JP2022023566A - Storage facility - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、貯蔵施設に関する。 The present invention relates to a storage facility.
バイオマス、石炭、穀物等の各種原料を貯蔵するための貯蔵施設は、貯蔵タンクの内部に原料を搬送するため、昇降機、コンベア等の搬送機器を備える。これら搬送機器は貯蔵タンクの上部に接続等する必要があるため、構成部品等が貯蔵タンクの上部に搬送される。 A storage facility for storing various raw materials such as biomass, coal, and grains is equipped with transport equipment such as an elevator and a conveyor for transporting the raw materials inside the storage tank. Since these transport devices need to be connected to the upper part of the storage tank, components and the like are transported to the upper part of the storage tank.
特許文献1には、サイロの上部に設けられた搬送機器等を覆う建屋が開示されている。これにより、サイロの上部に設けられた建屋の内部に予め搬送機器等を収納しておくことができる。
特許文献1では、サイロの上部に建屋が設けられているため、例えば雨天時には建屋全体が風雨にさらされることにより腐食が進み、建屋全体の耐久性が低下する可能性がある。また、複数のサイロの上部にわたり建屋が設けられているため、作業負担も大きくなり、建屋の再利用も現実的ではない。
In
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、耐久性が維持され、簡易に設けられ、再利用も可能な収容構造を有する貯蔵施設を提供する。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a storage facility having a storage structure that maintains durability, is easily provided, and can be reused.
上記目的を達成するために、本発明に係る貯蔵施設は、開口部を有する上面部を備えたタンク部を有する。また、貯蔵施設は、上面部に配置される縁部を有し、タンク部の内部に配置され、上面が開口している収容部を有する。また、貯蔵施設は、収容部の開口を蓋うカバー部を有する。 In order to achieve the above object, the storage facility according to the present invention has a tank portion having an upper surface portion having an opening. Further, the storage facility has an edge portion arranged on the upper surface portion, and has a storage portion arranged inside the tank portion and having an open upper surface portion. The storage facility also has a cover that covers the opening of the containment.
本発明によれば、耐久性が維持され、簡易に設けられ、再利用も可能な収容構造を有する貯蔵施設を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a storage facility having a storage structure that maintains durability, is easily provided, and can be reused.
以下、本発明の実施の形態に係る貯蔵施設1について、図面を例示して説明する。なお、図1に示すように、タンク部10の延在方向をY軸方向、タンク部10の配列方向をX軸方向、XY軸に垂直な方向をZ軸方向とするXYZ座標系を設定し、適宜用いて説明する。また、各部材の厚さ、寸法は、説明のために適宜省略している。
Hereinafter, the
図1(A)に示すように、貯蔵施設1は、原料が収容される1つ以上のタンク部10と、搬送機器等を収容可能な収容部20と、を備える。
As shown in FIG. 1A, the
図1(A)及び(B)に示すように、タンク部10は、蓋部11、胴部12及び底部13により形成される缶状の部材である。タンク部10の内部、すなわち胴部12の内部は中空であり、原料を収容することができる。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
蓋部11は、胴部12の上端部に接続し、1つ以上の梁部14を有する部材であり、平板により形成され、タンク部10の上面部を形成する。蓋部11の外径は胴部12の上端の外径と同径又は大径に設計されている。
The
蓋部11には、投入部15が接続しており、開口部16が設けられている。
A
図1(A)及び(B)並びに図2(A)及び(B)に示すように、投入部15は、蓋部11の中央近傍に設けられている部材である。投入部15は、蓋部11を貫通して接続しており、後述するコンベア19により搬送される原料を、タンク部10の内部に投入する。投入部15から投入される原料により形成される噴射角θは、0°≦θ<180°の範囲で、任意の角度を取り得る。また、投入部15から投入される原料により形成される投入パターン(スプレーパターン)は任意の形状を取り得る。
