JP2022043411A - Dial and arm attachment type device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、文字板及び腕装着型装置に関するものである。 The present invention relates to a dial and an arm-mounted device.
従来、時計等の文字板は複数の層構造から構成されており、文字板の表側の層には、時刻等を示す数字や文字、指標、装飾等が設けられていた(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a dial of a clock or the like is composed of a plurality of layer structures, and numbers, characters, indicators, decorations, etc. indicating a time or the like are provided on the front layer of the dial (for example, Patent Document 1). reference).
このように、文字板に層構造を施すことにより、層ごとに各種の材料選択を行い、加工性や強度を向上させる等、文字板に有用な特性を持たせることを可能としていた。
しかしながら、特許文献1のように、文字板に層構造を施すと、外部から衝撃を受けた場合に、表側の層と裏側の層との間にズレが生じるおそれがあった。
As described above, by applying the layer structure to the dial, it is possible to select various materials for each layer and to give the dial useful characteristics such as improvement of workability and strength.
However, when the dial has a layered structure as in
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、層部材の間のズレを抑制する文字板及び腕装着型装置を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a dial and an arm-mounted device for suppressing displacement between layer members.
前記課題を解決するために、本発明に係る文字板は、
第一の被挿入部を有する第一の層部材と、
第二の被挿入部を有し、前記第一の層部材に沿った平面に対する垂直方向視で当該第一の層部材に重なるように配置された第二の層部材と、
前記第一の被挿入部と前記第二の被挿入部の両方に挿入された挿入部材とを備え、
前記挿入部材と前記第一の層部材の間に緩衝部材が設けられていることを特徴としている。
In order to solve the above problems, the dial according to the present invention is
With the first layer member having the first insertion part,
A second layer member having a second insertion portion and arranged so as to overlap the first layer member in a vertical direction with respect to a plane along the first layer member.
The insertion member inserted into both the first inserted portion and the second inserted portion is provided.
A cushioning member is provided between the insertion member and the first layer member.
また、前記課題を解決するために、本発明に係る腕装着型装置は、
上記文字板と、ベルトとを備えることを特徴としている。
Further, in order to solve the above-mentioned problems, the arm-mounted device according to the present invention is provided.
It is characterized by having the above dial and a belt.
本発明によれば、挿入部材と第一の層部材の間に緩衝部材が設けられていることから、外部から衝撃を受けた場合であっても第二の層部材に対する第一の層部材のズレの発生を効果的に抑制するという効果を奏する。 According to the present invention, since the cushioning member is provided between the insertion member and the first layer member, the first layer member with respect to the second layer member even when an impact is received from the outside. It has the effect of effectively suppressing the occurrence of deviation.
図面を参照しつつ、本発明に係る文字板を備える腕装着型装置の第一の実施形態について説明する。本実施形態では、腕装着型装置が時計である場合を例示する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
A first embodiment of the arm-mounted device including the dial according to the present invention will be described with reference to the drawings. In this embodiment, a case where the arm-worn device is a watch is illustrated.
Although the embodiments described below are provided with various technically preferable limitations for carrying out the present invention, the scope of the present invention is not limited to the following embodiments and illustrated examples.
