JP2022018551A - Vehicle handle device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用ハンドル装置に関する。 The present invention relates to a vehicle steering wheel device.
従来、車両用に用いられているステアリングホイールは、一般的に円形状であり、その中央部分はステアリングシャフトと連結されている。運転者がステアリングホイールを回転させると、ステアリングシャフトが自転して運転者の操作が操舵装置に伝達され、車両が操舵される。特許文献1には、ステアリングホイールと一体的に回転可能な操作レバーが設けられたハンドル装置が開示されている。特許文献1に記載のハンドル装置においては、運転者がステアリングホイールを回転させた際に、ステアリングホイールと操作レバーとが一体的に回転するので、ステアリングホイールと操作レバーとの相対位置が変化しない。そのため、ステアリングホイールの回転角度によって操作レバーの操作の仕方が異なるといったことがなく、操作レバーの操作性が向上する。 Conventionally, a steering wheel used for a vehicle is generally circular in shape, and a central portion thereof is connected to a steering shaft. When the driver rotates the steering wheel, the steering shaft rotates and the driver's operation is transmitted to the steering device to steer the vehicle. Patent Document 1 discloses a steering wheel device provided with an operating lever that can rotate integrally with a steering wheel. In the steering wheel device described in Patent Document 1, when the driver rotates the steering wheel, the steering wheel and the operating lever rotate integrally, so that the relative positions of the steering wheel and the operating lever do not change. Therefore, the operation method of the operation lever does not differ depending on the rotation angle of the steering wheel, and the operability of the operation lever is improved.
しかしながら、上記特許文献1に記載のハンドル装置においては、運転者がステアリングホイールを回転させた際に操作レバーも回転するため、操作レバーが運転者の膝と接近し、運転者の快適性を低下させてしまう虞がある、 However, in the steering wheel device described in Patent Document 1, since the operation lever also rotates when the driver rotates the steering wheel, the operation lever approaches the driver's knee and the driver's comfort is reduced. There is a risk of letting you
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、運転者の操作性を向上させつつ運転者の快適性の低下を防止することができる車両用ハンドル装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a steering wheel device for a vehicle capable of improving the operability of a driver and preventing a decrease in the comfort of the driver.
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本発明に係る車両用ハンドル装置は、車両の運転席前方に配設され、中央部においてステアリングシャフトと連結されて前記車両を操舵するステアリングホイールと、該ステアリングホイールと別体で構成され、前記ステアリングシャフトの一部を覆うコラムカバーと、前記コラムカバーに設けられ、非操舵時において前記ステアリングシャフトの軸心よりも下側領域の方が、上側領域よりも大きい曲率半径で形成された案内軌跡を有するガイド機構と、前記ステアリングホイールと一体的に回転し、かつ前記ガイド機構の前記案内軌跡に沿って移動する操作レバーと、を含んで構成されている。 In order to achieve the above object, the vehicle steering wheel device according to the present invention according to claim 1 is a steering wheel which is arranged in front of the driver's seat of the vehicle and is connected to a steering shaft at a central portion to steer the vehicle. A column cover that is separate from the steering wheel and covers a part of the steering shaft, and a region below the axis of the steering shaft when not steering is provided on the column cover. It includes a guide mechanism having a guide locus formed with a radius of curvature larger than that of the upper region, and an operating lever that rotates integrally with the steering wheel and moves along the guide locus of the guide mechanism. Has been done.