As shown in FIGS. 1 (A) and 1 (B) and FIGS. 2 (A) and 2 (B), the
図2(A)及び(B)に示すように、収容部20がタンク部10の内部に配置されている場合、正面視において、蓋部11の中心側の収容部20の側面部の長さ(Y軸方向長さ:L1)は、L1>0を満たす。また、L1下端から投入される原料までの垂直距離(Y軸方向長さ:L2)は、L2≧0を満たす。そして、余弦定理より、L3は、斜辺AC×cosθ1で表され、L3≧L1+L2を満たす。なお、L1~L3を表す長さの単位は、収容部20の内部に搬送機器等を適宜収容することができる限り、任意に設定できる。
As shown in FIGS. 2A and 2B, when the
図1(B)に示すように、開口部16は、蓋部11に部分的に設けられた開口である。開口部16は、投入部15の周縁近傍に設けられる。例えば、故障発生に伴う各種作業が必要となる可能性の高い箇所の近傍に設けられる。
As shown in FIG. 1 (B), the
図1(A)及び(B)に示すように、底部13は、蓋部11と同径又は小径の部材であり、蓋部11と同一又は略同一の外形形状を有し、タンク部10の下面部を形成する。また、底部13は、胴部12の下端部に接続する。底部13には原料を排出するための開口として、図示しない流出口が設けられている。流出口の開閉は、図示しないバルブ機構により制御される。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
胴部12は、蓋部11と接続する上端部と、底部13と接続する下端部と、を有する柱状部材である。柱状部材である胴部12の任意の箇所からは漏斗部17が先細り(逆テーパ)に形成されており、漏斗部17の先端(下端部)で底部13と接続する。
The
また、図1(A)に示すように、タンク部10は、スタンド18により、少なくとも胴部12及び漏斗部17の2か所で支持される。
Further, as shown in FIG. 1A, the
このように形成されるタンク部10は、平面視で、円形配置、正方配置、長方配置、千鳥配置、トラス状に配置、ハニカム状に配置等される。
The
コンベア19は、投入部15からタンク部10の内部に投入される原料を搬送する。コンベア19は、1つ以上のタンク部10の投入部15と接続している。また、コンベア19は、投入部15に接続するための分岐を有し、図示しない切替機構により、適宜、投入部15に原料を搬送する。コンベア19は、例えば、チェーンコンベア、ベルトコンベア等を採用することができる。
The
昇降装置21は、コンベア19に原料を搬送する装置である。昇降装置21は、多数の搬送体が内装された支持部23を有する。支持部23は、長手軸方向(Y軸方向)において、地表面からコンベア19の上端以上の高さまでの長さ(L4)を有する。そして、支持部23は、少なくとも1つ以上設けられたタンク部10の近傍に、略垂直に立てられる。昇降装置21は、図示しない制御部により制御され、支持部23内の多数の搬送体をY軸方向に揚送移動させ、支持部23の上端部から搬出部22を介して原料をコンベア19に搬出する。昇降装置21としては、例えば、バケットエレベータを採用することができる。なお、L4を表す長さの単位は任意に設定できる。
The elevating
図3(A)及び(B)に示すように、収容部20は、4つの板状部材で形成される側面部20a及び1つの板状部材で形成される底面部20bにより形成される箱体と、側面部20aの上端及び/又は底面部20bから突出した縁部20cと、を有する箱形の部材である。また、収容部20の上面は開口しており、図4(A)~(D)に示すように、開口は、収容部20の縁部20cに取り付けられるカバー部24によって蓋われる。なお、収容部20はハシゴを備えていてもよい。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
図3(A)及び(B)に示すように、縁部20cは、蓋部11に配置され、フランジとして機能する部材である。縁部20cは、移動制限部として収容部20の水平方向の移動を制限し、また、脱落防止機構として、収容部20のタンク部10の内部への脱落を防止している。なお、蓋部11及び胴部12の外形を表す基準線を、一点鎖線で例示する。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
また、縁部20cは、側面部20aの全周、若しくは周の一部分から径方向外側に向かって突出しており、図3(A)に示すように、縁部20cが蓋部11に配置される場合、図3(B)に示すように、縁部20cの下面は蓋部11の上面部に当接する。
Further, the
縁部20cと蓋部11との当接部分からの気体、液体及び/又は固体の浸入を防止するため、当接部分の少なくとも一部は接着される。接着機構は特に限定されず、例えば、力学的な接着、化学的な接着、分散接着、静電接着、拡散接着、又はこれらを任意に組み合わせた接着等でもよい。
At least a part of the contact portion is adhered in order to prevent the infiltration of gas, liquid and / or solid from the contact portion between the
図4及び図5の(A)~(D)に示すように、カバー部24は、収容部20又は蓋部11に接続する部材であり、1つ以上の板状部材により形成される。カバー部24は、収容部20の上面の開口を蓋うことにより、収容部20の内部への気体、液体及び/又は固体の浸入を防止する。
As shown in FIGS. 4 and 5 (A) to (D), the
