JP2022048040A - 指示入力装置、及び電子機器 - Google Patents

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幸二 横内
Koji Yokouchi
正夫 熊岸
Masao Kumagishi
弘桂 桑原
Kokei Kuwabara
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Shinei Sangyo KK
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Abstract

Figure 2022048040000001
【課題】指示体のZ座標方向の情報に基づいて出力精度を高めたり、操作性を高めたりすることができる指示入力装置を提供する。
【解決手段】入力画像を表示する画面に沿った光学的検出領域を前記画面に向かって指示体が進入する方向に重ねて複数段設け、前記複数段の光学的検出領域の各段における指示体の指示位置を光学的に検出可能な検出部を設けると共に、前記検出部からの出力を受信して、前記複数段の光学的検出領域における前記指示体による指示位置の座標と、前記指示体による指示の開始/終了と、を処理する処理部とを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力画像を表示する画面に沿って設けた検出領域に進入させた指示体を光学式に検知して指示体による指示位置を出力する指示入力装置、及びモニター装置に入力画像を出力すると共に指示入力装置の出力を用いて入力画像を通じた入力操作を制御される電子機器に関する。
入力画像を表示する画面に沿って設けた検出領域に進入させた手指、タッチペン等の指示体を光学式に検知して、指示体による指示位置の座標を出力する指示入力装置の例として、各種方式のタッチパネルが広く用いられている。そして、モニター装置に入力画像を出力すると共に、モニター装置に付設されたタッチパネルの出力を用いて入力操作を制御される電子機器の例として電車の切符販売機、図書館の書籍検索装置等が広く用いられている。
特許文献1には、画面を囲む枠体の立面に検出領域に対応させて線状に設けた反射部材と、枠体に沿って離間した位置に設けられて反射部材を撮像する第1撮像部及び第2撮像部と、を有し、照明光を用いた第1撮像部及び第2撮像部による反射部材の撮影画像に基づいて指示体の指示位置の座標を検出するタッチパネルが記載されている。このタッチパネルは、第1撮像部が撮像した反射部材上の指示体と第2撮像部が撮像した反射部材上の指示体とを検出して、検出領域上の指示体の座標を三角測量する仕組みである。
特許文献2には、画面を囲む枠体に検出領域に対応させて赤外線マトリックス素子を設けた赤外線方式のタッチパネルが記載されている。赤外線方式とは、画面の周囲に赤外線発光ダイオードと受光ダイオードを対に配置して検出光の赤外線ビームを発生/検出させ、指示体が赤外線ビームを遮ることにより、画面上の指示体の指示位置を検知する方式である。
特開2010-257089号公報 特開2008-96179号公報
特許文献1、2のタッチパネルは、画面に沿った検出領域上の指示体のX座標及びY座標を検出することができるが、検出領域内の指示体の画面に垂直な方向の情報を検出することができない。したがって、指示体のZ座標方向の情報に基づいてタッチパネルの出力精度を高めたり、タッチパネルの操作性を高めたりすることができない。
特許文献1、2のタッチパネルは、画面にタッチして操作することを前提としているため、画面から離間した位置で指示体をZ座標方向に移動させてON/OFF操作するようにした非接触タッチ方式のタッチパネルに使用すると、指示体のZ座標方向の小さな動きを拾っていわゆるチャタリングを起こし易く、誤動作、誤操作が多くなる。また、画面に近い位置で指示体を移動させた移動先で指示体をZ座標方向に移動させてON/OFF操作しようとした場合に非接触タッチ方式のタッチパネルがON/OFFを認識してくれない場合がある。
本発明は、指示体のZ座標方向の情報に基づいて出力精度を高めたり、操作性を高めたりすることができる指示入力装置を提供することを目的としている。その一例としては、画面から所定距離まで指示体を近付けると指示体による指示の開始を出力する一方で、指示体を画面から遠ざける際には所定距離よりも小さい距離で指示体による指示の終了を出力させて、誤動作、誤操作を少なくすることが可能な指示入力装置を提供することを目的としている。また、画面に近い位置で指示体を移動させた移動先で指示体をZ座標方向に移動させてON/OFF操作しようとした場合にON/OFFを認識できる指示入力装置を提供することを目的としている。そして、このような指示入力装置を用いた非接触タッチ方式の電子機器を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明の指示入力装置は、入力画像を表示する画面に沿った光学的検出領域を前記画面に向かって指示体が進入する方向に重ねて複数段設け、前記複数段の光学的検出領域の各段における指示体の指示位置を光学的に検出可能な検出部を設けると共に、前記検出部からの出力を受信して、前記複数段の光学的検出領域における前記指示体による指示位置の座標と、前記指示体による指示の開始/終了と、を処理する処理部とを設けたことを特徴とする。