図1は本実施形態における時計の正面図である。
図示のように、本実施形態における時計100は、例えばステンレスやチタン等の金属やセラミック、各種の合成樹脂等で形成されたケース(以下、実施形態において「時計ケース1」とする。)と時計バンド121とを備えている。なお、時計ケース1を形成する材料はここに例示したものに限定されない。
FIG. 1 is a front view of the clock according to the present embodiment.
As shown in the figure, the
本実施形態の時計ケース1は、中空の短柱形状に形成されており、時計100の表面側(時計における視認側)には、透明なガラス等で形成された風防部材11が取り付けられている。
また、時計100の裏面側には、図示しない裏蓋が取り付けられている。
この時計ケース1の図1における上下両端部、つまりアナログ方式の時計における12時方向側の端部及び6時方向側の端部には、時計バンド121が取り付けられるバンド取付部12が設けられている。
また、時計ケース1の外周部には、時刻合わせの指示などの操作指示が入力される操作ボタン13が設けられている。
The
Further, a back cover (not shown) is attached to the back surface side of the
A
Further, an
時計ケース1は、その表面側(時計における視認側、前側という場合もある)に風防部材11の周囲を取り巻くように設けられた外装部材2を備え、その裏面側(時計における視認側とは逆側、後側という場合もある)にケース本体4(図2参照)が設けられている。
外装部材2は、例えば、ベゼル部材等が含まれる。外装部材2の形状は図示例に限定されない。例えば、外装部材2は八角形に限らず、四角形や六角形等の多角形や円形の枠状に形成されていてもよい。
The
The
時計ケース1の内部には、表示部や、各部を動作させるための時計モジュール(図示せず)等が収容されている。
時計ケース1内であって風防部材11の後方には、表示部を構成する文字板3が配置されている。
以下の説明では、文字板3に垂直であって当該文字板3の視認側(図1の紙面表側)を時計100における「表側」とし、その逆方向を「裏側」とする。また、各構成に関する記載について「平面視」という場合には、文字板3に垂直な方向から見た状態を示すものとする。
Inside the
A
In the following description, the visible side (front side of the paper surface in FIG. 1) of the
図1に示すように、本実施形態において文字板3の表面(表側の面)には、その外周に沿って、時刻を示す時字301が設けられている。時字301は植字として立体的に設けられたものでもよいし、各種の印刷や蒸着等によって設けられた平面的なものであってもよい。なお、文字板3に時字301が設けられることは必須ではなく、外装部材2等に時刻の指標となるものが設けられていてもよい。また、時計100は、文字板3等に時字301等を備えないデザインが採用されたものでもよい。
As shown in FIG. 1, in the present embodiment, the surface (front surface) of the
文字板3上には、指針302(図1では、秒針、分針、時針の3つの指針を図示。)が配置されている。指針302は時計モジュールの動作に従って回転し、その位置や先端部が指し示す時字301等により時刻を示すようになっている。
また、文字板3における3時の位置には日付を表示させる日付表示窓34が設けられている。
A pointer 302 (in FIG. 1, three pointers, a second hand, a minute hand, and an hour hand are shown) is arranged on the
Further, a
また、文字板3上には、各種の機能表示(例えば曜日の表示やタイマー表示等)を行う機能針を有する小窓部303が設けられている。この小窓部303の形成位置の内縁部には、挿入部材としての枠部材36が設けられている。この挿入部材としての枠部材36の具体的な構成については後述する。
Further, on the
図2は図1のV-V線に沿った文字板3に垂直な平面に沿った断面図である。図2における上側は前述した時計100における「表側」であり、図2における下側は前述した時計100における「裏側」に相当する。
この図2に基づいて、各部の構成についてより詳細に説明する。
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along a plane perpendicular to the
The configuration of each part will be described in more detail based on FIG. 2.
前述したように、時計ケース1は、外装部材2とケース本体4とを備えている。そして、図示の通り、ケース本体4は、円筒状の枠体である。
ケース本体4は、チタニウムやステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属等で形成されている。なお、ケース本体4を形成する材料はここに例示したものに限定されない。例えば、トロガミド(登録商標)等のナイロン系樹脂、ABS樹脂、ポリアリレート(PAR)等のスーパーエンジニアリング・プラスチックやポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)等のエンジニアリング・プラスチック等の硬質の合成樹脂等であっても良い。
As described above, the
The
外装部材2は、環状の枠体であって、ケース本体4の表側に同心で配置されている。この外装部材2は、時計100の外観に現れ、ユーザに視認される。このため、外装部材2の表側には、装飾的な外観が施されたり、機能的な表示が施されたりする場合がある。
外装部材2もまた、チタニウムやステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属等、或いは、トロガミド(登録商標)等のナイロン系樹脂、ABS樹脂、ポリアリレート(PAR)等のスーパーエンジニアリング・プラスチックやポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)等のエンジニアリング・プラスチック等の硬質の合成樹脂等から形成される。
The
The
外装部材2は、図2に示すように、その裏面側に凸部21が凸設されており、ケース本体4の表側端面に形成された凹部41に凸部21を挿入することによりケース本体4と接合されている。なお、外装部材2とケース本体4の接合構造は、一例であり、接着、圧入、かしめ等、周知の他の接合方法で接合しても良い。
