JP2022049802A - Heating cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、加熱調理器に関する。 The present invention relates to a cooking device.
従来、調理庫の下方に配置した下加熱体の熱を効率よく調理庫内に伝達するようにした加熱調理器としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
Conventionally, as a cooking apparatus in which the heat of a lower heating body arranged below the cooking chamber is efficiently transferred into the cooking chamber, for example, the one disclosed in
特許文献1に開示された加熱調理器は、調理庫(14)内の下加熱体(25b)の熱を効率よく調理庫(14)内に伝達するための手段として、反射板(30)を備えている。
The cooker disclosed in
反射板(30)は、前後方向に延設された二本の結晶化ガラス管(26)からなる下加熱部(25b)から発せられた熱を調理庫(14)側に反射する縦断面視して略すり鉢形状の溶融アルミメッキ鋼板で形成されている。反射板(30)は、下加熱体(25b)の下方に配置された反射板底(34)と、下加熱体(25b)の左右側方に配置された側板と、下加熱体(25b)を支持するヒータ固定板(32)と、を有する縦断面視して溝形鋼形状の角皿状部材からなる。 The reflector (30) is a vertical cross-sectional view that reflects the heat generated from the lower heating portion (25b) composed of two crystallized glass tubes (26) extending in the front-rear direction toward the cooking cabinet (14). It is made of a molten aluminum-plated steel plate in the shape of a mortar. The reflector (30) has a reflector bottom (34) arranged below the lower heating body (25b), side plates arranged on the left and right sides of the lower heating body (25b), and a lower heating body (25b). It is composed of a channel steel-shaped square dish-shaped member having a heater fixing plate (32) for supporting the above.
前記溝形鋼形状の反射板(30)は、遮蔽ケース下(35)に形成された溝内に配置されて、その溝の開口端に反射板(30)の上部開口(33)を係止させることで、亜鉛メッキ鋼板製の遮蔽ケース下(35)の底部に配置されている。調理庫(14)の底面には、反射板(30)の上部開口(33)を閉塞するように調理庫底面(23)が敷設されている。 The channel steel-shaped reflector (30) is arranged in a groove formed under the shielding case (35), and the upper opening (33) of the reflector (30) is locked to the opening end of the groove. By making it, it is arranged at the bottom of the shield case (35) made of galvanized steel plate. A bottom surface (23) of the cooking cabinet is laid on the bottom surface of the cooking cabinet (14) so as to close the upper opening (33) of the reflector (30).
しかし、特許文献1に開示された加熱調理器の反射板(30)は、左右のレール(17a,17b)よりも内側に設けられて、レール(17a,17b)上、及び、レール(17a,17b)より外側まで延設されていない。つまり、断熱板としても機能も有する反射板(30)は、遮蔽ケース下(35)に形成された溝がある部分のみに配置されて、調理庫(14)の内底全体に配置されていない。このため、調理庫(14)の内底の反射板(30)が無い部分は、調理庫(14)内の熱が調理庫(14)外に逃げてしまうという問題点があった。
However, the reflector (30) of the cooking device disclosed in
本発明は、前記した従来の問題を解決するものであって、さらに、調理庫外に逃げる熱を少なくして効率よく調理庫内を加熱することができる加熱調理器を提供することを課題とする。 The present invention has been made to solve the above-mentioned conventional problems, and further, it is an object of the present invention to provide a cooking cooker capable of efficiently heating the inside of a cooking oven by reducing the heat escaping to the outside of the cooking oven. do.