請求項2の指示入力装置は、前記複数段の光学的検出領域は、前記画面から離間させて前記画面に沿って設けた第1検出領域と、前記画面と前記第1検出領域の間に前記画面に沿って設けた第2検出領域と、を有し、前記第2検出領域は、前記第1検出領域から前記画面に向かう方向に離間させて設けられていることを特徴とする。
請求項3の指示入力装置は、前記第2検出領域は、前記画面から遠ざかる方向に離間させて設けられていることを特徴とする。
請求項4の指示入力装置は、前記検出部は、前記画面を囲む枠体の立面に前記第1検出領域及び前記第2検出領域に対応させて平行に設けた第1反射部材及び第2反射部材と、前記枠体に沿って離間した位置に設けられて前記第1反射部材及び前記第2反射部材をそれぞれ一体に撮像する第1撮像部及び第2撮像部と、を有し、前記処理部は、前記第1反射部材及び前記第2反射部材の前記第1撮像部による撮像出力と、前記第1反射部材及び前記第2反射部材の前記第2撮像部による撮像出力と、を処理して前記指示体による指示位置の座標を出力することを特徴とする。
請求項5の指示入力装置は、前記検出部は、前記画面を囲む枠体に前記第1検出領域に対応させて設けた第1赤外線マトリックス素子と、前記枠体に前記第2検出領域に対応させて設けた第2赤外線マトリックス素子と、を有し、前記処理部は、前記第1赤外線マトリックス素子の出力と、前記第2赤外線マトリックス素子の出力と、を処理して前記指示体による指示位置の座標を出力することを特徴とする。
請求項6の指示入力装置は、前記処理部は、前記指示体による指示位置の座標として、前記第2検出領域における前記指示体の非検出時には前記第1検出領域における前記指示体による指示位置の座標を出力し、前記第2検出領域における前記指示体の検出時には前記第2検出領域における前記指示体による指示位置の座標を出力することを特徴とする。
請求項7の指示入力装置は、前記処理部は、前記第1検出領域における前記指示体の検出開始時に前記指示体による指示の開始を出力し、当該指示の開始に続いて発生する前記第2検出領域における前記指示体の検出終了時に前記指示体による指示の終了を出力することを特徴とする。
請求項8の指示入力装置は、前記処理部は、前記第2検出領域における前記指示体の検出終了に伴う指示の終了の出力に続いて発生する前記第2検出領域における前記指示体の検出開始時に前記指示体による指示の開始を出力することを特徴とする。
請求項9の指示入力装置は、前記画面を有するモニター装置と、前記画面に前記入力画像を出力すると共に、前記処理部の出力に基づいて前記画面上で前記指示体により指示された前記入力画像に基づく出力を制御する制御部と、を有することを特徴とする。
上述した課題を解決するために本発明の電子機器は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の指示入力装置を有することを特徴とする。
本発明の指示入力装置によれば、複数段の検出領域を用いて画面上の指示体のZ座標方向の情報を取得するので、可視光又は赤外光を照明光又は検出光として用いる光学式の指示入力装置において、このZ座標方向の情報を用いてその出力精度を高めたり、その操作性を高めたりすることができる。
請求項2の指示入力装置によれば、第2検出領域と第1検出領域との間に距離を設けているので、指示体のZ座標方向の移動の有無に加えて、当該距離の移動速度というZ座標方向の情報を取得することができる。
請求項3の指示入力装置によれば、第2検出領域と画面との間に距離を設けているので、画面から離間した位置で指示体をZ座標方向に移動させてON/OFF操作する非接触タッチ方式のタッチパネルにおいて指示体をZ座標方向に移動させる位置の選択幅が広くなる。したがって、指示体が誤って画面にタッチすることを回避し易くなる。
請求項4の指示入力装置によれば、第2検出領域と第1検出領域とを共通の1組の第1撮像部及び第2撮像部で撮像するので、第2検出領域と第1検出領域とを個別の1組ずつの第1撮像部及び第2撮像部で撮像する場合よりも構成部品の数を減らして指示入力装置を小型軽量に構成できる。
請求項5の指示入力装置によれば、画面上にそれぞれ任意の高さ位置と任意の段数で第1赤外線マトリックス素子及び第2赤外線マトリックス素子を重ねて指示入力装置を構成することができる。
請求項6の指示入力装置によれば、画面に近い位置で指示体による指示がされた場合には画面に近い第2検出領域で検出した第2座標を出力するので、指示体による指示位置の座標の検出精度を高めることができる。指示体が手指の場合に指の細いところを検出して実際の指示位置と指示体の検出位置のずれを小さくすることができる。
請求項7の指示入力装置によれば、画面から所定距離まで指示体を近付けると指示体による指示の開始を出力する一方で、指示体を画面から遠ざける際には所定距離よりも小さい距離で指示体による指示の終了を出力させて、指示体による指示の開始/終了の出力にヒステリシスを設けることが可能である。
請求項8の指示入力装置によれば、画面に近い位置で指示体を移動させた移動先で指示体をZ座標方向に移動させてON/OFF操作しようとした場合にそのON/OFFを認識できる。
