JP2022040868A - Pinball game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、弾球遊技機に関する。 The present invention relates to a ball game machine.
当否判定での当選に起因して、当否判定での当選確率が上昇する確変状態や、当否判定の実行頻度を上昇させる時短状態に移行するパチンコ機が知られている。確変状態や時短状態では、通常状態に比べ、遊技者にとって有利な遊技が行われる。このため、一般的に、このようなパチンコ機では、確変状態中や時短状態中には、遊技者の期待感を高めるため、通常状態とは異なる演出モードに移行する。 There are known pachinko machines that shift to a probabilistic state in which the winning probability in the winning / failing determination increases due to winning in the winning / failing determination, or a time-saving state in which the execution frequency of the winning / failing determination increases. In the probabilistic state and the time saving state, a game that is advantageous to the player is performed as compared with the normal state. For this reason, in general, in such a pachinko machine, in order to raise the expectation of the player during the probable change state or the time saving state, the pachinko machine shifts to a production mode different from the normal state.
ここで、確変状態中や時短状態中に当否判定で当選しない場合、遊技者は、確変状態や時短状態の終了と共に遊技を終了する場合がある。これに対し、特許文献1に記載されているように、時短状態の終了後も、時短状態中に移行した特別な演出モードを継続するパチンコ機が知られている。これにより、時短状態の終了後に通常状態とは異なる演出が行われるため、遊技者の遊技意欲を刺激し、時短状態の終了と共に遊技者が遊技を終了してしまうのを抑制できる。
Here, if the player does not win the prize in the winning / failing determination during the probability change state or the time reduction state, the player may end the game at the end of the probability change state or the time reduction state. On the other hand, as described in
さらに、特許文献2に記載されているように、ハズレとなる当否判定が所定回数(一例として、600回)にわたって連続的に発生すると、時短状態に移行するパチンコ機も知られている(例えば、特許文献2)。
Further, as described in
特許文献2のパチンコ機によれば、当否判定で当選しなくても遊技者に特典を付与することができ、遊技の興趣が向上する。しかし、当否判定でのハズレが連続的に発生したことにより移行した時短状態の終了時にまで、特許文献1のパチンコ機のようにして特別な演出モードに移行するとなると、該演出モードが行われる頻度が過度に高くなる恐れがある。その結果、該演出モードの価値が低くなり、該演出モードに移行しても、遊技者の遊技意欲を十分に向上させることができなくなる恐れがある。
According to the pachinko machine of
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、時短状態の終了時に遊技者に遊技の継続を効果的に促すことを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to effectively encourage the player to continue the game at the end of the time saving state.
上記課題に鑑みてなされた請求項1に係る発明は、特図の変動表示の時間が短縮される時短状態に移行可能な弾球遊技機であって、始動口への入球に起因して当否判定を行う当否判定手段と、当否判定の結果を報知するため、変動表示を行う変動手段と、当否判定で小当りになると、大入賞口を開放する小当り遊技を行う小当り遊技手段と、当否判定で大当りになるか、又は、小当り遊技にて、大入賞口に入球した遊技球が特定領域に進入すると、複数のラウンドにわたって大入賞口を開放する大当り遊技を行う大当り遊技手段と、大当り遊技が行われた後に、時短状態に移行すると共に、該時短状態への移行後、予め定められた期間が経過すると、該時短状態を終了する第1時短手段と、当否判定に関して定められた時短開始条件が充足されると、時短状態に移行すると共に、該時短状態への移行後、予め定められた期間が経過すると、該時短状態を終了する第2時短手段と、特定モードを含む複数の演出モードのいずれかに移行可能であり、移行した演出モードに応じた態様で演出を行う演出手段と、を備え、演出手段は、第1時短手段による時短状態の終了に起因して特定モードに移行し、第2時短手段による時短状態の終了に起因して、特定モード以外の他の演出モードに移行する。
The invention according to
上記構成によれば、大当り遊技後に第1時短手段により時短状態(以後、第1時短状態)に移行した場合には、第1時短状態の終了後に演出モードが特定モードとなり、特別な演出が行われる。このため、大当り遊技にて賞球を獲得した遊技者の遊技意欲を刺激し、時短状態の終了時に遊技者に遊技の継続を促すことができる。
一方、第2時短手段により時短状態(以後、第2時短状態)に移行しても、第2時短状態中に大当りや小当りが発生し、大当り遊技が行われないと、遊技者は十分な賞球を獲得できない可能性がある。このため、大当りや小当りが発生することなく第2時短状態が終了したとしても、遊技者は遊技を継続する可能性がある。これに対し、上記構成によれば、第2時短状態が終了しても、特定モードに移行しない。このため、時短状態の終了後も遊技者が遊技を継続する意思を有している場合にまで、必要以上に演出モードが特定モードに移行してしまうのを抑制できる。これにより、特定モードへの移行頻度を抑制でき、特定モードの価値が低減するのを抑制できる。
According to the above configuration, when the time saving state (hereinafter referred to as the first time saving state) is entered by the first time saving means after the big hit game, the effect mode becomes a specific mode after the end of the first time saving state, and a special effect is performed. Will be. Therefore, it is possible to stimulate the player's willingness to play the prize ball in the big hit game and encourage the player to continue the game at the end of the time saving state.
On the other hand, even if the player shifts to the time saving state (hereinafter referred to as the second time saving state) by the second time saving means, the player is sufficient if a big hit or a small hit occurs during the second time saving state and the big hit game is not performed. You may not be able to win the prize ball. Therefore, even if the second time saving state ends without the occurrence of a big hit or a small hit, the player may continue the game. On the other hand, according to the above configuration, even if the second time saving state ends, the mode does not shift to the specific mode. Therefore, it is possible to prevent the effect mode from shifting to the specific mode more than necessary even when the player has an intention to continue the game even after the end of the time saving state. As a result, the frequency of transition to the specific mode can be suppressed, and the value of the specific mode can be suppressed from being reduced.
したがって、時短状態の終了時に特定モードに移行することで、遊技者の遊技意欲をより一層刺激でき、時短状態の終了時に遊技者に遊技の継続をより効果的に促すことができる。
なお、請求項2に記載されているように、演出モードとして、時短状態でない場合に移行し得る通常モードが設けられており、演出手段は、特定モードの終了後に通常モードに移行し、通常モード中における第1時短手段による時短状態への移行の要因となる当否判定での当選の発生後、演出手段による特定モードから通常モードへの移行が生じるまでに行われた大当り遊技の回数である連チャン回数をカウントするカウント手段をさらに備え、演出手段は、連チャン回数が予め定められた開始回数に達したことに起因して、予め定められた演出である連チャン演出を行っても良い。
Therefore, by shifting to the specific mode at the end of the time saving state, the player's motivation to play can be further stimulated, and the player can be more effectively encouraged to continue the game at the end of the time saving state.
As described in
上記構成によれば、第1時短状態の終了後であっても、特定モード中に当否判定で当選すれば、カウント手段により連チャン回数としてカウントされる。そして、連チャン回数が開始回数に達すると、連チャン演出が行われる。このため、特定モード中における遊技者の遊技意欲をより一層刺激でき、より効果的に、時短状態の終了時に遊技者に遊技の継続を促すことができる。 According to the above configuration, even after the end of the first time saving state, if a winner is selected in the winning / failing determination during the specific mode, the number of consecutive chans is counted by the counting means. Then, when the number of consecutive chans reaches the number of starts, the continuous chan production is performed. Therefore, the player's motivation to play in the specific mode can be further stimulated, and more effectively, the player can be encouraged to continue the game at the end of the time saving state.
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[第1実施形態]
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、第1実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に保持される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The embodiments of the present invention are not limited to the following embodiments, and various embodiments may be adopted as long as they belong to the technical scope of the present invention.
[First Embodiment]
[Description of configuration]
(1) Overall Configuration As shown in FIG. 1, the
前枠52の上部の左右両側にはスピーカ66が設置されており、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向性を向上させる。また、前枠52には、演出により発光する横枠ランプ65及び上枠ランプ68が設けられている。横枠ランプ65及び上枠ランプ68には、LEDが設けられており、所定の発光色で点灯する。この他にも、前枠52には、遊技の異常を報知するLEDが設けられている。
前枠52の下部には、上皿55と下皿63とが一体に形成されている。また、下皿63の右側には発射ハンドル64が設けられており、該発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置が作動し、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63は、上皿55から溢れた賞球を受けるよう構成されており、球抜きレバーを操作することで、下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられたドル箱に移すことができる。また、上皿55の中央には、遊技ボタン67が設けられている。
An
The
本パチンコ機50は、いわゆるCR機であり、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属されていると共に、上皿55の右側には球貸ボタン57,精算ボタン58,精算表示装置59が設けられている。
なお、図1の49は、前枠52及び前記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠49に所定の鍵を挿入して鍵を時計回りに操作すると、内枠が開放され、反時計回りに操作すると、前枠52が開放される。
This
Note that 49 in FIG. 1 is a cylinder lock that locks the
また、図2に示すように、遊技盤1には、外レール2aと内レール2bとによって囲まれた略円形の遊技領域3が形成されている。遊技領域3には、その中央部にセンターケース5が装着され、センターケース5に向かって右横には、普通図柄作動ゲート22が設置されている。普通図柄作動ゲート22を遊技球が通過すると、普通図柄の当否抽選用の複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数に基づく当否判定(普通図柄抽選)が行われる。
Further, as shown in FIG. 2, the
センターケース5の直下には、遊技球の入球に起因して第1特別図柄(第1特図或いは特図1とも記載)の変動表示を伴う大当り抽選(当否判定)が行われる第1始動口11が設置されている。また、センターケース5の右横であって、普通図柄作動ゲート22の直下には、遊技球の入球に起因して第2特別図柄(第2特図或いは特図2とも記載)の変動表示を伴う大当り抽選が行われる第2始動口12が設置されている。
Immediately below the
第1始動口11は、左打ち(センターケース5の左側を狙い打つこと)により発射された遊技球が主に流下する領域(左打ち領域)に配置されていると共に、第2始動口12は、右打ち(センターケース5の右側を狙い打つこと)により発射された遊技球が主に流下する領域(右打ち領域)に配置されている。
このため、左打ちを行うことで第1始動口11を狙い打つことができると共に、右打ちを行うことで第2始動口12を狙い打つことができる。
The
Therefore, by hitting left, it is possible to aim at the
なお、第1,第2始動口11,12の配置は、これに限定されることはなく、例えば、第1,第2始動口11,12を上下に並べてセンターケース5の下方に配置しても良いし、第1始動口11を右打ち領域に、第2始動口12を左打ち領域に配置しても良い。
第1始動口11は、常時遊技球が入球可能に構成されているが、第2始動口12は、普通図柄抽選での当選により開放される普通電動役物として構成されており、開放時のみ入球可能となっている。なお、閉鎖時であっても、稀に入球可能な構成としても良い。
The arrangement of the first and
The
第1始動口11に遊技球が入球すると、第1特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第1保留記憶として記憶されると共に、第2始動口12に遊技球が入球すると、第2特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第2保留記憶として記憶される。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄抽選での当選時に、所定時間の開放が行われる。
When a game ball enters the
The
また、センターケース5の下方においては、第1始動口11の右側であって、第2始動口12の下方には、特別電動役物からなる大入賞口20が設けられている。大入賞口20は、右打ちされた遊技球が主に入球する位置に配されている。無論、大入賞口20の配置は、これに限定されることはなく、例えば、左打ち領域に大入賞口20を配置しても良い。
Further, below the
遊技盤1における向かって左側の領域には、複数(例えば、7個程度)のLEDを備える第1特図表示装置9及び第2特図表示装置10と、4個のLEDからなる第1特図保留数表示装置23及び第2特図保留数表示装置24が設置されている。また、遊技盤1における向かって右下の領域には、2個のLEDからなる普通図柄表示装置7と、4個のLEDからなる普図保留数表示装置8が設置されている。
In the area on the left side of the
第1特図表示装置9では特図1が、第2特図表示装置10では特図2が表示されるが、第1,第2特図表示装置9,10は、これらの特図を表示する際の各LEDの点灯パターンを変則的なものとすることで、遊技者が特図の判別を不可能或いは困難とする。なお、第1,第2特図表示装置9,10を構成するLEDの並びを変則的なものとすることで、遊技者が表示された特図を判別することを不可能或いは困難としても良い。
The special figure 1 is displayed on the first special
図2に示す遊技盤1のセンターケース5には、中央に演出図柄表示装置6(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設され、LCDパネルの演出画面上では、演出図柄の変動表示等を行うことで、第1,第2特図に対応する大当り抽選の結果を報知する図柄演出が行われる。
また、センターケース5には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージ等が設けられている。
The LCD panel of the effect symbol display device 6 (not shown as a whole) is arranged in the center of the
Further, the
また、センターケース5の下方であって、第1始動口11の左方には、一般入賞口25~27が配置されている。また、第2始動口12の下方(換言すれば、第1及び第2大入賞口20,21の右方)には、一般入賞口28が配置されており、これらは、常時遊技球が入球可能に構成されている。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
Further, general winning
A large number of game nails are planted in the
また、図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、遊技盤1を脱着可能に取付ける内枠70が外枠51に収納された構成となっている。内枠70は、前枠52と同様、一方の側縁(図3に向かって右側)の上下位置が外枠51に設けられたヒンジ53に結合され、開閉可能に設置されている。内枠70には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク71,タンクレール72,払出ユニット73が設けられ、払出ユニット73の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤1の入賞口に遊技球が入賞すると、球タンク71に貯留されている所定個数の遊技球(賞球)が払出装置から払い出され、流下通路を通り上皿55に払い出される。また、第1実施形態では、払出装置は、球貸ボタン57の操作に応じて遊技球(貸球)を払い出すよう構成されている。
Further, as shown in FIG. 3, the back side of the
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80,払出制御装置81,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83,発射制御装置,電源基板85が設けられている。主制御装置80,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83は、遊技盤1に設けられ、払出制御装置81,発射制御装置,電源基板85は、内枠70に設けられている。なお、図3では発射制御装置が記載されていないが、発射制御装置は、払出制御装置81の奥側(遊技盤1側)に配されている。
Further, on the back side of the
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、外部接続端子板78により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。
(2)電気的構成について
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80,払出制御装置81,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83のいずれもCPU,ROM,RAM,入力ポート,出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84,電源基板にはCPU,ROM,RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU,ROM,RAM等を設けてもよい。
Further, an external
(2) Electrical configuration Next, the electrical configuration of the
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口SW11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口SW12a、普通図柄作動ゲート22に進入した遊技球を検出する普通図柄作動SW22a、一般入賞口25~28に入球した遊技球を検出する一般入賞口SW25a等からの検出信号が入力される。
また、このほかにも、大入賞口20に入球した遊技球を計数するためのカウントSW20aからの検出信号が入力される。
The
In addition to this, a detection signal from the
主制御装置80は、搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号等に基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特図表示装置9,第2特図表示装置10,第1特図保留数表示装置23,第2特図保留数表示装置24,普通図柄表示装置7,普図保留数表示装置8の表示を制御する。
The
Further, the
さらに、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド20bを制御することで大入賞口20の開閉を制御すると共に、普電役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
また、主制御装置80には、設定表示装置80aと、RAMクリアSW80bと、設定キーSW80cとが設けられている。設定表示装置80a、RAMクリアSW80b、及び、設定キーSW80cは、遊技者による視認や操作が不可能な位置に配置されており、内枠を開放することで、これらの視認及び操作が可能となる。
Further, the
Further, the
設定表示装置80aは、7セグメントLED表示器等を有する。詳細は後述するが、第1実施形態のパチンコ機は、複数の設定値のうちの1つを選択する設定変更機能を備えており、選択された設定値に応じて大当り抽選で大当りとなる確率を段階的に変更可能となっている。設定表示装置80aは、現在の設定値を表示する。なお、設定表示装置80aを設けない構成としても良い。しかし、第1実施形態のパチンコ機50では、一例として、設定変更機能が無効となっており、1段階の設定値のみを選択可能となっているため、大当り抽選で大当りとなる確率を変更できない。無論、設定変更機能を有効とし、複数の設定値のうちのいずれかを設定可能としても良い。
The
また、RAMクリアSW80bは、主制御装置80のRAMを初期化(クリア)するためのスイッチである。また、RAMクリアSW80bは、設定値の変更(以後、設定変更とも記載)にも用いられる。
また、設定キーSW80cは、設定キーを挿入可能な部位である。設定キーSW80cは、ON状態とOFF状態とを有し、設定キーを設定キーSW80cに挿入して回すことで、ON状態とOFF状態との切り替えが可能となる。設定キーSW80cがON状態である場合に、大当りの設定変更が可能となる。
Further, the RAM clear SW80b is a switch for initializing (clearing) the RAM of the
Further, the setting key SW80c is a portion where the setting key can be inserted. The setting key SW80c has an ON state and an OFF state, and by inserting the setting key into the setting key SW80c and turning it, it is possible to switch between the ON state and the OFF state. When the setting key SW80c is in the ON state, the jackpot setting can be changed.