前記課題を解決するために、本発明に係る加熱調理器は、被加熱物を加熱する調理庫と、前記調理庫の前面に形成された開口部を覆うドアと、前記調理庫の幅方向下方に配置されて前記ドアを開閉するためのスライドレールと、前記調理庫の外下方に設けられた加熱体と、前記加熱体の少なくとも下方及び側方を囲む反射板と、を備え、前記反射板は、前記加熱体が没入するように配置される加熱体収容部と、前記加熱体収容部の外周部から少なくとも前記スライドレールと重なる位置まで延設された肩部と、を有している。 In order to solve the above-mentioned problems, the cooking apparatus according to the present invention has a cooking cabinet for heating an object to be heated, a door covering an opening formed in the front surface of the cooking cabinet, and a lower portion in the width direction of the cooking cabinet. A slide rail arranged in the cooking chamber for opening and closing the door, a heating body provided at the outer and lower sides of the cooking cabinet, and a reflecting plate at least below and surrounding the side of the heating body are provided. Has a heated body accommodating portion in which the heated body is immersed, and a shoulder portion extending from the outer peripheral portion of the heated body accommodating portion to at least a position overlapping with the slide rail.
本発明によれば、調理庫外に逃げる熱を少なくして効率よく調理庫内を加熱することができる加熱調理器を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a cooking cooker capable of efficiently heating the inside of a cooking oven by reducing the amount of heat escaping to the outside of the cooking oven.
以下、添付図面を用いて、本発明の実施形態に係る加熱調理器100を説明する。なお、以下の説明は、本発明の一例を示すものであり、本発明はこの説明に限定されるものではない。本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更及び修正が可能であり、下記の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号を付け、その繰り返しの説明は適宜省略する。
Hereinafter, the
また、便宜上、図1に示す加熱調理器100の状態において、トッププレート11が配置される鉛直上方向を「上」、鉛直下方向を「下」、グリルユニット3が配置される方向を「前」、排気口15が配置される「後」、幅方向を「左」、「右」として説明する。
Further, for convenience, in the state of the
<加熱調理器>
図1は、本発明の実施形態に係る加熱調理器100の一例を示す外観斜視図である。
図1に示す加熱調理器100は、ビルトインタイプのIHクッキングヒータである。加熱調理器100は、鍋やフライパンなどを誘導加熱するIH(Induction heating)クッキングヒータと、被加熱物F(図4参照)を赤外線で焼き上げる調理庫2とを備えている。すなわち、加熱調理器100は、IHクッキングヒータを備える加熱調理器100の本体1と、本体1の内部に調理庫2(グリルユニット3)と、を備えている。
<Cooker>
FIG. 1 is an external perspective view showing an example of a
The
<本体>
本体1は、加熱調理器100の外郭を形成する筐体である。加熱調理器100は、本体1をシステムキッチン200に組み込んで配置されるビルトインコンロからなる。本体1は、上面に形成されてトッププレート11で閉塞された開口と、前面に形成されてグリルユニット3のドア31によって開閉される開口部2aと、を有する箱形状を呈している。本体1の上面には、平滑なトッププレート11が設けられている。本体1の前面には、後記するグリルユニット3のドア31と、操作表示部19と、が設けられている。
<Main body>
The
<トッププレート>