請求項9の指示入力装置によれば、モニター装置及びモニター装置に入力画像を表示させる制御部を一体にした指示入力装置を提供することができる。
請求項10の電子機器によれば、指示体のZ座標方向の情報に基づいて指示入力装置の出力精度を高めたり、指示入力装置の操作性を高めたりした電子機器を提供することができる。
実施の形態1の指示入力装置を搭載した電子機器における非接触式のタッチ操作の説明図である。 実施の形態1の指示入力装置の構成を簡略に説明した模式図であって、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図である。 図2の指示入力装置に搭載された検出部の斜視図である。 図3の検出部に搭載された光源の説明図であって、(a)は光源の平面図、(b)は光源を側面から見たA-A断面図である。 図3の検出部に搭載されたカメラ部の説明図であって、(a)はカメラ部の平面図、(b)はカメラ部を側面から見たB-B断面図である。 図2の指示入力装置における制御のブロック図である。 図2の指示入力装置における座標出力の制御のフローチャートである。 図2の指示入力装置における指示体による指示の開始/終了出力の制御のフローチャートである。(a)は検出フラグOFF時のフロー、(b)は検出フラグON時のフロー、(c)は検出フラグON時のフロー、(d)は検出フラグOFF時のフローである。 実施の形態2の指示入力装置の構成の説明図であって、(a)は指示入力装置の構成の模式図、(b)は第1及び第2赤外線マトリックス素子の模式図である。
本発明のいくつかの実施の形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。以下の実施の形態では、デスクトップ・パーソナルコンピュータのモニター装置に装着される独立した枠体状の指示入力装置を説明するが、本発明の指示入力装置は、このような実施の形態には限定されない。指示入力装置は、モニター装置を一体化したタブレット・パソコンのような実施形態で実施してもよい。電子機器は、モニター装置を含む指示入力装置を、移動、販売、受付等の実作業を行う各種装置に一体化した実施形態で実施してもよい。
従来より、施設等の案内装置、切符の販売装置、コンサートの受付装置、公共施設の検索装置等において、操作ボタンやダイヤルが表示された画面を手指で直接タッチして入力操作するタッチパネル入力装置が広く用いられている。しかし、近年、病原体の感染者が手指で直接タッチした画面を通じて病原体が不特定多数の人々の手指に拡散する可能性が指摘され、操作ボタンやダイヤルが表示された画面から離れた位置で手指を移動させて操作する非接触タッチ方式のタッチパネル入力装置に、従来のタッチパネル入力装置を置き換えることが検討されている。
<実施の形態1>
図1に示すように、電子機器の一例である非接触タッチ方式の入力装置1は、入力画像4aが表示された画面4から離れた位置で指示体(手指)3を前後方向に移動させて操作するコンピュータ入力装置である。パーソナルコンピューターのマウス入力装置と対比して説明すると、指示体3が画面4に表示されるポインタであり、マウスの左ボタンのシングルクリックの押し操作が指示の開始、戻り操作が指示の終了である。マウス入力装置は、画面のポインタ位置の座標x、yを常時出力するとともに、マウスがシングルクリックされたタイミングで指示の開始/終了を出力する。指示の開始/終了は、1つのパルス信号の立ち上がり/立ち下がりでもよく、それぞれ独立したパルス信号であってもよい。
非接触タッチ方式の入力装置1は、画面4を有するモニター装置2と、モニター装置2の前面に着脱可能に取り付けられた枠体状の指示入力装置10と、モニター装置2に入力画像4aを出力すると共に指示入力装置10の出力を用いて電子機器の入力操作を制御する制御部15と、を有する。モニター装置2は、パーソナルコンピューター接続用の市販の液晶ディスプレイであって、モニター装置の15~24インチの複数段階の画面サイズに合わせて枠体7の大きさを異ならせた複数種類の指示入力装置が準備されている。
図2(a)に示すように、指示入力装置10は、特許文献1に記載された光学式位置検出装置とほぼ同一に構成され、機能するものであって、手指、指示棒等、特殊な光学的機能をそれ自身に有していない指示体による画面4上の指示位置の座標x、yを出力するものである。指示入力装置10は、枠体7の立面7a、7b、7cに設けた反射部材5a、5b、5c、及び反射部材6a、6b、6cを明るい背景とする指示体3の影を、共通の1組の第1撮像部13及び第2撮像部14により撮像している。
図2(a)、(b)に示すように、指示入力装置10は、画面4に沿った光学的検出領域を画面4に向かって指示体3が進入する方向に重ねて複数段設け、複数段の光学的検出領域の各段における指示体3の指示位置を光学的に検出可能な検出部11を設けると共に、検出部11からの出力を受信して、複数段の光学的検出領域における指示体3による指示位置の座標x、yと、指示体による指示の開始/終了と、を処理する処理部12とを設けている。そして、複数段の光学的検出領域として第1検出領域5と第2検出領域の2段を設けている。第1検出領域5に対応させた反射部材5a、5b、5cと、第2検出領域6に対応させた反射部材6a、6b、6cと、を枠体7に設けており、画面4からの高さが異なる第1検出領域5と第2検出領域6とにおいて、それぞれ指示体3を検出可能である。