また、主制御装置80は、現在の設定値を記憶するための図示しない不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)を備える。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されるほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。
Further, the
The output signal from the
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ30を稼働させて賞球を払い出させる。第1実施形態においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW31の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出SW31の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
Bidirectional communication is possible between the
The
なお、払出制御装置81は、ガラス枠閉鎖SW45,内枠閉鎖SW46,球切れSW33,払出SW31,満杯SW32からの信号が入力され、満杯SW32により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合や、球切れSW33により球タンク71に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力された場合には、払出モータ30を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。また、満杯SW32,球切れSW33も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ30の駆動を再開させる。
In the
また、払出制御装置81は、CRユニット端子板34を介してCRユニット56と交信することで払出モータ30を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出SW31に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。また、CRユニット端子板34は、精算表示装置59とも双方向通信可能に接続されており、精算表示装置59には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン57、精算を要求するための精算ボタン58が設けられている。
Further, the
また、払出制御装置81は、外部接続端子板78を介して賞球に関する情報、枠(内枠70,前枠52)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータ87に送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
なお、第1実施形態のパチンコ機50は遊技球を払出す構成であるが、入賞等に応じて発生した賞球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
Further, the
Although the
発射制御装置84は、発射モータ40を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には、払出制御装置81以外に、発射ハンドル64からの回動量信号、タッチSW38からのタッチ信号、発射停止SW39から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止SW39を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
The
In addition to the
The rotation amount signal is output when the player operates the
サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信する。なお、サブ統合制御装置83は、主制御装置80に対しデータを送信しない。そして、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。
The
音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカ66からの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部は、ランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって横枠ランプ65及び上枠ランプ68を制御する。
また、サブ統合制御装置83には、遊技ボタン67が接続されており、遊技者が遊技ボタン67を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
The functional unit as a voice control device controls the voice output from the
Further, a
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄の変動表示(図柄演出)等の演出画面を表示させる。
Bidirectional communication is possible between the
The effect
[動作の説明]
(1)設定変更機能について
上述したように、第1実施形態のパチンコ機50は、設定変更機能を備えているものの、設定値が予め固定されており、設定値の変更はできない構成となっている。なお、複数の設定値のうちのいずれかを設定可能とし、設定値が高くなるに従い、大当りが発生する確率が高くなるようにしても良い。設定値は、主制御装置80における不揮発性メモリに保存される。主制御装置80は、電源投入時に不揮発性メモリに保存されている設定値をRAMに保存し、該設定値を現在の設定値とする。
[Explanation of operation]
(1) Setting change function As described above, although the
パチンコ機50では、電源投入時におけるRAMクリアSW80b及び設定キーSW80cの操作により、設定変更が行われる。具体的には、RAMクリアSW80bがオンされており、且つ、設定キーSW80cがON状態である場合に、パチンコ機の電源が投入されると、主制御装置80は設定変更モードに移行する。設定変更モードでは、まず、現在の設定値が設定表示装置80aに表示され、RAMクリアSW80bが操作される度に、設定表示装置80aに表示される設定値が順番に変更する。そして、設定キーSW80cがOFF状態となるように操作されると、その時に設定表示装置80aに表示されていた設定値が、新たに、パチンコ機50の現在の設定値となる。この時、主制御装置80は、新たな現在の設定値を不揮発性メモリに保存すると共に、現在の設定値を示す設定値コマンドと、設定変更がなされた旨を示す設定変更コマンドとを、サブ統合制御装置83に送信する。
In the
(2)概要について
次に、第1実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。パチンコ機50では、大当り抽選にて大当りに当選すると大当り遊技が行われる。大当り遊技では、予め定められた総ラウンド数(一例として、4R又は10R)にわたって大入賞口20が開放される。そして、大当り遊技の終了後には、特典期間に移行し、予め定められた継続回数の大当り抽選が行われるまでの間、時短機能、又は、時短機能及び確変機能が作動する。
(2) Outline Next, the operation of the
なお、確変機能とは、大当り抽選で当選する確率を上昇させる機能である。以後、確変機能が作動した遊技状態を、確変状態又は高確率状態と記載し、確変機能が作動していない遊技状態を、低確率状態とも記載する。なお、低確率状態、高確率状態における大当り抽選で大当りとなる確率は、それぞれ、1/300、1/30である(図5(a)参照)。 The probability change function is a function that increases the probability of winning in a big hit lottery. Hereinafter, the gaming state in which the probability variation function is activated is described as a probability variation state or a high probability state, and the gaming state in which the probability variation function is not activated is also described as a low probability state. The probabilities of winning a big hit in the big hit lottery in the low probability state and the high probability state are 1/300 and 1/30, respectively (see FIG. 5A).
一方、時短機能とは、第2特図の大当り抽選が行われる頻度を上昇させる機能である。具体的には、時短機能の作動時には、特別図柄表示装置での特図の変動表示時間が短くなる。また、これに加え、時短機能の作動時には、例えば、普通図柄抽選の当選確率が上昇したり、普通図柄抽選で当選した際の第2始動口12の開放時間が長くなったり、普通図柄抽選がなされた際の普通図柄表示装置7での変動表示時間が短くなったりしても良い。以後、時短機能が作動した遊技状態を、時短状態と記載する。また、確変機能及び時短機能が作動していない遊技状態を、通常状態とも記載する。
On the other hand, the time saving function is a function to increase the frequency of the big hit lottery of the second special figure. Specifically, when the time saving function is activated, the variation display time of the special symbol on the special symbol display device is shortened. In addition to this, when the time saving function is activated, for example, the winning probability of the normal symbol lottery increases, the opening time of the
特典期間は時短状態となるため、第2始動口12への入球が容易となり、第2特図の大当り抽選が行われる頻度が高くなる。このため、特典期間は右打ちを行い、第2始動口12への入球を狙う遊技が行われる。一方、時短状態でない場合には、第2始動口12への入球は困難となる。このため、時短状態でない場合には、左打ちを行い、第1始動口11への入球を狙う遊技が行われる。
Since the privilege period is shortened, it becomes easier to enter the
また、パチンコ機50では、大当りが発生した際に第1、第2特図表示装置9、10に確定表示される特図(以後、大当り図柄とも記載)として、複数の種類が設けられている。つまり、複数の種類の大当りが設けられており、大当り図柄により大当りの種類が定められる。そして、図5(b)、(c)に示すように、大当り図柄に応じて、大当り遊技の総ラウンド数と、大当り遊技後の特典期間での遊技状態が定められる。具体的には、特図1の各大当り図柄は、特1大当り図柄1、2に区分されると共に、特図2の各大当り図柄は、特2大当り図柄1~3に区分される。なお、これらの区分の各々は、複数の種類の大当り図柄を含んでいる。
Further, in the
そして、大当り図柄が特1大当り図柄2、又は、特2大当り図柄2、3である大当りは、確変大当りとして構成されており、確変大当りに起因して行われる大当り遊技後の特典期間では、確変機能及び時短機能が作動する。一方、大当り図柄が特1大当り図柄1、又は、特2大当り図柄1である大当りは、通常大当りとして構成されており、通常大当りに起因して行われる大当り遊技後の特典期間では、確変機能は作動しないが時短機能が作動する。なお、特定の大当り図柄により大当りとなった場合には、大当り遊技終了後に特典期間に移行せず、大当り遊技後の遊技状態を通常状態としても良い。
The jackpot whose jackpot symbol is the special 1
また、大当り図柄が特1大当り図柄2及び特2大当り図柄2、3に属する場合には、特典期間の継続回数は100回となる。一方、大当り図柄が特1大当り図柄1及び特2大当り図柄1に属する場合には、特典期間の継続回数は、大当り図柄に応じて、20回、50回、100回のうちのいずれかに設定される。
(3)時短機能について
第1実施形態のパチンコ機50は、大当り抽選に関して定められた時短開始条件が充足されると、時短状態に移行する。具体的には、時短当選が生じるか、又は、連続時短機能が作動すると、時短開始条件が充足される。
Further, when the jackpot symbol belongs to the special 1
(3) Time saving function The
すなわち、第1実施形態では、第1特図として時短図柄が設けられており、通常状態中、第1特図の変動表示にて時短図柄が確定表示されると、時短当選が発生して時短状態に移行する。一例として、時短当選の確率は、1/150となっている(図5(a)参照)。しかしながら、該確率は、適宜定められる。なお、該時短状態中に実行可能な大当り抽選の回数である継続回数は、一例として20回となっている。しかし、継続回数は適宜定められる。また、時短図柄は複数設けられていても良く、確定表示された時短図柄の種類に応じて継続回数が定められても良い。 That is, in the first embodiment, the time saving symbol is provided as the first special figure, and when the time saving symbol is confirmed and displayed on the variable display of the first special figure during the normal state, the time saving winning occurs and the time saving symbol is generated. Move to the state. As an example, the probability of winning a short time is 1/150 (see FIG. 5A). However, the probability is determined as appropriate. The number of continuations, which is the number of big hit lottery that can be executed during the time saving state, is 20 times as an example. However, the number of continuations is set as appropriate. Further, a plurality of time-saving symbols may be provided, and the number of continuations may be determined according to the type of the time-saving symbol that has been confirmed and displayed.
なお、第1特図のみならず、第2特図にも時短図柄を設け、第2特図の大当り抽選でも時短当選が生じるようにしても良い。これにより、時短状態終了後における第2特図の残存保留に基づく大当り抽選が行われる際、大当り以外にも時短状態を獲得するチャンスが生じる。このため、大当りを発生すること無く時短状態が終了した場合であっても、時短状態が復活する望みを残すことができる。なお、残存保留とは、時短状態終了後に存在している、該時短状態中に生じた保留記憶を意味する。さらに、第2特図の時短当選での継続回数は、第1特図の時短当選での継続回数よりも多くても良い。また、第2特図の時短当選の確率は、第1特図の時短当選の確率よりも高くても良い。これにより、残存保留の消化により時短状態を獲得することへの期待感を高めることができる。 It should be noted that not only the first special figure but also the second special figure may be provided with a time saving symbol so that the time saving winning may occur even in the big hit lottery of the second special figure. As a result, when the big hit lottery based on the remaining hold of the second special figure after the end of the time saving state is performed, there is a chance to acquire the time saving state other than the big hit. Therefore, even if the time saving state ends without generating a big hit, it is possible to leave the hope that the time saving state will be restored. The remaining hold means the hold memory generated during the time saving state, which exists after the end of the time saving state. Further, the number of continuations in the time-saving winning of the second special figure may be larger than the number of continuations in the time-saving winning of the first special figure. Further, the probability of winning the time saving of the second special figure may be higher than the probability of winning the time saving of the first special figure. As a result, it is possible to raise expectations for acquiring a time-saving state by digesting the remaining hold.
また、パチンコ機50は、低確率状態の継続中、大当り以外の抽選結果が得られた大当り抽選(換言すれば、大当り遊技を生じさせない大当り抽選)が連続的に発生した回数である連続回数が予め定められた上限回数に到達すると、連続時短機能が作動して時短機能が作動する。なお、上限回数は、一例として、800回であっても良い。なお、上限回数は、例えば750回から900回の範囲で適宜定められ得る。また、連続時短機能により時短状態に移行した場合、該時短状態の継続回数は、特典期間における時短状態の継続回数、及び、時短当選時に移行する時短状態の継続回数よりも多い。第1実施形態では、連続時短機能の作動により移行した時短状態の継続回数は、一例として、1140回となっている。しかし、該継続回数は、一例として1140回以下の範囲で適宜定められ得る。
Further, the
(4)メインルーチンについて
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図6に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
S10では、主制御装置80は、正常なタイマ割り込みによりメインルーチンが起動されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S10:yes)、S20に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S10:no)、S15に処理を移行する。
(4) Main Routine First, the main routine in the
In S10, the
S15では、主制御装置80は、CPUやI/O等の初期設定を行い、S70に処理を移行する。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り図柄決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数の更新(S45)を行う。
In S15, the
On the other hand, when an affirmative determination is obtained in S10, the
そして、主制御装置80は、始動口等といった入賞口への遊技球の入賞を検出する入賞確認処理と(S50)、始動口への入賞に起因して大当り抽選を行う当否判定処理と(S55)、サブ統合制御装置83等にデータ及びコマンドを送信し、また、ホールコンピュータ87等に各種情報を送信する各出力処理と(S60)、遊技者の不正行為を検出する不正監視処理と(S65)を行う。
Then, the
なお、これ以外にも、遊技球の普通図柄作動ゲート22の通過に起因して普通図柄抽選等を行う普図当否判定処理や、普通電動役物(第2始動口12)を開放することで普図遊技を行う普図遊技処理等が行われる。
また、当否判定処理に続いて、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が行われる。
また、S70では、主制御装置80は、次のタイマ割込みが発生してメインルーチンが起動されるまで、初期値乱数の更新を繰り返し行う。
In addition to this, it is possible to perform a normal symbol lottery or the like due to the passage of the normal
Further, following the hit / fail determination process, a jackpot game process for performing a jackpot game is performed.
Further, in S70, the
(5)始動口入賞確認処理について
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶等を行う始動口入賞確認処理について、図7に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
(5) Starting opening winning confirmation process Next, FIG. 7 shows a starting opening winning confirmation process that detects winnings in the first and
S100では、主制御装置80は、第1始動口SW11aの検出信号に基づき、第1始動口11への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S100:yes)、S105に処理を移行し、否定判定の場合は(S100:no)、S115に処理を移行する。
S105では、主制御装置80は、第1始動口11に対応する特図についての保留記憶の数(第1保留記憶)が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合は(S105:yes)、S115に処理を移行し、否定判定の場合は(S105:no)、S110に処理を移行する。
In S100, the
In S105, the
S110では、主制御装置80は、大当り抽選に用いられる大当り決定用乱数や、大当り図柄を決定する大当り図柄決定用乱数や、図柄演出においてリーチとなるか否かを決定するためのリーチ判定用乱数や、特別図柄の変動時間等を決定するための変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を第1保留記憶として記憶すると共に、何個の第1保留記憶が生じているかを示す第1保留数コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し、S115に処理を移行する。
In S110, the
なお、S110では、主制御装置80は、第1保留記憶に係る大当り決定用乱数等(換言すれば、数値データ)が特定値であるか否かを判定することで、高確率状態である場合と低確率状態である場合との各々について、該第1保留記憶に基づく大当り抽選で大当りが生じるか否かや、該大当り抽選の結果を報知する図柄演出にて特定のリーチが生じるか否かを判定する先読みを行う。そして、先読み結果を示す先読みコマンドを、サブ統合制御装置83に送信する。
In S110, the
なお、この他にも、例えば、抽出した乱数を第1保留記憶として記憶する前に、該乱数に基づき先読みを行っても良いし、抽出した乱数を第1保留記憶のために設けられたメモリ領域とは別のメモリ領域に記憶し、該別のメモリ領域に記憶された乱数に基づき先読みを行っても良い。
S115では、主制御装置80は、第2始動口SW12aの検出信号に基づき、第2始動口12への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S115:yes)、S120に処理を移行し、否定判定の場合は(S115:no)、本処理を終了する。
In addition to this, for example, before storing the extracted random number as the first hold storage, pre-reading may be performed based on the random number, or the extracted random number may be stored in the first hold storage. It may be stored in a memory area different from the area, and pre-reading may be performed based on the random number stored in the other memory area.