請求項1に記載の本発明に係る車両用ハンドル装置は、コラムカバーに設けられ、非操舵時においてステアリングシャフトの軸心よりも下側領域の方が、上側領域よりも大きい曲率半径で形成された案内軌跡を有するガイド機構と、ステアリングホイールと一体的に回転し、かつガイド機構の案内軌跡に沿って移動する操作レバーとを含んで構成されている。そのため、ステアリングホイールの回転に伴って、操作レバーも一体的に回転するので、運転者はステアリングホイールを操舵しながら、操作レバーを操作することができる。これにより、運転者はステアリングホイールから手を完全に離す機会を減らすことができ、かつ、ステアリングホイールの回転角度によって操作レバーの操作の仕方が異なるといったことがないので、操作レバーの操作性が向上する。 The vehicle steering wheel device according to the present invention according to claim 1 is provided on a column cover, and is formed in a region below the axis of the steering shaft with a radius of curvature larger than that in the upper region when not steering. It is configured to include a guide mechanism having a guide locus and an operation lever that rotates integrally with the steering wheel and moves along the guide locus of the guide mechanism. Therefore, as the steering wheel rotates, the operation lever also rotates integrally, so that the driver can operate the operation lever while steering the steering wheel. As a result, the driver can reduce the chance of completely releasing his hand from the steering wheel, and the operation method of the operation lever does not differ depending on the rotation angle of the steering wheel, so that the operability of the operation lever is improved. do.
また、操作レバーがステアリングシャフトの軸心よりも下側領域に移動する場合、操作レバーはコラムカバーに設けられたガイド機構の案内軌跡に沿って移動する。ガイド機構の案内軌跡は、下側領域の方が上側領域よりも曲率半径が大きく形成されているため、操作レバーが下側領域に位置する場合には、上側領域に位置する場合よりもステアリングシャフトの軸心側に位置することになる。これにより、ステアリングシャフトの軸心よりも下側領域においては、操作レバーがステアリングシャフトの軸心側に引っ込むことになるので、操作し易い操作レバーの長さを確保しつつ、運転者の膝への操作レバーの接近を抑制することができる。そのため、操作レバーの操作性を向上させつつ運転者の快適性の低下を防止することができる。 Further, when the operating lever moves to a region below the axis of the steering shaft, the operating lever moves along the guide locus of the guide mechanism provided on the column cover. Since the guide locus of the guide mechanism is formed to have a larger radius of curvature in the lower region than in the upper region, the steering shaft when the operating lever is located in the lower region than when it is located in the upper region. It will be located on the axis side of. As a result, in the region below the axis of the steering shaft, the operation lever is retracted to the axis side of the steering shaft, so that the operator's knee is secured while ensuring the length of the operation lever that is easy to operate. It is possible to suppress the approach of the operation lever of. Therefore, it is possible to prevent the driver's comfort from being lowered while improving the operability of the operation lever.