図1に示すように、トッププレート11は、本体1の上面に設置されて、例えば、金属製の鍋等が載置される部材である。トッププレート11は、結晶化ガラス等の耐熱性の高い素材によって形成されている。トッププレート11の上面には、金属製の鍋等が載置される鍋位置表示部13a,13b,13cが設けられている。トッププレート11の鍋位置表示部13a,13b,13cの下側の本体1の内部には、電流を流すときに発生する磁力によって発熱する電磁誘導コイル(図示省略)がそれぞれ配置されている。これにより、例えば、金属性の鍋等に収容された被加熱物F(図4参照)が調理されるようになっている。トッププレート11の周囲の端部は、トッププレート枠12で覆われている。トッププレート11とトッププレート枠12との間は、シール材(図示省略)が充填されて、シール材によって固着されている。
<Top plate>
As shown in FIG. 1, the
<トッププレート枠>
トッププレート枠12は、本体1及びトッププレート11の外周部に固定された枠部材である。本体1をシステムキッチン200に組み込むときには、トッププレート枠12を吊り下げることによって、本体1がシステムキッチン200に設置される。
<Top plate frame>
The
<鍋位置表示部>
鍋位置表示部13a,13b,13cは、鍋等の載置場所を示す表示部である。鍋位置表示部13a,13b,13cの下部の本体1内には、加熱コイル(図示省略)がそれぞれ設けられている。加熱コイル(図示省略)は、高周波電流を印加して高周波磁界を発生させ、トッププレート11に載置された鍋等を誘導加熱する。
<Pot position display>
The pot
<吸気口及び排気口>
吸気口14は、外気を調理庫2内に送るために形成された空気取入口である。吸気口14は、本体1の上面後端部の右側に設けられている。
排気口15は、被加熱物F(図4参照)を、下側の加熱体4(図3参照)と、上加熱体5(図3参照)と、で加熱した際に発生する煙(排気)を調理庫2外に排出する排出口である。排気口15は、本体1の上面後端部の左側に設けられている。
<Intake port and exhaust port>
The
The
<上面操作部、上面表示部>
上面操作部16は、トッププレート11の手前側に設けられて、被加熱物F(図4参照)を加熱する条件を設定するスイッチ装置である。上面操作部16は、三つの加熱コイル(図示省略)の出力をそれぞれ調整する上面操作キー16aを備えている。
上面表示部17は、上面操作部16で設定した内容を表示する表示部である。
<Top surface operation unit, top surface display unit>
The upper
The top
<操作表示部>
操作表示部19は、前面操作キー19aと、前面表示部19bと、電源スイッチ19cと、を備えて構成されている。操作表示部19は、本体1の前面部の右側または左側(本実施形態では右側)に、調理庫2に隣接して設置されている。操作表示部19は、通常時には、本体1内部に収容されている。そして、操作表示部19が手前側に引き出されることにより、操作表示部19の上面に設けられた前面操作キー19a等が外部に露出するようになっている。
<Operation display unit>
The
前面操作キー19aは、メニューの選択及び設定の操作を行うスイッチである。
前面表示部19bは、電源スイッチ19c及び前面操作キー19aで操作した状況を作動表示する表示部である。
電源スイッチ19cは、本体1の電源を入れたり、切ったりするためのスイッチである。
The front operation key 19a is a switch for operating menu selection and setting.
The
The
<グリルユニット>
図2は、ドア31を取り外したグリルユニット3を示す斜視図である。図3は、グリルユニット3の縦断面斜視図である。
図2または図3に示すように、グリルユニット3は、被加熱物F(図4参照)を焼く機能を有するものである。グリルユニット3は、ロースター、オーブンとも称されている。グリルユニット3は、プレス加工して形成された金属製板材を、平面視して矩形状の箱体に組み立ててなる。グリルユニット3の内部には、本体1の前面に開口部2aを有する調理庫2を備えている。グリルユニット3の内部には、被加熱物F(図4参照)を下側から加熱する下側の加熱体4と、被加熱物F(図4参照)を上側から加熱する上加熱体5と、を有している。グリルユニット3は、加熱コイル(図示省略)の下方で本体1の左側または右側(本実施形態では左側)に、前面部から引き出したり、押し込んだりできるように配置されている。
<Grill unit>
FIG. 2 is a perspective view showing the
As shown in FIG. 2 or FIG. 3, the
なお、グリルユニット3は、本体1の左側に配置された状態を示しているが、本体1の右側に配置されていてもよい。また、グリルユニット3は、例えば、前後方向(奥行き方向)に引出可能な調理庫2の開口部2aを塞ぐドア31(図1参照)を備えている。ドア31の前面には、開閉する際に手を掛けて使用される取手32(図1参照)が設けられている。