In S115, the
S120では、主制御装置80は、第2始動口12に対応する特図についての保留記憶の数(第2保留記憶)が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合は(S120:yes)、本処理を終了し、否定判定の場合は(S120:no)、S125に処理を移行する。
S125では、主制御装置80は、大当り決定用乱数や大当り図柄決定用乱数やリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を第2保留記憶として記憶すると共に、何個の第2保留記憶が生じているかを示す第2保留数コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
In S120, the
In S125, the
なお、主制御装置80は、第2保留記憶に係る大当り決定用乱数等に対し上述した先読みを行い、先読みコマンドをサブ統合制御装置83に送信しても良い。
(6)当否判定処理について
次に、保留記憶に係る大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図8~12のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される。また、本処理の終了後は、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が実行される。
The
(6) Win / Fail Judgment Process Next, a win / fail determination process in which a jackpot lottery is performed using a random number for determining a jackpot related to a hold memory will be described with reference to the flowcharts of FIGS. 8 to 12. This process is executed from the main routine. Further, after the end of this process, the jackpot game process for performing the jackpot game is executed.
まず、図8に関して、S200では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S200:yes)、本処理を終了し、否定判定の場合には(S200:no)、S205に処理を移行する。
S205では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の変動表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S205:yes)、図11のS320に処理を移行し、否定判定の場合には(S205:no)、S210に処理を移行する。
First, with respect to FIG. 8, in S200, the
In S205, the
S210では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の確定表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S210:yes)、図12のS330に処理を移行し、否定判定の場合には(S210:no)、図9のS215に処理を移行する。
続いて図9に関して、S215では、主制御装置80は、第1保留記憶及び第2保留記憶の有無を判定し、いずれかの保留記憶が存在する場合には(S215:yes)、S220に処理を移行すると共に、そうでない場合には(S215:no)、本処理を終了する。
In S210, the
Subsequently, with respect to FIG. 9, in S215, the
S220では、主制御装置80は、第2保留記憶が存在する場合には、第2保留記憶のうち最先に生じたものを選択し、第2保留記憶が存在せず、第1保留記憶のみが存在する場合には、第1保留記憶のうち最先に生じたものを選択する。なお、第1及び第2保留記憶のうち、最先に生じたものを選択する構成としても良い。
S225では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S225:yes)、S230に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S225:no)、S235に処理を移行する。
In S220, when the second reserved storage exists, the
In S225, the
S230では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変状態に対応する当否判定用テーブル(確変テーブル)に基づき、大当り抽選で大当りとなるか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S240に処理を移行する。
一方、S235では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変状態で無い場合に対応する当否判定用テーブル(通常テーブル)に基づき、大当り抽選で大当りとなるか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S240に処理を移行する。
In S230, the
On the other hand, in S235, is the
S240では、主制御装置80は、大当り抽選で大当りが生じたか否かを判定し、肯定判定の場合には(S240:yes)、S245に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S240:no)、図10のS265に移行する。
S245では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り図柄決定用乱数に基づき大当り図柄を決定する。なお、大当り図柄決定用乱数に基づく決定の結果、第1特図,第2特図に対応する各大当り図柄は、予め定められた振分率に従いランダムに選択される。そして、S250に処理を移行する。
In S240, the
In S245, the
S250では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る変動パターン決定用乱数と変動パターンテーブルとに基づきに基づき特別図柄の変動時間等を決定する。具体的には、変動パターンテーブルには、特図の変動時間が登録されており、変動パターン決定用乱数に基づき変動パターンテーブルに登録されたいずれかの変動時間を選択することで、特図の変動時間が決定される。第1実施形態では、時短機能の作動時に用いられる時短変動パターンテーブルと、時短機能の非作動時に用いられる通常変動パターンテーブルとが設けられている。そして、時短変動パターンテーブルに登録されている変動時間の平均値は、通常変動パターンテーブルに登録されている変動時間の平均値よりも小さい。
In S250, the
また、第1実施形態では、大当りと、連続時短機能の作動と、時短当選との3つの要因により時短状態に移行するが、各要因に対応する異なる時短変動パターンテーブルを設けても良い。さらに、各要因に対応する時短変動パターンテーブルとして、高確率状態に対応する時短変動パターンテーブルと、低確率状態に対応する時短変動パターンテーブルとを設けても良い。また、各時短変動パターンテーブルに登録された変動時間の平均値を、異なるものとしても良い。そして、時短状態中には、当該時短状態に移行する要因と、確変機能の作動の有無とに対応する時短変動パターンテーブルを用いて、特図の変動時間を決定しても良い。無論、時短状態中、当該時短状態に移行した要因に関わらず、同一の時短変動パターンテーブルが用いられるようにしても良い。 Further, in the first embodiment, the time saving state is shifted to the time saving state by three factors of the big hit, the operation of the continuous time saving function, and the time saving winning, but a different time saving fluctuation pattern table corresponding to each factor may be provided. Further, as a time-saving fluctuation pattern table corresponding to each factor, a time-saving fluctuation pattern table corresponding to a high-probability state and a time-saving fluctuation pattern table corresponding to a low-probability state may be provided. Further, the average value of the fluctuation time registered in each time reduction fluctuation pattern table may be different. Then, during the time saving state, the fluctuation time of the special figure may be determined by using the time saving fluctuation pattern table corresponding to the factor for shifting to the time saving state and the presence / absence of the operation of the probability change function. Of course, the same time-saving fluctuation pattern table may be used regardless of the factors that shift to the time-saving state during the time-saving state.
続くS255では、主制御装置80は、大当り図柄に基づき、大当りの種類や、大当り遊技の総ラウンド数や、大当り遊技後の遊技状態や、特典期間における確変状態や時短状態の継続回数等を決定し、S260に処理を移行する。
一方、S240にて大当り抽選で外れたと判定された際に移行する図10のS265では、主制御装置80は、確変フラグがクリアされているか否かを判定し、続くS270では、連続カウンタが0より大きいか否かを判定する。そして、S265及びS270で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、S275に移行して連続カウンタをデクリメントすると共に、続くS280にて連続カウンタが0か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S280:yes)、連続時短機能を作動させるべく、S285に移行する。また、主制御装置80は、S265又はS270で否定判定が得られた場合、及び、S280で否定判定が得られた場合には、S295に移行する。
In the following S255, the
On the other hand, in S265 of FIG. 10, which shifts when it is determined in S240 that the jackpot is lost in the big hit lottery, the
連続カウンタは、低確率状態の継続中、連続回数をカウントすると共に、連続回数が上限回数に達したか否かを判定するために用いられる。パチンコ機50の電源投入による初期化時や大当り発生時に、連続カウンタには上限回数が設定される。そして、連続回数が上限回数に到達すると、連続カウンタが0になり、連続時短機能が作動して時短状態に移行すると共に、連続時短機能の作動後は、新たに大当りが発生するまで連続カウンタに上限回数が設定されない。このため、一旦連続時短機能が作動すると、該作動により移行した時短状態が終了しても、新たに大当りが発生するまでは連続カウンタは0のままとなる。したがって、S270では、連続時短機能の作動による時短状態への移行済であるか否かが判定される。
The continuous counter is used to count the number of consecutive times during the continuation of the low probability state and to determine whether or not the number of consecutive times has reached the upper limit. When the
S285では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数や変動パターンテーブル等に基づき、特別図柄の変動時間等を決定する。続くS290では、主制御装置80は、連続時短機能の作動、又は、時短当選により時短機能をさせるため、新たに移行する時短状態の継続回数を設定し、図9のS260に移行する。
In S285, the
一方、S295では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り決定用乱数に基づき、時短当選が発生したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S295:yes)、主制御装置80は、時短図柄を確定表示することを決定し(S300)、S305に移行する。なお、複数の種類の時短図柄が設けられている場合には、大当り決定用乱数、又は、大当り決定用乱数及び大当り図柄決定用乱数に基づき、確定表示する時短図柄の種類を決定しても良い。一方、否定判定の場合には(S295:no)、S310に移行する。
On the other hand, in S295, the
S305では、主制御装置80は、遊技状態が通常状態であるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S305:yes)、S285に移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S305:no)、S310に移行する。
S310では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数や変動パターンテーブル等に基づき、特別図柄の変動時間等を決定する。そして、続くS315では、主制御装置80は、確変状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(以後、確変残り回数)を示すカウンタ、及び、時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(以後、時短残り回数)を示すカウンタの更新等を行い、図9のS260に処理を移行する。
In S305, the
In S310, the
S260では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り抽選後の第1保留記憶の数を示す第1保留数コマンドと、大当り抽選後の第2保留記憶の数を示す第2保留数コマンドとを送信する。また、消化した保留記憶に対応する特図の変動表示を開始すると共に、サブ統合制御装置83に対し特別図柄の変動時間等を示す変動開始コマンドを送信することで図柄演出を開始させる。さらに、サブ統合制御装置83に対し、停止表示させる演出図柄を指示する図柄指定コマンドを送信し、本処理を終了する。
In S260, the
続いて図11に関して、第1特図或いは第2特図の変動表示中に移行するS320では、主制御装置80は、特図の変動時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S320:yes)、S325に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S320:no)、本処理を終了する。
S325では、主制御装置80は、特図の変動表示を終了し、特図の確定図柄を表示させると共に、サブ統合制御装置83に対し演出図柄の確定表示を行わせる図柄確定コマンドを送信し、本処理を終了する。
Subsequently, with respect to FIG. 11, in S320 that shifts to the change display of the first special figure or the second special figure, the
In S325, the
続いて図12に関して、特図の確定表示中に移行するS330では、主制御装置80は、特図の確定表示の継続時間が終了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S330:yes)、S335に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S330:no)、本処理を終了する。
S335では、主制御装置80は、特図の確定表示を終了し、S340に処理を移行する。
Subsequently, with respect to FIG. 12, in S330, which shifts to the final display of the special map, the
In S335, the
S340では、主制御装置80は、確定表示されていた特図が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S340:yes)、S345に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S340:no)、S380に処理を移行する。
S345では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグを参照すると共に、確変フラグがセットされている場合には確変フラグをクリアし(S350)、その後、S355に処理を移行する。
In S340, the
In S345, the
S355では、主制御装置80は、時短状態であることを示す時短フラグを参照すると共に、時短フラグがセットされている場合には時短フラグをクリアし(S360)、その後、S365に処理を移行する。
そして、主制御装置80は、条件装置作動開始処理(S365)、役物連続作動装置作動開始処理(S370)を実行すると共に、大当り抽選での当選を通知するコマンドや、大当り遊技の種類や特典内容等を通知するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S375)、本処理を終了する。
In S355, the
Then, the
一方、S340にて否定判定が得られた場合に移行するS380では、主制御装置80は、確変フラグを参照し、該フラグがセットされている場合には(S380:yes)、確変残り回数を参照する(S385)。そして、確変残り回数が0である場合には(S385:yes)、確変フラグをクリアし(S390)、S395に処理を移行する。
S395では、主制御装置80は、時短フラグを参照し、時短フラグがセットされている場合には(S395:yes)、時短残り回数を参照する(S400)。そして、時短残り回数が0である場合には(S400:yes)、時短フラグをクリアし(S405)、S410に処理を移行する。
On the other hand, in S380, which shifts to the case where a negative determination is obtained in S340, the
In S395, the
S410では、主制御装置80は、連続時短機能、又は、時短当選による時短機能の作動が開始されるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S410:yes)、S415に移行し、否定判定が得られた場合には(S410:no)、S430に移行する。
S415では、主制御装置80は、時短フラグをセットし、続くS420では、連続時短機能の作動、又は、時短当選により移行する時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数を設定し、S430に移行する。
In S410, the
In S415, the
S430では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、現在の遊技状態、及び、確変残り回数や時短残り回数を通知する状態指定コマンドを送信する状態指定コマンド送信処理を実行し、本処理を終了する。
(7)大当り遊技処理について
次に、大当り遊技を行う大当り遊技処理について、図13~16のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、当否判定処理に続いて実行される。
In S430, the
(7) Big hit game processing Next, the big hit game processing for performing the big hit game will be described with reference to the flowcharts of FIGS. 13 to 16. This process is executed following the pass / fail determination process.