詳しく説明すると、枠体7の3つの立面7a、7b、7cにそれぞれ再帰反射シートの反射部材(5a、6a)、(5b、6b)、(5c、6c)が取り付けられている。画面4から30mmの高さの立面7a、7b、7cに幅5mmの反射部材5a、5b、5cが画面4から25mm離間させて貼付されている。反射部材5a、5b、5cから画面4方向に5mm離間させて、幅5mmの反射部材6a、6b、6cが貼付されている。
再帰反射シートは、光が入った方向に再び帰るように反射現象を引き起こすシート材料であって、第1撮像部13(第2撮像部14)から照射された赤外線の反射光を第1撮像部13(第2撮像部14)へ効率的に入射させて、第1撮像部13(第2撮像部14)の撮像出力において指示体3の影を際立たせる明るい背景画像を形成する。
図2(c)に示すように、反射部材5a、6a、5b、6b、5c、6cと第1撮像部13及び第2撮像部14との間に第1検出領域5及び第2検出領域6が並列な面状に形成されている。第1検出領域5は、入力画像4aを表示する画面4に沿って画面4から離間させて設けられている。第2検出領域6は、画面4と第1検出領域5の間に、画面4に沿って設けられ、第1検出領域5から画面4に向かう方向に離間している。このように、第2検出領域6と第1検出領域5との間に距離(マージン)を設けているので、第1検知領域5と第2検知領域6との間で指示体3が不必要な移動を繰り返し難い。また、指示体3のZ座標方向の移動の有無に加えて、当該距離の移動速度というZ座標方向の情報を取得することもできる。
また、第2検出領域6は、画面4から遠ざかる方向に離間させて設けられている。第2検出領域6と画面4との間に距離を設けているので、画面4から離間した位置で指示体3をZ座標方向に移動させてON/OFF操作する非接触タッチ方式の指示入力装置10において、指示体3をZ座標方向に移動させる位置の選択幅が広くなっている。したがって、指示体3が誤って画面4にタッチすることを回避し易くなる。
なお、図2(c)に示すように、第1検出領域5及び第2検出領域6は厳密な平行面ではなく、第1撮像部13の近く及び第2撮像部14の近くでは、第1検出領域5と第2検出領域6とが十分に離間していない。しかし、上述した条件で反射部材5a、6a、5b、6b、5c、6cを取り付けた画面4の大部分では、第1検出領域5と第2検出領域6とは平行面と見做せ、離間していると見做せる。また、画面4の反射部材5a、6a、5b、6b、5c、6cに近い側に操作ボタンの操作画像4aを配置し、第1撮像部13及び第2撮像部14が設けられた画面4の上辺側は、テキストや写真を用いた説明画像に割り当てている。
図2(a)に示すように、指示入力装置10は、検出部11と処理部12とを有する。検出部11は、画面4を囲む枠体7の立面7a、7b、7cに第1検出領域5及び第2検出領域6に対応させて平行に設けた第1反射部材5a、5b、5c及び第2反射部材6a、6b、6cと、枠体7に沿って水平方向に離間した位置に設けられて第1反射部材5a、5b、5c及び第2反射部材6a、6b、6cをそれぞれ一体に撮像する第1撮像部13及び第2撮像部14と、を有する。
そして、処理部12は、第1反射部材5a、5b、5c及び第2反射部材6a、6b、6cの第1撮像部13による撮像出力と、第1反射部材5a、5b、5c及び第2反射部材6a、6b、6cの第2撮像部14による撮像出力と、を処理して、指示体3による指示位置の座標x、yを出力する。
より具体的に説明すると、図2(a)に示すように、枠体7の上辺の両端に第1撮像部13及び第2撮像部14が配置されている。第1撮像部13は、反射部材(5b、6b)、(5c、6c)を明るい背景とする指示体3の影を撮像する。第2撮像部14は、反射部材(5a、6a)、(5b、6b)を背景とする指示体3の影を撮像する。ここで、実施の形態1では、第1撮像部13及び第2撮像部14は、モニター装置2の上辺の2つの隅に配置され、第1撮像部13は、第1反射部材5b、5c及び第2反射部材6b、6cを画角に捉えて一体に撮像し、第2撮像部14は、第1反射部材5a、5b及び第2反射部材6a、6bを画角に捉えて一体に撮像している。これは、第1撮像部13及び第2撮像部14の間の距離が大きいほど三角測量の原理を用いた指示位置の検出精度が高くなるためである。また、第1撮像部13及び第2撮像部14の画角を狭くして、レンズ等の小型化、低コスト化を図るためである。
処理部12は、第1撮像部13及び第2撮像部14による第1反射部材5a、5b、5c及び第2反射部材6a、6b、6cの撮像出力に基づいていわゆる三角測量の演算を行うことにより、第1検出領域5における指示体3の座標x1、y1と、第2検出領域6における指示体3の座標x2、y2とを検出することができる。撮像制御部11cは、第1撮像部13及び第2撮像部14に必要な電力を供給し、照明及び撮像の各種条件とタイミングを制御し、処理部12の請求に基づいて撮像信号(撮像データ)を処理部12に引き渡す。
図3に示すように、第1撮像部13及び第2撮像部14は同一に構成される。第1撮像部13(第2撮像部14)は、光源部13a(14a)とカメラ部13b(14b)をフレーム13f(14f)に固定して、フレキシブル基板13e(14e)によって配線されている。フレキシブル基板13e、14eは、座標検出部Dとしての処理部12に接続されている。