Although the
図4は、ドア31を引き出したときのグリルユニット3の斜視図である。
図3あるいは図4に示すように、グリルユニット3は、取手32を有するドア31(図1参照)、調理容器8を支持するホルダ33、ドア31とホルダ33を連結するドア継手34、仕切部材35、上仕切板36、加熱体4、上加熱体5、反射板6、上反射板37、スライドレール39等を備えて構成されている。
FIG. 4 is a perspective view of the
As shown in FIG. 3 or 4, the
<調理庫>
図5は、グリルユニット3の縦断面図である。
図3、図4あるいは図5に示すように、調理庫2は、加熱する被加熱物F及び調理容器8を収容するものである。調理庫2は、本体1の内部に設けられている。調理庫2の上部には、調理庫2の上面を形成する上仕切板36と、上仕切板36の上側に配置された上加熱体5と、上加熱体5の上側に配置された上反射板37と、が設置されている。また、図3に示すように、調理庫2の下部には、調理庫2の下面を形成する仕切部材35と、仕切部材35の下側に配置された加熱体4と、加熱体4を収容するように加熱体4の下側に配置された反射板6と、が設置されている。調理庫2の前面(即ち開口部2a)以外の側面は、側壁2b及び外面2cを形成する金属製板材等によって構成されている。
<Cooking room>
FIG. 5 is a vertical sectional view of the
As shown in FIGS. 3, 4 or 5, the
調理庫2は、取手32と一体となって形成されたドア31により、本体1の前面方向に開閉可能になっている。具体的には、取手32を本体1に対して手前方向に引っ張ると、調理庫2が外部に開口するようになっている。また、取手32を本体1に対して手前方向に引っ張ると、ホルダ33上に載置された調理容器8が、本体1の外部に露出するようになっている。
The
<調理容器>
図3または図4に示すように、調理容器8は、魚等の被加熱物Fが載置される載置皿等からなる。調理容器8は、グリルパンともいわれている。調理容器8は、調理庫2内から取り出し可能に配置されている。そして、調理容器8上に被加熱物Fを載置し、取手32を本体1に対して押し込むと、ドア31に嵌合された調理容器8が調理庫2に収容されるようになっている。このようにして調理庫2に収容された被加熱物Fは、下側の加熱体4と、上加熱体5とによって、上下方向から加熱されるようになっている。
<Cooking container>
As shown in FIG. 3 or 4, the
この加熱の際に発生する煙(排気)は、排気口15(図1参照)から外部へ排出されるようになっている。なお、煙が外部へ排出される際、空気浄化用触媒体(図示省略)によって煙が酸化分解された後、外部へ排出されるようになっている。調理容器8は、その形状及び構造は特に限定されない。
The smoke (exhaust) generated during this heating is discharged to the outside from the exhaust port 15 (see FIG. 1). When the smoke is discharged to the outside, the smoke is oxidatively decomposed by an air purification catalyst (not shown) and then discharged to the outside. The shape and structure of the
<スライドレール>
図3~図5に示すように、スライドレール39は、調理庫2の幅方向下方に配置されてドア31を開閉すると共に、調理容器8を載置したホルダ33を前後方向に移動させるための装置である。スライドレール39は、固定側スライドレール39aと、可動側スライドレール39bと、ドア31を一定以上押し込むと自動的にドア31が引き込む引込機構(図示省略)と、を備えて構成されている。
<Slide rail>
As shown in FIGS. 3 to 5, the
固定側スライドレール39aは、前後方向に延設されて縦断面視して略Cチャンネル形状の左右一対の鋼材からなる。固定側スライドレール39aは、可動側スライドレール39bの内側に前後方向に摺動自在に係合されて、可動側スライドレール39bの移動をガイドする部材である。固定側スライドレール39aは、グリルユニット3下に設けた固定金具(図示省略)に固定されている。
The fixed-
可動側スライドレール39bは、前後方向に延設されて縦断面視して略Cチャンネル形状の左右一対の鋼材からなる。
The movable
<ドア>
ドア31(図1参照)は、図4に示すように、可動側スライドレール39b、ホルダ33及びドア継手34と共に、調理庫2から前後方向(奥行き方向)に引出可能に構成されている。図1に示すように、ドア31は、ドアベース31aと、ドアベース31aの前面に固定した取手32と、を有して構成されている。
<Door>
As shown in FIG. 4, the door 31 (see FIG. 1) is configured to be retractable from the