S500では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S500:yes)、S510に処理を移行し、否定判定の場合には(S500:no)、本処理を終了する。
S510では、主制御装置80は、大入賞口20の開放中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S510:yes)、図14のS550に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S510:no)、S515に処理を移行する。
In S500, the
In S510, the
S515では、主制御装置80は、大当り遊技における各ラウンドのインターバル中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S515:yes)、図15のS600に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S515:no)、S520に処理を移行する。
S520では、主制御装置80は、大当り遊技の終了演出中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S520:yes)、図16のS645に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S520:no)、S525に処理を移行する。
In S515, the
In S520, the
S525では、主制御装置80は、大当り抽選で大当りとなった後、大当り遊技が開始されるまでに行われる大当り開始演出の演出時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S525:yes)、S530に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S525:no)、本処理を終了する。
S530では、主制御装置80は、大当り図柄に対応する開放パターンに従い大入賞口20を開放させる大入賞口開放処理を実行する(第1Rの大当り遊技を実行する)と共に、ラウンド数を示す開放カウンタに1を設定し(S535)、本処理を終了する。なお、この時、主制御装置80は、第1Rが開始されることを示すコマンドを、サブ統合制御装置83に送信しても良い。
In S525, the
In S530, the
続いて図14に関して、大入賞口20の開放中に移行するS550では、主制御装置80は、大入賞口20に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S550:yes)、S560に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S550:no)、S555に処理を移行する。
S555では、主制御装置80は、開放パターンに応じて定められる大入賞口20の開放時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S555:yes)、S560に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S555:no)、本処理を終了する。
Subsequently, with respect to FIG. 14, in S550, which shifts to the opening of the large winning
In S555, the
S560では、主制御装置80は、大入賞口20を閉鎖させる大入賞口閉鎖処理を実行し、S565に処理を移行する。
S565では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図15に関して、各ラウンドのインターバル中に移行するS600では、主制御装置80は、開放カウンタと大当り遊技の開放パターンとに基づき、最終ラウンドに到達しているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S600:yes)、S605に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S600:no)、S615に処理を移行する。
In S560, the
In S565, the
Subsequently, with respect to FIG. 15, in S600, which shifts to the interval of each round, the
S605では、主制御装置80は、大当り遊技を終了させる際の演出を行う大当り終了演出処理を実行すると共に、開放カウンタをクリアし(S610)、本処理を終了する。
一方、S615では、主制御装置80は、大当り遊技のインターバル時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S615:yes)、S620に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S615:no)、本処理を終了する。
In S605, the
On the other hand, in S615, the
S620では、主制御装置80は、大入賞口20を開放させる大入賞口開放処理を実行すると共に、ラウンド数を示す開放カウンタをインクリメントし(S625)、本処理を終了する。なお、この時、主制御装置80は、新たに開始されるラウンドを示すコマンドを、サブ統合制御装置83に送信しても良い。
続いて図16に関して、大当り遊技の終了演出中に移行するS645では、主制御装置80は、該終了演出の時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S645:yes)、S650に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S645:no)、本処理を終了する。
In S620, the
Subsequently, with respect to FIG. 16, in S645, which shifts to the end effect of the jackpot game, the
続くS650,S655では、主制御装置80は、役物連続作動装置と条件装置とを停止させ、S660に処理を移行する。
S660では、主制御装置80は、大当り遊技後の遊技状態が確変状態且つ時短状態であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S660:yes)、S665に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S660:no)、S680に処理を移行する。
In the following S650 and S655, the
In S660, the
S665では、主制御装置80は、大当り図柄に応じて先に決定された確変状態や時短状態の継続回数等を設定する。また、確変フラグと時短フラグとをセットし(S670)、S695に処理を移行する。
一方、S680では、主制御装置80は、大当り遊技の終了後に時短状態となるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S680:yes)、S685に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S680:no)、S695に処理を移行する。
In S665, the
On the other hand, in S680, the
S685では、主制御装置80は、大当り図柄に応じて先に決定された時短状態の継続回数等を設定する。また、時短フラグをセットし(S690)、S695に処理を移行する。
S695,S700では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドと、大当り遊技終了後の遊技状態、及び、確変状態や時短状態の継続回数を通知する状態指定コマンドを送信し、本処理を終了する。
In S685, the
In S695 and S700, the
(8)演出について
パチンコ機50では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドに基づき演出図柄制御装置82等を制御し、演出図柄表示装置6の演出画面やスピーカ66等を介して各種演出を行う。具体的には、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からの変動開始コマンド等に基づき、演出画面にて、大当り抽選の結果を報知する図柄演出を行う。図柄演出では、一例として、3つの演出図柄の変動表示が行われ、これらの演出図柄を全て停止表示した後、さらにこれらを確定表示することで、大当り抽選の結果が報知される。また、図柄演出の態様として、大当り抽選での当選を示唆又は報知するリーチが設けられている。また、リーチには、大当り抽選で大当りとなることへの期待度(換言すれば、確率)の低いノーマルリーチや、期待度の高いSPリーチが設けられている。また、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からの保留数コマンド等に基づき、保留記憶に対応する保留図柄を演出画面に表示する保留演出を行う。また、保留記憶が消化された場合には、該保留記憶に対応する保留図柄に替えて変動中図柄を表示する変動中演出が行われる。
(8) About the effect In the
この他にも、サブ統合制御装置83は、例えば、演出画面にて、図柄演出と共に、該図柄演出にて結果が報知される大当り抽選で大当りが発生することを示唆又は報知する予告演出を行っても良い。また、サブ統合制御装置83は、例えば、主制御装置80から受信した先読みコマンドに基づき、該先読みコマンドに対応する保留記憶が消化される前に、該保留記憶に基づく大当り抽選で当選することを示唆又は報知する先読み演出を行っても良い。より詳しくは、このような先読み演出として、保留図柄に替えて先読み保留図柄を表示し、該先読み保留図柄に対応する大当りの期待度を示す先読み図柄演出が行われても良い。また、先読みコマンドに基づき、該先読みコマンドに対応する保留記憶が消化される前に行われる複数の図柄演出にわたって、該保留記憶に基づく大当り抽選で当選することを示唆又は報知する連続予告が行われても良い。
In addition to this, the
また、サブ統合制御装置83は、上述した演出の1つとして、主制御装置80からのコマンドに基づき、演出画面を介して、大当り遊技の進行状況を報知する大当り演出を行う。大当り演出は、例えば、大当り遊技の総ラウンド数や、大当り遊技後の遊技状態等に応じた態様で行われ、例えば、現在のラウンドや、大当り遊技にて遊技者が獲得した総賞球数や、大当り遊技における差玉数や、連チャン中に行われた大当り遊技での総賞球数や差玉数等が表示される。なお、差玉数とは、総賞球数から発射された遊技球数を引いた数を意味する。
Further, as one of the above-mentioned effects, the
(9)演出モードについて
パチンコ機50は、複数の種類の演出モードを備えており、上述した図柄演出等の各種演出は、演出モードに応じた演出態様で行われる。また、演出モードは、例えば、現在の遊技状態に応じて定められる。第1実施形態では、一例として、通常状態中に移行する(換言すれば、時短状態でない場合に移行し得る)演出モードである通常モードと、時短状態且つ低確率状態、又は、時短状態且つ高確率状態である場合に移行する演出モードである特典モードとが設けられている。また、通常モード及び特典モードとして、それぞれ、複数の種類が設けられていても良い。そして、通常モード中や特典モード中に所定の条件が充足された場合には、異なる種類の通常モードや特典モードに移行しても良い。
(9) About the effect mode The
この他にも、特典期間と、時短当選又は連続時短機能の作動により移行した時短状態中とでは、異なる特典モードに移行するようにしも良い。また、時短当選により移行した時短状態中と、連続時短機能の作動により移行した時短状態中とでは、異なる特典モードに移行するようにしても良い。また、特典期間において、時短状態且つ低確率状態である場合と、時短状態且つ高確率状態である場合とでは、異なる特典モードに移行するようにしても良い。 In addition to this, it is also possible to shift to a different privilege mode between the privilege period and the time-saving state transitioned by the time-saving winning or the operation of the continuous time-saving function. Further, it is possible to shift to different privilege modes between the time saving state shifted by the time saving winning and the time saving state shifted by the operation of the continuous time saving function. Further, in the privilege period, it is possible to shift to different privilege modes depending on whether the time is shortened and the probability is low and the time is shortened and the probability is high.
さらに、演出モードとして、大当り抽選で大当りに当選する期待度が高いことを示す予告モードが設けられていても良い。具体的には、例えば、図柄演出の実行中、該図柄演出に対応する大当り抽選の期待度が高いことを示すために予告モードに一時的に移行しても良いし、保留記憶の発生後、該保留記憶の消化前に、該保留記憶に基づく大当り抽選の期待度が高いことを示すため、予告モードに一時的に移行しても良い。そして、予告モードで期待度が示された大当り抽選で大当りにならない場合には、予告モードから元の演出モードに戻るようにしても良い。なお、複数の種類の予告モードを設けても良い。 Further, as the effect mode, a notice mode may be provided to indicate that the expectation of winning the big hit in the big hit lottery is high. Specifically, for example, during the execution of the symbol effect, the advance notice mode may be temporarily shifted to show that the expectation of the jackpot lottery corresponding to the symbol effect is high, or after the holding memory is generated, the mode may be temporarily shifted. Prior to the digestion of the reserved memory, the advance notice mode may be temporarily shifted to show that the expectation of the jackpot lottery based on the reserved memory is high. Then, if the big hit lottery showing the degree of expectation in the notice mode does not result in a big hit, the notice mode may be returned to the original production mode. In addition, a plurality of types of notice modes may be provided.
そして、第1実施形態では、特典期間が終了して通常状態に移行する場合には、特典モードが終了し、特典モード及び通常モードとは別に固有に設けられた特定モードに移行する。なお、複数の種類の特定モードを設け、特典期間の終了後に移行する特定モードの種類を抽選等によりランダムに定めるようにしても良いし、予め定められた順番に従い、特典期間の終了後に移行する特定モードの種類を定めるようにしても良い。 Then, in the first embodiment, when the privilege period ends and the normal state is entered, the privilege mode ends and the privilege mode shifts to a specific mode uniquely provided separately from the privilege mode and the normal mode. In addition, a plurality of types of specific modes may be provided, and the types of specific modes to be transferred after the end of the privilege period may be randomly determined by lottery or the like, or the transition may be made after the end of the privilege period according to a predetermined order. You may decide the type of a specific mode.
また、特定モードは、予告モードとして構成されていても良い。上述したように、予告モードは、通常モード中に移行すると通常モードよりも大当り抽選の期待度が高いことを示す。こうすることにより、遊技者に対し、特典期間が終了したにもかかわらず、大当り抽選で大当りとなる期待度が高いと思わせることができる。このため、特典期間の終了に伴い遊技者が遊技を終了するのを抑制できる。なお、特定モードとしての予告モードは、大当り抽選で大当りとなる期待度が高いことを示すものでは無いことを念のため付言しておく。無論、これに限らず、特定モードは、予告モードとは別に固有に設けられた演出モードであっても良い。 Further, the specific mode may be configured as a notice mode. As described above, the advance notice mode indicates that the expectation of the big hit lottery is higher than that of the normal mode when the mode shifts to the normal mode. By doing so, it is possible to make the player think that the expectation of becoming a big hit in the big hit lottery is high even though the privilege period has expired. Therefore, it is possible to prevent the player from ending the game with the end of the privilege period. It should be added just in case that the notice mode as a specific mode does not indicate that the expectation of becoming a big hit in the big hit lottery is high. Of course, not limited to this, the specific mode may be an effect mode uniquely provided separately from the notice mode.
また、特定モードは、予め定められた継続回数の大当り抽選が行われるまで継続し、特定モードの終了後に通常モードに移行する。なお、特定モードの継続回数は、固定値であっても良いし、抽選等によりランダムに定められる値であっても良い。また、通常モードとして複数の種類が設けられている場合には、特定モードの終了後に移行する通常モードの種類は、例えば、予め定められた順番に従い定められても良いし、抽選等によりランダムに定められても良い。 Further, the specific mode continues until a predetermined number of consecutive big hit lottery is performed, and after the end of the specific mode, the mode shifts to the normal mode. The number of continuations of the specific mode may be a fixed value or a value randomly determined by lottery or the like. Further, when a plurality of types are provided as the normal mode, the type of the normal mode to be shifted after the end of the specific mode may be determined according to a predetermined order, for example, or may be randomly determined by lottery or the like. It may be determined.
ここで、特典期間における時短状態を第1時短状態とも記載し、時短当選又は連続時短機能により移行する時短状態を、第2時短状態とも記載する。第1時短状態の終了時とは異なり、第2時短状態が終了すると、特典モードから通常モードへと移行し、特定モードには移行しない。この時、通常モードとして複数の種類が設けられている場合には、該特典モードの終了後に移行する通常モードの種類は、予め定められた順番に従い定められても良いし、抽選等によりランダムに定められても良い。また、例えば、通常モード中に第2時短状態に移行した場合であれば、該第2時短状態が終了した際には、該第2時短状態に移行する直前と同じ種類の通常モードに移行するようにしても良い。 Here, the time saving state in the privilege period is also described as the first time saving state, and the time saving state shifted by the time saving winning or the continuous time saving function is also described as the second time saving state. Unlike the end of the first time reduction state, when the second time reduction state ends, the privilege mode shifts to the normal mode and does not shift to the specific mode. At this time, when a plurality of types are provided as the normal mode, the type of the normal mode to be transferred after the end of the privilege mode may be determined according to a predetermined order, or may be randomly determined by lottery or the like. It may be determined. Further, for example, in the case of shifting to the second time saving state during the normal mode, when the second time saving state ends, the mode shifts to the same type of normal mode as immediately before shifting to the second time saving state. You may do so.
この他にも、例えば、特典期間の終了後に移行する特定モードを第1特定モードとし、さらに、第2時短状態の終了後には、第1特定モードとは別に設けられた第2特定モードに移行するようにしても良い。また、第2特定モードの継続回数は、第1特定モードの継続回数と同様に定められても良い。そして、第2特定モードの終了時には、第2時短状態により特典モードから通常モードに移行する場合と同様にして、通常モードに移行しても良い。 In addition to this, for example, the specific mode that shifts after the end of the privilege period is set as the first specific mode, and further, after the end of the second time saving state, the mode shifts to the second specific mode provided separately from the first specific mode. You may try to do it. Further, the number of continuations of the second specific mode may be determined in the same manner as the number of continuations of the first specific mode. Then, at the end of the second specific mode, the mode may be shifted to the normal mode in the same manner as in the case of shifting from the privilege mode to the normal mode due to the second time saving state.
(10)連チャン演出について
第1実施形態のパチンコ機50では、演出モードが通常モードであり、且つ、遊技状態が通常状態である場合に大当り抽選にて大当りに当選した後、特定モードから通常モードへの移行が生じるまでの期間の大当りが連チャンとみなされ、該期間に生じた大当り(換言すれば、大当り遊技)の回数が、連チャン回数としてカウントされる。つまり、特典期間に大当りが発生せず、特定モード中に大当りが発生した場合であっても、連チャンが継続しているとみなされ、該大当りも連チャン回数としてカウントされる。
(10) Continuous Chan Production In the
具体的には、通常モード且つ通常状態である場合に発生した大当りか、又は、時短当選又は連続時短機能により移行した時短状態中に生じた大当りが、1回目の連チャンとしてカウントされる。その後、大当り遊技後の特典期間、又は、特典期間後に移行する特定モード中に大当りが発生すると、連チャン回数が1加算される。そして、連チャン回数が予め定められた開始回数(一例として、20回)に到達したことに起因して、連チャン演出が行われる。これにより、多くの大当りを獲得した遊技者に演出上の特典を与えることができ、遊技意欲を向上させることができる。なお、複数の開始回数を設け、連チャン回数が各開始回数に到達する度に、異なる種類の連チャン演出が行われるようにしても良い。これにより、連チャン回数が増加するに従い異なる連チャン演出が行われ、遊技者を楽しませることができる。 Specifically, the big hit that occurred in the normal mode and the normal state, or the big hit that occurred during the time saving state shifted by the time saving winning or the continuous time saving function is counted as the first continuous chan. After that, if a big hit occurs during the special mode after the big hit game or the specific mode that shifts after the special period, the number of consecutive chans is added by 1. Then, due to the fact that the number of consecutive chans has reached a predetermined number of start times (20 times as an example), the continuous chan production is performed. As a result, it is possible to give a privilege in the production to the player who has won many big hits, and it is possible to improve the motivation to play. It should be noted that a plurality of start times may be provided, and different types of continuous chan effects may be performed each time the number of consecutive chans reaches each start number. As a result, as the number of consecutive chans increases, different consecutive chan effects are performed, and the player can be entertained.
また、例えば、連チャン回数が開始回数に到達した後、所定のタイミングで連チャン演出が行われるようにしても良い。また、例えば、連チャン回数が開始回数に到達した後、予め定められた開始条件が充足されると、連チャン演出が行われるようにしても良い。そして、開始条件とは、例えば、特典期間又は特定モード中に通常大当りが発生するというものであっても良い。より詳しくは、例えば、大当り抽選で大当りとなった場合、該大当り抽選の結果を報知する図柄演出で、該大当りが確変大当りであるか通常大当りであるかを示唆又は報知する構成である場合には、通常大当りの発生を報知する図柄演出中に連チャン演出が行われても良い。また、例えば、大当り演出にて、大当り遊技後に確変状態となるか否かを示唆又は報知する構成である場合には、通常大当りに起因して行われる大当り遊技に対応する大当り演出中に連チャン演出が行われても良い。 Further, for example, after the number of consecutive chans reaches the number of start times, the continuous chan effect may be performed at a predetermined timing. Further, for example, after the number of consecutive chans reaches the number of start times, if a predetermined start condition is satisfied, the continuous chan effect may be performed. The start condition may be, for example, that a normal jackpot occurs during the privilege period or the specific mode. More specifically, for example, when a big hit is obtained in a big hit lottery, a symbol effect for notifying the result of the big hit lottery suggests or informs whether the big hit is a probabilistic big hit or a normal big hit. May be performed during a continuous-chan effect during a pattern effect that normally notifies the occurrence of a big hit. Further, for example, in the case of a jackpot effect, in the case of a configuration that suggests or notifies whether or not a probable change state will occur after the jackpot game, continuous chan during the jackpot effect corresponding to the jackpot game normally performed due to the jackpot. The production may be performed.
なお、通常大当りの発生を開始条件とする場合、連チャン演出の実行後、通常モードに移行する前に、再び確変大当りが発生する場合が想定される。このとき、該確変大当りの発生後、通常モードへの移行前に通常大当りが発生すると、再び連チャン演出を行っても良いし、通常モードへの移行前に通常大当りが発生しても、再び連チャン演出が行われないようにしても良い。 If the start condition is the occurrence of a normal jackpot, it is assumed that the probability variation jackpot will occur again after the execution of the continuous-chan effect and before the transition to the normal mode. At this time, if a normal jackpot occurs after the occurrence of the probability variation jackpot and before the transition to the normal mode, the continuous chan effect may be performed again, or even if the normal jackpot occurs before the transition to the normal mode, the normal jackpot may occur again. It is also possible to prevent the continuous chan production from being performed.
この他にも、開始条件とは、例えば、所定の演出が行われたというものであっても良いし、賞球数が所定値に達したというものであっても良い。
(11)演出の具体例
次に、演出モードの遷移の具体例を説明する。図17(a)に示すように、通常状態中の演出画面では、通常モード800での図柄演出810、保留演出820、及び変動中演出830が行われる。なお、各演出モードでは、演出画面の背景の画像や演出に登場するキャラクタ等が異なる。また、演出モード毎に異なる態様の演出が行われても良いし、共通の態様の演出が行われても良い。
In addition to this, the start condition may be, for example, that a predetermined effect has been performed, or that the number of prize balls has reached a predetermined value.