以上説明したように、本発明にかかる請求項1に記載の車両用ハンドル装置は、操作レバーの操作性を向上させつつ運転者の快適性の低下を防止することができる、という優れた効果を有する。 As described above, the vehicle steering wheel device according to claim 1 according to the present invention has an excellent effect that the operability of the operation lever can be improved and the driver's comfort can be prevented from being lowered. Have.
本発明の一実施形態に係る車両用ハンドル装置10について、図面を参照しながら説明する。図1は車両用ハンドル装置10の直進状態を示す概念図、図2は車両用ハンドル装置10の斜視図、図3はステアリングホイール12の回転を説明する車両用ハンドル装置10の平面図である。なお、以下で参照する各図において適宜示す矢印UP、矢印FR、矢印LH及び矢印RHは、車両の上方向、車両の前方向、車両左右方向(車幅方向)の左側方向及び右側方向をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。また、図1及び図6は、概念図であるため、図2~図5に示される車両用ハンドル装置10を誇張して表しており、詳細な形状や大きさ等が異なっている。
The vehicle
本発明の一実施形態に係る車両用ハンドル装置10は、図1及び図2に示されるように、ステアリングホイール12、コラムカバー14、右側操作レバー16A、及び左側操作レバー16Bを備えている。本実施形態においては、右側操作レバー16Aと左側操作レバー16Bの各々が、本発明の操作レバーに相当する。なお、図2~図5においては、説明の便宜上、左側操作レバー16Bの図示を省略し、右側操作レバー16Aのみを図示して、単に操作レバー16と称して説明する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the vehicle
ステアリングホイール12は、車両の運転席前方に配設される。すなわち、図1に示されるように、運転者20の前方に配設され、運転者20によって回転されることにより、車両を操舵する。ステアリングホイール12は、環状のリム120と、後述するステアリングシャフト18の上端部に図示しないロックナットで固定されるハブを含む中央部121と、リム120と中央部121とを連結する複数本のスポーク122とを備えている。
The
リム120は、運転者20が主に手で把持する部分であり、握り易い形状、例えば断面が円形である長尺物を閉ループの円形状とすることにより形成されている。また、リム120は運転者が長時間把持した際に、疲れを感じさせないような材質で形成されている。
The
中央部121は円柱状に形成されており、運転者20とは反対側の面の中央に、ステアリングシャフト18が連結されている。すなわち、運転者20によってリム120が回転されると、中央部121も回転し、この回転に伴ってステアリングシャフト18が自転する。これにより、運転者20によるハンドル操作が、ステアリングシャフト18に連結された図示しない操舵装置に伝達されて、車両が操舵される。
The
また、中央部121の運転者20とは反対側の面には、図2及び図3に示されるように、ステアリングシャフト18の近傍から外方に向かって放射線状に延設されたリム側ガイド機構121Aが設けられている。なお、リム側ガイド機構121Aについては、後で詳細に説明する。
Further, on the surface of the
複数本のスポーク122は、ステアリングホイール12が直進状態、すなわちリム120の回転角度(操舵角度)が0度である場合(図1に示す状態)において、中央部121下端から下方に延設された第1スポーク122Aと、中央部121右端から右側に延設された第2スポーク122Bと、中央部121左端から左側に延設された第3スポーク122Cとを備えている。
The plurality of
コラムカバー14は、図1及び図2に示されるように、円柱状に形成されており、ステアリングホイール12とは別体で構成されている。コラムカバー14は、中央部121と間隙を有して配設されており、ステアリングシャフト18の一部を覆っている。ステアリングシャフト18は、コラムカバー14に回転自在に支持されている。コラムカバー14のリム120側の面には、コラムカバー側ガイド機構14Aが設けられている。このコラムカバー側ガイド機構14Aが本発明のガイド機構に対応する。なお、コラムカバー側ガイド機構14Aについては、後で詳細に説明する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