As shown in FIG. 2, the
また、外装部材2は、その内周面の全周に渡って内径中心側に延出された延出部22が設けられている。この延出部22は、後述する第三の層部材33の表側の面の外周部分に当接し、時計ケース1内において、文字板3を押さえ付けて保持する機能を有している。
なお、この延出部22は、全周に渡って連続的に形成されてなくとも良く、内周の複数箇所に間欠的に形成されていても良い。
Further, the
The extending
文字板3は、全体的に円形の平板状を呈しており、図2に示すように、表側から順番に、第一の層部材31、第二の層部材32、第三の層部材33が積層された三層構造を有している。これら第一~第三の層部材31~33は、いずれも円形且つ平坦であり、各層部材31~33は、いずれも文字板3に平行である。そして、第一の層部材31と第二の層部材32と外径が等しく、平面視(文字板3に対する垂直方向視)で全体が重合している。
一方、第三の層部材33は、第一及び第二の層部材31,32よりも外径が幾分大きく、第一及び第二の層部材31,32と同心となるように配置されている。従って、文字板3を表側から見ると、第三の層部材33の表面の外縁部のみが第一及び第二の層部材31,32に覆われずに露出した状態となっている。前述した外装部材2の延出部22は、この第三の層部材33の露出した外縁部に当接して文字板3を保持している。
The
On the other hand, the
第一の層部材31は、その表側の面がユーザに視認される装飾層となっている。例えば、第一の層部材31は、貝、七宝焼き、エナメル、塗装、彫刻等、表側の面に視覚的な装飾効果が得られる加工が施されているものを含む。本実施形態においては、第一の層部材31は、例えば白蝶貝等の貝類や各種輝石類を薄板状にすることで形成された脆弱層を例示する。
The front surface of the
第二の層部材32は、炭素繊維又は炭素繊維強化プラスチック等からなるカーボン層である。第二の層部材32は、第一の層部材31と第三の層部材33の間に設けられ、文字板3全体の補強層となっている。
The
第三の層部材33は、文字板3全体の基板となる層であり、トロガミド(登録商標)等のナイロン系樹脂、ABS樹脂、ポリアリレート(PAR)等のスーパーエンジニアリング・プラスチックやポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)等のエンジニアリング・プラスチック等の硬質の合成樹脂等から形成される。
The
文字板3には小窓部303の枠部材36を取り付けるための開口部が形成されている。この開口部は、第一の層部材31に形成された第一の被挿入部311、第二の層部材32に形成された第二の被挿入部321及び第三の層部材33に形成された第三の被挿入部331から構成されている。これら第一~第三の被挿入部311~331は各層部材31~33を貫通する円形の開口部である。
第一の被挿入部311と第二の被挿入部321と第三の被挿入部331は、平面視において、重合又は一致する配置で形成されており、これら三つの第一~第三の被挿入部311~331に対して、一つの枠部材36が挿入される。
The
The first inserted
例えば、第一の被挿入部311と第二の被挿入部321は、内径が等しい円形の開口部から構成され、第三の被挿入部331は、第一の被挿入部311及び第二の被挿入部321よりも幾分小径の円形の開口部から構成される。そして、第一~第三の層部材31~33は、これら第一~第三の被挿入部311~331が同心となる状態で重ねられ、枠部材36が第一~第三の被挿入部311~331に挿入される。
For example, the first inserted
枠部材36は、例えば、チタニウムやステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属から形成されているが、トロガミド(登録商標)等のナイロン系樹脂、ABS樹脂、ポリアリレート(PAR)等のスーパーエンジニアリング・プラスチックやポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)等のエンジニアリング・プラスチック等の硬質の合成樹脂等から形成することも可能である。
The
枠部材36は、図2に示すように、例えば、平面視円形、即ち、外周形状が円形となっている。さらに、枠部材36は、円筒状の本体部364を備え、その表側の端部の外周には半径方向外側に向かって延出されたフランジ状の押さえ部362が設けられている。また、円筒状の本体部364における裏側の端部には、本体部364よりも幾分小径円筒状の嵌合部361が形成されている。
本体部364は、第一の被挿入部311及び第二の被挿入部321に挿入され、嵌合部361は、第三の被挿入部331に挿入される。
従って、本体部364の外径は、第一の被挿入部311及び第二の被挿入部321の内径に略一致すると共に、円滑に挿入可能な大きさに設定されている。
嵌合部361の外径は、第三の被挿入部331の内径に略一致すると供に、幾分、締め付け圧が生じる大きさに設定されている。
As shown in FIG. 2, the
The
Therefore, the outer diameter of the
The outer diameter of the
また、枠部材36は、第一~第三の被挿入部311~331に挿入して取り付けた状態において、押さえ部362の裏面(第一の層部材31の表面に対する対向面)と第一の層部材31の表面(第一の層部材31における第二の層部材32とは反対側の面)との間に隙間が生じる高さに設定されている。
そして、押さえ部362の裏面と第一の層部材31の表面との間には、緩衝部材37が介挿されている。この緩衝部材37は、具体的には、押さえ部362の裏面と第一の層部材31の表面とに貼着可能な両面テープから構成されている。
緩衝部材37としての両面テープは、シート状の弾性材料を基材とし、当該基材の両面に粘着層が形成され、押さえ部362の裏面と第一の層部材31の表面との間で幾分圧縮された状態で介挿されている。
緩衝部材37の基材は、例えば、ゴムや樹脂等の弾性材料やジェル材料等からなる。
Further, the
A cushioning
The double-sided tape as the cushioning
The base material of the cushioning
また、挿入部材36の押さえ部362は、平面視(文字板3に垂直な方向について)で、緩衝部材37及び第一~第三の層部材31~33と重合する配置となっている。
Further, the
また、枠部材36は、図1に示すように、平面視円弧状の場合もある。この場合、第一~第三の被挿入部311~331は、円形であって、円周の一部が拡径された変形円の形状からなる開口部から構成される。枠部材36は、円周の一部が拡径された部分に挿入される。なお、この場合も、第三の被挿入部331は、第一の被挿入部311及び第二の被挿入部321に比べて幾分小径に形成される。
Further, as shown in FIG. 1, the