(11) Specific example of effect Next, a specific example of the transition of the effect mode will be described. As shown in FIG. 17A, on the effect screen in the normal state, the
また、図17(b)では、一例として、通常モード800から予告モード801に移行し、実行中の図柄演出810に対応する大当り抽選で大当りとなる期待度が高いことが示されている。そして、該大当り抽選で確変大当りになると、大当り遊技が行われ、大当り遊技の終了後には特典期間に移行し、遊技状態は時短状態且つ高確率状態となる。また、該確変大当りは通常状態中に発生したものであるため、図17(c)に示すように、大当り演出の終了画面802では、連チャン回数が1回であることが示される。また、図17(d)に示すように、該特典期間に移行する特典モード803では、現在の遊技状態が示される。
Further, in FIG. 17B, as an example, it is shown that there is a high expectation that the
その後、特典期間が終了すると、特典モード803中の演出で遊技状態が通常状態となることが報知されると共に(図17(e)参照)、演出モードが特定モード804へと移行する(図17(f)参照)。なお、一例として、図17(f)の特定モード804は、予告モード801と同様に構成されている。
そして、図17(g)に示すように、特定モード804中、再び確変大当りが発生すると、大当り遊技が行われ、大当り遊技の終了後に特典期間に移行する。また、該確変大当りは特定モード中に発生したものであるため、連チャンが継続しているとみなされる。このため、大当り演出の終了画面802では、直前の特典期間における連チャン回数に1が加算された回数である2回が、連チャン回数として表示される(図17(h)参照)。
After that, when the privilege period ends, it is notified that the gaming state becomes the normal state by the effect in the privilege mode 803 (see FIG. 17 (e)), and the effect mode shifts to the specific mode 804 (FIG. 17). (F)). As an example, the
Then, as shown in FIG. 17 (g), when the probability variation big hit occurs again in the
大当り遊技の終了後は、再び特典モード803に移行する(図18(a)参照)。その後、連チャンが継続して連チャン回数が開始回数に到達し、且つ、通常大当りが発生すると、連チャン演出840が行われる。なお、上述したように、連チャン演出840は、特典モード803中の図柄演出810と共に行われても良いし(図18(b)参照)、大当り演出805にて行われても良い(図18(c)参照)。
After the jackpot game is completed, the mode shifts to the
そして、該通常大当りによる大当り遊技の終了後には、再び特典モード803に移行する(図18(d)参照)。なお、該特典モード803では、現在の遊技状態が時短状態であることが示される。また、該特典モード803の終了後には、特定モード804に移行し(図18(e)参照)、さらに、特定モード804の終了後には、通常モード800に移行し、連チャンが終了する(図18(f)参照)。
Then, after the end of the big hit game by the normal big hit, the game shifts to the
(12)演出モード設定処理について
次に、演出モードを設定する演出モード設定処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて周期的に実行される。
S900では、サブ統合制御装置83は、例えば、主制御装置80から受信した状態指定コマンドや図柄指定コマンド等に基づき、特定期間(換言すれば、第1時短状態)又は第2時短状態に移行するか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S900:Yes)、S905に移行し、否定判定が得られた場合には(S900:No)、S910に移行する。
(12) Effect mode setting process Next, the effect mode setting process for setting the effect mode will be described with reference to the flowchart of FIG. This process is periodically executed by the
In S900, the
S905では、サブ統合制御装置83は、特典モードに移行し、本処理を終了する。また、この時、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信したコマンド等に基づき、特定モードに移行する要因が、特典期間への移行と、連続時短機能の作動と、時短当選の発生とのうちのいずれであるかを把握する。
一方、S910では、サブ統合制御装置83は、現在の演出モードが特典モードであるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S910:Yes)、S915に移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S910:No)、S935に移行する。
In S905, the
On the other hand, in S910, the
S915では、サブ統合制御装置83は、例えば、主制御装置80から受信した状態指定コマンドに基づき、特典モードの終了タイミングか否かを判定する。具体的には、時短状態の終了タイミングが、特典モードの終了タイミングとなる。そして、肯定判定が得られた場合には(S915:Yes)、S920に移行し、否定判定が得られた場合には(S915:No)、本処理を終了する。
In S915, the
S920では、サブ統合制御装置83は、特典モード中は特定期間であったか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S920:Yes)、特定モードに移行して(S925)本処理を終了すると共に、否定判定が得られた場合には(S920:No)、通常モードに移行して(S930)本処理を終了する。
一方、S935では、サブ統合制御装置83は、現在の演出モードが特定モードであるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S935:Yes)、S940に移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S935:No)、本処理を終了する。
In S920, the
On the other hand, in S935, the
S940では、サブ統合制御装置83は、例えば、主制御装置80から受信した変動開始コマンドに基づき、特定モード中に行われた大当り抽選の回数をカウントし、S945に移行する。
S945では、サブ統合制御装置83は、特定モード中に行われた大当り抽選の回数が予め定められた継続回数に達したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S945:Yes)、特定モードを終了させて通常モードに移行し(S950)、本処理を終了する。一方、否定判定が得られた場合には(S945:No)、本処理を終了する。
In S940, the
In S945, the
(13)連チャン演出開始処理について
次に、連チャン回数をカウントすると共に、連チャン回数が上述した開始回数に到達した場合に連チャン演出を行う連チャン演出開始処理について、図20のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて周期的に実行される。
S1000では、サブ統合制御装置83は、現在の演出モードが、特典期間の開始により移行した特典モードか、又は特定モードであるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1000:Yes)、S1005に移行し、否定判定が得られた場合には(S1000:No)、S1025に移行する。
(13) Regarding the continuous chan effect start process Next, regarding the continuous chan effect start process in which the number of consecutive chans is counted and the continuous chan effect is performed when the number of consecutive chans reaches the above-mentioned start number, the flowchart of FIG. 20 is shown. It will be explained using. This process is periodically executed by the
In S1000, the
S1005では、サブ統合制御装置83は、例えば、主制御装置80から受信した図柄指定コマンド等に基づき、大当りが発生したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1005:Yes)、S1010に移行し、否定判定が得られた場合には(S1005:No)、S1015に移行する。
S1010では、サブ統合制御装置83は、連チャン回数をインクリメントし、S1015に移行する。
In S1005, the
In S1010, the
S1015では、サブ統合制御装置83は、連チャン回数が上述した開始回数以上であり、且つ、開始条件が充足されたか否かを判定する。なお、開始条件とは、例えば、通常大当りが発生するというものであっても良い。そして、肯定判定が得られた場合には(S1015:Yes)、連チャン演出を実行し(S1020)、本処理を終了する。一方、否定判定が得られた場合には(S1015:No)、本処理を終了する。
In S1015, the
一方、S1025では、サブ統合制御装置83は、例えば、主制御装置80から受信した図柄指定コマンド等に基づき、大当りが発生したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1025:Yes)、連チャン回数として1を設定し(S1030)、本処理を終了する。一方、否定判定が得られた場合には(S1025:No)、本処理を終了する。
On the other hand, in S1025, the
[第2実施形態]
次に、第2実施形態のパチンコ機50について説明する。第2実施形態のパチンコ機50は、第1実施形態と同様の構成を有しているが、所謂1種2種混合機として構成されているという点において第1実施形態と相違する。以下では、該相違点を中心に、第2実施形態のパチンコ機50の構成について説明する。
[Second Embodiment]
Next, the
(1)全体の構成について
図21に示すように、第2実施形態の遊技盤1では、第2始動口12の左下、換言すれば、センターケース5の下方には、特別電動役物からなる第1大入賞口20及び第2大入賞口21が、上下に並んで配置されている。第1及び第2大入賞口20,21は、右打ち領域に位置し、第2大入賞口21は第1大入賞口20の上側に位置する。また、普通図柄作動ゲート22、第2始動口12、及び、第1並びに第2大入賞口20,21は、右打ち領域に位置する。第1大入賞口20は、大当り遊技の際に開放され、第2大入賞口21は、小当り遊技の際に開放される。
(1) Overall configuration As shown in FIG. 21, in the
第1始動口11の下方には、特定領域106を有する振分役物100(図22参照)が配置されている。この振分役物100には、第2大入賞口21へ入賞した全ての遊技球が誘導される。すなわち、振分役物100の内側上部にはワープ出口103が設けられており、第2大入賞口21に入球した全ての遊技球は、ワープ通路16を通過してワープ出口103に向かい、ワープ出口103から振分役物100内に流入する。ワープ出口103の下方には開閉動作が可能な一対の可動片105が設けられており、通常時は、図22の(a)に示すように閉状態で停止している。さらに、可動片105の下方には、入球可能な3穴106,107を備えた回転体110が配設され、常時一定速度で同一方向に回転動作を行っている。この回転体110の3穴106,107の内、Vで示した一つが特定領域106となる。
Below the
詳細は後述するが、大当り抽選で小当りに当選し、小当り遊技が行われると、第2大入賞口21が開放される。一対の可動片105は、小当り遊技の際、所定回数にわたって開閉動作を行い、最終的に閉状態に変化する。可動片105と特定領域106との間に回転体110が配置されていることにより、可動片105が開状態であれば特定領域106への入球は可能となるが、回転体110の形状や動作が異なれば特定領域106への入球率は容易にも困難にもなる。また、回転体110等を用いた振分を行わず、左右の可動片105の間を遊技球が下方に落下すれば特定領域106に入球する構成とすれば、可動片105が開状態であれば特定領域106への入球は容易となり、可動片105が開状態となる時間設定(開状態と閉状態とを交互に行う間欠動作を行う場合の開状態の時間設定)により特定領域106への入球が困難にも容易にもなる。
The details will be described later, but when the small hit is won in the big hit lottery and the small hit game is performed, the second big winning
小当り遊技の際、第2大入賞口21に遊技球が入球すると、図22(a)に示すように可動片105が閉状態であれば、ワープ出口103から振分役物100に流入した遊技球は閉状態の可動片105よりも下方には流下できずハズレ口104に転動し、そのまま遊技盤裏面に排出される。
しかし、図22(b)に示すように可動片105が開状態であれば、ワープ出口103から開状態の可動片105の間を通り一対の支えピン108の間まで落下する。落下した遊技球は、回転体110の回転位置により、回転体110の側面と一対の支えピン108とで構成される待機位置に停留し、3穴106,107のいずれかの穴が真上に向けて開く位置まで回転するとその穴に入球する。既に待機位置に遊技球が待機している時に、可動片105間を遊技球が落下してくると、待機中の遊技球はそのままで、落下してきた遊技球は左右のいずれかに転動しハズレ口109から遊技盤裏面に排出される。
When a game ball enters the second large winning
However, if the
図22(c)に示すように、遊技球が回転体110のV(特定領域106)穴に入球すると、後述する特定領域スイッチ106aに検出され、後述する役物当りが発生して大当り遊技が行われる。一方、遊技球がハズレ穴107に入球すると特定領域スイッチ106aに検出されることなく遊技盤裏面に排出される。
なお、第2実施形態では、一例として、小当り遊技中、第2大入賞口21に入球した遊技球がほぼ確実に特定領域106に進入するように、可動片105及び回転体110が動作する。このため、大当り抽選で小当りが発生すると、実質的に役物当りが発生する構成となっている。
As shown in FIG. 22 (c), when the game ball enters the V (specific area 106) hole of the
In the second embodiment, as an example, the
(2)電気的構成について
第2実施形態のパチンコ機50は、第1実施形態と同様の電気的構成を有しているが、第2大入賞口21及び振分役物100に関する電気的構成において第1実施形態と相違する。
すなわち、図23のブロック図に示すとおり、主制御装置80には、第1大入賞口20に入球した遊技球を計数するための第1カウントSW20a、第2大入賞口21に入球した遊技球を計数するための第2カウントSW21a、特定領域106への遊技球の進入を検出する特定領域SW106a等からの検出信号が入力される。
(2) Electrical configuration The
That is, as shown in the block diagram of FIG. 23, the
さらに、主制御装置80は、第2大入賞口ソレノイド21bを制御することで第2大入賞口21の開閉を制御し、可動片ソレノイド105aを制御することで可動片105を制御し、回転体モータ110bを制御することで回転体110を制御する。
[動作の説明]
(1)概要について
第2実施形態のパチンコ機50は、第1実施形態と同様、設定変更機能を有しており、設定1~設定6の6設定値が設けられている。しかし、上述したように、第2実施形態のパチンコ機50は、所謂1種2種混合機として構成されていると共に、時短機能は設けられているが確変機能は設けられておらず、これらの点において第1実施形態と相違する。
Further, the
[Explanation of operation]
(1) Outline The
すなわち、図24に示すように、第1始動口11への入球に起因して行われる第1特図の大当り抽選では、大当り(以後、図柄当りとも記載)に当選し、第2始動口12への入球に起因して行われる第2特図の大当り抽選では、図柄当りと小当りとに当選する。図柄当りの確率は、一例として、図24に示すようにして現在の設定値に応じて変化する。一方、小当りの確率は、現在の設定値に関わらず、1/8となっている。
That is, as shown in FIG. 24, in the big hit lottery of the first special figure performed due to the entry of the ball into the first starting
小当りが発生すると、所定回数及び所定期間(一例として、2回,1.5秒間)にわたって第2大入賞口21を開放する小当り遊技が行われる。小当り遊技の際、振分役物100の可動片105は、所定のパターンで開閉動作を行う。第2実施形態では、一例として、可動片105は、0.2秒間開放,0.5秒間閉鎖という開閉動作を繰り返し行う。そして、小当り遊技の際、遊技球が特定領域106に進入すると(以後、V入賞とも記載)、大当りが発生する。以後、該大当りを、役物当りとも記載する。
When a small hit occurs, a small hit game is performed in which the second large winning
図柄当り又は役物当りが発生すると、複数のラウンドにわたって第1大入賞口20を開放する大当り遊技が行われる。具体的には、図柄当り及び役物当りとして、4R大当り、7R大当り、及び10R大当りが設けられている。4R大当り、7R大当り、10R大当りが生じた場合には、それぞれ、4R遊技、7R遊技、10R遊技と呼ばれる大当り遊技が行われ、これらの大当り遊技の総ラウンド数は、それぞれ、4、7、10となっている。また、これらの大当り遊技における各ラウンドの最大開放時間は、29秒となっている。但し、役物当りにより行われる大当り遊技においては、小当り遊技による第2大入賞口21の開放が、1ラウンド目としてカウントされる。このため、該大当り遊技では、総ラウンド数-1回にわたり、第1大入賞口20が開放される。換言すれば、該大当り遊技では、実質的な総ラウンド数は、総ラウンド数-1となる。
When a symbol hit or a bonus hit occurs, a big hit game is performed in which the first big winning
なお、図柄当りの種類は、図柄当りが生じた際に確定表示された特別図柄(大当り図柄)の種類に応じて定められても良い。また、役物当りの種類は、当該役物当りが生じた小当り遊技の起因となった小当り時に確定表示された第2特図(小当り図柄)の種類に応じて定められても良い。また、第2特図の大当り抽選において、図柄当りが生じない構成としても良い。また、第1特図の大当り抽選にて小当りが生じるようにすると共に、第1及び第2特図の大当り抽選において、図柄当りが生じない構成としても良い。 The type of symbol hit may be determined according to the type of the special symbol (big hit symbol) that is confirmed and displayed when the symbol hit occurs. Further, the type of the bonus hit may be determined according to the type of the second special figure (small hit symbol) that is confirmed and displayed at the time of the small hit that caused the small hit game in which the bonus hit occurred. .. Further, in the big hit lottery of the second special figure, the structure may be such that the symbol hit does not occur. In addition, a small hit may be generated in the big hit lottery of the first special figure, and a symbol hit may not occur in the big hit lottery of the first and second special figures.