右側操作レバー16A及び左側操作レバー16B、すなわち操作レバー16は、図2に示されるように、ステアリングホイール12とコラムカバー14との間に配設されている。右側操作レバー16Aは、図2及び図3に示されるように、リム120の回転角度(操舵角度)が0度である場合(図1に示す状態)において、ステアリングシャフト18の右斜め上方に配設されている。右側操作レバー16Aは、直方体で構成された本体部160と、本体部160の右側側面から斜め右上方向に延設された円柱状のレバー部161とを備えている。レバー部161は、本体部160に対して上下方向及び前後方向に傾動可能に構成されており、この傾動に応じた信号が車両を総合的に電子制御する図示しないECU(Electronic Control Unit)に送信される。なお、左側操作レバー16B(操作レバー16)は、図2及び図3において図示は省略しているが、リム120の回転角度(操舵角度)が0度である場合(図1に示す状態)において、ステアリングシャフト18の左斜め上方に配設されている。
The
本実施形態においては、一例として右側操作レバー16Aは、車両の操舵方向に関する信号を送信するレバーとして機能するウィンカー機能を有している。具体的にはレバー部161が上側に傾動されると、左折するために左折ランプを点滅させるための信号が送信され、下側に傾動されると、右折するために右折ランプを点滅させるための信号が送信される。また、一例として左側操作レバー16Bは、ワイパ装置を作動させるためのワイパ信号を送信するレバーとして機能するウィンドシールドウォッシャ機能を有している。
In the present embodiment, as an example, the
また、操作レバー16は、本体部160のコラムカバー14側(車両前方側)の前面に突設されたコラムカバー側突設部162と、本体部160のリム120側(車両後方側)の後面に突設されたリム側突設部163とを備えている。コラムカバー側突設部162とリム側突設部163とは同じ形状を有しており、それぞれ、前面又は後面から突設された円柱状の小径部162A、163Aと、小径部162A、163Aから突設された小径部162A、163Aよりも径の大きい円柱状の大径部162B、163Bとにより形成されている。コラムカバー側突設部162は、上述したコラムカバー側ガイド機構14Aに沿って、リム側突設部163は、上述したリム側ガイド機構121Aに沿ってそれぞれ移動する。
Further, the
ここでリム側ガイド機構121A及びコラムカバー側ガイド機構14Aについて詳細に説明する。リム側ガイド機構121Aは、図2及び図3に示されるように、ステアリングシャフト18の近傍から外方に向かって放射線状に延設された溝で構成されている。リム側ガイド機構121Aは、図3に示されるように、溝の幅方向中央の溝に沿った中心線が、レバー部161の軸と一致するように配設されている。溝は、その底溝幅がリム側突設部163の大径部163Bが摺動可能な大きさで形成されている。溝の開口は、リム側突設部163が容易に抜け出さないように、リム側突設部163の小径部163Aより大きく、上記大径部163Bよりも小さくなるように形成されている。リム側突設部163は、例えば、大径部163Bを傾けた状態で、大径部163Bの端部からリム側ガイド機構121Aの溝に挿入することで該溝に係合される。
Here, the rim
コラムカバー側ガイド機構14Aは、図2及び図3に示されるように、コラムカバー14のリム120側の面に形成されており、閉ループ形状の溝で構成されている。コラムカバー側ガイド機構14Aの溝は、上記リム側ガイド機構121Aの溝と同様に、その底溝幅がコラムカバー側突設部162の大径部162Bが摺動可能な大きさで形成されている。溝の開口は、コラムカバー側突設部162が容易に抜け出さないように、コラムカバー側突設部162の小径部162Aより大きく、上記大径部162Bよりも小さくなるように形成されている。コラムカバー側突設部162は、例えば、大径部162Bを傾けた状態で、大径部162Bの端部からコラムカバー側ガイド機構14Aの溝に挿入することで該溝に係合される。
As shown in FIGS. 2 and 3, the column cover
また、コラムカバー側ガイド機構14Aは、図3に示されるように、非操舵時においてステアリングシャフト18の軸心よりも下側領域S1の方が、上側領域S2よりも大きい曲率半径で形成された案内軌跡141を有している。本実施形態において、案内軌跡141は、コラムカバー側ガイド機構14Aの溝の幅方向中央の溝に沿った中心線をいう。すなわち、コラムカバー側ガイド機構14Aの溝に沿って移動するコラムカバー側突設部162の中心の軌跡が案内軌跡141となる。
Further, as shown in FIG. 3, the column cover
具体的には、図3に示されるように、下側領域S1における案内軌跡141Aは、案内軌跡141Aを構成する円弧の中心M1からの半径が曲率半径R1で示される。また、上側領域S2における案内軌跡141Bは、案内軌跡141Bを構成する半円弧の中心M2からの半径が曲率半径R2で示される。本実施形態においては、案内軌跡141は、下側領域S1の曲率半径R1の方が上側領域S2の曲率半径R2よりも大きくなるように形成されている。すなわち、案内軌跡141は、上側領域S2における案内軌跡141Bから中心M2までの距離よりも、下側領域S1における案内軌跡141Aから中心M2までの距離の方が小さくなるように形成されている。
Specifically, as shown in FIG. 3, in the
本実施形態においては、下側領域S1における案内軌跡141Aに形成されたコラムカバー側ガイド機構14Aの溝を下溝142、上側領域S2における案内軌跡141Bに形成されたコラムカバー側ガイド機構14Aの溝を上溝143とする。