光源部13a(14a)は、図2(a)に示す枠体7の第1撮像部13(第2撮像部14)に対向する立面7b、7c(7a、7b)の第1反射部材5b、5c(5a、5b)及び第2反射部材6b、6c(6a、6b)を照射する。カメラ部13b(14b)は、光源部13a(14a)から射出して、図2(a)に示す第1撮像部13(第2撮像部14)に対向する立面7b、7c(7a、7b)の第1反射部材5b、5c(5a、5b)及び第2反射部材6b、6c(6a、6b)で反射された反射光を撮像する。
図4に示すように、光源部13a、14aは、トーリックレンズ13c、14c及び複数のLED13d、14dを有する。トーリックレンズ13c、14cは、円筒形の屈折面を有する平凸レンズであるシリンドリカルレンズを湾曲させた形状の屈折面を有するレンズである。これは、LED13d、14dからの光を、水平方向では少なくとも120度程度以上の放射角を有し、垂直方向には集光するものである。トーリックレンズ13c、14cの屈折面や湾曲率は、第1検出領域5及び第2検出領域6の面に垂直な方向に狭く、面内方向に広い光を照射可能とするように設計されている。
複数のLED13d、14dは、赤外線LED素子であって、トーリックレンズ13c、14cを介して第1検出領域5及び第2検出領域6の面方向に沿った光を照射するように扇状に配置されている。LED13d、14dは、フレキシブル基板13e、14eに直接配置されている。なお、本発明の指示入力装置に用いられる光源部は、図示したものには限定されない。光源部は、第1検出領域5及び第2検出領域6に光を照射可能な照射角となるように構成されるものが好ましい。
図5に示すように、カメラ部13b、14bは、一例として、広角レンズ13g、14g及びイメージセンサ13h、14hを有する。広角レンズ13g、14gは、例えば2群4枚のレンズで構成される。広角レンズ13g、14gは、第1検出領域5及び第2検出領域6からイメージセンサ13h、14hの結像面に向かって、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4の順に配置されるものであり、第3レンズL3と第4レンズL4との間に、絞りS1が配置されている。第1レンズL1は、第1検出領域5及び第2検出領域6側に凸面を向けた負メニスカスレンズであり、第2レンズL2は結像面側に小さな曲率面を設けた負レンズである。また、第3レンズL3は第1検出領域5及び第2検出領域6側に凸面を向けた正レンズであり、第4レンズL4は結像面側に凸面を向けた正レンズである。
広角レンズ13g、14gは、このように構成されたレンズ群を、第1検出領域5及び第2検出領域6の面方向に沿って上下面が平面となるように薄く構成したスライスレンズである。図3に示すように、広角レンズ13g、14gとトーリックレンズ31を上下に積層して配置しているので、第1撮像部13及び第2撮像部14を薄型化することが可能となると共に、光源部13a、14aとカメラ部13b、14bの光軸を近接させることが可能になっている。
イメージセンサ13h、14hは、CCDやCMOS等の固体撮像素子である。また、イメージセンサ13h、14hは、リニアイメージセンサやエリアイメージセンサである。エリアイメージセンサの場合には、指示入力装置10のタッチ検出の前後の指示体3のz座標方向の動きも検出可能なため、より高度な検出及び出力信号処理が可能となる。イメージセンサ13h、14hは、フレキシブル基板13e、14eに直接配置されている。
なお、本発明の指示入力装置に用いられるカメラ部は、図示したものには限定さない。カメラ部は、第1検出領域5及び第2検出領域6全体を撮像可能な画角を有するものが好ましい。
(座標出力制御)
図2、図6に示すように、画面4と第2検出領域6と第1検出領域5とは、z座標方向に相互に離間しつつ重なっている。そして、検出部11は、第1撮像部13及び第2撮像部14を有し、第1検出領域5と第2検出領域6とに進入する指示体3を光学式に検出する。処理部12は、検出部11の出力を処理して、指示体3による指示位置x,yを算出して、出力する。図7に示すように、処理部12は、10msecごとに第1撮像部13及び第2撮像部14の出力を処理して、指示体3を検出し、指示体3が検出されると、指示体3による指定位置の座標x、yを算出して出力する。処理部12は、指示体3による指示位置の座標x、yとして、第2検出領域6における指示体3の非検出時には第1検出領域5における指示体3による指示位置の座標x1、y1を出力し、第2検出領域6における指示体3の検出時には第2検出領域6における指示体3による指示位置の座標x2、y2を出力する。
処理部12は、第1検出領域5で指示体3が検出されて(S11のYes)、第2検出領域6でも指示体3が検知されているとき(S12のYes)、第2検出領域6における指示体3の指示位置の座標x2、y2を算出して(S13)、出力する(S14)。処理部12は、第1検出領域5で指示体3が検知されていても(S11のYes)、第2検出領域6で指示体3が検知されていないときは(S12のNo)、第1検出領域5における指示体3の指示位置の座標x1、y1を算出して(S15)、出力する(S16)。処理部12は、第1検出領域5で指示体3が検知されていないとき(S11のNo)、座標x、yを出力することなく処理を終了する。