そして、大当り遊技が終了すると、特典期間に移行し、特典期間中は遊技状態が時短状態となる。第2実施形態では、時短状態中、開放延長機能が作動し、第2始動口12への入球が容易になる。以後、第2実施形態における時短状態は、所謂電サポとして構成されており、時短状態でない遊技状態(以後、通常状態)に比べ、第2始動口12への入球が容易になる。一例として、時短状態中は、普通図柄抽選に当選した際、第2始動口12の1秒間の開放が2回にわたって行われるのに対し、通常状態では、普通図柄抽選に当選した際、第2始動口12の0.2秒間の開放が1回行われる。なお、時短状態中は、普通図柄抽選での当選確率は通常状態と同一であるが、通常状態に比べ、普通図柄抽選での当選確率が増加しても良い。そして、時短状態に移行した後、予め定められた継続回数(一例として、8回)の大当り抽選が行われると、時短状態が終了し、通常状態に移行する。
Then, when the big hit game is completed, the period shifts to the privilege period, and the game state is shortened during the privilege period. In the second embodiment, the opening extension function is activated during the time saving state, and the ball can easily enter the
なお、第2実施形態では、一例として、大当り遊技終了後、必ず特典期間(換言すれば、時短状態)に移行する。しかし、大当り図柄又は小当り図柄に応じて、大当り遊技終了後に特典期間に移行するかどうかを決定しても良い。また、特典期間の継続回数は、固定値であっても良いし、大当り図柄又は小当り図柄に応じて定められても良い。
このため、第2実施形態のパチンコ機50では、通常状態中には、左打ちを行って遊技球を第1始動口11に入球させ、該入球に起因して行われる大当り抽選で図柄当りを発生させることを狙う遊技が行われる。一方、時短状態中には、右打ちを行って遊技球を第2始動口12に入球させ、該入球に起因して行われる大当り抽選で図柄当り又は小当りを発生させることを狙う遊技が行われる。そして、小当り遊技中にも、右打ちを継続して第2大入賞口21を狙い打ち、遊技球を特定領域106に進入させて役物当りを発生させる遊技が行われる。
In the second embodiment, as an example, after the big hit game is completed, the privilege period (in other words, the time saving state) is always entered. However, depending on the big hit symbol or the small hit symbol, it may be decided whether or not to shift to the privilege period after the big hit game is completed. Further, the number of continuations of the privilege period may be a fixed value, or may be determined according to a big hit symbol or a small hit symbol.
Therefore, in the
(2)時短機能について
第2実施形態においても、第1実施形態と同様、時短当選が発生するか、又は、連続時短機能が作動すると時短開始条件が充足される。なお、第2実施形態の連続時短機能においては、図柄当り及び役物当りが生じなかった大当り抽選(換言すれば、大当り遊技を生じさせない大当り抽選)が連続的に発生した回数である連続回数が上限回数に到達すると、時短機能が作動する。また、第2実施形態においては、第1特図の大当り抽選において、第1実施形態と同様の時短当選が発生する。
(2) Time saving function In the second embodiment as well, when the time saving winning occurs or the continuous time saving function is activated, the time saving start condition is satisfied. In the continuous time saving function of the second embodiment, the number of consecutive times is the number of times that the big hit lottery (in other words, the big hit lottery that does not cause the big hit game) occurs continuously without the symbol hit and the accessory hit. When the maximum number of times is reached, the time saving function is activated. Further, in the second embodiment, in the big hit lottery of the first special figure, the same time saving winning as in the first embodiment occurs.
図24に示すように、上限回数は、一例として800回となっている。なお、上限回数は、750回から900回の範囲で適宜定められ得る。また、連続時短機能の作動時における時短状態の継続回数は、一例として200回となっている。また、時短当選の確率は、一例として1/50であり、時短当選により移行した時短状態の継続回数は、一例として2回となっている。しかし、上限回数や時短当選の確率やこれらの継続回数は、適宜定められる。 As shown in FIG. 24, the upper limit is 800 times as an example. The upper limit may be appropriately set in the range of 750 to 900 times. Further, the number of times the time saving state is continued when the continuous time saving function is activated is 200 times as an example. Further, the probability of winning the time saving is 1/50 as an example, and the number of continuations of the time saving state shifted by the time saving winning is 2 times as an example. However, the maximum number of times, the probability of winning a short time, and the number of times these are continued are determined as appropriate.
また、連続時短機能により移行する時短状態の継続回数は、図柄当り及び役物当りにより移行する時短状態の継続回数、及び、時短当選時に移行する時短状態の継続回数よりも多い。
なお、時短状態の継続回数として、第1特図の大当り抽選が行われる場合の第1継続回数と、第2特図の大当り抽選が行われる回数であって、第1継続回数よりも少ない回数である第2継続回数とが定められていても良い。そして、時短状態中、第1特図の大当り抽選が第1継続回数にわたって行われるか、又は、第2特図の大当り抽選が第2継続回数にわたって行われた場合に、時短状態が終了するようにしても良い。具体的には、例えば、時短当選が生じた場合の時短状態の継続回数であれば、第1継続回数が5回、第2継続回数が2回となっていても良い。
Further, the number of continuations of the time-saving state shifted by the continuous time-saving function is larger than the number of continuations of the time-saving state shifted by the symbol hit and the accessory hit, and the number of continuations of the time-saving state shifted at the time of winning the time-saving.
The number of continuations in the time-saving state is the number of times the first continuation when the big hit lottery of the first special figure is performed and the number of times the big hit lottery of the second special figure is performed, which is less than the number of times of the first continuation. The second number of continuations may be defined. Then, during the time saving state, the time saving state ends when the big hit lottery of the first special figure is performed over the first continuation number or when the big hit lottery of the second special figure is performed over the second continuation number. You can do it. Specifically, for example, the first continuation number may be 5 times and the second continuation number may be 2 times as long as the number of continuations in the time reduction state occurs when the time reduction winning occurs.
第2実施形態のパチンコ機50においては、第2特図の大当り抽選で小当りが発生するため、第2始動口12を狙い打つことで遊技者に有利な遊技を行うことができる。しかし、時短状態に移行した際、第2保留記憶はまだ生じておらず、第1保留記憶のみが存在するというケースが想定され、このようなケースにおいては、第2保留記憶が生じる前に第1保留記憶が消化される可能性がある。そして、第2特図の大当り抽選が行われる前に、第1特図の大当り抽選の回数が継続回数に達し、第2特図の大当り抽選が行われることなく時短状態が終了する恐れがある。
In the
これに対し、時短状態の継続回数として、上述した第1及び第2継続回数を設け、第1継続回数を第2継続回数よりも多い回数とすることで、時短状態に移行した後、第2特図の大当り抽選が行われることなく、時短状態が終了してしまうといった事態が発生するのを抑制できる。
(3)メインルーチン及び始動入賞確認処理について
第2実施形態においても、第1実施形態と同様のメインルーチン及び始動入賞確認処理が行われる。このため、詳細な説明は省略する。
On the other hand, as the number of continuations of the time saving state, the above-mentioned first and second continuation times are provided, and the number of times of the first continuation is set to be larger than the number of times of the second continuation. It is possible to suppress the occurrence of a situation where the time saving state ends without the big hit lottery of the special figure being performed.
(3) Main Routine and Start Winning Confirmation Process In the second embodiment, the same main routine and start winning confirmation process as in the first embodiment are performed. Therefore, a detailed description will be omitted.
(4)当否判定処理について
次に、主制御装置80が実行する当否判定処理について、図25~28に記載のフローチャートを用いて説明する。
当否判定処理を開始すると、特別電動役物が作動中か否か、すなわち、大当り遊技及び小当り遊技のうちのいずれかが実行中か否かを判定し(S200)、肯定判定なら(S200:yes)、大当り遊技処理に移行し、大当り遊技中でなければ(S200:no)、第1又は第2特図が変動中か否かを判定し(S205)、変動中でなければ(S205:no)、第1又は第2特図の確定図柄表示中であるか否か判定し(S210)、確定表示中でなければ(S210:no)、第2保留記憶が有るか否か判定し(S220)、否定判定なら(S220:no)、第1保留記憶が有るか否か判定し(S225)、否定判定なら(S225:no)大当り遊技処理に移行し、S220、又はSS225が肯定判定なら(S220:yes,S225:yes)、S230に進む。このS220とS225の判定順序により、第2保留記憶の大当り抽選が優先的に実施される。
(4) About the hit / fail determination process Next, the hit / fail determination process executed by the
When the hit / fail determination process is started, it is determined whether or not the special electric accessory is operating, that is, whether or not one of the big hit game and the small hit game is being executed (S200), and if it is affirmative (S200:). Yes), the process shifts to the jackpot game process, and if the jackpot game is not in progress (S200: no), it is determined whether or not the first or second special figure is changing (S205), and if it is not changing (S205: no). no), it is determined whether or not the confirmed symbol of the first or second special figure is being displayed (S210), and if it is not being displayed (S210: no), it is determined whether or not there is a second reserved memory (S210). S220), if it is a negative judgment (S220: no), it is judged whether or not there is a first hold memory (S225), if it is a negative judgment (S225: no), it shifts to the jackpot game processing, and if S220 or SS225 is a positive judgment. (S220: yes, S225: yes), proceed to S230. According to the determination order of S220 and S225, the big hit lottery of the second reserved memory is preferentially carried out.
続くS230では、判定対象となる第1又は第2保留記憶のシフト処理を行う。これにより最も古い第1又は第2保留記憶を大当り抽選の対象とするとともに、保留記憶数を示す第1又は第2保留記憶カウンタから1を減算する。
S230に続いては、大当り抽選の対象とした保留記憶の大当り判定用乱数の値と予め設定された当否判定テーブルとを比較して、乱数値が当否判定テーブル内の判定値と一致するか比較する(S235)。これにより、該保留記憶が消化され、該保留記憶に基づく大当り抽選が行われる。
In the subsequent S230, the shift processing of the first or second reserved storage to be determined is performed. As a result, the oldest first or second reserved memory is targeted for the jackpot lottery, and 1 is subtracted from the first or second reserved storage counter indicating the number of reserved memories.
Following S230, the value of the jackpot determination random number of the hold storage targeted for the jackpot lottery is compared with the preset hit / fail judgment table to compare whether the random number value matches the judgment value in the hit / fail judgment table. (S235). As a result, the reserved memory is digested, and a big hit lottery based on the reserved memory is performed.
続くS240では、大当り判定用乱数の比較処理(S235)の結果が大当り(判定値と同一)であるか否か判定する。肯定判定なら(S240:yes)、大当り(換言すれば、図柄当り)が生じたものとして、図柄モード設定処理を行う(S245)。図柄モード設定処理では、判定対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数1に基づいて、大当り遊技の内容と大当り遊技終了後の遊技状態を決定する図柄モードを設定する。続いて、設定した図柄モードの種類と判定対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数2に基づいて大当り図柄選択処理を行う(S250)。これは、図柄モードの設定によって決定した大当りの種類(大当り遊技の内容と大当り遊技終了後の遊技状態)と大当り図柄との関連付けを行うために、図柄モードの種類毎に設定された図柄郡の中から確定図柄を決定する処理となる。
In the following S240, it is determined whether or not the result of the big hit determination random number comparison process (S235) is a big hit (same as the determination value). If it is affirmative (S240: yes), it is assumed that a big hit (in other words, a symbol hit) has occurred, and the symbol mode setting process is performed (S245). In the symbol mode setting process, a symbol mode for determining the content of the jackpot game and the game state after the jackpot game is set is set based on the
次にS245で設定した図柄モードに基づいてモードバッファ設定処理を行う(S255)。モードバッファは大当り抽選時に決定した大当り遊技終了後の遊技状態の内容を、該遊技状態を設定する大当り遊技終了時まで記憶する装置である(大当り遊技中は遊技状態を設定する時短フラグ(時短状態中であることを示すフラグ)をクリアする必要があるため)。モードバッファとしては、具体的な遊技内容(時短状態への移行の有無や継続期間)は記憶せず、複数種類の具体的な遊技内容のそれぞれに対応した値を記憶する構成となっている。 Next, the mode buffer setting process is performed based on the symbol mode set in S245 (S255). The mode buffer is a device that stores the contents of the game state after the end of the big hit game determined at the time of the big hit lottery until the end of the big hit game that sets the game state (during the big hit game, the time saving flag (time saving state) that sets the game state. Because it is necessary to clear the flag indicating that it is inside). The mode buffer does not store specific game contents (whether or not there is a transition to a time-saving state and the duration), but stores values corresponding to each of a plurality of types of specific game contents.
次に、S245で設定した図柄モードに基づいて大当り遊技の内容となる第1大入賞口20の開放パターンの設定処理を行う(S260)。続いて、大当り抽選の対象とした保留記憶のリーチ決定用乱数および変動パターン決定用乱数に基づいて、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10、及び演出図柄表示装置6に表示する図柄の変動時間となる変動パターンを、変動パターン選択テーブルから選択する(S265)。なお、図柄の変動時間が長い場合には、該大当り抽選に対応して行われる後述する図柄演出において、SPリーチ等といった期待度の高いリーチ演出が発生しても良い。また、第1又は第2特図に対応する保留記憶数が3個以上である場合等には、そうでない場合に比べて変動時間が短縮されても良い。
Next, based on the symbol mode set in S245, the opening pattern of the first big winning
次に、選択した大当り図柄および変動パターンの情報を、変動指示コマンドとしてサブ統合制御装置83へ送信する(S270)。
S240が否定判定なら(S240:no)、図26のS275に移行し、主制御装置80は、連続カウンタが0より大きいか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S275:yes)、主制御装置80は、S280に移行して連続カウンタをデクリメントすると共に、続くS290にて連続カウンタが0か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S290:Yes)、連続時短機能を作動させるべく、S295に移行する。S295では、主制御装置80は、連続時短機能の作動により時短機能をさせるため、新たに移行する時短状態の継続回数を設定し、S300に移行する。一方、主制御装置80は、S275又はS290で否定判定が得られた場合には、S300に移行する。
Next, the selected jackpot symbol and fluctuation pattern information is transmitted to the
If S240 is a negative determination (S240: no), the process proceeds to S275 in FIG. 26, and the
S300では、主制御装置80は、判定の対象が第2保留記憶であれば、S235の比較処理の結果が小当りであるか否か判定し(S300)、肯定判定なら(S300:yes)、特図の種類、遊技状態、及び小当り図柄決定用乱数に基づいて確定図柄となる小当り図柄を選択し(S305)、続いて小当り遊技の開放パターン設定処理を行い(S310)、小当り遊技における第2大入賞口21の開放パターンと可動片105の動作を設定する。その後、S265と同様にして、小当り図柄に対応する変動パターン選択処理を行い(S315)、その後、図25のS270に移行して、小当り図柄および変動パターンの情報となる変動指示コマンドをサブ統合制御装置83へ送信する。
In S300, the
S300が否定判定なら(S300:no)S320に移行し、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り決定用乱数に基づき、第1特図の大当り抽選にて時短当選が発生したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S320:yes)、主制御装置80は、時短図柄を確定表示することを決定し(S325)、S330に移行する。なお、複数の種類の時短図柄が設けられている場合には、大当り決定用乱数、又は、大当り決定用乱数及び大当り図柄決定用乱数に基づき、確定表示する時短図柄の種類を決定しても良い。一方、否定判定の場合には(S320:no)、S340に移行する。
If S300 is a negative determination (S300: no), the process proceeds to S320, and the
S330では、主制御装置80は、連続時短機能の作動が開始されるか否かを判定し、否定判定が得られた場合には(S330:no)、S335に移行すると共に、肯定判定が得られた場合には(S330:yes)、S315に移行する。S335では、主制御装置80は、時短当選により時短機能をさせるため、新たに移行する時短状態の継続回数を設定し、S315に移行する。S315では、S265と同様にして、時短図柄に対応する変動パターン選択処理を行い、その後、図25のS270に移行して、時短図柄および変動パターンの情報となる変動指示コマンドをサブ統合制御装置83へ送信する。
In S330, the
S320が否定判定なら(S320:no)、確定図柄となるハズレ図柄を選択し(S340)、続いて、S315に移行してハズレ図柄に対応する変動パターン設定処理を行う。そして、図25のS270に移行して、ハズレに関する図柄及び変動パターンの情報となる変動指示コマンドをサブ統合制御装置83へ送信する。
なお、変動指示コマンドを受信したサブ統合制御装置83からの指示に基づき、演出図柄制御装置82は、演出図柄表示装置6を制御し、大当り図柄、小当り図柄、時短図柄、又はハズレ図柄と、変動パターンの情報とに基づいた第1又は第2特図に対応した演出図柄の変動表示を開始する。サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に、主制御装置80は、第1特別図柄表示装置9、又は、第2特別図柄表示装置10を直接制御して特別図柄の変動を開始する。
If S320 is a negative determination (S320: no), a lost symbol to be a definite symbol is selected (S340), and then the process proceeds to S315 to perform a variation pattern setting process corresponding to the lost symbol. Then, the process proceeds to S270 of FIG. 25, and a fluctuation instruction command that is information on the symbol and the fluctuation pattern related to the loss is transmitted to the
In addition, based on the instruction from the
そして、S270の実行後、大当り遊技処理に移行する。
次に、S205が肯定判定、即ち、特別図柄の変動中であれば(S205:yes)、図27のS345に進み、特別図柄の変動時間が経過したか否か判定する。否定判定なら(S345:no)大当り遊技処理に移行し、肯定判定なら(S345:yes)、確定コマンドをサブ統合制御装置83に送信し、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10を制御してS250、S305、S325、又はS340で選択した確定図柄を確定表示させる(S350)。確定コマンドを受信したサブ統合制御装置83は、演出図柄制御装置82に予め選択されていた演出図柄を確定表示させる指示信号を送信し、演出図柄制御装置82は、その信号に応じて演出図柄表示装置6を制御して演出図柄を確定表示させる。これにより、第1又は第2特別図柄と、演出図柄表示装置6に表示される演出図柄の変動の開始と終了とが同じタイミングになる(同期する)。
Then, after the execution of S270, the process shifts to the jackpot game process.