In the present embodiment, the groove of the column cover
次に、本実施形態の作用効果について説明する。図4は図3のA-A線における車両用ハンドル装置10の断面図、図5に図3のB-B線における車両用ハンドル装置10の断面図、図6に車両用ハンドル装置の曲進状態を示す概念図をそれぞれ示す。
Next, the action and effect of this embodiment will be described. 4 is a cross-sectional view of the
操作レバー16は、図3に示されるように、リム120の回転角度(操舵角度)が0度である場合において、ステアリングシャフト18の右斜め上方に配設されている。すなわち、コラムカバー側突設部162とリム側突設部163とは、それぞれ、上側領域S2に位置している。この場合、図4に示されるように、コラムカバー側突設部162は、上側領域S2における案内軌跡141Bに形成されているコラムカバー側ガイド機構14Aの上溝143に係合される。また、リム側突設部163は、リム側ガイド機構121Aの溝に係合される。
As shown in FIG. 3, the operating
上記の状態から、例えば80度程度リム120を右回りに回転させるとする。ここで、図7に従来の車両用ハンドル装置100の概念図を示す。従来の車両用ハンドル装置100においても、ハンドル220は、車両の運転席前方に配設され、ハンドル220と一体的に回転する右側操作レバー216A及び左側操作レバー216Bが設けられている。各操作レバー216A、216Bは、一般的に運転者20がハンドル220を把持しながらであっても操作し易い長さで形成されている。すなわち、各操作レバー216A、216Bの端部はハンドル220から外方に突出する長さに形成されている。そのため、図7に示されるように、例えばハンドル220を右回りに回転させると、右側操作レバー216Aが運転者20の右の膝22に接近して、運転者20の快適性を低下させてしまう虞がある。
From the above state, it is assumed that the
そこで、本実施形態においては、コラムカバー14のリム120側の面に、下側領域S1の方が、上側領域S2よりも大きい曲率半径で形成された案内軌跡141を有するコラムカバー側ガイド機構14Aが設けられている。また、ステアリングホイール12の中央部121の運転者20とは反対側の面には、ステアリングシャフト18の近傍から外方に向かって放射線状に延設されたリム側ガイド機構121Aが設けられている。
Therefore, in the present embodiment, the column cover
上記コラムカバー側ガイド機構14A及びリム側ガイド機構121Aが設けられていることによって、図3に示されるように、リム120の回転角度(操舵角度)が0度である状態から、運転者20が例えば80度程度リム120を右回りに回転させた場合に、図3及び図6に示されるように、下側領域S1において、操作レバー16がステアリングシャフト18の軸心M側に引っ込むことになる。
By providing the column cover
具体的には、リム120を右回りに回転させると、中央部121も右回りに回転するので、リム側ガイド機構121Aもステアリングシャフト18の軸心Mを中心にして回転する。リム側突設部163はリム側ガイド機構121Aの溝に係合されており、この溝に沿った移動以外、一例としてステアリングシャフト18を囲む周方向の移動が規制されている。そのため、リム側突設部163が、リム側ガイド機構121Aとともに回転するので、この回転に伴って、本体部160及びレバー部161も回転する。
Specifically, when the
本体部160及びレバー部161は回転する際に、コラムカバー側突設部162がコラムカバー側ガイド機構14Aの溝に係合されているため、本体部160及びレバー部161もコラムカバー側突設部162と共に、案内軌跡141に沿って移動する。具体的には、本体部160及びレバー部161は、上側領域S2においては、上側領域S2における案内軌跡141Bに沿って、下側領域S1においては、下側領域S1における案内軌跡141Aに沿って移動する。
When the
ここで、コラムカバー側ガイド機構14Aは、下側領域S1の方が、上側領域S2よりも大きい曲率半径で形成された案内軌跡141を有している。すなわち、案内軌跡141は、上側領域S2における案内軌跡141Bから中心M2までの距離よりも、下側領域S1における案内軌跡141Aから中心M2までの距離の方が小さくなるように形成されている。そのため、図3に示されるように、コラムカバー側突設部162は下側領域S1において、曲率半径R1で形成されている案内軌跡141Aに沿って移動するので、下側領域S1においては、本体部160及びレバー部161が、ステアリングシャフト18の軸心M側に引っ込むことになる。
Here, the column cover
そして、本体部160及びレバー部161が、ステアリングシャフト18の軸心M側に引っ込む際には、図5に示されるように、リム側突設部163が、リム側ガイド機構121Aの溝に沿ってステアリングシャフト18の軸心M側(図5中、矢印D方向)に移動する。
Then, when the