円弧状の枠部材36は、前述した円形の枠部材36の一部を円弧状に切り取った構造となる。従って、円弧状の枠部材36は、円弧状の本体部364と円弧状の押さえ部362と円弧状の嵌合部361とを備えている。
そして、この円弧状の枠部材36は、第一の被挿入部311及び第二の被挿入部321における円形の一部が拡径された形状となる部分に嵌め込まれ、円弧状の嵌合部361は、第三の被挿入部331における円形の一部が拡径された形状となる部分に挿入される。この場合も円弧状の嵌合部361は、第三の被挿入部331に対して締め付け圧が生じて保持される。
また、円弧状の枠部材36の押さえ部362の裏面と第一の層部材31の表面との間にも両面テープからなる緩衝部材37が介挿される。
The arc-shaped
Then, the arc-shaped
Further, a cushioning
以上のように、本実施形態によれば、文字板3が、平面視で重なる第一~第三の被挿入部311~331に挿入される枠部材36と、当該枠部材36と第一の層部材31の間に設けられた緩衝部材37とを備えている。
このため、各第一~第三の被挿入部311~331に挿入された枠部材36と緩衝部材37とが各層部材31~33を保持して、外部から衝撃を受けた場合に、各層部材31~33のズレを効果的に抑制することが可能となる。
As described above, according to the present embodiment, the
Therefore, when the
さらに、枠部材36の押さえ部362と第一の層部材31との間には、緩衝部材37が設けられていることから、第一~第三の層部材31~33に対する衝撃の影響を緩和することができ、各層部材31~33のズレをより効果的に抑制することが可能となる。
さらに、第一の層部材31が装飾層である場合、特に脆弱となりやすいが、ズレを抑制する効果に加えて、緩衝部材37が枠部材36と第一の層部材31との衝突を抑えることにより、第一の層部材31の破損も効果的に抑制することが可能となる。
特に、緩衝部材37が弾性材料を有する構成としているので、特に衝撃の緩和に優れ、各層部材31~33のズレをより効果的に抑制すると共に第一の層部材31を破損から効果的に保護することが可能となる。
Further, since the cushioning
Further, when the
In particular, since the cushioning
また、図2から見ると分かるように、挿入部材36の押さえ部362、緩衝部材37、第一の層部材31、第二の層部材32及び第三の層部材33は、これら全体を通じて、平面視(文字板3に対する垂直方向)で重なるように配置されている。
このため、挿入部材36の押さえ部362は、第一の層部材31、第二の層部材32及び第三の層部材33を全体的に押さえ、これらを効果的に保持するので、第一~第三の層部材31~33のズレをより効果的に低減することが可能となる。
Further, as can be seen from FIG. 2, the holding
Therefore, the holding
また、挿入部材36は、押さえ部362の裏面が第一の層部材31の表側の面に対向する対向面となっており、当該対向面と第一の層部材31の表側の面との間に緩衝部材37が設けられている。このため、挿入部材36を各被挿入部311~331に挿入した状態で、押さえ部362が緩衝部材37を介して各層部材31~33を押さえ付けることができ、第一~第三の層部材31~33のズレをより効果的に低減することが可能となる。
Further, in the
また、上記挿入部材36は、外周形状が円形であるため、各被挿入部311~331の内周面に対して、全方位で当接した状態で各層部材31~33を保持する構造となり、いずれの方向から外部からの衝撃を受けた場合であっても、各層部材31~33を効果的に保持すること可能である。
Further, since the
次に、本発明に係る文字板を備える腕装着型装置の第二の実施形態について図3に基づいて説明する。
第二の実施形態では、前述した文字板3と異なる形態の文字板3Aについて例示する。従って、本実施形態では、文字板3Aにおける前述した文字板3と異なる点について主に説明する。また、文字板3Aにおける文字板3と同一部分は同一の符号を使用する。
Next, a second embodiment of the arm-mounted device provided with the dial according to the present invention will be described with reference to FIG.
In the second embodiment, a
図3は文字板3Aに垂直な平面に沿った断面図である。
この文字板3Aでは、挿入部材としての枠部材36Aの本体部364Aの外周に第一の層部材31Aに沿った平面に対して傾斜した傾斜面363Aを備えている。また、この枠部材36Aは、前述した枠部材36と同様に嵌合部361を有しているが、押さえ部362は有していない。
傾斜面363Aは、枠部材36Aを挿入する方向に向かうにつれて、その外径が漸減する方向に傾斜している円錐面から構成されている。傾斜面363Aの傾斜角度は、文字板3Aに対する垂直方向に対して、例えば、45度である。なお、傾斜角度は増減可能である。
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along a plane perpendicular to the
The
The
一方、第一の層部材31Aと第二の層部材32Aは、枠部材36Aの傾斜面363Aに対応して、円形の開口部からなる第一の被挿入部311Aと第二の被挿入部321Aとがいずれも内周面が傾斜面311Aa,321Aaとなっている。これら傾斜面311Aa,321Aaの傾斜角度は、文字板3Aに対する垂直方向に対して、例えば、45度である。なお、傾斜角度は増減可能である。
これらの被挿入部311A,321Aは、平面視で重合する配置であって、これら被挿入部311A,321Aの傾斜面311Aa,321Aaは、枠部材36Aを挿入する方向に向かうにつれて、その内径が漸減する方向に傾斜している円錐面から構成されている。
また、第一の層部材31Aの第一の被挿入部311Aよりも第二の層部材32Aの第二の被挿入部321Aの方が内径が小さく設定されており、第一の層部材31Aと第二の層部材32Aとが適正に重ねられた状態において、第一の層部材31Aの第一の被挿入部311Aの傾斜面311Aaと第二の層部材32Aの第二の被挿入部321Aの傾斜面321Aaとが連続して一つの円錐面を構成するようになっている。
そして、第一の層部材31Aの第一の被挿入部311Aと第二の層部材32Aの第二の被挿入部321Aとに枠部材36Aが挿入されると、枠部材36Aの傾斜面363Aに対して、第一の層部材31Aの第一の被挿入部311Aの傾斜面311Aaと第二の層部材32Aの第二の被挿入部321Aの傾斜面321Aaとがいずれも等しい間隔で対向するようになっている。
On the other hand, the
The inserted