Next, if S205 is an affirmative determination, that is, if the special symbol is changing (S205: yes), the process proceeds to S345 of FIG. 27, and it is determined whether or not the change time of the special symbol has elapsed. If it is a negative judgment (S345: no), the process shifts to the jackpot game process, and if it is an affirmative judgment (S345: yes), a confirmation command is transmitted to the
S350に続いては、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10で確定表示させた第1又は第2特別図柄が、図柄当りの場合に表示される大当り図柄か否か判定し(S355)、肯定判定なら(S355:yes)、確定図柄の表示設定処理(確定図柄で表示させておく時間の設定)を行い(S360)、時短フラグが1か否か判定し(S365)、肯定判定なら(S365:yes)、時短フラグをクリアし(S370)、S370、又はS365の否定判定(S365:no)に続いては、条件装置作動開始処理(S375)と、役物連続作動装置作動開始処理(S380)を行い、大当りフラグをセットし(S385)、大当り演出指示コマンドをサブ統合制御装置83に送信する(S390)。そして、S470に移行する。
Following S350, it is determined whether or not the first or second special symbol confirmed and displayed by the first special
一方、S355が否定判定、即ち、確定図柄が大当りでなければ(S355:no)、確定図柄の表示設定処理(確定図柄で表示させておく時間の設定)を行う(S395)。そして、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10で確定表示させた第1又は第2特別図柄が、小当り図柄か否か(換言すれば、小当りが発生したか否か)を判定する(S400)。小当りの場合(S400:yes)、小当り遊技の内容を設定すると共に(S405)、小当りフラグをセットする(S410)。そして、小当り開始演出を指示するコマンドを、サブ統合制御装置83に送信し(S415)、S420に移行する。一方、小当りでない場合(S400:no)、S420に移行する。
On the other hand, if S355 is a negative determination, that is, if the confirmed symbol is not a big hit (S355: no), the display setting process of the confirmed symbol (setting of the time for displaying the confirmed symbol) is performed (S395). Then, whether or not the first or second special symbol confirmed and displayed by the first special
続くS420では、時短フラグが1か否か(換言すれば、時短状態か否か)を判定し、肯定判定の場合(S420:yes)、時短状態中に実行可能な大当り遊技の残り回数をカウントするための時短カウンタをデクリメントし(S425)、S430に移行する。一方、時短フラグが0の場合(S420:no)、S430に移行する。
S430では、時短カウンタが0か否かを判定し、肯定判定の場合には(S430:yes)、S435に移行し、否定判定の場合には(S430:no)、S445に移行する。S435では、時短フラグをクリアして時短状態を終了し、続くS440では、時短終了演出を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し、S445に移行する。
In the following S420, it is determined whether or not the time reduction flag is 1 (in other words, whether or not it is in the time reduction state), and in the case of an affirmative judgment (S420: yes), the remaining number of jackpot games that can be executed during the time reduction state is counted. The time reduction counter for this is decremented (S425), and the process shifts to S430. On the other hand, when the time saving flag is 0 (S420: no), the process proceeds to S430.
In S430, it is determined whether or not the time reduction counter is 0, and if it is affirmative, it shifts to (S430: yes) and S435, and if it is negative, it shifts to (S430: no) and S445. In S435, the time saving flag is cleared to end the time saving state, and in subsequent S440, a command instructing the time saving end effect is transmitted to the
S445では、主制御装置80は、連続時短機能、又は、時短当選による時短機能の作動が開始されるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S445:yes)、S450に移行し、否定判定が得られた場合には(S445:no)、S470に移行する。そして、S450では、小当りフラグがセットされているか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S450:yes)、S470に移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S450:no)、S460に移行する。
In S445, the
S460では、主制御装置80は、時短フラグをセットし、続くS465では、連続時短機能の作動、又は、時短当選により移行する時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数を時短カウンタに設定し、S470に移行する。
S470では、上記処理の結果に基づく遊技状態を示す状態指定コマンドをサブ統合制御装置83に送信し、大当り遊技処理に移行する。
In S460, the
In S470, a state designation command indicating a game state based on the result of the above process is transmitted to the
図25に戻り、S210が肯定判定、即ち、確定図柄の表示中なら(S210:yes)、図28のS475に進み、確定図柄表示時間が経過したか否か判定し、否定判定なら(S475:no)大当り遊技処理に移行し、肯定判定なら(S475:yes)、確定図柄表示終了処理(S480)を行い、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10を制御して特図の確定表示を終了させ、サブ統合制御装置83に演出図柄の確定表示を終了させる指示信号を送信して大当り遊技処理に移行する。
Returning to FIG. 25, if S210 is affirmative, that is, if the confirmed symbol is being displayed (S210: yes), the process proceeds to S475 of FIG. 28 to determine whether or not the confirmed symbol display time has elapsed, and if it is negative (S475: yes). no) The process shifts to the jackpot game process, and if a positive judgment is made (S475: yes), the confirmed symbol display end process (S480) is performed, and the first special
(5)大当り遊技処理について
次に、主制御装置80が当否判定処理に続いて実行する大当り遊技処理について、図29~32に記載のフローチャートを用いて説明する。
S500にて、条件装置が未作動、即ち、大当り遊技中ではないか否か判定する。肯定判定なら(S500:yes)、小当り遊技中か否か判定し(S505)、否定判定なら(S505:no)リターンし、肯定判定なら(S505:yes)、小当り開始演出中か否か判定し(S510)、肯定判定なら(S510:yes)、小当り開始演出の終了時間か否か判定する(S515)。S515が否定判定なら(S515:no)リターンし、肯定判定なら(S515:yes)、第2大入賞口21を開放する小当り開放処理(S520)を行い、特定領域有効フラグをセットし(S525)、可動片ソレノイド105aの動作を開始させ(S530)本処理をリターンする。
(5) Big hit game processing Next, the big hit game processing executed by the
In S500, it is determined whether or not the condition device is not operating, that is, whether or not the jackpot game is in progress. If it is affirmative (S500: yes), it is determined whether or not the small hit game is in progress (S505), if it is negative, it returns (S505: no), and if it is affirmative (S505: yes), it is whether or not the small hit start is being produced. If it is determined (S510) and if it is affirmative (S510: yes), it is determined whether or not it is the end time of the small hit start effect (S515). If S515 is a negative judgment (S515: no), it returns, and if it is affirmative judgment (S515: yes), a small hit opening process (S520) for opening the second large winning
S510が否定判定なら(S510:no)、小当り動作中(第2大入賞口21の開放中)か否か判定し(S535)、肯定判定なら(S535:yes)、第2カウントスイッチ21aの検出球数(第2大入賞口21への入球数)が所定数(一例として、10個)未満か否か判定し(S540)、否定判定なら(S540:no)、小当り遊技としての第2大入賞口21の開放時間が終了したか否か判定し(S545)、否定判定なら(S545:no)リターンする。S540が肯定判定、又はS545が肯定判定なら(S540:yes、S545:yes)、第2大入賞口21の閉鎖処理を行い(S550)、小当り終了演出処理を行い(S555)リターンする。なお、第2大入賞口21の閉鎖処理の際には、特定領域106の有効時間の終了後に、特定領域有効フラグをクリアすると共に、可動片ソレノイド105aの動作を停止させる。
If S510 is a negative determination (S510: no), it is determined whether or not the small hit operation is in progress (the second big winning
S535が否定判定、即ち、小当り遊技となる第2大入賞口21の開放が終了していたなら(S535:no)、小当り終了演出の時間が終了したか否か判定し(S560)、否定判定なら(S560:no)リターンし、肯定判定なら(S560:yes)、小当り遊技終了処理を行い(S565)、小当りフラグをクリアする(S570)。続くS575では、主制御装置80は、大当りフラグが0であり、且つ、連続時短機能の作動が開始されるかどうかを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S575:yes)、時短フラグをセットすると共に(S580)、連続時短機能の作動により移行する時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数を時短カウンタに設定し(S585)、リターンする。一方、否定判定が得られた場合には(S575:no)、本処理をリターンする。
If S535 is a negative determination, that is, if the opening of the second big winning
S500が否定判定、即ち、大当り遊技中であれば(S500:no)、図30のS590に進み、第1大入賞口20及び第2大入賞口21が閉鎖中か否か判定し、肯定判定なら(S590:yes)、大当り開始演出中か否か判定し(S595)、肯定判定なら(S595:yes)、大当り開始演出時間が終了したか否か判定し(S600)、否定判定なら(S600:no)リターンし、肯定判定なら(S600:yes)、第1大入賞口20の開放処理を行って(S605)リターンする。これにより、大当り遊技の初回のラウンド遊技で、第1大入賞口20が開放される。
If S500 is a negative judgment, that is, during a big hit game (S500: no), the process proceeds to S590 in FIG. If (S590: yes), it is determined whether or not the jackpot start effect is in progress (S595), if it is affirmative (S595: yes), it is determined whether or not the jackpot start effect time has ended (S600), and if it is a negative determination (S600). : No) Return, if affirmative judgment (S600: yes), open processing of the first large winning
S595が否定判定、即ち、大当り開始演出中ではないなら(S595:no)、開放間インターバル中か否か判定し(S610)、肯定判定なら(S610:yes)、インターバルの終了時間か否か判定し(S615)、否定判定なら(S615:no)リターンし、肯定判定なら(S615:yes)、第1大入賞口20の開放処理を行う(S620)。これにより、大当り遊技の2ラウンド目以降では、常に第1大入賞口20が開放される。
If S595 is a negative determination, that is, if the jackpot start effect is not in progress (S595: no), it is determined whether or not it is in the open interval (S610), and if it is affirmative (S610: yes), it is determined whether or not it is the end time of the interval. (S615), if a negative judgment is made (S615: no), a return is made, and if a positive judgment is made (S615: yes), the first large winning
S610が否定判定、即ち、第1大入賞口20及び第2大入賞口21は閉鎖中だが、大当り開始演出中でも開放間インターバル中でもないなら(S610:no)、大当り終了演出中か否か判定し(S625)、否定判定なら(S625:no)、サブ統合制御装置83に大当り開始演出を指示するコマンドを送信する大当り開始演出処理を行い(S630)リターンする。一方、肯定判定なら(S625:yes)、図32のS670に移行する。
If S610 is a negative judgment, that is, the first big winning
S590が否定判定、即ち、第1大入賞口20が開放中なら(S590:no)、図31のS635に移行し、第1カウントスイッチ20aが遊技球を検出したか否か判定し(S635)、肯定判定なら(S635:yes)、第1カウントスイッチ20aの検出数が10個未満か否か判定する(S640)。
S640が肯定判定、又はS635が否定判定なら(S640:yes、S635:no)、第1大入賞口20の開放時間が終了したか否か判定し(S645)、否定判定なら(S645:no)リターンし、S645が肯定判定、又はS640が否定判定なら(S645:yes、S640:no)、第1大入賞口20の閉鎖処理を行う(S650)。そして、最終ラウンドか否かを判定し(S655)、最終ラウンドである場合には(S655:yes)、サブ統合制御装置83に大当り終了演出を指示するコマンドを送信する大当り終了演出処理を行い(S660)、リターンする。一方、最終ラウンドでない場合には(S655:no)、ラウンド間インターバル処理を行いサブ統合制御装置83にラウンド間インターバル演出を指示するコマンドを送信し(S665)、リターンする。
If S590 is a negative determination, that is, if the first large winning
If S640 is an affirmative judgment or S635 is a negative judgment (S640: yes, S635: no), it is determined whether or not the opening time of the first large winning
S625が肯定判定である場合に移行する図32のS670は、大当り終了演出の時間が終了したか否か判定し、否定判定なら(S670:no)リターンし、肯定判定なら(S670:yes)、役物連続作動装置の停止処理(S675)、条件装置の作動停止処理(S680)を行い、S255で設定したモードバッファを参照し(S685)、時短フラグをセットし(S690)、時短カウンタを設定し(S695)、モードバッファをクリアし(S700)、終了コマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S705)、遊技状態を示す状態指定コマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S710)、大当りフラグをクリアして(S715)リターンする。 S670 of FIG. 32, which shifts to the case where S625 is an affirmative determination, determines whether or not the time for the jackpot end effect has ended, returns if it is a negative determination (S670: no), and returns if it is an affirmative determination (S670: yes). The operation stop processing (S675) of the accessory continuous operation device and the operation stop processing (S680) of the condition device are performed, the mode buffer set in S255 is referred to (S685), the time reduction flag is set (S690), and the time reduction counter is set. (S695), clear the mode buffer (S700), send the end command to the sub-integrated control device 83 (S705), send the state specification command indicating the game state to the sub-integrated control device 83 (S710), and make a big hit. Clear the flag (S715) and return.
(6)役物当り検出処理について
次に、主制御装置80が実行する役物当り検出処理について、図33に記載のフローチャートを用いて説明する。役物当り検出処理は、周期的に実行される。なお、役物当り検出処理は、メインルーチンからコールされても良い。
S800では、特定領域有効フラグがセットされているか否かが判定される。肯定判定の場合には(S800:yes)、S805に移行し、否定判定の場合には(S800:no)、リターンする。S805では、特定領域スイッチ106aが遊技球を検出したか否か判定し、否定判定なら(S805:no)リターンし、肯定判定なら(S805:yes)、小当り図柄を参照し(S810)、参照した小当り図柄の種類に応じてS255と同様のモードバッファ設定処理(S815)を行い、大入賞口の開放パターンの設定を行う役物当り遊技設定処理(S820)を行う。
(6) Accessory Hit Detection Process Next, the accessory hit detection process executed by the
In S800, it is determined whether or not the specific area valid flag is set. In the case of an affirmative determination (S800: yes), the process proceeds to S805, and in the case of a negative determination (S800: no), a return is made. In S805, it is determined whether or not the specific area switch 106a has detected the game ball, and if it is a negative determination (S805: no), it returns, and if it is an affirmative determination (S805: yes), the small hit symbol is referred to (S810). The mode buffer setting process (S815) similar to that of S255 is performed according to the type of the small hit symbol, and the bonus game setting process (S820) for setting the opening pattern of the big winning opening is performed.