ここで、図3に示されるように、リム120の回転角度(操舵角度)が0度である場合において、ステアリングシャフト18の軸心Mからレバー部161の端部までの距離を距離aとし図4参照)、リム120を80度程度右回りに回転させた場合において、ステアリングシャフト18の軸心Mからレバー部161の端部までの距離を距離bとする(図5参照)。すると、本体部160及びレバー部161が、ステアリングシャフト18の軸心M側に引っ込んだ状態(リム120を80度程度右回りに回転させた状態)では、距離bは距離aよりも短くなる。すなわちa>bとなる。
Here, as shown in FIG. 3, when the rotation angle (steering angle) of the
なお、リム120を左回りに回転させた場合には、図3及び図6に示されるように、下側領域S1において、左側操作レバー16Bがステアリングシャフト18の軸心M側に引っ込むことになる。
When the
以上により、操作レバー16が下側領域S1に位置する場合には、上側領域S2に位置する場合よりもステアリングシャフト18の軸心M側に位置することになる。これにより、ステアリングシャフト18の軸心Mよりも下側領域S1においては、操作レバー16がステアリングシャフト18の軸心M側に引っ込むことになるので、操作し易い操作レバー16の長さを確保しつつ、運転者20の膝22への操作レバー16の接近を抑制することができる。そのため、操作レバー16の操作性を向上させつつ運転者の快適性の低下を防止することができる。
As described above, when the operating
纏めると、本実施形態の車両用ハンドル装置10は、コラムカバー14に設けられ、非操舵時においてステアリングシャフト18の軸心10よりも下側領域S1の方が、上側領域S2よりも大きい曲率半径で形成された案内軌跡141を有するコラムカバー側ガイド機構14Aと、ステアリングホイール12と一体的に回転し、かつコラムカバー側ガイド機構14Aの案内軌跡141に沿って移動する操作レバー16とを含んで構成されている。そのため、ステアリングホイール12の回転に伴って、操作レバー16も一体的に回転するので、運転者20はステアリングホイール12を操舵しながら、操作レバー16を操作することができる。これにより、運転者20はステアリングホイール12から手を完全に離す機会を減らすことができ、かつ、ステアリングホイール12の回転角度によって操作レバー16の操作の仕方が異なるといったことがないので、操作レバー16の操作性が向上する。
In summary, the vehicle
また、操作レバー16がステアリングシャフト18の軸心Mよりも下側領域S1に移動する場合、操作レバー16はコラムカバー14に形成されたコラムカバー側ガイド機構14Aの案内軌跡141に沿って移動する。コラムカバー側ガイド機構14Aの案内軌跡141は、下側領域S1の方が上側領域S2よりも曲率半径が大きく形成されているため、操作レバー16が下側領域S1に位置する場合には、上側領域S2に位置する場合よりもステアリングシャフト18の軸心M側に位置することになる。これにより、ステアリングシャフト18の軸心Mよりも下側領域S1においては、操作レバー16がステアリングシャフト18の軸心M側に引っ込むことになるので、操作し易い操作レバー16の長さを確保しつつ、運転者20の膝22への操作レバー16の接近を抑制することができる。そのため、操作レバー16の操作性を向上させつつ運転者20の快適性の低下を防止することができる。
Further, when the operating
以上説明したように、本実施形態の車両用ハンドル装置10によれば、操作レバー16の操作性を向上させつつ運転者20の快適性の低下を防止することができる、という優れた効果を有する。
As described above, the vehicle
なお、本実施形態においては、下側領域S1の案内軌跡141Aが表す円弧の曲率半径を曲率半径R1としたが、本発明はこれに限られない。下側領域S1の案内軌跡141Aは、上側領域S2の案内軌跡141Bが表す半円弧の曲率半径R2よりも大きい曲率半径を有する円弧で構成されていればよい。例えば曲率半径R1で形成された円弧と、曲率半径R1及び曲率半径R2よりも大きい曲率半径R3で形成された円弧とを繋げて形成された円弧で構成されていてもよいし、曲率半径R2よりも大きい曲率半径の円弧をさらに複数繋げた円弧で構成されていてもよい。
In the present embodiment, the radius of curvature of the arc represented by the
また、本実施形態においては、右側操作レバー16Aがウィンカー機能を有するレバー、左側操作レバー16Bがウィンドシールドウォッシャ機能を有するレバーとしたが、本発明はこれに限られない。各操作レバー16が有する機能は特に限定されず、例えばオーディオボリューム調整機能等を有していてもよいし、適宜変更することができる。
Further, in the present embodiment, the right
また、本実施形態においては、コラムカバー側ガイド機構14A及びリム側ガイド機構121Aを溝で構成し、本体部160に、この溝に係合する突設部を設けたが、本発明はこれに限られない。操作レバー16が案内軌跡141に沿った移動を可能であり、かつ操作レバー16がリム側ガイド機構121Aにおけるステアリングシャフト18から中央部121の端部方向へのみの移動を可能とする構成であれば、公知の構造を使用してもよい。
Further, in the present embodiment, the column cover