このため、指示入力装置10は、画面4に近い位置で指示体3による指示がされている場合には画面4に近い第2検出領域6で検出した第2座標x2、y2を出力するので、指示体3による指示位置の検出精度を高めることができる。
(検出開始/終了制御)
上述したように、非接触タッチ方式の入力装置では、指示体のZ座標方向の小さな動きを拾ってON/OFFの認識の誤動作が多くなる。このため、実施の形態1では、画面4から所定距離まで指示体3を近付けると指示体3による指示の開始を出力する一方、指示体3を画面4から遠ざける際には所定距離よりも小さい距離で指示体3による指示の終了を出力させて、ON/OFFにヒステリシスを設けている。
また、非接触タッチ方式の入力装置では、画面に近い位置で指示体を移動させた後に移動先で指示体をZ座標方向に移動させてON/OFF操作しようとした場合にON/OFFを認識してくれない場合がある。このため、実施の形態1では、所定距離よりも小さい距離で指示体3の画面4から遠ざかる移動を検出して指示の終了を出力させた後に続いて所定距離よりも小さい距離で指示体3の画面4に向かう移動を検出した場合には指示体3による指示の開始を出力している。
図2、図6に示すように、処理部12は、第1撮像部13及び第2撮像部14の撮像出力に基づいて、第1検出領域5における指示体3の非検出→検出、検出→非検出と、第2検出領域6における指示体3の非検出→検出、検出→非検出と、を判断する。第1撮像部13及び第2撮像部14による反射部材5a、5b、5cの撮像出力から指示体3を抽出できる場合を第1検出領域5における指示体3の検出と判断し、抽出できない場合を指示体3の非検出と判断する。第1撮像部13及び第2撮像部14による反射部材6a、6b、6cの撮像出力から指示体3を抽出できる場合を第2検出領域6における指示体3の検出と判断し、検出できない場合を指示体3の非検出と判断する。
画面4上に指示体3が存在しない最初の状態で検出フラグはOFFである。図8(a)に示すように、検出フラグがOFFの状態で(S21のYes)、第1検出領域5で指示体3が検出されると(S22のYes)、検出開始時と判断して検出フラグがONされ、指示体3の検出開始が出力される(S23)。この後、検出フラグがONのため、(b)及び(c)のフローに接続する。
図8(b)に示すように、検出フラグがONに保たれている間に(S31のYes)、第1検出領域5から指示体3が退去して第1検出領域5で指示体3が検出されなくなると(S32のYes)、検出終了時と判断して検出フラグがOFFされ、指示体3の検出終了が出力される(S33)。これにより、検出フラグがOFFされた最初の状態に戻る。
一方、図8(c)に示すように、検出フラグがONに保たれている間に(S41のYes)、第2検出領域6へ指示体3が進入し、その後に第2検出領域6から指示体3が退去して第2検出領域6で検出されなくなると(S42のYes)、検出終了時と判断して検出フラグがOFFされ、指示体3の検出終了が出力される(S33)。この後、検出フラグがOFFのため、(a)及び(d)のフローに接続する。
図8(d)に示すように、検出フラグがOFFに保たれている間に(S51のYes)、第2検出領域6へ再び指示体3が進入して第2検出領域6で指示体3が検出されると(S52のYes)、検出開始時と判断して検出フラグがONされ、指示体3の検出開始が出力される(S53)。この後、検出フラグがONのため、(c)のフローに接続する。
その結果、図1に示すように、指示入力装置10は、画面4から所定距離まで指示体3を近付けると(S22のYes)指示体3による指示の開始を出力する一方で(S23)、その後、指示体3を画面4から遠ざける際には所定距離よりも小さい距離で指示体3による指示の終了を出力する。このように、指示体3による指示の開始/終了の出力にヒステリシスを設けて、指示入力装置10の安定した動作を実現している。
また、図1に示すように、入力画像4aがONされるとき、指示体3の第1検出領域5への侵入時に1回目のON操作の開始となり、指示体3の第2検出領域6からの退去時に1回目のON操作の終了となる。指示体3の退去時や指示体3の停止時に手が震えて発生したON/OFF操作は無視される。
また、図8(d)に示すように、処理部12は、指示体3の不十分な浅い退去位置から入力画像4aへ向かって指示体3を移動させた際にON操作を認識するため、ON操作が認識されないまま指示体3をさらに押し込んで画面4に衝突させる事態が回避される。そして、画面4に近い位置で指示体3を画面4に沿って移動させた後にその移動先で指示体をZ座標方向に移動させてON/OFF操作しようとした場合にそのON/OFF操作を認識できる。このようにして、指示入力装置10は、指示体3のZ座標方向の情報に基づいて出力精度を高めたり、操作性を高めたりすることができる。
<実施の形態2>
図2に示すように、実施の形態1では、第1撮像部13及び第2撮像部14を有する検出部11が画面4上の指示体3を光学的に検出した。しかし、図9(a)に示すように、画面4上の指示体3を光学的に検出する検出部11は、2枚の赤外線マトリックス素子25、26を有する検出部21に置き換え可能である。そして、実施の形態2でも、複数段の光学的検出領域として第1検出領域5と第2検出領域の2段を設けている。
