックすると、画面仕様出力画面400が示す画面仕様に基づく画面が、仕様データ出力画面300の開発支援GUIプレビュー301上に表示される。
このようにして、開発支援装置3のオペレータ(GUIプログラム開発者)は、機器に対する入力データがどのようなデータであるときに、GUIがどのような意匠でボタン、画像、テキスト等の部品を出力しているべきかを、開発支援GUIプレビュー301でプレビューを確認しながら、GUIプログラムの作製できる。特に、アニメーションの意匠が設定されている場合など、どのような動きをするかのシミュレーションを視覚的に確認できるので、複雑なGUIを含むプログラムに不具合が混入することを防ぐことができる。
また、開発支援装置3のオペレータは、GUIプログラムのGUIに含まれるべき部品に対して設定されているデータを、テキスト等によって閲覧可能になる。これにより、部品の動作に関わる細かな設定、例えば高度な計算式を用いて行なわれる動作の計算方法(計算式)の確認も可能になる。動きのあるGUIの仕様を更に詳細に理解することができ、仕様誤認によるバグの発生を抑制することが可能になる。
なお上述の実施の形態では、GUIプログラムは機器に搭載されるとして説明したが、GUIプログラムは、汎用パーソナルコンピュータのアプリケーションプログラムであってよいし、Webアプリであってもよい。GUIシミュレータソフト2は、Webブラウザ上で動作するWebアプリであってもよい。
また、上述の実施の形態では、一の画面上に、表示エリアを設けて、画面設定、シミュレート表示、等の表示を行っているが、各々のエリアを異なる画面として表示するようにしてもよい。
上述のように開示された実施の形態は全ての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれる。
1 仕様出力装置
10 処理部
102 画面設定部
103 表示部品設定部
104 表示動作設定部
105 シミュレーション部
108 ソフトウェア作成部
12 表示部(出力部)
13 操作部(入力部)
200 仕様作成画面
201 画面設定エリア
202 シミュレート表示エリア
203 表示部品編集エリア
204 部品動作編集エリア
205 シミュレーション実行ボタン
206 作成指示ボタン
2011 作成メニュー
2021 GUIプレビュー
2024 メニュー画面
2 GUIシミュレータソフト
3 開発支援装置
30 開発支援処理部
32 開発支援表示部(出力部)
33 開発支援操作部(入力部)
300 仕様データ出力画面
301 開発支援GUIプレビュー
303 開発支援メニュー画面
302 操作画面
3021 操作パネル
3022 履歴パネル
400 画面仕様出力画面
401 画面名称表示エリア
402 画面設定データ表示エリア
403 動作設定データ表示エリア
404 部品意匠表示エリア
405 GUIプレビュー更新ボタン

Claims (8)

  1. 表示部を備えるコンピュータに、
    機器に搭載されるGUIのシミュレート画面を表示し、
    前記シミュレート画面に出力されるGUIに含まれる部品を動作させる操作画面を表示し、
    操作画面での操作に応じて前記部品又は該部品の意匠を設定に従って変化させ、
    変化する前記部品の設定内容を示す設定画面を表示する
    処理を実行させるコンピュータプログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記シミュレート画面において、前記GUIにおけるフレームレート、又は解像度を受け付ける
    処理を実行させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記GUIが搭載される前記機器への入力を疑似的に生成するための操作を受け付け、
    受け付けた操作に応じて、前記GUIに含まれる前記部品を変化させる
    処理を実行させる請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 表示部に、GUIについての画面設定エリア、及び、前記GUIのシミュレート表示エリアを含む仕様作成画面を表示させ、
    前記画面設定エリアで前記GUIに含まれる部品の作成操作を受け付け、
    作成された前記部品を前記シミュレート表示エリアに表示し、
    前記部品に対する入力と、該入力に対する前記部品の動作の設定を受け付け、
    作成された前記部品のデータ、受け付けられた前記入力及び動作のデータに基づき、前記GUIのシミュレート画面、及び前記GUIに対する操作画面を含む前記GUIの仕様を表示させるプログラムを出力する
    処理を実行する処理部を備える、仕様出力装置。
  5. 前記処理部は、
    前記画面設定エリアで、前記部品の意匠の設定操作を受け付け、
    前記部品に対する前記入力と、該入力に対する前記部品の意匠の変化の設定を受け付ける
    請求項4に記載の仕様出力装置。
  6. 前記処理部は、前記シミュレート表示エリアで、前記GUIにおけるフレームレート、又は解像度を受け付ける
    請求項4又は請求項5に記載の仕様出力装置。
  7. 表示部を備えるコンピュータに、
    GUIについての画面設定エリア、及び、前記GUIのシミュレート表示エリアを含む仕様作成画面を前記表示部に表示し、
    前記画面設定エリアで前記GUIに含まれる部品の作成操作を受け付け、
    作成された前記部品を前記シミュレート表示エリアに表示し、
    前記部品に対する入力と、該入力に対する前記部品の動作の設定を受け付け、
    作成された前記部品のデータ、受け付けられた前記入力及び動作のデータに基づき、前記GUIのシミュレート画面、及び前記GUIに対する操作画面を含む前記GUIの仕様を表示させるプログラムを出力する
    処理を実行させるコンピュータプログラム。
  8. GUIについての画面設定エリア、及び、前記GUIのシミュレート表示エリアを含む仕様作成画面を表示部に表示し、
    前記画面設定エリアで前記GUIに含まれる部品の作成操作を受け付け、
    作成された前記部品を前記シミュレート表示エリアに表示し、
    前記部品に対する入力と、該入力に対する前記部品の動作の設定を受け付け、
    作成された前記部品のデータ、受け付けられた前記入力及び動作のデータに基づき、前記GUIのシミュレート画面、及び前記GUIに対する操作画面を含む前記GUIの仕様を表示させるプログラムを出力する
    プログラムの製造方法。

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