カバー部24は開閉可能に設けられ、例えば、図4及び図5の(A)~(D)に示すように、両開き式(観音開き式)(A)、片開き式(B)、昇降式(吊り下げ式)(C)、スライド式(D)等の方式により、適宜開閉可能である。
The
ここで、両開き式(観音開き式)及び片開き式の方式の場合、開閉機構としてヒンジ状の機構(図示しない)を有してよい。昇降式の方式の場合、クレーン等の吊り下げ作用を発揮する装置を用いて昇降させることができる。また、スライド式の場合、レール部を基準にカバー部24をスライドさせることができる。
Here, in the case of the double door type (double door type) and the single door type, a hinge-shaped mechanism (not shown) may be provided as the opening / closing mechanism. In the case of the elevating method, it can be elevated by using a device such as a crane that exerts a hanging action. Further, in the case of the slide type, the
このように、カバー部24が収容部20に接続している場合には、収容部20と一体として再利用することができる。
In this way, when the
このような構成を有する貯蔵施設1においては、タンク部10の内部に投入される原料が収容部20に接触しないため、原料に対する品質低下を防止することもできる。
In the
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。 The present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications and applications are possible.
例えば、図6(A)及び(B)に例示するように、収容部20が側面部20aの上部~下部の任意の位置から突出した縁部20cを有してもよい。
For example, as illustrated in FIGS. 6A and 6B, the
また、本実施の形態では、収容部20を箱形の部材として説明してきたが、立方体、直方体形状に限定されない。例えば、図6(B)~(D)に例示するように、側面部20aは1面以上で形成されてもよく、例示はしないが、底面部20bも1面以上で形成されてもよい。また、縁部20cの形状も、環状、多角形状等、任意に設定可能である。
Further, in the present embodiment, the
また、図7(A)に示すように、梁部14を有する蓋部11において、平行方向又は略平行な方向に複数並んだH鋼状部材により形成される梁部14に、収容部20の上端から突出する縁部20cを配置してもよい。
Further, as shown in FIG. 7 (A), in the
この場合、各H鋼状部材の第1フランジ部25の一面は、蓋部11の下面に接続している。
In this case, one surface of the
このように形成された梁部14において、2つ以上のH鋼状部材の第2フランジ部26の内面に、収容部20の縁部20cを配置することができる。
In the
また、図7(B)に示すように、第2フランジ部26の内面に、底面部20bから突出する縁部20cを配置してもよい。
Further, as shown in FIG. 7B, an
また、図7(C)に示すように、第2フランジ部26の内面に、側面部20aの上部~下部の任意の位置から突出する縁部20cを配置してもよい。
Further, as shown in FIG. 7C, an
また、本実施の形態では、柱状部材の任意の箇所から底部13にかけて漏斗状に形成されている漏斗部17を有する胴部12を例示したが、漏斗部17を有しなくともよい。例えば、図8に示すように、胴部12全体が柱状に形成されていてもよい。胴部12の全体が柱状に形成されている場合には、胴部12はスタンド18により支持されなくともよい。
Further, in the present embodiment, the
また、缶状の部材としてタンク部10を例示して説明してきたが、これに限定されない。例えば、胴部12が筒状形状又は多角形状に形成されていてもよい。
Further, although the
また、蓋部11と底部13とが同一又は略同一の外形形状を有する形態を例示して説明したが、タンク部10を形成する蓋部11、胴部12及び底部13の形状は、タンク部10を形成することができるのであれば特に限定されない。例えば、蓋部11及び底部13が円盤形状である場合に、胴部12における、蓋部11及び底部13に接続する箇所以外の形状は、任意であってよい。また、胴部12の上端部及び下端部にそれぞれ接続できるのであれば、蓋部11及び底部13それぞれの形状も、任意である。
Further, although the form in which the
また、投入部15の形状は、タンク部10の内部に原料を投入できるのであれば、任意に設定できる。
Further, the shape of the charging
また、開口部16の形状は、収容部20をタンク部10の内部に収容でき、縁部20cにより間隙を塞ぐことができるのであれば、任意に設定できる。
Further, the shape of the
また、本実施の形態では、1つの蓋部11に1つの開口部16を有する形態を例示して説明したが、蓋部11の耐久性に問題がないのであれば、特定の蓋部11が1か所以上、開口部16を有してもよい。
Further, in the present embodiment, the embodiment having one