<ホルダ>
図3あるいは図4に示すように、ホルダ33は、このホルダ33の上に載置した調理容器8を下側から支持する保持部材である。ホルダ33は、スライドレール39の可動側スライドレール39bの引出方向の端部に設けられたドア継手34に係合して保持され、上下方向に引き上げることによって着脱可能になっている。ホルダ33の後端側は、調理庫2内の内底面外周部2e上に載置される。
<Holder>
As shown in FIG. 3 or 4, the
図4及び図5に示すドア継手34は、ドア31(図1参照)を保持するための金属製板部材である。ドア継手34は、このドア継手34に形成された係合溝(図示省略)にホルダ33の係止部(図示省略)を係合させることで連結される。
The door joint 34 shown in FIGS. 4 and 5 is a metal plate member for holding the door 31 (see FIG. 1). The door joint 34 is connected by engaging the locking portion (not shown) of the
<仕切部材>
図6は、上下逆さにしたグリルユニット3を示す斜視図である。図7は、グリルユニット3の分解斜視図である。
図3~図7に示すように、仕切部材35は、調理庫2の内底面2d全体を形成するGベースである。仕切部材35は、例えば、熱放射するホーロー、耐熱黒塗装、あるいは、遠赤外線を放射する塗装等が施された金属製板材からなる。仕切部材35は、調理庫2の内底面2dに略水平に配置されている。仕切部材35は、加熱体4から発した熱を受けて輻射熱を放射して被加熱物Fを加熱する機能も有している。
<Partition member>
FIG. 6 is a perspective view showing the
As shown in FIGS. 3 to 7, the
<上仕切板>
図3、図5~図7に示すように、上仕切板36は、調理庫2の天面2f全体を形成する部材である。上仕切板36は、仕切部材35と同様、熱放射するホーロー、耐熱黒塗装、あるいは、遠赤外線を放射する塗装等が施された金属製板材からなる。上仕切板36は、調理庫2の天面2fに略水平に配置されている。
<Top partition plate>
As shown in FIGS. 3 and 5 to 7, the
<加熱体及び上加熱体>
図3に示すように、加熱体4及び上加熱体5は、被加熱物F(図4参照)を加熱するための発熱手段である。加熱体4及び上加熱体5は、被加熱物F(図4参照)を加熱することが可能な発熱体であればよく、その形状、構造、方式等は特に限定されない。加熱体4及び上加熱体5は、例えば、通電されることで遠赤外線を発するシーズヒータからなる。図3、図5あるいは図7に示すように、加熱体4及び上加熱体5は、蛇行するように形成されたUターン部4a,5aと、加熱体4及び上加熱体5の両端部に設けられた接続端子4b,5bと、Uターン部4a,5a及び接続端子4b,5bを固定する固定金具41,42,51と、を有している。
<Heating body and upper heating body>
As shown in FIG. 3, the
加熱体4は、調理庫2内の被加熱物F(図4参照)を仕切部材35の下方から加熱する発熱体である。加熱体4は、仕切部材35の下側近傍に沿って水平に対向配置されている。
The
上加熱体5は、調理庫2内の被加熱物F(図4参照)を上仕切板36の上方から加熱する発熱体である。上加熱体5は、上仕切板36の上側近傍に沿って水平に対向配置されている。
The
<反射板及び上反射板>
図3に示すように、反射板6及び上反射板37は、加熱体4、上加熱体5から照射された遠赤外線を反射するための金属製板部材である。反射板6及び上反射板37の加熱体4、上加熱体5と対向する面は、加熱体4、上加熱体5から放射された遠赤外線を反射して熱の放出する方向を変えることができるように構成されている。なお、反射板6及び上反射板37は、金属製板部材の表面を鏡面加工したものであってもよい。
<Reflector and upper reflector>
As shown in FIG. 3, the
図3または図7に示すように、反射板6は、加熱体収容部6aと、肩部6cと、立上部6dと、フランジ部6eと、端子設置部6fと、を有している。反射板6は、加熱体4の少なくとも下方及び側方を囲むように配置されている。
As shown in FIG. 3 or 7, the
加熱体収容部6aは、加熱体4が没入するように配置された箇所である。加熱体収容部6aは、左右の肩部6cから中央部側に窪んで形成された平面視して四角形の窪みからなる。このため、加熱体4から放射された遠赤外線は、上方向に反射されるようになっている。
The heating
肩部6cは、加熱体収容部6aの左右の外周部6bから少なくともスライドレール39と重なる位置まで水平に延設された平らな箇所である。肩部6cの上には、調理庫2の内底面2dを形成する仕切部材35が配置されている。
The
立上部6dは、肩部6cから外周端から調理庫2の側壁2bに沿って上方に立ち上がるように折り曲げて形成されて上方向に延設された箇所である。立上部6dは、グリルユニット3の側壁2bの外面2cに配置されて固定されている(図4及び図6参照)。