Further, the inner diameter of the second inserted
Then, when the
さらに、枠部材36Aの傾斜面363Aと第一の被挿入部311Aの傾斜面311Aa及び第二の被挿入部321Aの傾斜面321Aaとの間には、緩衝部材37Aが介挿されている。
この緩衝部材37Aは、前述した緩衝部材37と同様に、シート状の弾性材料を基材とする両面テープからなる。
Further, a cushioning
The cushioning
なお、文字板3Aの第三の層部材33は、前述した文字板3の第三の層部材33と同一であり、第三の被挿入部331に対して枠部材36Aの嵌合部361が一定の締め付け圧をもって挿入保持される。
The
以上のように、本実施形態では、文字板3Aの枠部材36Aが、第一の層部材31Aに沿った平面に対して傾斜した傾斜面363Aを有し、第一の層部材31Aの第一の被挿入部311A及び第二の層部材32Aの第二の被挿入部321Aと枠部材36Aの傾斜面363Aとの間に緩衝部材37Aが設けられている。
このため、枠部材36Aを挿入することにより、傾斜面363Aが第一の層部材31A及び第二の層部材32Aを第三の層部材33側に押さえ付ける方向に加圧することができ、外部から衝撃を受けた場合でも、各層部材31~33のズレを効果的に抑制することが可能となる。
As described above, in the present embodiment, the
Therefore, by inserting the
また、第一の層部材31Aの第一の被挿入部311A及び第二の層部材32Aの第二の被挿入部321Aは、枠部材36Aの傾斜面363Aに対応して傾斜した傾斜面311Aa,321Aaを有するので、第一の層部材31A及び第二の層部材32Aは、枠部材36Aの挿入により、第三の層部材33側への加圧力が効果的に付与され、外部から衝撃を受けた場合に、各層部材31~33のズレをより効果的に抑制することが可能となる。
Further, the first inserted
さらに、枠部材36Aの傾斜面363Aと第一の層部材31Aの第一の被挿入部311Aと第二の層部材32Aの第二の被挿入部321Aとの間に緩衝部材37Aが設けられているので、第一~第三の層部材31A,32A,33に対する衝撃の影響を緩和することができ、各層部材31A,32A,33のズレをより効果的に抑制することが可能となる。また、脆弱層である第一の層部材31Aの破損をより効果的に抑制することが可能となる。
Further, a cushioning
なお、本実施形態では、枠部材36Aが円形であることを前提として説明したが、枠部材36Aが円弧状である場合も、本体部364Aの外周面を前述した方向の傾斜面とし、各被挿入部311A,321Aにおける本体部364Aの傾斜した外周面に対向する部分を前述した方向の傾斜面とすることで、容易に実現可能である。
Although the description has been made on the premise that the
次に、本発明に係る文字板を備える腕装着型装置の第三の実施形態について図4に基づいて説明する。
第三の実施形態では、前述した文字板3,3Aと異なる形態の文字板3Bについて例示する。従って、本実施形態では、文字板3Bにおける前述した文字板3,3Aと異なる点について主に説明する。また、文字板3Bにおける文字板3,3Aと同一部分は同一の符号を使用する。
Next, a third embodiment of the arm-mounted device provided with the dial according to the present invention will be described with reference to FIG.
In the third embodiment, a
図4は文字板3Bに垂直な平面に沿った断面図である。
この文字板3Bでは、挿入部材としての枠部材36Bの本体部364Bの表側の端部に前述したフランジ状の押さえ部362を備えると共に、本体部364Bの外周に前述した傾斜面363Aを備えている。
そして、枠部材36Bの押さえ部362の裏側の面及び傾斜面363Aと第一の層部材31A及び第二の層部材32Aとの間に緩衝部材37Bが介挿されている。この緩衝部材37Bは、前述した緩衝部材37と同様に、シート状の弾性材料を基材とする両面テープからなる。
FIG. 4 is a cross-sectional view taken along a plane perpendicular to the
In this
A cushioning
この文字板3Bも第三の層部材33は、前述した文字板3の第三の層部材33と同一であり、第三の被挿入部331に対して枠部材36Bの嵌合部361が一定の締め付け圧をもって挿入保持される。
In this
以上のように、本実施形態では、枠部材36Bが押さえ部362と傾斜面363Aの双方によって、緩衝部材37Bを介して第一の層部材31A及び第二の層部材32Aを第三の層部材33側に押さえ付ける方向に加圧するため、外部から衝撃に対して、各層部材31~33のズレをより効果的に抑制することが可能となる。
また、緩衝部材37Bが枠部材36Bの押さえ部362の裏側の面及び傾斜面363Aと第一の層部材31A及び第二の層部材32Aとの間に介挿されているので、第一~第三の層部材31A,32A,33に対するいずれの方向からの衝撃の影響も緩和することができ、各層部材31A,32A,33のズレをより効果的に抑制することが可能となる。また、脆弱層である第一の層部材31Aの破損をより効果的に抑制することが可能となる。
As described above, in the present embodiment, the
Further, since the cushioning
なお、本実施形態も、枠部材36Bが円形であることを前提として説明したが、枠部材36Bが円弧状である場合も、本体部364Bの外周面を前述した方向の傾斜面とし、押さえ部362を設け、各被挿入部311A,321Aにおける本体部364Aの傾斜した外周面に対向する部分を前述した方向の傾斜面とすることで、容易に実現可能である。
Although the present embodiment has also been described on the premise that the
次に、本発明に係る文字板を備える腕装着型装置の第四の実施形態について図5に基づいて説明する。
第四の実施形態では、前述した文字板3,3A,3Bと異なる形態の文字板3Cについて例示する。従って、本実施形態では、文字板3Cにおける前述した文字板3,3A,3Bと異なる点について主に説明する。また、文字板3Cにおける文字板3,3A,3Bと同一部分は同一の符号を使用する。
Next, a fourth embodiment of the arm-mounted device provided with the dial according to the present invention will be described with reference to FIG.