すなわち、図1に示す指示入力装置10において、反射部材5a、5b、5cの位置に赤外線マトリックス素子(25)を取り付けて第1検出領域5を設定し、反射部材6a、6b、6cの位置に赤外線マトリックス素子(26)を取り付けて第2検出領域6を設定することができる。これにより、指示入力装置10と同様に、入力画像4aを表示した画面4から離れた位置で指示体3を画面4に垂直な方向に移動させて入力画像4aを操作する指示入力装置(20)を提供することができる。図7、図8のフローチャートの制御を実行して指示体3の指示位置の座標の出力精度を高めたり、指示入力装置20の出力の安定性及び操作性を高めたりすることができる。
図9(a)に示すように、画面4と第2検出領域6と第1検出領域5とは、z座標方向に相互に離間しつつ重なっている。指示入力装置20の検出部21は、入力画像を表示する画面4に沿って画面4から離間させて設けた第1検出領域5と、画面4と第1検出領域5の間に画面4に沿って設けた第2検出領域6と、に進入する指示体3を、光学式に検出可能である。処理部22は、検出部21の出力を処理して、第1検出領域5又は第2検出領域6における指示体3による指示位置の座標x、yと、指示体3による指示の開始/終了と、を出力する。
検出部21は、第1検出領域5に進入した指示体3を光学的に検出して第1検出領域5における指示体3の指示位置の座標x1、y1を出力する第1赤外線マトリックス素子25と、第2検出領域6に進入した指示体3を検出して第2検出領域6における指示体3の指示位置の座標x2、y2を検出する第2赤外線マトリックス素子26と、を有する。第1赤外線マトリックス素子25と第2赤外線マトリックス素子26とは同一のものであるため、以下では、第1赤外線マトリックス素子25について説明し、第2赤外線マトリックス素子26に関する重複した説明を省略する。
第1赤外線マトリックス素子25は、複数の発光素子E1~E10、F1~F10、複数の受光素子G1~G10、H1~H10、ドライバ回路25a、25b、および素子制御部25cを有する。
複数の発光素子E1~E10と複数の受光素子G1~G10は、第1検出領域5を挟んで、x座標方向に配置されている。複数の発光素子F1~F10と複数の受光素子H1~H10は、第1検出領域5を挟んで、y座標方向に配置されている。
素子制御部25cは、ドライバ回路25aを介して、複数の発光素子E1~E10、F1~F10を順次発光させる。素子制御部25cは、ドライバ回路25bを介して、複数の受光素子G1~G10、H1~H10のうち発光している発光素子E1~E10、F1~F10の正面に位置するものについて、受光の有無を検出する。
たとえば、指示体3が第1検出領域5において画面4の入力画像4aの上空で検出されると、発光素子E5から射出した赤外光が受光素子G5に到達しなくなり、発光素子F5から射出した赤外光が受光素子H5に到達しなくなる。受光素子G5及び受光素子H5は、赤外光を受光しないため、ドライバ回路25bおよび素子制御部25cには、受光素子G5及び受光素子H5からの受光検出信号が送信されなくなる。このとき、処理部22は、指示体3が、第1検出領域5において受光素子G5のx座標と受光素子H5のy座標の交点にあると認識する。
素子制御部25cは、このような指示体3の認識処理を、複数の発光素子E1~E10、F1~F10および複数の受光素子G1~G10、H1~H10について所定の周波数にしたがって時分割的に実施することにより、第1検出領域5における指示体3の指示位置の座標x、yを検出する。
本発明の指示入力装置は、画面に垂直な方向の3層以上の検出領域を設けた実施の形態を含む。3層以上の検出領域は、必ずその中に第1検出領域及び第2検出領域を含む。第1検出領域と第2検出領域とを有する指示入力装置は、第2検出領域と画面との間に別の第2検出領域を1以上追加して、実質的に第3検出領域、第4検出領域、・・・を設けることができる。そして、任意の2つの検出領域の間で、上述した第1検出領域と第2検出領域の間の関係を成立させることができる。例えば、第2反射部材と画面の間に別の第2反射部材を1以上追加して、実質的に第3検出領域、第4検出領域、・・を設けてもよい。一対の撮像部に対して平行な第1反射部材、第2反射部材、第3反射部材を設けることにより、指示入力装置の出力におけるZ座標方向の分解能を高めてもよい。
実施の形態1では、第1検出領域及び第2検出領域に対して共通の第1撮像部13及び第2撮像部14を設けたが、第1検出領域及び第2検出領域に対してそれぞれ1組の第1撮像部13及び第2撮像部14を設けてもよい。
本発明の指示入力装置及び電子機器は、上述した実施の形態に限定されるものではない。本発明の指示入力装置に用いられて指示体の指示位置の座標を検出する光学式位置検出装置は、実施の形態1の反射部材撮像方式、及び実施の形態2の赤外線マトリックス素子方式に限定されるものではない。
本発明の指示入力装置における制御は、図7、図8のフローチャートの制御には限定されない。第1検出領域及び第2検出領域を用いて取得したz座標方向の情報に基づいて非接触タッチ方式の入力装置の様々な用途、機能、動作安定性、及び利便性を追加する場合を含む。