また、少なくとも1つの蓋部11に1つ以上の開口部16を有する形態であればよく、2つ以上の蓋部11に開口部16を有しなくともよい。
Further, the form may be such that at least one
また、タンク部10の材質は、特に限定されない。例えば、タンク部10を形成する蓋部11、胴部12及び底部13を形成する部材の少なくとも1つの部材の材質が、コンクリート、合金等でもよい。
Further, the material of the
また、上記実施の形態で説明したように、カバー部24は、蓋部11に設けられてもよい。カバー部24が蓋部11に接続している場合には、収容部20を移送させることにより、カバー部24も随伴して移送されるため、簡易な移送を可能にする。
Further, as described in the above embodiment, the
また、図9に示すように、収容部20は、蓋部11に設けられた吊り下げ機構30に接続してタンク部10の内部に吊り下げられていてもよい。吊り下げ機構30は安全装置として機能する装置であり、チェーン31を備え、タンク部10の内部に収容部20の落下を防止することができるのであれば、吊り下げ機構30のチェーン31の長さは任意に設定することができる。チェーン31の本数は、任意に設定可能である。
Further, as shown in FIG. 9, the
1 貯蔵施設、10 タンク部、11 蓋部、12 胴部、13 底部、14 梁部、15 投入部、16 開口部、17 漏斗部、18 スタンド、19 コンベア、20 収容部、20a 側面部、20b 底面部、20c 縁部、21 昇降装置、22 搬出部、23 支持部、24 カバー部、25 第1フランジ部、26 第2フランジ部、30 吊り下げ機構、31 チェーン。 1 Storage facility, 10 Tank, 11 Lid, 12 Body, 13 Bottom, 14 Beam, 15 Throw, 16 Opening, 17 Funnel, 18 Stand, 19 Conveyor, 20 Containment, 20a Side, 20b Bottom part, 20c edge part, 21 lifting device, 22 carry-out part, 23 support part, 24 cover part, 25 first flange part, 26 second flange part, 30 suspension mechanism, 31 chain.
Claims (4)
前記上面部に配置される縁部を有し、前記タンク部の内部に配置され、上面が開口している収容部と、
前記収容部の開口を蓋うカバー部と、を有する、
貯蔵施設。 A tank with an upper surface with an opening,
An accommodating portion having an edge portion arranged on the upper surface portion, arranged inside the tank portion, and having an open upper surface.
It has a cover portion that covers the opening of the accommodating portion.
Storage facility.
請求項1に記載の貯蔵施設。 The tank portion and the accommodating portion are adhered to each other.
The storage facility according to claim 1.
請求項1又は2に記載の貯蔵施設。 The cover portion is provided in the tank portion or the accommodating portion.
The storage facility according to claim 1 or 2.
請求項1~3のいずれか1項に記載の貯蔵施設。
The cover portion has an opening / closing mechanism.
The storage facility according to any one of claims 1 to 3.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020126585A JP2022023566A (en) | 2020-07-27 | 2020-07-27 | Storage facility |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020126585A JP2022023566A (en) | 2020-07-27 | 2020-07-27 | Storage facility |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022023566A true JP2022023566A (en) | 2022-02-08 |
Family
ID=80226263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020126585A Pending JP2022023566A (en) | 2020-07-27 | 2020-07-27 | Storage facility |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022023566A (en) |
-
2020
- 2020-07-27 JP JP2020126585A patent/JP2022023566A/en active Pending
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