In the fourth embodiment, a
図5は文字板3Cに垂直な平面に沿った断面図である。
この文字板3Cの枠部材36Cは、本体部364Cの裏側の端部に前述した嵌合部361が設けられていない点を除き、前述した枠部材36Bと同一である。
また、枠部材36Cに嵌合部361が設けられていないので、文字板3Cの第三の層部材33Cは、第三の被挿入部331が形成されていない。
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along a plane perpendicular to the
The
Further, since the
そして、枠部材36Cの押さえ部362の裏側の面及び傾斜面363Aと第一の層部材31Aとの間に緩衝部材37Cが介挿されている。この緩衝部材37Cは、前述した緩衝部材37と同様に、シート状の弾性材料を基材とする両面テープからなる。
また、枠部材36Cの傾斜面363Aと第二の層部材32Aの第二の被挿入部321Aとの間には、接着剤38Cが介挿されている。この接着剤38Cは、枠部材36Cと第三の層部材33Cとの間にも介挿されていても良い。
枠部材36Cは、嵌合部361が設けられていないので、第三の層部材33Cに対して、締め付け圧により保持力が得られないので、第二の層部材32A又は第三の層部材33Cに対して接着剤38Cの接着によって保持される。
A cushioning
Further, an adhesive 38C is interposed between the
Since the
以上のように、本実施形態では、枠部材36Cが第二の層部材32Aに接着され、押さえ部362と傾斜面363Aの双方によって、緩衝部材37Cを介して第一の層部材31Aを第二の層部材32A側に押さえ付ける方向に加圧保持するため、外部からの衝撃に対して、第一の層部材31のズレをより効果的に抑制することが可能となる。
また、緩衝部材37Cが枠部材36Cの押さえ部362の裏側の面及び傾斜面363Aと第一の層部材31Aとの間に介挿されているので、第一の層部材31Aに対するいずれの方向からの衝撃の影響も緩和することができ、第一の層部材31Aのズレをより効果的に抑制することが可能となる。また、脆弱層である第一の層部材31Aの破損をより効果的に抑制することが可能となる。
As described above, in the present embodiment, the
Further, since the cushioning
なお、本実施形態では、枠部材36Cが押さえ部362と傾斜面363Aの両方を備える構成を例示したが、押さえ部362と傾斜面363Aのいずれか一方のみを有する構成としても良い。
また、本実施形態も、枠部材36Cが円形であることを前提として説明したが、枠部材36Cが円弧状である場合も、本体部364Cの外周面を前述した方向の傾斜面とし、押さえ部362を設け、各被挿入部311A,321Aにおける本体部364Aの傾斜した外周面に対向する部分を前述した方向の傾斜面とすることで、容易に実現可能である。
In this embodiment, the
Further, the present embodiment has also been described on the premise that the
次に、本発明に係る文字板を備える腕装着型装置の第五の実施形態について図6に基づいて説明する。
既に説明した各実施形態では、枠部材を挿入部材とする場合を例示したが、第一の層部材の第一の被挿入部と第二の層部材の第二の被挿入部とに挿入可能な部材であれば、いずれの部材を挿入部材としても良い。
例えば、図6の文字板3Dに示すように、時字39Dを挿入部材としても良い。
この場合、時字39Dの本体部394Dを平面視(文字板3Dに対する垂直方向視)で一定の形状となる柱状とし、その表側の端部には文字板3Dの平面に沿った方向に延出されたフランジ状の押さえ部392Dが設けられている。また、本体部394Dにおける裏側の端部には、文字板3Dの裏面側に向かって突出した嵌合部391Dが形成されている。
Next, a fifth embodiment of the arm-mounted device provided with the dial according to the present invention will be described with reference to FIG.
In each embodiment described above, the case where the frame member is used as an insertion member has been illustrated, but it can be inserted into the first inserted portion of the first layer member and the second inserted portion of the second layer member. Any member may be used as an insertion member as long as it is a member.