The rising
フランジ部6eは、加熱体収容部6aの後側側壁の上端から後方向に折り曲げ形成されて、グリルユニット3の下面後部に固定される箇所である。
端子設置部6fは、加熱体4の接続端子4b及び固定金具42を設置するための箇所である。端子設置部6fは、加熱体収容部6aの後側側壁に溝状に切欠形成された左右一対の溝からなる。
The
The
図8は、反射板の第1領域と第2領域を示す斜視図である。
また、反射板6は、図7あるいは図8に示すように、加熱体4の少なくとも下方及び側方を囲む第1領域61と、第1領域61の外側に配置されて調理庫2の外面2cに接触する第2領域62と、を有している。
第1領域61は、加熱体収容部6aと、フランジ部6eと、からなる。
第2領域62は、肩部6cと、立上部6dと、からなる。このため、第2領域62は、調理庫2の内底面外周部2eから左右方向の外面2cまで延在して配置されている。
FIG. 8 is a perspective view showing a first region and a second region of the reflector.
Further, as shown in FIG. 7 or 8, the
The
The
図3または図7に示すように、上反射板37は、上加熱体5を没入するように配置した加熱体収容部37aと、加熱体収容部37aの左右外周部に形成された肩部37bと、肩部37bの右外周部に逆凹形状に形成された折曲部37cと、を有している。
As shown in FIG. 3 or FIG. 7, the
[作用]
次に、添付図面を参照しながら本発明の実施形態に係る加熱調理器100の作用を説明する。
[Action]
Next, the operation of the
被加熱物F(図4参照)を加熱調理する場合は、図1に示す取手32を手前に引き、ドア31を開放する。次に、調理容器8(図4参照)内に被加熱物F(図4参照)を入れて、ドア31を閉める。続いて、電源スイッチ19c、前面操作キー19aをON操作して、図3に示す加熱体4及び上加熱体5を発熱させる。
When the object to be heated F (see FIG. 4) is cooked, the
加熱体4及び上加熱体5から放射された熱は、四方八方に発散される。加熱体4は、Uターン部4a,5aが紙面横方向に蛇行して設けられていることで、被加熱物F(図4参照)を上下方向からムラ無く加熱することができる。
The heat radiated from the
加熱体4から上方向に発せられた遠赤外線は、仕切部材35を介して下側から調理庫2内に照射される。また、加熱体4から側方及び下方向に発せられた遠赤外線は、反射板6の加熱体収容部6aによって上方向(調理庫2内方向)に反射される。さらに、加熱体4から発せられた熱は、肩部6c及び立上部6dによって上方向(調理庫2内方向)に指向されて調理庫2内を加熱する。これにより、調理庫2内の被加熱物F(図4参照)が、加熱体4によって下側から加熱されるようになっている。
The far infrared rays emitted upward from the
上加熱体5から下方向に発せられた遠赤外線は、上仕切板36を介して上側から調理庫2内に照射される。また、上加熱体5から側方及び下方向に発せられた遠赤外線は、上反射板37の加熱体収容部37aによって上方向(調理庫2内方向)に反射される。これにより、調理庫2内の被加熱物F(図4参照)が、上加熱体5によって上側から上仕切板36を介在して加熱されるようになっている。
The far infrared rays emitted downward from the
このようにして、加熱体4及び上加熱体5から放射された遠赤外線は、反射板6及び上反射板37によって反射された遠赤外線も含め、無駄なく調理庫2内を照射して、被加熱物F(図4参照)を加熱調理することができる。
なお、調理時に被加熱物F(図4参照)から発生した煙は、浄化用触媒体(図示省略)によって煙が処理された後、排気口15から外部に排出されるようになっている。
In this way, the far-infrared rays radiated from the
The smoke generated from the object to be heated F (see FIG. 4) during cooking is discharged to the outside from the
このように、本発明の加熱調理器100は、図1、図4あるいは図7に示すように、被加熱物Fを加熱する調理庫2と、調理庫2の前面に形成された開口部2aを覆うドア31と、調理庫2の幅方向下方に配置されてドア31を開閉するためのスライドレール39と、調理庫2の外下方に設けられた加熱体4と、加熱体4の少なくとも下方及び側方を囲む反射板6と、を備え、反射板6は、加熱体4が没入するように配置される加熱体収容部6aと、加熱体収容部6aの外周部6bから少なくとも前記スライドレール39と重なる位置まで延設された肩部6cと、を有している。
As described above, in the