続いて、第2大入賞口21の閉鎖処理を行い(S825)、可動片ソレノイド105bの駆動を停止し(S830)、特定領域有効フラグをクリアし(S835)、小当りフラグをクリアし(S840)、時短フラグが1か否か判定し(S845)、肯定判定なら(S845:yes)時短フラグをクリアする(S850)。
S850、又はS845の否定判定(S845:no)に続いては、条件装置作動開始処理(S855)、役物連続作動装置作動開始処理(S860)を行い、大当りフラグをセットし(S865)、大当り開始演出指示コマンドと状態指示コマンドとをサブ統合制御装置83に送信し(S870、S875)リターンする。なお、大当り開始演出指示コマンドは、役物当りにより大当り遊技が開始されること(換言すれば、V入賞が生じたこと)を示すと共に、大当り遊技の総ラウンド数や第2大入賞口21の開放パターン等を示しても良い。
Subsequently, the second large winning
Following the negative determination (S845: no) of S850 or S845, the condition device operation start process (S855) and the accessory continuous operation device operation start process (S860) are performed, the jackpot flag is set (S865), and the jackpot is hit. The start effect instruction command and the state instruction command are transmitted to the sub-integrated control device 83 (S870, S875) and returned. In addition, the jackpot start production instruction command indicates that the jackpot game is started by hitting a character (in other words, a V prize has occurred), and the total number of rounds of the jackpot game and the second
(7)演出について
第2実施形態においても、第1実施形態と同様、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドに基づき演出図柄制御装置82等を制御し、演出図柄表示装置6の演出画面やスピーカ66等を介して各種演出を行う。具体的には、サブ統合制御装置83は、図柄演出や、保留演出や、変動中演出や、予告演出や、先読み演出や、先読み図柄演出や、連続予告や、大当り演出や、連チャン演出等を行う。また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様にして、通常モード、特典モード、特定モードといった複数の種類の演出モードが設けられている。また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様にして予告モードを設け、特定モードを予告モードとして構成しても良い。
(7) Effect In the second embodiment as well, the
ここで、特典期間における時短状態を第1時短状態とも記載し、時短当選又は連続時短機能により移行する時短状態を、第2時短状態とも記載する。第2実施形態においても、第1実施形態と同様、特典期間(換言すれば、第1時短状態)の終了後に特定モードに移行するが、第1時短状態の終了後には、特定モードに移行せず、通常モード等に移行する。また、第1実施形態と同様、通常モード且つ通常状態である場合に大当り抽選にて大当りに当選した後、特典モードから通常モードへの移行が生じるまでの期間に生じた図柄当り及び役物当りが連チャンとみなされ、該期間に生じた図柄当り及び役物当り(換言すれば、大当り遊技)の回数が、連チャン回数としてカウントされる。そして、第1実施形態と同様、連チャン回数が予め定められた開始回数に到達したことに起因して、連チャン演出が行われる。 Here, the time saving state in the privilege period is also described as the first time saving state, and the time saving state shifted by the time saving winning or the continuous time saving function is also described as the second time saving state. In the second embodiment as well, as in the first embodiment, the mode shifts to the specific mode after the end of the privilege period (in other words, the first time saving state), but after the end of the first time saving state, the mode shifts to the specific mode. Instead, it shifts to the normal mode or the like. Further, as in the first embodiment, in the normal mode and the normal state, after winning the big hit in the big hit lottery, the symbol hit and the accessory hit that occurred in the period from the transition from the privilege mode to the normal mode occur. Is regarded as a continuous chan, and the number of symbol hits and character hits (in other words, big hit game) that occur during the period is counted as the number of consecutive chans. Then, as in the first embodiment, the continuous chan production is performed because the number of consecutive chans reaches a predetermined number of start times.
しかし、第2実施形態では、特定モードへの移行タイミングにおいて第1実施形態と異なる。具体的には、第2実施形態では、特典期間の終了後、特典期間に生じた第2保留記憶(以後、残存保留記憶)が全て消化された後に、特定モードが開始される。
すなわち、上述したように、第2実施形態のパチンコ機50では、第1特図の大当り抽選では小当りに当選しないが、第2特図の大当り抽選で小当りに当選する。したがって、第1時短状態の終了後であっても、第1時短状態中に生じた第2保留記憶に基づき、第1時短状態と同様に遊技者に有利な大当り抽選が継続して行われる。このため、第2実施形態では、第1時短状態の終了後、該第1時短状態中に生じた残存保留記憶が全て消化されるまで特典モードが継続し、残存保留記憶が全て消化されると、特典モードから特定モードへ移行する。
However, the second embodiment is different from the first embodiment in the timing of transition to the specific mode. Specifically, in the second embodiment, after the end of the privilege period, the specific mode is started after all the second reserved memory (hereinafter referred to as the remaining reserved memory) generated in the privilege period is exhausted.
That is, as described above, in the
具体的には、第1実施形態と同様、特典期間に移行すると、図34(a)に示すように、特典モード803での演出が開始される。特典期間は右打ちが行われるため、特典モード803では、第2保留記憶に対応する保留演出820が行われると共に、第2特図の大当り抽選に対応する変動中演出830及び図柄演出810が行われる。そして、特典期間が終了すると、特典モード803中の演出で遊技状態が通常状態となることが報知される(図34(b)参照)。
Specifically, as in the first embodiment, when the privilege period is entered, the effect in the
なお、特典期間における最後の大当り抽選に対応する第2特図の変動時間は、特典期間における他の第2特図の変動時間よりも長くしても良い。こうすることにより、特典期間における最後の第2特図の変動表示中に、より確実に、第2保留記憶の保留数を最大値まで増やすことができる。このため、より確実に、特典期間に最大保留数の第2保留記憶がすべて消化されるまでの期間を加えた期間を、遊技者に有利な期間として提供することが可能となる。 The fluctuation time of the second special figure corresponding to the final big hit lottery in the privilege period may be longer than the fluctuation time of the other second special figures in the privilege period. By doing so, it is possible to more reliably increase the number of holdings of the second holding storage to the maximum value during the variable display of the last second special figure in the privilege period. Therefore, it is possible to more reliably provide a period in which the period until the maximum number of second reserved memories is exhausted is added to the privilege period as a period advantageous to the player.
特典期間の終了時に残存保留記憶が存在しなければ、特定モードに移行する。しかし、特典期間の終了時に残存保留記憶が存在している場合には、特典モードが継続する。この特典モードの継続期間では、遊技状態が通常状態となっているため、左打ちが行われる。そして、残存保留記憶が全て消化されると、特典モードから特定モードへと移行する(図34(c)参照)。なお、特定モード中は、第1保留記憶に対応する保留演出820が行われると共に、第1特図の大当り抽選に対応する変動中演出830及び図柄演出810が行われる。
If there is no remaining hold memory at the end of the privilege period, the mode shifts to the specific mode. However, if the remaining hold memory exists at the end of the privilege period, the privilege mode continues. During the duration of this privilege mode, since the game state is the normal state, left-handed strike is performed. Then, when all the remaining reserved memories are exhausted, the mode shifts from the privilege mode to the specific mode (see FIG. 34 (c)). In the specific mode, the
この他にも、特典期間の終了時、残存保留記憶が存在する場合には、図34(b)に示すようにして特典モード803中の演出で遊技状態が通常状態となることを報知した後、特典モード803からチャレンジモード806へと移行しても良い(図34(d)参照)。なお、チャレンジモード806とは、通常モード、特典モード、及び特定モードとは別に固有に設けられた演出モードである。
In addition to this, when the remaining hold memory exists at the end of the privilege period, after notifying that the game state becomes the normal state by the effect in the
チャレンジモード806中は、遊技状態が通常状態となっているため、左打ちが行われる。そして、残存保留記憶が全て消化されるまでチャレンジモード806を継続させ、残存保留記憶が全て消化されると、チャレンジモード806から特定モード804へと移行しても良い。この場合、特典モード803、チャレンジモード806、及び特定モード804中に生じた図柄当り及び役物当りが、連チャン回数としてカウントされることを念のため付言しておく。
During the
また、例えば、特典期間の終了時、残存保留記憶の有無に関わらず、特定モードに移行するようにしても良い。
[他の実施形態]
(1)第1及び第2実施形態のパチンコ機50を、連続時短機能が設けられていない構成としても良いし、時短当選が発生しない構成としても良い。つまり、時短当選の発生と、連続時短機能の作動とのうちの一方を、時短開始条件としても良い。このような構成においても、同様の効果が得られる。
Further, for example, at the end of the privilege period, the mode may be shifted to the specific mode regardless of the presence or absence of the remaining hold storage.
[Other embodiments]
(1) The
(2)第1実施形態のパチンコ機50は、大当り遊技後、特典期間に移行すると共に、特典期間中に所定回数の大当り遊技が行われると、通常状態に移行する構成となっている。また、第2実施形態のパチンコ機50は、所謂一種二種混合機として構成されている。しかし、本発明は、これらの構成に限らず、例えば、連続時短機能や時短当選が設けられた様々なタイプのパチンコ機に適用され得る。
(2) The
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
第1及び第2実施形態のパチンコ機50が弾球遊技機の一例に相当し、サブ統合制御装置83、演出図柄制御装置82、及び演出図柄表示装置6等が、演出手段の一例に相当する。
[Correspondence with claims]
The correspondence between the term used in the description of the above embodiment and the term used in the description of the claims is shown.
The
また、第1実施形態において、当否判定処理のS230、S235が当否判定手段の一例に相当し、S260、S325が変動手段の一例に相当し、S400、S405が第1時短手段及び第2時短手段の一例に相当し、S415、S420が第2時短手段の一例に相当する。また、大当り遊技処理のS530、S560、S620が大当り遊技手段の一例に相当し、S665、S670、S685、S690が、第1時短手段の一例に相当する。また、演出モード設定処理のS925、S930が演出手段の一例に相当する。また、連チャン演出開始処理のS1010、S1030がカウント手段の一例に相当し、S1020が演出手段の一例に相当する。 Further, in the first embodiment, S230 and S235 of the pass / fail determination process correspond to an example of the pass / fail determination means, S260 and S325 correspond to an example of the variable means, and S400 and S405 correspond to the first time saving means and the second time saving means. It corresponds to one example, and S415 and S420 correspond to an example of the second time saving means. Further, S530, S560, and S620 of the jackpot game processing correspond to an example of the jackpot gaming means, and S665, S670, S685, and S690 correspond to an example of the first time saving means. Further, S925 and S930 of the effect mode setting process correspond to an example of the effect means. Further, S1010 and S1030 of the continuous-chan effect start process correspond to an example of the counting means, and S1020 corresponds to an example of the effect means.
また、第2実施形態において、当否判定処理のS235が当否判定手段の一例に、S270、S350が変動手段の一例に相当し、S430、S435が第1時短手段及び第2時短手段の一例に相当し、S460、S465が第2時短手段の一例に相当する。また、大当り遊技処理のS520、S550が、小当り遊技手段の一例に相当し、S605、S620、S650が、大当り遊技手段の一例に相当し、S690、S695が、第1時短手段の一例に相当する。 Further, in the second embodiment, S235 of the pass / fail determination process corresponds to an example of the pass / fail determination means, S270 and S350 correspond to an example of the variable means, and S430 and S435 correspond to an example of the first time saving means and the second time saving means. However, S460 and S465 correspond to an example of the second time saving means. Further, S520 and S550 of the big hit game processing correspond to an example of the small hit game means, S605, S620 and S650 correspond to an example of the big hit game means, and S690 and S695 correspond to an example of the first time saving means. do.
1…遊技盤、3…遊技領域、5…センターケース、6…演出図柄表示装置、7…普通図柄表示装置、8…普図保留数表示装置、9…第1特図表示装置、10…第2特図表示装置、11…第1始動口、12…第2始動口、20…大入賞口、22…普通図柄作動ゲート、50…パチンコ機、80…主制御装置、81…払出制御装置、82…演出図柄制御装置、83…サブ統合制御装置。 1 ... Game board, 3 ... Game area, 5 ... Center case, 6 ... Directional symbol display device, 7 ... Normal symbol display device, 8 ... Normal figure hold number display device, 9 ... 1st special symbol display device, 10 ... No. 2 Special figure display device, 11 ... 1st start port, 12 ... 2nd start port, 20 ... Grand prize opening, 22 ... Normal symbol operation gate, 50 ... Pachinko machine, 80 ... Main control device, 81 ... Payout control device, 82 ... Production symbol control device, 83 ... Sub-integrated control device.
Claims (2)
始動口への入球に起因して当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定の結果を報知するため、前記変動表示を行う変動手段と、
前記当否判定で小当りになると、大入賞口を開放する小当り遊技を行う小当り遊技手段と、
前記当否判定で大当りになるか、又は、前記小当り遊技にて、前記大入賞口に入球した遊技球が特定領域に進入すると、複数のラウンドにわたって前記大入賞口を開放する大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
前記大当り遊技が行われた後に、前記時短状態に移行すると共に、該時短状態への移行後、予め定められた期間が経過すると、該時短状態を終了する第1時短手段と、
前記当否判定に関して定められた時短開始条件が充足されると、前記時短状態に移行すると共に、該時短状態への移行後、予め定められた期間が経過すると、該時短状態を終了する第2時短手段と、
特定モードを含む複数の演出モードのいずれかに移行可能であり、移行した前記演出モードに応じた態様で演出を行う演出手段と、を備え、
前記演出手段は、前記第1時短手段による前記時短状態の終了に起因して前記特定モードに移行し、前記第2時短手段による前記時短状態の終了に起因して、前記特定モード以外の他の前記演出モードに移行すること、
を特徴とする弾球遊技機。 It is a ball game machine that can shift to a time-saving state where the time for displaying fluctuations in special figures is shortened.
A hit / fail judgment means for making a hit / fail judgment due to the entry of a ball into the starting port, and
In order to notify the result of the hit / fail determination, the variable means for displaying the variation and the variable means
When a small hit is made in the above-mentioned hit / fail judgment, a small hit game means for performing a small hit game that opens the large winning opening, and a small hit game means.
When a big hit is achieved by the hit / fail determination, or when a game ball that has entered the big winning opening enters a specific area in the small hit game, a big hit game in which the big winning opening is opened over a plurality of rounds is performed. Big hit game means and
After the jackpot game is performed, the time saving state is entered, and when a predetermined period elapses after the transition to the time saving state, the first time saving means for ending the time saving state is used.
When the time saving start condition specified for the hit / fail determination is satisfied, the time saving state is entered, and when a predetermined period elapses after the transition to the time saving state, the second time saving state is terminated. Means and
It is possible to shift to any of a plurality of effect modes including a specific mode, and it is provided with an effect means for producing an effect according to the transferred effect mode.
The effect means shifts to the specific mode due to the end of the time saving state by the first time saving means, and other than the specific mode due to the end of the time saving state by the second time saving means. To shift to the production mode,
A ball game machine featuring.
前記演出モードとして、前記時短状態でない場合に移行し得る通常モードが設けられており、
前記演出手段は、前記特定モードの終了後に前記通常モードに移行し、
前記通常モード中における前記第1時短手段による前記時短状態への移行の要因となる前記当否判定での当選の発生後、前記演出手段による前記特定モードから前記通常モードへの移行が生じるまでに行われた前記大当り遊技の回数である連チャン回数をカウントするカウント手段をさらに備え、
前記演出手段は、前記連チャン回数が予め定められた開始回数に達したことに起因して、予め定められた前記演出である連チャン演出を行うこと、
を特徴とする弾球遊技機。 In the ball game machine according to claim 1,
As the effect mode, a normal mode that can be shifted to the case where the time is not shortened is provided.
After the end of the specific mode, the effect means shifts to the normal mode, and the effect means shifts to the normal mode.
After the winning in the hit / fail determination that causes the transition to the time-saving state by the first time-saving means in the normal mode, until the transition from the specific mode to the normal mode by the effect means occurs. Further provided with a counting means for counting the number of consecutive chans, which is the number of times of the big hit game
The effect means is to perform a predetermined number of consecutive chan effects due to the fact that the number of consecutive chans has reached a predetermined number of start times.
A ball game machine featuring.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020145792A JP2022040868A (en) | 2020-08-31 | 2020-08-31 | Pinball game machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Country | Link |
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