For example, as shown in the
In this case, the
第一の層部材31Dの第一の被挿入部311Dと第二の層部材32Dの第二の被挿入部321Dとは、いずれも、時字39Dの本体部394Dが挿入可能な開口部から構成されている。
また、第三の層部材33Dの第三の被挿入部331Dは、時字39Dの嵌合部391Dが挿入可能な開口部から構成されている。第三の被挿入部331Dは、嵌合部391Dに対して一定の締め付け圧が生じる寸法に設定することが好ましい。
Both the first inserted
Further, the third inserted
そして、時字39Dの押さえ部392Dの裏面と第一の層部材31Dの表面との間には、緩衝部材37Dが介挿されている。この緩衝部材37Dは、前述した緩衝部材37と同様に、シート状の弾性材料を基材とする両面テープからなる。
A cushioning
このように、時字39Dからなる挿入部材を備える文字板3Dの場合も、文字板3の場合と同様に、時字39Dが各被挿入部311D,321D,331Dに挿入され、緩衝部材37Dが押さえ部392Dの裏面と第一の層部材31Dの表面との間に介挿される。これにより、外部からの衝撃に対して、各層部材31D~33Dのズレを効果的に抑制すると共に第一の層部材31Dの破損を効果的に抑制することが可能となる。
As described above, in the case of the
なお、挿入部材としての時字39Dの場合も、枠部材36Aのように、第一の層部材31Dの第一の被挿入部311Dと第二の層部材32Dの第二の被挿入部321Dとの間に互いに対向する傾斜面を設け、押さえ部392Dに替えて、又は、押さえ部392Dと協働して、各層部材31D~33Dを保持する構成としても良い。その場合、各傾斜面は、円錐面ではなく、平坦面としても良い。
In the case of the
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。 Although the embodiments of the present invention have been described above, it goes without saying that the present invention is not limited to such embodiments and can be variously modified without departing from the gist thereof.
例えば、第一~第三の層部材の第一~第三の被挿入部は、各層部材の外縁部よりも内側において表裏に貫通する開口部によって構成される場合を例示したがこれに限定されない。
例えば、各層部材の外縁部において、平面視で凹状に形成された切り欠きによって構成しても良い。
また、上記各実施形態では、文字板が第一~第三の層部材を有する構成を例示したが、層部材は二以上であれば増減可能である。
For example, the case where the first to third insertion portions of the first to third layer members are composed of openings penetrating the front and back inside the outer edge portion of each layer member has been exemplified, but the present invention is not limited thereto. ..
For example, the outer edge portion of each layer member may be formed by a notch formed in a concave shape in a plan view.
Further, in each of the above embodiments, the configuration in which the dial has the first to third layer members is exemplified, but the number of layer members can be increased or decreased as long as the number of layer members is two or more.
なお、上述した各実施形態において、文字板の第一~第三の層部材は、挿入部材としての枠部材又は時字により一体的に保持される構成としても良いが、挿入部材による保持に加えて、第一~第三の層部材の一部又は全部の相互間を接着又は両面テープ等を用いてさらに補強的に保持する構成としても良い。
また、挿入部材としての枠部材又は時字は、嵌合部を有する構成の場合に、第三の被挿入部による締め付け圧のみで保持する構成としても良いが、さらに、接着又は両面テープ等を用いて第三の層部材に固定しても良い。
また、緩衝部材は、両面テープに限らず、例えば、弾性材料のシートであっても良い。
In each of the above-described embodiments, the first to third layer members of the dial may be integrally held by the frame member as the insertion member or the hour letter, but in addition to the holding by the insertion member. Therefore, a configuration may be made in which a part or all of the first to third layer members are further reinforced and held by adhesion or double-sided tape or the like.
Further, the frame member or the hour letter as the insertion member may be held only by the tightening pressure by the third inserted portion in the case of the configuration having the fitting portion, but further, adhesive or double-sided tape or the like may be used. It may be used and fixed to a third layer member.
Further, the cushioning member is not limited to the double-sided tape, and may be, for example, a sheet made of an elastic material.
また、本実施形態では、文字板が時字を備え指針によって時刻等を表示させるアナログ方式のものである場合を例示したが、文字板はアナログ方式のものに限定されず、液晶パネル等を備えるデジタル方式、又はアナログ方式とデジタル方式とが組み合わされたものであってもよい。 Further, in the present embodiment, the case where the dial is of an analog type having hour characters and displaying the time and the like by a pointer is illustrated, but the dial is not limited to the analog type and is provided with a liquid crystal panel or the like. It may be a digital system or a combination of an analog system and a digital system.
また、本実施形態では、文字板が時計に設けられる場合を例示したが、文字板が設けられる腕装着型装置は時計に限定されない。
例えば、歩数計、心拍数計、高度計、気圧計等や、いわゆるスマートウォッチ等に本発明の文字板を適用してもよい。
Further, in the present embodiment, the case where the dial is provided on the watch is illustrated, but the arm-worn device provided with the dial is not limited to the watch.
For example, the dial of the present invention may be applied to a pedometer, a heart rate monitor, an altimeter, a barometer, a so-called smart watch, or the like.