かかる構成によれば、加熱調理器100は、加熱体4の上方を開口して加熱体4の下方及び側方を囲む加熱体収容部6aを有する反射板6を備えたことで、加熱体4から発せられた遠赤外線を調理庫2がある方向に放射するように反射させることができる。さらに、反射板6は、肩部6cを有していることで、加熱体収容部6aの外周部6bから少なくともスライドレール39と重なる位置まで反射板6を配置することができるので、加熱体収容部6aとで調理庫2の底面全体に覆って熱が下方に逃げるのを抑制することができる。
これにより、調理庫2を外下方に配した加熱体4で加熱した際、反射板6が加熱体4の発熱を調理庫2側に反射するので、調理庫2外に逃げる熱を抑制して効率よく調理庫2内を加熱することができる。
According to such a configuration, the
As a result, when the
また、図4あるいは図7に示すように、反射板6は、肩部6cの外周端から調理庫2の側壁2bに沿って上方に立ち上がるように形成された立上部6dを有している。
Further, as shown in FIG. 4 or FIG. 7, the
かかる構成によれば、反射板6は、立上部6dを有することで、加熱体4から発生した熱が、左右の肩部6cの外側端部から本体1の外側に逃げるのを断熱することができる。立上部6dは、調理庫2の側面を囲むように形成されているので、調理庫2の側面から熱を逃げ難くすることができるため、加熱性能を向上させることができる。
According to such a configuration, the
また、図3あるいは図8に示すように、反射板6は、加熱体4の少なくとも下方及び側方を囲む第1領域61と、第1領域61の外側に配置されて調理庫2の外面2cに接触する第2領域62と、を有し、第2領域62は、調理庫2の内底面外周部2eから幅方向の外面2cまで延在して配置されている。
Further, as shown in FIG. 3 or FIG. 8, the
かかる構成によれば、反射板6は、第1領域61を有することで、加熱体4から下方及び側方に向けて発せられた熱を、上方向の調理庫2側に反射することができる。さらに、反射板6は、第2領域62を有することで、調理庫2の内底面外周部2e及び外面2cから外方向に逃げる熱を、上方向の調理庫2側に放射するように指向させることができる。
According to such a configuration, since the
また、図3に示すように、肩部6cの上には、調理庫2の内底面2dを形成する仕切部材35が配置されている。
Further, as shown in FIG. 3, a
かかる構成によれば、加熱調理器100は、反射板6の上に仕切部材35を有しているので、調理容器8が加熱体4に当接して損傷させたり、被加熱物F(図4参照)が加熱体4に接触して焦げ付いたりするのを解消することができる。また、仕切部材35は、調理庫2内の底部を、調理庫2と、加熱体4が配置される加熱体設置空間と、に仕切ることができるので、加熱体4を他の部材と接触しないように配置して保護することができる。
According to such a configuration, since the
また、仕切部材35は、加熱体4から発した熱を受けて輻射熱を放射し、被加熱物F(図4参照)を加熱する。
Further, the
かかる構成によれば、仕切部材35は、加熱体4から発した熱を受けて輻射熱を放射し、被加熱物F(図4参照)を加熱することで、被加熱物Fの下面をムラ無く均一に加熱することができる。
According to this configuration, the
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。また、前述した実施形態は、本発明を分かり易く説明するために、その一例を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。即ち、本実施形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、任意に変更して実施可能である。
[Modification example]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment and can be implemented in various forms. Further, the above-described embodiment is a detailed description of an example thereof in order to explain the present invention in an easy-to-understand manner, and is not necessarily limited to the one including all the described configurations. That is, the present embodiment can be arbitrarily modified and implemented without departing from the gist of the present invention.