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。 Although an example of the embodiment of the present invention has been described above, the embodiment of the present invention is not limited to the above, and one embodiment and various modifications may be used in combination as appropriate, and the present invention may be used. Of course, it can be carried out in various embodiments as long as it does not deviate from the gist of the above.
10 車両用ハンドル装置
12 ステアリングホイール
14 コラムカバー
14A コラムカバー側ガイド機構(ガイド機構)
141 案内軌跡
16 操作レバー
16A 右側操作レバー(操作レバー)
16B 左側操作レバー(操作レバー)
18 ステアリングシャフト
M 軸心
S1 下側領域
S2 上側領域
R1 下側領域の曲率半径
R2 上側領域の曲率半径
10 Vehicle
141
16B Left operation lever (operation lever)
18 Steering shaft M Axis center S1 Lower region S2 Upper region R1 Radius of curvature of lower region R2 Radius of curvature of upper region
Claims (1)
該ステアリングホイールと別体で構成され、前記ステアリングシャフトの一部を覆うコラムカバーと、
前記コラムカバーに設けられ、非操舵時において前記ステアリングシャフトの軸心よりも下側領域の方が、上側領域よりも大きい曲率半径で形成された案内軌跡を有するガイド機構と、
前記ステアリングホイールと一体的に回転し、かつ前記ガイド機構の前記案内軌跡に沿って移動する操作レバーと、
を含む車両用ハンドル装置。 A steering wheel that is arranged in front of the driver's seat of the vehicle and is connected to the steering shaft at the center to steer the vehicle.
A column cover that is separate from the steering wheel and covers a part of the steering shaft,
A guide mechanism provided on the column cover and having a guide locus formed in a region below the axis of the steering shaft with a radius of curvature larger than that in the upper region when not steering.
An operation lever that rotates integrally with the steering wheel and moves along the guide locus of the guide mechanism.
Vehicle steering wheel device including.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020121729A JP2022018551A (en) | 2020-07-15 | 2020-07-15 | Vehicle handle device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020121729A JP2022018551A (en) | 2020-07-15 | 2020-07-15 | Vehicle handle device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022018551A true JP2022018551A (en) | 2022-01-27 |
Family
ID=80203941
Family Applications (1)
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JP2020121729A Pending JP2022018551A (en) | 2020-07-15 | 2020-07-15 | Vehicle handle device |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2022018551A (en) |
-
2020
- 2020-07-15 JP JP2020121729A patent/JP2022018551A/en active Pending
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