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
第一の被挿入部を有する第一の層部材と、
第二の被挿入部を有し、前記第一の層部材に沿った平面に対する垂直方向視で当該第一の層部材に重なるように配置された第二の層部材と、
前記第一の被挿入部と前記第二の被挿入部の両方に挿入された挿入部材とを備え、
前記挿入部材と前記第一の層部材の間に緩衝部材が設けられていることを特徴とする文字板。
<請求項2>
前記挿入部材、前記緩衝部材、前記第一の層部材及び前記第二の層部材は、前記第一の層部材に沿った平面に対する垂直方向視で重なることを特徴とする請求項1に記載の文字板。
<請求項3>
前記挿入部材は、前記第一の層部材における前記第二の層部材とは反対側の面に対向する対向面を有し、
前記対向面と前記第一の層部材における前記第二の層部材とは反対側の面との間に前記緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の文字板。
<請求項4>
前記挿入部材は、前記第一の層部材に沿った平面に対して傾斜した傾斜面を有し、
前記第一の層部材の前記第一の被挿入部と前記挿入部材の傾斜面との間に前記緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の文字板。
<請求項5>
前記第一の層部材の前記第一の被挿入部は、前記挿入部材の傾斜面に対応して傾斜した傾斜面を有することを特徴とする請求項4に記載の文字板。
<請求項6>
前記挿入部材は、外周形状が円形であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の文字板。
<請求項7>
前記緩衝部材は、弾性材料を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の文字板。
<請求項8>
請求項1から7のいずれか一項に記載の文字板と、ベルトとを備えることを特徴とする腕装着型装置。
Although some embodiments of the present invention have been described above, the scope of the present invention is not limited to the above-described embodiments, but includes the scope of the invention described in the claims and the equivalent scope thereof. ..
The inventions described in the claims originally attached to the application of this application are described below. The claims described in the appendix are the scope of the claims originally attached to the application for this application.
[Additional Notes]
<Claim 1>
With the first layer member having the first insertion part,
A second layer member having a second insertion portion and arranged so as to overlap the first layer member in a vertical direction with respect to a plane along the first layer member.
The insertion member inserted into both the first inserted portion and the second inserted portion is provided.
A dial characterized in that a cushioning member is provided between the insertion member and the first layer member.
<Claim 2>
The first aspect of
<Claim 3>
The insertion member has a facing surface facing the surface of the first layer member opposite to the second layer member.
The dial according to
<Claim 4>
The insertion member has an inclined surface inclined with respect to a plane along the first layer member.
The invention according to any one of
<Claim 5>
The dial according to
<Claim 6>
The dial according to any one of
<Claim 7>
The dial according to any one of
<Claim 8>
An arm-worn device comprising the dial according to any one of
1 時計ケース
2 外装部材
3 文字板
3,3A,3B,3C,3D 文字板
4 ケース本体
11 風防部材
12 バンド取付部
13 操作ボタン
21 凸部
22 延出部
301 時字
31,31A,31D 第一の層部材
311,311A,311D 第一の被挿入部
311Aa 傾斜面
302 指針
32,32A,32D 第二の層部材
321,321A,321D 第二の被挿入部
321Aa 傾斜面
303 小窓部
33,33C,33D 第三の層部材
331,331D 第三の被挿入部
34 日付表示窓
36,36A,36B,36C 枠部材
361 嵌合部
362 押さえ部
363A 傾斜面
364,364A,364B,364C 本体部
37,37A,37B,37C,37D 緩衝部材
38C 接着剤
39D 時字(挿入部材)
392D 押さえ部
394D 本体部
41 凹部
100 時計
121 時計バンド(ベルト)
1
Claims (8)
第二の被挿入部を有し、前記第一の層部材に沿った平面に対する垂直方向視で当該第一の層部材に重なるように配置された第二の層部材と、
前記第一の被挿入部と前記第二の被挿入部の両方に挿入された挿入部材とを備え、
前記挿入部材と前記第一の層部材の間に緩衝部材が設けられていることを特徴とする文字板。 With the first layer member having the first insertion part,
A second layer member having a second insertion portion and arranged so as to overlap the first layer member in a vertical direction with respect to a plane along the first layer member.
The insertion member inserted into both the first inserted portion and the second inserted portion is provided.
A dial characterized in that a cushioning member is provided between the insertion member and the first layer member.
前記対向面と前記第一の層部材における前記第二の層部材とは反対側の面との間に前記緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の文字板。 The insertion member has a facing surface facing the surface of the first layer member opposite to the second layer member.
The dial according to claim 1 or 2, wherein the cushioning member is provided between the facing surface and the surface of the first layer member opposite to the second layer member. ..
前記第一の層部材の前記第一の被挿入部と前記挿入部材の傾斜面との間に前記緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の文字板。 The insertion member has an inclined surface inclined with respect to a plane along the first layer member.
The invention according to any one of claims 1 to 3, wherein the cushioning member is provided between the first inserted portion of the first layer member and the inclined surface of the insertion member. Dial.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020148660A JP2022043411A (en) | 2020-09-04 | 2020-09-04 | Dial and arm attachment type device |
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Publication Number | Publication Date |
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