例えば、加熱体4及び上加熱体5は、シーズヒータに限定されず、ハロゲン、カーボン、グラファイト等の遠赤外線ヒータや、それ以外の発熱手段を用いてもよい。また、加熱体4及び上加熱体5は、それぞれ1本の場合を挙げて説明したが、その本数は特に限定されず、任意に設定すればよい。
For example, the
1 本体
2 調理庫
2a 開口部
2b 側壁
2c 外面
2d 内底面
2e 内底面外周部
3 グリルユニット
4 加熱体
6 反射板
6a 加熱体収容部
6b 外周部
6c 肩部
6d 立上部
31 ドア
35 仕切部材
39 スライドレール
61 第1領域
62 第2領域
100 加熱調理器100
F 被加熱物
1
F Heated object
Claims (5)
前記調理庫の前面に形成された開口部を覆うドアと、
前記調理庫の幅方向下方に配置されて前記ドアを開閉するためのスライドレールと、
前記調理庫の外下方に設けられた加熱体と、
前記加熱体の少なくとも下方及び側方を囲む反射板と、を備え、
前記反射板は、前記加熱体が没入するように配置される加熱体収容部と、
前記加熱体収容部の外周部から少なくとも前記スライドレールと重なる位置まで延設された肩部と、を有している、加熱調理器。 A cooking cabinet that heats the object to be heated,
A door covering the opening formed on the front surface of the cooking cabinet,
A slide rail arranged below the width direction of the kitchen to open and close the door, and
With the heating body provided below the outside of the cooking cabinet,
A reflector that surrounds at least below and to the side of the heating element is provided.
The reflector includes a heating body accommodating portion in which the heating body is immersed.
A cooking utensil having a shoulder portion extending from an outer peripheral portion of the heating body accommodating portion to at least a position overlapping with the slide rail.
前記第1領域の外側に配置されて前記調理庫の外面に接触する第2領域と、を有し、
前記第2領域は、前記調理庫の内底面外周部から幅方向の前記外面まで延在して配置されている、請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。 The reflector includes a first region that surrounds at least below and to the side of the heating body.
It has a second region that is arranged outside the first region and comes into contact with the outer surface of the cooking cabinet.
The heating cooker according to claim 1 or 2, wherein the second region extends from the outer peripheral portion of the inner bottom surface of the cooking cabinet to the outer surface in the width direction.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020156024A JP2022049802A (en) | 2020-09-17 | 2020-09-17 | Heating cooker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022049802A true JP2022049802A (en) | 2022-03-30 |
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ID=80854158
Family Applications (1)
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JP2020156024A Pending JP2022049802A (en) | 2020-09-17 | 2020-09-17 | Heating cooker |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2022049802A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102664897B1 (en) * | 2023-08-18 | 2024-05-08 | 진문석 | Roast panel for charcoal fire |
-
2020
- 2020-09-17 JP JP2020156024A patent/JP2022049802A/en active Pending
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KR102664897B1 (en) * | 2023-08-18 | 2024-05-08 | 진문석 | Roast panel for charcoal fire |
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