図6に示すように、実施の形態1の指示入力装置10は、モニター装置2及び制御部15を備えた非接触タッチ方式の入力装置1の一部である。入力装置1は、所定の処理や動作を行って各種機能を実現する作動部16を有する処理装置17の一部として利用することができる。
本発明の電子機器は、汎用の指示入力装置には限定されるものではない。パーソナルコンピューター、タブレット、自動販売機、レストランの料理注文装置、映画館の入場券販売機、施設等の案内装置、受付装置、公共施設の窓口検索装置、図書館の書籍検索装置等の電子機器において実施してもよい。指示体は手指に限定されるものではない。顔、頭、衣服、足、肩、手に持った杖等のアイテムであってもよい。
1 非接触タッチ方式の入力装置(電子機器)
2 モニター装置
3 指示体
4 画面
4a 入力画像
5 第1検出領域
5a、5b、5c、6a、6b、6c 反射部材
6 第2検出領域
7 枠体
7a、7b、7c 立面
10、20 指示入力装置
11、21 検出部
11c 撮像制御部
12、22 処理部
13 第1撮像部
13a、14a 光源部
13b、14b カメラ部
13c、14c トーリックレンズ
13d、14d LED
13e、14e フレキシブル基板
13f、14f フレーム
13g、14g 広角レンズ
13h、14h イメージセンサ
14 第2撮像部
15 制御部
16 作動部
17 処理装置
25 第1赤外線マトリックス素子
26 第2赤外線マトリックス素子
25a、25b、26a、26b ドライバ回路
25c、26c 素子制御部

Claims (10)

  1. 入力画像を表示する画面に沿った光学的検出領域を前記画面に向かって指示体が進入する方向に重ねて複数段設け、前記複数段の光学的検出領域の各段における指示体の指示位置を光学的に検出可能な検出部を設けると共に、前記検出部からの出力を受信して、前記複数段の光学的検出領域における前記指示体による指示位置の座標と、前記指示体による指示の開始/終了と、を処理する処理部とを設けたことを特徴とする、指示入力装置。
  2. 前記複数段の光学的検出領域は、前記画面から離間させて前記画面に沿って設けた第1検出領域と、前記画面と前記第1検出領域の間に前記画面に沿って設けた第2検出領域と、を有し、
    前記第2検出領域は、前記第1検出領域から前記画面に向かう方向に離間させて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の指示入力装置。
  3. 前記第2検出領域は、前記画面から遠ざかる方向に離間させて設けられていることを特徴とする請求項2に記載の指示入力装置。
  4. 前記検出部は、前記画面を囲む枠体の立面に前記第1検出領域及び前記第2検出領域に
    対応させて平行に設けた第1反射部材及び第2反射部材と、前記枠体に沿って離間した位置に設けられて前記第1反射部材及び前記第2反射部材をそれぞれ一体に撮像する第1撮像部及び第2撮像部と、を有し、
    前記処理部は、前記第1反射部材及び前記第2反射部材の前記第1撮像部による撮像出力と、前記第1反射部材及び前記第2反射部材の前記第2撮像部による撮像出力と、を処理して前記指示体による指示位置の座標を出力することを特徴とする請求項2に記載の指示入力装置。
  5. 前記検出部は、前記画面を囲む枠体に前記第1検出領域に対応させて設けた第1赤外線マトリックス素子と、前記枠体に前記第2検出領域に対応させて設けた第2赤外線マトリックス素子と、を有し、
    前記処理部は、前記第1赤外線マトリックス素子の出力と、前記第2赤外線マトリックス素子の出力と、を処理して前記指示体による指示位置の座標を出力することを特徴とする請求項2に記載の指示入力装置。
  6. 前記処理部は、前記指示体による指示位置の座標として、前記第2検出領域における前記指示体の非検出時には前記第1検出領域における前記指示体による指示位置の座標を出力し、前記第2検出領域における前記指示体の検出時には前記第2検出領域における前記指示体による指示位置の座標を出力することを特徴とする請求項2に記載の指示入力装置。
  7. 前記処理部は、前記第1検出領域における前記指示体の検出開始時に前記指示体による指示の開始を出力し、当該指示の開始に続いて発生する前記第2検出領域における前記指示体の検出終了時に前記指示体による指示の終了を出力することを特徴とする請求項2に記載の指示入力装置。
  8. 前記処理部は、前記第2検出領域における前記指示体の検出終了に伴う指示の終了の出力に続いて発生する前記第2検出領域における前記指示体の検出開始時に前記指示体による指示の開始を出力することを特徴とする請求項7の指示入力装置。
  9. 前記画面を有するモニター装置と、
    前記画面に前記入力画像を出力すると共に、前記処理部の出力に基づいて前記画面上で前記指示体により指示された前記入力画像に基づく出力を制御する制御部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の指示入力装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の指示入力装置を有することを特徴とする電子機器。
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